JP2011022679A - プリンタドライバと情報処理装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが印刷設定の内容を変更する際に、その変更によりユーザの意図しない他の印刷設定項目の内容が変更されることを防ぎ、ユーザに対する印刷設定変更の際の操作性を向上させる。
【解決手段】 PCの制御部がプリンタドライバを実行することによって実現する禁則処理部は、機能Aの印刷設定内容が変更されたと判断し(S1)、禁則関係にある機能Bは存在すると判断し(S2)、機能Aが機能Bより優先度が高いと判断したら(S3)、優先度が高い方の機能Aの印刷設定内容を保持するように禁則を解決し、禁則条件に当てはまらないように機能Bの印刷設定内容を変更(S4)する。その後、機能Bの印刷設定内容の変更は成功したと判断すると(S5)、この禁則処理を終了する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、プリンタドライバと情報処理装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機を含む画像形成装置が有する印刷機能の各種設定項目について、ユーザは画像形成装置を利用するホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバが提供するユーザインタフェース(UI)を利用して、ホストコンピュータ上で任意の設定項目が設定可能である。
その設定項目の変更の際に、ユーザが矛盾した設定内容にしてしまうことを防止するため、プリンタドライバが各設定の組み合わせに対して禁則を設けることにより、ユーザが矛盾した設定をしないようにするという技術が考えられ既に知られている。
例えば、プリンタドライバが提供するUIを使用してユーザが指定する設定項目に対し、他の設定より影響を受ける禁則に対して、他の設定を自動で強制的に変更することにより、ユーザが指定する設定項目に対する禁則を解消し、ユーザの操作性を向上させるプリンタドライバ(例えば、特許文献1参照)があった。
しかしながら、上述した従来のプリンタドライバでは、禁則による設定項目の管理において、禁則を解決する際に、設定項目間に上下関係を設定し、それに従い解決していくものであったため、例えば、ある設定Aは他の設定Bによる禁則に該当する場合、設定Aの変更が適用できない場合がある。
また、他の設定Cでは禁則関係にある設定Dに対して禁則解決で優位に立っている場合、設定Cを変更した際に、禁則を解決するため、自身の設定ではなく、設定Dを変更する場合がある。
このように、禁則関係にある設定項目間で、上下関係があるため、設定項目に対してユーザがある設定項目を変更したことにより、ユーザが意図しない他の設定項目が禁則により強制的に変更されてしまうという問題があった。
そのため、ユーザは設定を変更した際に、他の設定に影響があるかどうかを知る必要があり、また、設定を変更した際に変更されたかどうかを把握しておく必要がある。
しかし、一般のユーザに対しそのような知識を要求することは難しいし、ユーザにとっての使い易さという点でも、ユーザがよく使う機能同士が禁則関係にある場合、ユーザは印刷毎に変更を行うことが必要になってしまい、使い難いUIとなってしまうという問題もあった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが印刷設定の内容を変更する際に、その変更によりユーザの意図しない他の印刷設定項目の内容が変更されることを防ぎ、ユーザに対する印刷設定変更の際の操作性を向上させることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、コンピュータに、複数の印刷設定項目間の優先度を設定する優先度設定手順と、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記各印刷設定項目間に予め定められた禁則条件と上記各印刷設定項目間に設定された優先度とに基づいて、上記印刷設定項目の変更内容に対する禁則処理を行う禁則処理手順を実行させるためのプログラムを含むプリンタドライバを提供する。
また、上記禁則処理手順は、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記禁則条件に基づいて上記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、その検索された他の印刷設定項目と上記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、上記内容が変更された印刷設定項目の方が上記他の印刷設定項目の優先度よりも高い場合、上記他の印刷設定項目の内容を上記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を含むとよい。
さらに、上述のようなプリンタドライバに、コンピュータに、上記禁則処理手順によって上記他の印刷設定項目の内容を上記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行い、上記他の印刷設定項目の内容の変更に対して禁則が発生した場合、上記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す手順を実行させるためのプログラムを含むようにするとよい。
また、上記禁則処理手順は、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記禁則条件に基づいて上記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、その検索された他の印刷設定項目と上記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、上記内容が変更された印刷設定項目の方が上記他の印刷設定項目の優先度よりも低い場合、上記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す処理を含むとよい。
さらに、複数の印刷設定項目間の優先度を設定する優先度設定手段と、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記各印刷設定項目間に予め定められた禁則条件と上記各印刷設定項目間に設定された優先度とに基づいて、上記印刷設定項目の変更内容に対する禁則処理を行う禁則処理手段を備えた情報処理装置を提供する。
また、上記禁則処理手段は、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記禁則条件に基づいて上記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、その検索された他の印刷設定項目と上記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、上記内容が変更された印刷設定項目の方が上記他の印刷設定項目の優先度よりも高い場合、上記他の印刷設定項目の内容を上記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行うとよい。
さらに、上述のような情報処理装置において、上記禁則処理手段によって上記他の印刷設定項目の内容を上記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行い、上記他の印刷設定項目の内容の変更に対して禁則が発生した場合、上記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す手段を設けるとよい。
また、上記禁則処理手段は、印刷設定項目の内容が変更された場合、上記禁則条件に基づいて上記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、その検索された他の印刷設定項目と上記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、上記内容が変更された印刷設定項目の方が上記他の印刷設定項目の優先度よりも低い場合、上記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す処理を行うとよい。
さらに、上記のようなプリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
この発明によるプリンタドライバは、コンピュータに、ユーザが印刷設定の内容を変更する場合にユーザが意図しない他の印刷設定項目の内容を変更することを防ぎ、ユーザに対する印刷設定変更の際の操作性を向上させるための機能を実現させることができる。
また、この発明による情報処理装置は、ユーザが印刷設定の内容を変更する際に、その変更によりユーザの意図しない他の印刷設定項目の内容が変更されることを防ぎ、ユーザに対する印刷設定変更の際の操作性を向上させることができる。
さらに、この発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに上記プログラムを容易に導入することができる。
この発明の一実施例のプリントシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示すプリンタドライバのモジュール構成とUIモジュールによって実現される機能構成とを示すブロック図である。 図2に示す禁則処理部の禁則処理を示すフローチャート図である。 印刷設定項目の内容の一例を示す説明図である。 禁則条件の一例を示す説明図である。
優先度情報の一例を示す説明図である。 優先度の変更を行う前後の優先度の上下関係及び禁則関係の一例を示す説明図である。 図1に示すPCで優先度の変更作業時の優先度調整画面例を示す図である。 図1に示すPCで優先度を変更する前に禁則処理をした場合の印刷設定画面の表示例を示す図である。
図1に示すPCにおける優先度を変更した後に禁則処理をした場合の印刷設定画面の表示例を示す図である。 図10に示す印刷設定画面からさらにフォールド機能の設定内容を変更した場合の表示例を示す図である。 図11に示す印刷設定画面よりさらにステープル機能の設定内容を変更した場合の表示例を示す図である。
図2に示すプリンタドライバのモジュール構成とUIモジュールによって実現される機能構成の他の例を示すブロック図である。 図2に示すプリンタドライバのモジュール構成とUIモジュールによって実現される機能構成のまた他の例を示すブロック図である。 図2に示すプリンタドライバのモジュール構成とUIモジュールによって実現される機能構成のさらに他の例を示すブロック図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図1は、この発明の一実施例のプリントシステムの構成を示すブロック図である。
このネットワークシステムは、複数のパーソナルコンピュータ(PC)1と、複数のプリンタ2とがネットワーク3を介して通信可能に接続されており、各PC1は互いにデータのやり取りを可能であり、また、各PC1はネットワーク3上の各プリンタ2を利用して印刷を行うことができる。なお、同図にはPC1とプリンタ2とはそれぞれ一台のみを図示し、その他の図示を省略している。
PC1は、CPU,ROM及びRAM(CPU,ROM及びRAMの図示は省略する)からなるマイクロコンピュータによって実現される制御部10を備えており、入力部12と表示部13を接続している。
制御部10は、CPUがROM内に格納された各種の制御プログラムを実行することにより、PC1の全体の制御を実行し、同じくROM内に格納されたプリンタドライバ11を実行することによって実現される機能部により、プリンタ2への印刷制御とこの発明に係る各種の処理を実行する。
入力部12は、キーボードを含む入力装置であり、利用者がPC1へ各種の操作情報を入力する装置であり、この入力部12によって入力された操作情報は制御部10へ送られ、制御部10は操作情報に基づく各種の処理を実行する。
表示部13は、LCDを含む表示装置であり、利用者に各種の作業画面や各種の情報を表示する装置であり、制御部10の制御処理によって表示が行われる。
プリンタ2は、PC1から送信されるプリントデータをPC1によって指示された設定情報に基づいて印刷を実行する印刷装置であり、モノクロプリンタでもカラープリンタでも良い。また、インクジェット方式,電子写真方式を含む各種の方式のプリンタが対象となる。なお、この実施例では、プリンタを用いた場合を説明するが、この発明は、印刷機能を備えたものならば、ファクシミリ装置,複写機,複合機を含む画像形成装置全般に適用することができる。
ネットワーク3は、インターネット,ローカルエリアネットワークを含む各種の通信網であり、有線でも無線でもよい。
図2は、図1に示すプリンタドライバ11のモジュール構成とUIモジュールによって実現される機能構成とを示すブロック図である。
プリンタドライバ11は、制御部10のROMに格納されたプログラムであり、CPUが実行するユーザインタフェース(UI)モジュール20と、描画モジュール25を有する。
UIモジュール20は、CPUの実行によって実現されるUI表示部21,禁則処理部22の各機能を果たす。また、禁則処理部22は、さらに禁則条件部23,優先度情報部24の各機能を果たす。そして、上記優先度情報部24がこの発明に係る優先度設定手順を実行して優先度設定手段の機能を果たす。また、上記禁則処理部22がこの発明に係る禁則処理手順を実行して禁則処理手段の機能を果たす。
UI表示部21は、PC1の表示部13に印刷設定の作業画面を表示し、ユーザが作業画面によって入力部12から印刷設定の変更を行った際に、禁則処理部22で印刷設定変更後に禁則とならないように変更を行った禁則処理の結果を表示部13に表示する処理を行う。
禁則処理部22は、UI表示部21から印刷設定変更内容が入力されると、禁則条件部23に保持している、印刷設定項目間での複数の禁則条件(例えば、ステープル使用とフォールド(Fold)使用を両立できない等の条件)を参照し、上記入力された印刷設定変更内容がどの禁則条件に該当するかを検索し、いずれかの禁則条件に該当した場合、優先度情報部24に保持している、各禁則条件についてどちらの印刷設定を優先するかを決定するための印刷設定項目全体の優先度情報に基づいて、印刷設定の禁則処理を実行し、その禁則処理の結果をUI表示部21に送る。
描画モジュール25は、印刷設定に基づいてプリントデータを描画する処理を行うが、公知技術なので詳細な説明を省略する。
また、制御部10のROMに優先度編集モジュール26を格納し、制御部10のCPUが優先度編集モジュール26を実行することにより、各印刷設定項目の優先度情報を取得し、編集して優先度情報部24に登録する機能を果たす。
図3は、図2に示す禁則処理部22の禁則処理を示すフローチャート図である。
なお、この説明における機能A,機能Bは、複数の印刷設定項目のいずれかを示す仮の名称である。
禁則処理部22は、UI表示部21から印刷設定の操作情報が入力されると、ステップ(図中「S」で示す)1で機能Aの印刷設定内容が変更されたか否かを判断する。
この禁則処理は、印刷設定内容の変更により生じた矛盾を解消するために実行されるものであり、印刷設定内容の変更が行われなければ、この禁則処理は実行しないので、ステップ1の判断処理を繰り返す。
ステップ1で、機能Aの印刷設定内容が変更されたと判断したら、ステップ2で禁則関係にある機能Bは存在するか否かを判断する。
この判断は、禁則条件部23に保持された各禁則条件を参照し、他の印刷設定と禁則関係があるか否かを判断する。ここで、独立した機能ならば禁則処理は必要ないから、独立した機能の場合、禁則の該当無しとして印刷設定内容を変更後の内容に確定し、その結果をUI表示部21へ通知する。
ステップ2で機能Aに対して禁則関係にある機能Bが存在すると判断した場合、ステップ3〜6によって禁則の解決処理を行っていく。
まず、ステップ3で、機能Aは禁則関係にある機能Bより優先度は高いか否かを判断する。この判断は、優先度情報部24が保持している優先度情報を参照し、印刷設定内容を変更した機能Aと、その機能Aと禁則関係にある機能Bとの優先度情報を比較し、その比較した結果、印刷設定内容を変更した機能Aと、その機能Aと禁則関係にある機能Bとでどちらの優先度が高いか否かを判断する。
ステップ3で機能Aが機能Bより優先度が高いと判断したら、ステップ4で、優先度が高い方の機能Aの印刷設定内容を保持するように禁則を解決し、禁則条件に当てはまらないように機能Bの印刷設定内容を変更する。
このように、印刷設定内容を変更した機能Aの優先度の方が機能Bよりも高い場合、機能Aと禁則関係にある機能Bの設定を、禁則が解決するように変更する。
これにより、機能A,機能Bの2つの印刷設定内容が変更されることとなる。
また、機能Aの変更のために機能Bの印刷設定内容を変更するため、機能Bの優先度を一時的に機能Aと同等であることとする。
これは、機能Bと機能Aの中間の優先度の機能によって、機能Bの変更がブロックされないためである。
一方、ステップ3で機能Aが機能Bより優先度が高くないと判断したら、ステップ6で、機能Aの印刷設定内容を変更前に戻し、この禁則処理を終了する。
すなわち、機能Aと禁則関係にある機能Bの優先度が高い場合、機能Aの印刷設定内容を設定変更前の状態に戻すことにより、開始状態と比較し、印刷設定内容の変更は行われない。
ステップ5では、機能Bの印刷設定内容の変更は成功したか否かを判断し、最終的に印刷設定内容の変更が成功したか否かを判断する。
ステップ5で機能Bの印刷設定内容の変更は成功したと判断した場合、印刷設定内容を変更した機能Aの優先度が高い場合、機能Aと禁則関係にある機能Bの印刷設定内容を、禁則が解決するように変更した結果、機能A以上の優先度の機能より変更がブロックされなかった場合、そのまま印刷設定内容を変更後の内容に確定し、その結果をUI表示部21へ通知する。
また、ステップ5で機能Bの印刷設定内容の変更は成功しなかったと判断した場合、機能Bの印刷設定内容の変更を、機能A以上の優先度を持つ機能Bによってブロックされた場合、機能Aよりも優先度が高い機能Bと禁則状態になったと判断し、機能Aの印刷設定内容を、変更前の設定内容に戻し、その結果をUI表示部21へ通知する。
なお、上述の禁則処理は実施例の一つであり、禁則を解決する方法として、変更時に設定を変更するのではなく、禁則に該当する機能について、UI表示部21上で選択不可、あるいは選択肢を制限することも考えられる。
図4は、印刷設定項目の内容の一例を示す説明図である。
例えば、上記機能A,機能Bの各印刷設定項目としては、拡大/縮小印刷機能,両面印刷機能(Duplex機能),ステープル機能(Staple機能),パンチ機能(Punch機能),フォールド機能(Fold機能),バインディング機能(binding機能),2in1印刷機能を含む多種類がある。
なお、プリンタドライバの機能及び機能間の禁則関係は非常に多いため、この実施例では、単純化し、ステープル機能,パンチ機能,フォールド機能の3つの機能の設定について説明する。
ステープル機能には、図4の(a)に示すように、この機能を実行しないオフ(Off),用紙の左上部綴じ(Top Left),用紙の右上部綴じ(Top Right),用紙の上部2箇所綴じ(2 at Top),用紙の左部2箇所綴じ(2 at Left),用紙の右部2箇所綴じ(2 at Right)の6種類の選択肢の設定内容が存在する。
また、パンチ機能には、図4の(b)に示すように、この機能を実行しないオフ(Off),用紙の左部2箇所に穴あけ(2 at Left),用紙の上部2箇所に穴あけ(2 at Top),用紙の右部2箇所に穴あけ(2 at Right)の4種類の選択肢の設定内容が存在する。
さらに、中折り機能,Z折り機能,三つ折り機能を含むフォールド機能には、図4の(c)に示すように、この機能を実行しないオフ(Off),左折り(Open to Left),右折り(Open to Right),上折り(Open to Top)の4種類の選択肢の設定内容が存在する。
図5は、禁則条件の一例を示す説明図である。
ここでは、ステープル機能とパンチ機能間、パンチ機能とフォールド機能間、ステープル機能とフォールド機能間の3つの禁則条件について説明する。
禁則条件の書式は、(機能名=“設定名”)AND(機能名=“設定名”)としており、ANDの左右の条件を満たした場合、禁則条件に該当していると判断することができる。また、機能名≠“設定名”は指定された設定以外であることを表している。
図5の(a)には、ステープル機能とパンチ機能間の禁則条件のパターンを示しており、例えば、(Staple=“Top Left”)AND(Punch=“2 at Right”)の禁則条件の場合、ステープル機能が“Top Left”であり、且つパンチ機能が“2 at Right”である場合は禁則に該当する。
同様に、図5の(b)には、パンチ機能とフォールド機能間の禁則条件のパターンを、図5の(c)には、ステープル機能とフォールド機能間の禁則条件のパターンをそれぞれ示している。
図6は、優先度情報の一例を示す説明図である。
優先度情報は、優先度編集モジュール26によって変更可能であり、例えば、図6の(a)に示すように、優先度情報部24に保持されている優先度情報が、優先度の高い順に、1.ステープル機能、2.パンチ機能、3.フォールド機能と設定されている場合、パンチ機能とフォールド機能の優先度を入れ替えると、優先度情報部24に保持されている優先度情報は、図6の(b)に示すように、1.ステープル機能、2.フォールド機能、3.パンチ機能の優先度順に変更される。
図7は、優先度の変更を行う前後の優先度の上下関係及び禁則関係の一例を示す説明図である。
図6の(a)の優先度情報の場合、図7の(a)に示すように、優先度が最も高い1.ステープル機能から順に、2.パンチ機能、3.フォールド機能の順になり、それらは互いに、図5に示すような禁則関係が設定されている。
また、図6の(b)の優先度情報の場合、図7の(b)に示すように、優先度が最も高い1.ステープル機能から順に、2.フォールド機能、3.パンチ機能の順になり、それらは互いに、図5に示すような禁則関係が設定されている。
図8は、優先度の変更作業時の優先度調整画面例を示す図である。
制御部10のCPUが優先度編集モジュール26を実行し、UI表示部21によって表示部13の表示画面に、図8に示すような優先度の変更作業時の優先度調整画面を表示する。
この優先度調整画面には、優先度順表示領域30に、上から優先度の高いものの順に、例えば、両面印刷機能,ステープル印刷機能,パンチ印刷機能,フォールド印刷機能の各機能が表示されている。
ユーザは入力部12からの操作によってカーソル33を上へ移動させる上方移動キー31又はカーソル33を下へ移動させる下方移動キー32を操作し、優先順位を変更する機能を選択する。
例えば、ステープル印刷機能の優先度を変更する場合、カーソル33をステープル印刷機能の位置に合わせた後、OKキー34を押してステープル印刷機能を選択し、ステープル印刷機能の優先度の変更先の位置までカーソル33を移動させ、再びOKキー34を押せば、ステープル印刷機能が優先度順が変更された位置に表示される。
例えば、カーソル33をフォールド印刷に合わせてOKキー34を押せば、パンチ印刷機能の次にステープル印刷機能の優先順位が下がる。
また、キャンセルキー35を押せば直前の操作を無効にし、標準に戻すキー36を押せば、優先度順表示領域30に表示された各機能の優先度順の表示内容が、優先度情報部24に保持されているデフォルトの優先順位に基づく初期の並びの表示内容に戻すことができる。
図9は、優先度を変更する前に禁則処理をした場合の印刷設定画面の表示例を示す図である。
この印刷設定画面は、印刷時の各種の印刷設定項目が表示されており、それぞれの項目についてユーザが任意の内容に設定することができ、画面中に、ステープル機能欄40,パンチ機能欄41,フォールド機能欄42が表示されている。
この印刷設定画面では、プリンタドライバ11の禁則条件部23の禁則条件が図5に示した内容であり、優先度情報部24に保持された優先度情報がデフォルト状態、すなわち、図6の(a)に示した優先度情報の状態時にパンチ機能の設定内容が変更され、禁則処理が施されたときの表示例を示している。
ユーザが、入力部12から表示部13に表示された印刷設定画面中のパンチ機能欄41に対して「(パンチ機能を使用)しない」の設定から、「左2つ(用紙の左部2箇所に穴あけ、2 at Left)」の設定に変更した場合、禁則処理部22は、図3に示したフローチャート図の処理を開始する。
禁則処理部22は、まず、機能Aに「パンチ機能」を設定し、図3のステップ1で「パンチ機能」の設定内容が変更されたか否かを判断し、「パンチ機能」の設定内容が変更されたので、図3のステップ2で、「パンチ機能」と禁則関係にある機能Bは存在するか否かを判断する。この判断処理では、禁則条件部23に保持された図5に示した禁則条件を参照し、パンチ機能と禁則関係にある他の機能を検索する。
この検索で、上記「左2つ(用紙の左部2箇所に穴あけ、2 at Left)」への変更により、図5の(b)に示した禁則条件「(Punch≠“Off”)AND(Fold≠“Off”)」に該当するので、パンチ機能と禁則関係にあるフォールド機能が存在すると判断し、図3のステップ3で、パンチ機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度は高いか否かを判断する。
この判断では、優先度情報部24に保持された図6の(a)に示した優先度情報に基づいて、パンチ機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度が高いと判断し、図3のステップ4で、禁則条件に当てはまらないようにフォールド機能の設定内容を変更する。すなわち、パンチ機能よりも優先度の低いフォールド機能に対して、禁則に該当しないように設定内容を変更する。
この場合、Fold≠“Off”が条件であり、パンチ機能の設定も“Off”ではないため、Fold=“Off”で固定し、その情報をUI表示部21へ通知し、UI表示部21は表示部13の印刷設定画面の表示を変更する。
したがって、図9に示すように、印刷設定画面のフォールド機能欄42の設定内容を「(フォールド機能を使用)しない」に固定したまま、ユーザによる変更入力を不可能にし、ユーザに対してフォールド機能欄42の設定の変更が不可能であることを通知するために、フォールド機能欄42をグレーアウト表示(図中斜線を施して示す)する。
禁則処理部22は、最後に、図3のステップ5のフォールド機能の変更は成功したか否かを判断し、Fold=“Off”である場合の禁則は他の機能であるステープル機能の設定内容に対して発生していないため、成功したと判断し、パンチ機能の設定内容の変更を確定する。
図10は、優先度を変更した後に禁則処理をした場合の印刷設定画面の表示例を示す図である。
この印刷設定画面では、プリンタドライバ11の禁則条件部23の禁則条件が図5に示した内容であり、優先度情報部24に保持された優先度情報がデフォルト状態から変更された場合、例えば、図6の(b)に示した優先度情報の状態時にパンチ機能の設定内容が変更され、禁則処理が施されたときの表示例を示している。
ユーザが、入力部12から表示部13に表示された印刷設定画面中のパンチ機能欄41に対して「(パンチ機能を使用)しない」の設定から、「左2つ(用紙の左部2箇所に穴あけ、2 at Left)」の設定に変更した場合、禁則処理部22は、図3に示したフローチャート図の処理を開始する。
禁則処理部22は、まず、機能Aに「パンチ機能」を設定し、図3のステップ1で「パンチ機能」の設定内容が変更されたか否かを判断し、「パンチ機能」の設定内容が変更されたので、図3のステップ2で、「パンチ機能」と禁則関係にある機能Bは存在するか否かを判断する。この判断処理では、禁則条件部23に保持された図5に示した禁則条件を参照し、パンチ機能と禁則関係にある他の機能を検索する。
この検索で、上記「左2つ(用紙の左部2箇所に穴あけ、2 at Left)」への変更により、図5の(b)に示した禁則条件「(Punch≠“Off”)AND(Fold≠“Off”)」に該当するので、パンチ機能と禁則関係にあるフォールド機能が存在すると判断し、図3のステップ3で、パンチ機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度は高いか否かを判断する。
この判断では、優先度情報部24に保持された図6の(b)に示した優先度情報に基づいて、パンチ機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度が低いと判断し、図3のステップ6で、パンチ機能の設定内容を変更前に戻し、その情報をUI表示部21へ通知し、UI表示部21は表示部13の印刷設定画面の表示を変更する。
したがって、図10に示すように、印刷設定画面のパンチ機能欄41は「(パンチ機能を使用)しない」の設定に戻した状態が表示される。
しかし、フォールド機能の設定は“Off”であり、禁則に該当していないため、フォールド機能欄42の設定内容は変更しない。
ただし、フォールド機能の方がパンチ機能よりも優先度が高いため、フォールド機能欄42の設定内容が固定されることはなく、変更は可能な状態にしている。
禁則処理部22は、最後に、図3のステップ5のフォールド機能の変更は成功したか否かを判断し、Fold=“Off”である場合の禁則は他の機能であるステープル機能の設定内容に対して発生していないため、成功したと判断し、表示内容を確定する。
図11は、図10に示す印刷設定画面からさらにフォールド機能の設定内容を変更した場合の表示例を示す図である。
図10に示す印刷設定画面において、今度はフォールド機能の設定内容を変更する。
ユーザが、入力部12から表示部13に表示された印刷設定画面中のフォールド機能欄42に対して「(フォールド機能を使用)しない」の設定から、「左折り(Open to Left)」の設定に変更した場合、禁則処理部22は、図3に示したフローチャート図の処理を開始する。
禁則処理部22は、まず、機能Aに「フォールド機能」を設定し、図3のステップ1で「フォールド機能」の設定内容が変更されたか否かを判断し、「フォールド機能」の設定内容が変更されたので、図3のステップ2で、「フォールド機能」と禁則関係にある機能Bは存在するか否かを判断する。この判断処理では、禁則条件部23に保持された図5に示した禁則条件を参照し、フォールド機能と禁則関係にある他の機能を検索する。
この検索で、上記「左折り(Open to Left)」への変更により、図5の(b)に示した禁則条件「(Punch≠“Off”)AND(Fold≠“Off”)」に該当するので、フォールド機能と禁則関係にあるパンチ機能が存在すると判断し、図3のステップ3で、フォールド機能は禁則関係にあるパンチ機能より優先度は高いか否かを判断する。
この判断では、優先度情報部24に保持された図6の(b)に示した優先度情報に基づいて、フォールド機能は禁則関係にあるパンチ機能より優先度が高いと判断し、図3のステップ4で、禁則条件に当てはまらないようにパンチ機能の設定内容を変更する。すなわち、フォールド機能よりも優先度の低いパンチ機能に対して、禁則に該当しないように設定内容を変更する。
この場合、Punch≠“Off”が条件であり、フォールド機能の設定も“Off”ではないため、Punch=“Off”で固定し、その情報をUI表示部21へ通知し、UI表示部21は表示部13の印刷設定画面の表示を変更する。
したがって、図11に示すように、印刷設定画面のパンチ機能欄41の設定内容を「(パンチ機能を使用)しない」に固定したまま、ユーザによる変更入力を不可能にし、ユーザに対してパンチ機能欄41の設定の変更が不可能であることを通知するために、パンチ機能欄41をグレーアウト表示(図中斜線を施して示す)する。
禁則処理部22は、最後に、図3のステップ5のパンチ機能の変更は成功したか否かを判断し、Punch=“Off”である場合の禁則は他の機能であるステープル機能の設定内容に対して発生していないため、成功したと判断し、フォールド機能の設定内容の変更を確定する。
図12は、図11に示す印刷設定画面よりさらにステープル機能の設定内容を変更した場合の表示例を示す図である。
図11に示す印刷設定画面において、さらにステープル機能の設定内容を変更する。
ユーザが、入力部12から表示部13に表示された印刷設定画面中のステープル機能欄40に対して「(ステープル機能を使用)しない」の設定から、「左2つ(用紙の左部2箇所綴じ,2 at Left)」の設定に変更した場合、禁則処理部22は、図3に示したフローチャート図の処理を開始する。
禁則処理部22は、まず、機能Aに「ステープル機能」を設定し、図3のステップ1で「ステープル機能」の設定内容が変更されたか否かを判断し、「ステープル機能」の設定内容が変更されたので、図3のステップ2で、「ステープル機能」と禁則関係にある機能Bは存在するか否かを判断する。この判断処理では、禁則条件部23に保持された図5に示した禁則条件を参照し、ステープル機能と禁則関係にある他の機能を検索する。
この検索で、上記「左2つ(用紙の左部2箇所綴じ,2 at Left)」への変更により、図5の(c)に示した禁則条件「(Staple=“2 at Left”)AND(Fold=“Open to Left”)」に該当するので、ステープル機能と禁則関係にあるフォールド機能が存在すると判断し、図3のステップ3で、ステープル機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度は高いか否かを判断する。
この判断では、優先度情報部24に保持された図6の(b)に示した優先度情報に基づいて、ステープル機能は禁則関係にあるフォールド機能より優先度が高いと判断し、図3のステップ4で、禁則条件に当てはまらないようにフォールド機能の設定内容を変更する。すなわち、ステープル機能よりも優先度の低いフォールド機能に対して、禁則に該当しないように設定内容を変更する。
この場合、Fold=“Open to Left”が条件であるから、ステープル機能よりも優先度の低いフォールド機能をデフォルト値のFold=“Off”に変更し、その情報をUI表示部21へ通知し、UI表示部21は表示部13の印刷設定画面の表示を変更する。
したがって、図12に示すように、印刷設定画面のフォールド機能欄42は「(フォールド機能を使用)しない」の設定に戻した状態が表示される。
禁則処理部22は、最後に、図3のステップ5のフォールド機能の変更は成功したか否かを判断し、Fold=“Off”である場合の禁則は他の機能であるステープル機能の設定内容に対して発生していないため、成功したと判断し、表示内容を確定する。
次に、上述の実施例では、優先度編集モジュール26をプリンタドライバ11の外部に組み込んだ場合を示したが、図13に示すように、優先度編集モジュール26をプリンタドライバ11′の内部に組み込むようにしても良い。
また、上述の実施例において、優先度編集モジュール26が編集した優先度情報(優先度設定ファイル)を記憶する優先度設定ファイル記憶部27を、図14及び図15に示すように、プリンタドライバ11又はプリンタドライバ11′の外部に新たに設けるようにしても良い。
この実施例によれば、ユーザが、プリンタドライバが提供する印刷設定変更UIを用いて設定内容を変更する際に、その設定内容の変更によりユーザの意図しない他の設定項目の内容が変更されることを防ぐことができる。また、ユーザの操作性を向上させることができる。
さらに、禁則に該当し、変更不可能な設定項目に対し、その設定を変更できるように他の設定項目を変更する従来技術と異なり、禁則を解決する優先順位を操作するので、ユーザが意図しない設定項目が変更されることを防ぐことができる。
また、ユーザが指定する印刷設定項目の優先順位を最高にすることにより、他の設定項目に影響されない設定項目にすることができる。
すなわち、印刷設定項目間の上下関係を任意に変更し、ユーザが設定内容を変更したくない印刷設定項目を他の設定項目に対して上位に置くことにより、設定内容の変更による禁則処理によって、ユーザが予期しない印刷設定項目の設定内容が勝手に変更されることを防ぐことができる。
この発明によるプリンタドライバと情報処理装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいて適用することができる。
1:PC 2:プリンタ 3:ネットワーク 10:制御部 11,11′:プリンタドライバ 12:入力部 13:表示部 20:UIモジュール 21:UI表示部 22:禁則処理部 23:禁則条件部 24:優先度情報部 25:描画モジュール 26:優先度編集モジュール 27:優先度設定ファイル記憶部 30:優先度順表示領域 31:上方移動キー 32:下方移動キー 33:カーソル 34:OKキー 35:キャンセルキー 36:標準に戻すキー 40:ステープル機能欄 41:パンチ機能欄 42:フォールド機能欄
特開2008‐152668号公報

Claims (9)

  1. コンピュータに、複数の印刷設定項目間の優先度を設定する優先度設定手順と、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記各印刷設定項目間に予め定められた禁則条件と前記各印刷設定項目間に設定された優先度とに基づいて、前記印刷設定項目の変更内容に対する禁則処理を行う禁則処理手順を実行させるためのプログラムを含むプリンタドライバ。
  2. 前記禁則処理手順は、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記禁則条件に基づいて前記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、該検索された他の印刷設定項目と前記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、前記内容が変更された印刷設定項目の方が前記他の印刷設定項目の優先度よりも高い場合、前記他の印刷設定項目の内容を前記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を含む請求項1記載のプリンタドライバ。
  3. コンピュータに、前記禁則処理手順によって前記他の印刷設定項目の内容を前記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行い、前記他の印刷設定項目の内容の変更に対して禁則が発生した場合、前記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す手順を実行させるためのプログラムを含む請求項2記載のプリンタドライバ。
  4. 前記禁則処理手順は、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記禁則条件に基づいて前記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、該検索された他の印刷設定項目と前記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、前記内容が変更された印刷設定項目の方が前記他の印刷設定項目の優先度よりも低い場合、前記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す処理を含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリンタドライバ。
  5. 複数の印刷設定項目間の優先度を設定する優先度設定手段と、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記各印刷設定項目間に予め定められた禁則条件と前記各印刷設定項目間に設定された優先度とに基づいて、前記印刷設定項目の変更内容に対する禁則処理を行う禁則処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記禁則処理手段は、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記禁則条件に基づいて前記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、該検索された他の印刷設定項目と前記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、前記内容が変更された印刷設定項目の方が前記他の印刷設定項目の優先度よりも高い場合、前記他の印刷設定項目の内容を前記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行うことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記禁則処理手段によって前記他の印刷設定項目の内容を前記内容が変更された印刷設定項目との禁則が解決するように変更する禁則処理を行い、前記他の印刷設定項目の内容の変更に対して禁則が発生した場合、前記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記禁則処理手段は、印刷設定項目の内容が変更された場合、前記禁則条件に基づいて前記内容が変更された印刷設定項目と禁則関係にある他の印刷設定項目を検索し、該検索された他の印刷設定項目と前記内容が変更された印刷設定項目の優先度を比較し、前記内容が変更された印刷設定項目の方が前記他の印刷設定項目の優先度よりも低い場合、前記内容が変更された印刷設定項目を変更前の内容に戻す処理を行うことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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