JP5982829B2 - 現像装置、及びプロセスユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、及びプロセスユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像室内のトナー残量の減少を検知するよう構成された現像装置、及びプロセスユニット、及び画像形成装置に関する。
例えば電子写真方式の画像形成装置においては、消耗品であるトナーの交換時期をユーザに報知するために、現像器やプロセスユニットに充填されたトナーの残量を検知するためのトナー残量検知機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のトナー残量検知機構は、現像装置のトナー収納室内のトナー残量によって回動するトナー残量検知部材を設け、当該トナー残量検知部材と連結された連動アームが現像器やプロセスユニットの外部から可視できるように配置されている。そして、トナー残量検知機構は、トナー収納室内のトナー残量が所定量以下に減少してトナー残量検知部材の回動範囲が現像装置のトナー担持体側へ拡大したときに、当該アームの位置を画像形成装置側に設けたセンサで読み取ることでトナー残量の減少(トナー交換時期)を検知するものである。
しかし、上記特許文献1では、トナーが印刷動作によって減少してトナー喫水面が低下したり、または、印刷量を少なく設定した現像器やプロセスユニットで予めトナー充填量が少なくトナー残量検知部材の軸以下のトナー喫水面であると、トナー残量検知部材と規制部材(現像ブレード)との間に空間ができる。その場合、トナー供給部材およびトナー担持体の回転で生じるトナー流によりトナー残量検知部材下方のトナーが搬送されてしまう。そのため、従来は、まだ現像するに十分なトナーが現像室内にあるにもかかわらず、トナー残量検知部材の回動範囲がトナー担持体側に広がることで画像形成装置側のセンサがアームを検知して、トナー交換時期であることを報知してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、トナー残量の検知精度を高めてトナー交換時期の報知を正確に行える現像装置及びプロセスユニット及び画像形成装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、トナーが供給される現像室に設けられたトナー担持体と、前記トナー担持体に下方からトナーを供給するトナー供給部材と、前記トナー供給部材近傍のトナーの量に対応してその回動範囲が変化することで前記現像室におけるトナー残量を検知するトナー残量検知機構と、を備えた現像装置において、
前記トナー残量検知機構は、前記トナー担持体と略平行に延在する回動支軸と、該回動支軸から延在する板状部とを有し、該板状部の先端側が前記トナー担持体から遠ざかる方向に向かって延在しており、
前記トナー担持体及び前記トナー供給部材の長手方向に延在形成され、且つ前記トナー残量検知機構の回動支軸に略平行となるように形成され、前記トナー供給部材及び前記トナー担持体の回転により生じる前記現像室内のトナー流による、前記トナー残量検知機構の回転支軸を乗り越えて前記板状部上に向かうトナーの移動を塞ぎ止めるトナー流制限部材を備え、
前記トナー流制限部材は、上端が前記現像室を形成する筐体に固定されるとともに下端が略重力方向に向けて延在するように形成された片持ち梁状の薄板形状であり、且つ、該下端は、水平方向において前記トナー残量検知機構の回動支軸と前記トナー供給部材の回転軸との間に配置されるとともに重力方向において前記トナー残量検知機構の回動支軸よりも下方位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、トナー供給部材及びトナー担持体の回転により生じる現像室内のトナー流によるトナー残量検知機構周辺のトナーの移動を制限するため、トナー残量検知機構の下側から上側へのトナーの移動を抑制できると共に、トナー残量に応じたトナー残量検知機構の回動位置を正確に検知してトナー交換時期の検知精度が高められ、トナー交換時期の報知の信頼性を高められる。
本発明による現像装置の一実施例を備えた画像形成装置の構成を示す図である。 本発明による現像装置の一実施例を備えたプロセスユニットの構成を示す縦断面図である。 本発明による現像装置の一実施例の構成を拡大して示す図である。 現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の取付状態を示す斜視図である。 トナー残量が十分にあるときのトナー残量検知部材の回動位置を示す縦断面図である。 トナー残量が減少したときのトナー残量検知部材の回動位置を示す縦断面図である。 トナー残量検知部材と同期する同期部材の構成を示す斜視図である。 現像装置内の攪拌・搬送部材、同期部材、トナー残量検知部材の取付状態を示す図である。 トナー交換時期を報知する報知機構の構成を示す斜視図である。 トナー流制限部材が設けられていない場合のトナー残量とトナー残量検知部材を示す縦断面図である。 トナー流制限部材が設けられていない状態でトナー残量が減少したときのトナー流の流れを示す縦断面図である。 現像室におけるトナー流の流れを制限するトナー流制限部材の取付状態を示す縦断面図である。 現像室におけるトナー流の流れを制限するトナー流制限部材の作用・効果を示す縦断面図である。 現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例1の取付状態を示す斜視図である。 現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例2の取付状態を示す斜視図である。 現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例3の取付状態を示す斜視図である。 トナー流制限部材の変形例4の取付状態を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔画像形成装置の構成〕
図1は本発明による現像装置の一実施例を備えた画像形成装置の構成を示す図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、中央にプロセスユニット2が配置されており、プロセスユニット2の下方には、給紙カセット11を有する給紙ユニット10が配置されている。
プロセスユニット2の上方には、ドラム状の像担持体としての感光体3にレーザ光を照射して潜像を形成する露光装置60を配置されている。
プロセスユニット2には、感光体3が設けられおり、その周囲には、感光体3の表面に帯電処理を行なう帯電装置40と、表面に露光されて形成された静電潜像をトナーで可視化する現像装置20と、感光体3に残留するトナーを除去回収するクリーニング装置50とが設けられている。
また、画像形成装置1には、感光体3上のトナー像を記録紙に転写する転写装置70と、トナー像を転写された記録紙を、一対のローラ間を通過させ熱と圧力を加えることによって記録紙上のトナー像を定着処理する定着装置80とがそれぞれ配置されている。
本実施形態の画像形成装置1は、上記したようにデジタル化された画像情報にもとづき画像を記録紙に記録するプリンターとして機能する画像形成装置であるが、その他に、制御部を設けることにより画像情報を遠隔地と送受信するファクシミリ装置の機能や、原稿を読取る読取装置、原稿搬送装置を設けることにより複写機の機能を有するようにして多機能化された画像形成装置とすることもできる。
以下に、画像形成装置1の構成及び各プロセス工程に関して詳述する。
〔感光体3の構成〕
感光体3としては、その材質、形状、構造、大きさ等については、例えばドラム状、シート状、エンドレスベルト状などから目的に応じて選択することができる。また、感光体3の大きさは、画像形成装置1の大きさや仕様に応じて任意の大きさに選択することができる。
また、感光体3の材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン、CdS、ZnO等の無機感光体、または、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体(OPC)、などが挙げられる。
このような有機感光体の層構成としては、単層構造と、積層構造とに大別される。単層構造の感光体は、支持体と、支持体上に単層型感光層を設けてなり、更に必要に応じて、保護層、中間層、その他の層を有してなる。また、積層構造の感光体は、支持体と、該支持体上に電荷発生層、及び電荷輸送層を少なくともこの順に有する積層型感光層を設けてなり、更に必要に応じて、保護層、中間層、その他の層を有してなる。
〔帯電工程〕
帯電工程は、感光体3表面を帯電させる工程であり、帯電装置40により行われ、感光体3の表面に電圧を印加して一様に帯電させる。また、帯電装置40としては、感光体3と接触して帯電させる接触方式と、感光体3と非接触で帯電させる非接触方式とがある。
接触方式の帯電装置40としては、導電性又は半導電性の帯電ローラ、磁気ブラシ、ファーブラシ、フィルム、ゴムブレードなどが挙げられる。これらの中でも、帯電ローラは、コロナ放電に比べてオゾンの発生量を大幅に低減することが可能であり、感光体3の繰り返し使用時における安定性に優れ、画質劣化防止に有効である。
本実施形態の帯電ローラ41は、一実施形態としては、図示しないが、円柱状を呈する導電性支持体としての芯金と、芯金の外周面上に形成された抵抗調整層と、抵抗調整層の表面を被覆してリークを防止する保護層とを有する。
帯電ローラ41は、電源に接続されており、所定の電圧が印加される。帯電ローラ41の印加電圧は、直流(DC)電圧のみでもよいが、DC電圧に交流(AC)電圧を重畳させた電圧であることが好ましい。このように帯電ローラ41にAC電圧を印加することにより、感光体3の表面をより均一に帯電することができる。
非接触の帯電装置40としては、コロナ放電を利用した非接触帯電ワイヤ、針電極デバイス、感光体3に対して微小な間隙をもって配設された導電性又は半導電性の帯電ローラなどが挙げられる。
コロナ放電は、空気中のコロナ放電によって発生した正又は負のイオンを感光体3の表面に与える非接触な帯電方法であり、感光体3に一定の電荷量を与える特性を持つコロトロン帯電器と、一定の電位を与える特性を持つスコロトロン帯電器とがある。コロトロン帯電器は、放電ワイヤの周囲に半空間を占めるケーシング電極とそのほぼ中心に置かれた放電ワイヤとから構成される。
スコロトロン帯電器は、上記コロトロン帯電器にグリッド電極を追加したものであり、グリッド電極は感光体3表面から微小距離(例えば1.0mm〜2.0mm)離れた位置に設けられている。感光体3に対して微小な間隙をもって配設された帯電ローラ41は、感光体3に対して微小なギャップを持つように改良したものである。当該微小なギャップとしては、例えば10μm〜200μmが好ましく、10μm〜100μmがより好ましい。
〔露光工程〕
露光工程は、帯電された感光体3表面を露光する工程であり、露光装置60により行われる。露光工程は、感光体3の表面を像様に露光することにより行うことができる。露光装置60における光学系は、アナログ光学系とデジタル光学系とに大別される。
アナログ光学系は、原稿を光学系により直接感光体3上に投影する光学系であり、デジタル光学系は、画像情報が電気信号として与えられ、これを光信号に変換して感光体3を露光し作像する光学系である。
また、露光手段は、帯電された感光体3の表面に、形成すべき画像を情報に基づいて露光を行うことができる限り、例えばロッドレンズアレイ系、液晶シャッタ光学系、LED光学系などから目的に応じて選択することができる。露光手段としては、特に、レーザ(LD)光学系が好ましい。
〔現像工程〕
現像工程は、静電潜像を、トナー(現像剤)を有する現像装置20を用いて現像して可視像を形成する工程である。現像装置20は、一成分現像剤を用いて現像する。一成分現像剤としては、磁性トナー、非磁性トナーのいずれであっても良い。尚、この現像装置20の構成に関しては、後述する。
〔転写工程〕
転写工程は、可視像を記録媒体に転写する工程であり、転写装置70を用いて行われる。本実施形態の転写装置70としては、感光体3上の可視像を記録媒体に直接転写する転写手段と、又は中間転写体を用い、中間転写体上に可視像を一次転写した後、可視像を記録媒体上に二次転写する二次転写手段とに大別されるが、ここでは、画像形成装置1の小型化のために直接転写する方式のものが好ましい。また、転写装置70としては、例えばコロナ放電によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転写ローラ、粘着転写器などが挙げられる。本実施形態では、ローラ方式の転写装置70を用いている。
なお、給紙カセット11に収納される記録媒体としては、代表的には普通紙であるが、現像後の未定着像を転写可能なものなら、特に制限はなく、目的に応じて選択することができ、OHP用のPETベース等も用いることができる。
〔定着工程〕
定着工程では、定着装置80を用いて記録媒体に転写された可視像を定着させる。定着装置80としては、選択することができるが、定着部材と定着部材を加熱する熱源とを有する定着装置80が好適に用いられる。また、定着部材としては、互いに当接してニップ部を形成可能であれば、選択することができ、無端状ベルトとローラとの組合せ、ローラとローラとの組合せた構成などが挙げられる。
尚、定着部材がローラである場合、ローラの芯金は、高い圧力による変形を防止するため非弾性部材で形成されるのが好ましい。非弾性部材としては、特に制限はなく、目的に応じて選択することができるが、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス、真鍮等の高熱伝導率体が好適に挙げられる。
また、ローラは、その表面がオフセット防止層で被覆されていることが好ましい。オフセット防止層を形成する材料としては、例えば、RTVシリコーンゴム、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などから目的に応じて選択することができる。
定着工程においては、トナーによる画像を記録媒体に転写し、画像が転写された記録媒体を、ニップ部に通過させることにより、画像を記録媒体に定着させてもよいし、ニップ部にて画像の記録媒体への転写及び定着を同時に行ってもよい。
〔クリーニング工程〕
クリーニング工程は、定着工程後に感光体3上に残留するトナーを除去するもので、クリーニング装置50により行う。また、現像装置20が、感光体3表面に当接される現像ローラ(トナー担持体)21で、感光体3に形成された静電潜像を現像すると共に感光体3上の残留トナーを回収することによって、個別にクリーニング装置50を設けることなくクリーニングを行うことができる。クリーニング装置50としては、感光体3上に残留するトナーを除去することができればよく、例えば磁気ブラシクリーナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、クリーニングブレード、ブラシクリーナ、ウエブクリーナなどから選択することができる。これらの中でも、トナー除去能力が高く、小型で安価であるクリーニングブレード51が特に好ましい。また、クリーニングブレード51に用いられるゴムブレードの材質としては、例えば、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、等が挙げられ、これらの中でも、ウレタンゴムが特に好ましい。
〔画像形成装置1による画像形成動作〕
次に、本実施形態の画像形成装置1による画像形成動作について説明する。
図1に示されるように、感光体3は、回転駆動されながら、その表面が帯電ローラ41を用いる帯電装置40によって一様に帯電せしめられた後、露光装置60から発せられるレーザ光の走査を受けて静電潜像が、感光体3の表面上に形成される。この露光走査は、外部からの画像情報に基づいて行われる。
感光体3は、その他の帯電装置40、現像装置20、クリーニング装置50と共にプロセスユニット2内に配設されている。上記感光体3上の静電潜像は、プロセスユニット2内の現像装置20によって、現像され可視像が形成される。
現像位置20よりも感光体3の回転下流側には、転写装置70が配設されている。一方、給紙カセット11から送られてきた記録紙は、2つのローラ間に挟み込んでいるレジストローラ14から、感光体3上の可視像に重ね合わせ得るタイミングで、転写領域に向けて送り込まれる。そして、転写領域に搬送された記録紙は、転写領域を通過する過程において、転写装置70によって、感光体3から可視像が転写される。
さらに、転写領域を通過した感光体3の表面は、ドラムクリーニング装置50によって転写残トナーがクリーニングされる。このドラムクリーニング装置50は、クリーニングバイアスが印加されるクリーニングローラによって転写残トナーを除去する。
この後、可視像が形成された記録紙は、定着装置80に搬送される。定着装置80に搬送された記録紙は、定着ローラと加圧ローラとの当接によって形成された定着領域に挟み込まれながら送出される。記録紙上の可視像は、定着ローラからの加熱や、定着領域内での加圧力の影響を受けて記録紙上に定着せしめられる。その後、定着装置80から排紙ローラ14を通過して画像形成装置1の排紙トレイ16に排出される。
〔プロセスユニット2の構成〕
図2は本発明による現像装置の一実施例を備えたプロセスユニットの構成を示す縦断面図である。図2に示されるように、プロセスユニット2の筐体は、感光体3と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。本実施形態のプロセスユニット2では、プロセス手段として、感光体3を帯電させる帯電ローラ41を有する帯電装置40と、感光体3に形成された潜像を現像する現像装置20と、感光体3の表面に残留するトナーTをクリーニングするためのクリーニングブレード51を有するクリーニング装置50とが設けられている。
このプロセスユニット2は、画像形成装置1に対して着脱可能に設けられており、画像形成装置1の側面からレール等の案内手段に沿って画像形成装置1に装着される。これにより、感光体3やその他プロセス部材の交換を短時間に、容易に行なうことができるようになるので、メンテナンスに要する時間が短縮でき、コストダウンにつながる。また、プロセスの各装置と感光体3が一体となっているので、相対的な位置の精度向上などの利点もある。
本実施形態の現像装置20の筐体は、下部筐体33と、筐体上蓋37とを有する。下部筐体33及び筐体上蓋37に囲まれた内部空間には、一成分現像剤(トナー)を収納している収納室34と、感光体3に一成分現像剤を供給する現像室35とが設けられている。現像室35には、感光体3上の潜像を現像する一成分現像剤を担持して搬送する現像剤担持部材としての現像ローラ21と、現像ローラ21に一成分現像剤を供給するトナー供給部材としてのトナー供給ローラ22とが設けられている。
また、収納室34と現像室35の間には、内部に突出する仕切部36が形成されている。仕切部36は、山形状の壁部であり、現像装置20の内部を収納室34と現像室35の2つの部屋を分けている。
現像装置20は、現像ローラ21上にトナー層を形成し、現像ローラ21上のトナー層を感光体3と接触させるように搬送することにより、感光体3上の静電潜像を現像する接触一成分現像を行うものである。
収納室34には、攪拌・搬送部材24が回転可能に設けられている。現像装置20内のトナーTは、撹拌・搬送部材24の回転により攪拌され、仕切部36を越えて機械的に現像室35に供給され、現像室35の底部に配されたトナー供給ロ−ラ22に供給される。
このトナー供給ローラ22は、発泡ポリウレタン等で形成され、可撓性を有し、50μm〜500μmの径のセルでトナーTを保持し易い構造となっている。また、供給ローラ22のJIS−A硬度は、例えば10°〜30゜と比較的低く、現像ローラ21とも均一に当接させることができる。
トナー供給ローラ22は、現像ローラ21と同方向、即ち両ローラの接触する領域では、互いに表面が逆方向に移動するように回転駆動されている。また、両ローラ22、21の線速比(トナー供給ローラ22/現像ローラ21)は、例えば0.5〜1.5が好ましい。
また、トナー供給ローラ22を、現像ローラ21と逆方向、即ち両ローラの対向部で互いに表面が同方向に移動するように回転させてもよい。なお、本実施形態では、供給ローラ22は、現像ローラ21と同方向の回転で、その線速比は0.9に設定されている。
トナー供給ローラ22の現像ローラ21に対する喰い込み量は、例えば0.5mm〜1.5mmに設定されている。本実施形態において、ユニット有効幅が240mm(A4サイズ縦)の場合、必要なトルクとしては、例えば14.7N・cm〜24.5N・cmである。
現像ローラ21は、導電性基体上にゴム材料からなる表層を有しており、直径が例えば10mm〜30mmであり、表面を適宜荒らして表面粗さRzを例えば1μm〜4μmとしたものである。この表面粗さRzの値は、トナーTの平均粒径に対して13%〜80%が好ましい。これにより現像ローラ21表面に埋没することなくトナーTが搬送される。
特に、現像ローラ21の表面粗さRzは、著しく低帯電のトナーTを保持しないように、トナーの平均粒径の20%〜30%の範囲が好ましい。また、ゴム材料としては、シリコーンゴム、ブタジエンゴム、NBRゴム、ヒドリンゴム、EPDMゴムなどが挙げられる。
また、現像ローラ21の表面に、特に経時品質を安定化させるためにコート層を被覆することが好ましい。コート層の材料としては、シリコーン系材料、テフロン(登録商標)系材料などが挙げられる。
シリコーン系材料はトナー帯電性に優れ、テフロン(登録商標)系材料は離型性に優れている。なお、導電性を得るために、カーボンブラック等の導電性材料を含有させることもできる。コ−ト層の厚みは、例えば5μm〜50μmが好ましい。この範囲を外れると、割れ易い等の不具合が発生しやすくなることがある。
トナー供給ローラ22上、又は内部に存在する、所定極性(本実施形態の場合は、負極性)のトナーTは、回転により接触点で互いに反対方向に回転する現像ローラ21と挟まれることにより、摩擦帯電効果で負の帯電電荷を得て静電気力により、また、現像ローラ21の表面粗さによる搬送効果により現像ローラ21上に保持される。
しかし、この時の現像ローラ21上のトナー層は、均一ではなくかなり過剰に付着している(1〜3mg/cm)。そこで、トナー層厚を規制する規制部材23の先端側面を、現像ローラ21の外周表面に当接させることにより、現像ローラ21上に均一な層厚を有するトナー薄層を形成する。
規制部材23は、現像装置20の筐体上蓋37の端部に取り付けられている。また、規制部材23は、可撓性を有する薄板状に形成され、上端が筐体上蓋37に固定され、下端が垂下方向(重力方向)に延在する自由端となっている。さらに、規制部材23の横幅は、現像ローラ21の軸方向の横幅と略同じ寸法に形成されている。
規制部材23は、先端が現像ローラ21の回転方向に対して下流側を向き、規制部材23の下端より上部が当接する、いわゆる腹当て当接であるが、逆方向でも設定可能であるし、エッジ当接を実現することも可能である。また、規制部材23の材料としては、ステンレス(SUS304)等の金属が好ましく、規制部材23の厚みとしては、弾性変形可能な例えば0.05mm〜0.15mmである。
また、規制部材23は、金属以外にも厚み1mm〜2mmのポリウレタンゴム等のゴム材料やシリコーン樹脂等の比較的硬度の高い樹脂材料が使用可能である。なお、金属以外でもカ−ボンンブラック等を混ぜ込むことにより低抵抗化できるので、バイアス電源を接続して現像ローラ21との間に電界を形成することも可能である。
現像ローラ21とトナー残量検知部材27との間には、トナー流制限部材90が設けられている。トナー流制限部材90は、上端が下部筐体33に横架された取付部材92に保持されている。また、トナー流制限部材90の自由端(下端)は、垂下方向(重力方向)に延在しており、トナー残量検知部材27の回動軸の右側位置に配されている。トナー流制限部材90の構成、作用については、後述する。
図3は本発明による現像装置の一実施例の構成を拡大して示す図である。図3に示されるように、現像装置20には、攪拌・搬送部材24、トナー残量検知部材27および同期部材26が設けられている。
攪拌・搬送部材24は、現像装置20の収納室34の略中心に設けられており、回動することにより収納室34内の一成分現像剤からなるトナーTを攪拌して帯電させ、さらに、収納室34に隣接された現像室35へトナーTを搬送する機能を有している。
トナー残量検知部材27は、現像室35の現像トナー残量を検知するトナー残量検知機構を構成しており、現像室35に回動可能に設けられている。すなわち、トナー残量検知部材27は、現像室35内のトナーTの残量に対応して回動する位置が変化するものであり、その回動位置によってトナーTの残量がトナー交換時期に達したか否かを検知する。
同期部材26は、仕切部36の近傍に揺動可能に設けられており、攪拌・搬送部材24の回動によりトナー残量検知部材27へ駆動力を伝達する。すなわち、同期部材26は、攪拌・搬送部材24の回動とトナー残量検知部材27の回動とのタイミングを同期させるものである。
〔トナー流制限部材90の構成及び配置〕
図4は現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の取付状態を示す斜視図である。図5Aはトナー残量が十分にあるときのトナー残量検知部材の回動位置を示す縦断面図である。図5Bはトナー残量が減少したときのトナー残量検知部材の回動位置を示す縦断面図である。
図4及び図5Aに示されるように、本実施例では、4つのトナー流制限部材90が、トナー供給ローラ22及び現像ローラ21の回転により生じる現像室35内のトナー流によるトナー残量検知部材27周辺のトナーの移動(トナー残量検知部材27の下側から上側への流れ)を塞ぎ止めるように設けられている。すなわち、各トナー流制限部材90は、現像ローラ21の表面のトナー層厚を一定に規制する規制部材23とトナー残量検知部材27との間に形成された「コ」字形状の領域94に配されており、筐体上蓋37とトナー残量検知部材27との間を通過してトナー残量検知部材27の上側に移動するトナー流を塞ぎ止めるように設けられている。
複数のトナー流制限部材90は、現像室35を形成する下部筐体33と筐体上蓋37のうち、筐体上蓋37に接する下部筐体33に支持されており、薄板形状の上端が下部筐体33内に横架された取付部材92に固定され、薄板形状の下端が略垂直状態に延在形成され、且つ自由端が垂下方向(重力方向下側)に配される。
また、複数のトナー流制限部材90は、現像ローラ22及びトナー供給ローラ21の長手方向に並設され、且つトナー残量検知部材27の回動軸に略平行となるように形成され、自由端位置がトナー残量検知部材27の回動軸中心よりも一部または全域において、重力方向の下方位置に配置される。トナー流制限部材90の固定方法としては、両面テープや接着剤、筐体上蓋37のボスが貫通する穴を設け、熱カシメなどでボスを溶融するといった方法等で固定する。
図5Bに示されるように、現像室35のトナーTの残量が減少するにつれてトナー残量検知部材27が徐々に現像ローラ22及びトナー供給ローラ21に接近する位置に回動する。この場合もトナー流制限部材90は、下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間のトナー流(トナー残量検知部材27の下側から上側へのトナー流)を塞ぎ止める位置に配されている。
トナー流制限部材90は、例えば厚み1mm〜2mmのポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate :PET)またはポリブチレンテレフタレート(Polybutylene terephthalate:PBT)等の比較的硬度の高い樹脂材料が使用可能である。また、トナー流制限部材90の材料としては、樹脂材料以外にも例えばステンレス(SUS304)またはりん青銅等の金属が好ましく、金属材料の厚みとしては、弾性変形可能な例えば0.05mm〜0.15mmである。
〔現像装置20のトナー搬送動作〕
ここで、攪拌・搬送部材24、検知部材27、同期部材26の具体的な動作について説明する。図6はトナー残量検知部材と同期する同期部材の構成を示す斜視図である。図7は現像装置内の攪拌・搬送部材、同期部材、トナー残量検知部材の取付状態を示す図である。
図7および図3に示すように、攪拌・搬送部材24は、回転軸242とこの回転軸242に設けられた羽根241を有している。回転軸242にはその一方の端部にカム25が取り付けられている。回転軸242は、駆動モータ(図示せず)の駆動力を受けて図3の矢印の方向に回転するように取り付けられている。カム25は、同期部材26の第1のレバー263に摺接しており、回動動作と共に同期部材26を揺動させる。
攪拌・搬送部材24は、収納室34に収納されたトナーTを攪拌させて収納室34から現像室35へトナーを搬送する機能を併せて有している。
攪拌・搬送部材24の羽根241は、羽根の中に打ち抜きを設け、打ち抜きの位置および羽根の面積を調整しながら、搬送能力、攪拌能力を制御している。従って、攪拌・搬送部材24の羽根241により搬送されるトナー量は、現像のためにトナーが消費される量に対応して決定され、消費量を順次補給する量となる。
また、攪拌・搬送部材24の羽根241は、2つに限らず3つ以上にすることもできる。この場合も含めて羽根の数を複数にした場合には、少なくとも1つは搬送機能を主体とする羽根とする。
羽根241は、可撓性を有する樹脂製のフィルムを用いる。この場合フィルムで可撓性を有することから、羽根241は現像装置20の底部筐体を摺擦して、収納室34にあるほとんどのトナーを現像室35に搬送することができる。羽根241の樹脂材料としては、例えばパリプロピレン、ポリエチレ等のオレフィン系の樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート等のフッ素系樹脂、シリコーン系樹脂を用いる。なお、羽根としては、フィルム状のものに限らず、板状のものを用いることもできる。
また、図7に示されるように、攪拌・搬送部材24の回転軸242には、円盤243を設けている。この円盤243は、同期部材26を現像装置20の筐体側壁201に押圧し、さらに、円盤243の厚さで同期部材26の位置決めをする。これによって、同期部材26の軸方向への変動を抑え、回転精度を向上させることで、同軸の攪拌・搬送部材24と同期部材26との回転・回動を確実に行なうようにしている。
図3および図7に示されるように、トナー残量検知部材27には軸271aと、検知板275および係合部276とが設けられている。検知板275は、トナー残量を検知するためにトナーTと接触する板状のものであり、トナーTの残量に応じた位置に回動するように設けられている。軸271aは、回転自在に取り付けられており、かつその軸端部に設けられたバネ部材(図示せず)により検知板275がトナー供給ローラ22に近づく下向き方向に付勢されている。
同期部材26は、図3、図6、図7に示されるように、軸となる円柱部分261に第1のレバー263と、第2のレバー264が設けられたもので、第1のレバー263は、搬送・攪拌部材24の、カム25に当接している。第2のレバー264には足264aが設けられており、トナー残量検知部材27の係合部276の下側に係合している。
円柱部分261には、一端が閉塞した軸孔262が形成され、筐体側壁201より突出する軸がこの軸孔262に挿入されている。これにより、同期部材26は回動自在に取り付けられている。そして同期部材26の円柱部分261には、その軸端部にトーションバネ部材266が取り付けられており、このバネ力により同期部材26は、第1のレバー263がカム25に当接する方向に付勢されている。
よって、同期部材26は、カム25の回動位置に連動して揺動すると共に、トナー残量検知部材27の係合部276を上方に回動させた後、トナー残量検知部材27を自重により落下させる。
図6に示されるように、この同期部材26の円柱部分261に開口部265を設けている。この開口部265を設けたことで、軸孔262の中に浸入したトナーを、吐き出させることができる。これによって、内部に留まることを防ぐことができるから、トナーが内部で溶融して突起部202と同期部材26とが固着するのを防止することができる。
図8はトナー交換時期を報知する報知機構の構成を示す斜視図である。図8に示されるように、画像形成装置1本体には、トナー残量検知部材27の軸271aの端部から90°の角度で起立するように取り付けられたアーム28と接合し、アーム28の回動に対応して回動する回動部材29と、アーム28の回動に伴う回動部材29の回動を検出するセンサ30とからなる報知機構が設けられている。
回動部材29は板状に形成され、装置1本体より垂直方向に起立された回動軸291により水平方向に回動自在に取り付けられ、コイルバネ32のバネ力によりアーム28側に付勢されている。回転部材29のアーム28と接合する側面(周縁部)の形状は、アーム28の回動位置に対応して、回転部材29の回動角度が変わるようなカム形状となっている。そのため、アーム28による垂直面内の回動は、回動部材29の水平方向の回動に方向転換される。
センサ30は、上部側の発光素子301と下側にある受光素子302とを有する光透過型の光センサであり、ブラケット31により装置1本体の筐体(図示せず)に取り付けられている。
回動部材29が回動すると、その一部が発光素子301と受光素子302の間を横切ることによりトナー残量検知部材27の回動位置(トナー交換時期の下動位置)が検知される。すなわち、トナー残量の検知は、トナー残量検知部材27の回動軸271aと同軸で現像装置20の外側に露出して取り付けられたアーム28が回動し、この回動が回動部材29に伝達されることにより行なわれる。
現像室35内に十分なトナーTが有る状態では、アーム28の回動する角度が小さいことから、回動部材29の回動角度は小さいため、センサ30に検知されない。しかし、トナー無しの状態では、トナー残量検知部材27がトナー交換時期の下動位置に達し、回動部材29が大きく回動するため、回動部材29の回動側突部がセンサ30を横切る。センサ30では、上部側の発光素子301が発光する光を下側にある受光素子302に光が回動部材29に遮断されることから、現像室35に存在するトナー残量の減少を検知することができ、トナー交換時期になったことを報知できる。
なお、上記回動部材29を設けず、アーム28の回動する角度を光学センサにより直接検知する構成にしてもよい。
図5Aに示されるように、トナーTが現像剤収納室34に多量にある状態、いわば新品状態であると、トナー残量検知部材27はその回動動作としてトナー供給ローラ22から離れる方向に移動する力を攪拌・搬送部材24から受けた後にトナー残量検知部材27の略真下部(現像装置筐体底部)のトナーTが潤沢に介在する。この場合、トナー残量検知部材27は、図5Aに示す上動位置(トナー残量が十分あることを検知する回動位置)のままであるので、プロセスユニット2は印刷動作を継続する。
一方、図5Bに示されるように、トナーTが印刷動作で消費されて残量が少なくなった場合、トナー残量検知部材27は、攪拌・搬送部材24の回動により同期部材26が揺動して供給ローラ22から離れる方向に移動する力を攪拌・搬送部材24から受けて破線位置まで持上げられる。その後、トナー残量検知部材27は、トーションバネ部材266(図7に示す)のバネ力と自重でトナー供給ローラ22に近づく方向に回動し、実線で示す下動位置(トナー残量が減少して少ないことを検知する回動位置)まで回動する。
そのため、トナー残量検知部材27が図5Bに示す下動位置に達したとき、画像形成装置1本体側に設けられたセンサ30(図8に示す)がトナー残量検知部材27と同期回動するアーム28の位置を検知し、ユーザにトナー交換時期が近いことを報知する。
〔トナー流制限部材90が設けられていない場合の問題〕
図9Aはトナー流制限部材90が設けられていない場合のトナー残量とトナー残量検知部材を示す縦断面図である。図9Bはトナー流制限部材90が設けられていない状態でトナー残量が減少したときのトナー流の流れを示す縦断面図である。
図9Aに示されるように、トナーTの残量(トナー喫水面)がトナー残量検知部材27の回動軸271aと略水平位置程度にある場合、下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間に空隙S1が生じると、以下の問題が発生するおそれがある。
プロセスユニット2において、印刷動作を開始すると、図9Bに示されるように、トナー供給ローラ22及び現像ローラ21は、それぞれ図示しない駆動部材(ギヤなど)で矢印方向に回転する。トナー供給ローラ22および現像ローラ21は、トナーTを物理的に搬送するため、トナー供給ローラ22および現像ローラ21近傍のトナーTは、矢印Xに示すようなトナー流れ、すなわちトナー供給ローラ22の略左下部領域から供給ローラ22外周に沿って時計回りに現像ローラ21とのニップ部に向かってトナー流となる。
さらに、トナーTの流れは、現像ローラ21に渡される形をとって同様に現像ローラ21の略左下領域から現像ローラ21の外周に沿って時計回りに現像ローラ21の上部に搬送される。次に、トナーTの流れは、現像ローラ21に当接されている規制部材23の裏面に沿って上方に持上げられるように移動する。
このように、規制部材23近傍まで運ばれたトナーTは、後続で搬送されてくるトナーTによってさらに押し出され下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間の空隙S1を通じて略反時計回りの経路のトナー流が起こる。そのため、トナー残量検知部材27の下流側(略真下)のトナーTをも空隙S1を通して、トナー残量検知部材27の上流側に搬送してしまうことになる。その結果、トナー残量検知部材27は、さらにトナー供給ローラ22側に回動することで、トナー残量検知部材27より下側のトナーTが上側に移動するため、トナー残量検知部材27が下動位置(回動部材29が検知されるトナーエンド位置)に達してトナー交換時期が近いことをセンサ30により報知してしまうおそれがある。
〔トナー流制限部材90による作用・効果〕
図10Aは現像室におけるトナー流の流れを制限するトナー流制限部材の取付状態を示す縦断面図である。図10Bは現像室におけるトナー流の流れを制限するトナー流制限部材の作用・効果を示す縦断面図である。
図10Aに示されるように、トナー流制限部材90は、重力方向の上端が下部筐体33の取付部材92に固定され、重力方向の下端が片持ち梁の自由端としてある。また、トナー流制限部材90の下端は、トナー残量検知部材27の回動軸271aの中心より図10A中右側位置に配され、且つ重力方向の下位置になるように取り付けられている。また、トナー流制限部材90は、水平方向でトナー残量検知部材27の回動軸271aとトナー供給ローラ22の軸との間に形成される空間S2に入るように設けられており、且つ回動軸271aに近接するものの微小隙間を介して離間している。
トナーTの残量(トナー喫水面)がトナー残量検知部材27の回動軸271aと略水平位置程度にある時に、下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間に空隙S1(図9A参照)が生じている。この場合、下部筐体33の取付部材92に対して垂下方向(重力方向)に延在するように取り付けられたトナー流制限部材90は、上記空隙S1を塞ぐように配されている。
そのため、攪拌・搬送部材24が回動すると共に、トナーTが現像室35に供給されると、現像室35のトナーTはトナー供給ローラ22の略左下部領域から供給ローラ22外周に沿って時計回りに現像ローラ21とのニップ部に向かうトナー流X1となる。
さらに、トナー流X1は、現像ローラ21の回転により現像ローラ21の略左下領域から現像ローラ21の外周に沿って時計回りに現像ローラ21の上部に搬送される。次に、トナーTの流れX1は、現像ローラ21に当接されている規制部材23の裏面に沿って上方に持上げられるように移動するが、トナー流制限部材90が下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間の空隙S1を塞いでいるため、トナーTがトナー残量検知部材27の上流側(裏側)に移動することが制限される。その結果、トナーTの残量がまだ十分にあるのに、トナー残量検知部材27が下動位置に回動することが防止され、トナー流によるトナー交換時期の誤検知が防止されると共に、センサ30によるトナー交換時期の検知精度が高められる。
図10Bに示されるように、プロセスユニット2において、印刷動作を開始すると、トナー供給ローラ22と現像ローラ21の回転によるトナー流X1は、トナー流制限部材90の存在により2つのトナー流X2、X3に分岐される。
また、トナーTは使用による耐久劣化やあらゆる環境で流状度が変化することが一般的で、劣化したトナーや、高温高湿環境に放置されたトナーは流状度が低下し、パッキング(トナーの凝集化)しやすくなる。しかしながら、トナー流制限部材90は、可撓性であるため、トナー流X2、X3の勢いをトナー流制限部材90の撓みで吸収する。そのため、「コ」字形状の領域94で行き場を失ったトナーTによるトナーパッキングを防止することができる。
ここで、領域94におけるトナーTの流れについて詳細に説明する。トナー流X2は、規制部材23に沿って上方に持上げられるところまでは同じだが、トナー流制限部材90によって下部筐体33の取付部材92とトナー残量検知部材27との間の空隙S1(図9A参照)を通らず塞ぎ止められる。
トナー供給ローラ22及び現像ローラ21の回転によるトナー流X2が上昇すると、上記「コ」字形状の領域94には、下方から上方に供給されるトナーTが充填される。このままでは、上記「コ」字形状の領域94は、後続のトナーによりすし詰め状態(パッキング)が発生する。
このような状況では、供給ローラ22から搬送されてくるトナーTが現像ローラ21の流れを押し上げてもトナー流X2が塞ぎ止められた状態になるため、トナーTの一部がトナー流制限部材90の図中左側とトナー残量検知部材27の右側の微小隙間を通るトナー流X3が発生して上記「コ」字形状の領域94におけるパッキングを防ぐ。
また、トナー流制限部材90の自由端(下端)がトナー残量検知部材27の回動軸271aの中心よりも重力方向の上部にあるときは、トナー流X3を塞ぐ効果が低下し、トナー残量検知部材27がトナー交換時期を検知する下動位置まで回動する可能性がある。従って、トナー流制限部材90の自由端(下端)がトナー残量検知部材27の回動軸271aの中心よりも重力方向の下方まで延在形成されることが望ましい。
また、トナー流制限部材90の自由端(下端)が水平方向でトナー供給ローラ22の軸より図中右側の位置にあると、現像ローラ21の回転によるトナーTが「コ」字形状の領域94が充填される前にトナー残量検知部材27とトナー流制限部材90との間の隙間(空隙S1)を通ってしまうため、トナー流制限部材90を水平方向でトナー供給ローラ22の軸より図中左側の位置に配置させることが望ましい。
さらに、トナー流制限部材90がトナー残量検知部材27の回動軸271aより図中左側の位置にあると、トナー残量検知部材27との干渉を避けるため、トナー流制限部材90の自由端位置を回動軸271aより重力方向の上方に配置することになり、トナーTがトナー残量検知部材27とトナー流制限部材90との間の隙間(空隙S1)を通ってトナー残量検知部材27の上側(裏側)に移動してしまう。そのため、トナー流制限部材90を水平方向でトナー供給ローラ22の軸より図中左側の位置に配置させると共に、トナー流制限部材90の自由端位置を回動軸271aより下方に位置するように設けることが望ましい。
〔変形例1〕
図11は現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例1の取付状態を示す斜視図である。図11に示されるように、変形例1では、4つのトナー流制限部材90の自由端(下端)の重力方向の位置を、軸方向の位置に応じて変化させるように設置している。
例えば、現像装置20の中央部に配されたトナー流制限部材90より、軸方向の両端に配されたトナー流制限部材90Aの方が自由端(下端)の位置を上方に設置している。すなわち、トナー流制限部材90Aは、トナー流制限部材90よりも上下方向(重力方向)の長さが短く形成され、且つ下端とトナー残量検知部材27との隙間が大きくなるように取り付けられている。
このように軸方向の両端に配されたトナー流制限部材90Aの自由端(下端)が中央よりも上方に位置し、トナー残量検知部材27との隙間が中央よりも大きくなっている。そのため、現像装置20の軸方向の両端のトナーが中央部より、より多く収納室34側に流れ易くしてある。一般的に、現像装置20の軸方向の両端より中央の方が印刷時に使用するトナー量が多い。また、一成分現像剤は使用による劣化が進むと、地汚れなどの画像不具合を起こす場合が有る。
このような理由により、トナーTはできるだけ現像室35内に均一な劣化状態で使用し続けることが望ましい。そのため、現像装置20の軸方向の中央部では、印刷によりトナーTが消費されていくため、滞留するトナーの割合が小さい。これに対し、現像装置20の軸方向の端部では、滞留するトナーの割合が大きくなる。
従って、変形例1のように端部位置の方が自由端位置を重力方向上位置に設置することで、現像装置20の軸方向の端部位置のトナー流量を現像装置20の軸方向の中央よりも多くすることが可能になり、現像室35内の劣化トナーの軸方向における分布を均一化することができる。
〔変形例2〕
図12は現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例2の取付状態を示す斜視図である。図12に示されるように、変形例2では、各トナー流制限部材90Bの自由端(下端)に縦方向に延在する複数のスリット(切れ込み)93が設けられている。
トナー流制限部材90Bは、自由端(下端)に複数のスリット93が所定間隔毎に設けられているので、例えばトナー流の圧力を吸収しやすい構成になっている。すなわち、トナー流制限部材90Bは、複数のスリット93により撓みやすくなり、トナー流X3の圧力により敏感にトナー残量検知部材27より離間する方向に撓むことで、収納室34側のトナー流X3を促進して上記「コ」字形状の領域94におけるパッキングを防ぐことが可能になる。
〔変形例3〕
図13は現像装置の筐体上蓋を外してトナー流制限部材の変形例3の取付状態を示す斜視図である。図13に示されるように、変形例3では、各トナー流制限部材90Cの自由端(下端)付近に長方形状の貫通穴(開口)95が複数個設けられている。
複数の貫通穴95は、トナー流X3が通過するための開口であり、トナー流制限部材90Cの変形によるトナーTの流れが十分でない場合に収納室34側のトナー流X3を促進して上記「コ」字形状の領域94におけるパッキングを防ぐことが可能になる。
また、変形例3において、軸方向の両端に配されたトナー流制限部材90Cの貫通穴95の開口面積を中央よりも大きくすることで、現像装置20の軸方向の両端のトナーが中央部より、より多く収納室34側に流し易くしても良い。
複数の貫通穴95は、軸方向の位置によって大きさや形状(丸形状や三角形など)を変えたり、設ける位置を上下左右に変えても良い。また、複数の貫通穴95と、前述した変形例1のトナー流制限部材90Aと、変形例2のスリット93とを適宜組み合わせても良い。
従って、複数の貫通穴94の開口面積を調整したり、トナー流制限部材90Aやスリット93との組み合わせによりトナー流制限部材90Cによる塞ぎ効果(トナー流X3の流れ具合)を微調整することができる。よって、上記「コ」字形状の領域94での行き場を失ったトナーTによるトナーパッキングを効果的に防止できるとともに、トナー残量検知タイミングの最適化を微調整することも可能になる。
〔変形例4〕
図14はトナー流制限部材の変形例4の取付状態を示す縦断面図である。図14に示されるように、変形例4では、筐体上蓋37の端部と一体成形されたトナー流制限部材96が設けられている。トナー流制限部材96は、筐体上蓋37と同じ材質の樹脂材により形成されており、前述したトナー流制限部材90と同様に、トナー流の圧力に応じて変形可能な可撓性を有する。
また、変形例4においては、トナー流制限部材96が筐体上蓋37と一体成形されるため、部品手数を削減できると共に、下部筐体33の取付部材92に固定させる作業が不要になり、製造工程の組立て作業の手間を削減することが可能になる。
尚、上記実施例及び各変形例では、単色画像形成装置を用いて説明したが、複数個の現像装置やプロセスユニットを具備するカラー画像形成装置の現像装置やプロセスユニットにも本発明を適用することができるのは勿論である。
1 画像形成装置
2 プロセスユニット
3 感光体
10 給紙ユニット
11 給紙カセット
14 排紙ローラ
16 排紙トレイ
20 現像装置
21 現像ローラ
22 トナー供給ローラ
23 規制部材
24 攪拌・搬送部材
241 羽根
242 回転軸
243 円盤
25 カム
26 同期部材
261 円柱部分
262 軸孔
263 第1のレバー
264 第2のレバー
265 開口部
266 トーションバネ部材
27 トナー残量検知部材
271a 軸
275 検知板
276 係合部
28 アーム
29 回動部材
30 センサ
301 発光素子
302 受光素子
31 ブラケット
32 コイルバネ
33 下部筐体
34 収納室
35 現像室
36 仕切部
37 筐体上蓋
40 帯電装置
41 帯電ローラ
50 クリーニング装置
51 クリーニングブレード
60 露光装置
70 転写装置
80 定着装置
90、90A、90B、90C、96 トナー流制限部材
92 取付部材
93 スリット
94 領域
95 貫通穴
特開2010−66769号公報

Claims (10)

  1. トナーが供給される現像室に設けられたトナー担持体と、前記トナー担持体に下方からトナーを供給するトナー供給部材と、前記トナー供給部材近傍のトナーの量に対応してその回動範囲が変化することで前記現像室におけるトナー残量を検知するトナー残量検知機構と、を備えた現像装置において、
    前記トナー残量検知機構は、前記トナー担持体と略平行に延在する回動支軸と、該回動支軸から延在する板状部とを有し、該板状部の先端側が前記トナー担持体から遠ざかる方向に向かって延在しており、
    前記トナー担持体及び前記トナー供給部材の長手方向に延在形成され、且つ前記トナー残量検知機構の回動支軸に略平行となるように形成され、前記トナー供給部材及び前記トナー担持体の回転により生じる前記現像室内のトナー流による、前記トナー残量検知機構の回転支軸を乗り越えて前記板状部上に向かうトナーの移動を塞ぎ止めるトナー流制限部材を備え、
    前記トナー流制限部材は、上端が前記現像室を形成する筐体に固定されるとともに下端が略重力方向に向けて延在するように形成された片持ち梁状の薄板形状であり、且つ、該下端は、水平方向において前記トナー残量検知機構の回動支軸と前記トナー供給部材の回転軸との間に配置されるとともに重力方向において前記トナー残量検知機構の回動支軸よりも下方位置に配置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、
    前記トナー担持体の表面のトナー層厚を一定に規制する規制部材と前記トナー残量検知機構との間に形成された空間に配され、前記現像室を形成する筐体と前記トナー残量検知機構との間のトナー流を塞ぎ止める位置に設けられていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、可撓性を有するシート形状の部品により形成されたことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、その長手方向の一部に重力方向に延在するスリットを有することを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、その一部に前記トナーの流出を許容する貫通穴を有することを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリブチレンテレフタレート(PBT)により形成されたことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、ステンレスまたはりん青銅により形成されたことを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置において、
    前記トナー流制限部材は、前記現像室を覆う筐体上蓋と一体に形成されたことを特徴とする現像装置。
  9. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置を備えたことを特徴とするプロセスユニット。
  10. 請求項1〜請求項の何れかに記載の現像装置または請求項に記載されたプロセスユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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