JP5982815B2 - 顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡に関する。
スタンドと、そのスタンドに着脱可能な顕微鏡本体からなる顕微鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許公開2010−256438号公報
この種の顕微鏡システムでは、観察時において、手動により焦点位置を調整しているため、AF(Autofocus)機能を用いて焦点位置の調整を行いたいという要求がある。
また、顕微鏡システムにおいて、顕微鏡本体は、スタンドから取り外されて使用されるだけでなく、スタンドに取り付けられても使用されるが、顕微鏡本体をスタンドに取り付けた状態での観察を行う場合において、AF機能を用いた焦点位置の調整を行うと、AF動作時に必要なストローク範囲を確保できない恐れがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、顕微鏡本体をスタンドに取り付けた状態での観察を行う場合において、AF動作時に、十分なストローク範囲を確保できるようにするものである。
本発明の顕微鏡は、ステージに載置された標本を観察させるためのスタンドと、前記スタンドに着脱可能な本体からなる顕微鏡であって、前記本体が前記スタンドに取り付けられているかどうかを判定する判定手段を備え、前記本体は、標本からの観察光を集光する対物レンズと、前記対物レンズからの観察光を結像する結像光学系と、前記結像光学系により結像された前記標本の像を撮像する撮像手段と、前記対物レンズを、光軸方向に駆動する第1の駆動手段と、前記判定手段により前記本体が前記スタンドから取り外されていると判定された場合、前記第1の駆動手段により前記対物レンズを駆動することにより、前記標本の表面に対する前記対物レンズの焦点位置を調整する第1の調整手段とを備え、前記スタンドは、前記ステージに載置された前記標本を観察可能な位置に、前記本体を固定する固定手段と、前記固定手段により固定された前記本体を、光軸方向に駆動する第2の駆動手段と、前記判定手段により前記本体が前記スタンドに取り付けられていると判定された場合、前記第2の駆動手段により前記本体を駆動することにより、前記標本の表面に対する前記対物レンズの焦点位置を調整する第2の調整手段とを備える。
本発明によれば、AF動作時に、十分なストローク範囲を確保できる。
本発明を適用した顕微鏡観察システムの一実施の形態の構成例を示す図である。 顕微鏡本体の外観を先端側から見たときの斜視図である。 可動ユニットの外観を先端側から見たときの斜視図である。 本体先端部の筐体の外観を先端側から見たときの斜視図である。 筐体前端面部を後端側から見たときの斜視図である。 本体先端部の外観を示す斜視図である。 本体先端部を後端側から見たときの斜視図である。 可動ユニットを駆動させたときの本体先端部の外観を示す斜視図である。 顕微鏡本体によるAF制御処理を説明するフローチャートである。 スタンドによるAF制御処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した顕微鏡観察システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
図1の顕微鏡観察システムは、観察対象となる標本を拡大した画像(以下、観察画像という)を取得する顕微鏡11と、顕微鏡11により取得された観察画像を表示するモニタ12とが接続されて構成される。
顕微鏡11は、顕微鏡本体21と、モニタ12に接続されているスタンド22とから構成されており、顕微鏡本体21は、スタンド22に対して着脱可能となる。図1においては、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外された状態が図示されており、さらに、顕微鏡本体21とスタンド22の筐体内の構造が破線により示されている。
モニタ12は、顕微鏡本体21により取得された観察画像を表示する他、顕微鏡本体21のズーム倍率や照明光の光量等の観察条件に関する各種の情報等を表示する。また、モニタ12には、タッチパネルが重畳されて設けられており、観察者が、モニタ12に表示されるボタン等をタッチすることにより、顕微鏡11に対する各種の操作を行うことができる。
顕微鏡本体21は、本体部31、本体先端部32、表示操作部33、及びグリップ部34から構成される。
本体部31と本体先端部32は、共に円筒状の形状からなり、本体先端部32は、本体部31の先端側に取り付けられる。本体部31と本体先端部32が結合されて形成される本体筐体のうち、本体先端部32側には、対物レンズ41が配置され、本体部31側には、ズームレンズ42a乃至42d、結像レンズ43、及び撮像素子44が配置される。すなわち、筐体内には、先端側から後端側に向かって、対物レンズ41乃至撮像素子44が、光軸L1に沿って配置される。また、本体先端部32には、標本に照明光を照射する光源として、複数のLED45が実装される。複数のLED45は、対物レンズ41の円周外側に沿うように、輪帯状に並んで配置されるリング照明である。なお、対物レンズ41やLED45等、本体先端部32の詳細な構成については後述する。
本体部31にはまた、顕微鏡本体21の各部の動作を制御する制御基板46と、所定の画像処理を実行する画像処理基板47と、観察画像のデータを記録する記録部48とが設けられる。
標本からの観察光は、本体先端部32内に配置される対物レンズ41を介して、本体部31の内部に導入され、ズームレンズ42a乃至42dにより所定の倍率に拡大された後、結像レンズ43により撮像素子44の受光面に標本の像が結像される。そして、画像処理基板47によって、撮像素子44により結像された画像信号に対して、所定の画像処理が施され、それにより得られる観察画像のデータが、記録部48に記録される。
表示操作部33には、複数の操作ボタンを供えた操作部(不図示)が本体部31の側面に固定されており、観察画像を表示する表示部(不図示)がヒンジ部を介して、本体部31に対して開閉可能かつ回転可能に取り付けられる。
グリップ部34は、例えば、リチウムイオン2次電池等のバッテリ49を収容可能に構成される。バッテリ49は、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外されたときに、顕微鏡本体21内の各部への電力の供給を行う。また、バッテリ49の充電は、例えば、顕微鏡本体21がスタンド22に接続されているときに、スタンド22に内蔵されている充電ユニット60から供給される電力により行ったり、グリップ部34からバッテリ49を抜き出して専用の充電装置に装着して行ったりすることができる。
また、グリップ部34と本体部31との接続部分の近傍の、グリップ部34の先端側の側面には、撮像ボタン50が配設される。例えば、観察者が撮像ボタン50を操作すると、撮像素子44により撮像された観察画像のデータが記録部48に記録される。
スタンド22は、水平方向に広がる基部22aと、鉛直方向に延びる支柱部22bとにより略L字状に形成されており、基部22aの上面に、標本13が載置されるステージ51が配設され、支柱部22bのステージ51側の側面にアーム部52が配設される。
アーム部52は、支柱部22bから延びる先端側に、顕微鏡本体21と機構的に接続される嵌合部53と、顕微鏡本体21と電気的に接続されるコネクタ部54とが設けられる。嵌合部53とコネクタ部54が、それぞれ、顕微鏡本体21の対応する位置に設けられた嵌合部とコネクタ部(いずれも不図示)と接続されることで、顕微鏡本体21とスタンド22とは機構的に接続されるのと同時に、電気的にも接続される。すなわち、顕微鏡本体21とスタンド22とが電気的に接続されることで、コネクタ部54を介して、スタンド22から顕微鏡本体21に電力及び制御信号が供給され、顕微鏡本体21からスタンド22に観察画像のデータが供給される。
スタンド22の内部には、電源(不図示)からの電力を、コネクタ部54を介して顕微鏡本体21の各部に供給する給電部59が設けられる。給電部59は、充電ユニット60を備える。この充電ユニット60は、電源(不図示)から給電部59に供給された電力を、コネクタ部54を介してバッテリ49に供給することで、バッテリ49を充電することも可能である。
スタンド22の内部にはまた、スタンド22の各部の動作を制御する制御基板61と、所定の画像処理を実行する画像処理基板62と、観察画像のデータを記録する記録部63が設けられる。顕微鏡本体21からコネクタ部54を介して供給された観察画像のデータは、制御基板61による制御に基づいて、記録部63に記録される。
また、アーム部52は、支柱部22bの長手方向に沿って移動可能に構成される。基部22aの手前側の側面には、ステージ51の上下動ハンドル55が設けられる。
基部22aの手前側の側面には、顕微鏡本体21をスタンド22に取り付けた状態で使用する際、顕微鏡本体21のズーム倍率を変化させるときに操作されるズームスイッチ56と、LED45による照明光の光量を調整させるときに操作される調光スイッチ57と、AF制御を実行させるときに操作されるAFスイッチ58が設けられる。
スタンド22の内部には、モータ64、減速ギアトレイン65、及びラック66が設けられており、ラック66が、ガイド(不図示)によって上下動可能に支持されているアーム部52に取り付けられている。
例えば、観察者により、顕微鏡本体21の上下動の駆動が指示された場合、その指示に応じた信号が制御基板61に供給され、制御基板61が、モータ64の回転を制御する。モータ64の回転は、減速ギアトレイン65により減速されてラック66に伝達され、ラック66が上下動することにより、アーム部52を介して顕微鏡本体21が上下動する。このように、顕微鏡11は、顕微鏡本体21の上下動が電動で駆動可能となるように構成されている。
以上のように、顕微鏡観察システムにおいて、顕微鏡本体21は、スタンド22に取り付けられた状態で使用される場合、本体部31の先端側が、略鉛直方向の下方(標本13に対向する位置)を向くように接続され、ステージ51に載置された標本13の観察を行う。また、顕微鏡本体21は、スタンド22から取り外された状態で標本の観察に必要なブロックを全て備えており、顕微鏡本体21単独で使用することができる。
次に、スタンド22から取り外された状態で使用される、顕微鏡本体21について説明する。
図2は、顕微鏡本体21を先端側から見たときの斜視図である。
図2に示すように、本体先端部32の先端面には、対物レンズ41が配置される円形開口部と、その円形開口部の円周外側に沿うように、等角度間隔で配置された8個の矩形開口部が形成される。これらの矩形開口部に対応して、本体先端部32の内部にはLED45が配置されており、それらのLED45からの照明光が、後述する照明光学部材等の照明光学系により集光され、対応する矩形開口部を通過して標本に照射される。また、照明光学系は、対物レンズ41の焦点位置が合った状態で、標本に対して最適な照明光を照射できるように、調整されているため、観察者は、顕微鏡本体21の先端側の対物レンズ41を標本に向けることで、良好な照明状態のもとで観察を行うことができる。
なお、図2では図示していないが、顕微鏡本体21をスタンド22から取り外して使用する場合には、焦点合わせの支援や、標本面に焦点を合わせたときの対物レンズ41の先端から標本面までの作動距離を一定に保つ目的で、顕微鏡本体21の姿勢を保持させる姿勢保持部材が本体先端部32の先端側に取り付けられる場合がある。この姿勢保持部材は、点(3点以上が望ましい)又はある程度の面積以上の領域で荷重を支持する。姿勢保持部材としては、例えば、光軸L1の方向(光軸方向)の両端面が開口した中空円筒の形状からなるキャップ等が用いられる。
前述したように、本体先端部32は、本体部31とは別の筐体として構成されており、所定の固定方法により、本体部31に取り付けられることで、本体筐体が構成される。ここで、図3乃至図8を参照して、本体筐体を構成する筐体のうち、本体先端部32の筐体の内部構造について説明する。
本体先端部32の内部構造であるが、図3に示すように、対物レンズ41を収容する対物レンズ鏡筒111の後端側には、その対物レンズ鏡筒111の円筒に沿ったフランジ状の突起であるフランジ部111Aが設けられる。このフランジ部111Aには、LED基板112がねじ止め等により固定される。LED基板112上には、前述した複数のLED45、すなわち、LED45−1乃至45−8(不図示)が等角度間隔で配置されており、それらのLED45に対して、照明光学部材116を構成する集光レンズ116A−1乃至116A−8が、覆い被さるように取り付けられる。すなわち、照明光学部材116により、各LED45からの照明光が集光され、標本に向けて照射される。また、フランジ部111Aには、所定のガイド孔(不図示)が対物レンズ鏡筒111を挟んで対向する位置に形成されており、それらのガイド孔には、対物レンズ41を光軸方向に案内するためのバーガイド113−1及び113−2が挿通される。
図4は、本体先端部32の筐体121を図示している。図4に示すように、筐体121は、光軸方向の両端面が開口した中空円筒であり、後端面の円形開口部は、対物レンズ鏡筒111の径よりも若干大きな径とされる。後端面にはまた、バーガイド113−1及び113−2をねじで固定するための孔121A−1及び121A−2と、ステッピングモータ114(図3)を固定するためのねじ孔121B−1及び121B−2やリードスクリュー軸用の軸孔121Cと、LED45のケーブル類等を通すための開口部121Dとが形成される。
すなわち、筐体121の後端面に形成された孔121A−1及び121A−2には、バーガイド113−1及び113−2の後端側が固定され、後端面に形成された円形開口部には、対物レンズ鏡筒111の後端面側が隙間嵌めされる。また、対物レンズ鏡筒111において、LED基板112や照明光学部材116が取り付けられるフランジ部111Aは、ドーナツ型の形状を有しており、その内周円は、対物レンズ鏡筒111に収容された対物レンズ41の光路となるが、その外周円は、筐体121の内壁に対応する形状になっている。従って、筐体121の後端面にねじ止め等により固定されたバーガイド113−1及び113−2のそれぞれが、フランジ部111Aに形成されたガイド孔を挿通することで、対物レンズ鏡筒111が、筐体121に取り付けられる。
図5は、筐体121の前端側に取り付けられる筐体前端面部131を図示している。図5に示すように、筐体前端面部131は円形の形状を有し、その径は、筐体121の先端側の内径よりも若干小さな径とされる。また、筐体前端面部131には、対物レンズ鏡筒111の径よりも若干大きな径とされる円形開口部131Aと、その円形開口部131Aの円周外側に沿うように、矩形開口部131B−1乃至131B−8が形成される。
また、筐体前端面部131には、周上の所定の位置に、筐体121の内壁に形成される位置決めピン(不図示)に対応する位置決めピン溝131Cが形成される。さらに、筐体前端面部131には、筐体121の後端面に形成された孔121A−1及び121A−2の光軸方向の対応する位置に、バーガイド113−1及び113−2の先端側を取り付けるための取付穴131D−1及び131D−2が形成される。
そして、図6に示すように、図4に示した筐体121には、図3に示した対物レンズ鏡筒111等が収容され、その対物レンズ鏡筒111等が収容された筐体121に対して、その内壁に形成された位置決めピン(不図示)と、位置決めピン溝131Cとが合うように筐体前端面部131(図5)が筐体121の先端面側に嵌め込まれ、筐体121の側面がねじ止めにより固定される。このとき、筐体前端面部131の取付穴131D−1及び131D−2には、バーガイド113−1及び113−2の先端側が固定され、円形開口部131Aには、対物レンズ鏡筒111の先端面側が隙間嵌めされる。また、矩形開口部131B−1乃至131B−8には、照明光学部材116の集光レンズ116A−1乃至116A−8の先端部分が隙間嵌めされる。
また、図6に示した筐体121を、反対の後端側から見ると、図7に示すようになる。すなわち、図7に示すように、ステッピングモータ114は、筐体121の後端面の裏面からねじ孔121B−1及び121B−2(図4)に螺合されたねじにより取り付けられ、そのリードスクリュー軸のみが、軸孔121C(図4)を通じて磁石などによりフランジ部111Aの裏面に形成された取付部(不図示)に固定される。また、原点センサ115についても同様に、筐体121の後端面の裏面からねじ止めされ、フランジ部111Aの裏面に形成された突起部(不図示)が、フォトインタラプタの遮光板とされる。すなわち、対物レンズ鏡筒111に設けられたフランジ部111Aの裏面には、前述したガイド孔(不図示)をバーガイド113−1及び113−2が挿通している他、ステッピングモータ114と、原点センサ115が取り付けられる。
ステッピングモータ114には、光軸方向に延び正逆自在に回転するリードスクリューが取り付けられている。リードスクリューの先端には、ポリアセタール等からなるナットがねじにより嵌合される。このナットの一部は、フランジ部111Aの裏面に形成された取付部に固定され、ステッピングモータ114の回転を光軸方向の運動に変換する。ステッピングモータ114は、制御基板46の制御にしたがって、先端部が取付部に固定されたリードスクリューを正回転方向又は逆回転方向に回転させる。なお、ステッピングモータ114として、モータの回転軸が出入りするタイプを使用することも可能である。この場合、モータの回転軸と、取付部との接続にばねや磁石を利用することができる。
原点センサ115は、例えば、フォトインタラプタであり、フランジ部111Aの裏面に形成された突起部が、フォトインタラプタの遮光板となる。フォトインタラプタは、本体先端部32の筐体内の所定の位置に固定され、発光部からの光を突起部が遮るのを受光部で検出する。なお、フォトインタラプタを対物レンズ鏡筒111側に設け、遮光板を本体先端部32の筐体側に設けてもよい。
図6の説明に戻り、図6の本体先端部32は、前述した内部構造を有して構成されるため、その内部では、対物レンズ鏡筒111(対物レンズ41)と、そのフランジ部111A上に設けられたLED45や照明光学部材116(照明光学系)(以下、これらをまとめて可動ユニットともいう)が、フランジ部111Aを挿通したバーガイド113−1及び113−2により案内され、光軸方向に駆動可能とされる。
例えば、ステッピングモータ114の駆動に応じてリードスクリューが正回転することで、可動ユニットがバーガイド113−1及び113−2により先端方向に案内されると、図8に示すように、円形開口部131Aと矩形開口部131B−1乃至131B−8から、対物レンズ鏡筒111と、集光レンズ116A−1乃至116A−8の先端部分のそれぞれが突き出してくる。このように、可動ユニットとして一体的に構成される、対物レンズ41と、照明光学系とが、いわば同期して光軸方向に駆動することになる。
一方、例えば、ステッピングモータ114の駆動に応じてリードスクリューが逆回転することで、可動ユニットがバーガイド113−1及び113−2により後端方向に案内されると、突き出ていた対物レンズ41と、集光レンズ116A−1乃至116A−8の先端部分が、本体先端部32の筐体121内に引っ込むことになる。
このとき、筐体121内で駆動する可動ユニットの光軸方向の位置は、前述したように、原点センサ115により検出される。具体的には、光軸方向の所定の基準位置を原点位置として定めて、その原点位置に対応する位置にフォトインタラプタを設けておくことにより、可動ユニットが原点位置に駆動されたとき、フランジ部111Aの裏面に形成された突起部により、発光部からの光が遮られるようにする。これにより、制御基板46は、原点センサ115からの検出信号により可動ユニットが原点位置にあるか否かを判定することが可能となる。
以上のように、顕微鏡本体21においては、対物レンズ41及び照明光学系の双方が同期して、光軸方向の任意の位置に駆動される。そして、顕微鏡本体21では、対物レンズ41及び照明光学系を光軸方向に駆動させて、標本の表面に対する対物レンズ41の焦点位置を調整することで、AF制御を実行することが可能となる。
そこで、次に、図9のフローチャートを参照して、顕微鏡本体21により実行されるAF制御処理について説明する。
ステップS11において、制御基板46は、スタンド22のアーム部52との接続状況を監視することで、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外されたか否かを判定する。
ステップS11において、スタンド22から取り外されていないと判定された場合、ステップS11の判定処理が繰り返される。この場合、顕微鏡本体21は、スタンド22に取り付けられており、ステージ51上に載置された標本13を観察することになる。
一方、ステップS11において、スタンド22から取り外されていると判定された場合、ステップS12において、AF制御権が、スタンド22側から顕微鏡本体21側に遷移される。
このAF制御権は、AF制御を実行する主体が、顕微鏡本体21の制御基板46であるか、又はスタンド22の制御基板61であるかを示すものであり、AF制御権が顕微鏡本体21にある場合、制御基板46がAF制御を実行し、AF制御権がスタンド22にある場合、制御基板61がAF制御を実行する。ここでは、AF制御権が、顕微鏡本体21側に移ったので、それ以降は、制御基板46によりAF制御が実行されることになる。
ステップS13において、制御基板46は、ステッピングモータ114の駆動を制御することにより、可動ユニットを中間位置に駆動させる。
ここで、中間位置とは、原点センサ115により検出される原点位置と、可動ユニットが光軸方向に最も突き出したときの位置(最大駆動位置)との中間の位置(基準位置)であって、例えば、可動ユニットが中間位置にある場合には、図6に示したような、可動ユニットが筐体121内に収容された状態とされる。換言すれば、最大駆動位置は、可動ユニットが標本に最も近づく位置であり、原点位置は、可動ユニットが標本から最も離れる位置であるといえる。
後述するように、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられた場合、可動ユニットが最大駆動位置に駆動されているので、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外されたとき、可動ユニットが最大駆動位置から中間位置に駆動されるようにすることで、可動ユニットを、AF制御に最適な位置に戻してから、AF制御を開始することが可能となる。すなわち、可動ユニットが最大駆動位置にある状態のままでAF制御を開始しようとすると、可動ユニットをそれ以上、標本側に突き出すように駆動することができないため、AF制御を開始する前に、可動ユニットを中間位置に駆動して、ストロークの中心位置にくるようにする。これにより、対物レンズ41の焦点位置を調整するに際し、可動ユニットは、ストロークの中心位置(中間位置)を基準位置として、標本側又はその反対側に駆動される。
ステップS14において、制御基板46は、観察者により、表示操作部33に表示されたタッチパネルのAFボタンが押下されたか否かを判定する。
ステップS14において、AFボタンが押下されていないと判定された場合、ステップS14の判定処理が繰り返される。一方、ステップS14において、AFボタンが押下されたと判定された場合、処理は、ステップS15に進む。
ステップS15において、画像処理基板47は、観察画像のデータを取得する。そして、画像処理基板47は、ステップS16において、取得した観察画像のデータに基づいて、標本像のコントラストを求め、焦点評価値を演算する。
ステップS17において、画像処理基板47は、演算された焦点評価値に基づいて、コントラストのピーク位置を超えたか否かを判定する。
ステップS17において、ピーク位置を超えていないと判定された場合、処理は、ステップS18に進む。ステップS18において、制御基板46は、ステッピングモータ114の駆動を制御することにより、可動ユニットを、光軸方向に所定の駆動量だけ駆動する。そして、前述したステップS15乃至S18が繰り返され、コントラストのピーク位置を超えたと判定された場合(ステップS17の「Yes」)、処理は、ステップS19に進む。
ステップS19において、画像処理基板47は、演算された焦点評価値に基づいて、合焦位置を決定する。
ステップS20において、制御基板46は、決定された合焦位置に基づいて、ステッピングモータ114の駆動を制御することにより、可動ユニットを、光軸方向に所定の駆動量だけ駆動する。これにより、標本の表面に対する対物レンズ41の焦点位置が調整される。
ステップS20の処理が終了すると、制御基板46及び画像処理基板47により実行されるAF制御処理は終了する。
以上のように、顕微鏡11においては、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外された状態での観察を行う場合、画像処理基板47によって、合焦位置が決定され、制御基板46によって、その合焦位置に応じて可動ユニットが駆動されることにより、AF制御が実行される。
また、顕微鏡本体21は、スタンド22から取り外された状態で使用されるだけでなく、スタンド22に取り付けられた状態でも使用されるが、次に、顕微鏡本体21がスタンド22取り付けられた状態での観察を行う場合における、AF制御について説明する。
ここで、図10のフローチャートを参照して、スタンド22により実行されるAF制御処理について説明する。
ステップS31において、制御基板61は、アーム部52の接続状況を監視することで、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられたか否かを判定する。
ステップS31において、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられていないと判定された場合、ステップS31の判定処理が繰り返される。この場合、顕微鏡本体21は、スタンド22に固定されておらず、単独で使用されている。
一方、ステップS31において、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられていると判定された場合、ステップS32において、AF制御権が、顕微鏡本体21側からスタンド22側に遷移される。これにより、それ以降は、制御基板61によりAF制御が実行されることになる。
ステップS33において、制御基板61は、制御基板46に対して、可動ユニットを最大駆動位置に駆動させる。すなわち、制御基板46は、制御基板61からの指示にしたがって、ステッピングモータ114の駆動を制御することにより、可動ユニットを最大駆動位置に駆動させる。これにより、可動ユニットが光軸方向に最も突き出した状態となるので、後述するAF制御を実行するに際し、作動距離を稼ぐことができる。
ステップS34において、制御基板61は、観察者によりAFスイッチ58が押下されたか否かを判定する。
ステップS34において、AFスイッチ58が押下されていないと判定された場合、ステップS34の判定処理が繰り返される。一方、ステップS34において、AFスイッチ58が押下されたと判定された場合、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35において、画像処理基板62は、顕微鏡本体21から観察画像のデータを取得する。そして、画像処理基板62は、ステップS36において、取得した観察画像のデータに基づいて、標本像のコントラストを求め、焦点評価値を演算する。
ステップS37において、画像処理基板62は、演算された焦点評価値に基づいて、コントラストのピーク位置を超えたか否かを判定する。
ステップS37において、ピーク位置を超えていないと判定された場合、処理は、ステップS38に進む。ステップS38において、制御基板61は、モータ64の駆動を制御することにより、アーム部52を、光軸方向に所定の駆動量だけ駆動する。そして、前述したステップS35乃至S38が繰り返され、コントラストのピーク位置を超えたと判定された場合(ステップS37の「Yes」)、処理は、ステップS39に進む。
ステップS39において、画像処理基板62は、演算された焦点評価値に基づいて、合焦位置を決定する。
ステップS40において、制御基板61は、決定された合焦位置に基づいて、モータ64の駆動を制御することにより、アーム部52を、光軸方向に所定の駆動量だけ駆動する。これにより、標本の表面に対する対物レンズ41の焦点位置が調整される。
ステップS40の処理が終了すると、制御基板61及び画像処理基板62により実行されるAF制御処理は終了する。
以上のように、顕微鏡11においては、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられた状態での観察を行う場合、画像処理基板62によって、合焦位置が決定され、制御基板61によって、その合焦位置に応じて、アーム部52に固定された顕微鏡本体21が駆動されることにより、AF制御が実行される。
すなわち、顕微鏡11においては、アーム部52に固定された顕微鏡本体21が駆動されることで、焦点位置の調整が行われるので、本体先端部32内の可動ユニットが駆動される場合と比べて、AF動作時に、十分なストローク範囲を確保することができる。
具体的には、顕微鏡本体21側の可動ユニットを駆動して焦点位置の調整を行う場合、スタンド22側のアーム部52を駆動する場合と同じだけのストロークを確保しようとすると、その分、顕微鏡本体21の筐体を大きくする必要がある。その理由であるが、顕微鏡本体21の筐体内において、光軸方向のストロークを確保しようとすると、ストロークが長くなるだけでなく、長くした分だけ端と端の位置では入ってくる光の量が変ってしまうため、条件の悪い位置だと暗くなってしまうという問題がある。その対処としては、レンズの直径を大きくすればよいのだが、その分筐体も大きくしなければならず、顕微鏡本体21の可搬性が失われてしまい、これでは、スタンド22に着脱可能な顕微鏡としての意義が失われてしまう。そこで、顕微鏡11においては、AF動作時に、本体先端部32内の可動ユニットではなく、アーム部52に固定された顕微鏡本体21全体を駆動することで、十分なストローク範囲を確保しつつ、焦点位置の調整が行われるようにしている。
また、顕微鏡11においては、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられた状態での観察を行う場合に、十分なストローク範囲を確保できるので、標本として高さのあるものの一部を観察するときであっても容易に観察を行うことが可能となる。さらに、スタンド22には、顕微鏡本体21のステッピングモータ114よりも強力なモータ64を搭載できるので、スタンド22側でAF制御をしたほうが、より迅速に焦点位置の調整を行うことができる。
なお、前述した説明では、顕微鏡本体21がスタンド22から取り外された状態で、AF制御を実行させる場合、表示操作部33に表示されたタッチパネルの所定のボタンにより操作するとして説明したが、他の操作手段を用いてもよく、例えば、本体部31又はグリップ部34に、専用のスイッチ(不図示)を設けて、そのスイッチが操作された場合に、AF制御が実行されるようにしてもよい。また、顕微鏡本体21が、スタンド22に取り付けられた状態で、AF制御を実行させる場合には、AFスイッチ58により操作するとして説明したが、他の操作手段を用いてもよく、例えば、モニタ12に表示されるタッチパネルの所定のボタン等がタッチされた場合に、AF制御が実行されるようにしてもよい。
また、顕微鏡本体21がスタンド22に取り付けられた場合のAF制御処理(図10)において、スタンド22側の画像処理基板62が実行する画像処理を、顕微鏡本体21側の画像処理基板47で実行させることも可能である。さらに、制御基板61は、AF制御を実行する際に、アーム部52を駆動するのみならず、ステージ51を光軸方向に駆動するようにしてもよい。
なお、本明細書において、コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
また、本発明の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 顕微鏡, 12 モニタ, 21 顕微鏡本体, 22 スタンド, 31 本体部, 32 本体先端部, 33 表示操作部, 34 グリップ部, 41 対物レンズ, 45,45−1乃至45−8 LED, 46 制御基板, 47 画像処理基板, 48 記録部, 61 制御基板, 62 画像処理基板, 63 記録部, 64 モータ, 111 対物レンズ鏡筒, 111A フランジ部, 112 LED基板, 113−1,113−2 バーガイド, 114 ステッピングモータ, 115 原点センサ, 116 照明光学部材, 116A−1乃至116A−8 集光レンズ, 121 筐体, 131 筐体前端面部

Claims (4)

  1. ステージに載置された標本を観察させるためのスタンドと、前記スタンドに着脱可能な本体からなる顕微鏡であって、
    前記本体が前記スタンドに取り付けられているかどうかを判定する判定手段を備え、
    前記本体は、
    標本からの観察光を集光する対物レンズと、
    前記対物レンズからの観察光を結像する結像光学系と、
    前記結像光学系により結像された前記標本の像を撮像する撮像手段と、
    前記対物レンズを、光軸方向に駆動する第1の駆動手段と、
    前記判定手段により前記本体が前記スタンドから取り外されていると判定された場合、前記第1の駆動手段により前記対物レンズを駆動することにより、前記標本の表面に対する前記対物レンズの焦点位置を調整する第1の調整手段と
    を備え、
    前記スタンドは、
    前記ステージに載置された前記標本を観察可能な位置に、前記本体を固定する固定手段と、
    前記固定手段により固定された前記本体を、光軸方向に駆動する第2の駆動手段と、
    前記判定手段により前記本体が前記スタンドに取り付けられていると判定された場合、前記第2の駆動手段により前記本体を駆動することにより、前記標本の表面に対する前記対物レンズの焦点位置を調整する第2の調整手段と
    を備える顕微鏡。
  2. 前記第1の駆動手段は、前記判定手段により前記本体が前記スタンドに取り付けられていると判定された場合、前記対物レンズを、前記ステージに載置された前記標本に最も近づく位置まで駆動する
    請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 前記第1の駆動手段は、前記判定手段により前記本体が前記スタンドから取り外されていると判定された場合、前記対物レンズを、光軸方向における所定の基準位置に駆動する
    請求項1又は2に記載の顕微鏡。
  4. 前記基準位置は、前記対物レンズが、前記標本に対して、最も近づく位置と、最も離れる位置との中間位置である
    請求項3に記載の顕微鏡。
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