JP5982188B2 - データ配信システム、データ配信方法及び配信サーバー - Google Patents
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Description
本発明は、このような不都合をなくすものであり、経営情報或いは地域情報のような配信順序要因情報を含む配信データの内容に応じて送信順位を設定し、その順位に従って配信データを送信するものである。その結果、配信データは、重要拠点に最優先で送信することができるようにするものである。
前記通信処理ステップが、更新された接続順位の順序で、前記配信データをクライアント端末に送信することを特徴とするデータ配信方法を提供するものである。
以下には、本発明のデータ配信システムを実施形態により説明する。
図1は、本発明のデータ配信システムが本店の配信サーバーと全国にチェーン展開する店舗のPOSシステムがネットワークによって接続されたデータ配信システムとして実施された場合の実施形態の構成図を示す。しかし、本発明は、これ以外に、例えば、本社と各事業所間、または各営業所間を接続するデータ配信システムや管理部門と被管理部門を接続するデータ配信システムのように、通常の会社、法人又は団体でも適用可能であり、一般的には配信サーバーと、複数の端末が接続されたデータ配信システムに利用されるものである。
ここで、配信サーバーは、例えば1つであり、クライアント端末は、例えば数10〜数100程度であるとするが、これら数値に限定されない。
図2は、配信サーバー100のブロック図を示し、配信サーバー100は、例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータによって構成することが可能であり、MPU11、バス12、主メモリ13、通信処理部14、配信サーバーのリスト保管部15、配信リスト保管部16、クライアント端末情報保管部17、配信データ保管部18、分割配信リスト保管部19、再配信リスト保管部20、プログラム保管部21、不揮発性メモリ制御部22、表示部23、画像メモリ24、画像メモリ制御部25、キー操作部26、キー制御部27、ポインティングデバイス操作部28、ポインティングデバイス制御部29、USBメモリ/SDカード等の外部メモリ30、外部メモリ制御部31を備える。ここには、配信サーバー100に必要な各部分を示したが、これら以外に他の部分を備えていてもよい。また、図示しないが、外部機器として、プリンター、スキャナ等を備えてもよい。
バス12は、配信サーバー100内のデータ、制御命令を伝送する伝送路である。
1.経営情報を要因と場合の例(売上順など)
・予定外の特売指示、「閉店まで商品○○を×××円で特売すること」
・商品回収指示、「カビ、金属片混入のため商品△△を至急回収のこと」
・購入数量限定指示、「商品××は、本日お一人様○点までとすること」
2.地域情報を要因とした場合の例
・台風等自然災害指示、「**地方に台風が接近。○○時で閉店す
ること」
・計画停電指示、「**地方は○○時〜××時まで計画停電のため、
マニュアルに従った対応を行うこと」
・電気予報指示、「**地方で電気予報が危険(警戒)水準になった
ため、節全を徹底すること(レジを1台停止する等)」
・猛暑日指示、「**地方は猛暑日の予報のため、こまめに水分補給
をすること。気分が悪くなったお客様がおられた場合、速やかに
適切な処置を行うこと」
接続順位決定部135は、接続確認部134によってクライアント端末と接続確認ができた場合は、配信リストの順序で接続を行い、接続確認ができない場合、そのクライアント端末への接続は配信リストの最後にするようにして、接続順位を決定する。
配信サーバー1には、配信順位が(1、n+1、2n+1・・・)位を割り振る。
配信サーバー2には、配信順位が(2、n+2、2n+2・・・)位を割り振る。
・
・
・
配信サーバーnには、配信順位が(n、2n、3n・・・)位を割り振る。
分割配信リストは、複数の配信サーバーの一つが作成し、それを他の配信サーバーに送信する。また、他の配信サーバーが分割配信リストを作成した場合は、当該配信サーバーは、分割配信リストを作成する必要はなく、他の配信サーバーで作成された分割配信リストを受信して、分割配信リスト保管部19に保管すればよい。
配信サーバーのリスト保管部15は、本発明のデータ配信システムに使用される複数の配信サーバー100・・・のサーバー名と、IPアドレスを保管する。また、当該配信サーバーのサーバー名、IPアドレスも保管する。この他に、複数の配信サーバー100・・・が互いに離れた位置に設置されている場合は、その設置場所や複数の配信サーバーの距離的中心位置または代表位置を保存してもよい。
配信リスト保管部16は、接続順位付与部132によって作成された配信順位リストを配信リストとして保管する。配信サーバー100は、この配信リストに記載された順番にクライアント端末と接続し、配信データを送信する。配信リスト保管部16に保管される配信リストは、接続順位付与部132によって接続順位が付与されるたびに更新される。配信リストは接続順位に従ってクライアント端末のアドレス、宛名、配信日、配信データのタイトルを保管する。なお、アドレスは、各端末のアドレスそのもののみでなく、端末のアドレスを導き出すことが可能な情報でもよい。例えば、各端末の識別情報とアドレスを対応付けたテーブルが存在する場合は、端末の識別情報でもよい。
不揮発性メモリ制御部22は、例えば、Flashメモリよりなり、MPU11の命令に従って、不揮発性メモリの書き込み、読み出し、消去を制御し、配信サーバーのリスト保管部15、配信リスト保管部16、クライアント端末情報保管部17、配信データ保管部18、分割配信リスト保管部19、再配信リスト保管部20またはプログラム保管部21から必要なデータを読み出し或いは消去、または配信サーバー内の情報の書き込みを行なう。
表示部23は、液晶表示装置、プラズマ表示装置、EL表示装置のように文字または静止画或いは動画のような画像を表示する部分である。
画像メモリ24は、表示部23に表示させる画像を記憶するメモリである。
画像メモリ制御部25は、画像メモリ24に記憶させる文字または静止画或いは動画のような画像を制御する部分である。
キー制御部27は、キー操作部26によって入力された文字または指示、命令をコマンドとしてMPU11に入力する部分である。
ポインティングデバイス操作部28は、例えば、マウスまたはタッチパネルであり、配信サーバーの使用者が表示部23に表示された画面上のポイントまたは領域範囲を指示し、また手書き入力するものである。また、ポインティングデバイス操作部28は、例えば、配信先順序を決定するための指示操作、あるいは配信を実行するための指示操作を行なうことができる。
ポインティングデバイス制御部29は、ポインティングデバイス操作部28によって指示された画面上のポイントまたは領域範囲を座標として取り込み制御する部分である。
外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)30は、テキスト、図、表または静止画或いは動画のような画像を記録したメモリであり、外部メモリ30に記録したデータを配信サーバー100に取り込みまたは配信サーバーに保管されている情報を記録させるためのI/Oを指す。
外部メモリ制御部31は、外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)30が配信サーバー100のI/O部分に挿入された場合、その情報の取り込み、記録または削除を制御する部分である。
図3は、クライアント端末300のブロック図を示し、クライアント端末300は、例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータによって構成することができる。クライアント端末300は、図3に示すように、MPU41、バス42、主メモリ43、USBメモリ/SDカード等の外部メモリ44、外部メモリ制御部45、通信処理部46、配信データ保管部47、プログラム保管部48、不揮発性メモリ制御部49、表示部50、画像メモリ51、画像メモリ制御部52、キー操作部53、キー制御部54、ポインティングデバイス操作部55、ポインティングデバイス制御部56を備える。ここには、本発明のデータ配信システムに使用されるクライアント端末に必要な各部分を示したが、これら以外に他の部分を備えていてもよい。また、図示しないが、外部機器として、プリンター、スキャナ等を備えてもよい。
バス42は、クライアント端末300内のデータ、制御命令を伝送する伝送路である。
外部メモリ制御部45は、外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)44がクライアント端末300のI/O部分に挿入された場合、その情報の取り込み、記録または削除を制御する部分である。
通信処理部46は、ネットワーク200に接続され、配信サーバー100と相互通信を行なうインターフェースであり、配信サーバー100から配信データを受信する。
配信データ保管部47は、配信サーバー100から受信した配信データを保管する部分である。
プログラム保管部48は、コンピュータを動作させるためのOS、本発明のデータ配信システムのため、クライアント端末が配信データを受信するためのアプリケーションプログラムの保管部分である。
配信データ保管部47及びプログラム保管部48は、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ内に形成された領域である。不揮発性メモリはハードディスクを使用してもよい。
不揮発性メモリ制御部49は、MPU41の命令に従って、不揮発性メモリの書き込み、読み出し、消去を制御し、配信データ保管部47及びプログラム保管部48から必要な情報を書き込み、読み出しまたは消去を行なう。
次に、図4を使用して、本発明のデータ配信システムにおいて用いられる配信リストの作成順序を説明する。ここでは、図1に示すように、1台の配信サーバー100によって、複数のクライアント端末300へ配信データを送信する場合を説明する。
まず、配信サーバー100は、キー操作部26及びポインティングデバイス操作部28を使用して配信データを作成する。このとき、外部メモリ30に記録されているデータを使用してもよい。
そして、上記のクライアント端末情報に対して、指定された配信順序要因情報に従ってクライアント端末の接続順位を付与し、配信リストを作成する。ここでは、接続順位要因情報が「売上金額」であるので、売上金額の多い順にクライアント端末の接続順位を付与し、その順番に並び替えて配信リストを作成する。このようにして作成された配信リストを図4(b)に示す。図4(b)に示すように、配信リストは売上金額の多い順に並べられている。
配信サーバーは、この配信リストの順に従って、送信予定時刻になったとき自動的に、またはキー操作部26或いはポインティングデバイス操作部28の操作により、配信データを送信する。
次に、図5の構成図に示すように、複数の配信サーバーを使用して、配信データを送信する場合を説明する。
例えば、配信サーバー100が2台である場合、配信サーバー1と配信サーバー2がそれぞれクライアント端末へ配信データを送信するので、それぞれ分割配信リストを作成する必要がある。
まず、配信サーバーが1台である場合と同様に、一つの配信サーバーが配信データを作成し、クライアント端末情報を検索し、接続順位に従ってクライアント端末情報を並び替え、図4(b)に示す配信リストを作成する。ここまでは、上記図4で説明したのと同じである。
次に、図6(a)に示す配信リストの各クライアント端末を、分割配信リスト作成部136によって、配信サーバーの台数分に分割する。ここでは配信サーバーは2台であるので、配信サーバー1と、配信サーバー2に分割する。
配信サーバー1には、配信リストの(1、n+1、2n+1・・・)位を振り分ける。
配信サーバー2には、配信リストの(2、n+2、2n+2・・・)位を振り分ける。
このようにして分割された分割配信リストを図6(b)と図6(c)に示す。
図7は、配信リストを計画停電の有無により並び替え、計画停電の実施時期の早い順に配信データを送信する場合の配信リストの作成順序を説明する図を示す。
まず、配信データを作成し、クライアント端末を検索し、接続順位に従ってクライアント端末を並び替え、配信リストを作成する。ここまでは、上記図4で説明したのと同じであるが、ここでは、計画停電の有無によってクライアント端末を検索し、計画停電の実施時期の早い順に並び替える。このようにして作成した配信リストを図7(a)に示す。なお、図(a)には、計画停電のあるクライアント端末だけでなく、A店〜F店を含む地域のクライアント端末を示している。勿論、計画停電を接続順序要因情報として検索した場合は、E店とD店のみが抽出されたリストになる。
配信サーバーが1台である場合は、図7(a)の配信リストの順に配信データを送信する。
このようにして分割された分割配信リストを図7(b)と図7(c)に示す。
図7(b)と図7(c)に示した分割配信リストは、それぞれ配信サーバーに送信され、分割配信リスト保管部19に保管される。そして、各配信サーバー100は、分割配信リストに記載された順にクライアント端末300の接続確認を行い、接続確認されたクライアント端末に配信データを送信する。もし、接続確認ができない場合は、当該クライアント端末を分割配信リストの最後に移動する。
図8は、配信リストを、第1優先を来客者数、第2優先を売上金額として並び替え、その並び替えた順に配信データを送信する場合の配信リストの作成順序を説明する図を示す。
配信データを作成し、クライアント端末を検索し、接続順位に従ってクライアント端末を並び替え、配信リストを作成する。ここまでは、上記図4で説明したのと同じであるが、ここでは、第1優先を来客者数、第2優先を売上金額として、並び替える。その並び替えた配信リストを図8(a)に示す。
配信サーバーが1台である場合は、図8(a)の配信リストの順に配信データを送信する。
このようにして分割された分割配信リストを図8(b)と図8(c)に示す。
図8(b)と図8(c)に示した分割配信リストは、それぞれ配信サーバーに送信され、分割配信リスト保管部19に保管される。そして、各配信サーバー100は、分割配信リストに記載された順にクライアント端末300の接続確認を行い、接続確認されたクライアント端末に配信データを送信する。もし、接続確認ができない場合は、当該クライアント端末を分割配信リストの最後に移動する。
図9は、配信サーバーが配信リストを作成し、配信データを送信する処理を説明するフローチャートを示す。なお、ここでは、配信サーバーが配信データを作成する処理、及び配信データを送信すべきクライアント端末を抽出する処理は説明を省略する。
まず、ステップS01で、配信サーバーは配信アプリケーションを実行する。次に、ステップS02で、クライアント端末情報保管部17よりクライアント端末に関する情報、例えば、店名、売上金額、来客者数、電気予報、犯罪発生件数、犯罪発生状況、営業時間、定休日、その他を読み込む。そして、ステップS03では、このデータ配信システムで配信順序を決定する配信順序要因情報、例えば、売上金額、来客者数のような経営情報、あるいは天気予報、電気予報、犯罪発生件数、犯罪発生状況のような地域情報を設定する。ステップS04では、クライアント端末に関する情報と、配信順序要因情報に基づき、接続順位付与部132によって接続順位を付与し、その順にクライアント端末を並べた配信リストを作成する(例えば、図4(b)に示す配信リスト)。ステップS05では、作成した配信リストを配信リスト保管部16に保管する。
ステップS06では、配信サーバーのリスト保管部15から、配信サーバーのサーバー名、IPアドレスなどの配信サーバーリストを読み込み、使用可能な配信サーバーの台数を取得する。次に、ステップS07では、分割配信リスト作成部136によって、前のステップS06で読み込んだ配信サーバーの台数分の分割配信リストを作成するために分割配信リスト表を用意し、ステップS04で作成した配信順序リストに記載されたクライアント端末を、配信サーバー台数分の分割配信リスト表に順次割り振り、分割配信リストを作成する。
配信サーバーがn台である場合、次のように割り振る。
配信サーバー1には、配信リストの(1、n+1、2n+1・・・)位を割り振る。
配信サーバー2には、配信リストの(2、n+2、2n+2・・・)位を割り振る。
・
・
・
配信サーバーnには、配信リストの(n、2n、3n・・・)位を割り振る。
ステップS07で作成された分割配信リストは、それぞれ担当の配信サーバーに送信され、各配信サーバーは分割配信リスト保管部19に保管する(ステップS08)。分割配信リストが他の配信サーバーで作成された場合は、他の配信サーバーから分割配信リストを受信して、分割配信リスト保管部19に保管する。
ステップS10では、ステップS09で作成された配信リスト(または分割配信リスト)に記載されたクライアント端末の数を「x」として、xとyを比較する。
ステップS10でxとyの比較の結果、変数「y」が数「x」と等しい、または小さい場合、ステップS11に進む。しかし、変数「y」が数「x」より大きい場合、ステップS17に進む。
ステップS12では、ステップS11の配信結果を接続確認部134によってチェックする。配信が成功した場合は、ステップS16に進む。しかし、配信が失敗した場合は、ステップS13に進む。
ステップS13で、再配信リストが存在しない場合、ステップS14に進み、再配信リストが存在する場合、ステップS15に進む。
ステップS14では、再配信リストを作成し、再配信リスト保管部20に保管する。
ステップS15では、配信に失敗したクライアント端末を再配信リストに追記する。
ステップS16では、変数「y」を「y+1」として、ステップS10に戻る。
ステップS18では、再配信処理が行われるが、詳細は図10を使用して説明する。
ステップS19では、配信サーバーが配信リストを作成し、配信データを送信する処理が終了したので、配信サーバーが配信アプリケーションを終了する。
図10は、前記ステップS18の詳細なフローチャートを示す。
ステップS18は、配信サーバーが配信リスト(または分割配信リスト)に記載された各クライアント端末の接続確認の結果、接続失敗したクライアント端末に再配信する処理である。
ステップS21では、変数「y」を用意し、この変数をy=1として、初期化する。
次に、ステップS22は、ステップS15で作成した再配信リストの個数を「z」として、変数「y」と比較する。比較の結果、変数「y」が数「z」と等しい、または小さい場合、ステップS23に進む。しかし、変数「y」が数「z」より大きい場合、ステップS29に進む。
ステップS24では、配信結果をチェックし、送信成功の場合は、ステップS28に進む。接続失敗の場合は、ステップS25に進む。
ステップS25では、テンポラリ用再配信リストの有無をチェックする。テンポラリ用再配信リストが存在しない場合、ステップS26に進み、存在する場合、ステップS27に進む。
ステップS26では、テンポラリ用再配信リストを作成する。
ステップS27では、テンポラリ用再配信リストに送信失敗したクライアント端末の情報を記録する。
そして、ステップS28では、変数「y」を「y+1」として、ステップS22に戻る。
ステップS30では、テンポラリ用再配信リストのデータを再配信リストにコピーする。
次に、ステップS31では、テンポラリ用再配信リストを削除する。
そして、再配信処理を終了する。
図11は、配信サーバー30から配信データを受信するクライアント端末の受信処理のフローチャートを示す。
ステップS41は配信サーバーから配信データを受信する。
ステップS42では、受信した配信データを表示部50に表示する。
以上で、受信処理フローチャートは終了する。
16 配信リスト保管部
17 クライアント端末情報保管部
18 配信データ保管部
19 分割配信リスト保管部
20 再配信リスト保管部
100 配信サーバー
131 クライアント端末情報検索部
132 接続順位付与部
133 配信データ作成部
134 接続確認部
135 接続順位決定部
136 分割配信リスト作成部
200 ネットワーク
300クライアント端末
Claims (5)
- 配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信するクライアント端末を備えるデータ配信システムであって、
前記配信サーバーは、
前記クライアント端末を所有するクライアントの経営情報及びクライアント端末の所在地域の地域情報からなる配信順序要因情報を含むクライアント端末情報を保管するクライアント端末情報保管部と、
前記配信順序要因情報を含む配信データを保管する配信データ保管部と、
前記クライアント端末情報保管部のクライアント端末情報を検索するクライアント端末情報検索部と、
前記クライアント端末情報検索部によって検索されたクライアント端末情報を所定の前記配信順序要因情報によって接続順位を付与する接続順位付与部と、
前記接続順位の順序でクライアント端末に接続し、前記配信データを送信する通信処理部とを備え、
前記配信サーバーは、前記配信データを緊急配信する場合に、前記接続順位付与部が、前記クライアント端末情報保管部に保管されているクライアント端末情報に含まれる経営情報に基づいて、クライアント端末に付与する接続順位を更新し、前記通信処理部が、更新された接続順位の順序で、前記配信データをクライアント端末に送信することを特徴とするデータ配信システム。 - 前記クライアント端末情報検索部は、クライアント端末情報を抽出し、
前記接続順位付与部は、前記クライアント端末情報検索部によって検索されたクライアント端末情報を、配信順序要因情報によって接続順位を付与する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。 - 前記配信サーバーを複数備え、
前記複数の配信サーバーの少なくとも一つは、
前記接続順位の順番に並べられた配信リストに記載のクライアント端末を、複数の配信サーバーに順次振り分け、分割配信リストを作成する分割配信リスト作成部と、
前記分割配信リストを他の配信サーバー送信する通信処理部と
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ配信システム。 - 配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信するクライアント端末を備えるデータ配信方法であって、
前記配信サーバーは、
前記クライアント端末を所有するクライアントの経営情報及びクライアント端末の所在地域の地域情報からなる配信順序要因情報を含むクライアント端末情報を保管するクライアント端末情報保管部を備え、
前記配信順序要因情報を含む配信データを保管する配信データ保管ステップと、
クライアント端末情報保管部からクライアント端末情報を検索するクライアント端末情報検索ステップと、
前記クライアント端末情報検索ステップによって検索されたクライアント端末情報を所定の前記配信順序要因情報によって接続順位を付与する接続順位付与ステップと、
前記接続順位の順序でクライアント端末に接続し、前記配信データを送信する通信処理ステップとを有し、
前記配信サーバーは、前記配信データを緊急配信する場合に、
前記接続順位付与ステップにおいて、前記クライアント端末情報保管部に保管されているクライアント端末情報に含まれる経営情報に基づいて、クライアント端末に付与する接続順位を更新し、
前記通信処理ステップが、更新された接続順位の順序で、前記配信データをクライアント端末に送信することを特徴とするデータ配信方法。 - クライアント端末へ配信データを送信する配信サーバーであって、
前記配信サーバーは、
前記クライアント端末を所有するクライアントの経営情報及びクライアント端末の所在地域の地域情報からなる配信順序要因情報を含むクライアント端末情報を保管するクライアント端末情報保管部と、
前記配信順序要因情報を含む配信データを保管する配信データ保管部と、
前記クライアント端末情報保管部からクライアント端末情報を検索するクライアント端末情報検索部と、
前記クライアント端末情報検索部によって検索されたクライアント端末情報を所定の前記配信順序要因情報によって接続順位を付与する接続順位付与部と、
前記接続順位の順序でクライアント端末に接続し、前記配信データを送信する通信処理部とを備え、
前記配信データを緊急配信する場合に、前記接続順位付与部が、前記クライアント端末情報保管部に保管されているクライアント端末情報に含まれる経営情報に基づいて、クライアント端末に付与する接続順位を更新し、前記通信処理部が、更新された接続順位の順序で、前記配信データをクライアント端末に送信することを特徴とする配信サーバー。
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