JP2013257834A - データ配信システム、データ配信方法及び配信サーバー - Google Patents

データ配信システム、データ配信方法及び配信サーバー Download PDF

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Abstract

【課題】配信データの送信時刻を基準として時間的猶予の少ないクライアント端末から順番に接続順位を付与し、その順位に従って配信データを送信する。
【解決手段】配信サーバーは、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼動終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、前記接続順位付与部の接続順位に従ってクライアント端末に接続し、配信データを送信する通信処理部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ配信システム、データ配信方法及び配信サーバーに関し、特に、時間制限を含む配信データを送信する場合、または配信データを受信するクライアントに時間制約がある場合のデータ配信システム、データ配信方法及びこのデータ配信システムに使用される配信サーバーに関する。
特許文献1に記載の情報配信システムは、配信元端末がSIPサーバーに対して、火災、地震、洪水など災害に関する情報又は住居侵入、建造物損壊などの事件に関する緊急情報を送信して、その緊急情報を送信すべき配信先端末に関する配信先情報を送信するよう要求すると、SIPサーバーはその要求に応じて配信元端末に対して、配信先情報と緊急情報を送信する。そして、配信元端末はその送信先情報を受信し、その送信先情報に基づいて、配信先端末とセッションを確立して、緊急情報をピアツーピア通信により配信するものである。
また、特許文献2は、通信機器の通信部が受信優先順序情報に基づいて優先順序の高い順に、送信先リストの送信先IDを並び替え、並び替えた送信リストの順番にイベントを送信する。そして、送信先の通信機器から代理転送の可否を示す通信応答を受信し、代理転送可である場合は、イベントの送信を終了し、代理転送否である場合は、次の通信機器に送信するものである。これにより、各通信機器へのイベントの送信回数が減り、送信処理の負荷を低減することができるものである。
特開2009−206601号公報 特開2009−135810号公報
配信サーバーとクライアント端末がネットワークを介して接続されたクライアント・サーバーシステムにおいて、配信サーバーから複数のクライアント端末へ配信データを送信する場合、従来のデータ配信システムにおける配信サーバーは、配信リストに記載された順序(優先順序を含む)でクライアント端末に送信していた。しかし、配信データが何時までに対応を要求するなど時間制限を含む内容である場合、またはクライアントの営業時間或いは活動日時、曜日、職員或いは店員の労働時間、またはクライアント端末の稼動時間が設定され、時間制約がある場合、予め設定された配信リストに従って送信すると、時間外に送信されることがある。
本発明は、このような不都合をなくすものであり、配信データの送信時刻を基準として時間的猶予の少ないクライアント端末から順番に接続順位を付与し、その順位に従って配信データを送信する。その結果、配信データが時間外に送信されることを少なくするものである。
前記課題を解決するため、本発明のデータ配信システムは、配信データを送信する配信サーバーと配信データを受信する複数のクライアント端末を備える。そして、前記配信サーバーは、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼働終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、前記接続順位付与部の接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理部とを備える。
また、本発明は、別の観点では、配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信する複数のクライアント端末を備えるデータ配信方法である。そして、前記配信サーバーは、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部を備え、配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼働終了時刻までの時間を計算する時間計算ステップと、前記時間計算ステップの計算結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与ステップと、前記接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理ステップとを実行するデータ配信方法である。
更に、本発明は、別の観点では、複数のクライアント端末へ配信データを送信する配信サーバーであって、前記配信サーバーは、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼働終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、前記接続順位付与部の接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理部とを備えるものである。
本発明のデータ配信システムによれば、配信データの送信時刻から時間的猶予の少ないクライアント端末に順番に接続順位をつけるので、配信データが時間外に送信されることを少なくすることができる。
本発明のデータ配信システムを実施する実施形態の構成図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用される配信サーバーのブロック図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用されるクライアント端末のブロック図を示す。 本発明のデータ配信システムにおいて用いられる配信リストの作成順序を説明する説明図を示す。 本発明のデータ配信システムにおいて、複数の配信サーバーが用いられる場合の実施形態の構成図を示す。 本発明のデータ配信システムにおいて、複数の配信サーバーを用いる場合に使用される分割配信リストを作成する順序の説明図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用される配信サーバーのフローチャート図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用される配信サーバーが接続確認処理を実行する場合のフローチャート図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用される配信サーバーが再配信処理を実行する場合のフローチャート図を示す。 本発明のデータ配信システムに使用されるクライアント端末のフローチャート図を示す。
本発明のデータ配信システムは、配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信する複数のクライアント端末を備え、前記配信サーバーは、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼働終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、前記接続順位付与部の接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理部とを備える。
これにより、本発明のデータ配信システムによれば、配信データの送信時刻から時間的猶予の少ないクライアント端末に順番に接続順位を付与し、その順位に従って配信データを送信するので、配信データが時間外に送信されることを少なくすることができる。
本発明のデータ配信システムにおいて、配信データは、例えば、次のような内容であり、時間制限を含むものを指す。
1.緊急メッセージ例
・災害発生時の配信、「大型台風接近中。○○時までに閉店のこと」
・不審者情報の配信、「XX歳くらいの不審な男性をYY地区で発見、○○時まで注意 要」
・予定外の特売指示、「閉店まで商品○○を×××円で特売すること」
・商品回収指示、「カビ、金属片混入のため商品△△を至急回収のこと」
・購入数量限定指示、「商品××は、本日お一人様○点までとすること」
・電気予報警告指示、「電気予報が危険(警戒)水準になったため、節電を
徹底すること(レジを1台停止する等)」
このような配信データは、クライアントの営業時間内、活動時間内、職員或いは店員の労働時間内、またはクライアント端末の稼動時間内に受信された場合は、対応することが可能であるが、時間外に配信された場合は対応できないことがある。
2.通常メッセージ例
・定時連絡、「本日入荷商品の入荷予定時刻について」
・業務指示、「AA時までに業務日報を提出のこと」
・通常の特売指示、「15:00〜16:00まで商品○○を×××円で販売」
・業務連絡、「インフルエンザが流行っているので、マスク着用、うがい手洗いの徹底 を行なうこと」
このような配信データは、クライアントが即時対応する必要が少ないので、配信データの送信予定時刻にかかわらず送信することができる。
(実施形態)
以下には、本発明のデータ配信システムを実施形態により説明する。
図1は、本発明のデータ配信システムが本店の配信サーバーと全国にチェーン展開する店舗のPOSシステムがネットワークによって接続されたデータ配信システムとして実施された場合の実施形態の構成図を示す。しかし、本発明は、これ以外に、例えば、本社と各事業所間、または各営業所間を接続するデータ配信システムや管理部門と被管理部門を接続するデータ配信システムのように、通常の会社でも適用可能であり、一般的には配信サーバーと、複数の端末が接続されたデータ配信システムに利用されるものである。
図1に示すように、本発明のデータ配信システムは、配信サーバー100と、A店、B店、及びC店のように、複数のクライアント400がそれぞれ所有するクライアント端末300とを備え、配信サーバー100と、複数のクライアント端末300は、インターネットなどネットワーク200にそれぞれ接続されて、相互通信可能となっている。
ここで、配信サーバー100は、例えば1つであり、クライアント端末は、例えば数10〜数100程度であるとするが、これら数値に限定されない。
図2は、配信サーバー100のブロック図を示し、配信サーバー100は、例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータによって構成することが可能であり、MPU11、バス12、主メモリ13、通信処理部14、配信サーバーのリスト保管部15、配信リスト保管部16、クライアント端末情報保管部17、配信データ保管部18、分割配信リスト保管部19、再配信リスト保管部20、プログラム保管部21、不揮発性メモリ制御部22、表示部23、画像メモリ24、画像メモリ制御部25、キー操作部26、キー制御部27、ポインティングデバイス操作部28、ポインティングデバイス制御部29、USBメモリ/SDカード等の外部メモリ30、外部メモリ制御部31を備える。ここには、本発明の配信サーバー100に必要な各部分を示したが、これら以外に他の部分を備えていてもよい。また、図示しないが、外部機器として、プリンター、スキャナ等を備えてもよい。
MPU11は、プログラム保管部21から動作順に必要なプログラムを読み出し、各部分に保存されているデータを転送し、また各部分に制御命令を発行して処理を実行させ、またキー操作部26やポインティングデバイス操作部28のような入力装置からの割り込みを受け、そして、そのデータを受けてデータ処理を行なう機能を実現する。このような動作以外に、プログラム保管部21に保管されたプログラムに従い、データの読み出し、転送、処理を順次実行する。
バス12は、配信サーバー100内のデータ、制御命令を伝送する伝送路である。
主メモリ13は、DRAM等の揮発性メモリのような一時メモリを使用し、配信サーバー100がプログラムを実行するためにコードをプログラム保管部21から移動して実行し、またプログラムの実行に必要な記録領域となる。例えば、クライアント端末抽出部131、時間計算部132、接続順位付与部133、配信データ作成部134、接続確認部135、接続順位決定部136及び分割配信リスト作成部137のような記録領域を形成する。
クライアント端末抽出部131は、配信リスト保管部16から配信リストを読み出し、今回、配信データを送信するクライアント端末を抽出する。例えば、クライアント端末情報保管部17に保存されている営業時間情報や活動時間情報等クライアント時間情報、地域属性情報(例えば、北海道、関東・・・、または配信サーバーとクライアント端末までの距離)に基づいて、クライアント端末を抽出する。または、配信リスト保管部16にクライアント端末が登録された登録日、或いは前回配信データを送信した送信日によって、クライアント端末を抽出する。または、クライアント端末情報保管部17に保存された名称、住所、居所、店舗面積、営業時間、売上、営業成績、店員数、来客数、商品数によって、クライアント端末を抽出する。
時間計算部132は、配信データの送信予定時刻からクライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼動終了時刻までの時間を計算する。
接続順位付与部133は、時間計算部132の計算結果に基づき、時間的猶予の少ないクライアント端末から順番に接続順位を付与し、配信リストを作成する。
配信データ作成部134は、キー操作部26、ポインティングデバイス操作部28または外部メモリ30を使用して、このデータ配信システムによって配信するメッセージ、またはメッセージとファイルを含む配信データを作成する部分である。配信データは、文書、テキスト、図、表、静止画、動画いずれでもよく、これらを組み合わせてもよい。配信データ作成部134は、緊急配信する配信データだけでなく、通常の配信データ、文書、テキスト、図、表を作成してもよい。
配信データの一例は、次のようなものである。
1.緊急メッセージ例
・災害発生時の配信、「大型台風接近中。○○時までに閉店のこと」
・不審者情報の配信、「XX歳くらいの不審な男性をYY地区で発見、○○時まで注意 要」
・予定外の特売指示、「閉店まで商品○○を×××円で特売すること」
・商品回収指示、「カビ、金属片混入のため商品△△を至急回収のこと」
・購入数量限定指示、「商品××は、本日お一人様○点までとすること」
・電気予報警告指示、「電気予報が危険(警戒)水準になったため、節電を
徹底すること(レジを1台停止する等)」
2.通常メッセージ例
・定時連絡、「本日入荷商品の入荷予定時刻について」
・業務指示、「AA時までに業務日報を提出のこと」
・通常の特売指示、「15:00〜16:00まで商品○○×××を円で販売」
・業務連絡、「インフルエンザが流行っているので、マスク着用、うがい手
洗いの徹底を行なうこと」
接続確認部135は、接続順位付与部133によって作成された配信リストの順番に通信処理部14よりクライアント端末に接続したとき、接続が確立できたか否かを確認する部分である。
接続順位決定部136は、接続確認部135によってクライアント端末と接続確認ができた場合は、配信リストの順序で接続を行い、接続確認ができない場合、そのクライアント端末への接続は配信リストの最後にするようにして、接続順位を決定する。
分割配信リスト作成部137は、配信サーバーを複数使用して、配信データを送信する場合、各配信サーバーがクライアント端末へ送信するための分割配信リストを作成する部分である。分割配信リスト作成部137が分割配信リストを作成する場合、接続順位付与部133によって付与された配信リストを次のようにして割り振ることにより、作成する。
配信サーバー1には、配信リストの(1、n+1、2n+1・・・)
配信サーバー2には、配信リストの(2、n+2、2n+2・・・)



配信サーバーnには、配信リストの(n、2n、3n・・・)
分割配信リストは、他の配信サーバーによって分割配信リストが作成される場合もあり、その場合、当該配信サーバーは、分割配信リストを作成する必要はなく、他の配信サーバーで作成された分割配信リストを受信して、分割配信リスト保管部19に保管すればよい。
通信処理部14は、ネットワーク200に接続され、クライアント端末300と相互通信を行なうインターフェースであり、配信サーバー100からクライアント端末300へ配信データを送信する。
配信サーバーのリスト保管部15は、本発明のデータ配信システムに使用される複数の配信サーバー100・・・のサーバー名と、IPアドレスを保管する。また、当該配信サーバーのサーバー名、IPアドレスも保管する。この他に、複数の配信サーバー100・・・が互いに離れた位置に設置されている場合は、その設置場所や複数の配信サーバーの距離的中心位置または代表位置を保存してもよい。
配信リスト保管部16は、接続順位付与部133によって付与された接続順位リストを配信リストとして保管する。配信サーバー100は、この配信リストに記載された順番にクライアント端末へ配信データを送信する。配信リスト保管部16に保管される配信リストは、接続順位付与部133によって接続順位が付与されるたびに更新される。配信リストは接続順位に従ってクライアント端末のアドレス、宛名、配信日、配信データのタイトルを保管する。なお、アドレスは、各端末のアドレスそのもののみでなく、端末のアドレスを導き出すことが可能な情報でもよい。例えば、各端末の識別情報とアドレスを対応付けたテーブルが存在する場合は、端末の識別情報でもよい。
クライアント端末情報保管部17は、クライアント端末に関する情報を全て保存する。例えば、クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管する。また、クライアント端末が設置された場所の大陸別情報、国別地情報、都道府県別情報、市町村別情報のような地域属性情報を保管する。また、複数の配信サーバーが設置された位置からクライアント端末が設置された位置までの距離情報を保管する。距離情報は、距離数値だけでなく、100km単位、50km単位、10km単位のように所定距離ごとにまとめてもよい。その他の情報として、本発明が全国にチェーン展開する店舗のPOSシステムと接続されるデータ配信システムに利用する場合は、名称、住所、居所、店舗面積、営業時間、売上、営業成績、店員数、来客数、商品数などがある。
配信データ保管部18は、この配信サーバー100の配信データ作成部134で作成された配信データ、または他の配信サーバーで作成され、送信する配信データを保管する。また、過去に送信した配信データを保管する。また、通常の配信データを保管してもよい。
分割配信リスト保管部19は、複数の配信サーバーを使用して配信データを送信する場合に、当該配信サーバーのための分割配信リストを保管する。分割配信リストは、接続順序決定の処理が行なわれるたびに更新される。
再配信リスト保管部20は、配信サーバーが配信データを送信しようとするとき、通信回線の不都合、クライアント端末の不都合のため当該配信サーバーとクライアント端末との接続に失敗することがある。その場合、そのクライアント端末の接続順位を配信リストの最後に移動し、最後にそのクライアント端末に接続するため、再配信リストを作成し、その再配信リストを保管する。
プログラム保管部21は、コンピュータを動作させるためのOS、本発明のデータ配信システムのためのアプリケーションプログラム、及び配信データ作成のためのアプリケーションプログラム、ファイル作成のためのアプリケーションプログラムの保管部分である。本発明のデータ配信システムのためのアプリケーションプログラムとしては、クライアント端末抽出プログラム、時間計算プログラム、接続順位付与プログラム、配信データ作成プログラム、配信リスト作成プログラム、配信先順序決定プログラム、接続確認プログラム、分割配信リスト作成プログラム及び再配信処理プログラムがある。
配信サーバーのリスト保管部15、配信リスト保管部16、クライアント端末情報保管部17、配信データ保管部18、分割配信リスト保管部19、再配信リスト保管部20及びプログラム保管部21は、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ内に形成された領域である。不揮発性メモリは、ハードディスクを使用してもよい。
不揮発性メモリ制御部22は、MPU11の命令に従って、不揮発性メモリの書き込み、読み出し、消去を制御し、配信サーバーのリスト保管部15、配信リスト保管部16、クライアント端末情報保管部17、配信データ保管部18、分割配信リスト保管部19、再配信リスト保管部20またはプログラム保管部21から必要なデータを読み出し、書き込みまたは消去を行なう。
表示部23、画像メモリ24、画像メモリ制御部25、キー操作部26、キー制御部27、ポインティングデバイス操作部28、ポインティングデバイス制御部29、外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)30、外部メモリ制御部31は、パーソナルコンピュータで公知の部分であるので、簡単な説明のみ行なう。
表示部23は、液晶表示装置、プラズマ表示装置、EL表示装置のように文字または静止画或いは動画のような画像を表示する部分である。
画像メモリ24は、表示部23に表示させる画像を記憶するメモリである。
画像メモリ制御部25は、画像メモリ24に記憶させる文字または静止画或いは動画のような画像を制御する部分である。
キー操作部26は、例えば、キーボードを指し、文字入力、指示、命令の入力を行なうものであり、配信データの送信予定時刻を入力する。
キー制御部27は、キー操作部26によって入力された文字または指示、命令をコマンドとしてMPU11に入力する部分である。
ポインティングデバイス操作部28は、例えば、マウスまたはタッチパネルであり、配信サーバーの使用者が表示部23に表示された画面上のポイントまたは領域範囲を指示し、また手書き入力するものである。また、ポインティングデバイス操作部28は、例えば、配信先順序を決定するための操作、あるいは配信を実行するための操作を行なうことができる。
ポインティングデバイス制御部29は、ポインティングデバイス操作部28によって指示された画面上のポイントまたは領域範囲を座標として取り込み制御する部分である。
外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)30は、テキスト、図、表または静止画或いは動画のような画像を記録したメモリであり、外部メモリ30に記録したデータを配信サーバー100に取り込みまたは記録させるためのI/Oを指す。
外部メモリ制御部31は、外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)30が配信サーバー100のI/O部分に挿入された場合、その情報の取り込み、記録または削除を制御する部分である。
図3は、クライアント端末300のブロック図を示し、クライアント端末300は、例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータによって構成することができる。クライアント端末300は、図3に示す構成を備えている。クライアント端末300は、MPU41、バス42、主メモリ43、USBメモリ/SDカード等の外部メモリ44、外部メモリ制御部45、通信処理部46、配信データ保管部47、プログラム保管部48、不揮発性メモリ制御部49、表示部50、画像メモリ51、画像メモリ制御部52、キー操作部53、キー制御部54、ポインティングデバイス操作部55、ポインティングデバイス制御部56を備える。ここには、本発明のデータ配信システムに使用されるクライアント端末に必要な各部分を示したが、これら以外に他の部分を備えていてもよい。また、図示しないが、外部機器として、プリンター、スキャナ等を備えてもよい。
MPU41は、プログラム保管部48から動作順に必要なプログラムを読み出し、各部分に保存されているデータを転送し、また各部分に制御命令を発行して処理を実行させ、またキー操作部53やポインティングデバイス操作部55のような入力装置からの割り込みを受け、そして、そのデータを受けてデータ処理を行なう機能を実現する。このような動作以外に、プログラム保管部48に保管されたプログラムに従い、データの読み出し、転送、処理を順次実行する。
バス42は、クライアント端末300内のデータ、制御命令を伝送する伝送路である。
主メモリ43は、DRAM等の揮発性メモリのような一時メモリを使用し、クライアント端末300がプログラムを実行するためにコードをプログラム保管部48から移動して実行し、またプログラムの実行に必要な記録領域となる。
外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)44は、テキスト、図、表または静止画或いは動画のような画像を記録したメモリであり、外部メモリ44に記録したデータをクライアント端末300に取り込みまたは記録させるためのI/Oを指す。
外部メモリ制御部45は、外部メモリ(USBメモリ/SDカード等)44がクライアント端末300のI/O部分に挿入された場合、その情報の取り込み、記録または削除を制御する部分である。
通信処理部46は、ネットワーク200に接続され、配信サーバー100と相互通信を行なうインターフェースであり、配信サーバー100から配信データを受信する。
配信データ保管部47は、配信サーバー100から受信した配信データを保管する部分である。
プログラム保管部48は、コンピュータを動作させるためのOS、本発明のデータ配信システムのため、クライアント端末が配信データを受信するためのアプリケーションプログラムの保管部分である。
配信データ保管部47及びプログラム保管部48は、フラッシュメモリのような不揮発性メモリ内に形成された領域である。不揮発性メモリはハードディスクを使用してもよい。
不揮発性メモリ制御部49は、MPU41の命令に従って、不揮発性メモリの書き込み、読み出し、消去を制御し、配信データ保管部47及びプログラム保管部48から必要な情報を書き込み、読み出しまたは消去を行なう。
表示部50、画像メモリ51、画像メモリ制御部52、キー操作部53、キー制御部54、ポインティングデバイス操作部55、ポインティングデバイス制御部56は、パーソナルコンピュータで公知の部分であり、配信サーバー100の各部分と同様であるので、説明を省略する。
次に、図4を使用して、本発明のデータ配信システムにおいて用いられる配信リストの作成順序を説明する。ここでは、図1に示すように、1台の配信サーバー100によって、複数のクライアント端末300へ配信データを送信する場合を説明する。
まず、キー操作部26及びポインティングデバイス操作部28を使用して配信データを作成する。このとき、外部メモリ30に記録されているデータを使用してもよい。
そして、配信リスト保管部16から配信データを送信する全てのクライアント端末の配信リストを読み出す。次に、クライアント端末情報保管部17に保管されている情報、例えば、クライアント端末が設置された場所の都道府県別情報、または市町村別情報のような地域属性情報を読み出し、その地域属性情報に基づき、配信データを送信すべきクライアント端末を抽出する。クライアント端末を抽出する場合のキーワードは、配信サーバーとクライアント端末との距離を使用してもよく、また、店舗面積、営業時間、売上、営業成績、店員数、来客数、商品数のようなキーワードを用いてもよい。
次に、クライアント端末情報保管部17からクライアントの店名、定休日、営業時間を読み出す。このようにして読み出した配信先情報の一例を図4(a)に示す。ここでは、営業時間について説明するが、クライアントの活動時間、職員或いは店員の労働時間、またはクライアント端末の稼動時間に代えることができる。
ここで、配信サーバーが月曜日の17:00に配信データを送信予定である場合、時間計算部132によって、送信予定時刻と営業終了時刻の時間を計算し、その計算した時間に基づいて、接続順位付与部133がクライアント端末の接続順位を付与する。即ち、最も時間の短いクライアント端末を1位とし、次に時間の短いクライアント端末を2位とする。以下、時間の順番に順位を付与する。例えば、月曜日の17:00から営業終了時刻の迫っているクライアント端末の順番に図4(a)の配信先情報を並び替え、図4(b)に示すような配信リストを作成する。この配信リストを作成する際、C店は、月曜日が定休日であるので、この配信リストの最後にする。
配信サーバーは、この配信リストの順に従って、送信予定時刻になったとき自動的に、またはキー操作部26或いはポインティングデバイス操作部28の操作により、配信データを送信する。
次に、図5の構成図に示すように、複数の配信サーバーを使用して、配信データを送信する場合を説明する。
例えば、配信サーバー100が2つである場合、配信サーバー1と配信サーバー2がそれぞれクライアント端末へ配信データを送信するので、それぞれ分割配信リストを作成する。
図6は、複数の配信サーバー100によって配信データを送信するための分割配信リストを作成する順序を説明する説明図を示す。
まず、配信サーバーが1台である場合と同様に、配信データを作成し、クライアント端末を抽出し、配信データを送信する時刻から、終了時刻の迫っているクライアント順に図4(a)の配信先情報を並び替え、図4(b)に示す配信リストを作成する。ここまでは、上記図4で説明したのと同じである。なお、C店は、月曜日が定休日であるので、配信リストの最後にする。
この配信リストを図6(a)に示す。
次に、図6(a)に示す配信リストの各クライアント端末を分割配信リスト作成部137によって、配信サーバーの台数分に分割する。即ち、
配信サーバー1には、配信リストの(1、n+1、2n+1・・・)
配信サーバー2には、配信リストの(2、n+2、2n+2・・・)
を順番に割り振る。
このようにして分割された分割配信リストを図6(b)と図6(e)に示す。
この分割配信リストは、それぞれ配信サーバーに送信され、分割配信リスト保管部19に保管される。そして、各配信サーバー100は、分割配信リストに記載された順にクライアント端末300の接続確認を行い、接続確認されたクライアント端末に配信データを送信する。もし、接続確認ができない場合は、当該クライアント端末を分割配信リストの最後に移動する。
図6(c)は、全てのクライアント端末(A店、F店、E店)の接続確認が行なわれ、その結果、F店は接続確認ができなかったので、図6(d)に示すように分割配信リストの最後に移動した場合を示す。従って、配信サーバー1は、図6(d)の分割配信リストを使用して配信データを送信する。
しかし、図6(f)に示すように、全てのクライアント端末(B店、D点、C店)の接続確認が行なわれたので、図6(g)に示すように分割配信リストは、図6(f)と変更がなく、同じである。従って、配信サーバー2は、図6(g)の分割リストを使用して配信データを送信する。
図7は、配信サーバーが配信リストを作成し、配信データを送信する処理を説明するフローチャートを示す。なお、ここでは、配信サーバーが配信データを作成する処理、及び配信データを送信すべきクライアント端末を抽出する処理は説明を省略する。
まず、ステップS01で、配信サーバーは配信アプリケーションを実行する。次に、ステップS02で、クライアント端末情報保管部17よりクライアント端末に関する情報、例えば、店名、営業時間、定休日を読み込む。そして、ステップS03では、配信データの送信予定日時、曜日及び時刻を設定する。ステップS04では、クライアント端末に関する情報と、配信データの送信予定日時、曜日及び時刻に基づき、時間計算部132によって時間を計算する。そして、接続順位付与部133によって時間的猶予の少ない順にクライアント端末を並べた配信リストを作成する(例えば、図4(b)に示す配信リスト)。ステップS05では、作成した配信リストを配信リスト保管部16に保管する。
次に、配信サーバーを複数使用して配信データを送信する場合に、分割配信リストを作成する処理を、ステップS06からステップS08で説明する。しかし、配信サーバーが1つである場合は、ステップS06からステップS08はスキップすることができる。
ステップS06では、配信サーバーのリスト保管部15から、配信サーバーのサーバー名、IPアドレスなどの配信サーバーリストを読み込み、使用可能な配信サーバーの台数を取得する。次に、ステップS07では、分割配信リスト作成部137によって、前のステップS06で読み込んだ配信サーバーの台数分の分割配信リスト表を用意し、ステップS04で作成した配信リストに記載されたクライアント端末を、配信サーバー台数分の分割配信リスト表に順次割り振り、分割配信リストを作成する。
配信サーバーがn台である場合、次のように割り振る。
配信サーバー1には、配信リストの(1、n+1、2n+1・・・)
配信サーバー2には、配信リストの(2、n+2、2n+2・・・)



配信サーバーnには、配信リストの(n、2n、3n・・・)
ステップS07で作成された分割配信リストは、それぞれ担当の配信サーバーに送信され、各配信サーバーは分割配信リスト保管部19に保管する(ステップS08)。分割配信リストが他の配信サーバーで作成された場合は、他の配信サーバーから分割配信リストを受信して、分割配信リスト保管部19に保管する。
次に、ステップS09では、配信サーバーは、配信リスト(または分割配信リスト)に記載された各クライアント端末の接続確認処理を行なう。接続確認処理は、図8により詳細説明する。
次に、ステップS10では、変数「y」を用意し、yを初期化する。つまり、y=1とする。
ステップS11では、ステップS08で作成された配信リスト(または分割配信リスト)に記載されたクライアント端末の数を「x」として、xとyを比較する。
ステップS11でxとyの比較の結果、変数「y」が数「x」と等しい、または小さい場合、ステップS12に進む。しかし、変数「y」が数「x」より大きい場合、ステップS18に進む。
ステップS12では、配信リスト(または分割配信リスト)のy番目のクライアント端末に配信データを送信する。配信データの送信は、送信予定時刻になったとき、自動的に送信してもよく、また、キー操作部26あるいはポインティングデバイス操作部28の操作によって送信してもよい。
ステップS13では、ステップS12の配信結果を接続確認部135によってチェックする。
配信が成功した場合は、ステップS17に進む。しかし、配信が失敗した場合は、ステップS14に進む。
ステップS14では、再配信リストの有無をチェックする。
ステップS14で、再配信リストが存在しない場合、ステップS15に進み、再配信リストが存在する場合、ステップS16に進む。
ステップS15では、再配信リストを作成し、再配信リスト保管部20に保管する。
ステップS16では、配信に失敗したクライアント端末を再配信リストに追記する。
ステップS17では、変数「y」を「y+1」として、ステップS11に戻る。
ステップS11において、xとyの比較の結果、変数「y」が数「x」より大きい場合、ステップS18に進み、ここでは分割配信リストに記載されている全てのクライアント端末へ配信を行なっているので、再配信リストの有無をチェックする。再配信リストが存在する場合は、ステップS19に進み、存在しない場合は、ステップS20にスキップする。
ステップS19では、再配信処理が行われるが、詳細は図9を使用して説明する。
ステップS20では、配信サーバーが配信リストを作成し、配信データを送信する処理が終了したので、配信サーバーが配信アプリケーションを終了する。
図8は、前記ステップS09の詳細なフローチャートを示す。
ステップS09は、配信サーバーが配信リスト(または分割配信リスト)に記載された各クライアント端末の接続確認処理である。
ステップS21では、変数「y」を用意し、この変数をy=1として、初期化する。
そして、ステップS22は、ステップS11と同様に、ステップS08で作成された配信リスト(または分割配信リスト)に記載されたクライアント端末の数を「x」として、xとyを比較する。比較の結果、変数「y」が数「x」と等しい、または小さい場合、ステップS23に進む。しかし、変数「y」が数「x」より大きい場合、ステップS28に進む。
ステップS23では、配信リスト(または分割配信リスト)のy番目に記載のクライアント端末にネットワークを接続し、接続確認部135によって、接続確認を実施する。
ステップS24では、接続成功か、接続失敗か確認する。接続成功の場合は、ステップS25に進む。接続失敗の場合は、ステップS26に進む。
ステップS25では、配信リスト(または分割配信リスト)の当該クライアント端末に接続成功を記録する。
ステップS26では、配信リスト(または分割配信リスト)の当該クライアント端末に接続失敗を記録する。
そして、ステップS27では、変数「y」を「y+1」として、ステップS22に戻る。
ステップS22において、変数「y」と数「x」の比較結果、変数「y」が数「x」より大きい場合、ステップS28に進み、ここでは配信リスト(または分割配信リスト)に記載されている全てのクライアント端末への接続確認が完了しているので、配信リスト(または分割配信リスト)をステップS25またはステップS26により、配信リスト(または分割配信リスト)を修正する。なお、接続確認を実施した結果、接続失敗したクライアント端末は、配信リスト(または分割配信リスト)の最後になるように修正する。
ステップS29は、ステップS28で修正した配信リスト(または分割配信リスト)を配信リスト保管部16または分割配信リスト保管部19に保管する。
そして、この接続確認処理を終了する。
図9は、前記ステップS19の詳細なフローチャートを示す。
ステップS19は、配信サーバーが配信リスト(または分割配信リスト)に記載された各クライアント端末の接続確認の結果、接続失敗したクライアント端末に再配信する処理である。
ステップS31では、変数「y」を用意し、この変数をy=1として、初期化する。
次に、ステップS32は、ステップS15で作成した再配信リストの個数を「z」として、変数「y」と比較する。比較の結果、変数「y」が数「z」と等しい、または小さい場合、ステップS33に進む。しかし、変数「y」が数「z」より大きい場合、ステップS39に進む。
ステップS33では、再配信リストのy番目に記載のクライアント端末にネットワーク接続し、配信データを送信する。
ステップS34では、配信結果をチェックし、送信成功の場合は、ステップS38に進む。接続失敗の場合は、ステップS35に進む。
ステップS35では、テンポラリ用再配信リストの有無をチェックする。テンポラリ用再配信リストが存在しない場合、ステップS36に進む。しかし、テンポラリ用再配信リストが存在する場合は、テンポラリ用再配信リストを作成する必要がないので、ステップS36をスキップしてステップS37に進む。
ステップS36では、テンポラリ用再配信リストを作成する。テンポラリ用再配信リストは、再配信リストと同様のフォーマットを使用する。
ステップS37では、テンポラリ用再配信リストに送信失敗したクライアント端末の情報を記録する。
そして、ステップS38では、変数「y」を「y+1」として、ステップS32に戻る。
ステップS32において、変数「y」と数「z」の比較結果、変数「y」が数「z」より大きい場合、ステップS39に進み、ここでは配信リスト(または分割配信リスト)に記載されている全てのクライアント端末へ配信を行なっているので、テンポラリ用再配信リストの有無をチェックする。そして、テンポラリ用再配信リストが存在する場合はステップS40に進み、存在しない場合は、この再配信処理のフローを終了する。
ステップS40では、テンポラリ用再配信リストのデータを再配信リストにコピーする。
次に、ステップS41では、テンポラリ用再配信リストを削除する。
そして、再配信処理を終了する。
図10は、配信サーバーから配信データを受信するクライアント端末の受信処理のフローチャートを示す。
ステップS51は配信サーバーから配信データを受信する。
ステップS52では、受信した配信データを表示部50に表示する。
以上で、受信処理フローチャートは終了する。
15 配信サーバーのリスト保管部
16 配信リスト保管部
17 クライアント端末情報保管部
18 配信データ保管部
19 分割配信リスト保管部
20 再配信リスト保管部
100 配信サーバー
131 クライアント端末抽出部
132 時間計算部
133 接続順位付与部
134 配信データ作成部
135 接続確認部
136 接続順位決定部
137 分割配信リスト作成部
200 ネットワーク
300 クライアント端末

Claims (5)

  1. 配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信する複数のクライアント端末を備えるデータ配信システムであって、
    前記配信サーバーは、
    クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、
    配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼動終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、
    前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、
    前記接続順位付与部の接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理部と
    を備えたことを特徴とするデータ配信システム。
  2. 配信サーバーは、更に、
    クライアント端末とネットワーク接続が可能かどうか判定する接続確認部と、
    前記接続確認部の確認に基づき、接続が確立できないクライアント端末を接続順位の最後に移動させる接続順位決定部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 前記配信サーバーを複数備え、
    一つの配信サーバーは、更に
    前記接続順位に従って作成された配信リストのクライアント端末を、複数の配信サーバーに順次振り分けて分割配信リストを作成する分割配信リスト作成部と、
    前記分割配信リストを他の配信サーバーへ送信する通信処理部と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ配信システム。
  4. 配信データを送信する配信サーバーと、配信データを受信する複数のクライアント端末を備えるデータ配信方法であって、
    前記配信サーバーは、
    クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部を備え、
    配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼動終了時刻までの時間を計算する時間計算ステップと、
    前記時間計算ステップの計算結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与ステップと、
    前記接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理ステップと
    を実行するデータ配信方法。
  5. 複数のクライアント端末へ配信データを送信する配信サーバーであって、
    前記配信サーバーは、
    クライアントの営業時間情報、活動時間情報、職員或いは店員の労働時間情報、またはクライアント端末の稼動時間情報を含むクライアントの時間情報を保管するクライアント端末情報保管部と、
    配信データの送信予定時刻から前記クライアントの営業終了時刻、活動終了時刻、職員或いは店員の労働終了時刻、またはクライアント端末の稼動終了時刻までの時間を計算する時間計算部と、
    前記時間計算部が計算した結果に基づき、時間が少ないクライアント端末から順番に接続順位をつける接続順位付与部と、
    前記接続順位付与部の接続順位に従って複数のクライアント端末に順次接続し、配信データを送信する通信処理部と
    を備えたことを特徴とする配信サーバー。
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