JP5982120B2 - バルブアッセンブリおよびそれを用いたエアゾール容器とエアゾール製品 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1の図2、特許文献2の図2、特許文献3の図1には、外容器と、その外容器内に収納される2つの収納室と、それぞれの収納室と連結されたバルブアッセンブリとからなるエアゾール容器が開示されている。
本発明は、複数の収納部に充填されている内容物が通路途中で反応することがないバルブアッセンブリ、それを用いたエアゾール容器とエアゾール製品を提供することを目的としている。
またバルブホルダーの上面に上方に突出した位置決め突起が形成されており、前記マウンテンカバーの上底にその位置決め突起を通す突起挿通孔が形成されていてもよい。その場合、位置決め突起は、エアゾールバルブのステムよりも中心軸から外周側で突出していることが好ましい。
さらにバルブホルダーが柱状の蓋部と、その下端に形成されたフランジ部とを有し、マウンテンカバーのカバー部がエアゾールバルブを蓋部に固定し、バルブホルダーの蓋部およびマウンテンカバーのカバー部の平面断面の外形が、円の一部を切欠いた形状を有していることが好ましい。
バルブホルダーを備えたバルブアッセンブリであって、バルブホルダーが外容器の開口部の内面に沿って挿入される栓部を有し、外容器の開口部の内面とバルブホルダーの栓部の外面との間に環状のシール材を設けるものが好ましい。
バルブホルダーを備えたバルブアッセンブリであって、バルブホルダーのホルダー部の内面と、前記エアゾールバルブのハウジングの外面との間に環状のバルブガスケットが設けられているものが好ましい。
このようなエアゾール容器であって、エアゾールバルブと収納部とを連通し、下端が収納部内に挿入される複数のチューブをさらに有しており、少なくとも2つのチューブの収納部内における下端の位置が上下方向にずれているものが好ましい。
本発明のエアゾール容器であって、それぞれのエアゾールバルブのステムに取り付けられる複数の操作部を備えていてもよい。
本発明のエアゾール容器であって、前記内容物用収納部が外容器内に収納される複数の袋体によって構成されている、1または複数の袋体および外容器と袋体との隙間によって
構成されている、または、袋体内にて区画された複数の区画部よって構成されているものが好ましい。
本発明のエアゾール容器であって、外容器が合成樹脂製であることが好ましい。
本発明のエアゾール容器であって、内容物用収納部を2つ備えたものが好ましい。
このような2液反応型製剤が2液式染毛剤であることが好ましい。
また前記保持部材が、複数のエアゾールバルブを保持するバルブホルダーと、そのエアゾールバルブおよびバルブホルダーを覆うマウンテンカバーとを備えており、前記バルブホルダーが、複数のエアゾールバルブを挿入して保持する複数のホルダー部を有し、前記マウンテンカバーの上底にエアゾールバルブのステムを通す複数のステム挿通孔が形成されているため、バルブホルダーによりエアゾールバルブ間の内容物の浸透を一層遮断できるため内容物の安定性に優れる。さらに、エアゾールバルブの保持が一層確実にでき、製造しやすい。
前記位置決め突起が、エアゾールバルブのステムよりも中心軸から外周側で突出している場合は、ステムの外周でバルブアッセンブリまたはエアゾール容器を位置決めできるため、ステムに負荷がかからず、ステムが折れたり欠けるなどの問題がない。
前記バルブホルダーが、柱状の蓋部と、その下端に形成されたフランジ部とを有し、前記マウンテンカバーのカバー部はエアゾールバルブを蓋部に固定し、バルブホルダーの蓋部およびマウンテンカバーのカバー部の外形が円の一部を切欠いた形状を有している場合、マウンテンカバーのカバー部の形状によりステム等から内容物を充填するときにバルブアッセンブリの向きを調整することができる。
前記エアゾールバルブとは別に、外容器内に加圧剤を充填するためのガス充填バルブを備えている場合は、加圧剤の充填が容易になる。
ルダーの栓部の外面との間に環状のシール材が設けられている場合、マウンテンカバーのクリンプ条件に影響されることなくバルブホルダーと外容器の間を気密にシールすることができ、外容器と大気とのシール性を向上させることができる。
本発明のバルブホルダーを備えたバルブアッセンブリにおいて、バルブホルダーのホルダー部の内面とエアゾールバルブのハウジングの外面との間に環状のバルブガスケットが設けられている場合、エアゾールバルブをバルブホルダー方向に押圧しながらマウンテンカバーをクリンプすることによりバルブホルダーとエアゾールバルブの間を気密にシールすることができ、シール方法が簡単である。
前記エアゾールバルブと収納部とを連通し、下端が収納部内に挿入される複数のチューブをさらに有しており、少なくとも2つのチューブの収納部内における下端の位置が上下方向にずれている場合、チューブが取り付けられた収納部内の内容物を安定して吸引することができる。
それぞれのエアゾールバルブのステムに取り付けられる複数の操作部を備えている場合、複数の内容物を吐出するまで確実に独立させることができる。
また、前記内容物用収納部が、外容器内に収納される複数の袋体によって構成されている、1または複数の袋体および外容器と袋体との隙間によって構成されている、または、袋体内にて区画された複数の区画部によって構成されている場合、内容物に応じて収納部を選択することができ、内容物の品質を一層安定にして収納できる。
本発明のバルブアッセンブリであって、外容器が透光性を有する合成樹脂製である場合は、収納部内に残っている内容物量を目視で確認できる。
噴射剤と、2つの内容物用収納部にそれぞれ充填する2つの内容物とを備え、前記2つの内容物が2液反応型製剤であるため、内容物である2液反応型製剤を安定に長期間保存することができる。
このようなエアゾール製品であって、2液反応型製剤が2液式染毛剤である場合、2液式染毛剤は浸透性の高い成分を含有し、反応しやすいが、長期間安定に保存することができる。
内袋12は、図3に示すように、筒状の胴部12a、テーパー状の肩部12b、筒状の首部12c、上端にフランジ部12dを備えた可撓性を有するものである。この内袋12は、合成樹脂製で筒状のパリソンの内部に空気を吹き込んで膨らますブロー成形によって成形されている。なお、肩部12bから胴部12a、底部にかけてプリーツ状にし、外容器に収容するときは容積が小さく、内容物を充填したときは容積が大きくなるように構成してもよい。しかし、後述するように、合成樹脂またはゴム等から成形されるチューブ、合成樹脂シートまたは金属シートを単層あるいは積層から成形されるパウチ等を用いてもよい。
この実施形態では、2つの内袋12が外容器内に区画される2つの内容物用収納部として作用し、外容器と内袋12との間の空間が外容器内に区画される噴射剤用収納部として作用する。
3とをシールする。
ステムラバー28は、ステムの環状凹部27bに係合されるリング状のものであり、ハウジング上端のステムラバー保持部26bに保持される。
バネ29は、ステム27の下端とハウジング26の底面とに支持される。
カバー30は、上底30bを有するカップ状のものであり、上底にステム27を通す中心孔30aが形成されている。このカバー30は、上底30bでステムラバー28がハウジング26から飛び出さないように保持する。
このように構成された2つのエアゾールバルブ15は、それぞれ独立してハウジング内の密閉性を備えた分離したものであり、それぞれが内容物の通路を構成する独立したハウ
ジングを備え、それぞれ分離した状態でバルブ機能を発揮させることができる。
基部36は、上端と下端の断面形状が円形状であり、それらを連結する側面36aが下方に向かって若干拡径するテーパーとなっている。側面36aの下部に外方に向かって突出するフランジ部36bが形成されている。しかし、側面36aは真っ直ぐに下方に伸びる円筒状であってもよい。このフランジ部36bは、外容器の開口部の上端に配置される。
このように構成されたバルブアッセンブリ13は、2つの独立して分離したエアゾールバルブ15を備えているため、それぞれのエアゾールバルブ15内を通る内容物は、それぞれ独立して状態で外部に吐出される。つまり、それぞれエアゾールバルブ15の内部(ハウジング内)が独立して密閉されているため、内容物に応じてエアゾールバルブの材料を適宜選択することができ、バルブアッセンブリ13内での内容物同士の直接の接触による劣化だけでなく、浸透による内容物の劣化を防止することができる。
なお、外容器11と内袋12との間(噴射剤用収納部)には、噴射剤が充填されるが、噴射剤と共に水などの水溶液を充填してもよい。特に2液式染毛剤は、透過性の高い内容物(アンモニア)が充填されるが、水溶液を外容器11と内袋12との間の空間に充填することにより、透過してきた内容物の成分を溶解してトラップさせることができる。これにより両方の内容物が透過によって混合することを防止することができる。
バルブホルダー43aの他の構成は、位置決め突起38を設けていない点以外は、図1のエアゾール容器10のバルブホルダー21と実質的に同じであり、ホルダー部37を有
しており、基部44aがフランジ部36bを備えている。
マウンテンカバー43aの他の構成は、図1のエアゾール容器10のマウンテンカバー22と実質的に同じであり、固定部42を有しており、カバー部44bがエアゾールバルブ15のステムを通す挿通孔39を備えている。
また図7、図8のように、マウンテンカバーのカバー部の形状を円以外とすることで、エアゾール容器の位置合わせ手段および方向確認手段とすることができる。
袋体48のシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、エバールなどの合成樹脂シート、合成樹脂シートにシリカやアルミナなどを蒸着した蒸着樹脂シート、アルミニウムなどの金属箔シートあるいは合成樹脂シート、蒸着樹脂シート、金属箔シートから選ばれる少なくとも2つのシートを積層した積層シートが挙げられる。袋体48は前記シートを複数枚重ねあわせ、または、1枚のシートを折り合わせた後、周縁部を熱溶着などにより貼り合わせて形成される。このシートの材料は、充填する内容物に応じて適宜選択される。
連結部材49は、下部に貼着部49aを備えており、上部にハウジング26下端の連結筒26gと連結する連結部49bを備えている。
このようなパウチ46は、図1の合成樹脂製の内袋12に比べて材料の選択性が高く、内容物の透過を遮断できる金属箔を用いることができ、より安定性が高くなる。
マウンテンカバー52は、図8d、eに示すように、長円形状の上底に2つの挿通孔39を備えたカバー部52aと、円筒状の固定部42とを備えている。カバー部52aは、上底の形状が長円形状となっており、下端開口部の形状が円形状となっており、それらを側面で連結した形状となっている。つまり、バルブホルダーの基部と沿うように、挿通孔39を結ぶ線(想像線)に収縮するように上方に延びる山型となっている。他の構成は、図5のマウンテンカバー22と実質的に同じである。
方に延びる山型となっているため、エアゾール容器45の向きを簡単に認識し、方向合わせをすることができる。そのため、噴射部材(図17a、b参照)の向きを正確に合わせて、バルブアッセンブリ47の上に取り付けることができる。
このエアゾール容器45のバルブアッセンブリ47は、2つの独立して分離したエアゾールバルブ15を備えているため、図1のエアゾール容器10と同様に、内容物の独立性を維持してパウチ46から吐出させることができる。
基部66は、長円柱体であり、その下部に外方に向かって突出するフランジ部66aが形成されている。この基部66には、位置決め突起を設けていないが設けてもよい。
46を取り付け、他方のエアゾールバルブ15にディップチューブ74を取り付けたものである。つまり、このエアゾール容器55は、一方の内容物がパウチ46に充填され、他方の内容物が外容器11内に加圧剤と共に充填される。この場合も、図7のエアゾール容器45と同様に、内容物の独立性を維持してそれぞれの内容物を吐出させることができる。
図10cのエアゾール容器75cは、位置決め突起38がバルブアッセンブリ76c(エアゾール容器)の中心軸からエアゾールバルブ15のステム27より外側に設けられている。このように位置決め突起38をステムから離すことにより、方向(位置)合わせする装置によるステムの損傷を防止できる。
部86dを形成する。このように保持溝86cとカバー部86の上端縁部86e、さらには下鍔部86dとによってエアゾールバルブ15を挟むことにより、エアゾールバルブ15を保持でき、バルブホルダーを省略することができる。また、カバー部86とエアゾールバルブのカバー30との間には、外容器11とバルブアッセンブリ81とのシール性を保つために、それぞれの挿通孔86bの開口部近辺に環状のシール材88が設けられている。
外容器91は、筒状の胴部91a、テーパー状の肩部91b、円筒状の首部91cおよび上端に肉厚のフランジ部91dを備えた合成樹脂製の耐圧容器である。首部91cの内面とフランジ部91dの内面とは、連続しており円筒状となっており、開口部の内面91eを構成している。この外容器91は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレンなどの合成樹脂製で筒状のパリソンを軸方向に伸ばしながら内部に空気を吹き込んで膨らます2軸延伸ブロー成形によって成形されている。しかし、射出成形で成形されてもよい。また、透光性を有する合成樹脂材料を用いることが好ましく、外容器の内面および/または外面に炭素、酸化アルミ、シリカなどをガス状にして蒸着膜を設けても良い。
基部101は、円柱状の本体(蓋部)103と、その下端から下方に延びる円筒状のシール部(栓部)104とからなり、本体103の下部(シール部の上部)には、外方に向かって突出するフランジ部103aが形成されている。シール部104は、外容器内に挿入される部位であり、その外径は外容器91のフランジ部91d(首部91c)の内径より若干小さく設計されている。シール部104の外周には環状のガスケット(O−リング)105を挿入するための環状凹部104aが形成されている。ガスケット105は、断面円形でリング状のシール材である。つまり、ガスケット105を環状凹部104aに嵌合させた状態でシール部104を外容器91内に挿入することにより、ガスケット105がバルブホルダー96と外容器91との間をシールするように構成されている。
1段部26eおよび/または第2段部26fとの間に環状のバルブガスケットを設け、エアゾールバルブ15とバルブホルダー96との間がシールされる。
図14aのエアゾール容器90bは、2つの収納部110a、bが一体の袋体111内に設けられているパウチ110が取り付けられており、それぞれ収納部110a、bの開口部を閉じる連結部材112と2つのエアゾールバルブ15とが連結されている。連結部材112は、円柱状のものであり、それぞれの収納部110a、bと外部とを連通する連通路113a、bを有している。この連通路113a、bにエアゾールバルブ15が連結されている。なお連結部材を介して浸透による劣化を防止するために、連通路に金属チューブを挿入することもできる。パウチ110の袋体111は、上中下シート111a、b、cを3枚重ねたものであり、その周縁部同士を熱溶着や超音波溶着によって貼り合わせたものである。シートとしては、少なくとも合成樹脂層を備えたものが用いられ、好ましくは、金属箔層と合成樹脂層とを備えたシートが用いられる。しかし、これらは、内容物に応じて適宜選択され、内容物の色や残量などを目視で確認できるように、3枚のシートの内、少なくとも1枚を透光性を有する合成樹脂シートにしてもよい。このパウチ110は、2つの収納部110a、bが中シート111bによって区画されて並列している。そのため、両収納部110a、bは、その変形の度合いに関わらず常に同じ圧力を受け、内容物の吐出量が一定している。
この実施形態は、内容物用収納部が一つの袋体によって構成されており、噴射剤用収納部がその袋体と外容器との間の空間によって構成されている。
図14cのエアゾール容器90dは、それぞれのエアゾールバルブ15に合成樹脂製のチューブ117が取り付けられたものである。チューブ117は、合成樹脂製の胴部117aと、その上端に貼り付けられる合成樹脂製の円錐台状の口部117bとからなる。口部117bは薄膜等(図示せず)によって閉じられている。このようなチューブ117を用いる場合、内容物をチューブ117の胴部117aの下端から充填し、その下端を閉じる。ついで、口部117bの薄膜等を破りながらエアゾールバルブ15に取り付けること
により、内容物の充填工程が簡単にできる。
外容器121は、筒状の胴部材122と、その下端に巻き締めで連結された底部材(図示せず)と、胴体の上端に取り付けられる目金部材123とからなる。
目金部材123は、テーパー状の肩部123aと、その上端に形成された筒状の首部123bと、上底部123cとを有し、肩部123aの下端が胴部材122の上端と巻き締められる。肩部123aと首部123bとの間にバルブホルダー125を保持するための環状溝123dが形成されている。この目金部材123の首部123bおよび上底部123cがマウンテンカバーの役割を果たす。
基部126は、円柱状の本体128と、その下端に下方に突出し、かつ、外方に突出した支持フランジ部129とからなり、本体128と支持フランジ部129との間に環状凹部130が形成されている。この支持フランジ部129の上にガスケット131が設けられる。ガスケット131は、フランジ部129と環状溝123dとの間に挟持される。
ホルダー部127は、上筒部127aと、下筒部127bと、それらを連続させる環状段部127cとからなり、上筒部127aはエアゾールバルブを受け入れ、環状段部127c(下筒部127bの上端)にエアゾールバルブ15は係止される。
目金部材123の上底部123cには、ステムを通す挿通孔123eが2個形成されている。2個のシール材124は、上底部123cの下面に、それぞれの挿通孔123eと同軸に設けられる。
このバルブアッセンブリ121は、バルブホルダー125が外容器121の内部に配置することができるため、エアゾール容器全体としての外観が通常のエアゾール容器と変わらない。
の上端に形成されたビード部141bとを有したものである。また、バルブアッセンブリ145が、エアゾールバルブ15と、バルブホルダー146と、マウンテンカバー147とを有する。また、バルブホルダー146の上端とマウンテンカバー147との間に環状のシール材148が2個設けられている。
基部149は、円柱状の本体151と、その下部に外方に突出した支持フランジ部152とを有する。この支持フランジ部152の上にガスケット153が設けられる。
マウンテンカバー147は、上底を備えた筒状のものである。下端を目金部材のビード部に対してカシメて固定される。上底には、エアゾールバルブのステムを通す2つの挿通孔が形成されている。2個のシール材148は、上底の下面に、挿通孔と同軸に設けられる。
図17a〜dの噴射部材170は、筒状の取り付け部171と、取り付け部171内に上下動自在に設けられる操作部172とを有する。
取り付け部171は、図17dに示すように、外筒部171aと、中筒部171bと、操作部172を通す内筒部171cとを備えている。外筒部171aの下端は、外容器の肩部または胴部上端と当接するものであり、エアゾール容器の上部を覆う保護部として働く。中筒部171bは、その下端でバルブアッセンブリのマウンテンカバーの固定部と係合する。
操作部172は、それぞれのエアゾールバルブのステムと係合するステム係合部174a、bと、内容物を吐出する断面矩形状の吐出口175aを備えたノズル部175と、その吐出口とステム係合部174a、bとを連通する部材内通路176a、bとからなる。部材内通路176a、bは、図17cに示すように、ステム係合部174a、bから上方に延びる独立通路177a、bと、それぞれの独立通路177a、bの上端と連通し、吐出口175aまで水平に延びる共通通路178とからなる。独立通路177a、b間の距離と2つの独立通路177a、bの直径の和と、共通通路178の幅Xとは、実質的に同じとなるように構成されている。また、独立通路177a、bは、ステム係合部174a、bから真っ直ぐ上方に延びるのが好ましいが、独立通路177a、bの距離が、ステム係合部174a、bの距離より短くなるように折れ曲がったり、テーパーとなったりして
もよい。独立通路177a、bの上端の距離は、吐出口175aの幅に応じて決定される。共通通路178の基端側(独立通路側)に隔壁を設けてそれぞれの通路を独立にし、途中で合流するように設けられても良い。共通通路178に基端側から先端側(吐出口)に向かって隔壁を設け、吐出口を2つに区画してもよい。
なお、操作部172をポリプロピレンやスチレンブタジエン共重合体などの樹脂を用いて半透明ないしは透明に成型することで、部材内通路を流れる内容物を目視で確認することができる。特に、図17cに示す操作部172の部材内通路のように、ステム係合部174a、bから供給される2つの導入孔と吐出口175aの幅(独立通路177a、b間の距離と2つの独立通路177a、bの直径の和と、共通通路178の幅X)をほぼ同じにし、操作部172に透光性を持たすのが好ましい。この操作部172に内容物を通すことで共通通路178において、2つの内容物が吐出口に向かって平行に流れ、さらに2つの内容物同士が接触し、2つの内容物の吐出速度(流速)が同じになる。この状態で、共通通路178における2つの内容物の割合を、共通通路178を流れるそれぞれの内容物の幅で確認することができる。これにより、操作部を傾けて押し下げるなどの誤作動あるいは不具合によって2つの内容物の吐出量に差が出ている場合、部材内通路で内容物の幅に違いで消費者は適切に吐出されていないことを目視で確認することができる。
独立通路177a、b間の距離と2つの独立通路177a、bの直径の和と、共通通路178の幅Xが同じである操作部172は、2つのエアゾール容器を連結した2連式のエアゾール装置や、2つのステムを有する1つのエアゾールバルブを備えたエアゾール装置の押しボタンとしても用いることができる。いずれの場合も、2つのステムから吐出される内容物の流速を同じにすることができる。また、透光性を持たすことで使用者は、2つの内容物が適切に吐出されていることを目視できる。また、共通通路の幅方向に目盛りを設けることにより、2つの内容物の吐出量の割合が明確にわかる。
取り付け部181は、円筒状のものであり、下端がバルブアッセンブリのマウンテンカバーの固定部と係合するものである。また上面181aを有し、その上面181aには前後方向に延びる凹部181bが形成されており、その凹部181bには前後方向に並んで2つの貫通孔181cが形成されている。
このように構成されているため、エアゾール容器にこの噴射部材180を取り付け、操作部182のレバー182bをエアゾール容器側(後側)に引くことにより、操作部182がヒンジ182を軸に回動し、つまり、操作部182はエアゾール容器に対して下方に移動させ、エアゾール容器を開放することができる。
外容器201は、筒状の胴部201a、テーパー状の肩部201b、円筒状の首部201cおよび上端開口に肉厚のフランジ部201dを備えた合成樹脂製の耐圧容器であり、肩部201bと首部201cとの間の内面に半径方向内側に突出する環状突起201eが形成されている。さらに、首部201cとフランジ部201dとは内面を共通しており、この内面201fが外容器201の開口部を構成する。この外容器201の製法は、図13の外容器91と実質的に同じである。また、この外容器201も、透光性を有するものが好ましい。
連結部材205は、図20a〜cに示すように、熱溶着や超音波溶着などにより袋体202aの開口部に固定される筒状の貼着部206と、その貼着部206の上方に同軸上に設けられ、エアゾールバルブ15の下端と連結される筒状のバルブ連結部207と、貼着部206とバルブ連結部207との間に、それらと同軸上に設けられた筒状の中間部208とからなる。貼着部206、中間部208およびバルブ連結部207の中心孔は共通している。連結部材205はポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂の一体成形品である。
貼着部206は、略ひし形柱状のものであり、その側面に水平方向に延びる水平リブ206aが形成されており、上端にフランジ部206bが形成されている。
バルブ連結部207は、円筒状のものであり、その下端にフランジ部207aが形成されている。
基部216は、本体(蓋部)103と、シール部(栓部)104とから構成されている。本体103の上面103bは、周縁が上方に立ち上がったリング部216aを備えている。つまり、本体103の上面103bは、リング部216aより若干凹んでいる。他の構成は、図13の基部101と実質的に同じであり、本体103は、下部にフランジ部103aを備えており、シール部104の環状凹部104aにガスケット105が用いられている。
位置決め突起38は、図4の位置決め38と実質的に同じものであり、本体103の上面103bから立ち上がっている。
充填部218は、図20fに示すように、上端に環状のラバー保持部218aが形成されている。この充填部218内にガス充填用のステム219aを挿入し、ラバー保持部218aにステムラバー219bを配置させ、ステム219aを上方に付勢するようにバネ219cを配置させることにより弁を構成する。しかし、弁を図11に示すステムが突出
していない弁としてもよい。このようにガス充填用のステム219aを備えた弁を構成することによりガスの充填が容易になり、シール性が高まる。ステムラバー219bは、後述するようにマウンテンカバー212によって固定される。このとき、ステムラバー219bの上面は、基部216のリング部216aより下方に位置する。
このように構成されたホルダー部217に対して、図19bのように、エアゾールバルブ15の上部が上筒部221に挿入され、エアゾールバルブ15の下部が下筒部222に挿入される。詳しくは、エアゾールバルブ15の第2段部26fより下方の部位が下筒部222に挿入される。一方、エアゾールバルブ15のガスケット31が、シール部224の第1テーパー段部224cと当接し、ホルダー部217をシールする。このとき連結部材205のバルブ連結部207の下端のフランジ部207aが下筒部の環状係合部222aとが当接する。さらに、エアゾールバルブ15のカバー30の下端縁部30cが環状の溝部225内に挿入される。
このバルブホルダー211は、エアゾールバルブ15が挿入されたとき、エアゾールバルブ15のカバー30の上面が、基部216のリング部216aの上端より若干下方に位置するように構成されている。
膨らみ、全体のシール性が低下することを防ぐ。
このようにディップチューブ231a、bを設けた場合、パウチ202の袋体202aは、ディップチューブ231a、bの下端開口部のある部位から収縮する(想像線)。そして、ディップチューブ231a、bの下端開口部232a、bの位置をずらしているため、それぞれのパウチ202の変形形状をコントロールすることができる。つまり、短いディップチューブ231a(下端開口部232aの位置が高い方)が連結されたパウチ202は上方から変形し、長いディップチューブ231b(下端開口部232bの位置が低い方)が連結されたパウチ202bは下方から変形する。そのため、2つのパウチ202a、bを合わせた形状が略円柱状と安定し、内容物を最後まで安定して吐出させることができる。例えば、パウチ202が収縮していく際、折れ曲がったりして、内容物の一部が吐出できずに残ることを防止できる。
この実施形態では、ディップチューブ231a、bの上端開口部を連結部材205の貼着部206に配置させているが、想像線で示すようにディップチューブが連結部材205を貫通するように上端開口部233a、bをハウジングの連結部26gに挿入させるようにしてもよい。この場合、外部容器内に露出している連結部材205から内容物が透過や浸透するのを防止でき、内容物を安定して保存することができる。
さらに、ディップチューブの長さを調整することで、ディップチューブ内の抵抗を利用して各内容物を所望の吐出量(単位時間当たりの吐出量)に調整することもできる。前記吐出量の比率としては、たとえば内容物が2液式染毛剤である場合は、染料を含む第1剤:過酸化水素などの酸化剤を含む第2剤の比率が1:5〜5:1、さらには1:3〜3:1であることが好ましい。
図23cは、断面星型のディップチューブ238を用いている。これにより、ディップチューブ238の外面と、連結部材の貼着部206の内面との間に上下方向に延びる隙間が形成され、この隙間を通路として内容物をハウジングに供給できる。この場合も、ディップチューブ238の下端開口とディップチューブ238と連結部材の貼着部206との間の隙間の両方から内容物を吸引できるため、残量を小さくできる。
図23dは、側面に上下方向に延びる溝233を備えた円柱部材234であり、上端を
連結部材に挿入するものである。溝233は、上端から下端まで延びており、下端から上方に延びる第1溝233cと、その第1溝233cより上部側に第1溝233cよりも深い第2溝233bと、さらに第2溝233bよりも上部側に第2溝233bよりも深い第3溝233aとからなり、上部側に階段状に深くなっている。この溝233によりパウチが収縮しても内容物の通路を各高さで確保することができ、第2溝233bや第3溝233aの深さと長さを調整することでパウチ内の内容物の吐出順序を調整することができる。つまり、パウチの収縮工程を調整できる。なお、溝の種類の数は特に限定されず、2〜5段階にすることが好ましい。また、溝は第1溝233cのみとし、内容物の粘度に応じて円柱部材の第1溝233cの深さと長さを調整し、2つの内容物の吐出量を調整することができる。
噴射部材240は、筒状の取り付け部241と、取り付け部241内に上下動自在に設けられる操作部242とを有する。
取り付け部241は、エアゾール容器200を覆うように上底246を有する筒状体であり、下端はバルブアッセンブリのマウンテンカバーの固定部と係合する。上底246には、操作部242を通す挿入孔247が形成されている。
操作部242は、それぞれのエアゾールバルブのステムと係合するステム係合部242a、bと、内容物を吐出する断面矩形状の吐出口248aを備えたノズル部248と、その吐出口248aとステム係合部242a、bとを連通する部材内通路249a、bとからなる。ノズル248は、前方(図24の前方)に突出している。
このように構成されているため、ノズル248の吐出口248aが、取り付け部241の挿入孔247の開口より外部に突出して設けられているため、吐出口248aから残液が落下しても内容物が噴射部材240内に入り込むことがない。そのため、内容物から金属製のマウンテンカバーを保護することができる。
取り付け部251は、エアゾール容器200を覆うように上底256を有する筒状体であり、下端はバルブアッセンブリのマウンテンカバーの固定部と係合する。上底256には、2つの操作部252を通す2つの挿入孔257が形成されている。
それぞれの操作部252は、それぞれのエアゾールバルブのステムと係合するステム係合部252aと、内容物を吐出する断面円形状の吐出口258aを備えたノズル部258と、その吐出口258aとステム係合部242aとを連通する部材内通路259とからなる。ノズル258は、前方に突出している。
このように構成されているため、それぞれのノズル258の吐出口258aが、取り付け部251の挿入孔257の開口より外部に突出して設けられているため、吐出口258aから残液が落下しても内容物が噴射部材250内に入り込むことがない。そのため、内容物から金属製のマウンテンカバーを保護することができる。
この場合、外容器201とパウチ202との間に噴射剤が充填されているため、噴射剤と第3の内容物から第3の内容物のみを吸引できるようにディップチューブ266が設けられる。
このように構成されているため、3つの内容物を同時に吐出させることができる。
11 外容器
11a 胴部
11b 肩部
11c ビード部
12 内袋
12a 胴部
12b 肩部
12c 首部
12d フランジ部
13 バルブアッセンブリ
15 エアゾールバルブ
21 バルブホルダー
22 マウンテンカバー
22a 上底
23 シール材
26 ハウジング
26a 連通孔
26b ステムラバー保持部
26c 内袋嵌合部
26d フランジ部
26e 第1段部
26f 第2段部
26g 連結筒
27 ステム
27a ステム孔
27b 環状凹部
27c 中心孔
28 ステムラバー
29 バネ
30 カバー
30a 中心孔
30b 上底
30c 下端縁部
31 バルブガスケット
36 基部
36a 側面
36b フランジ部
37 ホルダー部
37a 上筒部
37b 下筒部
37c 環状段部
37d 環状溝部
38 位置決め突起
39 挿通孔
41 カバー部
42 固定部
42a 上鍔部
42b 下鍔部
42c 側壁部
45 エアゾール容器
46 パウチ
47 バルブアッセンブリ
48 袋体
49 連結部材
49a 貼着部
49b 連結部
51 バルブホルダー
51a 基部
52 マウンテンカバー
52a カバー部
55 エアゾール容器
56 バルブアッセンブリ
61 バルブホルダー
62 マウンテンカバー
66 基部
66a フランジ部
67 ホルダー部
67a 上筒部
67b 下筒部
67c 環状段部
68a 上段部
68b 下段部
71 カバー部
71a 上底
72 固定部
72a 上鍔部
73 挿通孔
74 ディップチューブ
75a、b エアゾール容器
76a、b バルブアッセンブリ
77 エアゾール容器
77a ガス充填口
78 バルブアッセンブリ
78a バルブホルダー
78b マウンテンカバー
78c 充填孔
79 逆止弁
79a 孔部
79b シール材
79c バネ
80 エアゾール容器
81 バルブアッセンブリ
83 マウンテンカバー
86 カバー部
86a 上底
86b 挿通孔
86c 保持溝
87 固定部
88 シール材
90a〜d エアゾール容器
91 外容器
91a 胴部
91b 肩部
91c 首部
91d フランジ部
92 パウチ
93 バルブアッセンブリ
96 バルブホルダー
97 マウンテンカバー
97a カバー部
97b 固定部
101 基部
102 ホルダー部
102a 上筒部
102b 下筒部
102c 環状段部
102d 上段部
102e 下段部
103 本体
103a フランジ部
104 シール部
104a 環状凹部
105 ガスケット
106a 上鍔部
110a、b 収納部
110 パウチ
111 袋体
111a 上シート
111b 中シート
111c 下シート
112 連結部材
113a、b 連通路
117 チューブ
117a 胴部
117b 口部
118 上部
120 エアゾール容器
121 外容器
122 胴部材
123 目金部材
123a 肩部
123b 首部
123c 上底部
123d 環状溝
123e 挿通孔
124 シール材
125 バルブホルダー
126 基部
127 ホルダー部
127a 上筒部
127b 下筒部
127c 環状段部
128 本体
129 支持フランジ部
130 環状凹部
131 ガスケット
140 エアゾール容器
141 目金部材
141a 肩部
141b ビード部
145 バルブアッセンブリ
146 バルブホルダー
147 マウンテンカバー
148 シール材
149 基部
150a、b、c エアゾール容器
151 本体
152 支持フランジ部
153 ガスケット
161 ガス充填口
162 位置決め突起
170 噴射部材
171 取り付け部
171a 外筒部
171b 中筒部
172 操作部
174a、b ステム係合部
175 ノズル部
175a 吐出口
176a、b 部材内通路
180 噴射部材
181 取り付け部
181a 上面
181b 凹部
181c 貫通孔
182 操作部
182a ノズル
182b レバー
182c ステム係合部
183 ヒンジ
200、200a エアゾール容器
201 外容器
201a 胴部
201b 肩部
201c 首部
201d フランジ部
201e 環状突起
202 パウチ
201a 袋体
203 バルブアッセンブリ
205 連結部材
206 貼着部
206a 水平リブ
206b フランジ部
207 連結部
207a フランジ部
208 中間部
211 バルブホルダー
211a 側面
211b カバー部
212 マウンテンカバー
212a カバー部
212b 固定部
212c 上鍔部
212d 下鍔部
212e 挿通孔
212f 突出部
216 基部
216a リング部
217 ホルダー部
218 充填部
218a ラバー保持部
219a ステム
219b ステムラバー
219c バネ
221 上筒部
222 下筒部
222a 環状係合部
223 環状段部
224 シール部
224a 上部
224b 下部
224c 第1テーパー部
224e 第2テーパー部
225 環状の溝部
226 凹み部
228a、228b 切欠き面
230 エアゾール容器
231a、b ディップチューブ
232a、b 下端開口部
233a 第3溝
233b 第2溝
233c 第1溝
234 円柱部材
235 スリット
236 突起
237 ディップチューブ
237a 側面開口
238 ディップチューブ
240 噴射部材
241 取付け部
242 操作部
242a、b ステム係合部
246 上底
247 挿入孔
248 ノズル
248a 吐出口
249a、b 部材内通路
250 噴射部材
251 取付け部
252 操作部
252a ステム係合部
253 保護カバー
256 上底
257 挿入孔
258 ノズル
258a 吐出口
259 部材内通路
260 エアゾール容器
261 凹み部
265 エアゾール容器
266 ディップチューブ
Claims (17)
- それぞれ独立して分離した複数のエアゾールバルブと、
それらを保持し、耐圧性の外容器の開口部に固定するための保持部材とを備えており、
前記保持部材が、複数のエアゾールバルブを保持するバルブホルダーと、
そのエアゾールバルブおよびバルブホルダーを覆うマウンテンカバーとを備えており、
前記バルブホルダーが、複数のエアゾールバルブを挿入して保持する複数のホルダー部を有し、
前記ホルダー部には、エアゾールバルブを支持する環状段部が設けられており、
前記マウンテンカバーのカバー部の上底にエアゾールバルブのステムを通す複数のステム挿通孔が形成されているバルブアッセンブリであって、
前記エアゾールバルブが、筒状のハウジング、そのハウジング内に上下動自在に挿入されるステム、そのステムのステム孔を閉じるステムラバー、ステムを常時上方に付勢するバネ、ステムおよびステムラバーをハウジングに固定するカバーとからなり、
前記カバーが上底を有するカップ状のものであり、
前記カバーは、その側面をハウジング方向に環状に数箇所または全周をカシメて、ハウジングに固定されている、
バルブアッセンブリ。 - 前記バルブホルダーが、外容器の開口部の上端に配置されるフランジ部を有し、
前記マウンテンカバーが、エアゾールバルブをバルブホルダーに固定するカバー部と、バルブホルダーのフランジ部を外容器に固定する固定部とを有する、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 前記バルブホルダーが、柱状の蓋部と、その下端に形成されたフランジ部とを有し、
前記マウンテンカバーのカバー部は、エアゾールバルブを蓋部に固定し、
前記バルブホルダーの蓋部およびマウンテンカバーのカバー部の平面断面の外形が、円の一部を切欠いた形状を有している、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 前記バルブホルダーが、外容器の開口部の内面に沿って挿入される栓部を有し、
前記外容器の開口部の内面とバルブホルダーの栓部の外面との間に環状のシール材が設けられる、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 前記バルブホルダーのホルダー部の内面と、前記エアゾールバルブのハウジングの外面との間に環状のバルブガスケットが設けられている、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 前記マウンテンカバーの上底が、複数のエアゾールバルブを抑える凹部を備えている、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 外容器内に加圧剤を充填するためのガス充填バルブを備えている、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 耐圧性の外容器と、
その外容器内に区画され、噴射剤が充填される噴射剤用収納部および複数の内容物が充填される内容物用収納部と、
前記外容器を閉じ、かつ、内容物用収納部と連通するエアゾールバルブを複数備えた請求項1〜7いずれか記載のバルブアッセンブリとを有する、
エアゾール容器。 - 前記エアゾールバルブと内容物用収納部とを連通し、下端が内容物用収納部内に挿入される複数のチューブをさらに有しており、
少なくとも2つのチューブの内容物用収納部内における下端の位置が上下方向にずれている、
請求項8記載のエアゾール容器。 - 前記エアゾールバルブに取り付けられる操作部をさらに備え、
前記操作部が、それぞれのエアゾールバルブのステムに取り付けられる2つのステム係合部と、
2つの内容物を吐出する断面矩形状の吐出口と、そのステム係合部と吐出口とを連通する部材内通路とを有しており、
前記部材内通路が、それぞれのステム係合部と連通する2つの独立通路と、
それぞれの独立通路の上端と連通し、それぞれの独立通路から流れる内容物を合流しながら吐出口まで水平に延びる共通通路とを備えており、
前記吐出口の幅と、前記独立通路の距離と2つの独立通路の直径の和とが実質的に同じである、
請求項8記載のエアゾール容器。 - 前記操作部が透光性を有する、請求項10記載のエアゾール容器。
- それぞれのエアゾールバルブのステムに取り付けられる複数の操作部を備えている、
請求項8記載のエアゾール容器。 - 前記内容物用収納部が、外容器内に収納される複数の袋体によって構成されている、1または複数の袋体および外容器と袋体との隙間によって構成されている、または、袋体内にて区画された複数の区画部によって構成されている、
請求項8記載のエアゾール容器。 - 前記外容器が合成樹脂製である、請求項8記載のエアゾール容器。
- 前記内容物用収納部を2つ備えた、請求項8〜14記載のエアゾール容器。
- 請求項15記載のエアゾール容器と、
前記噴射剤用収納部に充填される噴射剤と、
前記内容物用収納部にそれぞれ充填される2つの内容物とを備え、
前記2つの内容物が2液反応型製剤である、
エアゾール製品。 - 前記2液反応型製剤が2液式染毛剤である、請求項16記載のエアゾール製品。
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