JP2007175358A - 髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】髭剃り具に髭剃り用化粧剤を塗布できる機能を付加すること。
【解決手段】髭剃り用化粧剤等が収容されたエアゾール缶10と、このエアゾール缶の噴射ステム11を押圧するための操作部20と、操作部から上方に延長する軸部14と、軸部の上方に設けられた塗布部16と、軸部の上部に設けられた髭剃り部30とから成る。操作部の操作によりエアゾール缶内部の髭剃り用化粧剤が噴射ステムから軸部の導通路15を通って上方に位置する塗布部まで案内される。塗布部に設けられた排出孔17から化粧剤が排出し、髭剃り部位に塗布され、その後髭剃り部によって髭を剃ることができる。エアゾール缶は交換可能である。髭剃り部も着脱自在で、ブレード部32の向きは変更可能である。塗布部は横方向に幅広に形成され、排出孔も横方向に複数列設されている。
【選択図】図2
【解決手段】髭剃り用化粧剤等が収容されたエアゾール缶10と、このエアゾール缶の噴射ステム11を押圧するための操作部20と、操作部から上方に延長する軸部14と、軸部の上方に設けられた塗布部16と、軸部の上部に設けられた髭剃り部30とから成る。操作部の操作によりエアゾール缶内部の髭剃り用化粧剤が噴射ステムから軸部の導通路15を通って上方に位置する塗布部まで案内される。塗布部に設けられた排出孔17から化粧剤が排出し、髭剃り部位に塗布され、その後髭剃り部によって髭を剃ることができる。エアゾール缶は交換可能である。髭剃り部も着脱自在で、ブレード部32の向きは変更可能である。塗布部は横方向に幅広に形成され、排出孔も横方向に複数列設されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、正面視略T字形状を有する髭剃り具に関し、より詳しくは、この髭剃り具にシェービング・クリームやシェービング・フォーム或はジェル状化粧液等の髭剃り用化粧剤を塗布できる機能を有するものに関する。
従来の髭剃り具としては、電動式シェーバーや電動式以外の剃刀があるが、本発明は、電動式以外の髭剃り具に関し、しかも正面視略T字型のタイプのものであって、新しい機能が付加された髭剃り具に関するものである。
通常この種のタイプの髭剃り具は、上下縦方向に延長する軸部の頂部に横(略水平)方向にブレード部を取り付けたものである。ブレード部には、横方向にブレードが1枚乃至3枚平行に配置され、そのブレード部全体が上下方向又は前後方向に回動しうるように構成されている。
通常この種のタイプの髭剃り具は、上下縦方向に延長する軸部の頂部に横(略水平)方向にブレード部を取り付けたものである。ブレード部には、横方向にブレードが1枚乃至3枚平行に配置され、そのブレード部全体が上下方向又は前後方向に回動しうるように構成されている。
使用に際しては、髭をそる前に例えばシェービング・フォームが収容されたエアゾール缶からそのシェービングフォームを片方の手の平に取り出し、そのシェービング・フォームを顔等の適宜部位に塗布し、その後このT字型の髭剃り具のブレード部を用いてフォームと共に髭をそり落とすものである。
勿論、この髭剃り具は、顔の髭を剃り落とすばかりでなく、足の脛の毛等を剃り落とす場合にも使用できるものである。
髭剃り用化粧剤としては、上記のシェービング・フォームやシェービング・クリーム以外に、ジェル状化粧液など各種のタイプのものを使用することができ、これらは通常各種の噴射剤と共にエアゾール缶内に封入されて市販されている。
勿論、この髭剃り具は、顔の髭を剃り落とすばかりでなく、足の脛の毛等を剃り落とす場合にも使用できるものである。
髭剃り用化粧剤としては、上記のシェービング・フォームやシェービング・クリーム以外に、ジェル状化粧液など各種のタイプのものを使用することができ、これらは通常各種の噴射剤と共にエアゾール缶内に封入されて市販されている。
この種の従来の髭剃り具においては、上記した通り、髭剃り用化粧剤は別のエアゾール缶内に収容されており、当然のこととして両手を使用して、化粧剤を人体の必要箇所に塗布した後に、髭剃り具により髭を剃り落としていたが、この一連の動作が面倒でもあった。
そこで、本願発明者は、これまでの長年の思案の末、髭剃り用化粧剤等が収納されたエアゾール缶と髭剃り具を組み合わせることにより、より簡単に、可能であれば片手のみによって化粧剤の塗布と髭剃りの両動作が可能な髭剃り具の創案に工夫を重ねて来た。
勿論、これまで髭剃り具とシェービング・フォーム等収容するエアゾール缶が組み合わされたものは存在していない。
そこで、本願発明者は、これまでの長年の思案の末、髭剃り用化粧剤等が収納されたエアゾール缶と髭剃り具を組み合わせることにより、より簡単に、可能であれば片手のみによって化粧剤の塗布と髭剃りの両動作が可能な髭剃り具の創案に工夫を重ねて来た。
勿論、これまで髭剃り具とシェービング・フォーム等収容するエアゾール缶が組み合わされたものは存在していない。
そこで、本発明においては、シェービング・フォーム等の髭剃り用化粧剤を塗布することのできる機能又は手段が設けられた髭剃り具を提供することがその第一の課題である。
次に、可能であれば、片手のみにより、即ちもう片方の手を汚すことなく、髭剃り用化粧剤の塗布と、髭剃りを可能にする髭剃り具の提供も本発明の課題である。
更には、髭剃り用化粧剤塗布機能が付加されていたとしても、髭剃り動作中において、従来の髭剃り具と同様に、良好な髭剃り動作が行えることもその課題とするところである。
次に、可能であれば、片手のみにより、即ちもう片方の手を汚すことなく、髭剃り用化粧剤の塗布と、髭剃りを可能にする髭剃り具の提供も本発明の課題である。
更には、髭剃り用化粧剤塗布機能が付加されていたとしても、髭剃り動作中において、従来の髭剃り具と同様に、良好な髭剃り動作が行えることもその課題とするところである。
上記の課題を解決するために、本発明の第1のものは、シェービング・フォーム等の髭剃り用化粧剤と噴射剤が収容されたエアゾール缶と、このエアゾール缶の噴射ステムを押圧するための操作部と、操作部から上方に延長する軸部と、軸部の上方周側面に設けられた塗布部と、軸部の上部に設けられた髭剃り部とから成り、前記操作部の操作によりエアゾール缶内部の髭剃り用化粧剤が噴射ステムから軸部の導通路を通って上方に位置する塗布部まで案内され、塗布部に設けられた排出孔から外部に排出させて、髭剃り用化粧剤を皮膚に塗布することができ、その後塗布部の上方に位置する髭剃り部によって髭を剃ることができる髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具である。
本発明の第2のものは、上記第1の発明において、エアゾール缶が操作部と着脱自在に形成され、且つ髭剃り部が軸部と着脱自在に設けられ、これにより髭剃り部のブレード部を少なくとも正面側又は背面側の何れの側にも配置できることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具である。
本発明の第3のものは、上記第1又は第2の発明において、塗布部が横方向に幅広に形成され、且つ排出孔が横方向に複数列設されていることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具である。
ここで、「塗布部が横方向に幅広に形成され」とは、軸部を上下縦方向として塗布部が略水平方向に幅広に形成されていることを意味する。
ここで、「塗布部が横方向に幅広に形成され」とは、軸部を上下縦方向として塗布部が略水平方向に幅広に形成されていることを意味する。
本発明の第4のものは、上記第1乃至第3の発明において、操作部がエアゾール缶の噴射ステムの上端部と当接する当接部と、エアゾール缶の上端周縁部の外周を囲繞する囲繞部を有し、囲繞部を下方に押圧することにより前記当接部が噴射ステムを押圧することができ、且つ囲繞部はエアゾール缶の上端周縁部に案内されて上下方向に摺動しうることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具である。
本発明の第1のものにおいては、まず髭剃り具に髭剃り用化粧剤の塗布部が設けられているために、1個の髭剃り具のみで、髭剃り用化粧剤の塗布と髭剃りの両動作を共に行うことが可能となり、他のシェービング・フォームやシェービング・クリーム入りのエアゾール缶等を必要とせず、非常に便利なものとなる。
本発明の第2のものにおいては、髭剃り用化粧剤が封入されたエアゾール缶が操作部と着脱自在となっているために、内部の化粧剤が無くなった際には、簡単に他の新しいものと交換ができる。
また、髭剃り部も着脱自在に設けられているために、髭剃り部位に応じて、髭剃り部のブレード部を正面側に配置させたり、背面側に配置させたりすることが出来る。
本発明の第2のものにおいては、髭剃り用化粧剤が封入されたエアゾール缶が操作部と着脱自在となっているために、内部の化粧剤が無くなった際には、簡単に他の新しいものと交換ができる。
また、髭剃り部も着脱自在に設けられているために、髭剃り部位に応じて、髭剃り部のブレード部を正面側に配置させたり、背面側に配置させたりすることが出来る。
本発明の第3のものにおいては、髭剃り用化粧剤の塗布部が横方向に幅広に形成され、排出孔も同様に横方向に複数列設されているために、髭剃り用化粧剤を幅広に塗布することが出来る。特に化粧剤として、ジェル状化粧液を使用した場合には、塗布部からジェル状化粧液を幅広に塗布し、そのすぐ後で髭剃り部のブレード部によって髭を剃り落とすことができ、片手で髭剃り動作の全てを行うことが可能となる。
本発明の第4のものにおいては、操作部の囲繞部がエアゾール缶の上端周縁部を取り囲み、その外周で上下に摺動するため、化粧液をエアゾール缶内部から噴出させるための押圧動作を良好に行わせることができ、且つ、髭剃り部による髭剃り動作中において、操作部や軸部の横揺れを防止することができ、良好な髭剃り動作を保障する。
本発明の第4のものにおいては、操作部の囲繞部がエアゾール缶の上端周縁部を取り囲み、その外周で上下に摺動するため、化粧液をエアゾール缶内部から噴出させるための押圧動作を良好に行わせることができ、且つ、髭剃り部による髭剃り動作中において、操作部や軸部の横揺れを防止することができ、良好な髭剃り動作を保障する。
以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る髭剃り具の一実施形態の全体正面図である。
図2は、図1のA−A線概略断面説明図(ハッチング省略)である。
10はエアゾール缶を示し、その内部には髭剃り用化粧剤として髭剃り用のジェル状化粧液と噴射剤とが封入されている。そのエアゾール缶10の頂部に配置されているのが操作部20であり、この操作部20の操作によってエアゾール缶10内部の髭剃り用のジェル状化粧液が排出される。
図1は、本発明に係る髭剃り具の一実施形態の全体正面図である。
図2は、図1のA−A線概略断面説明図(ハッチング省略)である。
10はエアゾール缶を示し、その内部には髭剃り用化粧剤として髭剃り用のジェル状化粧液と噴射剤とが封入されている。そのエアゾール缶10の頂部に配置されているのが操作部20であり、この操作部20の操作によってエアゾール缶10内部の髭剃り用のジェル状化粧液が排出される。
操作部20の頂部から上方に延長するのが軸部14であり、この軸部14の軸芯部上下方向には上記髭剃り用化粧液の導通路15が形成されている。
軸部14の上方部分の周側面部には塗布部16が設けられている。塗布部16には上記の髭剃り用化粧液を外部に排出させるための排出孔17を複数設けている。この排出孔17、17、・・・は、軸部14の導通路15と連通しており、エアゾール缶10内の髭剃り用化粧液を排出することができる。
軸部14の上端部には髭剃り部30が設けられている。
軸部14の上方部分の周側面部には塗布部16が設けられている。塗布部16には上記の髭剃り用化粧液を外部に排出させるための排出孔17を複数設けている。この排出孔17、17、・・・は、軸部14の導通路15と連通しており、エアゾール缶10内の髭剃り用化粧液を排出することができる。
軸部14の上端部には髭剃り部30が設けられている。
髭剃り部30は、支持部31とブレード部32とから成り、支持部31の上端部にブレード部32が交換自在に取り付けられている。支持部31の根元部33は、軸部14の上端部に形成されている孔部13に着脱自在に嵌合される。従って、この髭剃り部30は、後に説明するが、ブレード部32のブレード34の向きを正面側F、或はその逆の背面側Rに変更させることが出来る。
この実施形態におけるブレード部32は、2枚の平行なブレード34を備える2枚刃のものを使用しており、図2中矢印Dで示したとおり、前後方向又は上下方向に回動可能に形成されている。
この実施形態におけるブレード部32は、2枚の平行なブレード34を備える2枚刃のものを使用しており、図2中矢印Dで示したとおり、前後方向又は上下方向に回動可能に形成されている。
塗布部16は、図1の正面図から見て取れるように横(略水平)方向に横長に形成されており、その略中央部横方向には排出孔17が複数列設されている。
このように塗布部16を横方向に幅広に形成したのは、髭剃り用化粧液を例えば顔の髭が伸びた部分に幅広に塗布することが出来るようにしたためである。
髭剃り用化粧剤としてジェル状化粧液を用いた場合には、この塗布部16の排出孔17から化粧液が排出し、そのまま上方の髭剃り部30によって髭を剃り落とすことが可能となり、片手のみで髭剃りが可能で、もう片方の手を汚すことがなくなるのである。というのも、シェービング・フォーム等の場合には、この塗布部からフォームを噴出させた後に、もう片方の手でフォームを均一に皮膚に塗り伸ばす必要があるが、ジェル状化粧液の場合には塗布が均一に行われるため、フォーム等を使用した場合のように塗り伸ばす必要が無いからである。
このように塗布部16を横方向に幅広に形成したのは、髭剃り用化粧液を例えば顔の髭が伸びた部分に幅広に塗布することが出来るようにしたためである。
髭剃り用化粧剤としてジェル状化粧液を用いた場合には、この塗布部16の排出孔17から化粧液が排出し、そのまま上方の髭剃り部30によって髭を剃り落とすことが可能となり、片手のみで髭剃りが可能で、もう片方の手を汚すことがなくなるのである。というのも、シェービング・フォーム等の場合には、この塗布部からフォームを噴出させた後に、もう片方の手でフォームを均一に皮膚に塗り伸ばす必要があるが、ジェル状化粧液の場合には塗布が均一に行われるため、フォーム等を使用した場合のように塗り伸ばす必要が無いからである。
軸部14には、その軸芯部に導通路15が形成されており、その導通路15の上方では塗布部16の複数の排出孔17と連通し、その下端部はエアゾール缶10の上端部に設けられた噴射ステム11の開口部と操作部20を介して連通している。
導通路15の上端部の孔部13には髭剃り部30の根元部33が嵌合するが、この導通路15と孔部13との間に仕切り壁を設けることが好ましい。仕切り壁を設けた場合には、髭剃り用化粧液が軸部14の上端の孔部13から漏出する恐れが全く無くなるからである。
この実施形態では、軸部14と操作部20とを一体形成しているが、別体のものとしてそれぞれ形成し、それら両者を後に連結し、固定することもできる。
導通路15の上端部の孔部13には髭剃り部30の根元部33が嵌合するが、この導通路15と孔部13との間に仕切り壁を設けることが好ましい。仕切り壁を設けた場合には、髭剃り用化粧液が軸部14の上端の孔部13から漏出する恐れが全く無くなるからである。
この実施形態では、軸部14と操作部20とを一体形成しているが、別体のものとしてそれぞれ形成し、それら両者を後に連結し、固定することもできる。
操作部20は、その下端部分でエアゾール缶10の上端部分を囲繞する円筒形状の囲繞部21と、エアゾール缶10の噴射ステム11と連結する連結部22と、囲繞部21の上方適宜位置に設けられた押圧部23とを有する。
連結部22は、下方でエアゾール缶10の噴射ステム11を取り囲むように形成され、連結部22の内部の連通路25の下端部が噴射ステム11の上端と当接している。図中28が当接部を示している。また連結部22の連通路25の上端は軸部14の導通路15と連通している。
囲繞部21は、その上方の軸部14よりもその外径が大きいために、両者の間には段部27が形成されている。その段部27の背面側Rに上方に突出する押圧部23を形成している。この押圧部23を親指又は人差し指で押圧し、噴射ステム11を押圧することができる。
連結部22は、下方でエアゾール缶10の噴射ステム11を取り囲むように形成され、連結部22の内部の連通路25の下端部が噴射ステム11の上端と当接している。図中28が当接部を示している。また連結部22の連通路25の上端は軸部14の導通路15と連通している。
囲繞部21は、その上方の軸部14よりもその外径が大きいために、両者の間には段部27が形成されている。その段部27の背面側Rに上方に突出する押圧部23を形成している。この押圧部23を親指又は人差し指で押圧し、噴射ステム11を押圧することができる。
しかし、この押圧部23は、段部27が存在するために、特に設けなくとも実施可能である。つまり、段部27の何れかの部位を下方に押し下げれば、押圧部の作用を果たすことが出来るからである。
また、囲繞部21は、エアゾール缶10の上端部分の外周を囲い、その外周面を上下に摺動することができるために、操作部20を操作する際、或は塗布部16によって化粧液を塗布する際、更には、髭剃り部30で髭剃り動作を行う場合に、軸部14の横方向へのぐらつきを防止する働きをも有することとなる。
また、囲繞部21は、エアゾール缶10の上端部分の外周を囲い、その外周面を上下に摺動することができるために、操作部20を操作する際、或は塗布部16によって化粧液を塗布する際、更には、髭剃り部30で髭剃り動作を行う場合に、軸部14の横方向へのぐらつきを防止する働きをも有することとなる。
以上のような操作部20の構成により、その押圧部23を片方の手の親指又は人差し指によって押圧すると、連結部22の当接部28が噴射ステム11の上端部を下方に押し下げ、エアゾール缶10内部の化粧液が噴射ステム11から噴出し、連通路25及び導通路15を通り、排出孔17から排出され、塗布部16により顔等の必要箇所に髭剃り用化粧液が片手で塗布されることとなるのである。
その後、髭剃り部30を化粧液が塗布された皮膚の部分に当てて、化粧液と共に髭を剃り落とすことができるのである。
その後、髭剃り部30を化粧液が塗布された皮膚の部分に当てて、化粧液と共に髭を剃り落とすことができるのである。
図3は、図2において、髭剃り部30を逆向きに軸部14に取り付けた状態の要部断面説明図である。即ち、髭剃り部30のブレード部32を正面側Fと反対向きの背面側Rの向きに向けて軸部14に取り付けた状態を示している。
このような構成としたのは、髭を剃る人体の部位によっては、図2に図示したようにブレード部32と同一側に塗布部16が配置されていると、髭剃り動作中に塗布部16が邪魔になることもあるために、このブレード部32の向きを変更できるようにしたものである。
このような構成としたのは、髭を剃る人体の部位によっては、図2に図示したようにブレード部32と同一側に塗布部16が配置されていると、髭剃り動作中に塗布部16が邪魔になることもあるために、このブレード部32の向きを変更できるようにしたものである。
この実施形態では、髭剃り部30の根元部33を軸部14の上端の孔部13に嵌合させるように構成したが、この構成は自由に設計変更できる。
例えば、軸部14の上端部を閉鎖して、その上端面に突起部を設け、この突起部を髭剃り部30の根元部33に設けた孔部に嵌合できるように構成することもできる。
尚、上記の根元部33と孔部13との嵌合において、根元部33及び孔部13の横断面形状は、四角形等の多角形でもよいし、円形形状に形成するのも自由である。
横断面形状を正方形や正多角形或は円形形状とした場合には、ブレード部32の向きを正面側又は背面側ばかりでなく、その他の何れの方向にも向けることが可能となる。
例えば、軸部14の上端部を閉鎖して、その上端面に突起部を設け、この突起部を髭剃り部30の根元部33に設けた孔部に嵌合できるように構成することもできる。
尚、上記の根元部33と孔部13との嵌合において、根元部33及び孔部13の横断面形状は、四角形等の多角形でもよいし、円形形状に形成するのも自由である。
横断面形状を正方形や正多角形或は円形形状とした場合には、ブレード部32の向きを正面側又は背面側ばかりでなく、その他の何れの方向にも向けることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り種々設計変更することが可能である。
エアゾール缶の外径、長さ等は自由に設計することができるが、片手で持ち易い外径及び重さのものにすることが望ましい。
その内部に収容する髭剃り用化粧剤としては、シェービング・フォーム、シェービング・クリーム、その他の髭剃り用のジェル状化粧液等どのような種類のものでもよい。但し、片手のみで操作可能とするには、ジェル状化粧液が最適である。何故なら、片手で塗布部によって塗布するのみで、もう片方の手により均一に塗り伸ばす必要がないからである。
エアゾール缶の外径、長さ等は自由に設計することができるが、片手で持ち易い外径及び重さのものにすることが望ましい。
その内部に収容する髭剃り用化粧剤としては、シェービング・フォーム、シェービング・クリーム、その他の髭剃り用のジェル状化粧液等どのような種類のものでもよい。但し、片手のみで操作可能とするには、ジェル状化粧液が最適である。何故なら、片手で塗布部によって塗布するのみで、もう片方の手により均一に塗り伸ばす必要がないからである。
操作部も、噴射ステムを押圧する当接部と、エアゾール缶上端部分の外周部を摺動する囲繞部を有していればよく、その他の構成、大きさ、形状等は全く自由に設計することができる。操作部を透明又は半透明の合成樹脂素材から形成することにより、噴射ステムへの操作部の結合等を容易なものとすることができ、またデザイン的にもスマートなものとなる。
軸部の上下方向の長さも適宜必要に応じて設定することができ、その太さ(外径)も自由に設計することができる。軸部の横断面形状は、円形でなく、四角形又は多角形とすることもできる。
上記実施形態においては、軸部は、噴射ステムの真上から上方に延長するように構成しているが、この軸部の位置をやや前方にずらして配置することも出来る。これにより背面側に設けた押圧部の押圧面を大きく取ることが出来、押圧し易くすることができる。
軸部の上下方向の長さも適宜必要に応じて設定することができ、その太さ(外径)も自由に設計することができる。軸部の横断面形状は、円形でなく、四角形又は多角形とすることもできる。
上記実施形態においては、軸部は、噴射ステムの真上から上方に延長するように構成しているが、この軸部の位置をやや前方にずらして配置することも出来る。これにより背面側に設けた押圧部の押圧面を大きく取ることが出来、押圧し易くすることができる。
塗布部の大きさ、形状等も自由で、排出孔の数も自由に設定することができるが、塗布部の機能を考慮すれば、それが横方向に幅広のものとして実施することが望ましい。
上記の実施形態では、図1の正面図にある通り、塗布部(複数の排出孔が設けられた範囲)の横方向長さはブレード部のそれよりもやや短く形成しているが、この塗布部の横方向の長さは、ブレード部の横方向の長さよりも長く、形成することもできる。これにより、一度の塗布部による化粧液の塗布により、化粧液の横方向塗布範囲が、ブレード部のブレードの横方向長さよりも大きくなり、塗布部によって二度塗りする必要がなくなる。
上記の実施形態では、図1の正面図にある通り、塗布部(複数の排出孔が設けられた範囲)の横方向長さはブレード部のそれよりもやや短く形成しているが、この塗布部の横方向の長さは、ブレード部の横方向の長さよりも長く、形成することもできる。これにより、一度の塗布部による化粧液の塗布により、化粧液の横方向塗布範囲が、ブレード部のブレードの横方向長さよりも大きくなり、塗布部によって二度塗りする必要がなくなる。
排出孔の大きさ及び数も自由に設定することができる。塗布部の正面側F方向の突出高さも自由に設定することが可能であるが、化粧液等を塗布し易くするために、図2の断面説明図からも解る通り、その前方表面部を前方に膨出するように円弧状に湾曲して形成することが極めて望ましい。
髭剃り部もその支持部が軸部の上端部と着脱自在に形成され、その向きを変更できればよく、即ち、ブレード部を正面側又は背面側に、或は何れの方向にも変更可能であればよく、その他の構成は、現存する髭剃り具の構成をそのまま利用することが可能である。つまり、1枚乃至3枚刃を有するブレード部を利用することも可能であり、ブレード部はその支持部の上端で上下方向又は前後方向に首振り可能なものを使用することができる。
以上、本発明は請求の範囲内において種々設計変更可能なものである。
髭剃り部もその支持部が軸部の上端部と着脱自在に形成され、その向きを変更できればよく、即ち、ブレード部を正面側又は背面側に、或は何れの方向にも変更可能であればよく、その他の構成は、現存する髭剃り具の構成をそのまま利用することが可能である。つまり、1枚乃至3枚刃を有するブレード部を利用することも可能であり、ブレード部はその支持部の上端で上下方向又は前後方向に首振り可能なものを使用することができる。
以上、本発明は請求の範囲内において種々設計変更可能なものである。
10 エアゾール缶
11 噴射ステム
14 軸部
15 導通路
16 塗布部
17 排出孔
20 操作部
21 囲繞部
28 当接部
30 髭剃り部
32 ブレード部
11 噴射ステム
14 軸部
15 導通路
16 塗布部
17 排出孔
20 操作部
21 囲繞部
28 当接部
30 髭剃り部
32 ブレード部
Claims (4)
- シェービング・フォーム等の髭剃り用化粧剤と噴射剤が収容されたエアゾール缶(10)と、このエアゾール缶(10)の噴射ステム(11)を押圧するための操作部(20)と、操作部(20)から上方に延長する軸部(14)と、軸部(14)の上方周側面に設けられた塗布部(16)と、軸部(14)の上部に設けられた髭剃り部(30)とから成り、
前記操作部(20)の操作によりエアゾール缶(10)内部の髭剃り用化粧剤が噴射ステム(11)から軸部(14)の導通路(15)を通って上方に位置する塗布部(16)まで案内され、塗布部(16)に設けられた排出孔(17)から外部に排出させて、髭剃り用化粧剤を皮膚に塗布することができ、その後塗布部(16)の上方に位置する髭剃り部(30)によって髭を剃ることができる髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具。 - 請求項1において、エアゾール缶(10)が操作部(20)と着脱自在に形成され、且つ髭剃り部(30)が軸部(14)と着脱自在に設けられ、これにより髭剃り部(30)のブレード部(32)を少なくとも正面側又は背面側の何れの側にも配置できることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具。
- 請求項1又は2において、塗布部(16)が横方向に幅広に形成され、且つ排出孔(17)が横方向に複数列設されていることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具。
- 請求項1乃至3の何れかにおいて、操作部(20)がエアゾール缶(10)の噴射ステム(11)の上端部と当接する当接部(28)と、エアゾール缶(10)の上端周縁部の外周を囲繞する囲繞部(21)を有し、囲繞部(21)を下方に押圧することにより前記当接部(28)が噴射ステム(11)を押圧することができ、且つ囲繞部(21)はエアゾール缶(10)の上端周縁部に案内されて上下方向に摺動しうることを特徴とする髭剃り用化粧剤塗布機能付き髭剃り具。
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