JP5981874B2 - 電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 - Google Patents
電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5981874B2 JP5981874B2 JP2013087890A JP2013087890A JP5981874B2 JP 5981874 B2 JP5981874 B2 JP 5981874B2 JP 2013087890 A JP2013087890 A JP 2013087890A JP 2013087890 A JP2013087890 A JP 2013087890A JP 5981874 B2 JP5981874 B2 JP 5981874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation time
- power supply
- communication device
- supply device
- equivalent operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
Lx=L0×f(T)×f(I)×f(U) (式1)
f(T)=2^(T0-Tx)/10 (式2)
f(I)=2^α(ΔT-ΔTx)/β (式3)
図1に本発明の一実施形態にかかる電源装置の等価運転時間算定装置を示すブロック図を示す。AC電力入力から情報通信装置2にAC電力を供給するACアダプタ1は、情報通信装置2に接続されている。情報通信装置2は、通信線を介して通信NW3に接続され、通信NW3は、通信線を介してセンタ装置(通信装置)4と接続されている。
図2に本発明の一実施形態にかかる、ACアダプタ1の第1乃至第3の温度検出部111、112、113の構成を示す。電圧源1104には抵抗1102の一方が接続され、抵抗1102の他方には、NTCサーミスタ1101の一方が接続されている。NTCサーミスタ1101の他方は、接地がされている。そして、抵抗1102とNTCサーミスタ1101との接続点にADC部1103の入力端子が接続されている。よって、電解コンデンサの周囲温度TXの変化によりNTCサーミスタ1101の抵抗値が変化し、抵抗1102とNTCサーミスタ1101との接続点における電圧値VTHが変化する。変化した電圧値VTHは、アナログ信号としてADC部1103へ入力される。ADC部1103は、変化した電圧値VTH、電圧源1104の電圧値VP、抵抗1102の抵抗値RPからNTCサーミスタ1101の抵抗値RTHを計算する。ADC部1103は、計算結果をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号を、等価運転時間算定部114に送信する。等価運転時間算定部114は、NTCサーミスタ1101の抵抗値RTHを含むデジタル信号を受信し、NTCサーミスタ1101の抵抗値RTHから以下の式を用いて、電解コンデンサの周囲温度TXを導出する。
Ax=2^((Tx-T0)/10) (式5)
Hx=Ax・Δhx (式6)
Le=A1・Δh1+A2・Δh2+・・・・+An・Δhn (式7)
比較部412は、
Lr=L0−Le (式8)
の式により、電解コンデンサ定格ベースでの最大15年の規定寿命残時間Lrを計算し、Lr≦0の場合、警告を発する。
Lr−adp=AN・(L0−Le) (式9)
の式により、ACアダプタ使用温度上限ベースでの規定寿命残時間Lr−adpを計算し、Lr−adp≦0の場合、警告を発する。ANは、ACアダプタ1の使用温度上限での等価運転時間係数を表す。
等価運転時間算定部114は、
L’x=L0×2^(T0-Tx)/10 (式10)
の式によって、期待寿命L’xを算定し、期待寿命L’xを、情報転送部115によって情報通信装置2へ転送する。期待寿命L’xは、最大15年である。
L’ r=L’x−Le (式11)
により、電解コンデンサ定格ベースでの最大15年の期待寿命残時間L’ rを計算し、L’ r≦0の場合、警告を発する。
L’r−adp=AN・(L’x−Le) (式12)
により、ACアダプタ使用温度上限ベースでの期待寿命残時間L’r−adpを計算し、L’r−adp≦0の場合、警告を発する。
図5に、本発明の一実施形態にかかる、電源装置の等価運転時間算定方法を示すフローチャートを表す。判定部41は、情報通信装置2のIDに基づいてACアダプタ1の構成部品が出荷後15年経過しているか判定する(S101)。出荷後15年経過している場合、ACアダプタ1の構成部品は、寿命であると判定され、ACアダプタ1の利用は不可能と判定される。
(1)ACアダプタ1の第1のコンデンサ102、第2のコンデンサ107近傍にNTCサーミスタ1101を配置して温度情報をインピーダンスに変換する。
(2)変換したインピーダンスをADC部1103によってデジタル信号にし、等価運転時間算定部114に送出する。
(3)等価運転時間算定部114では、出力電圧を検出して運転中であることを認識し、インピーダンスから温度情報に変換して寿命算定の演算を行い、運転時間と掛け合わせて等価運転時間を算出する。
(4)算定された等価運転時間は定期的に情報転送部115を介して情報通信装置2に送られ、センタ装置4に転送される。
(5)センタ装置4では、受信した等価運転時間を積算して所定の寿命時間と比較してデータベース415に格納するともに、等価運転時間積算値が所定の寿命時間を超えた場合、第2の表示部414に警告を表示する。
(6)警告はネットワークを介して情報通信装置2に転送され、情報通信装置2の第1の表示部213で表示される。
(7)ACアダプタ1内に複数のNTCサーミスタがある場合において、各NTCサーミスタの温度上昇傾向に大きな差がある場合、内部故障の可能性があるという警告もできる。
2 情報通信装置
3 通信NW
4 センタ装置
11 算定部
21 警告表示部
41 判定部
101 整流部
102 第1のコンデンサ
103 SW部
104 ドライバ
105 トランス部
106 整流器
107 第2のコンデンサ
111 第1の温度検出部
112 第2の温度検出部
113 第3の温度検出部
114 等価運転時間算定部
115 情報転送部
201 電源回路
211 情報分離部
212 制御部
213 第1の表示部
401 通信制御部
411 積算部
412 比較部
413 設定部
414 第2の表示部
415 DB
1101 サーミスタ
1102 抵抗
1103 ADC部
1104 電圧源
Claims (4)
- 電源装置と、該電源装置へ電気的に接続された情報通信装置と、該情報通信装置へ接続され、前記情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備える電源装置の等価運転時間算定方法であって、
前記電源装置は、
前記電源装置を構成する部品の周囲温度を検出し、
前記検出された周囲温度に基づいて算出された係数を実際の運転時間に乗算して等価運転時間を算定し、
前記算定された等価運転時間および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送し、
前記通信装置は、
前記転送された等価運転時間を積算し、
前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する所定の寿命時間を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の寿命時間と前記積算された等価運転時間とを比較し、比較結果を生成し、前記比較結果を表示することを特徴とする電源装置の等価運転時間算定方法。 - 前記電源装置は、
前記検出された周囲温度および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送し、
前記通信装置は、
前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する所定の構成部品温度を前記記憶部から抽出し、前記抽出した所定の構成部品温度と前記検出された周囲温度とを比較し、比較結果を生成することを特徴とする請求項1に記載の電源装置の等価運転時間算定方法。 - 電源装置と、該電源装置へ電気的に接続された情報通信装置と、該情報通信装置へ接続され、前記情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備えた電源装置の等価運転時間算定装置であって、
前記電源装置は、
前記電源装置を構成する部品の周囲温度を検出する温度検出部と、
前記検出された周囲温度に基づいて算出された係数を実際の運転時間に乗算して等価運転時間を算定する算定部と、
前記算定された等価運転時間および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送する情報転送部とを備え、
前記通信装置は、
前記転送された等価運転時間を積算する積算部と、
前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する所定の寿命時間を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の寿命時間と前記積算された等価運転時間とを比較し、比較結果を生成する比較部と、
前記比較結果を表示する第2の表示部と
を備えたことを特徴とする電源装置の等価運転時間算定装置。 - 前記電源装置は、
複数の前記温度検出部と、
前記検出された周囲温度および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送する前記情報転送部とをさらに備え、
前記通信装置は、
前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する所定の構成部品温度を前記記憶部から抽出し、前記抽出した所定の構成部品温度と前記検出された周囲温度とを比較し、比較結果を生成する比較部と
をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の電源装置の等価運転時間算定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013087890A JP5981874B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013087890A JP5981874B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014212635A JP2014212635A (ja) | 2014-11-13 |
JP5981874B2 true JP5981874B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=51931997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013087890A Active JP5981874B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5981874B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6999510B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2022-01-18 | 京セラ株式会社 | 電力変換装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003052081A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Nagano Japan Radio Co | 制御システム |
JP2005210802A (ja) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Hitachi Ltd | 電子機器用電源システム |
DE112007001787T5 (de) * | 2006-07-31 | 2009-09-10 | Mitsubishi Electric Corp. | Stromversorgungsvorrichtung und Sequenzersystem |
JP5294704B2 (ja) * | 2008-05-26 | 2013-09-18 | 株式会社日立産機システム | 電源監視装置 |
-
2013
- 2013-04-18 JP JP2013087890A patent/JP5981874B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014212635A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111417861B (zh) | 用于确定电容器的剩余使用寿命的方法和评估单元及系统 | |
JP5197897B1 (ja) | 電動機制御装置 | |
US8093905B2 (en) | Power supply device and sequencer system | |
US20100111134A1 (en) | Cooling capacity measurement method for inverter device | |
US10599201B1 (en) | Detecting imminent failure in a power supply | |
KR101403087B1 (ko) | 전원 장치 | |
KR101689993B1 (ko) | 릴레이 오작동 검출 장치 | |
WO2014054157A1 (ja) | 制御装置、送電装置、受電装置及び制御方法 | |
JP5184911B2 (ja) | 電源装置及び電解コンデンサ寿命警告方法 | |
JP5294704B2 (ja) | 電源監視装置 | |
JP6059590B2 (ja) | 電源装置の簡易劣化判定方法および電源装置の簡易劣化判定装置 | |
US10948550B2 (en) | Power device with electrolytic capacitors | |
JP5981874B2 (ja) | 電源装置の等価運転時間算定方法および電源装置の等価運転時間算定装置 | |
JPH1169834A (ja) | インバータ装置用アルミ電解コンデンサの寿命警報装置 | |
JP2008306850A (ja) | 電源装置および寿命検出方法 | |
JP6240059B2 (ja) | 電源装置内部の1次平滑コンデンサの劣化状態の推定装置及びその方法 | |
US9997995B2 (en) | Three-phase parallel power converter load adjustment | |
KR102027558B1 (ko) | 고압 직류 송전 시스템에 포함되는 고조파 필터의 손실을 측정하는 손실 전력 측정 시스템 및 그의 손실 전력 측정 방법 | |
JP2016031305A (ja) | 寿命判定方法、寿命予測方法、および装置 | |
JP7188222B2 (ja) | モニタリングモジュール | |
JP6030999B2 (ja) | 装置取替作業効率化システムおよび装置取替作業効率化方法 | |
JP5977701B2 (ja) | 情報通信端末装置のacアダプタ劣化状況判定システム | |
EP4214523A1 (en) | In-situ testing of electric double layer capacitors in electric meters | |
JP6145071B2 (ja) | 出力電圧保持時間を測定する装置 | |
JP2014204288A (ja) | 情報通信端末装置の劣化状況判定システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5981874 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |