JP6059590B2 - 電源装置の簡易劣化判定方法および電源装置の簡易劣化判定装置 - Google Patents

電源装置の簡易劣化判定方法および電源装置の簡易劣化判定装置 Download PDF

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本発明は、情報通信装置に電源供給する電源装置の簡易劣化判定方法および電源装置の簡易劣化判定装置に関する。
近年、情報化社会の進展に伴い、多くの一般住宅およびオフィスには、1台または複数台の情報通信装置が設置されている。情報通信装置とは、例えば、ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)モデムをいう。
一般家庭や小規模なオフィスに設置される情報通信装置は、交流を直流に変換し、または交流を交流に変換する電力変換装置を含む電源装置(例えば、ACアダプタ)に適用され接続される。電源装置の寿命は電源装置の構成部品の劣化状態や寿命に左右される。よって電源装置の構成部品の劣化状況や寿命が正確に捉えにくく、電源装置の劣化状況や寿命も明確にわかりにくい。
電源装置の構成部品は例えば、整流用のアルミ電解コンデンサで構成され、アルミ電解コンデンサの劣化が、電源装置の劣化に直接関係している。アルミ電解コンデンサの劣化は、アルミ電解コンデンサが製造された時点から始まる。またアルミ電解コンデンサの劣化は、含浸された電解液が封口ゴムを透過し、時間とともに内部の電解液の蒸発が進むことで生じる。アルミ電解コンデンサは劣化すると静電容量が低下しかつESR(Equivalent Series Resistance:等価直列抵抗)が増加、損失角の正接の増大が生じる。アルミ電解コンデンサが電源装置を構成する部品である場合、アルミ電解コンデンサの静電容量の低下およびESRの増加より、電源装置の入力点もしくは出力点からのインピーダンスは変化し、電源特性も変化する。
アルミ電解コンデンサの寿命については、アルミ電解コンデンサの静電容量または損失角の正接が規格値からはずれた段階で寿命に至ったと定義される。アルミ電解コンデンサの寿命は、アルミ電解コンデンサの使用条件により大きな影響を受ける。通常の平滑回路での使用では、温度とリプル電流による発熱が寿命を大きく決める要素となる。また、高湿度、振動が連続的にかかる用途、充放電を頻繁に行う用途では、アルミ電解コンデンサの使用条件での耐久性を考慮する必要がある(非特許文献1を参照)。
情報通信装置及び電源装置は、ISP(Internet Service Provider:インターネットサービスプロバイダー)からユーザにレンタルされる場合が多く、レンタルバックされた後に利活用される。しかし、従来は、電源装置がどのような使用状態であったかは判断する情報がなく、電源装置の製造年月日のみで利活用判断がされていた。よって、良好な使用状態であり再利用・利活用に十分耐える電源装置であっても、利活用判断がされるまでの電源装置の使用状態が分からないため廃棄処分されていた。また、電源装置の使用条件によっては期待寿命よりも早く部品が劣化してしまい、電源装置の寿命が早く訪れ電力が正常に情報通信装置に供給できなくなる結果、情報通信装置が運転停止し、サービス断に至る場合があった。
特開平05−056629号公報 特開平08−223904号公報 特許第3666680号公報
"テクニカルノート アルミ電解コンデンサの上手な使い方"、日本ケミコン株式会社、http://www.chemi-con.co.jp/catalog/pdf/al-j/al-sepa-j/001-guide /al-technote-j-130101.pdf
そこで、例えば特許文献1では、電源装置の構成部品の周囲温度や電源装置の出力電流などの運転状態を示す信号で構成部品の期待寿命を補正する期待寿命設定回路と、各構成部品の運転時間を時間積分する時間積算回路と、補正後の構成部品の期待寿命と構成部品の運転時間の積分値を比較する回路と、および構成部品の交換毎に時間積算回路の積分値を零にリセットするリセット回路とを設け、構成部品の運転時間の積分値が、構成部品の運転状態を示す信号で補正された構成部品の期待寿命を超えた場合に、構成部品の交換を促す信号を電源装置の情報表示器に出力する部品劣化検出回路が提案されている。
特許文献1に記載の従来技術は、電源装置の運転状態で各構成部品の運転時間を時間積分し、運転時間の積分値が期待寿命を超えた場合、部品の交換を促す仕組みである。しかし、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)などの数百W〜数百kWの中大容量機器に対して適用する大型の装置であったため、実装スペースを大きく取るという問題があった。また、装置1つあたりのコストが多くかかり、ACアダプタなどのコンパクトで低廉な電源装置に適用することは現実的ではないという問題があった。
一方、特許文献2および特許文献3では、電力変換装置の構成部品の劣化を左右させる要因を検出する手段が、運転による電力変換装置自身および電力変換装置の構成部品の劣化を左右させる要因になる物理量を検出し、実質的な劣化量を算定する手段が、検出された劣化を左右させる要因になる物理量に基づいて電力変換装置の実質的な劣化量を算定し、総実質劣化量を算定する手段が、算定された実質的な劣化量を積算して総実質劣化量を算定し、保守管理情報を記憶する手段には、少なくとも電力変換装置および電力変換装置の構成部品ごとの期待寿命が記憶され、比較手段が、総実質劣化量を期待寿命と比較し、表示手段が、総実質劣化量が期待寿命を上回ると、電力変換装置および電力変換装置の構成部品の寿命を電力変換装置の使用者に通知する電力変換装置が提案されている。
特許文献2および特許文献3に記載の従来技術では、電源装置においてアルミ電解コンデンサなどの部品の実質劣化量に着目し、アルミ電解コンデンサの劣化量を算定する仕組みである。しかし、精度向上にはアルミ電解コンデンサの静電容量の計測が必要であるため、実質劣化量算定の精度を向上させるには大きなコストがかかる可能性があるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、情報通信装置に電源供給する電源装置の劣化状況を簡易に判定する機能を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、電源装置(ACアダプタ)の出力電力特性(起動時における電流特性・電圧特性・インピーダンス特性)を計測する手段と、計測した信号をセンタ装置に伝送する手段と、電源装置の初期特性を状態を記憶する手段と、電源装置の初期特性と計測された特性を比較する手段と、比較した結果の差分と設定値を比較する手段と、比較した結果が設定値を超えた場合に警告を発する手段と、受信した警告を表示する手段とを提供し、簡易に劣化を診断することを特徴とする。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電源装置の出力端子へ電気的に接続された情報通信装置と、前記電源装置の前記出力端子から電圧・電流を検出する検出装置と、前記情報通信装置へ接続され該情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備える電源装置の簡易劣化判定方法であって、前記検出装置は、前記電源装置の電源投入の際に前記電源装置の前記出力端子の突入電流を測定し、該測定した突入電流に基づいて多項式を算出し、前記算出された多項式および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送し、前記通信装置は、前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する前記電源装置の所定の多項式を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の多項式と前記転送された多項式との差分を算出し、該差分に基づいて比較結果を生成し、前記比較結果を前記検出装置に転送することを特徴とする。また、請求項2に記載の発明は、電源装置の出力端子へ電気的に接続された情報通信装置と、前記電源装置の前記出力端子から電圧・電流を検出する検出装置と、前記情報通信装置へ接続され該情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備えた電源装置の簡易劣化判定装置であって、前記検出装置は、前記電源装置の電源投入の際に前記電源装置の前記出力端子の突入電流を測定し、該測定した突入電流に基づいて多項式を算出する算出部と、前記算出された多項式および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送する情報転送部と、表示部とを備え、前記通信装置は、前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する前記電源装置の所定の多項式を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の多項式と前記転送された多項式との差分を算出し、該差分に基づいて比較結果を生成して前記表示部に転送する比較部とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、情報通信装置に電源供給する電源装置の劣化状況を簡易に判定することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる、電源装置の簡易劣化判定装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる、ACアダプタの出力側における、突入電流の変化、電圧立ち上がりの変化、インピーダンス曲線の変化、電流−電圧曲線の変化、を表す図である。 本発明の一実施形態にかかる電源装置の簡易劣化判定方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(構成)
図1に本発明の一実施形態にかかる、電源装置の簡易劣化判定装置を示すブロック図を示す。ACアダプタ(電源装置)1は、商用入力から電力を情報通信装置(負荷装置)2に供給する。情報通信装置2は、通信線を介して通信NW(Network)3に接続され、通信NW3は、通信線を介してセンタ装置(通信装置)4と接続されている。ACアダプタ1を構成する部品には、アルミ電解コンデンサが使用されうる。
通信NW3は、情報通信装置2とセンタ装置4との間を通信線で接続されている。センタ装置4において、通信制御部401は、情報通信装置2から送信された情報を受信する。
本発明の一実施形態にかかる電源装置の簡易劣化判定装置は、ACアダプタ1の電源投入の際にACアダプタ1から出力される突入電流の変化を示す多項式、電圧立ち上がりの変化を示す多項式、インピーダンス曲線の変化を示す多項式、電流−電圧曲線の変化を示す多項式を算出する試験装置(検出装置)11と、算出された結果と予め記憶された所定の多項式とを比較してACアダプタ1の劣化状況を判定する判定部41とを含む。所定の多項式とは、例えば、ACアダプタ製造時の突入電流の変化、電圧立ち上がりの変化、インピーダンス曲線の変化、電流−電圧曲線の変化、のそれぞれの変化を示す多項式をいう。図1では、センタ装置4が判定部41をさらに備えた構成になっている。
試験装置11は、ACアダプタ1の入力側の端子に接続された第1のスイッチ111と、情報通信装置2が接続されたACアダプタ1出力端子に、接続された第2のスイッチと、第1のスイッチ111および第2のスイッチ112をON/OFF制御する制御部113と、ACアダプタ1から情報通信装置2へ供給される電力の電圧・電流を計測し、計測された電圧・電流に基づいてアナログ信号を生成する計測部(算出部)114と、生成されたアナログ信号をデジタル信号(例えば突入電流の変化を示す多項式を含む計測情報)に変換するADC(Analog-to-digital converter:アナログデジタル変換器)115と、変換されたデジタル信号を情報通信装置2に送信する通信部(情報転送部)116と、通信センタ4において生成された、ACアダプタ1の劣化状況にかかる警告を受信し、ACアダプタ1の劣化状況にかかる警告を表示する表示部117とを含む。
判定部41は、情報通信装置2から計測情報を受信した通信制御部401により送信された計測情報を受信し、DB(database)412に格納された所定の多項式と計測情報を比較して差分を算出する第1の比較部411と、算出された差分が、設定部414で設定された閾値を超えた場合、ACアダプタ1が劣化していると判定する第2の比較部413とを含む。
(動作)
図2に本発明の一実施形態にかかる電源装置の簡易劣化判定方法を示すフローチャートを示す。
ACアダプタ1は、商用入力から供給されたAC電力をDC電力に変換して、変換したDC電力を、DC給電線を通して情報通信装置2へ供給する。
制御部113は、第1のスイッチ111および第2のスイッチ112のON/OFFの制御を行い、計測部114にON/OFFのタイミングの信号を送信する(S101)。制御部113の指示命令に基づいて、第1のスイッチ111は、ACアダプタ1への入力をON/OFF制御し、第2のスイッチ112は、情報通信装置2へのACアダプタ1からの入力をON/OFF制御する。
計測部114は、ACアダプタ1と情報通信装置2の間の電流、電圧を計測し、ADC115を介して通信部116に計測情報を送信する(S102)。
通信部116は、受信した計測情報および情報通信装置2のID(例えばシリアルナンバー)を情報通信装置2に送信する(S103)。
情報通信装置2は、受信した計測情報および情報通信装置2のIDを、情報通信NW3を介してセンタ装置4の通信制御部401に転送する(S104)。
通信制御部401は、転送された計測情報および情報通信装置2のIDを第1の比較部411に入力する(S105)。
第1の比較部411は、DB412に格納された、情報通信装置2のIDに対応する所定の多項式(例えば、電源装置が製造された際の初期状態の突入電流を示す多項式)と入力された計測情報とを比較した差分を第2の比較部413に転送する(S106)。
第2の比較部413は、設定部414で設定された値を比較して、閾値を超える場合は劣化していると判定する(S107)。また、第2の比較部413は、判定した結果をDB412に格納する。
通信制御部401は、通信NW3および情報通信装置2を介して試験部11の表示部117に判定結果を送信する(S108)。
表示部117は、判定結果を表示する(S109)。
(原理)
図3(a)乃至図3(h)に本発明の一実施形態にかかるACアダプタ1の出力側における、突入電流の変化、電圧立ち上がりの変化、インピーダンス曲線の変化、電流−電圧曲線の変化、を表す。図3(a)乃至図3(h)において実線がコンデンサ製造時の値を表し、点線がACアダプタの劣化判定時の値を表す。
ACアダプタ1の出力側に接続された第2のスイッチ112をOFFしたままで、ACアダプタ1の入力側に接続された第1のスイッチ111をONした際の、図3(a)に突入電流の変化を示し、図3(b)に電圧立ち上がりの変化を示し、図3(c)にインピーダンス曲線の変化を示し、図3(d)に電流−電圧曲線の変化を示す。図3(a)の縦軸に突入電流をとり、図3(b)の縦軸に電圧をとり、図3(c)の縦軸にインピーダンスをとる。図3(a)乃至図3(c)の横軸に時間をとる。図3(d)の縦軸に電圧をとり、横軸に電流をとる。
図3(a)に示す実線の曲線は、コンデンサ製造時の突入電流を表す曲線であり、図3(a)に示す点線の曲線は、ACアダプタの劣化判定時の突入電流を表す曲線である。センタ装置4の第1の比較部411において、それぞれの曲線を多項式で表し、図3(a)に示す実線の曲線を示す多項式と、図3(a)に示す点線の曲線を示す多項式との差分を算定する。差分が閾値以上の場合、第2の比較部413においてACアダプタ1が寿命であると判定する。
第1のスイッチ111をONした後、第2のスイッチ112をONした際の、図3(e)に突入電流の変化を示し、図3(f)に電圧立ち上がりの変化を示し、図3(g)にインピーダンス曲線の変化を示し、図3(h)に電流−電圧曲線の変化を示す。図3(e)の縦軸に突入電流をとり、図3(f)の縦軸に電圧をとり、図3(g)の縦軸にインピーダンスをとる。図3(e)乃至図3(g)の横軸に時間をとる。図3(h)の縦軸に電圧をとり、横軸に電流をとる。
以下に電源装置の簡易劣化判定装置の動作概要を示す。
(1)第1のスイッチ111をONして、ACアダプタ1の出力側の突入電流の変化、電圧立ち上がりの変化、インピーダンス曲線の変化、電流−電圧曲線の変化を計測する。
(2)次に計測部114は、第2のスイッチ112をONしてACアダプタ1の出力側の突入電流の変化、電圧立ち上がりの変化、インピーダンス曲線の変化、電流−電圧曲線の変化の計測を行い、それぞれ多項式に変換する。通信部116は、変換された多項式およびすべての計測データを情報通信装置2を介してセンタ装置4に転送する。
(3)センタ装置4にて転送された多項式と所定の多項式との比較をし、差分を算定する。差分をデータベースに格納する。
(4)差分を設定部414で設定された閾値と比較し、設定部414で設定された閾値を超えている場合はACアダプタ1が劣化しているという警告を表示部117に転送する。
なお、ACアダプタ1が劣化しているという警告を表示する表示部は、複数あってもよい。
別の実施形態において、ACアダプタの劣化は、ACアダプタを構成する部品例えばアルミ電解コンデンサの劣化に直接影響し、アルミ電解コンデンサは、劣化すると静電容量が低下する。よって、劣化したコンデンサにおいて電荷を蓄えることができる量が少なくなるので、ACアダプタをONした際に発生する突入電流の量は、アルミ電解コンデンサの製造時に比して低下すると考えられる。例えば、図3(a)に示す突入電流の変化を表す曲線において、ACアダプタのアルミ電解コンデンサが劣化したときの突入電流のピーク値(i)は、ACアダプタのアルミ電解コンデンサの製造時の突入電流のピーク値(ii)より低くなる。ピーク値(ii)とピーク値(i)との差分を第1の比較部411において計算し、差分が閾値以上の場合、第2の比較部413においてACアダプタ1が寿命であると判定してもよい。
本実施形態によれば、情報通信装置に電源供給する電源装置の劣化状況を簡易に判定することが可能となる。
1 ACアダプタ
2 情報通信装置
3 通信NW
4 センタ装置
11 試験装置
41 判定部
111 第1のスイッチ
112 第2のスイッチ
113 制御部
114 計測部
115 ADC
116 通信部
117 表示部
401 通信制御部
411 第1の比較部
412 DB
413 第2の比較部
414 設定部

Claims (2)

  1. 電源装置の出力端子へ電気的に接続された情報通信装置と、前記電源装置の前記出力端子から電圧・電流を検出する検出装置と、前記情報通信装置へ接続され該情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備える電源装置の簡易劣化判定方法であって、
    前記検出装置は、
    前記電源装置の電源投入の際に前記電源装置の前記出力端子の突入電流を測定し、該測定した突入電流に基づいて多項式を算出し、
    前記算出された多項式および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送し、
    前記通信装置は、
    前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する前記電源装置の所定の多項式を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の多項式と前記転送された多項式との差分を算出し、該差分に基づいて比較結果を生成し、
    前記比較結果を前記検出装置に転送することを特徴とする電源装置の簡易劣化判定方法。
  2. 電源装置の出力端子へ電気的に接続された情報通信装置と、前記電源装置の前記出力端子から電圧・電流を検出する検出装置と、前記情報通信装置へ接続され該情報通信装置の状況を監視する通信装置と、を備えた電源装置の簡易劣化判定装置であって、
    前記検出装置は、
    前記電源装置の電源投入の際に前記電源装置の前記出力端子の突入電流を測定し、該測定した突入電流に基づいて多項式を算出する算出部と、
    前記算出された多項式および前記情報通信装置のIDを前記通信装置に転送する情報転送部と
    表示部とを備え、
    前記通信装置は、
    前記転送された前記情報通信装置のIDに対応する前記電源装置の所定の多項式を記憶部から抽出し、前記抽出した所定の多項式と前記転送された多項式との差分を算出し、該差分に基づいて比較結果を生成して前記表示部に転送する比較部
    備えたことを特徴とする電源装置の簡易劣化判定装置。
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