JP5980158B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光源から出射された光ビームを光ディスクに照射して、データの読み取りもしくは書き込みを行う光ディスク装置に関する。
光ディスク装置の光ピックアップには、ディスクの種別に応じて使い分けられる複数の対物レンズを有するものがある。このような光ピックアップにおいて、複数の対物レンズは、ディスクに対向する位置に配置されており、各対物レンズがディスクの中心に対して半径方向に並んでいる。このため、半径方向の内側にある対物レンズでディスク外周部の読み書きを行っている際は、外側の対物レンズはディスクからはみ出た位置となる。
また、ディスクが回転していると、ディスクの外周部における風の速度が大きくなり、ディスクの周縁部で風の方向が変わる。このため、ディスクの外周部の直下は塵埃が侵入しやすい箇所であり、上述のようにディスクからはみ出た対物レンズには塵埃が付着しやすい。特に、車載用のBD(Blu-ray Disc)(Blu-ray Discは登録商標/以下記載を省略する)再生装置においては、高発熱素子の冷却のために装置セットの内部にファンで空気を取り込む必要があり、塵埃が侵入しやすく、上記問題が顕著である。
従来では、ディスクの半径方向外側に光ピックアップが移動したときに、対物レンズがディスクの外側にはみ出した場合の塵埃対策構造として光ピックアップに設けたシャッタ部材が対物レンズを覆う構造がある(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、ディスクの外側に外れた対物レンズを覆うための専用の覆板を設けた構造が提案されている。
特開平10−143899号公報 特開2000−298863号公報
特許文献1に代表される従来の技術では、塵埃除け専用のシャッタ部材とこれを駆動させるための駆動機構の追加が必要であって、部品点数が増加して装置が複雑化するという課題がある。
また、特許文献2に代表される従来の技術においても防塵専用の覆板を新たに追加するため、上記と同様に部品点数が増加する上、覆板を配置したスペースには他の部品を配置できなくなり、設計上の自由度や装置の小型化が制限される可能性がある。
なお、特許文献1,2では、そもそも対物レンズが単一であり、光ピックアップがディスクの半径方向外側に配置される非動作時(ディスク回転なし)における塵埃対策を前提としている。このため、ディスクの回転時における風の影響からディスクの外周部の直下に侵入してきた塵埃を防ぐ構造にはなっていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ディスクの回転時に侵入した塵埃が光ピックアップの対物レンズに付着することを防止できる光ディスク装置を得ることを目的とする。
この発明に係る光ディスク装置は、ディスクの半径方向に沿って複数の対物レンズが並んで配置された光ピックアップ部と、ディスクの外周に当接することで当該ディスクの搬入動作および排出動作に応じて回動するレバー部材とを備えた光ディスク装置において、レバー部材の一部に形成され、ディスクの内周側に対応する対物レンズを用いて当該ディスクの外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、ディスクからはみ出した当該ディスクの外周側に対応する対物レンズを覆う板状部を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ディスクの回転時に侵入した塵埃が光ピックアップの対物レンズに付着することを防止できるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の外観を示す図である。 図1における天板およびディスクを非表示とした場合を示す図である。 光ピックアップ部の拡大図である。 ディスク回転時における光ディスク装置の内部構成を示す図である。 ディスク排出時における光ディスク装置の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるレバー部材を示す図である。 実施の形態1に係る光ディスク装置を底面側から見た図である。 ディスク内周側に対応する対物レンズを用いてディスクの外周部におけるディスク情報の読み書きを行っている際に、ディスク外周側に対応する対物レンズがディスクからはみ出す様子を示す図である。 ディスク回転時に塵埃が付着しやすい箇所を示す図である。 ディスク回転時の風の流れを示す図である。 実施の形態1に係る光ディスク装置の上面図である。 凹凸形状を設けた板状部を示す図である。 凹部を設けた板状部を示す図である。 天板に設けた風除け板を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光ディスク装置を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る光ディスク装置を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の外観を示す図である。図2は、図1における天板およびディスクを非表示とした場合を示す図である。また、図3は、この発明で扱う光ピックアップ部の拡大図である。図1に示す光ディスク装置では、外部フレーム2,4を組み付けて構成される内部空間にディスク3が搬送されてディスク情報の読み出しまたは書き込みが行われる。
また、天板1は、ターンテーブル5に装着されたディスク3の一部を覆うように設けられて、ディスク3の上面にクランパ1aを当接させてクランプするクランプ部材である。
すなわち、天板1は、クランパ1aが設けられた辺に対向する辺側で内部フレーム18に軸支されており、ディスク3の搬送力(ローラ12の回転力)が伝達されると、クランパ1aを設けた辺が下降するよう回動する。ディスク3がターンテーブル5まで搬送されると、天板1は、これに伴って回動してディスク3の上面にクランパ1aを当接させて、ディスク3をクランプする。
装置内部に搬送されたディスク3は、図2に示すターンテーブル5に装着され、ターンテーブル駆動用モータ6によって回転する。
光ピックアップ部7は、デッキ(台座部分)となる内部フレーム18に保持され、光ピックアップ駆動用モータ9の駆動力を受けてシャフト8に沿ってディスク半径方向に移動する。また、光ピックアップ部7に内蔵された光源からのレーザ光を、外側レンズ10または内側レンズ11を用いてディスク3に照射することにより、ディスク情報の読み出しまたは書き込みが行われる。
外側レンズ10および内側レンズ11は、ディスク3の記録面にレーザ光を集光される対物レンズであり、ディスク3の種別に応じて使い分けられる。例えば、外側レンズ10はBD用の対物レンズであり、内側レンズ11はCD/DVD用の対物レンズである。
また、外側レンズ10と内側レンズ11は、図3に示すように、ターンテーブル5に装着されたディスク3に対向する位置で、かつ、このディスク3の半径方向に沿って並んで配置されることになる。
ディスク3の搬入動作と排出動作はローラ12の回転によって行われ、ローラ12は、ギアボックス駆動用モータ14からの駆動力がギアボックス13を介して伝達されて回転する。
図4は、ディスク回転時における光ディスク装置の内部構成を示す図であり、図5は、ディスク排出時における光ディスク装置の内部構成を示す図である。また、図6は、実施の形態1におけるレバー部材を示す図である。なお、図4および図5では、内部構成を視認しやすくするため、天板1を非表示としている。
図4および図5に示すように、上述したギアボックス13は、ラック15と連結されており、ディスク3の排出動作において、ラック15は、天板1に取り付けられたレバー部材16と当接する。
ここで、レバー部材16には、図6に示すように、搬送されてきたディスク3の外周に当接する当接部16aが一端に形成されており、本体部には、実施の形態1に係る板状部16bと天板1の支点aとなるピンが挿入される孔部16cが形成され、当接部16aとは反対側の端部に先端部16dが形成されている。
ディスク3の排出動作に伴って移動したラック15は、レバー部材16の先端部16dに当接して図5の矢印Aの方向に付勢する。これにより、レバー部材16は天板1の支点aを中心に回動し、当接部16aがディスク3の外周に当接して図5の矢印Bの方向にディスク3を押し出す。このようにしてディスク3の排出が付勢される。
図7は、実施の形態1に係る光ディスク装置を底面側から見た図である。上述した機構の動作、光ピックアップ部7によるディスク情報の読み書きおよび外部との通信は、実装基板17に実装された集積回路(IC)によって制御される。
ここで、この発明で扱う光ディスク装置のように、光ピックアップ部7が有する複数のレンズをディスク種別ごとに使い分けて信号処理を行う場合、単一のレンズで信号処理を行う装置に比べて処理量が多く、これを処理する演算回路の規模も拡大して基板が大型化する傾向にある。
装置全体を小型、薄型化するためには、図7に示す基板17の裏面側にある、光ピックアップ部7、ギアボックス13、ラック15およびレバー部材16を、当該基板17の裏面と同一面上に配置する構成が有効である。この構成において、レバー部材16は、光ピックアップ部7が移動する軌道の近傍に配置される。
図8は、ディスク内周側に対応する対物レンズを用いてディスクの外周部におけるディスク情報の読み書きを行っている際に、ディスク外周側に対応する対物レンズがディスクからはみ出す様子を示す図である。図3を用いて前述したように、光ピックアップ部7において、外側レンズ10と内側レンズ11は、ディスク3の半径方向に沿って並んで配置されている。このため、内側レンズ11を用いてディスク3の外周部(例えば、最外周)におけるディスク情報の読み書きを行っている際には、図8に示すように外側レンズ10がディスク3からはみ出した状態となる。
また、ディスク3が回転している場合、図9に破線で示すディスク3の外周直下で塵埃が付着しやすくなる。図10は、ディスク回転時の風の流れを示す図であり、ディスク3の回転時における風の流れおよび風量および風速をシミュレーションした結果である。
図10に示すように、ディスク3が回転するとディスク3の外周直下に風の流れが集中し、この箇所における矢印も長く、風量および風速が大きいことが分かる。これにより、塵埃が風に乗って侵入しやすくなる。
そこで、実施の形態1では、上述のようにしてディスク3からはみ出したディスク3の外周側に対応する外側レンズ10を覆う板状部16bを、レバー部材16の一部に形成している。この場合、ディスク3のディスク情報の読み書きしている間、レバー部材16を図4に示す位置で停止させる。
すなわち、この停止位置では、レバー部材16に形成した板状部16bが、光ピックアップ部7の移動に伴う外側レンズ10および内側レンズ11の移動軌跡上にあり、かつ内側レンズ11を用いてディスク3の外周部のディスク情報の読み書きを行っている際に、板状部16bが外側レンズ10を覆う位置(外側レンズ10の上方位置)となる。
このように構成することで、部品点数を追加することなく、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が外側レンズ10に付着することを防止できる。
特に、従来のように専用の新たな部品を追加する必要がないため、光ディスク装置内部のスペースを有効に活用することができる。
なお、板状部16bにおける、外側レンズ10と対向する板面と外側レンズ10との距離は、光ピックアップ部7のサーボ動作でディスク3に向かう方向に移動する際の移動範囲を考慮して、外側レンズ10を覆う位置になった際に、外側レンズ10と接触することがなく、かつ、外側レンズ10に最も近くなるように設定する。
図11は、実施の形態1に係る光ディスク装置の上面図である。図12は、凹凸形状を設けた板状部を示す図であり、図12(a)は、図11のC−C線で切った断面を示す図、図12(b)は、凹凸形状を設けた板状部の拡大図である。
図12(b)に示すように、板状部16b1には、外側レンズ10を覆う側とは反対側の面に凹凸形状16fが形成されている。
凹凸形状16fの凹凸は、図10において2次元的に示した風向きに略直交する方向に形成することで、風で運ばれた塵埃が凸部の壁面に衝突して凹部に捕捉されやすくなり、塵埃を避ける効果を高めることができる。
凹凸形状16fの凹部に捕捉された塵埃は、光ディスク装置に振動が加わっても側方にこぼれるだけで外側レンズ10に向かって落下することはない。
なお、レバー部材16は、付勢バネ部材16eによって、ディスク3の搬送方向とは逆方向に回動するよう付勢されている。これは、図4、図5などを用いて説明したレバー部材16においても同様である。
図13は、凹部を設けた板状部を示す図であって、図13(a)は、図11のC−C線で切った断面を示す図、図13(b)は、凹部を設けた板状部の拡大図である。図13(b)に示すように、板状部16b2には、外側レンズ10を覆う側とは反対側の面に凹部16gが形成されている。
ディスク3の回転により発生した風で運ばれた塵埃は、凹部16gの風向きに対向する壁面に衝突して凹部16gの底面側に捕捉される。
なお、凹部16gでは、塵埃が捕捉される底面の周囲に壁部が立設された構造となっているため、塵埃のこぼれを防ぐことができる。このように構成することでも、塵埃を避ける効果を高めることができる。
図14は、天板に設けた風除け板を示す図であって、図14(a)は、風除け板を含む光ディスク装置の内部構成を示す図、図14(b)は、風除け板を含む構成の拡大図である。なお、風除け板1bの形状を視認可能にするため、天板1により隠れる風除け板1bの周囲部分を破線で記載している。
ディスク3が回転中(ディスク情報の読み書きが行われている間)は、図14(a)に示すように、クランパ部材として機能する天板1は、ディスク3との距離を一定に保ってターンテーブル5に装着されたディスク3を覆う位置にある。
そこで、新たな部品を設けることなく、この天板1の一部に風除け板1bを形成してもよい。この場合、天板1を構成する板金の一部を折り曲げて風除け板1bを形成する。
また、風除け板1bは、外側レンズ10へ向かう風の流れを的確に規制するために、図14(b)に示すように、風向きに板面が直交するように形成される。
このように構成することで、塵埃を多く含んだ風が光ピックアップ部7周辺(外側レンズ10など)に流れることを規制でき、塵埃を避ける効果を高めることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ディスク3の内周側に対応する内側レンズ11を用いてディスク3の外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、ディスク3からはみ出したディスク3の外周側に対応する外側レンズ10を覆う板状部16bをレバー部材16の一部に形成する。
このように構成することにより、部品点数を追加することなく、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が、光ピックアップ部7の外側レンズ10に付着することを防止できる。
特に、従来のように専用の新たな部品を追加する必要がないため、光ディスク装置内部のスペースを有効に活用することができる。
また、この実施の形態1によれば、塵埃を捕捉するための凹凸形状16fを有する板状部16b1または凹部16gを有する板状部16b2を設けることで、外側レンズ10に付着する可能性のある塵埃が捕捉されて、塵埃を避ける効果を向上させることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、ターンテーブル5に装着されたディスク3を覆う天板1の一部に形成されて、外側レンズ10に向かう風の流れを規制する風除け板1bを備える。このように構成することで、塵埃を多く含んだ風が外側レンズ10側に流れることを規制でき、塵埃を避ける効果を高めることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、塵埃が外側レンズ10に向かうことを避けるための板状部を、レバー部材16ではなく、天板1に形成した構成について述べる。
図15は、この発明の実施の形態2に係る光ディスク装置を示す図であり、図15(a)は、実施の形態2に係る板状部を含む光ディスク装置の内部構成を示す図、図15(b)は、実施の形態2に係る板状部を含む構成の拡大図である。
光ディスク装置が、レバー部材16が光ピックアップ部7の移動軌跡上に配置されない構造である場合には、図15(a)に示すように天板1の一部に板状部1cを形成してもよい。この場合、板状部1cは、図15(b)に示すように天板1を構成する板金の一部を折り曲げて形成される。このように構成することでも、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が、光ピックアップ部7の外側レンズ10に付着することを防止できる。
なお、板状部1cにおける、外側レンズ10と対向する板面と外側レンズ10との距離は、実施の形態1と同様に、光ピックアップ部7のサーボ動作でディスク3に向かう方向に移動する際の移動範囲を考慮して、外側レンズ10を覆う位置になった際に、外側レンズ10と接触することがなく、かつ、外側レンズ10に最も近くなるように設定する。
以上のように、この実施の形態2によれば、ターンテーブル5に装着されたディスク3を覆う天板1の一部に形成されて、ディスク3の内周側に対応する内側レンズ11を用いてディスク3の外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、ディスク3からはみ出したディスク3の外周側に対応する外側レンズ10を覆う板状部1cを備える。このように構成することで、部品点数を追加することなく、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が、光ピックアップ部7の外側レンズ10に付着することを防止できる。
特に、従来のように専用の新たな部品を追加する必要がないため、光ディスク装置内部のスペースを有効に活用することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、塵埃が外側レンズ10に向かうことを避けるための板状部を、レバー部材16や天板1ではなく、光ディスク装置内のデッキ(台座部分)となる内部フレーム18に形成した構成について述べる。
図16は、この発明の実施の形態3に係る光ディスク装置を示す図であり、図16(a)は、実施の形態3に係る板状部を含む光ディスク装置の内部構成を示す図、図16(b)は、図16(a)のD−D線で切った断面の拡大矢示図である。
実施の形態2と同様に、光ディスク装置が、レバー部材16が光ピックアップ部7の移動軌跡上に配置されない構造である場合には、図16(a)に示すように、内部フレーム18の一部に板状部18aを形成してもよい。この場合、板状部18aは、図16(b)に示すように内部フレーム18の一部を延長して形成される。
このように構成することでも、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が光ピックアップ部7の外側レンズ10に付着することを防止できる。
なお、内部フレーム18は、光ピックアップ部7などが保持されるデッキであるため、フレーム底面が低い位置になるように配置されている。
そこで、内部フレーム18から延長された板状部18aでは、内側レンズ11がディスク3と対向した位置にある際に外側レンズ10と衝突しないようにするため、図16(b)に示すように板状部18aの底面がディスク3の底面より高く(距離b)なるよう形成される。
以上のように、この実施の形態3によれば、光ディスク装置内のデッキとなる内部フレーム18の一部に形成されて、ディスク3の内周側に対応する内側レンズ11を用いてディスク3の外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、ディスク3からはみ出したディスク3の外周側に対応する外側レンズ10を覆う板状部18aを備える。このように構成することでも、部品点数を追加することなく、ディスク3の回転時に侵入した塵埃が、光ピックアップ部7の外側レンズ10に付着することを防止できる。
特に、従来のように専用の新たな部品を追加する必要がないため、光ディスク装置内部のスペースを有効に活用することができる。
また、実施の形態1において、板状部16bに凹凸形状16fまたは凹部16gを形成する構成を示したが、実施の形態2で示した板状部1cまたは実施の形態3で示した板状部18aに凹凸形状または凹部を形成してもよい。このようにしても、外側レンズ10に付着する可能性のある塵埃が捕捉されて、塵埃を避ける効果を向上させることができる。
さらに、実施の形態1で示した風除け板1bを、実施の形態2,3の構成に適用してもよい。このようにしても、塵埃を多く含んだ風が外側レンズ10側に流れることを規制でき、塵埃を避ける効果を高めることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 天板、1a クランパ、1b 風除け板、1c,16b,16b1,16b2,18a 板状部、2,4 外部フレーム、3 ディスク、5 ターンテーブル、6 ターンテーブル駆動用モータ、7 光ピックアップ部、8 シャフト、9 光ピックアップ駆動用モータ、10 外側レンズ、11 内側レンズ、12 ローラ、13 ギアボックス、14 ギアボックス駆動用モータ、15 ラック、16 レバー部材、16a 当接部、16c 孔部、16d 先端部、16e 付勢バネ部材、16f 凹凸形状、16g 凹部、17 基板、18 内部フレーム。

Claims (5)

  1. ディスクの半径方向に沿って複数の対物レンズが並んで配置された光ピックアップ部と、前記ディスクの外周に当接することで当該ディスクの搬入動作および排出動作に応じて回動するレバー部材とを備えた光ディスク装置において、
    前記レバー部材の一部に形成されて、前記ディスクの内周側に対応する前記対物レンズを用いて当該ディスクの外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、前記ディスクからはみ出した当該ディスクの外周側に対応する前記対物レンズを覆う板状部を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. ディスクの半径方向に沿って複数の対物レンズが並んで配置された光ピックアップ部を備えた光ディスク装置において、
    ターンテーブルに装着された前記ディスクを覆う天板の一部に形成されて、前記ディスクの内周側に対応する前記対物レンズを用いて当該ディスクの外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、前記ディスクからはみ出した当該ディスクの外周側に対応する前記対物レンズを覆う板状部を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. ディスクの半径方向に沿って複数の対物レンズが並んで配置された光ピックアップ部を備えた光ディスク装置において、
    前記光ディスク装置内のデッキとなる内部フレームの一部に形成されて、前記ディスクの内周側に対応する前記対物レンズを用いて当該ディスクの外周部のディスク情報の読み出しまたは書き込みを行っている際に、前記ディスクからはみ出した当該ディスクの外周側に対応する前記対物レンズを覆う板状部を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 前記板状部は、塵埃を捕捉する凹凸形状または凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の光ディスク装置。
  5. ターンテーブルに装着された前記ディスクを覆う天板の一部に形成され、前記対物レンズに向かう風の流れを規制する風除け板を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の光ディスク装置。
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