JP5979628B2 - 電子キーシステムの携帯キー - Google Patents
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Description
図示するように、この携帯キー10は、第1キー部材11と第2キー部材12とを一体的に組み付けて一つのキー本体を形成している。
そして、この携帯キー10は、図9、図10に示すように、第1キー部材11にはドア錠を機械的に施解錠するためのメカニカルキー13が支軸14を中心に旋回自在に取り付けてあり、また、第2キー部材12には図示省略のトランスミッタ用の電気部品が内装され、操作ボタン15の押し操作にしたがって無線信号である施解錠信号を出力し、ドア錠を施錠又は解錠することがでる。
また、メカニカルキー13が図10のように張出している状態で、押しボタン16を押し操作すれば、メカニカルキー13の係止が解除されるから、メカニカルキー13をばね勢力に抗して回動させ収納部に格納することができる。
なお、第1キー部材11と第2キー部材12の連結状態では、第2キー部材12が第1キー部材11の係止片部11bによって係止されているので、この係止片部11bの係止を解除して第2キー部材12を取り外す。
これらの図面より分かる通り、第1キー部材11は、合成樹脂材からなるケース18と、このケース18に被蓋して固着した合成樹脂材からなるカバー17とでキー本体が形成され、このキー本体内には、メカニカルキー13を設けるロータ19と、このメカニカルキー13の旋回を許容する押しボタン16とが備えられている。
また、ケース18には、カバー17の第1軸部17aに対向させ、この第1軸部17aよりやや大径とした筒状の第2軸部18aが一体に設けてある。
この第2軸部18aには、押しボタン16の下方部に設けた突形部16aを摺動自在に嵌入させて、押しボタン16を非回転のままでガイドするガイド溝18bが設けてある。
なお、ロータ19には、メカニカルキー13を固着するための固定用孔19bが設けてあり、メカニカルキー13の基部をその固定用孔19bに差し入れ、固定ピン21をそれらのピン孔13a、19cに挿入させて固着するようになっている。
押しボタン16は、頭部が閉成した内空の柱状体で、下方部周囲の三方向に突形部16aが設けてある。
第1係止部23は、図12、図13、図14に示したように、カバー17に設けた係止爪23aをケース18に設けた係止孔23bに係止する係止部となっている。
第2係止部24は、図12、図13、図15に示したように、ケース18に設けた係止爪24aをカバー17の係止孔24bに係止する係止部となっている。
止めねじ25は、図12、図13に示すように、ケース18に設けたねじ孔25aと、カバー17に設けたねじ孔25bとにねじ込み、ケース18とカバー17とを固着する。
なお、止めねじ25をねじ込んだ後、ねじ頭部を覆うため、ケース外面にオーナメント26が貼り合わせてある。
また、オーナメント26を剥がし、止めねじ25を取り外すことが、興味本位で行われることが希にあり、このような場合にもカバー17がケース18から外れ上記同様の問題が生じていた。
また、上記した本発明の携帯キーにおいて、前記係止爪は、前記カバーの前記第1軸部から前記ケースの前記第2軸部方向に向かって延設した延設部に設け、前記係止孔は、前記係止爪に対応させて前記ケースの前記第2軸部に設けて構成することができる。
そして、押しボタンが押動位置から非押動位置に復動すれば、上記した第1軸部の係止爪が押しボタンの当接部に対向するようになり、係止部の後退がその当接部によって阻止されるため、係止部が係止孔から脱出することができなくなり、押しボタンが非押動下では係止爪と係止孔の係止が解除しないため、カバーがケースから外れることがない。
また、携帯キーを興味本位で分解しようと試みても、カバーの第1軸部に設けた係止爪とケースの第2軸部に設けた係止孔との係合は解除することが困難となるから、携帯キーの不用意な分解を防ぐことができる。
図1は携帯キーの第1キー部材51を示す正面図、図2は当該第1キー部材51の背面図、図3は当該第1キー部材51の分解斜視図である。
これらの図面に示すように、本実施形態では、従来例同様に第1係止部23、第2係止部24、止めねじ25によってカバー52とケース53とを固着しているが、その他に、カバー52とケース53との固着手段として第3係止部54を設けたことに特徴がある。
すなわち、カバー52に設けた筒状の第1軸部52aには、その軸部縁からケース53に設けた第2軸部53a方向に向けて延設した延設部52dを一体に設け、この延設部52dの先端部に係止爪52eを外向きに突出形成してある。
なお、カバー52には、従来例同様に、ボタン挿入孔52b、スプリング22の係止溝52c(図4(B)参照)などが設けてある。
なお、ケース53の第2軸部53aには、従来例同様に、押しボタン55の突形部55aを嵌入させてガイドするガイド溝53bが設けてある。
さらに、押しボタン55には、押し操作したときにケース53の係止孔53eに対向するように形成した逃げ孔55bが設けてある。
この場合、カバー52の係止爪52eがケース53の第2軸部53aの内面に当たるため、図5に示すように、係止爪52eが逃げ孔55b内に後退しながら第2軸部53aの内面を摺動して進む。
なお、係止爪52eが逃げ孔55b内に後退動するに伴い延設部52dが多少曲げられるため弾性力を蓄える。
そして、押しボタン55の押し操作を解放すれば、押しボタン55がスプリング20のばね勢力で上昇移動し、図7に示すように、押しボタン55の頭部がカバー52の表面から突出するように復動する。
したがって、押しボタン55の押し操作が解放された状態では、係止爪52eが押しボタン55の当接部55cに接し後退動が阻止されるため、第3係止部54が係止解除することができない状態となる。
さらには、第3係止部54の係止爪52eは延設部52dの先端部に設け、カバー52のボタン挿通孔52bから離れた位置、つまり、ケース53に近い位置に設けたので、ボタン挿通孔52bからは係止爪52eや逃げ孔55bが露出しないから、第3係止部54が不用意に解除されることもない。
19 ロータ
23 第1係止部
23a 係止爪
23b 係止孔
24 第2係止部
24a 係止爪
24b 係止孔
25 止めねじ
51 第1キー部材
52 カバー
52a 第1軸部
52d 延設部
52e 係止爪
53 ケース
53b ガイド溝
53e 係止孔
54 第3係止部
55 押しボタン
55a 突形部
55b 逃げ孔
55c 当接部
Claims (2)
- 柱状の押しボタンを復動可能に内挿させた筒状の第1軸部を設け、かつ、前記第1軸部に連通させて前記押しボタンを挿通する挿通孔を設けたカバーと、
前記第1軸部に対向させ、少なくとも当該第1軸部に比べ大径とした内径を有する筒状の第2軸部を設けたケースと、
前記カバーを前記ケースに固着した状態のキー本体内に形成される前記第1、第2軸部の軸筒部に回転可能に軸支させたロータと、
このロータに設け、前記押しボタンの押動下に前記キー本体外に張出可能に設けたメカニカルキーとを備えた電子キーシステムの携帯キーにおいて、
前記第1軸部には係止爪を、第2軸部には前記係止爪を係止する係止孔を設け、
前記押しボタンには、押動下に前記係止爪の後退を許容し、前記第2軸部内への係止爪の移動を可能にする逃げ孔と、非押動下に前記係止爪の後退を阻止し、前記係止孔からの脱係を防ぐ当接部とを形成したことを特徴とする電子キーシステムの携帯キー。 - 請求項1に記載した携帯キーにおいて、
前記係止爪は、前記カバーの前記第1軸部から前記ケースの前記第2軸部方向に向かって延設した延設部に設け、
前記係止孔は、前記係止爪に対応させて前記ケースの前記第2軸部に設けたことを特徴とする電子キーシステムの携帯キー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017493A JP5979628B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 電子キーシステムの携帯キー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017493A JP5979628B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 電子キーシステムの携帯キー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013155539A JP2013155539A (ja) | 2013-08-15 |
JP5979628B2 true JP5979628B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=49051009
Family Applications (1)
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JP2012017493A Active JP5979628B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 電子キーシステムの携帯キー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5979628B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19962976C1 (de) * | 1999-12-24 | 2001-09-20 | Huf Huelsbeck & Fuerst Gmbh | Kombinierter mechanischer und elektronischer Schlüssel, insbesondere für an Fahrzeugen befindliche Schlösser |
-
2012
- 2012-01-31 JP JP2012017493A patent/JP5979628B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2013155539A (ja) | 2013-08-15 |
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