JP5978717B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、各種設定項目の表示と設定入力受け付けを行うユーザインタフェースを備えた情報処理装置、この情報処理装置で用いられる情報処理方法及びプログラムに関する。
パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置や、プリンタやスキャナなどの各種周辺装置には、各種機能の実現に用いられる各種設定項目をユーザが設定するためのユーザインタフェースが備えられている。このようなユーザインタフェースとしては、設定入力受け付け用の設定画面を表示した状態で、キーボードやマウス等の操作による、設定項目毎の有効化の選択や設定値の選択などの設定入力を受け付ける構成が一般的である。
複数の設定項目を設定する場合、メカやハードの制約などによって、複数の設定項目が互いに同時には設定できないような排他関係になる場合がある。例えばスキャナにおいて、読み取り時の色数を256色カラーに設定した場合には解像度が600dpi以下に制限される構成の場合、色数と解像度は排他関係にあり、256色カラーと600dpiより高い解像度とは競合して同時には設定できない。
そこで、そのような排他関係が存在する場合、従来は、排他関係となる(即ち競合する)設定項目をグレーアウトさせたり、設定値の選択肢リストから競合する設定値を外したりするなどして、競合する項目や設定値を同時に選択できないようにしている。
しかし、そのようなユーザインタフェースでは、ある設定項目がグレーアウトされると、なぜそれがグレーアウトされて選択できないのか、どうすれば選択できるのかなど、ユーザが理解できずに困惑してしまう。また、装置構成によっては、ユーザがある設定項目を選択したことによって別の設定項目で設定されている設定値との間で競合が生じた場合、その競合を回避するためにその別の設定項目の設定値が自動的に変更されてしまうこともある。その場合、ユーザがそのような設定値の自動変更に気付かず、ユーザの希望とは異なる結果が出力されてユーザを困惑させてしまうおそれがある。
これに対し、特許文献1には、設定項目の相互間で禁則が発生しているかどうか判断し、禁則が発生していた場合には禁則が発生しているリストとエラーメッセージを表示させることでユーザに設定し直すよう促すようなユーザインタフェースが開示されている。
特開2008−3902号公報(図24,図25等)
しかし、特許文献1に記載の技術では、禁則が発生した場合、ダイアログに禁則リストとエラーメッセージとが表示されるのみである。そのためユーザは、ある複数の設定項目の相互間で禁則が発生していること(即ち競合が生じていること)はわかるものの、それを回避するためには、そのダイアログを閉じ、該当する設定項目の設定画面を逐一呼び出して設定変更等する必要があり、ユーザにとって使い勝手のよいものとはいえない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、複数の設定項目の相互間で競合状態が生じた場合にその競合状態の解消を容易に行うことが可能なユーザインタフェースを提供す
ることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の情報処理装置は、複数種類の設定項目毎にその設定値を選択させるための設定画面を表示部に表示させて各設定値の選択入力を受け付ける設定値受付手段と、各設定項目に対する各設定値の選択が完了したことを示す選択完了操作を受け付ける選択完了操作受付手段と、選択完了操作受付手段により選択完了操作が受け付けられたときに、各設定項目の各設定値の相互間で、互いに同時には設定できない競合状態が生じているか否かを判断する競合状態判断手段と、競合状態判断手段により競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値である一又は複数の第1の有効設定値を選択させるための第1の再設定受付画面を表示部に表示させて、その第1の有効設定値の選択入力を受け付ける第1の再設定受付手段と、競合状態判断手段により競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある各設定値のうち、第1の再設定受付手段により第1の有効設定値として選択された1つの設定値を有効とすることにより競合状態を解消させる競合解消手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された情報処理装置では、各設定値の選択完了後に競合判断を行い、競合状態が生じていたら、第1の再設定受付画面を表示してその競合状態にある各設定値の中から何れかを選択させ、選択された設定値を有効とする。このような構成により、複数の設定項目の相互間で競合状態が生じた場合にその競合状態の解消を容易に行うことが可能なユーザインタフェースを提供することができる。
第1の再設定受付画面の具体的構成は種々考えられるが、少なくとも、競合状態にある各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値のみ第1の有効設定値として選択可能であることを示す競合報知表示、及びその第1の有効設定値を選択させるための画面構成要素を含む画面にするとよい。このように、競合報知表示及び第1の有効設定値を選択させるための画面構成要素を表示させることで、ユーザは、競合状態にある各設定値の視認およびその中から優先すべき設定値の選択を容易に行うことができ、競合状態を解消する際のユーザの使い勝手、操作性を高めることができる。
設定項目によっては、その設定項目において複数の設定値が用意されていてその中から何れかを選択するように構成されたものが存在する場合もある。そのような設定項目については、選択されている設定値とは異なる設定値に選択し直すことで競合状態を解消できることもある。そこで、各設定項目のうち少なくとも1つが、選択可能な設定値が複数用意されていてその中から何れか1つが選択されて設定されるよう構成された多肢選択設定項目である場合には、次のように構成するとよい。
即ち、競合状態判断手段により競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある各設定値のうち第1の再設定受付手段により第1の有効設定値として選択されなかった設定値が多肢選択設定項目であるか否か判断する多肢選択設定項目判断手段と、多肢選択設定項目判断手段により多肢選択設定項目であると判断された場合に、その多肢選択設定項目に対して用意されている複数の設定値のうち、第1の有効設定値として選択された設定値との間で前記競合状態とはならない設定値である一又は複数の非競合設定値の中の何れかを第2の有効設定値として選択させるための第2の再設定受付画面を表示部に表示させて、その第2の有効設定値の選択入力を受け付ける第2の再設定受付手段と、を備える。そして、競合解消手段は、第2の再設定受付手段により受け付けられた第2の有効設定値については、対応する設定項目に対する設定値として有効とする。
つまり、第1の再設定受付画面で有効とされなかった設定値が多肢選択設定項目(設定
値の選択肢を複数有する設定項目)の設定値である場合に、その多肢選択設定項目に対して用意されている複数の設定値(選択肢)の中で選択可能なもの(競合しないもの)がある場合には、それを選択させるのである。このように、多肢選択設定項目については競合しない別の設定値を再選択できるようにすることで、ユーザは、最初に選択した所望の設定値は選択できないものの制限された範囲内で再選択できるため、競合状態を解消しつつ、全体としてユーザの意図(希望)により近い設定値を設定することができる。
第2の再設定受付画面の具体的構成は種々考えられるが、少なくとも、各非競合設定値、及び各非競合設定値の中から第2の有効設定値を選択させるための画面構成要素を含む画面にするとよい。このように、各非競合設定値及びその中から第2の有効設定値を選択させるための画面構成要素を表示させることで、ユーザは、有効とされなかった多肢選択設定項目の各設定値の中でどれならば選択可能であるかの視認及びその選択可能な設定値(非競合設定値)の中からの再選択を容易に行うことができる。そのため、多肢選択設定項目の設定値を再選択する際のユーザの使い勝手、操作性を高めることができる。
競合状態判断手段による競合状態の具体的判断方法は種々考えられるが、例えば次のように行うようにするとよい。即ち、各設定項目の各設定値のうち互いに競合状態が発生し得る設定値である競合設定値の組み合わせを1つの競合グループとしてその競合グループが予めリストアップされた競合グループリストを備える。そして、競合状態判断手段は、各設定項目の各設定値の相互間で、競合グループリストにリストアップされている競合グループと合致する組み合わせがあるか否かを判断することによって、競合状態が生じているか否かを判断する。
このように、予め用意された競合グループリストを用いて競合状態の判断を行うことで、競合状態が生じているか否かの判断を容易且つ確実に行うことができる。
競合グループリストの構成は種々考えられるが、例えば、各競合グループにおいて、その競合グループを構成する複数の競合設定値のうち何れか1を、基準競合設定値として設定するようにするとよい。この場合、競合状態判断手段は、競合グループ毎に、その競合グループ内の基準競合設定値と同じ設定値が設定値受付手段にて選択されているか否かを判断する第1競合判断手段と、第1競合判断手段により基準競合設定値と同じ設定値が選択されていると判断された場合に、その競合グループ内における基準競合設定値以外の他の各競合設定値についてそれぞれ同じ設定値が設定値受付手段にて選択されているか否かを判断する第2競合判断手段と、を備え、第2競合判断手段により何れかの競合設定値について同じ設定値が選択されていると判断された場合に、競合状態が生じていると判断するようにするとよい。
つまり、競合グループ中の各競合設定値のうち何れか1つを基準競合設定値とし、まずはその基準競合設定値と同じ設定値が選択されているかどうかを判断して、選択されている場合に、それと競合する他の設定値の選択有無を判断するのである。このようにして競合状態の判断を行うことで、競合状態が生じているか否かの判断の処理負荷を低く抑えることができ、当該情報処理装置のリソース消費を低く抑えることができる。
競合グループ中の基準競合設定値の決め方は適宜考えられるが、競合グループリストにおいて、3つ以上の競合設定値の組み合わせにより構成されている競合グループについては、各競合設定値の中で、自身と直接競合する他の競合設定値が複数存在する競合設定値がある場合には、その競合設定値を基準競合設定値として設定するようにするとよい。つまり、競合グループ内において、ある1つの競合設定値が他の複数の競合設定値と競合する場合には、その1つの競合設定値を基準競合設定値とするのである。このようにすることで、競合グループリストを効率的に構成することができる。
なお、上述した本発明の情報処理装置が備える各手段は、コンピュータをそれら各手段として機能させるためのプログラムとして実現することができる。
実施形態の情報処理システムの概略構成を表すブロック図である。 PCにおいてスキャン用各種設定項目の設定を行う際に表示されるスキャン設定画面((a),(c))及び拡張設定画面((b),(d))の表示例を表す説明図である。 PCにおいて設定値の競合が生じた場合に表示される再設定画面((a)〜(c))及び選択肢再設定画面((d))の表示例を表す説明図である。 PCにおいて設定値の競合チェックの際に用いられる競合グループリストのデータ構造を表す説明図である。 PCで実行される設定画面表示処理のフローチャートである。 図5の設定画面表示処理におけるS160の排他設定項目競合値チェック処理の詳細を表すフローチャートである。 図5の設定画面表示処理におけるS190の排他設定項目再設定処理の詳細を表すフローチャートである。 図7の排他設定項目再設定処理におけるS540の再設定画面処理の詳細を表すフローチャートである。 図7の排他設定項目再設定処理におけるS570の選択肢再設定画面処理の詳細を表すフローチャートである。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の情報処理システム1は、図1に示すように、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)2とMFP(Multi Function Peripheral )3とがネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されてなるものである。MFP3は、原稿の画像を読み取るスキャナ機能や、記録用紙やOHPシート等の被記録媒体に画像を印刷するプリンタ機能などの各種機能を備えたいわゆる複合機である。
情報処理装置としてのPC2は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ(HDD)14、入力部15、表示部16、USBインタフェース17、及びLANインタフェース18などを備えた周知の構成となっている。入力部15は、ユーザにより操作される周知のキーボードやマウスなどが含まれる。表示部16は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスにより構成される。
HDD14には、各種ソフトウェアがインストールされている。その中には、MFP3と通信しながらMFP3のスキャナ機能を制御して、画像読み取り(スキャン)を指示したり、MFP3でスキャンされた画像データをMFP3から受信して処理したりすることが可能なソフトウェア(以下「スキャン対応ソフト」という)も含まれている。
スキャン対応ソフトでは、MFP3にてスキャンを行う際に用いられる各種設定項目(例えば色数、解像度、原稿サイズなど。詳細は後述。)についてユーザによる設定が可能である。そのため、PC2のユーザがそのスキャン対応ソフトを用いてPC2からスキャン実行指示を出したり、MFP3からPC2を指定したスキャンイベントを受信することによりスキャン対応ソフトが起動されたりした場合は、スキャン対応ソフトで設定されている各種設定項目の設定値がMFP3へ送信され、これによりMFP3ではその送信された各設定値を用いてスキャンが実行される。
MFP3は、CPU21、ROM22、RAM23、操作・表示部24、LANインタ
フェース26、USBインタフェース27、スキャナ部28、およびプリンタ部29などを備えている。
CPU21は、ROM22に記憶されている各種プログラムやデータに従ってMFP3内の各部の制御および各種演算を実行する。RAM23は、CPU21から直接アクセスされるメインメモリ等として利用されるものである。操作・表示部24は、タッチパネル25や図示しない押しボタン等により構成される。スキャナ部28は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像を表す画像データを生成する。プリンタ部29は、被記録媒体に画像を印刷する。
次に、PC2のスキャン対応ソフトにおいてユーザがスキャン用の各種設定項目の各設定値を設定する際の具体的方法、設定手順等について、詳しく説明する。PC2のユーザが各種設定項目を設定するためには、PC2でスキャン対応ソフトを起動させる。そして、スキャン対応ソフトにおいて、スキャン設定画面を呼び出すための所定の操作を行うと、図2(a)に示すスキャン設定画面A1(初期画面)が表示部16に表示される。
ユーザは、スキャン設定画面A1に対して所望の設定・選択操作を行うことで、各種設定項目を所望の設定値に設定することができる。図2(a)の画面例は、スキャン用の設定項目として、解像度、色数、原稿サイズ、両面読み取り、明るさ、コントラスト、キャリアシートモード等を設定できる構成となっている。さらに、スキャン設定画面A1に表示されている「拡張設定」ボタンをクリックすると、図2(b)に示す拡張設定画面B1(初期画面)が表示される。図2(b)の画面例は、スキャン用の設定項目として傾き補正、白色除去、原稿向き自動判別、重送検知を設定できる構成となっている。
これら設定項目のうち、両面読み取り、キャリアシートモード、傾き補正、白色除去、原稿向き自動判別、および重送検知は、単に、それらを有効とする(即ちスキャン時にそれら機能を働かせる)か否かの選択がなされる、単純選択設定項目である。例えば、スキャン設定画面A1で「両面読み取り」のチェックボックスにチェックを入れると、両面読み取りが有効となり、MFP3にて原稿両面を自動でスキャンさせることができる。
一方、解像度、色数、原稿サイズ、明るさ、及びコントラストは、いずれも、選択可能な設定値が複数用意されていてその中から選択された何れか1つの設定値が有効となる、多肢選択設定項目である。例えば、スキャン時の解像度を600dpiに設定したい場合は、スキャン設定画面A1における「解像度」のドロップダウンリストから600dpiを選択すればよく、これにより解像度が600dpiに設定されて(つまり600dpiが有効とされて)、その解像度でスキャンを実行させることができる。
スキャン対応ソフトを起動させた後、最初にスキャン設定画面を表示させたときは、各設定項目はいずれも、所定のデフォルト値に設定された状態となっている。図2(a),図2(b)はそのデフォルト値が表示された初期画面である。デフォルト値は、設定項目に応じて適宜決められており、単純選択設定項目については、各チェックボックスがいずれも未チェック状態(つまり何れも無効)となっている。なお、デフォルト値に限らず、例えば前回設定した値を保持しておいてそれを表示させるようにしてもよい。
ところで、スキャン設定画面で設定可能な設定項目に「キャリアシートモード」があり、拡張設定画面で設定可能な設定項目に「傾き補正」及び「重送検知」があるが、MFP3の仕様上、これら2項目は互いに排他関係にある。つまり、キャリアシートモードと傾き補正を同時に設定することはできず、キャリアシートモードと傾き補正とは競合関係にある。キャリアシートモードと重送検知についても同様である。
従来のスキャン対応ソフトの仕様では、スキャン設定画面で「キャリアシートモード」にチェックを入れ(有効に設定し)、その後に拡張設定画面を開くと、「傾き補正」と「重送検知」はグレーアウトされ、選択できないようになる。即ち、ある設定項目が有効に設定されると、その設定項目と競合する他の設定項目はグレーアウトされて選択できなくなる。そのためユーザは、そのグレーアウトされた設定項目について、なぜ選択できないのか、どうすれば選択できるようになるのか、などとグレーアウトが生じた現状を理解し辛く、困惑してしまう。逆に、先に拡張設定画面で「傾き補正」と「重送検知」の何れか(又は双方)にチェックを入れ、その後スキャン設定画面に戻ると、「キャリアシートモード」がグレーアウトされて選択できないようになり、この場合もユーザは困惑する。
上記の排他関係(競合関係)の例は、単純選択設定項目どうしの関係であったが、本実施形態のMFP3では、単純選択設定項目と多肢選択設定項目との間、あるいは多肢選択設定項目どうしの間でも、互いに競合する組み合わせが存在する。
例えば、両面読み取りに対し、A4サイズよりも長い原稿サイズは、互いに競合して選択できない。そのため、従来の仕様では、スキャン設定画面において「両面読み取り」にチェックを入れ、その後に「原稿サイズ」のドロップダウンリストを表示させると、A4サイズよりも長い原稿サイズは表示されなくなる。そのため、ユーザは、なぜA4サイズより長い原稿サイズを選択できないのか、どのようにすれば選択できるようになるのか、などと困惑してしまう。逆に、まず「原稿サイズ」としてA4サイズよりも長いサイズ(例えばA3サイズ)を選択した後に、「両面読み取り」にチェックを入れると、従来の仕様では、原稿サイズが自動的にA4サイズに変更されてしまう。この場合も、ユーザは、なぜ原稿サイズがA4に変わってしまったのか理解し辛く、困惑してしまう。
また例えば、解像度と色数との間でも、競合関係が存在する。即ち、解像度としては、基本的には100dpi〜19200dpiの範囲内で段階的に設定された複数種類の種解像度の中から選択でき、色数としては、基本的には、白黒、グレー、256階調グレー、256色カラー、1677万色カラーなどの各種色数の中から選択できる。
しかし、色数を256色カラーに設定した場合、解像度として設定可能な範囲は600dpi以下に制限される。つまり、256色カラーと、600dpiより高い解像度とは、互いに競合して同時に設定できない。そのため、従来の仕様では、「解像度」として例えば1200dpiを選択した後に「色数」のドロップダウンリストを表示させると、256色カラーはリストに表示されず、ユーザの困惑を招いていた。
このような従来の仕様に対し、本実施形態では、スキャン設定画面および拡張設定画面においては、ユーザに対して設定値選択上の制約を何ら与えることなく、各設定項目を自由に選択させることが可能となっている。
即ち、スキャン設定画面において「キャリアシートモード」にチェックを入れても、拡張設定画面では、競合する「傾き補正」及び「重送検知」を含む、全ての設定項目を選択することができる。その逆も同様である。つまり、設定値の設定・選択段階では、まずは自由に且つ悩むこと無く、設定ができるようになっている。そのため、設定・選択の段階では、図2(c)のスキャン設定画面A2および図2(d)の拡張設定画面B2に示すように、競合関係にある設定値についても自由に設定することができる。
そして、最終的にスキャン設定画面で設定確定の意思表示を示す選択完了操作がなされたとき、即ち「OK」ボタンが押下(クリック)されたときに、互いに競合状態にある設定値が存在していないかどうかを判断する。
競合している設定値の存在有無の判断は、図4に示す競合グループリストを参照して行われる。この競合グループリストは、PC2のHDD14に予めデータ構造として記憶されている。図4に示す競合グループリストは、各設定項目の各設定値のうち互いに競合する設定値(競合設定値)の組み合わせを1つの競合グループ(排他設定グループデータ)として、その排他設定グループデータが予めリストアップされたものである。図4の例では、3つの排他設定グループデータ51,52,53が順にリストアップされている。このうち1番目にリストアップされている排他設定グループデータ(第1排他設定グループデータ)51は、互いに競合するキャリアシートモード、傾き補正、および重送検知の三者の組み合わせからなるものである。
1つの排他設定グループデータ内では、当該グループデータ内の先頭において基準排他設定項目が配置され、その次に、その基準排他設定項目と競合する他の設定項目である排他設定項目が順次配置される。
図4の第1排他設定グループデータ51の場合、キャリアシートモードが基準排他設定項目であり、その次に、排他設定項目として傾き補正および重送検知が順に配置されている。排他設定グループデータの先頭に配置される基準排他設定項目は、競合チェックの際に最初に参照される設定項目であり、より具体的には、その設定項目名を表す基準排他設定項目情報と、その設定項目において競合状態が発生する設定値である基準排他設定値を示す基準排他設定値情報と、その基準排他設定値がどのようなタイプのものであるかを示す基準排他設定値タイプ情報と、再設定処理対象カウントとにより構成される。
基準排他設定値タイプ情報には少なくとも「同値」と「制限」の2種類があり、「同値」の場合は、基準排他設定値情報に設定されている基準排他設定値と同じ設定値が選択されていると競合状態が発生している可能性があることを意味し、「制限」の場合は、基準排他設定値情報に設定されている基準排他設定値を閾値としてその閾値を超える設定値が選択されていると競合状態が発生している可能性があることを意味する。なお、基準排他設定値情報の中で「true」とは、基本的には単純選択設定項目に対して設定されるものであって、要するにその設定項目が有効とされていることを意味する。
例えば第1排他設定グループデータ51の基準排他設定項目は、キャリアシートモードに対して選択されている設定値が基準排他設定値(true)と同値ならば(つまり有効として選択されているならば)他の何れかの設定値と競合している可能性があるということを示している。また例えば、第3排他設定グループ53内の基準排他設定項目は、色数として選択されている設定値が基準排他設定値(256色)と同値ならば(つまり256色が選択されているならば)他の何れかの設定値と競合している可能性があるということを示している。なお、再設定処理対象カウントは、初期値は0であって、実際に競合チェックを行う過程で、当該基準排他設定項目と競合する他の設定値の存在が確認される毎に1つずつカウントアップされるものである。
各排他設定グループデータ51,52,53において、先頭の基準排他設定項目の次に配置される排他設定項目は、基準排他設定項目と同じ設定値が選択されていた場合に順次参照されるものであり、より具体的には、排他設定項目情報と、排他設定値情報と、排他設定値タイプ情報と、再設定処理対象フラグとにより構成される。
このうち排他設定項目情報、排他設定値情報、および排他設定値タイプ情報は、それぞれ、基準排他設定項目における基準排他設定項目情報、基準排他設定値情報、および基準排他設定値タイプ情報に対応するものであり、これら三者の意味及び関係も基本的に同じである。再設定処理対象フラグは、初期値は「非対象」であって、実際に競合チェックを行う過程で、基準排他設定項目と同じ設定値が選択されていて、且つ当該排他設定項目に
ついても同じ設定値が選択されている場合に、「対象」にセットされるものである。
例えばキャリアシートモードと重送検知が選択されていて傾き補正は選択されていない状態で競合チェックが行われた場合、まず第1排他設定グループデータ51に基づく判断が行われ、基準排他設定項目として設定されている内容と同じ設定値が選択(即ちキャリアシートモードが選択)されているか否かが判断される。このとき、キャリアシートが選択されていることから、少なくとも基準排他設定項目についてはそれと同じ設定値が選択されているものと判断されて、次の排他設定項目との照合に移る。次の排他設定項目(傾き補正)についても、それと同じ設定値が選択(即ち傾き補正が選択)されているか否かが判断される。このとき、傾き補正は選択されていないことから、傾き補正の再設定処理対象フラグは初期値の「非対象」のままとされ、基準排他設定項目の再設定処理対象カウントも初期値の「0」のままとなる。さらに、次の排他設定項目(重送検知)について、その設定されている内容と同じ設定値が設定(即ち重送検知が選択)されているか否かが判断される。このとき、重送検知は選択されていることから、重送検知の再設定処理対象フラグについては「対象」にセットされ、且つ基準排他設定項目の再設定処理対象カウントが1つ増えて「1」にセットされる。
また例えば、両面読み取りが選択されていて且つ原稿サイズとしてA4が選択されている場合に競合チェックが行われた場合、まずは第1排他設定グループデータ51に基づく判断から行われるが、基準排他設定項目であるキャリアシートモードと合致しないことから、そのことが判断された時点でこの第1排他設定グループデータ51に基づく判断は終了する。そして、次の第2排他設定グループデータ52に基づく判断に移る。第2排他設定グループデータ52に基づく判断では、まず、基準排他設定項目として設定されている内容と同じ設定値が選択(即ち両面読み取りが選択)されているか否かが判断される。このとき、両面読み取りが選択されていることから、少なくとも基準排他設定項目についてはそれと同じ設定値が選択されているものと判断されて、次の排他設定項目との照合に移る。次の排他設定項目(原稿サイズ)については、排他設定値タイプが「制限」であることから、排他設定値である「A4」サイズよりも大きい原稿サイズが選択されているか否かが判断される。このとき、原稿サイズとしてA4サイズが選択されていることから、原稿サイズの再設定処理対象フラグは初期値の「非対象」のままとされ、基準排他設定項目の再設定処理対象カウントも初期値の「0」のままとなる。
図2に戻り、設定項目の設定及び再設定の流れの説明を続ける。図2(a),(c)に示すスキャン設定画面において「OK」ボタンがクリックされると、上述したように図4の競合グループリストに基づく競合チェックが行われる。その競合チェックの結果、競合状態にある設定値が存在していると判断された場合は、その旨を表示すると共に再選択(再設定)を促すための再設定画面(図3参照)を表示する。
例えば、「キャリアシートモード」と「重送検知」の両方にチェックが入れられた状態で設定を確定(「OK」ボタンをクリック)した場合には、競合チェックによりこれら両者の競合状態が検出され、図3(a)に示すような再設定画面A1が表示される。
図3(a)の再設定画面A1では、同時に設定・選択できない項目が設定されていること、及びその設定項目が、選択設定一覧として表示される。各設定項目の左側にはラジオボタン(有効とする項目を選択させるための画面構成要素)が配置されており、ユーザは「キャリアシートモード」及び「重送検知」の何れか一方を再選択することができる。この再選択により、その再選択された設定項目が有効とされ、競合状態が解消される。例えば「キャリアシートモード」が再選択されて有効とされた場合は、「重送検知」は無効となる。再設定画面では、ユーザは選択設定一覧から1つの項目だけを選択することが強制されることになるものの、ユーザは、表示された選択設定項目の中からより重要と考える
項目を選択することが可能となる。「キャリアシート モード」、「重送検知」、および「傾き補正」の何れにもチェックが入っていた場合は、例えば図3(b)の再設定画面A2が表示される。この場合も、例えば「キャリアシートモード」が再選択されて有効とされた場合は、「重送検知」および「傾き補正」はいずれも無効となる。
競合関係の組み合わせが複数ある場合、それら組み合わせをまとめて1つの再設定画面に表示させてもよいが、それぞれ単独の再設定画面を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、再設定画面内に「次へ」ボタンを表示することで、別の競合組み合わせについて同様の再設定画面が表示されるようにすることができる。
競合している各設定値のうち何れか一方でも、多肢選択設定項目の設定値である場合は、再設定画面では、同時に設定・選択できない項目が設定されていること、及びその対象となる設定項目(多肢選択設定項目については選択されている設定値)が表示される。このとき、多肢選択設定項目については、設定可能な他の選択肢が1つでもあれば、その設定可能な設定値の範囲等についての説明も表示される。例えば、「色数」として256色カラーが選択され、「解像度」として1200dpiが選択された場合には、これら設定値は互いに競合するため、図3(c)に示すような再設定画面Bが表示される。
図3(c)の再設定画面Bでは、競合状態となっている各設定値(256色カラー及び1200dpi)を表示して、これらは同時には設定・選択できないことを明示すると共に、何れか優先する項目を再選択すべきことが促されている。また、色数の項目の右側には、色数として256色カラーを優先(選択)するならば解像度は600dpi以下に制限されること(つまり600dpi以下ならば同時選択可能であること)も表示され、解像度の項目の右側には、解像度として1200dpiを優先(選択)するならば色数は256カラー以外の色数に変更されること(つまり256色カラー以外ならば任意の色数を設定できること)も表示される。また、各設定項目の左側にはラジオボタンが配置されており、ユーザは、256色カラーおよび1200dpiの何れか一方を再選択することができる。この再選択により、その再選択された設定値が有効とされる。
一方、図3(c)の再設定画面Bで選択されなかった設定値について、それが多肢選択設定項目であるならば、さらに、図3(d)に示すような選択肢再設定画面が表示される。図3(c)の例は、多肢選択設定項目の設定値どうしが競合する例である。そのため、例えば図3(c)の再設定画面Bで256色カラーが選択された場合は、図3(d)のように、解像度として用意されている各設定値のうち、256色カラーに対して設定可能な設定値(非競合設定値)がリストアップされた選択肢再設定画面が表示される。これによりユーザは、解像度について、制限された範囲内であるが再選択できるようになる。
逆に、図3(c)の再設定画面Bで、1200dpiを選択し(つまり解像度の方を優先して希望の値に設定し)、「次へ」ボタンをクリックした場合は、図示は省略するが、1200dpiに対して同時に設定可能な色数がリストアップされた選択肢再設定画面が表示される。ユーザは、その選択肢再設定画面から、色数について、制限された範囲内ではあるが選択することが可能となる。
つまり、選択肢再設定画面では、前の再設定画面Bで重要と考えて選択した一方の設定値に対し、他方の設定項目の中でその一方の設定値と同時に設定可能な(競合しない)選択肢の一覧が表示される。ユーザは、その選択肢再設定画面から、他方の設定項目について、制限された範囲内ではあるが選択することが可能となるのである。
なお、選択肢再設定画面で「戻る」ボタンをクリックすると、再設定画面Bに戻り、優先する設定項目を選び直すことができる。また、選択肢再設定画面において、選択可能な
設定値が多いような場合は、ドロップダウンリストを使って表示し選択させてもよい。
次に、PC2のスキャン対応ソフトの起動後、スキャン設定画面を呼び出すための所定の操作がなされたときに実行される設定画面表示処理について、図5〜図9を用いて説明する。PC2のCPU11は、この設定画面表示処理を開始すると、まずS110(図5)で、スキャン設定画面のダイアログを生成し、S120で、HDD14に保存されている設定データから現在の各設定値を取得し、ダイアログ上の各コントロールを設定する。ここで設定される設定値は、初期値(デフォルト値)であってもよいし、前回起動時に設定された値でもよい。なお、ダイアログの生成はメモリ(RAM13)領域で行う。このようにして生成したダイアログに基づき、S130で、スキャン設定画面(図2(a)の初期画面)を表示する。
そして、S140で、マウスが操作されたか否か判断し、操作された場合には、S150にて、「OK」ボタンがクリックされたか否か判断する。「OK」ボタンがクリックされていない場合は、S170で、操作対象のコントロールの処理を実行して、S140に戻る。即ち、S170では、スキャン設定画面又は拡張設定画面においてユーザによりなされる各種設定項目の設定・選択を受け付ける処理全般が行われる。「OK」ボタンがクリックされた場合は、S160の排他設定項目競合値チェック処理に進む。
S160の排他設定項目競合値チェック処理の詳細は図6に示す通りであり、S210で、返り値用変数を「競合なし」に初期化し、S220で、競合グループリスト(図4)において1つでも排他設定グループデータが存在するか否か判断する。ここで存在していない場合はこの排他設定項目競合値チェック処理を終了するが、存在している場合は、S230で、競合グループリストの先頭の排他設定グループデータ(図4の例では第1排他設定グループデータ51)を処理対象に設定して、S240以降に進む。
S240では、処理対象の排他設定グループデータの再設定処理対象カウントをゼロに初期化し、S250で、基準排他設定項目情報が示す対象の現在の設定値(即ちスキャン設定画面で実際に選択されている設定値)を取得する。例えば第1排他設定グループデータ51が処理対象の場合、S250では、キャリアシートモードの設定値(即ち選択されているか否か)が取得される。そして、S260で基準排他設定値タイプ情報と基準排他設定値情報を取得し、S270で、基準排他設定値タイプが「同値」か否か判断する。
ここで、「同値」ならば、S280で、現在の設定値と基準排他設定値が同じ値か否か判断し、同じ値でなければS420に進むが、同じ値ならば、少なくとも基準排他設定項目については同じ設定値が選択されているということで、S300に進む。つまり、上記例においてキャリアシートモードが選択されていたならば、S300に進むことになる。
基準排他設定値タイプが「同値」でなければ(「制限」なら)、S290で、現在の設定値が基準排他設定値を超えているか否か判断し、超えていなければS420に進むが、超えていたならば、少なくともその基準排他設定項目については競合状態となりうる設定値が選択されているということで、S300に進む。
S300以降では、競合する排他設定項目が実際に選択されているか否かの判断を行う。即ち、S300で、現在処理対象としている排他設定グループデータ内の各排他設定項目のうち、先頭の排他設定項目情報を処理対象とし、その処理対象の排他設定項目情報について、S310で、再設定処理対象フラグを「非対象」に初期化する。そして、S320で、排他設定項目情報が示す対象の現在の設定値(即ちスキャン設定画面で実際に選択されている設定値)を取得する。例えば第1排他設定グループデータ51の中の傾き補正が処理対象の場合、S320では、傾き補正の設定値(即ち選択されているか否か)が取
得される。そして、S330で、排他設定値タイプ情報と排他設定値情報を取得し、S340で、排他設定値タイプが「同値」か否か判断する。
ここで、「同値」ならば、S350で、現在の設定値と排他設定値が同じ値か否か判断し、同じ値でなければS400に進むが、同じ値ならば、少なくとも当該排他設定項目については同じ設定値が選択されているということで、S370に進む。つまり、上記例において傾き補正が選択されていたならば、S370に進むことになる。
排他設定値タイプが「同値」でなければ(「制限」なら)、S360で、現在の設定値が排他設定値を超えているか否か判断し、超えていなければS400に進むが、超えていたならば、少なくともその排他設定項目については競合する設定値が選択されているということで、S370に進む。
370では、処理対象の排他設定グループデータにおける再設定処理対象カウントの値に1を加算し、S380で、処理対象の排他設定項目の再設定処理対象フラグを「(処理)対象」にセットし、S390で、返り値用変数を「競合あり」にする。そして、S400で、現在処理対象の排他設定グループデータの中に、次の排他設定項目情報が存在するか否か判断し、存在する場合は、S410で、その次の排他設定項目情報を処理対象に変更して、S310に戻る。上記例でいえば、第1排他設定グループデータ51において傾き補正を処理対象として処理した後、S410に進んだ場合は、処理対象が次の重送検知に変更されることとなる。
S400で、次の排他設定項目情報が存在しない場合は、S420で、競合グループリストにおいて次の排他設定グループデータが存在するか否か判断する。そして、存在する場合は、S430で、その次の排他設定グループデータを処理対象に変更して、S240に戻る。一方、次の排他設定グループデータが存在しない場合(図4の競合グループリストの例では、リスト最後の第3排他設定グループデータ53まで処理が完了している場合)は、この排他設定項目競合値チェック処理を終了する。
図6の排他設定項目競合値チェック処理が終了すると、S180(図5)に進み、各種設定値の中で競合するものがあったか否か判断する。具体的には、返り値用変数が「競合あり」になっているか否かに基づいて判断し、「競合あり」になっていれば、競合が発生しているものと判断し、S190の排他設定項目再設定処理に進む。一方、返り値用変数が「競合なし」になっていたら、競合は生じていないものとして、S200に進む。S200では、ユーザにより選択・変更等された各設定値を、最終的な確定値として、HDDの設定データに保存する。これにより、スキャン実行時には、その保存された各設定値がMFP3に送信されて用いられることとなる。
S190の排他設定項目再設定処理の詳細は図7に示す通りであり、まずS510で、競合グループリスト(図4)の先頭の排他設定グループデータを処理対象とし、S520でその再設定処理対象カウントの値を取得する。そして、S530で、その取得したカウント値が1以上であるか否か判断し、1以上でなければS590に進むが、1以上ならば、S540の再設定画面処理に進む。
S540の再設定画面処理の詳細は図8に示す通りであり、まずS610で、再設定画面(図3(a)〜(c)参照)のダイアログを生成し、S620で、現在処理対象の排他設定グループデータについて、その基準排他設定項目情報とその再設定処理対象カウント値に対応した内容説明用のテキストを取得し、ダイアログに配置する。例えばカウント値が1の場合、図3(a)や図3(c)に示すような内容説明テキストとなり、カウント値が2の場合、図3(b)に示すような内容説明テキストとなる。さらにS630で、基準
排他設定項目情報が示す設定項目名のテキストを取得し、ダイアログ上にラジオボタンと共に配置する。例えば基準排他設定項目がキャリアシートモードの場合、図3(a)や図3(b)におけるリストの一列目に示すように、キャリアシートモードを示すテキスト及びラジオボタンが配置される。
その後S640で、文字列処理用変数を空文字列に初期化し、S650で、現在処理対象の排他設定グループデータ内における、次の排他設定項目情報を処理対象に変更し、S660で、再設定処理対象フラグのフラグ値を取得する。そして、S670で、取得したフラグ値が「(処理)対象」か否か判断する。
ここで、フラグ値が「(処理)非対象」ならば、S690に進むが、「対象」ならば、S680に進み、排他設定項目情報が示す設定項目名のテキストを取得し、文字列処理用変数に追加する。この処理により、後で再設定画面の中に表示されるテキスト、ラジオボタンが生成される。具体的には、再設定画面中の項目名リストの2列目のテキスト、ラジオボタンが生成されることとなる。
そして、S690で、次の排他設定項目情報が存在するか否か判断し、存在するならば、S650に戻って次の排他設定項目情報を対象としてS650以降の処理を再び行い、存在しないならば、S700に進む。S700では、文字列処理用変数からテキストを取得し、ダイアログ上にラジオボタンと共に配置する。これにより、図3(a)や図3(b)におけるリストの2列目に示すように、排他設定項目を示すテキストおよびラジオボタンが配置される。そしてS710で、そのダイアログを実際に再設定画面として表示部16に表示する。その後、S720にて、その再設定画面に対するユーザのダイアログ操作対応処理を行う。つまり、図3(a)〜(c)に示すような再設定画面において、ユーザの再選択操作に関わる処理を行う。そして、S730で、再設定が確定したか判断し、確定した場合は、この図8の再設定画面処理を終了して、S550(図7)に進む。
S550では、S540の再設定画面処理で選択されなかった設定項目の排他設定値タイプを取得し、S560で、その取得した排他設定値タイプが「制限」か否か判断する。ここで、「制限」でなければS580に進むが、「制限」である場合は、S570の選択肢再設定画面処理に進む。
S570の選択肢再設定画面処理の詳細は図9に示す通りであり、まずS810で、選択肢再設定画面(図3(d)参照)のダイアログを生成し、S820で、再設定画面処理で選択されなかった設定項目に対応した内容説明用のテキストを取得し、ダイアログに配置する。例えば図3(c)の再設定画面で256色カラーが選択されて1200dpiは選択されなかった場合、図3(d)に示すような内容説明テキストとなる。さらに、S830で、再設定画面で選択されなかった設定項目の各選択肢のうち、選択可能な制限内の選択肢名のテキストを一つ取得し、ダイアログ上にラジオボタンと共に配置する。
そして、S840で、選択可能な次の選択肢が存在するか否か判断し、存在する限りS830に戻って順次処理を繰り返す。このS830〜S840の処理の繰り返しにより、図3(d)に示したような、選択可能な各選択肢のラジオボタンがダイアログ上に配置されることになる。S840で、選択可能な次の選択肢が存在しないと判断した場合は、S850で、選択肢再設定画面を表示部16に表示する。その後、S860にて、その選択肢再設定画面に対するユーザのダイアログ操作対応処理を行う。つまり、図3(d)に示すような選択肢再設定画面において、ユーザの再選択操作に関わる処理を行う。そして、S870で、再設定が確定したか判断し、確定した場合は、この図9の選択肢再設定画面処理を終了して、S580(図7)に進む。
S580では、S570の処理までに再設定(再選択)された内容に従い、該当する各設定値(即ち競合状態にあった各設定値)を更新する。そしてS590で、競合グループリストにおいて次の排他設定グループデータが存在するか否か判断し、存在するならば、S595で次の排他設定グループデータを処理対象に変更してS520に戻る。次の排他設定グループデータが存在しないならば、S600で、再設定が完了した旨を示す再設定完了画面(図示略)を表示して、排他設定項目再設定処理を終了し、S200(図5)に進む。
S200では、これまでの一連の処理で選択・設定された設定値を、HDD14の設定値データに保存し、これによりこの設定画面表示処理を終了する。
以上説明した本実施形態の情報処理システム1によれば、ユーザは、各設定項目の設定段階では、スキャン設定画面や拡張設定画面で自由に且つ悩むことなく設定できる。そして、設定確定後、競合状態が生じていた場合は、ユーザは、再設定画面によって競合状態の詳細を明確に知ることができると共に、競合解消のための再選択を容易に行うことができる。そのため、競合状態を解消する際のユーザの使い勝手、操作性が高まる。
また、再設定画面で再選択されなかった設定項目が多肢選択設定項目である場合は、選択肢再設定画面が表示され、その多肢選択設定項目の複数の選択肢のうち他の設定値と競合しない非競合設定値がリストアップされる。これにより、ユーザは、どの選択肢なら選択できるのかを明確に知ることができ、制限された選択肢の範囲内ではあるが、その多肢選択設定項目を再設定(再選択)を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、競合状態の有無を判断するための競合グループリスト(図4)が予め設定されており、この競合グループリストを用いて競合判定を行う。そのため、競合状態が生じているか否かの判断を容易且つ確実に行うことができる。
しかも、一つの排他設定グループデータ内に3つ以上の競合設定値がある場合であって、その中のある一つの設定値が他の複数の設定値と競合する場合は(図4のキャリアシートモードがこれに該当)、その設定値が、競合グループリストにおいて基準排他設定項目として設定される。競合グループリストをこのような構成とすることで、競合グループリストを効率的に構成することができる。
[変形例]
本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、競合判定を行う際に用いる競合グループリストとして、図4に示した構成はあくまでも一例である。また、競合判定の具体的方法も種々考えられ、競合グループリストを用いて判定する方法とは異なる方法で競合判定を行うようにしてもよい。
また、図2、図3に示した各種設定画面も一つの例であり、MFP3のスキャナ機能やPC2のスキャン対応ソフトの機能に応じて様々な設定画面を用いることができる。また、本発明は、スキャン対応ソフトへの適用に限らず、他の種々の機能設定画面に対して適用できる。
1…情報処理システム、2…PC、3…MFP、5…ネットワーク、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…HDD、15…入力部、16…表示部、24…操作・表示部、25…タッチパネル、28…スキャナ部、29…プリンタ部、51…第1排他設定グループデータ、52…第2排他設定グループデータ、53…第3
排他設定グループデータ

Claims (9)

  1. 複数種類の設定項目毎にその設定値を選択させるための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示手段と、
    前記設定画面表示手段により前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記複数種類の設定項目毎にその設定値を選択するための選択操作を受け付ける設定値受付手段と、
    前記設定画面表示手段により前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記選択操作とは別の、前記各設定項目に対する前記各設定値の選択が完了したことを示す選択完了操作を受け付ける選択完了操作受付手段と、
    記各設定項目の各設定値の相互間で互いに同時には設定できない競合状態が生じているか否かを判断する競合状態判断手段であって、前記設定値受付手段により前記選択操作が受け付けられた場合は前記競合状態が生じているか否かの判断を行わず、前記選択完了操作受付手段により前記選択完了操作が受け付けられたときに前記競合状態が生じているか否かを判断するように構成された競合状態判断手段と、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断されなかった場合に、前記各設定項目の各設定値として現在選択されている各設定値を確定して記憶部に保存する保存手段と、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある前記各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値である一又は複数の第1の有効設定値を選択させるための第1の再設定受付画面を前記表示部に表示させて、その第1の有効設定値の選択入力を受け付ける第1の再設定受付手段と、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある前記各設定値のうち、前記第1の再設定受付手段により前記第1の有効設定値として選択された1つの設定値を有効とすることにより前記競合状態を解消させる競合解消手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の再設定受付手段は、前記第1の再設定受付画面として、少なくとも、前記競合状態にある前記各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値のみ前記第1の有効設定値として選択可能であることを示す競合報知表示、及びその第1の有効設定値を選択させるための画面構成要素を含む画面を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記各設定項目のうち少なくとも1つは、選択可能な設定値が複数用意されていてその中から何れか1つが選択されて設定されるよう構成された多肢選択設定項目であり、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある前記各設定値のうち前記第1の再設定受付手段により前記第1の有効設定値として選択されなかった設定値が前記多肢選択設定項目であるか否か判断する多肢選択設定項目判断手段と、
    前記多肢選択設定項目判断手段により前記多肢選択設定項目であると判断された場合に、その多肢選択設定項目に対して用意されている前記複数の設定値のうち、前記第1の有効設定値として選択された前記設定値との間で前記競合状態とはならない設定値である一又は複数の非競合設定値の中の何れかを第2の有効設定値として選択させるための第2の再設定受付画面を前記表示部に表示させて、その第2の有効設定値の選択入力を受け付ける第2の再設定受付手段と、
    を備え、
    前記競合解消手段は、前記第2の再設定受付手段により受け付けられた前記第2の有効設定値については、対応する前記設定項目に対する前記設定値として有効とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記第2の再設定受付手段は、前記第2の再設定受付画面として、少なくとも、前記各非競合設定値、およびその各非競合設定値の中から前記第2の有効設定値を選択させるための画面構成要素を含む画面を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置であって、
    前記各設定項目の前記各設定値のうち互いに前記競合状態が発生し得る設定値である競合設定値の組み合わせを1つの競合グループとしてその競合グループが予めリストアップされた競合グループリストを備え、
    前記競合状態判断手段は、前記各設定項目の各設定値の相互間で、前記競合グループリストにリストアップされている前記競合グループと合致する組み合わせがあるか否かを判断することによって、前記競合状態が生じているか否かを判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記各競合グループにおいて、その競合グループを構成する複数の前記競合設定値のうち何れか1つが、基準競合設定値として設定されており、
    前記競合状態判断手段は、
    前記競合グループ毎に、その競合グループ内の前記基準競合設定値と同じ設定値が前記設定値受付手段にて選択されているか否かを判断する第1競合判断手段と、
    前記第1競合判断手段により前記基準競合設定値と同じ設定値が選択されていると判断された場合に、その競合グループ内における前記基準競合設定値以外の他の各競合設定値についてそれぞれ同じ設定値が前記設定値受付手段にて選択されているか否かを判断する第2競合判断手段と、
    を備え、前記第2競合判断手段により何れかの前記競合設定値について同じ設定値が選択されていると判断された場合に、前記競合状態が生じていると判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項に記載の情報処理装置であって、
    前記競合グループリストにおいて、3つ以上の前記競合設定値の組み合わせにより構成されている前記競合グループについては、該各競合設定値の中で、自身と直接競合する他の競合設定値が複数存在する競合設定値がある場合には、その競合設定値が前記基準競合設定値として設定される
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 複数種類の設定項目毎にその設定値を選択させるための設定画面を表示部に表示させ
    前記表示部に前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記複数種類の設定項目毎にその設定値を選択するための選択操作を受け付け、
    前記表示部に前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記選択操作とは別の、前記各設定項目に対する前記各設定値の選択完了したことを示す選択完了操作を受け付け、
    前記各設定項目の各設定値の相互間で互いに同時には設定できない競合状態が生じているか否か判断を、前記選択操作が受け付けられた場合は行わず前記選択完了操作が受け付けられたときに行い
    前記競合状態が生じているか否かの判断を行った場合に、前記競合状態が生じていると判断しなかった場合は、前記各設定項目の各設定値として現在選択されている各設定値を確定して記憶部に保存し、
    前記競合状態が生じているか否かの判断を行った場合に、前記競合状態が生じていると判断した場合は、その競合状態にある前記各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値である一又は複数の第1の有効設定値を選択させるための第1の再設定受付画面を前記表示部に表示させて、その第1の有効設定値の選択入力を受け付け、その競合状態にある前記各設定値のうち選択された前記第1の有効設定値を有効とすることにより前記競合状態を解消させる、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    複数種類の設定項目毎にその設定値を選択させるための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示手段、
    前記設定画面表示手段により前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記複数種類の設定項目毎にその設定値を選択するための選択操作を受け付ける設定値受付手段、
    前記設定画面表示手段により前記設定画面が表示されている場合に、その設定画面に対する、前記選択操作とは別の、前記各設定項目に対する前記各設定値の選択が完了したことを示す選択完了操作を受け付ける選択完了操作受付手段、
    記各設定項目の各設定値の相互間で互いに同時には設定できない競合状態が生じているか否かを判断する競合状態判断手段であって、前記設定値受付手段により前記選択操作が受け付けられた場合は前記競合状態が生じているか否かの判断を行わず、前記選択完了操作受付手段により前記選択完了操作が受け付けられたときに前記競合状態が生じているか否かを判断するように構成された競合状態判断手段
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断されなかった場合に、前記各設定項目の各設定値として現在選択されている各設定値を確定して記憶部に保存する保存手段、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある前記各設定値のうち何れか1つの又は互いに同時に設定可能な何れか複数の設定値である一又は複数の第1の有効設定値を選択させるための第1の再設定受付画面を前記表示部に表示させて、その第1の有効設定値の選択入力を受け付ける第1の再設定受付手段、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態が生じていると判断された場合に、その競合状態にある前記各設定値のうち、前記第1の再設定受付手段により前記第1の有効設定値として選択された1つの設定値を有効とすることにより前記競合状態を解消させる競合解消手段、
    として機能させるためのプログラム。
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