JP2016072792A - 機能実行装置、機能実行方法、及び記録媒体 - Google Patents

機能実行装置、機能実行方法、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】同じ動作を含む複数のショートカット処理を実行させる場合における、処理全体の処理効率の向上を図る。【解決手段】1つの結合ショートカット実行キー63に、複数のスキャンデータ処理機能のショートカットが割り当てられている。その結合ショートカット実行キー63が押下されると、割り当てられている複数のスキャンデータ処理機能のショートカットが順次実行される。その際、原稿のスキャンは1回実行される。そして、その1回のスキャンで得られたスキャンデータが、複数のスキャンデータ処理機能のそれぞれにおいて用いられる。【選択図】図7

Description

本発明は、複数の機能を実行可能な機能実行装置、機能実行方法、及び特定の機能を実行させるためのプログラムが記録された記録媒体に関する。
画像を読み取ってその読み取った画像に対する各種処理機能を実行させることが可能な機能実行装置がある。このような機能実行装置として、特定の設定値に基づく特定の機能をショートカットとして登録しておき、簡単な操作(例えばショートカットキーの押下)によってその登録した機能を実行させることが可能な機能実行装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−104340号公報
複数のショートカット処理を実行させる場合、各ショートカットとして登録されている機能が同じ動作を含む機能であったとしても、各ショートカットの機能はそれぞれ独立して実行される。
例えば、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像データを電子メールに添付して外部へ送信する第1の機能と、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像データをインターネット経由でWebサーバへ送信する第2の機能が、それぞれショートカットとして登録されているとする。この場合、同じ原稿の画像に対して上記第1、第2の機能を実行させたい場合、各機能に対応したショートカットキーを押下することで各機能を順次実行させることができるが、原稿の画像の読み取りは機能毎に個別に行われる。つまり、読み取らせたい画像は同じであるものの、その同じ画像の読み取り動作が機能毎に繰り返されることになる。
上記のように、同じ動作がショートカット毎に個別に実行されることは、処理全体の処理時間の長大化を招く。また、例えば自動原稿搬送機能によって複数枚の原稿を自動で読み取らせることが可能に構成された機能実行装置においては、ショートカット処理の実行毎に逐一、原稿をセットし直す必要があり、ユーザに負担がかかる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、同じ動作を含む複数のショートカット処理を実行させる場合における、処理全体の処理効率の向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の機能実行装置は、画像を表示可能な表示部と、画像を読み取り可能な読取部と、複数の機能を実行可能な制御部とを備える。制御部は、キー表示処理と、複数割当処理と、複数機能実行処理とを実行する。
キー表示処理は、表示部に少なくとも1つのショートカットキーを表示させる処理である。複数割当処理は、何れかのショートカットキーに対し、複数の機能のうち読取部による画像の読み取り動作である画像読取動作を伴う機能である特定機能を複数割り当てる処理である。複数機能実行処理は、複数割当処理によって複数の特定機能が割り当てられたショートカットキーである複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、その選択操作がなされた複数割当キーに割り当てられている複数の特定機能を実行する処理であって、画像読取動作を1回実行し、その1回の画像読取動作で読み取られた結果を用いて各特定機能を実行する処理である。
このように構成された機能実行装置では、1つのショートカットキーに対して複数の特定機能を割り当てることができ、そのショートカットキー(複数割当キー)を選択することで、割り当てられている複数の特定機能を実行させることができる。その際、画像読取動作は、割り当てられている特定機能毎に個別に実行されるのではなく、1回実行される。そして、その1回の画像読取動作の読み取り結果が複数の特定機能で用いられる。
従って、本発明の機能実行装置によれば、実行すべき特定機能が複数あっても画像読取動作は1回で済むため、画像読取動作を含む機能を複数種類実行させる場合における、処理全体の処理効率を向上させることが可能となる。
制御部は、何れかのショートカットキーに対して1つの特定機能を割り当てる単数割当処理と、その単数割当処理によって1つの特定機能が割り当てられたショートカットキーである単数割当キーに対する選択操作がなされた場合にその単数割当キーに割り当てられている特定機能を実行する単数機能実行処理と、を実行可能であってもよい。その場合、複数割当処理として、複数の単数割当キーの選択操作を受け付ける複数選択処理と、その複数選択処理により選択された複数の単数割当キーにそれぞれ割り当てられている各特定機能をまとめて1つのショートカットキーに割り当てる結合処理と、を有するようにしてもよい。
このように構成された機能実行装置では、1つのショートカットキーに対して1つの特定機能を割り当てることもできる。そのような構成において、既に1つの特定機能が登録されているショートカットキー(単数割当キー)が複数ある場合、各単数割当キーに割り当てられている各特定機能を組み合わせて1つのショートカットキー(複数割当キー)に割り当てることができる。そのため、1つの特定機能が割り当てられたショートカットキーが既に複数存在している場合、その既存のショートカットキーを利用して容易且つ効率的に複数割当キーへの割り当てが可能となる。
単数割当処理として、より具体的に、割り当て対象の特定機能の選択操作を受け付ける第1の対象選択処理と、割り当て対象の特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目について、その設定項目毎の設定値の設定を受け付ける第1の設定処理と、を有していてもよい。その場合、結合処理では、画像読取動作に必要な設定項目の設定値については、割り当て対象の複数の特定機能において設定されている各設定値のうち何れか1つを有効化するようにしてもよい。そして、複数機能実行処理では、結合処理によって複数の特定機能が割り当てられた複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、画像読取動作については、結合処理で有効化された設定項目の設定値についてはその有効化された設定値に基づいて画像読取動作を行うようにしてもよい。
このように構成された機能実行装置によれば、複数の単数割当キーに割り当てられている既存の特定機能を効率良く且つ適切に結合させて1つのショートカットキー(複数割当キー)に割り当てることができる。
複数割当処理として、より具体的に、割り当て対象の複数の特定機能の選択操作を受け付ける第2の対象選択処理と、割り当て対象の複数の特定機能毎に、その特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目について、その設定項目毎の設定値の設定を受け付ける第2の設定処理と、その第2の設定処理で設定された設定値のうち、画像読取動作に必要な設定項目の設定値について、割り当て対象の複数の特定機能毎に設定されている各設定値のうち何れか1つを有効化する有効化処理と、を有していてもよい。そして、複数機能実行処理では、第2の対象選択処理に基づいて複数の特定機能が割り当てられた複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、画像読取動作については、有効化処理で有効化された各設定値に基づいて画像読取動作を行うようにしてもよい。
このように構成された機能実行装置では、1つのショートカットキーに割り当てるべき複数の特定機能を逐一選択して新規に1つのショートカットキー(複数割当キー)に割り当てることができる。特定機能の選択の過程では、選択対象の特定機能毎に設定項目の設定値を受け付けるが、画像読取動作に必要な設定項目の設定値については、複数の特定機能毎に設定された設置値のうち何れか一方を有効化する。そのため、複数割当キーに対する複数の特定機能の新規割り当てを効率良く且つ適切に行うことができる。
入力操作を受け付け可能な入力部を備えている場合、複数割当処理として、手順選択処理及び手順割当処理を有していてもよい。手順選択処理は、複数割当キーに対する、当該複数割当キーに割り当てられている複数の特定機能を入力部に対する入力操作を要求する処理を含む通常手順で実行させるか、又は入力操作を要しない簡易手順で実行させるか、についての選択操作を受け付ける処理である。手順割当処理は、複数割当キーに対し、通常手順及び簡易手順のうち手順選択処理で選択された何れか一方を割り当てる処理である。そして、複数機能実行処理では、選択された複数割当キーに割り当てられている複数の特定機能を、通常手順及び簡易手順のうち割り当てられている何れか一方の手順にて実行するようにしてもよい。
このように構成された機能実行装置では、複数割当キーに割り当てられている特定機能を実行させる際に通常手順で実行させるか簡易手順で実行させるかをユーザに選択させることができる。そのため、ユーザは、割り当てる特定機能の種類、内容、重要度等に応じて、どちらの手順で実行させるかを指定することができる。
通常手順による複数機能実行処理においては、複数割当キーに割り当てられている複数の特定機能毎にその特定機能を示す特定機能画像を表示部に表示させる画像表示処理と、その画像表示処理により表示されている複数の特定機能画像の何れか1つに対する選択操作を受け付ける画像選択処理と、その画像選択処理により特定機能画像が選択された場合に、その選択された特定機能画像に対応した特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目の設定値を表示部に表示させる設定値表示処理と、画像表示処理の実行後、特定の実行指示操作を受け付ける指示受付処理と、を実行し、指示受付処理により実行指示操作が受け付けられた場合に、割り当てられている複数の特定機能を実行するようにしてもよい。
このように構成された機能実行装置では、通常手順において、割り当てられている複数の特定機能毎の特定機能画像が表示される。そして、何れかの特定機能画像が選択されると、その選択された特定機能画像に対応した特定機能の設定値が表示される。そのため、ユーザは、複数の特定機能の実行前に、特定機能毎に設定値を確認することができる。
外部装置とデータ通信を行うことが可能な通信部を備えている場合、複数割当キーに割り当て可能な特定機能として、画像読取動作により読み取らせた画像のデータを通信部を介して外部装置へ送信させる機能を有していてもよい。
このように構成された機能実行装置では、複数の特定機能の1つとして、読み取った画像データを外部装置へ送信する機能を割り当てることができる。そのため、読み取り回数を抑えつつ、画像データ送信を含む、その読み取り回数よりも多い数の特定機能を効率良く実行することができる。
複数割当キーには、複数の特定機能が割り当てられていることを視覚的に認識可能な画像である機能識別画像が含まれていてもよい。このように構成された機能実行装置によれば、複数割当キーに機能識別画像が含まれているため、ユーザは、機能識別画像に基づいて、どのショートカットキーが複数割当キーなのかを視覚的に容易に認識することができる。
実施形態の画像処理システムの構成を示すブロック図である。 お気に入り待機画面を示す説明図である。 第1の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカット生成の流れの一部(前半)を示す説明図である。 第1の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカット生成の流れの一部(図3の続き)を示す説明図である。 第2の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカット生成の流れの一部(前半)を示す説明図である。 第2の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカット生成の流れの一部(図5の続き)を示す説明図である。 結合ショートカットの実行パターンA,Bを示す説明図である。 結合ショートカットの実行パターンCを示す説明図である。 ショートカット設定処理のフローチャートである。 新規登録処理のフローチャートである。 ショートカット実行処理のフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
(1)画像処理システムの構成
本実施形態の画像処理システム1は、図1に示すように、複合機10とPC(Personal Computer )30とを備えている。複合機10とPC30は、LAN(Local Area Network)3を通じて相互にデータ通信可能である。
複合機10は、原稿の画像を読み取る画像読取機能、読み取った画像のデータ(以下「スキャンデータ」という)を各種の処理方法で処理するスキャンデータ処理機能、画像データ(スキャンデータを含む)を印刷出力する印刷機能などの、複数の機能を備えている。スキャンデータ処理機能の具体例については後述する。
複合機10は、CPU11、ROM12、RAM13、NVRAM14、画像読取部15、印刷部16、操作部17、表示部18、ネットワークインタフェース19、USBインタフェース20、及び回線接続部21を備えている。
CPU11は、ROM12やNVRAM14などに記憶されている各種プログラムに従って複合機10内の各部の制御および各種演算を実行する。RAM13は、CPU11から直接アクセスされるメインメモリとして利用される。NVRAM14は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。NVRAM14には、複合機10に関する各種設定情報が記憶されている。後述するショートカット機能やワンタッチ機能の設定・登録情報も、NVRAM14に記憶される。後述する図9〜図11の各処理のプログラムは、ROM12又はNVRAM14に記憶されている。
画像読取部15は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像を表す画像データを生成する。印刷部16は、画像読取部15で読み取られた画像データを含む各種画像データを印刷媒体に印刷する機能を有する。操作部17は、ユーザによる入力操作を受け付ける入力装置である。操作部17は、タッチパネル22、操作ボタン(不図示)などの各種の入力手段を有する。表示部18は、情報を表示可能な表示デバイスとしてディスプレイ(例えば液晶ディスプレイ)23を有する。ディスプレイ23の表示領域には、タッチパネル22が重畳配置されている。ネットワークインタフェース19は、複合機10をLAN3に接続するための通信インタフェースである。USBインタフェース20は、周知のUSB(Universal Serial Bus)規格にてデータ通信を行うためのインタフェースである。
PC30は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(以下「HDD」という)34、操作部35、表示部36、及びネットワークインタフェース37を備えている。
CPU31は、ROM32やHDD34に記憶されている各種プログラムを実行することによってPC30の各部や外部機器(複合機10を含む)を制御する。ROM32には、CPU31によって実行される各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM33は、CPU31が各種処理を実行するための主記憶装置として用いられる。HDD34には、OS(Operating System)や各種デバイスドライバ、各種アプリケーションソフトなどがインストールされている。操作部35は、キーボードや各種ポインティングデバイスなどを有する。表示部36は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種の表示デバイスを有する。ネットワークインタフェース37は、PC30をLAN3に接続するための通信インタフェースである。
LAN3には、FTPサーバ400が接続されている。また、LAN3は、インターネット300に接続されている。インターネット300には、サーバ310を含む複数の情報処理装置が接続されている。複合機10、PC30、及びFTPサーバ400は、LAN3を通じて相互にデータ通信可能である。また、複合機10、PC30、及びFTPサーバ400は、インターネット300に接続されている各種の情報処理装置とデータ通信可能である。
(2)スキャンデータ処理機能の説明
本実施形態の複合機10では、画像読取部15で読み取った原稿のスキャンデータを処理する機能として、複数種類のスキャンデータ処理機能を有している。本実施形態では、スキャンデータ処理機能として、例えば、スキャンtoPC、スキャンtoUSB、スキャンtoEメール、スキャンtoFAX、スキャンtoFTP、スキャンtoネットワークなどがある。
スキャンtoPCは、スキャンデータを、複合機10に接続されているPC(例えばPC30)に送信する機能である。スキャンtoUSBは、スキャンデータを、USBインタフェース20に接続されているUSBメモリに送信して保存させる機能である。スキャンtoEメールは、スキャンデータを特定の電子メールアドレス宛に電子メールで送信する機能である。スキャンtoFAXは、スキャンデータを回線接続部21を介してファクシミリ送信する機能である。スキャンtoFTPは、スキャンデータをFTPサーバに送信する機能である。スキャンtoネットワークは、スキャンデータをインターネット300に接続された各種のサーバへ送信する機能である。
(3)ショートカット機能の説明
上述した各種のスキャンデータ処理機能を利用する際には、通常、ユーザは複数の手順を踏んで実行させる必要がある。例えば、スキャンtoPCの機能を利用したい場合、送信先のPCを指定する入力操作や、スキャン時の各種設定値の設定・確認作業等が必要となる。各種設定値としては、例えば、両面スキャンの有無、カラー設定、スキャン時の解像度、原稿サイズ、ファイルタイプなどに関する設定値がある。また、例えば、スキャンtoEメールの機能を利用したい場合は、送信先のメールアドレスの指定操作や、スキャン時の各種設定値の設定・確認作業等が必要となる。そのため、上述した各種のスキャンデータ処理機能を通常の手順で実行させようとすると、非常に手間がかかる。
これに対し、本実施形態の複合機10では、当該複合機10が有する各種機能のうち少なくともスキャンデータ処理機能について、ショートカット登録を行うことができる。そして、登録したショートカットに基づくショートカット処理を実行させることで、スキャンデータ処理機能を、ユーザの手数を減らして実行させることができる。
本実施形態の複合機10では、ショートカットを合計で少なくとも48種類登録することができる。ショートカットを登録又は実行させるためには、ディスプレイ23にお気に入り待機画面を表示させる必要がある。図2に、お気に入り待機画面60の一例を示す。
図2に示すように、お気に入り待機画面60には、タブ表示領域67と、複数(本実施形態では6個)のキー表示領域61〜66が割り当てられている。タブ表示領域67には第1タブから第8タブまでの8つのタブが表示され、そのうちユーザにより選択された1つのタブが選択状態として表示される。図2は、最も左側の第1タブが選択されている例を示している。
各キー表示領域61〜66には、選択されているタブに対応したキーが表示される。つまり、1つのタブに対して6個のキーが割り当てられている。タブを切り替えると、各キー表示領域61〜66内のキーも、切り替え後のタブに対応したキーに切り替わる。
各キー表示領域61〜66に表示されるキーには複数の種類がある。例えば、図2に例示するように、登録されている特定のショートカットが割り当てられていてそのショートカットに基づくショートカット処理を実行させることが可能なショートカット実行キー71,72,75,76、ショートカットがまだ割り当てられていないショートカット登録キー73,74などがある。ショートカット実行キーを選択する入力操作を行うと、そのショートカット実行キーに割り当てられて登録されているショートカットに基づくショートカット処理が実行される。
なお、入力操作としては種々の操作方法を採用できるが、本実施形態では、操作対象キーの押下(詳しくは、タッチパネル22における、操作対象キーが表示されている領域の押下)を例に挙げて説明する。お気に入り待機画面60には、右上隅にメニューキー77が表示される。このメニューキー77を押下すると、登録されているショートカットの内容を編集することができる。
各ショートカット実行キー71,72,75,76には、それぞれ対応するショートカットのプロファイルが紐付けられている。プロファイルは、登録されているショートカット機能の実行に必要な情報である。具体的には、機能実行に必要な複数の設定項目毎の設定値に関する情報である。
例えばショートカットとして登録されている機能がスキャンtoUSBの場合、プロファイルとして、両面スキャンの有無、カラー設定、スキャン時の解像度、ファイルタイプ、スキャンデータ保存先のUSBポート、などがある。
プロファイルは、ショートカットの登録時にショートカット毎に個別に生成され、例えばNVRAM14に保存される。何れかのショートカット実行キーが押下された場合、そのショートカット実行キーに割り当てられて登録されているショートカットに基づくショートカット処理が実行されるが、その際、そのショートカット実行キーに紐付けられている、そのショートカットの実行に必要なプロファイルが、NVRAM14から読み出される。そして、その読み出されたプロファイルに従ってショートカット処理が実行される。
ショートカットを登録することで、特定のスキャンデータ処理機能を少ない手数で実行させることができ、ショートカット実行キーを押下するだけで後はユーザ操作を要することなく登録機能を全て完了させることもできる。しかし、ユーザによっては、或いは機能の種類によっては、実行開始前或いは完了前に処理を一旦止めて処理内容を確認することを望む場合もある。例えばスキャンtoEメールの場合、スキャンデータの誤送信を防ぐために、少なくとも送信前に送信先アドレスを表示させ、アドレス確認作業を経てから送信が実行されるようにしたいと望むユーザがいるかもしれない。
そこで本実施形態の複合機10は、ショートカット登録されている各機能毎に、登録されている機能を通常手順又は簡易手順のどちらで実行させるかを設定可能な、ワンタッチ機能を有している。通常手順とは、ユーザに対して処理内容の確認作業を要求する処理を含む処理手順である。簡易手順とは、ユーザの確認作業等を要しない処理手順、即ちショートカット実行キーが押下されれば後は自動的に機能が最後まで実行されるような処理手順である。本実施形態では、ワンタッチ機能を有効又は無効に設定でき、ワンタッチ機能を無効に設定すると通常手順で実行され、ワンタッチ機能を有効に設定すると簡易手順で実行される。
図2に例示したお気に入り待機画面60では、第1、第2、第5キー表示領域61,62,65に表示されている各ショートカット実行キー71,72,75に割り当てられている各ショートカットは、ワンタッチ機能が無効に設定されている。一方、第6キー表示領域66に表示されているショートカット実行キー76に割り当てられているショートカットは、ワンタッチ機能が有効に設定されている。ワンタッチ機能の有効、無効の設定は、ショートカット毎に個別に行うことができる。また、お気に入り待機画面60において、ワンタッチ機能が有効又は無効のいずれに設定されているかについては、本実施形態では、ショートカット実行キーの色で判断することができる。本実施形態では、ワンタッチ機能が無効に設定されているショートカットのショートカット実行キーは薄いグレー色で表示され、ワンタッチ機能が有効に設定されているショートカット実行キーは緑色で表示される。
(4)結合ショートカットの説明
複合機10を使用する際、複数のショートカット処理を順次実行させたいケースも起こり得る。特にスキャンデータ処理機能のショートカットの場合、読み取ったスキャンデータを複数種類の処理方法で処理させたい場合が起こり得る。一例として、ある原稿の画像を読み取って、その読み取ったスキャンデータをUSBに保存すると共にEメール送信させたい場合が考えられる。
この場合、例えば、まずスキャンtoUSBのショートカット処理を実行させ、次にスキャンtoEメールのショートカット処理を実行させることで、特定の処理を完了させることができる。しかし、上記例の場合、読み取り対象の原稿は同じであるにもかかわらず、機能毎に(即ちショートカット毎に)、ユーザはその同じ原稿を逐一複合機10にセットする必要があり、複合機10もその同じ原稿を逐一スキャンする必要がある。
そこで本実施形態の複合機10は、複数のスキャンデータ処理機能を結合して1つのショートカットとして登録することができるように構成されている。以下、複数のスキャンデータ処理機能が結合されたショートカットを「結合ショートカット」といい、結合ショートカットが割り当てられたショートカット実行キーを「結合ショートカット実行キー」という。
具体的には、例えば、スキャンtoUSBとスキャンtoEメールの2つの機能を結合ショートカットとして登録できる。そして、この結合ショートカットに基づくショートカット処理を実行させると、2つの機能が順次実行されるが、原稿のスキャンは1回だけ行われる。即ち、原稿のスキャンが1回行われることによりスキャンデータが生成され、そのスキャンデータが、2つの機能の双方に用いられる。
(5)結合ショートカットの登録方法
結合ショートカットの登録方法として、主に、第1の結合ショートカット登録パターンによる登録方法と、第2の結合ショートカット登録パターンによる登録方法との、2つの方法がある。以下、順に説明する。
(5−1)第1の結合ショートカット登録パターン
第1の結合ショートカット登録パターンは、既存のショートカットを複数組み合わせて1つの結合ショートカットを生成、登録するパターンである。具体的な登録手順を、図3及び図4を用いて説明する。
複合機10の電源を投入後、所定の起動処理が行われると、ディスプレイ23には、図3に示す基本待機画面40が表示される。基本待機画面40には、ファクスモードキー41、コピーモードキー42、スキャンモードキー43、メニューキー44、及びショートカットキー45などが表示される。各モードキー41,42,43のいずれかを押下すると、対応する機能の実行に必要な各種処理を順次進めることができ、最終的に対応する処理を実行させることができる。
ショートカットキー45を押下すると、図2に例示したお気に入り待機画面60が表示される。そのため、複合機10の起動後、ショートカットの実行或いは新規登録などを行いたい場合は、基本待機画面40内のショートカットキー45を押下すればよい。
メニューキー44を押下すると、図3において基本待機画面40の右側に図示されている、メニュー画面50が表示される。メニュー画面50には、複合機10の各種設定項目の設定や設定状態の確認などを行うための各種のキーが表示され、その1つにショートカット設定キー51がある。ショートカット設定キー51を押下することで、登録済みのショートカットの内容を確認したり、登録内容を変更したり、複数の登録済みショートカットを結合して結合ショートカットを生成したりすることができる。
即ち、ショートカット設定キー51を押下すると、図3においてメニュー画面50の右側に図示されているショートカット選択画面53が表示される。このショートカット選択画面53は、見かけ上は、画面上端に表示されている文字を除き、図2に例示したお気に入り待機画面60と同じであり、6つのキー表示領域61〜66のそれぞれに、現在の登録状態に応じたキーが表示される。タブを切り替えると、キーの表示内容も切り替わる。
ショートカット選択画面53の中から、結合させたいショートカットの一つ目(ベース)を選び、そのショートカット実行キーを押下すると、図3において基本待機画面40の下側に図示されている処理選択画面55が表示される。なお、ここでは、ショートカット選択画面53において第2キー表示領域62に表示されているショートカット実行キー72が押下されたものとして説明を続ける。また、そのショートカット実行キー72に割り当てられているショートカットを、第2ショートカットと称する。
処理選択画面55には、ショートカット選択画面53で選択されたショートカットに対する処理内容を選択させるための複数の選択肢(複数のキー)が表示され、その1つに結合キー56がある。ショートカット選択画面53で選択した第2ショートカットに他のショートカットを結合させて1つの結合ショートカットを生成したい場合は、処理選択画面55で結合キー56を押下すればよい。結合キー56を押下すると、図3において処理選択画面55の右側に図示されている結合対象選択画面80が表示される。
結合対象選択画面80は、画面上端に表示されている文字を除き、ショートカット選択画面53と同じである。結合対象選択画面80の中から、ベースである第2ショートカットと結合させたいショートカットを選び、そのショートカット実行キーを押下すると、図3において結合対象選択画面80の右側に図示されている結合確認画面85が表示される。なお、ここでは、結合対象選択画面80において第1キー表示領域61に表示されているショートカット実行キー71が押下されたものとして説明を続ける。また、そのショートカット実行キー71に割り当てられているショートカットを、第1ショートカットと称する。
結合確認画面には、選択された2つのショートカットを結合させることを報知するテキストと、OKキー86が表示される。OKキー86を押下すると、図4の最上段に示す保存方法確認画面90が表示される。
また、OKキー86を押下すると、結合される複数のスキャンデータ処理機能で共用される結合プロファイルが生成される。この結合プロファイルは、原稿のスキャンを行う際に必要な各種設定値が設定されたものである。本実施形態では、少なくとも両面スキャンの有無、カラー設定、及びスキャン時の解像度が、結合プロファイルとして生成される。
結合対象の複数のショートカット相互間で同じ設定値の設定項目がある場合は、その設定項目についてはその設定値をそのまま結合プロファイルとして設定できる。一方、複数のショートカット相互間で設定値が異なる設定項目がある場合に、結合プロファイルとしてその設定項目の設定値をどのように設定するかについては適宜決めることができる。例えば、結合対象の複数のショートカットのうち何れか1つの設定値を採用することが考えられる。またその場合、どのショートカットの設定値を採用するかについても種々考えられる。本実施形態では、例えばカラー設定については、カラーとモノクロが混在している場合にはカラーを優先的に結合プロファイルとして設定するように構成されている。また例えば、読み取り解像度については、解像度の高い方を優先的に結合プロファイルとして設定するよう構成されている。
保存方法確認画面90は、これから生成する結合ショートカットを、既存の第1ショートカット又は第2ショートカットに上書きして保存(登録)するか、又は、既存の第1、第2ショートカットは共に残して完全に新規の結合ショートカットとして保存(登録)するかをユーザに選択させるための画面である。保存方法確認画面90には、上書き保存キー91と、新規保存キー92が表示される。なお、本実施形態では、上書き保存する場合は、ショートカット選択画面53で選択されたベースのショートカットに対して上書き保存される。そのため、上記例では、上書き保存が選択された場合は、第2キー表示領域62に表示されるショートカット実行キー72に対応した第2ショートカットが、新たに生成される結合ショートカットに変更されることになる。
上書き保存キー91を押下すると、図4の中段左側に図示されているリネーム確認画面100が表示される。このリネーム確認画面100は、結合ショートカットの名称を、既存の第2ショートカットの名称のままとするかそれとも変更するかをユーザに選択させるための画面であり、要求キー101と拒否キー102が表示される。要求キー101が押下された場合は、図4においてリネーム確認画面100の右側に図示されている名称入力画面110が表示される。ユーザは、この名称入力画面110に対して、作成中の結合ショートカットの名称を任意に設定することができる。名称入力枠111内に結合ショートカットの名称を入力してOKキー112を押下すると、結合ショートカットが正式に生成・登録され、図4において中段右側のお気に入り待機画面60が表示される。図示の如く、このお気に入り待機画面60では、第2キー表示領域62に、今回新たに生成した結合ショートカットの結合ショートカット実行キー79が表示される。この結合ショートカット実行キー79には、結合ショートカットが割り当てられていることを示す結合アイコン79aが表示される。一方、第1キー表示領域61は、結合前に表示されていたショートカット実行キー71が消去されて、ショートカット登録キーが表示される。
リネーム確認画面100において、拒否キー102が押下された場合は、名称入力画面110が表示されることなく結合ショートカットが正式に生成・登録され、お気に入り待機画面60が表示される。この場合も、第1キー表示領域61にはショートカット登録キーが表示されて第2キー表示領域62に結合ショートカットの結合ショートカット実行キー79が表示されるが、その結合ショートカットの名称は、結合前に第2キー表示領域62に割り当てられていた第2ショートカットの名称と同じである。
保存方法確認画面90で、新規保存キー92を押下すると、図4の下段左側に図示されている保存場所選択画面120が表示される。この保存場所選択画面120において、ショートカットがまだ割り当てられていないショートカット登録キーの中から何れか1つを、結合ショートカット用として選択することができる。図4に示す保存場所選択画面120には、ショートカット登録キーが2つある。
このうち例えば第3キー表示領域63のショートカット登録キー73を押下すると、名称入力画面110を経て結合ショートカットが正式に生成・登録され、図4の下段右側のお気に入り待機画面60が表示される。図示の如く、このお気に入り待機画面60では、第3キー表示領域63に、今回新たに生成した結合ショートカットの結合ショートカット実行キー78が表示される。この結合ショートカット実行キー78には、結合ショートカットが割り当てられていることを示す結合アイコン78aが表示される。一方、既存の第1ショートカット及び第2ショートカットはそのまま残される。
(5−2)第2の結合ショートカット登録パターン
第2の結合ショートカット登録パターンは、既存のショートカットを利用せず、はじめから新規に結合ショートカットを生成・登録するパターンである。具体的な登録手順を、図5及び図6を用いて説明する。
既述の通り、例えば基本待機画面40(図3参照)中のショートカットキー45を押下すると、図5の上段左側に図示するお気に入り待機画面60が表示される。ここで、結合ショートカットを新規登録して例えば第3キー表示領域63にその結合ショートカット実行キーを表示させるべく、第3キー表示領域63に現在表示されているショートカット登録キー73を押下すると、図5の上段中央に図示されている機能選択画面130が表示される。機能選択画面130には、ショートカット登録可能な機能毎のキーが表示され、その1つにスキャン選択キー131がある。スキャン選択キー131を押下することで、スキャンデータ処理機能に関するショートカットを登録することができる。
即ち、スキャン選択キー131を押下すると、図5の上段右側に図示されているスキャン種類選択画面140が表示される。スキャン種類選択画面140には、複数種類のスキャンデータ処理機能毎にキーが表示される。図5には、スキャンtoネットワークを示すSTNキー、スキャンtoEメールを示すSTEキー141、スキャンtoFTPを示すSTFキー、及びスキャンtoUSBを示すSTUキー142が図示されている。また、各キーの左側にはチェックボックスが表示されている。
ユーザは、スキャン種類選択画面140の中から、結合させたい複数のスキャンデータ処理機能を任意に選択できる。具体的には、結合させたいスキャンデータ処理機能に対応したキー或いはそのチェックボックスを押下することで、選択することができる。図5は、STEキー141とSTUキー142が選択され、これによりそれぞれ対応するチェックボックス143,144にチェックマークが付加されている状態を図示している。つまり、図5のスキャン種類選択画面140は、スキャンtoEメールとスキャンtoUSBの2つのスキャンデータ処理機能が結合対象として選択されている状態を示している。
スキャン種類選択画面140において図5に例示するように2つのスキャンデータ処理機能が選択され、OKキー146が押下されると、選択された機能毎に順次、設定値を確認・変更等させるための設定確認画面が表示される。
具体的には、まず、図5の下段左側に示す第1の設定確認画面150が表示される。第1の設定確認画面150には、スキャンtoUSBに関する各設定項目の設定値がリストアップされた設定情報151が表示されると共に、設定変更キー152及び設定保存キー153が表示される。この第1の設定確認画面150によって、これからショートカット登録しようとしているスキャンtoUSBの設定状態を確認することができる。また、設定変更キー152を押下すると、不図示の設定変更画面が表示され、設定内容を変更することができる。そして、設定保存キー153を押下すると、スキャンtoUSBの各設定値として現在の設定状態が確定され、次の選択機能の設定確認画面に切り替わる。
具体的には、図5の下段中央に図示されている第2の設定確認画面160に切り替わる。第2の設定確認画面160には、スキャンtoEメールに関する各設定項目の設定値がリストアップされた設定情報161が表示されると共に、設定変更キー162及び設定保存キー163が表示される。この第2の設定確認画面160によって、これからショートカット登録しようとしているスキャンtoEメールの設定状態を確認することができる。また、設定変更キー162を押下すると設定内容を変更でき、設定保存キー163を押下すると、スキャンtoEメールの各設定値として現在の設定状態が確定され、図5の下段右側に図示されている結合確認画面170が表示される。
なお、第1の設定確認画面150で設定保存キー153が押下されると、確定されたスキャンtoUSBの各設定値を示すプロファイルが生成される。ここで例えば、両面スキャンについては「両面スキャン有り」、カラー設定については「モノクロ」、解像度については「150dpi」、ファイルタイプについては「PDF」がプロファイルとして設定されたものと仮定する。
第2の設定確認画面160で設定保存キー163が押下された場合も、確定されたスキャンtoEメールの各設定値を示すプロファイルが生成される。ここでは例えば、両面スキャンについては「両面スキャン有り」、カラー設定については「カラー」、解像度については「400dpi」、ファイルタイプについては「jpg」がプロファイルとして設定されたものと仮定する。
結合確認画面170には、結合対象のスキャンデータ処理機能毎の設定情報171とOKキー172が表示される。結合確認画面170によって、結合対象の各スキャンデータ処理機能(ここではスキャンtoUSBとスキャンtoEメール)の各設定状態を確認できる。そして、OKキー172を押下すると、図6の上段左側に図示されている名称入力画面110が表示される。
また、結合確認画面170においてOKキー172を押下すると、結合プロファイルが生成される。本実施形態では、原稿のスキャンを行う際に必要な設定値である、両面スキャンの有無、カラー設定、及びスキャン時の解像度が、結合プロファイルとして生成される。
上記仮定では、両面スキャンについては結合対象の各機能のいずれも「両面スキャン有り」に設定されているため、結合プロファイルにおいても両面スキャンについては「両面スキャン有り」に設定される。一方、カラー設定については、一方は「モノクロ」で他方は「カラー」であるため、本実施形態では、カラーを優先して、カラーでのスキャンを行わせるべく、「カラー」が結合プロファイルとして設定される。さらに、解像度についても、一方は「100dpi」で他方は「400dpi」であるため、本実施形態では、最も高い解像度を優先させるべく、「400dpi」が結合プロファイルとして設定される。
図6の名称入力画面110で結合ショートカットの名称を入力し、OKキー112を押下すると、図6の上段右側に図示されているワンタッチ起動設定画面180が表示される。このワンタッチ起動設定画面180は、結合ショートカットに基づくショートカット処理を通常手順で実行させるかそれとも簡易手順で実行させるかを選択させるための画面であり、有効設定キー181及び無効設定キー182が表示される。
ワンタッチ起動設定画面180において、ワンタッチ起動を有効とすべく有効設定キー181を押下すると、結合ショートカットが正式に生成・登録され、図6の下段左側に図示されているお気に入り待機画面60が表示される。このお気に入り待機画面60において、第3キー表示領域63には、今回新規登録した結合ショートカットが割り当てられた結合ショートカット実行キー191が表示される。また、その結合ショートカット実行キー191には、結合ショートカットが割り当てられていることを示す結合アイコン191aが表示される。また、その結合ショートカット実行キー191は、ワンタッチ起動が有効設定されていることを示す緑色にて表示される。
一方、ワンタッチ起動設定画面180において、ワンタッチ起動を無効とすべく無効設定キー182を押下すると、結合ショートカットが正式に生成・登録され、図6の下段右側に図示されているお気に入り待機画面60が表示される。このお気に入り待機画面60において、第3キー表示領域63には、今回新規登録した結合ショートカットが割り当てられた結合ショートカット実行キー201が表示されるが、その色は、ワンタッチ起動が無効設定されていることを示すグレー色である。
なお、図5のスキャン種類選択画面140において、何れか1つのスキャンデータ処理機能のみ選択してOKキー146を押下すると、結合ショートカットではなく、その1つのスキャンデータ処理機能を実行させるためのショートカットの登録手順に進む。その手順は、結合確認画面170が表示されないことを除き、結合ショートカットの登録手順と基本的に同じである。つまり、選択された1つのスキャンデータ処理機能について、ユーザによる設定値の設定、確認等の作業、設定内容に基づくプロファイルの生成、ショートカット名称入力、ワンタッチ起動の有効又は無効の設定、などが行われて、ショートカットが生成、登録される。
(6)ショートカット実行パターン
次に、登録されている結合ショートカット実行キーを押下した場合の動作の流れ(結合ショートカットの実行の流れ)について、図7及び図8を用いて説明する。本実施形態では、結合ショートカットとして結合されている機能数や、ワンタッチ起動の設定状態に応じて、主に3つの実行パターンA〜Cの何れかにて実行される。
(6−1)実行パターンA
実行パターンAは、2つのスキャンデータ処理機能が結合されてなる結合ショートカットであって且つワンタッチ起動が有効に設定されている結合ショートカットのショートカット処理が実行される際の実行パターンである。
図7(a)に示すように、お気に入り待機画面60において、例えば第3キー表示領域63に、ワンタッチ起動が有効に設定された結合ショートカットの結合ショートカット実行キー191が表示されているものとする。また、この結合ショートカットは、2つのスキャンデータ処理機能が結合されて生成されたものである。
この図7(a)に例示するお気に入り待機画面60において、第3キー表示領域63に表示されている結合ショートカット実行キー191を押下すると、結合ショートカットとして登録されている各スキャンデータ処理機能が、簡易手順にて順次実行される。その実行中は、実行中表示画面210が表示される。
なお、結合ショートカット実行時に行われる原稿のスキャンは、結合プロファイルに従って1回だけ行われる。上記例の場合、原稿のスキャンは、結合プロファイルに従い、両面スキャン有り、カラー、且つ解像度400dpiで実行される。そして、スキャンにより得られたスキャンデータを元に、スキャンtoUSBについてはPDF形式のデータが生成されてUSBへ出力され、スキャンtoEメールについてはjpg形式のデータが生成されてEメールに添付され指定アドレスへ送信される。
(6−2)実行パターンB
実行パターンBは、2つのスキャンデータ処理機能が結合されてなる結合ショートカットであって且つワンタッチ起動が無効に設定されている結合ショートカットのショートカット処理が実行される際の実行パターンである。
図7(b)に示すように、お気に入り待機画面60において、例えば第2キー表示領域62に、ワンタッチ起動が無効に設定された結合ショートカットの結合ショートカット実行キー79が表示されているものとする。また、この結合ショートカットは、2つのスキャンデータ処理機能が結合されて生成されたものである。
この図7(b)に例示するお気に入り待機画面60において、第2キー表示領域62に表示されている結合ショートカット実行キー79を押下すると、結合ショートカットとして登録されている各スキャンデータ処理機能が通常手順にて実行される。
具体的には、まずスキャンtoUSBに関する設定確認画面220が表示され、スキャンtoUSBに関する設定状態を確認することができる。この設定確認画面220が表示された場合、設定変更キー221を押下することで設定内容を変更することが可能である。さらに、設定変更した場合に、その設定変更後に新規登録キー222を押下することで、スキャンtoUSBの設定内容を設定変更後の設定内容に更新することができる。そして、スキャンtoUSBの設定確認画面220においてOKキー223を押下すると、スキャンtoEメールに関する設定確認画面230が表示され、スキャンtoEメールに関する設定状態を確認することができる。この設定確認画面230においても、設定変更キー231を押下することで設定内容を変更することでき、さらに、新規登録キー232を押下することで設定内容を更新することができる。そして、スキャンtoEメールの設定確認画面230においてスタートキー233を押下すると、結合ショートカットとして登録されている各スキャンデータ処理機能が順次実行される。その実行中は、実行中表示画面210が表示される。
(6−3)実行パターンC
実行パターンCは、3つ以上のスキャンデータ処理機能が結合されてなる結合ショートカットであって且つワンタッチ起動が無効に設定されている結合ショートカットのショートカット処理が実行される際の実行パターンである。
図8に示すように、お気に入り待機画面60において、例えば第2キー表示領域62に、ワンタッチ起動が無効に設定された結合ショートカットの結合ショートカット実行キー79が表示されているものとする。また、この結合ショートカットは、3つのスキャンデータ処理機能が結合されて生成されたものである。
この図8に例示するお気に入り待機画面60において、第2キー表示領域62に表示されている結合ショートカット実行キー79を押下すると、結合ショートカットとして登録されている各スキャンデータ処理機能が通常手順にて実行される。
具体的には、図8の上段中央に図示されている実行機能表示画面240が表示される。この実行機能表示画面240には、結合されている3つのスキャンデータ処理機能の各々を示す3つの設定確認キー241,242,243が表示される。そして、何れかの設定確認キーを押下すると、結合されている3つのスキャンデータ処理機能のうちその押下された設定確認キーに対応したスキャンデータ処理機能の設定情報が表示された設定確認画面250が表示される。
ユーザは、設定確認画面250によって、スキャンデータ処理機能毎にその設定内容を確認できる。また、設定確認画面250に表示されている設定変更キー251を押下することで、設定内容を変更することもできる。設定確認画面250に表示されている戻りキー252を押下すると、実行機能表示画面240に戻る。そして、実行機能表示画面240において、スタートキー244を押下すると、結合ショートカットとして登録されている各スキャンデータ処理機能が順次実行される。その実行中は、実行中表示画面210が表示される。
(7)ショートカット設定処理
次に、複合機10のCPU11が実行するショートカット設定処理について、図9を用いて説明する。CPU11が図9のショートカット設定処理を実行することで、図3〜図4を用いて説明した第1の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカットの登録が実現される。
図3に示したように、基本待機画面40からメニュー画面50に遷移し、メニュー画面50においてショートカット設定キー51が押下されると、CPU11は、図9のショートカット設定処理を実行する。CPU11は、ショートカット設定処理を開始すると、S110で、ショートカット選択画面53を表示させ、S120で、ショートカット選択画面53に対する変更対象のショートカットの選択操作を受け付ける。結合ショートカットを生成する場合、ここで選択されるショートカットは、結合におけるベースのショートカットとなる。
S130では、処理選択画面55を表示させる。S140では、処理選択画面55において結合キー56が押下されたか否か判断する。結合キー以外のキーが押下された場合は(S140:NO)、S260で、押下されたキーに対応した処理を実行して、ショートカット設定処理を終了する。
S140で、結合キー56が押下された場合は(S140:YES)、S150で、結合対象選択画面80を表示させ、S160で、結合対象のショートカットの選択操作を受け付ける。そして、結合対象選択画面80において結合対象のショートカットが選択されると、S170で、ベースのショートカット(S120で選択)と結合対象のショートカット(S160で選択)の各プロファイルから、結合プロファイルを生成する。なお、S170の処理は、詳しくは、図3に示した結合確認画面85を表示させてそこでOKキー86が押下された場合に実行されるのであるが、図9ではそれらの処理を省略している。
結合プロファイルの生成後、S180で、保存方法確認画面90を表示させる。S190では、保存方法確認画面90において、上書き保存キー91又は新規保存キー92のどちらが押下されたかを判断する。上書き保存キー91が押下された場合は、S210に進む。新規保存キー92が押下された場合は、S200で、保存場所決定処理を行って、S210に進む。S200の保存場所決定処理は、具体的には、図4に示した保存場所選択画面120を表示させて結合プロファイル実行キーの割り当て場所の選択を受け付ける処理である。
S210では、名称入力画面110を表示させる。S220では、名称入力画面110に対する、結合ショートカットの名称の入力を受け付ける。S230では、結合ショートカットに対するワンタッチ起動の有効又は無効の設定を受け付ける。S240では、結合ショートカットを正式に生成・登録する。S250では、S240で登録された結合ショートカットの結合ショートカット実行キーを含むお気に入り待機画面60を表示させる。
(8)新規登録処理
次に、複合機10のCPU11が実行する新規登録処理について、図10を用いて説明する。CPU11が図10のショートカット設定処理を実行することで、図5〜図6を用いて説明した第2の結合ショートカット登録パターンによる結合ショートカットの登録が実現される。
図5に示したように、お気に入り待機画面60でショートカット登録キーが押下されると、CPU11は、図10の新規登録処理を実行する。CPU11は、新規登録処理を開始すると、S310で、機能選択画面130を表示させる。S320では、スキャン機能が選択されたか否か、即ち機能選択画面130でスキャン選択キー131が押下されたか否か判断する。スキャン機能以外の他の機能が選択された場合は(S320:NO)、S380で、その選択された機能のショートカットを生成するための処理を行って、S390に進む。より具体的には、S380では、機能選択画面130で選択された機能について、設定項目の確認や設定のための各種処理を行ったり、その設定内容に基づくプロファイルの生成、保存を行う。S380の処理が実行されるということは、結合ショートカットではなく1つの機能に対するショートカットが生成されることを意味する。
S320で、スキャン機能が選択された場合は(S320:YES)、S330で、スキャン種類選択画面140を表示させ、ショートカット登録させるべきスキャン種類(即ちスキャンデータ処理機能の種類)選択を受け付ける。スキャン種類選択画面140でOKキー146が押下されると、S340で、スキャン種類選択画面140において複数種類のスキャン種類が選択されたか否か判断する。選択されたスキャン種類が1つだった場合は(S340:NO)、S380に進む。選択されたスキャン種類が複数だった場合は(S340:YES)、S350に進む。
S350では、選択されたスキャン種類毎に、設定項目の確認や設定のための各種処理を行ったり、その設定内容に基づくプロファイルの生成、保存を行う。図5に示した、スキャン種類毎の設定確認画面150,160の表示や、結合確認画面170の表示は、このS350の処理で行われる。そして、結合確認画面170においてOKキー172が押下されると、S360でショートカットの結合を確定し、S370で、結合対象の各ショートカットの各プロファイルに基づいて結合プロファイルを生成、保存する。
S390では、名称入力画面110を表示させる。S400では、名称入力画面110に対する、結合ショートカットの名称の入力を受け付ける。S410では、ワンタッチ起動設定画面180を表示させる。S420では、ワンタッチ起動設定画面180において有効設定キー181及び無効設定キー182のどちらが押下されたかを判断する。有効設定キー181が押下された場合は、S430で、ワンタッチ起動を有効として、結合ショートカットを正式に生成・登録する。無効設定キー182が押下された場合は、S440で、ワンタッチ起動を無効として、結合ショートカットを正式に生成・登録する。S450では、S430又はS440で登録された結合ショートカットの結合ショートカット実行キーを含むお気に入り待機画面60を表示させる。
(9)ショートカット実行処理
次に、複合機10のCPU11が実行するショートカット実行処理について、図11を用いて説明する。CPU11が図11のショートカット実行処理を実行することで、図7を用いて説明した各実行パターンA,Bの何れかにてショートカット処理が実行される。なお、図8に示した実行パターンCについては、フローチャートを省略する。
図7に示したように、お気に入り待機画面60でショートカット実行キーが押下されると、CPU11は、図11のショートカット実行処理を実行する。CPU11は、ショートカット実行処理を開始すると、S510で、押下されたショートカット実行キーが結合ショートカット実行キーであるか否か判断する。結合ショートカット実行キーではない場合は(S510:NO)、S650で、押下されたショートカット実行キーに割り当てられているショートカットの処理を実行する。
押下されたショートカット実行キーが結合ショートカット実行キーである場合は(S510:YES)、S520で、ワンタッチ起動が有効に設定されているか否か判断する。ワンタッチ起動が有効に設定されている場合は(S520:YES)、S530で、結合プロファイルを読み込む。そしてS540で、結合プロファイルに基づいて原稿のスキャンを1回実行する。S550では、スキャンにより得られたスキャンデータを、結合されている各ショートカット(各スキャンデータ処理機能)毎に、対応する個別のプロファイルに登録されているファイル形式のデータに変換する。
S520で、ワンタッチ起動が無効に設定されている場合は(S520:NO)、S560で、結合されている各スキャン種類の各プロファイルを読み込む。S570では、確認未完了のプロファイル、即ちS580によるプロファイルの確認処理がまだ行われていないプロファイルを1つ表示させる。具体的には、図7(b)に示した実行パターンBにおける、各設定確認画面220,230の何れかを表示させる。
S590では、S580で表示させたプロファイルに対するユーザの確認操作(具体的にはOKキーの押下)を受け付ける。S590では、結合されている全てのスキャン種類のプロファイルに対してS580のプロファイル確認処理が完了したか否か判断する。まだプロファイル確認処理を行っていないスキャン種類がある場合は(S590:NO)、S570に戻る。全プロファイルについてプロファイル確認処理が完了した場合は(S590:YES)、S600に進む。S570〜S590の処理で、図7(b)に示した実行パターンBにおける各設定確認画面220,230が順次表示される。そして、図7(b)の例において、スキャンtoEメールに対応した設定確認画面230でスタートキー233が押下された場合に、S590で肯定判定されてS600に進むことになる。
S600では、S570〜S590の処理の中で、設定内容が変更されたプロファイルがあるか否か判断する。プロファイルが変更されていない場合は(S600:NO)、S620に進む。S570〜S590の処理の中で何れかのスキャン種類のプロファイルが設定変更された場合は(S600:YES)、S610で、設定変更後の各プロファイルに基づいて、結合プロファイルを再作成し、保存(ここでは上書き保存)する。
S620では、S610で再作成、保存した結合プロファイルを読み込む。S630では、S620で読み込んだ結合プロファイルに基づいて原稿のスキャンを1回実行する。S640では、スキャンにより得られたスキャンデータを、結合されている各ショートカット(各スキャンデータ処理機能)毎に、対応する個別のプロファイルに登録されているファイル形式のデータに変換する。なお、S540及びS630の処理の実行中は、図7に示した実行中表示画面210を表示させる。
(10)実施形態の効果
以上説明した本実施形態の複合機10によれば、1つの結合ショートカット実行キーに複数のショートカット(即ち複数のスキャンデータ処理機能のショートカット)をまとめて登録することができる。そして、その結合ショートカット実行キーを押下することで、登録されている複数のスキャンデータ処理機能を順次実行させることができる。しかも、結合ショートカット実行キーの押下で実行される機能は複数あるものの、原稿のスキャンは1回だけである。つまり、1回のスキャンで読み取ったスキャンデータが、登録されている複数のスキャンデータ処理機能において共用される。
つまり、同じ原稿に対して複数のショートカット処理を実行させたい場合、その複数のショートカット処理を結合ショートカットとして登録しておくことで、1回の原稿スキャンで、その複数のショートカット処理を実行させることができる。そのため、スキャン動作を伴うショートカット処理を複数種類実行させる場合における、処理全体の処理効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、結合ショートカットを登録する方法として、少なくとも、第1の結合ショートカット登録パターンと、第2の結合ショートカット登録パターンの二種類がある。
第1の結合ショートカット登録パターン(図3,図4,図9参照)は、既存のショートカットから複数を選択してそれらを結合させることにより、1つの結合ショートカットを生成、登録する登録方法である。この登録方法によれば、結合ショートカットを容易に登録できる。
一方、第2の結合ショート登録パターン(図5,図6,図10参照)は、はじめから新規に結合ショートカットを生成する方法である。即ち、結合対象の複数のスキャンデータ処理機能の選択から、選択したスキャンデータ処理機能毎の各設定値の設定まで、全て新規に行う。そのため、真に登録したい結合ショートカットを効率よく生成、登録することができる。
また、結合ショートカットの実行は、結合されている機能の数や、ワンタッチ機能の設定状態に応じて、主に実行パターンA〜Cの3パターンの何れかにて行われる。換言すれば、結合ショートカットの登録の仕方によって、その実行パターンを決めることができる。そのため、結合ショートカットを登録及び実行する機能に関して付加価値の高い複合機10を提供することができる。
なお、本実施形態において、ディスプレイ23は本発明の表示部の一例に相当する。画像読取部15は本発明の読取部の一例に相当する。CPU11、ROM12、RAM13、及びNVRAM14を含む構成全体は本発明の制御部の一例に相当する。お気に入り待機画面60(図2等参照)を表示させる処理は本発明のキー表示処理の一例に相当する。図9及び図10の各処理は本発明の複数割当処理の一例に相当する。図11の処理は本発明の複数機能実行処理の一例に相当する。図10におけるS320,S340,S380の処理は本発明の単数割当処理の一例に相当する。図11におけるS650の処理は本発明の単数機能実行処理の一例に相当する。図9におけるS120,S160の処理は本発明の複数選択処理の一例に相当する。図9におけるS170〜S240の処理は本発明の結合処理の一例に相当する。図10におけるS320,S340の処理は本発明の第1の対象選択処理の一例に相当する。図10におけるS380の処理は本発明の第1の設定処理の一例に相当する。図10におけるS330の処理は本発明の第2の対象選択処理の一例に相当する。図10におけるS350の処理は本発明の第2の設定処理の一例に相当する。図10におけるS370の処理は本発明の有効化処理の一例に相当する。操作部17は本発明の入力部の一例に相当する。図9のS230、及び図10のS410,S420は本発明の手順選択処理の一例に相当する。図9のS230、及び図10のS430,S440は本発明の手順割当処理の一例に相当する。図8の実行機能表示画面240を表示させる処理は本発明の画像表示処理の一例に相当する。図8の実行機能表示画面240において各設定確認キー241〜243の押下を受け付ける処理は本発明の画像選択処理の一例に相当する。図8の実行機能表示画面240においてスタートキー244の押下を受け付ける処理は本発明の指示受付処理の一例に相当する。図8の設定確認画面250を表示させる処理は本発明の設定値表示処理の一例に相当する。ネットワークI/F19及び回線接続部21は本発明の通信部の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)結合ショートカットとして、3種類以上のスキャンデータ処理機能を結合させたショートカットを生成、登録してもよい。その場合、原稿のスキャン回数は、1回のみに限定されない。例えば、結合させる機能の数がn個の場合、スキャン回数はn−1回以下、つまり、結合されている機能の数よりも少ない回数であればよい。
(2)結合プロファイルの生成方法は、上記実施形態の生成方法に限定されない。例えば、結合対象の複数の機能のプロファイルのうち何れか1つを結合プロファイルとして採用してもよい。その他、適宜ルールを決めて結合プロファイルを生成するようにしてもよい。
(3)ワンタッチ機能が無効の場合の、結合ショートカットの実行手順は、図7、図8に示した手順に限定されない。つまり、登録されている機能を実行させるにあたり、ユーザに対してどのような確認動作、入力操作等を要求するかについては、適宜決めることができる。
(4)結合ショートカットとして結合されている機能が3つ以上ある場合の実行パターンとして、図8に示した実行パターンCはあくまでも一例であり、例えば図7(b)に例示した実行パターンBで実行させるようにしてもよい。逆に、結合されている機能が2つで且つワンタッチ起動が無効に設定されている場合の実行パターンとして、図7(b)に示した実行パターンBはあくまでも一例であり、例えば図8に例示した実行パターンCで実行させるようにしてもよい。
(5)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…画像処理システム、3…LAN、10…複合機、11,31…CPU、12,32…ROM、13,33…RAM、14…NVRAM、15…画像読取部、16…印刷部、17,35…操作部、18,36…表示部、19,37…ネットワークインタフェース、20…USBインタフェース、21…回線接続部、22…タッチパネル、23…ディスプレイ、30…PC、34…HDD、40…基本待機画面、44,77…メニューキー、45…ショートカットキー、50…メニュー画面、51…ショートカット設定キー、53…ショートカット選択画面、55…処理選択画面、56…結合キー、60…お気に入り待機画面、61〜66…キー表示領域、67…タブ表示領域、71,72,75,76…ショートカット実行キー、73,74…ショートカット登録キー、78,79,191,201…結合ショートカット実行キー、78a,79a,191a,201a…結合アイコン、80…結合対象選択画面、85,170…結合確認画面、86,112,146,172,223…OKキー、90…保存方法確認画面、91…上書き保存キー、92…新規保存キー、100…リネーム確認画面、101…要求キー、102…拒否キー、110…名称入力画面、111…名称入力枠、120…保存場所選択画面、130…機能選択画面、131…スキャン選択キー、140…スキャン種類選択画面、150,160,220,230,250…設定確認画面、151,161,171…設定情報、152,162,221,231,251…設定変更キー、153,163…設定保存キー、180…ワンタッチ起動設定画面、181…有効設定キー、182…無効設定キー、210…実行中表示画面、222,232…新規登録キー、233,244、…スタートキー、240…実行機能表示画面、241〜243…設定確認キー、252…戻りキー、300…インターネット、310…サーバ、400…FTPサーバ。

Claims (10)

  1. 画像を表示可能な表示部と、
    画像を読み取り可能な読取部と、
    複数の機能を実行可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に少なくとも1つのショートカットキーを表示させるキー表示処理と、
    何れかの前記ショートカットキーに対し、前記複数の機能のうち前記読取部による画像の読み取り動作である画像読取動作を伴う機能である特定機能を複数割り当てる複数割当処理と、
    前記複数割当処理によって複数の前記特定機能が割り当てられた前記ショートカットキーである複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、前記選択操作がなされた複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能を実行する処理であって、前記画像読取動作を1回実行し、その1回の画像読取動作で読み取られた結果を用いて各前記特定機能を実行する複数機能実行処理と、
    を実行することを特徴とする機能実行装置。
  2. 請求項1に記載の機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    何れかの前記ショートカットキーに対して1つの前記特定機能を割り当てる単数割当処理と、
    前記単数割当処理によって1つの前記特定機能が割り当てられた前記ショートカットキーである単数割当キーに対する選択操作がなされた場合にその単数割当キーに割り当てられている前記特定機能を実行する単数機能実行処理と、
    を実行可能であり、
    前記複数割当処理として、
    複数の前記単数割当キーの選択操作を受け付ける複数選択処理と、
    前記複数選択処理により選択された複数の前記単数割当キーにそれぞれ割り当てられている各前記特定機能をまとめて1つの前記ショートカットキーに割り当てる結合処理と、
    を有することを特徴とする機能実行装置。
  3. 請求項2に記載の機能実行装置であって、
    前記単数割当処理として、
    割り当て対象の前記特定機能の選択操作を受け付ける第1の対象選択処理と、
    割り当て対象の前記特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目について、その設定項目毎の設定値の設定を受け付ける第1の設定処理と、
    を有し、
    前記結合処理では、前記画像読取動作に必要な前記設定項目の設定値については、割り当て対象の複数の前記特定機能において設定されている各設定値のうち何れか1つを有効化し、
    前記複数機能実行処理では、前記結合処理によって複数の前記特定機能が割り当てられた複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、前記画像読取動作については、前記結合処理で有効化された前記設定項目の設定値についてはその有効化された設定値に基づいて前記画像読取動作を行う
    ことを特徴とする機能実行装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の機能実行装置であって、
    前記複数割当処理として、
    割り当て対象の複数の前記特定機能の選択操作を受け付ける第2の対象選択処理と、
    割り当て対象の複数の前記特定機能毎に、その特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目について、その設定項目毎の設定値の設定を受け付ける第2の設定処理と、
    前記第2の設定処理で設定された前記設定値のうち、前記画像読取動作に必要な前記設定項目の設定値について、割り当て対象の複数の前記特定機能毎に設定されている各設定値のうち何れか1つを有効化する有効化処理と、
    を有し、
    前記複数機能実行処理では、前記第2の対象選択処理に基づいて複数の前記特定機能が割り当てられた複数割当キーに対する前記選択操作がなされた場合、前記画像読取動作については、前記有効化処理で有効化された各前記設定値に基づいて前記画像読取動作を行う
    ことを特徴とする機能実行装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の機能実行装置であって、
    入力操作を受け付け可能な入力部を備え、
    前記複数割当処理として、
    前記複数割当キーに対する、当該複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能を前記入力部に対する入力操作を要求する処理を含む通常手順で実行させるか、又は前記入力操作を要しない簡易手順で実行させるか、についての選択操作を受け付ける手順選択処理と、
    前記複数割当キーに対し、前記通常手順及び前記簡易手順のうち前記手順選択処理で選択された何れか一方を割り当てる手順割当処理と、
    を有し、
    前記複数機能実行処理では、選択された前記複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能を、前記通常手順及び前記簡易手順のうち前記選択された複数割当キーに割り当てられている何れか一方の手順にて実行する
    ことを特徴とする機能実行装置。
  6. 請求項5に記載の機能実行装置であって、
    前記通常手順による前記複数機能実行処理では、
    前記複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能毎にその特定機能を示す特定機能画像を前記表示部に表示させる画像表示処理と、
    前記画像表示処理により表示されている複数の前記特定機能画像の何れか1つに対する選択操作を受け付ける画像選択処理と、
    前記画像選択処理により前記特定機能画像が選択された場合に、その選択された特定機能画像に対応した前記特定機能の実行に必要な少なくとも1つの設定項目の設定値を前記表示部に表示させる設定値表示処理と、
    前記画像表示処理の実行後、特定の実行指示操作を受け付ける指示受付処理と、
    を実行し、前記指示受付処理により前記実行指示操作が受け付けられた場合に、割り当てられている複数の前記特定機能を実行する
    ことを特徴とする機能実行装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の機能実行装置であって、
    外部装置とデータ通信を行うことが可能な通信部を備え、
    前記複数割当キーに割り当て可能な前記特定機能として、前記画像読取動作により読み取らせた画像のデータを前記通信部を介して前記外部装置へ送信させる機能を有する
    ことを特徴とする機能実行装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の機能実行装置であって、
    前記複数割当キーには、複数の前記特定機能が割り当てられていることを視覚的に認識可能な画像である機能識別画像が含まれる
    ことを特徴とする機能実行装置。
  9. 表示部に表示可能なショートカットキーに対し、複数の機能のうち画像の読み取りを行う画像読取動作を伴う機能である特定機能を複数割り当てる複数割当ステップと、
    前記複数割当ステップによって複数の前記特定機能が割り当てられた前記ショートカットキーである複数割当キーを前記表示部に表示させる表示ステップと、
    前記表示ステップにより前記表示部に表示された前記複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、前記選択操作がなされた複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能を実行するステップであって、前記画像読取動作を1回実行し、その1回の画像読取動作で読み取られた結果を用いて各前記特定機能を実行するように構成された複数機能実行ステップと、
    を有することを特徴とする機能実行方法。
  10. 表示部に少なくとも1つのショートカットキーを表示させるキー表示処理と、
    何れかの前記ショートカットキーに対し、複数の機能のうち画像の読み取りを行う画像読取動作を伴う機能である特定機能を複数割り当てる複数割当処理と、
    前記複数割当処理によって複数の前記特定機能が割り当てられた前記ショートカットキーである複数割当キーに対する選択操作がなされた場合、前記選択操作がなされた複数割当キーに割り当てられている複数の前記特定機能を実行する処理であって、前記画像読取動作を1回実行し、その1回の画像読取動作で読み取られた結果を用いて各前記特定機能を実行する複数機能実行処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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