JP5975410B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】面白みのある保留変化演出を実行可能な遊技機を提供すること。【解決手段】当否判定に関する情報を複数記憶することが可能な記憶手段と、記憶手段に記憶されている当否判定に関する情報のそれぞれに対応づけられた保留図柄10を表示する表示手段91と、所定の範囲を変位することが可能であり、かつ発光部を有する可動部材20と、を備え、保留図柄10は、対応する当否判定が当たりとなる蓋然性を示唆する複数種の態様を含むものであり、ある保留図柄10の態様を変化させる際、可動部材20を変位させるとともに発光部21を発光させ、当該発光部21の発光態様によってある保留図柄10の変化後の態様を示唆する保留変化演出が実行可能である遊技機とする。【選択図】図4

Description

本発明は、保留図柄が表示される表示手段を備えた遊技機に関する。
多くの遊技機は、種々の演出を実行する表示装置を備える。下記特許文献1には、いわゆる保留図柄(下記特許文献1における保留画像52a)に対し、別の図柄(下記特許文献1におけるアイテム62)が作用することにより、当該保留図柄の態様が変化する演出(保留変化演出)が実行可能な遊技機が記載されている。
特開2014−208081号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来にない面白みのある保留変化演出を実行可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、当否判定に関する情報を複数記憶することが可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記当否判定に関する情報のそれぞれに対応づけられた保留図柄を表示する表示手段と、前記表示手段に重ならないまたは重なる領域が相対的に小さい第一位置と、前記表示手段に重なる領域が相対的に大きい第二位置との間を移動することが可能であり、かつ発光部を有する可動部材と、を備え、前記保留図柄は、対応する当否判定が当たりとなる蓋然性を示唆する複数種の態様を含むものであり、ある前記保留図柄の態様を変化させる際、前記可動部材を前記第一位置から前記第二位置に変位させた上で前記発光部を発光させ、当該発光部の発光態様によって前記ある保留図柄の変化後の態様を示唆する保留変化演出が実行可能であることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機によれば、変位した可動部材の発光部の発光によって保留図柄の変化後の態様が示唆されるという面白みのある保留変化演出を実行することが可能である。
また、保留図柄が表示される表示手段に重なる領域が大きくなる第二位置に可動部材が変位した上で発光部が発光する構成とすれば、可動部材が保留図柄の変化を示唆するものであることが分かりやすくなる。
本発明にかかる遊技機によれば、保留変化演出の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 (a)は可動部材が第一位置に位置した状態を、(b)は可動部材が第二位置に位置した状態を示した図である。 保留図柄の種類の一覧である。 特殊保留変化演出の一例を示した図である。 図4とは異なる特殊保留変化演出の一例を示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2、図4、図5には、表示領域911の全部を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、例えば識別図柄80が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合には外れとなる。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったことを示唆する保留変化演出を実行することが可能である。保留変化演出は、いわゆる保留図柄10を用いた先読み予告である。本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留」である)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留図柄10が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄10が表示装置91の表示領域911に表示される(図2(a)等参照)。
本実施形態では、当該保留図柄10の態様として、通常図柄11と一または複数種の特殊図柄(本実施形態では、第一特殊図柄121〜第三特殊図柄123の三種類)が設定されている(図3等参照)。各保留図柄10に対応する当否判定が大当たりとなる蓋然性(いわゆる信頼度)は異なる。本実施形態では、当否判定が大当たりとなる蓋然性は、通常図柄11(最も低い)、第一特殊図柄121、第二特殊図柄122、第三特殊図柄123(最も高い)の順で高くなる。なお、通常図柄11、第一特殊図柄121、第二特殊図柄122、第三特殊図柄123のそれぞれは、態様が一種類のみであってもよいし、複数の態様を含むものであってもよい。例えば、第一種特殊図柄が、大当たりとなる蓋然性(いわゆる信頼度)が同じである複数種の態様を含んでいてもよい。本実施形態では、各保留図柄10の外形は同じであるが、その色が異なる。通常図柄11は白、第一特殊図柄121は青、第二特殊図柄122は緑、第三特殊図柄123は赤である。各図においては、当該「色」を文字で表現してある。
保留変化演出は、保留図柄10が通常図柄11からいずれかの特殊図柄に変化、またはいずれかの特殊図柄が別の特殊図柄に変化することで、当該保留図柄10(特殊図柄)に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(信頼度)が、一定程度(通常図柄11に対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性よりも)高まったことを示唆するものである。
本実施形態にかかる遊技機1は、保留変化演出として、従来一般に知られている保留変化演出だけでなく、可動部材20を利用した保留変化演出(以下、特殊保留変化演出と称することもある。当該演出が本発明における保留変化演出に相当する)が実行可能である。以下、特殊保留変化演出について説明する。
まず、特殊保留変化演出に利用される可動部材20について説明する。なお、以下では、保留変化演出に関係する可動部材20の構成、機能等についてのみ説明する。可動部材20がその他の構成、機能等を有しており、特殊保留変化演出以外の演出に寄与するものであってもよい。本実施形態における可動部材20は、表示装置91の下側(表示装置91における保留図柄10が表示される側)に位置する(図2(a)参照)。
可動部材20は、第一位置(原位置)(図2(a)に示す位置)と第二位置(図2(b)に示す位置)との間を移動可能、かつ回転可能である。本実施形態における可動部材20は第一位置と第二位置の間をスライドする。可動部材20を移動、回転させるための構造はどのようなものであってもよいため、説明を省略する。第一位置に位置する可動部材20は、表示装置91(表示領域911)に重ならない状態にある。第二位置に位置する可動部材20は、表示装置91(表示領域911)の下側の一部に重なる状態となる。第一位置において可動部材20が表示装置91(表示領域911)の一部に重なっていてもよい。ただし、第一位置において可動部材20が表示装置91(表示領域911)に重なる領域の大きさよりも、第二位置において可動部材20が表示装置91(表示領域911)に重なる領域の大きさの方が大きければよい。
また、可動部材20の前側には、前方に向かって光を出射することができる発光部21が設けられている。当該発光部21は、種々の光を発光することができる。本実施形態における発光部21は、少なくとも、白、青、緑、赤の発光色を発現することができる。当該発光部21の発光の具体的な構造、発光部21の形状や大きさ等はどのようなものであってもよい。
特殊保留変化演出は、図示されない演出制御手段(演出を制御するための基板に実装された回路)が、所定の条件の成立を契機として実行する。当該条件のうちの少なくとも一部は、保留図柄10が表示されている(対象となる保留図柄10が存在する)こと、保留変化演出を実行するための演出時間が確保できること、となる。
図4に特殊保留変化演出の一例を示す。本実施形態における特殊保留変化演出では、まず、表示装置91(表示領域911)の下側に導入画像30を表示するとともに、第一位置に位置する可動部材20をその場で回転させる。本実施形態における導入画像30は、回転する可動部材20が「炎」を巻き起こしているかのような画像である。導入画像30は、詳細を後述する強調画像40と類似するものである。つまり、導入画像30および強調画像40はともに「炎」を巻き起こしているかのような画像であり、その大きさや色が異なる。本実施形態では、導入画像30として、「白く小さな炎」が巻き起こっているかのような画像が表示装置91の下側に表示される(図4(a)参照)。
その後、第一位置で回転していた可動部材20が第二位置に向かって移動する。本実施形態では、可動部材20は回転したまま第二位置に向かって移動する。第二位置に到達した可動部材20は保留図柄10を覆う。本実施形態では、必ず、第二位置に位置する可動部材20が保留図柄10の全部を覆う(図4(b)参照)。つまり、表示されている保留図柄10が最大(本実施形態では四つ)であっても、それより少なくても、必ず保留図柄10の全部が可動部材20に覆われる。なお、ここでいう「覆われる」とは、可動部材20が第二位置に位置している際、表示装置91に保留図柄10を表示していなければならないものではない。つまり、可動部材20が第二位置に位置していることで保留図柄10が可動部材20に覆われているように遊技者から見えるものであればよいのであって、表示装置91に保留図柄10が表示されていなくても、第二位置に位置する可動部材20によって保留図柄10が覆われているように見えるのであれば、可動部材20が第二位置に位置している際には保留図柄10を表示しなくてもよい。このような場合であっても、上記「覆われる」に該当するものとする。
可動部材20が第二位置に到達したとき、発光部21を発光させる。なお、第一位置から移動した後、第二位置に到達する前から発光部21を発光させてもよい。つまり、少なくとも第二位置に到達とき、発光部21が発光していればよい。発光部21の発光態様は、内部的な抽選で決定している保留図柄10の変化後の態様を示唆するものとなる。例えば、通常図柄11(白)であったものが、第三特殊図柄123(赤)に変化することが決定されている場合には、発光部21の発光色を赤に設定する(図4(b)参照)。
また、このように発光部21を発光させるとともに、表示装置91に強調画像40を表示する(図4(b)参照)。発光部21の発光タイミングと強調画像40を表示するタイミングは同時であることが好ましいが、同時でなくてもよい。具体的には、表示されていた上記導入画像30を消去するとともに、強調画像40を表示する。遊技者には、導入画像30が強調画像40に置き換わったかのように見える。強調画像40は、第二位置に位置する回転する可動部材20の周囲から「炎」が巻き上がったかのような画像である。当該強調画像40の色は、発光部21の発光色と同じに設定される。例えば、保留図柄10が第三特殊図柄123(赤)に変化することを示唆するため、発光部21の発光色が赤に設定されている場合には、当該強調画像40の色も赤に設定される。
その後、可動部材20が第一位置に戻されるとともに強調画像40が消去される。そして、可動部材20によって覆われていた保留図柄10が露わになり、少なくとも一つの保留図柄10の態様が変化したことが示される(図4(c)参照)。なお、本実施形態では、可動部材20が第二位置に位置した段階で、保留図柄10のうちの少なくとも一つの態様が変化することが確定するよう設定されているが、いずれの保留図柄10も変化しないことがあってもよい。また、本実施形態では、第二位置に位置する可動部材20によって全部の保留図柄10が覆われるため、それを利用して一度に複数の保留図柄10が変化することがあってもよい。
このように、本実施形態にかかる遊技機1は、変位する可動部材20の発光部21の発光によって保留図柄10の変化後の態様が示唆されるから、従来にない面白みのある保留変化演出を実行することが可能である。
また、保留図柄10が表示される表示手段に重なる領域が大きくなる第二位置に変位した上で可動部材20の発光部21が発光する構成であるため、可動部材20が保留図柄10の変化を示唆するものであることが分かりやすい。
さらに、第二位置に変位した可動部材20によって変化する保留図柄10が覆われ、可動部材20が第一位置に戻ることによって保留図柄10が露出したときに保留図柄10の態様が変化する構成であるため、保留図柄10の態様の変化の発生により遊技者に与えるインパクトを大きくすることが可能である。
また、第二位置に変位した可動部材20によって態様が変化する保留図柄10を含む複数の保留図柄10(本実施形態では全部の保留図柄10)が覆われる構成であるため、可動部材20が第二位置から移動し、保留図柄10が見えるようになるまで、複数の保留図柄10のうちどの保留図柄10が変化するかが分からない面白みのある演出とすることが可能である。
さらに、第二位置に位置した可動部材20の発光部21が発光するとともに、当該発光部21の発光態様に合わせた強調画像40が表示されるため、発光部21の発光が強調され、保留図柄10の変化後の態様が分かりやすくなる。
また、強調画像40とは異なる導入画像30が表示される構成であるため、導入画像30から強調画像40に変化していく演出の流れとなり、強調画像40が発光部21の発光を強調していること、換言すれば、強調画像40自体も保留図柄10の変化後の態様を示唆していることが分かりやすくなる。つまり、導入画像30と強調画像40の態様(色)が同じであれば、導入画像30が何を示唆しているのかが分かりにくくなるところ、本実施形態では、導入画像30から強調画像40に変化することになるため、強調画像40が何らかの示唆をするものであること(遊技を重ねていけば、変化後の保留図柄10の態様を示唆するものであること)が分かりやすい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1は、保留図柄10が各種演出を実行するメインの表示装置91に表示されるものであるが、メインの表示装置91とは別のサブの表示装置に保留図柄10が表示されるものについても、同様の技術思想が適用可能である。
上記実施形態では、可動部材20の発光部21の発光色によって、変化後の保留図柄10の色が示唆されるものであることを説明したが、発光態様が変化後の保留図柄10の態様を示唆するものであれば「色」に限られない。例えば、通常図柄11や各特殊図柄の少なくとも一部が「文字」や「キャラクタ」を含むものであり、当該「文字」や「キャラクタ」が浮かび上がったり、「文字」や「キャラクタ」を示唆する別のものを表示したりする発光態様で発光部21を発光させる構成としてもよい。
上記実施形態における保留図柄10は、記憶手段に記憶された当否判定に関する情報のうち、未だ当否判定を報知する演出が開始されていないものに対応させて表示されるものであるが、現在当否判定を報知する演出が実行されているものに対応する保留図柄10(いわゆる当該変動に対応する保留図柄10)が表示されるものであってもよい。この場合には、現在当否判定を報知する演出が実行されているものに対応する保留図柄10を含めて、上記技術思想が適用可能である。
上記実施形態では、第二位置に位置する可動部材20によって全部の保留図柄10が覆われることを説明したが、態様の変化が発生するかもしれない一部の保留図柄10のみ第二位置に位置する可動部材20によって覆われる構成としてもよい(図5参照)。つまり、可動部材20の第二位置が複数設定された構成としてもよい。例えば、可動部材20が上下方向だけでなく、幅方向にも変位することができる構成とすれば、当該幅方向への変位を利用して、表示されている保留図柄10のうち、一部の保留図柄10のみが覆われる演出形態を構築することができる
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、当否判定に関する情報を複数記憶することが可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記当否判定に関する情報のそれぞれに対応づけられた保留図柄を表示する表示手段と、所定の範囲を変位することが可能であり、かつ発光部を有する可動部材と、を備え、前記保留図柄は、対応する当否判定が当たりとなる蓋然性を示唆する複数種の態様を含むものであり、ある前記保留図柄の態様を変化させる際、前記可動部材を変位させるとともに前記発光部を発光させ、当該発光部の発光態様によって前記ある保留図柄の変化後の態様を示唆する保留変化演出が実行可能であることを特徴とする。
上記手段1にかかる遊技機によれば、変位した可動部材の発光部の発光によって保留図柄の変化後の態様が示唆されるという面白みのある保留変化演出を実行することが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記可動部材は、前記表示手段に重ならないまたは重なる領域が相対的に小さい第一位置と、前記表示手段に重なる領域が相対的に大きい第二位置との間を移動することが可能であり、前記ある保留図柄の態様を変化させる際、前記可動部材を前記第一位置から前記第二位置に変位させた上で前記発光部を発光させ、当該発光部の発光態様によって前記ある保留図柄の変化後の態様を示唆するようことを特徴とする
手段2にかかる遊技機のように、保留図柄が表示される表示手段に重なる領域が大きくなる第二位置に可動部材が変位した上で発光部が発光する構成とすれば、可動部材が保留図柄の変化を示唆するものであることが分かりやすくなる。
手段3にかかる遊技機は、手段2に記載の遊技機において、前記第二位置に位置する前記可動部材に、前記ある保留図柄が覆われることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機のように、第二位置に変位した可動部材によって変化する保留図柄が覆われるようにすれば、保留図柄の態様が変化したときの遊技者に与えるインパクトを大きくすることが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段2に記載の遊技機において、前記第二位置に位置する前記可動部材に、前記表示手段に表示される前記ある保留図柄を含む複数の前記保留図柄が覆われることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機のように、第二位置に変位した可動部材によって複数の保留図柄が覆われるようにすれば、可動部材が第二位置から移動し、保留図柄が見えるようになるまで、複数の保留図柄のうちのどの保留図柄が変化するかが分からない面白みのある演出とすることが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段2から手段4のいずれかに記載の遊技機において、前記可動部材が前記第一位置から前記第二位置に変位した上で前記発光部が発光する際、前記表示手段には当該発光部の発光態様に対応する強調画像が表示されるようにすることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機のように、強調画像が表示されるようにすれば、発光部の発光が強調されるため、保留図柄の変化後の態様が分かりやすくなる。
手段6にかかる遊技機は、手段5に記載の遊技機において、前記可動部材が前記第一位置に位置するとき、前記表示手段には、その後当該可動部材が前記第二位置に変位した上で前記発光部が発光する際に前記表示手段に表示される前記強調画像とは異なる画像である導入画像が表示されることを特徴とする。
手段7にかかる遊技機は、手段6に記載の遊技機において、前記発光部の発光色および前記強調画像の色は、前記ある保留図柄の変化後の態様の色を示したものであり、前記導入画像の色は、前記発光部の発光色および前記強調画像の色とは異なるものであることを特徴とする。
手段6、7にかかる遊技機のように、上記強調画像とは異なる導入画像が表示されるようにすれば、導入画像から強調画像に変化していく演出の流れとなるため、強調画像が発光部の発光を強調していること、換言すれば、強調画像自体も保留図柄の変化後の態様を示唆していることが分かりやすくなる。
1 遊技機
10 保留図柄
11 通常図柄
121 第一特殊図柄
122 第二特殊図柄
123 第三特殊図柄
20 可動部材
21 発光部
30 導入画像
40 強調画像
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 当否判定に関する情報を複数記憶することが可能な記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記当否判定に関する情報のそれぞれに対応づけられた保留図柄を表示する表示手段と、
    前記表示手段に重ならないまたは重なる領域が相対的に小さい第一位置と、前記表示手段に重なる領域が相対的に大きい第二位置との間を移動することが可能であり、かつ発光部を有する可動部材と、
    を備え、
    前記保留図柄は、対応する当否判定が当たりとなる蓋然性を示唆する複数種の態様を含むものであり、
    ある前記保留図柄の態様を変化させる際、前記可動部材を前記第一位置から前記第二位置に変位させた上で前記発光部を発光させ、当該発光部の発光態様によって前記ある保留図柄の変化後の態様を示唆する保留変化演出が実行可能であることを特徴とする遊技機。
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