JP5974921B2 - 増幅器及び無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、増幅器及び無線通信装置に関する。
携帯電話や携帯通信端末(モバイル端末)等の携帯型の無線通信機器は、平均消費電流を低減することで、電池(バッテリー)による動作時間を長くすることが可能である。平均消費電流は、無線通信機器からアンテナを通して出力される電波の各出力電力に対する消費電流に実使用頻度を掛け合わせることで求まる。使用頻度の指標で一般的なものであるDG09の使用頻度分布を図7(A)に示す。図7(A)から、低出力である出力電力が0dBm付近で使用頻度が高いことがわかり、平均消費電流を削減するためには0dBm付近での電流削減が重要となる。
一方、パワーアンプ(増幅器)の増幅効率は、図7(B)に示すように、最大出力時に最大となり、低出力時には高くない。低出力時の増幅効率を上げて消費電流を削減し平均消費電流を削減する手法として、出力電力に応じて使用する増幅回路部を切り替えるパワーモード切り替え機能を有するパワーアンプが用いられている。パワーモード切り替え機能を有するパワーアンプは、図8(A)に示す特性HPWを持つハイパワーモードの増幅回路部と、パワーアンプの最大出力には対応しないが低出力では増幅効率が高い特性LPWを持つローパワーモードの増幅回路部とを有する。すなわち、パワーモード切り替え機能を有するパワーアンプは、図8(B)に示すように入力Pinと出力Poutの間に、ハイパワーモードの増幅回路部(HPM)301とは異なるローパワーモードの増幅回路部(LPM)302をパワーアンプ内部に設けたものである。
図9は、パワーモード切り替え機能を有する従来のパワーアンプの回路構成例を示す図である。図9には、2段アンプ構成のパワーアンプにおける最終段(出力側)アンプ及び出力整合部分の回路構成例を示している(例えば、特許文献1参照)。図9に示すパワーアンプの出力側回路は、ローパワーモードでの動作時に駆動される2段目トランジスタLPM2P、LPM2Nを含むローパワーモードの回路経路と、ハイパワーモードでの動作時に駆動される2段目トランジスタHPM2P、HPM2Nを含むハイパワーモードの回路経路とを有する。これらの回路経路は、2次側に出力負荷RLが接続されたトランスTROの1次側に並列に接続される。
また、ローパワーモードの回路経路は、トランジスタLPM2P、LPM2Nの出力(ドレイン)間に接続されたインダクタLと、トランジスタLPM2P、LPM2Nの出力とトランスTROの1次側との間に直列に接続されたキャパシタCXとを有する。また、ハイパワーモードの回路経路は、トランジスタHPM2P、HPM2Nのそれぞれの出力(ドレイン)に接続されたキャパシタCHを有する。マッチングキャパシタC1がトランスTROの1次側に並列に接続され、マッチングキャパシタC2がトランスTROの2次側に並列に接続されている。
米国特許第7728661号公報
前述したように図9に示した従来のパワーアンプでは、ローパワーモード動作時にはトランジスタLPM2P、LPM2Nが動作し、トランジスタHPM2P、HPM2Nは動作していないが、この非動作のトランジスタHPM2P、HPM2Nへも電流が流れ電力損失が増加してしまう。また、ハイパワーモード動作時にはトランジスタHPM2P、HPM2Nが動作し、トランジスタLPM2P、LPM2Nは動作していないが、この非動作のトランジスタLPM2P、LPM2Nへも電流が流れ電力損失が増加してしまう。例えば、ローパワーモード動作時には、実線401で示すトランジスタLPM2P、LPM2Nから出力された電力は実線402で示すように流れるが、一部の電力は破線403で示すようにトランジスタHPM2P、HPM2N側へ流れ込み損失となる。このようにパワーモード切り替え機能を有する従来のパワーアンプでは、非動作のトランジスタが動作している回路経路に直接に接続されており、非動作のトランジスタにより電力損失が増加する。
本発明の目的は、非動作のトランジスタによる電力損失を抑制することができるパワーモード切り替え機能を有するパワーアンプ(増幅器)を提供することにある。
増幅器の一態様は、増幅器の最大出力電力を有する信号を出力する第1の増幅回路部と、増幅器の入出力間に第1の増幅回路部と並列に設けられ、第1の増幅回路部よりも低い出力電力において第1の増幅回路部よりも増幅効率が高い第2の増幅回路部とを有し、第1の増幅回路部と第2の増幅回路部はそれぞれ、一方の増幅回路部が信号の電力増幅を行う動作状態にあるときには他方の増幅回路部が信号の電力増幅を行わない非動作状態になる増幅器である。第1の増幅回路部は、第1の増幅回路部の第1出力端にドレインが接続される第1のトランジスタと、第1の増幅回路部の第2出力端にドレインが接続される第2のトランジスタと、第1のトランジスタ及び第2のトランジスタのうちの一方のトランジスタのドレインと他方のトランジスタのゲートとの間に設けられたクロスカップルキャパシタとを有する。また、第2の増幅回路部は、その出力端に第1のキャパシタを介してドレインが接続される第3のトランジスタと、第3のトランジスタのドレインに接続される第1のインダクタと、第1の増幅回路部が動作状態にあるときに導通状態となり第2の増幅回路部が動作状態にあるときに非導通状態となる第1のスイッチと、第2のキャパシタとが、第3のトランジスタのドレインとグランドとの間に直列に接続された直列回路とを有する。
開示の増幅器は、一方の増幅回路部が信号の電力増幅を行う動作状態にあるときに他方の増幅回路部に漏れ込む電流を抑制することができ、他方の増幅回路部が有する非動作のトランジスタによる電力損失を抑制することができる。
本発明の実施形態におけるパワーアンプの構成例を示す図である。 本実施形態におけるパワーアンプの出力側の回路構成例を示す図である。 本実施形態におけるパワーアンプの入力側の回路構成例を示す図である。 本実施形態におけるパワーアンプの回路要素配置の例を示す図である。 本実施形態におけるパワーアンプを用いた無線通信装置の一例を示す図である。 本実施形態における無線通信装置の構成例を示す図である。 図7(A)は使用頻度分布の例を示す図であり、図7(B)はパワーアンプの増幅効率特性の例を示す図である。 パワーモード切り替え機能を有するパワーアンプを説明するための図である。 パワーモード切り替え機能を有するパワーアンプの出力側の回路構成例を示す図である。 パワーモード切り替え機能を有するパワーアンプの入力側の回路構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における増幅器としてのパワーアンプの構成例を示す図である。本実施形態におけるパワーアンプは、入力Pinと出力Poutとの間に、ハイパワーモード用の増幅回路部101及びローパワーモード用の増幅回路部102を並列に設けたパワーモード切り替え機能を有するパワーアンプである。また、本実施形態におけるパワーアンプは、差動回路で構成され、増幅回路部101、102のそれぞれを2段アンプ構成としている。
ハイパワーモード用の増幅回路部101は、パワーアンプに求められる最大出力電力を有する信号を出力する能力を有しており、ローパワーモード用の増幅回路部102は、パワーアンプに求められる最大出力電力を有する信号を出力する能力を有しないが低出力電力において増幅回路部101よりも増幅効率が高い。ハイパワーモード動作時には、ハイパワーモード用の増幅回路部101が入力された信号を増幅する動作状態、ローパワーモード用の増幅回路部102が入力された信号を増幅しない非動作状態になって、入力Pinより入力された信号がハイパワーモード用の増幅回路部101で電力増幅されて、増幅された信号が出力Poutから出力される。また、ローパワーモード動作時には、ハイパワーモード用の増幅回路部101が非動作状態、ローパワーモード用の増幅回路部102が動作状態になって、入力Pinより入力された信号がローパワーモード用の増幅回路部102で電力増幅されて、増幅された信号が出力Poutから出力される。
ハイパワーモード用の増幅回路部101は、1段目(入力側)のトランジスタHPM1P、HPM1N、及び2段目(出力側)のトランジスタHPM2P、HPM2Nを有する。トランジスタHPM1P、HPM1Nは、入力(ゲート)がマッチングネットワーク(整合回路)111を介してトランスTRIの2次側に接続され、出力(ドレイン)がトランスTRCの1次側に接続される。また、トランジスタHPM2P、HPM2Nは、入力(ゲート)がトランスTRCの2次側に接続され、出力(ドレイン)がトランスTROの1次側に接続される。
ローパワーモード用の増幅回路部102は、1段目(入力側)のトランジスタLPM1P、LPM1N、及び2段目(出力側)のトランジスタLPM2P、LPM2Nを有する。トランジスタLPM1P、LPM1Nは、入力(ゲート)がマッチングネットワーク121P、121Nを介してトランスTRIの2次側に接続される。トランジスタLPM1P、LPM1Nの出力(ドレイン)とトランジスタLPM2P、LPM2Nの入力(ゲート)とがマッチングネットワーク122P、122Nを介して接続される。また、トランジスタLPM2P、LPM2Nは、出力(ドレイン)がマッチングネットワーク123P、123Nを介してトランスTROの1次側に接続される。
なお、トランスTRIは、1次側がパワーアンプの入力Pinに接続され、トランスTROは、2次側がパワーアンプの出力Poutに接続されている。また、P、Nは、トランスTRIの2次側と増幅回路部101、102の入力端との接続点を示しており、P’、N’は、増幅回路部101、102の出力端とトランスTROの1次側との接続点を示している。
前述のようにハイパワーモード動作時には、トランジスタHPM1P、HPM1N、HPM2P、HPM2Nが駆動されてハイパワーモード用の増幅回路部101が動作状態になり、トランジスタLPM1P、LPM1N、LPM2P、LPM2Nは駆動されない状態となってローパワーモード用の増幅回路部102が非動作状態になる。また、ローパワーモード動作時には、トランジスタHPM1P、HPM1N、HPM2P、HPM2Nが駆動されない状態となってハイパワーモード用の増幅回路部101が非動作状態になり、トランジスタLPM1P、LPM1N、LPM2P、LPM2Nが駆動されてローパワーモード用の増幅回路部102が動作状態になる。
図2は、本実施形態におけるパワーアンプの出力側10の回路構成例を示す図である。この図2において、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
トランジスタHPM2P、HPM2Nは、ゲートが図1に示したトランスTRCの2次側に接続され、ドレインがトランスTROの1次側に接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。また、トランジスタHPM2P、HPM2Nのうちの一方のトランジスタのドレインと他方のトランジスタのゲートとの間にクロスカップルキャパシタCXCが設けられる。すなわち、トランジスタHPM2PのドレインがクロスカップルキャパシタCXCAの一方の電極に接続され、トランジスタHPM2NのゲートがクロスカップルキャパシタCXCAの他方の電極に接続される。また、トランジスタHPM2NのドレインがクロスカップルキャパシタCXCBの一方の電極に接続され、トランジスタHPM2PのゲートがクロスカップルキャパシタCXCBの他方の電極に接続される。
トランジスタLPM2P、LPM2Nは、ゲートが図1に示したトランジスタLPM1P、LPM1Nの出力(ドレイン)にマッチングネットワーク122P、122Nを介して接続され、ドレインがキャパシタC2P、C2Nを介してトランスTROの1次側に接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。トランジスタLPM2P、LPM2Nのドレイン間にインダクタL2が接続される。
また、トランジスタLPM2P、LPM2Nのそれぞれに対してキャパシタCS及びスイッチSWCを有する直列回路を設ける。すなわち、トランジスタLPM2PのドレインにキャパシタCSPの一方の電極が接続され、キャパシタCSPの他方の電極がスイッチSWCPを介してグランド(接地)に接続される。トランジスタLPM2NのドレインにキャパシタCSNの一方の電極が接続され、キャパシタCSNの他方の電極がスイッチSWCNを介してグランド(接地)に接続される。スイッチSWCP、SWCNは、例えば図6に示す制御回路207により制御される。なお、Vddは各トランジスタのドレインにつながる電源端子である。
ハイパワーモード動作時には、従来構成ではトランジスタHPM2P、HPM2Nから出力された電力が、接続点P’、N’で分岐され、非動作のトランジスタLPM2P、LPM2N側に漏れ込む。そのため、非動作のトランジスタLPM2P、LPM2Nの寄生成分により電力損失が発生して電力損失が増加し、消費電流が大きくなってしまう。本実施形態では、スイッチSWCP、SWCNをハイパワーモード動作時には閉状態(導通状態)にし、ローパワーモード動作時には開状態(非導通状態)にすることで、ハイパワーモード動作時における非動作のトランジスタLPM2P、LPM2Nによる損失を抑制する。
本実施形態では、ハイパワーモード動作時において、スイッチSWCP、SWCNを閉状態(導通状態)にすることで、スイッチSWCP、SWCNが接続されているノードのインピーダンスがほぼ0になる。また、スイッチSWCPと接続点P’との間にあるインダクタL2及びキャパシタC2P、CSP、及びスイッチSWCNと接続点N’との間にあるインダクタL2及びキャパシタC2N、CSNで、それぞれλ/4共振回路を構成する。なお、インダクタL2及びキャパシタC2P、CSP、C2N、CSNは、スイッチSWCP、SWCNを閉状態(導通状態)にしたときに、λ/4共振回路を構成するような特性値を持つものを用いている。
これにより、接続点P’、N’から非動作のトランジスタLPM2P、LPM2Nを見込んだインピーダンスは非常に高くなり、回路的にオープン状態になる。したがって、非動作のトランジスタLPM2P、LPM2N側へ電力が流れにくくなり、ハイパワーモード動作時における非動作のトランジスタLPM2P、LPM2Nの寄生成分による電力損失を抑制することができる。
ローパワーモード動作時においても、従来構成ではトランジスタLPM2P、LPM2Nから出力された電力が、接続点P’、N’で分岐され、非動作のトランジスタHPM2P、HPM2N側に漏れ込む。そのため、非動作のトランジスタHPM2P、HPM2Nの寄生成分により電力損失が発生して電力損失が増加し、消費電流が大きくなってしまう。本実施形態では、ローパワーモード動作時において、クロスカップルキャパシタCXCA、CXCBによってトランジスタHPM2P、HPM2Nのドレイン−ゲート間の寄生キャパシタンスCPA、CPBをキャンセルすることで、ローパワーモード動作時に非動作のトランジスタHPM2P、HPM2Nへ漏れ込む電力を抑制する。
つまり、本実施形態では、ローパワーモード動作時において、寄生キャパシタンスCPAとクロスカップルキャパシタCXCBに入力される信号は逆相の関係となり、寄生キャパシタンスCPBとクロスカップルキャパシタCXCAに入力される信号も逆相の関係になる。したがって、クロスカップルキャパシタCXCBが、寄生キャパシタンスCPAの電荷を打ち消すことでトランジスタHPM2Pのドレイン−ゲート間の寄生キャパシタンスCPAをキャンセルし、非動作のトランジスタHPM2Pの寄生成分による電力損失を抑制することができる。同様に、クロスカップルキャパシタCXCAが、寄生キャパシタンスCPBの電荷を打ち消すことでトランジスタHPM2Nのドレイン−ゲート間の寄生キャパシタンスCPBをキャンセルし、非動作のトランジスタHPM2Nの寄生成分による電力損失を抑制することができる。
図2に示した本実施形態におけるパワーアンプでは、キャパシタCSP、スイッチSWCP及びキャパシタCSN、スイッチSWCNがインダクタL2に並列に接続されるように構成されているが接続点P'、N'に接続する構成も考えられる。しかし、接続点P'、N'をトランジスタHPM2P、HPM2Nから見込んだインピーダンスが低いため、スイッチSWCP及びSWCNの直列寄生抵抗による損失がハイパワーモード動作時においては無視できない。したがって、本実施形態の様にインピーダンスの高いインダクタL2に並列に接続する方が適切である。
また、トランジスタHPM2P、HPM2NにクロスカップルキャパシタCXCを設けたのと同様にトランジスタLPM2P、LPM2Nにもクロスカップルキャパシタを設けた方が電力損失を抑制することができる。しかし、トランジスタLPM2P、LPM2NはトランジスタHPM2P、HPM2Nと比べて小さく、ドレイン−ゲート間の寄生キャパシタンスも小さい。そのためトランジスタLPM2P、LPM2Nの寄生成分による電力損失は小さく、実用上ではクロスカップルキャパシタは必須でない。
以上のような理由から、図2に示したように本実施形態におけるパワーアンプでは、ローパワーモードの回路経路に対してはキャパシタCS及びスイッチSWCを有する直列回路を設け、ハイパワーモードの回路経路に対してはクロスカップルキャパシタCXCを設けている。
ここで、パワーモード切り替え機能を有する従来のパワーアンプでは、入力側において以下のような問題がある。図10は、パワーモード切り替え機能を有する従来のパワーアンプの入力側の回路構成例を示す図である。図10には、2段アンプ構成のパワーアンプにおける初段(入力側)アンプ及び入力整合部分の回路構成例を示している。
ハイパワーモード動作時に駆動される1段目(入力側)のトランジスタHPM1P、HPM1Nは、ゲートがトランスTRIの2次側に接続され、ドレインがトランスTRCの1次側に接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。ローパワーモード動作時に駆動される1段目(入力側)のトランジスタLPM1P、LPM1Nは、ゲートがキャパシタC1P、C1Nを介してトランスTRIの2次側に接続され、ドレインがキャパシタCCP、CCNに接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。トランジスタLPM1P、LPM1Nのドレイン間にインダクタL1が接続される。なお、Vg_HPMはトランジスタHPM1P、HPM1Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vg_LPMはトランジスタLPM1P、LPM1Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vddは各トランジスタのドレインにつながる電源端子である。
図10に示す従来のパワーアンプにおいて、ローパワーモード動作時には、トランジスタHPM1P、HPM1Nは、ゲートバイアス(Vg_HPM)が与えられておらず動作しない。しかし、入力PinよりRF信号(高周波アナログ信号)が入力されると、トランジスタHPM1P、HPM1N、LPM1P、LPM1Nのゲートに電圧がかかる。入力PinからのRF信号によりトランジスタHPM1P、HPM1Nのゲート電圧が閾値電圧Vthを超えると、トランジスタHPM1P、HPM1Nがオン状態となって不要な電流が流れてしまい、電力損失が増加する。なお、これはハイパワーモード動作時のトランジスタLPM1P、LPM1Nでも起こり得る。
そこで、本実施形態におけるパワーアンプでは、図3に示すようにトランジスタHPM1P、HPM1Nのドレインに電圧Vddを印加するか否かをスイッチSWHにより制御し、トランジスタLPM1P、LPM1Nのドレインに電圧Vddを印加するか否かをスイッチSWLにより制御する。これにより、非動作のトランジスタに不要な電流が流れてしまうことを確実に防止して電力損失を抑制する。
図3は、本実施形態におけるパワーアンプの入力側20の回路構成例を示す図である。この図3において、図1、図10に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
トランジスタHPM1P、HPM1Nは、ゲートがトランスTRIの2次側に接続され、ドレインがトランスTRCの1次側に接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。トランジスタLPM1P、LPM1Nは、ゲートがキャパシタC1P、C1Nを介してトランスTRIの2次側に接続され、ドレインがキャパシタCCP、CCNの一方の電極に接続され、ソースがグランド(接地)に接続される。なお、キャパシタCCP、CCNの他方の電極が、図2に示したトランジスタLPM2P、LPM2Nのゲートに接続される。トランジスタLPM1P、LPM1Nのドレイン間にインダクタL1が接続される。
Vg_HPMはトランジスタHPM1P、HPM1Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vg_LPMはトランジスタLPM1P、LPM1Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vddは各トランジスタのドレインにつながる電源端子である。本実施形態では、スイッチSWHによりトランジスタHPM1P、HPM1Nにドレイン電圧を与えるか否かを制御し、スイッチSWLによりトランジスタLPM1P、LPM1Nにドレイン電圧を与えるか否かを制御する。スイッチSWH、SWLは、例えば図6に示す制御回路207により制御される。
例えば、ハイパワーモード動作時には、スイッチSWHを閉状態(導通状態)にし、スイッチSWLを開状態(非導通状態)にする。したがって、トランジスタHPM1P、HPM1Nには、ゲートバイアス(Vg_HPM)が与えられるとともに、電圧Vddがドレイン電圧として印加され、トランジスタHPM1P、HPM1Nが動作状態となる。一方、トランジスタLPM1P、LPM1Nはゲートバイアス(Vg_LPM)が与えられておらず動作しない。また、非動作のトランジスタLPM1P、LPM1Nにはドレイン電圧も印加されないので、入力Pinに大きなRF信号(高周波アナログ信号)が到達したとしても、非動作のトランジスタLPM1P、LPM1Nに不要な電流が流れてしまうことを防止し電力損失を抑制することができる。
また、例えば、ローパワーモード動作時には、スイッチSWHを開状態(非導通状態)にし、スイッチSWLを閉状態(導通状態)にする。したがって、トランジスタLPM1P、LPM1Nには、ゲートバイアス(Vg_LPM)が与えられるとともに、電圧Vddがドレイン電圧として印加され、トランジスタLPM1P、LPM1Nが動作状態となる。一方、トランジスタHPM1P、HPM1Nはゲートバイアス(Vg_HPM)が与えられておらず動作しない。また、非動作のトランジスタHPM1P、HPM1Nにはドレイン電圧も印加されないので、入力Pinに大きなRF信号が到達したとしても、非動作のトランジスタHPM1P、HPM1Nに不要な電流が流れてしまうことを防止し電力損失を抑制することができる。
前述した本実施形態におけるパワーアンプの出力側10において、トランジスタHPM2P、HPM2Nのドレイン−ゲート間の寄生キャパシタンスをクロスカップルキャパシタCXCによりキャンセルするには、接続点P’、N’での差動信号がバランスしていることが求められる。例えば、図4に示すように、ハイパワーモード動作に係る回路要素を中心部に配置するとともに、ローパワーモード動作に係る回路要素を差動信号の信号毎に2つに分割してハイパワーモード動作に係る回路に対して対称(線対称)に配置することで、接続点P’、N’での差動信号のバランスを保つことができる。2つに分割したローパワーモード動作に係る回路要素は、互いに同一の回路特性を有する。
図4は、本実施形態におけるパワーアンプの回路要素配置(レイアウト)の例を示す図である。この図4において、図2、図3に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図4において、スパイラルインダクタL1A、L1Bは、図3に示したインダクタンスL1を2つに分割したものに相当し、スパイラルインダクタL2A、L2Bは、図2に示したインダクタンスL2を2つに分割したものに相当する。また、スパイラルインダクタL1A、L1Bは、差動間でスパイラルインダクタの磁界結合を均一にするために、巻数は同じで、巻方向を逆として差動信号のバランスを保てるようにする。同様に、スパイラルインダクタL2A、L2Bも、巻数は同じで、巻方向を逆として差動信号のバランスを保てるようにする。
なお、Vg_HPM1はトランジスタHPM1P、HPM1Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vg_LPM1はトランジスタLPM1P、LPM1Nにゲートバイアスを与える端子である。また、Vg_HPM2はトランジスタHPM2P、HPM2Nにゲートバイアスを与える端子であり、Vg_LPM2はトランジスタLPM2P、LPM2Nにゲートバイアスを与える端子である。
図5は、本実施形態におけるパワーアンプ(増幅器)を用いた無線通信装置の一例を示す図である。本実施形態におけるパワーアンプ(増幅器)は、例えば携帯電話や携帯通信端末(モバイル端末)等の無線通信機器が有する、図5に示すようなフロントエンド部201の高出力増幅器204として使用可能である。図5に示すフロントエンド部201は、ベースバンド信号処理回路202で生成される送信データを含むデジタル信号をRF信号処理回路203がデジタル−アナログ変換してデジタル信号の周波数よりも高周波のアナログ信号に変換し、高出力増幅器204でアナログ信号を増幅してアンテナ205から放射する。高出力増幅器204は、RF信号処理回路203からのパワーモード切り替え制御信号PMCTLに応じて、ハイパワーモードで動作するかローパワーモードで動作するかが切り替えられる。
図6は、本実施形態における無線通信装置の構成例を示す図である。図6には、無線通信装置におけるフロントエンド部を示している。この図6において、図5に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。フィルタデュプレクサ206は、送信信号・受信信号を切り分けるフィルタである。
高出力増幅器204は、制御回路207、ハイパワーモード用の増幅回路部208、及びローパワーモード用の増幅回路部209を有する。ハイパワーモード用の増幅回路部208は図1に示したハイパワーモード用の増幅回路部101に相当し、ローパワーモード用の増幅回路部209は図1に示したローパワーモード用の増幅回路部102に相当する。制御回路207は、RF信号処理回路203からの制御信号PMCTLを受けて、当該制御信号PMCTLに応じた制御処理等を行う。制御信号PMCTLは、高出力増幅器204をハイパワーモードで動作させるか、ローパワーモードで動作させるかを示す制御信号である。制御回路207は、例えば制御信号PMCTLに応じて、トランジスタのバイアスを制御し、ハイパワーモード用の増幅回路部208やローパワーモード用の増幅回路部209が有するトランジスタやスイッチのオン/オフ制御を行ったりする。
図6に示す無線通信装置では、例えば高出力増幅器204がハイパワーモードで動作しているときに、アンテナ205で受信した受信信号に出力電力を下げる要求が含まれる場合には、RF信号処理回路203は、それを解釈してローパワーモード動作への切り替えを指示する制御信号PMCTLを高出力増幅器204に出力する。その制御信号PMCTLを受けた高出力増幅器204の制御回路207は、ハイパワーモード用の増幅回路部208をオフ状態(非動作状態)にしローパワーモード用の増幅回路部209をオン状態(動作状態)にするよう制御を行い、高出力増幅器204の動作状態をローパワーモードに切り替える。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 増幅回路部(ハイパワーモード用)
102 増幅回路部(ローパワーモード用)
111、121、122、123 マッチングネットワーク(整合回路)
HPM1P、HPM1N トランジスタ(ハイパワーモード入力側)
HPM2P、HPM2N トランジスタ(ハイパワーモード出力側)
LPM1P、LPM1N トランジスタ(ローパワーモード入力側)
LPM2P、LPM2N トランジスタ(ローパワーモード出力側)
C2P、C2N、CSP、CSN キャパシタ
SWCP、SWCN、SWL、SWH スイッチ
CXCA、CXCB クロスカップルキャパシタ

Claims (7)

  1. 複数の増幅回路部を有する増幅器であって、
    前記増幅器の最大出力電力を有する信号を出力する第1の増幅回路部と、
    前記増幅器の入出力間に前記第1の増幅回路部と並列に設けられ、前記第1の増幅回路部よりも低い出力電力において前記第1の増幅回路部よりも増幅効率が高い第2の増幅回路部とを有し、
    前記第1の増幅回路部と前記第2の増幅回路部はそれぞれ、一方の増幅回路部が信号の電力増幅を行う動作状態にあるときには他方の増幅回路部が信号の電力増幅を行わない非動作状態になり、
    前記第1の増幅回路部は、
    前記第1の増幅回路部の第1出力端にドレインが接続される第1のトランジスタと、
    前記第1の増幅回路部の第2出力端にドレインが接続される第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのうちの一方のトランジスタのドレインと他方のトランジスタのゲートとの間に設けられたクロスカップルキャパシタとを有し、
    前記第2の増幅回路部は、
    第1のキャパシタと、
    前記第2の増幅回路部の出力端に前記第1のキャパシタを介してドレインが接続される第3のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのドレインに接続される第1のインダクタと、
    前記第1の増幅回路部が前記動作状態にあるときに導通状態となり前記第2の増幅回路部が前記動作状態にあるときに非導通状態となる第1のスイッチと、第2のキャパシタとが、前記第3のトランジスタのドレインとグランドとの間に直列に接続された直列回路とを有することを特徴とする増幅器。
  2. 前記増幅器で増幅する信号は差動信号であり、
    前記第2の増幅回路部が有する回路要素のうちの前記差動信号の一方の信号に係る第1の回路要素と、前記第2の増幅回路部が有する回路要素のうちの前記差動信号の他方の信号に係る第2の回路要素とが、前記第1の増幅回路部に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項1記載の増幅器。
  3. 前記第1の増幅回路部に対して対称に配置された前記第1の回路要素と前記第2の回路要素は互いに同一の回路特性を有することを特徴とする請求項2記載の増幅器。
  4. 前記第1の増幅回路部は、
    前記第1の増幅回路部の入力端にゲートが接続される第4のトランジスタと、
    前記第2の増幅回路部が前記動作状態にあるときに前記第4のトランジスタのドレイン電圧の供給を遮断する第2のスイッチとを有し、
    前記第2の増幅回路部は、
    前記第2の増幅回路部の入力端にゲートが接続される第5のトランジスタと、
    前記第1の増幅回路部が前記動作状態にあるときに前記第5のトランジスタのドレイン電圧の供給を遮断する第3のスイッチとを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の増幅器。
  5. 前記第1の増幅回路部と前記第2の増幅回路部のいずれを前記動作状態とするかを示す制御信号を受け、前記制御信号に基づいて前記スイッチの各々を制御する制御回路を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の増幅器。
  6. 送信データを含むデジタル信号を前記デジタル信号の周波数よりも高周波のアナログ信号に変換する信号処理回路と、
    前記信号処理回路により変換された前記アナログ信号を増幅して出力する増幅器とを有し、
    前記増幅器は、
    前記増幅器の最大出力電力を有する信号を出力する第1の増幅回路部と、
    前記増幅器の入出力間に前記第1の増幅回路部と並列に設けられ、前記第1の増幅回路部よりも低い出力電力において前記第1の増幅回路部よりも増幅効率が高い第2の増幅回路部とを有し、
    前記第1の増幅回路部と前記第2の増幅回路部はそれぞれ、一方の増幅回路部が信号の電力増幅を行う動作状態にあるときには他方の増幅回路部が信号の電力増幅を行わない非動作状態になり、
    前記第1の増幅回路部は、
    前記第1の増幅回路部の第1出力端にドレインが接続される第1のトランジスタと、
    前記第1の増幅回路部の第2出力端にドレインが接続される第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのうちの一方のトランジスタのドレインと他方のトランジスタのゲートとの間に設けられたクロスカップルキャパシタとを有し、
    前記第2の増幅回路部は、
    第1のキャパシタと、
    前記第2の増幅回路部の出力端に前記第1のキャパシタを介してドレインが接続される第3のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのドレインに接続される第1のインダクタと、
    前記第1の増幅回路部が前記動作状態にあるときに導通状態となり前記第2の増幅回路部が前記動作状態にあるときに非導通状態となる第1のスイッチと、第2のキャパシタとが、前記第3のトランジスタのドレインとグランドとの間に直列に接続された直列回路とを有することを特徴とする無線通信装置。
  7. 前記信号処理回路は、前記第1の増幅回路部と前記第2の増幅回路部のいずれを前記動作状態とするかを示す制御信号を、前記増幅器に出力し、
    前記増幅器は、前記制御信号に基づいて前記第1のスイッチを制御する制御回路を有することを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
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