JP5973753B2 - チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法 - Google Patents

チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5973753B2
JP5973753B2 JP2012051921A JP2012051921A JP5973753B2 JP 5973753 B2 JP5973753 B2 JP 5973753B2 JP 2012051921 A JP2012051921 A JP 2012051921A JP 2012051921 A JP2012051921 A JP 2012051921A JP 5973753 B2 JP5973753 B2 JP 5973753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
bonding head
semiconductor chip
slider
transfer device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012051921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013187404A (ja
Inventor
幹夫 川上
幹夫 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2012051921A priority Critical patent/JP5973753B2/ja
Publication of JP2013187404A publication Critical patent/JP2013187404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5973753B2 publication Critical patent/JP5973753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

半導体チップをチップ搬送装置からボンディングヘッドに受け渡す、チップ搬送装置に設けられたチップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法に関する。
半導体チップをチップトレイからボンディングヘッドに搬送するチップ搬送装置として特許文献1に記載されるような、チップスライダを用いたチップ搬送装置が知られている。図7は、チップトレイとチップ搬送装置、実装装置とを示した概略側面図である。チップトレイ4には半導体チップ2が載せられている。半導体チップ2はコレット5によりチップトレイ4からピックアップされる。コレット5は上下方向、水平方向に移動可能になっており、ピックアップした半導体チップ2を待機位置Aに待機しているチップ搬送装置であるチップスライダ6に移載する。チップスライダ6は、半導体チップ2を、吸着保持した状態で、カメラ認識位置Bおよびボンディング位置Cに水平搬送する。カメラ認識位置Bでは、チップスライダ6に載せられている半導体チップ2のアライメントマークと外形シルエットが、上下に配置したカメラ7a,7bにより画像認識される。ボンディング位置Cに半導体チップ2が搬送されると、下端部に吸引孔29を備えたボンディングヘッド8が下降し、半導体チップ2をチップスライダ6から受け取る。半導体チップ2がボンディングヘッド8に受け渡されると、チップスライダ6は待機位置Aに戻る。その後、ボンディングヘッド8と、回路基板3とが吸着保持されている基板ステージ9の水平方向(XY方向)および回転方向(θ方向)の位置合わせが行われ、ボンディングヘッド8を下降(Z方向)させて加圧および加熱が行われ、ボンディングが完了する。
特開2011−192943号公報
半導体チップ2は回路基板3にボンディングにより半田接合される。先ず、チップスライダ6で供給された半導体チップ2は、予熱状態にあるボンディングヘッド8に受け渡される。ボンディングヘッド8は半導体チップ2の受け渡し完了後、半田溶融温度に加熱される。半田溶融温度でボンディングが完了すると、次の半導体チップ2の受け取りに備えてボンディングヘッド8の冷却が行われる。ボンディングヘッド8が所定の温度まで冷却され予熱状態に戻ると、ボンディングヘッド8をチップスライダ6に近づけて半導体チップ2を吸着保持し、ボンディングを繰り返す。
図6(a)にボンディングヘッド8の温度変化と半導体チップ2の受け渡しのタイミングを示す。図6(a)に示すように、ボンディングヘッド8は、ボンディング、冷却、加熱の一連のステップで、半田溶融温度から予熱温度までの温度変化をしている。その中で、ボンディングヘッド8の冷却時間はボンディング時間の大半を占めている(例えば、図6(a)では、冷却に約50%の時間を要している)。一方、図6(b)に示すように予熱温度までボンディングヘッド8が冷却される前に受け渡しを行い加熱を開始すると、図6(a)に示した加熱完了Tf0のタイミングが、図6(b)に示す加熱完了Tf1のタイミングとなり、タクトタイムの大幅な短縮ができる(図6(b)に示すTf0−Tf1の時間txだけタクトタイムを短縮することができる)。
一方、チップスライダ6の高さ位置と停止位置は、チップスライダ6を制御する位置決め装置で独立に制御されている。また、ボンディングヘッド8の高さ位置は、ボンディングヘッド8を制御する位置決め装置で独立に制御されている。そのため、チップスライダ6の高さ位置を検出しながら、ボンディングヘッド8の高さ制御は行われておらず、チップスライダ6が位置Cに到着した信号を元に、ボンディングヘッド8が下降し予め設定してある高さ位置で停止するように構成されている。また、ボンディングヘッド8は加熱と冷却を繰り返しているため、ボンディングヘット8の下端位置には昇降方向の伸びや縮みが発生している。
さらに、チップスライダ6からボンディングヘッド8への半導体チップ2の受け渡しは、ボンディングヘッド8の下端に設けられた吸引孔29を用いて行われている。吸引孔29で真空吸引が行われ、チップスライダ6からボンディングヘッド8に半導体チップ2が受け渡される。ボンディングヘッド8とチップスライダ6との間隔が広い場合、(例えば、0.2mm以上の隙間の場合)半導体チップ2の吸着位置がばらついてしまう。そのため、できるだけ近距離でボンディングヘッド8の真空吸引を行うことが望ましい。
このようなチップスライダ6とボンディングヘッド8を用いて、図6(b)に示すように予熱温度まで冷却せずにチップスライダ6に向けて下降を開始し、所定の位置で下降を停止しても、ボンディングヘッド8の下端部が半導体チップ2に接触する場合が発生する。この場合、予熱状態よりも高温にあるボンディングヘッド8の熱は、半導体チップ2に伝わり、半導体チップ2に設けられている半田バンプに達する。接触にともない、チップスライダ6に載せられている半導体チップ2にボンディングヘッド8の押圧力が作用し、熱せられた半田バンプは変形や潰れを招くようになる。
変形や潰れを起こした半田バンプを用いて、半導体チップ2と回路基板3の半田接合を行うと半田バンプが隣接する半田バンプもしくは回路パターンのリードと接触する不具合が発生する。また、半田バンプの変形や潰れが半導体チップ2の一部の半田バンプに発生すると、半田バンプの高さの不揃いによる半導体チップ2と回路基板3の接続不良が発生し、製品の歩留まりを低下させることになる。
なお、ボンディングヘッド8が半導体チップ2に接触したことを、ボンディングヘッド8に内蔵されている荷重検出器で検出しようとしても、荷重検出器の検出レンジが押圧力制御に用いられる高荷重検出タイプのため、接触による反力の微妙な変化を検出することが難しい。
そこで、本発明の課題は、チップスライダのようなチップ搬送装置とボンディングヘッドとの半導体チップの受け渡しにおいて、ボンディングヘッドの昇降方向の熱による伸びや縮みに起因するチップ受け渡し位置のバラツキがあっても、接触による半導体チップの半田バンプを変形させること無くタクトタイムを短縮して受け渡しできるチップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
半導体チップをチップ供給側からボンディングヘッド側に搬送するチップ搬送装置に設けられたチップ受け渡し治具であって、
チップ搬送装置に載置された半導体チップ端面の外周側に、半導体チップとボンディングヘッドとの間隔を50〜200μmに規制する隙間規制手段を備えているチップ受け渡し治具である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記隙間規制手段は、チップ搬送装置の半導体チップ載置面から突出するストッパピンと、
半導体チップ載置面を支持する緩衝ユニットとから構成されているチップ受け渡し治具である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
チップ搬送装置は、半導体チップを載置して水平搬送するチップスライダとチップスライダをチップ供給側からボンディングヘッド側に水平移動させる駆動手段とから構成されており、該チップ搬送装置に設けられたチップ受け渡し治具である。
請求項4に記載の発明は、
半導体チップをチップ搬送装置からボンディングヘッドに受け渡す方法であって、
ボンディングヘッドの下側において、ボンディングヘッドの下面と半導体チップの上面との隙間を50〜200μmの間隔に保って、
ボンディングヘッドを半田溶融温度から予熱温度に冷却する途中で、チップ搬送手段からボンディングヘッドへ半導体チップを受け渡し動作を開始する受け渡し方法である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
チップ搬送装置には隙間規制手段が備えられており、
ボンディングヘッドと隙間規制手段とを当接させ、チップ搬送装置からボンディングヘッドへ半導体チップを受け渡す受け渡し方法である。
請求項1に記載の発明によれば、チップ搬送装置とボンディングヘッドとの間隔を規制する隙間規制手段を設けているので、半導体チップの受け渡しにおいて、ボンディングヘッドの昇降方向の熱による伸びや縮みに起因するチップ受け渡し位置のバラツキがあっても、接触による半導体チップの半田バンプを変形させること無くタクトタイムを短縮して受け渡しできる。
請求項2に記載の発明によれば、隙間規制手段が、ストッパピンと緩衝ユニットとから構成されているので、ストッパピンによりボンディングヘッドの下端が半導体チップに接触することが防止できる。ボンディングヘッドがストッパピンに接触しても、緩衝ユニットにより衝撃を吸収し、半導体チップに押圧力が作用することがない。
請求項3に記載の発明によれば、チップ搬送装置がチップスライダとチップスライダを水平移動させる駆動手段及びチップ受け渡し治具で構成されているので、半導体チップを効率よく水平搬送することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ボンディングヘッドと半導体チップの上面との隙間を所定の間隔を保って、ボンディングヘッドを半田溶融温度から予熱温度に冷却する途中で、半導体チップの受け渡し動作を開始しているので、タクトタイムを短縮することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ボンディングヘッドを隙間規制手段に当接して、半導体チップの受け渡しを行っているので、隙間規制手段で規制されたボンディングヘッドと半導体チップの間隔を常に一定に保つことができる。さらに、ボンディングヘッドと半導体チップとの平行度を一定に保つこともできるので、精度良く半導体チップをボンディングヘッドに吸着させることができる。
本発明の実施の形態に係るチップ搬送装置の概略側面図である。 チップスライダのチップ吸着面の状態を示す概略斜視図である。 チップスライダとボンディングヘッドの位置関係を説明する概略側面図である。 ストッパピンが駆動式のチップスライダの概略斜視図である。 チップ搬送装置とチップ受け渡し治具の動作を説明するフローチャートである。 ボンディングヘッドの温度変化を説明するグラフである。 従来のチップ搬送装置を説明する概略側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明のチップ搬送装置1を示す概略側面図である。なお、背景技術を説明する際に用いた符号について、本実施の形態と同様の部分については同じ符号を用いる。
半導体チップ2はチップトレイ4に載せられて供給されている。半導体チップ2をピックアップするコレット5、待機位置Aからカメラ認識位置B、ボンディング位置Cまで半導体チップ2を水平搬送するチップスライダ6は背景技術の説明と同じである。また、半導体チップ2を画像認識するカメラ7a,7b、回路基板3に半導体チップ2を加圧および加熱するボンディングヘッド8、回路基板3を吸着保持する基板ステージ9も同様に背景技術の説明と同じ構成である。チップスライダ6は、ボールねじを利用した駆動手段7で移動される。ボールねじの代わりに、リニアモータを利用したリニア搬送機構を用いることが出来る。
図2にチップスライダ6のチップ吸着面10の状態を示す。チップ吸着面10には、緩衝ユニット20が備えられている。緩衝ユニット20は、下板21と上板2との間に弾性体であるバネ22を挟み込んだ構成で、上板2の上面にチップ吸着部24を備えている。チップ吸着部24の中央には吸着穴25が設けられている。吸着穴25は図示していない吸引ポンプに切り替えバルブを経由して接続されている。バネ22の代わりに弾性ゴムで形成された板を用いても良い。
上板2にはストッパピン26が少なくとも2本、チップ吸着部24の外周に立設している。ストッパピン26は、半導体チップの厚さ毎に差し替えができるようになっている。差し替えのために、上板2には複数のタップ穴26hが開けられている。チップ吸着部24に半導体チップ2が吸着された状態で、半導体チップ2の上面より50〜200μmの高さに、ストッパピン26の上端の高さが一致するようになっている。ストッパピン26により、ボンディングヘッド8の下端と半導体チップ2の上面は接触すること無く、間隔を保つことができる。ストッパピン26は、本発明の隙間規制手段に対応する。
半導体チップ2を受け取るため下降停止したボンディングヘッド8とチップスライダ6の位置関係を図3に示す。半導体チップ2の上面とボンディングヘッド8の下端との間隔を50〜200μmにすると、ボンディングヘッド8側に設けられた吸引孔29で吸引した際、半導体チップ2をボンディングヘッド8の下面に精度良く吸着することができる。
隙間規制手段がなく、50μmよりも間隔を近づけると、加熱により伸びたボンディングヘッド8の下端部が半導体チップ2に接触する危険性があり、ボンディングヘッド8が例えば200℃の予熱状態に加熱されて伸びていると、接触により半導体チップ2に押圧力と熱が伝わり、半田バンプの変形を発生させる。
また、ストッパピン26を、図4に示すように突出ピン27と駆動シリンダ28とから構成しても良い。図4に示すストッパピン26は、突出ピン27を駆動シリンダ28により上方(ボンディングヘッド8側)に突出させ、所定高さ(チップ吸着部24に半導体チップ2が吸着された厚みに約50〜200μm加えた高さ)に保持するようになっている。ストッパピン26を突出式にすることにより、チップトレイ4からチップスライダ6に半導体チップ2を供給する際に、ストッパピン26の高さを低くすることができるのでストッパピン26が邪魔になることがない。
上記のようなチップ搬送装置1に設けられた受け渡し治具を用いて、チップトレイ4に載せられている半導体チップ2を搬送し、チップ搬送装置からボンディングヘッド8に受け渡し、回路基板3に実装する方法を図5のフローチャートに基づいて説明する。回路基板3には、既に半導体チップ2が複数個実装されており、ボンディングヘッド8は加熱と冷却を繰り返している。
まず、チップスライダ6が待機位置Aに移動して、半導体チップ2の移載を待機する(ステップST01)。
次に、チップトレイ4に載せられている半導体チップ2をコレット5がピックアップし、チップスライダ6にフェイスダウン状態で移載する(ステップST02)。
次に、チップスライダ6を待機位置Aからカメラ認識位置Bに移動し停止させる(ステップST03)。
次に、カメラ認識位置Bの上下に配置している上カメラ7aを用いて、半導体チップ2のアライメントマークを画像認識する。また、下カメラ7bを用いて、半導体チップ2の外形シルエットを画像認識する(ステップST04)。
次に、チップスライダ6が、カメラ認識位置Bからボンディング位置Cに移動する(ステップST05)。
次に、ボンディングヘッド8を下降開始させる(ステップST06)。下降を開始する際のボンディングヘッド8の温度は例えば200℃に冷却されている。具体的には図6(b)に示すように、半田溶融温度から予熱温度に冷却している途中でボンディングヘッド8の下降を開始する。チップスライダ6のストッパピン26の駆動シリンダ28を動作させ、突出ピン27をボンディングヘッド8側に突出させる。ストッパピン26が駆動式でない場合は、突出動作は不要となる。
次に、所定の高さまでボンディングヘッド8を下降させると図3に示す状態で停止する(ステップST07)。ボンディングヘッド8は、冷却途中のため下端部の位置が熱収縮により一定しない。しかし、ストッパピン26により半導体チップ2とボンディングヘッド8との隙間が200〜50μmに確保される。そのため、ボンディングヘッド8の下端部が半導体チップ2の上面に接触することが無い。接触することがないため、冷却途中のボンディングヘッド8が予熱温度まで冷却されていなくても、半導体チップ2にボンディングヘッド8の熱が伝わることが無い。
なお、ボンディングヘッド8の下端部がストッパピン26に接触する高さまでボンディングヘッド8を下降させても良い。接触によりストッパピン26へボンディングヘッド8の押圧力が作用するが、ストッパピン26が緩衝ユニット20に立設されているため衝撃が緩和され半導体チップ2に押圧力が作用することが無い。
次に、ボンディングヘッド8の吸引孔29からの吸引が開始され、半導体チップ2を吸着する(ステップST08)。その際、チップスライダ6の吸着穴25からの吸引は停止する。ボンディングヘッド8を上昇させることにより半導体チップ2をチップスライダ6からボンディングヘッド8に受け渡す。
次に、半導体チップ2の受け渡しが完了すると、ボンディングヘッド8の加熱を開始する(ステップST09)。また、ストッパピン26の駆動シリンダ28を動作させ、突出ピン27を待機位置(基板ステージ9側)に戻す。図6(b)に示すように、加熱が完了したタイミングTf1は、通常のボンディング動作で加熱が完了する図6(a)に示すタイミングTf0に比べてtxだけタクトタイムを短縮している。これは、ボンディングヘッド8が半田溶融温度から予熱温度に冷却している途中で下降を開始し、半田バンプに変形や潰れが発生する温度でボンディングヘッド8を半導体チップ2に近づけても、変形や潰れを発生すること無く半導体チップ2のチップスライダ6からボンディングヘッド8への受け渡しを完了させたためである。
次に、チップスライダ6がボンディング位置Cから待機位置Aに移動する(ステップST10)。
次に、ボンディングヘッド8に吸着保持された半導体チップ2と、基板ステージ9に吸着保持された回路基板3が、上カメラ7a、下カメラ7bで画像認識したデータに基づき水平方向(XY方向)および回転方向(θ方向)に位置合わせされる(ステップST11)。
次に、半導体チップ2と回路基板3の位置合わせが完了すると、ボンディングヘッド8が下降し、所定圧力で半導体チップ2を回路基板3に押圧し、所定の時間、半田溶融温度でボンディングヘッド8の加熱が行われボンディングが完了する(ステップST12)。
ボンディングが完了すると、ボンディングヘッド8は半導体チップ2の吸着を解除し上昇し、冷却を開始する(ステップST13)。
次に、待機位置Aに戻ったチップスライダ6はステップST01からの工程を繰り返す。
このように、ボンディングヘッド8と半導体チップ2の上面との隙間を所定の間隔を保って、ボンディングヘッド8を半田溶融温度から予熱温度に冷却する途中で、半導体チップ2の受け渡し動作を開始しているので、ボンディングヘッド8の加熱冷却によるチップ受け渡し位置のバラツキがあっても、半導体チップ2との接触が無く、タクトタイムを短縮して受け渡しできる。
1 チップ搬送装置
2 半導体チップ
3 回路基板
4 チップトレイ
5 コレット
6 チップスライダ
7 駆動手段
8 ボンディングヘッド
9 基板ステージ
10 チップ吸着面
20 緩衝ユニット
21 下板
22 バネ
23 上板
24 チップ吸着部
25 吸引口
26 ストッパピン
27 突出ピン
28 駆動シリンダ
29 吸引孔
2a 基板接合面
7a 上カメラ
7b 下カメラ
26h タップ穴

Claims (5)

  1. 半導体チップをチップ供給側からボンディングヘッド側に搬送するチップ搬送装置に設けられたチップ受け渡し治具であって、
    チップ搬送装置に載置された半導体チップ端面の外周側に、半導体チップとボンディングヘッドとの間隔を50〜200μmに規制する隙間規制手段を備えているチップ受け渡し治具。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記隙間規制手段は、チップ搬送装置の半導体チップ載置面から突出するストッパピンと、
    半導体チップ載置面を支持する緩衝ユニットとから構成されているチップ受け渡し治具。
  3. 請求項1または2に記載の発明において、
    チップ搬送装置は、半導体チップを載置して水平搬送するチップスライダとチップスライダをチップ供給側からボンディングヘッド側に水平移動させる駆動手段とから構成されており、該チップ搬送装置に設けられたチップ受け渡し治具。
  4. 半導体チップをチップ搬送装置からボンディングヘッドに受け渡す方法であって、
    ボンディングヘッドの下側において、ボンディングヘッドの下面と半導体チップの上面との隙間を50〜200μmの間隔に保って、
    ボンディングヘッドを半田溶融温度から予熱温度に冷却する途中で、チップ搬送手段からボンディングヘッドへ半導体チップを受け渡し動作を開始する受け渡し方法。
  5. 請求項4に記載の発明において、
    チップ搬送装置には隙間規制手段が備えられており、
    ボンディングヘッドと隙間規制手段とを当接させ、チップ搬送装置からボンディングヘッドへ半導体チップを受け渡す受け渡し方法。
JP2012051921A 2012-03-08 2012-03-08 チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法 Active JP5973753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012051921A JP5973753B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012051921A JP5973753B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013187404A JP2013187404A (ja) 2013-09-19
JP5973753B2 true JP5973753B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=49388582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012051921A Active JP5973753B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5973753B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105448781B (zh) * 2015-12-10 2017-12-08 北京中电科电子装备有限公司 一种芯片加热键合装置
KR102540859B1 (ko) * 2018-05-29 2023-06-07 (주)포인트엔지니어링 마이크로 led 전사헤드 및 이를 이용한 마이크로 led 전사 시스템
CN113394154B (zh) * 2021-05-18 2022-08-19 桂林芯飞光电子科技有限公司 一种用于探测器芯片的吸取装置及方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05198621A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd フリップチップicの実装装置
JP2000260849A (ja) * 1999-03-09 2000-09-22 Yaskawa Electric Corp 静電浮上搬送装置
JP5167779B2 (ja) * 2007-11-16 2013-03-21 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
JP5558874B2 (ja) * 2010-03-17 2014-07-23 東レエンジニアリング株式会社 チップ搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013187404A (ja) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736355B2 (ja) 部品実装方法
KR102232636B1 (ko) 실장 방법 및 실장 장치
JP4372605B2 (ja) 電子部品搭載装置および電子部品搭載方法
JP5973753B2 (ja) チップ受け渡し治具およびチップ受け渡し方法
JP6234277B2 (ja) 圧着ヘッド、それを用いた実装装置および実装方法
JP4525439B2 (ja) ボンディング装置およびボンディングヘッドならびに電子部品のボンディング方法
JP6602022B2 (ja) 実装装置および実装方法
JP6325053B2 (ja) 接合システム、接合方法、および半導体デバイスの製造方法
JP6083041B2 (ja) 接合方法、接合システム、および半導体デバイスの製造方法
JP2021184440A (ja) 樹脂モールド装置
KR102372519B1 (ko) 실장 장치
JP2004265953A (ja) 電子部品搭載装置および電子部品搭載方法
WO2017169954A1 (ja) ボンディングツール冷却装置およびこれを備えたボンディング装置ならびにボンディングツール冷却方法
TWI597791B (zh) Joining tool Cooling device and bonding tool Cooling method
JP2007208106A (ja) 熱圧着装置及び熱圧着装置に装着される熱圧着ツール、熱圧着装置における熱圧着方法
JP6778676B2 (ja) ボンディングツール冷却装置およびこれを備えたボンディング装置ならびにボンディングツール冷却方法
KR102284943B1 (ko) 본딩 장치 및 본딩 방법
KR102252732B1 (ko) 다이 본딩 방법 및 다이 본딩 장치
JP4622460B2 (ja) 電子部品実装方法及び装置
KR20130141461A (ko) 실장장치 및 실장방법
JP6461822B2 (ja) 半導体装置の実装方法および実装装置
TW202025900A (zh) 電子元件作業機構及其應用之作業設備
CN113013051A (zh) 电子元件作业机构及其应用的作业设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5973753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250