JP5972761B2 - 電子クーポン配布システム、端末、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

電子クーポン配布システム、端末、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、端末にて利用できる電子クーポンを配布する電子クーポン配布システム、端末、プログラム、および記録媒体に関する。
近年、販売促進のツールとして活用されている、広告ちらしや冊子に記載されていたクーポン券を、携帯電話やスマートフォンを使って利用できる電子クーポンとして配布するサービスが普及している。この電子クーポンを利用した技術として、以下の文献の技術が知られている。
特許文献1には、ユーザが携帯端末に電子クーポンを表示し、その電子クーポンから、店舗に設置されたPOS端末がクーポン発行時刻とクーポンを特定する情報とを読み取って、管理サーバへ送信することによって、クーポンの利用状況を解析するという方法が開示されている。
また、特許文献2には、利用者がICチップ付きクーポン券と社員証ICカードとを提示し、それを業務端末で読み取り、ICから読み出された情報とクーポン使用状況をデータベースに登録するという方法が開示されている。
また、特許文献3には、利用者が店舗に接近すると、店舗の詳細情報、広告、および割引券が自動的にプリンタによって印刷され、店舗利用および商品購入を促すという方法が開示されている。
また、特許文献4には、利用者の端末が現在位置に基づいてクーポンの利用可能範囲を算出し、利用可能範囲にある店舗の電子クーポンがあればユーザに通知するという方法が開示されている。
また、電子クーポンと同様、販売促進のツールとして活用される広告配信を利用した技術も開示されている。利用者の携帯端末が現在位置を取得することにより、利用者の近くの店舗広告を配信するシステムとして、特許文献5および特許文献6が開示されている。
特開2010−102421(公開日:2010年5月6日) 特開2008−299809(公開日:2008年12月11日) 特開2003−187336(公開日:2003年7月4日) 特開2009−217553(公開日:2009年9月24日) 特開2007−188150(公開日:2007年7月26日) 特開2003−16348(公開日:2003年1月17日)
しかしながら、特許文献1においてはPOS端末、特許文献2においては業務端末という、新たな機器設置が必要になるという問題がある。また、特許文献3〜6においては、一方的に電子クーポンまたは広告を配信するだけなので、どれぐらいの人が配信された電子クーポンや広告を見て興味を持ったのかは分からない。また、電子クーポンの利用者が、どの程度サービスを利用したのかも分からない。つまり、電子クーポンや広告を配信することによって、どのくらいの効果があったのか把握できないという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、店舗へ新たな機器を設置せずに、電子クーポンを発行する効果が把握できる電子クーポン配布システム、端末、プログラム、および記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムは、電子クーポンと、電子クーポンを発行している店舗情報とを管理するサーバと、現在位置を取得可能および電子クーポンを表示可能な端末と、を備えている電子クーポン配布システムであって、上記サーバは、上記端末から、上記現在位置を受信する現在位置受信手段と、上記端末に、上記現在位置に対応する少なくとも1つの店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、上記端末から、上記店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、上記端末に、受信した上記店舗情報に対応する上記電子クーポンを送信する電子クーポン送信手段と、を備えており、上記端末は、上記現在位置を取得する位置情報取得手段と、上記サーバに、取得した上記現在位置を送信する現在位置送信手段と、上記サーバから、上記少なくとも1つの店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、上記少なくとも1つの店舗情報から、ユーザにいずれかの店舗情報を選択させる選択手段と、上記サーバに、選択された上記店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、上記サーバから、上記電子クーポンを受信する電子クーポン受信手段と、上記店舗情報の選択後、予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、予め定められた距離を超えたかどうかを判定する判定手段と、上記判定手段において、上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示する提示手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザの端末の近くにある店舗の中から、ユーザが行きたい店舗を選択し、一定時間、特定の場所に滞在すれば、ユーザはその店舗の電子クーポンを使用できる。したがって、電子クーポンの発行数から、店舗を利用しようとした人数を店舗は正確に把握できる。また、一定時間、店舗内に滞在させるので、電子クーポン利用者がある程度サービスを利用していることがわかる。また、店舗には新たな機器を設置する必要もない、といった効果も奏する。
本発明の実施形態1に係る電子クーポン配布システムの要部構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係るユーザ端末に表示された店舗リストから店舗を選択する様子を示す図であり、(b)は、(a)において店舗を選択し、ロックオンを開始する様子を示す図であり、(c)は、(b)においてロックオンを開始し、電子クーポンがロックオンされている様子を示す図であり、(d)は、(c)のロックオンが解除され、電子クーポンが提示可能になった様子を示す図であり、(e)は、(d)において電子クーポンを開いて、電子クーポンが提示されている様子を示す図であり、(f)は、(c)においてロックオンが解除され、電子クーポンを破棄した様子を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電子クーポン配布システムの処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していると判定する場合を示す図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していないと判定する第1の例を示す図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していないと判定する第2の例を示す図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していないと判定する第3の例を示す図であり、(c)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していないと判定する第4の例を示す図であり、(d)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部が予め定められた場所に滞在していないと判定する第5の例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るクーポンデータを示す図である。 本発明の実施形態1に係るクーポン提示通知データを示す図である。 本発明の実施形態1に係るクーポン管理データを示す図である。 本発明の実施形態2に係る電子クーポン配布システムの処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の第1の実施形態について、図1〜図8を参照して、以下に説明する。
(電子クーポン配布システム1の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る電子クーポン配布システム1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、電子クーポン配布システム1は、ユーザ端末10およびクーポン管理サーバ30によって構成されている。ユーザ端末10とクーポン管理サーバ30とは、ネットワーク2を通じて互いに通信可能である。
ユーザ端末10は、現在位置の近くにある店舗リストを、クーポン管理サーバ30から取得する。続いて、ユーザ端末10は、取得した店舗リストの中から店舗を選択し、その店舗の電子クーポンをクーポン管理サーバ30から取得する。取得した電子クーポンは、施錠されており使用できないが、一定時間、予め決められた場所に滞在すると提示され、使用可能となる。ユーザ端末10は、電子クーポンを提示した場合、クーポン管理サーバに電子クーポンを提示したことを示す情報を通知する。
(ユーザ端末10の構成)
図1に示すように、ユーザ端末10は、通信部11、店舗データ取得部12、クーポン取得部13、クーポン提示通知部14、ユーザ入力部15、制御部16、表示部17、クーポン提示判定部18、タイマー19、移動距離検出部20、位置情報取得部21、GPS信号受信部22、WiFi通信部23、および加速度センサ24を備えている。
通信部11は、ネットワーク2に接続されており、クーポン管理サーバ30との間でデータを送受信する。
店舗データ取得部12は、位置情報取得部21から取得した位置情報に基づいた店舗のリストを、クーポン管理サーバ30から取得する。
クーポン取得部13は、店舗データ取得部12が取得した店舗リストの中から、ユーザが選択した店舗の電子クーポンを、クーポン管理サーバ30から取得する。
クーポン提示通知部14は、電子クーポンがユーザに提示された場合に、提示されたことを示す情報(以下、クーポン提示通知データと称する)を、クーポン管理サーバ30に通知する。
ユーザ入力部15は、キーボードやタッチパネルなどの、ユーザの入力を受け付けるハードウェアである。ユーザは、ユーザ入力部15を使って、電子クーポンの取得、店舗の選択等の操作を行う。
制御部16は、ユーザ入力部15からの情報に基づいて、表示部17、店舗データ取得部12、クーポン取得部13、クーポン提示判定部18を制御する。また、クーポン提示判定部18およびユーザ入力部15からの情報に基づいて、表示部17およびクーポン提示通知部14を制御する。
表示部17は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスであり、制御部16から取得したデータを表示する。
クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10が取得した電子クーポンを、提示するかどうかを判定する。電子クーポンは、一定時間、予め決められた場所に滞在すると提示されるので、時間を計測するタイマー19、および移動距離検出部20から取得した情報に基づいて、電子クーポンを提示するか否かを判定する。
移動距離検出部20は、ユーザ端末10が電子クーポンを取得してから移動した距離を検出する。検出方法は、位置情報取得部21から取得する絶対位置による検出と、加速度センサ24から取得する相対位置による検出との2種類がある。
位置情報取得部21は絶対位置を取得する。取得方法は、GPS信号受信部22から取得するGPSによる絶対位置と、WiFi通信部23から取得するWiFiによる絶対位置との2種類がある。
(クーポン管理サーバ30の構成)
図1に示すように、クーポン管理サーバ30は、サーバ通信部31、店舗データ保存部32、店舗データ管理部33、クーポンデータ保存部34、クーポンデータ管理部35、クーポン管理データ保存部36、およびクーポン提示管理部37を備えている。
サーバ通信部31は、ネットワーク2に接続されており、ユーザ端末10との間でデータを送受信する。
店舗データ保存部32には、電子クーポンを発行している店舗の店舗情報が保存されている。店舗データ管理部33が、ユーザ端末10から受信した現在位置に対応した店舗情報を、店舗データ保存部32から取得する。
クーポンデータ保存部34には、クーポンデータが保存されている。クーポンデータ管理部35が、ユーザ端末10から受信した店舗IDに対応する電子クーポンを、クーポンデータ保存部34から取得する。
クーポン管理データ保存部36には、クーポン管理データが保存されている。クーポン提示管理部37は、ユーザ端末10から受信したクーポン提示通知データに基づいて、クーポン管理データの内容を変更する。
なお、クーポンデータの構成、クーポン管理データの構成、およびクーポン提示通知データの構成は後述する。
(電子クーポン配布システム1の処理)
図2(a)は、本発明の実施形態1に係るユーザ端末10に表示された店舗リストから店舗を選択する様子を示す図であり、(b)は、(a)において店舗を選択し、ロックオンを開始する様子を示す図であり、(c)は、(b)においてロックオンを開始し、電子クーポンがロックオンされている様子を示す図であり、(d)は、(c)のロックオンが解除され、電子クーポンが提示可能になった様子を示す図であり、(e)は、(d)において電子クーポンを開いて、電子クーポンが提示されている様子を示す図であり、(f)は、(c)においてロックオンが解除され、電子クーポンを破棄した様子を示す図である。また、図3は、本発明の実施形態1に係る電子クーポン配布システム1の処理の流れを示すフローチャートである。電子クーポン配布システム1の処理の流れを、図2および図3を用いて説明する。
電子クーポン配布システム1は、ユーザ端末10のユーザ入力部15に、店舗リストを表示するようユーザから入力されると、処理を始める。ユーザ入力部15からの入力を受けて、制御部16は、店舗データ取得部12に対して、店舗リストを取得するように制御する。店舗データ取得部12は、位置情報取得部21から現在位置情報を取得し、通信部11に出力する。現在位置情報を取得した通信部11は、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2から現在位置情報を受信し、店舗データ管理部33に出力する。店舗データ管理部33は、取得した現在位置情報に近い店舗を、店舗データ保存部32から取得し、店舗リストを作成する。作成した店舗リストは、サーバ通信部31に出力される。サーバ通信部31は、取得した店舗リストを、ネットワーク2を通じて、ユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10において、通信部11は、ネットワーク2から店舗リストを受信し、店舗データ取得部12に出力する。店舗データ取得部12は、取得した店舗リストを制御部16に出力し、制御部16は取得した店舗リストを表示部17に出力する。表示部17は、図2(a)に示すように、取得した店舗リストを画面に表示する(ステップS1)。
次に、ユーザは、ユーザ入力部15を使って、図2(a)に示すように、表示された店舗リストの中から店舗を選択する(ステップS2)。制御部16は、ユーザ入力部15から、ユーザが選択した店舗の店舗IDを取得すると、図2(b)に示すように、表示部17に「LOCK」ボタンを表示する。
ユーザ入力部15から、「LOCK」ボタンが押されたという情報を受けると、制御部16は、ロックオン操作を開始する(ステップS3)。まず、表示部17に、図2(c)に示すように、電子クーポンがロックオンされたことを示す画面を表示する。そして、制御部16は、取得した店舗IDの電子クーポンを取得するように、クーポン取得部13を制御する。クーポン取得部13は、制御部16から店舗IDを取得し、通信部11に出力する。店舗IDを取得した通信部11は、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2から店舗IDを受信し、クーポンデータ管理部35に出力する。クーポンデータ管理部35は、取得した店舗IDの電子クーポンを、クーポンデータ保存部34から取得する。ここで取得した電子クーポンはまだ提示できないため、提示前の電子クーポンを施錠クーポンと称する。そして、取得した施錠クーポンをサーバ通信部31に出力する。サーバ通信部31は、取得した施錠クーポンを、ネットワーク2を通じて、ユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10において、通信部11は、ネットワーク2から施錠クーポンを受信し、クーポン取得部13に出力する。クーポン取得部13は、取得した施錠クーポンを制御部16に出力し、制御部16は、施錠クーポンを取得する(ステップS4)。
制御部16は、施錠クーポンを取得すると、クーポン提示判定部18に対して、クーポン提示の判定を開始するよう制御する。クーポン提示判定部18は、判定を開始するため、タイマー19を開始し、移動距離検出部20から、現時点を開始地点として、ユーザ端末10の移動距離を検出するよう制御する。クーポン提示判定部18の判定の処理は、まず、移動距離検出部20から移動距離を取得し、ユーザ端末10が店舗内に居るかどうかを判定する(ステップS5)。なお、店舗内に居るかどうかの判定方法については、後述する。
ステップS5において、「店舗内に居る」と判定された場合(ステップS5:Yes)、続いてクーポン提示判定部18は、タイマー19から時間を取得し、一定時間以上経過したかどうかを、判定する(ステップS6)。
ステップS6において、「一定時間以上経過した」と判定された場合(ステップS6:Yes)、クーポン提示判定部18は、制御部16に、電子クーポンを提示できることを示す情報を出力する。制御部16は、電子クーポンを提示できることを示す情報を取得すると、表示部17に、図2(d)に示すように、電子クーポンを提示可能となったことを示す「開く」ボタンを表示する。
ユーザ入力部15から、「開く」ボタンが押されたという情報を受けると、制御部16は、施錠クーポンの施錠を解除し(ステップS7)、表示部17に、図2(e)に示すように、電子クーポンを提示する(ステップS8)。
制御部16は、電子クーポン提示後、クーポン提示通知部14に対して、クーポン提示通知データをクーポン管理サーバ30に送信するように制御する。クーポン提示通知部14は、クーポン提示通知データを通信部11に出力し、通信部11は、取得したクーポン提示通知データを、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する(ステップS9)。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2からクーポン提示通知データを受信し、クーポン提示管理部37に出力する。クーポン提示管理部37は、クーポン提示通知データに基づいて、クーポン管理データ保存部36のデータを更新する。
一方、ステップS5において、「店舗内に居ない」と判定された場合(ステップS5:No)、クーポン提示判定部18は、制御部16に、電子クーポンを提示できないことを示す情報を出力する。制御部16は、電子クーポンを提示できないことを示す情報を取得すると、施錠クーポンを破棄し(ステップS10)、図2(f)に示すように、「ロックオン」を解除する(ステップS11)。
一方、ステップS6において、「一定時間以上経過していない」と判定された場合(ステップS6:No)、クーポン提示判定部18は、再度店舗内に居るかどうかを判定するため、ステップS5に戻る。
(移動距離の判定方法)
図3のステップS5において、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10が店舗内に居るかどうかを判定した。ここで、クーポン提示判定部18が、ユーザ端末10が予め定められた場所に滞在していたかどうかを判定する方法について、図4および図5を用いて説明する。図4および図5のユーザは、ユーザ端末10を持って移動していることとする。
図4(a)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していると判定する場合を示す図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していないと判定する第1の例を示す図である。また、図5(a)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していないと判定する第2の例を示す図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していないと判定する第3の例を示す図であり、(c)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していないと判定する第4の例を示す図であり、(d)は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示判定部18が予め定められた場所に滞在していないと判定する第5の例を示す図である。
まず、予め定められた場所に滞在し、電子クーポンが提示される場合として、図4(a)について説明する。「ロックオン」を開始したときに、位置情報取得部21が、GPS信号受信部22もしくはWiFi通信部23から位置を取得できた場合は、位置情報取得部21からの情報を判定材料とする。図4(a)に示すように、「ロックオン」を開始したときに、ユーザ端末10はB地点にある。一定時間経過するまでずっと、位置情報取得部21が、ユーザ端末10はB地点にあるという位置情報を取得した場合、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していたと判定し、電子クーポンは提示される。
一方、図4(b)に示すように、ユーザ端末10がB地点にあるときに、「ロックオン」を開始する。一定時間経過する前に、位置情報取得部21が、ユーザ端末10はC地点にあるという位置情報を取得した場合、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していないと判定し、施錠クーポンは破棄される。
また、図5(a)に示すように、「ロックオン」開始時に、位置情報取得部21がユーザ端末10の位置情報を取得できない場合、以前位置情報を取得できた位置(A地点)を基準とする。一定時間経過する前に、位置情報取得部21が、ユーザ端末10はA地点以外のC地点にあるという位置情報を取得した場合、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していないと判定し、施錠クーポンは破棄される。
また、図5(b)に示すように、加速度センサ24によって歩数を計測することによって、クーポン提示判定部18は判定する。「ロックオン」開始時を0歩として、一定時間経過する前に、加速度センサの歩数が予め定めた歩数を超えた場合、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していないと判定し、施錠クーポンは破棄される。
また、図5(c)および(d)に示すように、位置情報取得部21と、加速度センサ24との組み合わせによっても、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10が予め定められた場所に滞在していたかどうかを判定する。
図5(c)に示すように、位置情報取得部21は、ユーザ端末10がA地点にいるときは位置情報を取得できている。「ロックオン」開始時のB地点にいるときは、位置情報取得部21は、ユーザ端末10の位置情報を取得できていない。一定時間経過する前に、位置情報取得部21が、ユーザ端末10がC地点にあるという位置情報を取得した場合、加速度センサの計測した歩数が予め定めた歩数を超えていなくても、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していないと判定し、施錠クーポンは破棄される。
また、図5(d)に示すように、「ロックオン」を開始したB地点において、位置情報取得部21はユーザ端末10の位置情報を取得できている。一定時間経過する前に、加速度センサの計測した歩数が予め定めた歩数を超えた場合、位置情報取得部21が取得した位置情報が、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していると判定されるB´地点であっても、クーポン提示判定部18は、ユーザ端末10は予め定められた場所に滞在していないと判定し、施錠クーポンは破棄される。
(クーポンデータの構成)
図6は、本発明の実施形態1に係るクーポンデータを示す図である。クーポンデータは、店舗ID、クーポンID、およびクーポンから構成されている。クーポンデータ管理部35は、ユーザ端末10から受信した店舗IDから、該当する電子クーポンを取得する。なお、同一店舗から複数の電子クーポンを発行している場合、受信するデータはクーポンIDでも良い。
(クーポン提示通知データ)
図7は、本発明の実施形態1に係るクーポン提示通知データを示す図である。クーポン提示通知データは、クーポンID、端末ID、日時、状況から構成されている。ユーザ端末10は、電子クーポンを提示した場合、状況が「提示済」になっているクーポン提示通知データをクーポン管理サーバ30に送信し、該当するクーポンIDの電子クーポンが提示されたことを通知する。なお、端末IDは、同じ端末IDから1日に何度も同じクーポンIDのクーポン提示通知がある場合など、不正利用が疑われる場合に使用される。端末IDは、例えばアプリIDなど、利用者が特定できる情報であれば良い。
(クーポン管理データ)
図8は、本発明の実施形態1に係るクーポン管理データを示す図である。クーポン提示通知データを受信したクーポン提示管理部37は、該当するクーポンIDのクーポン管理データの状況を「提示済」に変更し、クーポン管理データ保存部36に保存する。こうすることにより、「提示済」になっているクーポンIDの電子クーポンは使用されたことが分かる。
〔実施形態2〕
本発明の第2の実施形態について、図9を参照して、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図9は、本発明の実施形態2に係る電子クーポン配布システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
電子クーポン配布システム1は、ユーザ端末10のユーザ入力部15に、店舗リストを表示するよう入力されると、処理を始める。ユーザ入力部15からの入力を受けて、制御部16は、店舗データ取得部12に対して、店舗リストを取得するように制御する。店舗データ取得部12は、位置情報取得部21から現在位置情報を取得し、通信部11に出力する。現在位置情報を取得した通信部11は、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2から現在位置情報を受信し、店舗データ管理部33に出力する。店舗データ管理部33は、取得した現在位置情報に近い店舗を、店舗データ保存部32から取得し、店舗リストを作成する。作成した店舗リストは、サーバ通信部31に出力される。サーバ通信部31は、取得した店舗リストを、ネットワーク2を通じて、ユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10において、通信部11は、ネットワーク2から店舗リストを受信し、店舗データ取得部12に出力する。店舗データ取得部12は、取得した店舗リストを制御部16に出力し、制御部16は取得した店舗リストを表示部17に出力する。表示部17は、図2(a)に示すように、取得した店舗リストを画面に表示する(ステップS21)。
次に、ユーザは、ユーザ入力部15を使って、図2(a)に示すように、表示された店舗リストの中から店舗を選択する(ステップS22)。制御部16は、ユーザ入力部15から、ユーザが選択した店舗の店舗IDを取得すると、図2(b)に示すように、表示部17に「LOCK」ボタンを表示する。
次に、ユーザが「LOCK」ボタンを押すと、ユーザ端末10は「ロックオン」操作を開始する(ステップS23)。まず、制御部16は、表示部17に、電子クーポンがロックオンされたことを示す画面を表示する。そして、制御部16は、クーポン提示判定部18に対して、クーポン提示の判定を開始するよう制御する。クーポン提示判定部18は、判定を開始するため、タイマー19を開始し、移動距離検出部20から、現時点を開始地点として、ユーザ端末10の移動距離を検出するよう制御する。クーポン提示判定部18の判定の処理は、まず、移動距離検出部20から移動距離を取得し、ユーザ端末10が店舗内に居るかどうかを判定する(ステップS24)。
ステップS24において、「店舗内に居る」と判定された場合(ステップS24:Yes)、続いてクーポン提示判定部18は、タイマー19から時間を取得し、一定時間以上経過したかどうかを、判定する(ステップS25)。
ステップS25において、「一定時間以上経過した」と判定された場合(ステップS25:Yes)、クーポン提示判定部18は、制御部16に、電子クーポンを提示できることを示す情報を出力する。制御部16は、電子クーポンを提示できることを示す情報を取得すると、表示部17に、電子クーポンを提示可能となったことを示す「開く」ボタンを表示する。
ユーザ入力部15から、「開く」ボタンが押されたという情報を受けると、制御部16は、クーポン提示通知部14に対して、クーポン提示通知データをクーポン管理サーバ30に送信するように制御する。クーポン提示通知部14は、クーポン提示通知データを通信部11に出力し、通信部11は、取得したクーポン提示通知データを、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する(ステップS26)。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2からクーポン提示通知データを受信し、クーポン提示管理部37に出力する。クーポン提示管理部37は、クーポン提示通知データに基づいて、クーポン管理データ保存部36のデータを更新する。
制御部16は、クーポン提示通知部14を制御した後、ステップS22において取得した店舗IDの電子クーポンを取得するよう、クーポン取得部13を制御する。クーポン取得部13は、制御部16から店舗IDを取得し、通信部11に出力する。店舗IDを取得した通信部11は、ネットワーク2を通じてクーポン管理サーバ30に送信する。
クーポン管理サーバ30において、サーバ通信部31は、ネットワーク2から店舗IDを受信し、クーポンデータ管理部35に出力する。クーポンデータ管理部35は、取得した店舗IDの電子クーポンを、クーポンデータ保存部34から取得する。そして、取得した電子クーポンをサーバ通信部31に出力する。サーバ通信部31は、取得した電子クーポンを、ネットワーク2を通じて、ユーザ端末10に送信する。
ユーザ端末10において、通信部11は、ネットワーク2から電子クーポンを受信し、クーポン取得部13に出力する。クーポン取得部13は、取得した電子クーポンを制御部16に出力し、制御部16は、電子クーポンを取得する(ステップS27)。制御部16は、取得した電子クーポンを、表示部17に提示する(ステップS28)。
一方、ステップS24において、「店舗内に居ない」と判定された場合(ステップS24:No)、クーポン提示判定部18は、制御部16に、電子クーポンを提示できないことを示す情報を出力する。制御部16は、電子クーポンを提示できないことを示す情報を取得すると、「ロックオン」を解除する(ステップS29)。
一方、ステップS25において、「一定時間以上経過していない」と判定された場合(ステップS25:No)、クーポン提示判定部18は、再度店舗内に居るかどうかを判定するため、ステップS24に戻る。
このように、クーポンが提示可能になってからユーザ端末10がクーポンを取得することにより、施錠クーポンが不要となり、処理が簡潔になる。
〔実施形態3〕
本発明の第3の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
第1の実施形態において、図2(c)に示すように、ユーザが「LOCK」ボタンを押すと、電子クーポンがロックオンされたことを示す画面を表示する。この時点で電子クーポンはまだ提示されていないため、ユーザは電子クーポンの割引情報を知らない。そこで、電子クーポンを提示する前でもユーザが電子クーポンの割引情報が分かるように、ロックオンされたことを示す画面ではなく、電子クーポンの割引情報を表示させる。
例えば、店舗データ保存部32に保存されている店舗情報に、電子クーポンの割引情報も一緒に保存する。店舗情報を取得した制御部16は、ユーザが「LOCK」ボタンを押すと、店舗情報の割引情報をテキストで表示部17に表示させる。こうすることにより、ユーザは電子クーポン提示前でも、電子クーポンの割引情報を知ることができる。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムは、電子クーポンと、電子クーポンを発行している店舗情報とを管理するサーバと、現在位置を取得可能および電子クーポンを表示可能な端末と、を備えている電子クーポン配布システムであって、上記サーバは、上記端末から、上記現在位置を受信する現在位置受信手段(サーバ通信部31)と、上記端末に、上記現在位置に対応する少なくとも1つの店舗情報を送信する店舗情報送信手段(サーバ通信部31)と、上記端末から、上記店舗情報を受信する店舗情報受信手段(サーバ通信部31)と、上記端末に、受信した上記店舗情報に対応する上記電子クーポンを送信する電子クーポン送信手段(サーバ通信部31)と、を備えており、上記端末は、上記現在位置を取得する位置情報取得手段(位置情報取得部21)と、上記サーバに、取得した上記現在位置を送信する現在位置送信手段(通信部11)と、上記サーバから、上記少なくとも1つの店舗情報を受信する店舗情報受信手段(店舗データ取得部12)と、上記少なくとも1つの店舗情報から、ユーザにいずれかの店舗情報を選択させる選択手段(ユーザ入力部15)と、上記サーバに、選択された上記店舗情報を送信する店舗情報送信手段と(通信部11)、上記サーバから、上記電子クーポンを受信する電子クーポン受信手段(クーポン取得部13)と、上記店舗情報の選択後、予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、予め定められた距離を超えたかどうかを判定する判定手段(クーポン提示判定部18)と、上記判定手段において、上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示する提示手段(表示部17)と、を備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、電子クーポンの発行数から、店舗を利用しようとした人数を、店舗が把握できる。また、一定時間、店舗内に滞在させることにより、電子クーポン利用者はある程度サービスを利用していることがわかる。また、店舗には新たな機器を設置する必要もない。
本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムの上記提示手段は、上記店舗を選択後は電子クーポンそのものとは異なる情報を提示し、上記判定手段において、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示することが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは電子クーポンが破棄されたのかどうかがすぐに分かる。
本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムの上記電子クーポンそのものとは異なる情報は、上記電子クーポンに付随する割引情報であることが好ましい。
上記の構成によれば、電子クーポンが提示される前に、ユーザは電子クーポンの割引情報を知ることができる。
本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムの上記端末は、上記判定手段において、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示することを示す情報を送信する電子クーポン提示情報送信手段(通信部11)、をさらに備え、上記サーバは、上記電子クーポンを提示することを示す情報を受信する電子クーポン提示情報受信手段(サーバ通信部31)、をさらに備え、上記電子クーポン送信手段は、上記電子クーポン提示情報受信手段が上記電子クーポンを提示することを示す情報を受信後、上記店舗情報の上記電子クーポンを送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザ端末は、提示可能になってから電子クーポンを取得するので、処理が簡潔になる。
本発明の一態様に係る電子クーポン配布システムの上記端末は、加速度センサをさらに備え、上記判定手段は、上記店舗情報の選択後、上記予め定められた時間内の上記加速度センサが出力する歩数が、予め定められた歩数を超えた場合、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えたと判定することが好ましい。
上記の構成によれば、GPSやWiFiによって絶対位置が分からなくても、端末に備わっている加速度センサによって、相対的に端末が移動したのかどうかを判定できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明の一態様に係る端末は、上記の課題を解決するために、
電子クーポンと、電子クーポンを発行している店舗情報とを管理するサーバと共に電子クーポン配布システムを構成する端末であって、
現在位置を取得する位置情報取得手段と、
上記サーバに、取得した上記現在位置を送信する現在位置送信手段と、
上記サーバから、上記現在位置に対応した少なくとも1つの上記店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、
上記少なくとも1つの店舗情報から、ユーザにいずれかの店舗情報を選択させる選択手段と、
上記サーバに、選択された上記店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、
上記サーバから、選択された上記店舗情報に対応した上記電子クーポンを受信する電子クーポン受信手段と、
上記店舗情報の選択後、予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、予め定められた距離を超えたかどうかを判定する判定手段と、
上記判定手段において、上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示する提示手段と、を備えていることを特徴とする端末であることを特徴としている。
上記の構成によれば、電子クーポンの発行数から、店舗を利用しようとした人数を、店舗が把握できる。また、一定時間、店舗内に滞在させることにより、電子クーポン利用者はある程度サービスを利用していることがわかる。また、店舗には新たな機器を設置する必要もない。
なお、上記端末は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記端末をコンピュータにおいて実現するプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔ソフトウェアによる実現例〕
電子クーポン配布システム1を構成するユーザ端末10の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、クーポン管理サーバ30の各ブロックは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、飲食店などの店舗情報を提供する会社が、電子クーポンを配信するシステムなどにおいて、幅広く利用できる。
1 クーポン配布システム
2 ネットワーク
10 ユーザ端末
11 通信部(現在位置送信手段、店舗情報送信手段、電子クーポン提示情報送信手段)
12 店舗データ取得部(店舗情報受信手段)
13 クーポン取得部(電子クーポン受信手段)
14 クーポン提示通知部
15 ユーザ入力部(選択手段)
16 制御部
17 表示部(提示手段)
18 クーポン提示判定部(判定手段)
19 タイマー
20 移動距離検出部
21 位置情報取得部(位置情報取得手段)
22 GPS信号受信部
23 WiFi通信部
24 加速度センサ
30 クーポン管理サーバ
31 サーバ通信部(現在位置受信手段、店舗情報送信手段、店舗情報受信手段、電子クーポン送信手段、電子クーポン提示情報受信手段)
32 店舗データ保存部
33 店舗データ管理部
34 クーポンデータ保存部
35 クーポンデータ管理部
36 クーポン管理データ保存部
37 クーポン提示管理部

Claims (8)

  1. 電子クーポンと、電子クーポンを発行している店舗情報とを管理するサーバと、現在位置を取得可能および電子クーポンを表示可能な端末と、を備えている電子クーポン配布システムであって、
    上記サーバは、
    上記端末から、上記現在位置を受信する現在位置受信手段と、
    上記端末に、上記現在位置に対応する少なくとも1つの店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、
    上記端末から、上記店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、
    上記端末に、受信した上記店舗情報に対応する上記電子クーポンを送信する電子クーポン送信手段と、を備えており、
    上記端末は、
    上記現在位置を取得する位置情報取得手段と、
    上記サーバに、取得した上記現在位置を送信する現在位置送信手段と、
    上記サーバから、上記少なくとも1つの店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、
    上記少なくとも1つの店舗情報から、ユーザにいずれかの店舗情報を選択させる選択手段と、
    上記サーバに、選択された上記店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、
    上記サーバから、上記電子クーポンを受信する電子クーポン受信手段と、
    上記店舗情報の選択後、予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、予め定められた距離を超えたかどうかを判定する判定手段と、
    上記判定手段において、上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示する提示手段と、を備えていることを特徴とする電子クーポン配布システム。
  2. 上記提示手段は、上記店舗情報を選択後は電子クーポンそのものとは異なる情報を提示し、上記判定手段において、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示することを特徴とする請求項1に記載の電子クーポン配布システム。
  3. 上記電子クーポンそのものとは異なる情報は、上記電子クーポンに付随する割引情報であることを特徴とする請求項2に記載の電子クーポン配布システム。
  4. 上記端末は、上記判定手段において、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示することを示す情報を送信する電子クーポン提示情報送信手段、をさらに備え、
    上記サーバは、上記電子クーポンを提示することを示す情報を受信する電子クーポン提示情報受信手段、をさらに備え、
    上記電子クーポン送信手段は、上記電子クーポン提示情報受信手段が上記電子クーポンを提示することを示す情報を受信後、上記店舗情報の上記電子クーポンを送信する、ことを特徴とする請求項1〜3に記載の電子クーポン配布システム。
  5. 上記端末は加速度センサをさらに備え、
    上記判定手段は、上記店舗情報の選択後、上記予め定められた時間内の上記加速度センサが出力する歩数が、予め定められた歩数を超えた場合、上記予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えたと判定することを特徴とする請求項1〜4に記載の電子クーポン配布システム。
  6. 電子クーポンと、電子クーポンを発行している店舗情報とを管理するサーバと共に電子クーポン配布システムを構成する端末であって、
    現在位置を取得する位置情報取得手段と、
    上記サーバに、取得した上記現在位置を送信する現在位置送信手段と、
    上記サーバから、上記現在位置に対応した少なくとも1つの上記店舗情報を受信する店舗情報受信手段と、
    上記少なくとも1つの店舗情報から、ユーザにいずれかの店舗情報を選択させる選択手段と、
    上記サーバに、選択された上記店舗情報を送信する店舗情報送信手段と、
    上記サーバから、選択された上記店舗情報に対応した上記電子クーポンを受信する電子クーポン受信手段と、
    上記店舗情報の選択後、予め定められた時間内の上記端末の移動距離が、予め定められた距離を超えたかどうかを判定する判定手段と、
    上記判定手段において、上記端末の移動距離が、上記予め定められた距離を超えていないと判定された場合に、上記電子クーポンを提示する提示手段と、を備えていることを特徴とする端末。
  7. 請求項6に記載の端末を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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