JP2020008900A - 広告配信装置、広告配信方法、及びプログラム - Google Patents

広告配信装置、広告配信方法、及びプログラム Download PDF

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優子 米津
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宣子 前川
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博之 松崎
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Abstract

【課題】店舗側とユーザ側の両方に負担をかけることなく、配信した電子クーポンの効果を高め、その効果を定量的に把握することができる広告配信装置を提供する。【解決手段】電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置であって、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定する到達判定部と、前記端末装置の現在位置が前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信する切替部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、広告配信装置、広告配信方法、及びプログラムに関する。
従来、販売促進のツールとして、携帯電話やスマートフォンに、電子広告や電子クーポンを配布するサービスがある。このようなサービスにおいては、店舗側の設備負担を極力抑えるサービスとすることにより、店舗側にとって利用し易いものとする技術がある(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、このようなサービスでは、電子クーポンを配布することによる効果を定量的に把握しようとする技術がある。例えば、特許文献1には、一定時間店舗に滞在した端末装置に電子クーポンを配布することにより電子クーポンを配布することによる効果を把握する技術が開示されている。また、特許文献2には、電子クーポンが配布された端末装置とクーポンの利用に関する通信を行うことにより電子クーポンのステータスを管理する技術が開示されている。
また、このようなサービスでは、配布する電子広告の効果を高めようとする技術がある。例えば、特許文献3では、ウェブ広告のアクセス履歴に戻づいて、端末装置の現在位置から店舗までの距離が所定距離以下である場合に、かかる店舗において所定の商品が販売される旨を通知する。
特開2014−096112号公報 特開2014−206776号公報 特開2014−032567号公報
しかしながら、電子クーポンを配布することによる効果を定量的に把握しようとすると、電子クーポンを利用するユーザ側に負担がかかってしまう場合がある。具体的には、特許文献1ではユーザが電子クーポンを取得するために一定時間店舗に滞在しなければならない。また、特許文献2ではユーザが電子クーポンを利用する意思があるかを回答して送信しなければならないため、ユーザに負担を感じさせてしまう可能性がある。
また、特許文献3においては、ユーザの状況に関わらず一方的に通知がなされてしまう。このため、ユーザが急いでいる、或いは他の用事がある場合などにも通知がなされることになり、ユーザにとって迷惑となる可能性がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、店舗側とユーザ側の両方に負担をかけることなく、配信した電子クーポンの効果を高め、その効果を定量的に把握することができる広告配信装置、広告配信方法、及びプログラムを提供する。
本発明の一実施形態に係る広告配信装置は、電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置であって、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定する到達判定部と、前記端末装置の現在位置が前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信する切替部を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る広告配信方法は、電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置の広告配信方法であって、取得部が、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得し、判定部が、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が、特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定し、切替部が、前記端末装置の現在位置が前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置のコンピュータに、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得させ、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が、特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定させ、前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信させることを特徴とする。
本発明によれば、店舗側とユーザ側の両方に負担をかけることなく、配信した電子クーポンの効果を高め、その効果を定量的に把握することができる。
第1の実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る配信情報記憶部301に記憶される情報の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る切替情報記憶部302に記憶される情報の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る利用情報記憶部303に記憶される情報の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末装置10に表示される画像の例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末装置10に表示される画像の例を示す図である。 第1の実施形態に係る広告配信装置20が行う動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る広告配信システム1Aの構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る集計サーバ30に記憶される情報の構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る広告配信装置20Aが行う処理を説明する図である。 第2の実施形態に係る広告配信装置20Aが行う動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る広告配信システム1(1A)が行う動作を示すシーケンスチャートである。
以下、実施形態の広告配信装置20が適用される広告配信システム1を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示すブロック図である。広告配信システム1は、例えば、端末装置10(端末装置10−1〜10−N、Nは任意の自然数)、広告配信装置20、集計サーバ30および通信ネットワーク40を有する。端末装置10、広告配信装置20、及び集計サーバ30の各々は、通信ネットワーク40を介して互いに通信可能である。
端末装置10は、例えば、電子クーポンを利用するユーザが所有する携帯端末や、スマートフォンである。端末装置10は、ユーザの操作等により、ウェブブラウザを介して特定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスされることで、店舗が開設するウェブサイトなどで展開するキャンペーンサイトや、店舗までの経路を示すナビゲーションサイト(以下、オウンドメディアコンテンツともいう)を表示する。ここで、オウンドメディアコンテンツには、電子クーポンを端末装置に配信するサービスの提供が含まれる。つまり、オウンドメディアコンテンツは、「配信サービス」の一例である。また、ここでの電子クーポンには、提示することで所定のサービスが得られる所謂クーポンの他、くじ引き当選型コンテンツ、クイズ当選型コンテンツ、来店スタンプカードなどを含む。くじ引き当選型コンテンツは、サイトに掲載されたクジを引くことで、引き当てたクジに相当するサービスが得られるものである。クイズ当選型コンテンツは、サイトに掲載されたクイズに答えることで、答えに相当するサービスが得られるものである。来店スタンプカードは、提示することでスタンプを取得することができ、貯まったスタンプの数に応じたサービスが得られるものである。
端末装置10は、オウンドメディアコンテンツにアクセスし、ユーザにより所定の操作がなされることにより、電子クーポンを取得する。ここでの所定の操作とは、例えば、電子クーポンを取得するためのリンク先がクリックされる等の操作である。また、ここで端末装置10に配信される電子クーポンは、広告配信装置20から配信される非アクティブな電子クーポンである。ここでの非アクティブな電子クーポンとは、ユーザが利用することができない無効な電子クーポンのことである。
また、端末装置10は、オウンドメディアコンテンツにアクセスし、ユーザにより所定の操作がなされることにより、ナビサービスを利用する。ここでの所定の操作とは、例えば、ナビサービスを利用するためのナビゲーションサイトへのリンク先がクリックされる等の操作である。ここでのナビサービスは、例えば地図上に線や矢印などを示すことにより、端末装置10の現在位置から店舗までの経路を案内するサービスである。例えば、ユーザが、オウンドメディアコンテンツに表示された店舗を訪問しようする場合に当該ナビサービスを利用することにより、その店舗までの経路を案内してもらうことで、容易に店舗に到達することができる。
また、端末装置10は、オウンドメディアコンテンツにアクセスしている間、端末装置10の現在位置を示す位置情報を、端末装置10のセッションIDと共に広告配信装置20に送信する。ここでのセッションIDとは、オウンドメディアコンテンツにアクセス中の端末装置10に割り当てられる固有の識別情報である。例えば、セッションIDは、端末装置10がオウンドメディアコンテンツにアクセスすることで発行され、一定の期間(例えば、2年)が経過した場合に破棄される。
また、端末装置10は、オウンドメディアコンテンツにアクセスしている間に、店舗から所定の距離の範囲内に到達した場合、アクティブに切替えられた電子クーポンを取得する。ここでのアクティブな電子クーポンとは、ユーザが利用することができる有効な電子クーポンのことである。
また、端末装置10は、オウンドメディアコンテンツを参照している間、ユーザにより所定の操作がなされることにより、アクティブな電子クーポンを利用することができる。ここでの所定の操作とは、例えば、電子クーポンを利用するためのリンク先がクリックされる等の操作である。端末装置10は、アクティブな電子クーポンを利用した場合、端末装置10のセッションIDと共に電子クーポンを利用した旨を示す情報を、広告配信装置20に送信する。
広告配信装置20は、端末装置10に電子クーポンを配布する。広告配信装置20は、例えば、配信部201、位置情報取得部202、到達判定部203、切替部204、配信時期特定部205、利用情報取得部206および利用判定部207を有する。
配信部201は、オウンドメディアコンテンツにアクセスしている端末装置10から、電子クーポンの取得を要求する旨の通知を受けた場合、端末装置10に非アクティブな電子クーポンを配信する。配信部201は、端末装置10に非アクティブな電子クーポンを配信した場合、端末装置10のセッションIDと共に、配信した電子クーポンの種別、配布した日時等を示す配信情報を、集計サーバ30の配信情報記憶部301に記憶させる。
また、配信部201は、オウンドメディアコンテンツにアクセスしている端末装置10から、ナビサービスの取得を要求する旨の通知を受けた場合、端末装置10にナビサービスに関する情報を配信する。配信部201は、例えば、端末装置10の現在位置、店舗の位置、および現在位置から店舗への経路を示す地図情報を、ナビサービスとして端末装置10に配信する。また、配信部201は、端末装置10の現在位置が移動した場合、地図上の端末装置10の位置を移動させた地図情報を、端末装置10に配信する。
位置情報取得部202は、オウンドメディアコンテンツにアクセスしている端末装置10から、端末装置10の現在位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部202は、取得した位置情報を、端末装置10のセッションIDと共に、到達判定部203に出力する。
到達判定部203は、端末装置10の現在位置を示す位置情報に基づいて、端末装置10の現在位置が、特定の店舗の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定する。到達判定部203は、判定結果を切替部204に出力する。ここでの特定の店舗は、例えば、端末装置10に配信した電子クーポンを利用することができる店舗である。
切替部204は、到達判定部203による判定結果に基づいて、広告配信装置20が配信した非アクティブな電子クーポンを、アクティブな電子クーポンに切替える。切替部204は、端末装置10が切替領域に到達したと判定された場合、端末装置10にアクティブな電子クーポンを配信する。これにより、非アクティブな電子クーポンが、アクティブな電子クーポンに切替えられる。切替部204は、電子クーポンを切替えた場合、端末装置10のセッションIDと共に、配信した電子クーポンの種別、配布した日時等を示す切替情報を、集計サーバ30の切替情報記憶部302に記憶させる。
配信時期特定部205は、切替部204により非アクティブな電子クーポンが切替えられた場合、切替えられた電子クーポンが配信された時期を判定する。配信時期特定部205は、例えば、到達判定部203により電子クーポンが切替えられた場合、当該切替えられた端末装置10のセッションIDを取得する。
セッションIDは、電子クーポンが配信された日時から、電子クーポンが切替えられた日時までの間が、長期間(例えば2年)経過していない場合には、同一の識別番号にて管理されるのが通常である。このため、配信時期特定部205は、電子クーポンが切替えられた際の通信に用いられたセッションIDと同一のセッションIDにて配信情報記憶部301に記憶される配信情報が、当該切り替えられた電子クーポンが配信された際の情報であるとみなすことができる。
つまり、配信時期特定部205は、電子クーポンが切替えられた際の通信に用いられたセッションIDに基づいて、集計サーバ30の配信情報記憶部301を参照することにより、切替えられた電子クーポンが配信された時期を判定する。
利用情報取得部206は、端末装置10から、電子クーポンを利用した旨の利用通知を取得する。利用通知には、例えば、セッションIDと共に、利用された電子クーポンや、店舗に関する情報が含まれる。
利用判定部207は、端末装置10から取得した利用通知に含まれるセッションIDを取得し、取得したセッションIDと共に、利用された電子クーポンの種別、利用された日時等を示す利用情報を、集計サーバ30の利用情報記憶部303に記憶させる。この場合、利用判定部207は、取得したセッションIDに基づいて、配信情報記憶部301および切替情報記憶部302を参照することにより、利用された電子クーポンが配信された日時やアクティブに切替えられた日時を取得し、取得した情報をセッションIDに対応付けて利用情報記憶部303に記憶させるようにしてもよい。
或いは、利用情報取得部206は、例えば、セッションIDを含む識別情報と電子クーポンが撮像された画像の画像情報を取得するようにしてもよい。セッションIDを含む識別情報には、セッションIDの他、端末装置10の端末情報、利用日時、および利用時における端末装置10の位置を示す情報が含まれていてよい。
また、この画像は、店舗側の図示しない端末の撮像機能により撮像されたものであってもよいし、端末装置10の表示画面に表示され、端末装置10の図示しない撮像機能により撮像されたものであってもよい。
店舗側の端末により、端末装置10のセッションIDを含む識別情報と電子クーポンが撮像された場合、当該店舗側の装置は、撮像した画像の情報を広告配信装置20に送信する。利用情報取得部206は、取得した画像の情報を、利用判定部207に出力する。この場合、利用判定部207は、利用情報取得部206から取得した画像から、セッションID、および利用された電子クーポンや、店舗に関する情報を取得する。
集計サーバ30は、広告配信装置20により配信され電子クーポンに関する情報を記憶する。集計サーバ30は、例えば、配信情報記憶部301、切替情報記憶部302および利用情報記憶部303を有する。
配信情報記憶部301は、非アクティブな電子クーポンが配信された場合に、配信された電子クーポンに関する配信情報を記憶する。
切替情報記憶部302は、アクティブに切替えられた電子クーポンに関する切替情報を記憶する。
利用情報記憶部303は、アクティブな電子クーポンが利用された場合に、利用された電子クーポンに関する利用情報を記憶する。
通信ネットワーク40は、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうちの一部または全部を含む通信網である。
ここで、配信情報記憶部301に記憶される情報について説明する。図2は、第1の実施形態に係る配信情報記憶部301に記憶される配信情報の構成例を示す図である。この例に示すように、配信情報記憶部301に記憶される情報は、例えば、「セッションID」、「端末情報」、「配信情報」、「配信日時情報」、および「配信時位置情報」などの項目を有する。
「セッションID」は、端末装置10が非アクティブな電子クーポンを取得した際のオウンドメディアコンテンツへのアクセスに対応する端末装置10を識別する識別情報を示す。
「端末情報」は、セッションIDに対応する端末装置10の情報を示し、例えば、端末が利用するキャリアや、アクセス元のIPアドレス等の情報が含まれてよい。
「配信情報」は、広告配信装置20が配信した非アクティブな電子クーポンに関する情報を示し、例えば、電子クーポンを利用することで得られる特典、対象とする商品、および利用可能な店舗等の情報が含まれてよい。
「配信日時情報」は、広告配信装置20が端末装置10に非アクティブな電子クーポンを配信した日時を示す情報である。ここでの日時は、例えば、年月日、および時刻である。
「配信時位置情報」は、広告配信装置20が非アクティブな電子クーポンを配信した時の端末装置10の位置を示す情報である。ここでの位置は、例えば、住所や緯度経度によって示される。なお、配信情報記憶部301には、この例で示した全ての項目に対応する情報が記憶されていなくともよく、また、例示していない他の情報が記憶されてもよい。
ここで、切替情報記憶部302に記憶される切替情報について説明する。図3は、第1の実施形態に係る切替情報記憶部302に記憶される情報の構成例を示す図である。この例に示すように、切替情報記憶部302に記憶される情報は、例えば、「セッションID」、「端末情報」、「切替情報」、「切替日時情報」、「切替時位置情報」、「配信日時情報」、および「配信時位置情報」などの項目を有する。
「セッションID」は、端末装置10の電子クーポンが切替えられた際のオウンドメディアコンテンツへのアクセスに対応する端末装置10を識別する識別情報を示す。
「端末情報」は、セッションIDに対応する端末装置10の情報を示し、例えば、端末が利用するキャリアや、アクセス元のIPアドレス等の情報が含まれてよい。
「切替情報」は、アクティブに切替えられた電子クーポンに関する情報を示し、例えば、電子クーポンを利用することで得られる特典、対象とする商品、および利用可能な店舗等の情報が含まれてよい。
「切替日時情報」は、広告配信装置20が端末装置10にアクティブな電子クーポンを配信した日時を示す情報である。ここでの日時は、例えば、年月日、および時刻である。
「切替時位置情報」は、広告配信装置20がアクティブな電子クーポンを配信した時の端末装置10の位置を示す。ここでの位置は、例えば、住所や緯度経度によって示される。
「配信日時情報」は、アクティブに切替えられた電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された日時を示す。
「配信時位置情報」は、アクティブに切替えられた電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された時の端末装置10の位置を示す。なお、切替情報記憶部302には、この例で示した全ての項目に対応する情報が記憶されていなくともよく、また、例示していない他の情報が記憶されてもよい。
ここで、利用情報記憶部303に記憶される利用情報について説明する。図4は、第1の実施形態に係る利用情報記憶部303に記憶される情報の構成例を示す図である。この例に示すように、利用情報記憶部303に記憶される情報は、例えば、「セッションID」、「端末情報」、「利用情報」、「利用日時情報」、「利用時位置情報」、「切替日時情報」、「切替時位置情報」、「配信日時情報」、および「配信時位置情報」などの項目を有する。
「セッションID」は、電子クーポンが利用された際のオウンドメディアコンテンツへのアクセスに対応する端末装置10を識別する識別情報を示す。
「端末情報」は、セッションIDに対応する端末装置10の情報を示し、例えば、端末が利用するキャリアや、アクセス元のIPアドレス等の情報が含まれてよい。
「利用情報」は、利用された電子クーポンに関する情報を示し、例えば、電子クーポンを利用することで得られる特典、対象とする商品、および利用可能な店舗等の情報が含まれてよい。
「利用日時情報」は、端末装置10が電子クーポンを利用した日時を示す情報である。ここでの日時は、例えば、年月日、および時刻である。
「利用時位置情報」は、端末装置10が電子クーポンを利用した時の端末装置10の位置を示す。ここでの位置は、例えば、住所や緯度経度によって示される。
「切替日時情報」は、利用された電子クーポンが、アクティブな電子クーポンに切替えられた日時を示す。
「切替時位置情報」は、利用された電子クーポンが、アクティブな電子クーポンに切替えられた時の端末装置10の位置を示す。
「配信日時情報」は、利用された電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された日時を示す。
「配信時位置情報」は、利用された電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された時の端末装置10の位置を示す。なお、利用情報記憶部303には、この例で示した全ての項目に対応する情報が記憶されていなくともよく、また、例示していない他の情報が記憶されてもよい。
ここで、広告配信装置20が行う処理について、図5および図6を用いて説明する。
図5および図6は、第1の実施形態に係る端末装置10に表示される画像の例を示す図である。
図5(a)は端末装置10がキャンペーンサイトにアクセスしている場合に端末装置10に表示される画像の例、図5(b)は端末装置10が非アクティブな電子クーポンを取得した場合に端末装置10に表示される画像の例、および図5(c)は端末装置10がアクティブな電子クーポンを取得した場合に端末装置10に表示される画像の例を示している。
図5(a)に示すように、端末装置10がキャンペーンサイトにアクセスした場合、例えば、そのキャンペーンサイトにおいて、キャンペーンの案内などのメッセージと共に、電子クーポンを取得するための画像101が表示される。この例では、電子クーポンを取得するための画像として「クーポンはこちら」と表示した画像101を表示させている。この画像101が端末装置10のユーザのクリック操作などにより選択された場合、端末装置10からの電子クーポンの取得要求を示す通知が、広告配信装置20に送信される。この通知を受けて、広告配信装置20は、端末装置10に非アクティブな電子クーポンを配信する。
図5(b)に示すように、端末装置10にて電子クーポンを取得する操作が行われた場合、例えば、その取得した電子クーポンを表示するサイトにおいて、クーポンが非アクティブである旨のメッセージを示す画像102と共に、非アクティブな電子クーポンの画像103が表示される。この例では、クーポンが非アクティブである旨のメッセージとして「ご来店いただけるお客様のみご利用いただけるクーポンです」と表示した画像102を表示させると共に、電子クーポンに、非アクティブであることを示すアイコンを重ねて表示させた画像103を表示させている。広告配信装置20は、端末装置10が店舗のキャンペーンサイトや電子クーポンを表示するサイトにアクセスしている間、定期的又は不定期に、端末装置10の現在位置の位置情報を取得する。広告配信装置20は、端末装置10の現在位置が特定の店舗から所定の範囲内であると判定した場合、その端末装置10にアクティブな電子クーポンを配信する。
図5(c)に示すように、端末装置10の現在位置が特定の店舗から所定の範囲内に到達した場合、例えば、電子クーポンを表示するサイトにおいて、アクティブな電子クーポンの画像104が表示される。この例では、電子クーポンを利用する特典として「会員ポイントを10ポイントプレゼント」と表示した画像104を表示させている。広告配信装置20は、端末装置10により電子クーポンが利用された場合、端末装置10から電子クーポンの利用を示す利用通知を取得する。或いは、広告配信装置20は、セッションIDを含む識別情報と電子クーポンとが撮像された画像の情報を取得する。
図6(a)、(b)は端末装置10がナビゲーションサイトにアクセスしている場合に端末装置10に表示される画像の例を示している。図6(c)は、図5(c)と同様に、端末装置10がアクティブな電子クーポンを取得した場合に端末装置10に表示される画像の例を示している。
図6(a)に示すように、端末装置10がナビゲーションサイトにアクセスした場合、端末装置10には地図が表示され、その地図上に端末装置10の現在位置を示すマーク110、店舗の位置を示すマーク111、および経路112が示される。
図6(b)に示すように、ユーザが端末装置10に表示されたナビサービスに示される経路に沿って店舗に近づき、端末装置10の現在位置が店舗から所定の範囲内に到達した場合、電子クーポンの発行を示す画像113が表示される。この画像113がユーザのクリック操作などにより選択された場合、図6(c)に示す電子される。この通知を受けて、広告配信装置20は、端末装置10に非アクティブな電子クーポンを示すサイトが表示される。図6(c)は、図5(c)と同様な画像であるため、その説明を省略する。
ここで、第1の実施形態に係る広告配信装置20が行う動作について説明する。図7は、第1の実施形態に係る広告配信装置20が行う動作を示すフローチャートである。
ステップS100:
まず、広告配信装置20は、端末装置10からオウンドメディアコンテンツへのアクセスを待つ。
ステップS101:
広告配信装置20は、端末装置10からオウンドメディアコンテンツにアクセスかあった場合、アクセスしてきた端末装置10に電子クーポンを配信済みであるか否かを判定する。広告配信装置20は、例えば、端末装置10からのアクセスを示す通知にセッションIDが含まれている場合、そのセッションIDに基づいて配信情報記憶部301を参照する。広告配信装置20は、配信情報記憶部301に当該セッションIDに対応する配信情報が記憶されている場合には、電子クーポンを配信済みであると判定する。広告配信装置20は、配信情報記憶部301に当該セッションIDに対応する配信情報が記憶されていない場合には、電子クーポンを配信済みでないと判定する。また、広告配信装置20は、端末装置10からのアクセスを示す通知にセッションIDが含まれていない場合、電子クーポンを配信済みでないと判定する。
ステップS102:
広告配信装置20は、端末装置10に電子クーポンを配信済みでない場合、アクセスしてきた端末装置10に対応させたセッションIDを発行する。広告配信装置20は、端末装置10からのアクセスを示す通知にセッションIDが含まれていた場合には、そのセッションIDを使用してよい。
ステップS103:
広告配信装置20は、端末装置10から電子クーポンの配信を要求する通知を待つ。
ステップS104:
広告配信装置20は、端末装置10から電子クーポンの配信を要求された場合、端末装置10に非アクティブな電子クーポンを配信する。
ステップS105:
広告配信装置20は、端末装置10に配信した電子クーポンに関する配信情報を配信情報記憶部301に記憶させる。
ステップS106:
広告配信装置20は、ステップS101において、端末装置10に電子クーポンを配信済みである場合、電子クーポンが非アクティブな状態であるか否かを判定する。広告配信装置20は、例えば、端末装置10からのアクセスを示す通知に含まれているセッションIDに基づいて、切替情報記憶部302を参照する。広告配信装置20は、切替情報記憶部302に当該セッションIDに対応する切替情報が記憶されている場合には、電子クーポンは非アクティブでない(アクティブである)と判定する。広告配信装置20は、切替情報記憶部302に当該セッションIDに対応する切替情報が記憶されていない場合には、電子クーポンは非アクティブであると判定する。
ステップS107:
広告配信装置20は、端末装置10の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて、端末装置10の位置が店舗から所定の範囲内に到達したか否かを判定する。
ステップS108:
広告配信装置20は、端末装置10の位置が店舗から所定の範囲内に到達している場合、非アクティブな電子クーポンを、アクティブな電子クーポンに切替える。
ステップS109:
広告配信装置20は、切替えた電子クーポンに関する切替情報を切替情報記憶部302に記憶させる。
ステップS110:
広告配信装置20は、ステップS106において、電子クーポンがアクティブであると判定した場合、端末装置10から電子クーポンの利用を示す利用通知を待つ。
ステップS111:
広告配信装置20は、端末装置10から利用通知を取得した場合、利用通知から端末装置10のセッションIDを取得する。
ステップS112:
広告配信装置20は、電子クーポンを利用済みとする。例えば、広告配信装置20は、利用された電子クーポンの内容に基づいて、1回のみ利用可能な電子クーポンが利用されたのであればその電子クーポンを無効とし、回数制限がある電子クーポンが利用された場合にはその電子クーポンの残りの利用可能な回数を1回減じる。
ステップS113:
広告配信装置20は、端末装置10に利用された電子クーポンに関する利用情報を利用情報記憶部303に記憶させる。
以上説明したように、第1の実施形態の広告配信装置20においては、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置10の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部202と、位置情報に基づいて、端末装置10の現在位置が特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定する到達判定部203と、端末装置10の現在位置が切替領域に到達したと判定された場合、非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替える切替部204を有する。
これにより、第1の実施形態の広告配信装置20においては、端末装置10が店舗に近づいた場合に電子クーポンをアクティブに切替えるため、ユーザの購買意欲を刺激し、配信した電子クーポンの効果を高めることができる。また、店舗側においては、ユーザの来店把握や集客のためにWiFi設備やビーコンなどの特別な機器を設ける必要がない。
また、第1の実施形態の広告配信装置20においては、電子クーポンを配信した端末装置10の位置情報を取得するため、電子クーポンをアクティブに切り替えた位置を集計することでウェブサイト上の広告(例えば、キャンペーンサイトで配信した電子クーポン)の効果を把握することが可能である。また、ユーザ側は、電子クーポンを取得したり、ナビサービスを利用したりといった、自身の所望でキャンペーンサイトにアクセスするだけでよく、一定時間店舗に滞在したり電子クーポンを利用する意思を回答したりする手間を強いられることがないため、負担を感じることもない。さらに、店舗側においては、例えば広告配信装置20の管理者により用意されたキャンペーンページにリンクを設定するだけでよく、販売促進や広告のための専用のアプリケーションを開発する必要がない。尚且つ、ユーザ側は、専用のアプリケーションをダウンロードする必要もない。なお、店舗側でキャンペーンページを用意するようにしてもよい。
また、第1の実施形態の広告配信装置20においては、切替部204により非アクティブな電子クーポンが切替えられた場合、当該切替えられた電子クーポンが配信された日時を特定する配信時期特定部205を更に有する。これにより第1の実施形態の広告配信装置20においては、どの時期に配信した電子クーポンが、何時何処でアクティブに切替えられたかを把握することができ、ウェブサイト上の広告の効果を詳細に把握することが可能である。
また、第1の実施形態の広告配信装置20においては、アクティブに切替えられた電子クーポンが利用されたか否かを判定する利用判定部207を更に有する。これにより第1の実施形態の広告配信装置20においては、アクティブに切替えられた電子クーポンが利用されたか否かを把握することができ、ウェブサイト上の広告の効果を詳細に把握することが可能である。
また、第1の実施形態の広告配信装置20においては、端末装置10により受信された電子クーポンが利用されたことを示す利用通知を取得する利用情報取得部206を更に有し、利用判定部207は、利用通知に基づいて電子クーポンが利用されたか否かを判定する。これにより第1の実施形態の広告配信装置20においては、利用通知に基づいて容易に電子クーポンの利用を判定することができる。
また、第1の実施形態の広告配信装置20においては、利用情報取得部206は、セッションIDを含む識別情報と共に表示された電子クーポンが撮像された画像の画像情報を取得し、利用判定部207は、識別情報からセッションIDを取得し、取得したセッションIDに基づいて、利用された電子クーポンが配信された日時を特定する。これにより第1の実施形態の広告配信装置20においては、どの時期に配信した電子クーポンが、何時何処で利用されたかを把握することができ、ウェブサイト上の広告の効果を詳細に把握することが可能である。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、端末装置10が移動する軌跡(移動ログ)を記憶する点において、上述した実施形態と相違する。以下の説明にいては、上述した実施形態と相違するのみを説明し、上述した実施形態と同等の機能については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る広告配信システム1Aの構成例を示すブロック図である。広告配信システム1Aは、端末装置10、広告配信装置20A、集計サーバ30Aおよび通信ネットワーク40を有する。
広告配信装置20Aは、到達判定部203A、および軌跡情報記憶制御部208を有する。集計サーバ30Aは、軌跡情報記憶部304を有する。
到達判定部203Aは、端末装置10の現在位置を示す位置情報に基づいて、端末装置10が特定の場所に到達したか否かを判定する。ここでの特定の場所は、例えば、配信した電子クーポンが利用可能な店舗である。
ここで、既に述べたように、広告配信装置20Aは、端末装置10が所定のキャンペーンサイトやナビゲーションサイトにアクセスしている間に、端末装置10の位置情報を取得する。そして、店舗にて電子クーポンが利用されることにより、広告(電子クーポンを配信したこと)による効果を把握することができる。
反面、広告配信装置20Aは,端末装置10がアクセスしていない場合には位置情報を取得することができない。例えば、ユーザがナビゲーションを利用して店舗に近づき、店舗まであと少しのところで、ナビゲーションを終了させた場合、終了させた後の位置情報を取得することができない。ナビサービスを終了させたユーザが、店舗で電子クーポンを利用すれば、その時点でキャンペーンサイトにアクセスするため、再び位置情報を取得できるが、ユーザが必ず電子クーポンを利用するとも限らない。
電子クーポンを取得するユーザの中には、電子クーポンを積極的に活用するユーザばかりではなく、電子クーポンを取得して来店したものの、実際には電子クーポンを利用しないユーザが多いことが判っている。このような、電子クーポンを利用しないユーザであっても、キャンペーンサイトで店舗の存在を知り、電子クーポンを取得することで興味をもって来店するのであれば、実際には電子クーポンを利用しなくとも、広告の効果があったと判定してよい。本実施形態では、このような、電子クーポンを取得し、興味を持って店舗を訪問したが、実際には電子クーポンを利用しなかったユーザの存在を認識することにより、潜在的な広告の効果を把握できるようにする。
具体的に、到達判定部203Aは、端末装置10が特定の場所に到達してない場合、端末装置10における位置の軌跡、および特定の場所の位置に基づいて、端末装置10が特定の場所に到達したか否かを推定する。
到達判定部203Aは、例えば、端末装置10の位置が、特定の場所から所定の範囲内まで近づいている場合には店舗に到達する目的で移動しているとみなして、端末装置10が特定の場所に到達したと判定する。また、到達判定部203Aは、端末装置10の移動方向が、特定の場所の方向に沿っている場合には店舗に到達する目的で移動しているとみなして、端末装置10が特定の場所に到達したと判定するようにしてもよい。また、到達判定部203Aは、端末装置10の平均的な移動速度が所定の速度以上である場合には、店舗に到達する目的で移動しているとみなして、端末装置10が特定の場所に到達したと判定するようにしてもよい。このように、到達判定部203Aは、端末装置10の位置の軌跡に基づいて、端末装置10の移動方向や移動速度を算出し、算出した移動方向や移動速度から端末装置10が特定の場所に到達したか否かを判定する。
到達判定部203Aは、判定結果を軌跡情報記憶制御部208に出力する。
軌跡情報記憶制御部208は、到達判定部203Aにより端末装置10が特定の場所に到達したと判定されたか、或いは端末装置10が特定の場所に到達したと推定されたか否かに関わらず、端末装置10における移動の軌跡を利用情報記憶部303に記憶させる。所定の開始位置は、例えば、端末装置10がオウンドメディアコンテンツへアクセスした位置である。
軌跡情報記憶部304は、電子クーポンが配信された端末装置10における移動の軌跡を記憶する。
ここで、軌跡情報記憶部304に記憶される情報について説明する。図9は、第2の実施形態に係る軌跡情報記憶部304に記憶される情報の構成例を示す図である。この例に示すように、軌跡情報記憶部304に記憶される情報は、例えば、「セッションID」、「端末情報」、「到達情報」、「軌跡情報」、「到達日時情報」、「到達時位置情報」、「切替日時情報」、「切替時位置情報」、「配信日時情報」、および「配信時位置情報」などの項目を有する。
「セッションID」は、端末装置10が特定の場所に到達した際のオウンドメディアコンテンツへのアクセスに対応する端末装置10を識別する識別情報を示す。
「端末情報」は、セッションIDに対応する端末装置10の情報を示し、例えば、端末が利用するキャリアや、アクセス元のIPアドレス等の情報が含まれてよい。
「到達情報」、端末装置10が特定の場所に到達したと判定されたか、或いは端末装置10が特定の場所に到達したと推定されたか否かを示す。
「軌跡情報」は、端末装置10における移動の軌跡に関する情報を示し、例えば、日時と、その日時に対応する位置情報とを時系列に示す情報が含まれてよい。また、軌跡情報には、実際に端末装置10が店舗に到達した場合と、実際に端末装置10が店舗に到達するまでの位置情報は取得されていないが、位置の軌跡から端末装置10が店舗に到達したと推定された場合との両方の情報が含まれてよい。
「到達日時情報」は、端末装置10が特定の場所に到達した日時を示す情報である。ここでの日時は、例えば、年月日、および時刻である。
「到達時位置情報」は、端末装置10が特定の場所に到達した時の端末装置10の位置を示す。ここでの位置は、例えば、住所や緯度経度によって示される。
なお、端末装置10が特定の場所に到達しない場合、「到達日時情報」および「到達時位置情報」には情報が記憶されない。或いは、特定の場所に最も近づいた日時や位置を示す情報が記憶されてもよい。
「切替日時情報」は、特定の場所に到達した端末装置10に配信された電子クーポンが、アクティブな電子クーポンに切替えられた日時を示す。
「切替時位置情報」は、特定の場所に到達した端末装置10に配信された電子クーポンが、アクティブな電子クーポンに切替えられた時の端末装置10の位置を示す。
「配信日時情報」は、特定の場所に到達した端末装置10に配信された電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された日時を示す。
「配信時位置情報」は、特定の場所に到達した端末装置10に配信された電子クーポンが、非アクティブな電子クーポンとして配信された時の端末装置10の位置を示す。なお、軌跡情報記憶部304には、この例で示した全ての項目に対応する情報が記憶されていなくともよく、また、例示していない他の情報が記憶されてもよい。
ここで、広告配信装置20Aが行う処理について説明する。図10は、第2の実施形態に係る広告配信装置20Aが行う処理を説明する図である。図10(a)は電子クーポンの切替えと端末装置10の位置の関係、図10(a)はナビサービスと端末装置10の位置の関係を模式的に示している。図10(a)および(b)の横軸は時間の経過を示している。
図10(a)では、時刻T0において、店舗から所定の範囲内ではない位置(この例では、移動中と記載)にいる端末装置10からキャンペーンサイトにアクセスがあり、電子クーポンは非アクティブな状態であったことを示している。また、時刻T1において端末装置10の位置が店舗から所定の範囲内に到達し、電子クーポンはアクティブな状態に切替えられ、時刻T2において端末装置10が店舗に到達し、時刻T3において電子クーポンが利用された場合を示している。
広告配信装置20Aは、端末装置10からキャンペーンサイトにアクセスがあった時点から位置情報を取得する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達した場合、店舗に到達するまでの軌跡を軌跡情報記憶部304に記憶させる。つまり、この例では、時刻T0から時刻T2までの軌跡が軌跡情報記憶部304に記憶される。
図10(b)では、時刻T0において、端末装置10からナビゲーションサイトにアクセスがあったことを示している。そして、時刻T5において端末装置10の位置が店舗に到達する前にナビゲーションサイトへのアクセスを終了させた場合を示している。
広告配信装置20Aは、端末装置10からナビゲーションサイトにアクセスがあった時点から位置情報を取得する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達する前にナビゲーションサイトへアクセスを終了させた場合、終了時までの端末装置10の位置の軌跡に基づいて、端末装置10が店舗に到達したか否かを推定する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達したと判定した場合、その軌跡を軌跡情報記憶部304に記憶させる。つまり、この例では、時刻T0から時刻T5までの軌跡が軌跡情報記憶部304に記憶される。
ここで、第2の実施形態に係る広告配信装置20Aが行う動作について説明する。図11は、第2の実施形態に係る広告配信装置20Aが行う動作を示すフローチャートである。ここで、本フローチャートのステップS200およびS201に示す処理は、図7のフローチャートのステップS100およびS101に示す処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS202:
広告配信装置20Aは、端末装置10の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて、端末装置10の位置が店舗に到達したか否かを判定する。
ステップS203:
広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達したと判定する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達するまでの軌跡を軌跡情報記憶部304に記憶させる。
ステップS204:
広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗に到達していないと判定した場合、端末装置10が店舗から所定の範囲内に近づいたか否かを判定する。
ステップS205:
広告配信装置20Aは、端末装置10が店舗から所定の範囲内に近づいたと判定した場合、端末装置10の移動方向が端末装置10の位置から店舗への方向に沿っているか否かを判定する。
ステップS206:
広告配信装置20Aは、端末装置10の移動方向が店舗への方向に沿っていると判定した場合、端末装置10の平均的な移動速度が所定の速度以上か否かを判定する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10の平均的な移動速度が所定の速度以上であると判定した場合、ステップS203に示す処理に移行し、端末装置10が店舗に到達したと判定する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10における移動の軌跡を軌跡情報記憶部304に記憶させる。
一方、広告配信装置20Aは、ステップS204において端末装置10が店舗から所定の範囲内に近づいていないと判定した場合、ステップS205において端末装置10の移動方向が店舗への方向に沿っていないと判定した場合、ステップS206において端末装置10の平均的な移動速度が所定の速度未満であると判定した場合、端末装置10が店舗に到達しないと判定する。そして、広告配信装置20Aは、端末装置10の軌跡情報を軌跡情報記憶部304に記憶させ、処理を終了させる。
なお、上述したフローチャートでは、ステップS204〜S206に示す判定の条件を全て充足した場合に、端末装置10の軌跡情報を記憶させる場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。広告配信装置20Aは、ステップS204〜S206に示す判定の条件のうち少なくとも1つの条件を充足する場合に端末装置10の軌跡情報を記憶させるようにしてもよいし、ステップS204〜S206に示す判定の条件のうちいずれか2つの条件を充足する場合に端末装置10の軌跡情報を記憶させるようにしてもよい。
以上説明したように、第2の実施形態の広告配信装置20Aにおいては、到達判定部203は、端末装置10の位置情報に基づいて、端末装置10が特定の場所(例えば、配信した電子クーポンが利用可能な店舗)に到達したか否かを判定し、端末装置10が店舗に到達したと判定された場合、端末装置10が店舗に到達するまでの軌跡を軌跡情報記憶部304に記憶させる軌跡情報記憶制御部208を有する。これにより、第2の実施形態の広告配信装置20においては、電子クーポンを取得した端末装置10が店舗に到達するまでの軌跡を取得することができ、如何なる領域から如何なる軌跡で店舗に到達したかを分析すれば、広告の効果を詳細に把握することが可能である。
また、第2の実施形態の広告配信装置20Aにおいては、到達判定部203Aは、端末装置10が特定の場所に到達する前における端末装置10の位置の軌跡及び特定の場所の位置に基づいて、端末装置10が特定の場所に到達したか否かを推定する。これにより、第2の実施形態の広告配信装置20においては、ナビゲーションサイトにより店舗までの案内を利用したユーザが、店舗に到達する前にサイトへのアクセスを終了させたり、実際には店舗で電子クーポンを利用しなかったりするユーザがいた場合でも、その移動の途中までの軌跡に基づいて、端末装置10が店舗に到達したか否かを判定することができ、潜在的なユーザを認識して、広告の効果を詳細に把握することが可能である。
なお、上述した実施形態においては、端末装置10がオウンドメディアコンテンツにアクセスしている間に、広告配信装置20(20A)が位置情報を取得する場合を例示して説明したが、ユーザ側で自身の端末装置10の位置情報が取得されることを拒否する場合も考えられる。この場合、広告配信装置20(20A)は、端末装置10の位置情報を取得することができない。
この対策として、例えば、広告配信装置20(20A)は、位置情報が取得されることを拒否したユーザに対しては、非アクティブな電子クーポンを配信する代わりに、所定のQR(Quick Response)コード(所謂二次元コード)(登録商標)を配信する。ここで所定のQRコードには、広告配信装置20(20A)が管理する所定のURL、端末装置10のセッションID、クーポンの特典や、クーポンを利用可能な店舗などの情報が含まれる。
端末装置10の表示画面には、例えば、非アクティブな電子クーポンを表示させるページとは異なる別ページに、所定のQRコードと、「店舗でお店の人に見せてください。そうしたらクーポン利用できます」等、クーポンが利用できる旨のメッセージを表示させる。
店舗にて、ユーザが、所定のQRコードが表示された端末装置10の表示画面を提示すると、店舗側の装置で所定のQRコードを読み取るか、或いは所定のQRコードを撮像する。これにより、ユーザは、店舗にてクーポンの特典を利用することができる。また、店舗側では、QRコードに示される所定のURLにアクセスする。これにより、広告配信装置20(20A)は、QRコードの画像、または読み取ったQRコードの内容を取得することができ、ユーザによりクーポンが利用されたことを把握する。
或いは、広告配信装置20(20A)は、位置情報が取得されることを拒否したユーザに対して、QRコードを配信せず、「店にてキャンペーンポスターを掲載しています。この画面からポスターのQRコードを読み取るとクーポン利用できます」等、特定の表示画面からQRコードを読み取ると、クーポンが利用できる旨のメッセージを表示させるようにしてもよい。
店舗にて、ユーザが、特定の表示画面から店内に掲示された販促ポスターに記載されたQRコードを読み取ると、端末装置10は、QRコードに示される所定のURLにアクセスする。このアクセスに対する応答として、広告配信装置20(20A)は、端末装置10に電子クーポンを配信する。端末装置10は、配信された電子クーポンを店舗側に提示することで、電子クーポンを利用することができる。また、広告配信装置20(20A)は、端末装置10により所定のURLにアクセスされることにより、端末装置10のセッションID等を取得し、取得したセッションIDに対応するユーザによりクーポンが利用されたことを把握する。
図12は、位置情報が取得されることを拒否したユーザに対して広告配信システム1(1A)が行う処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS300:
端末装置10が、店舗に到達する。
ステップS301:
端末装置10のユーザが位置情報の取得を拒否しているため、端末装置10から広告配信装置20(20A)に位置情報は通知されない。
ステップS302:
広告配信装置20(20A)は、Webカメラページを端末装置10に配信する。ここでの、Webカメラページは、店舗内に掲示されたポスターに表示されたQRコードを読取るページである。
ステップS303:
端末装置10には、広告配信装置20から配信されたWebカメラページが表示される。ユーザは、端末装置10のWebカメラページからQRコードを読み取り、QRコードに示される所定のURLにアクセスする。
ステップS304:
広告配信装置20(20A)は、端末装置10により所定のURLにアクセスされることにより、端末装置10がいる店舗の店舗コード、および端末装置10のセッションID等を取得する。これにより、広告配信装置20(20A)は、何れの端末装置10が店舗に到達したかを把握する。そして、広告配信装置20(20A)は、端末装置10に電子クーポンを配信する。
ステップS305:
端末装置10には、広告配信装置20(20A)から配信された電子クーポンを表示される。
ステップS306:
ユーザは、例えば、電子クーポンが表示された表示画面を店舗のスタッフ50に提示し、クーポンを利用する旨を告げる。
ステップS307:
店舗側のスタッフ50は、ユーザからの旨の申し出に応じて、表示画面にある「クーポンを利用する」旨が記載されたボタンを押下する。
ステップS308:
端末装置10の表示画面には、例えば、「本当にクーポンを利用しますか」などの確認を行うダイアログが表示される。
ステップS309:
店舗側のスタッフ50が、当該ダイアログに対して「OK」など了解を示すボタンを押下すると、端末装置10から広告配信装置20(20A)に、電子クーポンが利用された旨が通知される。店舗側のスタッフ50は、ユーザに対して、電子クーポンの利用に対応するサービスを提供する。
ステップS310:
広告配信装置20(20A)は、当該通知に含まれるセッションID及び店舗コードを取得する。
ステップS311:
広告配信装置20(20A)は、に基づいて、取得したセッションID及び店舗コードに基づいて、何れの端末装置10に配信した電子クーポンが利用されたかを把握する。広告配信装置20(20A)は、端末装置10に電子クーポンが利用された旨を通知する。
ステップS312:
端末装置10の表示画面には、電子クーポンが利用されたことを示す「クーポン使用済み」の文字や画像が表示される。
また、上述した実施形態においては、電子クーポンが配信されるフェーズ、電子クーポンがアクティブに切替えられるフェーズ、電子クーポンが利用されるフェーズの各々において、端末装置10と広告配信装置20(20A)との通信において同一のセッションIDが用いられる場合を例示して説明した。しかしながら、各フェーズにおいて、ウェブブラウザ上で動作するアプリケーション(所謂ウェブアプリ)と、ウェブブラウザを介さない専用のアプリケーション(所謂スマホアプリ等)との間で各フェーズに対応するページの遷移が行われる場合がある。この場合、各フェーズにおける、ウェブアプリとの通信と、スマホアプリとの通信には互いに異なるセッションIDが割り当てられてしまうため各フェーズにおけるセッションIDが引き継がれない。この場合、各フェーズにおける対応関係が不明となるため、何時何処で配信された電子クーポンが、何時何処で利用されたかを把握することが困難となる。
この対策として、例えば、広告配信装置20(20A)は、端末装置10の操作により、ウェブアプリのページとスマホアプリのページとを相互に遷移するような場合には、遷移元のページから遷移先のページに、セッションIDを含むパラメータを引き渡す。これにより、各フェーズにおけるセッションIDが引き継がれるようにする。
なお、ウェブアプリとスマホアプリとの間に限定せず、ウェブアプリ、或いはスマホアプリ内においてページを遷移する場合であってもセッションIDを引き渡すようにしてもよい。こうすることで、端末装置10が再起動される等してセッションIDが消去された場合であっても、引き継いだセッションIDを用いてユーザを特定することが可能となる。
具体的には、広告配信装置20(20A)は、広告配信装置20(20A)における全てのページに対応するリクエストURLに、セッションIDを必須のパラメータとして設定する。これにより、ウェブアプリやスマホアプリ(外部)から広告配信装置20(20A)にアクセスする際には、セッションIDを含んだメッセージが広告配信装置20(20A)に送信され、広告配信装置20(20A)は、外部からアクセスされる度にセッションIDを取得することが可能となる。
なお、広告配信装置20は、URLリクエストにはPOSTリクエストを使用するようにしてよい。これにより、外部からセッションIDが変更されたり、ブックマークに保存されたりして悪意ある通信にセッションIDが利用されることがないようにする。
上述した実施形態における広告配信装置20(20A)の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…広告配信システム
10…端末装置
20…広告配信装置
201…配信部
202…位置情報取得部
203…到達判定部
204…切替部
205…配信時期特定部
206…利用情報取得部
207…利用判定部
208…軌跡情報記憶制御部
30…集計サーバ
301…配信情報記憶部
302…切替情報記憶部
303…利用情報記憶部
304…軌跡情報記憶部
40…通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置であって、
    非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定する到達判定部と、
    前記端末装置の現在位置が前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信する切替部
    を有する広告配信装置。
  2. 前記切替部により前記非アクティブな電子クーポンが切替えられた場合、当該切替えられた電子クーポンが配信された日時を特定する配信時期特定部
    を更に有する請求項1に記載の広告配信装置。
  3. 前記到達判定部は、前記位置情報に基づいて、前記端末装置が特定の場所に到達したか否かを判定し、
    前記端末装置が前記特定の場所に到達したと判定された場合、所定の開始位置から前記端末装置が前記特定の場所に到達するまでの軌跡を軌跡情報記憶部に記憶させる記憶制御部
    を更に有する請求項1又は請求項2に記載の広告配信装置。
  4. 前記到達判定部は、前記端末装置が前記特定の場所から離れた位置における前記端末装置の位置の軌跡及び前記特定の場所の位置に基づいて、前記端末装置が前記特定の場所に到達したか否かを推定する
    請求項3に記載の広告配信装置。
  5. アクティブに切替えられた電子クーポンが利用されたか否かを判定する利用判定部
    を更に有する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の広告配信装置。
  6. 前記端末装置により受信された電子クーポンが利用されたことを示す利用通知を取得する利用情報取得部を更に有し、
    前記利用判定部は、前記利用通知に基づいて電子クーポンが利用されたか否かを判定する
    請求項5に記載の広告配信装置。
  7. 前記利用情報取得部は、前記広告配信装置にアクセスした前記端末装置を識別に割り当てられるセッションIDを含む識別情報と共に表示された電子クーポンが撮像された画像の画像情報を取得し、
    前記利用判定部は、前記識別情報から前記セッションIDを取得し、取得した前記セッションIDに基づいて、当該利用された電子クーポンが配信された日時を特定する
    請求項6に記載の広告配信装置。
  8. 電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置の広告配信方法であって、
    取得部が、非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得し、
    判定部が、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が、特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定し、
    切替部が、前記端末装置の現在位置が前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信する
    広告配信方法。
  9. 電子クーポンを端末装置に配信する広告配信装置のコンピュータに、
    非アクティブな電子クーポンを受信した端末装置の現在位置を示す位置情報を取得させ、
    前記位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置が、特定の場所から所定の範囲である切替領域に到達したか否かを判定させ、
    前記切替領域に到達したと判定された場合、前記非アクティブな電子クーポンをアクティブな電子クーポンに切替えた電子クーポンを前記端末装置に配信させる
    プログラム。
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