JP5753023B2 - 管理システム、管理サーバ及び管理方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載された技術では、各店舗は、クーポンのバーコードを読み取るスキャナとネットワークに接続可能な店舗端末装置といった専用端末を設置しなければならず、このシステムを利用するには経済的なコストがかかる。これが、小規模店舗においてこの種のサービスの導入がなかなか進まない理由でもある。
また、その店舗端末には、専用端末ではなく一般的な携帯電話機等の携帯端末を用いることができるため、店舗の経済的負担を軽減しつつ、利用者にも店舗にもメリットのあるシステムを実現することが出来る。
図1は、本発明の第1の実施形態による管理システムの構成を示すブロック図である。
管理システムは、クーポンを利用する利用者にクーポンを配信するためのシステムであって、管理サーバ1と、複数の利用者携帯端末2と、複数の店舗携帯端末(店舗端末)3とを含んで構成される。
管理サーバ1は、コンピュータにより構成され、利用者にクーポンを配信するとともに、どの利用者がいつどの店舗でクーポンを利用したかを管理するサーバ装置である。
利用者携帯端末2は、利用者が保有する携帯端末であって、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、スマートフォン等の端末装置である。
店舗携帯端末3は、店舗が保有する携帯端末であって、例えば、携帯電話機、PHS、スマートフォン等の端末装置である。
管理サーバ1と利用者携帯端末2、及び、管理サーバ1と店舗携帯端末3は、インターネットや携帯電話網等から構成されるネットワーク4を介して接続される。
管理サーバ1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを含んで構成される。
制御部11は、管理サーバ1の各部を統括して制御し、サイト提供部101と、判定部102と、生成部103と、クーポン配信部104と、利用情報受信部105と、分析部106とを含んで構成される。
クーポン配信部104は、通信部13を介して、生成部103により入力された2次元コードを、当該2次元コードが示す利用者の利用者携帯端末2に送信する。2次元コードが示す利用者の利用者携帯端末2は、クーポン選択画面によりクーポンを選択した利用者携帯端末2である。
利用者情報記憶部121は、各利用者に関する情報を示す個人登録テーブルを記憶する。個人登録テーブルの詳細については後述する。
クーポン情報記憶部122は、各クーポンに関する情報を示す店舗クーポン登録テーブルを記憶する。店舗クーポン登録テーブルの詳細については後述する。
店舗情報記憶部123は、各店舗に関する情報を示す店舗登録テーブルを記憶する。店舗登録テーブルの詳細については後述する。
端末情報記憶部124は、各店舗の保有する店舗携帯端末3に関する情報を示す店舗端末登録テーブルを記憶する。店舗端末登録テーブルの詳細については後述する。店舗登録テーブルと店舗端末登録テーブルに記憶されるデータは、予め店舗携帯端末3が管理サーバ1に登録する。
利用履歴記憶部125は、クーポンの利用履歴を示すクーポン利用履歴テーブルを記憶する。クーポン利用履歴テーブルの詳細については後述する。
分析結果記憶部126は、分析部106による分析結果を記憶する。
個人登録テーブルは、会員IDと、氏名と、ログインIDと、パスワードとの各項目のデータを有する。会員IDは、利用者の識別情報である。氏名は、利用者の氏名である。ログインIDは、利用者が管理サーバ1の提供するウェブサイトにログインするときのログインIDである。パスワードは、利用者が管理サーバ1の提供するウェブサイトにログインするときのパスワードである。これらのデータは、利用者が会員登録を行う際に設定するデータである。
店舗クーポン登録テーブルは、クーポンIDと、店舗IDと、クーポンメニューと、利用限度回数と、利用可能開始日と、利用可能終了日との各項目のデータを有する。クーポンIDは、クーポンの識別情報である。店舗IDは、クーポンを利用可能な店舗の識別情報である。クーポンメニューは、クーポンの対象となるメニューである。利用限度回数は、1人の利用者がクーポンを利用可能な回数である。利用可能開始日は、クーポンの利用開始日である。利用可能終了日は、クーポンの利用終了日である。利用可能開始日及び利用可能終了日は、クーポンの利用可能期間を示す。これらのデータは、本システムに登録している店舗がクーポンを発行する際に、管理サーバ1にアクセスして設定するデータである。
店舗登録テーブルは、店舗IDと、店舗名と、ジャンルと、住所と、電話番号との各項目のデータを有する。店舗IDは、店舗の識別情報である。店舗名は、店舗の名称である。ジャンルは、店舗のジャンルである。住所は、店舗の住所である。電話番号は、店舗の電話番号である。これらのデータは、店舗が本システムに登録する際に設定するデータである。
店舗端末登録テーブルは、店舗IDと、端末IDとの各項目のデータを有する。端末IDは、店舗IDの示す店舗が保有する店舗携帯端末3の識別情報であり、本実施形態では電話番号である。これらのデータは、店舗が店舗携帯端末3として使用する携帯端末を登録する際に設定するデータである。
クーポン利用履歴テーブルは、会員IDと、利用日と、クーポンIDとの各項目のデータを有する。利用日は、クーポンが利用された日付である。これらのデータは、会員が店舗で使用したクーポンの情報を含む利用情報を、店舗携帯端末3から取得した際に記憶されるデータである。
利用者携帯端末2は、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、通信部24とを含んで構成される。
制御部21は、利用者携帯端末2の各部を統括して制御し、クーポン送出処理部201と、クーポン受信部202とを含んで構成される。
クーポン受信部202は、通信部24を介して管理サーバ1からクーポンを示す2次元コードを受信し、受信したクーポンの2次元コードを記憶部22に書き込む。
クーポン送出処理部201は、記憶部22に記憶されている2次元コードが示すクーポンを店舗携帯端末3に取得させるための処理を行う。具体的には、クーポン送出処理部201は、クーポンを示す2次元コードを表示部23に表示させる。
表示部23は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
通信部24は、ネットワーク4を介して管理サーバ1と通信する。
制御部31は、店舗携帯端末3の各部を統括して制御し、利用情報送信部301と、クーポン取得処理部302とを含んで構成される。
クーポン取得処理部302は、利用者携帯端末2からクーポンを取得する処理を行う。具体的には、クーポン取得処理部302は、利用者携帯端末2の表示部23に表示された2次元コードからデータを読取部33により読み取る。
利用情報送信部301は、クーポン取得処理部302が受信したクーポンに端末IDを付加して管理サーバ1に通信部34を介して送信する。付加する端末IDは、記憶部32に予め記憶されている。
読取部33は、2次元コードからデータを読み取るカメラなどから構成されるスキャナである。
通信部34は、ネットワーク4を介して管理サーバ1と通信する。
このように店舗携帯端末3と利用者携帯端末2とでは読取部33の有無に相違はあるが、ほぼ同等の装置構成をした、一般的な携帯端末である。
まず、利用者携帯端末2が、管理サーバ1の提供するクーポン配布サイトへアクセスする(ステップS101)。
管理サーバ1のサイト提供部101は、利用者携帯端末2からクーポン配布サイトへのアクセスがあると、クーポン配布サイトのログイン画面を利用者携帯端末2に表示させる(ステップS102)。利用者は、利用者携帯端末2を操作してログイン画面において会員IDとログインIDとパスワードとを入力する。
利用者携帯端末2は、ログイン画面において入力された会員IDとログインIDとパスワードとを管理サーバ1に送信し、クーポン配布サイトへログインする(ステップS103)。管理サーバ1のサイト提供部101は、受信した会員IDのログインIDとパスワードとを個人登録テーブルから読み出し、受信したログインID及びパスワードが読み出したログインID及びパスワードと一致するか否かに基づいて利用者の認証を行う。そして、管理サーバ1のサイト提供部101は、利用者を認証すると、ログイン後のクーポン選択画面を利用者携帯端末2に表示させる(ステップS104)。クーポン選択画面には、クーポンの一覧が選択可能に表示されている。
なお、このクーポン一覧は、本システムを導入する店舗についてランダムに表示したり、利用者の現在の居場所の近くにある店舗について表示したり、利用者のリクエストに応じた店舗について表示したり、と任意の店舗について表示されるようにすることができる。また、その一覧であるが、店舗名やコメントといった文書の一覧のほか、写真等を含んだり、絵を含んだりした一覧とすることができる。
まず、利用者はクーポンを利用する店舗に赴く。そして店舗での商品購入後もしくは商品購入前などに、利用者携帯端末2に保持させているクーポンを店員に提示してサービスを受けるものとする。
利用者携帯端末2のクーポン送出処理部201は、クーポンを示す2次元コードを表示部23に表示する(ステップS201)。利用者は、利用者携帯端末2に表示された2次元コードを店舗の店員に提示する。
店員は、店舗携帯端末3を操作して提示された2次元コードを店舗携帯端末3に読み込ませる。具体的には、店舗携帯端末3のクーポン取得処理部302が、2次元コードで示されるデータを読取部33により読み込む(ステップS202)。2次元コードで示されるデータには、会員IDとクーポンIDとが含まれる。次に、店舗携帯端末3の利用情報送信部301が、利用情報を管理サーバ1に送信する(ステップS203)。利用情報には、2次元コードから読み取った会員IDとクーポン情報と記憶部32に記憶されている端末IDとが含まれる。クーポン情報には、クーポンが利用された日付とクーポンIDが含まれる。管理サーバ1の利用情報受信部105は、利用情報を受信すると、利用情報に含まれるクーポンIDに対応する店舗IDを店舗クーポン登録テーブルから読み出し、利用情報に含まれる端末IDに対応する店舗IDを読み出す。そして、利用情報受信部105は、読み出した2つの店舗IDが一致する場合に、受信した利用情報を利用履歴テーブルに書き込んで反映する(ステップS204)。
図11(a)に示すように、管理サーバ1の分析部106は、クーポン利用履歴テーブルを個人登録テーブル、店舗クーポン登録テーブル、及び店舗登録テーブルの各項目を紐付けることにより、図11(b)に示す店舗利用履歴データを生成する。
店舗利用履歴データは、各利用者が利用した店舗の履歴を示し、会員IDと、氏名と、利用日と、店舗名と、クーポンメニューと、ジャンルと、住所との各項目のデータを有する。具体的には、分析部106は、クーポン利用履歴テーブルの会員IDと個人登録テーブルの会員IDを紐付けし、利用者(氏名)を特定する。次に、分析部106は、クーポン利用履歴テーブルのクーポンIDと店舗クーポン登録テーブルのクーポンIDとを紐付けし、クーポン(クーポンメニュー)を特定する。そして、分析部106は、店舗クーポン登録テーブルの店舗IDと店舗登録テーブルの店舗IDとを紐付けすることにより、利用者が利用した店舗(店舗名、ジャンル、住所)を特定する。これにより、クーポン利用履歴テーブルから、店舗の利用履歴データを生成することができる。
なお、本実施形態では、店舗クーポン登録テーブルと店舗登録テーブルとを紐付けすることにより店舗を特定しているが、店舗携帯端末3から受信した利用情報に含まれる端末ID(或いは端末IDに対応する店舗ID)をクーポン利用履歴テーブルに記憶し、端末IDに対応する店舗IDに基づいて店舗を特定してもよい。
なお、この分析は、クーポンを使用した全ての会員について、定期的になされて分析結果記憶部126に記憶されても良いし、本システムを導入する店舗が、特定の会員に対して何らかの特典を与えたいがために、店舗が分析条件を指定して管理サーバ1に分析させ
記憶させるようにしてもよい。
また、管理サーバ1は、クーポン利用履歴テーブルにおいて、各利用者が利用したクーポンを管理し、利用者のクーポン利用回数を確認しているため、1つのクーポンを同じ利用者が利用制限回数以上利用することを防ぐことができる。
また、管理サーバ1は、店舗利用履歴データを生成して管理するため、利用者毎の好みやよく利用する地域を分析可能である。これにより、その好みやよく利用する地域に合った効率の良いクーポン配信サービスを提供することが可能である。
また、管理サーバ1は、店舗携帯端末3から受信した端末IDが店舗端末登録テーブルに登録されている場合にのみ、受信した利用情報をクーポン利用履歴テーブルに登録するため、クーポンが利用された店舗以外の携帯端末から不正に利用情報が登録されることを防ぐことができる。
また、利用者携帯端末2及び店舗携帯端末3の機能は一般的な携帯電話機により実現可能であり、専用のアプリケーションは不要である。なおかつ、店舗におけるクーポンを読み取る専用のリーダライタ端末の設置も不要となる。これにより、安価に本システムを利用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図12は、本実施形態による管理サーバ1aの機能構成を示すブロック図である。本図において、図2に示す管理サーバ1と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。管理サーバ1aは、図2に示す管理サーバ1に加えて追加サービス送信部107と、コメント記憶部127と、追加サービス情報記憶部128とを備える。
生成部103aは、入力されたコメントと、会員IDと、クーポンIDとを含むデータを示す2次元コードを生成する。
追加サービス情報記憶部128は、コメントを入力した利用者に対して各店舗が提供する追加サービスに関する情報を記憶する。
クーポンコメント登録テーブルは、日時と、店舗IDと、会員IDと、コメントとの各項目のデータを有する。日時は、クーポンが利用された日時である。コメントは、クーポンを利用した店舗に対する利用者のコメントである。
追加サービス一覧テーブルは、追加サービスIDと、店舗IDと、利用可能開始日と、利用可能終了日と、内容との各項目のデータを有する。追加サービスIDは、追加サービスの識別情報である。利用可能開始日は、追加サービスの利用開始日である。利用可能終了日は、追加サービスの利用終了日である。利用可能開始日及び利用可能終了日は、追加サービスを行う期間を示す。内容は、追加サービスの内容である。
ステップS501からS503に示す処理は、上述したステップS101からS103に示す処理と同様である。
利用者は、利用者携帯端末2を操作してクーポンを選択するとともに、選択したクーポンの店舗に対するコメントを入力する。利用者携帯端末2は、選択されたクーポンと入力されたコメントを確定する(ステップS505)。そして、利用者携帯端末2は、会員IDと、クーポンメニュー情報と、コメントとを管理サーバ1aに送信する(ステップS506)。管理サーバ1aの判定部102は、会員IDとクーポンメニュー情報を受信すると、クーポン利用回数を確認する(ステップS507)。そして、管理サーバ1aの生成部103aは、クーポンの利用回数が利用限度回数より小さい場合に、受信した会員IDとクーポンIDとコメントとを含むデータを示す2次元コードを生成する(ステップS508)。そして、管理サーバ1aのクーポン配信部104は、生成した2次元コードを利用者携帯端末2に送信して表示させる(ステップS509)。なお、計数した利用回数が利用限度回数以上である場合には、管理サーバ1aのサイト提供部101aが、クーポンが利用できない旨を通知する画面を利用者携帯端末2に表示させる。
ステップS601からS602に示す処理は、上述したステップS201からS202に示す処理と同様である。
ステップS602に続いて、店舗携帯端末3は、2次元コードから読み取った会員IDと、クーポン情報と、コメントと、記憶部33に記憶された端末IDとを含む利用情報を管理サーバ1aに送信する(ステップS603)。管理サーバ1aの利用情報受信部105は、利用情報を店舗携帯端末3から受信すると、利用情報に含まれる会員IDと受信日時とクーポンIDとを利用履歴テーブルに書き込むとともに、利用情報に含まれるコメントをクーポンIDに対応付けてコメント管理テーブルに書き込む(ステップS604)。そして、管理サーバ1aの追加サービス送信部107が、受信した端末IDの店舗IDに対応する追加サービスの内容を追加サービス一覧テーブルから読み出し、追加提供サービス情報を店舗携帯端末3に送信する(ステップS605)。追加提供サービス情報には、追加サービスの内容が含まれる。店舗携帯端末3は、受信した追加提供サービス情報に含まれる内容を利用者携帯端末2に提供する(ステップS606)。
本図に示すように、本実施形態による2次元コードはQRコードである。また、本例に示す2次元コードのフォーマットは「会員ID,クーポン選択数,選択クーポン1,選択クーポン1,・・・,“コメント”」である。ただし、コメントがない場合には、コメントを「“”(空欄)」とする。また、この2次元コードが示すデータ例は「00000001,3,00000120,00000121,00000122,“どれもおいしく、特に霜降り和牛は口の中でとろける感じで、セレブな感覚を味わうことができました!”」である。
なお、フォーマット「会員ID,クーポン選択数,選択クーポン1,“選択クーポン1へのコメント”,選択クーポン2,“選択クーポン2へのコメント”,・・・」のように、2次元コードのフォーマットをクーポンメニュー毎にコメントを入力するようにすることも可能である。
さらに、管理サーバ1aは、追加サービス一覧テーブルを記憶し、利用情報にコメントが含まれる場合には追加サービスの情報を店舗携帯端末3に送信しているため、コメントを入力した利用者に更なるサービスをクーポン利用時にその場で提供することができる。これにより、利用者のコメント記入を促進することができる。
また、管理サーバ1aは、店舗携帯端末3から利用情報を受信した際にコメントを登録しているため、クーポンが利用された場合にのみコメントがクーポンコメント登録テーブルに登録される。これにより、実際に店舗を利用していない利用者が不正にコメントを登録することを防ぐことができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、或いは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
例えば、管理サーバ1(または1a)は、各利用者のポイントを記憶するポイントテーブルを備え、利用者がクーポンを利用する毎にポイントを加算してもよい。この場合、管理サーバ1(または1a)は、貯まったポイントに応じて利用者の利用者携帯端末2に追加サービスを提供してもよい。例えば、本管理システムに参加している全店舗において利用できる割引券等を発行する等考えられる。
また、上述した実施形態では、利用者携帯端末2から店舗携帯端末3へのクーポンの受渡しを2次元コードにより実現しているが、例えば、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信等の近距離無線通信によりクーポンを送信してもよい。
また、上述した実施形態では、クーポンを用いて店舗の利用履歴を管理しているが、例えば、ポイント等を用いて店舗の利用履歴を管理してもよい。
また、上述した実施形態では、店舗携帯端末3は、利用情報をクーポンが利用される毎に送信しているが、例えば、店舗の営業終了後に1日の利用情報をまとめて管理サーバ1(または1a)に送信してもよい。
Claims (12)
- 管理サーバと、利用者が所有する利用者携帯端末と、店舗が所有する店舗端末とを有する管理システムであって、
前記管理サーバは、
前記利用者の識別情報を含む前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶部と、
前記利用者携帯端末を所有する前記利用者の識別情報をクーポンに付加する生成部と、
前記生成部により前記利用者の識別情報が付加された前記クーポンを前記利用者携帯端末に送信するクーポン配信部と、
利用された前記クーポンを前記店舗端末から受信する利用情報受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶する利用履歴記憶部と、
前記クーポンが利用できる店舗に対するコメントを前記利用者携帯端末から受信するコメント受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記クーポンにコメントが付加されている場合に、当該クーポンの店舗に対応付けて当該コメントを記憶するコメント情報記憶部と、
を備え、
前記管理サーバの前記生成部は、前記コメント受信部により受信されたコメントを前記クーポンに付加し、
前記利用者携帯端末は、
前記管理サーバから前記クーポンを受信するクーポン受信部と、
前記クーポン受信部により受信された前記クーポンを前記店舗端末に送信するクーポン送信部と、
を備えるとともに、前記クーポンが利用できる店舗に対するコメントを前記管理サーバに送信し、
前記店舗端末は、
前記利用者携帯端末から前記クーポンを受信するクーポン受信部と、
前記クーポン受信部により受信された前記クーポンを前記管理サーバに送信する利用情報送信部と、
を備える
ことを特徴とする管理システム。 - 前記管理サーバは、
各店舗の追加サービスに関する情報を記憶する追加サービス情報記憶部と、
前記利用情報受信部により受信された前記クーポンにコメントが付加されている場合に、当該クーポンの店舗の追加サービスに関する情報を前記追加サービス情報記憶部から読み出し、読み出した追加サービスに関する情報を前記店舗端末に送信する追加サービス送信部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の管理システム。 - 管理サーバと、利用者が所有する利用者携帯端末と、店舗が所有する店舗端末とを有する管理システムであって、
前記管理サーバは、
前記利用者の識別情報を含む前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶部と、
前記店舗端末の識別情報を記憶する端末情報記憶部と、
前記利用者携帯端末を所有する前記利用者の識別情報をクーポンに付加する生成部と、
前記生成部により前記利用者の識別情報が付加された前記クーポンを前記利用者携帯端末に送信するクーポン配信部と、
利用された前記クーポンと、前記店舗端末の識別情報とを前記店舗端末から受信する利用情報受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記店舗端末の識別情報が前記端末情報記憶部に記憶されている場合に、前記利用情報受信部により受信された前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶する利用履歴記憶部と、
を備え、
前記利用者携帯端末は、
前記管理サーバから前記クーポンを受信するクーポン受信部と、
前記クーポン受信部により受信された前記クーポンを前記店舗端末に送信するクーポン送信部と、
を備え、
前記店舗端末は、
前記利用者携帯端末から前記クーポンを受信するクーポン受信部と、
前記クーポン受信部により受信された前記クーポンを前記管理サーバに送信するとともに、自装置の識別情報を前記クーポンとともに前記管理サーバに送信する利用情報送信部と、
を備える
ことを特徴とする管理システム。 - 前記管理サーバは、
クーポンを利用可能な店舗を含むクーポンに関する情報をクーポン毎に記憶するクーポン情報記憶部と、
各店舗に関する情報を記憶する店舗情報記憶部と、
前記利用履歴記憶部、前記クーポン情報記憶部及び前記店舗情報記憶部に記憶された情報に基づき、前記利用者による店舗の利用履歴を生成する分析部と、
を備えることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の管理システム。 - 前記店舗情報記憶部は、各店舗のジャンルを含んで記憶し、
前記分析部は、生成した前記店舗の利用履歴に基づいて、前記利用者の好むジャンルを分析する
ことを特徴とする請求項4に記載の管理システム。 - 前記店舗情報記憶部は、各店舗の住所を含んで記憶し、
前記分析部は、生成した前記店舗の利用履歴に基づいて、前記利用者が主に利用する地域を分析する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の管理システム。 - 前記管理サーバは、
前記クーポンの利用限度回数を含むクーポンに関する情報を記憶するクーポン情報記憶部と、
前記利用履歴記憶部に記憶された情報に基づき、前記利用者が前記クーポンを利用した回数を計数し、計数した回数が利用限度回数未満である場合にのみ前記利用者の前記利用者携帯端末に前記クーポンを送信することを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項に記載の管理システム。 - 前記管理サーバの前記生成部は、前記クーポンを示す2次元コードを生成し、
前記管理サーバの前記クーポン配信部は、前記生成部により生成された2次元コードを前記利用者携帯端末に送信し、
前記利用者携帯端末の前記クーポン送信部は、前記クーポンを示す2次元コードを表示部に表示し、
前記店舗端末の前記クーポン受信部は、前記利用者携帯端末の前記表示部に表示された2次元コードから前記クーポンを読み込む
ことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1項に記載の管理システム。 - 利用者の識別情報を含む前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶部と、
前記利用者の識別情報をクーポンに付加する生成部と、
前記生成部により前記利用者の識別情報が付加された前記クーポンを前記利用者の所有する利用者携帯端末に送信するクーポン配信部と、
利用された前記クーポンを店舗が所有する店舗端末から受信する利用情報受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶する利用履歴記憶部と、
前記クーポンが利用できる店舗に対するコメントを前記利用者携帯端末から受信するコメント受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記クーポンにコメントが付加されている場合に、当該クーポンの店舗に対応付けて当該コメントを記憶するコメント情報記憶部と、
を備え、
前記生成部は、前記コメント受信部により受信されたコメントを前記クーポンに付加する
ことを特徴とする管理サーバ。 - 利用者の識別情報を含む前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶部と、
店舗の保有する店舗端末の識別情報を記憶する端末情報記憶部と、
前記利用者の識別情報をクーポンに付加する生成部と、
前記生成部により前記利用者の識別情報が付加された前記クーポンを前記利用者の所有する利用者携帯端末に送信するクーポン配信部と、
利用された前記クーポンと、前記店舗端末の識別情報とを前記店舗端末から受信する利用情報受信部と、
前記利用情報受信部により受信された前記店舗端末の識別情報が前記端末情報記憶部に記憶されている場合に、前記利用情報受信部により受信された前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶する利用履歴記憶部と、
を備える
ことを特徴とする管理サーバ。 - 管理サーバと、利用者が所有する利用者携帯端末と、店舗が所有する店舗端末とを有する管理システムにおいて用いられる管理方法であって、
前記利用者携帯端末が、前記店舗に対するコメントを前記管理サーバに送信するステッ
プと、
前記管理サーバが、前記利用者携帯端末を所有する前記利用者の識別情報と、受信した前記コメントとをクーポンに付加するステップと、
前記管理サーバが、前記利用者の識別情報と、受信した前記コメントとが付加された前記クーポンを前記利用者携帯端末に送信するステップと、
前記利用者携帯端末が、前記管理サーバから前記クーポンを受信するステップと、
前記利用者携帯端末が、受信した前記クーポンを前記店舗端末に送信するステップと、
前記店舗端末が、前記利用者携帯端末から前記クーポンを受信するステップと、
前記店舗端末が、受信した前記クーポンを前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、利用された前記クーポンを前記店舗端末から受信するステップと、
前記管理サーバが、受信した前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶するとともに、当該クーポンに付加された前記コメントを当該クーポンの店舗に対応付けて記憶するステップと、
を有することを特徴とする管理方法。 - 管理サーバと、利用者が所有する利用者携帯端末と、店舗が所有する店舗端末とを有する管理システムにおいて用いられる管理方法であって、
前記管理サーバが、前記利用者携帯端末を所有する前記利用者の識別情報をクーポンに付加するステップと、
前記管理サーバが、前記利用者の識別情報が付加された前記クーポンを前記利用者携帯端末に送信するステップと、
前記利用者携帯端末が、前記管理サーバから前記クーポンを受信するステップと、
前記利用者携帯端末が、受信した前記クーポンを前記店舗端末に送信するステップと、
前記店舗端末が、前記利用者携帯端末から前記クーポンを受信するステップと、
前記店舗端末が、受信した前記クーポンと、前記店舗端末の識別情報とを前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、利用された前記クーポンと、前記店舗端末の識別情報とを前記店舗端末から受信するステップと、
前記管理サーバが、受信した前記店舗端末の識別情報を記憶している場合に、受信した前記クーポンと当該クーポンに付加された前記利用者の識別情報とを対応付けて記憶するステップと、
を有することを特徴とする管理方法。
Priority Applications (1)
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JP2011178450A JP5753023B2 (ja) | 2011-08-17 | 2011-08-17 | 管理システム、管理サーバ及び管理方法 |
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JP2011178450A JP5753023B2 (ja) | 2011-08-17 | 2011-08-17 | 管理システム、管理サーバ及び管理方法 |
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---|---|
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