JP7349006B1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握可能とする。【解決手段】決済処理装置1は、所定の店舗において決済を行うユーザのユーザIDと、決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザIDと、決済要求に含まれる決済金額と、決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部12に記憶させる決済処理部134と、ユーザが使用するユーザ端末2から、決済履歴情報に対応する所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、特典をユーザに適用する特典適用部135と、決済履歴情報に含まれる決済時間及びユーザIDに基づいて、特典がユーザに適用された後に新たに記憶された当該ユーザの新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を所定の店舗の関係者に通知する通知部136と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
決済を行ったユーザに特典を適用するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、特典を利用するためのアプリケーションを自身の端末にインストールしたユーザに対し、アプリケーションがインストールされる前の過去の決済実績に基づいてユーザに特典を適用するシステムが開示されている。
特開2018-13896号公報
従来のシステムでは、過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握することができないという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握可能とすることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用する特典適用部と、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典適用部が前記特典を前記ユーザに適用した後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を前記所定の店舗の関係者に通知する通知部と、を有する。
前記通知部は、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報を特定し、特定した複数のユーザそれぞれの新規決済履歴情報に基づく前記再来店情報を前記所定の店舗の関係者に通知してもよい。
前記通知部は、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づいて、前記特典が適用された複数のユーザに対する、前記特典が適用されてから所定時間が経過するまでに前記所定の店舗に再来店したユーザの割合を特定し、特定したユーザの割合を前記再来店情報として前記所定の店舗の関係者に通知してもよい。
前記通知部は、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づいて、前記特典が適用された複数のユーザそれぞれに前記特典が適用されてから再来店するまでの期間、再来店する頻度、及び再来店時の決済額の少なくともいずれかに係る統計情報を生成し、生成した統計情報を前記再来店情報として前記所定の店舗の関係者に通知してもよい。
前記特典適用部は、前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記通知部は、前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とに基づいて、前記決済時適用要求により特典が適用されたユーザである決済時適用ユーザと、前記決済後適用要求により特典が適用されたユーザである決済後適用ユーザとを特定し、前記決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記決済時適用ユーザの再来店傾向と、前記決済後適用ユーザの新規決済履歴情報とに基づく前記決済後適用ユーザの再来店傾向とを通知してもよい。
前記通知部は、前記決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記決済時適用ユーザの再来店傾向と、前記決済後適用ユーザの新規決済履歴情報とに基づく前記決済後適用ユーザの再来店傾向との比較結果に基づく、決済後にユーザに対して特典を付与する効果を示す情報を通知してもよい。
前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記決済後適用要求により特典が適用された複数のユーザのうち、当該特典が適用されるよりも前における決済回数が相対的に少ない一以上のユーザを特定し、当該一以上のユーザに対応する前記新規決済履歴情報の有無を示す情報を通知してもよい。
前記特典適用部は、前記ユーザが使用する前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記通知部は、前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とを参照し、前記決済時適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数と、前記決済後適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数との割合を特定し、特定した割合を示す情報を通知してもよい。
前記通知部は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性を示す属性情報とを関連付けたユーザ情報を参照し、再来店したユーザのユーザ識別情報に関連付けられている属性情報を特定し、当該ユーザに対して特定した属性情報を通知してもよい。
前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典適用部が前記決済後適用要求により前記特典が適用され、当該特典の適用後に再来店したユーザを特定し、当該ユーザに対応する前記特典が適用される前の決済履歴情報に基づく、当該特典が適用される前の決済に関する情報を通知してもよい。
前記情報処理装置は、前記特典を識別する特典識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記ユーザのユーザ端末から、当該ユーザのユーザ識別情報と、特典識別情報とを含む特典情報の閲覧要求を受信すると、当該特典情報を前記ユーザ端末に送信し、当該ユーザ識別情報と、当該特典識別情報と、当該特典情報の送信時間とを関連付けた閲覧履歴情報を前記記憶部に記憶させる特典情報提供部とをさらに有し、前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記決済後適用要求に基づいて特典が付与されたユーザが、当該特典が付与されてから所定期間内に再来店していないと判定すると、前記閲覧履歴情報に基づいて、当該特典が付与された後の当該ユーザの前記特典情報の閲覧状況を示す情報を通知してもよい。
前記通知部は、前記特典の原資を提供する提供者に、前記新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対するユーザの再来店情報を通知してもよい。
本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する、所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させるステップと、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用するステップと、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典が前記ユーザに適用された後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を前記所定の店舗の関係者に通知するステップと、を有する。
本発明によれば、過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 特典管理情報の一例を示す図である。 決済履歴情報の一例を示す図である。 分析画面の一例を示す図である。 期間統計情報の表示例を示す図である。 属性分布情報の一例を示す図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品又はサービスを購入する場合に、ユーザが所持するユーザ端末2又は店舗が使用する店舗端末3から、決済要求を受信したことに応じて決済を行うシステムである。
決済システムSは、情報処理装置としての決済処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗端末3と、事業者端末4とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末3は、商品の販売又はサービスの提供を行う店舗において使用される端末であり、例えばPOS端末である。事業者端末4は、店舗の関係者としての、店舗を運営する事業者が使用する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗を運営する事業者は、店舗における決済に対してユーザに適用する特典の原資を提供する提供者であってもよい。
以下の説明において、商品又はサービスをまとめて商品という。また、以下の説明において、決済処理装置1は、所定の店舗に係る決済要求を受信し、決済処理を行う例について説明するが、これに限らず、所定の店舗とは異なる一以上の店舗それぞれに係る決済要求を受信し、決済処理を行うことができるものとする。
決済システムSにおいて、ユーザは、所定の店舗において商品の購入を行う。決済処理装置1は、所定の決済方式に対応して、ユーザ端末2と所定の店舗において使用される店舗端末3との少なくともいずれかから、ユーザを識別するためのユーザID(Identification)と、所定の店舗の店舗IDと、ユーザの所定の店舗における商品の購入に関する決済金額を含む決済要求とを受信する(図1における(1))。ユーザIDは、例えば、決済処理装置1に係る決済サービスを提供する決済事業者がユーザに付与するIDである。
所定の決済方式は、例えば、コードを用いた決済方式である。コードを用いた決済方式には、CPM(Consumer Presented Mode)方式の決済方式と、MPM(Merchant Presented Mode)方式の決済方式とが含まれる。CPM方式は、二次元バーコード等の決済用コードをユーザ端末2に表示させ、店舗側で決済用コードが読み込まれたことに応じて決済を行う方式である。MPM方式は、決済用コードが店舗で提示され、ユーザ側で決済用コードが読み込まれたことに応じて決済を行う方式である。以下の説明において、コードを用いた決済方式をコード決済という。
決済処理装置1は、ユーザIDと、店舗IDと、決済要求を受信すると、受信したユーザIDと、店舗IDと、決済要求に含まれる決済金額とに基づいて決済を行い、決済履歴を示す決済履歴情報を記憶する(図1における(2))。
決済処理装置1は、ユーザ端末2から、決済履歴情報に対応する、所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信する(図1における(3))。決済処理装置1は、決済後適用要求を受信すると、ユーザ端末2のユーザに対し特典を適用する(図1における(4))。
その後、ユーザが所定の店舗に再来店して商品を購入した場合、決済処理装置1は、決済要求を受信して決済処理を行うとともに、決済履歴情報を記憶する(図1における(5)、(6))。決済処理装置1は、事業者端末4から、特典の適用効果を示す情報の閲覧要求を受信する(図1における(7))。
決済処理装置1は、決済履歴情報に基づいて、決済後適用要求に基づいて特典をユーザに適用した後に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定する。決済処理装置1は、特典の適用効果を示す情報の閲覧要求を受信すると、特定した新規決済履歴情報に基づく所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を事業者端末4に通知する(図1における(8))。
このようにすることで、事業者端末4を使用する事業者は、再来店情報を確認し、過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握することができる。以下、決済処理装置1の構成の詳細を説明する。なお、以下において、所定の決済方式がCPM方式のコード決済であるものとして説明を行う。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び店舗端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、登録部131、特典情報提供部132、決済要求受信部133、決済処理部134、特典適用部135、及び通知部136として機能させるプログラムを記憶する。
記憶部12は、特典を管理するための特典管理情報を記憶する。図3は、特典管理情報の一例を示す図である。図3に示すように、特典管理情報は、特典を識別するための特典IDと、特典が使用可能な店舗の店舗IDと、特典の要約を示す要約情報と、特典の内容を示す特典情報とを関連付けた情報である。ここで、特典は、店舗IDが示す店舗で利用可能な特典であり、例えばクーポンやポイント等である。要約情報は、例えば、ユーザ端末2においてユーザが利用可能な特典のリストとして表示される情報である。なお、特典管理情報には、特典が付与される条件を示す条件情報が含まれていてもよい。
記憶部12は、所定の決済方式による決済の履歴を示す決済履歴情報を記憶する。図4は、決済履歴情報の一例を示す図である。図4に示すように、決済履歴情報は、商品を購入したユーザのユーザIDと、ユーザが当該商品を購入した店舗の店舗IDと、決済金額と、決済時間としての決済時刻とを関連付けた情報である。
また、図4に示すように、決済履歴情報には、特典適用履歴情報が関連付けて記憶されている。特典適用履歴情報は、決済履歴情報が示す決済に基づいてユーザに適用された特典の付与履歴を示す情報である。なお、決済履歴情報には、決済時間として、決済時刻が記憶されることとしたが、これに限らず、決済時刻の代わりに決済日が含まれていてもよい。また、決済履歴情報には、ユーザが購入した商品を識別するための商品識別情報としての商品IDが含まれていてもよい。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、登録部131、特典情報提供部132、決済要求受信部133、決済処理部134、特典適用部135、及び通知部136として機能する。
登録部131は、店舗端末3から、特典の内容を示す特典情報と、店舗の店舗IDとを受信し、当該特典情報と、当該店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる。例えば、登録部131は、店舗端末3から、店舗IDを含み、特典情報の登録要求を受信する。登録部131は、登録要求を受信すると、特典内容の設定を行うための設定画面を店舗端末3に表示させ、特典内容を示す特典情報と、特典の要約を示す要約情報を受け付ける。
登録部131は、設定画面を介して特典情報と要約情報とを受け付けると、特典を識別するための特典IDを生成する。そして、登録部131は、生成した特典IDと、特典情報と、要約情報と、受信した登録要求に含まれる店舗IDとを関連付けた特典管理情報を記憶部12に記憶させる。なお、登録部131は、特典情報と要約情報とを受け付けることとしたが、これらに加えて、特典の付与条件も受け付け、特典管理情報に、特典の付与条件を含ませるようにしてもよい。また、登録部131は、店舗端末3から、特典情報の登録要求を受け付けることとしたが、これに限らず、事業者端末4等の他の端末から特典情報の登録要求を受け付けてもよい。
特典情報提供部132は、ユーザのユーザ端末2から、当該ユーザのユーザIDと、特典IDとを含む特典情報の閲覧要求を受信すると、当該特典情報をユーザ端末2に送信する。例えば、ユーザ端末2は、ユーザが特典のリストを閲覧する操作を受け付けると、ユーザが利用可能な特典の要約情報を含む特典リストを自身の表示部に表示させる。ユーザ端末2は、特典のリストにおいて特典が選択されると、ユーザIDと、選択された特典の特典IDとを含む特典情報の閲覧要求を決済処理装置1に送信する。特典情報提供部132は、特典情報の閲覧要求を受信すると、記憶部12において受信した閲覧要求に含まれる特典IDに関連付けて記憶されている特典情報をユーザ端末2に送信し、当該特典情報をユーザ端末2に表示させる。また、特典情報提供部132は、受信したユーザIDと、当該特典IDと、当該特典情報の送信時間としての送信日時とを関連付けた閲覧履歴情報を記憶部12に記憶させる。
なお、特典情報の閲覧要求には、特典IDが含まれることとしたが、これに限らない。特典情報の閲覧要求には、特典IDが含まれておらず、特典IDの代わりに店舗IDが含まれることとしてもよい。例えば、ユーザ端末2には、特典が付与される店舗のリストが表示され、ユーザにより店舗が選択されると、ユーザ端末2は、ユーザIDと、選択された店舗の店舗IDとを含む特典情報の閲覧要求を決済処理装置1に送信する。特典情報提供部132は、特典情報の閲覧要求を受信すると、記憶部12に記憶されている特典管理情報において、受信した閲覧要求に含まれる店舗IDに関連付けられている一以上の特典情報をユーザ端末2に送信し、当該一以上の特典情報をユーザ端末2に表示させる。また、特典情報提供部132は、受信したユーザIDと、一以上の特典情報それぞれに対応する特典IDと、当該特典情報の送信時間としての送信日時とを関連付けた閲覧履歴情報を記憶部12に記憶させる。
決済要求受信部133は、所定の店舗において使用される店舗端末3又はユーザが使用するユーザ端末2から、所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザIDと、決済に係る決済金額とを含む決済要求を受信する。
具体的にはまず、決済要求受信部133は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2のユーザのユーザIDと、当該ユーザが店舗で決済するための決済用コードの発行要求とを受信する。決済要求受信部133は、決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する。決済用トークンは、決済用コードの発行要求とともに受信したユーザIDに対応した決済用コードを生成するためのデータ列である。決済要求受信部133は、受信したユーザIDと、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。決済要求受信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信したユーザ端末2に送信する。
決済要求受信部133は、送信した決済用トークンに基づいてユーザ端末2が表示した決済用コードを読み取った店舗端末3から、当該決済用コードから抽出された当該決済用トークンと、店舗IDと、ユーザの店舗における商品の購入に関する決済に対応する決済情報とを含む決済要求を受信する。決済情報には、ユーザの店舗における商品の購入に対応する決済金額が含まれている。なお、ユーザが購入した商品の商品IDを決済履歴情報に含ませるために、決済情報に、ユーザが購入した商品の商品IDが含まれるようにしてもよい。
また、決済要求受信部133は、決済要求の受信時、又は決済用コードの発行要求の受信時に、ユーザ端末2から、所定の店舗において利用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信してもよい。詳細については後述するが、決済要求受信部133が決済時適用要求を受信すると、特典適用部135により、当該決済時適用要求に対応する特典がユーザに付与される。
決済処理部134は、決済要求受信部133が決済要求を受信すると、受信したユーザID、店舗ID及び決済要求に含まれる決済金額に基づいて決済を行う。具体的には、まず、決済処理部134は、決済要求受信部133が決済要求を受信すると、当該決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部134は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されているユーザID、すなわち、決済要求受信部133が決済用コードの発行要求とともに受信したユーザIDを特定する。
決済処理部134は、特定したユーザIDに対応するユーザの電子通貨の口座から決済金額を引き落とす支払処理を実行する。例えば、記憶部12には、ユーザIDと、ユーザの電子通貨の口座の番号とが関連付けて記憶されている。決済処理部134は、特定したユーザIDに関連付けられているユーザの電子通貨の口座の番号を特定し、当該番号が示すユーザの電子通貨の口座から決済金額を引き落とす。
決済処理部134は、支払処理として、ユーザの電子通貨の口座から決済金額を引き落とす処理を実行したが、これに限らない。ユーザの支払手段が、電子口座からの引き落としではなく、クレジットカードを用いた支払手段である場合、決済処理部134は、支払処理として、クレジットカード会社に対して、決済金額の支払いの事前承認申請(オーソリゼーション)を行うようにしてもよい。この場合、クレジットカード会社から決済金額の支払いの事前承認を受け付けたことを支払処理の完了としてもよい。
また、決済処理部134は、決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、受信した決済要求に含まれる決済金額に対応する金額を入金する処理を実行する。例えば、決済処理部134は、決済金額から決済サービスに対応する決済手数料を差し引いた金額を店舗受取金額として算出し、決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、算出した店舗受取金額を入金する処理を実行する。なお、決済処理部134は、所定時間(例えば1カ月)おきに、所定期間(例えば1カ月間)において算出された店舗受取金額を合計し、店舗受取金額の合計額を、店舗IDで特定される店舗の口座にまとめて入金するようにしてもよい。
決済処理部134は、記憶制御部として機能し、所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザIDと、当該決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザIDと、当該決済要求に含まれる決済金額と、決済が行われた決済時間としての決済時刻とを関連付けて決済履歴情報として記憶部12に記憶させる。
具体的には、決済処理部134は、決済した金額、すなわち、決済に対応するユーザの電子口座から差し引かれた金額と、受信した店舗IDと、受信した決済用トークンに関連付けて記憶されているユーザIDと、決済された時刻である決済時刻とを関連付けて決済履歴情報として記憶部12に記憶させる。決済処理部134は、決済情報に商品IDが含まれている場合には、当該商品IDを含む決済履歴情報を記憶部12に記憶させる。
なお、決済要求受信部133及び決済処理部134の機能の詳細について、所定の店舗においてユーザが商品を購入する例を用いて説明したが、所定の店舗の他に、所定の決済方式により決済が可能な他のサービスや他の店舗においても、同様の処理が行われるものとする。これにより、記憶部12には、所定の店舗に対応する決済履歴を示す決済履歴情報だけでなく、他のサービスや他の店舗における決済履歴を示す決済履歴情報も蓄積される。
特典適用部135は、所定の店舗の決済に基づいて、当該所定の店舗に対応する特典をユーザに適用する。例えば、特典適用部135は、決済要求受信部133が、ユーザ端末2から所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求であり、特典IDを含む決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて特典をユーザに適用する。
この場合、特典適用部135は、記憶部12に記憶されている特典管理情報において、決済要求受信部133が店舗端末3から受信した店舗IDと、決済時適用要求に含まれる特典IDとが関連付けられていることを条件として、決済要求受信部133が受信したユーザIDに対応するユーザに特典を適用する。特典がポイントである場合、特典適用部135は、ユーザに対してポイントを付与する。特典適用部135は、特典を適用すると、所定の店舗の決済に対応して決済処理部134が記憶部12に記憶させた決済履歴情報に、適用された特典の特典IDと、特典を付与した特典適用時間としての特典適用時刻と含む特典適用履歴情報を関連付けて記憶させる。以下の説明において、決済時適用要求に基づいて特典が付与されたユーザを決済時適用ユーザともいう。
特典の中には、決済が完了した後に、当該決済に対応する決済履歴に基づいて適用可能な特典が存在する。特典適用部135は、ユーザが使用するユーザ端末2から、記憶部12に記憶されている決済履歴情報に対応する所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信する。決済後適用要求には、ユーザ端末2のユーザのユーザIDと、特典IDとが含まれている。
特典適用部135は、決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて特典をユーザに適用する。具体的には、特典適用部135は、記憶部12に記憶されている特典管理情報を参照し、決済後適用要求に含まれている特典IDに関連付けられている店舗IDを特定する。特典適用部135は、記憶部12を参照し、特定した店舗IDと、決済後適用要求に含まれるユーザID及び特典IDとを関連付けた決済履歴情報を特定する。そして、特典適用部135は、特定した決済履歴情報に、特典適用履歴情報が関連付けられていないことを条件として、決済後適用要求に含まれる特典IDが示す特典をユーザに適用する。
特典適用部135は、決済後適用要求に基づいてユーザに特典を適用すると、特定した決済履歴情報に、適用された特典の特典IDと、特典を付与した特典適用時刻と含む特典適用履歴情報を関連付けて記憶させる。以下の説明において、決済後適用要求に基づいて特典が付与されたユーザを決済後適用ユーザともいう。
通知部136は、所定の店舗の関係者としての事業者が使用する事業者端末4から、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す情報を含む分析画面の閲覧要求を受信する。分析画面の閲覧要求には、店舗IDと特典IDとが含まれており、当該店舗ID及び特典IDに対応する、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を含む分析画面を事業者端末4に通知する。図5は、分析画面の一例を示す図である。図5に示す例では、決済後適用ユーザの所定の店舗への再来店割合や、特典が付与されてから再来店までの期間等の、決済後適用ユーザの再来店情報を含む分析画面が表示されていることが確認できる。
通知部136は、分析画面を表示するにあたり、分析画面に含まれる各種情報を生成するための処理を行う。以下、通知部136が通知する各種情報の生成例について説明を行う。以下の説明では、分析画面の閲覧要求に、所定の店舗の店舗IDと、所定の店舗に対応する特典IDとが含まれており、通知部136が、所定の店舗の店舗IDを含む決済履歴情報を参照し、当該特典IDが示す特典に対応する、分析画面に含まれる各種情報を生成する例について説明する。なお、通知部136は、所定の店舗とは異なる他の店舗についても同様に、分析画面に含まれる各種情報を生成してもよい。また、分析画面に含まれる各種情報は、ユーザIDを用いることにより生成されるが、個人情報の保護のために、分析画面には、ユーザID等の個人を特定可能な情報が含まれないものとする。
通知部136は、所定時間おきに、記憶部12に記憶されている所定の店舗の店舗IDを含む決済履歴情報に含まれる決済時刻及びユーザIDに基づいて、特典適用部135が決済後適用要求に基づいて特典をユーザに適用した後に記憶部12に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定する。そして、通知部136は、特定した新規決済履歴情報に基づいて、決済後適用ユーザの再来店情報を生成する。
具体的にはまず、通知部136は、決済履歴情報と、特典付与履歴情報とを参照し、決済時刻よりも後の特典付与時刻が関連付けられている決済履歴情報を、決済後適用ユーザに対応する決済履歴情報と特定する。通知部136は、決済後適用ユーザに対応する決済履歴情報の特定状況に基づいて、決済後適用ユーザの人数を算出する。図5に示す分析画面には、所定の店舗に再来店した決済後適用ユーザの人数を示すオブジェクトO1が表示されていることが確認できる。
また、通知部136は、特定した決済履歴情報に含まれるユーザID及び所定の店舗の店舗IDと同じユーザID及び店舗IDを含む決済履歴情報であって、特定した決済履歴情報に含まれる決済時刻よりも後の決済時刻を含む決済履歴情報を、新規決済履歴情報と特定する。通知部136は、特定した複数の決済後適用ユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報を特定する。
通知部136は、特定した複数の決済後適用ユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づく、所定の店舗に対する当該決済後適用ユーザの再来店情報を生成する。例えば、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報と、決済後適用要求に対応する特典の特典適用時刻とに基づいて、当該特典が適用された複数の決済後適用ユーザのうち、当該特典が適用されてから所定時間が経過するまでに所定の店舗に再来店した決済後適用ユーザの割合を再来店情報として特定する。所定時間は、例えば一週間等の予め定められた時間であるものとするが、事業者端末4から所定時間の指定を受け付けるようにしてもよい。図5に示す分析画面には、所定の店舗に再来店した決済後適用ユーザの割合を示すオブジェクトO4が表示されていることが確認できる。
また、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づいて、複数の決済後適用ユーザそれぞれが再来店するまでの期間、再来店する頻度、及び再来店時の決済額の少なくともいずれかに係る統計情報を再来店情報として生成する。
例えば、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対し、決済後適用要求に基づく特典が決済後適用ユーザに適用された特典付与時刻から、新規決済履歴情報に含まれる決済時刻までの期間を、決済後適用ユーザが特典の適用を受けてから再来店するまでの期間と特定する。ここで、一人の決済後適用ユーザに対応する新規決済履歴情報が複数存在する場合、通知部136は、決済時刻が最も古い新規決済履歴情報を特定し、当該新規決済履歴情報に含まれる決済時刻と特典付与時刻との期間を、当該決済後適用ユーザが再来店するまでの期間と特定してもよい。
通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店するまでの期間を示す統計情報を生成する。例えば、図5に示す分析画面には、「再来店までの期間」と表示されたボタンO5が表示されている。通知部136は、ボタンO5が選択されたことに応じて、複数の決済後適用ユーザの再来店までの期間を示す期間統計情報を表示させる。図6は、期間統計情報の表示例を示す図である。図6に示すように、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店するまでの期間の分布を示すグラフが表示されていることが確認できる。なお、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店するまでの期間の平均値、中央値又は中間値を、期間統計情報として生成してもよい。
また、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した新規決済履歴情報の数に基づいて、複数の決済後適用ユーザそれぞれが再来店した頻度を特定し、特定した頻度の分布を示す統計情報を生成する。例えば、図5に示す分析画面には、「再来店頻度」と表示されたボタンO6が表示されている。通知部136は、ボタンO6が選択されたことに応じて、複数の決済後適用ユーザの再来店の頻度を示す頻度統計情報を表示させる。例えば、通知部136は、頻度統計情報として、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店頻度の分布を示すグラフを通知する。なお、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店の頻度の平均値、中央値又は中間値を、頻度統計情報として生成してもよい。
また、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した新規決済履歴情報に含まれる決済金額に基づいて、複数の決済後適用ユーザそれぞれの再来店時の決済額を特定し、特定した決済額の分布を示す統計情報を生成する。例えば、図5に示す分析画面には、「再来店時決済額」と表示されたボタンO7が表示されている。通知部136は、ボタンO7が選択されたことに応じて、複数の決済後適用ユーザの再来店時の決済額を示す決済額統計情報を表示させる。例えば、通知部136は、決済額統計情報として、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店時の決済額の分布を示すグラフを通知する。なお、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対して特定した再来店時の決済額の平均値、中央値又は中間値を、決済額統計情報として生成してもよい。
また、通知部136は、決済履歴情報に商品IDが含まれている場合には、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に含まれる商品IDに基づいて、購入された割合が相対的に高い一以上の商品を特定してもよい。例えば、図5に示す分析画面には、「購入商品情報」と表示されたボタンO2が表示されている。通知部136は、ボタンO2が選択されたことに応じて、特定した商品のリストを表示させる。
また、通知部136は、決済履歴情報に含まれる決済時刻と、決済履歴情報に関連付けられている特典付与時刻とに基づいて、決済時適用ユーザと、決済後適用ユーザとを特定する。そして、通知部136は、決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく決済時適用ユーザの再来店傾向と、決済後適用ユーザの新規決済履歴情報とに基づく決済後適用ユーザの再来店傾向とを再来店情報として生成する。ここで、再来店傾向は、例えば、上述した再来店したユーザの割合、再来店するまでの期間、再来店頻度、再来店時の決済額である。
この場合、通知部136は、決済後適用ユーザの再来店傾向を特定するのと同様に、決済時適用ユーザの再来店傾向を特定する。例えば、通知部136は、決済履歴情報と、特典付与履歴情報とを参照し、決済時刻と同じ時刻の特典付与時刻が関連付けられている決済履歴情報を、決済時適用ユーザに対応する決済履歴情報と特定する。そして、通知部136は、特定した決済履歴情報に含まれるユーザID及び所定の店舗の店舗IDと同じユーザID及び店舗IDを含む決済履歴情報であって、特定した決済履歴情報に含まれる決済時刻よりも後の決済時刻を含む決済履歴情報を、決済時適用ユーザに対応する新規決済履歴情報と特定する。通知部136は、決済時適用ユーザに対応する新規決済履歴情報に基づいて、決済時適用ユーザの再来店傾向を特定する。
例えば、図5に示す分析画面には、「決済時クーポン適用者との比較」と表示されたボタンO9が表示されている。通知部136は、ボタンO9が選択されたことに応じて、決済時適用ユーザの再来店傾向と、決済後適用ユーザの再来店傾向とを比較可能な形式で表示させる。例えば、通知部136は、決済時適用ユーザが再来店するまでの期間の分布を示すグラフと、決済後適用ユーザが再来店するまでの期間の分布を示すグラフとを並べて表示させる。このようにすることで、事業者は、決済時に特典をユーザに適用した場合と、決済後に特典をユーザに適用した場合との再来店傾向を把握し、決済後に特典をユーザに適用することが効果的であるかを分析することができる。
また、通知部136は、決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく決済時適用ユーザの再来店傾向と、決済後適用ユーザの新規決済履歴情報とに基づく決済後適用ユーザの再来店傾向との比較結果に基づく、決済後にユーザに対して特典を付与する効果を示す情報を分析画面に含めるようにしてもよい。例えば、通知部136は、決済時適用ユーザの再来店傾向である再来店までの期間、再来店頻度、再来店時の決済額のそれぞれに対して、特典を付与する効果の高さを示すスコアを算出する。
例えば、通知部136は、再来店までの期間が短ければ短いほどスコアが高くなるようにスコアを算出する。また、通知部136は、再来店頻度が大きければ大きいほどスコアが高くなるようにスコアリングを算出する。また、通知部136は、再来店時の決済額が大きければ大きいほどスコアが高くなるようにスコアを算出する。
通知部136は、決済後適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく決済時適用ユーザの再来店傾向に対応するスコアの合計値が、決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく決済時適用ユーザの再来店傾向に対応するスコアの合計値よりも高い場合に、決済後にユーザに対して特典を付与することに対して効果があることを示す情報を分析画面に含める。
なお、通知部136は、決済時に特典を付与する場合のスコアの合計値と、決済後に特典を付与する場合のスコアの合計値との双方を、特典を付与する効果を示す情報として分析画面に含めてもよい。このようにすることで、事業者は、決済後に特典をユーザに適用することが、決済時に特典をユーザに適用することよりも効果的であるか否かを把握することができる。
また、通知部136は、決済履歴情報に含まれる決済時刻と、決済履歴情報に関連付けられている特典付与時刻とに基づいて、決済時適用ユーザと、決済後適用ユーザとを特定し、特定した決済時適用ユーザの数と、決済後適用ユーザの数とを特定してもよい。そして、通知部136は、決済時適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数と、決済後適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数との割合を特定し、特定した割合を示す情報を分析画面に含めるようにしてもよい。図5に示す分析画面には、決済時適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数と、決済後適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数との割合を示すオブジェクトO8が表示されていることが確認できる。
また、通知部136は、複数の決済後適用ユーザの属性の分布を示す属性分布情報を生成する。例えば、記憶部12には、ユーザのユーザIDと、当該ユーザの属性を示す属性情報とを関連付けたユーザ情報が記憶されている。ユーザの属性には、年齢、性別、居住地、職業等の各種の属性が含まれるものとする。通知部136は、ユーザ情報を参照し、複数の決済後適用ユーザそれぞれのユーザIDに関連付けられている属性情報を特定する。そして、通知部136は、特定した属性の分布を示す属性分布情報を通知する。図7は、属性分布情報の一例を示す図である。
例えば、図7に示す分析画面には、「属性情報」と表示されたボタンO3が表示されている。通知部136は、ボタンO3が選択されたことに応じて、複数の決済後適用ユーザの属性の分布を示す属性分布情報を表示させる。図7は、属性分布情報の表示例を示す図である。図7に示すように、属性分布情報として、複数の決済後適用ユーザの属性である年齢及び性別の分布を示すグラフが表示されていることが確認できる。このようにすることで、事業者は、どのような属性を有するユーザが決済後適用要求に基づく特典の適用を受けるユーザであるのかを把握することができる。
なお、決済後適用ユーザの中には、特典の適用の有無にかかわらず所定の店舗に来店する頻度が高いユーザが存在することがある。このようなユーザを分析対象に加えると、特典の効果を把握しにくいという問題がある。これに対し、通知部136は、記憶部12に記憶されている決済履歴情報に含まれる決済時刻及びユーザIDに基づいて、複数の決済後適用ユーザのうち、当該特典が適用されるよりも前における決済回数が相対的に少ない一以上の決済後適用ユーザを特定する。
例えば、通知部136は、複数の決済後適用ユーザそれぞれに対し、決済後適用要求に基づく特典の特典適用時刻が関連付けられておらず、当該特典適用時刻よりも決済時刻が前の決済履歴情報の数を特定する。そして、通知部136は、特定した一以上のユーザに対応する新規決済履歴情報の有無(再来店の有無)を示す情報を生成し、生成した情報を分析画面に含めるようにする。このようにすることで、決済処理装置1は、特典の適用の有無にかかわらず所定の店舗に来店する頻度が高いユーザを除外して、特典の効果を把握しやすくすることができる。
また、通知部136は、記憶部12に記憶されている決済履歴情報に含まれる決済時刻及びユーザIDに基づいて、決済後適用ユーザのうち、特典の適用後に再来店したユーザを特定し、当該ユーザに対応する特典が適用される前の決済履歴情報を特定してもよい。
この場合、通知部136は、新規決済履歴情報を特定した決済後適用ユーザに対応する複数の決済履歴情報のうち、決済後適用要求に基づく特典の特典適用時刻が関連付けられておらず、当該特典適用時刻よりも決済時刻が前の決済履歴情報を特定する。通知部136は、特典適用時刻よりも決済時刻が前の決済履歴情報が複数存在する場合には、特典適用時刻に相対的に近い決済時刻を含む所定数の決済履歴情報を特定してもよい。
通知部136は、特典が適用される前の決済履歴情報に基づいて、当該特典が適用される前の決済に関する情報を特定し、当該決済に関する情報を通知するようにしてもよい。ここで、特典が適用される前の決済に関する情報は、例えば、決済金額、決済時刻である。なお、決済履歴情報に商品IDが含まれている場合、商品IDに基づいて決済後適用ユーザが特典の適用前に購入した商品を示す情報を、特典が適用される前の決済に関する情報に含めてもよい。このようにすることで、事業者は、再来店した決済後適用ユーザに対応する、特典が適用される前の決済傾向を把握することができる。
また、通知部136は、記憶部12に記憶されている決済履歴情報に含まれる決済時刻及びユーザIDに基づいて、決済後適用ユーザが、特典が付与されてから所定期間内に再来店していないと判定すると、記憶部12に記憶されている特典情報の閲覧履歴を示す閲覧履歴情報に基づいて、当該特典が付与された後の当該ユーザの特典情報の閲覧状況を示す情報を通知してもよい。
この場合、通知部136は、複数の決済後適用ユーザのうち、特典が付与されてから所定期間内に再来店していない一以上のユーザを特定する。通知部136は、閲覧履歴情報を参照し、特定した再来店していない一以上のユーザのうち、特典付与時刻よりも後に所定の店舗の特典に係る特典情報を閲覧したユーザを特定する。そして、通知部136は、再来店していないユーザの数に対する、特典情報を閲覧したユーザの数の割合を算出し、当該割合を示す閲覧状況情報を分析画面に含める。再来店しないユーザに対する、特典情報を閲覧したユーザの割合が高い場合、特典情報に魅力を感じていないユーザが多いと考えられる。このことから、決済処理装置1は、閲覧状況情報を通知することにより、特典情報が効果的であるかを事業者に把握させることができる。
[変形例1]
上述の説明において、所定の決済方式は、コードを用いた決済方式であることとしたが、これに限らない。例えば、決済処理装置1が、ユーザの決済時にユーザIDと、店舗IDと、決済情報とを取得できるものであれば、所定の決済方式は、コード決済を用いた決済方式と異なる、NFC等の近距離無線通信を用いた決済方式、クレジットカード、プリペイドカードを用いた決済方式であってもよい。
[変形例2]
上述の説明において、分析画面には、ユーザID等の個人を特定可能な情報が含まれないものとしたが、これに限らない。例えば、ユーザIDに対応するユーザから決済履歴情報に基づく分析の許可を予め受け付けている場合には、分析画面から、当該ユーザIDが示すユーザの再来店情報が閲覧できるようにしてもよい。
[変形例3]
上述の説明において、分析画面は、所定の店舗の店舗ID及び特典IDに対応する、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を含むものとしたが、これに限らない。例えば、事業者が複数の店舗を運営する場合、分析画面が、複数の店舗それぞれにおける決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を含んでいてもよい。
この場合、記憶部12には、事業者を識別するための事業者IDと、当該事業者が運営する一以上の店舗の店舗IDとが関連付けて記憶されている。通知部136は、事業者が使用する事業者端末4から、事業者IDを含む分析画面の閲覧要求を受信する。通知部136は、分析画面の閲覧要求に含まれている事業者IDに関連付けられている一以上の店舗IDを特定し、特定した一以上の店舗IDそれぞれに関連付けられている一以上の特典IDを特定する。そして、通知部136は、特定した特典IDに対応する、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を含む分析画面を事業者端末4に通知する。このようにすることで、事業者は、店舗IDや特典IDを指定せず、自身が運営している店舗における、決済後適用要求に基づく特典の効果を把握することができる。
また、この場合において、通知部136は、事業者IDに関連付けられている店舗IDが複数存在する場合、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を、店舗別に示す分析画面を通知してもよい。また、通知部136は、事業者IDに関連付けられている店舗IDに対して、複数の特典IDが関連付けられている場合、決済後適用要求に基づく特典の適用効果を示す各種情報を、特典別に示す分析画面を通知してもよい。このようにすることで、事業者は、店舗IDや特典IDを指定せず、自身が運営している店舗における、決済後適用要求に基づく特典の効果を店舗別又は特典別に把握することができる。
[決済処理装置1による効果]
以上説明したように、本実施形態に係る決済処理装置1は、所定の店舗において決済を行うユーザのユーザIDと、決済に係る決済金額とを含む決済要求に基づく決済が行われた後、当該ユーザIDと、決済要求に含まれる決済金額と、決済時刻とを関連付けて決済履歴情報として記憶部12に記憶させ、ユーザ端末2から、決済履歴情報に対応する所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて特典をユーザに適用する。決済処理装置1は、決済履歴情報に含まれる決済時刻及びユーザIDに基づいて、特典がユーザに適用された後に新たに記憶された当該ユーザの新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を所定の店舗の関係者に通知する。このようにすることで、決済処理装置1は、過去の決済実績に基づいて特典を適用したことによる集客効果を把握可能にすることができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
4 事業者端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 登録部
132 特典情報提供部
133 決済要求受信部
134 決済処理部
135 特典適用部
136 通知部
S 決済システム

Claims (12)

  1. 所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶する特典適用部と、
    前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典適用部が前記特典を前記ユーザに適用した後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報であって、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報を特定し、前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とに基づいて、前記決済時適用要求により特典が適用されたユーザである決済時適用ユーザと、前記決済後適用要求により特典が適用されたユーザである決済後適用ユーザとを特定し、特定した複数のユーザそれぞれの新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する再来店情報として、特定した前記決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する前記決済時適用ユーザの再来店傾向と、前記決済後適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記決済後適用ユーザの再来店傾向とを前記所定の店舗の関係者に通知する通知部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記通知部は、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づいて、前記特典が適用された複数のユーザに対する、前記特典が適用されてから所定時間が経過するまでに前記所定の店舗に再来店したユーザの割合を特定し、特定したユーザの割合を前記再来店情報として前記所定の店舗の関係者に通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知部は、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報に基づいて、前記特典が適用された複数のユーザそれぞれに前記特典が適用されてから再来店するまでの期間、再来店する頻度、及び再来店時の決済額の少なくともいずれかに係る統計情報を生成し、生成した統計情報を前記再来店情報として前記所定の店舗の関係者に通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知部は、前記決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記決済時適用ユーザの再来店傾向と、前記決済後適用ユーザの新規決済履歴情報とに基づく前記決済後適用ユーザの再来店傾向との比較結果に基づく、決済後にユーザに対して特典を付与する効果を示す情報を通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記決済後適用要求により特典が適用された複数のユーザのうち、当該特典が適用されるよりも前における決済回数が相対的に少ない一以上のユーザを特定し、当該一以上のユーザに対応する前記新規決済履歴情報の有無を示す情報を通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶する特典適用部と、
    前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典適用部が前記特典を前記ユーザに適用した後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を前記所定の店舗の関係者に通知し、前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とを参照し、前記決済時適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数と、前記決済後適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数との割合を特定し、特定した割合を示す情報を通知する通知部と、
    を有する情報処理装置。
  7. 前記通知部は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性を示す属性情報とを関連付けたユーザ情報を参照し、再来店したユーザのユーザ識別情報に関連付けられている属性情報を特定し、当該ユーザに対して特定した属性情報を通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典適用部が前記決済後適用要求により前記特典が適用され、当該特典の適用後に再来店したユーザを特定し、当該ユーザに対応する前記特典が適用される前の決済履歴情報に基づく、当該特典が適用される前の決済に関する情報を通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記特典を識別する特典識別情報と、前記特典の内容を示す特典情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記ユーザのユーザ端末から、当該ユーザのユーザ識別情報と、特典識別情報とを含む特典情報の閲覧要求を受信すると、当該特典情報を前記ユーザ端末に送信し、当該ユーザ識別情報と、当該特典識別情報と、当該特典情報の送信時間とを関連付けた閲覧履歴情報を前記記憶部に記憶させる特典情報提供部とをさらに有し、
    前記通知部は、前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記決済後適用要求に基づいて特典が付与されたユーザが、当該特典が付与されてから所定期間内に再来店していないと判定すると、前記閲覧履歴情報に基づいて、当該特典が付与された後の当該ユーザの前記特典情報の閲覧状況を示す情報を通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記通知部は、前記特典の原資を提供する提供者に、前記新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対するユーザの再来店情報を通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが実行する、
    所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典が前記ユーザに適用された後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報であって、複数のユーザそれぞれに対応する新規決済履歴情報を特定し、前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とに基づいて、前記決済時適用要求により特典が適用されたユーザである決済時適用ユーザと、前記決済後適用要求により特典が適用されたユーザである決済後適用ユーザとを特定し、特定した複数のユーザそれぞれの新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する再来店情報として、特定した前記決済時適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する前記決済時適用ユーザの再来店傾向と、前記決済後適用ユーザの新規決済履歴情報に基づく前記決済後適用ユーザの再来店傾向とを前記所定の店舗の関係者に通知するステップと、
    を有する情報処理方法。
  12. コンピュータが実行する、
    所定の店舗において決済を行うユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記決済に係る決済金額を含む決済要求とに基づく決済が行われた後、当該ユーザ識別情報と、前記決済要求に含まれる決済金額と、前記決済が行われた決済時間とを関連付けて決済履歴情報として記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記記憶部に記憶されている前記決済履歴情報に対応する前記所定の店舗の決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済後適用要求を受信すると、受信した決済後適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶し、前記ユーザ端末から、前記所定の店舗の決済時に、決済に基づいて適用可能な特典の適用要求である決済時適用要求を受信すると、受信した決済時適用要求に基づいて前記特典を前記ユーザに適用し、前記決済履歴情報に、前記特典を付与した特典付与時間を関連付けて記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶されている決済履歴情報に含まれる前記決済時間及び前記ユーザ識別情報に基づいて、前記特典が前記ユーザに適用された後に前記記憶部に新たに記憶された当該ユーザの決済履歴情報である新規決済履歴情報を特定し、特定した新規決済履歴情報に基づく前記所定の店舗に対する当該ユーザの再来店情報を前記所定の店舗の関係者に通知するステップと、
    前記決済履歴情報に含まれる前記決済時間と、前記決済履歴情報に関連付けられている前記特典付与時間とを参照し、前記決済時適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数と、前記決済後適用要求によりユーザに適用された特典の適用回数との割合を特定し、特定した割合を示す情報を前記所定の店舗の関係者に通知するステップと、
    を有する情報処理方法。
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