JP6609418B2 - サーバ装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、特定の場所に設置された発信器との通信に基づくサービス提供が行われる場合に、その発信器が盗難にあってもサービス提供を継続することを目的とする。
さらに、前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する処理を実行し、当該通信端末から前記予め定められた処理及び前記停止がされた旨を通知する処理のいずれかを実行するよう指示されると指示された方の処理を実行してもよい。
さらに、前記検知部は、前記発信器が盗難にあったことを、当該発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合、又は、当該発信器と設置場所が同じ他の発信器の識別子だけが取得された回数が閾値以上となった場合に検知してもよい。
また、前記検知部は、前記発信器の設置場所に対応して定められた期間又はユーザから指示された期間には盗難の検知を試みないようにしてもよい。
さらに、前記実行部は、登録された移動通信端末のうち、盗難が検知された前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された移動通信端末から取得されたものと同じ前記第1発信器群の識別子を取得したものに対して、当該盗難に関する情報を通知する処理を実行してもよい。
図1は実施例に係るコンテンツ提供システム1の全体構成を表す。コンテンツ提供システム1は、ネットワーク2と、サーバ装置10と、ユーザ端末20と、メインビーコン311−1、311−2、311−3(これらを区別しない場合は「メインビーコン311」という)と、サブビーコン312−1、312−2(これらを区別しない場合は「サブビーコン312」という)と、ダミービーコン320−1、320−2(これらを区別しない場合は「ダミービーコン320」という)と、コンテンツ配信装置40と、店舗端末50とを備える。
図7は各装置が実現する機能構成を表す。サーバ装置10は、取得部101と、検知部102と、分類情報記憶部103と、実行部104とを備え、ユーザ端末20は、信号受信部201と、宛先通知部202と、データ送信部203と、コンテンツ表示部204とを備える。ビーコン30は、測定部301と、発信部302とを備え、コンテンツ配信装置40は、特定部401と、コンテンツ送信部402と、反映部403とを備え、店舗端末50は表示部501を備える。
図8はビーコン30のセンサが測定した値の変化の一例を表す。図8では、縦軸が加速度を示し、横軸が時刻を示すグラフにおいて、時刻t1からt2までに測定された加速度の値の変化が折れ線で表されている。この例では、時刻t1からしばらく0であった加速度が時刻t3に急に大きくなり、その後は加速度が小さくなるものの0より大きい値で推移している。
図9は分類情報の一例を表す。この分類情報では、設置場所IDと、発信器IDと、発信器IDの区分と、代替順序とが対応付けられている。設置場所IDは、対応する発信器IDにより識別されるビーコン30の設置場所に割り当てられた情報である。この例では、店舗4の設置場所IDである「T001」に、「B001」から「B007」までの7つの発信器IDが対応付けられている。これの発信器IDは図1に表す店舗4に設置されている7つのビーコン30の発信器IDを表している。
(1)図9に表す分類情報で同じ設置場所IDと「メイン」及び「サブ」とに対応付けられている発信器IDのうちの所定の個数(本実施例ではその発信器IDの全数)の発信器IDが、蓄積部105に蓄積されている。
(2)(1)で蓄積部105に蓄積されている発信器IDに対応付けられた時刻情報が表す最も早い時刻から最も遅い時刻までの経過時間が決められた制限時間(例えば店舗4を訪れたユーザの平均滞在時間)以下である。
図11はコンテンツIDテーブルの一例を表す。図11の例では、第1区分に分類される発信器IDとして、「B001」、「B002」、「B003」というメインビーコン311の3つの発信器IDが、「C001」というコンテンツIDに対応付けられている。
図14は発信器IDの区分が変更された分類情報の別の一例を表す。変更部108は、この例では、「B004」という発信器IDに対応付けられていた「サブ」という区分を「盗難」という文字列に変更している。
図16はコンテンツ提供処理においてサーバ装置10が行う動作手順の一例を表す。この動作手順は、ユーザ端末20がビーコン30から発信された識別信号及び測定結果信号を受信して、発信器IDデータをサーバ装置10に対して送信してくることを契機に開始される。まず、サーバ装置10(取得部101)は、ユーザ端末20から送信されてきた発信器IDデータが表す発信器ID及び測定結果を取得する(ステップS11)。次に、サーバ装置10(蓄積部105)は、取得された発信器IDを蓄積する(ステップS12)。
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、実施例及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
実施例では、全てのビーコン30の盗難が検知されたが、これに限らず、例えば第4区分に分類される識別子によって識別される発信器(実施例ではダミービーコン320)の盗難は検知されなくてもよい。ダミービーコン320が盗難にあっても、ユーザの訪問の判定やコンテンツの配信を継続することができるからである。本変形例では、例えばセンサ部を備えないビーコンをダミービーコンとして用いることで、検知部102が、第3区分に分類される識別子によって識別される発信器が盗難にあったことだけを検知するようにしてもよい。これにより、全てのビーコン30の盗難を検知する場合に比べて、複数の発信器に要するコストを低くすることができ、また、測定結果を含まない発信器IDデータが増えるのでサーバ装置10とユーザ端末20との間の通信の負荷を軽減することができる。
ビーコン30が備えるセンサは、加速度センサに限らない。例えばジャイロセンサや地磁気センサであってもよい。これらのセンサが測定する値も、ビーコン30の移動により通常は変動するからである。また、明度センサが用いられてもよい。この場合、設置場所での明度が例えば7時に明るくなって22時に暗くなるというパターンであれば、明度センサの測定結果が例えば7時から22時までの間に暗くなったり、22時を超えても明るかったりしたことを表していれば、検知部102が盗難を検知する。他にも、音センサや温度センサを用いて、明度センサの場合と同様に盗難を検知することもできる。また、人が近づかない場所に設置されたビーコン30であれば、人感センサを用いて人の接近を表す値が測定された場合に検知部102が盗難を検知してもよい。
上述したセンサの区分とは別に、検知部102が、実施例とは異なる方法で盗難を検知してもよい。検知部102は、例えば、発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合にその発信器が盗難にあったことを検知する。この場合の閾値としては、例えば対象の発信器の識別信号が取得されない期間の推移を調査しておき、その最長の期間にマージンを加えた期間を表す値が用いられる。この検知方法であれば、センサ部の測定結果が必要ないので、センサ部を備えない発信器の盗難を検知することができる。
図18は本変形例のコンテンツ提供システム1aの全体構成を表す。コンテンツ提供システム1aは、図1に表す各装置に加え、店舗5に設置された複数のビーコン30を備えている。店舗5の複数のビーコン30は、店舗4に設置されているものと同様に各々の発信器IDの区分が分類情報で定められている。この例では、店舗4に設置されている複数のビーコン30が第1発信器群とし、店舗5に設置されている複数のビーコン30が第2発信器群とする。
図18及び図19の説明で述べた例において、実行部104(盗難通知部109)は、次のように通知処理を実行してもよい。例えば検知部102が盗難を検知したビーコン30の発信器IDとともに第1発信器群の設置場所ID(この例では店舗4の設置場所ID)を盗難通知部109に供給し、盗難通知部109がその設置場所IDに対応付けられた通信端末(この例では店舗4の店舗端末50)に通知を行う。これにより、通知を受けた店員は、店舗4にビーコン30を盗んだ者がいることが分かるため、店舗4のビーコン30が盗まれないようにより注意を高めることができる。
検知部102は、実施例では、図16の動作手順で表したように、センサの測定結果が取得された場合には常に盗難の検知を試みたが、これに限らない。本変形例では、検知部102は、例えば、第1発信器の設置場所に対応して定められた期間には盗難の検知を試みない。設置場所に対応する期間としては、例えば図1に表す店舗4であれば、店舗4の内装変更や商品棚の移動などといった発信器の移動を伴いメンテナンス作業が行われる期間が定められる。
上述した代替用の発信器の識別子が用いられる場合に、その代替用の発信器が設置されるまで時間を要することがある。その場合に、コンテンツの配信などのユーザに提供されるサービスを一時停止させてもよい。
図20は本変形例で各装置が実現する機能構成の一例を表す。この例では、サーバ装置10bの実行部104bが図7に表す各部に加えて停止通知部110を備え、店舗端末50bが表示部501に加えて指示部502を備える。
実施例では、第1区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばメインビーコン311)の盗難が検知された場合に第3条件が用いられ、第2区分に分類される識別子により識別される発信器(例えばサブビーコン312)の盗難が検知された場合に第4条件が用いられたが、これに限らない。例えばメインビーコン311の盗難が検知された場合に第4条件、サブビーコン312の盗難が検知された場合に第3条件が用いられてもよいし、どちらの盗難が検知された場合でも第3条件が用いられたり、反対にどちらの盗難が検知された場合でも第4条件が用いられたりしてもよい。
第2条件は、実施例で述べたもの(第3条件及び第4条件)に限らない。例えば、ビーコン30の盗難が検知された場合には、それ以降、1つでもメインビーコン311の発信器IDが取得されれば満たされる条件が第2条件として用いられてもよいし、メインビーコン311に限らずサブビーコン312やダミービーコン320の発信器IDが1つでも取得されれば満たされる条件を第2条件として用いられてもよい。このような第2条件を用いれば、例えばビーコン30の大半が盗まれてしまった場合でも、サービスを継続させることができる。第2条件としては、このように、ビーコン30が盗まれた場合でもサービスが継続できるような条件が用いられることが望ましい。
実施例ではユーザ端末20が通知したIPアドレスに対してコンテンツが配信されたが、これに限らない。例えばユーザ端末20に対してコンテンツをプッシュ通知する仕組みを提供するシステム(APNS(Apple Push Notification Service)やGCM(Google Cloud Messaging for Android)など)にユーザ端末20の端末IDを登録しておく。そして、指示部107がそのシステムに端末IDを送信してユーザ端末20にコンテンツを配信させるための情報(例えばコンテンツ配信装置40のURL(Uniform Resource Locator))をプッシュ通知するよう指示することで、コンテンツが配信されてもよい。
実行部104が実行する処理は実施例で述べたものに限らない。実行部104は、例えば、外部装置(実施例ではコンテンツ配信装置40)にコンテンツの配信を指示する指示処理を実行するのではなく、自装置がコンテンツを記憶しておき、そのコンテンツをユーザ端末20に送信する送信処理を実行してもよい。また、例えば店舗で実施される限定販売の予約を受け付ける受付処理を実行したり、店舗で利用可能なポイントを付加する付加処理を実行したりといった、何らかのサービスを提供するサービス提供処理を実行してもよい。要するに、第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理であれば、どのような処理が実行部104によって実行されてもよい。
実施例では、複数のビーコン30はいずれもBLE通信を行う発信器であったが、これに限らない。例えば無線LANの規格に準拠した無線LAN通信を行う発信器であってもよいし、NFC(Near field communication)の規格に準拠したNFC通信を行う発信器であってもよい。また、例えば店舗4の店員が利用するスマートフォンやタブレット端末などが発信器として用いられてもよい。この場合、設置場所に設置した発信器に比べて盗まれる可能性を低くすることができる。また、設置されたビーコン30が故障したときに、代わりに店員のスマートフォンを発信器として用いるようにしてもよい。
実施例では第3区分に分類される識別子がさらに第1区分(メイン)及び第2区分(サブ)に分類されたが、これは必須ではない。例えば分類情報に「メイン」と「ダミー」だけが表されていてもよい。この場合、判定処理に用いられるビーコン30の識別子が全て「メイン」に分類されるものになり、それらの識別子に対応付けられたコンテンツが配信される。本変形例でも、「ダミー」のビーコン30が用いられるので、実施例と同様にサービスを不正な方法で利用する行為を抑止することができる。
実施例では第4区分に分類される発信器が用いられたが、これは必須ではない。例えば分類情報に「メイン」と「サブ」だけが表されていて、「ダミー」が表されていなくてもよい。この場合、分類情報に表された機器IDが全て判定処理に用いられることになる。そして、実行部104は、検知部102により盗難が検知された場合、取得部101により取得された識別子が、盗難が検知された発信器の識別信号が第1区分と前記第2区分のいずれに分類されるかに応じた第2条件を満たしたときに、予め定められた処理を実行する。この第2条件として、盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくても満たされる条件(上記の第3条件や第4条件など)が用いられることで、サービス提供を継続することができる。
実施例で述べた判定条件(1)では、所定の個数として「メイン」及び「サブ」に対応付けられている発信器IDの全数が用いられたが、これに限らない。例えば全数よりも1つか2つなど決められた個数だけ少なくしてもよいし、全数に決められた割合を乗じた個数としてもよい。この場合、例えば全数だと5つの発信器IDが必要なところ、そのうちの4つ又は3つ等の発信器IDが取得されれば判定条件が満たされることになる。
第1区分に分類される識別子(実施例では「メイン」の発信器ID)が全て揃っていなくても、所定の個数以上揃っていれば、処理が実行されてもよい。例えば分類情報には「メイン」の発信器IDが4つ表され、コンテンツIDテーブルにもそれら4つの発信器IDが表されているとする。
実施例ではメイン、サブ、ダミーのビーコン30がいずれも複数用いられていたが、これに限らず、各区分とも1つのビーコン30だけが用いられてもよい。また、前述したように、サブのビーコン30は存在しなくてもよい。要するに、第3区分に分類される識別子により識別される発信器が少なくとも1以上あり(そのうちの少なくとも1以上は第1区分に分類される識別子により識別される発信器とする)、第4区分に分類される識別子により識別される発信器が少なくとも1以上あればよい。最低でもメインのビーコン30とダミーのビーコン30が1つずつあれば、ダミーのビーコン30が盗まれた場合に不正な方法での利用を防ぐことができる。
上述した判定条件(2)、すなわち時刻情報が表す経過時間が制限時間以下という条件は、用いられなくてもよい。この場合でも、例えば蓄積部105が蓄積した発信器IDを定期的に削除することで、実施例で述べたような数日がかりで発信器IDが取得されるという場合に、判定条件が満たされないようにすることができる。
QR(Quick Response)コード認識や顔認識を行った結果が発信器IDとともに用いられてもよい。例えば、ユーザ端末20のデータ送信部203が、これらの認識結果を付加した発信器IDデータを送信する。取得部101が発信器IDとともに認識結果を取得し、実行部104は、発信器ID及び認識結果に基づいた処理を実行する。これにより、例えば店舗4に設置されたポスター上のQRコード(登録商標)を読み取る操作を行ったユーザや、特定の店員の顔写真を撮影したユーザにだけサービスが提供されるようにすることができる。
実行部104が実行する予め定められた処理は、実施例で述べた指示処理(外部装置であるコンテンツ配信装置40にコンテンツの配信を指示する処理)に限らない。実行部104は、例えば、自装置がコンテンツを記憶しておき、そのコンテンツをユーザ端末20に送信する送信処理を予め定められた処理として実行してもよい。また、例えば店舗で実施される限定販売の予約を受け付ける受付処理や、店舗で利用可能なポイントを付加する付加処理といった、何らかのサービスを提供するサービス提供処理を予め定められた処理として実行してもよい。要するに、第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理であれば、どのような処理が予め定められた処理として実行されてもよい。
本発明は、サーバ装置、移動通信端末(ユーザ端末がその一例)、コンテンツ配信装置、登録された通信端末(店舗端末50がその一例)といった各装置の他、上述した図7等に表す各機能を実現する他の装置としても捉えられる。また、それらの装置を備えるコンテンツ提供システムのようなシステムとしても捉えられる。また、本発明は、それらの装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、それらの装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
Claims (10)
- 複数の発信器の識別子を第1区分と第2区分に分類した情報を記憶する記憶部と、
前記発信器から発信された自機の識別子を示す識別信号を受信した移動通信端末から、当該受信された識別信号により示される識別子を取得する取得部と、
前記発信器が盗難にあったことを検知する検知部と、
前記取得部により取得された1以上の識別子であって、前記第1区分に分類される識別子を少なくとも含む識別子が第1条件を満たした場合、前記移動通信端末を所持するユーザが前記複数の発信器の設置場所を訪れたものとして、当該第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理を実行し、前記検知部により発信器の盗難が検知された場合、前記取得部により取得された1以上の識別子であって、前記第1区分に分類される識別子を少なくとも含む識別子が、前記盗難が検知された発信器の識別子が第1区分と前記第2区分のいずれに分類されるかに応じた第2条件を満たしたときに前記処理を実行する実行部と
を備えるサーバ装置。 - 前記第2条件としては、前記盗難が検知された発信器の代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子が取得された場合に当該盗難が検知された発信器の識別子が取得されたものとみなして判断される第3条件、又は、前記盗難が検知された発信器の識別子が取得されなくとも当該識別子が取得されたものとみなして判断される第4条件が用いられる
請求項1に記載のサーバ装置。 - 前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、前記代替用に定められた発信器が発信した識別信号により示される識別子を前記取得部が取得するまでの期間において、前記処理の実行を停止し、且つ、前記取得部が識別子を取得した前記移動通信端末に対して当該停止がされた旨を通知する処理を実行する
請求項2に記載のサーバ装置。 - 前記実行部は、前記発信器の盗難が検知された場合、登録された通信端末にその旨を通知する処理を実行し、当該通信端末から前記第1区分に分類される識別子に対応付けられた処理及び前記停止がされた旨を通知する処理のいずれかを実行するよう指示されると指示された方の処理を実行する
請求項3に記載のサーバ装置。 - 前記記憶部は、前記第1区分及び第2区分に分類される第3区分と、第4区分とを含む複数の区分に前記識別子を分類した前記情報を記憶し、
前記実行部は、前記第3区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される1以上の識別子であって、前記第1区分に分類される識別子を少なくとも含む識別子が前記第2条件を満たした場合に前記処理を実行し、前記第4区分に分類される識別子により識別される発信器の盗難が検知された場合には、取得された前記第3区分に分類される1以上の識別子であって、前記第1区分に分類される識別子を少なくとも含む識別子が前記第1条件を満たした場合に前記処理を実行する
請求項1から4のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記発信器は、自機の移動により変動する値を測定するセンサを有し、
前記検知部は、前記センサが測定した値の変化が条件を満たした場合に当該センサを有する前記発信器が盗難にあったことを検知する
請求項1から5のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記検知部は、前記発信器が盗難にあったことを、当該発信器の識別子が取得されない期間が閾値以上となった場合、又は、当該発信器と設置場所が同じ他の発信器の識別子だけが取得された回数が閾値以上となった場合に検知する
請求項1から6のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記検知部は、前記発信器の設置場所に対応して定められた期間又はユーザから指示された期間には盗難の検知を試みない
請求項1から7のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - いずれも前記複数の発信器を含む第1発信器群及び第2発信器群が互いに別の場所に設置され、
前記検知部は、前記第1発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された前記移動通信端末から、前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された場合に、取得された当該第2発信器群に含まれる発信器の識別子により識別される前記発信器が盗難にあったことを検知する
請求項1から8のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記実行部は、登録された移動通信端末のうち、盗難が検知された前記第2発信器群に含まれる発信器の識別子が取得された移動通信端末から取得されたものと同じ前記第1発信器群の識別子を取得したものに対して、当該盗難に関する情報を通知する処理を実行する
請求項9に記載のサーバ装置。
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