JP5898661B2 - 情報配信システム、情報配信装置、施設側端末及び情報配信方法 - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置、施設側端末及び情報配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報配信システム、情報配信装置、施設側端末及び情報配信方法に関する。
従来、クーポンを発行するウェブサイトからダウンロードしたクーポン情報を携帯端末の画面に表示し、当該クーポン情報を施設側に提示することにより、クーポンを使用することができるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−338638号公報
ところで、携帯端末のユーザは、施設において使用可能なクーポン情報等の適用情報をウェブサイトから取得する場合、訪問予定の施設で使用可能な適用情報を予め検索して取得する必要があった。例えば、訪問予定の施設が多い場合や、訪問予定の施設が未定の場合には、適用情報を検索して取得する作業は、携帯端末のユーザにとって煩雑であった。
また、携帯端末のユーザは、施設において適用情報を使用する場合、携帯端末に記憶されている適用情報を携帯端末の画面に表示する必要がある。例えば、多数の適用情報が携帯端末に記憶されている場合、携帯端末のユーザは、これら多数の適用情報から、携帯端末の画面に表示するための適用情報を選択する作業を行う必要があった。このような作業も、携帯端末のユーザにとって煩雑であった。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するためになされたものであり、携帯端末のユーザが容易に適用情報を使用することができる情報配信システム、情報配信装置、施設側端末及び情報配信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報配信システムは、施設において使用される適用情報を配信する情報配信装置と、前記施設で前記適用情報の処理をする施設側端末と、前記施設側端末と無線通信が可能な携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、識別情報を前記施設側端末に送信する携帯端末通信部を有し、前記情報配信装置は、複数の適用情報を記憶する記憶部と、前記携帯端末から前記識別情報を受信すると、前記複数の適用情報から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した前記適用情報を前記施設側端末に送信する装置通信部とを有し、前記施設側端末は、前記携帯端末から受信した前記識別情報を前記情報配信装置に送信し、前記情報配信装置から前記適用情報を受信する施設側端末通信部と、前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部とを有することを特徴とする。
この発明によれば、携帯端末から送信された当該携帯端末の識別情報に基づいて、情報配信装置が適用情報を抽出し、施設側端末が、当該適用情報が所定の条件を満たしている場合に当該適用情報を処理する。これにより、携帯端末では、適用情報を予め記憶する必要がない。また、携帯端末のユーザは、施設において適用情報を使用する際に、当該施設に対応する適用情報を検索する必要がない。よって、携帯端末のユーザは、容易に適用情報を使用することができる。
また、前記携帯端末通信部は、前記携帯端末の属性を示す属性情報を前記施設側端末にさらに送信し、前記施設側端末通信部は、前記携帯端末から受信した前記属性情報を前記情報配信装置にさらに送信し、前記抽出部は、前記識別情報及び前記属性情報に対応する適用情報を抽出することを特徴とする。
この発明によれば、抽出部は、識別情報と、携帯端末の属性を示す属性情報とに基づいて適用情報を抽出するので、識別情報によって適用情報を抽出する場合に比べて抽出される適用情報を絞り込むことができる。これにより、情報配信装置が施設側端末に送信する適用情報の数を減らし、施設側端末における適用情報の処理速度を向上させることができる。
また、前記携帯端末通信部は、前記携帯端末が前記施設側端末と所定距離以内に近づいたことに応じて前記識別情報を前記施設側端末に送信することを特徴とする。
この発明によれば、例えば、所定距離を数十センチ未満とすることにより、携帯端末が施設側端末に接触したことに応じて、携帯端末から施設側端末に識別情報が送信されるようにすることができる。これにより、施設側端末は、施設を訪問し当該施設側端末に携帯端末を接触させたユーザに限定して、適用情報を処理することができる。
また、前記適用情報処理部は、前記適用情報の処理結果を前記情報配信装置及び前記携帯端末の少なくとも一方に送信することを特徴とする。
この発明によれば、適用情報の処理結果を携帯端末のユーザに認識させることができる。また、適用情報の処理結果を情報配信装置に記憶させるので、例えば複数の施設それぞれにおける適用情報の使用状況等の分析を行い、分析結果に基づいて新たな適用情報を作成することができる。
また、前記識別情報は、前記施設ごとに前記携帯端末又は前記携帯端末のユーザに対して割り当てられた施設特化識別情報であることを特徴とする。
この発明によれば、識別情報を施設特化識別情報とすることで、施設におけるユーザの名寄せを防止することができる。
本発明の第2の態様に係る情報配信システムは、施設において使用される複数の適用情報を配信する情報配信装置と、前記施設で前記適用情報の処理をする施設側端末と、前記施設側端末と無線通信が可能な携帯端末と、を備え、前記情報配信装置は、複数の前記適用情報を記憶する記憶部と、前記複数の適用情報から、前記携帯端末に送信する適用情報を抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した適用情報を前記携帯端末に送信する装置通信部を有し、前記携帯端末は、前記情報配信装置から受信した前記適用情報を記憶する携帯端末記憶部と、前記施設側端末に、前記適用情報を送信する携帯端末通信部と、を有し、前記施設側端末は、前記携帯端末から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部を有することを特徴とする。
この発明によれば、第1の態様に係る情報配信システムと同様に、携帯端末のユーザは、施設において適用情報を使用する際に、当該施設に対応する適用情報を検索する必要がない。また、携帯端末は、施設側端末に対して複数の適用情報を送信し、施設側端末において、当該複数の適用情報のいずれかが所定の条件を満たしている場合に、施設側端末が当該適用情報を処理する。よって、携帯端末のユーザが適用情報を選択して、当該適用情報を施設側端末に送信する必要がない。よって、携帯端末のユーザは、容易に適用情報を使用することができる。
また、前記携帯端末通信部は、前記携帯端末記憶部に記憶されている前記適用情報を、前記携帯端末と異なる他の携帯端末にコピーして送信するとともに、前記携帯端末の識別情報、及び前記コピーした前記適用情報を特定する情報を含む履歴情報を前記情報配信装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、携帯端末が、他のユーザの携帯端末に対して適用情報をコピーするので、他のユーザも施設側端末において適用情報に基づいた処理を受けることができる。また、コピーに係る履歴情報を情報配信装置に送信するので、情報配信装置において、複数の携帯端末間のコピー状況を分析し、例えば、人気のある適用情報を特定することができる。
また、前記携帯端末は、記憶部に、前記施設側端末へ送信する前記適用情報を制御するアプリケーションプログラムを記憶し、前記アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報配信装置に前記適用情報の取得を要求し、当該情報配信装置から受信した前記適用情報を前記携帯端末記憶部に記憶させる無線部をさらに有することを特徴とする。
この発明によれば、アプリケーションプログラムが起動したことを契機として、携帯端末が適用情報を取得するので、アプリケーションプログラムが起動することで、携帯端末に記憶される適用情報を最新状態に保つことができる。
本発明の第3の態様に係る情報配信装置は、施設において使用される適用情報を配信する情報配信装置であって、複数の適用情報を記憶する記憶部と、施設側端末と無線通信が可能な携帯端末を識別する識別情報を受信すると、前記複数の適用情報から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した前記適用情報を前記施設側端末に送信する装置通信部とを備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る施設側端末は、携帯端末と無線通信が可能であり、かつ、情報配信装置と通信が可能な施設側端末であって、前記携帯端末から受信した前記携帯端末を識別する識別情報を前記情報配信装置に送信し、前記情報配信装置から適用情報を受信する施設側端末通信部と、前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部とを備えることを特徴とする。
これらの発明によれば、情報配信装置が、携帯端末の識別情報に対応する適用情報を抽出して施設側端末に送信するので、携帯端末において適用情報を記憶することを不要とすることができる。これにより、携帯端末のユーザによる適用情報の取得作業を省略することができる。
本発明の第5の態様に係る情報配信方法は、携帯端末が、当該携帯端末を識別する識別情報を施設側端末に送信する手順と、前記施設側端末が、前記携帯端末から受信した前記識別情報を情報配信装置に送信する手順と、前記情報配信装置が、前記携帯端末の前記識別情報を受信すると、複数の適用情報を記憶する記憶部から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する手順と、情報配信装置が、抽出された前記適用情報を前記施設側端末に送信する手順と、前記施設側端末が、前記情報配信装置から前記適用情報を受信する手順と、前記施設側端末が、前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する手順と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、第1の態様に係る情報配信システムと同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、ユーザが容易に適用情報を使用することができる。
第1の実施形態に係る情報配信システムの概要図である。 第1の実施形態に係る携帯端末の機能構成図である。 第1の実施形態に係る施設側端末の機能構成図である。 第1の実施形態に係る情報配信装置の機能構成図である。 第1の実施形態に係る情報配信システムにおける、適用情報の処理に係る通信シーケンスの一例を示す図である。 第3の実施形態に係る情報配信システムの概要図である。 第3の実施形態に係る携帯端末の機能構成図である。 第3の実施形態に係る施設側端末の機能構成図である。 第3の実施形態に係る情報配信装置の機能構成図である。 第3の実施形態に係る情報配信システムにおける、適用情報の処理に係る通信シーケンスの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[情報配信システムSの概要]
図1は、第1の実施形態に係る情報配信システムSの概要図である。
情報配信システムSは、携帯端末1と、施設側端末2と、情報配信装置3とを備えている。第1の実施形態に係る情報配信システムSは、施設において使用可能なクーポン情報やポイント情報等の適用情報を、携帯端末1が予め記憶することなく使用可能にするためのシステムである。ここで施設は、商品を販売する場所を示すが、これに限らず、美術館や博物館といった、商品を販売しない場所も含むものとする。
情報配信システムSにおいて、施設側端末2は、施設等に設置されている端末であり、例えば、所定距離(例えば、数十センチの距離)において携帯端末1と無線通信を行う近距離無線通信(Near Field Communication)が可能である。
携帯端末1は、施設等を訪問する客が所有している端末であり、施設側端末2と同様に近距離無線通信が可能である。携帯端末1は、施設側端末2と所定距離以内に接近すると、近距離無線通信により、携帯端末1のユーザを識別するユーザIDを施設側端末2に送信する。
施設側端末2は、携帯端末1からユーザIDを受信すると、当該ユーザIDを情報配信装置3に送信する。
情報配信装置3は、複数の適用情報を予め記憶しており、施設側端末2からユーザIDを受信すると、当該ユーザIDに対応する適用情報を抽出して、施設側端末2に送信する。
ここで、適用情報とは、例えば、クーポンを識別するクーポンIDや、所定のサービスにおける会員の種別を示す会員種別や、ポイントサービスにおける会員IDである。なお、本実施形態では、適用情報として、クーポンID等の識別情報を挙げたが、これに限らない。例えば、適用情報は、クーポン情報そのものであってもよい。
施設側端末2は、情報配信装置3から受信した適用情報が所定の条件を満たしている場合に適用情報を処理し、処理結果を示す適用処理情報を携帯端末1及び情報配信装置3、少なくとも一方に送信する。ここで、適用処理情報は、クーポンIDに対応するクーポンが使用されたことを示す情報や、所定のサービスにおける会員種別に応じて与えられる特典情報や、ポイントサービスにおけるポイントが加算された旨を示す情報である。
[携帯端末1の構成例]
続いて、携帯端末1が備える機能について説明する。図2は、第1の実施形態に係る携帯端末1の機能構成図である。
携帯端末1は、例えば、携帯電話機であり、入力部11と、表示部12と、携帯端末記憶部13と、無線部14と、携帯端末通信部15と、制御部16とを備える。
入力部11は、例えば、ボタンや、表示部12に重ねて配置されるタッチパネルや接触センサ等により構成される。入力部11は、携帯端末1のユーザから操作入力を受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部16の制御に応じて、施設側端末2から送信された、適用情報の処理結果を示す適用処理情報等を表示する。
携帯端末記憶部13は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。携帯端末記憶部13は、携帯端末1を機能させるための各種プログラムを記憶する。携帯端末記憶部13は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。また、携帯端末記憶部13は、携帯端末1のユーザのユーザIDを記憶する。
無線部14は、制御部16から出力された信号を変調してRF(Radio Frequency)信号を生成し、アンテナ(不図示)を介して当該RF信号を、携帯端末1の基地局に無線送信する。また、無線部14は、アンテナを介して受信したRF信号を復調して、復調された信号を制御部16に出力する。
携帯端末通信部15は、近距離無線通信を用いて、施設側端末2と無線通信を行う。携帯端末通信部15は、制御部16の制御に応じて、携帯端末1を識別するユーザIDを施設側端末2に送信する。
ここで、施設側端末2に送信するユーザIDは、携帯端末1ごとに重複なく付与されるものであってもよいし、ユーザの名寄せを防止するため施設ごとに、携帯端末1又は携帯端末1のユーザに対して割り当てられた施設特化ユーザIDを用いてもよい。具体的には、施設特化ユーザIDは、施設側端末2の端末IDと、携帯端末1ごと(又はユーザごと)に重複なく付与されるユーザIDと、携帯端末1と施設側端末2とだけが知り得る共通鍵と、から演算したものである。なお、施設特化ユーザIDの演算は、例えばAES(Advanced Encryption Standard)方式を用いてもよい。
制御部16は、例えば、CPUにより構成される。制御部16は、携帯端末記憶部13に記憶されている各種プログラムを実行することにより、携帯端末1に係る機能を統括的に制御する。
[施設側端末2の構成例]
続いて、施設側端末2が備える機能について説明する。図3は、第1の実施形態に係る施設側端末2の機能構成図である。
施設側端末2は、例えば、レジに設置されているPOS(Point of Sales)端末であり、近距離無線通信部21と、施設側端末通信部22と、施設側端末記憶部23と、制御部24と、を備える。
近距離無線通信部21は、携帯端末1と近距離無線通信を行い、例えば、ユーザIDを携帯端末1から受信するとともに、適用処理情報を携帯端末1に送信する。ここで、近距離無線通信部21は、外部装置によって実装されていてもよい。例えば、施設側端末2は、近距離無線通信部21に係る機能を有する専用装置と接続し、当該専用装置が携帯端末1から近距離無線通信により受信した情報を当該専用装置から取得するとともに、当該専用装置を介して携帯端末1に情報を送信してもよい。
施設側端末通信部22は、制御部24の制御に応じて、ネットワークNを介して、情報配信装置3と通信を行う。施設側端末通信部22は、例えば、ユーザIDを情報配信装置3に送信する。また、施設側端末通信部22は、適用情報を情報配信装置3から受信し、その後、適用処理情報を情報配信装置3に送信する。
施設側端末記憶部23は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。施設側端末記憶部23は、施設側端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。施設側端末記憶部23は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
制御部24は、例えば、CPUにより構成される。制御部24は、施設側端末記憶部23に記憶されている各種プログラムを実行することにより、施設側端末2に係る機能を統括的に制御する。制御部24は、適用情報処理部241を備える。適用情報処理部241の処理の詳細については、後述する。
[情報配信装置3の構成例]
続いて、情報配信装置3が備える機能について説明する。図4は、第1の実施形態に係る情報配信装置3の機能構成図である。
情報配信装置3は、例えばサーバであり、装置通信部31と、装置記憶部32と、制御部33とを備える。
装置通信部31は、例えば、ネットワークNを介して施設側端末2と通信を行う。装置通信部31は、例えば、施設側端末2からユーザIDを受信する。また、装置通信部31は、施設側端末2に適用情報を送信し、その後、施設側端末2から適用処理情報を受信する。
装置記憶部32は、例えば、ハードディスク、ROM及びRAM等により構成される。装置記憶部32は、情報配信装置3を機能させるための各種プログラムを記憶する。装置記憶部32は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。装置記憶部32は、ユーザ情報記憶部321と、適用情報記憶部322と、処理情報記憶部323とを備える。ユーザ情報記憶部321、適用情報記憶部322及び処理情報記憶部323の詳細については、後述する。
制御部33は、例えば、CPUにより構成される。制御部33は、装置記憶部32に記憶されている各種プログラムを実行することにより、情報配信装置3に係る機能を統括的に制御する。制御部33は、抽出部331を備える。抽出部331の詳細については、後述する。
[情報配信システムSの通信シーケンス]
続いて、携帯端末1、施設側端末2及び情報配信装置3がそれぞれ備える機能の詳細について図5を用いながら説明する。
図5は、第1の実施形態に係る情報配信システムSにおける、適用情報の処理に係る通信シーケンスの一例を示す図である。
まず、携帯端末通信部15は、携帯端末1が施設側端末2と所定距離以内に近づいたことに応じてユーザIDを施設側端末2に送信する。
具体的には、携帯端末1のユーザが、施設側端末2が設置されている施設を訪問し、当該施設側端末2に対して携帯端末1を接触させる。すると、施設側端末2の近距離無線通信部21は、携帯端末1との接近状態を検出する(S1)。続いて、施設側端末2の制御部24は、近距離無線通信部21を介して、携帯端末1に、ユーザIDの送信要求を示す送信要求情報を送信する。
携帯端末1の携帯端末通信部15が施設側端末2から送信要求情報を受信すると、制御部16は、携帯端末記憶部13に記憶されているユーザIDを取得する(S2)。制御部16は、携帯端末通信部15を介して、取得したユーザIDを施設側端末2に送信する。
続いて、施設側端末2の近距離無線通信部21がユーザIDを受信すると、施設側端末2の制御部24は、当該ユーザIDを、施設側端末通信部22を介して情報配信装置3に送信する。
続いて、抽出部331は、情報配信装置3の装置通信部31が、施設側端末2からユーザIDを受信すると、ユーザ情報記憶部321及び適用情報記憶部322を参照し、当該ユーザIDに対応する適用情報を抽出する(S3)。
なお、抽出部331は、近距離無線通信部21が受信したユーザIDが、施設特化ユーザIDである場合には、共通鍵を用いて演算することによりユーザIDを算出し、算出したユーザIDに対応する適用情報を抽出する(S3)。
具体的には、ユーザ情報記憶部321には、ユーザIDと、ユーザの属性を示す属性情報とを関連付けたユーザ情報が記憶されており、抽出部331は、施設側端末2からユーザIDを受信すると、当該ユーザIDがユーザ情報記憶部321に記憶されているか否かを判定し、ユーザの認証を行う。その後、抽出部331は、ユーザIDがユーザ情報記憶部321に記憶されている場合、ユーザ情報記憶部321を参照して、施設側端末2から受信したユーザIDに関連付けられている属性情報を抽出する。また、適用情報記憶部322には、複数の適用情報が、属性情報と関連付けられて記憶されており、抽出部331は、抽出した属性情報に関連付けられている適用情報を1以上抽出する。このようにすることで、抽出部331は、受信したユーザIDに対応する適用情報を抽出する。
なお、抽出部331は、ユーザIDをユーザの認証のみに用いて、適用情報記憶部322に記憶されている全ての情報を抽出するようにしてもよい。
また、情報配信装置3は、適用情報記憶部322に記憶されている複数の適用情報を、施設を識別する施設IDと関連付けて記憶してもよい。そして、施設側端末2の制御部24が、施設側端末通信部22を介して、携帯端末1から受信したユーザID及びユーザの属性情報の他に、施設を識別する施設IDを情報配信装置3に送信してもよい。この場合において、抽出部331は、施設IDにさらに基づいて適用情報の絞り込みを行い、施設IDに対応する施設で使用可能な適用情報を抽出してもよい。
続いて、抽出部331は、装置通信部31に、抽出した適用情報を施設側端末2に送信させる。
施設側端末2の施設側端末通信部22は、情報配信装置3から適用情報を受信する。適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報が所定の条件を満たしている場合に、当該適用情報の少なくともいずれかを処理する。
具体的には、適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報が所定の条件を満たしているか否かを判定する(S4)。ここで、施設側端末記憶部23には、施設側端末2が設置されている施設において使用される適用情報が予め記憶されている。適用情報処理部241は、判定がYesの場合、すなわち、施設側端末記憶部23に記憶されている適用情報と一致する適用情報を受信している場合、適用情報を処理する(S5)。例えば、適用情報がクーポン情報である場合、適用情報処理部241は、携帯端末1のユーザが購入した商品の価格から、クーポン情報に基づいて割引を行う処理を行う。
ここで、適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報が複数である場合に、施設側端末2の備える表示部に複数の適用情報のいずれかを選択するための画面を表示させ、携帯端末1のユーザから選択を受け付けてもよい。そして、適用情報処理部241は、携帯端末1のユーザにより一の適用情報が選択されたことに応じて、適用情報を処理してもよい。また、適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報が複数である場合に、これらの複数の適用情報を処理してもよい。
適用情報処理部241は、判定がNoの場合、すなわち、施設側端末記憶部23に記憶されている適用情報と一致する適用情報を受信しない場合、一致する適用情報が受信できなかった旨を示すエラーメッセージを、近距離無線通信部21を介して携帯端末1に送信する。なお、一致する適用情報が受信できなかった旨を示すエラーメッセージは、施設側端末2の備える表示部に表示するようにしてもよい。
続いて、適用情報処理部241は、適用情報の処理結果を示す適用処理情報を、情報配信装置3及び携帯端末1に送信する。具体的には、適用情報処理部241は、近距離無線通信部21を介して、施設側端末2に接触した携帯端末1に適用処理情報を送信する。また、適用情報処理部241は、施設側端末通信部22を介して情報配信装置3に適用処理情報及びユーザIDを送信する。
携帯端末1の制御部16は、携帯端末通信部15が施設側端末2から適用処理情報を受信すると、当該適用処理情報を表示部12に表示させる(S6)。例えば、適用情報がクーポン情報である場合、制御部16は、クーポン情報に基づいて割引が行われた旨を示す適用処理情報を表示部12に表示させる。また、制御部16は、例えば、適用情報がポイント情報である場合、現在のポイントや追加されたポイントを示す適用処理情報を表示部12に表示させる。これにより、携帯端末1のユーザに、適用情報の使用による効果を把握させてお買い得感を持たせ、当該施設を再び訪問する可能性を高めることができる。なお、適用情報がポイント情報である場合の現在のポイントや追加されたポイントを示す適用処理情報は、施設側端末2の備える表示部に表示されるようにしてもよい。
情報配信装置3は、装置通信部31が施設側端末2から適用処理情報及びユーザIDを受信すると、当該適用処理情報と当該ユーザIDとを関連付けて処理情報記憶部323に記憶させる(S7)。その後、情報配信装置3では、適用処理情報の集計及び分析が行われる。集計結果及び分析結果は、今後施設において使用される適用情報の生成の際に参考情報として使用される。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係る情報配信システムSでは、情報配信装置3は、複数の適用情報を記憶する適用情報記憶部322と、携帯端末1のユーザのユーザIDを受信すると、複数の適用情報から、ユーザIDに対応する適用情報を抽出する抽出部331と、抽出部331が抽出した適用情報を施設側端末2に送信する装置通信部31とを有し、施設側端末2は、携帯端末1から受信したユーザIDを情報配信装置3に送信し、情報配信装置3から適用情報を受信する施設側端末通信部22と、情報配信装置3から受信した適用情報が所定の条件を満たしている場合に適用情報を処理する適用情報処理部241とを有する。
この発明によれば、携帯端末1から送信された当該携帯端末1のユーザIDに基づいて、情報配信装置3が適用情報を抽出し、施設側端末2が、当該適用情報が所定の条件を満たしている場合に当該適用情報を処理する。これにより、携帯端末1では、適用情報を予め記憶する必要がない。また、携帯端末1のユーザは、施設において、当該施設に対応する適用情報を検索する必要がない。よって、携帯端末1のユーザは、容易に適用情報を使用することができる。
<第2の実施形態>
[携帯端末1が送信する属性情報に基づいて適用情報を抽出する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、情報配信装置3の抽出部331が、携帯端末1が送信する属性情報に基づいて適用情報を抽出する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。ここで、携帯端末1の属性情報は、例えば、携帯端末1の移動履歴、携帯端末1の現在の位置情報、及び携帯端末1のユーザが過去に購入した商品の履歴を示す購買履歴等である。
第2の実施形態において、携帯端末1の制御部16は、携帯端末通信部15を介して、ユーザID及び携帯端末1の属性情報を施設側端末2に送信する。
施設側端末2の制御部24は、施設側端末通信部22を介して、携帯端末1から受信したユーザID及びユーザの属性情報を情報配信装置3に送信する。
抽出部331は、施設側端末2から受信したユーザID及び属性情報に基づいて適用情報を抽出する。具体的には、適用情報記憶部322には、複数の適用情報が、ユーザの属性情報及び携帯端末1の属性情報と関連付けられて記憶されている。まず、抽出部331は、ユーザ情報記憶部321を参照して、施設側端末2から受信したユーザIDに関連付けられている属性情報を抽出する。その後、抽出部331は、適用情報記憶部322を参照し、抽出したユーザの属性情報及び、携帯端末1の属性情報に基づいて適用情報を抽出する。
例えば、携帯端末1の属性情報が、携帯端末1の位置を示す位置情報と、時刻とを含む移動履歴である場合、抽出部331は、当該位置情報と関連付けられている適用情報を抽出する。移動履歴に含まれる位置情報は、例えば、携帯端末1が施設側端末2に接触した際に施設側端末2から受信した施設側端末2の位置を示す情報又は施設側端末2を識別するための情報である。抽出部331は、移動履歴が示す位置情報から携帯端末1のユーザが立ち寄った施設を特定し、予め記憶されている施設で扱っている商品の属性に基づいて、携帯端末1のユーザが関心を持っている商品を示すユーザの属性を特定してもよい。そして、抽出部331は、特定したユーザの属性に関連付けられている適用情報を抽出してもよい。
抽出部331は、携帯端末1から属性情報を受信したタイミングより前の所定の期間内の移動履歴に基づいて、ユーザの属性を特定してもよい。例えば、抽出部331は、携帯端末1から属性情報を受信したタイミングより前の、当日の移動履歴に基づいて、ユーザの属性を特定してもよい。このようにすることで、抽出部331は、ユーザが施設を訪れている日にユーザが関心を持っている商品を絞り込んで、ユーザに適した適用情報を抽出することができる。
また、携帯端末1の属性情報が、携帯端末1の現在の位置情報である場合、抽出部331は、携帯端末1の現在の位置情報から所定範囲以内の位置に対応する位置情報と関連付けられている適用情報を抽出してもよい。例えば、携帯端末1の現在の位置情報が、複数の施設が収容されているショッピングモールのいずれかの位置を示している場合、抽出部331は、ショッピングモールに収容されている施設で使用可能な適用情報を抽出する。
また、携帯端末1の属性情報が、ユーザが過去に購入した商品の履歴を示す購買履歴である場合、抽出部331は、過去の所定時間内に購入した商品とは異なる商品に対応する適用情報を抽出してもよい。このようにすることで、抽出部331は、ユーザが購入する可能性が比較的高い商品に対応する適用情報を抽出できるので、情報配信装置3が、使用される可能性が低い適用情報を送信することを抑制できる。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態に係る携帯端末通信部15は、携帯端末1の属性を示す属性情報を施設側端末2にさらに送信し、施設側端末通信部22は、携帯端末1から受信した属性情報を情報配信装置3にさらに送信し、抽出部331は、属性情報に対応する適用情報を抽出することを特徴とする。
この発明によれば、抽出部331は、識別情報と、携帯端末1の属性を示す属性情報とに基づいて適用情報を抽出するので、識別情報によって適用情報を抽出する場合に比べて抽出される適用情報を絞り込むことができる。これにより、施設側端末2に送信する適用情報の数を減らし、処理速度を向上させることができる。
<第3の実施形態>
[情報配信装置3が、携帯端末1に適用情報を送信する]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、情報配信装置3が携帯端末1に適用情報を送信し、携帯端末1が適用情報を記憶し、施設側端末2が、携帯端末1から受信した適用情報に基づいて適用情報を処理する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。なお、第3の実施形態において、携帯端末1において記憶される適用情報は、例えばクーポン情報のクーポンIDのような識別情報であるものとするが、識別情報に限らず、クーポン情報であってもよいものとする。
図6は、第3の実施形態に係る情報配信システムSの概要図である。
情報配信システムSは、携帯端末1と、施設側端末2と、情報配信装置3と、基地局4とを備えている。第3の実施形態では、携帯端末1は、基地局4を介して情報配信装置3と通信可能であり、情報配信装置3から、適用情報を受信して記憶する。
図7は、第3の実施形態に係る携帯端末1の機能構成図である。
図7に示すように、第3の実施形態の携帯端末1は、入力部11、表示部12、携帯端末記憶部13、無線部14、携帯端末通信部15及び制御部16を備える。
携帯端末記憶部13は、制御部16により実行されると、施設側端末2に送信する適用情報を制御するアプリケーションプログラムを記憶する。また、携帯端末記憶部13は、情報配信装置3から受信した適用情報を記憶する。
無線部14は、携帯端末記憶部13に記憶されている適用情報を送信させるアプリケーションプログラムが起動されたことに応じて、基地局4を介して情報配信装置3と無線通信を行い、情報配信装置3から複数の適用情報を受信する。
携帯端末通信部15は、施設側端末2と近距離無線通信を行い、携帯端末記憶部13に記憶されている適用情報を施設側端末2に送信する。具体的には、携帯端末1が施設側端末2に接触すると、携帯端末通信部15は、携帯端末記憶部13に記憶されている適用情報を施設側端末2に送信する。
図8は、第3の実施形態に係る施設側端末2の機能構成図である。
施設側端末2は、近距離無線通信部21と、施設側端末通信部22と、施設側端末記憶部23と、制御部24とを備える。
近距離無線通信部21は、携帯端末1と近距離無線通信を行うことにより、携帯端末1から適用情報を受信する。
制御部24の適用情報処理部241は、携帯端末1から受信した適用情報が所定の条件を満たしている場合に、受信した適用情報を処理する。適用情報処理部241は、適用情報の処理結果を示す適用処理情報を、携帯端末1及び情報配信装置3に送信する。
図9は、第3の実施形態に係る情報配信装置3の機能構成図である。
情報配信装置3は、装置通信部31と、装置記憶部32と、制御部33とを備える。
装置記憶部32は、複数の適用情報を記憶する適用情報記憶部322と、施設側端末2において適用情報を処理した結果を示す適用処理情報を記憶する処理情報記憶部323とを備える。
装置通信部31は、例えば、基地局4を介して携帯端末1と通信を行い、適用情報記憶部322に記憶されている複数の適用情報を携帯端末1に送信する。
[情報配信システムSの通信シーケンス]
続いて、携帯端末1、施設側端末2及び情報配信装置3がそれぞれ備える機能の詳細について図10を用いながら説明する。
図10は、第1の実施形態に係る情報配信システムSにおける、適用情報の処理に係る通信シーケンスの一例を示す図である。
情報配信装置3は、適用情報記憶部322に記憶されている適用情報を抽出し(S11)、携帯端末1に送信する。具体的には、まず、無線部14は、入力部11の操作によって、適用情報を送信するためのアプリケーションプログラムが起動されると、情報配信装置3に適用情報の取得を要求する要求情報を送信する。
続いて、情報配信装置3の抽出部331は、装置通信部31が携帯端末1から適用情報の取得を要求する要求情報を受信すると、適用情報記憶部322に記憶されている複数の適用情報から、携帯端末1に適した適用情報を抽出し、装置通信部31を介して、抽出した適用情報を携帯端末1に送信する。
抽出部331は、第1の実施形態の抽出部331と同様の構成としてもよい。そして、情報配信装置3は、第1実施形態と同様に携帯端末1からユーザIDを受信し、当該ユーザIDに関連する属性情報に基づいて、携帯端末1に送信する適用情報の絞り込みを行ってもよい。また、情報配信装置3は、第2実施形態と同様に携帯端末1からユーザID及びユーザの属性情報を受信し、これらユーザID及びユーザの属性情報に基づいて、携帯端末1に送信する適用情報の絞り込みを行ってもよい。例えば、情報配信装置3が、ユーザの属性情報として過去の移動履歴を受信した場合、抽出部331は、当該移動履歴に対応する位置情報に関連付けられている適用情報を抽出してもよい。
また、情報配信装置3は、他のタイミングにおいて適用情報を携帯端末1に送信してもよい。例えば、情報配信装置3は、定期的又は設定時刻に、適用情報を携帯端末1にプッシュ送信してもよい。また、情報配信装置3から、適用情報を一括して送信するためのお知らせメールを携帯端末1に送信し、携帯端末1のユーザの操作に応じて、適用情報を一括して送信してもよい。また、スケジュールやToDoリスト、さらには、イベントの案内情報等に対して適用情報を一括して送信するためのリンクを付して、携帯端末1に通知するようにしてもよい。
続いて、無線部14が、情報配信装置3から送信された適用情報を取得すると、制御部16は、当該適用情報を携帯端末記憶部13に記憶させる(S12)。
携帯端末1のユーザが、施設側端末2が設置されている施設に訪問し、当該施設側端末2に対して携帯端末1を接触させると、施設側端末2の近距離無線通信部21は、携帯端末1との接近状態を検出する(S13)。
施設側端末2の制御部24は、近距離無線通信部21が携帯端末1との接近状態を検出すると、近距離無線通信部21を介して、ユーザID及び適用情報の送信要求を示す送信要求情報を携帯端末1に送信する。
携帯端末1の携帯端末通信部15が施設側端末2から送信要求情報を受信すると、制御部16は、携帯端末記憶部13に記憶されているユーザID及び適用情報を取得する(S14)。制御部16は、携帯端末通信部15を介して、取得したユーザID及び適用情報を施設側端末2に送信する。
続いて、施設側端末2の近距離無線通信部21がユーザID及び適用情報を受信すると、施設側端末2の適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報のうち、所定の条件を満たしている適用情報を処理する。具体的には、施設側端末2の適用情報処理部241は、情報配信装置3から受信した適用情報のうち、所定の条件を満たしている適用情報が含まれているか否かを判定する(S15)。
適用情報処理部241は、判定がYesの場合、すなわち、施設側端末記憶部23に記憶されている適用情報と一致する適用情報を受信している場合、適用情報を処理する(S16)。適用情報処理部241は、判定がNoの場合、すなわち、施設側端末記憶部23に記憶されている適用情報と一致する適用情報を受信しない場合、近距離無線通信部21を介してエラーメッセージを携帯端末1に送信する。
続いて、適用情報処理部241は、適用情報の処理結果を示す適用処理情報を、情報配信装置3及び携帯端末1に送信する。具体的には、適用情報処理部241は、近距離無線通信部21を介して携帯端末1に適用処理情報を送信する。また、適用情報処理部241は、施設側端末通信部22を介して情報配信装置3に適用処理情報及びユーザIDを送信する。
携帯端末1の制御部16は、携帯端末通信部15が施設側端末2から適用処理情報を受信すると、当該適用処理情報を表示部12に表示させる(S17)。
情報配信装置3は、装置通信部31が施設側端末2から適用処理情報及びユーザIDを受信すると、当該適用処理情報と当該ユーザIDとを関連付けて処理情報記憶部323に記憶させる(S18)。なお、情報配信装置3は、携帯端末1から適用処理情報及びユーザIDを受信するようにしてもよい。携帯端末1から直接受信する場合には、携帯端末1から適用処理情報のみを受信するようにしてもよい。
なお、制御部16は、携帯端末1に記憶された複数の適用情報の一部を定期的に削除してもよい。具体的には、携帯端末1は、複数の適用情報のそれぞれを、情報配信装置3から受信した日時と関連付けて記憶しておき、当該日時に基づいて、所定時間以上使用されなかった適用情報を削除してもよい。また、携帯端末1は、複数の適用情報のそれぞれを、情報配信装置3から受信した際の携帯端末1の位置情報と関連付けて記憶しておき、現在の位置情報とは異なる位置情報に関連付けられている適用情報を削除してもよい。
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、第3の実施形態に係る情報配信システムSでは、情報配信装置3は、適用情報を携帯端末1に送信する装置通信部31を有し、携帯端末1は、情報配信装置3から受信した適用情報を記憶する携帯端末記憶部13と、施設側端末2に、適用情報を送信する携帯端末通信部15と、を有し、施設側端末2は、携帯端末1から受信した適用情報のうち、所定の条件を満たしている適用情報を処理する適用情報処理部241を有することを特徴とする。
この発明によれば、第1の実施形態と同様に、携帯端末1のユーザは、施設において、当該施設に対応する適用情報を検索する必要がない。また、携帯端末1は、施設側端末2に対して適用情報を送信し、施設側端末において、当該適用情報のいずれかが所定の条件を満たしている場合に、施設側端末2が当該適用情報を処理する。よって、携帯端末1のユーザが適用情報を選択して、当該適用情報を施設側端末2に送信する必要がない。よって、携帯端末1のユーザは、容易に適用情報を使用することができる。
<第4の実施形態>
[携帯端末1が適用情報をコピーして他の携帯端末に送信する]
続いて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、携帯端末1が携帯端末記憶部13に記憶している適用情報を、近距離無線通信を用いてコピーして他の携帯端末に送信する点で第3の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
第4の実施形態において、携帯端末通信部15は、携帯端末記憶部13に記憶されている適用情報を、携帯端末1と異なる他の携帯端末に近距離無線通信でコピーして送信する。その後、無線部14は、携帯端末のユーザのユーザIDと、コピーした適用情報を特定する情報を含む履歴情報を、基地局4を介して情報配信装置3に送信する。
情報配信装置3の制御部33は、装置通信部31が履歴情報を受信すると、処理情報記憶部323に当該履歴情報を記憶させる。その後、情報配信装置3の制御部33は、履歴情報に基づいて、譲渡頻度の高いユーザの属性を分析し、他の携帯端末に再配布されやすい適用情報を特定する。例えば、制御部33は、ユーザ情報記憶部321を参照して譲渡頻度の高いユーザの属性を特定する。そして、制御部33は、特定した属性ごとに、コピーされた適用情報を集計し、譲渡頻度の高い適用情報を特定する。
その後、情報配信装置3の抽出部331は、装置通信部31が携帯端末1から複数の適用情報の取得を要求する要求情報とともにユーザIDを受信すると、ユーザ情報記憶部321を参照し、当該ユーザIDに対応するユーザの属性を特定する。そして、抽出部331は、特定した属性に対して譲渡頻度の高い適用情報を特定し、当該適用情報を優先的に携帯端末1に配信する。
[第4の実施形態における効果]
以上、第4の実施形態によれば、携帯端末1が、他のユーザの携帯端末に対して、適用情報をコピーするので、他のユーザも施設側端末において適用情報に基づいた処理を受けることができる。また、携帯端末1が、コピーに係る履歴情報を情報配信装置3に送信するので、情報配信装置3において、複数の携帯端末間のコピー状況を把握し、例えば、人気のある適用情報を特定することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、第1の実施形態において、適用情報処理部241は、ユーザIDを受信した回数に基づいて、携帯端末1のユーザの施設への訪問回数を計数するようにしてもよい。そして、適用情報処理部241は、次回訪問時に付与されるクーポン情報を通知する通知情報を、携帯端末1に送信してもよい。そして、携帯端末1の制御部16が、表示部12に当該通知情報を表示させてもよい。また、第1の実施形態において、適用情報処理部241は、予めユーザが検索して取得した適用情報と、情報配信装置3から受信した適用情報との間で、ポイントの集計処理や特典の内容を変更してもよい。
また、第1の実施形態において、抽出部331がユーザIDに関連付けられている属性情報に基づいて適用情報を抽出する際に、第2の実施形態において説明した、移動履歴、位置情報及び購買履歴等の情報を属性情報として用いてもよい。情報配信装置3が、ユーザIDに関連付けて、これらの属性情報を記憶しておくことにより、抽出部331は、多様な方法でユーザに適した適用情報を抽出することができる。
また、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・携帯端末、11・・・入力部、12・・・表示部、13・・・携帯端末記憶部、14・・・無線部、15・・・携帯端末通信部、16・・・制御部、2・・・施設側端末、21・・・近距離無線通信部、22・・・施設側端末通信部、23・・・施設側端末記憶部、24・・・制御部、241・・・適用情報処理部、3・・・情報配信装置、31・・・装置通信部、32・・・装置記憶部、321・・・ユーザ情報記憶部、322・・・適用情報記憶部、323・・・処理情報記憶部、33・・・制御部、331・・・抽出部、4・・・基地局、N・・・ネットワーク、S・・・情報配信システム

Claims (10)

  1. 施設において使用される適用情報を配信する情報配信装置と、前記施設で前記適用情報の処理をする施設側端末と、前記施設側端末と無線通信が可能な携帯端末と、を備え、
    前記携帯端末は、識別情報を前記施設側端末に送信する携帯端末通信部を有し、
    前記情報配信装置は、
    複数の適用情報を記憶する記憶部と、
    前記携帯端末前記識別情報を受信すると、前記複数の適用情報から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記適用情報を前記施設側端末に送信する装置通信部とを有し、
    前記施設側端末は、
    前記携帯端末から受信した前記識別情報を前記情報配信装置に送信し、前記情報配信装置から前記適用情報を受信する施設側端末通信部と、
    前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部とを有する、
    情報配信システム。
  2. 前記携帯端末通信部は、前記携帯端末の属性を示す属性情報を前記施設側端末にさらに送信し、
    前記施設側端末通信部は、前記携帯端末から受信した前記属性情報を前記情報配信装置にさらに送信し、
    前記抽出部は、前記識別情報及び前記属性情報に対応する適用情報を抽出する、
    請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記携帯端末通信部は、前記携帯端末が前記施設側端末と所定距離以内に近づいたことに応じて前記識別情報を前記施設側端末に送信する、
    請求項1又は2に記載の情報配信システム。
  4. 前記適用情報処理部は、前記適用情報の処理結果を前記情報配信装置及び前記携帯端末の少なくとも一方に送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報配信システム。
  5. 前記識別情報は、前記施設ごとに前記携帯端末又は前記携帯端末のユーザに対して割り当てられた施設特化識別情報である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報配信システム。
  6. 施設において使用される複数の適用情報を配信する情報配信装置と、前記施設で前記適用情報の処理をする施設側端末と、前記施設側端末と無線通信が可能な携帯端末と、を備え、
    前記情報配信装置は、
    複数の前記適用情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の適用情報から、前記携帯端末に送信する適用情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した適用情報を前記携帯端末に送信する装置通信部を有し、
    前記携帯端末は、
    前記情報配信装置から受信した前記適用情報を記憶する携帯端末記憶部と、
    前記施設側端末に、前記適用情報を送信する携帯端末通信部と、
    を有し、
    前記施設側端末は、
    前記携帯端末から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部を有し、
    前記携帯端末通信部は、前記携帯端末記憶部に記憶されている前記適用情報を、前記携帯端末と異なる他の携帯端末にコピーして送信するとともに、前記携帯端末の識別情報、及び前記コピーした前記適用情報を特定する情報を含む履歴情報を前記情報配信装置に送信する、
    情報配信システム。
  7. 施設において使用される複数の適用情報を配信する情報配信装置と、前記施設で前記適用情報の処理をする施設側端末と、前記施設側端末と無線通信が可能な携帯端末と、を備え、
    前記情報配信装置は、
    複数の前記適用情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の適用情報から、前記携帯端末に送信する適用情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した適用情報を前記携帯端末に送信する装置通信部を有し、
    前記携帯端末は、
    前記情報配信装置から受信した前記適用情報、及び前記施設側端末へ送信する前記適用情報を制御するアプリケーションプログラムを記憶する携帯端末記憶部と、
    前記施設側端末に、前記適用情報を送信する携帯端末通信部と、
    前記アプリケーションプログラムが起動されると、前記情報配信装置に前記適用情報の取得を要求し、当該情報配信装置から受信した前記適用情報を前記携帯端末記憶部に記憶させる無線部と
    を有し、
    前記施設側端末は、
    前記携帯端末から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部を有する、
    情報配信システム。
  8. 施設において使用される適用情報を配信する情報配信装置であって、
    複数の適用情報を記憶する記憶部と、
    施設側端末と無線通信が可能な携帯端末を識別する識別情報を受信すると、前記複数の適用情報から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記適用情報を前記施設側端末に送信する装置通信部とを備える、
    情報配信装置。
  9. 携帯端末と無線通信が可能であり、かつ、情報配信装置と通信が可能な施設側端末であって、
    前記携帯端末から受信した前記携帯端末を識別する識別情報を前記情報配信装置に送信し、前記情報配信装置から適用情報を受信する施設側端末通信部と、
    前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する適用情報処理部とを備える、
    施設側端末。
  10. 携帯端末が、当該携帯端末を識別する識別情報を施設側端末に送信する手順と、
    前記施設側端末が、前記携帯端末から受信した前記識別情報を情報配信装置に送信する手順と、
    前記情報配信装置が、前記携帯端末の前記識別情報を受信すると、複数の適用情報を記憶する記憶部から、前記識別情報に対応する適用情報を抽出する手順と、
    情報配信装置が、抽出された前記適用情報を前記施設側端末に送信する手順と、
    前記施設側端末が、前記情報配信装置から前記適用情報を受信する手順と、
    前記施設側端末が、前記情報配信装置から受信した前記適用情報が所定の条件を満たしていると判定した場合に前記適用情報の少なくともいずれかを処理する手順と、
    を有する情報配信方法。
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