JP2014197331A - システム、プログラム、および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク上で低い負荷で複数の携帯端末へ商品に関する情報を同報する。【解決手段】システム(10)は、情報処理装置(20)と携帯端末(50)を含む。情報処理装置は、消費者への販売商品の第1の識別情報を消費者に関連する携帯端末(50)に転送し、販売商品の第2の識別情報を含む販売商品の安全性情報が格納された後、販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局(4)を介して地域同報配信する。携帯端末は、消費者への販売商品の識別情報を受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、通知情報に含まれる販売商品の第2の識別情報と、保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、第2の識別情報と第3の識別情報とが一致した場合に、第3の識別情報と一致する第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体通信による携帯端末への商品に関する情報の送信に関する。
個々の消費者は、店舗で購入した商品の安全性について問題があることを、通常、テレビジョン放送、新聞またはウェブ・ニュースのようなマスメディアを通して知ることができる。また、個々の消費者は、安全性に問題がある商品の製造業者からその商品のリコール情報の通知を郵便または電子メールで受け取ることがある。また、個々の消費者は、さらに、情報処理端末を用いて、インターネット上のウェブ・ページにアクセスして、購入商品の安全性に関する詳細情報を取得することができる。
既知のリコール管理システムは、インターネットに接続されたパーソナル・コンピュータと、リコール情報を管理し情報処理装置にリコール情報を提供する管理サーバと、を含んでいる。そのパーソナル・コンピュータは、ユーザの所有物品の特定情報を記憶した情報テーブルと、管理サーバからリコール情報を受信する情報受信手段と、を備えている。そのパーソナル・コンピュータは、さらに、情報テーブルを参照し、情報受信手段により受信したリコール情報に該当する特定情報を検出するリコール対象検出手段と、リコール対象検出手段による検出結果をユーザに報知する報知手段と、を備えている。それによって、ユーザは、ユーザ情報を提供することなく、自己の物品にリコール対象品が含まれるか否かを知ることができる、管理サーバはユーザ情報を管理しなくてよく、管理サーバの負担を抑えることができる。
既知の製品サービス管理システムは、製品に表示された製品の型式および製造番号を含む2次元バーコードを、サービス・プログラムを備えた携帯電話機のカメラで撮像して、製品識別情報を取得する。また、そのシステムは、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)を用いた位置検出手段により製品設置位置情報を取得し、製品識別情報および製品設置位置情報を含む顧客情報を、インターネットを介して、サービス・センタのコンピュータに送信し、コンピュータの顧客情報記憶部に記憶する。それによって、簡便な方法で充実した顧客情報リストを作成することができる。
一方、移動体通信における緊急速報メールは、気象庁等による緊急地震速報または警報、津波警報、災害情報、等に使用され、該当する地域に位置する携帯電話機にのみ一斉同報で送信される。
特開2008−152325号公報 特開2009− 93292号公報
既知のシステムでは、各ユーザは、リコール情報を受信できるようにするために、パーソナル・コンピュータを、常に、電源オン状態にしかつネットワーク接続状態にする。また、既知のシステムでは、管理サーバが、各ユーザの個々のパーソナル・コンピュータへリコール情報を配信する。
発明者たちは、サーバが、多数のユーザの個々のパーソナル・コンピュータに宛ててリコール情報の電子メールを集中的に配信すると、そのサーバに関連するネットワークの部分に輻輳が生じる可能性がある、と認識した。
1つの観点では、本発明の目的は、ネットワーク上で低い負荷で複数の携帯端末へ商品に関する情報を同報することができるようにすることである。
実施形態の一観点によれば、消費者への販売商品の第1の識別情報をその消費者に関連する携帯端末に転送し、販売商品の第2の識別情報を含むその販売商品の安全性情報が格納された後、その販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信する情報処理装置と、その消費者への販売商品の第1の識別情報を受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、その通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、その通知情報に含まれるその販売商品の第2の識別情報と、その保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、その第2の識別情報とその第3の識別情報とが一致した場合に、その第3の識別情報と一致するその第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する携帯端末と、を含むシステムが提供される。
実施形態の一観点によれば、ネットワーク上で低い負荷で複数の携帯端末へ商品に関する情報を同報することができる。
図1は、実施形態による、精算端末から携帯端末への購入商品の識別情報の転送と、商品管理サーバ装置から同報配信装置を介した移動体通信網上の携帯端末への商品に関する通知または報知情報の送信のためのシステムの構成(configuration)の例を示している。 図2は、商品管理サーバ装置の概略的な構成(configuration)の例を示している。 図3は、精算端末の概略的な構成(configuration)の例を示している。 図4は、携帯端末の概略的な構成(configuration)の例を示している。 図5は、商品管理サーバ装置のプロセッサの概略的な構成(configuration)の例を示している。 図6は、精算端末のプロセッサの概略的な構成(configuration)の例を示している。 図7は、携帯端末のプロセッサの概略的な構成(configuration)の例を示している。 図8Aは、精算端末から携帯端末への購入商品の識別情報の転送の手順の例を示している。 図8Bは、商品管理サーバ装置から携帯端末への購入商品の識別情報の転送の代替的な手順の例を示している。 図9は、商品管理サーバ装置から同報配信装置を介した移動体通信網上の携帯端末への商品に関する通知情報の送信の手順の例を示している。 図10は、商品管理サーバ装置によって実行される、商品の安全性情報の管理のための処理のフローチャートの例を示している。 図11Aおよび11Bは、携帯端末によって実行される、同報配信された通知情報の処理のためのフローチャートの例を示している。 (図11Aで説明) 図12は、図11Bのステップ932における、識別情報に基づいて販売商品の安全性に関する情報を取得して表示するための、より具体的なフローチャートの例を示している。 図13は、携帯端末に格納される購入商品情報のテーブルの例を示している。 図14は、商品管理サーバ装置において管理される販売商品の安全性情報の例を示している。 図15は、商品管理サーバ装置において生成される配信用の安全性情報の例を示している。 図16は、図15の配信用の安全性情報における優先度に対応する通知タイミングおよび通知頻度の例を示している。 図17は、商品管理サーバ装置において生成されて保存される配信用の安全性情報の記録の例を示している。 図18は、更新された配信用の安全性情報の記録の例を示している。 図19は、商品管理サーバ装置によって送信される通知情報の例を示している。 図20は、商品管理サーバ装置から同報配信装置へ送信される通知情報を含む配信要求のプロトコル・スタックまたはフレーム・フォーマットの例を示している。 図21は、比較される、携帯端末内に格納された購入商品の識別情報のリスト、および受信した通知情報中の販売商品の識別情報のリストの例を示している。 図22は、携帯端末の表示部に表示される、購入商品の安全性に関する情報の受信を表すメッセージの例を示している。
発明の目的および利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素および組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明および以下の詳細な説明は、典型例および説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない、と理解される。
本発明の非限定的な実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様のコンポーネントおよび要素には同じ参照番号が付されている。
発明者たちは、既知のシステムを組み合わせても、ネットワークに大きい負荷を与えずに多数の消費者の購入商品に関する通知情報をその消費者に伝達することはできない、と認識した。また、発明者たちは、既知のシステムを組み合わせても、消費者の実際に購入した商品に関する通知情報のみをその消費者に伝達することはできない、と認識した。
発明者たちは、商品に関する通知情報を、移動体通信における地域への同報配信情報として携帯端末に送信することによって、送信のために情報処理装置およびネットワークに大きい負荷を与えずにその通知情報を消費者の携帯端末に送信できる、と認識した。また、発明者たちは、消費者の実際に購入した商品情報を携帯端末に予め保存することによって、地域への同報配信情報として受信された通知情報の中から消費者の実際に購入した商品に関する通知情報のみを取り出すことができる、と認識した。
実施形態の目的は、ネットワークに大きい負荷を与えずに商品に関する通知情報を複数の携帯端末に送信できるようにすることである。
実施形態の別の目的は、携帯端末において受信された通知情報の中から消費者の購入商品に関する通知情報のみを取り出すことができるようにすることである。
図1は、実施形態による、精算端末32〜34から携帯端末50への購入商品の識別情報の転送と、商品管理サーバ装置20から同報配信装置42を介した移動体通信網3上の携帯端末50への商品に関する通知または報知情報の送信のためのシステム10の構成(configuration)の例を示している。
図1において、システム10は、共に外部ネットワーク5に接続された、小売業者または流通業者の販売管理システム18、および同報配信装置(CBC:Cell Broadcast Center)42を含んでいる。また、システム10は、移動体通信網3に接続された移動体交換機40および移動体通信基地局4、および携帯端末50を含んでいる。同報配信装置は移動体交換機40に接続されている。外部ネットワーク5は、例えば、インターネットのようなIP(Internet Protocol)ネットワークであってもよい。気象庁または地方自治体の緊急速報または警報用の情報処理端末62が、専用線9を介して同報配信装置42に接続されてもよい。また、官公庁または製造業者によって管理される消費者安全もしくは消費者保護情報または商品安全性もしくは危険性情報等に関する情報公開用サーバ60が、外部ネットワーク5に接続されていてもよい。
携帯端末50は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、またはタブレット型の情報処理端末であってもよい。移動体交換機40は、例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project、第3世代パートナーシップ・プロジェクト)規格によるMME/S−GW(Mobility Management Entity/ Serving-Gateway)であってもよい。
図1において、販売管理システム18は、内部ネットワーク7に接続された、商品管理サーバ装置20、管理者用の情報処理端末30、複数の精算端末32〜34を含んでいる。販売管理システム18は、小売業者または流通業者の管理者によって管理される。精算端末32〜34は、例えば、POS(point of sales)端末、レジ端末(金銭登録機)、または自動販売機であってもよい。
気象庁または地方自治体、等の組織において、職員は、例えば、地震、津波、災害、等の緊急事象の発生時に、緊急速報または警報用の情報処理端末62を操作して、緊急速報または警報情報およびその配信領域情報を含む或るフォーマットの通知情報を作成して、同報配信装置42に送信する。同報配信装置42は、その緊急速報または警報情報を含む通知情報メールまたはショート・メッセージを、配信領域情報に対応する1つ以上の宛先アドレスの移動体通信基地局4に送信する。その宛先アドレスの移動体通信基地局4は、自己の通信領域内にある通信可能な状態にある全ての携帯端末50にその通知情報メールまたはショート・メッセージを一斉同報で配信する。同報配信装置42による通知情報メールまたはショート・メッセージの同報配信サービスは、気象庁または地方自治体以外の者によっても利用することができるであろう。
通知情報の地域同報配信は、例えば、ショート・メッセージ・サービス(SMS)を用いたものであってもよい。ショート・メッセージ・サービスの送信メッセージにおける送信可能文字数には、例えば515文字のような送信情報量の制限がある。通知情報メールの地域同報配信は、例えば、3GPP2(CDMA2000)規格のブロードキャストSMS(BC−SMS)に従って行うことができる。このブロードキャストSMSは、例えば、ページング・チャネル(PCH)、下り共通制御チャネル(FCCH:Forward Common Control Channel)、またはブロードキャスト制御チャネル(BCCH:Broadcast Control Channel)で送信できる。
精算端末32は、店員の操作に従って、消費者に対して或る販売商品を精算処理し、次いで、格納された販売商品の識別情報またはID、販売の日時、等の商品情報を、販売商品情報として商品管理サーバ装置20に格納させ蓄積させる。商品管理サーバ装置20は、商品識別情報によって表される様々な商品に関する流通管理情報を保存している。また、精算端末32は、その商品情報の少なくとも一部を、消費者の携帯端末50に転送して、購入商品情報として携帯端末50に格納させ蓄積させる。商品管理サーバ装置20は、消費者に販売された販売商品情報の一部を、例えば、近距離通信で、または移動対通信網3を介して電子メールまたはショート・メッセージとして、消費者の携帯端末50に転送してもよい。
販売管理システム18の管理者は、新聞およびテレビジョン放送局のようなマスメディア、または製造業者からの電子メール、ファクシミリ、書簡、等を通して官公庁または製造業者によって公表された販売商品の安全性および/または消費者保護に関する情報を収集してもよい。また、その管理者は、管理者用の情報処理端末30を操作して、外部ネットワーク5上の情報公開用サーバ60のウェブ・ページにアクセスして、官公庁または製造業者によって公表された販売商品の安全性および/または消費者保護に関する情報を収集してもよい。商品の安全性に関する情報は、商品に関する安全上の問題または危険性に関する情報を含んでいてもよい。
例えば、小売業者または流通業者の或る販売商品の安全性および/または消費者保護に関する情報が公表されたとする。この場合、管理者は、情報処理端末30を操作して、該当する販売商品の安全性および/または消費者保護に関する通知情報を作成して商品管理サーバ装置20に格納し、商品管理サーバ装置20がその通知情報を配信領域情報と共に或るタイミングで同報配信装置42に送信する。同報配信装置42は、その通知情報を含む通知情報メールまたはメッセージを、配信領域情報に対応する1つ以上の移動体通信基地局4に地域同報配信させる。移動体通信基地局4は、その通信領域内にある通信可能な全ての携帯端末50にその通知情報メールまたはメッセージを一斉同報で配信する。
携帯端末50は、受信した通知情報メール中の販売商品の識別情報またはIDと、携帯端末50に格納された購入商品の識別情報とを比較して、対応する購入商品の識別情報を特定する。携帯端末50は、その特定された商品識別情報に基づいて、対応する購入商品のみの安全性および/または消費者保護に関する情報を、商品管理サーバ装置20から外部ネットワーク5を介して取得して表示することができる。その情報は、例えば、商品の安全性または危険性に関する問題の概要情報、および詳細情報を含んでいてもよい。その詳細情報は、テキスト、画像、および/または音の形態のものであってもよい。消費者は、さらに、携帯端末50上に表示されたその詳細情報中に埋め込まれた情報資源識別情報(例えば、URI)に基づいて、携帯端末50を操作して、その特定された購入商品に関する関連する情報を外部ネットワーク5上の情報公開用サーバ60等から取得することができる。以下の説明において、安全性に関する情報を、単に安全性情報とも称する。
図2は、商品管理サーバ装置20の概略的な構成(configuration)の例を示している。
商品管理サーバ装置20は、情報処理装置であり、例えば、プロセッサ202、メモリ204、内部バス、ネットワーク・インタフェース(NW I/F)208、等を含むコンピュータであってもよい。また、商品管理サーバ装置20は、例えば、複数のサーバ・ユニットまたはサーバ・ブレードを含むものであってもよい。商品管理サーバ装置20は、さらに、内部バスに結合された、記録媒体読み取り用のドライブ206、およびデータベース262を含むハードディスク・ドライブ(HDD)のような記憶装置26を含んでいる。また、商品管理サーバ装置20は、ネットワーク・インタフェース208を介し外部ネットワーク5を介して同報配信装置42と通信を行う。
ドライブ206は、ソフトウェアが記録された例えば光ディスクのような記録媒体264を読み取るために設けられている。そのソフトウェアは、例えば、OS、データベース管理システム(DBMS)、アプリケーション・プログラム、等を含んでいてもよい。
プロセッサ202は、コンピュータ用のCPU(Central Processing Unit)であってもよい。メモリ204には、例えば、主記憶装置および半導体メモリ等が含まれる。
プロセッサ202は、メモリ204および/または記憶装置26に格納されたそのソフトウェアまたはその一部に従って動作するものであってもよい。そのソフトウェアは、記録媒体264に格納されていて、ドライブ206によって記録媒体264から読み出されて商品管理サーバ装置20にインストールされてもよい。また、代替形態として、プロセッサ202は、上述のソフトウェアの機能の少なくとも一部を含む例えば集積回路として実装された専用のプロセッサであってもよい。
図3は、精算端末32〜34の概略的な構成(configuration)の例を示している。
精算端末32〜34は、例えば、プロセッサまたは制御部322、記憶部324、近距離通信部または非接触通信部328、ネットワーク・インタフェース(NW/IF)326、USB通信部330、入力部342、表示部344、およびプリンタ346を含んでいる。USB通信部330は、外付けドライブ336に接続可能である。ドライブ336は、プログラムが記録された例えば光ディスクまたは磁気ディスクのような記録媒体364を読み取るためのものであってもよい。
プロセッサ322は、例えば集積回路として実装された専用のプロセッサであってもよい。また、プロセッサ322は、記憶部324に格納されたアプリケーション・プログラムに従って動作するものであってもよい。アプリケーション・プログラムは、記録媒体364に格納されていて、ドライブ336によって記録媒体364から読み出されて精算端末32〜34にインストールされてもよい。
プリンタ346は、例えば、レシート、ジャーナルおよびラベルを専用の用紙にプリントアウトする1種類以上のプリンタであってもよい。入力部342は、例えば、バーコード・リーダのような商品価格情報読取部、テンキーを含むキーボード、および/またはタッチパネルを含んでいてもよい。表示部344は、例えば、液晶表示装置、またはタッチパネル付き液晶表示装置であってもよい。
プロセッサ322は、近距離通信部328を介して携帯端末50の近距離通信部(528)との間で、情報を搬送するRF信号を非接触で送受信する。近距離通信部328は、携帯端末50の近距離通信部(528)に、例えば電磁誘導により非接触で電力を供給してもよい。近距離通信部328は、例えば、NFC(Near Field Communication)規格、FeliCa(登録商標)規格、赤外線通信(rDA(Infrared Data Association))規格、非接触通信規格、非接触ICカード規格または非接触ICタグ規格に従って、携帯端末50に対して情報の読出しおよび/または書込みを行う。
図4は、携帯端末50の概略的な構成(configuration)の例を示している。
携帯端末50は、例えば、プロセッサ522、記憶部524、バス、移動体通信用の無線送受信部526、近距離通信部528、USB通信部530、入力部542、表示部544、および音響部546を含んでいる。USB通信部530は、外付けドライブ536に接続可能である。携帯端末20は、例えば、携帯電話機、スマートフォンまたはタブレット型の情報処理端末であってもよい。
プロセッサ522は、コンピュータ用のCPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部524には、例えば、主記憶装置および半導体メモリ等が含まれる。記憶部524には、さらにハードディスク・ドライブ(HDD)が含まれていてもよい。USB通信部530は、外付けドライブ536に接続可能である。ドライブ536は、ソフトウェアが記録された例えば光ディスクまたは磁気ディスクのような記録媒体564を読み取るためのものであってもよい。そのソフトウェアは、例えば、OS、データベース管理システム(DBMS)、アプリケーション・プログラム、等を含んでいてもよい。
プロセッサ522は、例えば集積回路として実装された専用のプロセッサであってもよい。また、プロセッサ522は、記憶部524に格納されたアプリケーション・プログラムに従って動作するものであってもよい。アプリケーション・プログラムは、記録媒体564に格納されていて、ドライブ536によって記録媒体564から読み出されて携帯端末50にインストールされてもよい。
入力部542は、例えば、複数のキー、タッチパッド、またはタッチパネルを含んでいてもよい。表示部544は、例えば、液晶表示装置、またはタッチパネル付き液晶表示装置であってもよい。音響部546は、例えば、マイクロホン、スピーカ、およびレシーバを含んでいてもよい。
図5は、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202の概略的な構成(configuration)の例を示している。
プロセッサ202は、制御部2020を含み、さらに、商品情報管理部2024、通知情報理部2026、通信処理部2030、およびその他の処理部2040を含み、またはその一部を含んでいてもよい。制御部2020は、商品情報管理部2024、通知情報理部2026、通信処理部2030および処理部2040に制御信号を供給して、これらの要素の動作を制御してもよい。
図6は、精算端末32〜34のプロセッサ322の概略的な構成(configuration)の例を示している。
プロセッサ322は、制御部3220を含み、さらに、取引処理部3224、入力処理部3226、表示処理部3228、プリントアウト処理部2330、通信処理部3232、およびその他の処理部3240を含み、またはその一部を含んでいてもよい。制御部3220は、取引処理部3224、入力処理部3226、表示処理部3228、プリントアウト処理部2330、通信処理部3232および処理部3240に制御信号を供給して、これらの要素の動作を制御してもよい。
図7は、携帯端末50のプロセッサ502の概略的な構成(configuration)の例を示している。
プロセッサ502は、制御部5220を含んでいる。プロセッサ502は、さらに、アプリケーション部5224、入力処理部5226、音響処理部5228、画像処理部5230、商品情報受信部5232、商品情報管理部5234、通知情報受信部5236、およびその他の処理部5240を含み、またはその一部を含んでいてもよい。制御部5220は、アプリケーション部5224、入力処理部5226、音響処理部5228、画像処理部5230、商品情報受信部5232、商品情報管理部5234、通知情報受信部5236および処理部5240に制御信号を供給して、これらの要素の動作を制御してもよい。
図8Aは、精算端末32〜34から携帯端末50への購入商品の識別情報の転送の手順の例を示している。
顧客が購入する商品をチェックアウト・カウンタまたは料金精算カウンタへ持って行って商品精算担当の店員に渡す。店員は、精算端末32において、入力部342で商品ラベルの走査またはキー入力により、日時、商品の識別情報、価格、等の販売商品情報を入力する。
図8Aを参照すると、ステップ702において、精算端末32のプロセッサ322(その取引処理部3224)は、それらの販売商品情報を記憶部324に格納する。ステップ704において、プロセッサ322(その通信処理部3232)は、販売商品情報を、店舗および精算端末32の識別情報またはID、取引番号、等と共に商品管理サーバ装置20へ送信する。ステップ706において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(その商品情報管理部2024)は、ネットワーク・インタフェース208を介して販売商品情報を店舗および精算端末32の識別情報、取引番号、等と共に受信してデータベース262に格納する。
ステップ716〜718の各ステップにおいて、精算端末32のプロセッサ322(通信処理部3232)は、店員の操作に従って、近距離通信部336を介して、携帯端末50に対して関連する識別情報またはIDの要求を送信する。その識別情報またはIDは、例えば、顧客識別情報、携帯端末識別情報、またはICカード機能部識別情報であってもよい。精算端末32による識別情報の要求は、顧客が携帯端末50を近距離通信部336に接近させることによって携帯端末50の識別情報を受信するまで、周期的に繰り返される。
ステップ720において、携帯端末50のプロセッサ522(通信処理部3232)は、識別情報の要求に応答して、携帯端末50に関連する識別情報を、近距離通信部528を介して精算端末32に送信する。精算端末32のプロセッサ322(通信処理部3232)は、近距離通信部336を介して識別情報を受信して携帯端末50のアプリケーションまたは機能等のタイプを識別し認証を行う。そのアプリケーションまたは機能は、例えば、携帯端末50における商品情報管理部5234のアプリケーションまたは機能であってもよい。
ステップ724において、精算端末32のプロセッサ322(通信処理部3232)は、ネットワーク・インタフェース326を介して、携帯端末50に関連する識別情報および取引番号と共に販売商品情報の送信要求を商品管理サーバ装置20へ送信する。商品管理サーバ装置20は、販売商品情報の送信要求を受信する。ステップ726において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(商品情報管理部2024)は、販売商品情報の送信要求に応答して、その対応する販売商品情報を或るフォーマットで精算端末32へネットワーク・インタフェース208を介して送信する。
販売商品情報は、例えば、販売日時、商品の識別情報、等を含んでいる。販売商品情報は、さらに、商品を販売した店舗の識別情報、例えば、各商品の消費期限、賞味期限または保証期限のような有効期限を含んでいてもよい。
ステップ732において、精算端末32のプロセッサ322(通信処理部3232)は、その販売商品情報の受信に応答して、携帯端末50へ販売商品情報を送信する。携帯端末50のプロセッサ522(商品情報受信部5232)は、或るフォーマットの販売商品情報を受信する。それによって、商品管理サーバ装置20は、消費者の電子メールアドレスまたは電話番号が取得できない場合でも、商品を購入した任意の消費者の携帯端末50に販売商品情報を購入商品情報として格納することができる。
代替形態として、ステップ724および726は実行されなくてもよい。この場合、ステップ732において、精算端末32のプロセッサ322(通信処理部3232)は、ステップ720における携帯端末50からの識別情報の受信に応答して、ステップ720で生成して保持する販売商品情報を或るフォーマットで携帯端末50へ送信してもよい。
ステップ742において、携帯端末50のプロセッサ522(その商品情報管理部5234)は、その受信した或るフォーマットの販売商品情報を購入商品情報として記憶部524に格納する。そのフォーマットは、同じフォーマットの販売商品情報相互間における商品識別情報等の商品情報の比較に適したものである。
図13は、携帯端末50に格納される購入商品情報のテーブルの例を示している。
図13において、購入商品情報は、例えば、顧客識別情報、商品識別情報、および購入日を含んでいる。購入商品情報は、さらに、購入店舗の識別情報および商品の有効期限を含んでいてもよい。
図8Bは、商品管理サーバ装置20から携帯端末50への購入商品の識別情報の転送の代替的な手順の例を示している。
図8Bにおけるステップ702〜724は、図8Aのものと同様である。
図8Bのステップ738において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(商品情報管理部2024)は、販売商品情報の送信要求に応答して、対応する販売商品情報を或るフォーマットで含む電子メールまたはショート・メッセージを生成する。プロセッサ202(商品情報管理部2024)は、携帯端末50のユーザまたはその消費者の識別情報に基づいてデータベース262を検索して、予め登録された消費者の携帯端末50の電子メールアドレスまたは電話番号を取得する。プロセッサ202(商品情報管理部2024)は、その電子メールまたはショート・メッセージを、ネットワーク・インタフェース208を介して外部ネットワーク5を介し、移動体通信基地局4を介して、携帯端末50へ送信する。携帯端末50のプロセッサ522(商品情報受信部5232)は、その電子メールまたはショート・メッセージを受信する。
ステップ742において、携帯端末50のプロセッサ522(商品情報管理部5234)は、受信した電子メールまたはショート・メッセージから、或るフォーマットのその販売商品情報を抽出して購入商品情報として記憶部524に格納する。それによって、商品管理サーバ装置20は、消費者の電子メールアドレスまたは電話番号が既知であれば、精算端末32が携帯端末50と近距離通信できない場合でも、商品を購入した任意の消費者の携帯端末50に販売商品情報を購入商品情報として格納することができる。
商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(その商品情報管理部2024)が、外部ネットワーク5を介してウェブ・サイト上で商品を販売した場合、図8Bにおけるステップ728〜742だけが実行されるようにしてもよい。商品管理サーバ装置20は、消費者の電子メールアドレスまたは電話番号が既知であれば、ウェブ・サイト上で商品を購入した任意の消費者の携帯端末50に或るフォーマットの販売商品情報を購入商品情報として格納することができる。
図9は、商品管理サーバ装置20から同報配信装置42を介した移動体通信網3上の携帯端末50への商品に関する通知情報の送信の手順の例を示している。
ステップ742において、管理者用の情報処理端末30は、管理者の操作に従って、情報公開用サーバ60のウェブ・サイトにアクセスして、例えば商品の危険情報および警告情報のような販売商品の安全性に関する情報を取得する。ステップ744において、管理者は、情報処理端末30において、発見された販売商品の安全性に関する情報を或るフォーマットで入力して商品管理サーバ装置20に送信して記憶装置26に格納させる。
ステップ746において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(その安全性情報処理部2026)は、予め設定された定期的なタイミングで、情報公開用サーバ60のウェブ・サイトにアクセスして、発見された販売商品の安全性に関する情報を取得して、或るフォーマットで記憶装置26に格納する。
図14は、商品管理サーバ装置20において管理される販売商品の安全性情報の例を示している。
図14において、販売商品の安全性情報は、例えば、商品識別情報、出荷日、有効期限、優先度、安全性問題概要(テキストおよび/または音)、詳細情報(テキスト、画像および/または音)のリストを含んでいる。
商品識別情報は、例えば、GTIN(Global Trade Item Number)コードのような商品の一意的な識別情報であってもよい。出荷日は、例えば、製造業者または生産者からの出荷日、消費者への販売日、または消費者への受渡日であってもよい。有効期限は、例えば、通知された商品の安全性情報の、商品管理サーバ装置20における有効期限であってもよい。有効期限は、例えば、食品について賞味期限または消費期限の1ヶ月後、および日用品ついて保証期限から1年後としてもよい。優先度は、安全性上の問題、危険度または重大性等に応じた、通知または緊急性の優先度を表してもよく、例えば、通知のタイミングおよび頻度を決定する尺度となり得る。
安全性問題概要は、商品名を含み、例えば、その商品の危険情報または安全上の問題に関する情報の概要であってもよく、文字数に制限があってもよい。
詳細情報は、商品名を含み、例えば、その商品の危険状態発生の経緯、危険状態の内容、危険状態発生の条件、販売店舗名、写真画像、音、等の詳細情報を示す情報であってもよい。詳細情報は、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)によってURI(統一資源識別子)またはURL(統一資源位置指定子)のような情報資源識別情報を付与されてもよい。詳細情報には、情報量に制限がなくてもよい。
小売業者の管理者は、官公庁または製造業者、等から販売商品の安全性に関する情報を電子メール、ファクシミリ、電話、郵便、等で受け取ることがある。そのような場合、管理者は、管理者用の情報処理端末30を操作して、情報公開用サーバ60のウェブ・サイトにアクセスし、またマスメディアの情報から、販売商品の安全性に関する情報を取得する。管理者は、情報処理端末30を操作して、その安全性情報を商品の識別情報等と対応付けて、例えば図14のフォーマットで入力して、商品管理サーバ装置20(安全性情報処理部2026)に処理させる。情報公開用サーバ60のウェブ・サイトにおける商品の安全性に関する情報は、或るフォーマットで記述されていてもよい。
商品管理サーバ装置20(安全性情報処理部2026)は、管理者の操作に従ってまたは定期的に情報公開用サーバ60のウェブ・サイトにアクセスして、販売商品の安全性に関する情報を取得してもよい。この場合、商品管理サーバ装置20(安全性情報処理部2026)は、その安全性情報を商品の識別情報等と対応付けて、例えば図14のフォーマットで商品管理サーバ装置20に保存して処理してもよい。
ステップ756において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、商品の識別情報に対応付けて、販売商品の安全性に関する情報、その配信の有無、優先度または緊急度、および配信領域を、配信用の安全性情報として管理する。
図15は、商品管理サーバ装置20において生成される配信用の安全性情報の例を示している。
図15において、配信用の安全性情報は、例えば、バージョン情報、および、図14の安全性情報と同様に、商品識別情報、出荷日、有効期限、優先度、および安全性問題概要を含み、さらに詳細情報を表すウェブ・ページの情報資源識別情報(URI)を含んでいる。バージョン情報は、配信用の安全性情報が生成されまたは更新される度に配信用の安全性情報に付与されるバージョンまたは版を表している。
図16は、図15の配信用の安全性情報における優先度に対応する通知タイミングおよび通知頻度の例を示している。優先度は、例えば通知の緊急度を表し、通知タイミングおよび通知頻度に対応付けられてもよい。
図16において、優先度が最高値“1”の場合、例えば、最初の通知タイミングは、即時であり、2回目以降の通知頻度は、商品管理サーバ装置20における毎回の通知周期のタイミングである。この場合、最も短い通知周期は、例えば、毎日1回13時であってもよい。
優先度が値“2”の場合、例えば、最初の通知タイミングは、最も短い通知周期における次の通知タイミングであり、2回目以降の通知頻度は、商品管理サーバ装置20におけるその後の毎回の通知周期のタイミングである。
優先度が値“3”の場合、例えば、最初の通知タイミングおよび通知頻度は、商品管理サーバ装置20におけるその後の毎日1回の通知周期のタイミングである。
優先度が値“4”の場合、例えば、最初の通知タイミングは、商品管理サーバ装置20における最も短い通知周期における次の通知タイミングであり、2回目以降の通知頻度は、2日毎に1回の通知周期のタイミングである。
優先度が値“5”の場合、例えば、最初の通知タイミングは、商品管理サーバ装置20における最も短い通知周期における次の通知タイミングであり、2回目以降の通知頻度は、3日毎に1回の通知周期のタイミングである。
優先度が値“6”の場合、例えば、最初の通知タイミングは、商品管理サーバ装置20における最も短い通知周期における次の通知タイミングであり、2回目以降の通知頻度は、1週間毎に1回の通知周期のタイミングである。
図17は、商品管理サーバ装置20において生成されて保存される配信用の安全性情報の記録の例を示している。
図17において、配信用の安全性情報の記録は、例えば、図15の安全性情報と同様に、バージョン情報、商品識別情報、出荷日、有効期限、優先度、安全性問題概要および詳細情報の情報資源識別情報(URI)を含んでいる。
図18は、更新された配信用の安全性情報の記録の例を示している。更新された配信用の安全性情報の記録は、例えば、図17と同様に、バージョン情報、商品識別情報、出荷日、有効期限、優先度、安全性問題概要および詳細情報の情報資源識別情報(URI)を含んでいる。
図18において、更新された配信用の安全性情報の記録は、矢印で示されているような、その後に発生した配信用の安全性情報を追加的に含んでおり、バージョン情報が更新されている。
図9のステップ757において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、図15のような最新の配信用の安全性情報の優先度を参照し、現在が通知情報の送信タイミングかどうかを判定する。送信タイミングであると判定された場合、ステップ758において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、販売商品の安全性情報の一部を含む通知情報を、配信領域情報と共に含む配信要求を同報配信装置42に送信する。同報配信装置42は、その通知情報を含む配信要求を受信する。
図19は、商品管理サーバ装置20によって送信される通知情報の例を示している。通知情報は、報知情報と称してもよい。
図19において、通知情報は、例えば、図17または18の安全性情報における、バージョン情報、商品識別情報および優先度を含んでいる。しかし、通知情報は商品安全性問題および詳細情報を含まない。それによって、通知情報は、同報配信装置42によって提供される、文字数が制限された地域同報配信メールまたはメッセージに適合化されている。
図20は、商品管理サーバ装置20から同報配信装置42へ送信される通知情報を含む配信要求のプロトコル・スタックまたはフレーム・フォーマットの例を示している。
図20において、通知情報のプロトコル・スタックまたはフレーム・フォーマットは、OSI参照モデルによる、第1層(物理層)L1および第2層(データリンク層)L2の上に、ネットワーク層としてIP層、およびその上にトランスポート層としてTCP層を含んでいる。また、通知情報のフレーム・フォーマットは、さらにトランスポート層の上に、通知信号種別、バージョン情報、および商品識別情報のリストの記述を含んでいる。通知信号種別には、例えば、通常の緊急速報、通常の緊急警報、および実施形態による商品の安全性情報が含まれていてもよい。
図9のステップ762において、同報配信装置42は、通知情報の配信要求の受信に応答して、その配信領域に対応する1つ以上の移動体通信基地局5の宛先アドレスを決定する。同報配信装置42において、配信領域と、1つ以上の移動体通信基地局5の宛先アドレスとの対応関係は予め設定されていて、宛先アドレスは一意的に決定される。次いで、同報配信装置42は、その宛先アドレスおよび通知情報を含む地域同報配信情報を移動体交換機40に送信する。同報配信装置42は、そのような地域同報配信情報を、一般的な同報電子メールよりも優先的に送信することができる。
ステップ764において、移動体交換機40は、宛先アドレスの移動体通信基地局4に地域同報配信情報を送信する。ステップ766において、移動体通信基地局5は、その通信領域内の通信可能な全ての携帯端末50に地域同報配信情報を一斉同報用のチャネルで送信する。携帯端末50のプロセッサ502(その通知情報受信部5236)は、その一斉同報用のチャネルでその地域同報配信情報を受信して、その通知情報の種別を識別してその通知情報を記憶部524に格納する。
ステップ790において、携帯端末50のプロセッサ502(通知情報受信部5236)は、記憶部524に格納された通知情報から販売商品の識別情報のリストを抽出する。次いで、携帯端末50のプロセッサ502(商品情報管理部5234)は、記憶部524に先に格納されていた購入商品の識別情報のリストと、今回受信した通知情報中の販売商品の識別情報のリストを照合して、販売商品の識別情報と一致する購入商品の識別情報を決定する。販売商品の識別情報と一致する購入商品の識別情報が存在する場合、携帯端末50のプロセッサ502(通知情報受信部5236)は、その決定された購入商品の識別情報に関して、消費者の購入商品に安全性に問題があることを表示部544に表示してもよい。この時点では、商品識別情報およびその商品名は表示されてもまたは表示されなくてもよい。
このようにして、販売商品の安全性に関する情報を、商品管理サーバ装置20および移動体通信網3に大きい負荷を与えることなく、多数の携帯端末に一斉同報で配信することができる。また、地域同報配信情報に情報量の制限があっても、その制限の範囲内の少ない情報量のフォーマットで消費者の購入商品に安全性に問題があることを携帯端末50に通知することができる。
ステップ768および770において、携帯端末50のプロセッサ502(通知情報受信部5236)は、通知情報のバージョン情報および購入商品の識別情報を含むhttp(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを、移動体通信基地局4を介して外部ネットワーク5上の商品管理サーバ装置20に送信する。商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(通信処理部2030)は、httpリクエストを受信する。
ステップ760において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、記憶装置26から、受信したバージョン情報および購入商品の識別情報に対応する販売商品の識別情報に関連付けられた、安全性問題概要の情報、および詳細情報の情報資源識別情報を取り出す。
ステップ782および784において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、安全性問題概要の情報および詳細情報の情報資源識別情報のファイルを、外部ネットワーク5上で移動体通信基地局4を介して携帯端末50に送信する。携帯端末50のプロセッサ502(通知情報受信部5236)は、安全性問題概要の情報および詳細情報の情報資源識別情報のファイルを受信して記憶部524に格納する。
ステップ768〜784は、矢印付きの破線で示されているように、携帯端末50において新たに受信された情報資源識別情報について繰り返し実行されてもよい。
ステップ794において、携帯端末50のプロセッサ502(通知情報受信部5236)は、取得した安全性問題概要および/または詳細情報を表示部344に表示する。この時点では、少なくとも購入商品の商品名が表示される。
ステップ757〜760は、矢印付きの破線で示されているように、商品管理サーバ装置20において、通知情報の次の送信タイミングについて繰り返し実行されてもよい。
図10は、商品管理サーバ装置20によって実行される、商品の安全性情報の管理のための処理のフローチャートの例を示している。
ステップ802において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(その安全性情報処理部2026)は、新しい商品の安全性情報が取得されたかどうかを判定する。その安全性情報は、管理者によって入力されて記憶装置26に格納されたものであっても、または商品管理サーバ装置20によって自動的に取得されて記憶装置26に格納されたものであってもよい。商品の安全性情報が取得されなかったと判定された場合は、手順はステップ802に戻る。商品の安全性情報が取得されるまで、ステップ802は繰り返される。商品の安全性情報が取得されたと判定された場合は、手順はステップ804へ進む。
ステップ804において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、取得された商品の安全性情報に基づいて、或るフォーマットの仮の安全性情報のリストを生成する。
ステップ806において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、その新しく生成された安全性情報のリストと、現在記憶装置26に保持されている同じフォーマットの安全性情報のリストとを比較して、差異があるかどうかを判定する。両者に差異があると判定された場合は、手順はステップ808に進む。差異がないと判定された場合は、手順はステップ812に進む。
ステップ808において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、その差異または追加情報を反映するように保持中の安全性情報のリスト中の各安全性情報を更新し、および/または安全性情報を追加する。
ステップ810において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、保持中の安全性情報のリスト中の更新または追加された各安全性情報のリストのバージョン番号を更新する。
ステップ812において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、保持中の安全性情報のリスト中の各安全性情報の有効期限を判定して、有効期限を経過した安全性情報があるかどうかを判定する。有効期限を経過した安全性情報があると判定された場合は、手順はステップ814に進む。有効期限を経過した安全性情報がないと判定された場合は、手順は図10のサブルーチンを出る。
ステップ814において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、保持中の安全性情報のリスト中の有効期限を経過した安全性情報を削除する。例えば、図14または15の安全性情報のリストにおいて、現時点で、或る商品識別情報の、例えば2011年11月15日のような有効期限が経過していれば、その商品識別情報に関する安全性情報が削除される。このようにして、商品管理サーバ装置20は、安全性情報のリストを管理し、更新する。
図11Aおよび11Bは、携帯端末50によって実行される、同報配信された通知情報の処理のためのフローチャートの例を示している。
図11Aを参照すると、ステップ902において、携帯端末50のプロセッサ522(その通知情報受信部5236)は、配信された通知情報を受信したかどうかを判定する。通知情報を受信しなかったと判定された場合は、手順は、ステップ902に戻る。通知情報が受信されるまで、ステップ902は繰り返される。通知情報を受信したと判定された場合は、手順は、ステップ904に進む。
ステップ904において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、通知情報の種別が商品の安全性情報かどうかを判定する。通知情報の種別が商品の安全性情報でないと判定された場合は、手順はステップ936に進み、図11Aおよび11Bのルーチンを出る。通知情報の種別が商品の安全性情報であると判定された場合は、手順はステップ906に進む。通知情報の種別は、例えば、商品の安全性情報、緊急速報または緊急警報情報、等である。
ステップ906において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、今回の通知情報のリストのバージョン情報を取得する。その通知情報は、例えば、図19のような、バージョン情報、商品識別情報および優先度を含んでいる。
ステップ908において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、記憶部524に格納されている通知情報のバージョン情報を取得する。
ステップ910において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、今回の通知情報のバージョン情報と、記憶部524に前回格納された通知情報のバージョン情報とを比較して、バージョン情報が異なるかどうかを判定する。その両方のバージョン情報が同じであると判定された場合は、手順は図11Bのステップ936に進み、図11Aおよび11Bのルーチンを出る。バージョン情報が異なると判定された場合は、手順はステップ912へ進む。
図11Aおよび11Bのステップ912〜926のループは、今回受信した通知情報中の全ての販売商品の識別情報について繰り返される。
ステップ914において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、受信した通知情報中の1つのまたは次の1つの販売商品の識別情報を取り出す。
図11Bを参照すると、ステップ918〜924のループは、記憶部524に格納された購入商品のリスト中の全ての購入商品の識別情報について繰り返される。
ステップ920において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、取り出された販売商品の識別情報が、記憶部524に格納された購入商品のリスト中に存在するか、即ち購入商品の識別情報と一致するかどうかを判定する。取り出された販売商品の識別情報が購入商品のリスト中に存在すると判定された場合は、手順はステップ922に進む。取り出された販売商品の識別情報が購入商品のリスト中に存在しないと判定された場合は、手順はステップ924に進む。
ステップ922において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、受信した通知情報から、販売商品の識別情報の優先度を取り出して、その販売商品の識別情報および優先度を配列変数として保持する。
ステップ918〜924が全ての購入商品の識別情報について繰り返された後、手順はステップ926に進む。ステップ912〜926が全ての販売商品の識別情報について繰り返された後、手順はステップ928に進む。
ステップ928において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、配列変数中に有効な販売商品の識別情報があるかどうかを判定する。配列変数中に有効な販売商品の識別情報がないと判定された場合は、手順はステップ936に進み、図11Aおよび11Bのルーチンを出る。配列変数中に有効な販売商品の識別情報があると判定された場合は、手順はステップ930に進む。
ステップ930において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、優先度に応じて、販売商品の識別情報に対応する購入商品の安全性に関する通知情報を受信したことを表すメッセージを表示する。例えば、優先度が最高の値1の場合は、即時、表示装置544にそのメッセージが表示され、さらに音響部546で警報音が発生されてもよい。例えば、優先度が値2以上の場合は、他の表示より優先的にそのメッセージが表示されてもよい。例えば、優先度が値3以上の場合は、他の電子メールより優先的にそのメッセージが表示されてもよい。
図22は、携帯端末50の表示部544に表示される、購入商品の安全性に関する通知情報の受信を表すメッセージの例を示している。
ステップ932において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、自動的にまたは消費者による携帯端末50の操作に従って、移動体通信基地局4および外部ネットワーク5を介して商品管理サーバ装置20にアクセスして、販売商品の識別情報に対応する商品の安全性情報を取得して表示する。その後、図11Aおよび11Bのルーチンを出る。
図12は、図11Bのステップ932における、識別情報に基づいて販売商品の安全性に関する情報を取得して表示するための、より具体的なフローチャートの例を示している。
図12を参照すると、ステップ942において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、通知情報から、購入商品の識別情報に対応する販売商品の識別情報を取り出す。
図21は、比較される、携帯端末50内に格納された購入商品の識別情報のリスト、および受信した通知情報中の販売商品の識別情報のリストの例を示している。
ステップ944において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、通知情報中のバージョン情報と、対応する販売商品の識別情報とを含むhttpリクエストを生成して、移動体通信基地局4を介して、外部ネットワーク5上の商品管理サーバ装置20に送信する。
ステップ844において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、バージョン情報および商品の識別情報を含むhttpリクエストを受信する。
ステップ846において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、記憶部26における、受信したバージョン情報を有する安全性情報のリストから、対応する販売商品の識別情報の安全性問題概要と詳細情報の情報資源識別情報(例、URI)とを取り出して、携帯端末50へ送信する。その安全性問題概要および詳細情報の情報資源識別情報は、携帯端末50へ送信される。
ステップ946において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、商品管理サーバ装置20から外部ネットワーク5を介し移動体通信基地局4を介して、安全性問題概要および詳細情報の情報資源識別情報を受信して記憶部524に格納する。
ステップ948において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、受信した安全性問題概要と、詳細情報の情報資源識別情報のハイパーリンクとを表示する。
ステップ950において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、自動的にまたは消費者による携帯端末50の操作に従って、詳細情報の情報資源識別情報を、移動体通信基地局4を介して、外部ネットワーク5上の商品管理サーバ装置20に送信する。ステップ850において、商品管理サーバ装置20のプロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、詳細情報の情報資源識別情報を受信する。
ステップ852において、プロセッサ202(安全性情報処理部2026)は、情報資源識別情報の受信に応答して、記憶装置26から対応する詳細情報を取り出して、外部ネットワーク5を介して送信する。詳細情報は、テキスト、画像および音を含むウェブ・ページであってもよい。ウェブ・ページは、さらに例えば情報公開用のサーバ60における他の情報資源識別情報(例、URI)を含んでいてもよい。
ステップ952において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、商品管理サーバ装置20から外部ネットワーク5を介し移動体通信基地局4を介して、詳細情報を受信して記憶部524に格納する。
ステップ954において、プロセッサ522(通知情報受信部5236)は、安全性問題概要に加えて詳細情報を表示部544に表示する。消費者は、さらに、携帯端末50を操作して、表示部544上に表示された詳細情報に含まれている別の情報資源識別情報(例、URI)のハイパーリンクを起動して、例えば情報公開用のサーバ60における安全性に関する関連情報等を取得して閲覧することができる。
実施形態において、商品の安全性は、商品の消費者保護の観点での消費者保護に関する情報であってもよい。消費者保護に関する情報は、例えば、商品の保証期間または保守期間の訂正または延長等に関する情報であってもよい。
実施形態によれば、例えば移動体通信網5のようなネットワークに大きい負荷を与えずに商品に関する情報を消費者の携帯端末50に送信でき、また、携帯端末50における受信情報の中から消費者の購入商品に関する情報のみを抽出できる。携帯端末50は、多くの場合、電源がオン状態になっている。
また、移動体通信における例えば緊急速報または警報メールに類似した通知情報によって商品に関する情報を同報配信することによって、各携帯端末50に個々に情報を配信しなくてよい。従って、移動体通信網5を輻輳させることなく、優先度に応じた頻度で繰り返し送信することができる。
また、消費者が購入した商品を一意的に特定できる情報を携帯端末50に記憶することができる。それによって、携帯端末50では、通知情報として同報配信された商品に関わる情報を、消費者による照合作業なしで照合することができる。
ここで挙げた全ての例および条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明および概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例および条件に限定することなく解釈され、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない、と理解される。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換および変形を施すことができる、と理解される。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)消費者への販売商品の第1の識別情報を前記消費者に関連する携帯端末に転送し、販売商品の第2の識別情報を含む前記販売商品の安全性情報が格納された後、前記販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信する情報処理装置と、
前記消費者への販売商品の第1の識別情報を受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する携帯端末と、
を含むシステム。
(付記2)前記携帯端末は、前記購入商品の第3の識別情報に対応する安全性情報を、前記情報処理装置から移動体通信基地局を介して受信して表示するものであることを特徴とする、付記1に記載のシステム。
(付記3)前記携帯端末は、前記消費者への販売商品の第1の識別情報を、前記情報処理装置に接続された精算端末を介して受け取ることを特徴とする、付記1または2に記載のシステム。
(付記4)前記情報処理装置は、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信される通知情報として送信し、
前記携帯端末は、前記移動体通信基地局を介して地域同報配信された前記通知情報を受信し、前記受信した通知情報の種別が商品の安全性に関する情報であるかどうかを判定し、前記通知情報の種別が商品の安全性情報を表す場合に、前記購入商品の第3の識別情報に対応する安全性情報を前記情報処理装置から前記移動体通信基地局を介して受信して表示するものであることを特徴とする、付記1乃至3のいずれかに記載のシステム。
(付記5)前記情報処理装置は、前記商品の安全性情報を保存して、前記安全性情報の優先度に応じたタイミングで、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信するものであることを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載のシステム。
(付記6)前記情報処理装置は、前記商品の安全性情報を保存して、この安全性情報の有効期限に応じて保存しまたは削除するものであることを特徴とする、付記1乃至5のいずれかに記載のシステム。
(付記7)携帯端末用のプログラムであって、
前記携帯端末に関連する消費者への販売商品の第1の識別情報を情報処理装置から受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、
販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する
処理を、前記携帯端末に実行させるためのプログラム。
(付記8)携帯端末において購入商品の安全性情報を表す情報を表示する方法であって、
前記携帯端末に関連する消費者への販売商品の第1の識別情報を情報処理装置から受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、
販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する
処理を、前記携帯端末が実行する方法。
3 移動体通信網
5 外部ネットワーク
4 移動体通信基地局
18 販売管理システム
20 商品管理サーバ装置
30 情報処理端末
32、34 精算端末
40 移動体交換機
42 同報配信装置
50 携帯端末

Claims (7)

  1. 消費者への販売商品の第1の識別情報を前記消費者に関連する携帯端末に転送し、販売商品の第2の識別情報を含む前記販売商品の安全性情報が格納された後、前記販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信する情報処理装置と、
    前記消費者への販売商品の第1の識別情報を受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する携帯端末と、
    を含むシステム。
  2. 前記携帯端末は、前記購入商品の第3の識別情報に対応する安全性情報を、前記情報処理装置から移動体通信基地局を介して受信して表示するものであることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記携帯端末は、前記消費者への販売商品の第1の識別情報を、前記情報処理装置に接続された精算端末を介して受け取ることを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記情報処理装置は、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信される通知情報として送信し、
    前記携帯端末は、前記移動体通信基地局を介して地域同報配信された前記通知情報を受信し、前記受信した通知情報の種別が商品の安全性に関する情報であるかどうかを判定し、前記通知情報の種別が商品の安全性情報を表す場合に、前記購入商品の第3の識別情報に対応する安全性情報を前記情報処理装置から前記移動体通信基地局を介して受信して表示するものであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記情報処理装置は、前記商品の安全性情報を保存して、前記安全性情報の優先度に応じたタイミングで、前記通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信するものであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
  6. 携帯端末用のプログラムであって、
    前記携帯端末に関連する消費者への販売商品の第1の識別情報を情報処理装置から受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、
    販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する
    処理を、前記携帯端末に実行させるためのプログラム。
  7. 携帯端末において購入商品の安全性情報を表す情報を表示する方法であって、
    前記携帯端末に関連する消費者への販売商品の第1の識別情報を情報処理装置から受け取って購入商品の第3の識別情報として保存し、
    販売商品の第2の識別情報を含む通知情報を移動体通信基地局を介して地域同報配信により受信したとき、前記通知情報に含まれる前記販売商品の第2の識別情報と、前記保存された購入商品の第3の識別情報とを比較し、前記第2の識別情報と前記第3の識別情報とが一致した場合に、前記第3の識別情報と一致する前記第2の識別情報に対応する安全性情報を表す情報を表示する
    処理を、前記携帯端末が実行する方法。
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