JP5971745B2 - ロールペーパーホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、トイレットペーパーのようなロールペーパーを切断する紙切板及びこれを備えるロールペーパーホルダーに関するものである。
トイレットペーパーのようなロールペーパーを回動自在に支持するロールペーパーホルダーは、ロールペーパーを切断するための押え板が、ロールペーパーを覆うように、ホルダー本体部に回動自在に設置されている。
近年、ロールペーパーを切断するための押え板に切断刃を形成したものが種々提案されている。特開2004−81630号公報には、ロールペーパーから引き出された紙を切断するために、紙切板の前端縁に沿って多数列設される刃が、樹脂で形成され、それぞれの刃は、正面から見て、水平面を成す上面の左右両端から下方の前記紙側に向かって傾斜し、下端が紙に刺さり込む鋭利な突起を形成している紙切板が開示されている。この紙切板によれば、紙を切断する際、最初に鋭利な突起が紙に刺さり込んで、切り始めのきっかけを作ることができ、紙が滑ることなく良好に切断することができる。
また、特開2005−40216号公報には、紙切り板の前辺に削設した溝内に、この溝に対応した形状の帯状刃板の後辺を挿入し、この刃板の櫛歯状弾性刃先を前記紙切り板前辺から露出定位した状態で、紙切り板前辺に対する前記帯状刃板の抜け止めを施したロール紙ホルダにおける紙切り板が開示されている。この紙切り板によれば、ロール紙の切れ味を損なうことなく、カット部分を連続して確実軽快にカットできるし、指先を傷つけることがない。
特開2004−81630号公報及び特開2005−40216号公報の紙切刃は、いずれも、押え板の前端から前方へ突出する、所謂出っ歯型であり、意匠性や高級感を損なう。また、弾性刃先であるため、指先を傷つけることがないとしても、指先に当たることで使用者に不快感を与えるものであった。そこで、出っ歯型ではない紙切歯の開発が望まれていた。
これを解決するものとして、特開2009−261649号公報のロールペーパーホルダーが知られている。このロールペーパーホルダーは、押え板の前端部の裏面に、ロールペーパーと接する断面が逆三角形状の切断刃突起を幅方向に所定のピッチで多数形成したものである。この紙切刃は、押え板の裏面に付設されているため、出っ歯型ではなく、引っ込み歯型であり、また、使用者の指先に当たる確率も低く、都合がよい。
特開2004−81630号公報 特開2005−40216号公報 特開2009−261649号公報
しかしながら、特開2009−261649号公報の紙切刃は、引っ込み歯型であり、手や指が直接接触する機会は減るものの、断面が逆三角形状の切断刃突起がロールペーパーに当たるため、ロールペーパーを引き出す際、ロールペーパーが部分的に破れてしまい、使用に不便を来すという問題があった。
従って、本発明の目的は、引っ込み歯型において、ロールペーパーを引っ張りだす際、破くことなく円滑に引き出せ、且つ切れ味に優れる紙切板及びこれを備えるロールペーパーホルダーを提供することにある。
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、紙切板の刃形状を、ロールペーパー側が面となる特定形状とすれば、ロールペーパーを破くことなく、円滑に引き出せ、且つ切れ味に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ロールペーパーから引き出された紙を切断する紙切板であって、該紙切板の前端部において長手方向に沿って所定のピッチで多数形成した樹脂製の刃群を備え、各々の刃は、刃の先端の正面視形状が2つの角部を有する角形状であり、側面視形状が角形状であり、刃のロールペーパー側が面であることを特徴とする紙切板を提供するものである。
また、本発明は、ロールペーパーを回動自在に保持するホルダー本体に対して、後部を支軸として開閉自在でロールペーパーを覆う押え板を備えるロールペーパーホルダーであって、該押え板の前端部の裏面に、前記紙切板が付設されたものであることを特徴とするロールペーパーホルダーを提供するものである。
本発明によれば、ロールペーパーを引き出す際、刃のロールペーパー側が面形状であるため、破くことなく円滑に引き出すことができる。また、切断の際、ロールペーパーを上方に引き出す角度が小さい(水平に近い)ため、お年寄りにとっても楽に切断できる。また、弾性刃でありながら、刃のエッジ効果により、切れ味が優れる。また、紙切刃は押し板の裏面に付設されるものであり、使用者からは見えないか、見難く、高級感を付与できる。
本発明の実施の形態における紙切板の斜視図である。 (A)は図1の紙切板の側面図であり、(B)は長手方向の中央で切断した断面図である。 図1の紙切板の部分拡大正面図である。 図1の紙切板の部分拡大底面図である。 他の実施の形態における紙切板の部分拡大正面図である。 (A)及び(B)共に、他の実施の形態における紙切板の先端部分の拡大断面図である。 (A)は他の実施の形態における紙切板の部分拡大正面図であり、(B)は他の実施の形態における紙切板の部分拡大底面図である。 本発明の実施の形態におけるロールペーパーホルダーの簡略図である。 図8のロールペーパーホルダーの部分拡大図である。 図8のロールペーパーホルダーの断面図である。 図10のロールペーパーホルダーの部分拡大断面図である。 (A)〜(D)は、それぞれ他の実施の形態のロールペーパーホルダーの部分拡大簡略図である。 本発明の他の実施の形態における紙切板の斜視図である。
本発明の実施の形態における紙切板を図1〜図4を参照して説明する。本明細書中、「正面」、「前」及び「後」は使用者側から見た方向を言う。図1は紙切板を下から斜め上方に向けて見た斜視図であり、符号Xが前方側、Yが後方側であり、下方がロールペーパー側である。紙切板10は、ロールペーパーから引き出された紙を切断するものであって、紙切板10の前端部において長手方向に沿って所定のピッチで多数形成した樹脂製の刃群1を備え、各々の刃1a、1b、1c・・は、刃の先端の正面視形状が2つの角部(エッジ)14a、14bを有する角形状であり、側面視形状が角形状14cであり、刃のロールペーパー側が面14f、本例では平面である(図2(A)及び(B)参照)。刃群1は、刃1a、1b、1c・・からなり、各刃は同形状、同ピッチである。各々の刃1a、1b、1c・・は、以後、単に「刃1a」とも言う。図3には、芯材3aの下端が水平線として表われているが、刃1aの下端は符号11で引かれる線である。
刃1aの先端の正面視形状は、2つの垂直線12、13とその先端を水平線11が結ぶことで形成される形状であるため、2つの角部14a、14b(内角α)は略直角又は直角である。図4に示すように、刃1aの先端の底面視形状は、2つの並行直線16、17とその先端を水平線11が結ぶことで形成される形状であるため、2つの角部14d、14e(内角)は略直角又は直角である(図3)。また、刃1aの側面視形状の角形状14cは、本例では略直角又は直角である(図2(B))。
すなわち、刃群1は、前方下端が角部である所定厚みの中尺状板材の前端に、下面152と前面151が開口する非貫通溝を多数列設することで形成されたものである。なお、本発明の刃群1は、この非貫通溝から形成されたものに限定されず、上下面及び前面が開口する上下貫通溝から形成されるものであってもよい。上下貫通溝により形成される刃群は、非貫通溝により形成される刃群に比べて強度が若干低下するものの、本発明で得られる効果は同じである。なお、上下非貫通溝の場合、刃群1の上面は左右方向に連続した天板面になるため、押し板21aへの接着強度及び接着安定性が高まる点で、好ましい。図1中、符号24は、取付側(押し板21aの裏面側)となる上面であり、符号25は、ロールペーパー側となる面(裏面)である。
刃1aの幅(w)は、1.0〜2.0mm、好ましくは1.2〜1.7mm、特に好ましくは1.4〜1.6mmであり、2つの刃1a、1b間に存在する溝の幅(w)は、1.0〜2.0mm、好ましくは1.2〜1.7mm、特に好ましくは1.4〜1.6mmである。刃1aの高さ(h)及び奥行き長さ(l)は、好ましくは、1.4〜3.6mmであり、刃群1における刃のピッチは、2.0〜4.0mm、好ましくは2.4〜3.4mm、特に好ましくは2.8〜3.2mmである。刃1aの幅(w)や溝の幅(w)が大き過ぎると、刃ピッチが大となり、ペーパー面の切断面が粗く、粗雑な切れ端となる一方、小さ過ぎると、切断時、ペーパーの引っ掛かりが悪くなる。また、刃1aのロールペーパー側の面14fは、本例では、矩形状の平面であり、刃群1のロールペーパー側の面は、間欠的に凹部(矩形溝)が存在するものの、多数の面14fは面一となっている。これにより、ロールペーパーAは、破れることなく、円滑に引き出される。刃1aのロールペーパー側の面14fは、平面に限定されず、僅かな凹の面であってもよい。凹の面であってもエッジ効果は奏する。
刃1a及び刃群1は、樹脂製の弾性刃である。これにより、刃1aのエッジに指や手が触れても怪我することはない。弾性を示す樹脂としては、ショア硬度80〜90のものが好適である。このような樹脂としては、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、EEA樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性エラストマーが挙げられる。
また、紙切板10は、全体が樹脂製であることが好ましく、本例では、硬さの異なる2種類の樹脂からなり、刃群1は柔らかい樹脂である。すなわち、本例の紙切板10は、中心部位である芯部3aと、芯部3a以外の部位3bとからなる。芯部3a以外の部位3bは、刃群部位21及び芯部3aを取り囲む周縁部22とからなり、芯部3aより柔らかい樹脂を用いる。なお、本例においては、刃群部位21及び芯部3aを取り囲む周縁部22は、同一の柔らかい樹脂製の一体物である。通常、ロールペーパーホルダー20の押し板21aの幅寸法は、ロールペーパーAを完全に覆う必要から、ロールペーパーAの幅寸法より大である。一方、紙切板10の刃群1の幅寸法(長手方向の寸法)は、ロールペーパーAの幅寸法と同じかやや大であればよい。従って、紙切板10は刃群1を形成するため、ある程度の厚みを必要とする一方、ロールペーパーAの幅寸法と同じかやや大であればよい。紙切板10において、芯部3aに使用される樹脂としては、刃群1で使用される柔らかい樹脂より硬度の高いものであり、例えばナイロン、ABS樹脂が挙げられる。
硬さの異なる2種類の樹脂から紙切板10を作製する方法としては、硬さの異なる2種類の樹脂を別々に作製し、両者を接着剤により接着する方法、金型成型の際、硬さの異なる2種類の樹脂を使用して、二重成型を行い2つの樹脂を一体化させる方法などが挙げられる。
このような紙切板10であれば、刃群1を柔らかい樹脂で作製しているため、刃1aのエッジに指や手が触れても怪我することはない。また、紙切板10は、芯材(硬い樹脂)で補強された芯部3aを有しており、押し板21aへの接着が安定する。また、図2に示すように、芯部3aの下端は、刃1aの下面14fよりやや下方に位置している。これにより、芯部3aの下端面がロールペーパーAと当接することになり、ロールペーパーAの引き出しが円滑となる。なお、芯部3aの下端面の位置は上記の形態に限定されず、芯部3aの下端が、刃1aの下面14fと同じ又はそれよりやや上方に位置していてもよい。この場合であっても、ロールペーパーAと接触するのは、刃1aの下面(平面)14fであり、ロールペーパーAを水平方向に引き出す際、破く等の不都合はない。紙切板10によれば、ロールペーパーAをカットする刃1aが、直角断面の刃先14cであるため、刃のエッジ効果により、優れた切れ味を奏する。なお、紙切板10の下端面の形状及び芯部3aの下端面の形状は、図2に示すような下側にやや凸となる面形状に限定されず、平面形状であってもよい。
紙切板10において、刃の先端の正面視形状(前面の開口の形状)は、図3のような矩形状に限定されず、図5に示すような、台形状であってもよい。すなわち、図5において、下方に向けて末広がり状に傾斜する2つの縦傾斜線12a、13aの先端を水平線11が結ぶことで形成される形状が台形状であり、その下方両側の2つの角部(内角α)は鋭角である。このような刃形状であっても、図3に示す刃1aと同様に、エッジを有し優れた切れ味を示す。
また、2つの刃間に形成される溝15の奥の角部(側面視で右上)の形状としては、図2に示す直角形状(図6(A))の他、凹面(図6(B))及び不定形状であってもよい。このような溝15の奥の角部の形状は、ロールペーパーの切断には関与しない部分であり、適宜決定されるものである。また、2つの刃間に形成される溝15の正面視で上面の形状としては、図3や図5に示す平面の他、円形状(図7(A))や不定形状であってもよい。また、溝15は上下方向に貫通する溝であってもよい。また、2つの刃間に形成される溝15の背面形状18bとしては、図4に示す平面の他、円形状(図7(B))や不定形状であってもよい。このような溝15の奥の形状は、ロールペーパーの切断には関与しない部分であり、適宜決定されるものである。
紙切板10は、上記のように、硬さが異なる2種の樹脂から形成されるものに限定されず、1種の樹脂からなるものであってもよい。この場合、樹脂としては、上記の硬い樹脂、上記の柔らかい樹脂のいずれであってもよい。紙切板10は、押し板21aの裏面に付設されるものであり、硬い樹脂であっても手や指に触れる確率は小さく、例え触れたとしても、金属と異なり、怪我するまでには至らない。
紙切板10の形状は、図2に示すような上方にやや凸状に湾曲した形状に限定されず、刃群1が形成されていれば、例えば板状あるいは不定形状等であってもよい。紙切板10の形状が、側面視で上方にやや凸状に湾曲した形状であるものは、押し板21aの形状が、同様の側面視で上方にやや凸状に湾曲した形状のロールペーパーホルダーに適する。紙切板10の形状が、側面視で矩形状であるものは、押し板21aの裏面が、平面形状であるロールペーパーホルダーに適する。すなわち、紙切板10の側面視形状が矩形状のものは、紙切板10のロールペーパー側の面が、平面であるものが好ましい。
本発明の実施の形態におけるロールペーパーホルダーを図8〜図11を参照して説明する。本例のロールペーパーホルダー20は、ロールペーパーAを回動自在に保持するホルダー本体22aに対して、後部を支軸23aとして開閉自在でロールペーパーAを覆う押え板21aを備えるものであって、押え板21aの前端部24aの裏面211に、前記紙切板10を付設したものである。図11に示すように、紙切板10の刃1aの前端18は、押え板21aの前端212からやや後側に位置する。これにより、使用者の手や指が刃群1に触れる可能性が少なくなり、また、紙切板10は、使用者からは見えないか、見難く、ロールペーパーホルダー20の意匠性を阻害することがない。なお、紙切板10の刃1aの前端18は、押え板21aの前端212と、前後方向における位置において、同一(面一)であってもよい。
押え板21aの前端部24aの裏面に、紙切板10を付設する方法としては、例えば両面テープで貼付する方法、接着剤で接着する方法及び押え板21aと紙切板10の一体成型で一体化する方法などが挙げられる。
次に、ロールペーパーホルダー20において、紙切板10によるロールペーパーAの切断作用について説明する。先ず、ロールペーパーAが引き出される。ロールペーパーホルダー20において、紙切板10の芯部3aがロールペーパーAに当たっているため、ロールペーパーAを引き出す際、破くことがない。また、ロールペーパーAを前方でやや上方側に向けて引き出したとしても、刃1aのロールペーパーA側が面(平面)14fであるため、破くことがない。
引き出されたロールペーパーAは、切断位置において、少し上側に引っ張られる。この際、ロールペーパーAと紙切板10の刃1aの角部(エッジ)14a(14b)が当たる。この状態において、ロールペーパーAは切断方向(横方向)に引っ張られるため、最初のエッジで切断され、順次、遭遇する刃のエッジ14a(14b)により、次々と破断する。刃1aは正面視で矩形状であり、先端が正面視で尖り状ではないものの、側面先端の角部14a(14b)がエッジで且つ直角刃となっているため、弾性刃でありながら、横方向に引っ張るだけで、ロールペーパーAは容易に切断される。
従来、出っ歯型の切断刃の場合、図10に示す切断時の引き出す角度γのように、切断刃が出っ歯に当たるまで、ペーパーを高く上げる必要があった。これに対して、本発明は、引っ込み歯型の切断刃であるため、図10に示す切断時の引き出す角度βのように、小さくてよく、使い勝手がよい。また、従来の引っ込み歯型の切断刃で、断面が逆三角形状の刃の場合、切断方向は上方且つ横方向に向けて行なう必要があった。これに対して、本発明の場合、切断方向は実質的に横方向のみでよく、使い勝手がよいものである。
本発明において、ロールペーパーホルダー20の押し板21aは、前方部分が、下にやや屈曲した湾曲形状のものであるが、これに限定されず、屈曲のない1枚の平板状のもの、あるいは2枚以上の平板が連続する多角断面形状のものなどが使用できる。図12(A)のロールペーパーホルダー20Aは、押し板21aが屈曲した湾曲形状であり、紙切板10Aが1種の樹脂製で下面が下方にやや凸の形状のものである。また、図12(B)のロールペーパーホルダー20Bは、押し板21aが屈曲した湾曲形状であり、紙切板10Bが1種の樹脂製で下面が平面の形状のものである。また、図12(C)のロールペーパーホルダー20Cは、押し板21bが平板状であり、紙切板10Cが1種の樹脂製で厚みが奥側に向けて薄肉となるものである。また、図12(D)のロールペーパーホルダー20Dは、押し板21bが平板状であり、紙切板10Dが1種の樹脂製で矩形断面形状のものである。このようなロールペーパーホルダー20A〜20Dにおいても、ロールペーパーホルダー20と同様の効果を奏する。
本発明において、紙切板10の変形例としては、図13の紙切板10Eが挙げられる。すなわち、本例の紙切板10Eは、刃群1が形成される肉厚部1Aと肉厚部1Aの両側に形成される薄肉部1Bとからなる。肉厚部1Aは、紙切板10と同様である。また、薄肉部1Bは、肉厚部1Aの芯部3a以外の部位3bと一体化されており、同一の柔らかい樹脂製である。薄肉部1Bは、ロールペーパーAが取り出される際、金属製の押し板21aと左右一対のロールペーパー支持部材とが直接接触するのを避け、両者の間に介在することで、不快な異音の発生を防止する。このような紙切板10Eにおいても、紙切板10と同様の効果を奏する。
本発明によれば、ロールペーパーを引っ張りだす際、破くことなく円滑に引き出すことができる。また、ロールペーパーの切断角度が低く、且つ切断方向は横方向であるため、切断が楽である。また、弾性刃でありながら、刃のエッジ効果により、切れ味が優れる。また、紙切刃は押し板の裏面に付設されるものであり、使用者からは見えないか、見難く、高級感を付与できる。
1 刃群
1a、1b、1c・・・ 刃
3a 芯部(硬い樹脂)
3b 芯部以外の部位(柔らかい樹脂)
10、10A〜10E 紙切板
11 刃の下端
14a、14b、14d、14e 刃の角部(エッジ)
14c 角形状
14f 刃の下面
15 溝
20、20A〜20D ロールペーパーホルダー
21a、21b 押し板

Claims (5)

  1. ロールペーパーを回動自在に保持するホルダー本体に対して、後部を支軸として開閉自在でロールペーパーを覆う押え板を備えるロールペーパーホルダーであって、該押え板の前端部の裏面にロールペーパーから引き出された紙を切断する紙切板が付設され、該紙切板の前端は、該押え板の前端より後側に位置するものであり、且つ該紙切板は、中心部位である芯部と、該芯部より柔らかい刃群及び該芯部を取り囲む芯部より柔らかい周縁部とからなり、刃群は、紙切板の前端部において長手方向に沿って所定のピッチで多数形成され、各々の刃は、刃の先端の正面視形状が2つの角部を有する角形状であり、側面視形状が角形状であり、刃のロールペーパー側が面であることを特徴とするロールペーパーホルダー
  2. 該刃群は、前方下端が角部である所定厚みの中尺状板材の前部に、下面と前面が開口する非貫通溝又は上下面と前面が開口する上下貫通溝を所定ピッチで多数列設することで形成されたものであることを特徴とする請求項1記載のロールペーパーホルダー
  3. 該刃幅が1.0〜2.0mm、該刃群における刃のピッチが2.0〜4.0mmであることを特徴とする請求項1又は2記載のロールペーパーホルダー
  4. 該刃の先端の正面視形状が、矩形状又は台形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー
  5. 該刃の側面視形状の角形状が、直角であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー
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