JP5968125B2 - 電動機の固定子 - Google Patents

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この発明は、圧縮機等に用いられる電動機の固定子に関するものであり、特に、固定子の磁極歯に巻回される巻線間の接続に関するものである。
電動機の固定子の各磁極歯に絶縁部材を介して巻回される巻線の接続構造として、従来の固定子では、第1のキャビティの一方のワイヤ拘束溝に巻線の巻始め端末を装着し、第1のキャビティの他方のワイヤ拘束溝に1本または2本のリード側渡り線または1本のリード側渡り線とリード線を装着すると共に、第2のキャビティの一方のワイヤ拘束溝に巻線の巻終り端末を装着し、第2のキャビティの他方のワイヤ拘束溝に1本または2本の中性点側渡り線を装着し、圧接端子を第1、第2のキャビティに挿入して、巻線の巻始め端末と1本または2本のリード側渡り線または1本のリード側渡り線とリード線との接続、及び巻線の巻終り端末と1本または2本の中性点側渡り線との接続を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−130586号公報
上記特許文献1に示すような電動機の固定子では、各磁極歯に巻回された巻線の接続を、圧接端子を用いて行っている。従って、接続箇所の数だけ圧接端子が必要となり部品点数が増加するという問題がある。
ところで、巻線等の線材を接続する工法の一つとして、接続する線材を突き合わせ、突き合わせた面を強く圧縮することにより圧接する冷間圧接工法がある。
例えば、上記特許文献1において、巻線の接続を冷間圧接により行うこととすれば、接続自体に圧接端子等の部品は不要となる。しかし、冷間圧接を採用した場合、接続部は線材の絶縁被膜が破れる等により内部の金属が露出することがあるため、接続部の絶縁性を確保するために、絶縁部材等の部品が別途必要となる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数を増加することなく各磁極歯に巻回された巻線間の接続を行え、かつ接続部分の絶縁性を確保することのできる電動機の固定子を得ることを目的とする。
この発明に係る電動機の固定子は、複数の磁極歯を有する固定子鉄心と、上記各磁極歯に装着される巻線巻回用のインシュレータと、上記各磁極歯に上記インシュレータを介して巻回される複数相の巻線とを備えた電動機の固定子であって、上記各磁極歯に巻回された同相の巻線間を接続した接続部と、上記接続部におけるバリが上記インシュレータに設けられた収納キャビティ内に収納されているものである。
この発明に係る電動機の固定子は、複数の磁極歯を有する固定子鉄心と、上記各磁極歯に装着される巻線巻回用のインシュレータと、上記各磁極歯に上記インシュレータを介して巻回される複数相の巻線とを備えた電動機の固定子であって、上記各磁極歯に巻回された同相の巻線間を接続した接続部と、上記接続部におけるバリが上記インシュレータに設けられた収納キャビティ内に収納されているものである。
このため、各磁極歯に巻回された同相の巻線間の接続と、接続部分の絶縁性の確保とを、部品点数を増加させることなく簡単に行うことができる。
この発明の実施の形態1における回転電機の固定子の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における固定子に用いられるインシュレータの構成を示す斜視図である。 図1の平面図の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における巻線巻回手順の一段階を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における回転電機の固定子の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態3における巻線巻回手順を説明するための図である。 この発明の実施の形態4における固定子に用いられるインシュレータの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5における固定子の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態6における固定子に用いられるインシュレータの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7における固定子に用いられるインシュレータの構成を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電動機の固定子の構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態1では、電動機として回転電機を採用している。回転電機の固定子1は、環状の固定子鉄心2に設けられた複数の磁極歯21にインシュレータ3を介して巻線4が巻回されることにより構成されている。図示はしていないが、固定子1の内側には回転軸に固定されて回転駆動する回転子が配置され、回転電機を構成している。以下、固定子1の各構成について詳しく説明する。なお、以下の説明において環状の固定子1の中心軸の方向を軸方向と呼ぶこととする。
固定子鉄心2は、磁極歯21毎に分割された分割鉄心20により構成される分割型の固定子鉄心である。各分割鉄心20は、複数枚の磁性板材等を積層してなり、周方向に伸びる継鉄部22と、継鉄部22の中央部分から中心方向に突出する磁極歯21とを備えている。このような分割鉄心20を9個環状に配置し、隣接する分割鉄心20の継鉄部22同士を連結部23により回動自在に連結することで、固定子鉄心2が構成されている。
インシュレータ3は、一対で構成され、各磁極歯21の積層方向両側から磁極歯21を覆うように装着されている。インシュレータ3は絶縁性樹脂等により形成され、磁極歯21にインシュレータ3を介して巻線4を巻回することで、磁極歯21と巻線4とを電気的に絶縁している。図2は、インシュレータ3の構成を示す斜視図である。また図3は図1の部分拡大図であり、後述する巻線4間の接続部5の状態を説明するための図である。以下、図2、図3を参照してインシュレータ3の詳しい構成について説明する。なお、図2では、一対のインシュレータ3のうち一方側(上側)のインシュレータ3のみを示している。
インシュレータ3は、磁極歯21の軸方向端面と側面の一部とを覆う巻回部31を有し、巻線4は巻回部31上に巻回される。また、巻回部31の両端には、磁極歯21に巻回された巻線4の巻崩れを防止するための巻壁が設けられており、磁極歯21の根本側(径方向外側)に位置する巻壁を第1巻壁部32、磁極歯21の先端側(径方向内側)に位置する巻壁を第2巻壁部33とする。
第1巻壁部32の軸方向端面には、後述する巻線4の接続部5を収納するための収納キャビティ320が設けられている。収納キャビティ320は、その周方向両側に拘束溝321を有し、拘束溝321に接続部5の両側の線材が配置される。さらに、第1巻壁部32の軸方向端面には、巻線4を巻回する際に一時的に線材を預けるためのからげピン322が、収納キャビティ320に隣接して設けられている。
また、第1巻壁部32の背面(径方向外側面)には、各磁極歯21に巻回された同相の巻線4同士を繋ぐ同相間渡り線40を収納するための背面溝323a〜323cが、周方向に3本伸びている。ここでは、上側から1段目の背面溝323a、2段目の背面溝323b、3段目の背面溝323cとしている。
なお、図2では上側のインシュレータ3と対になる下側のインシュレータ3を省略している。下側のインシュレータ3は上側のインシュレータ3と基本的には同様の構成であるが、同相間渡り線40等が配置されないため、背面溝や、からげピン、収納キャビティ等を設ける必要はない。本実施の形態1では、下側のインシュレータ3は、巻回部、および第1、第2巻壁部により構成されている。
巻線4は、インシュレータ3を介して各磁極歯21にそれぞれ巻回されている。ここでは、巻線4は、各磁極歯21の径方向外側から巻始められ、1層目、2層目、・・・、n層目と順に巻回された後、径方向外側の所定位置で巻き終わるように巻かれている。また、巻線4は、U相、V相、W相の各相3個ずつ、計9個の構成となっており、各磁極歯21に、U相、V相、W相の順で繰り返し配置されている(図1参照)。なお、以下の説明において、各相の巻線4を区別する場合、巻線4を巻線u1〜u3、v1〜v3、w1〜w3で示す。また、説明の便宜のため、例えば巻線u1について磁極歯21へ巻始める側の端末を巻始め端末u1aとし、巻終わる側の端末を巻終わり端末u1bとし、必要な場合には他巻線u2〜w3の端末についても同様に符号を付す。さらに、必要に応じて、例えば巻線u1が巻回される磁極歯21のことをU1相の磁極歯21と呼び、各磁極歯21を区別する。また、各巻線4間の接続部5についても、どの接続部を指すか分かり易いよう、例えばU1相とU2相間を接続する接続部5は接続部5aとし、区別して説明している。以下、巻線4の接続関係について説明する。
まず、巻線u1と巻線u2とはその端末同士が冷間圧接により接続されており、同相の巻線u1、u2間を繋ぐ同相間渡り線40u(40)が接続部5aを含んで形成されている。
具体的には、巻線u1の巻終わり端末u1bと巻線u2の巻始め端末u2aとが冷間圧接により接続され、その接続部5a(5)は、U1相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納されている。巻線u1の巻終わり端末u1bと巻線u2の巻始め端末u2aとが接続されることにより形成された同相間渡り線40uは、V1相、W1相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の背面側を通り、径方向外側からU2相の磁極歯21に渡っている。
なお、冷間圧接とは、接続する線材を突き合わせ、突き合わせた面を強く圧縮することにより圧接するものである。従って、図3に示すように、突き合わせ部分である接続部5の周囲にはバリ50が発生し、バリ50を含む接続部5は線材の径より大きくなるのが通常である。本実施の形態1では、バリ50を含む接続部5はインシュレータ3の収納キャビティ320内の周方向ほぼ中央部に位置するよう収納される。
巻線u2と巻線u3間、V相の巻線v1と巻線v2間、巻線v2と巻線v3間、およびW相の巻線w1と巻線w2、巻線w2と巻線w3間の接続についても、上記の巻線u1と巻線u2間の場合と同様であり説明を省略する。
なお、巻線u1の巻始め端末u1a、巻線v1の巻始め端末v1a、巻線w1の巻始め端末w1aはそれぞれ図示しない電源に接続されている。
巻線u3の巻終わり端末u3b、巻線v3の巻終わり端末v3b、巻線w3の巻終わり端末w3bはそれぞれ中性点渡り線6u、6v、6wと冷間圧接により接続されており、各接続部5u、5v、5wはそれぞれの磁極歯21に装着されたインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納されている。
中性点渡り線6u、6v、6wの接続部5u、5v、5wと反対側の端末は、圧着端子7により一箇所にまとめられて接続されている。本実施の形態1では、圧着端子7は、W3相の磁極歯21根本部分のU1相側に配置されており、圧着端子7、中性点渡り線6u、6v、6w、および中性点渡り線6u、6v、6wの所定箇所を覆うスリーブ8u、8v、8wにより、中性点9が構成されている。なお、スリーブ8u、8v、8wは、中性点渡り線6u、6v、6wが、異相の巻線4と接触することを防止するために、中性点渡り線6u、6v、6wに被せられている。従って、中性点渡り線6u、6v、6wが異相の巻線4と接触しない位置に配置される場合には、スリーブ8u、8v、8wを取り外してもよい。例えば、本実施の形態1の例では、W相の中性点渡り線6wは、U相やV相の巻線4と接触しにくい位置に配置されているため、スリーブ8wを省略することができる。
次に、固定子鉄心2への巻線4の巻回手順の一例を説明する。図4〜図9は、本実施の形態1における巻線4の巻回手順を説明するための図である。図4〜図7は固定子鉄心2を直線状に配置した状態の部分平面図、図8は直線状に配置した状態の固定子鉄心2を背面側(外周側)から見た部分背面図、図9は各磁極歯21に巻線4を巻回後固定子鉄心2を環状に配置した状態の平面図である。
本実施の形態1では、固定子鉄心2を直線状に配置した状態で、各磁極歯21に巻線4を巻回する。
図4は、U1相の磁極歯21から順に巻線4を巻回し、V1相、W1相まで巻回が終了した状態を示す。上述の通り、まずU1相の磁極歯21の径方向外側から巻線u1(巻線4)が巻回され、最後は径方向外側で巻終わり、からげピン322にからげられて、所定の位置で切断されている。巻線u1の巻始め端末u1a、巻終わり端末u1bは図に示す通りである。同様にしてV1相、W1相の磁極歯21にも巻線v1、w1が巻回されている。
次に、U2相の磁極歯21に巻線4(巻線u2)を巻回する。そこで、図5に示すように、まず、巻線u1の巻終わり端末u1bと、巻線u2の巻始め側となる線材(巻始め端末u2a)とを冷間圧接により接続する。これにより、U1相の磁極歯21に巻回される巻線u1とU2相の磁極歯21に巻回される巻線u2間を繋ぐための同相間渡り線40uが、接続部5aを含んで形成される。巻終わり端末u1bと巻始め端末u2aの接続部5aを図5中にも示す。
次に、図6に示すように、接続後の巻線4(同相間渡り線40u)を引き回し、接続部5aをU1相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納する。この時、接続部5aの両側の同相間渡り線40uは拘束溝321に収まっており、これにより接続部5aの位置ずれ、特に径方向の位置ずれを防止している。
収納キャビティ320内に収納された同相間渡り線40uは、V1相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の背面側に設けられた1段目の背面溝323a、W1相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の背面側に設けられた2段目の背面溝323bを通り、最後にU2相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の背面側に設けられた3段目の背面溝323cを経由して(図8参照)、U2相の磁極歯21まで引き回される。
そして、図7に示すように、U2相の磁極歯21の径方向外側から巻線u2(巻線4)が巻回され、最後は径方向外側で巻終わり、からげピン322にからげられて、所定の位置で切断される。
上記と同様の手順で、V1相の磁極歯21からV2相の磁極歯21へ同相間渡り線40v(40)を引き回しV2相の磁極歯21へ巻線v2を巻回し、W1相の磁極歯21からW2相の磁極歯21へ同相間渡り線40w(40)を引き回しW2相の磁極歯21へ巻線W2を巻回する。同様にして、U2相からU3相の磁極歯21、V2相からV3相の磁極歯21、W2相からW3相の磁極歯21へと順に巻線4を巻回する。
この時、固定子鉄心2を背面側から見ると図8のようになっており、U1相からU2相への同相間渡り線40u、V1相からV2相への同相間渡り線40v、W1相からW2相への同相間渡り線40wは、各インシュレータ3の背面溝323a〜323cを階段状に通っていることがわかる。これにより、同相間渡り線40u〜40wの配置位置が決定され、互いに交差したり接触することがないため、異相間の導通発生を防止し、絶縁性を向上させることができる。
全ての磁極歯21に巻線4を巻回した後、直線状に配置されていた状態の固定子鉄心2を、図9に示すように環状に配置する。図9において、U3相、V3相、W3相の巻線u3〜w3は巻終わり端末u3b〜w3bが切断された状態であり、次工程において、各巻終わり端末u3b〜w3bと中性点渡り線6u〜6wが、それぞれ冷間圧接により接続される。
そして、図1に示すように、巻終わり端末u3b〜w3bと中性点渡り線6u〜6wとの各接続部5u〜5wが、それぞれU3相、V3相、W3相の磁極歯21に装着されたインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納されるように、中性点渡り線6u〜6wを引き回す。そして、中性点渡り線6u、6v、6wの接続部5u、5v、5wと反対側の端末を、圧着端子7により一箇所にまとめて接続し、中性点9を構成する。なお、スリーブ8u〜8wは、圧着端子7による接続前にそれぞれ中性点渡り線6u〜6wの所定位置に被せておく。
最後に、巻線u1の巻始め端末u1a、巻線v1の巻始め端末v1a、巻線w1の巻始め端末w1aをそれぞれ図示しない電源に接続する。
ここで、本実施の形態1において、各磁極歯21に巻回された同相の巻線4間の接続を冷間圧接により行ったことによる効果を、圧着端子を用いて接続する場合と比較して説明する。
まず、冷間圧接による接続は線材同士を押付けて金属の新生面(酸化していない純金属面)における金属結合を利用した接続方法であるのに対し、圧着端子による接続は機械的圧力による接続方法である。従って、冷間圧接では、接続のために圧着端子のような部品が必要なく、冷間圧接を採用することにより部品点数を減少させることができる。
また、例えば、巻線4としてアルミニウム線を使用する場合、アルミニウムは経時的にクリープ(応力緩和)が生じる金属であるため、仮に圧着端子で接続しても押さえられたアルミニウム線が経時的に変形し、圧着端子の応力が抜けてしまう場合がある。しかし、冷間圧接は機械的圧力に頼らない接続方法であるため、アルミニウム線の接続も確実に行うことができる。すなわち、接続を冷間圧接で行うことにより、巻線の線材としてアルミニウム線を採用することができ、その接続部において確実に接続を行うことができる。
なお、本実施の形態1において、中性点渡り線6u〜6wは圧着端子7により接続される構成である。このため、中性点渡り線6u〜6wの材質としては、応力緩和が生じない金属、例えば銅等を使用することが望ましい。
そして、本実施の形態1では、さらにその接続部5を、絶縁性樹脂等から形成されるインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納している。上述の通り、冷間圧接では線材同士を押付けて圧接するため、その接続部では線材の金属が露出している可能性があるが、接続部5をインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納することで、新たな絶縁部材等の部品を要することなく、接続部5を他部分の巻線4と絶縁することができる。
以上のように、本実施の形態1では、各磁極歯21に巻回される同相の巻線4同士、および各巻線4と中性点渡り線6u〜6wとの接続等を冷間圧接により行い、さらに、冷間圧接による接続部5をインシュレータ3に設けられた収納キャビティ320内に収納している。従って、同相の巻線4同士を接続するために部品を要することなく、さらに、その接続部5の絶縁性を確保するための絶縁部材等の部品も必要としない。このため、固定子1の製造において部品点数を減少させ、製造コストの低減、製造工程の簡易化を実現することができる。また、巻線4としてアルミニウム線を使用した場合にも、確実に接続を行え、品質の高い固定子1を得ることができる。
また、本実施の形態1では、同相の巻線4間を繋ぐ同相間渡り線40(40u〜40w)が、各相毎に異なるインシュレータ3の背面溝323a〜323cを階段状に通るように配置されているため、各相毎に経路が分離され互いに交差したり接触することがない。従って、各同相間渡り線40(40u〜40w)間の導通発生を防止し、絶縁性を向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、固定子鉄心2の構造を、複数の分割鉄心20からなる分割型とし、磁極歯21の数は9個としたが、磁極歯の数はこれに限られるものではなく、適宜設定されるものである。また、各分割鉄心20同士を繋ぐ連結部23の構成も実施の形態1の場合に限られるものではなく、例えば、連結部として屈曲可能な薄肉部を備えたものであってもよい。また、連結部を有さない分割鉄心を溶接等により連結して固定子鉄心を構成するようなものであってもよく、さらには、分割型の固定子鉄心ではなく、例えば、固定子鉄心が分割されていない一体型の固定子鉄心を採用してもよい。本実施の形態1の発明はあらゆる構造の固定子鉄心に対して適用可能である。
また、本実施の形態1では、中性点9を構成する中性点渡り線6u〜6w同士の接続のみ圧着端子7により行い、その他の接続(同相間の巻線4同士の接続および、巻線4と中性渡り線6u〜6wとの接続)は全て冷間圧接により行った。しかし、必ずしも全ての接続を冷間圧接により行う必要はなく、必要に応じて一部の箇所を圧着端子等により行ってもよい。なお、その場合、圧着端子で接続する箇所の巻線の線材としては、応力緩和のない銅線等を用いるとよい。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2における回転電機の固定子1Aの構成を示す平面図であり、中性点9を形成する前の状態を示している。
上記実施の形態1では、各磁極歯21に巻線4を巻回する度に所定位置で一旦巻線4を切断し、各磁極歯21に巻回される同相の巻線間を全て冷間圧接により接続していたが、この発明の実施の形態2では、一部の同相の巻線間を線材を切断することなく連続して巻回している。以下説明において、上記実施の形態1と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本実施の形態2では、固定子1AのU1相の磁極歯21からU2相の磁極歯21、V1相の磁極歯21からV2相の磁極歯21、およびW1相の磁極歯21からW2相の磁極歯21に、巻線4の線材が切断されることなく連続して巻回されており、これにより、各磁極歯21に巻回された同相の巻線間(巻線u1と巻線u2間、巻線v1と巻線v2間、巻線w1と巻線w2間)を繋ぐ同相間渡り線41u、41v、41wが構成されている。
なお、巻線u2と巻線u3間、巻線v2と巻線v3間、巻線w2と巻線w3間については、上記実施の形態1と同様、各巻線の端末同士が冷間圧接により接続されて繋がっている。
以上のように、本実施の形態2では、2個の磁極歯21間に巻線4を切断せずに連続して巻回することにより、同相の巻線4間を繋ぐ同相間渡り線を形成しているため、冷間圧接による接続部5の数を減らすことができる。従って、上記実施の形態1の効果に加え、生産工程において工程数の削減を行うことができ、生産性を向上することができる。
なお、3個以上の磁極歯に巻線を連続して巻回すると、異相の巻線が交差し接触する箇所が発生するため、連続して巻線を巻回する磁極歯の数は2個までとする。これにより、異相の巻線間の接触を抑制しつつ、同相の巻線間を繋ぐための接続箇所を減少させることができる。
また、本実施の形態2では、U相の巻線u1から巻線u2、V相の巻線v1から巻線v2、W相の巻線w1から巻線w2をそれぞれ切断することなく連続して巻回したが、これに限られるものではない。巻線u1、v1、w1は各磁極歯21に巻回後一旦切断し、巻線u2から巻線u3、巻線v2から巻線v3、巻線w2から巻線w3を連続して巻回する構成としても同様の効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3では、固定子鉄心2への巻線4の巻回手順が上記実施の形態1の巻回手順と一部異なっており、固定子鉄心2を構成する全ての磁極歯21にそれぞれ巻線4を巻回した後、各巻線4の端末同士を冷間圧接により接続している。
以下、この発明の実施の形態3の巻線4の巻回手順について図11を参照して説明する。なお、以下説明において、上記実施の形態1と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。図11は、本実施の形態3における巻線4の巻回手順を説明するための固定子1Bの平面図である。全ての磁極歯21にそれぞれ巻線4を巻回後、固定子鉄心2を環状に配置した状態の平面図である。
本実施の形態3では、固定子鉄心2が直線状に配置された状態で、全ての磁極歯21にそれぞれ巻線4が巻回される。この時点で、巻線4は各磁極歯21毎に全て切断された状態であり、同相の巻線4同士の接続等は行われていない。その後、図11に示すように固定子鉄心2を環状に配置し、同相の巻線4間を冷間圧接により接続する。接続する箇所は上記実施の形態1と同様であり、例えばU1相の磁極歯21に巻回された巻線u1の巻終わり端末u1bと、U2相の磁極歯21に巻回された巻線u2の巻始め端末u2aとを接続する。巻線u2と巻線u3間、巻線v1と巻線v2間、巻線v2と巻線v3間、巻線w1と巻線w2間、巻線w2と巻線w3間も同様に接続する。同相の巻線4同士を接続した後、巻線u3、v3、w3の巻終わり端末u3b〜w3bと中性点渡り線6u〜6w(図示なし)を、それぞれ冷間圧接により接続し、中性点9(図示なし)を形成する。また、巻線u1の巻始め端末u1a、巻線v1の巻始め端末v1a、巻線w1の巻始め端末w1aをそれぞれ図示しない電源に接続する。
以上のように、本実施の形態3では、巻線4の巻回工程と、各巻線4間の端末同士の冷間圧接工程を分離しているため、上記実施の形態1の効果に加え、製造工程で使用する自動機や、冶具の構成を単純化でき、加工費を抑制することができる。
なお、本実施の形態3は上記実施の形態2と組み合わせることができる。例えば、U相の巻線u1と巻線u2間、V相の巻線v1と巻線v2間、W相の巻線w1と巻線w2間をそれぞれ切断することなく連続して巻回し、巻線u2と巻線u3間、巻線v2と巻線v3間、巻線w2と巻線w3間は線材を連続させずにそれぞれ個別に巻回した後、固定子鉄心2を環状に配置し、その後巻線u2と巻線u3、巻線v2と巻線v3、巻線w2と巻線w3を冷間圧接により接続する。これにより、実施の形態2の工程数削減による生産性向上と、本実施の形態3の自動機または冶具の構成単純化による加工費抑制の効果を同時に得ることができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4における固定子1Cに装着されるインシュレータ3cの構成を示す斜視図である。本実施の形態4のインシュレータ3cは上記実施の形態1のインシュレータ3と収納キャビティの形状が異なっている。具体的には本実施の形態4の収納キャビティ320cの周方向の幅が実施の形態1に比べて小さい寸法となっている。これに伴い、収納キャビティ320cの周方向両側に設けられた拘束溝321cの長さが、実施の形態1の拘束溝321に比べて長くなっている。なお、インシュレータ3cの収納キャビティ320c、拘束溝321c以外の構成については上記実施の形態1と同様であり、上記実施の形態1と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、インシュレータ3cの収納キャビティ320cは、周方向の寸法を実施の形態1の場合より小さくしており、その周方向の寸法は冷間圧接による巻線4同士の接続部5の幅とほぼ同等の大きさに設定されている。なお、接続部5の幅とは、冷間圧接時に生じるバリ50等を含めた接続部5の周方向の寸法を指す(図3参照)。
インシュレータ3cの収納キャビティ320cの大きさが冷間圧接による接続部5の大きさと略同じ寸法に設定されているため、接続部5は収納キャビティ320c内に嵌め込まれて収納され、接続部5が収納キャビティ320c内で移動することを防止できる。
以上のように、本実施の形態4では、収納キャビティ320cの大きさを、接続部5の大きさと略同じ寸法に設定しているため、接続部5は収納キャビティ320c内に嵌め込まれて収納される。従って、上記実施の形態1の効果に加え、接続部5が特に周方向に移動することを防止し、同相間渡り線40の位置精度を向上させることができる。また、接続部5の周方向の移動を防止することにより、同相間渡り線40の弛みの発生を抑制することができる。同相間渡り線の弛み部分は駆動時に振動が発生しやすく、固定子の寿命を低下させるが、弛みの発生を抑制できることにより、固定子の寿命および品質の向上を図ることができる。
実施の形態5.
図13は、この発明の実施の形態5における固定子1Dの構成を示す平面図である。本実施の形態5の固定子1Dは、上記実施の形態1の固定子1のインシュレータ3における収納キャビティ320内に樹脂材料10(図中、網掛けで示す)が充填されたものである。その他の構成については上記実施の形態1と同様であり、同一符号を付し説明を省略する。
樹脂材料10としては、例えばUV硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等を採用でき、冷間圧接による接続部5をインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納した後、収納キャビティ320内に樹脂材料10を流し込み硬化させる。
以上のように、本実施の形態5では、接続部5を収納キャビティ320内に収納後、樹脂材料10を収納キャビティ320内に充填し硬化させることにより、冷間圧接による接続部5が樹脂材料10により封止されるため、接続部5の絶縁をより確実に行うことができる。さらに、樹脂材料10の硬化により接続部5の位置が固定されるため、同相間渡り線40の振動発生を防止することができる。また、冷間圧接による接続部5の一部であるバリ50等が欠落して固定子1Dと回転子との間に入り込むといった不具合も防ぐことができる。
実施の形態6.
図14は、この発明の実施の形態6における固定子1Eに装着されるインシュレータ3eの構成を示す斜視図である。上記実施の形態5の固定子1Dでは、インシュレータ3の収納キャビティ320内に樹脂材料10を充填することにより接続部5の絶縁性等を向上させていたが、本実施の形態6では、インシュレータ3eが収納キャビティ320を覆う蓋11を備えることにより接続部の絶縁性等を向上させる。
蓋11は、例えばインシュレータ本体(上記実施の形態1で説明したインシュレータ3を指す)と同じ材質等で形成し、冷間圧接による接続部5をインシュレータ3の収納キャビティ320内に収納した後、収納キャビティ320を覆うように配置される。
以上のように、本実施の形態6では、インシュレータ3eが収納キャビティ320を覆う蓋11を備えているため、接続部5を収納キャビティ320内に収納後に蓋11を被せることで、冷間圧接による接続部5が外部に露出することなく、接続部5の絶縁をより確実に行うことができる。さらに、同相間渡り線40の振動発生を防止することができ、また、冷間圧接による接続部5の一部であるバリ等が欠落しても、収納キャビティ320内から外部に欠落部が出てしまうことがなく、欠落部が固定子1Eと回転子との間に入り込むといった不具合も防ぐことができる。また、蓋11を取り付けるという簡単な作業を行うだけで、上記各効果を得ることができ、製造コストの増大を抑制しつつ高精度な固定子を得ることができる。
実施の形態7.
図15は、この発明の実施の形態7における固定子1Fに装着されるインシュレータ3fの構成を示す斜視図である。本実施の形態7のインシュレータ3fは上記実施の形態1のインシュレータ3と収納キャビティの配置位置が異なっている。その他の構成については上記実施の形態1と同様であり、同一符号を付し説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態7のインシュレータ3fは、上記実施の形態1のインシュレータ3と同様、巻回部31、第1巻壁部32、第2巻壁部33を備えている。そして、巻線4の接続部5を収納するための収納キャビティ320fは、第1巻壁部32の背面(固定子の径方向外側に位置する面)に設けられている。収納キャビティ320fの周方向両側には、上記実施の形態1と同様、拘束溝321fが設けられ、からげピン322は収納キャビティ320fに隣接して設けられている。また、収納キャビティ320fの軸方向下側には、上記実施の形態1と同様、背面溝323a〜323cが設けられている。
以上のように、本実施の形態7では、収納キャビティ320fを第1巻壁部32の軸方向端面ではなく背面に設けている。実施の形態1の場合のように、収納キャビティ320を第1巻壁部32の軸方向端面に設ける場合は、インシュレータ3が固定子1の継鉄部22から径方向外側に飛び出さないように、収納キャビティ320の径方向の寸法を設定する必要がある(図1、図2参照)。すなわち、固定子1の継鉄部22等の大きさに基づいて収納キャビティ320の径方向寸法を定める必要がある。しかし、本実施の形態7では、収納キャビティ320fを第1巻壁部32の背面に設けているため、収納キャビティ320fの軸方向の寸法(実施の形態1のインシュレータ3における収納キャビティ320の径方向の寸法に該当)を固定子1の継鉄部22の大きさにより制約されることなく、自由に設定することができる。従って、収納キャビティ320fの大きさを必要に応じて大きく設定することができ、上記実施の形態1の効果に加え、冷間圧接による接続部5の収納の容易化による組立作業性の向上を図ることができる。
また、一般に、冷間圧接では圧接回数が多くなればなるほど結合力が増すが、圧接回数が多くなるほど接続部のバリは大きくなる。本実施の形態7では、収納キャビティの大きさを大きくできることで、冷間圧接による接続部が大きくても収納キャビティ内に収納可能となるため、冷間圧接の圧接回数を増やし、接続部の結合力を高めることができる。
また、上記のようなインシュレータ3fを備えた固定子1Fを、例えば圧縮機の回転電機に利用する場合、冷媒が固定子1Fの軸方向に流れる。インシュレータ3fの収納キャビティ320fを第1巻壁部32の背面に設けることにより、冷媒の流動による圧力の影響を受けにくく、接続部5が収納キャビティ320fから外れて外部に出る可能性を低減することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1,1A〜1F, 固定子、2 固定子鉄心、
3,3c,3e,3f インシュレータ、4 巻線、
5,5a,5u,5v,5w 接続部、6u,6v,6w 中性点渡り線、
7 圧着端子、8u,8v,8w スリーブ、9 中性点、10 樹脂材料、11 蓋、
20 分割鉄心、21 磁極歯、22 継鉄部、23 連結部、31 巻回部、
32 第1巻壁部、33 第2巻壁部、40,40u,40v,40w 同相間渡り線、
41u,41v,41w 同相間渡り線、50 バリ、
320,320c,320f 収納キャビティ、321,321c,321f 拘束溝、
322 からげピン、323a〜323c 背面溝。

Claims (8)

  1. 複数の磁極歯を有する固定子鉄心と、上記各磁極歯に装着される巻線巻回用のインシュレータと、上記各磁極歯に上記インシュレータを介して巻回される複数相の巻線とを備えた電動機の固定子であって、
    上記各磁極歯に巻回された同相の巻線間を接続した接続部と、上記接続部におけるバリが上記インシュレータに設けられた収納キャビティ内に収納されていることを特徴とする電動機の固定子。
  2. 上記収納キャビティの大きさは、上記接続部の大きさと略同じ寸法に設定され、上記接続部が上記収納キャビティ内に嵌め込まれて収納されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機の固定子。
  3. 上記接続部が収納された上記インシュレータの収納キャビティには、樹脂材料が充填されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機の固定子。
  4. 上記インシュレータは、上記収納キャビティを覆う蓋を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機の固定子。
  5. 上記インシュレータは、上記磁極歯の端面を覆う巻回部と、上記巻回部の両端に設けられ上記磁極歯に巻回された巻線の巻崩れを防止する第1、第2巻壁部とを備え、上記収納キャビティは、上記磁極歯の根本側に位置する上記第1巻壁部に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電動機の固定子。
  6. 上記収納キャビティは、上記第1巻壁部の背面に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の電動機の固定子。
  7. 上記インシュレータの第1巻壁部の背面に複数の背面溝を備え、上記各磁極歯に巻回された同相の巻線間を繋ぐ同相間渡り線は、各相の同相間渡り線毎に異なる上記背面溝に配置されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電動機の固定子。
  8. 上記各磁極歯に巻回された同相の巻線間を繋ぐ同相間渡り線は、
    上記接続部を含んで形成されるものと、
    2個の上記磁極歯に連続して巻線が巻回されることにより形成されるものと、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の電動機の固定子。
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