JP5966738B2 - 放音装置 - Google Patents
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図1は、本発明の一実施形態にかかる放音装置11と、放音装置11が音響ビームの放音方向を設定するために用いるマイクロフォン12とを備える放音システム1の概略構成を示すブロック図である。
図3(A)に示した例のように、部屋に反射板が配置されていない場合、方向設定部1152は、以下に述べる規則(以下、「通常の規則」と呼ぶ)に従い、ピーク特定部1151により特定されたピーク点の中から各ピーク点に割り当てるチャンネルを決定する。通常の規則は、Cch以外のチャンネルの音響ビームが部屋の壁面に反射して伝達することを想定して個々のチャンネルに適するピーク方向を推定する規則である。
ピーク値が最大を示すピーク方向で、90度を中心とする所定の範囲(例えば60度〜120度)内に含まれるピーク方向。
(Lchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が0度側に近い所定の範囲(例えば30度〜50度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば40%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク方向が0度に近いもの)
(Rchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が180度側に近い所定の範囲(例えば130度〜150度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば40%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク方向が180度に近いもの)
(SLchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が所定の範囲(Lchのピーク方向の特定に用いる範囲よりも90度側に設定された範囲であり、例えば40度〜60度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば、20%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
(SRchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が所定の範囲(Rchのピーク方向の特定に用いる範囲よりも90度側に設定された範囲であり、例えば120度〜140度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば、20%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
(Cch)ピーク点P3のピーク方向(角度θ3)
(Lch)ピーク点P1のピーク方向(角度θ1)
(Rch)ピーク点P5のピーク方向(角度θ5)
(SLch)ピーク点P2のピーク方向(角度θ2)
(SRch)ピーク点P4のピーク方向(角度θ4)
空間SP内に音響反射板が配置されている場合、方向設定部1152は上述した通常の規則とは異なる規則に従い各チャンネルに対するピーク方向の割り当てを行なう。
(SLchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が所定の範囲(Lchのピーク方向の特定に用いる範囲よりも90度側に設定された範囲であり、例えば40度〜80度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば、60%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
(Lchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が0度側に近い所定の範囲(例えば5度〜50度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば60%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
上述した実施形態は本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。
(反射板条件)
ピーク値がCchに対応するピーク点P3のピーク値の所定比率(例えば、60%)以上であり、かつ、ピーク領域の横軸方向の幅が所定の閾値(例えば、10度)以下である。
Claims (5)
- 複数のスピーカを有するスピーカアレイと、
前記複数のスピーカのうちの1以上のスピーカの各々に音信号を出力し、当該音信号の出力のタイミングを制御して前記スピーカアレイから1以上の方向の各々に音響ビームを放音させる音信号出力手段と、
聴取位置に配置されたマイクロフォンから出力される集音信号を受け取る集音信号入力手段と、
前記音信号出力手段が前記スピーカアレイに対し放音の方向を変化させながらテスト用の音響ビームを放音させる場合に、音響ビームの方向を示す方向データと、前記マイクロフォンが集音した集音信号とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に互いに関連付けて記憶された方向データと集音信号に基づき、当該集音信号中のおける複数のピークを検出し、各ピークにおける方向をピーク方向として特定するピーク特定手段と、
前記スピーカアレイから放音される音響ビームを反射するための音響反射板が存在するか否かを特定する音響反射板有無特定手段と、
マルチチャンネル音を構成する複数の音のチャンネルのうち少なくとも1のチャンネルに対し、前記ピーク特定手段により特定された1以上のピーク方向の中から所定の規則に従い選択したピーク方向を設定する方向設定手段と
を備え、
前記方向設定手段は、前記音響反射板有無特定手段により音響反射板が存在しないと特定された場合と音響反射板が存在すると特定された場合で互いに異なる前記所定の規則に従い、チャンネルに対するピーク方向の設定を行なう
放音装置。 - 前記所定の規則は、選択されるピーク方向が含まれるべき所定の範囲を条件として含み、
前記方向設定手段は、前記音響反射板有無特定手段により音響反射板が存在すると特定された場合、前記所定の範囲を拡張する
請求項1に記載の放音装置。 - ユーザによる操作に応じて所定の信号を生成することにより前記ユーザによるデータの入力を受け付ける操作手段を備え、
前記音響反射板有無特定手段は、前記操作手段に対し前記ユーザにより入力されたデータに基づき、音響反射板が存在するか否かを特定する
請求項1または2に記載の放音装置。 - 前記音響反射板有無特定手段は、前記ピーク特定手段により検出されたピークのうち少なくとも1のピークが所定の条件を満たす場合、音響反射板が存在すると特定する
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放音装置。 - 前記音響反射板有無特定手段は、前記ピーク特定手段により検出された一のピークにおける音圧レベルが所定の閾値以上であり、当該一のピークを形成する領域の方向に関する幅が所定の閾値以下である場合、当該一のピークにおける方向に音響反射板が存在すると特定する
請求項4に記載の放音装置。
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