JP2006324991A - サラウンド・サウンドシステム - Google Patents

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Wen-Chi Hung
文祺 洪
Ansheng Zhang
安勝 張
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Abstract

【課題】サラウンドスピーカーの信号線の長さを大幅に短縮することができ、ケーブル抵抗の干渉を避け、室内の内装の妨げ乃至損なうことの無いサラウンド・サウンドシステムを提供する。
【解決手段】サラウンド・サウンドシステムが利用者の前方及び後方夫々に音源が設けられる。システムは、前方に設けられる一対のフロントスピーカーと、前方に設けられ、指向性音波を出力出来る一対のサラウンドスピーカーと、後方に設けられ、サラウンドスピーカーからの指向性音波を利用者に反射する反射部材と、全てのスピーカーに電気的に接続されるとともに、全ての音声信号が超えた一部の音声信号に遅延させる制御ユニットとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サラウンド・サウンドシステムに係わり、とくに、ケーブル抵抗の干渉を避けるため、サラウンドスピーカーの信号線の長さを大幅に短くすることができ、室内の内装の妨げ乃至は損なうことの無いサラウンド・サウンドシステムに関するものである。
多くの人々が自宅に「ホームシアター」を設置するようになり、しかも増えつつある。どの「ホームシアター」も、必ず、後方の左右両角隅に向けて一対のケーブルを引いてサラウンドスピーカーを設置する必要がある。
レフト、センター、ライト、レフトサラウンド、ライトサラウンド及び重低音専用のチャンネルを全て有する5.1チャンネル(5.1CH)スピーカーは、「ホームシアター」の標準設備として消費者に認知されている一方で、近年、消費者はホームの内装を益々重視するようになっている。よって、多くなっているサウンドプランナー(sound-planner) は、多くの消費者がホームシアターを作成しようとする際に、どのようにすれば、後ろのレフトサラウンド、ライトサラウンドのプルワイヤ工程よってホームの内装が妨げられたり、損なわれたりすることを避けられるかという問題に最も悩まされていることがあると表明した。
また、一般にアンプによりスピーカーを作動するために、アンプとスピーカーの間に信号線やスピーカー線を使用しなければならないが、これらの信号線やスピーカー線の使用長さはその出力音質の効果に係わっており、長すぎても短すぎても良くない。また、これらの信号線やスピーカー線は面倒な存在であるが、使用しなければならない。スピーカーとアンプとを直接に接続(熔接)出来る方法があれば、そのサウンドは、高価な(数十万元の)信号線やスピーカー線を使う接続の音響効果より良い音で聞ける。このため、ワイヤレススピーカーがそのような事情に応じて誕生したが、唯一の問題は価格が高すぎることである。
要するに、プルワイヤの方式で5.1チャンネルの「ホームシアター」を構築しようとすれば、サラウンドスピーカーのプルワイヤ工程によりホームの内装の妨げ乃至は損なうことがあり、また、ワイヤレススピーカーより同じ「ホームシアター」を構築しようとすれば、逆に価格が高すぎることになる問題がある。
そのため、どのようにすれば前記両者の間にバランスを取り、後方の左右の両角隅に向けてケーブルを引く必要を無くし、価格も高くならずに庶民レベルに近づける選択を消費者に提供することは、本発明の重要な課題である。
本発明のサラウンド・サウンドシステムは、音波反射技術により、後方に設置されるサラウンドスピーカーに有効に適応し、その後方に設置されるべき一対のサラウンドスピーカーを前方に設け、音波の反射により、利用者が聞けば後方から出力音声が聞こえるようにし、これにより、後方の左右の両角隅に向けてケーブルをさらに引く必要がなくなり、ホームの内装が損なわれるのを避けることができ、ケーブルの長さが適切であるので複雑なケーブル抵抗の問題を考えなくても良いほか、高価なワイヤレススピーカーを使用しなくても、通常価格でワイヤレススピーカーに似た効果を持たせることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、利用者の前方及び後方夫々に設けられるサラウンド・サウンドシステムにおいて、前方に設けられる一対のフロントスピーカーと、前方に設けられ、指向性音波を出力出来る一対のサラウンドスピーカーと、後方に設けられ、前記サラウンドスピーカーからの指向性音波を前記利用者に反射する反射部材と、全てのスピーカーに電気的に接続されるとともに、全ての音声信号が超えた一部の音声信号に遅延させる制御ユニットとを備えるサラウンド・サウンドシステムを提供する。
本発明の特徴とその技術内容をさらに詳細に具体的に説明するために、以下に添付図面を参照しながら、本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本発明は、少なくとも一つの制御ユニット6と、多数のスピーカーと、一対の反射部材7とを備えるサラウンド・サウンドシステムを提供する。これによりサラウンドサウンドを発生し、利用者8は、その場でサラウンドサウンドによってもたらされるホームシアターの臨場感あるサウンドを体感する。このサラウンド・サウンドシステムは、利用者8の前方及び後方夫々に音源が設けられ、利用者8の周囲を囲むサラウンドサウンドを発生する。
周知のように、最も基本的なサラウンドサウンドは、4チャンネルのサラウンド・サウンドシステムであり、一対のフロントスピーカーと、一対のサラウンドスピーカーとを備える。4.1チャンネルのシステムでは、さらに、サブウーファーが前方の何れかの場所に設置される。5.1チャンネルのシステムでは、さらに、センタースピーカーが前方に設置され、好ましくは、利用者の正面に対向され、良好な5.1チャンネルのサラウンドサウンドを発生する。
図に示すように、本発明のサラウンド・サウンドシステムは、一対のフロントスピーカー2と、一対のサラウンドスピーカー3と、センタースピーカー4と、サブウーファー5と、少なくとも一つの制御ユニット6と、一対の反射部材7とを備える。その中で、一対のフロントスピーカー2は、前方の左右の場所に夫々設置され、センタースピーカー4は、前方に設置され、好ましくは利用者の正面に対向される。サブウーファー5は、前方の何れの場所に設置してもよい。一対のサラウンドスピーカー3は、後方に設置されるのではなく、特別に前方に設置され、かつ左右に夫々設置される。これら一対のサラウンドスピーカー3は、ともに指向性スピーカーであり、普通の散乱音波ではなく指向性音波を出力する。一対の反射部材7は、後方の左右の場所に夫々設置され、両サラウンドスピーカー3から夫々指向性音波を受波して利用者に反射する。制御ユニット6は、電気的に上記各スピーカーに接続されることで、音声信号を各スピーカーに伝送出力する。
利用者8が本発明のサラウンド・サウンドシステム内にいる際には、一対のサラウンドスピーカー3が利用者8の前方に設置されるが、一対のサラウンドスピーカー3が指向性音波を出力し、これらの指向性音波が、その人の耳でなく後方に設置されている一対の反射部材7に向かうので、利用者は、一対のサラウンドスピーカー3から前方に出力される指向性音波を直接聞こえない。それら指向性音波は、反射部材7に向かい、反射部材7で受波されてから、散乱音波の形態で利用者8に聞こえるように反射する。言い換えれば、前方に改めて設置される一対のサラウンドスピーカー3から出力された音声は、反射部材7により後方で反射されることにより、後方で音声出力を発生できるのと同様であるので、後方から出力される音声のように聞こえる。
しかしながら、サラウンドスピーカー3から出力された音声が反射部材7に到達するまでの時間(遅延時間)が、遅延現象を発生させるので、全ての音声信号が超えた一部の音声信号に同期した遅延が与えられることが必要である。制御ユニット6によりフロントスピーカー2とセンタースピーカー4とサブウーファー5とが出力する音声信号を遅延してから出力すると、サラウンドスピーカー3が出力した音声信号と同期をとることになって、5.1チャンネルのサラウンドサウンドの要求が達成される。
このようにして、本発明のサラウンド・サウンドシステムでは、本来後方に設置すべきサラウンドスピーカー3を前方に設置できるので、後方の左右の両角隅に向けてケーブルを引く必要がなく、プルワイヤの距離を大幅に短縮できる。
また、制御ユニット6の遅延制御は、上記遅延時間に対応する距離データ(つまり、互いに対応するサラウンドスピーカー3と反射部材7との離隔距離)をマニュアル入力することにより、制御すべき遅延時間を得ることができ、或は、距離データを自動的に検出することにより、制御すべき遅延時間を得ることができる。また、自動検出により、直接、制御すべき遅延時間を得てもよい。例えば、サラウンドスピーカー3にマイクを設け、サラウンドスピーカー3と反射部材7とを正対させた状態で、サラウンドスピーカー3から音波が出された時点から、その音波が反射部材7で反射してそのマイクで受波されるまでの時間を計測し、その時間の半分の時間を求めることで、上記遅延時間を得ることができる。
制御ユニット6は、(図に示すように)制御ケースの形式でもよく、コンピューター(図に示さず)の形式で、コンピューターで出力しまた遅延制御などを行ってもよい。さらに、制御回路(図に示さず)でもよく、この場合、制御回路がいずれか一つのスピーカー(例えば、センタースピーカー4)に直接に設置される。
反射部材7は音波を反射出来る反射板であり、材質は特に制限無く、音波を反射出来る材質であればよい。
本発明は以下の効果を達成できる。従来のサラウンドスピーカーは、いずれも後方に設置する必要があるので、プルワイヤの長さが極めて長くなるのに対し、本発明のサラウンドスピーカーは、前方に設けることができ、前方に設けても、音波の反射により、利用者が聞けば後方から出力音声が聞こえるようにできる。そして、後方の左右の両角隅に向けてケーブルを引く必要がないので、ホームの内装を損なうのを避けることができ、また、ケーブルの長さが適切であるので、複雑なケーブル抵抗の問題を考えなくても良く、しかも高価なワイヤレススピーカーを使用しなくても、通常価格でワイヤレススピーカーに似た効果を得ることができる。
前記に説明した通りに、本発明が提供するサラウンド・サウンドシステムは、確かに前記従来の技術の重大欠点を解決でき、極めて産業上の高度利用価値を有し、かつ効果上にも増進しており、フルに特許の要件を満たすので、法に従って出願を提起する。
また、前記に開示されたそれぞれの具体的な構成は、単に本発明の実施可能な実施例に過ぎなく、本発明の特徴を局限するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家が本発明の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施のことが本発明の特許請求の範囲に含まれることは言うまでもないことである。
本発明のサラウンド・サウンドシステムを示す構成図である。
符号の説明
2 フロントスピーカー
3 サラウンドスピーカー
4 センタースピーカー
5 サブウーファー
6 制御ユニット
7 反射部材
8 利用者

Claims (10)

  1. 利用者の前方及び後方夫々に音源が設けられるサラウンド・サウンドシステムにおいて、
    前方に設けられる一対のフロントスピーカーと、
    前方に設けられ、指向性音波を出力出来る一対のサラウンドスピーカーと、
    後方に設けられ、前記サラウンドスピーカーからの指向性音波を前記利用者に反射する反射部材と、
    全てのスピーカーに電気的に接続されるとともに、全ての音声信号が超えた一部の音声信号に遅延させる制御ユニットと、
    を備えることを特徴とするサラウンド・サウンドシステム。
  2. 前記制御ユニットは、前記一対のサラウンドスピーカー以外の全てのスピーカーの音声出力を遅延することを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  3. 前記制御ユニットは、マニュアル入力された距離データによって、制御すべき遅延時間を得ることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  4. 前記制御ユニットは、自動検出により測定された距離データによって、制御すべき遅延時間を得ることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  5. 前記制御ユニットは、ケースに収められた制御ケースの形式で設けられることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  6. 前記制御ユニットはコンピューターであることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  7. 前記制御ユニットはいずれか一つのスピーカーに設置される制御回路であることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  8. 前記反射部材は音波を反射出来る反射板であることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  9. 前方の両フロントスピーカーの間に設けられるセンタースピーカーをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
  10. 前方に設けられるサブウーファーをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のサラウンド・サウンドシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008156A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 局所再生システム
JP2013535894A (ja) * 2010-07-22 2013-09-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 音再生のためのシステム及び方法
JP2014033266A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Yamaha Corp 放音装置

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