JP6003409B2 - 放音装置および音響ビームの放音方向の調整方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態にかかる放音装置11と、放音装置11が音響ビームの放音方向を設定するために用いるマイクロフォン12とを備える放音システム1の概略構成を示すブロック図である。
C’chの音信号:Cchの音信号にレベル調整を行ったLchの音信号およびレベル調整を行ったRchの音信号をミキシングした音信号。
L’chの音信号:レベル調整を行ったLchの音信号にレベル調整を行ったSLchの音信号をミキシングした音信号。
R’chの音信号:レベル調整を行ったRchの音信号にレベル調整を行ったLRchの音信号をミキシングした音信号。
SL’chの音信号:レベル調整を行ったSLchの音信号。
SR’chの音信号:レベル調整を行ったSRchの音信号。
ピーク値が最大を示すピーク方向で、90度を中心とする所定の範囲(例えば60度〜120度)内に含まれるピーク方向。
(Lchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が0度側に近い所定の範囲(例えば30度〜50度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば40%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク方向が0度に近いもの)
(Rchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が180度側に近い所定の範囲(例えば130度〜150度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば40%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク方向が180度に近いもの)
(SLchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が所定の範囲(Lchのピーク方向の特定に用いる範囲よりも90度側に設定された範囲であり、例えば40度〜60度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば、20%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
(SRchに割り当てるピーク方向)
ピーク方向が所定の範囲(Rchのピーク方向の特定に用いる範囲よりも90度側に設定された範囲であり、例えば120度〜140度)内に含まれ、ピーク値がCchに割り当てたピーク方向のピーク値の所定比率(例えば、20%)以上であるピーク方向。(それらが複数ある場合、ピーク値が最大のもの)
(Cch)ピーク点P3のピーク方向(角度θ3)
(Lch)ピーク点P1のピーク方向(角度θ1)
(Rch)ピーク点P5のピーク方向(角度θ5)
(SLch)ピーク点P2のピーク方向(角度θ2)
(SRch)ピーク点P4のピーク方向(角度θ4)
上述した実施形態は本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。
Claims (4)
- 複数のスピーカを有するスピーカアレイと、
前記複数のスピーカのうちの1以上のスピーカに複数のチャンネルの音信号を出力し、当該音信号の出力のタイミングを制御して前記スピーカアレイから複数の方向に音響ビームを放音させる音信号出力手段と、
聴取位置に配置されたマイクロフォンから出力される音信号を受け取る音信号入力手段と、
複数のチャンネルの各々の放音方向を設定する方向設定手段と、
前記スピーカアレイが前記方向設定手段により設定された放音方向に対して放音する計測用の音響ビームが前記スピーカアレイから放音されて前記マイクロフォンに到達するまでに要した時間を伝達時間として計測する時間計測手段と、
前記計測用の音響ビームの放音方向と、前記時間計測手段により計測された伝達時間とに基づき、前記計測用の音響ビームが予め想定されている伝達経路を伝達したか否かを判定する判定手段と、
前記複数のチャンネルのうち予め定められた2つのチャンネルの各々に関し前記判定手段により計測用の音響ビームが予め想定されている伝達経路を伝達したと判定され、かつ、当該2つのチャンネルに対し前記方向設定手段により設定された放音方向に放音された音響ビームの前記聴取位置に対する到達方向が許容誤差を超えて左右非対称である場合に、当該2つのチャンネルの音信号の少なくとも一方を前記複数のチャンネルの音信号のうち当該音信号とは異なるチャンネルの音信号に加算する方向調整手段と
を備える放音装置。 - 前記方向調整手段は、前記音信号の加算において互いに加算される2つの音信号に応じた2つのチャンネルに設定された放音方向に基づき、互いに加算される2つの音信号の振幅を決定する
請求項1に記載の放音装置。 - 前記方向設定手段は、前記スピーカアレイが放音の方向を変化させながら放音するテスト用の音響ビームの方向を示す方向データと、前記テスト用の音響ビームの放音時に前記音信号入力手段が前記マイクロフォンから受け取った集音信号とに基づいて、前記設定する放音方向を決定する
請求項1または2に記載の放音装置。 - 複数のスピーカを有するスピーカアレイと、
前記複数のスピーカのうちの1以上のスピーカに複数のチャンネルの音信号を出力し、当該音信号の出力のタイミングを制御して前記スピーカアレイから複数の方向に音響ビームを放音させる音信号出力手段と、
聴取位置に配置されたマイクロフォンが出力される音信号を受け取る音信号入力手段と
を備える放音装置が、
複数のチャンネルの各々の放音方向を設定するステップと、
前記複数のチャンネルの各々に設定した放音方向に対し、前記スピーカアレイにより、計測用の音響ビームを放音するステップと、
前記計測用の音響ビームの放音時に、前記音信号入力手段により、前記マイクロフォンから集音信号を受け取るステップと、
前記計測用の音響ビームの放音時に前記音信号入力手段により受け取った集音信号に基づき、前記計測用の音響ビームが前記スピーカアレイから放音されて前記マイクロフォンに到達するまでに要した時間を伝達時間として計測するステップと、
前記計測用の音響ビームの放音方向と、前記伝達時間とに基づき、前記計測用の音響ビームが予め想定されている伝達経路を伝達したか否かを判定するステップと、
前記複数のチャンネルのうち予め定められた2つのチャンネルの各々に関し、計測用の音響ビームが予め想定されている伝達経路を伝達したと判定し、かつ、当該2つのチャンネルに対し設定した放音方向に放音された音響ビームの前記聴取位置に対する到達方向が許容誤差を超えて左右非対称である場合に、当該2つのチャンネルの音信号の少なくとも一方を前記複数のチャンネルの音信号うち当該音信号とは異なる音信号に加算するステップと
を備える音響ビームの放音方向の調整方法。
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JP2012190562A JP6003409B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 放音装置および音響ビームの放音方向の調整方法 |
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JP2014049900A JP2014049900A (ja) | 2014-03-17 |
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JP4127248B2 (ja) * | 2004-06-23 | 2008-07-30 | ヤマハ株式会社 | スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の音声ビーム設定方法 |
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