JP5966675B2 - プローブ情報収集システム - Google Patents
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また、交通情報センタから配信される交通情報が、車両が逆走した道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報でない場合に、違反走行に関する情報をプローブ情報として車両からプローブセンタへ送信するので、逆走を行っていると検出された車両が実際に逆走を行っているか否かを交通情報センタから配信された交通情報に基づいて確認することが可能となる。その結果、実際には逆走していない車両から違反走行に関するプローブ情報がプローブセンタへと送信されないように構成することが可能となる。
図5に示すようにVICS情報は、リンクを識別するリンク番号と、そのリンクについての渋滞度、渋滞の区間を示す渋滞長、事故情報、工事情報等を示した詳細情報とから構成される。例えば、図5に示すVICS情報は、2012年8月6日の13時56分から14時1分までの5分間に生成され14時1分に配信される情報であり、リンク番号『4』のリンクについて、全区間において渋滞度が『渋滞』であることを示している。また、リンク番号『2』のリンクについて、13:00〜18:00の間において工事が行われ、本リンクや並走リンクにおいて進行方向の記載が解除される(即ち、一方通行の道路が双方向通行可能になる)虞のあることを示している。更に、リンク番号『1』のリンクについて、事故により通行止めであり、並走リンクにおいて進行方向の記載が解除される(即ち、一方通行の道路が双方向通行可能になる)虞のあることを示している。尚、リンクの一部のみが渋滞である場合には、渋滞の開始点の座標に関する情報と開始点からの渋滞区間の距離に関する情報についてもVICS情報に含まれる。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置2が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置2が備える構成としても良い。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU51は、車両3の車両情報について取得する。具体的には、車両3の現在位置及び現在方位を現在位置検出部31の検出結果に基づいて取得する。尚、車両3の現在位置を地図データ上で特定するマップマッチング処理についても行う。更に、車両3の現在位置は、高精度ロケーション技術を用いて詳細に特定することが望ましい。ここで、高精度ロケーション技術とは、車両後方のカメラから取り込んだ白線や路面ペイント情報を画像認識により検出し、更に、白線や路面ペイント情報を予め記憶した地図情報DBと照合することにより、走行車線や高精度な車両位置を検出可能にする技術である。尚、高精度ロケーション技術の詳細については既に公知であるので省略する。
尚、前記S2の逆走状態の判定処理内容については、上記例に限られることはない。例えば、一方通行区間の走行中に車両がUターンした場合に、車両が逆走状態にあると判定する構成としても良い。
先ず、S11においてCPU21は、全国を走行する各車両3からプローブ情報の送信があるか否か判定する。
また、交通情報センタ5はプローブセンタ4と異なるセンタであるので、車両3とプローブセンタ4との間で通信を行うことなく、プローブ情報が送信条件を満たしているか否かを判定することが可能となる。従って、車両3とプローブセンタ4との間の通信処理、通信時間及び通信費用等をより削減することが可能となる。
また、特に車両3が道路を逆走したことを違反走行として検出するので、実際には逆走していない車両3から違反走行に関するプローブ情報がプローブセンタ4へと送信されないように構成することが可能となる。
また、交通情報センタ5から配信されるVICS情報が、車両3が逆走した道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報でない場合に、違反走行に関する情報をプローブ情報として車両3からプローブセンタ4へ送信するので、逆走を行っていると検出された車両3が実際に逆走を行っているか否かを交通情報センタ5から配信された交通情報に基づいて確認することが可能となる。
また、交通情報センタ5から配信されるVICS情報が、車両3が逆走した道路又は該道路と並走する道路に工事規制、事故又は災害が生じていることを示す情報でない場合に、違反走行に関する情報をプローブ情報として車両3からプローブセンタ4へ送信するので、逆走を行っていると検出された車両3が実際に逆走を行っているか否かを交通情報センタ5から配信された交通情報に基づいて正確に確認することが可能となる。
また、違反走行を行ったことが検出された時点が、交通情報センタ5から取得されたVICS情報が作成された時期から所定期間以上経過している場合に、既に取得しているVICS情報よりも作成時期が新しいVICS情報を交通情報センタ5から新たに取得し、新たに取得したVICS情報に基づいて送信条件を満たすか否か判定する(S7)ので、違反走行を行っていると検出された車両3が実際に違反走行を行っているか否かを、より新しい交通情報に基づいて確認することが可能となる。
更に、交通情報センタ5から取得されたVICS情報が送信条件を満たしていると一旦判定された後に、既に取得しているVICS情報よりも作成時期が新しいVICS情報を交通情報センタ5から新たに取得し、新たに取得したVICS情報に基づいて送信条件を満たすか否か再度判定するので、違反走行を行っていると検出された車両3が実際に違反走行を行っているか否かを、より新しい交通情報に基づいて確認することが可能となる。
例えば、本実施形態では、VICS情報が送信条件を満たしているかを判定(S4、S7)する判定主体は、ナビゲーション装置2であったが、プローブセンタ4やその他のセンタが実行する構成としても良い。また、複数の主体によって実行する構成としても良い。尚、プローブセンタ4が判定する場合には、プローブセンタ4が交通情報センタ5からVICS情報を取得し、更に、判定結果をプローブセンタ4からナビゲーション装置2へと送信するように構成する。
2 ナビゲーション装置
3 車両
4 プローブセンタ
5 交通情報センタ
11 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 ROM
33 ナビゲーションECU
51 CPU
52 RAM
53 ROM
Claims (5)
- 複数の車両と、複数の前記車両と双方向通信可能に接続されたプローブセンタとからなり、複数の前記車両から送信されたプローブ情報を前記プローブセンタが収集するプローブ情報収集システムであって、
前記車両の走行情報を取得する走行情報取得手段と、
前記車両の走行情報に基づいて、前記車両が道路を逆走する違反走行を行ったことを検出する違反走行検出手段と、
交通情報センタから配信される交通情報を取得する交通情報取得手段と、
前記違反走行検出手段によって前記車両が前記道路で違反走行を行ったことが検出された場合に、前記道路の周辺の前記交通情報が、前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報であるか否か判定する送信判定手段と、
前記送信判定手段によって前記交通情報が、前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報でないと判定された場合に、前記違反走行に関する情報をプローブ情報として前記プローブセンタへ送信する情報送信手段と、を有することを特徴とするプローブ情報収集システム。 - 前記交通情報センタは、前記プローブセンタと異なるセンタであることを特徴とする請求項1に記載のプローブ情報収集システム。
- 前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報とは、前記車両が逆走した前記道路及び該道路と並走する道路に工事規制、事故又は災害が生じていることを示す情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプローブ情報収集システム。
- 前記交通情報取得手段は、前記交通情報センタで作成された作成時期の異なる複数の交通情報のいずれかを取得し、
前記違反走行検出手段によって前記車両が前記道路で違反走行を行ったことが検出された時点が、前記交通情報取得手段により取得された前記交通情報が作成された時期から所定期間以上経過しているか否か判定する経過判定手段を有し、
前記交通情報取得手段は、前記経過判定手段によって所定期間以上経過していると判定された場合に、既に取得している前記交通情報よりも作成時期が新しい交通情報を前記交通情報センタから新たに取得し、
前記送信判定手段は、新たに取得した前記交通情報に基づいて、前記道路の周辺の前記交通情報が、前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報であるか否か判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプローブ情報収集システム。 - 前記交通情報取得手段は、
前記交通情報センタで作成された作成時期の異なる複数の交通情報のいずれかを取得し、
前記送信判定手段によって前記交通情報が、前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報でないと判定された場合に、既に取得している前記交通情報よりも作成時期が新しい交通情報を前記交通情報センタから新たに取得し、
前記送信判定手段は、新たに取得した前記交通情報に基づいて、前記道路の周辺の前記交通情報が、前記車両が逆走した前記道路に設定されている進行方向の規制が一時的に解除又は変更される事象が生じていることを示す情報であるか否か再度判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプローブ情報収集システム。
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