JP5966369B2 - 電気炊飯器、及び、炊飯方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明に係る電気炊飯器の第一実施形態である炊飯器1の全体的な構成について説明する。
なお、以下の説明では、図1における左側を炊飯器1の前側とし、図1における右側を炊飯器1の後側として前後方向を規定する。また、図1における手前側を炊飯器1の左側とし、図1における奥側を炊飯器1の右側として左右方向を規定する。
また、操作パネル部53には、液晶表示部61が配設される。液晶表示部61には、ユーザーによって選択された炊飯器1の機能等が表示される。操作パネル部53の下方(外ケース21の内側)には、操作基板62が配設される。
なお、内ケース24と外ケース21及び底部材23との間、即ち炊飯器本体20の内部には、炊飯器1を構成する各部材が配設される。例えば、炊飯器本体20の内部には、内ケース24の前方に後述する制御基板63が配設される。さらに、炊飯器本体20の内部には、内鍋加熱手段であるワークコイル64や、保温ヒータ65や、内鍋温度検出手段であるセンタセンサ66等が配設される。
マイコン制御装置40によって実行される炊飯工程は、図3及び図4に示すように、炊き上げ工程(ステップS01)と、休止工程(ステップS02)と、蒸らし工程(ステップS03)と、を備える。具体的には、使用者によって操作パネル部53におけるスイッチ55が操作されて「リゾットコース」がメニュー選択され、炊飯開始操作が行われると、その操作信号がMPU41に入力される。そして、マイコン制御装置40がワークコイル64による内鍋10の加熱出力及び加熱時間を制御することにより、以下のリゾット炊飯に係る炊飯工程を実行するのである。
具体的には、ワークコイル64はマイコン制御装置40によって100%の出力で駆動され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量が最大となるように設定される。一方、保温ヒータ65及び蓋ヒータ35は、駆動されない(加熱しない)。ワークコイル64による内鍋10の加熱により、図4中の実線に示す如く内鍋10におけるセンタセンサ66による検知温度が上昇する。また、図4中の一点鎖線に示す如く内鍋10の内部に収容された被調理物の温度も上昇する。
具体的には、マイコン制御装置40によるワークコイル64の駆動が休止され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量がゼロとなるように設定される。保温ヒータ65及び蓋ヒータ35も駆動されない(加熱しない)。即ち、図4に示す如く、休止工程に移行してから第二の所定時間T2が経過するまで、ワークコイル64の駆動による内鍋10を加熱が休止されるのである。本実施形態において第二の所定時間T2は、内鍋10の内部において米粒が静止するまでの時間と、炊き上げ工程で米粒から発生したおねばが内鍋の内部の米粒に戻るまでの時間との合計時間(具体的には数十秒から数分程度)としている。
具体的には、マイコン制御装置40によってワークコイル64が再び駆動され、第二の出力である低出力で内鍋10が断続的に加熱される。即ち、ワークコイル64はマイコン制御装置40によって70%程度の出力で駆動され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量が最大よりもやや小さくなるように設定される。また、マイコン制御装置40によって保温ヒータ65及び蓋ヒータ35が、所定出力にて駆動される。
次に、本発明に係る電気炊飯器の第二実施形態である炊飯器で実行される炊飯工程について、図5及び図6を用いて説明する。なお、本実施形態に係る炊飯器は前記第一実施形態に係る炊飯器1と構成を同じくしているため、その構成の説明は省略する。また、本実施形態における炊飯工程は、前記第一実施形態に係る炊飯器1で実行する炊飯工程における蒸らし工程までは共通するため、蒸らし工程以降の工程を中心に説明する。
具体的には、マイコン制御装置40によってワークコイル64が再び駆動され、低出力で内鍋10が断続的に加熱される。また、マイコン制御装置40によって保温ヒータ65及び蓋ヒータ35が、所定出力にて駆動される。ワークコイル64による内鍋10の断続的な加熱により、図6中の実線に示す如く内鍋10におけるセンタセンサ66による検知温度は所定の温度に維持され、被調理物とソースとが食べごろの温度となるのである。
10 内鍋
40 マイコン制御装置(制御手段)
64 ワークコイル(内鍋加熱手段)
66 センタセンサ(内鍋温度検出手段)
t1 第一の所定温度
T1 第一の所定時間
T2 第二の所定時間
T3 第三の所定時間
Claims (5)
- 米粒と水とを含む被調理物を内部に収容する内鍋と、該内鍋を加熱する内鍋加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱出力及び加熱時間を制御することにより前記被調理物をリゾットに料理するリゾット炊飯工程を実行する制御手段と、を備えた電気炊飯器であって、
前記リゾット炊飯工程は、
前記内鍋温度検出手段が検出する前記内鍋の温度が第一の所定温度に達してから第一の所定時間が経過するまで、前記被調理物を収容した前記内鍋を前記内鍋加熱手段によって第一の出力で加熱することにより、前記リゾット炊飯工程中になくならない量の水の沸騰を維持して米粒を攪拌させる、炊き上げ工程と、
前記炊き上げ工程の終了後、第二の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱を休止することにより、水の沸騰を終了して米粒を静止させる、休止工程と、
前記休止工程の終了後、第三の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段で前記内鍋を前記第一の出力よりも小さい第二の出力で断続的に加熱する、蒸らし工程と、を備える、
ことを特徴とする電気炊飯器。 - 米粒と水とを含む被調理物を内部に収容する内鍋と、該内鍋を加熱する内鍋加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱出力及び加熱時間を制御することにより前記被調理物の調理を行う炊飯工程を実行する制御手段と、を備えた電気炊飯器であって、
前記炊飯工程は、
前記内鍋温度検出手段が検出する前記内鍋の温度が第一の所定温度に達してから第一の所定時間が経過するまで、前記被調理物を収容した前記内鍋を前記内鍋加熱手段によって第一の出力で加熱する、炊き上げ工程と、
前記炊き上げ工程の終了後、第二の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱を休止する、休止工程と、
前記休止工程の終了後、第三の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段で前記内鍋を前記第一の出力よりも小さい第二の出力で断続的に加熱する、蒸らし工程と、を備え、
前記炊飯工程は、
前記蒸らし工程の終了後、前記内鍋温度検出手段が検出する前記内鍋の温度が第二の所定温度に達するまで、前記被調理物と、前記蒸らし工程の終了後に前記内鍋に投入された追加被調理物と、を収容した前記内鍋を前記内鍋加熱手段によって加熱する、再加熱工程を備える、
ことを特徴とする電気炊飯器。 - 前記内鍋加熱手段は電熱ヒータであって、
前記炊き上げ工程において前記内鍋と前記内鍋加熱手段との間に異物が存在することを検知した場合には、前記再加熱工程における第二の所定温度を、該第二の所定温度よりも高い第三の所定温度に変更する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電気炊飯器。 - 米粒と水とを含む被調理物を内部に収容する内鍋と、該内鍋を加熱する内鍋加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する内鍋温度検出手段と、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱出力及び加熱時間を制御することにより前記被調理物の調理を行う制御手段と、を備えた電気炊飯器で行う炊飯方法であって、
前記内鍋温度検出手段が検出する前記内鍋の温度が第一の所定温度に達してから第一の所定時間が経過するまで、前記被調理物を収容した前記内鍋を前記内鍋加熱手段によって第一の出力で加熱する、炊き上げ工程と、
前記炊き上げ工程の終了後、第二の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段による前記内鍋の加熱を休止する、休止工程と、
前記休止工程の終了後、第三の所定時間が経過するまで、前記内鍋加熱手段で前記内鍋を前記第一の出力よりも小さい第二の出力で断続的に加熱する、蒸らし工程と、を備え、
前記蒸らし工程の終了後、前記内鍋温度検出手段が検出する前記内鍋の温度が第二の所定温度に達するまで、前記被調理物と、前記蒸らし工程の終了後に前記内鍋に投入された追加被調理物と、を収容した前記内鍋を前記内鍋加熱手段によって加熱する、再加熱工程を備える、
ことを特徴とする炊飯方法。 - 前記内鍋加熱手段は電熱ヒータであって、
前記炊き上げ工程において前記内鍋と前記内鍋加熱手段との間に異物が存在することを検知した場合には、前記再加熱工程における第二の所定温度を、該第二の所定温度よりも高い第三の所定温度に変更する、
ことを特徴とする請求項4に記載の炊飯方法。
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JP2012005588A JP5966369B2 (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | 電気炊飯器、及び、炊飯方法 |
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JP2013144030A JP2013144030A (ja) | 2013-07-25 |
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Family Applications (1)
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