JP5963081B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、街路灯や防犯灯などの屋外用の照明器具や、駅のプラットホームに設置される照明器具においては、雨水による故障を防ぐために種々の防水構造が採用されている。
例えば、特許文献1には、ケースと、ケース内に収容される発光モジュールおよび電源ユニットとを備える照明器具(防犯灯)が記載されている。発光モジュールは、基板の表面に複数個のLEDチップが実装された光源部と、基板の裏面に接触して設けられるヒートシンクと、基板の表面側を覆う透明のカバーとを備えている。カバーは、アクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂からなり、光源部の防水性を確保するため、基板の表面側を密閉状態で覆うようにヒートシンクの側部に強固にホック止めされている。
特開2011−134517号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、ねじなどを使わずに比較的に簡単にカバーをヒートシンクに取り付けることができる。しかしながら、基板の表面(下面)のみがカバーに覆われているため、カバーに覆われていない基板裏面とヒートシンクの間に雨水が浸入し、発光モジュールの故障などの不具合が生じる虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、組立性と防水性の向上を両立することを目的とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、前記防水部材は、さらに、前記カバーの側面に圧接する1乃至複数のリブが前記側壁部から突設されてなることを特徴とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、前記光源ユニットは、前記取付部材と前記器具本体との間で前記延出部を挟み込むようにして前記器具本体に固定され、前記防水部材は、前記側壁部と前記延出部の結合部分から前記器具本体に向かって突出する突部が設けられてなることを特徴とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、前記光源ユニットは、前記取付部材と前記器具本体との間で前記延出部を挟み込むようにして前記器具本体に固定され、前記器具本体は、前記光源ユニットが固定される面から前記側壁部と前記延出部の結合部分に向かって突出する突起が設けられてなることを特徴とする。
この照明器具において、前記側壁部の先端は、前記延出部に近付くにつれて前記カバーの側面から離れる向きに傾斜した形状に形成されることが好ましい。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、前記側壁部の先端は、前記延出部に近付くにつれて前記カバーの側面から離れる向きに傾斜した形状に形成されることを特徴とする。
この照明器具において、前記防水部材は、前記光源ユニットを挟んで対向する前記側壁部の先端同士の間隔が、前記光源ユニットの前記対向方向の寸法よりも小さい寸法に設定されていることが好ましい。
本発明の照明器具は、光源ユニットの取付部材とカバーとの隙間が防水部材で覆われるため、雨水などが前記隙間から光源ユニット内に浸入することがを防止でき、しかも、防水部材はねじなどを使わずに光源ユニットに容易に装着することができる。その結果、組立性と防水性の向上を両立することがてきるという効果がある。
本発明に係る照明器具の実施形態1を示す横断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の縦断面図である。 同上における防水部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図、(d)は断面図である。 (a)、(b)は同上における防水部材の断面図である。 (a)〜(d)は、同上における光源ユニットと器具本体のねじ止め構造を示す要部断面図である。 本発明に係る照明器具の実施形態2を示す分解斜視図である。 同上の横断面図である。 同上の一部省略した縦断面図である。 同上における防水金具を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は左側面図、(d)は断面図である。
以下、図面を参照し、屋側の天井に配設される照明器具に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。ただし、本実施形態では光源として発光ダイオードを例示するが、発光ダイオード以外の光源、例えば、有機エレクトロルミネセンス素子などが用いられても構わない。
(実施形態1)
本実施形態の照明器具は、図2に示すように複数(図示例では2つ)の光源ユニット1、本体部2及び反射部材3からなる器具本体、電源ユニット4、防水部材5などを備える。
光源ユニット1は、図1に示すように光源10、放熱部材11、絶縁部材12、取付部材13、カバー14などを備える。光源10は、絶縁材料(例えば、セラミック)によって長尺の板状に形成された実装基板100、実装基板100の表面に実装される複数個の発光ダイオード(以下、LEDチップと呼ぶ。)、実装基板100の表面に形成される導電体(図示せず)などを有する。複数個のLEDチップは、実装基板100表面の中央部(図2における左右方向の中央部)に長手方向に沿って等間隔且つ直線状に並べて実装される。また、これらのLEDチップは、透光性を有し且つ蛍光材料が混合された合成樹脂製の封止部材で封止されている。すなわち、LEDチップから放射される光(例えば、青色光)の一部が蛍光材料で波長変換され、波長変換された光(例えば、黄色光)と波長変換されなかった光(青色光)が混ざることにより、光源10から放射される光が全体として白色光となる。
放熱部材11は、長尺の平板状に形成され、絶縁部材12を介して光源10が載置される主片110と、主片110の両端(長手方向に沿った両端)より主片110の厚み方向に延びる一対の側片111とが熱伝導度の高い材料(例えば、アルミ板)によって一体に形成されている。
絶縁部材12は、放熱部材11の主片110と光源10の間に介装される平板部120と、平板部120の両端(長手方向に沿った両端)より光源10に近付く向きに立ち上がる当接部121と、各当接部121の先端より突出する一対の反射部122とが合成樹脂成形体として一体に形成されてなる。一対の反射部122は、当接部121から離れるに従って外側に開くように傾斜し、光源10に対向する下面が反射面となって光源10から放射される光を下方へ反射する。なお、絶縁部材12が放熱部材11の主片110上に載置された状態において、放熱部材11の主片110に設けられた突条部112が挿通される長孔状の挿通孔123が平板部120の中央に貫通している。つまり、挿通孔123に挿通される突条部112が実装基板100に当接し、LEDチップの発する熱が実装基板100から突条部112を通じて放熱部材11に伝導されて放熱される。
取付部材13は、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで略角樋状に形成され、側片111間に収納された状態で放熱部材11に固定される。さらに、取付部材13には取付金具15を用いてレセプタクルコネクタ16が取り付けられている(図3参照)。取付金具15は、レセプタクルコネクタ16を保持する矩形枠状のコネクタ保持部(図示せず)を有して取付部材13の上側に取り付けられる。
レセプタクルコネクタ16は、光源ユニット1の導電体と電気的に接続された電線(図示せず)が接続される接続端子部と、それぞれにプラグコネクタ7が差し込まれる2つのコネクタ接続部とを有している。プラグコネクタ7は電線を介して電源ユニット4に接続されており、プラグコネクタ7がレセプタクルコネクタ16に挿抜自在に差込接続される。すなわち、プラグコネクタ7がレセプタクルコネクタ16に差込接続されることで電源ユニット4と光源ユニット1が電気的に接続され、電源ユニット4から光源ユニット1に給電されて光源10が発光(点灯)するのである。
カバー14は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料により、底部140と底部140の周囲を囲む側部141を有する長尺の矩形箱状に形成されている。また、長手方向に沿った一対の側部141には、放熱部材11の側片111に形成されている複数の係合突起(図示せず)が係脱自在に係合する複数の係合凹部(図示せず)が形成されている。そして、カバー14は光源10、放熱部材11、絶縁部材12、取付部材13を内部に収納するようにして放熱部材11に被着され、放熱部材11の複数の係合突起が側部の係合凹部に係合することで放熱部材11に固定される。
反射部材3は、天井面とほぼ平行になる下底部30と、下底部30の長手方向に沿った端縁より斜め上向きに突出する一対の側壁部31と、下底部30の短手方向に沿った端縁より上向きに突出する一対の終端部32とを有する箱状に形成されている。そして、後述する防水部材5が装着された後、下底部30に取付部材13がねじ止めされることによって下底部30の下面側に2つの光源ユニット1が取り付けられる。ただし、これら2つの光源ユニット1は、長手方向に沿って直線状に並べられた状態に配置される。
また、反射部材3の下底部30は、光源ユニット1の取付金具15及びレセプタクルコネクタ16が挿通される2つの貫通孔33が長手方向の両端にそれぞれ貫設されている(図1参照)。したがって、下底部30の下面側に光源ユニット1が取り付けられると、2つの貫通孔33を通して各光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が取付金具15とともに反射部材3(下底部30)の上面側に配置される(図3参照)。また、下底部30の長手方向の両端にねじ孔34が設けられており、各ねじ孔34に挿通される固定ねじ35によって、反射部材3が本体部2に固定される(図3参照)。
本体部2は、長尺の角樋状に形成された主部20と、主部20の長手方向における両端にそれぞれ配設される2つの固定部21とを有する。主部20は、天井裏に配設されている取付ボルトが挿通されるボルト挿通孔22を有し、ボルト挿通孔22に挿通される取付ボルトにナットが締め付けられることで天井に取り付けられる。また、主部20の底面には、天井に配線されている電源線(図示せず)が導入される導入孔23が長手方向のほぼ中央に設けられる。なお、導入孔23から導入される電源線は電源ユニット4の電源端子部42に接続される。
固定部21は、一対の脚片211と、これら一対の脚片211の下端同士を連結する平板状の固定片210とが金属板を曲げ加工することで一体に形成されてなる。各脚片211は、上端部分に2つの係合孔211Aが設けられている。また、固定片210の中央にねじ孔210Aが貫通している。そして、主部20の長手方向に沿った側壁24から曲げ起こされた2つの係合爪240が各係合孔211Aに係合されることにより、一対の脚片211が側壁24に結合されて固定部21が主部20に取り付けられる。
電源ユニット4は、電源線を介して供給される交流電力を直流電力に変換する電力変換回路等が金属製のケース40に収納され、さらに、防水ケース41に収納された状態で器具本体の本体部2に取り付けられる(図1〜図3参照)。電源ユニット4は、図3に示すように長手方向の一端側に2つの出力端子部43が設けられ、長手方向の他端側に電源端子部42が設けられている。電源ユニット4の各出力端子部43に接続される電線(図示せず)の先端にそれぞれプラグコネクタ7が設けられる。
防水部材5は、図4および図5に示すように下面が開口した扁平な矩形箱状のベース50と、ベース50の長手方向における一端部の上面から突出するボックス51とが弾性を有する材料(例えば、シリコーン樹脂)で一体に形成されてなる。そして、防水部材5は、図1および図3に示すように上面側(取付部材13側)から被せられるように光源ユニット1に装着される。
ベース50は、矩形平板状に形成されて光源ユニット1の上面に密着する主部500と、主部500の周縁から全周に亘って垂下される側壁部501と、主部500と側壁部501の結合部分から主部500の全周に亘って上向きに突出する突部502とを有する。つまり、本実施形態においては、主部500が、側壁部501から延出される延出部に相当する。
主部500は、長手方向に沿って略4等分された位置に、上向きに突出するボス503がそれぞれ設けられている。これら2つのボス503は、取付部材13を反射部材3の下底部30にねじ止めするための固定ねじが挿通される挿通孔503Aが貫通している。
側壁部501は、図5に示すように光源ユニット1のカバー14の側部141に圧接する複数(図示例では2つ)のリブ504が内周面に突設されている。これらのリブ504は、三角柱状であって、側壁部501の内周面から全周に亘り且つ上下に並行して突設されている。ただし、リブ504の数は2つに限定されるものではなく、1つあるいは3つ以上であっても構わない。また、側壁部501の先端(下端)は、主部500に近付くにつれてカバー14の側部141から離れる向きに傾斜した形状に形成されている(図5参照)。なお、長手方向および短手方向に対向する側壁部501同士の間隔は、先端(下端)に近いほど狭くなっており、且つ先端同士の間隔が光源ユニット1の長手方向および短手方向の各寸法よりも小さい寸法に設定されている。
ボックス51は、下面が開口した矩形箱状に形成され、底壁510の長手方向における一端部に一対の電線保持部511が下向きに突設されている(図1参照)。電線保持部511は、断面形状が円形で上下方向に貫通する電線挿通孔511Aと、電線挿通孔511Aの内周面から周方向に沿って突出する複数の突条部511Bとを有し、プラグコネクタ7に接続されている電線が電線挿通孔511Aに挿通される。そして、突条部511Bの先端が電線の被覆に圧接することにより、電線挿通孔511Aに対して電線が抜け止めされるとともに、電線を伝ってボックス51内に水が浸入することが防止される。
而して、光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16にプラグコネクタ7が接続され、プラグコネクタ7に接続されている電線が、電線保持部511の電線挿通孔511Aに挿通されてボックス51の外に引き出される。その後、ベース50の開口内に光源ユニット1の上部を収めるようにして防水部材5が光源ユニット1に装着される(図1参照)。ここで、防水部材5の側壁部501に設けられているリブ504が光源ユニット1のカバー14の側部141に圧接するため、側壁部501とカバー14の側部141との隙間の防水性の向上が図られている。さらに、防水部材5の側壁部501同士の間隔が上述のような寸法に設定されているため、側部141に対するリブ504の圧接力が増大し、さらなる防水性の向上が図られている。ただし、反射部材3の下底部30に形成される凹部の内寸を防水部材5の外寸よりも僅かに小さくし、光源ユニット1に装着された防水部材5を凹部内に収納するようにして下底部30に光源ユニット1を取り付けてもよい。このようにすれば、凹部の内周面に押圧されることで側壁部501とカバー14の側部141との密着度を高めることができる。
上述のように、光源ユニット1の取付部材13(実際は放熱部材11の側片111)とカバー14との隙間が防水部材5で覆われるため、雨水などが前記隙間から光源ユニット1内に浸入することが防止できる。しかも、防水部材5はねじなどを使わずに光源ユニット1に容易に装着することができる。故に、本実施形態の照明器具では、組立性と防水性の向上を両立することができる。
また、光源ユニット1が器具本体(反射部材3)に取り付けられた状態では、防水部材5のベース50上面に形成されている突部502が反射部材3の下底部30の下面に押し付けられる。ここで、下底部30から突部502に作用する押圧力の向きが側壁部501の外側に向くような形状に突部502が形成されているので、前記押圧力によって側壁部501を内側に倒れ込ませることができる。その結果、側部141に対するリブ504の圧接力が増大し、さらなる防水性の向上を図ることができる。なお、防水部材5に突部502を設ける代わりに、器具本体(反射部材3の下底部30)の下面から下向きに突出する突起を形成し、この突起を防水部材5の主部500と側壁部501の結合部分に圧接させてもよい。この場合においても、突起からの押圧力の向きが側壁部501の外側に向くような形状に突起が形成されていれば、前記押圧力によって側壁部501を内側に倒れ込ませることができる。
ここで、本実施形態は屋外又は屋側に設置されるために台風などによる強風に曝される場合がある。そして、防水部材5の側壁部501に強風が当たると、側壁部501が光源ユニット1のカバー14から離れる向きに変位(変形)してしまう虞がある。これに対して本実施形態では、上述したように側壁部501の先端が、主部500に近付くにつれてカバー14の側面(側部141)から離れる向きに傾斜した形状に形成されている。そのため、側壁部501先端の傾斜面501Aに風が当たると、側壁部501をカバー14の側部141に押し付ける向きの力が作用することになり、上述した不具合を回避することができる。
ところで、器具本体(反射部材3)と取付面との隙間から器具本体内に雨水が浸入し、浸入した雨水が本体部2を伝って光源ユニット1の上方に移動して滴下する可能性がある。しかしながら、本実施形態では光源ユニット1の上面全体が防水部材5で覆われているために本体部2から滴下する雨水が光源ユニット1内に浸入することが阻止できる。しかも、光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が防水部材5のボックス51で完全に覆われているので、レセプタクルコネクタ16を通して光源ユニット1内に雨水が浸入することも阻止できる。
さらに、光源ユニット1が器具本体に固定される際、反射部材3の下底部30に設けられたねじ挿通孔300に防水部材5のボス503が挿入され、ボス503の挿通孔503Aに挿通される固定ねじ36が、取付部材13に設けられたねじ孔130にねじ止めされる。このとき、固定ねじ36の頭部がボス503の先端部分に圧接するため、ねじ挿通孔300からの雨水の浸入が防止できる(図6(a)参照)。このような構造とすれば、シール部材付きのねじを固定ねじに用いる場合と比較して、固定ねじ36のコスト削減と組立性の向上が図れるという利点がある。なお、ねじ挿通孔300から突出するボス503の先端と圧接するため、固定ねじ36として頭部の寸法が大きいものを用いる代わりに、ワッシャ付きのねじを用いても構わない(図6(b)参照)。なお、図6(a),(b)に示すように下底部30のねじ挿通孔300がバーリング加工されていれば、ボス503が挿入されていなくとも、ある程度はねじ挿通孔300への雨水の浸入を防ぐことができる。
また、図6(c)に示すように固定ねじ36の頭部に先の尖った突起360を設け、各突起360の先端で下底部30の表面に塗布されている塗膜を削り、反射部材3を形成する金属板に各突起360を接触導通させることが好ましい。すなわち、光源ユニット1の取付部材13と反射部材3とが固定ねじ36を介して電気的に接続されるため、器具本体を介して光源ユニット1の取付部材13や放熱部材11を接地し、感電事故の発生を防ぐことができる。なお、固定ねじ36の頭部に突起360を形成する代わりに、図6(d)に示すように周縁部分の先端が尖っている座金37を介して固定ねじ36でねじ止めしてもよい。この場合、座金37の周縁部分の先端で下底部30の塗膜を削り、固定ねじ36および座金37を介して反射部材3と取付部材13が電気的に接続される。
(実施形態2)
本実施形態は、図7〜図9に示すように複数(図示例では2つ)の光源ユニット1、本体部2及び反射部材3からなる器具本体、電源ユニット4、防水部材5などを備える点で実施形態1と共通している。したがって、実施形態1と形状が異なっていても共通の機能を有する構成要素には同じ符号を付している。
反射部材3は、天井面とほぼ平行になる上底部30と、上底部30の長手方向に沿った端縁より斜め下向きに突出する一対の側壁部31とを有する。そして、上底部30に対して取付部材13がねじ止めされることにより、上底部30の下面側に2つの光源ユニット1が取り付けられる。なお、各側壁部31の先端(下端)が上向きに折り返されている。
また、反射部材3の上底部30は、光源ユニット1の取付金具15及びレセプタクルコネクタ16が挿通される2つの貫通孔33が長手方向の中央において長手方向に並ぶようにそれぞれ貫設されている(図9参照)。したがって、上底部30の下面側に光源ユニット1が取り付けられると、2つの貫通孔33を通して各光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が取付金具15とともに反射部材3(上底部30)の上面側に配置される(図8および図9参照)。
本体部2は、下面が開口した長尺の矩形箱状に形成され、内底面に電源ユニット4が取り付けられ、長手方向に対向する両端面には、反射部材3を固定するための固定部21がそれぞれ突設されている。固定部21にはねじ孔21Aが設けられており、反射部材3の上底部30の長手方向の両端に設けられたねじ挿通孔34に挿通される固定ねじ(図示せず)がねじ孔21Aにねじ込まれることによって、反射部材3が本体部2に固定される。
本体部2の底板20には、天井裏に配設されている取付ボルトが挿通されるボルト挿通孔(図示せず)が貫通し、ボルト挿通孔に挿通される取付ボルトにナットが締め付けられることで本体部2が天井に取り付けられる。また、本体部2の底板20における長手方向の略中央に、防水金具8が取り付けられている。
また、底板20には電源線(図示せず)が導入される導入孔23が長手方向のほぼ中央に設けられる。なお、この導入孔23には合成ゴム製のブッシング230が嵌め込まれており(図9参照)、このブッシング230を介して導入される電源線が電源ユニット4の電源端子部42に接続される。
本実施形態における防水部材5は、ボックス51の代わりに貫通孔33に挿通される枠状の周壁52が形成されている。この周壁52は、図8及び図9に示すように上底部30の上面側に僅かに突出している。したがって、器具本体内に浸入した雨水が上底部30の上面を伝って移動したとしても、周壁52に阻止されて光源ユニット1内に浸入することはない。
防水金具8は、矩形平板状の屋根部80と、屋根部80の周縁から斜め下方向に突出する軒部81,82と、屋根部80の長手方向の両端に設けられた軒部82の先端から上向きに曲げ起こされた一対の脚部83と、各脚部83の先端から外向きに突出する取付部84とを有する(図10参照)。なお、防水金具8は、金属板を曲げ加工することで前記各部80〜84が一体に構成されている。
取付部84にはねじ挿通孔84Aが貫通しており、図9に示すようにねじ貫通孔84Aに挿通される取付ねじ(図示せず)が、本体部2の底板20に貫通されたねじ孔20Aにねじ込まれることで防水金具8が本体部2の底板20に取り付けられる。
而して、器具本体内に露出しているレセプタクルコネクタ16が本体部2の底板20に取り付けられた防水金具8で上方から覆われる(図8及び図9参照)。そのため、器具本体内に浸入した雨水が本体部2の底板20を伝って移動し、滴下したとしても、防水金具8で覆われているレセプタクルコネクタ16に雨水が掛かることがない。また、防水金具8の軒部81,82がレセプタクルコネクタ16の外側に位置しているので、屋根部80に滴下した雨水が軒部81,82を伝って滴下しても、レセプタクルコネクタ16に掛かることはない。
このように本実施形態では、レセプタクルコネクタ16の上方を覆う防水金具8を備えているため、防水部材5のボックス51が不要となる。その結果、防水部材5の製造コストが削減できるという利点がある。さらに、ボックス51の電線保持部511に電線を保持させる作業も不要であるから、照明器具の組立作業の簡素化が図れるという利点もある。
1 光源ユニット
2 本体部(器具本体)
3 反射部材(器具本体)
4 電源ユニット
5 防水部材
10 光源
13 取付部材
14 カバー
500 主部(延出部)
501 側壁部

Claims (6)

  1. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、
    前記防水部材は、さらに、前記カバーの側面に圧接する1乃至複数のリブが前記側壁部から突設されてなることを特徴とする照明器具。
  2. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、
    前記光源ユニットは、前記取付部材と前記器具本体との間で前記延出部を挟み込むようにして前記器具本体に固定され、前記防水部材は、前記側壁部と前記延出部の結合部分から前記器具本体に向かって突出する突部が設けられてなることを特徴とする照明器具。
  3. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、
    前記光源ユニットは、前記取付部材と前記器具本体との間で前記延出部を挟み込むようにして前記器具本体に固定され、前記器具本体は、前記光源ユニットが固定される面から前記側壁部と前記延出部の結合部分に向かって突出する突起が設けられてなることを特徴とする照明器具。
  4. 前記側壁部の先端は、前記延出部に近付くにつれて前記カバーの側面から離れる向きに傾斜した形状に形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の照明器具。
  5. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットとを備え、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有する照明器具であって、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記光源ユニット内への水の浸入を阻止する防水部材を備え、前記防水部材は、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなり、
    前記側壁部の先端は、前記延出部に近付くにつれて前記カバーの側面から離れる向きに傾斜した形状に形成されることを特徴とする照明器具。
  6. 前記防水部材は、前記光源ユニットを挟んで対向する前記側壁部の先端同士の間隔が、前記光源ユニットの前記対向方向の寸法よりも小さい寸法に設定されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の照明器具。
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