JP5387283B2 - ランプ装置および照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は例えば2本の電極ピンを具備したGX53形の口金部を用いたランプ装置および照明器具に関する。
従来より、この種のGX53形の口金部を用いたランプ装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1記載のランプ装置は、全体形状がほぼ偏平円筒形であって、有底偏平円筒状の金属製本体部を具備している。この金属製本体部は、その底部上面側に、左右一対(2本)の電極ピンを有するGX53形の口金を配設し、底部下面側には、口金とは別体であって光源としての平面形の蛍光ランプと、この蛍光ランプを覆うグローブとを配置している。口金の内部には蛍光ランプを点灯させる点灯回路が収容されている。
そして、蛍光ランプの点灯により発生する熱が熱伝導性の高い金属製の本体から外部に放熱され、点灯回路等への熱影響の抑制が図られている。
特開2008−140606号公報 特開2009−199844号公報
しかしながら、これら特許文献1,2記載のランプ装置では、組立性が考慮されていない、という課題がある。例えば金属製の本体に、グローブを取り付ける場合に、これら両者の取付部を接着剤により固着するときには、この取付部外面への接着剤の食み出しによる汚れの発生や、接着剤の自然硬化や熱硬化等の硬化時間の増加が考えられるので、その分、組立作業性や量産性が低くなるという課題が考えられる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、組立性の良好なランプ装置および照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に係るランプ装置は、平面状の光源と;一対の電極ピンを備えた口金部と;この口金部内側に収容された点灯回路と;係合爪が形成された透光性カバーと;平面状の光源が取り付けられる取付部およびこの取付部の周囲を囲むように設けられた外周部を有し、透光性カバーの回転を防止するように前記係合爪に係合する係合部が設けられており、この係合部と係合爪との係合により透光性カバーが光源を覆うように被着され、取付部の反対側には口金部が配設された金属製の本体部と;を具備し、前記光源が配設される基板は、前記口金部とねじによって共締めすることにより前記本体部に取り付けられていることを特徴とする。
ここで、光源としては、平面状に配置可能な蛍光ランプや平面的に構成された発光ダイオード(LED)モジュール、EL(エレクトロルミネセンス)素子等を用いることができる。
口金部は、例えばIECで規格化されているGX53形を用いてもよく、その本体(口金本体)を電気および熱絶縁性を有する合成樹脂、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のエンジニアリングプラスチックにより形成してもよい。
金属製の本体は、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属製で有底偏平円筒状に形成され、その底部裏面側に口金部等を配設し、底部下面側に光源とこの光源を覆う透光性カバーを配設してもよい。なお、光源の光を制光する反射体や、金属製本体部の底部と口金部との間に介在されて、口金部内に収容される点灯回路と金属製本体部の底部とを電気的かつ熱的に絶縁すると共に、光源基板の位置出し等を行う絶縁板を具備してもよい。
透光性カバーは、例えば弾性を有する合成樹脂によりほぼ有底偏平円筒形に形成され、金属製の本体の嵌合端部に嵌合される嵌合部の側周面に、複数個の、例えば直径方向で対向するように左右一対の係合爪を形成し、これら係合爪の幅方向(透光性カバーの周方向)両側、またはその一側に切欠きを形成し、その切欠きに係合する突起を金属製の本体に設けてもよい。これによれば、透光性カバーの係合爪を金属製の本体の係合部に係合させたときに、係合爪の切欠きに金属製の本体部の突起が係合するので、透光性カバーの中心軸回りの回転を防止できる。
また、透光性カバーは、その嵌合端部の側周面に、係合爪から離れた箇所にて切欠きを形成し、この切欠きに係合する凸部を金属製の本体の底部上面上に設けてもよい。これによれば、金属製の本体の凸部が透光性カバーの切欠きに係合するので、透光性カバーの回転を二重に防止できる。
さらに、前記光源が配設される基板は、前記口金部と共締めにより前記本体に取り付けられているので、少ない取付部材により光源、本体部および口金部を一括的にかつ強固に固着することができる。
請求項2に係る照明器具は、請求項1記載のランプ装置と;このランプ装置の口金部が着脱可能に装着されるソケットと;を具備していることを特徴とする。
請求項1に係るランプ装置によれば、本体の係合部に、透光性カバーの係合爪を係合させることにより、この透光性カバーを本体に簡単かつ迅速に取り付けることができる。これにより、ランプ装置の組立性を向上できる。しかも、透光性カバーの回転を防止できるので、中途半端な仮止めを防止できる。
さらに、前記光源が配設される基板は、前記口金部と共締めにより前記本体に取り付けられているので、少ない取付部材により光源、本体部および口金部を一括的にかつ強固に固着することができる。
請求項2に係る照明器具によれば、組立性が良好なランプ装置を具備しているので、照明器具全体としての組立性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るランプ装置の分解斜視図。 組立て後の図1で示すランプ装置とソケット装置を具備した照明器具の斜視図。 図1で示す口金部の上面斜視図。 図1で示す口金部の底面斜視図。 図1で示す中蓋の上面斜視図。 同,中蓋の上面の平面図。 同,中蓋の下面の斜視図。 同,図1で示す金属製の本体の上面斜視図。 同,本体の上面の平面図。 同,本体の下面の底面図。 図10のXI−XI線断面図。 図1で示す透光性カバーの上面の平面図。 図12の右側面図。 図12のXIV−XIV線断面図。 図12のXV−XV線断面図。 図1で示す本体の一実施形態に係る周溝に、透光性カバーの係合爪が係合した状態の部分拡大縦断面図。 図1で示す本体の他の実施形態に係る係合用貫通孔に、透光性カバーの係合爪が係合した状態の部分拡大縦断面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。これらの添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係るランプ装置の分解斜視図、図2はこの図1で示すランプ装置とソケット装置を具備した照明器具の斜視図である。
図2に示すように照明器具1は、偏平円筒状のランプ装置2と、偏平円筒状のソケット装置100とを具備している。ソケット装置100は、例えばダウンライトなどの図示しない器具本体に取り付けられる。なお、以下、これらの上下方向などの方向関係は、ランプ装置2を水平に取り付ける状態を基準として、ソケット装置100側を上側、他面側であるランプ装置2側を下側として説明する。
ソケット装置100は、GX53形口金に対応しているもので、電気絶縁性を有する合成樹脂製で円筒状のソケット装置本体101を有する。このソケット装置本体101は、その中央部に挿通孔102を上下方向に貫通するように形成している。
ソケット装置本体101は、その下面に、その下面中心に対して対称位置にて、一対のソケット部103,103を形成している。これらソケット部103には、接続孔104が形成されているとともに、この接続孔104の内側には電源供給する図示しない受金が配置されている。接続孔104は、ソケット装置本体101の中心に対して同心円となる円弧状の長孔であり、この長孔の一端には拡径部105が一体に連成されている。
そして、図1ないし図3に示すように、ランプ装置2は、その上面側に配置される口金部3、以下、図1中下方に向けて、中蓋4、金属製本体部の一例である金属製カバー5、光源の一例であるLED(発光ダイオード)モジュール基板の基板6、反射体7、透光性カバー8を一体に組み付けている。すなわち、ランプ装置2は、口金部3を中蓋4を介して上面側に取り付ける金属製カバー5、この金属製カバー5の下面側に熱的に接触して取り付けられる基板6、基板6を介在して金属製カバー5に取り付けられる反射体7、金属製カバー5の下面を覆って取り付けられるグローブである透光性カバー8、および口金部3内に配置される点灯装置9を備え、これら各部品は高さ方向の寸法が小さい薄形に形成されている。
口金部3は、例えば、GX53形の口金部構造が採用されており、電気絶縁性を有する合成樹脂製の口金ケース3a、この口金ケース3aの内側から挿入されて上面から上方へ突出する一対の電極ピン3b,3bを備えている。各口金ピン3bは、その径大部3b1とは、軸方向反対側の先端部と、この先端部と径大部3b1との軸方向中間部に形成された大径部とを有し、この大径部は径大部よりも大径に形成されている。口金部3は、取付ボス3f,3fの基板部3c側に、各口金ピン3bの径大部3b1とほぼ同径の挿通孔を形成しており、口金ピン3bの大径部はこの挿通孔よりも若干大きい径に形成されている。したがって、これら口金ピン3b,3bを口金部3の取付ボス3f,3fに取り付ける場合は、各口金ピン3bの径大部3b1を口金部3の基板部3cの底面側(図4では上面側)から取付ボス3f,3f内に挿入し、さらに口金ピン3bの大径部が取付ボス3fの挿通孔の内側に当接するように圧入し、口金ピン3bの先端部を取付ボス3fの内端(図4では上端)よりも内側(同上方)へ突出させた状態で口金ピン3bを基板部3cに固定し、荷重を支持するようになっている。この口金部3の外径は、例えば70〜75mm程度である。
口金ケース3aは、偏平円盤状であって円盤状(環状)の基板部3c、この基板部3cの上面中央から上方へ突出する円筒状の突出部3d、基板部3cの周辺部から下方へ突出する環状の嵌合部3eとが一体に形成されている。図4に示すように基板部3c内面には、一対の電極ピン3b,3bを取り付ける円筒状の一対の取付ボス3f,3f、および複数の挿通孔ボス3g,3gが形成されている。各挿通孔ボス3g,3gは基板3cの中心に対し120°等配位置に配設されている。そして、嵌合部3eが金属製カバー5の上面側に嵌合され、複数のねじ6c,6c,6cが基板6の外周縁3箇所の切欠きから取付部5cの通孔5fを介して基板部3cの外側から各挿通孔ボス3g,3g,3gを通じてねじによる共締めにより固着されることにより、口金ケース3aが金属製カバー5側に固定されている。
一対の電極ピン3b,3bは、ランプ装置2の中心に対して対称位置で、口金ケース3aの基板部3cの上面から突出されている。図3に示すように電極ピン3b,3bの上端部には径大部3b1,3b1が形成されている。そして、各電極ピン3b,3bの径大部3b1をソケット装置100の各接続孔103の拡径部105から挿入し、ランプ装置2を所定角度の例えば10°程度回動させることにより、電極ピン3bが拡径部105から接続孔104に移動し、電極ピン3b,3bが接続孔104の内側に配置される受金に電気的に接続されるとともに、径大部105が接続孔104の縁部に引っ掛かり、ランプ装置2がソケット装置100に保持される。
また、各電極ピン3bは、その軸方向図中下端部(先端部)に形成された小周溝に、点灯装置9の電力入力端側に電気的に接続された図示しないリード線が直接巻き付けられて電気的に接続されるラッピングピンに形成されている。なお、図4中、符号3h,3iは点灯回路9の円形基板の外周縁部に形成された係合部に係止される係止突起である。
図5〜図7に示すように中蓋4は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の電気・熱絶縁性樹脂により有底偏平円筒状に形成され、その円形底部4aの外周には、図1中、上方へ若干立ち上がる環状の嵌合端部4bを一体に形成している。この嵌合溝部4bは、口金部3の図1中、下端の円形開口端部である嵌合部3e内へ深く挿入されて嵌合され、固定される。
中蓋4は、その底部4aに、中心孔4cを形成する一方、その外周部に、口金部3の挿通孔ボス3g,3g,3gの下端部をそれぞれ挿通させる挿通孔4d,4d,4dと矩形のコネクタ挿通孔4eを形成している。コネクタ挿通孔4eは、点灯回路9の図示しない出力側に接続された図示しない被覆電線であるリード線の先端部に接続された角筒状のコネクタであり、このコネクタは後述するLEDモジュール基板6の図示しないソケット、または受電側コネクタに電気的かつ機械的に接続される。
図5,図6に示すように中蓋4は、底部4aの上面上に、一対の電極ピン3b,3bの下端部をそれぞれ挿入させる円筒状で平面形状がほぼC字状の有底カラー4f,4fをそれぞれ立設している。
各カラー4f,4fは各電極ピン3bの軸下端部をそれぞれ挿入させて底部4aの上面で電極ピン3bの下底端を押え支持すると共に、各電極ピン3bの小周溝3b2にラッピング接続された図示しないリード線をC字状開口4f1から外方へ延在させる。
図6に示すようにこれらC字状開口4f1,4f1はコネクタ挿通孔4eに対し背面側に開口しているので、これらC字状開口4f1,4f1を有する電極ピン3b,3b押え用のカラー4e,4e内に嵌入される当該電極ピン3b,3bと、コネクタに接続されるリード線との接触を防止または低減できる。このために、リード線の電気絶縁性を向上できる。
また、図6に示すように中蓋4は、一対の電極ピン3b,3b押え用の一対のカラー4e,4eを、底部4aの上面上で直径方向で対向させると共に、その対向方向外周部に配設することにより、一対の電極ピン3b,3b同士間の離間距離の最大化を図っている。
さらに、これら一対のカラー4e,4e同士が底部4aの直径方向で対向する対向方向に沿う図中水平線の中心に対し、直交する方向の底部4aの外周部に、コネクタ挿通孔4eを配設しているので、一対の電極ピン3b,3bと、コネクタリード線との電気絶縁間距離の最大化を図ることができる。
図7に示すように中蓋4は、底部4aの図中下面に、コネクタ挿通孔4eの下面に、角筒状の保護筒4gを一体に形成している。このために、矩形のコネクタ挿通孔4e内を挿通するリード線がこのコネクタ挿通孔4eの開口端エッジに接触し擦れることによるリード線の損傷を防止または低減できる。また、底部4aの下面には、その外周部において、平面形状が矩形の一対の小突起4h,4hを直径方向で対向する位置に設けている。
また、図8〜図11に示すように金属製カバー5は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導性に優れた金属材料により有底偏平な略円筒状に一体形成されており、略円筒形をなす外周部5aが形成され、この外周部5aは口金部3側である上部側略半分の領域に複数の放熱フィン5b,5b,…が周方向に所要のピッチで全周に亘って形成されている。
外周部5aの内側には上下方向の中間にて、円板状の基板取付部5cが一体に形成され、この基板取付部5cにより仕切られて、金属製カバー5の上面側に口金ケース3aの嵌合部3eが嵌合される口金側空間部5dが形成され、下面側に基板6および反射体7などが配置される光源側空間部5eが形成されている。基板取付部5cの中心部には、反射体7をねじ止めするための複数の取付孔5i,5i,5iが形成されている。この取付孔5eには基板取付部5cの口金ケース3a側から取付ねじが挿通され、この取付ねじが反射体7の外周部に螺着されて反射体7を固定する。反射体7の内側形状との嵌合によって位置決めされた基板6は、反射体7によって挟み込むようにして固定され、基板取付部5cに当接されている。また、基板取付部5cには基板6と点灯装置9とをリード線で接続するための矩形のコネクタ配線孔5gと、中蓋4の一対の小突起4h,4hに嵌合する一対の嵌合孔5h,5hが形成されている。
金属製カバー5の外周部5aの最外径Dは、例えば80〜150mmで、好ましくは85〜100mmであり、具体的な一例としては90mm程度である。また、金属製カバー5の外周部5aの高さhは、5〜25mmで、好ましくは10〜20mmであり、具体的な一例としては17mm程度である。さらに、ランプ装置2への総入力電力Wあたりの外周部5aの外周面の面積である2π(D/2)h/Wは200〜800mm/Wの範囲である。
図10に示すように金属製カバー5は、その基板取付部5cの図中下面側に、上記口金部3の3本の挿通孔ボス3g,3g,3gを挿通する図示しない取付ねじをねじ止めするねじ孔5i,5i,5iを有する平面形状がほぼ半円状のねじ孔ボス5j,5j,5jを形成している。
そして、図11に示すように外周部5aは、その光源側空間部5e側の内周面の軸方向(図11中上下方向)中間部に、係合部の一例である所要幅の周溝5lを形成している。この周溝5lは、例えば旋盤の中ぐりバイトによるアンダーカット加工により1周形成されている。基板取付部5cの厚さが薄い場合でもねじ孔5iの強度を各ねじ孔ボス5jにより補強できる。また、基板取付部5cの図中下面の外周部には、その直径方向で対向する小形の一対の係止突起5k,5kをそれぞれ突設している。
また、図2に示すように基板6は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導性に優れた金属材料により平盤状であって円盤状に形成された基板本体6aを有する。この基板本体6aの下面には絶縁層を介して配線パターンが形成され、この配線パターン上に複数のチップ状LED素子である複数のLED6b,6b,…が電気的および機械的に接続配置されている。基板本体6aは、金属製カバー5とこの金属製カバー5に対してねじ止めされる反射体7との間に挟み込まれることにより、金属製カバー5の基板取付部5cの下面に面接触状態に密着して熱伝導可能に取り付けられている。
LED6b,6b,…は、金属製カバー5の中心点を中心とする周方向に沿って、基板本体6a上に複数個、例えば7個実装されている。
また、反射体7は、例えば、合成樹脂材料により形成され、表面が白色の鏡面などの反射効率の高い反射面に形成されている。反射体7は有底偏平円筒状の本体7aを有し、この本体7aの底部7bに、各LED6bの設置箇所に対応する投光開口7cをそれぞれ形成している。これら各投光開口7の内側には、これら投光開口7cに各LED6からの光を導光する円筒体(図示せず)を配設している。
反射体7は、基板6を介在して金属製カバー5の下面に配置され、図示しない取付ねじにより金属製カバー5のねじ孔5i,5i,5iにねじ止めされて、締め付け固定されている。この反射体7を金属製カバー5に締め付け固定することにより、反射体7と金属製カバー5との間に基板6を挟み込んで、基板6を金属製カバー5の基板取付部5cに密着させている。
図12,図13に示すように、透光性カバー8は、透光性を有する透明あるいは光拡散性を有するPC(ポリカーボネート)等の合成樹脂材料により有底偏平円筒状に形成されている。透光性カバー8は底部である円板状の前面部8aと、この前面部8aの外周縁部に設けられた円筒状の側面部8bを有し、側面部8bには金属製カバー5の外周部5aの内側に嵌合する嵌合部8cが形成されている。
図12〜図14に示すように透光性カバー8は、嵌合部8cの下端部に、一対の係合爪8d,8dと複数の矩形の係止凹部8e,8eをそれぞれ形成している。
図13に示すように各係止凹部8eは、嵌合部8cの下端側を切欠いて開口し、図12に示すように底部である前面部8aの中心に対して中心角120°置きに配設されている。
図12〜図14に示すように一対の係合爪8d,8dは嵌合部8cの直径方向で対向し、これらの図中下端部にて外方へ楔状に突出する係止突部8d1,8d1を一対に突設している。
また、図15に示すように、嵌合部8cは、各係止爪8d,8dの幅方向(嵌合部8cの周方向)両側にて、図15中左右一対の切欠き8d2,8d2を形成し、透光性カバー8が金属製カバー5の光源空間部5e側に取り付けられたときに、これら切欠き8d2,8d2内に、金属製カバー5の一対の係止突起5k,5kがそれぞれ嵌入し、係止することにより、透光性カバー8が金属製カバー5に装着された後は、透光性カバー8がその中心軸回りに回転しないようになっている。
また、透光性カバー8が金属製カバー5に装着されたときに、この透光性カバー8の各係止凹部8e内に金属製カバー5のねじ孔ボス5jが嵌入して透光性カバー8がその中心軸回りに回転しないようになっている。
このように透光性カバー8が金属製カバー5に装着された状態では、各係合爪8dのほぼ直上に、口金部3の電極ピン3b,3bがそれぞれ位置されるようになっている。
そして、図13,図14に示すように透光性カバー8は、前面部8aの外面の外周部上に、滑り止め用の左右一対の小突起部8f,8fを突設している。これら小突起部8fは球状または半球状等所要形状の複数の小突起を例えば矩形等所要形状により配設し、人の指先により知覚できる大きさと形状に形成され、左右一対の係合爪8d,8dの上方にそれぞれ形成されている。このために、透光性カバー8を金属製カバー5に装着する際に透光性カバー8の一対の小突起部8f,8f上に指先を当てて支持することにより、小形軽量の透光性カバー8が指先から滑り落ちたりずれることを防止または低減できる。また、これら小突起部8f,8fは係合爪8d,8dのほぼ直上にあり、さらに、これら係合爪8d,8dの直上には電極ピン3b,3bがそれぞれあるので、組み上がったランプ装置2の電極ピン3b,3bをソケット装置100の各接続孔103内に挿入するときの電極ピン3b,3bの位置を小突起部8f,8fの位置からその直上に推測することできる。このために、電極ピン3b,3bを接続孔105に挿入する際の挿入が容易となり、透光性カバー8を所要角回動させるときの滑りを防止できる。
図16は、透光性カバー8が金属製カバー5の光源側空間部5e側に装着されたときに、この透光性カバー8の係合爪8dが金属製カバー5の周溝5lに係合した状態を示す。
なお、この周溝5lは、図17で示す貫通孔5mに置換してもよい。すなわち、図17に示すように金属製カバー5の基板取付部5cに、その透光性カバー8を取り付ける側、すなわち、図17中、下面側から、その裏面側(図中上面側)へ貫通する貫通孔5mを隣り合うフィン5b同士の間隙にて形成する。この貫通孔5mは基板取付部5cの厚さ方向内周部を軸方向中間部まで延在して終端し、この終端部から図中下端部までは内方へ突出する係止突部5m1として形成される。この係止突部5m1に係合爪8dが係合される。
そして、このように構成されたランプ装置2をソケット装置100に装着する場合は、図2に示すようにランプ装置2の各電極ピン3bをソケット装置100の各接続孔103の拡径部105に下方から挿入する。この後ランプ装置2を装着方向へ回動させて、各電極ピン3bを各拡径部105から各接続孔103に移動させることにより、各電極ピン3bがソケット装置100の受金に電気的に接触されるとともに、各電極ピン3bの径大部3b1が各接続孔103の縁部に引っ掛かり、ランプ装置2をソケット装置100に装着できる。
ランプ装置2をソケット装置100に装着した状態では、ランプ装置2の突出部3dがソケット装置100の挿通孔102に挿入される。このとき、突出部3dの端面や金属製カバー5が図示しない器具本体に熱伝導可能に密着されることにより、ランプ装置2の熱を器具本体へ逃すことができる。これにより放熱性を向上できる。
また、ランプ装置2のLED6bの点灯時においては、LED6bの発生する熱が基板6aから金属製カバー5の基板取付部5cに熱伝導される。さらに、この基板取付部5cから外周部5aに熱伝導される。この金属製カバー5の外周部5aに熱伝導された熱は、外周部5aの外周面から大気中へ効率よく放熱される。特に、外周部5aに放熱フィン5bを設けているため、外周部5aの表面積が平面に比べて増加し、放熱効率を向上できる。なお、放熱性能が満足するものであれば、外周部5aには放熱フィン5bを設けず、平坦な側面としてもよい。
そして、このランプ装置2によれば、本体である金属製カバー5の係合部である外周部5aに、透光性カバー8の嵌合部8cを嵌入させることにより、この透光性カバー8の各係合爪8d,8dが金属製カバー5の周溝5lに係合され。これにより、この透光性カバー8を金属製カバー5に簡単かつ迅速に取り付けることができる。これにより、ランプ装置2の組立性を向上できる。しかも、このような透光性カバー8の装着時には、透光性カバー8の回転を防止できるので、中途半端な仮止めによる透光性カバー8の落下等の事故を防止できる。
また、金属製カバー5の係合部である外周部5aがその嵌合端部である外周部5aの内周面に全周に亘って形成された周溝5lであるので、透光性カバー8の係合爪8dを金属製カバー5の嵌合部の全周のいずれの箇所にも係合させることができる。
さらに、金属製カバー5の係合部が基板取付部5cの表面側から裏面側に貫通する貫通孔5mである場合には、この貫通孔5mを金属製カバー5の成型用の金型により一体に形成できる。このために、コスト低減を図ることができる。
また、LED基板6は、取付ねじにより口金部3と共締めにより金属製カバー5に取り付けられるので、これら金属製カバー5、基板6および口金部3、またはこれらの間に介在される中蓋4等をほぼ同時に固定することができる。これにより、ランプ装置2の組立性をさらに向上できる。
さらに、照明器具1によれば、組立性が良好なランプ装置2を具備しているので、照明器具1全体としての組立性の向上を図ることができる。
1…照明器具、2…ランプ装置、3…口金部、4…中蓋、4e…コネクタ挿通孔、4f…電極ピン押え用カラー、4g…保護筒、5…金属製カバー、5a…外周部(嵌合部)、5c…基板取付部、5j…ねじ孔ボス、5k…係止突部、5l…周溝、5m…貫通孔、6…基板、6b…LED、7…反射体、8…透光性カバー、8c…嵌合部、8d…係合爪、8d1,8d1…一対の切欠き、8e…係止凹部。

Claims (2)

  1. 平面状の光源と;
    一対の電極ピンを備えた口金部と;
    この口金部内側に収容された点灯回路と;
    係合爪が形成された透光性カバーと;
    平面状の光源が取り付けられる取付部およびこの取付部の周囲を囲むように設けられた外周部を有し、透光性カバーの回転を防止するように前記係合爪に係合する係合部が設けられており、この係合部と係合爪との係合により透光性カバーが光源を覆うように被着され、取付部の反対側には口金部が配設された金属製の本体部と;
    具備し、
    前記光源が配設される基板は、前記口金部とねじによって共締めすることにより前記本体部に取り付けられていることを特徴とするランプ装置。
  2. 請求項1記載のランプ装置と;
    このランプ装置の口金部が着脱可能に装着されるソケットと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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