JP5963082B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5963082B2
JP5963082B2 JP2012158478A JP2012158478A JP5963082B2 JP 5963082 B2 JP5963082 B2 JP 5963082B2 JP 2012158478 A JP2012158478 A JP 2012158478A JP 2012158478 A JP2012158478 A JP 2012158478A JP 5963082 B2 JP5963082 B2 JP 5963082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
light source
source unit
fixture
supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012158478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014022139A (ja
Inventor
浩和 三枝
浩和 三枝
久典 村上
久典 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2012158478A priority Critical patent/JP5963082B2/ja
Publication of JP2014022139A publication Critical patent/JP2014022139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5963082B2 publication Critical patent/JP5963082B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、街路灯や防犯灯などの屋外用の照明器具や、駅のプラットホームに設置される照明器具においては、雨水による故障を防ぐために種々の防水構造が採用されている。
例えば、特許文献1には、ケースと、ケース内に収容される発光モジュールおよび電源ユニットとを備える照明器具(防犯灯)が記載されている。発光モジュールは、基板の表面に複数個のLEDチップ並びに給電用のコネクタが実装された光源部と、基板の裏面に接触して設けられるヒートシンクと、基板の表面側を覆う透明のカバーとを備えている。カバーは、アクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂からなり、光源部の防水性を確保するため、基板の表面側を密閉状態で覆うようにヒートシンクの側部に強固にホック止めされている。
また、ケースは、発光モジュール並びに電源ユニットが取り付けられるベースケース部材と、発光モジュール並びに電源ユニットを上から覆うようにベースケース部材に固定される箱形のカバーケース部材とで構成される。
特開2011−134517号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、コネクタが基板の表面にLEDチップと並べて実装されているため、コネクタを実装するスペースの分だけ基板が大きくなってしまう。これに対して、基板を小型化するために給電用のコネクタを基板の裏面側に実装した場合、例えば、カバーケース部材の天面から滴下した水(雨水や結露水など)がコネクタにかかってしまう虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、器具本体内に浸入した水分に対する防水性能の向上を図ることを目的とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、前記光源ユニットは、前記器具本体に設けられる貫通孔を通して前記コネクタが前記器具本体内に収納されるものであり、前記器具本体と前記光源ユニットとの間に介装される防水部材を備え、前記阻止手段は、前記防水部材に突設されて前記貫通孔に挿通されるリブからなることを特徴とする。
この照明器具において、前記滴下防止手段は、前記リブと一体に形成されて前記コネクタを上方から覆う屋根部であることが好ましい。
この照明器具において、前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有し、前記防水部材は、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記カバー内への水の浸入を阻止するものであって、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなることが好ましい。
この照明器具において、前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記コネクタに支持される支持部とが合成樹脂材料で一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることが好ましい。
この照明器具において、前記軒部と前記器具本体との間の隙間を塞ぐパッキンを備えることが好ましい。
この照明器具において、前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記器具本体に支持される支持部とが一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることが好ましい。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記コネクタに支持される支持部とが合成樹脂材料で一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする。
この照明器具において、前記軒部と前記器具本体との間の隙間を塞ぐパッキンを備えることが好ましい。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記器具本体に支持される支持部とが一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、器具本体内に浸入した水分に対する防水性能の向上を図ることができるという効果がある。
本発明に係る照明器具の実施形態1を示す横断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の横断面図である。 同上の一部省略した縦断面図である。 同上における防水金具を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は左側面図、(d)は断面図である。 同上における滴下防止手段の別の構成を示す一部省略した縦断面図である。 (a)、(b)は同上における滴下防止手段のさらに別の構成を示す一部省略した縦断面図である。 本発明に係る照明器具の実施形態2を示す分解斜視図である。 同上の横断面図である。 同上の縦断面図である。 同上における防水部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図、(d)は断面図である。 (a)〜(d)は、同上における光源ユニットと器具本体のねじ止め構造を示す要部断面図である。
以下、図面を参照し、屋側の天井に配設される照明器具に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。ただし、本実施形態では光源として発光ダイオードを例示するが、発光ダイオード以外の光源、例えば、有機エレクトロルミネセンス素子などが用いられても構わない。
(実施形態1)
本実施形態の照明器具は、図2に示すように複数(図示例では2つ)の光源ユニット1、本体部2及び反射部材3からなる器具本体、電源ユニット4、防水部材5、防水金具8などを備える。
光源ユニット1は、図3及び図4に示すように光源10、放熱部材11、絶縁部材12、取付部材13、カバー14などを備える。光源10は、絶縁材料(例えば、セラミック)によって長尺の板状に形成された実装基板100、実装基板100の表面に実装される複数個の発光ダイオード(以下、LEDチップと呼ぶ。)、実装基板100の表面に形成される導電体(図示せず)などを有する。複数個のLEDチップは、実装基板100表面の中央部(図3における左右方向の中央部)に長手方向に沿って等間隔且つ直線状に並べて実装される。また、これらのLEDチップは、透光性を有し且つ蛍光材料が混合された合成樹脂製の封止部材で封止されている。すなわち、LEDチップから放射される光(例えば、青色光)の一部が蛍光材料で波長変換され、波長変換された光(例えば、黄色光)と波長変換されなかった光(青色光)が混ざることにより、光源10から放射される光が全体として白色光となる。
放熱部材11は、長尺の平板状に形成され、絶縁部材12を介して光源10が載置される主片110と、主片110の両端(長手方向に沿った両端)より主片110の厚み方向に延びる一対の側片111とが熱伝導度の高い材料(例えば、アルミ板)によって一体に形成されている。
絶縁部材12は、放熱部材11の主片110と光源10の間に介装される平板部120と、平板部120の両端(長手方向に沿った両端)より光源10に近付く向きに立ち上がる当接部121と、各当接部121の先端より突出する一対の反射部122とが合成樹脂成形体として一体に形成されてなる。一対の反射部122は、当接部121から離れるに従って外側に開くように傾斜し、光源10に対向する下面が反射面となって光源10から放射される光を下方へ反射する。なお、絶縁部材12が放熱部材11の主片110上に載置された状態において、放熱部材11の主片110に設けられた突条部112が挿通される長孔状の挿通孔123が平板部120の中央に貫通している。つまり、挿通孔123に挿通される突条部112が実装基板100に当接し、LEDチップの発する熱が実装基板100から突条部112を通じて放熱部材11に伝導されて放熱される。
取付部材13は、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで略角樋状に形成され、側片111間に収納された状態で放熱部材11に固定される。さらに、取付部材13には取付金具15を用いてレセプタクルコネクタ16が取り付けられている。取付金具15は、レセプタクルコネクタ16を保持する矩形枠状のコネクタ保持部(図示せず)を有して取付部材13の上側に取り付けられる。
レセプタクルコネクタ16は、光源ユニット1の導電体と電気的に接続された電線(図示せず)が接続される接続端子部と、それぞれにプラグコネクタ7が差し込まれる2つのコネクタ接続部とを有している。プラグコネクタ7は電線を介して電源ユニット4に接続されており、プラグコネクタ7がレセプタクルコネクタ16に挿抜自在に差込接続される。すなわち、プラグコネクタ7がレセプタクルコネクタ16に差込接続されることで電源ユニット4と光源ユニット1が電気的に接続され、電源ユニット4から光源ユニット1に給電されて光源10が発光(点灯)するのである。
カバー14は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料により、底部140と底部140の周囲を囲む側部141を有する長尺の矩形箱状に形成されている。また、長手方向に沿った一対の側部141には、放熱部材11の側片111に形成されている複数の係合突起(図示せず)が係脱自在に係合する複数の係合凹部(図示せず)が形成されている。そして、カバー14は光源10、放熱部材11、絶縁部材12、取付部材13を内部に収納するようにして放熱部材11に被着され、放熱部材11の複数の係合突起が側部の係合凹部に係合することで放熱部材11に固定される。
反射部材3は、天井面とほぼ平行になる上底部30と、上底部30の長手方向に沿った端縁より斜め下向きに突出する一対の側壁部31とを有する。そして、上底部30に対して取付部材13がねじ止めされることにより、上底部30の下面側に2つの光源ユニット1が取り付けられる。なお、各側壁部31の先端(下端)が上向きに折り返されている。
また、反射部材3の上底部30は、光源ユニット1の取付金具15及びレセプタクルコネクタ16が挿通される2つの貫通孔33が長手方向の中央において長手方向に並ぶようにそれぞれ貫設されている(図4参照)。したがって、上底部30の下面側に光源ユニット1が取り付けられると、2つの貫通孔33を通して各光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が取付金具15とともに反射部材3(上底部30)の上面側に配置される(図1および図4参照)。
本体部2は、下面が開口した長尺の矩形箱状に形成され、内底面に電源ユニット4が取り付けられ、長手方向に対向する両端面には、反射部材3を固定するための固定部21がそれぞれ突設されている。固定部21にはねじ孔21Aが設けられており、反射部材3の上底部30の長手方向の両端に設けられたねじ挿通孔34に挿通される固定ねじ(図示せず)がねじ孔21Aにねじ込まれることによって、反射部材3が本体部2に固定される。
本体部2の底板20には、天井裏に配設されている取付ボルトが挿通されるボルト挿通孔(図示せず)が貫通し、ボルト挿通孔に挿通される取付ボルトにナットが締め付けられることで本体部2が天井に取り付けられる。また、本体部2の底板20における長手方向の略中央に、防水金具8が取り付けられている。
また、底板20には電源線(図示せず)が導入される導入孔23が長手方向のほぼ中央に設けられる。なお、この導入孔23には合成ゴム製のブッシング230が嵌め込まれており(図4参照)、このブッシング230を介して導入される電源線が電源ユニット4の電源端子部42に接続される。
防水部材5は、図3および図4に示すように下面が開口した扁平な矩形箱状のベース50と、ベース50の長手方向における一端部の上面から突出するリブ(周壁)52とが弾性を有する材料(例えば、シリコーン樹脂)で一体に形成されてなる。そして、防水部材5は、図1および図3に示すように上面側(取付部材13側)から被せられるように光源ユニット1に装着される。
ベース50は、矩形平板状に形成されて光源ユニット1の上面に密着する主部500と、主部500の周縁から全周に亘って垂下される側壁部501とを有する。つまり、本実施形態においては、主部500が、側壁部501から延出される延出部に相当する。
主部500は、長手方向に沿って略4等分された位置に、取付部材13を反射部材3の下底部30にねじ止めするための固定ねじが挿通される挿通孔503Aが貫通している。
上述のように、光源ユニット1の取付部材13(実際は放熱部材11の側片111)とカバー14との隙間が防水部材5で覆われるため、雨水などが前記隙間から光源ユニット1内に浸入することが防止できる。しかも、防水部材5はねじなどを使わずに光源ユニット1に容易に装着することができる。すなわち、本実施形態においては、防水部材5の周壁52が、器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段に相当する。
防水金具8は、矩形平板状の屋根部80と、屋根部80の周縁から斜め下方向に突出する軒部81,82と、屋根部80の長手方向の両端に設けられた軒部82の先端から上向きに曲げ起こされた一対の脚部83と、各脚部83の先端から外向きに突出する取付部84とを有する(図5参照)。なお、防水金具8は、金属板を曲げ加工することで前記各部80〜84が一体に構成されている。
取付部84にはねじ挿通孔84Aが貫通しており、図4に示すようにねじ貫通孔84Aに挿通される取付ねじ(図示せず)が、本体部2の底板20に貫通されたねじ孔20Aにねじ込まれることで防水金具8が本体部2の底板20に取り付けられる。
而して、器具本体内に露出しているレセプタクルコネクタ16が本体部2の底板20に取り付けられた防水金具8で上方から覆われる(図1及び図4参照)。そのため、器具本体内に浸入した雨水が本体部2の底板20を伝って移動し、滴下したとしても、防水金具8で覆われているレセプタクルコネクタ16に雨水が掛かることがない。つまり、本実施形態では防水金具8が滴下防止手段に相当する。また、防水金具8の軒部81,82がレセプタクルコネクタ16の外側(遠方)に位置しているので、屋根部80に滴下した雨水が軒部81,82を伝って滴下しても、レセプタクルコネクタ16に掛かることはない。
上述のように本実施形態は、滴下防止手段(防水金具8)と阻止手段(防水部材5の周壁52)を備えているので、器具本体内に浸入した水分に対する防水性能の向上を図ることができる。ただし、阻止手段は必ずしも防水部材5と一体に形成される必要は無く、例えば、反射部材3における貫通孔33の周囲を曲げ起こすことでリブ(壁)が形成されてもよい。あるいは、別部品として形成されたリブ(壁)が反射部材3の上底部30に接合(溶接)されてもよい。
また、防水金具8の各脚部83に丸孔83Aが貫通している。図示は省略しているが、嵌合部付きの結束バンドの嵌合部が丸孔83Aに嵌合され、プラグコネクタ7に接続される電線が結束バンドで結束されて防水金具8に保持される。このとき、脚部83の下端に引っ掛けるようにして電線を防水金具8に保持させれば、器具本体内に浸入した雨水が電線を伝ってコネクタ(レセプタクルコネクタ16及びプラグコネクタ7)まで達することが抑制できる。
ここで、防水金具8に代えて、図6(a)に示すように本体部2の底板20から下方に向かって突出するリブ200を設け、底板20の下面に沿って移動する水をリブ200で堰き止めることにより、コネクタへの滴下を防止することも可能である。
また、金属製の防水金具8に代えて、合成樹脂材料製の滴下防止部材9を備えてもよい。滴下防止部材9は、図7(a)に示すようにレセプタクルコネクタ16を上方から覆う板状の屋根部90と、屋根部90の両端から下方へ突出する一対の板状の軒部91と、レセプタクルコネクタ16に支持される支持部92とを有する。支持部92は、屋根部90の下面中央から下方に突出し、先端(下端)に設けられている一対の爪92Aが係合することでレセプタクルコネクタ16に支持される。ただし、軒部91の先端(下端)は、レセプタクルコネクタ16に対して、防水部材5の周壁52よりも遠方に配置される。この滴下防止部材9は、ねじを使わずにレセプタクルコネクタ16に簡単に取り付けることができるから、本体部2にねじ止めしなければならない防水金具8と比較して、組立作業が簡素化できるという利点がある。
さらに、図7(b)に示すように、各軒部91と器具本体(反射部材3の上底部30)との間の隙間を塞ぐパッキン93を備えてもよい。このように各軒部91と器具本体との間の隙間をパッキン93で塞げば、レセプタクルコネクタ16まで水が進行することが確実に防止できる。
(実施形態2)
本実施形態は、図8〜図11に示すように複数(図示例では2つ)の光源ユニット1、本体部2及び反射部材3からなる器具本体、電源ユニット4、防水部材5などを備える点で実施形態1と共通している。したがって、実施形態1と形状が異なっていても共通の機能を有する構成要素には同じ符号を付している。
反射部材3は、天井面とほぼ平行になる下底部30と、下底部30の長手方向に沿った端縁より斜め上向きに突出する一対の側壁部31と、下底部30の短手方向に沿った端縁より上向きに突出する一対の終端部32とを有する箱状に形成されている。そして、防水部材5が装着された後、下底部30に取付部材13がねじ止めされることによって下底部30の下面側に2つの光源ユニット1が取り付けられる。ただし、これら2つの光源ユニット1は、長手方向に沿って直線状に並べられた状態に配置される。
また、反射部材3の下底部30は、光源ユニット1の取付金具15及びレセプタクルコネクタ16が挿通される2つの貫通孔33が長手方向の両端にそれぞれ貫設されている(図9参照)。したがって、下底部30の下面側に光源ユニット1が取り付けられると、2つの貫通孔33を通して各光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が取付金具15とともに反射部材3(下底部30)の上面側に配置される(図10参照)。また、下底部30の長手方向の両端にねじ孔34が設けられており、各ねじ孔34に挿通される固定ねじ35によって、反射部材3が本体部2に固定される。
本体部2は、長尺の角樋状に形成された主部20と、主部20の長手方向における両端にそれぞれ配設される2つの固定部21とを有する。主部20は、天井裏に配設されている取付ボルトが挿通されるボルト挿通孔22を有し、ボルト挿通孔22に挿通される取付ボルトにナットが締め付けられることで天井に取り付けられる。また、主部20の底面には、天井に配線されている電源線(図示せず)が導入される導入孔23が長手方向のほぼ中央に設けられる。
固定部21は、一対の脚片211と、これら一対の脚片211の下端同士を連結する平板状の固定片210とが金属板を曲げ加工することで一体に形成されてなる。各脚片211は、上端部分に2つの係合孔211Aが設けられている。また、固定片210の中央にねじ孔210Aが貫通している。そして、主部20の長手方向に沿った側壁24から曲げ起こされた2つの係合爪240が各係合孔211Aに係合されることにより、一対の脚片211が側壁24に結合されて固定部21が主部20に取り付けられる。
本実施形態における防水部材5は、周壁52の代わりに貫通孔33に挿通される箱状のボックス51がベース50と一体に形成されている。
ボックス51は、下面が開口した矩形箱状に形成され、底壁510の長手方向における一端部に一対の電線保持部511が下向きに突設されている(図9参照)。電線保持部511は、断面形状が円形で上下方向に貫通する電線挿通孔511Aと、電線挿通孔511Aの内周面から周方向に沿って突出する複数の突条部511Bとを有し、プラグコネクタ7に接続されている電線が電線挿通孔511Aに挿通される。そして、突条部511Bの先端が電線の被覆に圧接することにより、電線挿通孔511Aに対して電線が抜け止めされるとともに、電線を伝ってボックス51内に水が浸入することが防止される。
側壁部501は、図11に示すように光源ユニット1のカバー14の側部141に圧接する複数(図示例では2つ)のリブ504が内周面に突設されている。これらのリブ504は、三角柱状であって、側壁部501の内周面から全周に亘り且つ上下に並行して突設されている。ただし、リブ504の数は2つに限定されるものではなく、1つあるいは3つ以上であっても構わない。また、側壁部501の先端(下端)は、主部500に近付くにつれてカバー14の側部141から離れる向きに傾斜した形状に形成されている(図9参照)。なお、長手方向および短手方向に対向する側壁部501同士の間隔は、先端(下端)に近いほど狭くなっており、且つ先端同士の間隔が光源ユニット1の長手方向および短手方向の各寸法よりも小さい寸法に設定されている。
而して、光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16にプラグコネクタ7が接続され、プラグコネクタ7に接続されている電線が、電線保持部511の電線挿通孔511Aに挿通されてボックス51の外に引き出される。その後、ベース50の開口内に光源ユニット1の上部を収めるようにして防水部材5が光源ユニット1に装着される(図9参照)。ここで、防水部材5の側壁部501に設けられているリブ504が光源ユニット1のカバー14の側部141に圧接するため、側壁部501とカバー14の側部141との隙間の防水性の向上が図られている。さらに、防水部材5の側壁部501同士の間隔が上述のような寸法に設定されているため、側部141に対するリブ504の圧接力が増大し、さらなる防水性の向上が図られている。
また、光源ユニット1が器具本体(反射部材3)に取り付けられた状態では、防水部材5のベース50上面に形成されている突部502が反射部材3の下底部30の下面に押し付けられる。ここで、下底部30から突部502に作用する押圧力の向きが側壁部501の外側に向くような形状に突部502が形成されているので、前記押圧力によって側壁部501を内側に倒れ込ませることができる。その結果、側部141に対するリブ504の圧接力が増大し、さらなる防水性の向上を図ることができる。
ところで、防水部材5の側壁部501に強風が当たると、側壁部501が光源ユニット1のカバー14から離れる向きに変位(変形)してしまう虞がある。これに対して本実施形態では、上述したように側壁部501の先端が、主部500に近付くにつれてカバー14の側面(側部141)から離れる向きに傾斜した形状に形成されている。そのため、側壁部501先端の傾斜面501Aに風が当たると、側壁部501をカバー14の側部141に押し付ける向きの力が作用することになり、上述した不具合を回避することができる。
上述のように本実施形態では、光源ユニット1のレセプタクルコネクタ16が防水部材5のボックス51で完全に覆われているので、レセプタクルコネクタ16を通して光源ユニット1内に雨水が浸入することが阻止できる。
また、光源ユニット1が器具本体に固定される際、反射部材3の下底部30に設けられたねじ挿通孔300に防水部材5のボス503が挿入され、ボス503の挿通孔503Aに挿通される固定ねじ36が、取付部材13に設けられたねじ孔130にねじ止めされる。このとき、固定ねじ36の頭部がボス503の先端部分に圧接するため、ねじ挿通孔300からの雨水の浸入が防止できる(図12(a)参照)。このような構造とすれば、シール部材付きのねじを固定ねじに用いる場合と比較して、固定ねじ36のコスト削減と組立性の向上が図れるという利点がある。なお、ねじ挿通孔300から突出するボス503の先端と圧接するため、固定ねじ36として頭部の寸法が大きいものを用いる代わりに、ワッシャ付きのねじを用いても構わない(図12(b)参照)。なお、図12(a),(b)に示すように下底部30のねじ挿通孔300がバーリング加工されていれば、ボス503が挿入されていなくとも、ある程度はねじ挿通孔300への雨水の浸入を防ぐことができる。
また、図12(c)に示すように固定ねじ36の頭部に先の尖った突起360を設け、各突起360の先端で下底部30の表面に塗布されている塗膜を削り、反射部材3を形成する金属板に各突起360を接触導通させることが好ましい。すなわち、光源ユニット1の取付部材13と反射部材3とが固定ねじ36を介して電気的に接続されるため、器具本体を介して光源ユニット1の取付部材13や放熱部材11を接地し、感電事故の発生を防ぐことができる。なお、固定ねじ36の頭部に突起360を形成する代わりに、図12(d)に示すように周縁部分の先端が尖っている座金37を介して固定ねじ36でねじ止めしてもよい。この場合、座金37の周縁部分の先端で下底部30の塗膜を削り、固定ねじ36および座金37を介して反射部材3と取付部材13を電気的に接続される。
1 光源ユニット
2 本体部(器具本体)
3 反射部材(器具本体)
4 電源ユニット
8 防水金具(滴下防止手段)
10 光源
16 レセプタクルコネクタ(コネクタ)
52 周壁(阻止手段)

Claims (8)

  1. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、
    前記光源ユニットは、前記器具本体に設けられる貫通孔を通して前記コネクタが前記器具本体内に収納されるものであり、前記器具本体と前記光源ユニットとの間に介装される防水部材を備え、前記阻止手段は、前記防水部材に突設されて前記貫通孔に挿通されるリブからなることを特徴とする照明器具。
  2. 前記滴下防止手段は、前記リブと一体に形成されて前記コネクタを上方から覆う屋根部であることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記光源ユニットは、透光性を有する材料によって一面が開口する箱状に形成されたカバーと、前記カバー内に収容される光源と、前記カバー内の開口面側に配設されて前記器具本体に固定される取付部材とを有し、前記防水部材は、前記カバーと前記取付部材の間の隙間を覆って前記カバー内への水の浸入を阻止するものであって、前記開口面を囲む前記カバーの側面に密着する側壁部と、前記側壁部から前記開口面に向かって延出される延出部とが弾性を有する材料で一体に形成されてなることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記コネクタに支持される支持部とが合成樹脂材料で一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする請求項記載の照明器具。
  5. 前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記器具本体に支持される支持部とが一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする請求項記載の照明器具。
  6. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、
    前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記コネクタに支持される支持部とが合成樹脂材料で一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする明器具。
  7. 前記軒部と前記器具本体との間の隙間を塞ぐパッキンを備えることを特徴とする請求項4又は6記載の照明器具。
  8. 器具本体と、前記器具本体に支持される光源ユニットと、前記光源ユニットに設けられるコネクタと接続されて前記光源ユニットへの給電路となる電線とを備え、前記電線は、箱状に形成された前記器具本体内に収納され、前記光源ユニットは、前記コネクタが前記器具本体内に収納された状態で前記器具本体に支持される照明器具であって、前記器具本体は、前記コネクタを上方から覆うことで前記コネクタへの水の滴下を防ぐ滴下防止手段と、前記コネクタの側方に配置され、前記器具本体の内壁面を伝う水の進行を阻止する阻止手段とを有し、
    前記滴下防止手段は、前記コネクタを上方から覆う板状の屋根部と、前記屋根部の端から下方へ突出する板状の軒部と、前記器具本体に支持される支持部とが一体に形成されてなり、前記軒部の先端が前記コネクタに対して前記阻止手段よりも遠方に配置されることを特徴とする照明器具。
JP2012158478A 2012-07-17 2012-07-17 照明器具 Active JP5963082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158478A JP5963082B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158478A JP5963082B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014022139A JP2014022139A (ja) 2014-02-03
JP5963082B2 true JP5963082B2 (ja) 2016-08-03

Family

ID=50196814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158478A Active JP5963082B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5963082B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6932011B2 (ja) * 2017-03-01 2021-09-08 三菱電機株式会社 光源ユニットならびに照明器具
JP2018032643A (ja) * 2017-11-30 2018-03-01 興和株式会社 照明装置
JP6665152B2 (ja) * 2017-12-27 2020-03-13 三菱電機株式会社 照明器具
JP7026195B2 (ja) * 2020-12-04 2022-02-25 株式会社遠藤照明 照明器具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT8803520A0 (it) * 1988-06-24 1988-06-24 Beghelli G P B Srl Perfezionamento nei sistemi di collegamento e innesto rapido per lampade specialmente a custodia a tenuta stagna
JP2005158404A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Matsushita Electric Works Ltd 防雨型照明器具
JP5510744B2 (ja) * 2010-10-12 2014-06-04 東芝ライテック株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014022139A (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5963081B2 (ja) 照明器具
JP5963082B2 (ja) 照明器具
JP6539777B2 (ja) Led照明装置
JP2014112470A (ja) Led照明装置
JP2016024954A (ja) 照明装置
JP6059023B2 (ja) 照明装置
WO2015129635A1 (ja) 照明器具
JP5387283B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP6094809B2 (ja) 照明器具
JP2012146668A (ja) 照明器具
JP5705350B2 (ja) Led照明装置
JP6337668B2 (ja) 照明用レンズ、及び照明装置
JP6168449B2 (ja) Ledユニットおよび照明器具
JP5690240B2 (ja) 発光装置
JP6443799B2 (ja) 照明器具
JP2015095453A (ja) Led照明装置の取付方法
JP2015141753A (ja) Led照明装置
JP6179050B2 (ja) 照明装置
CN202302906U (zh) 一种防爆led荧光灯
US11965639B2 (en) Light source module and lighting apparatus
JP7139175B2 (ja) 灯具、灯具の伸縮構造、及び照明装置
JP7378205B2 (ja) 照明装置及び照明装置用の連結具
JP2013229245A (ja) Led照明器具
JP3224731U (ja) Led照明装置
JP6960424B2 (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150212

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160617

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5963082

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151