JP2015156292A - Led照明装置 - Google Patents

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賢一 茂木
Kenichi Mogi
賢一 茂木
和樹 平野
Kazuki Hirano
和樹 平野
奥村 明彦
Akihiko Okumura
明彦 奥村
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Abstract

【課題】簡単な構成により、使用者が自由にLED照明装置の設置や設置場所の変更ができるとともに、設置の固定方向が制限されないLED照明装置を提供する。【解決手段】LED照明装置100は、筐体21に、LED素子が実装されたLED基板と、LED素子を点灯駆動するための点灯回路を構成する回路部品が実装された点灯ユニットと、を備えたLEDランプ本体2を有しており、筐体21の内部は、LED基板を上面部に配置したLED照射部と、点灯ユニットの収納部とが中央面部で区画されており、LED照射部のLED照射方向は、透光性カバー24覆われるとともに、点灯ユニットの収納部は、透光性カバー24と点灯ユニットカバー25で覆われており、点灯ユニットにプラグ付コード1が接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、LED素子を光源に使用したLED照明装置に関し、特に施工をしないで、天井面や側壁等に直接取り付けたり、台等に配置したりすることができる直付型LED照明装置に関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型の電球型LEDランプが普及してきた。更に最近は、天井埋め込み型のダウンライトや、天井直付型のシーリングライトにおいても、LED素子を使用した照明装置が開発され、市場に導入されてきている。
天井面や側壁に直接取り付ける照明器具としては、建物の天井面に形成された開口部に取り付けられているものや、取付部を用いて取り付けられるものが検討されている(例えば、特許文献1、2等参照)。
また、取付方法として係止部構造を用いた照明器具が検討されている(例えば、特許文献3等参照)。
この特許文献1に記載されている照明器具は、建物の天井面に形成された開口部に取り付けられているもので、周囲の照度または人体を感知する感知部と、この感知部からの信号により光源への給電状態を制御する制御部とを有し、さらに、感知部の感知領域を変更する感知範囲変更手段を具備するので、設置場所に応じて感知部の感知領域を変更し、照度感知、人体感知等の感知制度を高めることができる照明器具が提供される。
また、特許文献2に記載されている照明器具は、取付部を用いて取り付けられるもので、被設置面から離間した空間部を形成した取付部を有する器具本体により、器具本体が冷却され、光源の熱を効果的に放熱させることが可能となり、器具本体の小型、薄型化を図りつつ、放熱性能を向上させることが可能な照明器具が提供される。
さらに、特許文献3に記載されている照明器具には、ねじの頭部を鍵穴の大きい方に入れ、鍵穴の小さい方に周溝をスライドさせ、ねじが本体背面に抜けないようにした係止部を設けたので、組み立ての作業性を向上することができる照明器具が提供される。
このように、照明器具を天井面や側壁に直接取り付けているが、この特許文献1や2に記載されている照明器具においては、電気工事の施工による外部電源線との接続が必要となるため、使用者が自由に照明器具を設置することや、設置場所を変更することができないという問題が生じていた。
また、この特許文献3に記載されている照明器具においては、係止部を設けたが、一方向のスライドにのみ対応できる構造のため、この係止部構造を用いて、照明器具の取り付けを行うときに、照明器具の設置する方向が制限されるという問題が生じていた。
特開平8−259999号公報 特開2008−166097号公報 特開2004−335317号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑みて提案されたものであり、簡単な構成により、使用者が自由にLED照明装置の設置や設置場所の変更ができるとともに、設置の固定方向が制限されないLED照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明にあっては、筐体に、LED素子が実装されたLED基板と、LED素子を点灯駆動するための点灯回路を構成する回路部品が実装された点灯ユニットと、を備えたLEDランプ本体を有しており、筐体の内部は、LED基板を上面部に配置したLED照射部と、点灯ユニットの収納部とが中央面部で区画されており、LED照射部のLED照射方向は、透光性カバー覆われるとともに、点灯ユニットの収納部は、透光性カバーと点灯ユニットカバーで覆われており、点灯ユニットにプラグ付コードが接続されていることを特徴とする。
また請求項2の発明にあっては、点灯ユニットの収納部の端部方向に、LED素子の点滅動作を制御するセンサユニットが配置され、センサユニットは、透光性カバー及び点灯ユニットカバーと、略同一の平面状のセンサユニットカバーで覆われていることを特徴とする。
また請求項3の発明にあっては、筐体に、LEDランプ本体を、被取付部に少なくとも2方向に固定できるような取付孔が設けられていることを特徴とする。
また請求項4の発明にあっては、取付孔は、被取付部に固定する固定具を挿入する挿入部と、固定具を固定するための挿入部の少なくとも2方向に延出した固定部を有することを特徴とする。
また請求項5の発明にあっては、挿入部は、固定部材の頭部外径より大きく、固定部は、固定部材の頭部外径よりも小さくて胴体部外径よりも大きく形成されていることを特徴とする。
請求項1〜請求項4の発明によれば、簡単な構成により、使用者が自由にLED照明装置の設置や設置場所の変更ができるとともに、設置の固定方向が制限されないLED照明装置を提供することができる。また、下述する本発明の実施形態で説明した特有の効果が得られる。
本実施形態に係わるLED照明装置の外観斜視図 本実施形態に係わるLED照明装置の断面図 本実施形態に係わるLED照明装置のカバーを除いた外観斜視図 本実施形態に係わるLED照明装置の分解斜視図 本実施形態に係わる筐体の外観斜視図 本実施形態に係わる筐体の断面図 本実施形態に係わる筐体の一部拡大斜視図 本実施形態に係わる筐体の取付孔拡大図 本実施形態に係わる点灯ユニットの分解斜視図 本実施形態に係わるセンサユニットの外観斜視図 本実施形態に係わるセンサユニットの分解斜視図 本実施形態に係わるセンサユニットカバーの外観斜視図 本実施形態に係わる筐体端部内部の斜視図 本実施形態に係わるLED照明装置の取付例であり、(a)は縦配置図、(b)は横配置図
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
図1乃至図3は、本発明のLED照明装置100の実施の形態の一つを示し、この実施形態に係わるLED照明装置100は、天井面や側壁等の被取付部5(図14参照)に固定されるLEDランプ本体2とLEDランプ本体2の点灯ユニット27と接続されているプラグ付コード1を備えている。
このLED照明装置100は、天井面や側壁等の被取付部5に、LEDランプ本体2の筐体21の取付孔21pをネジ等の固定手段により固定されて、プラグ付コード1のプラグを商用電力のコンセントに差し込まれることにより使用可能となる。
(1.プラグ付コード)
プラグ付コード1は、コードの一方端に商用電力のコンセントに差し込むためのプラグが接続されて、他方端はLEDランプ本体2の端部カバー26bに設けられた端部コード用開口部26c(図4参照)から挿入され点灯ユニット27内の電源端子台27iに接続されている。
なお、接続されたコードは、端部コード用開口部26cと、図9に示すように点灯ユニット27の挿入孔27jで固定されており、プラグのコンセントへの抜き差しの時の張力により電源端子台27iから抜けないように対応されている。
(2.LEDランプ本体)
LEDランプ本体2は、図1乃至図4に示すように、筐体21と、筐体21の内部に収納され、LED素子23を点灯させる点灯回路27dを構成する各種回路部品とが実装された点灯基板27e(図9参照)を有する点灯ユニット27と、スイッチ部とセンサ部が設置されているセンサユニット28と、複数のLED素子23を搭載しているLED基板22と、点灯ユニット27を覆う点灯ユニットカバー25と、LED基板22を配置した位置の筐体21の開口部を覆う透光性カバー24とから概略構成されている。
(2.−1筐体)
筐体21は、図5乃至図7に示すように、全体が略矩形体であり、アルミニウムの押出成形による一体成形で作成されている。筐体21は、長方形の上面部21cと、上面部21cの幅方向一側部から垂直に延出した背面部21bと、背面部21bと対向するように上面部21cの中央部から垂直に延出した中央面部21dと、上面部21cの幅方向他側部から垂直に延出した前面部21aで、概略構成されている。上面部21cには、被取付部5にLEDランプ本体2を固定するための取付孔21pが、開口されている。中央面部21dによって筐体21の内部はLED基板収納部と点灯ユニット収納部に区画されている。中央面部21dは筐体21の内部中央部に配置する必要はなく、LED基板22又は点灯ユニット27の構成割合に応じて配置位置を変更できる。
前面部21aと背面部21bの上端部は上面部21cに突出しており、中央面部21dに対応する上面部21cには上面凸部21fが突設されている。これにより、天井面や側壁等の被取付部5に固定するときに、被取付部5の凹凸部分を吸収して、安定して取り付け固定できることが可能となる。
中央面部21dと前面部21a間の筐体21内部における上面部21c側には、LED基板22を装着させるための凹状の基板装着部21eが設けられており、LED基板22とLED基板22に取り付けた反射シート22b(図2参照)が一緒にスライド挿入されて装着される。同様に、中央面部21dと前面部21aの開放端側に、透光性カバー24を装着させるための凹状の1対の透光性カバー装着部21hが設けられており、透光性カバー24がスライド挿入されて装着される。また、中央面部21dと背面部21bの開放端側に、点灯ユニットカバー25とセンサユニットカバー29を装着させるための1対の凹凸状のカバー装着部21jが設けられており、点灯ユニットカバー25とセンサユニットカバー29がスライド挿入されて装着される。点灯ユニットカバー25は、撓ませることによっても装着することができる。
また、LED素子23の搭載面側の筐体21の中央面部21dと前面部21aの内面側を、光沢面にすることや、高反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することにより、LED素子23の照射光が中央面部21dと前面部21aの内面の間で反射を繰り返し、光の反射効率を高め、光取り出し効率を改善することができる。
点灯ユニット27を収納する筐体21の上面部21cの内側に、筐体21の長手方向に並行に凸形状の位置決め部21gが設けられており、点灯ユニット27の凹形状と嵌合させることにより、位置決めを行うことが可能になる。位置決め部21gの凸形状は、その部分のアルミニウムの厚さを厚くしているので、位置決め部21gにネジ溝を切って、点灯ユニット27を固定するネジを直接に位置決め部21gに挿入することによって固定することが可能となっている。同様に、筐体21の長手方向両端部は、端部カバー26aと端部カバー26bと嵌着する部分の複数の箇所にネジを挿入できるように端部固定溝21kをアルミニウムによる凹部で作成しておくことにより、端部カバー26を固定するネジを直接挿入して固定することが可能になっている。これにより、簡単に嵌め込むことができ作業性が向上し、工数とネジ挿入部を設けるコストを削減することができる。
また、筐体21の内側に配線を固定するための配線留め具6が設けられおり、筐体21内部の配線整理を行うことができる。
(2.−2 取付孔)
LEDランプ本体2を被取付部5に固定するための取付孔21pは、図3に示すように、筐体21の中央面部21dに近い点灯ユニット27が配置されている上面部21cに、2箇所設けられている。取付孔21pは、図8に示すように、ネジ、釘等の固定部材の頭部の外径より大きい挿入部212と、固定部材の頭部の外径より小さくて胴体部(軸部)外径より大きく挿入部212の外縁より延出している固定部211で構成されている。挿入部212の中心部から互いに約90度の角度をもって、2つの固定部211が延出されている。2つの固定部211は、LEDランプ本体2の外形縦横の方向に一致するように配設されることにより、固定時の位置合わせが行い易くなり、固定が容易にできる。
また、取付孔21pが設けられている筐体21の内側周囲を、円筒形状などの遮蔽する壁を設けて、取付孔21p部分に配線等が、固定部材を妨げないようにすることにより、さらに固定が容易に行えるようになる。
(2.−3 LED基板)
LED基板22は、図2乃至図4に示すように、長方形の形状であり、LED素子23と反射シート22bが搭載されて、筐体21の基板装着部21eにスライド挿入されることにより、装着されている。これにより、LED基板22が、筐体21に接触しているので、LED素子23の発熱を放熱して、温度上昇を抑制することが可能である。LED基板22の下面部にはLED素子23が長手方向の筐体21の中央に1列で整列されて配置されている。また、LED基板22の下面部に、LED素子23を覆わないように反射シート22bが配設して、LED素子23の出射光の反射効率を高め、光取り出し効率を改善することができる。図13に示すように、LED基板22の一方端に基板接続端子22aが設けられ、点灯ユニット27と電気的に接続されている。
また、LED素子23の搭載面側に、反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することにより、光取り出し効率を改善することができる。
なお、このLED基板22に実装されるLED素子23としては、公知の種々のLED素子や有機EL素子等を用いることができる。図示の実施の形態では、照明用の白色光を発光する高輝度タイプのLED素子23が用いられている。
(2.−4 透光性カバー)
透光性カバー24は、ポリカーボネート(PC)等の熱可塑性樹脂を使用して、長方形の形状に成型されている。図2乃至図6に示すように、透光性カバー24は、筐体21の前面部21aと中央面部21dの端部に設けられた突部分の透光性カバー装着部21hに、長手方向の端辺部をスライド挿入して、両端部を端部カバー26により嵌合されて固定されている。
この透光性カバー24は、図2乃至図6に示すように、透光性カバー24に高密度となる光拡散面を形成するシボ加工を施したり、材料に拡散剤を含有させたりして、光を均一に照射することができる。また、透光性カバー24で反射された光が拡散反射され、さらに、筐体21の前面部21aと中央面部21dでも反射され、これが繰り返されて透光性カバー24の全面を光らせることができ、光源として均一に光を照射している。さらに、LED素子23の搭載面側の筐体21の内面に、反射シートを貼合することや、高反射用樹脂を塗布することによって、光取り出し効率を改善することもできる。
このことにより、透光性カバー24の全面において、LED素子23からの光を均一に照射することが可能となっている。
(2.−5 点灯ユニット)
点灯ユニット27は、図2乃至図4及び図9に示すように、筐体21の上面部21c内側において、位置決め部21gに嵌合して設置されている。点灯ユニット27は、LED素子23を点灯させるための点灯回路27dと、それを保護している点灯絶縁カバー27cと金属カバー27aから構成されている。点灯回路27dは、回路部品27fを搭載した点灯基板27eからなり、電源端子台27iにおいてプラグ付コード1と接続されている。点灯回路27dは、筐体21と絶縁するために、ポリカーボネート(PC)等の点灯絶縁カバー27cによって、覆われている。また、点灯回路27dを構成する各種の回路部品27fは、過電流保護、ノイズカット、整流、平滑、調光制御などを行うための各種ダイオード、コンデンサー、IC、抵抗などの公知の電子部品である。
さらに、点灯絶縁カバー27cは、外部に不要なノイズを遮断するための金属カバー27aにより覆われている。金属カバー27aの端部に、点灯回路27dからの配線用コネクタが、金属カバー27aの外部に出せるように、金属カバー27aの両端面部と、この両端面部の下端から延出している金属延出部27bにまたがって、略円形の取出穴27gが形成されている。金属延出部27bの底面に形成された凹形状部27hを、筐体21の位置決め部21gに嵌合して、金属延出部27bを、ネジにより筐体21の位置決め部21gに固定する。金属延出部27bを筐体21に固定するときに、点灯ユニット27からのグランド線を一緒に、筐体21に固定する。これにより、点灯ユニット27から発生するノイズを減衰させることが、可能となる。金属カバー27aと点灯絶縁カバー27cの長さ方向の一端面部にはプラグ付コード1を挿入する取出穴27gと挿入孔27jが開口されている。
また、点灯ユニット27の筐体21への固定方法としては、上記のネジによる固定方法のほかに、点灯ユニット27を筐体21にスライドで挿入させて、筐体21の背面部21bとの間に、ばねを配置して固定することも可能である。
(2.−6 点灯ユニットカバー)
点灯ユニットカバー25は、ポリカーボネート(PC)等の熱可塑性樹脂を使用して、長方形の形状に成型されている。図2乃至図3に示すように、筐体21の背面部21bと中央面部21dの間に、点灯ユニットカバー25を撓ませて挿入して嵌合させる。これにより、外部より点灯ユニット27と、その配線が見えなくすることが可能となる。また、筐体21に対する点灯ユニットカバー25の取り外しが、安易にできるようにセンサユニットカバー29の点灯ユニットカバー25と嵌装するところに凹部形状のカバー係合部29f(図12参照)を設けている。
(2.−7 センサユニット)
センサユニット28は、図1に示すように、その表面部(後述するセンサユニットカバー29の表面部)が透光性カバー24面と略同一平面となるように配置されている。また図11に示すように、センサ基板28には、人体を検知する焦電センサ28dと、明るさを測定する照度センサ28eと、焦電センサ28dが作動していることを表示するセンサ動作灯28fと、照度センサ28eの検出照度により焦電センサ28dによるON/OFF動作を選択するためのスライドスイッチ28gが搭載されている。センサユニット28は、図4及び図10、図11に示すように、下部が開放されて、ポリカーボネート(PC)等を使用して作成されている長方体形状のセンサカバー部材28aに、センサ基板28cとセンサ絶縁カバー28pを挟み爪28nにより、挟み込んで固定している。これにより、工数とコストの削減を行うことができる。センサカバー部材28aには、外部からの光を通過させるセンサ窓28jと、スライドスイッチ28gの操作部を外部に出すためのスライドスイッチ窓28kと、スイッチ29aの端子との絶縁を図るためのスイッチ絶縁部28mが設けられている。なお、センサ基板28cの表面に、焦電センサ28dと、照度センサ28eと、センサ動作灯28fと、スライドスイッチ28gとセンサ接続端子28hが、センサ基板28cの裏面に、回路部品28iが搭載されている。
これにより、焦電センサ28dと照度センサ28eとセンサ動作灯28fが一つの基板に搭載されて一体化されているので、小型化、薄型化を図ることができ、工数とコストの削減をすることができる。
さらに、センサ保護カバー28bは、略半球状の焦電センサカバー281と、略円筒状の照度センサカバー282と、略台形の表示灯固定部283で構成されている。センサ動作灯28fの光が、照度センサ28eに漏れて誤動作しないように、黒のナイロン樹脂により作成された照度センサカバー282により照度センサ28eが覆われている。黒のナイロン樹脂を使用することにより、光の反射による照度センサ28eの精度悪化を防ぐと共に、照度センサ28e、表示灯固定部283の発熱に対して強い構造となっている。
また照度センサカバー282の上面には、照度センサ28eの頂部を露出する照度開口部282aが開口されている。これにより、照度センサ28eの正面における照度を正確に検出することが可能となり、誤動作を防いで、作動精度を向上させることができる。
表示灯固定部283の上面には、センサ動作灯28fの端子を固定する固定開口部283aが開口されている。センサ基板28cには、センサ接続端子28hが設けられ、点灯ユニット27と電気的に接続されている。
焦電センサカバー281は、略半球状のフレネルレンズにより構成されているので、センサの検知範囲と検知距離を設定することができ、作動精度を向上させることができる。
スライドスイッチ28gは、3つの設定ができるスイッチで、照度センサ28eの検知により、焦電センサ28dによる検出を3モードで行っている。第1のモードは、OFF(焦電センサ28dを使用せずに常に発光させる)で、第2のモードは、ON(照度センサ28eによる制御を行い、50ルクス(lx)以下の明るさの時に焦電センサ28dを動作させる)で、第3のモードは、ON(照度センサ28eによる制御を行い、5ルクス(lx)以下の明るさの時に焦電センサ28dを動作させる)と設定されている。スライドスイッチ28gを用いることにより、設定の切替を正確に簡単にすることができる。
(2.−8 センサユニットカバー)
センサユニットカバー29は、図1及び図12に示すように、長方形の略平板形状に成型されている。センサユニットカバー29にセンサユニット28のセンサカバー部材28aが固定され、センサユニットカバー29が、筐体21の背面部21bと中央面部21dの間に、スライドにより挿入される。筐体21に対する点灯ユニットカバー25の取り外しが、安易にできるようにセンサユニットカバー29の点灯ユニットカバー25と嵌装するところに凹部形状のカバー係合部29fを設けている。
これにより、外部よりセンサユニット28が見えなくすることが可能となる。センサユニットカバー29はセンサユニット28の表面カバーとなるものであり、その平面部は前記透光性カバー24と略同一平面となるように配置される。
センサユニットカバー29には、LEDランプ本体2をON/OFFするスイッチ29aと、焦電センサカバー281と嵌装する焦電センサ開口部29bと、照度センサカバー282と嵌装する照度センサ開口部29cと、センサ動作灯28fと嵌装する動作灯開口部29dと、スライドスイッチ28gを外部から操作できるようにするスライドスイッチ開口部29eが、設けられている。
(2.−9 端部カバー)
端部カバー26aと端部カバー26bは、図1及び図4に示すように、一対で、筐体21の両端を覆いLEDランプ本体2を構成するものであり、端部カバー26aと、端部コード用開口部26cが設けられている端部カバー26bの2種類よりなる。端部カバー26bには、プラグ付コード1が供給できるように、端部コード用開口部26cが設けられ、プラグ付コード1が挿入され点灯ユニット27に接続されている。これにより、電気工事の施工なしでLED照明装置100が使用可能になり、多方面の用途に対応することができる。
端部カバー26aは、筐体21とLED基板22と透光性カバー24とセンサユニットカバー29の各端面と嵌合させて、覆いネジにより筐体21に固定されている。このとき、LED基板22の基板接続端子22aと点灯ユニット27を接続する電線を配線するために、筐体21の中央面部21dの端部の設けられている配線用開口部21m(図7参照)は、シリコンゴム製の封止栓21n(図13参照)により封止される。
また、端部カバー26bは、筐体21又は端部カバー挿入開口部21pとLED基板22と透光性カバー24と点灯ユニットカバー25の各端面と嵌合させて、覆いネジにより筐体21に固定されている。これにより、LEDランプ本体2は、取り付けのときに使用する点灯ユニットカバー25以外は、固定される構造となり、粉塵や虫等が侵入するのを防ぐ効果も併せて生じさせることができる。
(3.動作)
本発明のLED照明装置100の取付方法と操作方法について、説明する。まず、LEDランプ本体2の点灯ユニットカバー25を外して、LEDランプ本体2の取付孔21pを用いて、固定ネジ7等の固定手段によりLEDランプ本体2を被取付部5に固定する。その後、点灯ユニットカバー25を筐体21に嵌め込み、LED照明装置100の取付が完了する。LED照明装置100のプラグ付コード1のプラグを、商用電源のコンセントに挿入し、電力を供給する。
センサユニットカバー29のスイッチ29aにより、LED照明装置100のON/OFF操作を行う。また、センサユニットカバー29のスライドスイッチ開口部29eから操作するスライドスイッチ28gにより、照度センサ28eの検出モードを切換えることができる。照度センサ28eによる検出モードをONにすることにより、焦電センサ28dが焦電センサカバー281を透過して、人体等を検知することにより、LED照明装置100のON/OFF操作が行われる。
(4.取付部による固定例)
通常、LED照明装置100の天井や壁等の被取付部5への固定は、LED照明装置100を縦に取り付ける場合と、横に取り付ける場合が考えられる。縦・横に取り付ける場合について、図8と図14を用いて説明する。
縦に取り付ける場合は、図14(a)に示すように、壁の被取付部5に、筐体21の2つの取付孔21pと同等の間隔を空けて固定ネジ7を取り付ける。固定ネジ7に点灯ユニットカバー25を取り外したLED照明装置100の取付孔21pの挿入部212を挿入する。固定ネジ7が挿入部212に挿入された後、LED照明装置100を長手方向に移動させて、固定部211に嵌装させる。
LED照明装置100を、より強固に被取付部5に固定したい場合には、固定ネジ7をさらに締め付けることにより可能になる。その後、点灯ユニットカバー25を撓ませて挿入して嵌合させる。
横に取り付ける場合は、図14(b)に示すように、壁の被取付部5に、筐体21の2つの取付孔21pと同等の間隔を空けて固定ネジ7を取り付ける。固定ネジ7に点灯ユニットカバー25を取り外したLED照明装置100の取付孔21pの挿入部212を挿入する。固定ネジ7が挿入部212に挿入された後、LED照明装置100を短手方向に移動させて、固定部211に嵌装させる。
LED照明装置100を、より強固に被取付部5に固定したい場合には、固定ネジ7をさらに締め付けることにより可能になる。その後、点灯ユニットカバー25を撓ませて挿入して嵌合させる。
また、LEDランプ本体2とプラグ付コード1の接続位置を変更できる機構とすることにより、さらに固定位置選択の自由度が増して利用価値を向上させることができる。
本発明のLED照明装置100は、筐体21の上面部21cを直接被取付部5に固定する形態について、記載したが、別に取付板を設けて取り付けることも可能である。これにより、使用者が用途に合わせて、LED照明装置100の取付場所を自由に選択できるように設定されている。
以上のように、本実施形態では、簡単な構成により、使用者が自由にLED照明装置の設置や設置場所の変更ができるとともに、設置の固定方向が制限されないLED照明装置を提供し、良好な意匠性を示している。
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なし得る各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明は、クローゼットや物入れ、更に、通路、廊下等の天板や壁側面等に沿って設置されるLED照明装置として、広く適用することができる。
1: プラグ付コード
2:LEDランプ本体
21:筐体
21a:前面部
21b:背面部
21c:上面部
21d:中央面部
21e:基板装着部
21f:上面凸部
21g:位置決め部
21h:透光性カバー装着部
21j:カバー装着部
21k:端部固定溝
21m:配線用開口部
21n:封止栓
21p:取付孔
211:固定部
212:挿入部
22:LED基板
22a:基板接続端子
22b:反射シート
23:LED素子
24:透光性カバー
25:点灯ユニットカバー
26:端部カバー
26a:端部カバー
26b:端部カバー
26c:端部コード用開口部
27:点灯ユニット
27a:金属カバー
27b:金属延出部
27c:点灯絶縁カバー
27d:点灯回路
27e:点灯基板
27f:回路部品
27g:取出穴
27h:凹形状部
27i:電源端子台
27j:挿入孔
28:センサユニット
28a:センサカバー部材
28b:センサ保護カバー
281:焦電センサカバー
282:照度センサカバー
282a:照度開口部
283:表示灯固定部
283a:固定開口部
28c:センサ基板
28d:焦電センサ
28e:照度センサ
28f:センサ動作灯
28g:スライドスイッチ
28h:センサ接続端子
28i:回路部品
28j:センサ窓
28k:スライドスイッチ窓
28m:スイッチ絶縁部
28n:挟み爪
28p:センサ絶縁カバー
29:センサユニットカバー
29a:スイッチ
29b:焦電センサ開口部
29c:照度センサ開口部
29d:動作灯開口部
29e:スライドスイッチ開口部
29f:カバー係合部
5: 被取付部
6:配線留め具
7:固定ネジ
100:LED照明装置

Claims (5)

  1. 筐体に、LED素子が実装されたLED基板と、前記LED素子を点灯駆動するための点灯回路を構成する回路部品が実装された点灯ユニットと、を備えたLEDランプ本体を有しており、
    前記筐体の内部は、前記LED基板を上面部に配置したLED照射部と、前記点灯ユニットの収納部とが中央面部で区画されており、
    前記LED照射部のLED照射方向は、透光性カバー覆われるとともに、前記点灯ユニットの収納部は、前記透光性カバーと点灯ユニットカバーで覆われており、
    前記点灯ユニットにプラグ付コードが接続されていることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記点灯ユニットの収納部の端部方向に、
    前記LED素子の点滅動作を制御するセンサユニットが配置され、
    前記センサユニットは、前記透光性カバー及び前記点灯ユニットカバーと、
    略同一の平面状のセンサユニットカバーで覆われていることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記筐体に、前記LEDランプ本体を、被取付部に少なくとも2方向に固定できるような取付孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のLED照明装置。
  4. 前記取付孔は、被取付部に固定する固定部材を挿入する挿入部と、
    前記固定部材を固定するための挿入部の少なくとも2方向に延出した固定部を有することを特徴とする請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記挿入部は、前記固定部材の頭部外径より大きく、前記固定部は、前記固定部材の頭部外径よりも小さくて胴体部外径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置。
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