JP5962178B2 - 媒体処理装置、媒体処理装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

媒体処理装置、媒体処理装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、媒体に搭載されたICタグに情報を書き込み可能な媒体処理装置、当該媒体処理装置の制御方法、及び、当該媒体処理装置を制御するためのプログラムに関する。
従来、非接触のICタグ(非接触タグ、RFIDタグ)が設けられた媒体(記録媒体、ラベル)に近距離無線通信により情報を書き込み可能に構成された媒体処理装置(記録装置、ラベルプリンター)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ICタグに情報が書き込まれた媒体は、例えば、以下のように使用される。すなわち、空港のカウンターにおいて顧客から荷物が預けられた際に、当該荷物を搭載すべき飛行機を特定するための情報が媒体のICタグに書き込まれた上で、当該媒体が貼付等の手段により当該荷物に取り付けられる。そして、荷物の飛行機への搭載に際し、当該荷物に取り付けられた媒体のICタグの情報が読み取られ、当該荷物を搭載すべき飛行機の便を識別する。
特開2009−83459号公報
上述した媒体処理装置のようにICタグに近距離無線通信により情報を書き込むものでは、媒体のICタグに対する情報の書き込みに際し、処理対象となっている媒体(ICタグに情報を書き込もうとしている媒体)と、処理対象となっていない媒体とが位置的に近接し、処理対象となっていない媒体に情報の書き込みが行われ、当該媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされてしまう可能性がある。
ここで、上述のように当該媒体が取り付けられた荷物等を識別するために用いられる場合、当該識別を正確に行うため、当該ICタグに書き込まれた情報の正確性が要求される。従って、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止することを目的とする。
(適応例1)
媒体に搭載されたICタグに無線通信により識別情報を含む情報を書き込み、または、前記情報を読み出す情報読み書き部と、
少なくとも前記情報読み書き部により前記ICタグに書き込んだ前記識別情報を記憶する記憶部と、
前記情報読み書き部と前記記憶部とを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記情報読み書き部により前記ICタグへの前記情報の書き込みが完了した場合は、少なくとも前記情報に含まれている前記識別情報を前記記憶部に記憶し、
前記情報読み書き部による前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグから読み出した前記識別情報が、前記記憶部に記憶した前記識別情報の中に一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがあると判別した場合、前記情報読み書き部により前記識別情報を読み出した前記ICタグへの前記情報の書き込みを禁止することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、媒体に搭載されたICタグに無線通信により情報を書き込み、また、情報を読み出す情報読み書き部と、前記情報読み書き部により読み出された前記ICタグに一意に付与されたタグ識別情報を記憶する記憶部と、前記情報読み書き部と前記記憶部とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記書込情報の書き込みが完了した場合は、読み出した前記タグ識別情報を、書き込みが完了した前記ICタグを示すものとして前記記憶部に記憶する一方、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがある場合、前記書込情報の書き込みを行わないことを特徴とする。
この構成によれば、書き込みを行ったICタグについて、タグ識別情報を累積的に記憶することによって管理し、ある1の媒体のICタグに書込情報を書き込む際は、当該ICタグのタグ識別情報を読み出し、累積的に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別する。ここで、一致するものがあるということは、既に、ICタグには情報が書き込まれているということ、換言すれば、処理対象となっていない媒体に対して書込情報の書き込みを行おうとしているということである。この場合、媒体のICタグに既に書き込まれている情報が上書きされることを防止する必要がある。そして上記構成によれば、上記判別の結果、一致するものがある場合は、書込情報の書き込みを行わないため、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止できる。
(適応例2)
前記媒体に記録する記録部をさらに備え、
前記記憶部には第1の記録情報が記憶されており、
前記制御部は、
前記情報読み書き部による前記媒体に搭載された前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグから読み出した前記識別情報が、前記記憶部に記憶した前記識別情報の中に一致するものがあるか否かを判別し、
一致するものがないと判別した場合は、前記記憶部から前記第1の記録情報を読み出して前記記録部により前記媒体に記録することを特徴とする。
また、本発明は、前記媒体に記録する記録部をさらに備え、前記記憶部には所定の記録情報が記憶されており、前記制御部は、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがない場合であって、既に前記書込情報が書き込まれている場合は、前記記憶部に記憶された前記所定の記録情報を前記媒体に記録することを特徴とする。
ここで、ある1の媒体のICタグについて、累積的に記憶したタグ識別情報の中に、読み出したタグ識別情報と一致するものがない場合であって、既に書込情報が書き込まれている場合は、当該1の媒体のICタグに対して、想定された態様で正常に書込情報の書き込みが行われておらず、ICタグに書き込まれた書込情報の信頼性が担保できない。これを踏まえ、上記構成によれば、上記のような場合には、媒体にその旨示す情報が記録されるため、ユーザーは、当該媒体のICタグに書き込まれた書込情報が誤っている可能性があることを認識でき、対処することが可能となる。
(適応例3)
前記媒体に記録する記録部をさらに備え、
前記記憶部には第2の記録情報が記憶されており、
前記制御部は、
前記情報読み書き部による前記媒体に搭載された前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグから読み出した前記識別情報が、前記記憶部に記憶した前記識別情報の中に一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがあると判別した場合、前記記憶部から前記第2の記録情報を読み出して、前記記録部により前記媒体に記録することを特徴とする。
(適応例4)
前記制御部は、
前記情報読み書き部による前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグに、前記識別情報が書き込まれているか否か、または、所定の初期値が書き込まれているか否かを判別し、
前記識別情報が書き込まれていないと判別した場合、または、前記所定の初期値が書き込まれていると判別した場合、前記情報読み書き部により前記無線通信可能な前記ICタグへ前記情報の書き込みを行うことを特徴とする。
(適応例5)
前記媒体に記録する記録部をさらに備え、
前記制御部は、
前記無線通信可能な前記ICタグに、前記識別情報が書き込まれていないと判別した場合、または、前記所定の初期値が書き込まれていると判別した場合、前記記録部により少なくとも前記識別情報を前記ICタグを搭載した前記媒体に記録することを特徴とする。
また、本発明は、前記媒体に記録する記録部をさらに備え、前記記憶部には所定の記録情報が記憶されており、前記制御部は、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがある場合、前記記録部により前記所定の記録情報を前記媒体に記録することを特徴とする。
この上記構成によれば、上記判別の結果、一致するものがある場合は、媒体にその旨示す情報が記録されるため、ユーザーは、当該媒体のICタグか、或いは、当該ICタグと同一のタグ識別情報を有するICタグが誤っている可能性があることを認識でき、対処することが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、複数の媒体処理装置と、複数の前記媒体処理装置に接続された制御装置と、を備える媒体処理システムであって、前記媒体処理装置は、媒体に搭載されたICタグに無線通信により情報を書き込み、また、情報を読み出す情報読み書き部と、前記情報読み書き部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記ICタグに一意に付与されたタグ識別情報を読み出し、前記書込情報の書き込みが完了した場合は、前記制御装置と通信し、読み出した前記タグ識別情報を、書き込みが完了した前記ICタグを示すものとして前記制御装置の記憶部に記憶する一方、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記制御装置と通信し、前記制御装置の記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがある場合、前記書込情報の書き込みを行わないことを特徴とする。
この構成によれば、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止でき、さらに、以下の効果を奏する。すなわち、複数の媒体処理装置のそれぞれによって、媒体のICタグに書込情報を行えるようにしたシステムが存在する。このようなシステムでは、システムを構成する媒体処理装置の全てについて、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報の上書きを防止するためには、各媒体処理装置が書込情報の書き込みを行ったICタグのタグ識別情報について、システム全体で管理する必要がある。これを踏まえ、上記構成によれば、制御装置の記憶部においてシステムを構成する媒体処理装置のそれぞれが書込情報の書き込みを行ったICタグのタグ識別情報が統括的に管理され、各媒体処理装置は、制御装置において統括的に管理されているタグ識別情報に基づいて、既に書き込みを行っているか否かを判別するため、システムを構成する媒体処理装置の全てについて、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報の上書きを効果的に防止できる。
また、本発明は、前記媒体処理装置は、前記媒体に記録する記録部と、所定の記録情報を記憶する記憶部と、をさらに備え、前記制御部は、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記制御装置と通信し、前記制御装置の前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、前記制御装置の記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがない場合であって、既に前記書込情報が書き込まれている場合は、前記記録部に記憶された前記所定の記録情報を前記媒体に記録することを特徴とする。
この構成によれば、上記のような場合には、媒体にその旨示す情報が記録されるため、ユーザーは、当該媒体のICタグに書き込まれた書込情報が誤っている可能性があることを認識でき、対処することが可能となる。
(適応例6)
媒体に搭載されたICタグに無線通信により識別情報を含む情報を書き込み、または、前記情報を読み出す情報読み書き部と、少なくとも前記情報読み書き部により前記ICタグに書き込んだ前記識別情報を記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の制御方法であって、
前記情報読み書き部により前記ICタグへの前記情報の書き込みが完了した場合は、少なくとも前記情報に含まれている前記識別情報を前記記憶部に記憶し、
前記情報読み書き部による前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグから読み出した前記識別情報が、前記記憶部に記憶した前記識別情報の中に一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがあると判別した場合、前記情報読み書き部により前記識別情報を読み出した前記ICタグへの前記情報の書き込みを禁止することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、媒体に搭載されたICタグに無線通信により情報を書き込み、また、情報を読み出す情報読み書き部と、前記情報読み書き部により読み出された前記ICタグに一意に付与されたタグ識別情報を記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の制御方法であって、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記書込情報の書き込みが完了した場合は、読み出した前記タグ識別情報を、書き込みが完了した前記ICタグを示すものとして前記記憶部に記憶する一方、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出し、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出した前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがある場合、前記書込情報の書き込みを行わないことを特徴とする。
この制御方法によれば、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止できる。
(適応例7)
媒体に搭載されたICタグに無線通信により識別情報を含む情報を書き込み、または、前記情報を読み出す情報読み書き部と、少なくとも前記情報読み書き部により前記ICタグに書き込んだ前記識別情報を記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、
前記制御部に、
前記情報読み書き部により前記ICタグへの前記情報の書き込みが完了した場合は、少なくとも前記情報に含まれている前記識別情報を、前記記憶部に記憶させ、
前記情報読み書き部による前記ICタグへの前記情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により無線通信可能な前記ICタグから読み出した前記識別情報が、前記記憶部に記憶した前記識別情報の中に一致するものがあるか否かを判別させ、一致するものがあると判別した場合、前記情報読み書き部により前記識別情報を読み出した前記ICタグへの前記情報の書き込みを禁止させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明は、媒体に搭載されたICタグに無線通信により情報を書き込み、また、情報を読み出す情報読み書き部と、前記情報読み書き部により読み出された前記ICタグに一意に付与されたタグ識別情報を記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部に、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出させ、前記書込情報の書き込みが完了した場合は、読み出した前記タグ識別情報を、書き込みが完了した前記ICタグを示すものとして前記記憶部に記憶させる一方、前記媒体の前記ICタグへの書込情報の書き込みに際し、前記情報読み書き部により、前記ICタグから、前記タグ識別情報を読み出させ、前記記憶部に記憶した前記タグ識別情報の中に、読み出させた前記タグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別させ、一致するものがある場合、前記書込情報の書き込みを行わないことを特徴とする。
このプログラムによれば、処理対象となっていない媒体のICタグに正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該ICタグに記憶されている情報が誤ったものとなることを防止できる。
本発明によれば、媒体のICタグに書き込まれる情報について、書き込まれる情報の特性を踏まえて、誤った情報が書き込まれることを防止できる。
本実施形態に係る媒体処理システムの構成を示す図である。 媒体処理システムの構成をより詳細に示す図である。 専用紙の構成を示す図である。 媒体処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 媒体処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る媒体処理システム1の構成を示す図である。
媒体処理システム1は、空港において、航空会社が管理するサービスカウンターCTに適用されることが想定されたシステムであり、サービスカウンターCTにおいて、飛行機に搭乗する予定の顧客から、当該飛行機に搭載すべき荷物を預かった場合に、当該荷物を搭載すべき飛行機の便を特定するための情報が記録面に記録され、かつ、後述するRFIDタグ11(ICタグ)に書き込まれたラベル(以下、「荷物ラベル」という。)を発行する機能を有している。発行された荷物ラベルは、貼付等の手段により荷物に取り付けられる。そして、荷物の飛行機への搭載に際し、当該荷物に取り付けられた荷物ラベルのRFIDタグ11に書き込まれた情報が専用のリーダーにより読み出される等して当該荷物を搭載すべき飛行機の便が識別され、当該荷物が適切な飛行機の便に搭載される。
図1に示すように、媒体処理システム1は、荷物ラベルを発行する装置である複数の媒体処理装置2と、媒体処理装置2のそれぞれを制御する複数のホストコンピューター3と、これらホストコンピューター3に、LAN等のネットワーク4を介して通信可能に接続された管理サーバー5(制御装置)と、を備えている。
媒体処理システム1は、複数の媒体処理装置2を有しているが、いずれの媒体処理装置2においても、荷物ラベルの発行が可能である。
図2は、媒体処理システム1のより詳細な構成を示す図である。図3は、媒体処理装置2によって処理される専用紙10(媒体)を模式的に示す図である。
図3に示すように、専用紙10は、複数のラベルブロック14が所定方向に連続して接合された構成となっている。1つのラベルブロック14は、1枚の荷物ラベルに対応しており、1枚の荷物ラベルの発行の際は、1つのラベルブロック14の記録面14aに所定の画像が記録されると共に、当該1つのラベルブロック14のRFIDタグ11に所定の情報が書き込まれた後、当該1つのラベルブロック14が専用紙10から切り離されることによって発行される。
ラベルブロック14のそれぞれの所定の位置には、RFIDタグ11が設けられている。RFIDタグ11は、非接触タグであり、後述する媒体処理装置2のリーダーライター機構15との間で、NFC等の所定の規格に通信した近距離無線通信を行う。RFIDタグ11は、アンテナと、ICチップとを有しており、このICチップは、制御回路や、RF部、変調/復調部として機能する信号処理回路、各種データを書き換え可能、かつ、不揮発的に記憶するICメモリー等を有している。
専用紙10を構成する全てのラベルブロック14のRFIDタグ11のICメモリーの所定の記憶領域には、RFIDタグ11を識別するために、RFIDタグ11のそれぞれに一意に付与されたタグ識別情報が記憶されている。RFIDタグ11のICメモリーの所定の記憶領域にタグ識別情報を記憶すべきこと、及び、記憶すべきタグ識別情報の値の規則等は、所定の規格により定められており、本実施形態においては、当該所定の規格に準じて、全てのラベルブロック14の各RFIDタグ11に適切にタグ識別情報が記憶されている。
図2に示すように、媒体処理装置2にはロール状の専用紙10を収納する収納部19が設けられており、媒体処理装置2は、収納部19に収納された専用紙10を所定方向に搬送しつつ、専用紙10を構成するラベルブロック14のそれぞれに対して適切な処理を施す。
制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、媒体処理装置2の各部を中枢的に制御する。すなわち、ROMには、媒体処理装置2の基本的な動作を制御する制御プログラムが記憶されており、制御部20のCPUは、当該制御プログラムを読み出して実行することにより、媒体処理装置2の各部を制御する。
インジケーター21は、複数のLEDを備え、各LEDの点灯/消灯、及び、点灯するときの色の組み合わせにより、媒体処理装置2の動作モードや、エラーの発生等の各種情報を報知する。
リーダーライター機構15は、アンテナや、RF部、変調/復調部として機能する信号処理回路等を備え、専用紙10のラベルブロック14に設けられたRFIDタグ11と所定の規格に準拠して近距離無線通信を行い、RFIDタグ11のICメモリーの所定の記憶領域に情報を書き込み、また、RFIDタグ11のICメモリーに記憶されている情報を読み出す。以下、RFIDタグ11のICメモリーの所定の記憶領域に情報を書き込むことを、単に、「RFIDタグ11に情報を書き込む」と表現し、また、RFIDタグ11のICメモリーに記憶されている情報を読み出すことを、単に、「RFIDタグ11から情報を読み出す」と表現する。本実施形態では、リーダーライター機構15、その他の付随する機構、装置が協働して「媒体のICタグに無線通信により情報を書き込み、また、情報を読み出す情報読み書き部」として機能する。
記録機構24は、専用紙10のラベルブロック14の記録面14aに画像を記録する機構であり、記録ヘッド25を備えている。記録ヘッド25は、専用紙10の搬送方向と交わる方向に発熱素子が並べて設けられたライン式のサーマルヘッドであり、専用紙10のラベルブロック14の記録面14aに熱を与えてドットを形成し、ドットの組み合わせにより画像を記録する。本実施形態では、記録機構24、その他の付随する機構、装置が協働して「媒体に記録する記録部」として機能する。
搬送機構26は、搬送モーター27と、この搬送モーター27に接続されたプラテンローラー28とを備え、搬送モーター27の駆動に応じて、プラテンローラー28が所定方向に回転し、プラテンローラー28の回転に伴って、専用紙10が搬送方向に搬送される。
RTC29(Real time clock:リアルタイムクロック)は、図示せぬ電池から電力の供給を受けて現在日時(日付、時刻)を計時し、現在日時を示すデータを制御部20に出力する。
ホストコンピューター3は、媒体処理装置2を制御する端末であり、媒体処理装置2の制御用のデバイスドライバーがインストールされており、当該デバイスドライバーの機能により、媒体処理装置2に対して、適宜、制御コマンドを送信し、媒体処理装置2を制御する。
管理サーバー5は、媒体処理システム1を統括的に管理するサーバーであり、サーバー側記憶部7に、後述する書込済タグIDデータベース6を記憶する。
ここで、処理対象となっているラベルブロック14のRFIDタグ11からリーダーライター機構15によりタグ識別情報を読み出し、所定の情報の書き込みが終了すると、書込済タグIDデータベース6の代わりに記憶部30にタグ識別情報を書き込むようにしてもよい。
図4は、制御部20の主要な機能の機能ブロックを模式的に示す図である。図4に示す各機能ブロックの機能は、制御部20のCPUが、ROMに記憶された基本制御プログラムを読み出して実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
統括制御部35は、RTC情報読出部36、RFIDタグ読み書き制御部37、記録制御部38、及び、表示制御部39のそれぞれを統括的に制御する。
RTC情報読出部36は、RTC29の現在時刻を示すデータが格納された揮発性メモリーにアクセスし、当該メモリーに記憶された現在時刻を示すデータを取得し、時刻情報として統括制御部35に出力する。
RFIDタグ読み書き制御部37は、統括制御部35の制御の下、リーダーライター機構15を制御して、専用紙10のラベルブロック14のRFIDタグ11に情報を書き込み、また、RFIDタグ11から情報を読み出す。
記録制御部38は、統括制御部35の制御の下、記録機構24を制御して、専用紙10のラベルブロック14の記録面14aに画像を記録する。
表示制御部39は、統括制御部35の制御の下、インジケーター21を構成する各LEDに信号処理回路を介して駆動信号を出力して、各LEDを所定の態様で点灯/消灯させる。
ところで、図3を用いて説明したように、専用紙10は、ラベルブロック14が連続して接合されて構成されている。従って、1のラベルブロック14と、当該1のラベルブロック14に隣接するラベルブロック14について、これらラベルブロック14に設けられたRFIDタグ11のそれぞれは、位置が近接した状態である。このため、以下のような事態が発生する可能性がある。
すなわち、ある1のラベルブロック14のRFIDタグ11に対する書込情報D2の書き込みが正常に完了し、当該1のラベルブロック14に隣接する次のラベルブロック14のRFIDタグ11に書込情報D2を書き込む場合を想定する。この場合、当該次のラベルブロック14と、当該1のラベルブロック14とが位置的に近接していることに起因して、リーダーライター機構15と、当該1のラベルブロック14との間で通信が確立し、当該1のラベルブロック14のRFIDタグ11に対して情報が書き込まれ、書き込まれていた元の情報が上書きされる可能性がある。
このほか、以下の事態も生じ得る。すなわち、何らかの原因で、想定された態様で正常に情報の書き込みが行われていない場合がある。この場合、RFIDタグ11に書き込まれた情報の信頼性が担保できないため、そのことをユーザーに認識させる必要がある。
以上を踏まえ、本実施形態に係る媒体処理システム1の各装置は以下の動作を行う。
図5は、媒体処理装置2が荷物ラベルを発行するときの動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、専用紙10の搬送は適切に行われるものとし、説明を省略する。
まず、媒体処理装置2の制御部20の統括制御部35は、ホストコンピューター3から荷物ラベルの発行を指示する制御コマンド(以下、「ラベル発行指示コマンド」という。)を受信したか否かを監視する(ステップSA1)。
ここで、ラベル発行指示コマンドについて詳述する。
上述したように、荷物ラベルは、顧客から渡された荷物について、当該荷物を搭載すべき飛行機の便を特定するための情報が記録面に記録され、かつ、RFIDタグ11に書き込まれたラベルである。そして、ホストコンピューター3は、荷物ラベルの発行に際し、記録指示コマンドC1、及び、書込指示コマンドC2を含むラベル発行指示コマンドを生成し、媒体処理装置2に送信する。
記録指示コマンドC1とは、記録情報D1を含み、当該記録情報D1を、発行すべき荷物ラベルに対応するラベルブロック14の記録面14aに記録することを指示する制御コマンドである。本実施形態では、記録情報D1には、(1)顧客の氏名等の顧客に関する情報(顧客情報)、(2)荷物を搭載すべき飛行機の便を示す情報(便情報)、(3)荷物を搭載すべき飛行機の便を示すバーコード(バーコード情報)が含まれている。これら顧客情報、便情報、及び、バーコード情報を含む記録情報D1が荷物ラベルの記録面に記録されることにより、当該記録情報D1を視認することによって、又は、バーコード情報をバーコードリーダーにより読み取ることによって、当該荷物ラベルが取り付けられた荷物を搭載すべき飛行機の便を特定できる。なお、実際には、記録情報D1に含まれる情報は任意であり、上記3つの情報以外の情報が含まれていてもよい。
一方、書込指示コマンドC2とは、上記の記録情報D1に含まれる便情報と、現在日時を示す情報(時刻に関する情報。以下、「現在日時情報」という。)との組み合わせからなる書込情報D2について、RFIDタグ11への書き込みを指示する制御コマンドである。これら便情報と現在日時情報との組み合わせにより、荷物を搭載すべき飛行機の便を一意に特定することが可能であるため、実際に荷物を搭載すべき飛行機の便に応じて振分ける際には、図示せぬRFIDタグ11のリーダーにより、RFIDタグ11から書込情報D2が読み出され、読出された書込情報に基づいて、搭載すべき飛行機の便が特定される。なお、本実施形態では、現在日時情報は、日付(○年○月○日)と、時刻(○時○分)との組み合わせからなる情報であるが、便情報との組み合わせによって飛行機の便を一意に特定できる情報であればよく、例えば、月日(○月○日)を示す情報であってもよい。
さて、ラベル発行指示コマンドを受信すると(ステップSA1:YES)、統括制御部35は、処理対象となっているラベルブロック14(発行すべき荷物ラベルに対応するラベルブロック14)のRFIDタグ11からタグ識別情報を読み出す(ステップSA2)。
次いで、統括制御部35は、ホストコンピューター3を介して、管理サーバー5のサーバー側記憶部7に記憶された書込済タグIDデータベース6にアクセスする(ステップSA3)。なお、統括制御部35は、管理サーバー5と、ホストコンピューター3を介して、所定のプロトコルに準拠して通信を行い、書込済タグIDデータベース6にアクセスする。 次いで、統括制御部35は、ステップSA2で読み出したタグ識別情報の値と、一致する値のタグ識別情報が、書込済タグIDデータベース6に記憶されているか否かを判別する(ステップSA4)。当該判別に係る処理は、統括制御部35の機能により行われてもよく、管理サーバー5の機能により行われてもよい。
ここで、後のステップSA13で明らかとなるとおり、書込済タグIDデータベース6には、ラベル発行指示コマンドに基づいて正常に書込情報D2が書き込まれたRFIDタグ11のタグ識別情報が一元的に管理されている。つまり、書込済タグIDデータベース6に記憶されているタグ識別情報に係るRFIDタグ11には、既に、書込情報D2の書き込みが完了している、ということである。
なお、書込済タグIDデータベース6に格納された情報と同等の内容の情報を、記憶部30に記憶する構成とし、書込済タグIDデータベース6にアクセスする代わりに、記憶部30を参照し、RFIDタグ11から読み出したタグ識別情報が、記憶部30に記憶されているかを判別してもよい。
ステップSA4において、ステップSA2で読み出したタグ識別情報の値と、一致する値のタグ識別情報が、書込済タグIDデータベース6に記憶されていると判別した場合(ステップSA4:YES)、統括制御部35は、処理対象となっているラベルブロック14のRFIDタグ11に対する書込情報D2の書き込みを行わず、さらに、当該ラベルブロック14に対する記録情報D1の記録を行わない(ステップSA5)。
このステップSA5により以下の効果を奏する。
すなわち、上述したとおり、ステップSA2で読み出したタグ識別情報の値と、一致する値のタグ識別情報が、書込済タグIDデータベース6に記憶されている、ということは、処理対象となっているラベルブロック14のRFIDタグ11に対する書込情報D2の書き込みが既に正常に完了しているということである。この場合、直前にRFIDタグ11に書込情報D2が書き込まれたラベルブロック14に対して、書込情報D2を書き込もうとしていたり、また、何らかの理由で、発行済の荷物ラベルが媒体処理装置2の近傍に位置していたりすることが考えられる。この場合に、既にRFIDタグ11に記憶されている情報を上書きしてしまうと、RFIDタグ11に記憶された情報が誤ったものとなってしまう。そして、本実施形態では、ステップSA2で読み出したタグ識別情報の値と、一致する値のタグ識別情報が、書込済タグIDデータベース6に記憶されている場合は、処理対象となっているラベルブロック14に対する書込情報D2の書き込みが禁止されるため、正常に書込情報D2が書き込まれているRFIDタグ11について、情報が上書きされ、記憶する情報の内容が誤ったものとなってしまうことを防止できる。つまり、本実施形態に係る媒体処理システム1では、規格により、RFIDタグ11にタグ識別情報が記憶されていることに着目し、当該タグ識別情報を利用して、RFIDタグ11に書き込まれた書込情報D2が誤ったものとなってしまうことを効果的に防止している。
なお、ステップSA5において、記録制御部38は、処理対象となっているラベルブロック14に対して記録機構24によりVOID印刷を行ってもよい。VOID印刷については後述する。これにより、対応するラベルブロック14について、書き込みが既に正常に完了していると判別したため、情報の書き込み、情報の記録を行わなかった旨を報知できる。また、処理対象となっているラベルブロック14と同一のタグ識別情報の値を有するRFIDタグ11を搭載するラベルブロック14がまだ媒体処理装置2から排出されていない場合には、記録制御部38は、当該ラベルブロック14を搬送機構26により記録機構24の位置まで搬送し、VOID印刷を行ってもよい。このように同一のタグ識別情報の値を有する複数のRFIDタグ11を搭載するそれぞれのラベルブロック14の少なくとも1つにVOID印刷を行うようにしてもよい。
さて、ステップSA4において、ステップSA2で読み出したタグ識別情報の値と、一致する値のタグ識別情報が、書込済タグIDデータベース6に記憶されていないと判別した場合(ステップSA4:NO)、統括制御部35は、RFICタグ読み書き制御部37により、RFIDタグ11のICメモリーの所定の記憶領域にアクセスし、RFIDタグ11に対する情報の書き込みが行われているか否かを判別する(ステップSA6)。
書き込みが既に行われている場合(ステップSA6:YES)、統括制御部35は、記録制御部38により、処理対象となっているラベルブロック14に対してVOID印刷を行う(ステップSA7)。VOID印刷とは、ラベルブロック14の記録面14aに、当該ラベルブロック14が無効であることを明示する画像を記録することである。ユーザーは、VOID印刷によって記録された画像を参照することにより、当該ラベルブロック14、又は、当該ラベルブロック14に対応する荷物ラベルが無効であることを迅速、かつ、確実に認識できる。VOID印刷を行うための記録情報(「所定の記録情報」)(VOID印刷によって記録される画像に関する情報)は、記憶部30に記憶されている。
ステップSA7の処理により以下の効果を奏する。すなわち、後のステップSA13で明らかとなるとおり、RFIDタグ11に対する書込情報D2の書き込みが正常に完了した場合、統括制御部35は、当該RFIDタグ11のタグ識別情報を管理サーバー5に送信し、当該タグ識別情報は、書込済タグIDデータベース6において管理される。従って、書込済タグIDデータベース6にタグ識別情報が記憶されていない場合であって、RFIDタグ11に既に情報が書き込まれている場合は、何らかの原因で、想定された態様で正常に情報の書き込みが行われていない可能性がある。そして、このような場合に、書込情報D2の書き込み、記録情報D1の記録が行われず、ラベルブロック14に対してVOID印刷が行われるため、ラベルブロック14に不正な情報が書き込まれている可能性を迅速にユーザーに認識させることができると共に、原因の究明等に利用させることができる。
さて、ステップSA6において、RFIDタグ11に対する情報の書き込みが行われていないと判別した場合(ステップSA6:NO)、統括制御部35は、ラベル発行指示コマンドに含まれる書込指示コマンドC2を読み出す(ステップSA8)。以下のステップSA9〜12の処理は、統括制御部35により書込指示コマンドC2が読み出されて実行されることにより行われる。
当該ラベル発行指示コマンドの記録指示コマンドC1に含まれる記録情報D1の各情報のうち、便情報を取得する(ステップSA9)。
次いで、統括制御部35は、RTC情報読出部36からRTC29の揮発性メモリーに記憶された現在時刻を示すデータを取得し、現在日時情報を取得する(ステップSA10)。
次いで、統括制御部35は、ステップSA3で取得した便情報と、ステップSA4で取得した現在日時情報との組み合わせからなる書込情報D2を生成し(ステップSA11)、RFIDタグ読み書き制御部37を制御して、リーダーライター機構15を介して、RFIDタグ11に書込情報D2を書き込む(ステップSA12)。
次いで、統括制御部35は、ホストコンピューター3を介して、管理サーバー5と通信し、管理サーバー5に対して、ステップSA2において読み出したタグ識別情報について、書込済タグIDデータベース6への記憶を要求する(ステップSA13)。当該要求に応じて、管理サーバー5は、書込済タグIDデータベース6に適切な態様で、タグ識別情報を記憶する。
このように、本実施形態では、統括制御部35は、書込情報D2の書き込みが正常に完了したRFIDタグ11について、当該RFIDタグ11のタグ識別情報を書込済タグIDデータベース6に記憶させる。これにより、書込済タグIDデータベース6において、書込情報D2の書き込みが正常に完了したRFIDタグ11のタグ識別情報を統括的に管理することが可能となる。
特に、本実施形態に係る媒体処理システム1は、複数の媒体処理装置2を有しているが、これら複数の媒体処理装置2のそれぞれが情報を書き込んだRFIDタグ11のタグ識別情報が書込済タグIDデータベース6において一元的に管理されるため、例えば、1の媒体処理装置2で書込情報D2を書き込んだRFIDタグ11について、他の媒体処理装置2により書き込まれた情報が上書きされる、といった事態が生じることを防止できる。
次いで、統括制御部35は、ラベル発行指示コマンドに含まれる記録指示コマンドC1を読み出す(ステップSA14)。以下のステップSA15〜17の処理は、統括制御部35により記録指示コマンドC1が読み出されて実行されることにより行われる。
次いで、統括制御部35は、記録指示コマンドC1に含まれる記録情報D1を取得し(ステップSA15)、記録制御部38の記録制御部38に出力する(ステップSA16)。記録制御部38は、入力された記録情報D1に基づいて、当該記録情報D1に係る画像データを画像バッファーに展開する等の必要な処理を行い、記録機構24を制御して、記録情報D1をラベルブロック14の記録面14aに記録する(ステップSA17)。
以上のようにして、RFIDタグ11に書込情報D2(便情報+現在日時情報)が書き込まれ、かつ、その記録面に記録情報D1(顧客情報+便情報+バーコード情報)が記録された荷物ラベルが発行される。
以上説明したように、本実施形態に係る媒体処理システム1では、媒体処理装置2の制御部20の統括制御部35は、ラベルブロック14のRFIDタグ11への書込情報D2の書き込みに際し、RFIDタグ11から、RFIDタグ11に一意に付与されたタグ識別情報を読み出し、書込情報D2の書き込みが完了した場合は、ホストコンピューター3と通信し、読み出したタグ識別情報を、書き込みが完了したRFIDタグ11を示すものとしてホストコンピューター3のサーバー側記憶部7の書込済タグIDデータベース6に累積的に記憶する一方、RFIDタグ11への書込情報の書き込みに際し、RFIDタグ11から、タグ識別情報を読み出し、ホストコンピューター3と通信し、ホストコンピューター3の書込済タグIDデータベース6に累積的に記憶したタグ識別情報の中に、読み出したタグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがある場合、書込情報D2の書き込みを行わない。
この構成によれば、処理対象となっていないラベルブロック14のRFIDタグ11に正常に書き込まれていた情報が上書きされ、当該RFIDタグ11に記憶されている情報が誤ったものとなることを防止できる。さらに、媒体処理システム1を構成する媒体処理装置2の全てについて、処理対象となっていないラベルブロック14のRFIDタグ11に正常に書き込まれていた情報の上書きを効果的に防止できる。
また、本実施形態では、媒体処理装置2の制御部20の統括制御部35、ラベルブロック14のRFIDタグ11への書込情報D2の書き込みに際し、ホストコンピューター3と通信し、ホストコンピューター3のサーバー側記憶部7の書込済タグIDデータベース6に累積的に記憶したタグ識別情報の中に、読み出したタグ識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、累積的に記憶したタグ識別情報の中に、読み出したタグ識別情報と一致するものがない場合であって、既に情報が書き込まれている場合は、その旨を示す情報をラベルブロック14に記録する。
この構成によれば、上記のような場合には、媒体にその旨示す情報が記録されるため、ユーザーは、当該ラベルブロック14のRFIDタグ11に正常でない態様で情報が書き込まれた可能性があることを認識でき、対処することが可能となる。
また、本実施形態では、ステップSA5において、記録制御部38は、処理対象となっているラベルブロック14に対して記録機構24によりVOID印刷を行うことも可能である。これにより、対応するラベルブロック14について、書き込みが既に正常に完了していると判別したため、情報の書き込み、情報の記録を行わなかった旨を報知できる。なお、上述したように、処理対象となっているラベルブロック14と同一のタグ識別情報の値を有するRFIDタグ11を搭載するラベルブロック14がまだ媒体処理装置2から排出されていない場合には、記録制御部38は、当該ラベルブロック14を搬送機構26により記録機構24の位置まで搬送し、VOID印刷を行ってもよい。また、同一のタグ識別情報の値を有する複数のRFIDタグ11を搭載するそれぞれのラベルブロック14の少なくとも1つにVOID印刷を行うようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、書込情報D2を書き込んだRFIDタグ11のタグ識別情報を、管理サーバー5の書込済タグIDデータベース6において管理していたが、これに限らず、上記実施形態で適宜述べたとおり、個々の媒体処理装置2が、自身の記憶部30に記憶し管理する構成であってもよく、また、複数の媒体処理装置2のうち、代表する1台の媒体処理装置2の記憶部30に記憶し、管理する構成であってもよい。個々の媒体処理装置2が、書込情報D2を書き込んだRFIDタグ11のタグ識別情報を、自身の記憶部30に記憶し管理する構成は、特に、1台の媒体処理装置2によって専用紙10を処理する場合に有効である。
また、上述した実施形態では、管理サーバー5への書込済タグIDデータベース6へのアクセスや、タグ識別情報の比較等の処理を、媒体処理装置2が主体となって、管理サーバー5と協働して行う構成であったが、これら処理の1部、又は、全部をホストコンピューター3が主体となって、媒体処理装置2、及び、管理サーバー5と協働して行う構成であっても良い。この場合、この場合、ホストコンピューター3と媒体処理装置2が協働して「媒体処理装置」として機能する。
また例えば、上述した実施形態に係る媒体処理装置2の記録ヘッド25は、サーマル式であったが、記録形式はこれに限らずインクジェット式、ドットインパクト式等何であってもよく、また、媒体のICタグとの通信規格は何であってもよい。また例えば、図3、4に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、媒体処理装置2の各機能ブロックの機能を、媒体処理装置2に外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。また、媒体処理装置2は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、各種動作を実行するようにしてもよい。
1…媒体処理システム、2…媒体処理装置、3…ホストコンピューター、4…ネットワーク、5…管理サーバー(制御装置)、7…サーバー側記憶部(記憶部)、10…専用紙(媒体)、11…RFIDタグ(ICタグ)、15…リーダーライター機構(情報読み書き部)、20…制御部、24…記録機構(記録部)、30…記憶部。

Claims (7)

  1. ホストコンピューターに接続可能な媒体処理装置であって、
    媒体に搭載されたICタグに対して無線通信で前記ホストコンピューターから受信するコマンドに基づいて生成される書込情報を書き込み、または、前記ICタグに一意に付与されるタグ識別情報を読み出す、情報読み書き部と、
    記情報読み書き部により前記書込情報の書き込みが完了しているICタグ前記タグ識別情報を少なくとも記憶する記憶部と、
    前記情報読み書き部と前記記憶部とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致しない場合であって、前記ICタグに情報の書き込みが行われていないと判別した場合には、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへ前記書込情報を書き込みし、前記書込情報を書き込んだICタグのタグ識別情報を前記記憶部に記憶し、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致する判別した場合、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへの前記書込情報の書き込みを禁止することを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記媒体に記録する記録部をさらに備え、
    前記記憶部には所定の記録情報が記憶されており、
    前記制御部は、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報一致しない場合であって、前記ICタグに情報の書き込みが行われていると判別した場合には、前記記憶部に記憶された所定の記録情報を記媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記媒体に記録する記録部をさらに備え、
    前記記憶部には所定の記録情報が記憶されており、
    前記制御部は、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報一致する判別した場合、前記記憶部に記憶された所定の記録情報を記媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  4. 前記所定の記録情報は、前記ICタグが搭載された前記媒体が無効であることを明示する画像を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の媒体処理装置。
  5. 前記書込情報は、飛行機の便を示す情報、及び、現在日時を示す情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の媒体処理装置。
  6. ホストコンピューターに接続可能に構成され、
    媒体に搭載されたICタグに対して無線通信で前記ホストコンピューターから受信するコマンドに基づいて生成される書込情報を書き込み、または、前記ICタグに一意に付与されるタグ識別情報を読み出す情報読み書き部と、記情報読み書き部により前記書込情報の書き込みが完了しているICタグ前記タグ識別情報を少なくとも記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の制御方法であって、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致しない場合であって、前記ICタグに情報の書き込みが行われていないと判別した場合には、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへ前記書込情報を書き込みし、前記書込情報を書き込んだICタグのタグ識別情報を前記記憶部に記憶し、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致する判別した場合、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへの前記書込情報の書き込みを禁止することを特徴とする媒体処理装置の制御方法。
  7. ホストコンピューターに接続可能に構成され、
    媒体に搭載されたICタグに対して無線通信で前記ホストコンピューターから受信するコマンドに基づいて生成される書込情報を書き込み、または、前記ICタグに一意に付与されるタグ識別情報を読み出す情報読み書き部と、記情報読み書き部により前記書込情報の書き込みが完了しているICタグ前記タグ識別情報を少なくとも記憶する記憶部と、を備える媒体処理装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致しない場合であって、前記ICタグに情報の書き込みが行われていないと判別させた場合には、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへ前記書込情報を書き込みさせ、前記書込情報を書き込んだICタグのタグ識別情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記情報読み書き部によりICタグから読み出したタグ識別情報が、前記記憶部に記憶するタグ識別情報と一致する判別させた場合、前記情報読み書き部によりタグ識別情報を読み出したICタグへの前記書込情報の書き込みを禁止させることを特徴とするプログラム。
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