JP5959054B2 - 天井点検口 - Google Patents

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Description

この発明は、天井点検口に関するもので、更に詳細には、天井に形成された開口に取り付けられる方形状の外枠と、該外枠内に開閉可能に設けられる内枠とを具備する天井点検口に関するものである。
一般に、天井裏の配線や配管等のメンテナンスのために、天井点検口が設けられている。この天井点検口は、天井に形成された開口に取り付けられた方形状の外枠に対して、外周に内枠を有する天井蓋を開放すると、天井蓋は水平状態から垂直方向に90度以上回動するため、壁面付近に設置される天井点検口において開閉軸側の吊元が壁面側となるように施工されていると、開放された天井蓋が壁面に衝突する懸念がある。
また、天井面の模様替え等によりパーティション等が点検口付近に位置する場合においても、天井蓋を開放すると、上記と同様に開放された天井蓋がパーティション等に衝突する懸念がある。
このような問題を解決する手段として、施工後に吊元を変更可能とした天井点検口が提案されている。例えば、方形状の外枠の各辺の内面の両端部に辺中央側に入口を有する軸受け溝を形成すると共に、内枠の対向する2辺の端部に軸ピンを突出形成し、該軸ピンを軸受け溝に挿入し軸支することで内枠を任意の方向に開閉可能に取り付ける天井点検口が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の構造のものとして、内枠を有する点検口扉の一辺側にクレモナ錠を装置し、その両側のシャフトを案内するシャフト穴を構成すると共に、上記一辺と対向する辺側に回転軸を支持する回転軸穴を構成し、点検口枠(外枠)に、上記シャフト穴と回転軸穴にそれぞれ対応する共通穴を構成することで、点検口扉を180度、90度旋回した状態で変更可能な天井点検口が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3909068号公報(特許請求の範囲、図2,図4,図6) 特開平9−302910号公報(特許請求の範囲、図1,図5)
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、外枠に設けられた入口を有する軸受け溝に、内枠に突出形成された軸ピンを挿入し軸支する構造であるため、軸ピンが軸受け溝から外れるのを防止する必要がある。そのため、特許文献1記載のものにおいては、上記軸受け溝の下辺を上辺よりも中央側に向かって長く形成すると共に、下辺の末端に停止部を突出形成し、更に停止部から辺中央側に向かって軸ピンを支持することができる受辺部を設けると共に、受辺部の末端に第二停止部を突出形成している。また、特許文献1記載のものにおいては、内枠を外枠に取り付ける際に軸ピンが邪魔になるのを防止するために、軸ピンを、その軸線方向に摺動可能にし、コイルばねによって外側に向かって付勢する構造としている。また、特許文献1に記載の天井点検口においては、内枠には、垂直方向の軸を回すことで回転してロック及びロック解除する公知の掛金が設けられているが、掛金と係合する係止部の構造については言及されていない。
したがって、特許文献1に記載のものにおいては、構造が複雑な上、取付が面倒であり、しかも、外枠と内枠との隙間を狭くした目地タイプの天井点検口には不向きであるという懸念がある。
一方、特許文献2に記載のものにおいては、目地タイプの天井点検口には適用可能であるが、内枠を有する点検口扉の一辺にクレモナ錠を取り付け、点検口枠(外枠)に、クレモナ錠のシャフト穴と、点検口扉の対向辺に設けられた回転軸を支持する回転軸穴にそれぞれ対応する共通穴を設ける構造である。
したがって、特許文献2に記載のものは、特に錠部分の構造が複雑な上、回転軸と共通穴の位置合わせ及びクレモナ錠のシャフトと共通穴との位置合わせが面倒であるため、取付が面倒であるという懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、錠部分を含む全体の構造を簡単にすると共に、施工後の変更取付を容易に行えるようにした天井点検口を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る天井点検口は、方形状の外枠と、上記外枠内に開閉可能に設けられる内枠とを具備し、天井に形成された開口に取り付けて用いられる天井点検口であって、 上記内枠は、該内枠の開放端側の内枠部材の略中央部に装着され、外方に向かって突出する水平方向に移動可能な係止凸部を有する係止用錠部材と、上記内枠部材に隣接する両側の内枠部材の基端側に設けられるねじ受け部に螺挿され、内方から外方に向かって出没可能に設けられる一対の回転軸とを具備し、 上記外枠は、該外枠を構成する各外枠部材の略中央部に着脱可能に装着され、上記係止用錠部材の係止凸部が係脱可能に載置する係止面を有する係止部材と、上記各外枠部材の隣接側部位に設けられ、上記回転軸を摺動及び回動自在に枢支する長孔状軸受けとを具備する、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、施工後に内枠の開閉軸部の吊元を変更する場合には、回転軸を内枠の内方側に移動して回転軸と長孔状軸受けとの係合を解除して内枠を外枠から取り外し、係止部材を外枠部材から取り外した後、変更する吊元側の外枠の内方に回転軸を具備する内枠部材を位置し、回転軸を外方側に移動して長孔状軸受けに係合(摺動及び回動自在に枢支)させ、係止部材を内枠の開放端側の外枠部材に装着して内枠の開閉軸部の吊元を外枠の4辺の任意の箇所に変更することができる。
請求項1記載の天井点検口において、上記長孔状軸受けは、上記外枠部材の端部側から内方側に向かって下り勾配に形成され、上記係止部材は、上記係止面を有する突出部の下面が上記外枠側から内方に向かって上り勾配に形成されているのが好ましい(請求項2)。
このように構成することにより、内枠を開放する際に回転軸は長孔状軸受けの傾斜上方側から下方側へ移動しつつ回動して内枠を開放し、内枠を閉止する際には、回転軸は長孔状軸受けの傾斜下方側から上方側へ移動しつつ回動して内枠を閉止するので、内枠の開閉を円滑に行うことができる。また、係止部材の係止面を有する突出部の下面を外枠側から内方に向かって上り勾配に形成することにより、内枠の閉止時に内枠の上端部が係止部材に干渉するのを防止することができる。
請求項1又は2に記載の天井点検口において、上記内枠を構成する内枠部材を、上記外枠部材の上部との間に空間をおいて対向する上部起立片と、上記外枠部材の下部との間に僅かな隙間をおいて対向する下部垂下片と、上部起立片の下端と下部垂下片の上端とを連結する水平片とからなる断面略クランク状に形成し、上記上部起立片と上記外枠部材の上部との間の空間内に、上記係止部材と係止用錠部材の係止凸部を位置させると共に、上記回転軸を螺挿するねじ受け部を位置させるのが好ましい(請求項3)。
このように構成することにより、外枠と内枠との間に形成された空間内に、係止部材と係止用錠部材の係止凸部を位置させると共に、回転軸を螺挿するねじ受け部を位置させることができるので、外枠を構成する各外枠材に係止部材を着脱可能に装着することができ、錠部分を容易に確保することができると共に、回転軸を支持するねじ受け部の収容スペースを確保することができる。
また、請求項1ないし3のいずれかに記載の天井点検口において、上記各外枠部材の略中央部に、略矩形状の係合孔と、該係合孔の下方に位置する位置決め孔とを設け、上記係止部材は、上記係止面の一辺から起立して上記係合孔の上辺外面に当接する係止片と、上記係合孔の両側辺に係脱可能に係合する弾性変形可能な一対の係止爪と、上記位置決め孔内に嵌合する位置決め突起とを具備するのが好ましい(請求項4)。
このように構成することにより、係止片を係合孔内に挿入し、一対の係止爪を弾発力に抗して弾性変形した状態で係合孔内に挿入すると共に、位置決め突起を位置決め孔に嵌挿した後に係止爪の弾性変形を解除して復元することで、係止片を係合孔の上辺外面に当接し、係止爪を係合孔に弾発力によるスナップ係合させた状態で係止部材を各外枠部材の中央部の所定位置に装着することができる。また、係止部材を外枠部材から取り外す場合は、係止爪を弾発力に抗して弾性変形した状態で係合孔との係合を解除して、取り外すことができる。
また、請求項3記載の天井点検口において、上記内枠の開放端側の内枠部材は、上部起立片の上端から外方に向かって延在する上部水平片と、該上部水平片の先端から垂下する垂下片と、上記水平片における上記上部起立片側に長手通しに起立する凸条ガイド部と、上記上部水平片と垂下片の中央部から偏倚した位置に設けられる切欠き部と、上記下部垂下片の下端から外方に向かって突出する下部ガイド部とを具備し、上記係止用錠部材は、上記切欠き部を介して上記上部起立片、下部垂下片及び水平片に沿って摺動可能に取り付けられる断面略クランク状の基部と、上記基部の上部起立片の外面に突出する係止凸部と、上記凸条ガイド部に摺動自在に嵌合する凹条部と、上記下部ガイド部に摺動自在に係合する下部摺動部と、上記下部摺動部より下方に延在して下部垂下片と上記外枠部材の下部との間の隙間を貫通して下方に突出する突出端に設けられる操作用摘みとを具備し、更に、上記内枠部材の上部起立片の外側面の長手方向の2箇所に、上記係止用錠部材の施錠位置と解錠位置を規制する位置規制用突起を突設するのが好ましい(請求項5)。
このように構成することにより、係止用錠部材を内枠部材に容易に装着することができると共に、操作用摘みを操作して係止用錠部材をスライドさせることにより内枠の施錠と解錠を行うことができる。
また、請求項1ないし3のいずれかに記載の天井点検口において、上記係止用錠部材は、上記内枠の開放端側の内枠部材の内方側に回動自在に装着され、下面に鍵操作部を有する操作軸と、該操作軸の上面に直交状に突設される上記係止凸部とを具備し、上記係止凸部は、上記内枠部材に設けられたスリットを介して内枠部材の外方に出没可能に形成してもよい(請求項6)。
このように構成することにより、鍵を用いて鍵操作部を操作して係止凸部を水平方向に回動させることにより内枠の施錠と解錠を行うことができる。
また、請求項1又は2に記載の天井点検口において、上記長孔状軸受けは、上記外枠部材の一部を内方側に屈曲した屈曲部に設けられているのが好ましい(請求項7)。
このように構成することにより、長孔状軸受けに摺動及び回動自在に枢支される回転軸の先端部を屈曲部内に位置させることができるので、回転軸の先端部が外枠部材の外側に突出するのを防止することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、錠部分を含む全体の構造を簡単にすると共に、施工後の内枠の変更取付を容易にすることができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に内枠の開閉を円滑に行うことができると共に、内枠の閉止時に内枠の上端部が係止部材に干渉するのを防止することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、上記(1),(2)に加えて、更に外枠と内枠の間に錠部分を容易に確保することができると共に、回転軸を支持するねじ受け部の収容スペースを確保することができるので、外枠の下端部と内枠の下端部が細い目地タイプの天井点検口においても、係止用錠部材の係止凸部と係止部材とから構成される錠部分を容易に組み込むことができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、係止片を係合孔の上辺外面に当接し、係止爪を係合孔に弾発力によるスナップ係合させた状態で係止部材を外枠部材に装着することができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に外枠部材に対する係止部材の着脱を容易にすることができると共に、装着を確実にすることができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、係止用錠部材を内枠部材に容易に装着することができると共に、操作用摘みを操作して係止用錠部材をスライドさせることにより内枠の施錠と解錠を行うことができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、鍵を用いて鍵操作部を操作して係止凸部を水平方向に移動させることにより内枠の施錠と解錠を行うことができる。
(7)請求項7記載の発明によれば、長孔状軸受けに摺動及び回動自在に枢支される回転軸の先端部を屈曲部内に位置させることができ、回転軸の先端部が外枠部材の外側に突出するのを防止することができるので、上記(1)〜(6)に加えて、更に外枠と内枠間の隙間を広げることなく、回転軸の枢支部の強度を確保することができる。
この発明に係る天井点検口の閉止状態を示す断面図である。 この発明に係る天井点検口の開閉状態を示す断面図である。 この発明に係る天井点検口の要部を示す平面図である。 図3のI−I線に沿う断面図(a)及び図3のII−II線に沿う断面図(b)である。 図3のIII−III線に沿う断面図である。 この発明における回転軸と軸受けを示す分解断面図である。 この発明における外枠の分解斜視図である。 この発明における係止部材の斜視図(a)、係止部材の取付前の状態を示す斜視図(b)、取付状態を示す斜視図(c)及び取付後の状態を示す斜視図(d)である。 この発明における係止用錠部材の取付状態を示す斜視図である。 上記係止用錠部材の施錠状態を示す斜視図(a)及び解錠状態を示す斜視図(b)である。 内枠の取付位置を変更する手順を示す斜視図である。 この発明に係る第2実施形態の天井点検口を示す要部平面図である。 第2実施形態の天井点検口の断面図である。
以下に、この発明に係る天井点検口の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る天井点検口を目地タイプの天井点検口に適用した場合について説明する。
<第1実施形態>
上記天井点検口1は、図1ないし図3に示すように、天井2に形成された方形状の開口2a内に取り付けられる方形状の外枠10と、外枠10内に開閉可能に設けられ、積層された天井下地材4と天井仕上げ材3の外周に取り付けられる方形状に形成される内枠20とを具備している。
内枠20は、該内枠20の開放端側の内枠部材21の略中央部に着脱可能に装着され、外方に向かって突出する水平方向に移動可能な係止凸部31を有する係止用錠部材30と、内枠部材21に隣接する両側の内枠部材21の基端側に設けられるねじ受け部40に螺挿され、内方から外方に向かって出没可能に設けられる一対の回転軸50とを具備している。
外枠10は、該外枠10を構成する各外枠部材11の略中央部に着脱可能に装着され、係止用錠部材30の係止凸部31が係脱可能に載置する係止面61を有する係止部材60と、各外枠部材11の隣接側部位に設けられ、回転軸50を摺動及び回動自在に枢支する長孔状軸受け70とを具備している。
この場合、内枠20を構成する内枠部材21は、外枠部材11の上部の垂直片11a(以下に上部垂直片11aという)との間に空間80をおいて対向する上部起立片22と、外枠部材11の下部の垂直片11b(以下に下部垂直片11bという)との間に僅かな隙間Sをおいて対向する下部垂下片23と、上部起立片22の下端と下部垂下片23の上端とを連結する水平片24とからなる断面略クランク状に形成されている。また、内枠部材21は、上部起立片22の上端から外方に向かって延在する上部水平片25と、該上部水平片25の先端から垂下する垂下片26と、水平片24における上部起立片側に長手通しに起立する凸条ガイド部27と、上部水平片25と垂下片26の中央部から偏倚した位置に設けられる切欠き部28と、下部垂下片23の下端から外方に向かって突出する下部ガイド部29とを具備している。
また、内枠20の開放端側の内枠部材21の下部垂下片23の長手方向の両端側には外側に向かってコ字状に切り起こされた位置規制用突起部21aが設けられている(図3参照)。この位置規制用突起部21aは、内枠20の閉止時に後述する外枠部材11の開口側垂直面に設けられた水平段部11cの下面に係合して、内枠20の上方への移動が規制されている。
更に、開放端側の内枠部材21に隣接する内枠部材21の下部垂下片23における枢支部側と開放端側の間の任意の2箇所には外側に向かって半円弧状に切り起こされるズレ規制用突起部21bが設けられている(図3及び図4(b)参照)。このズレ規制用突起部21bは、内枠20の閉止時に後述する外枠部材11の下部垂直片11bの開口側面に当接して、内枠20の開閉方向と直交する横方向のズレを規制している。
このように形成される内枠部材21はアルミニウム製押出形材にて形成されている。また、内枠部材21の端部同士は図示しないコーナー部材によって連結されており、下部垂下片23の内側には天井仕上げ材3が配置され、上部起立片22の内側には天井下地材4が配置され、天井下地材4の上面は、各内枠部材21の上部起立片22の内面に固定ねじ5によって固定されるアングル状の押さえ部材6によって固定されている。
また、内枠部材21に装着される係止用錠部材30は、図9に示すように、切欠き部28を介して上部起立片22、下部垂下片23及び水平片24に沿って摺動可能に取り付けられる断面略クランク状の基部32と、基部32の上部起立片22の外面に突出する係止凸部31と、凸条ガイド部27に摺動自在に嵌合する凹条部33と、下部ガイド部29に摺動自在に係合する下部摺動部34と、下部摺動部34より下方に延在して下部垂下片23と外枠部材11の下部垂直片11bとの間の隙間Sを貫通して下方に突出する突出端に設けられる操作用摘み35と、基部32の両側に延在する翼片36とを具備している。
このように形成される係止用錠部材30は、内枠部材21に形成された切欠き部28を介して内枠部材21の外側面に落とし込まれ、上述したように上部起立片22、下部垂下片23及び水平片24に沿って摺動可能に取り付けられた後、内枠部材21の中央部側へ移動されてセットされる。この際、内枠部材21の上部起立片22の中央部の両側の2箇所に突設された中央部側が隆起した一対の楔状の位置規制用突起21cの一方を乗り越えて内枠部材21の中央部にスライド可能に位置する。また、内枠部材21の上部起立片22における両位置規制用突起21cより外側には、一対の半球状の補助位置規制用突起21dが突設されており、補助位置規制用突起21dが係止用錠部材30の翼片36の裏面に設けられた凹所(図示せず)に係合することで、係止用錠部材30の係止凸部31と係止部材60の係脱状態すなわち施錠状態と解錠状態が確認できるように構成されている。なお、上記係止用錠部材30は、工場において予め内枠20の開放端側の内枠部材21に組み付けられている。
また、図5及び図6に示すように、内枠20の開放端側の内枠部材21と隣接する両内枠部材21の上部起立片22には貫通孔22aが設けられており、この貫通孔22aにねじ受け部であるナット40が嵌挿固定されている。このナット40に螺挿され、内方から外方に向かって出没可能に設けられる回転軸50は、図5及び図6に示すように、ナット40に螺合されるねじ軸51の先端に小径軸52を有し、ねじ軸51の基端部にプラス溝53を有する頭部54を有する段付き軸部材にて形成されている。このように形成される回転軸50は内枠20の内方側からナット40に螺合されて出没可能になっており、回転軸50を時計方向に回して突出した状態で先端の小径軸52が長孔状軸受け70に摺動及び回動自在に枢支され、反時計方向に回転して後退した状態で長孔状軸受け70との係合が解除される。
一方、外枠10を構成する外枠部材11は、図4ないし図7に示すように、断面形状において上部垂直片11aと下部垂直片11bとの間に水平段部11cが形成されている。また、外枠部材11の中央部には、略矩形状の係合孔13と、該係合孔13の下方に位置する2個の位置決め孔14が設けられている。これら係合孔13と位置決め孔14に係止部材60が着脱可能に装着されるようになっている。更に、外枠部材11の隣接側部位に内方側に屈曲した略矩形状の屈曲部15が設けられており、この屈曲部15に回転軸50を摺動及び回動自在に枢支する長孔状軸受け70が設けられている。この場合、長孔状軸受け70は、外枠部材11の端部側から内方側に向かって下り勾配に形成されている。
上記のように形成される外枠部材11はアルミニウム製押出形材にて形成されている。また、各外枠部材11の隣接同士はアングル状のコーナー部材12を介して直交状に連結されている(図7参照)。
上記係止部材60は、図8(a),(b)に示すように、上端に係止面61を有する突出部62と、係止面61の一辺から起立する係止片63と、突出部62の両側から係止片63側に突出する弾性変形可能な一対の係止爪64と、突出部62の係止片63の下方側に突設される2個の位置決め突起65とを具備する。また、係止部材60の突出部62の下面62aは、外枠10側から内方に向かって上り勾配に形成されている。換言すると、係止部材60の突出部62の下面62aは、外枠10側に位置する係止片63側から係止片63と対向する辺側に向かって上り勾配に形成されている。
上記のように形成される係止部材60を外枠部材11に取り付けるには、図8(c)に示すように、係止部材60を傾けて係止片63を係合孔13内に挿入し、指で摘まんで両係止爪64を弾発力に抗して弾性変形(圧縮変形)した状態で係合孔13内に挿入すると共に、位置決め突起65を位置決め孔14に嵌挿する。その後、係止爪64の弾性変形(圧縮変形)を解除して復元することで、図8(d)に示すように、係止片63を係合孔13の上辺外面に当接し、係止爪64を係合孔13に弾発力によるスナップ係合させた状態で係止部材60を外枠部材11の中央部の所定の位置に装着することができる。また、係止部材60を外枠部材11から取り外す場合は、係止爪64を弾発力に抗して弾性変形(圧縮変形)した状態で係合孔13との係合を解除して、取り外すことができる。
次に、天井点検口1の施工後に、内枠20の開閉軸部の吊元を変更する場合について、図1,図2,図5,図8及び図11を参照して説明する。まず、図1に示すように、施工された天井点検口1の閉止状態の内枠20の開放端側を持って内枠20を開放する(図2,図11(a)参照)。内枠20を開放する際には、図2に示すように、自重によって回転軸50が長孔状軸受け70の傾斜上方側から下方側へ移動しつつ回動するので、内枠20を円滑に開放することができる。内枠20を開放した状態で、回転軸50内枠20のねじ受け部40に螺挿されている回転軸50を内枠20の内方側に移動して回転軸50と長孔状軸受け70との係合を解除する。このとき、回転軸50はねじ受け部40に螺合された状態にしておく(図5の二点鎖線参照)。このようにして回転軸50と長孔状軸受け70との係合を解除した状態で、内枠20を外枠10から取り外し(図11(b)参照)、また、係止部材60を外枠部材11から取り外す。次に、変更する吊元側の外枠10の内方に回転軸50を具備する内枠部材21を挿入して配置し、回転軸50を外方側に移動して長孔状軸受け70に係合(摺動及び回動自在に枢支)させ(図5参照)、図8に示すように、係止部材60を内枠20の開放端側の外枠部材11に装着して内枠20の開閉軸部の吊元を外枠10の4辺の任意の箇所に変更することができる。
なお、内枠20を閉止する際には、図2に示すように、回転軸50は長孔状軸受け70の傾斜下方側から上方側へ移動しつつ回動して内枠20を閉止するので、内枠20の閉止を円滑に行うことができる。また、係止部材60の係止面61を有する突出部62の下面を外枠側から内方に向かって上り勾配に形成することにより、内枠20の閉止時に内枠20の上端部が係止部材60に干渉するのを防止することができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、係止用錠部材30がスライドによって施錠・解錠を行う場合について説明したが、係止用錠部材を別の構造としてもよい。
例えば、図12及び図13に示すような鍵式の係止用錠部材30Aを用いてもよい。この場合、係止用錠部材30Aは、内枠20の開放端側の内枠部材21の内方側に固定されるブラケット90に回動自在に装着され、下面に鍵操作部37を有する操作軸38と、該操作軸38の上面に直交状に突設される係止凸部31Aとを具備する。なお、操作軸38は天井下地材4及び天井仕上げ材3に設けられた切欠き部7を介して下面の鍵操作部37が天井面に露呈している。なお、切欠き部7はブラケット90及び下枠部材21の下端部に掛け渡されるカバー材91によって隠蔽されている。また、係止凸部31Aは、内枠部材21に設けられたスリット21eを介して内枠部材21の外方に出没可能に形成されている。
上記のように構成される第2実施形態の天井点検口によれば、鍵100を用いて鍵操作部37を操作して係止凸部31Aを水平方向に回動させることにより内枠20の施錠と解錠を行うことができる。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように構成される本実施形態の天井点検口1によれば、方形状の外枠10内に開閉可能に設けられる内枠20の開放端側の内枠部材21の略中央部に、外方に向かって突出する水平方向に移動可能な係止凸部31,31Aを有する係止用錠部材30,30Aを装着し、対向する両内枠部材21の開閉基端側に、内方から外方に向かって出没可能に設けられる一対の回転軸50を設け、外枠10を構成する各外枠部材11の略中央部に、係止部材60を着脱可能に装着し、各外枠部材11の隣接側部位に、回転軸50を摺動及び回動自在に枢支する長孔状軸受け70を設けるので、外枠10を共通の外枠部材11にて形成することができ、錠部分を含む全体の構造を簡単にすると共に、施工後の内枠20の変更取付を容易にすることができる。
また、長孔状軸受け70を、外枠部材11の端部側から内方側に向かって下り勾配に形成し、係止部材60における係止面61を有する突出部62の下面を外枠側から内方に向かって上り勾配に形成することにより、内枠20の開閉を円滑に行うことができると共に、内枠20の閉止時に内枠20の上端部が係止部材60に干渉するのを防止することができる。
また、外枠10と内枠20との間に形成された空間80内に、係止部材60と係止用錠部材30,30Aの係止凸部31,31Aを位置させると共に、回転軸50を螺挿するねじ受け部40を位置させることができるので、外枠10を構成する各外枠部材11に係止部材60を着脱可能に装着することができ、錠部分を容易に確保することができると共に、回転軸50を支持するねじ受け部の収容スペースを確保することができる。したがって、外枠10の下端部と内枠20の下端部が細い目地タイプの天井点検口においても、係止用錠部材30,30Aの係止凸部31,31Aと係止部材60とから構成される錠部分を容易に組み込むことができる。
また、係止部材60の係止片63を外枠部材11に設けられた係合孔13の上辺外面に当接し、係止爪64を係合孔13に弾発力によるスナップ係合させた状態で係止部材60を外枠部材11に装着することができるので、外枠部材11に対する係止部材60の着脱を容易にすることができると共に、装着を確実にすることができる。
また、長孔状軸受け70を、外枠部材11の一部を内方側に屈曲した屈曲部15に設けることにより、長孔状軸受け70に摺動及び回動自在に枢支される回転軸50の先端部を屈曲部15内に位置させることができ、回転軸50の先端部が外枠部材11の外側に突出するのを防止することができるので、外枠10と内枠20間の隙間Sを広げることなく、回転軸50の枢支部の強度を確保することができる。
更に、閉止状態において、外枠部材11の開口側垂直面に形成された水平段部11cの下面を、開放端側の内枠部材21の外側面に設けられた位置規制用突起部21aに係合させることにより、内枠20の上方への移動を規制することができるので、内枠20の閉止状態を安定させることができる。
1 天井点検口
2 天井
2a 開口
10 外枠
11 外枠部材
11a 上部垂直片
11b 下部垂直片
11c 水平段部
13 係合孔
14 位置決め孔
15 屈曲部
20 内枠
21 内枠部材
21a 位置規制用突起部
21c 位置規制用突起
21e スリット
22 上部起立片
23 下部垂下片
24 水平片
25 上部水平片
26 垂下片
27 凸条ガイド部
28 切欠き部
29 下部ガイド部
30,30A 係止用錠部材
31,31A 係止凸部
32 基部
33 凹条部
34 下部摺動部
35 操作用摘み
37 鍵操作部
38 操作軸
40 ナット(軸受け部)
50 回転軸
51 ねじ軸
52 小径軸
60 係止部材
61 係止面
62 突出部
62a 下面
63 係止片
64 係止爪
65 位置決め突起
70 長孔状軸受け
80 空間
S 隙間

Claims (7)

  1. 方形状の外枠と、上記外枠内に開閉可能に設けられる内枠とを具備し、天井に形成された開口に取り付けて用いられる天井点検口であって、
    上記内枠は、該内枠の開放端側の内枠部材の略中央部に装着され、外方に向かって突出する水平方向に移動可能な係止凸部を有する係止用錠部材と、上記内枠部材に隣接する両側の内枠部材の基端側に設けられるねじ受け部に螺挿され、内方から外方に向かって出没可能に設けられる一対の回転軸とを具備し、
    上記外枠は、該外枠を構成する各外枠部材の略中央部に着脱可能に装着され、上記係止用錠部材の係止凸部が係脱可能に載置する係止面を有する係止部材と、上記各外枠部材の隣接側部位に設けられ、上記回転軸を摺動及び回動自在に枢支する長孔状軸受けとを具備する、
    ことを特徴とする天井点検口。
  2. 請求項1記載の天井点検口において、
    上記長孔状軸受けは、上記外枠部材の端部側から内方側に向かって下り勾配に形成され、上記係止部材は、上記係止面を有する突出部の下面が上記外枠側から内方に向かって上り勾配に形成されている、ことを特徴とする天井点検口。
  3. 請求項1又は2に記載の天井点検口において、
    上記内枠を構成する内枠部材は、上記外枠部材の上部との間に空間をおいて対向する上部起立片と、上記外枠部材の下部との間に僅かな隙間をおいて対向する下部垂下片と、上部起立片の下端と下部垂下片の上端とを連結する水平片とからなる断面略クランク状に形成され、上記上部起立片と上記外枠部材の上部との間の空間内に、上記係止部材と係止用錠部材の係止凸部が位置すると共に、上記回転軸を螺挿するねじ受け部が位置する、ことを特徴とする天井点検口。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の天井点検口において、
    上記各外枠部材の略中央部に、略矩形状の係合孔と、該係合孔の下方に位置する位置決め孔とを設け、上記係止部材は、上記係止面の一辺から起立して上記係合孔の上辺外面に当接する係止片と、上記係合孔の両側辺に係脱可能に係合する弾性変形可能な一対の係止爪と、上記位置決め孔内に嵌合する位置決め突起とを具備する、ことを特徴とする天井点検口。
  5. 請求項3記載の天井点検口において、
    上記内枠の開放端側の内枠部材は、上部起立片の上端から外方に受かって延在する上部水平片と、該上部水平片の先端から垂下する垂下片と、上記水平片における上記上部起立片側に長手通しに起立する凸条ガイド部と、上記上部水平片と垂下片の中央部から偏倚した位置に設けられる切欠き部と、上記下部垂下片の下端から外方に向かって突出する下部ガイド部とを具備し、上記係止用錠部材は、上記切欠き部を介して上記上部起立片、下部垂下片及び水平片に沿って摺動可能に取り付けられる断面略クランク状の基部と、上記基部の上部起立片の外面に突出する係止凸部と、上記凸条ガイド部に摺動自在に嵌合する凹条部と、上記下部ガイド部に摺動自在に係合する下部摺動部と、上記下部摺動部より下方に延在して下部垂下片と上記外枠部材の下部との間の隙間を貫通して下方に突出する突出端に設けられる操作用摘みとを具備し、更に、上記内枠部材の上部起立片の外側面の長手方向の2箇所に、上記係止用錠部材の施錠位置と解錠位置を規制する位置規制用突起を突設する、ことを特徴とする天井点検口。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の天井点検口において、
    上記係止用錠部材は、上記内枠の開放端側の内枠部材の内方側に回動自在に装着され、下面に鍵操作部を有する操作軸と、該操作軸の上面に直交状に突設される上記係止凸部とを具備し、上記係止凸部は、上記内枠部材に設けられたスリットを介して内枠部材の外方に出没可能に形成される、ことを特徴とする天井点検口。
  7. 請求項1又は2に記載の天井点検口において、
    上記長孔状軸受けは、上記外枠部材の一部を内方側に屈曲した屈曲部に設けられている、ことを特徴とする天井点検口。
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