JP7287623B2 - 宅配ボックス - Google Patents

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Description

本開示は、宅配ボックスに関する。
宅配ボックスは、公知である。例えば、特許文献1には、折り畳み式宅配ボックスが開示される。折り畳み式宅配ボックスは、宅配業者が宅配物を預けるまでは、折り畳んで収納される。
特表2018-525038号公報
折り畳み式宅配ボックスは、宅配業者が宅配物を預けるときに、宅配業者によって組み立てられる。このとき、折り畳み式宅配ボックスが確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられると、宅配物が盗難される、宅配物が雨にぬれる、または宅配物が破損するおそれがある。
本開示の目的は、確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられることを防止することができる宅配ボックスを提供することである。
本開示の一態様である折り畳み式宅配ボックスは、組み立て状態から折り畳み状態に折り畳み可能な宅配ボックスであって、前面には扉が設けられ、扉はロック機構を備え、ロック機構によって、組み立て状態になるまでは扉が施錠され、組み立て状態では扉の位置が固定されると共に扉が開錠される。
本開示の一態様によれば、確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられることを防止することができる宅配ボックスを提供することができる。
組み立て状態の宅配ボックスの構成を示す斜視図である。 折り畳み状態の宅配ボックスの構成を示す斜視図である。 分解した宅配ボックスを示す斜視図である。 宅配ボックスを組み立てるときの流れを示す模式図である。 宅配ボックスを折り畳むときの流れを示す模式図である。 ロック機構の構成を示す斜視図である。 宅配ボックスを組み立てるときのロック機構の動作を示す模式図である。 宅配ボックスを折り畳むときのロック機構の動作を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例を詳細に説明する。実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであるから、図面に描画された構成要素の寸法などは、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略~」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。以下で説明する実施形態は例示であって、本開示の宅配ボックスはこれに限定されない。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、宅配ボックスの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下では、宅配ボックスが折り畳まれる方向を奥行き方向とする。扉が設けられる側を奥行き方向の前側とする。水平面において奥行き方向と直交する方向を幅方向とする。宅配ボックスの前面側に向かって右側を幅方向の右側とする。幅方向と奥行き方向とに直交する鉛直方向を高さ方向とする。
図1乃至図3を用いて、宅配ボックス100の構成について説明する。図1は、組み立て状態の宅配ボックス100の構成を表す斜視図である。図2は、折り畳み状態の宅配ボックス100の構成を表す斜視図である。図3は、宅配ボックス100の分解した状態を示す斜視図である。
宅配ボックス100は、折り畳み可能である。宅配ボックス100は、一戸建て住宅の玄関脇の壁面に設置されるが、これに限定されない。宅配ボックス100は、例えば集合住宅等に設置されても良い。また、宅配ボックス100は、例えば玄関脇の床面等に設置されても良い。
宅配ボックス100は、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳まれた状態(折り畳み状態)となる。また、宅配ボックス100は、宅配業者によって宅配物が届けられてからは、組み立てられた状態(組み立て状態)となる。
宅配ボックス100は、本体カバー10と、天板20と、底板30と、扉40と、側板50,60と、を備える。側板50は、第1側板51と、第2側板52と、を含む。側板60は、第1側板61と、第2側板62と、を含む。
本体カバー10は、前面が開口する箱形状に構成される。本体カバー10は、カバー部11と、フレーム12と、一対のアーム13,13と、を備える。カバー部11は、前面が開口する箱形状に構成される。カバー部11は、上板11Aと、下板11Bと、裏板11Cと、側板11D,11Eと、を含む。カバー部11は、例えば樹脂製である。
上板11Aの前端部には、天板20がヒンジ固定される。下板11Bの前端部には、底板30がヒンジ固定される。裏板11Cの内面の左端部には、第2側板52がヒンジ固定される。裏板11Cの内面の右端部には、第2側板62がヒンジ固定される。
フレーム12は、カバー部11の開口部の前端面に沿って配置される。フレーム12は、例えば金属製である。一対のアーム13,13は、本体カバー10の幅方向の両端側にそれぞれ設けられる。一対のアーム13,13は、底板30が下方に開かれたとき、底板30が水平面に略平行な位置となるように支持する。アーム13は、例えば金属製である。
天板20は、本体カバー10の前面に設けられる。天板20は、例えば樹脂製である。天板20は、上述したように、カバー部11の上板11Aの前端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、天板20は、本体カバー10の前面の上側を覆った状態から上方に開かれる。
底板30は、本体カバー10の前面に設けられる。底板30は、例えば樹脂製である。底板30は、上述したように、カバー部11の下板11Bの前端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、底板30は、本体カバー10の前面の下側を覆った状態から下方に開かれる。底板30は、上述したように、下方に開かれたときに水平面と略平行な位置にて一対のアーム13,13によって本体カバー10に支持される。
底板30の内面には、底板カバー32が設けられる。底板カバー32上には、一対のレール34,34が設けられる。一対のレール34,34は、底板30の奥行き方向に沿って設けられる。
扉40は、折り畳み状態では本体カバー10に収納される。扉40は、扉本体41と、フレーム42と、施錠装置43と、摺動部44と、一対のロック機構70,70と、を備える。扉本体41は、フレーム42の右端部にヒンジ固定される。扉本体41は、例えば樹脂製である。
フレーム42は、扉40の四方を囲むように形成される。フレーム42の左端部は、第2側板52にヒンジ固定される。フレーム42の右端部は、第2側板62にヒンジ固定される。フレーム42は、例えば樹脂製である。施錠装置43は、扉本体41をフレーム42に施錠または開錠する装置である。ロック機構70の詳細は、後述する。
側板50は、折り畳み状態では本体カバー10に折り畳んで収納される。側板50は、上述したように、第1側板51と、第2側板52と、を含む。第1側板51および第2側板52は、幅方向から見て略同一の長方形状に形成される。第1側板51および第2側板52は、例えば樹脂で形成される。
側板50の第1側板51の前端部は、扉40のフレーム42の左端部にヒンジ固定される。第1側板51の後端部は、第2側板52の前端部にヒンジ固定される。側板50の第2側板52の後端部は、本体カバー10を構成するカバー部11の裏板11Cの内面の左端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、側板50は、宅配ボックス100の内側に折り曲げられる。
側板60は、折り畳み状態では本体カバー10に折り畳んで収納される。側板60は、上述したように、第1側板61と、第2側板62と、を含む。第1側板61および第2側板62は、略同一の長方形状に形成される。第1側板61および第2側板62は、例えば樹脂で形成される。
側板60の第1側板61の前端部は、扉40のフレーム42の右端部にヒンジ固定される。第1側板61の後端部は、第2側板62の前端部にヒンジ固定される。側板60の第2側板62の後端部は、本体カバー10を構成するカバー部11の裏板11Cの内面の右端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、側板60は、宅配ボックス100の内側に折り曲げられる。
次に、図4を用いて、宅配ボックス100を組み立てるときの動作について説明する。図4は、宅配ボックス100を組み立てるときの動作を示す模式図である。
宅配ボックス100は、上述したように、宅配業者によって宅配物が預けられるときに、宅配業者によって組み立てられる。以下に、宅配ボックス100の折り畳み状態から組み立て状態までをステップ毎に説明する。
ステップS10において、宅配ボックス100は、折り畳み状態として折り畳まれている。このとき、扉40および側板50,60は、折り畳まれて本体カバー10に収納されている。また、本体カバー10では、天板20と底板30とが閉じられている。
ステップS20において、宅配業者によって、本体カバー10から天板20が上方に開けられる。天板20は、水平面と略平行な位置まで開けられる。このとき、天板20を支持するものがないため、宅配業者によって、天板20が支持される。
ステップS30において、宅配業者によって、本体カバー10から底板30が下方に開けられる。底板30は、水平面と略平行な位置まで開けられる。このとき、底板30は、アーム13によって本体カバー10に支持される。
ステップS40において、宅配業者によって、扉40が本体カバー10から引き出される。このとき、扉40のフレーム42に設けられた一対の摺動部44,44が底板30のレール34,34を摺動する。扉40が前方へ引き出されることによって、扉40に追従するように、折り畳まれて収納されていた第1側板51および第2側板52が開かれて、宅配ボックス100の側面を構成する。第1側板61および第2側板62も同様である。
次に、図5を用いて、宅配ボックス100を折り畳むときの動作について説明する。図5は、宅配ボックス100を折り畳むときの動作を示す模式図である。
宅配ボックス100は、ユーザによって宅配物が取り出された後に、ユーザによって折り畳まれる。以下に、宅配ボックス100の組み立て状態から折り畳み状態までをステップ毎に説明する。
ステップS50において、宅配ボックス100は、組み立て状態として組み立てられた状態である。このとき、宅配ボックス100は、扉40と、側板50と、側板60と、本体カバー10と、天板20と、底板30と、から構成される筐体として構成される。
ステップS60において、ユーザによって、扉40が本体カバー10に押し戻される。このとき、扉40のフレーム42に設けられた摺動部44,44が底板30のレール34,34を摺動する。扉40が後方へ押し戻されることによって、扉40に追従するように、宅配ボックス100の側面を構成していた第1側板51および第2側板52が折り畳まれる。
ステップS70において、ユーザによって、底板30が上方に閉じられる。底板30は、本体カバー10の前面の下側を覆うように閉じられる。
ステップS80において、ユーザによって、天板20が下方に閉じられる。天板20は、本体カバー10の前面の上側を覆うように閉じられる。ステップS80では、折り畳み状態としてのステップS10と同様に、宅配ボックス100は、折り畳み状態となる。
宅配ボックス100の効果について説明する。宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳むことによってコンパクトに設置することができる。
宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳むことによって、外観上のシンプルな構成を実現することができるため、意匠性を向上することができる。
宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられた後は、組み立てられることによって外観上の形状が大きくなり、宅配物が預けられたことが分かり易い。
宅配ボックス100によれば、天板20に折り畳み状態の宅配ボックス100の上扉の機能を持たせ、底板30を折り畳み状態の宅配ボックス100の下扉の機能を持たせることによって、部品点数を削減し、部品コストの削減することができる。また、部品点数を削減することによって軽量化することができる。
宅配ボックス100によれば、本体カバー10のカバー部11、天板20、底板30、扉40および側板50,60を樹脂製とすることによって、軽量化することができる。
宅配ボックス100によれば、本体カバー10のカバー部11、天板20、底板30、扉40および側板50,60を樹脂製とすることによって、これらの部材を軽量化し、折り畳むまたは組み立てる動作をスムーズにすることができる。
次に、図6を用いて、ロック機構70の構成について説明する。図6は、ロック機構70の構成を示す斜視図である。図6では、説明を分かり易くするため、フレーム42を除いた扉40および底板30のみを示す。
扉40の幅方向の両端側には、一対のロック機構70,70が設けられる。以下では、左端側のロック機構70と右端側のロック機構70とが同様の構成であるため、左端側のロック機構70について説明する。ロック機構70は、解除ハンドル71と、回転板72と、一対のレバー73,73と、一対の固定ピン74,74と、一対の扉固定板75,75と、弾性部材76(右端側のロック機構70を参照)と、を含む。
ロック機構70は、宅配ボックス100が組み立て状態になるまでは、扉40を施錠し、組み立て状態の宅配ボックス100では、扉40の位置を固定すると共に扉40を開錠する機能を有する。
ロック機構70のうち解除ハンドル71は、扉40のフレーム42の左側板の外側に設けられる。ロック機構70のうち回転板72、一対のレバー73、73、一対の固定ピン74,74、一対の扉固定板75,75および弾性部材76は、扉40のフレーム42の左側板の内側に設けられる。
解除ハンドル71の操作によって、宅配ボックス100が組み立て状態では、扉40の位置の固定が解除されると共に扉40が施錠される。解除ハンドル71は、幅方向を軸として回動可能に構成される。解除ハンドル71は、回転板72の回動と同期するように構成される。
回転板72は、幅方向から見て略長円形状に形成される。回転板72は、幅方向を軸として回動可能に構成される。回転板72の前端部には、上側のレバー73の下端部が軸支される。回転板72の後端部には、下側のレバー73の上端部が軸支される。
上側のレバー73は、幅方向から見て長尺形状に形成される。上側のレバー73の高さ方向の略中央部には、扉固定板75が設けられる。上側のレバー73の上端側には、固定ピン74が設けられる。
下側のレバー73は、幅方向から見て途中で屈折した長尺形状に形成される。下側のレバー73の高さ方向の略中央部には、扉固定板75が設けられる。下側のレバー73の高さ方向の略中央部は、弾性部材76によって支持される。下側のレバー73の下端側には、固定ピン74が設けられる。
上側の固定ピン74は、略円柱形状に形成される。上側の固定ピン74は、フレーム42の天井板に開口された穴部を貫通するように設けられる。下側の固定ピン74は、略円柱形状に形成される。下側の固定ピン74は、フレーム42の底板に開口された穴部を貫通するように設けられる。扉固定板75は、高さ方向から見て略L字形状に形成される。
弾性部材76は、フレーム42と下側のレバー73との間に設けられる。弾性部材76は、下側のレバー73を下向きに付勢する。弾性部材76は、例えばバネ等である。
以上、一対のロック機構70のうちの左端側のロック機構70について説明した。右端側のロック機構70については、左端側のロック機構70から一対の扉固定板75、75を除いたものである。
底板30は、底板本体31と、底板カバー32と、を含む。底板カバー32は、底板本体31の内面に設けられる。底板カバー32の幅方向の両端部には、奥行き方向に沿って一対の溝部32B,32Bが形成される。溝部32B上には、ロック機構70の固定ピン74が摺動する。溝部32Bの前端位置は、底板本体31の前端位置よりも若干後方に位置する。溝部32Bの前側において露出する底板本体31の内面を落ち込み部31Aとする。ここで、「内面」とは、組み立て状態の宅配ボックス100において内部を向く面とする。
扉40の扉本体41の左側面には、一対の開口部41A,41Aが形成される。開口部41Aは、扉本体41の後端部から切り欠かれる。上側の開口部41Aは、ロック機構70の上側の扉固定板75と略同一位置に形成される。下側の開口部41Aは、ロック機構70の下側の扉固定板75と略同一位置に形成される。
開口部41Aは、幅方向から見て略長方形形状に形成される。上側の開口部41Aの前端部かつ下側には、高さ方向に平行なスリット41Bが形成される。下側の開口部41Aの前端部かつ上側には、高さ方向に平行なスリット41Bが形成される。
次に、図7および図8を用いて、ロック機構70の動作について説明する。図7は、宅配ボックス100を組み立てるときのロック機構70の動作を示す模式図である。図8は、宅配ボックス100を折り畳むときのロック機構70の動作を示す模式図である。
以下では、左端側のロック機構70と右端側のロック機構70とが同様の動作であるため、左端側のロック機構70の動作について説明する。さらに、以下では、左端側のロック機構70のうち下側と上側との動作が同様であるため、下側の動作のみについて説明する。
まず、図7を用いて、宅配ボックス100を組み立てるときのロック機構70の動作について説明する。ステップS35では、宅配業者によって、扉40が前方へ引き出される途中である。
ステップS35において、ロック機構70では、弾性部材76によってレバー73が下方へ付勢されて、固定ピン74が下方へ付勢される。固定ピン74が下方へ付勢されることによって、固定ピン74が底板カバー32の溝部32Bに当接する。溝部32Bが平坦に形成されるため、固定ピン74が溝部32Bを摺動する。
ステップS35において、ロック機構70では、固定ピン74が溝部32Bを摺動する間は、レバー73が弾性部材76の付勢に逆らって上方に移動して、扉固定板75がスリット41Bに係合する。扉固定板75がスリット41Bに係合することによって、扉本体41がフレーム42に固定される。すなわち、扉40は、施錠された状態である。
ステップS40では、宅配業者によって、扉40が最前方まで引き出される。ここで、「最前方」とは、扉40が底板30の前端部に位置するときである。
ステップS40において、ロック機構70では、固定ピン74が底板カバー32の溝部32Bから底板本体31の落ち込み部31Aに落ち込む。このとき、溝部32Aの前端部によって、固定ピン74の後方への摺動が規制される。すなわち、扉40が底板30の前端部にて固定される。
ステップS40において、ロック機構70では、弾性部材76の付勢力により固定ピン74が底板本体31の落ち込み部31Aに落ち込むことによって、レバー73が下方に移動する。レバー73が下方に移動することによって、扉固定板75がスリット41Bから開口部41Aに移動する。これにより、扉本体41がフレーム42から解放可能になる。すなわち、扉40が開錠される。
次に、図8を用いて、宅配ボックス100を折り畳むときのロック機構70の動作について説明する。ステップS60では、ユーザによって、解除ハンドル71が回動され、扉40が後方に押し戻される。
ステップS60において、ロック機構70では、解除ハンドル71が回動されることによって、回転板72が解除ハンドル71に同期して回動して、レバー73が上方へ移動する。レバー73が上方へ移動することによって、固定ピン74が上方へ移動する。このとき、扉40が押し戻されることによって、固定ピン74が底板カバー32の溝部32Bに乗り上げる。固定ピン74が溝部32Bに乗り上げることによって、固定ピン74が溝部32B上を摺動可能な状態となる。すなわち、扉40の底板30の前端部での固定が解除される。
ステップS60において、ロック機構70では、レバー73が上方へ移動することによって、扉固定板75が開口部41Aからスリット41Bに係合する。これにより、扉本体41がフレーム42に固定される。すなわち、扉40が施錠される。
ステップS65では、ユーザによって、扉40が後方に押し戻される途中である。
ステップS65において、ロック機構70では、固定ピン74が下方へ付勢されることによって、固定ピン74が底板カバー32の溝部32Bに当接する。溝部32Bの前後方向が平坦に形成されるため、固定ピン74が溝部32Bを摺動する。
ステップS65において、ロック機構70では、扉固定板75がスリット41Bに係合することによって、扉本体41がフレーム42に固定される。すなわち、扉40が施錠された状態である。
ロック機構70の効果について説明する。ロック機構70によれば、確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられることを防止することができる。すなわち、扉40が底板30の最前方まで引き出されるまで扉本体41が施錠されるため、確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられることはない。
また、扉40が底板30の最前方まで引き出されたときに、扉40の位置が固定されるため、確実に組み立てられていない状態で宅配物が預けられることはない。
さらに、解除ハンドル71を回動させることによって、扉40の位置の固定を解除するため、ユーザが無理な力で宅配ボックス100を折り畳むことを防止することができる。
10 本体カバー、20 天板、30 底板、40 扉、50 側板、60 側板、70 ロック機構、71 解除ハンドル、100 宅配ボックス

Claims (2)

  1. 組み立て状態から折り畳み状態に折り畳み可能な宅配ボックスであって、
    前記折り畳み状態では本体カバーに収納され、前記組み立て状態では前面に引き出される扉が設けられ、
    前記扉はロック機構を備え、
    前記ロック機構によって、前記本体カバーに収納された前記折り畳み状態から前面に引き出される前記組み立て状態までは前記扉が施錠され、前端部に引き出された前記組み立て状態からは前記扉が前端部で固定されると共に前記扉が開錠される、宅配ボックス。
  2. 前記ロック機構は、解除ハンドルを備え、
    前記組み立て状態では、前記解除ハンドルの操作によって、前記扉の前端部での固定が解除されると共に、前記扉が施錠される、
    請求項1記載の宅配ボックス。
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