JP5957545B2 - ワイヤレス通信における多数の装置のサポート - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関する。
(関連出願の相互参照)
本願は、参照によりその内容全体が本明細書に完全に記載されているかのように組み込まれる2012年3月6日出願の米国特許仮出願第61/607354号明細書、2012年7月9日出願の米国特許仮出願第61/669274号明細書、および2012年9月4日出願の米国特許仮出願第61/696607号明細書の利益を主張する。
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードでのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、BSS用のアクセスポイント(AP)と、APに関連する1または複数の局(STA)とを有する。APは通常、BSS内およびBSS外にトラフィックを搬送する分散システム(DS)または別のタイプのワイヤード/ワイヤレスネットワークにアクセスでき、またはそれとインターフェースする。BSSの外部から発信されるSTAへのトラフィックは、APを通じて到来し、STAに配信される。STAからBSSの外部の宛先に発信されるトラフィックは、APに送られ、それぞれの宛先に配信される。BSS内のSTA間のトラフィックもAPを通じて送られることがあり、その場合、ソースSTAがAPにトラフィックを送り、APが宛先STAにトラフィックを配信する。BSS内のSTA間のそのようなトラフィックは、実際にはピアツーピアトラフィックである。そのようなピアツーピアトラフィックは、802.11e DLSまたは802.11z tunneled DLS(TDLS)を使用するダイレクトリンクセットアップ(DLS)で、ソースSTAと宛先STAとの間で直接的に送られることもある。独立BSSモードでのWLANはAPを持たず、STAは互いに直接的に通信する。
拡張型分散チャネルアクセス(EDCA)は、優先サービス品質(QoS)をサポートするために802.11で導入された基本分散調整機能(DCF)の拡張である。802.11nでのEDCAの動作が図1に示される。
ポイント調整機能(PCF)は、コンテンションフリーチャネルアクセスを使用し、以下の特性を含む。時間制約サービスのサポート、APによるポーリング、PCFフレーム間スペース(PIFS)を待機した後にAPがポーリングメッセージを送る、クライアントが何も送信するものがない場合それはヌルデータフレームを返す、PIFSはDCFフレーム間スペース(DIFS)よりも小さいのでそれはすべての非同期トラフィックをロックアウトすることができる、それは決定性かつ公正である、それは低デューティサイクルと重い/バースト的なトラフィックとのどちらに対しても効率的である。
ハイブリッド調整機能(HCF)制御チャネルアクセス(HCCA)は、PCFの拡張である。APは、コンテンション期間(CP)とコンテンションフリー期間(CFP)の両方でSTAにポーリングすることができ、1ポール下で複数のフレームを送信することができる。
トラフィック標識メッセージ(TIM)ベースの省電力機構を802.11で使用することができる。基本電力管理モードが定義され、アウェイク状態およびドーズ状態を含む。APは、それがアドレス指定しているSTAによって使用される現在の省電力モードを認識し、スリープまたはドーズ状態にあるSTAに関するトラフィックステータスをバッファリングする。APは、ビーコンフレーム中のTIM/配信トラフィック表示メッセージ(delivery traffic indication message)(DTIM)を使用して、対応するSTAに通知する。APによってアドレス指定されるSTAは、ドーズ状態に入り、ウェイクアップしてビーコンをリッスンし、TIMを受信して、APが、それが受信するバッファリングされたトラフィックを有するかどうかをチェックすることにより、省電力を達成することができる。STAは、省電力(PS)−Poll制御フレームを送り、APからバッファリングされたフレームを取り出すことができる。複数のSTAがAPからの受信を待機するバッファリングされたフレームを有する場合は、STAは、PS−Pollフレームを送る前にランダムバックオフアルゴリズムを使用することができる。
TIMおよびDTIM動作の一例が図2に示される。TIMは、関連付け識別子(AID)ビットマップまたは部分仮想ビットマップを使用して示される。AP内にバッファリング可能ユニット(BU)を現在バッファリングしているSTAが、TIMで識別され、TIMは、APによって生成されるすべてのビーコンフレーム内の要素として含まれる。STAは、TIMを受信し解釈することによって、BUがそれについてバッファリングされると判定する。
DCF下で、またはPCFを使用するBSSのCP中に動作するBSSでは、BUがAP内に現在バッファリングされていると判定したとき、PSモードで動作するSTAが、APに短いPS−Pollフレームを送信する。APは、対応するバッファリングされたBUで直ちに応答し、またはPS−Pollを確認し、後で対応するBUで応答する。バッファリングされたBUを示すTIMがCFP中に送られる場合、PSモードで動作するCF−Pollable STAは、PS−Pollフレームを送らないが、バッファリングされたBUが受信され、またはCFPが終了するまでは依然としてアクティブである。
ビーコン間隔ごとに、APは、PSモードのSTAの宛先当たりのバッファステータスを含む部分仮想ビットマップを集め、ビーコンフレームのTIMフィールド内のビットマップを送る。ビーコン間隔ごとに、自動省電力配信(APSD)可能APが、PSモードのSTAの宛先当たりの非配信対応アクセスカテゴリ(non−delivery−enabled access category)(AC)のバッファステータスを含む部分仮想ビットマップを集め(少なくとも1つの非配信対応ACが存在する場合)、ビーコンフレームのTIMフィールド内のビットマップを送る。すべてのACが配信対応であるとき、APSD可能APが、宛先当たりのすべてのACに関するバッファステータスを含む部分仮想ビットマップを集める。フレキシブルマルチキャストサービス(FMS)が使用可能である場合、APは、あらゆるビーコンフレーム内にFMS記述子要素を含む。FMS記述子要素は、APがバッファリングするすべてのFMSグループアドレス指定フレームを示す。
現在の802.11規格での情報要素の最大長は256バイトであり、それは要素フォーマット内の1バイト長フィールドによって決定される。したがって、この最大情報要素(IE)サイズは、TIM IEでサポートすることのできるSTA数を制限する。TIMがビットマップを使用して、STAのAIDをビットマップ中のビットにマッピングすることによってバッファリングされたダウンリンク(DL)BUでSTAにシグナリングするからである。ビットマップフィールドに加えて、TIM要素はまた、他の情報フィールド、例えばDTIMカウント、DTIM期間、およびビットマップ制御をも含む。したがって、TIM要素中のビットマップフィールドの最大サイズは、さらに251バイトに制限される。
現在の最大値2007AIDでは、フルビットマップが2007ビット(251バイト)を必要とし、これはTIM内のビットマップフィールドの最大サイズである。したがって、そのビットマップ構造を有する現在のTIMは、2007を超えるSTAをサポートすることができない。802.11規格で指定される現在のTIM要素構造に基づいて、TIM要素の長さは、サポートされるSTA数が増加するにつれて増加する。例えば、最大値2007STAでは、TIM要素内のワーストケースビットマップは251バイトである。STAの最大数がより大きい数、例えば6000に増加する場合、ワーストケースビットマップは、6000/8=750バイトとなる。そのような大きいサイズのTIMは、TIM/ビーコン送信のオーバヘッドを増大させ、チャネル帯域幅、例えば1MHz、2MHz、最大8MHzが他のシステムよりも小さいシステムでは特に、許容できるレベルを超える可能性が高い。
以下では、典型的なビーコンがサイズ230バイトおよび伝送速度100Kbpsを有すると仮定することにより、802.11ahシステムでTIM/ビーコンオーバヘッドを解析する一例を与える。典型的なビーコンフレームが230バイトビーコンフレームのうち30バイトTIM要素を含む場合、それは、ビーコンフレーム内に200バイトの非TIMコンテンツがあることを示唆する。
典型的なビットマップがワーストケースよりも小さいことがあることを考えると、TIMビットマップの典型的なサイズは、ワーストケースの3分の1、すなわち6000STAに対して250バイトであり、その結果、255バイトのTIM要素となる。ビーコンフレームは、200バイトの非TIMコンテンツをカウントして、200+255=455バイトとなる。ビーコンが100Kbpsの速度で送信される場合、455バイトビーコンフレームは、送信するのに少なくとも455×8/100=36.4msかかることになる。ビーコン間隔は通常は100msとなるようにセットアップされるので、ビーコンフレームオーバヘッドは36.4%であり、これは、チャネルアクセスのために使用される時間およびフレーム間間隔を含まない。TIMサイズが755バイトであるワーストケースシナリオでは、ビーコンフレームは200+755=955バイトとなり、76.40ms伝送時間、すなわち100msビーコン間隔の76.4%に対応する。
パワーセーブマルチポール(PSMP)機構が802.11nで導入され、以下の特徴を有する。それは、HCCAで使用されるダイレクトQoS(+)CF−Pollの代わりに、単一のPSMPフレームを使用して複数のSTAをスケジューリングすることができる。STAが少量のデータを周期的に送信するシナリオ下では、スケジューリングがより効率的となる。それは、PSMP段階の開始時にアップリンク(UL)およびDLスケジュールを提供することによって電力消費を削減することができ、したがって、各STAは、DL段階で必要となるまでその受信機をシャットダウンすることができ、クリアチャネル評価(CCA)を実施することなく、UL段階中にスケジューリングされるときに送信することができる。3つのSTAのPSMP動作の一例が図3に示される。
無線局でバックオフ値を受信する方法が提示される。トラフィック表示マップ(traffic indication map)が前記局で受信され、バックオフ数が、前記トラフィック表示マップ内の前記局の位置に基づいて、前記局に暗黙的に割り当てられる。前記バックオフ値が、前記バックオフ数に所定の時間値を掛けることによって決定される。
無線局はトランシーバおよびプロセッサを含む。前記トランシーバは、トラフィック表示マップを受信するように構成され、バックオフ数が、前記トラフィック表示マップ内の前記局の位置に基づいて、前記局に暗黙的に割り当てられる。前記プロセッサは前記トランシーバと通信しており、前記バックオフ数に所定の時間値を掛けることによって前記局に関するバックオフ値を決定するように構成される。
無線局にバックオフ値を割り当てる方法が提示される。トラフィック表示マップが前記局に送られ、バックオフ数が、前記トラフィック表示マップ内の前記局の位置に基づいて、前記局に暗黙的に割り当てられる。前記バックオフ値が、前記バックオフ数に所定の時間値を掛けることによって決定される。
無線局でバックオフ値を受信する方法が提示される。トラフィック表示マップが前記局で受信される。前記トラフィック表示マップが前記局に関するポジティブトラフィック表示(positive traffic indication)を含むという条件で、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数が使用され、前記局に関する前記バックオフ値が決定される。
無線局はトランシーバおよびプロセッサを含む。前記トランシーバは、トラフィック表示マップを受信するように構成される。前記プロセッサは前記トランシーバと通信しており、前記トラフィック表示マップが前記局に関するポジティブトラフィック表示を含むという条件で、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数を使用して、前記局に関するバックオフ値を決定するように構成される。
無線局にバックオフ値を割り当てる方法が提示される。トラフィック表示マップが前記局に送られる。前記トラフィック表示マップが前記局に関するポジティブトラフィック表示を含むという条件で、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数が使用され、前記局に関する前記バックオフ値が決定される。
添付の図面と共に例示として与えられる以下の説明から、より詳細な理解を得ることができる。
EDCA動作の図である。 TIMおよびDTIM動作の一例である。 3つのSTAのPSMP動作の一例である。 1または複数の開示される実施形態を実装することのできる例示的通信システムのシステム図である。 図4Aに示される通信システム内で使用することのできる例示的ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図4Aに示される通信システム内で使用することのできる例示的無線アクセスネットワークおよび例示的コアネットワークのシステム図である。 STAにポーリングして、バッファリングされたデータ/トラフィックを送るAPの一例である。 TIMに関する動的な関連付けされた時間単位(TU)値情報要素の一例の図である。 STAがパケットを送信する方法の流れ図である。 STAがそれを待機するパケットを取り出す方法の流れ図である。 バックオフ情報要素フォーマットの図である。 間隔スケジュール情報要素フォーマットの図である。 制御されるコンテンション間隔に関するAP/STA挙動の図である。 登録ID(RID)フォーマットの図である。 RIDベースのTIM要素フォーマットの図である。 代替RIDベースのTIM要素フォーマットの図である。
図4Aは、1または複数の開示される実施形態を実装することのできる例示的通信システム400の図である。通信システム400は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する多元接続システムでよい。通信システム400は、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有により、複数のワイヤレスユーザがそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム400は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの1または複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図4Aに示されるように、通信システム400は、ワイヤレス送信/受信ユニット(WTRU)402a、402b、402c、402d、無線アクセスネットワーク(RAN)404、コアネットワーク406、公衆交換電話網(PSTN)408、インターネット410、および他のネットワーク412を含むことができるが、開示される実施形態が任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することを理解されよう。WTRU402a、402b、402c、402dのそれぞれは、ワイヤレス環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプの装置でよい。例として、WTRU402a、402b、402c、402dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定またはモバイルサブスクライバユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、コンシューマエレクトロニクスなどを含むことができる。
通信システム400は、基地局414aおよび基地局414bを含むこともできる。基地局414a、414bのそれぞれは、WTRU402a、402b、402c、402dのうちの少なくとも1つとワイヤレスにインターフェースして、コアネットワーク406、インターネット410、および/またはネットワーク412などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするように構成された任意のタイプの装置でよい。例として、基地局414a、414bは、送受信基地局(BTS)、Node−B、eNode B、Home Node B、Home eNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどでよい。基地局414a、414bがそれぞれ単一の要素として示されるが、基地局414a、414bが任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを理解されよう。
基地局414aはRAN404の部分でよく、RAN404は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局414aおよび/または基地局414bを、セル(図示せず)と呼ばれることがある特定の地理的領域内のワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成することができる。セルをセルセクタにさらに分割することができる。例えば、基地局414aに関連するセルを3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局414aは、3つのトランシーバ、すなわちセルの各セクタについて1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態では、基地局414aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、したがってセルの各セクタについて複数のトランシーバを利用することができる。
基地局414a、414bは、エアインターフェース416を介してWTRU402a、402b、402c、402dのうちの1または複数と通信することができ、エアインターフェース416は任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)でよい。任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用してエアインターフェース416を確立することができる。
より具体的には、上記のように、通信システム400は多元接続システムでよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの1または複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN404内の基地局414a、およびWTRU、402a、402b、402cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース416を確立することのできるユニバーサル移動通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局414aおよびWTRU402a、402b、402cは、Long Term Evolution(LTE)および/またはLTEAdvanced(LTE−A)を使用してエアインターフェース416を確立することのできる進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実装することができる。
別の実施形態では、基地局414aおよびWTRU402a、402b、402cは、IEEE802.16(すなわち、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、Interim Standard2000(IS−2000)、Interim Standard95(IS−95)、Interim Standard856(IS−856)、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)、GSMEDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
図4Aの基地局414bは、例えば、ワイヤレスルータ、Home Node B、Home eNode B、またはアクセスポイントでよく、事業所、自宅、車両、キャンパスなどの局所化されたエリア内のワイヤレス接続性を容易にする任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局414bおよびWTRU402c、402dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態では、基地局414bおよびWTRU402c、402dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。さらに別の実施形態では、基地局414bおよびWTRU402c、402dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図4Aに示されるように、基地局414bは、インターネット410に対する直接接続を有することができる。したがって、基地局414bは、コアネットワーク406を介してインターネット410にアクセスする必要がないことがある。
RAN404はコアネットワーク406と通信していることがあり、コアネットワーク406は、WTRU402a、402b、402c、402dのうちの1または複数に音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)サービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークでよい。例えば、コアネットワーク406は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイド呼出し、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、かつ/またはユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実施することができる。図4Aには図示していないが、RAN404および/またはコアネットワーク406が、RAN404と同一のRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的通信をしていることがあることを理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を使用していることがあるRAN404に接続されることに加えて、コアネットワーク406は、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示せず)とも通信していることがある。
コアネットワーク406はまた、WTRU402a、402b、402c、402dがPSTN408、インターネット410、および/または他のネットワーク412にアクセスするためのゲートウェイとしても働くことができる。PSTN408は、簡易電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット410は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート中の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、インターネットプロトコル(IP)などの一般的な通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよび装置のグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク412は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用されるワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク412は、RAN404と同一のRATまたは異なるRATを利用することのできる、1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム400内のWTRU402a、402b、402c、402dのうちの一部またはすべては、マルチモード機能を含むことができ、すなわちWTRU402a、402b、402c、402dは、異なるワイヤレスリンクを介して異なるワイヤレスネットワークと通信する複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図4Aに示すWTRU402cは、セルラベースの無線技術を利用することのできる基地局414a、およびIEEE 802無線技術を利用することのできる基地局414bと通信するように構成することができる。
図4Bは、例示的WTRU402のシステム図である。図4Bに示されるように、WTRU402は、プロセッサ418、トランシーバ420、送信/受信要素422、スピーカ/マイクロフォン424、キーパッド426、ディスプレイ/タッチパッド428、取外し不能メモリ430、取外し可能メモリ432、電源434、全地球測位システム(GPS)チップセット436、および周辺機器438を含むことができる。WTRU402は、一実施形態に適合したままで、上記の要素の任意の部分組合せを含むことができることを理解されよう。
プロセッサ418は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械などでよい。プロセッサ418は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU402がワイヤレス環境で動作することを可能にする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ418をトランシーバ420に結合することができ、トランシーバ420を送信/受信要素422に結合することができる。図4Bはプロセッサ418およびトランシーバ420を別々の構成要素として示すが、プロセッサ418およびトランシーバ420を電子パッケージまたはチップ内に共に一体化することができる。
エアインターフェース416を介して基地局(例えば、基地局414a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように送信/受信要素422を構成することができる。例えば、一実施形態では、送信/受信要素422は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナでよい。別の実施形態では、送信/受信要素422は、例えばIR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器でよい。さらに別の実施形態では、RF信号と光信号をどちらも送信および受信するように送信/受信要素422を構成することができる。ワイヤレス信号の任意の組合せを送信および/または受信するように送受信要素422を構成できることを理解されよう。
さらに、図4Bでは送信/受信要素422が単一の要素として示されるが、WTRU402は、任意の数の送信/受信要素422を含むことができる。より具体的には、WTRU402はMIMO技術を利用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU402は、エアインターフェース416を介してワイヤレス信号を送信および受信する2つ以上の送信/受信要素422(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送信/受信要素422によって送信すべき信号を変調し、送信/受信要素422によって受信すべき信号を復調するようにトランシーバ420を構成することができる。上記のように、WTRU402はマルチモード機能を有することができる。したがって、トランシーバ420は、WTRU402が例えばUTRAやIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にする複数のトランシーバを含むことができる。
スピーカ/マイクロフォン424、キーパッド426、および/またはディスプレイ/タッチパッド428(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)にWTRU402のプロセッサ418を結合することができ、プロセッサ418は、それらからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ418はまた、スピーカ/マイクロフォン424、キーパッド426、および/またはディスプレイ/タッチパッド428にユーザデータを出力することができる。さらに、プロセッサ418は、取外し不能メモリ430および/または取外し可能メモリ432などの任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。取外し不能メモリ430は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶装置を含むことができる。取外し可能メモリ432は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。別の実施形態では、プロセッサ418は、サーバやホームコンピュータ(図示せず)などのWTRU402上に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。
プロセッサ418は、電源434から電力を受けることができ、WTRU402内の他の構成要素への電力を分配および/または制御するように構成することができる。電源434は、WTRU402に電力供給する任意の適切な装置でよい。例えば、電源434は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ418をGPSチップセット436に結合することもでき、WTRU402の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するようにGPSチップセット436を構成することができる。GPSチップセット436からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU402は、エアインターフェース416を介して基地局(例えば、基地局414a、414b)から位置情報を受信し、かつ/または2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいてその位置を決定することができる。WTRU402は、一実施形態に適合したままで、任意の適切な位置決定方法によって位置情報を取得できることを理解されよう。
プロセッサ418を他の周辺機器438にさらに結合することができ、周辺機器438は、追加の特徴、機能、および/またはワイヤードもしくはワイヤレス接続性を実現する1または複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器438は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーション装置、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図4Cは、一実施形態によるRAN404およびコアネットワーク406のシステム図である。RAN404は、IEEE802.16無線技術を利用して、エアインターフェース416を介して402a、402b、402cと通信するアクセスサービスネットワーク(ASN)でよい。以下でさらに論じられるように、WTRU402a、402b、402c、RAN404、およびコアネットワーク406の異なる機能エンティティ間の通信リンクを基準点と定義することができる。
図4Cに示されるように、RAN404は、基地局440a、440b、440c、およびASNゲートウェイ442を含むことができるが、RAN404は、一実施形態に適合したままで、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができることを理解されよう。基地局440a、440b、440cは、RAN404内の特定のセル(図示せず)にそれぞれ関連付けることができ、エアインターフェース416を介してWTRU402a、402b、402cと通信する1または複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。一実施形態では、基地局440a、440b、440cはMIMO技術を実装することができる。したがって、例えば基地局440aは、複数のアンテナを使用して、WTRU402aにワイヤレス信号を送信し、WTRU402aからワイヤレス信号を受信することができる。基地局440a、440b、440cはまた、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー実施などのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ442はトラフィックアグリゲーションポイントとして働くことができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク406へのルーティングなどの役目を果たすことができる。
WTRU402a、402b、402c、およびRAN404間のエアインターフェース416を、IEEE802.16仕様を実装するR1基準点と定義することができる。さらに、WTRU402a、402b、402cのそれぞれは、コアネットワーク406との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU402a、402b、402c、およびコアネットワーク406の間の論理インターフェースをR2基準点と定義することができ、R2基準点を認証、許可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理のために使用することができる。
基地局440a、440b、440cのそれぞれの間の通信リンクを、WTRUハンドオーバおよび基地局間のデータの転送を容易にするプロトコルを含むR8基準点と定義することができる。基地局440a、440b、440c、およびASNゲートウェイ442の間の通信リンクをR6基準点と定義することができる。R6基準点は、WTRU402a、402b、402cのそれぞれに関連するモビリティイベントに基づくモビリティ管理を容易にするプロトコルを含むことができる。
図4Cに示されるように、コアネットワーク406にRAN404を接続することができる。RAN404とコアネットワーク406との間の通信リンクを、例えばデータ転送およびモビリティ管理機能を容易にするプロトコルを含むR3基準点と定義することができる。コアネットワーク406は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)444、認証、許可、課金(AAA)サーバ446、およびゲートウェイ448を含むことができる。上記の要素のそれぞれがコアネットワーク406の部分として示されるが、これらの要素のうちの任意の1つを、コアネットワークオペレータ以外のエンティティが所有および/または運用することができることを理解されよう。
MIP−HAはIPアドレス管理を担うことができ、WTRU402a、402b、402cが異なるASNおよび/または異なるコアネットワーク間でローミングすることを可能にすることができる。MIP−HA444は、インターネット410などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU402a、402b、402cに提供し、WTRU402a、402b、402c、およびIP対応装置の間の通信を容易にすることができる。AAAサーバ446は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担うことができる。ゲートウェイ448は、他のネットワークとのインターネットワーキングを容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ448は、PSTN408などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU402a、402b、402cに提供し、WTRU402a、402b、402c、および従来型固定電話通信デバイスの間の通信を容易にすることができる。さらに、ゲートウェイ448は、ネットワーク412へのアクセスをWTRU402a、402b、402cに提供することができ、ネットワーク412は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを含むことができる。
図4Cには図示していないが、RAN404を他のASNに接続することができ、コアネットワーク406を他のコアネットワークに接続できることを理解されよう。RAN404と他のASNとの間の通信リンクをR4基準点と定義することができ、R4基準点は、RAN404と他のASNとの間のWTRU402a、402b、402cのモビリティを調整するプロトコルを含むことができる。コアネットワーク406と他のコアネットワークとの間の通信リンクをR5基準点と定義することができ、R5基準点は、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークとの間のインターワーキングを容易にするプロトコルを含むことができる。
他のネットワーク412をIEEE802.11ベースのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)460にさらに接続することができる。WLAN460はアクセスルータ465を含むことができる。アクセスルータはゲートウェイ機能を含むことができる。アクセスルータ465は、複数のアクセスポイント(AP)470a、470bと通信していることがある。アクセスルータ465と、AP470a、470bとの間の通信は、ワイヤードイーサネット(IEEE802.3規格)、または任意のタイプワイヤレス通信プロトコルを介するものでよい。AP470aは、エアインターフェースを介してWTRU402dとワイヤレス通信している。
パーソナルモバイル装置およびメートルやセンサなどのアプリケーションの普及と共に、将来のWiFiシステムおよび関連するAPが、BSS当たり2007個の装置という現在の制限よりずっと多いことがある多数の装置をサポートすることが予想される。例えば、802.11ah規格は、BSS当たり最大6000個の装置をサポートすることを提案している。
ワイヤレススペクトルで割り当てられるチャネルは、サイズおよび帯域幅が制限されることがある。さらに、利用可能なチャネルが互いに隣接しないことがあるので、スペクトルがフラグメント化されることがあり、より大きい伝送帯域幅を組み合わせ、サポートすることが可能ではないことがある。そのようなことは、例えば、様々な国々で1GHz未満に割り当てられるスペクトルの場合である。例えば802.11規格上で構築されたWLANシステムが、そのようなスペクトルで動作するように設計されることがある。そのようなスペクトルの制限を考えると、WLANシステムは、例えば802.11n/802.11ac規格に基づいて、高スループット(HT)/超高スループット(VHT)WLANシステムと比べてより小さい帯域幅および低いデータ転送速度をサポートする。
いくつかの国々でのスペクトル割当ては制限される。例えば、中国では、470〜566および614〜787MHz帯は、1MHz帯域幅を許可するだけである。したがって、1MHzモードで2MHzオプションをサポートすることに加えて、1MHzのみオプションをサポートする必要がある。802.11ah物理層(PHY)が1、2、4、8、および16MHz帯域幅をサポートすることが必要である。
802.11ah PHYは1GHz未満で動作し、802.11lac PHYに基づく。802.11ahで必要とされる狭い帯域幅に対処するために、802.11ac PHYが10分の1にダウンクロックされる。1/10ダウンクロッキングによって2、4、8、および16MHzに対するサポートを達成することができるが、1MHz帯域幅に対するサポートは、高速フーリエ変換(FFT)サイズ32を用いる新しいPHY定義を必要とする。
多数のSTAがチャネルアクセスを求めて競合するとき、DCF性能が低下する。媒体アクセス制御(MAC)再試行の総数および全伝送遅延が、アクセスを求めて競合するSTA数と共に指数関数的に増大する。WLANシステムが媒体にアクセスしようと同時に試みる多数のSTAに遭遇する多くのシナリオがある。例えば、メータ、センサ、およびセンサバックホールを含む、いくつかの主要な使用ケースがIEEE802.11ahについて定義されている。WLAN BSSが非常に多数のSTA(例えば、6000個のSTA)をサポートする必要があるとき、STAのグループが同時にウェイクアップし、媒体に同時にアクセスしようと試みる可能性が高い。そのようなシナリオは、多数のSTAがウェイクアップし、ビーコン、短いビーコン、または他のタイプのフレームでAPからTIM伝送を受信し、バッファリングされたデータ/トラフィックのポジティブ表示を有するSTAがAPにPS−Pollフレームを送るために媒体を求めて競合するときに生じることがある。
さらに、802.11aiでは、1つの要件は、100個のSTAがBSSに同時に入り、1秒以内に高速初期リンクをセットアップするのをサポートすることである。媒体へのアクセスを求めて競合するために、各STAは、コンテンションウィンドウ(CW)からバックオフ数をランダムに選択することによってランダムバックオフを実施する。STAが初期CWサイズ7を有するとすると、WLAN内にさらに多くのSTAがあるときに、パケットコリジョンが生じる可能性が高い。802.11規格は、伝送が成功しないごとにCWサイズが2倍になることを規定するので、競合するSTA数に応じて、多くのラウンドについてコリジョンが生じる可能性が高い。この反復されるコリジョンおよび再送信プロセスは、STAが何らかのパケットを配信するために多量のエネルギーを使用することを引き起こし、BSSで大きなデータ遅延および輻輳を引き起こす。多数の装置を有するWLANシステムに関する問題は、チャネルコンテンションおよびパケットコリジョンを低減するためにDCF/EDCAをどのように改善するかということである。
TIM/DTIM中のトラフィック表示ビットマップ中のSTAに関する対応するトラフィック表示ビットを識別する際に関連付けID(AID)が使用されるので、すべての既存の省電力解決策/モードは、ドーズ中/スリープ中STAをAPに関連して維持し、TIM/DTIM内のトラフィック表示を正しく受信することを必要とする。現在のdot11仕様でのAIDの最大数は2007であるが、WiFiシステムは、ずっと多数の装置をサポートすることが必要であることがある(例えば、802.11ahは最大6000個の装置をサポートする)。802.11ahの省電力モードで2007個を超える装置をサポートする必要がある。
802.11規格によって指定される現在のTIM伝送は、いくつかの性能非効率を有する。現在の規格は、宛先STAのステータス、すなわちアクティブ状態またはドーズ/スリープ状態の如何に関わらず、TIMがAPでバッファリングされたBUを有するすべてのSTAに関するトラフィック表示を含むことを指定する。TIMがドーズ/スリープ状態でSTAに関するトラフィック表示を含むことはリソースを浪費し、その結果、TIM方式について性能非効率となる。具体的には、802.11ahで多数のSTAをサポートする必要があるとき、TIM符号化および伝送効率が性能問題となる。
DCFまたはPCF−CFPでは、TIMでのそれぞれのポジティブトラフィック表示について、フォローアップアクションが、STAからAPへのPS−Pollのフレーム伝送、PS−Pollに対する応答としてのAPからSTAへのBU配信またはAPからSTAへのACKのシーケンスを含む。TIM間隔に関するPS−Poll+BU配信/ACKシーケンスの最大数は、TIM間隔長、ビーコンフレームサイズ、チャネル帯域幅、BUのサイズ、およびBU伝送のために使用される速度/変調コーディングセット(MCS)によって制限される。TIMが、各TIM間隔についてPS−Poll+BU配信/ACKシーケンスの最大数より多くのポジティブトラフィック表示を含むことは非効率である。このTIM伝送非効率は、チャネル帯域幅が減少し、および/またはサポートされるSTA数が増加するにつれてより深刻となる。多数の装置を有するWiFiシステムに関する問題は、効率的な動作を可能にするためにTIMプロトコルをどのように改善するかである。
PCF−CFP BU伝送では、TIM間隔の間に配信することのできるBUの最大数がある。TIMがこの最大数よりも多くのポジティブトラフィック表示を含む場合、それは、潜在的により大きいサイズのTIM要素、送信についてのより長いエアタイム占有、およびSTAをより長くアウェイクに保つこととなり、その結果、電力消費非効率となる。上述のように、802.11ahでは、TIMに伴うビーコンフレームのオーバヘッドは、チャネルアクセスおよびフレーム間間隔のために使用される時間を含めずに36.4%である。ワーストケースでは、ビーコンフレームのオーバヘッドは、100msビーコン間隔で76.4%となる。したがって、比較的小さい帯域幅であるが、多数装置をサポートするWiFiシステムでは、TIMでポジティブトラフィック表示をシグナリングする効率的な方法が必要とされる。
制御されたコンテンションによるコリジョン低減を通じて、多数の装置をサポートすることができ、省電力を達成することができる。一実施形態は、媒体に対する制御されたコンテンションを提供し、コンテンションウィンドウ(CW)サイズを適合させることにより、多数のSTAのための省エネルギー機構を提供することを目標とする。具体的には、APは、BSSでの予想される負荷に応じて初期CWサイズを決定する。STAは依然として、媒体を求めて競合するためにcarrier sense multiple access with collision avoidance(CSMA/CA)を使用するが、関連するSTAおよび関連しないSTAのどちらについてもランダムバックオフプロセスが修正される。
APは、そのBSS全体で、またはBSS動作中の特定の間隔の間にそれがサポートしなければならないSTAがどれほどであるかを推定することができる。そのような間隔の一例は、多数のSTAに関するバッファリングされたデータ/トラフィックのポジティブ表示を有する、ビーコン、短いビーコン、または他のタイプのフレームでのTIM伝送後の間隔である。
初期CWサイズは、CWサイズが有効である間隔内に動作していると予想されるすべてのSTAを収容するのに十分な大きさであるべきである。初期CWサイズはまた、新しく到着したSTAをサポートすることができるように、余分なスペースを提供すべきである。初期CWサイズは、BSSに対して固定することができ、またはそれは、BSS動作の異なる間隔に対して変更することができる。例えば、各ビーコン間隔は、ビーコン間隔で動作すると予想されるSTA数に応じて異なる初期CWサイズを有することができる。初期CWサイズは、2−1の形でよく、ただしMは整数であり、2−1は、ビーコン間隔またはサブインターバルで動作していると予想されるSTA数よりも大きいことがある。
例えば、ファイアセンサとして機能する最大40個のSTAが、同時にウェイクアップし、ファイアが検出されたとレポートすることができる。同時に、APは、アクティブのままとどまり、BSSで動作する20個の他のSTAをサポートする必要がある。さらに、APは、10個の新しいSTAからの関連付け要求フレームをサポートすることを予想することができる。その場合、初期CWサイズは、実装に応じて70以上であるべきである。
別の例では、ビーコン間隔で、ウェイクアップし、媒体を求めて競合するように100個のSTAが割り当てられることがある。そのような状況は、多数のSTAがウェイクアップし、バッファリングされたデータ/トラフィックのポジティブ表示をAPからのTIM伝送で受信し、これらのSTAが媒体を求めて競合し、APにPS−Pollフレームを送るときに生じることがある。さらに、APは、15個の新しいSTAからの関連付け要求フレームをサポートすることを予想することができる。その場合、初期CWサイズは、実装に応じて115以上であるべきである。
初期CWサイズが決定されると、それをAPによってビーコン、短いビーコン、プローブ応答、関連付け応答、高速初期リンクセットアップ(FILS)発見フレーム、または他のタイプの管理または制御フレームの一部として告知することができる。CWサイズは、802.11規格で規定されるのと同一の規則に従い、伝送が失敗するごとに2倍にすることができる。伝送が成功したとき、CWサイズは、所定の初期CWサイズに戻ることができる。
関連付けの時、または任意の他の事前交渉されるときに、APによって決定性初期バックオフ数(deterministic initial backoff number)をSTAに割り当てることもできる。例えば、TIM伝送の前、後、またはTIMと共に、APによってSTAに決定性初期バックオフ数/オフセットを割り当てることができる。APによるSTAに対するバックオフ数/オフセットの割当てを、ビーコン、短いビーコン、プローブ応答、関連付け応答、または他の新しいもしくは既存の管理もしくは制御フレームの一部として実施することができる。以下の方法のうちの1または組合せで、初期決定性バックオフの割当てを行うことができる。
方法1:初期バックオフ数が順次的である。例えば、STA1からSTA10にバックオフ数n+1...n+10が割り当てられ、ただしnは、間隔[0,1,...,CW_size−10]からの数である。
方法2:初期バックオフ数がランダムに決定される。例えば、STA1からSTA10に、間隔[0,1,...,CW_size]から任意の確率分布でランダムに選択されたバックオフ数が割り当てられる。選択されたバックオフ数は、各STAについて固有のものとなるように保証されるべきである。
方法3:初期バックオフ数が、異なる方法でランダムに決定される。例えば、STA1からSTA10にバックオフ数N1、N1+n1、N1+n2、...、N1+n9が割り当てられ、ただしn1、n2、...、n9は固有であり、かつ0より大きい。
方法4:STAが送信する複数のパケットを有する場合、APが複数の初期バックオフ数をSTAに割り当てる。例えば、STA Xが制御されたコンテンション間隔の間に2回送信することができる可能性が高い場合、APは、バックオフ数[3,3]をSTA Xに割り当てることができる。この場合、コリジョンを回避するために、バックオフ数6(STA Xに割り当てられるバックオフ数[3,3]に等しい)を任意の他のSTAに割り当てるべきではない。
割り当てられた初期バックオフ数を有するSTAは、特定の時間に初期CWサイズを使用して媒体にアクセスすることを試みることができる。例えば、特定のビーコン間隔でウェイクアップに割り当てられるセンサおよびメータSTAは、以前に受信したビーコンに追従してビーコン間隔が開始するときに媒体にアクセスすることができる。別の例では、ウェイクアップし、TIM伝送でバッファリングされたデータ/トラフィックのポジティブ表示を受信するSTAが、TIMを含むビーコン、短いビーコン、または他のタイプのフレームに追従して媒体にアクセスし、APにPS−Pollフレームを送ることができる。
STAのいくつかのクラスがある。1つのクラスはTIM STAであり、TIM STAが省電力モードにある場合、それは、(STAのスリープスケジュールに従って)割り当てられたビーコン間隔でウェイクアップし、TIMをリッスンする。バッファリングされたユニット(BU)があることをTIMが示す場合、STAはBUを取り出す。STAの別のクラスはビーコンまたはTIMをリッスンしないが、その代わりに、STAがウェイクアップするときはいつでも、BUを求めてAPにポーリングする。
別の例では、APは、割り当てられた初期バックオフ数を有するSTAがその間に媒体にアクセスすることのできる制御フレーム、管理フレーム、または他のタイプのフレームを使用して、制御されたコンテンション期間の開始を示す。
一実施形態では、図5に示されるように、制御フレームはポールフレームでよい。AP502は、STA504にTIM情報510を送る。次いで、AP502は、TIM情報510でポジティブトラフィック表示を有したSTA504にポールフレーム512を送る。ポールフレーム512は、このプロトコルに関する新しいポールフレーム、またはこのプロトコルのために再利用される既存の802.11 PS−Pollフレームでよい。新しいポールフレームのフォーマットに、フレーム制御フィールド内の新しい制御サブタイプ表示を割り当てることができ、新しいポールフレームのフォーマットは、新しいサブタイプ表示を有するフレーム制御フィールド、そのAID、MACアドレスなどのSTAに関する識別、またはAPに含まれるSTAのアドレスであるBSSIDのうちの任意の1または複数を含むことができる。ポールフレーム512に応答して、STA504は、AP502にポール応答フレーム514を送る。ポール応答フレーム514は、既存の802.11 PS−Pollフレーム、ACKフレーム、または短いACKフレームのうちの任意の1つでよい。
別の変形形態では、APは、TIM内にポジティブトラフィック表示を有したSTAのグループにポールフレームを送ることができる。このポールフレームは、このプロトコルのための新しいポールフレーム、またはこのプロトコルのために再利用される既存の802.11PS−Pollフレームでよいが、ユーザのグループにブロードキャストまたはマルチキャストされる。新しいポールフレームは上述と同じでよい。APからのポールフレームに応答して、ポーリングされたSTAのグループは、割り当てられたバックオフ値に従って送信することができる。それぞれのポーリングされたSTAはポール応答フレームを送信することができ、ポール応答フレームは、既存の802.11 PS−Pollフレーム、ACKフレーム、または短いACKフレームのいずれか1つでよい。
単一のSTAをポーリングし、STAのグループをポーリングするAPの場合、現在のビーコン間隔でAPによってそこからPS−Pollが受信されなかったSTAを、以下の規則のうちの1または複数に従って扱うことができる。
1.APが、次の、または後続のビーコン間隔で、そうしたSTAのバックオフ数を再スケジューリングし、または再び割り当てる。
2.そうしたSTAが、次の、または後続のビーコン間隔で、バッファリングされたデータ/トラフィックの表示を受信するSTAに勝るより高い優先順位を受信する。
3.そうしたSTAは、(例えば、より小さい決定性バックオフオフセットを有することにより)同一のビーコン間隔で、バッファリングされたデータ/トラフィックの表示を受信したSTAに対する、その割り当てられた優先順位を維持する。
一実施形態では、APは、TIMブロードキャストでのポジティブバッファリングされたデータ/トラフィック表示数に基づいて、決定性バックオフオフセットを調整することができる。例えば、表示の数が小さい場合、媒体アクセスを求めて競合するSTAがより少ないので、バックオフオフセットはより小さい。表示の数が大きい場合、媒体アクセスを求めて競合するSTAがより多く、コリジョンまたは輻輳を低減する必要があるので、バックオフオフセットはより大きい。
APはまた、管理フレーム、制御フレーム、または他のタイプのフレーム内のスケジュールIE、フィールド、サブフィールド、またはMAC/PLCPヘッダを使用して、制御されたコンテンション期間の後の通常のコンテンション期間の開始を示すことができる。STAはまた、初期媒体アクセスに続く任意の送信および再送信でこの初期バックオフ数を維持することを選ぶことができる。STAはまた、適応初期CWサイズおよび初期CWサイズに基づく任意のCWサイズを使用して、標準チャネルコンテンション規則に従うことを選ぶことができる。
あるいは、各STAについてのバックオフ数を、そのTIM表示の順序によって暗黙的に決定されることができる。TIM内のポジティブ表示を有する各STAについて、そのSTAに割り当てられるバックオフ数を、STAのポジティブTIM表示の順序の関数で定義することができる。例えば、STAのポジティブ表示がTIM内のk番目のポジティブ表示である場合、そのSTAについての割り当てられるバックオフ数はf(k)でよい。別の変形形態では、APは、バックオフ数のシーケンスBackoff_seq(n,t)、t>0を決定することができる。m番目のバックオフ数シーケンスに割り当てられるSTAは、L番目の時間間隔についてbackoff_number=Backoff_seq(m,L)を使用することができ、ただし時間間隔は、ビーコン間隔、ビーコンサブインターバル、ウェイクアップ時間間隔、リッスン間隔、秒、ミリ秒、または100ミリ秒などの持続時間を有する間隔などの任意の時間間隔を指すことができる。初期バックオフ数「m」の割当ては、STAが後続のチャネルアクセスに関するm番目のBackoff_seq(m,t)を使用できることを暗黙的に示すことができる。異なるチャネルアクセス間隔に対する異なるバックオフ数割当ては、STAに関する公正な電力消費およびチャネルアクセスに導くことができる。
割り当てられる初期バックオフ数/値を、動的または静的なスケジュールとして実装することもできる。例えば、初期バックオフ数/値のそれぞれは、STAがチャネルアクセスを試みる前に待機することのできる時間として定義される実際のバックオフ時間を含むように、暗黙的に関連付けられる時間単位(TU)を有することができる。スロットタイムまたは任意の他の時間の単位としてTUを実装することができる。例えば、TUがKmsであり、STA1からSTA10にバックオフ数n+1...n+10が割り当てられる場合、STA1からSTA10の実際のバックオフ時間は、それぞれ(n+1)×K、...(n+10)×Kmsである。TIMベースのDLデータ検索シナリオの場合、バックオフ数が割り当てられるSTAのシーケンスが、TIMビットマップ内のSTAの位置に基づいて、TIMビットマップによって暗黙的にシグナリングされる。各STAまたは各バックオフ数についての暗黙的なTUの値は、例えば仕様で固定され、あるいはビーコン、短いビーコン、プローブ応答、関連付け応答、FILS発見フレーム、または他の新しいもしくは既存の管理もしくは制御フレームの一部としてシグナリングされる。
別の実施形態は、STA特有およびAP/BSS特有のパラメータと共にハッシュ関数を使用して、TIM内でポジティブ表示を有する各STAについてバックオフ時間を決定することである。ハッシュ関数を使用することは、APにわたるDLデータ検索待ち時間で何らかの公正を有するように、重複するBSS(OBSS)内の異なるAPにわたってバックオフ時間を異なるものにし、異なるビーコン間隔内のSTAについて異なるものにする。バックオフ時間を決定するのに使用されるSTA特有およびAP/BSS特有のパラメータは、以下を含む、1つでよく、またはいくつかのパラメータの組合せでよい。TIMを送信するBSS/APのBSSID(またはMACアドレス)、ポジティブTIM表示を有するSTAのAID/MACアドレス、TIM内のビットマップ位置、STAが関連付けられるAPのTSF値、STAが関連付けられるAPのTSFに関するOBSS/近隣のAP TSFオフセット、スロットタイム、またはBSSまたはOBSSのポジティブTIM表示の総数。
例えば、TBO(i)で表される、ポジティブTIM表示を有する各STA iのバックオフ時間は以下によって与えることができる。
TBO(i)=Hash(ビットマップ位置、BSSID、AID、TSF) 式(1)
どちらの方法(順次割当ておよびハッシュ関数)でも、計算されるバックオフ時間がビーコン伝送時間、または使用することが許可されない、制限されたアクセスウィンドウ(RAW)内に包含される場合、計算されるバックオフ時間がそれに応じて調整される。1つの方法は、競合するビーコン伝送時間(TBeaconと表される)または許可されないRAW持続時間(TRAW)の量だけバックオフ時間を延期することである。
TBO(i)=TBO(i)+TBeaconまたはTBO(i)=TBO(i)+TRAW 式(2)
いくつかのシナリオでは、最大バックオフ時間、例えばTmaxに関する制限があることがある。その場合、TBO(i)は以下によって与えられる。
TBO(i)=max(Tmax,Hash(ビットマップ位置、BSSID、AID、TSF)) 式(3)
DLデータ検索時間ウィンドウやビーコン間隔などの要素を考慮して、Tmaxの値をAPによって選ぶことができる。例えば、ビーコン間隔が500msである場合、APは、1ビーコン間隔以内にバックオフ時間を制限することを望み、ビーコン伝送時間は50msであり、時間単位(TU)は20msである(すなわち、K=20)。次いで、450ms(500ms−50ms)または430ms(500ms−50ms−20ms)となるようにTmaxを選ぶことができる。またはAPは、DLデータ検索およびULPS−Poll/トリガフレームのために450msの中から250msを予約することを選ぶことができ、次いで250msまたは230msとなるようにTmaxを選ぶことができる。
あるいは、特にSTAがDLデータを取り出すためにULでPS−Pollを送る場合に効率を高めるために、TIMでポジティブデータ表示を受信する各STAについて、関連するTUの動的値を使用することができる。TIM内のそれぞれのポジティブ表示について、Mビットを有する関連する動的TUの情報フィールドも同一のフレームで搬送され、関連するTUの動的値、またはTIMを含むフレームの直後のフレームを表すようにTIMが送信される。図6に示されるように、TIM600内のポジティブ表示と、関連するTUとの間の暗黙的な1対1マッピングが、TIM内のポジティブ表示の順序、およびTUフィールドの順序によって決定される。例えば、第1のビット位置602内のポジティブ表示は、第1のビット位置に関連するTU604に対応する。
各STAについて動的TU値を使用して、実際のバックオフ時間を計算することができる。1つのオプションでは、実際のバックオフ時間は、STAのバックオフ値に、関連するTUを掛けたものである。例えば、STA1からSTA10に、バックオフ数n+1...n+10、および関連するTU1、...、TU10が割り当てられる。その場合、STA1からSTA10の実際のバックオフ値は、それぞれ(n+1)×TU1、(n+2)×TU2、...、(n+10)×TU10msである。
第2のオプションでは、実際のバックオフ時間は、第1のバックオフ時間(バックオフに、関連するTUを掛けたもの)に、当該のSTAまでの後続の関連するTUを加えたものである。例えば、STA1からSTA10にバックオフ数n+1...n+10、および関連するTU1、...、TU10が割り当てられる。次いで、STA1からSTA10の実際のバックオフ値は、それぞれ(n+1)×TU1、(n+1)×TU1+TU2、(n+1)×TU1+sum(TU2,...,TU10)msである。
STAの計算されるバックオフ時間が、ビーコン伝送時間、または使用することが許可されないRAW内に包含される場合、上述の固定TUの場合と同様に、計算されるバックオフ時間がそれに応じて調整される。
関連するTUの値は、PS−Poll+SIFS+データ+SIFS+ACK(または短いACK)のフレームをカバーするのに十分な大きさとなるように選ばれる。異なるTUを使用することができる理由は、各STAが異なるデータ量および異なるACKポリシー(例えば、短いACKと通常のACK)を有することができるからである。関連するTUの所定の範囲(KminからKmaxmsなど)を使用することができ、Mビット値は一様に量子化されたTUを表す。すなわち、2レベルの一様な量子化が、KminからKmaxmsに適用される。
APは、TIMビットマップを使用してAPにバッファリングされたダウンリンクデータを有するSTAに関するポジティブデータ表示をシグナリングすることができる。次いで、それは、初期バックオフ数をSTAに割り当てることができ、これらの割当てを、TIM搬送フレーム、関連付け応答、他の管理もしくは制御フレームなどの、ユニキャスト、ブロードキャスト管理、または制御フレーム内に含むことができる。TIMベースのDLデータ検索シナリオの場合、バックオフ数が割り当てられるSTAのシーケンスが、TIMビットマップによって暗黙的にシグナリングされる。動的TUの場合、APは、TIMビットマップ内にポジティブデータ表示を有する各STAについての関連するTUの適切な値を計算することができる。
次いで、APは、TIMに加えて、ビーコンで以下の情報(フィールド):TIMビットマップ内にポジティブデータ表示を有する各STAについての関連するTU値を送信することができ、それは、制御されたコンテンション期間、コンテンションフリー期間、コンテンションベースの期間などについてのスケジュールを含むことができる。TIMベースのDLデータ検索シナリオの場合、STAがPS−Pollや他のトリガパケット/フレームなどのULパケットを送信するとき、APは、バッファリングされたダウンリンクパケットをSTAに送信するように選ぶことができる。
図7は、STAがパケットを送信する方法700の流れ図である。STAは、制御されたコンテンション期間、ビーコン間隔、またはビーコンサブインターバルの開始時にウェイクアップすることができる(ステップ702)。STAは、それが送信するための何らかのULデータパケットを有するかどうかをチェックする(ステップ704)。送信するためのULデータパケットがない場合、STAはスリープに戻り(ステップ706)、方法は終了する(ステップ708)。
STAが送信するためのULデータパケットを有する場合(ステップ704)、STAのバックオフ時間が満了したかどうか判定が行われる(ステップ710)。そうでない場合、バックオフ時間が満了するまでSTAはスリープする(ステップ712)。STAのバックオフ時間が満了した後(ステップ710または712)、STAは、チャネルアクセスを開始し、そのULデータパケットを送信する(ステップ714)。次いで、STAはスリープに戻り(ステップ706)、方法は終了する(ステップ708)。
図8は、STAがそれを待機するパケットを取り出す方法800の流れ図である。STAはウェイクアップし(ステップ802)、ビーコン内のTIMをリッスンする(ステップ804)。TIM内にSTAに関するポジティブトラフィック表示があるかどうか判定が行われる(ステップ806)。TIM内にSTAに関するポジティブトラフィック表示がない場合、STAはスリープに戻り(ステップ808)、方法は終了する(ステップ810)。
TIM内にSTAに関するポジティブトラフィック表示がある場合(ステップ806)、STAが関連するTUを固定したかどうか判定が行われる(ステップ812)。STAが固定の関連するTUを使用せず、STAが動的な関連するTUを使用することを意味する場合、STAは、その関連するTU(またはTIMビットマップ順でそれ自体までのSTAのすべての関連するTU)の値を得る(ステップ814)。STAが固定の関連するTUを有する場合(ステップ812)、またはSTAがTUの値を得た後(ステップ814)、STAはそのバックオフ時間を計算する(ステップ816)。
次いで、STAは、そのバックオフ時間が満了するまでスリープする(ステップ818)。次いで、STAはウェイクアップし、そのDLデータを取り出す(ステップ820)。DLデータを取り出すために、STAは、PS−Pollまたは他のトリガリングフレームをAPに送ることができる。DLデータを取り出した後、STAはスリープに戻り(ステップ808)、方法は終了する(ステップ810)。
APに関連していないSTAでは、STAとAPとの間でリンクがセットアップされていないので、初期バックオフ割当てがより難しい。APは、そのビーコン、プローブ応答、または他のブロードキャスト、マルチキャスト、もしくはユニキャストフレーム内に以下の情報を含むことができる。APに既に関連付けられているSTAに対してAPによって割り当てられていない初期CWサイズおよび初期バックオフ範囲。関連しないSTAは、初期CWサイズを適合させることができ、初期バックオフ数をランダムに選び、次いでこれらのパラメータを使用して、媒体にアクセスし、APに関連付けることができる。
ビーコンまたは他の管理/制御フレーム内に含まれるスケジュールIEにより、制御されたコンテンション期間を事前にスケジューリングすることができる。OBSS内のSTA、または制御されたコンテンション期間のスケジューリングを認識していない新しく到着したSTAによって引き起こされたコリジョンを低減するために、以下の方法を使用して、追加の媒体予約をAPによって実施することができる。
方法1:APが、CTS−to−BSSを送信することによって制御されたコンテンション期間の開始をシグナリングし、CTS−to−BSSは、特定のBSSについて同意されるブロードキャスト/マルチキャストアドレスに設定された受信機アドレス(RA)を有する標準clear to send(CTS)フレームである。CTSフレームの持続時間フィールドは、制御されたコンテンション期間に等しく設定される。BSSの部分ではないすべてのSTAは、コンテンション期間の終わりまで、そのネットワークアロケーションベクトル(NAV)を設定し、同一のBSS内のSTAは、媒体に対する制御されたコンテンションアクセスを実施することができる。
方法2:APが、ビーコン、短いビーコン、または他のタイプの管理もしくは制御フレームの直後に開始するように、制御されたコンテンション期間を割り当てる。ビーコン、短いビーコン、または他のタイプの管理もしくは制御フレームの持続時間フィールドを使用して、制御されたコンテンション期間に関するNAVを設定することができる。ビーコン、短いビーコン、または他のタイプの管理もしくは制御フレームはまた、制御されたコンテンション期間がビーコンの直後に開始することをBSS内のすべてのSTAに告知するためのIE、フィールド、サブフィールドなどのスケジュール情報も含む。STAがBSS内のAPからビーコンを受信したとき、それは、ビーコンがビーコンの直後に続く制御されたコンテンション期間に関するスケジュールIEも含む場合、ビーコンのNAV設定を無視する。
AP/STA挙動、手順、および関連するシグナリングを様々な方式で実装することができる。例えば、新しいまたは既存のIE、フィールド、またはサブフィールド、任意のタイプの管理、制御、もしくは他のタイプのフレーム内のMAC/PLCPヘッダの一部としてシグナリングを実装することができる。ビーコン、関連付け応答、および他のブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャスト管理もしくは制御フレーム内に含めることのできるバックオフIEなどのシグナリングを使用して、初期CWサイズ、ならびに割り当てられる初期バックオフ数を、1または複数のSTAに搬送することができる。
バックオフIEフォーマットの一例が図9に示される。バックオフIE900は、以下のフィールドを含むことができる。要素ID902、長さ904、MAP906、初期CW_size908、最大CW_size910、初期バックオフ数912、および他の任意選択情報914。要素IDフィールド902は、これがバックオフIEであることを特定するIDを含む。長さフィールド904は、IEの残りの部分のオクテット単位の長さである。MAPフィールド906は、IE内に含まれる必須および任意選択の情報を示す。初期CW_sizeフィールド908は、STAが適合すべき初期CWのサイズであり、必須フィールドである。最大CW_sizeフィールド910は、STAが適合すべきCWの最大サイズであり、任意選択フィールドである。
初期バックオフ数フィールド912は、特定のSTAに割り当てられる1または複数の初期バックオフ数を含む。このフィールドは任意選択であり、1つの特定のSTAにアドレス指定されたユニキャストフレーム、例えばアソシエーション応答フレームまたはユニキャスト管理もしくは制御フレーム内にのみ含まれる。あるいは、割り当てられる初期バックオフ数を含む1または複数のSTAについてフィールドを含めることもできる。フィールドは、AID、MACアドレスなどのSTAに関するIDを含むことができる。STAのIDが暗黙的に決定される場合、フィールドは、STAのグループに関する割り当てられる初期バックオフ数を単に含むことができる。例えば、割り当てられる初期バックオフ数がSTAの所定のグループに関して提供され、グループ内のSTAの順序もあらかじめ決定される場合、各STAは、グループ内のその順序に従って、割り当てられる初期バックオフ数を得ることができる。
他の任意選択情報フィールド914は他の任意選択情報、例えば、間隔[Start_value,End_value]の形態または他の形態の、割り当てられない(したがって依然として利用可能な)バックオフ数の範囲、初期バックオフ数割当ての複数の要素の任意の告知、またはバックオフIE900が有効である持続時間を含む。
ビーコン、関連付け応答、または他の管理もしくは制御フレーム内に含めることのできるInterval Schedule IEを使用して、制御されたコンテンション間隔を含む様々な間隔のスケジュールをAPによってSTAに搬送することができる。IntervalSchedule IEフォーマットの一例が図10に示される。
間隔スケジュールIE1000は以下のフィールドを含む。要素ID1002、長さ1004、MAP1006、スケジュールタイプ1008、開始時間1010、終了時間1012、および他の任意選択情報1014。要素IDフィールド1002は、これがIntervalSchedule IEであることを特定するためのIDを含む。長さフィールド1004は、IEの残りの部分のオクテット単位の長さである。MAPフィールド1006は、IE内に含まれる必須および任意選択の情報を示す。スケジュールタイプフィールド1008は、コンテンションフリー間隔、制御されたコンテンション間隔、コンテンションベースの間隔などに関するスケジュールである。開始時間フィールド1010は、現フレームの終わりからカウントする、スケジューリングされた間隔の開始時間である。終了時間フィールド1012は、現フレームの終わりからカウントする、スケジューリングされた間隔の終了時間である。
他の任意選択情報フィールド1014は、以下のうちの任意の1または複数を含む。反復頻度、別の通知まで、例えばすべての続くビーコン間隔にこれが当てはまるかどうか、およびスケジューリングされた間隔について当てはまるCWサイズ、初期バックオフ数、または割り当てられないバックオフ数範囲。
CTS−to−BSSをAPによって使用して、媒体予約を実施し、制御されたコンテンション期間の開始をシグナリングすることができる。CTS−to−BSSは、特定のBSSについて同意される何らかのブロードキャスト/マルチキャスト/ユニキャストアドレスに設定されたRAを有する標準CTSフレームである。CTSフレームの持続時間フィールドは、制御されたコンテンション期間に等しく設定されるべきである。BSSの部分ではないすべてのSTAは、そのNAVをコンテンション期間の終わりに設定し、同一のBSS内のSTAは、媒体に対する制御されたコンテンションアクセスを実施することができる。
APは、BSSで、または特定のビーコン間隔などの特定の間隔でサポートされる必要のある予想されるSTA数に基づいて初期CWサイズを計算する。APは、初期バックオフ数をSTAに割り当て、これらの割当てを、関連付け応答または他の管理もしくは制御フレームなどのユニキャスト、ブロードキャスト管理、または制御フレーム内に含む。APは、それ自体にDL送信のための1または複数の初期バックオフ数を割り当てる。
APは、ビーコンまたは短いビーコンで以下の情報(フィールド)を送信する。使用すべき初期CWサイズ、初期CWサイズが有効である持続時間、関連しないSTAに関する割り当てられないバックオフ値間隔、関連するSTAに関する、新しく割り当てられる、または変更されるバックオフ数。任意選択で、ビーコンは、制御されたコンテンション期間、コンテンションフリー期間、コンテンションベースの期間などに関するスケジュールを含む。任意選択で、APはまた、制御されたコンテンション期間の開始を示し、媒体を予約するために、CTS−to−BSSを送信することができる。STAがULパケットを送信するとき、APは、バッファリングされたDLパケットをSTAに送信することを選ぶことができる。
制御されたコンテンション期間中のSTAの挙動は、制御されたコンテンション期間の開始時にウェイクアップすることを含むことができる。STAが送信するためのパケットを有さない場合、STAはスリープに戻る。あるいは、制御されたコンテンション期間中に送信のためにパケットが到来した場合、STAは、後の通常のコンテンション期間中にウェイクアップすることを選ぶこともできる。通常のコンテンション期間では、STAは適応CWサイズを使用し、その割り当てられた初期バックオフ数を維持すること、または通常のランダムバックオフ手順に従うことを選ぶことができる。送信が媒体上で検出されない場合、STAはDIFS時間を待機し、次いで、APによってそれに割り当てられた初期バックオフ数を使用してカウントダウンを開始する。
STAが0までカウントダウンし、媒体上で送信が検出されない場合、STAはパケットを送信する。送信が成功し、送信するためのパケットがもうない場合、次のスケジューリングされたウェイクアップ間隔まで、または次のスケジューリングされたコンテンション期間まで、STAはスリープに戻る。送信が成功しない場合、または送信するためのパケットがさらにある場合、STAは、制御されたコンテンション期間で、追加の割り当てられたバックオフ数を使用する。あるいは、STAは、パケットを送信するために、次の制御されたコンテンション期間、または通常のコンテンション期間までスリープすることを選ぶこともできる。
STAが0までカウントダウンせず、媒体上で送信が検出される場合、プリアンブルを復号化することができる場合、STAは、進行中のパケットの終わりにウェイクアップするまで、パケットの長さを計算し、スリープに戻る。プリアンブルを復号化することができない場合、STAは、可能な最短のパケットの持続時間にわたってスリープし、ウェイクアップして再びCCAを実施する。媒体がアイドルとなる場合、STAは、DIFS時間を待機し、再びカウントダウンを開始する。
制御されたコンテンション間隔の間、APおよびSTAの挙動が、図11に例として示されている。図11では、APは、CTS−to−BSS(1102)、または制御されたコンテンション期間の持続時間にわたって媒体をやはり予約することのできる他のタイプの管理もしくは制御フレームを送出することにより、制御されたコンテンション期間の開始を示す。STA1、STA2、STA3、STA5は既にAPに関連付けられており、STA4はBSSに到着したばかりであり、APに関連付けようとする。STA1、STA2、STA3、およびSTA5に関するバックオフ数割当ては以下の通りである。STA1:1、STA2:[2,4]、これは、制御されたコンテンション間隔中の媒体に対するより頻繁なアクセスに関する2つのバックオフ数である、STA3:4、およびSTA5:5。割り当てられないバックオフ数4がビーコンで告知され、STA4は、4をそのバックオフ数としてランダムに選択する。
図11に示される制御されたコンテンションは、以下のように動作する。STA5は、この制御されたコンテンション期間中に送信するためのどんなパケットも有さず、したがって直ちにスリープに移る(1104)。送信するためのパケットを有するすべてのSTAは、DIFS期間(1106)を待機し、カウントダウンを開始する。
STA1は、1スロットをカウントダウンし、そのパケットの送信を開始する(1108)。すべての他のSTAは、STA1によって送信されたフレームのプリアンブルを復号化した後にスリープする(1110)。STA1は、そのフレーム送信を完了した後、次のスケジューリングされた間隔まで、スリープに移る(1112)。
STA2は、1スロットをカウントダウンし、そのパケットの送信を開始する(1114)。すべての他のSTAは、STA2によって送信されたフレームのプリアンブルを復号化した後にスリープする(1116)。STA2に2つのバックオフ数が割り当てられ、それは送信するためのパケットを有するので、それは、制御されたコンテンションプロセスに引き続き参加する。
STA4は、1スロットをカウントダウンし、そのパケットの送信を開始する(1118)。すべての他のSTAは、STA4によって送信されたフレームのプリアンブルを復号化した後にスリープする(1120)。STA4は、次のスケジューリングされた間隔まで、そのフレーム送信を完了した後にスリープに移る(1122)。
STA3は、1スロットをカウントダウンし、そのパケットの送信を開始する(1124)。すべての他のSTAは、STA3によって送信されたフレームのプリアンブルを復号化した後にスリープする(1126)。STA3は、次のスケジューリングされた間隔まで、そのフレーム送信を完了した後にスリープする(1128)。
STA2は、2スロットをカウントダウンし、その残りのパケットの送信を開始する(1130)。すべての他のSTAは、STA2によって送信されるフレームのプリアンブルを復号化した後にスリープする。
登録された状態ベースの省電力モードを通じて、多数の装置をサポートすることができる。新しい省電力モード、登録された状態ベースの(RSB)省電力(PS)モードが定義され、それは、APにバッファリングされたデータを有する多数の装置/STAに通知する効率的な方法である。
多数STA(例えば、現在のAIDの限界2007がサポートすることができるよりも多い、6000個のSTA)があるとき、新しい状態(「登録された状態」)がBSSでサポートされる。論理的に、登録された状態のSTAがAPに関連付けられ、APと共に認証され、すなわち、それは、フレームのすべての3つのクラスを可能にする。しかし、それは、AIDを有することができるが、AIDを割り当てる必要はない。省電力モードにあるとき、登録された状態のSTAは、セキュリティキー更新を実施する必要がない。STAが登録された状態に入るために、それは、MAC管理フレーム、例えばパブリック管理フレームを使用して、APと登録情報を交換する(例えば、STAはRSB−PS動作パラメータ、例えばスリープサイクルをAPに送り、登録識別子(RID)割当てを受信する)。APは、RIDを管理し、RSB−PSモードをサポートする際にAPに登録することを要求するSTAにRIDを割り当てる。RIDのサイズは、APによって登録状態でサポートする必要のあるSTA数によって決定される。
登録された状態のSTAに関するデータがあるとき、APは、RIDに対応するSTAトラフィック表示を送り、バッファリングされたBUがあるかどうかを示すことができる。データのトラフィック表示の受信時に、登録された状態のSTAは、APからデータを受信するための処置を取る。登録された状態のSTAが送信するためのデータを有する場合、それはデータを送るための処置を取る。
APはまた、関連するモードのSTAに、登録された状態に変化するように要求する状態変更手順を開始することができる。これは、STAによって示されるトラフィック挙動に基づいて、システムリソースを管理するためにAPによって開始することができる。APは、そのようなSTA状態変更を行うことを決定することができ、例えば、AIDが限定された数であるとして、AIDを解放する。APは、管理フレームなどの任意のフレームで、STAに状態変更要求を送ることができる。例えば、この要求を含むように既存の管理フレームを修正することができ、またはこの目的で新しい管理フレームを使用することができる。そのようなSTA状態変更が首尾よくネゴシエートされた場合、STAは、APと登録情報を交換する(例えば、STAは、RSB−PS動作パラメータ、例えばスリープサイクルをAPに送り、RID割当てを受信する)。
登録された状態のSTAは、省電力動作にあるとき、トラフィック表示グループ(TIG)に編成される。同一のTIG内のSTAは、同一のトラフィック表示IE内のそのトラフィック表示でシグナリングされる。各TIGには、BSSドメイン内の、トラフィック表示グループID(TIG−ID)と呼ばれる一意識別子が割り当てられる。TIGのサイズ、すなわちグループ内のSTA数、およびTIG−IDの長さ、すなわちグループ数は、グルーピング基準、トラフィック表示間隔、トラフィック表示間隔内のBU配信の能力、およびシステムによってサポートされるSTAの総数に依存する。これらを、固定値または管理情報ベース(MIB)を通じて管理される構成可能なシステムパラメータと共にシステムパラメータとして指定することができる。例えば、そのような情報を構成し、ビーコンおよびプローブ応答などのフレームで、APによってブロードキャストすることができる。
グルーピング基準は、スリープサイクル、遅延公差、トラフィックパターン、装置所有権、STAタイプ(例えば、メータ/センサ)、アプリケーション、位置などに基づくことができる。
1つのSTAを1つのTIGまたは複数のTIGに割り当てることができる。例えば、トラフィックパターンがグルーピング基準として使用され、STAが異なるトラフィック特性を有する複数のアプリケーションをサポートする場合、STAを、各アプリケーションについて1つの2つのTIGに割り当てることができる。
例示の都合上、1つの登録されたSTAがただ1つのグループに割り当てられる場合が、本明細書では一例として使用される。
RSB−PSモードにあるとき、STAが、BSSドメイン内の固有RIDによって識別される。STAのRIDは、そのTIG−IDおよびTIG内のその識別である、In−Group STA ID(IG−SID)からなる。TIG−IDと同様に、RIDのサイズおよびIG−SIDのサイズを、固定値を有するシステムパラメータとして、またはMIBを通じて管理される構成可能なシステムパラメータとして指定することができる。例えば、そのような情報を構成し、ビーコンおよびプローブ応答などのフレームで、APによってブロードキャストすることができる。(AIDの代わりに)RIDがRSB−PSモードで使用され、登録されたSTAに関するトラフィック表示が符号化/復号化される。登録された状態のSTAは、割り当てられたAIDを有さないことがある。
図12は、RIDフォーマット1200の一例を示し、RIDは2バイトであり、その中で、10個の最上位ビット(MSB)はTIG−ID1202であり、6個の最下位ビット(LSB)はIG−SID1204である。RIDフォーマット1200の他の長さ(およびTIG−ID1202およびIG−SID1204の長さの対応する組合せ)が可能である。RIDは、BSSドメイン内の固有のSTAを識別する。16ビットRIDの例では、BSS当たり最大数64K局をサポートすることができる。
RSB−PSモードをサポートするために、RID−TIM IEと呼ばれる新しいトラフィック表示IEが定義され、RIDを使用して、APにバッファリングされたBUを有するSTAに関するトラフィック表示がシグナリングされる。RIDベースのTIM要素設計は、1つのTIGについて1つのRIDベースのTIM要素、TIG−IDをシグナリングするための情報フィールド、TIG内のSTAに関するトラフィック表示をシグナリングするための部分仮想ビットマップ、およびRID−TIM要素のサイズを最小限に抑えるための、部分仮想ビットマップ内のビットマップバイトの存在を識別するための表示情報を含む。
図13は、RIDベースのTIM要素フォーマット1300の一例を示し、RID1302は、10ビットTIG−IDフィールド1304および6ビットIG−SID1306を有する16ビットである。図13に示されるRIDベースのTIM要素では、RIDベースのTIM要素を識別するために新しい要素ID値が割り当てられることを除いて、情報フィールド、要素ID、長さ、DTIMカウント、およびDTIM期間が、802.11規格によって指定される現在のTIM要素と同じに保たれる。10ビットTIG−IDフィールド1304が使用され、RID−TIM要素が意図するTIGが識別される。6ビットIG−SID1306では、TIG内に最大64個のSTAがある。これは、64個のSTAに関する全ビットマップが64ビット、すなわち8バイトを有することを決定する。RID−TIM要素の効率を改善するために、全ビットマップ内のすべての8バイトがRID−TIM内に含まれるわけではない。その代わりに、1から8バイトの長さを有する部分仮想ビットマップフィールドが使用される。そのような部分仮想ビットマップフィールド構造が、RID−TIM要素内の他の情報フィールドで指定される。例えば、図13に示されるように、第1のビットマップバイト索引(FBBI)1308および最終ビットマップバイト索引(LBBI)1310と呼ばれる2つの索引フィールドが、それぞれ部分仮想ビットマップフィールド1312内の最初および最後のビットマップバイトを示す。FBBI1308の前のビットマップバイトはすべて値0であり、LBBI1310の後のビットマップバイトもそうである。例えば、以下の与えられた全ビットマップについて、
値FBBI、LBBI、および部分仮想ビットマップは、
FBBI=0b010
LBBI=0b101
部分仮想ビットマップ=0xA1 0x00 0x58 0xF3
あるいは、RIDベースのTIM要素内の2バイト索引フィールドを使用して部分仮想ビットマップの構造を識別する代わりに、ビットマップ制御フィールドを使用して、部分仮想ビットマップフィールド内のトラフィック表示ビットマップバイトの存在を示すことができる。制御フィールド内の各ビットは、全TIMビットマップ内のビットマップバイト索引に対応する。値1は、TIMビットマップバイト内の少なくとも1つのビットが0ではないので、「存在」を示し、値0は、対応するビットマップバイト内のすべてのビットが0であるので、「存在せず」を示す。このようにして、部分仮想ビットマップフィールドは、0でない値を有するビットマップバイトのみを含む。
図14は、部分仮想ビットマップ1404に関するビットマップ制御フィールド1402を有するRIDベースのTIM要素1400の一例を示す。所与の全ビットマップの同一の例、すなわち以下を使用すると、
ビットマップ制御フィールド1402および部分仮想ビットマップ1404の値は、
ビットマップ制御=0b00101100
部分仮想ビットマップ=0xA1 0x58 0xF3
さらに、1制御ビットを使用してグループ内のマルチキャストトラフィックを示し、すべて「1」の全ビットマップを含む代わりに、空の部分仮想ビットマップ(すなわち、0バイト)を有することにより、マルチキャストトラフィック表示に基づくTIGについてRIDベースのTIM要素をさらに改善することができる。
RIDベースのTIM要素は、最大64K個のSTAをサポートする。それは、STAをグルーピングすることにより、APにバッファリングされたデータを有するSTAに通知するための効率的な方法を提供する。例えば、トラフィックパターン、トラフィック表示間隔内のBU配信能力などに基づいて、STAをグルーピングすることができる。RIDベースのTIM要素は、以下で説明されるように、それがSTAステータスベースのRID−TIM方式に適用されるとき、性能改善を達成する。
現TIM要素が、例えばビーコンフレーム、TIMブロードキャストフレームなどのように見えることがある場合、RIDベースのTIM要素を管理フレームで使用することができる。STAおよびBSS内のそのアプリケーションに応じて、RIDベースのTIM要素は、同一の管理フレーム内の現在のTIM要素と共存することができ、または管理フレーム内でそれ自体単独で使用することができる。さらに、現在の管理フレームに加えて、RIDベースのTIM要素を新しい管理フレームでも使用することができる。
RIDベースのTIM要素は、個々にアドレス指定されるトラフィック表示およびTIGベースのマルチキャストトラフィック表示に関するものである。ブロードキャストトラフィックおよび非TIGベースのマルチキャストトラフィック表示および配信をサポートするために、1つの方法は、現在の802.11規格で指定されるように、現在のブロードキャスト/マルチキャストトラフィック表示/配信方式、例えばDTIM方式を使用することである。あるいは、新しい方法は、RSB−PSモードでのブロードキャストトラフィックおよび非TIGベースのマルチキャストトラフィック表示および配信をサポートするためのRIDに基づくことができる。
ブロードキャストトラフィックおよび非TIGベースのマルチキャストトラフィックを示すのに、特別なTIG IDが予約される。表1は、10ビットTIG−IDおよび6ビットIG−SIDを有する16ビットRIDを使用する一例を示す。
マルチキャストグループはマルチキャストデータ配信のために使用され、TIGはトラフィック配信のためにではなく、トラフィック表示のために使用されるので、マルチキャストグループはTIGとは異なる。マルチキャストグループは、任意の数のSTAを含むことができ、それは、対応する手順および規則を通じて形成され、維持される。複数のマルチキャストグループがあることがあり、BSSドメイン内の固有のマルチキャストID(MID)によってそれぞれ識別される。
STAステータス情報を使用して、STAステータスベースのRID−TIMと呼ばれるRID−TIMの効率をさらに改善することもできる。登録されるSTAを、そのリッスンウィンドウに基づいてグルーピングすることができ、リッスンウィンドウは、STAがリッスンステータスにある持続時間を意味する。APは、STAステータス情報を使用して、RSB−PSモードのSTAに関するRID−TIM要素内の部分仮想ビットマップを集め、その結果、部分仮想ビットマップは、RID−TIM要素を含むフレームが送信されるときにリッスンステータスにあるSTAに関するポジティブトラフィック表示のみを含む。STAステータス情報がRSB−PSモードのSTAをグルーピングするのに使用されるとき、所与の時間にポジティブトラフィック表示を有するSTAが、同一のTIGの下でさらにクラスタ化され、その結果、RID−TIM方式が効率的に使用される。
現在の802.11省電力モード動作と同様に、DL BU配信要求信号を、STAに関するRSB−PSモードで使用して、RID−TIMでポジティブトラフィック表示を受信した後に、バッファリングされたBUの配信を要求することができる。RSB−PSモードに対して現在のPS−Poll制御フレームを使用することができない。それは、そのMACヘッダ内のAIDを使用し、一方、RSB−PSモードのSTAはAIDを有さないことがあるからである。RSB−PSモードでのこのDLBU配信要求シグナリング問題に対処するために、2つの解決策が提案される。
予約された制御フレームサブタイプ値のうちの1つを使用することにより、RID−TIMでポジティブトラフィック表示を受信した後にDL BU配信を要求するために、新しい制御フレームであるRSB−PS−Pollフレームが、RSB−PSモードのSTAに対して定義される。RSB−PS−Pollフレームは、MACヘッダ内のIDフィールドが送信側STAのAIDではなく、RIDに設定されることを除いて、PS−Pollフレームと同一のフォーマットを有することができる。
RSB−PSモードのSTAは、現在のPS−Poll制御フレームを使用して、そのMAC内のIDフィールドを無効なAID値に設定することにより、RID−TIMでポジティブトラフィック表示を受信した後にDL BU配信を要求する。APがIDフィールド内の無効な値を有するPS−Pollフレームを受信したとき、それはIDフィールドを無視し、ソースMACアドレスフィールドを使用して、PS−Pollフレームの送信側STAを識別する。
802.11規格で指定される現在のPSMP方式は、AIDを使用してDTT(ダウンリンク伝送時間)およびUTT(アップリンク伝送時間)割当てに関するSTAを識別するので、以下の解決策は、RSB−PSモードのSTAに対してPSMP(Power Saving Multi−Poll)方式を使用するときのアドレス問題に関する。しかし、RSB−PSモードのSTAは、割り当てられたAIDを有さないことがある。
新しいPSMPフレームであるRSB−PSMPフレームは、新しいHT Actionコードポイントを割り当てることによって定義される。RSB−PSMPフレームは、16ビットSTA−IDフィールドが、AIDではなくRIDに設定されることを除いて、現在の802.11規格で指定されるPSMPフレームと同一のフォーマットを有することができる。あるいは、現在のPSMPフレームは、新しいSTA_Infoタイプ値を割り当てて、RSB−PSモードのSTAを識別すること、およびAIDではなくRIDにファイルされるSTA−IDをさらに設定することによって使用される。
BSS内のAPにより、RSB−PSモードの認証された/関連するSTAにRIDが割り当てられ、次いでSTAがAPに「登録」される。RID割当ては、新しいIE、RID割当て要素を関連付け応答管理フレームまたは新しいMAC管理フレームに含めることによって行うことができる。
RSB−PSモードは、現在の802.11規格で指定され、シグナリングされるのと同一の動作パラメータ、例えばListenInterval、ReceiveDTIMなどを使用することができる。あるいは、RIDが割り当てられるときに、既存の、または新しい管理フレームに含まれるMACサブレイヤ管理エンティティ(MLME)プリミティブおよびIEの新しいセットによってRSB−PSモード動作パラメータを構成し、シグナリングすることができる。そのような省電力パラメータの新しいセットは、異なる範囲の値、例えばより長いスリープ間隔を可能にすることができる。
登録前または登録時に、明示的RSB−PS機能表示または暗黙的シグナリング機構、例えばRSB−PSパラメータネゴシエーションおよび肯定応答を通じて、APとSTAとの間でRSB−PS機能を通信することができる。登録後に、STAはRSB−PSモード動作の準備ができている。
登録されるSTAは、進入するRSB−PSモード手順に従ってRSB−PSモード動作に入る必要がある。登録されるSTAは、省電力モードに入る現在の手順を使用することにより、すなわちMACヘッダ内のフレーム制御フィールド内の電力管理サブフィールドを使用することにより、RSB−PSモードに入ることができる。
あるいは、RSB−PSモードに入ることは、暗黙的ハンドシェーキング手順に基づくことができる。例えば、新しいMAC管理フレームのセットを導入して、RSB−PSモード動作の進入を要求/応答または指令/確認することができる。ハンドシェーキング手順はまた、RID割当ておよびRSB−PS動作パラメータセットアップをも含むことができ、したがってRSB−PSモード動作を初期化するすべてのステップが同一の手順で実施される。
RSB−PSモード動作はAIDを必要としない。RSB−PSモードに入るとき、STAのAIDを解放することができ、またはそれを保つことができる。保たれる場合、AIDについて何も行う必要がない。AIDが解放される場合、RSB−PSモードに入るときにRSB−PSモードがAIDを常に解放するように構成されるとき、RSB−PSモードへの進入の成功によってそれを暗黙的に解放することができる。あるいは、RSB−PSモード手順に入るシグナリングにAID解放標識を含めることにより、AIDを解放することを明示的に行うことができる。解放されたAIDを他のSTAに再び割り当てることができる。
現在のPS(省電力)モード動作と同様に、RSB−PSモードのSTAは、利用可能な状態(リッスン状態またはアウェイク状態とも呼ばれる)と、利用可能ではない状態(非リッスン状態またはドーズ状態)との間で入れ替わる。利用可能ではない状態では、STAは、その送信機および受信機を部分的または完全にオフにして電力を節約する。主に、RSB−PSモードのSTAは割り当てられたAIDを有さないことがあり、一方AIDは、現在のPSモード動作で使用されるので、RSB−PSモードおよび現在のPSモードの動作手順はいくつかの違いを有する。さらに、PSモードと比べて、より長いドーズ間隔をRSB−PSモードでサポートすることができる。
以下では、RSB−PSモード動作の、PSモード動作との違いを説明する。
DLトラフィック表示:RSB−PSモードのSTAに対してRID−TIM要素が使用される。
DLバッファリングされたBU配信:RIDベースのPS−Poll制御フレーム、例えばRID−PS−Pollが、RSB−PSモードのSTAに対して使用され、それに関するポジティブトラフィック表示を受信した後、APからのバッファリングされたBU配信が要求される。あるいは、STAステータスベースのトラフィック表示方式を使用するときは特に、APは、STAからの要求、例えばRID−PS−Pollを待機することなく、トラフィック表示を送った直後に、DLバッファリングされたBUを配信することができる。
DLバッファリングされたブロードキャスト/マルチキャストBU配信:長いドーズ間隔を可能にすることによってより効率的な省電力をサポートするために、RSB−PSモードのSTAは、シグナリングされたブロードキャスト/マルチキャストトラフィック表示/配信間隔、例えばDTIM間隔に基づいてウェイクアップすることを必要としないことがある。その代わりに、STAがそのリッスンウィンドウ内にあるときにのみ、バッファリングされたブロードキャスト/マルチキャストBUをTIGごとに配信することができる。あるいは、それは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ通信で必要とされる同期を処理するために、アプリケーションまたはブロードキャスト/マルチキャストBUの上位層に依存することがある。
ULトラフィック伝送:RSB−PSモードのSTAは、それが送信するためのULデータを有するとき、そのドーズ間隔の間の任意の時間にウェイクアップすることができる。あるいは、それは、その次の周期的リッスンウィンドウまでUL BUをバッファリングすることもできる。
セキュリティキー更新:長いドーズ間隔、特に何らかのセキュリティキーリフレッシング間隔よりも長い期間(それがある場合)をサポートするために、RSB−PSモードのSTAは、単にキーリフレッシュのためにウェイクアップする必要はないことがある。その代わりに、次回STAがそのリッスンウィンドウに入り、またはそのULデータ伝送のためにウェイクアップするときにキー更新を実施することができる。この場合、例えば、DLトラフィック表示またはPS−Poll制御信号内のキー更新情報を含む、いくつかのシグナリングサポートを使用してキーリフレッシュを加速することができる。
PSMP(Power Saving Multi−Poll)方式をRSB−PSモードのSTAに適用するとき、RIDベースのPSMP方式が使用される。
RSB−PSモードのSTAは、現在の終了PS動作手順を使用することにより、すなわちMACヘッダ内のフレーム制御フィールド内の電力管理サブフィールドを使用することにより、そのRSB−PSモード動作を終了することができる。あるいは、RSB−PSモードの終了は、明示的なハンドシェーキング手順に基づくことができ、例えば、新しいMAC管理フレームのセットが導入され、RSB−PSモード動作の終了が要求/応答または命令/確認される。
RSB−PSモードのSTAがAIDを有さない(すなわち、RSB−PSモードに入るとき、それがそのAIDを解放した)場合、それは、そのRSB−PSモード終了プロセスの部分として割り当てられた、またはその直後に続くAIDを有する。さらに、RSB−PSモード終了プロセスの部分として、セキュリティキーを含むシステム構成に関するシステムパラメータをチェックして、STAがAPと同期されたシステム設定を有するかどうかを確認することもできる。
特徴および要素が特定の組合せで上記で説明されるが、各特徴または要素を単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用できることを当業者は理解されよう。さらに、本明細書で説明される方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、ファームウェアで実装することができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(ワイヤードまたはワイヤレス接続を介して伝送される)およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、限定はしないが、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ装置、内部ハードディスクや取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、CD−ROMディスクやデジタルバーサタイルディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連してプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用する無線周波数トランシーバを実装することができる。
(実施形態)
1.無線局でバックオフ値を決定する方法が、局でトラフィック表示マップを受信することであって、バックオフ数が、トラフィック表示マップ内の局の位置に基づいて、局に暗黙的に割り当てられること、バックオフ数に所定の時間値を掛けることによってバックオフ値を決定することを含む。
2.所定の時間値が固定値である実施形態1の方法。
3.所定の時間値が、ビーコン、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレーム、管理フレーム、または制御フレームのうちのいずれか1つを介して局で受信される実施形態1の方法。
4.決定したバックオフ値と共に、局でバックオフタイマを設定すること、およびバックオフタイマが満了した後に局によって通信を送ることを試みることをさらに含む実施形態1〜3のいずれか1つの方法。
5.無線局が、トラフィック表示マップを受信するように構成されたトランシーバであって、バックオフ数が、トラフィック表示マップ内の局の位置に基づいて、局に暗黙的に割り当てられる、トランシーバと、トランシーバと通信しているプロセッサであって、バックオフ数に所定の時間値を掛けることによって局に関するバックオフ値を決定するように構成されたプロセッサとを含む。
6.所定の時間値が固定値である実施形態5の無線局。
7.トランシーバが、ビーコン、短いビーコン、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレーム、高速初期リンクセットアップ発見フレーム、管理フレーム、または制御フレームのうちのいずれか1つを介して所定の時間値を受信するように構成される実施形態5の無線局。
8.プロセッサと通信しているバックオフタイマをさらに含み、バックオフタイマが、決定したバックオフ値に設定され、トランシーバが、バックオフタイマが満了した後に通信を送ることを試みる実施形態5〜7のいずれか1つの無線局。
9.無線局にバックオフ値を割り当てる方法が、局にトラフィック表示マップを送ることであって、バックオフ数が、トラフィック表示マップ内の局の位置に基づいて、局に暗黙的に割り当てられること、およびバックオフ数に所定の時間値を掛けることによってバックオフ値を決定することを含む。
10.所定の時間値が固定値である実施形態9の方法。
11.所定の時間値が、ビーコン、短いビーコン、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレーム、高速初期リンクセットアップ発見フレーム、管理フレーム、または制御フレームのうちのいずれか1つを介して局に送られる実施形態9の方法。
12.決定したバックオフ値が経過した後に局から通信を受信することをさらに含む実施形態9〜11のいずれか1つの方法。
13.無線局でバックオフ値を受信する方法が、局でトラフィック表示マップを受信すること、およびトラフィック表示マップ(TIM)が局に関するポジティブトラフィック表示を含むことを条件として、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数を使用して局に関するバックオフ値を決定することを含む。
14.所定のパラメータのセットが、局の関連付け識別子と、TIM内の局のビットマップ位置またはTIM内のi番目のポジティブ表示とを含む実施形態13の方法。
15.所定のパラメータのセットが、トラフィック表示マップを送信した基本サービスセットの基本サービスセット識別子、トラフィック表示マップを送信したアクセスポイントの媒体アクセス制御アドレス、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数値、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数に対する近隣アクセスポイントタイミング同期関数オフセット、スロットタイム、または基本サービスセットもしくは重複する基本サービスセットのポジティブトラフィック表示マップ表示の総数のうちの任意の1または複数をさらに含む実施形態14の方法。
16.決定したバックオフ値と共に、局でバックオフタイマを設定すること、およびバックオフタイマが満了した後に局によって通信を送ることを試みることをさらに含む実施形態13〜15のいずれか1つの方法。
17.無線局が、トラフィック表示マップ(TIM)を受信するように構成されたトランシーバと、トランシーバと通信しているプロセッサであって、TIMが局に関するポジティブトラフィック表示を含むことを条件として、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数を使用して、局に関するバックオフ値を決定するように構成されたプロセッサとを含む。
18.所定のパラメータのセットが、局の関連付け識別子と、TIM内の局のビットマップ位置とを含む実施形態17の無線局。
19.所定のパラメータのセットが、トラフィック表示マップを送信した基本サービスセットの基本サービスセット識別子、トラフィック表示マップを送信したアクセスポイントの媒体アクセス制御アドレス、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数値、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数に対する近隣アクセスポイントタイミング同期関数オフセット、スロットタイム、または基本サービスセットもしくは重複する基本サービスセットのポジティブトラフィック表示マップ表示の総数のうちの任意の1または複数をさらに含む実施形態18の無線局。
20.プロセッサと通信しているバックオフタイマをさらに含み、バックオフタイマが、決定したバックオフ値に設定され、トランシーバが、バックオフタイマが満了した後に通信を送ることを試みる実施形態17〜19のいずれか1つの無線局。
21.無線局にバックオフ値を割り当てる方法が、局にトラフィック表示マップ(TIM)を送ること、およびTIMが局に関するポジティブトラフィック表示を含むことを条件として、所定のパラメータのセットを有するハッシュ関数を使用して、局に関するバックオフ値を決定することを含む。
22.所定のパラメータのセットが、局の関連付け識別子と、TIM内の局のビットマップ位置またはTIM内のi番目のポジティブ表示とを含む実施形態21の方法。
23.所定のパラメータのセットが、トラフィック表示マップを送信した基本サービスセットの基本サービスセット識別子、トラフィック表示マップを送信したアクセスポイントの媒体アクセス制御アドレス、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数値、局が関連付けられるアクセスポイントのタイミング同期関数に対する近隣アクセスポイントタイミング同期関数オフセット、スロットタイム、または基本サービスセットもしくは重複する基本サービスセットのポジティブトラフィック表示マップ表示の総数のうちの任意の1または複数をさらに含む実施形態22の方法。
24.決定したバックオフ値が経過した後に局から通信を受信することをさらに含む実施形態21〜23のいずれか1つの方法。
25.ワイヤレス媒体に対するコンテンションを制御する方法が、コンテンションウィンドウサイズを適合させること、および初期コンテンションウィンドウサイズを決定することを含む。
26.初期コンテンツウィンドウサイズが、コンテンションウィンドウサイズが有効である時間間隔内で動作していると予想されるすべての局を収容するのに十分な大きさである実施形態25の方法。
27.ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレーム、管理フレーム、または制御フレームのいずれか1つによって初期コンテンションウィンドウサイズを告知することをさらに含む実施形態25または26の方法。
28.送信が失敗したことを条件として、コンテンションウィンドウサイズを2倍にすることをさらに含む実施形態25〜27のいずれか1つの方法。
29.送信が成功したことを条件として、コンテンションウィンドウサイズを初期コンテンションウィンドウサイズに戻すことをさらに含む実施形態25〜28のいずれか1つの方法。
30.関連する局と、関連しない局の両方についてランダムバックオフプロセスを使用することをさらに含む実施形態25〜29のいずれか1つの方法。
31.関連する局が制御フレームまたはポールフレームでランダムバックオフプロセスを使用して媒体にアクセスすることを試みることができるとき、関連する局に表示を与えることをさらに含む実施形態25〜30のいずれか1つの方法。
32.ポールフレームを受信したことに応答して、局によってポール応答フレームを送ることをさらに含む実施形態31の方法。
33.現在のビーコン間隔で局からポール応答フレームが受信されないことを条件として、次のビーコン間隔または後続のビーコン間隔でバックオフ値を再スケジューリングし、または局にバックオフ値を再び割り当てること、局が、次のビーコン間隔または後続のビーコン間隔で、バッファリングされたデータまたはトラフィックの表示を受信した他の局に勝るより高い優先順位を受信すること、または局が、同一のビーコン間隔で、バッファリングされたデータまたはトラフィックの表示を受信した他の局に対する割り当てられた優先順位を維持することをさらに含む実施形態32の方法。
34.制御されたコンテンション期間の開始、ビーコン間隔、またはビーコンサブインターバルのいずれか1つで局がウェイクアップすること、局が送信するためのどんなアップリンクパケットも有さないことを条件として、局がスリープに戻ること、局が送信するためのアップリンクパケットを有することを条件として、局がそのバックオフ時間が満了するまでスリープし、次いでウェイックアップしてアップリンクパケットを送信すること、局によってビーコン内のトラフィック表示マップ(TIM)をリッスンすること、ポジティブトラフィック表示がTIM内の局について存在し、固定の関連する時間単位が使用されることを条件として、局によってバックオフ時間を計算すること、およびポジティブトラフィック表示がTIM内の局について存在し、動的に関連付けられた時間単位が使用されることを条件として、局によって時間単位の値を得ることをさらに含む実施形態25〜33のいずれか1つの方法。
35.関連しない局について、アクセスポイントが、初期コンテンションウィンドウサイズおよび初期バックオフ値範囲を関連しない局に送る実施形態25〜34のいずれか1つの方法。
36.関連しない局によって初期コンテンションウィンドウサイズを適合させること、および関連しない局によって初期バックオフ値範囲から初期バックオフ値をランダムに選択することをさらに含む実施形態35の方法。
37.初期コンテンションウィンドウサイズおよび初期バックオフ値がバックオフIEで送信される実施形態25〜36のいずれか1つの方法。
38.バックオフIEが、最大コンテンションウィンドウサイズ、割り当てられないバックオフ値の範囲、複数の初期バックオフ値、またはバックオフIEが有効である持続時間のうちの1または複数をさらに含む実施形態38の方法。
39.制御されたコンテンション間隔が間隔スケジュールIEで送信される実施形態25〜38のいずれか1つの方法。
40.間隔スケジュールIEが、スケジュールタイプの表示であって、スケジュールタイプが、コンテンションフリー間隔、制御されたコンテンション間隔、またはコンテンションベースの間隔のいずれか1つであるスケジュールタイプの表示、スケジューリングされた間隔の開始時間、スケジューリングされた間隔の終了時間、スケジューリングされた間隔の反復周波数、またはスケジューリングされた間隔に適用したコンテンションウィンドウサイズ、初期バックオフ値、もしくは割り当てられないバックオフ値範囲のうちの1または複数を含む実施形態39の方法。
41.バックオフIEまたは間隔スケジュールIEが、ビーコンフレーム、アソシエーション応答フレーム、ブロードキャストフレーム、マルチキャストフレーム、ユニキャストフレーム、管理フレーム、または制御フレームのいずれか1つに含まれる実施形態37〜40のいずれか1つの方法。
42.送信が媒体上で検出されないことを条件として、局が、分散調整関数フレーム間スペースを待機し、次いで初期バックオフ値を使用してカウントダウンを開始する実施形態25〜41のいずれか1つの方法。
43.局が0までカウントダウンせず、送信が媒体上で検出されることを条件として、次いでプリアンブルを復号化することができることを条件として、局が、パケットの長さを計算し、進行中のパケットの終わりにウェイクアップするまでスリープモードに戻り、プリアンブルを復号化することができないことを条件として、局が、可能な最短のパケットの持続時間にわたってスリープモードに戻り、ウェイクアップして、制御されたコンテンションアクセスを実施する実施形態42の方法。
44.無線局のグループ内の省電力のための方法が、局が省電力モードに入ることを条件として、局を登録された状態に置くことを含み、それによって局が登録状態ベースの省電力(RSB−PS)モードに入る。
45.登録された状態の局をトラフィック表示グループ(TIG)にグルーピングすることをさらに含む実施形態44の方法。
46.登録識別子(RID)によってRSB−PSモードの各局を識別することをさらに含み、登録識別子が、局のTIG識別子(TIG−ID)およびIn−Group局識別子(IG−SID)を含む実施形態45の方法。
47.RSB−PSモードの局に関するアクセスポイントでバッファリングされたバッファリングユニットがあることを条件として、RIDに対応するトラフィック表示をシグナリングすることをさらに含み、シグナリングがトラフィック表示情報要素を介するものである実施形態46の方法。
48.そのリッスンウィンドウに基づいて登録された状態の局をグルーピングすることをさらに含み、リッスンウィンドウが、局がリッスンステータスにある持続時間である実施形態44〜47のいずれか1つの方法。
49.RSB−PSモードの局に関する省電力マルチポール方式を使用することをさらに含む実施形態44〜48のいずれか1つの方法。
50.RSB−PS機能を示すことをさらに含み、RSB−PS機能が、登録前、登録時、明示的な表示を介して、または暗黙的なシグナリング機構を介して、のいずれか1つで示される実施形態44〜49のいずれか1つの方法。
51.初期バックオフ割当てを決定する方法が、アクセスポイント(AP)がトラフィック表示マップ(TIM)を使用してAPでバッファリングされたダウンリンクデータを有する局に関するポジティブデータ表示をシグナリングすること、局に初期バックオフ数を割り当てること、局に初期バックオフ数を送ること、動的時間単位(TU)が使用されることを条件として、TIM内のポジティブデータ表示を有する各局についての関連するTUの値を計算すること、ならびにTIM内のポジティブデータ表示を有する各局についての関連するTU値、および制御されたコンテンション期間、コンテンションフリー期間、またはコンテンションベースの期間に関するスケジュールを送信することを含む。
52.初期バックオフ割当てを使用する方法が、制御されたコンテンション期間、ビーコン間隔、またはビーコンサブインターバルの開始のいずれか1つで局がウェイクアップすること、局が送信するためのどんなアップリンクパケットも有さないことを条件として、局がスリープに戻ること、局が送信するためのアップリンクパケットを有することを条件として、局が、そのバックオフ時間が満了するまでスリープし、次いでウェイクアップして、アップリンクパケットを送信すること、ビーコン内のトラフィック表示マップ(TIM)を局によってリッスンすること、ポジティブトラフィック表示がTIM内の局について存在し、固定の関連する時間単位が使用されることを条件として、局によってバックオフ時間を計算すること、およびポジティブトラフィック表示がTIM内の局について存在し、動的に関連付けられた時間単位が使用されることを条件として、局によって時間単位の値を得ることを含む。

Claims (12)

  1. 媒体へのアクセスを提供する方法であって、
    無線局にて時間値を受信するステップと、
    前記無線局にてトラフィック表示マップを受信するステップと、
    前記トラフィック表示マップ内の前記無線局の位置、または、前記無線局に関連付けられたアソシエーション識別子(AID)のうちの少なくとも1つの関数として、前記無線局のためのバックオフ数を決定するステップと、
    前記バックオフ数に前記時間値を掛けることによって、媒体アクセスバックオフ時間を決定するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記時間値は、固定値であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記時間値は、前記無線局にて、ビーコンまたは短いビーコンのうちの1つを介して受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記無線局にてバックオフタイマを前記媒体アクセスバックオフ時間で設定するステップと、
    前記バックオフタイマが満了した後に、前記無線局によって通信を送信することを試みるステップと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記媒体アクセスバックオフ時間は、スロット時間であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. ビーコンまたは短いビーコンのうちの少なくとも1つを使用して、前記媒体アクセスバックオフ時間をシグナリングするステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 無線局であって、
    時間値およびトラフィック表示マップを受信するように構成された送受信機と、
    前記送受信機と通信するプロセッサであって、
    前記トラフィック表示マップ内の前記無線局の位置、または、前記無線局に関連付けられたアソシエーション識別子(AID)のうちの少なくとも1つの関数として、前記無線局のためのバックオフ数を決定し、
    前記バックオフ数に前記時間値を掛けることによって、前記無線局のための媒体アクセスバックオフ時間を決定するように構成された、プロセッサと
    を備えたことを特徴とする無線局。
  8. 前記時間値は、固定値であることを特徴とする請求項に記載の無線局。
  9. 前記無線局は、前記時間値を、ビーコンまたは短いビーコンのうちの1つを介して受信することを特徴とする請求項に記載の無線局。
  10. 前記プロセッサと通信するバックオフタイマをさらに備え、前記バックオフタイマが、前記媒体アクセスバックオフ時間に設定され、前記バックオフタイマが満了した後に、前記送受信機が通信を送信することを試みることを特徴とする請求項に記載の無線局。
  11. 前記媒体アクセスバックオフ時間は、スロット時間であることを特徴とする請求項に記載の無線局。
  12. 前記送受信機は、ビーコンまたは短いビーコンのうちの少なくとも1つを使用して、前記媒体アクセスバックオフ時間をシグナリングするように構成されることを特徴とする請求項に記載の無線局。
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