JP5166125B2 - 無線通信装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置、方法およびプログラムに関し、特に空間分割多元接続(Space Division Multiple Access;SDMA)方式を用いた無線通信装置に関するものである。
複数の無線端末が無線基地局に対して同一周波数、同一時刻にデータを送信し、伝送効率をあげる多重化技術としてSDMA(Space Division Multiple Access)が知られており、無線基地局が無線端末に対してSDMAの送信許可を与えるポーリングアルゴリズムの簡易な方法がある(例えば、特許文献1参照)。これは、無線端末が、報知されたポーリング信号受信に対して、確率的にアクセス権を獲得することにより、SDMAによる同時アクセスを可能にするとともに、アクセス数を最大空間多重数内に抑える技術である。
特許第3822530号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術は、報知されたポーリング信号を受信する毎に常に等しい確率でアクセス権の獲得を図る方式であるため、一時的にアクセス権を獲得できない可能性がある。アクセス権を獲得する確率は、各端末がアクセスしようとする回数が増加すればするほど統計的に等しくなっていくが、短期的にはアクセス件を獲得する回数には差が生じてしまう可能性が高い。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、SDMAを用いた無線通信システムにおいて、より公平な無線アクセスを実現することができる無線通信装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の無線通信装置は、SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、前記第1無線信号を受けてキャリアセンスによりSDMA伝送方式で送信することが可能である第1状態かSDMA伝送方式で送信することが不可能である第2状態かを判定する第1判定手段と、前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段と、を具備し、前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする。
本発明の無線通信装置は、SDMA伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、前記第1無線信号を受けてキャリアセンスにより任意の通信方式の無線信号がない第1状態かある通信方式の無線信号がある第2状態かを判定する第1判定手段と、前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段と、を具備し、前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする。
本発明の無線通信装置は、SDMA伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を無線通信装置が受信した際に該無線通信装置のうちで送信要求のある無線通信装置の数を推定する推定手段と、前記第1無線信号を受信した無線通信装置がキャリアセンスする期間を計算する場合に該無線通信装置が生成する乱数であって乱数が大きいほど該期間も大きくなる乱数の上限値の逆数と、前記数との積が、SDMA伝送方式で定まっている最大空間多重数よりも閾値範囲内で小さくなるように該上限値を設定する設定手段と、前記上限値を含めて第1無線信号を同一ネットワーク内の無線通信装置に送信する送信手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の無線通信装置、方法およびプログラムによれば、SDMAを用いた無線通信システムにおいて、より公平な無線アクセスを実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る無線通信装置、方法およびプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
実施形態の無線基地局AP1と、実施形態の無線端末STA1〜STA5との位置関係について図1を参照して説明する。
無線基地局AP1 100と無線端末STA1 101〜STA5 105は、同一のネットワークに属する。無線端末STA1 101〜STA3 103は、SDMA伝送方式での伝送が可能な無線端末(SDMA対応の無線端末)であり、無線端末STA4 104〜STA5 105は、SDMA伝送方式での伝送が不可能な無線端末(SDMA非対応の無線端末)である。そのため、無線端末STA1 101〜STA3 103は、SDMA伝送方式での伝送が可能な場合はSDMA伝送方式を用いた伝送を行い、SDMA伝送方式での伝送ができない場合は従来の非SDMA伝送方式に切り替えて伝送を行う。無線端末STA4 104〜STA5 105は、SDMA伝送方式で伝送ができないため、従来の非SDMA伝送方式のみでの伝送を行う。したがって、無線基地局AP1 100がある一定期間の間をSDMA伝送方式のみによる伝送を行う期間として設定した場合は、その間、無線端末STA4 104〜STA5 105は送信を行わない。
(第1の実施形態)
本実施形態の無線通信装置について図2を参照して説明する。この無線通信装置は図1の無線端末STA1 101〜STA3 103に対応している。
本実施形態の無線通信装置は、アンテナ201と、アンテナ部202と、受信部203と、キャリアセンス管理部204と、送信部205と、上位層処理部206とを含む。
アンテナ部202は、アンテナ201を介して無線信号を受け取る。アンテナ部202は、無線信号を受信する際または無線信号を送信する際にアンテナ指向性を制御するアンテナ制御を行ってもよい。受信部203は、無線チャネルのキャリアセンスと、受信された無線信号の受信処理を行う。キャリアセンス管理部204は、無線チャネルのキャリアセンスを行い、キャリアセンス観測結果から、SDMA伝送方式による伝送が可能であるか否かの判定、非SDMA伝送方式による伝送が可能であるか否かの判定、バックオフ数の管理などを行う。送信部205は、無線信号の送信処理を行う。上位層処理部206は、受信部203、送信部205と、自端末の上位層との送受信データの受け渡し等を行う。
<第1例>
次に、本実施形態の無線基地局AP1 100と無線端末STA1 101〜STA5 105との間の伝送の第1例について図3の伝送シーケンスを参照して説明する。
無線基地局AP1 100は、無線端末に対してSDMA伝送方式による送信を許可する無線信号を送信する(ステップS301)。ここでは、この無線信号をポーリング信号と呼ぶ。ポーリング信号は、SDMA伝送方式による送信を許可する状態であることを示す。ポーリング信号は、宛先アドレス、SDMA伝送方式による送信を許可する期間を示す情報を含んでいる。このときポーリング信号の宛先アドレスは、ブロードキャストアドレス、マルチキャストアドレス、または、複数のユニキャストアドレスが設定されている。しかし例えば、無線基地局AP1 100から送信されるポーリング信号の宛先がブロードキャストであると図1のネットワーク内の全ての無線端末に予め周知するように設定しておけば、この宛先アドレスは不要である。SDMA伝送方式による送信を許可する期間は、後述するバックオフ期間の最大値から設定される。例えば、バックオフ数として取り得る最大値が後述するCWである場合には、SIFS+SlotTime×CW、もしくは、それよりも少し大きめの値がSDMA伝送方式による送信を許可する期間として設定される。
また、伝送するデータに様々なQoSタイプがあり、その優先度に応じて、CWが複数ある場合は、その最大値を考慮してSDMA伝送方式による送信を許可する期間を設定してもよいし、ポーリング信号においてSDMA伝送方式で伝送するフレームのQoSタイプを指定する場合は、ポーリング信号毎にSDMA伝送方式による送信を許可する期間が異なっていてもよい。例えば、ビーコン信号等で無線基地局AP1 100が無線端末STA1 101〜STA3 103に音声伝送用(QoS1)のCW、データ伝送用(QoS2)のCWの情報を予め知らせておき、無線基地局AP1 100がポーリング信号にQoS1またはQoS2を指定する。無線端末STA1 101〜STA3 103は、このポーリング信号を受信してQoSが指定されている場合には指定されたQoSのデータを送信する準備をする。例えばQoS1が指定されていた場合には音声伝送用のCWを使用し音声通信を行う準備をする。この場合データ通信はできない。
無線端末STA1 101〜STA3 103は、無線基地局AP1 100が送信したSDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号を受信する(ステップS301)。無線端末STA4 104〜STA5 105もポーリング信号を受信し(ステップS301)、ポーリング信号に含まれるSDMA伝送方式による送信を許可する期間だけ無線端末STA4 104〜STA5 105は伝送を停止する。
無線端末STA1 101〜STA3 103では、受信部203が、受信したポーリング信号の宛先アドレスチェックを行い、宛先アドレスが自局宛のユニキャストアドレスであったり、自局を含むマルチキャストアドレスであったり、ブロードキャストアドレスの場合に、自局が受信すべき信号であると判定して受信処理を継続する。SDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号の宛先アドレスがブロードキャストアドレスの場合、キャリアセンス管理部204が予め定めた所定期間のキャリアセンスを行う。キャリアセンスの期間としては、例えば、IEEE802.11e等で定められているように、予め定めたSIFS期間と乱数で決定するバックオフ期間の和(AIFSと呼ぶ)とする。バックオフ期間は、スロット長と呼ばれる固定時間(SlotTime)に、乱数を振ることにより決定したバックオフ数(N)をかけた値(SlotTime×N)である。乱数を振る際の最大値は、コンテンションウインドウサイズ(CW)と呼ぶことにする。このとき、Nは0以上CW以下の整数値をとることになる。CWは無線基地局AP1 100が決定する。
ここでCWについて説明する。CWの値は、SDMA伝送方式で定まっている最大空間多重数(T)と、ポーリング信号を受信した際に送信要求のある無線端末数(n)とに依存する。正確には、T≧n/CWを満たす。CWは、n/CWの値がTよりも少し低くなるように設定されていることが望ましい。無線基地局AP1 100は例えばn/CWがTよりもある閾値範囲内で小さくなるように設定する。無線基地局AP1 100は、ポーリング信号を受信した際に送信要求のある無線端末数(n)が把握できるならば、この値からT≧n/CWを満たすようにCWを設定する。この場合、例えば各無線端末から送信要求がある場合にはその旨の情報を無線基地局AP1 100へ送信する。また、無線基地局AP1 100のネットワークに属する無線端末数(N)を把握して、近似的にf(N)=nとなるような関数fを設定してNによりnを推定して、NとT≧f(N)/CWを満たすようにCWを設定してもよい。無線基地局AP1 100のネットワークに属する無線端末数(N)は、例えば、同一ネットワークでそれまでに無線基地局と伝送していた無線端末の数とするか、ある期間内に伝送していた無線端末数とする。無線基地局AP1 100は、一般に同一ネットワークに属する無線端末数が増加すればCWを増加させることで最大空間多重数に近い数の無線端末が空間多重により伝送することができ、伝送効率を上げることができる。
無線端末STA1 101〜STA3 103は、自無線端末からデータを送信したい旨の送信要求がある場合に、初めてSDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号を受信した場合(ステップS301)には、無線端末STA1 101〜STA3 103のキャリアセンス管理部204が、CW内で乱数を振ることにより、バックオフ期間(SIFS+SlotTime×N)を求め、その期間、無線チャネルのキャリアセンスを行い、SDMA伝送方式を用いた伝送が可能であるかどうかを調べる(ステップS302)。調べ方の一例としては、キャリアセンス管理部204が、その間の受信電力を測定し測定した受信電力が閾値以下であればSDMA伝送方式による送信が可能であると判定し、測定した受信電力が閾値を超えればSDMA伝送方式による送信ができないと判定する。他の方法としては、キャリアセンス管理部204が、その時点での空間多重数をキャリアセンスによって計測し、計測した空間多重数が最大空間多重数未満であればSDMA伝送方式による送信が可能であると判定し、最大空間多重数以上であればSDMA伝送方式による送信ができないと判定する。ここで、空間多重数とはSDMA伝送方式で同時に送信されている無線信号の数を示す。そして、キャリアセンス管理部204が、バックオフ期間中にSDMA伝送方式による送信ができないことを検出した場合は、残りのバックオフ数を保持し記憶する。最大空間多重数は、SDMA伝送方式で決まっていて無線基地局AP1 100が設定してポーリング信号またはビーコン信号によって無線端末STA1 101〜STA5 105へ伝達される。
図3に示す例では、無線端末STA1 101〜STA3 103が、最初に乱数を振って決定したバックオフ数がそれぞれ5、3、5であったとする。このとき、無線端末STA1 101とSTA3 103ではSIFS+SlotTime×5がバックオフ期間になり、STA2 102ではSIFS+SlotTime×3がバックオフ期間になる。したがって、この場合には、STA1 101とSTA3 103よりもSTA2 102の方のバックオフ期間が短いのでSTA2 102の方が早く送信できる可能性が高い。図3の例では、キャリアセンス管理部204のキャリアセンスの結果、STA1 101とSTA3 103では、SIFS+SlotTime×3の期間、SDMA伝送方式による送信が可能であると判定していたものの、その後、STA2 102の送信(ステップS303)によりSDMA伝送方式による送信ができないことがわかり、STA1 101とSTA3 103はSDMA伝送方式で送信せず5−3=2を残りのバックオフ数として保持する。そしてSTA1 101とSTA3 103は、再度、受信部203がブロードキャストアドレスを宛先アドレスとしたSDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号を受信した場合(ステップS304)は、再度、キャリアセンス管理部204が、乱数を振ることなく保持していたバックオフ数を使用して、SIFS+SlotTime×2をバックオフ期間としてキャリアセンスを行う(ステップS305)。
このようにバックオフ数を設定すれば、SDMA伝送方式送信許可を示す1回目のポーリング信号に対応して送信を行うことができなかった無線端末では、次回のSDMA伝送方式送信許可を示すポーリング信号を受信した場合のバックオフ数が前回のバックオフ数よりも小さくなるので、SDMA伝送方式送信許可を示すポーリング信号を受信する回数が増えるほど送信するまでのキャリアセンス期間が少なくなり、SDMA伝送方式で送信をすることができる可能性が高くなっていく。換言すれば、ある無線端末がSDMA伝送方式送信許可を示すポーリング信号を受信する回数が増えるほど、この無線端末は無線基地局との接続優先度が高くなっていく。図3の例の無線端末STA1 101とSTA3 103では、1回目のポーリング信号に対応するバックオフ数が5であり、2回目のポーリング信号に対応するバックオフ数が3になり、送信するまでのキャリアセンス期間が少なくなるので、1回目よりも2回目の方がSDMA伝送方式で送信をすることができる可能性が高い。
無線端末STA1 101、STA3 103が、キャリアセンスの結果、他の無線端末がSDMA伝送方式による送信信号を送信していない、かつ、空間多重数が最大空間多重数未満であると判定した場合にはSDMA伝送方式によるデータを送信する(ステップS306)。
次に、無線端末STA1 101〜STA3 103におけるSDMA伝送方式と非SDMA伝送方式の切替判定のアルゴリズムの一例について図6を参照して説明する。ステップS613辺りについては特に図4および図5を参照して説明する。
ポーリング信号に記述されているSDMA伝送方式の許可期間以外である場合(ステップS601)に、上位層処理部206が自無線端末からデータを送信したい旨の送信要求があるかどうかを判定する(ステップS602)。ステップS602で送信要求がないと判定した場合には受信部203が第1の無線信号(ポーリング信号)を受信したかどうかを判定する(ステップS603)。ステップS603でポーリング信号を受信していないと判定した場合にはステップS601に戻り、SDMA伝送方式が許可期間外であるとする。上位層処理部206は、ステップS603でポーリング信号を受信したと判定した場合にはSDMA伝送方式が許可期間にあるとし(ステップS604)、送信要求があるかどうかを判定する(ステップS605)。
キャリアセンス管理部204は、ステップS605で送信要求があると判定された場合には第1方式(SDMA伝送方式)で送信するためのキャリアセンスする期間を決定する(ステップS606)。すなわち、無線端末は上述したようにバックオフ数(N)を決定する。受信部203は、ステップS606で決定されたキャリアセンス期間だけキャリアセンスを行う(ステップS607)。キャリアセンスによってキャリアセンス管理部204がSDMA伝送方式で送信することが可能かどうかを判定する。ここでは、例えば、キャリアセンスによって、キャリアセンス管理部204は、空間多重数が最大空間多重数未満であり、かつ、他の無線端末からSDMA伝送方式の送信信号がないかどうかを判定する(ステップS608)。この例の場合、キャリアセンス管理部204は、空間多重数が最大空間多重数未満であり、かつ、他の無線端末からSDMA伝送方式の送信信号がない場合にSDMA伝送方式で送信することが可能であると見なす。ステップS608で、空間多重数が最大空間多重数未満であり、かつ、他の無線端末からSDMA伝送方式の送信信号がない、と判定された場合には、キャリアセンス管理部204がステップS606で決定されたキャリアセンス期間だけ経過したかどうかを判定する(ステップS609)。キャリアセンス期間だけまだ経過していないと判定された場合にはステップS607に戻りキャリアセンスを続ける。キャリアセンス期間だけ経過したと判定された場合には送信部205がSDMA伝送方式でデータを送信し(ステップS610)、ステップS601に戻る。
ステップS608で、空間多重数が最大空間多重数以上である、または、他の無線端末からSDMA伝送方式の送信信号があると判定された場合には、キャリアセンス管理部204が残り時間を算出(ステップS611)してこの残り時間に対応する数値を保持してステップS601に戻る。この残り時間は、設定されたキャリアセンス期間から実際にキャリアセンスした期間を引いた残り時間である。残り時間に対応する数値はバックオフ数である。
キャリアセンス管理部204は、ステップS605で送信要求がないと判定された場合にはキャリアセンスを行い(ステップS612)、他の無線端末が何らかの信号を送信しているかどうか、または、SDMA伝送方式による送信が許可された期間が経過したかどうかを判定する(ステップS613)。ステップS613で、他の無線端末が何の信号も送信していない、かつ、SDMA伝送方式による送信が許可された期間内であると判定された場合にはステップS612に戻り、他の無線端末が何らかの信号を送信している、または、SDMA伝送方式による送信が許可された期間が経過したと判定された場合にはステップS601に戻る。
ステップS613での一例について図4および図5を参照して説明する。ポーリング信号を受信した際に(ステップS603のYES)、SDMA伝送方式を用いた送信要求がない(ステップS605のNO)無線端末STA1は、ポーリング信号に対して他局(STA2)によるSDMA伝送方式による送信が行われた後か(図4)、もしくは、ポーリング信号に対してSDMA伝送方式による送信が行わないままにSDMA伝送方式による送信を許可する期間以上経過した後は(図5)、SDMA伝送方式許可状態からSDMA伝送方式非許可状態に遷移したと判定し(ステップS601)、次にSDMA伝送方式による送信が許可される(ステップS604)までは、非SDMA伝送方式での送信を行う。このようにして、SDMA伝送方式期間と非SDMA伝送方式期間の切替を判定する。なお、図4のSDMA伝送方式許可or非許可の状態は、キャリアセンスの方法によって判定状態が異なる。前述の通り、受信電力のみで判定する場合は、STA2の送信によりSDMA伝送方式非許可状態と判定することもあるし、空間多重数が最大空間多重数未満であればSDMA伝送方式による送信を許容する判定方法であれば、SDMA伝送方式許可状態であると判定することもできる。
ステップS602で送信要求があると判定した場合には、キャリアセンス管理部204は、第2方式(非SDMA伝送方式)で送信するためのキャリアセンスする期間を決定する(ステップS615)。このキャリアセンス期間は、ステップS606でのキャリアセンス期間とは通常異なる。受信部203は、ステップS614で決定されたキャリアセンス期間だけキャリアセンスを行う(ステップS615)。キャリアセンスによって、キャリアセンス管理部204は、非SDMA伝送方式による送信が可能かどうかを判定する(ステップS616)。ステップS616で、非SDMA伝送方式による送信が可能であると判定された場合には、キャリアセンス管理部204がステップS614で決定されたキャリアセンス期間だけ経過したかどうかを判定する(ステップS617)。キャリアセンス期間だけまだ経過していないと判定された場合にはステップS615に戻りキャリアセンスを続ける。キャリアセンス期間だけ経過したと判定された場合には送信部205が非SDMA伝送方式でデータを送信し(ステップS618)、ステップS601に戻る。
ステップS616で非SDMA伝送方式による送信が可能でないと判定された場合には受信部203が第1の無線信号(ポーリング信号)を受信したかどうかを判定する(ステップS619)。ステップS619でポーリング信号を受信していないと判定した場合には、キャリアセンス管理部204が残り時間を算出(ステップS620)してこの残り時間を保持してステップS614に戻り、ステップS614ではこの残り時間をキャリアセンス期間に決定する。
なお、このステップS614からステップS620は、一例に過ぎず他のアルゴリズムでも構わない。
また、上述の説明では、ポーリング信号の宛先アドレスがブロードキャスト宛であるとして説明をしたが、宛先アドレスが自局を含む、マルチキャストアドレスであったり、複数のユニキャストアドレスの場合でも同様に適用できる。複数のユニキャストアドレスの場合では、例えばまず無線端末STA1 101〜STA5 105宛にポーリング信号を送信し、次に無線端末STA6〜STA10(図示せず)宛にポーリング信号を送信し、次に無線端末STA11〜STA15(図示せず)宛にポーリング信号を送信する。
ただし、本実施形態は、マルチキャストアドレスや、複数のユニキャストアドレスで指定される端末数が最大空間多重数より大きい場合に効果を発揮する。なぜなら、本実施形態は、マルチキャストアドレスや複数のユニキャストアドレスで指定される端末数が最大空間多重数よりも大きい場合に、空間多重する端末数を制御するためにバックオフ制御を行う技術であり、マルチキャストアドレスや複数のユニキャストアドレスで指定される端末数が最大空間多重数未満である場合は、バックオフによりアクセスする端末数を制限せずに、指定された全ての端末がアクセスする方が効率が良いからである。
<第2例>
次に、本実施形態の無線基地局AP1 100と無線端末STA1 101〜STA5 105との間の伝送の第2例について図7を参照して説明する。
図3では、1回のポーリング信号(ステップS301、S304)に対して、1回のSDMA伝送方式による送信(ステップS303、S306)の例を示したが、ここでは、1回のポーリング信号(ステップS301)に対して複数回のSDMA伝送方式による送信(ステップS702、S704)の例を示す。第2例でも、ポーリング信号にSDMA伝送方式許可期間に係わる情報が付加されており、この期間内で、キャリアセンス(ステップS701、S703)の結果、SDMA伝送方式による送信が可能であると判定した場合は、SDMA伝送方式によりフレームを送信する。例えば、ポーリング信号を受信した後にキャリアセンスを行う。このときのバックオフ数が6であったとし、SIFS+SlotTime×4の期間は、SDMA伝送方式による送信が可能であったが、その後、他局(STA2)の送信等のよりSDMA伝送方式による送信ができないと判定した場合は、残りのバックオフ数2を保持しておく。そして、ポーリング信号に付加されたSDMA伝送方式許可期間だけキャリアセンスを継続する。SDMA伝送方式許可期間が終了するまでに、他局の送信等が終了し、再度、SDMA伝送方式による送信が可能であると判定でき、かつ、SIFS+SlotTime×2(先ほどの残りのバックオフ数)の期間、SDMA伝送方式による送信が可能であった場合は、SDMA伝送方式によりフレームを送信する(ステップS704)。図3の第1例に比べると、より多重されやすくなり、ポーリング信号の送信に関するオーバーヘッドが削減されるため、スループット特性の改善が期待できる。なお、通常SDMA伝送方式許可期間は第1例よりも第2例での方が長くなる。
次に、第2例での無線端末STA1 101〜STA3 103におけるSDMA伝送方式と非SDMA伝送方式の切替判定のアルゴリズムの一例について図8を参照して説明する。
第2例での切替判定のアルゴリズムは、第1例でのものとほとんど同様である。異なる点は、第2例ではステップS610の後に空間多重許可状態であるかどうかを判定するステップがあることである。第2例では、ステップS610でキャリアセンス期間だけ経過したと判定された場合には送信部205がSDMA伝送方式でデータを送信し、その後、キャリアセンス管理部204が、現在がSDMA伝送方式許可期間内である空間多重許可状態であるかどうかを判定する(ステップS801)。空間多重許可状態であると判定された場合にはステップS604に戻り、空間多重許可状態でないと判定された場合にはステップS601に戻る。
次に、本実施形態の効果について図9を参照して説明する。
図9に示すように複数の無線基地局AP1 100、無線基地局AP2 900によりネットワークが構成され、無線端末STA1 101〜STA5 105はAP1に所属し、無線端末STA6 901〜STA7 902はAP2に所属し、STA1 101は、無線基地局AP1とAP2の双方と伝送可能な位置に存在しているとする。また、AP1とAP2は互いに伝送できない位置関係であるとする。AP1は、通常、AP2の伝送状況を知らずに無線端末にSDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号を報知する。
従来の無線システムでは、ポーリング信号を受けた端末は、キャリアセンスをせずに送信する。本実施形態によれば、ポーリング信号を受けた無線端末はキャリアセンスを行った後に送信をしているため、隣接のネットワーク(ここではAP2のネットワーク)に干渉を及ぼすことを防止することができる。また、IEEE802.11のように仮想キャリアセンスの概念を導入し、AP2に所属する無線端末または無線基地局が送信した信号を受信して、所定の期間送信を抑制する仕組みが知られている。この仕組みと従来のポーリング方式を単純に併用した場合、従来のポーリング方式はユニキャスト送信であるため、ある特定の無線端末に送信許可を与える。この送信許可を与える無線端末が、仮想キャリアセンスで送信抑止状態であったのならば、AP1が空間多重伝送による許可を与えたとしても無線端末は送信することができないので、無駄になってしまう。
それに対して、本実施形態では、ポーリング信号をブロードキャストしているため、無線基地局AP1は、各無線端末の送信抑止状態を知る必要がない。つまり、SDMA伝送方式で伝送可能な全無線端末に送信許可が与えられるので、その中で、仮想キャリアセンスにより送信抑止されていない無線端末が無線基地局AP1にアクセスすることができるので、ポーリング信号が無駄になることはない。また、送信抑止されていない無線端末が全てアクセスすると空間分割多重数の最大値を超える可能性があるので、ここにバックオフの概念を導入することにより、無線端末の同時アクセス数を適切に制御することを可能にする。
さらに、本実施形態は、従来のバックオフのように送信要求をトリガーにバックオフ処理を行うのではなく、ポーリング信号の受信を契機にバックオフを行うことにより、バックオフ開始時刻を揃わせ、同時送信を行おうとする無線端末が増やし、空間分割多重伝送を可能にする。これにより、従来のバックオフのように、バックオフの開始時刻が各端末で全く異なることにより、バックオフ完了時間が一緒になり、同時送信が行われ、空間多重する可能性が非常に小さいという課題を解決できる。
以上説明したように、本実施形態では、ブロードキャストを宛先アドレスとしたSDMA伝送方式を許可するポーリング信号を受信した無線端末が、バックオフをするための乱数を振ることにより、送信要求のある全ての無線端末が同時にアクセスし、空間分割できる多重数の最大値を超えてしまう可能性を下げた上で、適度な数の無線端末に同時アクセスすることを可能にすることができる。
また、乱数によって適度にバックオフさせているため、同時にアクセスする無線端末数を適度な数になるようにすることもできる。例えば、伝送要求がある無線端末数が少ない場合は、CWを小さくことにより、バックオフ期間が同じとなる確率を増やし、伝送要求がある無線端末数が多い場合は、CWを大きくすることにより、バックオフ期間が同じとなる確率を減らすことができる。CWの値を頻繁に変更すると、その値が最適になるように制御することは複雑になっていくが、比較的長い周期で変更すれば、簡易な方法であるにも係わらず、伝送効率を向上させることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態の無線通信装置(無線端末STA1 101〜STA3 103)のSDMA伝送方式と非SDMA伝送方式の切替判定のアルゴリズムの一例について図10図11を参照して説明する。図10および図11は、第1の実施形態での第1例および第2例に対応する。なお、本実施形態の無線通信装置は、第1の実施形態の図2に示した装置と同様である。
第1の実施形態では、SDMA伝送方式を許可するポーリング信号を受信した後(ステップS603)、SDMA伝送方式での送信が可能であるかを判定するためのキャリアセンスを行い(ステップS607)、所定期間以上に伝送可能であると判定した場合に、SDMA伝送方式でフレームを送信する(ステップS610)。第2の実施形態では、ポーリング信号を受信してSDMA伝送方式でフレームを送信する場合には、SDMA伝送方式で送信されたフレームを検出することをしないため、SDMA伝送方式用のキャリアセンスは行わず、乱数をふることにより決定したカウンターを用いて、所定の期間を計測し、所定の期間が経過したら、SDMA伝送方式でフレームを送信する(ステップS610)ことにする。ただし、所定の期間の間、任意の方式で伝送されたフレームが送信されているか否かのキャリアセンスのみを行う(ステップS1001)。そして、所定期間を経過するまでに任意の方式で伝送されたフレームが送信されていることを検出した場合は、SDMA伝送方式許可状態からSDMA伝送方式非許可状態に遷移したと判定する(ステップS601)。その他の第2の実施形態の無線通信装置は第1の実施形態の無線通信装置と同様である。
SDMA伝送方式では、空間分割できるような無線信号を用いて送信されているため、例えば、無線基地局がSDMA伝送方式で送信されたフレームを受信している最中に、他の無線信号を受信したとしても、受信中のフレームを正しく受信できることがあるが、無線基地局が通常の非SDMA伝送方式で送信されたフレームを受信している最中に、他の無線信号を受信した場合は、受信中のフレームを正しく受信できないことがある。そのため無線端末は、前述した所定の期間は、任意の方式で送信されたフレームが送信されているか否かのキャリアセンスを行い(ステップS1001)、SDMA伝送方式で送信されたフレームが送信されているか否かのキャリアセンスは行わない。SDMA伝送方式で送信されたフレームが送信しているか否かのキャリアセンスや、SDMA伝送方式での送信の多重数を観測するようなキャリアセンス(ステップS607)を行う場合には、通常の受信処理よりも計算量が多くなり、多くの電力を浪費してしまうため、本実施形態によれば、SDMA伝送方式で伝送されたフレームが送信しているか否かのキャリアセンスや、SDMA伝送方式での送信の多重数を観測するようなキャリアセンスを止めて、キャリアセンス時の低消費電力化をすることができる。
特に、本実施形態の手法は、ポーリング信号を受信後のSDMA伝送方式を許可する期間よりも、CWを大きく設定した場合に効果的である。例えば、ポーリング信号受信後に許可されたSDMA伝送方式許可期間がSIFS+SlotTime×10に相当する期間とし、CWを5とする。この場合は、ポーリング信号を受信した無線端末は乱数を振ってバックオフ数を決定するが、バックオフ数が5より大きければ、そのポーリング信号に対したSDMA伝送方式による送信ができないことになる。一方で、バックオフ数が5以下の無線端末は全てこのポーリング期間中にアクセスすることができる。したがって、バックオフ数がCW以下になる端末数が、最大空間多重数未満となるようにCWとSDMA伝送方式による送信を許可する期間を設計した場合に効果的となる。
以上に示した実施形態によれば、SDMA伝送方式を用いた無線通信システムにおいて、ブロードキャストを宛先アドレスとしたSDMA伝送方式による送信を許可するポーリング信号を受信した無線端末が、それぞれバックオフ数を乱数により設定することにより、無線基地局のスケジューリングのための計算量を軽減し、伝送効率の低下を招くことなく、より公平な無線アクセスを実現することができる。また、最大遅延時間を小さくすることができる。
また、上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態の無線通信装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記録媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態の無線通信装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記録媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記録媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、記録媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記録媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、本願発明におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記録媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1および第2の実施形態での1つの無線基地局と複数の無線端末との位置関係を示す図。 第1および第2の実施形態の無線通信装置(無線端末)のブロック図。 第1の実施形態の無線基地局と複数の無線端末との間の伝送の第1例を示す伝送シーケンス。 SDMA伝送方式許可状態からSDMA伝送方式非許可状態に遷移したと判定する第1の場合を示す図。 SDMA伝送方式許可状態からSDMA伝送方式非許可状態に遷移したと判定する第2の場合を示す図。 第1の実施形態の無線端末の第1例の動作の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態の無線基地局と複数の無線端末との間の伝送の第2例を示す伝送シーケンス。 第1の実施形態の無線端末の第2例の動作の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態の効果を説明するための図。 第2の実施形態の無線端末の第1例の動作の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態の無線端末の第2例の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
100,900・・・無線基地局AP、101,102,103,104,105,901,902・・・無線端末STA、201・・・アンテナ、202・・・アンテナ部、203・・・受信部、204・・・キャリアセンス管理部、205・・・送信部、206・・・上位層処理部。

Claims (11)

  1. SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスによりSDMA伝送方式で送信することが可能である第1状態かSDMA伝送方式で送信することが不可能である第2状態かを判定する第1判定手段と、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、
    前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段と、を具備し、
    前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1判定手段は、他の無線通信装置からの無線信号がない場合にはSDMA伝送方式で送信することが可能であると判定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1判定手段は、SDMA伝送方式で同時に送信されている無線信号の数がSDMA伝送方式で定まっている最大空間多重数未満である場合にはSDMA伝送方式で送信することが可能であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記受信手段は、前記第1無線信号に含まれる、SDMA伝送方式による送信を許可する第4期間を示す情報を受信し、
    前記第1状態が前記第4期間よりも継続した場合には前記第1状態から前記第2状態に遷移したと判定する第3判定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記第2状態であると判定された場合に、キャリアセンスにより非SDMA伝送方式で送信することが可能である第3状態か非SDMA伝送方式で送信することが不可能である第4状態かを判定する第4判定手段と、
    前記第3状態がある第5期間継続しているかどうかを判定する第5判定手段と、
    前記第3状態が前記第5期間継続していると判定された場合には非SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第2送信手段と、
    前記第5判定手段が前記第3状態が前記第5期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第4状態であると判定されるまでの第6期間を前記第5期間から引いた第7期間を前記第5期間の代わりに設定する第2設定手段と、を具備し、
    前記第7期間の設定後に前記第5判定手段は前記第3状態が前記第7期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする請求項1から請求項4に記載の無線通信装置。
  6. SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスにより任意の通信方式の無線信号がない第1状態かある通信方式の無線信号がある第2状態かを判定する第1判定手段と、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、
    前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段と、を具備し、
    前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信装置。
  7. 前記第2判定手段は、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定された場合に、SDMA伝送方式で送信することが可能である状態からSDMA伝送方式で送信することが不可能である状態に遷移したと判定することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信し、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスによりSDMA伝送方式で送信することが可能である第1状態かSDMA伝送方式で送信することが不可能である第2状態かを判定し、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定し、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信し、
    前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定された場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定し、
    前記第3期間の設定後に前記第1無線信号を受信した場合に、前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信方法。
  9. SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信し、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスにより任意の通信方式の無線信号がない第1状態かある通信方式の無線信号がある第2状態かを判定し、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定し、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信し、
    前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定された場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定し、
    前記第3期間の設定後に前記第1無線信号を受信した場合に、前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信方法。
  10. コンピュータを、
    SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスによりSDMA伝送方式で送信することが可能である第1状態かSDMA伝送方式で送信することが不可能である第2状態かを判定する第1判定手段と、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、
    前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段として機能させるためのものであって、
    前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信プログラム。
  11. コンピュータを、
    SDMA(Space Division Multiple Access)伝送方式による送信を許可する状態であることを示す第1無線信号を受信する受信手段と、
    前記第1無線信号を受けてキャリアセンスにより任意の通信方式の無線信号がない第1状態かある通信方式の無線信号がある第2状態かを判定する第1判定手段と、
    前記第1状態がある第1期間継続しているかどうかを判定する第2判定手段と、
    前記第1状態が前記第1期間継続していると判定された場合には、SDMA伝送方式を使用して無線信号を送信する第1送信手段と、
    前記第2判定手段が前記第1状態が前記第1期間継続していないと判定した場合には、キャリアセンスを開始してから前記第2状態であると判定されるまでの第2期間を前記第1期間から引いた第3期間を前記第1期間の代わりに設定する第1設定手段として機能させるためのものであって
    前記第3期間の設定後に前記受信手段が前記第1無線信号を受信した場合に、前記第2判定手段は前記第1状態が前記第3期間継続しているかどうかを判定することを特徴とする無線通信プログラム。
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