JP2013540405A - ワイヤレス通信環境における送信に関する分散チャネルアクセスを容易にすること - Google Patents

ワイヤレス通信環境における送信に関する分散チャネルアクセスを容易にすること Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信環境においてアップリンク送信のために分散チャネルアクセス を容易にするための方法および装置が提供される。アクセスポイントが複数のアクセス端末のそれぞれのために先行送信機デバイスを割り当て得、先行送信機による各々の先行の送信に続くための命令をそれぞれのアクセス端末に送信し得る。アクセス端末は、命令を含む送信を受信し得、先行の送信をモニタリング、および検出し得る。アクセス端末はその後、検出された先行の送信に続き得るインタフレームスペースの完了の後に送信を送信し得る。

Description

本明細書において開示される様々な特徴は概してワイヤレス通信システムに関係し、少なくともいくつかの特徴は、ワイヤレス通信システムにおける複数のアクセス端末からの送信に関する分散チャネルアクセスを容易にするデバイスおよび方法に関係する。
ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタントデバイス、モバイル又はセルラ式電話、パーソナルメディアプレイヤ、あるいは、プロセッサを有する任意の他のデバイスのような、ワイヤレス信号を通じて他のデバイスと通信するアクセス端末がますます評判になっており、より頻繁に使用されている。アクセス端末の分配および使用のそのような増加は、結果としてより広い帯域幅を求めるニーズをもたらしてきた。増加する帯域幅への要求の問題に対応するために、複数のアクセス端末が高いデータスループットを達成しながら、チャネルリソースを共有することによって通信できるように、異なるスキームが開発されている。
多入力又は多出力(MIMO)技術は、次の世代の通信システムに関する人気の技法として登場した1つのそのような手法を表している。MIMO技術は、電気学会(IEEE)802.11規格のようないくつかの新興のワイヤレス通信の規格において採用されてきた。IEEE802.11は、短距離通信(例えば、数十メートルから数百メートル)のためにIEEE802.11委員会によって開発されているワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)のエアインタフェース規格のセットを示している。
空間分割多元接続(SDMA)は、同時に異なる受信機に送信される複数のストリームが同じ周波数チャネルを共有し、結果としてより高いユーザ容量を提供することを可能にする多元接続スキームである。SDMAはセルラ式ワイヤレスシステムにおける一般的で、かつ典型的なMIMOスキームである。
SDMAのようなMIMO技術は、複数のアクセス端末がチャネルリソースを共有することによって通信できるようにするのに効果的であるけれども、送信機会の間の複数のアクセス端末間での分散送信を容易にするためのソリューションを求めるニーズが残る。
複数のアクセス端末の間での送信の分散を管理することは、分散送信に関するシーケンスを識別し、識別されたシーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を複数のアクセス端末に搬送することによって容易にされる。
1つの特徴が、送信シーケンスに従って通信するように適合されたアクセス端末を提供する。そのようなアクセス端末は、ワイヤレス通信を容易にするように適合された通信インタフェース、および通信インタフェースに結合された処理回路を含み得る。処理回路は、通信インタフェースを介した送信を受信するように適合され得る。受信された送信は、アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含み得る。送信の受信の際に処理回路は、先行の送信を検出し、検出された先行の送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後に送信を送信するように適合され得る。
アクセス端末において使用可能な方法もまた、分散送信を管理するための1つの特徴に従って提供される。例えば、アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含む送信が受信され得る。先行の送信が検出され得、検出された先行の送信に続くインタフレームスペースが経過した後に送信が送信され得る。
別の特徴が、分散送信を管理するように適合されたアクセスポイントを提供する。そのようなアクセスポイントは、ワイヤレス通信を容易にするように適合された通信インタフェース、および通信インタフェースに結合された処理回路を備え得る。処理回路は、複数のアクセス端末のうちのそれぞれのアクセス端末に送信を送信するように適合され得る。送信された送信は、それぞれのアクセス端末が送信シーケンスの間に各々の先行の送信に続くための命令を含む。処理回路はさらに、送信シーケンスに従ってシーケンシャルな順序で複数のアクセス端末のそれぞれから送信を受信し得る。
アクセスポイントにおいて使用可能な方法が加えて、分散送信を管理するための1つの特徴に従って提供される。例えば、複数のアクセス端末に関する分散送信のためのシーケンスが識別され得る。その後、送信は複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に送信され得る。送信は、それぞれのアクセス端末が識別されたシーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を含み得る。さらに送信は、識別されたシーケンスに従ってシーケンシャルな順序で複数のアクセス端末のそれぞれから受信され得る。
1つ又は複数のアクセス端末が通信ネットワーク内でどのように動作し得るかを例示するブロック図。 送信機会の間の分散チャネルアクセスを管理するための複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図。 ダウンリンクSDMAおよびアップリンク送信のための分散チャネルアクセスを含む送信スキームの例を例示するブロック図。 データを含むアップリンク送信に関する分散チャネルアクセスを含む複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図。 並列送信でないダウンリンク送信を含む複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図。 少なくとも1つの実行に従ってアクセス端末の選択コンポーネントを例示するブロック図。 アクセス端末において使用可能な方法の少なくとも1つの実行の例を例示するフロー図。 少なくとも1つの実行に従ってアクセスポイントの選択コンポーネントを例示するブロック図。 アクセスポイントにおいて使用可能な方法の少なくとも1つの実行の例を例示するフロー図。
詳細な説明
以下の記述において、特定の詳細が記述された実行の徹底的な理解を提供するために与えられる。しかしながら、その実行がこれらの特定の詳細なく実施され得ることは当業者によって理解されることになる。例えば、不必要な詳細で実行を曖昧にしないために、回路はブロック図において提示され得る。他の例において、周知の回路、構造、および技法は、その実行を曖昧にしないために詳細に提示され得る。
「例示的(exemplary)」という用語は、「実例、事例、又は例証として提供される」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書に記述されている任意の実行、又は実施例は、他の実施例に対して有利、もしくは好まれると必ずしも解釈されるべきではない。同様に、「実施例」という用語は、全ての実施例が動作の論じられた特徴、利点、又はモードを含むことを必要としない。本明細書において使用されるような「アクセスポイント」および「アクセス端末」という用語は、広く解釈されることが意図されている。例えば、「アクセスポイント」は、通信又はデータネットワークへの(1つ又は複数のアクセス端末のための)ワイヤレス接続を容易にするデバイスを称し得る。「アクセスポイント」の例は、基地局、Node−Bデバイス、フェムトセル、ピコセルなどを含み得る。さらに、「アクセス端末」は、モバイル電話、ページャ(pager)、ワイヤレスモデム、パーソナルデジタルアシスタント、パーソナル情報管理(PIM)、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、および/もしくは少なくとも部分的にワイヤレス又はセルラ式ネットワークを通じて通信する他のモバイル通信/コンピューティングデバイスを含み得る。
概観
1つの特徴は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて送信機会の間の複数のデバイスに関する分散アップリンク送信を容易にする方法および装置を提供する。アクセスポイントは、それぞれのアクセス端末が分散送信シーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を複数のアクセス端末のそれぞれに送信し得る。アクセス端末が先行の送信を検出するとき、アクセス端末は、インタフレームスペースが終了するとすぐにそれが送信を通信することができると知ることになる。インタフレームスペースの時間インターバルが経過した後、アクセス端末はその送信を送信することになる。
例示的なネットワーク環境
図1は、1つ又は複数のアクセス端末がワイヤレス通信システム内でどのように動作し得るかを例示するブロック図である。ワイヤレス通信システム100は、1つ又は複数のアクセス端末104とワイヤレス通信する1つ又は複数のアクセスポイント102を含み得る。アクセスポイント102はアクセス端末104に通信ネットワーク106へのアクセスを提供するように適合される。アクセスポイント102は、アクセス端末104のそれぞれとワイヤレスに通信し得る。例えば、アクセスポイント102は、ダウンリンク送信を介してアクセス端末104にワイヤレス通信を送り得、アクセス端末104は、アップリンク送信を介してアクセスポイント102にワイヤレス通信を送り得る。
複数のアクセス端末104は任意の所与の時間に単一のアクセスポイント102とワイヤレス通信し得る。例えば、アクセス端末104a、104b、104c、および104dはそれぞれ、特定の時間にアクセスポイント102とワイヤレス通信し得る。このようにアクセスポイント102は、MIMO技術をサポートするように適合され得る。少なくとも1つの実行において、アクセスポイント102は、IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)において動作するように適合される。アクセスポイント102は、空間分割多元接続(SDMA)もしくは他の類似の技術を用いるようにさらに適合され得る。SDMAは、同時に異なる受信機に送信される複数のストリームが同じ周波数チャネルを共有し、結果としてより高いユーザ容量を提供することを可能にする多元接続スキームである。アクセスポイント102は、従って同じ時間フレームの間に1つよりも多いアクセス端末104にワイヤレス送信を送るように適合され得る。そのような通信は、ダウンリンク方向での並列の送信として称され得る。
少なくともいくつかの例において、アクセス端末104は、分散チャネルアクセスを使用してアップリンク方向でアクセスポイント102との送信を通信し得る。例えば、それぞれのアクセス端末104は、分散チャネルアクセスを使用してアップリンク方向でのデータ送信および/又は応答送信(例えば、肯定応答の送信)を通信し得る。そのような分散チャネル送信を容易にするために、アクセスポイント102は、送信順序を複数のアクセス端末に割り当てることによって特定のアップリンク送信機会の間の様々なアクセス端末104間のチャネルアクセス分散シーケンスを管理するように適合され得る。
分散アップリンク送信を管理するための例示的なスキーム
図2に移り、送信機会の間の分散チャネルアクセスを管理する複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図が示されている。例示されているように、送信202は、バックオフ204に続いてダウンリンク方向でワイレスに通信され得る。ダウンリンク送信202は、並列のSDMA送信、又は並列でないブロードキャスト(あるいはグループ)送信のどちらかとして、図1のアクセスポイント102のようなアクセスポイントによって、図1のアクセス端末104のような複数のアクセスポイントに送られ得る。
ダウンリンク202は、それぞれのアクセス端末が、アクセスポイント又は別のアクセス端末のような先行送信機デバイスとしても特徴付けられ得る送信機デバイスによる送信に続くための命令を含む。そのような命令が、送信機会の間の先行送信機デバイスと関連する識別子を含み得る。それぞれのアクセス端末に先行送信機デバイスを割り当てることによって、アクセスポイントは、アクセス端末が送信機会206の間に分散送信を送信し得るシーケンスを定義する。少なくともいくつかの実行に従って、先行送信機デバイスと関連する識別子が、先行送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備え得る。そのような実行において識別子は、先行MACアドレス(PMA)として特徴付けられ得る。
先行送信機デバイスと関連する識別子および予め決められたインタフレームスペースを用いて、それぞれのアクセス端末が、いつそれが共有の送信チャネルを使用して送信する優先権を有するかを識別する。つまり、アクセス端末が、アクセス端末に割り当てられた先行送信機デバイスがアップリンク送信を送信したことを示す送信を検出するとき、ならびに予め決められたインタフレームスペースによって定義された時間インターバルが完了した後に、それぞれのアクセス端末がその送信すべき順番を認識し得る。いくつかの例において、検出された送信は先行送信機デバイスによるアップリンク送信を、アクセス端末がそのようなアップリンク送信を受信する範囲内にある場合、備え得る。他の例において、アクセス端末が先行送信機デバイスによるアップリンク送信を受信する範囲内にないとき、検出された送信は、先行送信機デバイスを対象とする(例えば、先行送信機デバイスに向けられた)アクセスポイントからのダウンリンク応答送信(例えば、肯定応答送信)を備え得る。
図2においてアップリンクTXOP206として識別される送信機会は、識別(ID)フレーム(例えば、先行送信機デバイスと関連する識別子を含むフレーム)を備える命令を含む送信202に続き得る。アップリンク送信機会206の間、それぞれのアクセス端末は、ダウンリンク送信202でアクセスポイントによって定義された分散シーケンス(例えば、Tx1、Tx2、Tx3)に従って通信し得る。少なくともいくつかの実行において、第1のアクセス端末に割り当てられた先行送信機デバイスと関連する識別子は、アクセスポイントと関連する識別子であり得る。従ってアクセスポイントは、送信パケットのフィールド内にアクセスポイントの識別子を含む任意のフレームを送信することによってアップリンク送信機会206のシーケンスを開始し得る。特徴に従って、アクセス端末に関するアップリンクチャネルへの従来のバックオフに基づくアクセスは、分散チャネルアクセスが有効にされたとき(つまり、識別子がアクセス端末によって受信されたとき)、アクセス端末によって一時停止され得る。
図2において示される送信スキームの少なくとも1つの特徴に従って、アクセスポイントは、アップリンク送信機会206のシーケンスにおけるアクセス端末に対する先行送信機デバイスと関連する識別子を特定するIDフレームを含むダウンリンク方向での送信202を繰り返し通信することによって、アップリンク送信機会206の繰り返されるシーケンスを管理し得る、あるいはIDフレームは以前に割り当てられた識別子のセットを推定(infer)し得る。アクセスポイントは、開始フレームを送信する前にバックオフ204の持続時間を待機することによって開始フレーム間に定期的なバックオフ204を挿入し得る。アクセスポイントは、先行送信機デバイスが特定のアクセス端末に割り当てられるべきかを判断するためにアクセス端末のそれぞれのアクティビティレベルを追跡し得る。先行送信機デバイスがアップリンク方向で送信されるべきデータを有さないアクセス端末に割り当てられている場合には、アクセス端末は、応答の列(train)が任意の後続のアクセス端末のために続くことができるように、それ自身に向かう送信可(CTS)フレーム、又はヌルフレームを送信し得る。アップリンク送信機会206の繰り返されるシーケンスは、ID無効フレームをアクセスポイントからアクセス端末に送信することによって、あるいはどの先行送信機デバイスも特定しないIDフレームを送信することによって無効にされ得る。
そのような送信スキームの様々な実行のいくつかの例は、図3−5を参照して更に詳細に説明される。図3は、アップリンク送信に関する分散チャネルアクセスおよびSDMAダウンリンク送信を含む複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図である。バックオフ302の後に、アクセスポイントは、複数のアクセス端末AT1、AT2、AT3、およびAT4に対してダウンリンク方向での並列のSDMA送信304を通信し得る。それぞれのアクセス端末AT1−AT4に対するダウンリンクSDMA送信304は、それぞれの特定のアクセス端末に関するダウンリンクデータ、ブロック肯定応答リクエスト(BAR)(又は暗黙(implicit)BAR)、およびIDフレームを含むアグリゲートされたメディアアクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(A−MPDU)を備え得る。ブロック肯定応答リクエストは、受信アクセス端末が、アクセス端末が獲得する次のアップリンク送信機会においてアクセスポイントにブロック肯定応答(BA)を送信するためのリクエストである。
ダウンリンク送信の受信に伴い、それぞれのアクセス端末は、IDフレームによって、後続のアップリンク送信機会306の間のシーケンス位置を割り当てられる。上記で留意されたように、IDフレームは、いつアクセス端末がアップリンク送信機会の間に送信するための優先権を有するかを判断するための、それぞれの特定のアクセス端末に割り当てられた先行送信機デバイスと関連する識別子を含む。
例示された例において、アクセス端末AT1は、アクセスポイントに続くように割り当てられ得る。従って、アクセス端末AT1に対するダウンリンク送信304におけるIDフレームは、アクセスポイントと関連する識別子(例えば、アクセスポイントに関するMACアドレス)を含み得る。アクセス端末AT2はアクセス端末AT1に続くように割り当てられ得、それによりダウンリンク送信304におけるIDフレーム内でアクセス端末AT1に関連する識別子(例えば、AT1のMACアドレス)を受信する。同様に、アクセス端末AT3はアクセス端末AT2に続くように割り当てられ得、それによりアクセス端末AT3に対するダウンリンク送信304におけるIDフレーム内でアクセス端末AT2に関連する識別子(例えば、AT2のMACアドレス)を受信し得る。最後に、アクセス端末AT4はアクセス端末AT3に続くように割り当てられ得、それによりアクセス端末AT4に対するダウンリンク送信304におけるIDフレーム内でアクセス端末AT3に関連する識別子(例えば、AT3のMACアドレス)を受信する。割り当てられるようなこれらの先行の送信機デバイスを前提とすると、アクセスポイントは、アクセス端末AT1で始まりアクセス端末AT4で終わる(つまり、AT1、AT2、AT3、そしてAT4)分散送信シーケンスを効率的に定義し、このシーケンスにおいてアクセス端末はアップリンク送信機会306の間に通信し得る。
アクセス端末AT1はアクセスポイントに続くように割り当てられるので、アクセス端末AT1は、アクセスポイントからのダウンリンク送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後にリクエストされたブロック肯定応答(BA1)308を送信し得る。インタフレームスペースは、送信チャネル上にトラフィックがない既知の時間インターバルである。アクセス端末は、送信チャネル上で送信が生じない時間インターバルによって定義される期間が存在する、ダウンリンク送信の後の機会まで待機するように適合されている。示された実行において、インタフレームスペースは、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)310によって定義される時間インターバルを備える。PCFインタフレームスペース(PIFS)は従来、ワイヤレス媒体を占有する前に待機する固定の時間インターバルを定義するためにIEEE802.11に基づくワイヤレスLANにおいて使用されている。従ってアクセス端末AT1はPCFインタフレームスペース(PIFS)の後にリクエストされたブロック肯定応答308を送信し得る。様々な実行に従って任意の他の適切なインタフレームスペース(IFS)がPCFインタフレームスペース(PIFS)の代わりとして選択され得ることは留意されたい。例えば、インタフレームスペースがショートインタフレームスペース(SIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、アービトレーションインタフレームスペース(arbitration interframe space)(AIFS)、又は任意の他の適切なインタフレームスペースを備え得る。
ブロック肯定応答(BA1)308がアクセス端末AT1から送信された後、アクセス端末AT1に続くように割り当てられたアクセス端末AT2は、アクセス端末AT1からのアップリンク送信を検出し、それが次のアップリンク送信機会306に関する優先権を有していることを識別し得る。つまりアクセス端末AT2は、インタフレームスペース(IFS)の次の持続時間の後にアップリンク送信を通信し得ることを識別し得る。従って、インタフレームスペース(IFS)312の持続時間の後、アクセス端末AT2はリクエストされたブロック肯定応答(BA2)314を送信し得る。
同様に、ブロック肯定応答(BA2)314がアクセス端末AT2から送信された後、アクセス端末AT2に続くように割り当てられたアクセス端末AT3は、アクセス端末AT2からのアップリンク送信を検出し、それが次のアップリンク送信機会306に関して優先権を有していることを識別し得る。別のインタフレームスペース(IFS)316の持続時間の後、アクセス端末AT3はリクエストされたブロック肯定応答(BA3)318を送信し得る。
最後に、ブロック肯定応答(BA3)318がアクセス端末AT3から送信された後、アクセス端末AT3に続くように割り当てられたアクセス端末AT4は、アクセス端末AT3からのアップリンク送信を観察し、それが次のアップリンク送信機会306に関して優先権を有していることを識別し得る。別のインタフレームスペース(IFS)320の持続時間の後、アクセス端末AT4はリクエストされたブロック肯定応答(BA4)322を送信し得る。
図4はデータを含むアップリンク送信に関する分散チャネルアクセスを含む複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図である。図3を参照して上記で記述されたスキームと同様に、アクセスポイントは、バックオフ404に続いて、複数のアクセス端末AT1、AT2、AT3、およびAT4に対する並列のダウンリンクSDMA送信402を通信し得る。ダウンリンクSDMA送信402は、それぞれの特定のアクセス端末に関するダウンリンクデータ、ブロック肯定応答リクエスト(BAR)フレーム、およびIDフレームを含むアグリゲートされたMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を備え得る。この例において、選択されるインタフレームスペース(IFS)は、以下で記述されるブロック肯定応答BA(AP)412のような、アクセスポイントからの即時応答フレームとの衝突を避けるために、ショートインタフレームスペース(SIFS)(例えば、PIFS、DIFS、AIFS)よりも大きくなければならない。
IDフレームは、アップリンク送信機会406の間のアップリンク送信の分散シーケンスにおける位置を割り当てる。例えば、アクセス端末AT1はアクセスポイントに続くように割り当てられ得、従ってアクセス端末AT1に対するダウンリンク送信402におけるIDフレーム内でアクセスポイントに関連する識別子(例えば、アクセスポイントのMACアドレス)を受信し得る。アクセス端末AT2はアクセス端末AT1に続くように割り当てられ得、それによりダウンリンク送信402におけるIDフレーム内でアクセス端末AT1に関連する識別子(例えば、AT1のMACアドレス)を受信する。同様に、アクセス端末AT3はアクセス端末AT2に続くように割り当てられ得、それによりアクセス端末AT3に対するダウンリンク送信402におけるIDフレーム内でアクセス端末AT2に関連する識別子(例えば、AT2のMACアドレス)を受信し得る。最後に、アクセス端末AT4はアクセス端末AT3に続くように割り当てられ得、それによりアクセス端末AT4に対するダウンリンク送信402におけるIDフレーム内でアクセス端末AT3に関連する識別子(例えば、AT3のMACアドレス)を受信する。
アクセス端末AT1はアクセスポイントに続くように割り当てられるので、アクセス端末AT1はアップリンク送信機会406の間に最初にアップリンク送信を通信し得る。従って、アクセスポイントからのダウンリンクSDMA送信402に続くPCFインタフレームスペース(PIFS)408の後に、アクセス端末AT1はアップリンク送信410を通信する。インタフレームスペースは、アクセスポイントからのダウンリンク送信の直後にこの送信が続くので、代わりとして例えば、短い期間のインタフレームスペース(SIFS)であり得ることは留意されたい。図4の例において、アクセス端末AT1からのアップリンク送信は、アップリンクデータと共にリクエストされたブロック肯定応答(BA1)を含むアグリゲートされたMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を備える。アクセス端末AT1からのアップリンクデータの送信は、アクセスポイントがブロック肯定応答を送信することを求める暗黙の(implied)リクエストを搬送し得、あるいはA−MPDUは即時肯定応答ポリシを有するブロック肯定応答リクエストフレームを含み得る。従って、アクセスポイントは、ショートインタフレームスペース(SIFS)414の持続時間に続くブロック肯定応答(BA(AP))412を送信し得る。ショートインタフレームスペース(SIFS)414はPCFインタフレームスペース(PIFS)の時間インターバルよりも短い時間インターバルを備える。ショートインタフレームスペース(SIFS)はPCFインタフレームスペース(PIFS)よりも短いので、アクセス端末AT1に続くように割り当てられたアクセス端末AT2は、アクセスポイントからのブロック肯定応答412の後までアップリンク送信を通信しない。つまり、PCFインタフレームスペース(PIFS)の持続時間がブロック肯定応答のダウンリンク送信の前に完了しない(例えば、アクセスポイントが、ショートインタフレームスペース(SIFS)の後であって、かつPCFインタフレームスペース(PIFS)によって定義された時間インターバルが完了される前にダウンリンクブロック肯定応答を送信した)ので、アクセス端末AT2はそのアップリンク送信を始めない。
アクセス端末AT1からのアップリンク送信410に続くPCFインタフレームスペース(PIFS)416の持続時間の後、アクセス端末AT1に続くように割り当てられたアクセス端末AT2は、リクエストされたブロック肯定応答(BA2)418を送信し得る。
同様に、ブロック肯定応答(BA2)418がアクセス端末AT2から送信された後、アクセス端末AT2に続くように割り当てられたアクセス端末AT3は、アクセス端末AT2からのアップリンク送信を検出し、それが次のアップリンク送信機会406に関して優先権を有していることを識別し得る。別のPCFインタフレームスペース(PIFS)420の持続時間の後、アクセス端末AT3はリクエストされたブロック肯定応答(BA3)422を送信し得る。
最後に、ブロック肯定応答(BA3)422がアクセス端末AT3から送信された後、アクセス端末AT3に続くように割り当てられたアクセス端末AT4は、アクセス端末AT3からのアップリンク送信を検出し、それが次のアップリンク送信機会406に関して優先権を有していることを識別し得る。別のPCFインタフレームスペース(PIFS)424の持続時間の後、アクセス端末AT4はリクエストされたブロック肯定応答(BA4)426を送信し得る。
図5は、並列送信でないダウンリンクグループ送信を含む、複数のアクセス端末とアクセスポイントとの間の送信スキームの例を例示するブロック図である。バックオフ502の後に、アクセスポイントは、AT1、AT2、およびAT3のような複数のアクセス端末のそれぞれのための先行送信機デバイスに関連する識別子を特定するIDフレーム504を含むダウンリンクブロードキャスト送信を送信し得る。この例において、アクセス端末AT1に割り当てられた先行送信機デバイスはアクセスポイントであり得、送信された識別子は、アクセスポイントと関連する識別子(例えば、アクセスポイントのMACアドレス)であり得る。アクセス端末AT2に割り当てられた先行送信機デバイスは、アクセス端末AT1であり得、送信された識別子は、アクセス端末AT1と関連する識別子(例えば、アクセス端末AT1のMACアドレス)であり得る。最後に、アクセス端末AT3に割り当てられた先行送信機デバイスはアクセス端末AT2であり得、送信された識別子は、アクセス端末AT2と関連する識別子(例えば、アクセス端末AT2のMACアドレス)であり得る。
アクセス端末AT1はアクセスポイントに続くように割り当てられるので、アクセス端末AT1はアップリンク送信機会506の間に最初にアップリンク送信を通信し得る。従って、アクセスポイントからのダウンリンク送信ブロードキャスト504に続くPCFインタフレームスペース(PIFS)508の後に、アクセス端末AT1はアップリンク送信510を通信し得る。この例において、アクセス端末AT1からのアップリンク送信は、アップリンクデータ(アップリンクデータ1)を含むアグリゲートされたMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を備え得る。アクセスポイントは、アップリンクデータ(アップリンクデータ1)の受信を確認するために、ショートインタフレームスペース(SIFS)514に続いてアクセス端末AT1にブロック肯定応答(BA(AP))512を送信し得る。AT1は、ダウンリンク送信の直後にスケジューリングされるので、インタフレームスペースは、PCFインタフレームスペース(PIFS)からショートインタフレームスペース(SIFS)に低減され得ることは留意されたい。
アクセス端末AT2が、アクセス端末AT1によるアップリンク送信510又はアクセス端末AT1に送られたブロック肯定応答512のどちらかのうちの少なくとも1つを検出した後、アクセス端末AT2は、PCFインタフレームスペース(PIFS)516の完了を待ち得、その時点でアクセス端末AT2がアップリンク送信(アップリンクデータ2)518を通信する。ショートインタフレームスペース(SIFS)520の後、アクセスポイントはアップリンクデータ(アップリンクデータ2)の受信を確認するためにブロック肯定応答522をアクセス端末AT2に送信する。
同様にアクセス端末AT3が、アクセス端末AT2によるアップリンク送信518又はアクセス端末AT2に送られたブロック肯定応答522のどちらかのうちの少なくとも1つを検出した後、アクセス端末AT3はPCFインタフレームスペース(PIFS)524の持続時間の後にアップリンク送信(アップリンクデータ3)526を通信する。アクセスポイントは、ショートインタフレームスペース(SIFS)528に続いて、アクセス端末AT3にブロック肯定応答530を送信する。
前述の例の全てにおいて、正しい先行フレームの受信、又はより一般的にイベントの正しいシーケンスの発生がアクセス端末においてPIFSアクセスを有効にする。
例示的なアクセス端末
図6は少なくとも1つの実行に従ってアクセス端末600の選択コンポーネントを例示するブロック図である。アクセス端末600は、通信インタフェース604および記憶媒体606に結合された処理回路602を含み得る。
処理回路602は、データを獲得、処理、および/又は送信し、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、ならびに他の所望の動作を制御するように配置されている。処理回路602は、少なくとも1つの実施例において、適当な媒体によって提供される所望のプログラミングを実行するように構成された回路を備え得る。例えば、処理回路602は、プロセッサの1つ又は複数、コントローラ、複数のプロセッサおよび/又は、例えばソフトウェアおよび/又はファームウェア命令を含む実行可能な命令を実行するように構成された他の構成、ならびに/あるいはハードウェア回路として実装され得る。処理回路602の実施例は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理コンポーネント、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは、本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであり得る。プロセッサはまた、DSPとマクロプロセッサ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成の組み合わせのようなコンピューティングコンポーネントの組み合わせとしても実装され得る。処理回路602のこれらの例は例示のためであり、本開示の範囲内の他の適切な構成もまた考慮される。
通信インタフェース604は、アクセス端末600のワイヤレス通信を容易にするように構成される。通信インタフェース604は、少なくとも1つの送信機608および/又は少なくとも1つの受信機610(例えば、1つ又は複数の送信機/受信機チェーン)を含み得る。さらに、1つ又は複数のアンテナ612は通信インタフェース604に電気的に結合され得る。
記憶媒体606は、プロセッサ実行可能コード又は命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、あるいは他のデジタル情報のような、プログラミングおよび/又はデータを記憶する1つ又は複数のデバイスを表し得る。記憶媒体606は、汎用又は専用プロセッサによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定としてではなく例として、記憶媒体606は、読取専用メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/又は情報を記憶するための他の非一時的なコンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体606は、処理回路602が記憶媒体606から情報を読み取り、記憶媒体606に情報を書き込むことができるように処理回路602に結合され得る。代わりとして、記憶媒体606は処理回路602に一体化され得る。
1つ又は複数の特徴に従って、処理回路602は、図1−5を参照して本明細書において上記で記述されたような様々なアクセス端末(例えば、アクセス端末104、AT1、AT2、AT3、および/又はAT4)に関するプロセス、機能、ステップ、および/又はルーチンのいずれか、又は全てを実行するように適合され得る。本明細書において使用されるように、処理回路602に関連する「適合される」という用語は、様々な特徴に従って特定のプロセス、機能、ステップ、および/又はルーチンを実行するように、構成、利用、実装、又はプログラミングのうちの1つ又は複数がなされている処理回路602を称し得る。
図7は、アクセス端末600のようなアクセス端末において使用可能な方法の少なくとも1つの実行の例を例示するフロー図である。図6および7の両方を参照して、(例えば、ダウンリンク方向での)送信がステップ702において受信され得る。送信は、アクセス端末600が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含み得る。例えば、送信は、アクセスポイントからワイヤレスに送信され得、通信インタフェース604を介して処理回路602によって受信され得る。処理回路602は、処理回路602が先行の送信を識別することを可能にするために命令を処理し得る。少なくとも1つの実施例に従って、命令は先行送信機デバイスと関連する識別子を含み得、先行送信機デバイスの送信はアクセス端末600が送信シーケンスにおいて続くように割り当てられる。そのような実施例において、処理回路602は、記憶媒体606に割り当てられた先行送信機デバイスと関連する識別子を記憶し得る。少なくともいくつかの実行に従って、先行送信機デバイスと関連する識別子が、送信機デバイスのMACアドレスを備え得る。
先行の送信に続くための命令を含むダウンリンク送信の受信の際に、処理回路602は、バックオフに基づくアクセスがチャネルアクセスのためにアクセス端末600によって用いられている場合、ステップ704においてアクセス端末600のアップリンクチャネルへのそのようなバックオフに基づくアクセスを一時停止し得る。
ステップ706においてアクセス端末600は、先行の送信を検出し得る。例えば、受信され、かつ記憶された識別子を用いて、処理回路602は、先行送信機デバイスと関連する識別子によって定義される先行の送信を識別するために他のデバイス(例えば、アクセスポイントと他のアクセス端末との)間の送信を検出し得る。つまり、処理回路602は、先行送信機デバイスから発生する先行の送信を検出し得るか、又は先行送信機デバイスに向かい、ならびに先行送信機デバイスによる送信に応じて送信される応答送信を検出し得る。
送信はその後、検出された先行の送信708の後に続いてインタフレームスペースが経過した後に送信され得る。例えば、処理回路602は通信インタフェース604を介して送信を送信し得る。送信はブロック肯定応答および/又はデータを含み得る。アクセス端末600が送信によって送られるように準備された情報を有さない場合、その後アクセス端末は、それ自身に向けられた送信可フレーム、又はヌルフレームのどちらかを送信し得る。特徴に従って、アクセス端末600が送信を送信する前に先行の送信の後で待機しなければならないインタフレームスペースは、ショートインタフレームスペース(SIFS)、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、又はアービトレーションインタフレームスペース(AIFS)のうちの1つによって定義された時間インターバルを備え得る。
いくつかの実行において、例えばアクセス端末600によって送信された送信がデータを含むとき、ブロック肯定応答710を含む応答送信が受信され得る。応答ブロック肯定応答は、ショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義された別の時間インターバルの持続時間の後に受信され得る。例えば、処理回路602は通信インタフェース604を介してアクセスポイントから応答送信を受信し得る。
例示的なアクセスポイント
図8は少なくとも1つの実行に従ってアクセスポイントの選択コンポーネントを例示するブロック図である。示されているように、アクセス端末800は、通信インタフェース804および記憶媒体806に結合された処理回路802を含み得る。
処理回路802は、データを獲得、処理、および/又は送信し、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、ならびに他の所望の動作を制御するように配置されている。処理回路802は、少なくとも1つの実施例において、適当な媒体によって提供される所望のプログラミングを実行するように構成された回路を備え得る。例えば、処理回路802は、プロセッサの1つ又は複数、コントローラ、複数のプロセッサおよび/又は、例えばソフトウェアおよび/又はファームウェア命令を含む実行可能な命令を実行するように構成された他の構成、ならびに/あるいはハードウェア回路として実装され得る。処理回路802の実施例は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理コンポーネント、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは、本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであり得る。プロセッサはまた、DSPとマクロプロセッサ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成の組み合わせのようなコンピューティングコンポーネントの組み合わせとしても実装され得る。処理回路802のこれらの例は例示のためであり、本開示の範囲内の他の適切な構成もまた考慮される。
通信インタフェース804は、アクセスポイント800のワイヤレス通信を容易にするように構成される。通信インタフェース804は、少なくとも1つの送信機808および/又は少なくとも1つの受信機810(例えば、1つ又は複数の送信機/受信機チェーン)を含み得る。さらに、1つ又は複数のアンテナ812は通信インタフェース804に電気的に結合され得る。
記憶媒体806は、プロセッサ実行可能コード又は命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、あるいは他のデジタル情報のような、プログラミングおよび/又はデータを記憶するための1つ又は複数のデバイスを表し得る。記憶媒体806は、汎用又は専用プロセッサによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定としてではなく例として、記憶媒体806は、読取専用メモリ(例えば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/又は情報を記憶するための他の非一時的なコンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体806は、処理回路802が記憶媒体806から情報を読み取り、記憶媒体806に情報を書き込むことができるように処理回路802に結合され得る。代替で、記憶媒体806は処理回路802に一体化され得る。
1つ又は複数の特徴に従って、処理回路802は、図1−5を参照して本明細書において上記で記述されたような様々なアクセスポイント(例えば、アクセスポイント102)に関するプロセス、機能、ステップ、および/又はルーチンのいずれか、又は全てを実行するように適合され得る。本明細書において使用されるように、処理回路802に関連する「適合される」という用語は、様々な特徴に従って特定のプロセス、機能、ステップ、および/又はルーチンを実行するように、構成、利用、実装、又はプログラミングのうちの1つ又は複数がなされている処理回路802を称し得る。
図9は、アクセスポイント800のような、アクセスポイントにおいて使用可能な方法の少なくとも1つの実行の例を例示するフロー図である。図8および9の両方を参照して、アクセスポイント800は、共通の送信チャネルを使用する複数のアクセス端末に関する(例えばアップリンク方向での)分散送信のためのシーケンスを識別し得る902。例えば、アップリンク方向でアクティブに送信している複数のアクセス端末が識別され得る。処理回路802は、複数のアクセス端末のそれぞれのアクティブなアクセス端末に特定の順序を割り当てるシーケンスを判断、又は受信し得る。つまり、それぞれのアクセス端末は、各々の先行送信機デバイス(例えば、別のアクセス端末又はアクセスポイント800)を割り当てられ、各々の先行送信機デバイスの送信はアクセス端末が続くことになっている。
送信は、それぞれのアクセス端末が識別されたシーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を有してアクセス端末のそれぞれに送信され得る904。例えば、処理回路802は、並列のSDMA送信、又は並列でないグループ送信のどちらかとしてダウンリンク送信を、通信インタフェース804を介して、送信し得る。アクセスポイント800からのダウンリンク送信はまた、複数のアクセス端末のそれぞれに対するダウンリンクデータも含み得る。それぞれのアクセス端末のための命令は、それぞれのアクセス端末が続くように割り当てられた各々の先行送信機デバイスに関連する識別子によって定義される先行の送信に続くための命令を含み得る。つまり命令は、各々の先行送信機デバイスに関連する識別子を含み得、その識別子は先行送信機デバイスによる送信を検出するために各々のアクセス端末によって用いられ得る。
複数の送信は、識別されたシーケンスに従ってシーケンシャルな順序で受信され得る906。例えば、処理回路802は、通信インタフェース804を介して複数のアクセス端末から複数のアップリンク送信を受信し得る。複数の送信がそれぞれ、識別された順序で受信され得、ここにおいてそれぞれのアクセス端末は、割り当てられた先行送信機デバイスによる先行の送信の後であって、かつインタフレームスペース(例えば、PCFインタフレームスペース(PIFS))の持続時間の後に送信を送信する。
受信された送信の少なくとも1つがデータを含むとき、応答送信は、ショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義された時間インターバルの経過の後に任意で通信され得る908。応答送信は、アップリンクデータを含む少なくとも1つのアップリンク送信の受信を肯定応答するためのブロック肯定応答を含み得る。
図1、2、3、4、5、6、7、8、および/又は9において例示されているコンポーネント、ステップ、特徴、および/又は機能の1つ又は複数が再配置され得、ならびに/あるいは、いくつかのコンポーネント、ステップ、又は機能において実現される単一のコンポーネント、ステップ、特徴、又は機能に組み合わせられ得る。更なる要素、コンポーネント、ステップ、および/又は機能もまた、発明から逸脱することなく、追加され得る。図1、6、および/又は8において例示される装置、デバイス、および/又はコンポーネントは、図2、3、4、5、7、および/又は9において記述されている方法、特徴、又はステップの1つ又は複数を実行するように構成され得る。本明細書において記述されている新たなアルゴリズムもまた、ソフトウェアにおいて効果的に実行、ならびに/あるいはハードウェアに組み込まれ得る。
また、少なくともいくつかの実行が、フローチャート、フロー図、構造図、又はブロック図として描かれるプロセスとして記述されていることは留意されたい。フローチャートはシーケンシャルなプロセスとして動作を記述し得るけれども、動作の多くは並列で、又は同時に実行され得る。加えて、動作の順序は再配置され得る。プロセスは、その動作が完了されるときに終了される。プロセスは、方法、機能、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが機能に対応するとき、その終了は呼び出し機能、又は主要機能に機能が戻ることに対応する。
さらに実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はこれらの任意の組み合わせによって実行され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、又はマイクロコードにおいて実行されるとき、必要なタスクを実行するプログラムコード又はコードセグメントは、記憶媒体又は他の(1つ又は複数の)記憶媒体のような機械可読媒体に記憶され得る。プロセッサは必要なタスクを実行し得る。コードセグメントは、プロシージャ、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、又は、命令、データ構造、あるいはプログラムセグメントの任意の組み合わせを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、アーギュメント、パラメータ、又はメモリコンテンツをパスする、ならびに/あるいは受信することによって別のコードセグメント又はハードウェア回路に結合され得る。情報、アーギュメント、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパス(message passing)、トークンパス(token passing)、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を介して、パス、転送、あるいは送信され得る。
「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/又は「プロセッサ可読媒体」という用語は、ポータブル又は固定の記憶デバイス、光学記憶デバイス、および(1つ又は複数の)命令および/又はデータを記憶、包含、あるいは搬送することができる様々な他の非一時的な媒体に限定されないけれども、含み得る。従って本明細書で記述される様々な方法が、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/又は「プロセッサ可読媒体」において記憶され得る命令および/又はデータによって部分的に、あるいは完全に実行され得、1つ又は複数のプロセッサ、機械、および/又はデバイスによって実行され得る。
本明細書で開示されている例に関係して記述されている方法又はアルゴリズムは、処理ユニット、プログラミング命令、あるいは他の指示の形態で、ハードウェアで、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュールで、又は両方の組み合わせで直接実現され得、単一のデバイスに包含、又は複数のデバイスを渡って分配され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は、当技術分野において周知の記憶媒体のあらゆる他の形態に存在し得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替で、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
当業者はさらに、本明細書に開示された実施例と関係して記述されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア又は両方の組み合わせとして実行され得ることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に例示するために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能性という観点から一般的に上で記述されてきた。ハードウェア、又はソフトウェアとしてそのような機能性が実行されるかどうかは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計制約とに依存する。
本明細書で記述される発明の様々な特徴が、発明から逸脱することなく異なるシステムで実行され得る。前述の実施例は単なる例であり、本発明を限定するものとして解釈されないことに留意されたい。実施例の記述は、実例となることが企図され、請求項の範囲を限定することを企図しない。そういうものとして、本教示は、別のタイプの装置および多数の代替に容易に適応することができ、変更および変形は当業者には明らかになるであろう。

Claims (55)

  1. ワイヤレス通信を容易にするように適合された通信インタフェースと、
    前記通信インタフェースに結合された処理回路と
    を備えるアクセス端末であって、
    前記処理回路は、
    前記通信インタフェースを介して送信を受信し、前記受信された送信は、前記アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含み、
    前記先行の送信を検出し、
    前記検出された先行の送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後に、前記通信インタフェースを介して送信を送信する
    ように適合された、アクセス端末。
  2. 前記通信インタフェースが電気学会(IEEE)802.11のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるワイヤレス通信を容易にするように適合される、請求項1に記載のアクセス端末。
  3. 前記先行の送信は、前記アクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項1に記載のアクセス端末。
  4. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項3に記載のアクセス端末。
  5. 前記インタフレームスペースが、ショートインタフレームスペース(SIFS)、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、又はアービトレーションインタフレームスペース(AIFS)のうちの1つによって定義された時間インターバルを備える、請求項1に記載のアクセス端末。
  6. 前記アクセス端末から送信された前記送信が、前記送信された送信に含まれるように準備された他の情報がないとき、前記アクセス端末に向けられた送信可(CTS)フレーム、又はヌルフレームを含む、請求項1に記載のアクセス端末。
  7. 前記アクセス端末から送信された前記送信がデータを含み、前記処理回路がさらに、
    ブロック肯定応答を含む応答送信を受信するように適合され、
    前記応答送信がショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義された時間インターバルの経過の後に受信される、請求項1に記載のアクセス端末。
  8. 前記検出された先行の送信が、送信機デバイスからのアップリンク送信、又は前記送信機デバイスに向けられた応答送信のうちの1つを備える、請求項1に記載のアクセス端末。
  9. 前記処理回路がさらに、
    前記アクセス端末が前記先行の送信に続くための前記命令を含む前記送信の受信に応じて送信チャネルへのバックオフに基づくアクセスを一時停止するように適合された、請求項1に記載のアクセス端末。
  10. アクセス端末上で使用可能な方法であって、前記方法が、
    前記アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含む送信を受信することと、
    前記先行の送信を検出することと、
    前記検出された先行の送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後に、送信を送信することと
    を備える方法。
  11. 前記送信を受信することが電気学会(IEEE)802.11のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における送信を受信することを備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記先行の送信に続くための前記命令を含む前記送信を受信することが、前記アクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を備える前記先行の送信に続くための命令を含む前記送信を受信することを備える、請求項10に記載の方法。
  13. 前記送信機デバイスに関連する前記識別子を備える前記先行の送信に続くための前記命令を含む前記送信を受信することが、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える前記先行の送信に続くための前記命令を含む前記送信を受信することを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記インタフレームスペースの前記持続時間の後に前記送信を送信することが、ショートインタフレームスペース(SIFS)、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、又はアービトレーションインタフレームスペース(AIFS)のうちの1つによって定義された時間インターバルの持続時間の後に前記送信を送信することを備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記送信を送信することが、前記送信された送信に含まれるように準備された他の情報がないとき、前記アクセス端末に向けられた送信可(CTS)フレーム、又はヌルフレームを送信することを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記送信を送信することがデータを送信することを含み、さらに、
    ブロック肯定応答を含む応答送信を受信することを備え、
    前記応答送信がショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義された時間インターバルの持続時間の後に受信される、請求項10に記載の方法。
  17. 前記先行の送信を検出することが、送信機デバイスからのアップリンク送信、又は前記送信機デバイスに向けられた応答送信のうちの1つを検出することを備える、請求項10に記載の方法。
  18. 前記アクセス端末が前記先行の送信に続くための前記命令を含む前記送信の受信に応じてアップリンクチャネルへのバックオフに基づくアクセスを一時停止することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  19. 前記アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含む送信を受信するための手段と、
    前記先行の送信を検出するための手段と、
    前記検出された先行の送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後に、送信を送信するための手段と
    を備えるアクセス端末。
  20. 電気学会(IEEE)802.11のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるワイヤレス通信を容易にするための手段をさらに備える、請求項19に記載のアクセス端末。
  21. 前記インタフレームスペースが、ショートインタフレームスペース(SIFS)、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、又はアービトレーションインタフレームスペース(AIFS)のうちの1つによって定義された時間インターバルを備える、請求項19に記載のアクセス端末。
  22. 前記先行の送信は、前記アクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項19に記載のアクセス端末。
  23. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項22に記載のアクセス端末。
  24. アクセス端末上で使用可能な1つ又は複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、処理回路によって実行されたとき、前記処理回路に、
    前記アクセス端末が送信シーケンスの間に先行の送信に続くための命令を含む送信を受信させ、
    前記先行の送信を検出させ、
    前記検出された先行の送信に続くインタフレームスペースの持続時間の後に、送信を送信させる
    1つ又は複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体。
  25. 前記先行の送信は、前記アクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項24に記載のプロセッサ可読媒体。
  26. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項25に記載のプロセッサ可読媒体。
  27. 前記インタフレームスペースが、ショートインタフレームスペース(SIFS)、ポイント調整機能(PCF)インタフレームスペース(PIFS)、分散調整機能(DCF)インタフレームスペース(DIFS)、又はアービトレーションインタフレームスペース(AIFS)のうちの1つによって定義された時間インターバルを備える、請求項24に記載のプロセッサ可読媒体。
  28. ワイヤレス通信を容易にするように適合された通信インタフェースと、
    前記通信インタフェースに結合された処理回路と
    を備えるアクセスポイントであって、
    前記処理回路は、
    それぞれのアクセス端末が送信シーケンスの間に各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を、前記通信インタフェースを介して、複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に送信し、
    前記送信シーケンスに従ってシーケンシャルな順序で前記複数のアクセス端末のそれぞれから送信を、前記通信インタフェースを介して受信する
    ように適合される、アクセスポイント。
  29. 前記送信された送信が、並列のSDMA送信を備える、請求項28に記載のアクセスポイント。
  30. 前記送信された送信がさらに、前記複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に関するデータおよびブロック肯定応答リクエストを含む、請求項29に記載のアクセスポイント。
  31. 前記送信された送信が、並列でないグループ送信を備える、請求項28に記載のアクセスポイント。
  32. 前記処理回路は、それぞれの送信シーケンスを開始するために識別(ID)フレームを繰り返し通信することによって複数の送信シーケンスを管理するようにさらに適合され、それぞれの識別(ID)フレームはそれぞれのアクセス端末に送信される各々の命令を含む、請求項28に記載のアクセスポイント。
  33. 前記処理回路は、後続の識別(ID)フレームを送信する前に定期的なバックオフの持続時間を待機することによって、それぞれの送信シーケンスの後であって、かつ前記後続の識別(ID)フレームの前に前記バックオフを、挿入するように適合される、請求項32に記載のアクセスポイント。
  34. 前記処理回路はさらに、各々の識別(ID)フレームがそれぞれのアクセス端末に送信されるべきかどうかを判断するためにそれぞれのアクセス端末のアクティビティレベルをモニタリングするように適合される、請求項32に記載のアクセスポイント。
  35. 前記処理回路はさらに、ID無効フレーム、又はそれぞれのアクセス端末がどの先行の送信にも続かないための命令を含む識別(ID)フレームのうちの1つを前記複数のアクセス端末に送信することによって前記送信シーケンスを無効にするように適合される、請求項32に記載のアクセスポイント。
  36. 前記受信された送信の少なくとも1つがアップリンクデータを含み、前記処理回路はさらに、
    前記アップリンクデータを含む前記少なくとも1つの受信された送信の受信を肯定応答するためのブロック肯定応答を含む応答送信を送信するように適合され、前記応答送信はショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義される時間インターバルの経過の後に送信されている、請求項28に記載のアクセスポイント。
  37. 各々の先行の送信のそれぞれは、それぞれのアクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項28に記載のアクセスポイント。
  38. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項37に記載のアクセスポイント。
  39. アクセスポイント上で使用可能な方法であって、前記方法が、
    複数のアクセス端末に関する分散送信のためのシーケンスを識別することと、
    それぞれのアクセス端末が前記識別されたシーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を前記複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に送信することと、
    前記識別されたシーケンスに従ってシーケンシャルな順序で前記複数のアクセス端末のそれぞれから送信を受信することと
    を備える、方法。
  40. 前記送信を送信することが並列のSDMA送信を送信することを備える、請求項39に記載の方法。
  41. 並列のSDMA送信を送信することが、前記複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末にデータおよびブロック肯定応答リクエストを送信することを備える、請求項40に記載の方法。
  42. 前記送信を送信することが並列でないグループ送信を送信することを備える、請求項39に記載の方法。
  43. それぞれの送信シーケンスを開始するために識別(ID)フレームを繰り返し通信することによって複数の送信シーケンスを管理することをさらに備え、
    それぞれの識別(ID)フレームが前記複数のアクセス端末のそれぞれに送信される各々の命令を含む、請求項39に記載の方法。
  44. それぞれの送信シーケンスの後であって、かつ後続の識別(ID)フレームの前に定期的バックオフを挿入すること
    をさらに備える、請求項43に記載の方法。
  45. 各々の 識別(ID)フレームがそれぞれのアクセス端末に送信されるべきかどうかを判断するためにそれぞれのアクセス端末のアクティビティレベルをモニタリングすること
    をさらに備える、請求項43に記載の方法。
  46. ID無効フレーム、又はそれぞれのアクセス端末がどの先行の送信にも続かないための命令を含む識別(ID)フレームのうちの1つを前記複数のアクセス端末に送信することによって前記分散送信を無効にすることをさらに備える、請求項39に記載の方法。
  47. 前記複数のアクセス端末のそれぞれから送信を受信することが、データを含む少なくとも1つの送信を受信することを含み、
    前記データを含む前記少なくとも1つの受信された送信の受信を肯定応答するためのブロック肯定応答を含む応答送信を送信することをさらに備え、前記応答送信はショートインタフレームスペース(SIFS)によって定義される時間インターバルの経過の後に送信されている、請求項39に記載の方法。
  48. それぞれのアクセス端末が各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を送信することは、それぞれのアクセス端末が、それぞれのアクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスに関連する識別子を備える各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を送信することを含む、請求項39に記載の方法。
  49. それぞれのアクセス端末が送信機デバイスに関連する識別子を備える各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を送信することは、それぞれのアクセス端末が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を送信することを備える、請求項48に記載の方法。
  50. 複数のアクセス端末に関する分散アップリンク送信のためのシーケンスを識別するための手段と、
    それぞれのアクセス端末が前記識別されたシーケンスに従って各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を前記複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に送信するための手段と、
    前記識別されたシーケンスに従ってシーケンシャルな順序で前記複数のアクセス端末のそれぞれから送信を受信するための手段と
    を備える、アクセスポイント。
  51. 各々の先行の送信のそれぞれは、それぞれのアクセス端末が続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項50に記載のアクセスポイント。
  52. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項51に記載のアクセスポイント。
  53. アクセスポイント上で使用可能な1つ又は複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、処理回路によって実行されたとき、前記処理回路に、
    それぞれのアクセス端末が送信シーケンスの間に各々の先行の送信に続くための命令を含む送信を複数のアクセス端末のそれぞれのアクセス端末に送信させ、
    前記送信シーケンスに従ってシーケンシャルな順序で前記複数のアクセス端末のそれぞれから送信を受信させる
    1つ又は複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体。
  54. 各々の先行の送信のそれぞれは、各々のアクセス端末のそれぞれが続くように割り当てられた送信機デバイスと関連する識別子を含む、請求項53に記載のプロセッサ可読媒体。
  55. 前記送信機デバイスと関連する前記識別子が、前記送信機デバイスのメディアアクセス制御(MAC)アドレスを備える、請求項54に記載のプロセッサ可読媒体。
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