JP6377565B2 - ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること - Google Patents

ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること Download PDF

Info

Publication number
JP6377565B2
JP6377565B2 JP2015083446A JP2015083446A JP6377565B2 JP 6377565 B2 JP6377565 B2 JP 6377565B2 JP 2015083446 A JP2015083446 A JP 2015083446A JP 2015083446 A JP2015083446 A JP 2015083446A JP 6377565 B2 JP6377565 B2 JP 6377565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
indicator
access terminal
access
count
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015083446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015173455A (ja
Inventor
マーテン・メンゾ・ウェンティンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2015173455A publication Critical patent/JP2015173455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6377565B2 publication Critical patent/JP6377565B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • H04W74/006Transmission of channel access control information in the downlink, i.e. towards the terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本明細書で開示する様々な特徴は、概してワイヤレス通信システムに関し、少なくともいくつかの特徴は、ワイヤレス通信システムにおいて複数のアクセス端末からのアップリンク送信のための分散チャネルアクセスを可能にするためのデバイスおよび方法に関する。
ワイヤレス信号を介して他のデバイスと通信する、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末デバイス、モバイルまたはセルラー電話、パーソナルメディアプレーヤ、またはプロセッサをもつ任意の他のデバイスなどのアクセス端末は、ますます普及しつつあり、より頻繁に使用されている。アクセス端末の流通および使用のそのような増加は、より大きい帯域幅の需要をもたらした。帯域幅需要の増加の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながら、複数のアクセス端末がチャネルリソースを共有することによって通信することを可能にするための様々な方式が開発されている。
多入力または多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのための普及している技法として現れた1つのそのような手法を表す。MIMO技術は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格など、いくつかの新生のワイヤレス通信規格において採用されている。IEEE802.11は、(たとえば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信用にIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース規格のセットを示す。
MIMO技術は、複数のアクセス端末が、衝突を生じることなしに、チャネルリソースを共有することによって通信することを可能にするのに有効であるが、共通のチャネルまたは周波数帯域を共有する複数の送信機デバイスの間の分散送信を可能にするソリューションが必要である。
様々な特徴が、複数のアクセス端末のための分散チャネルアクセスを可能にする。1つの特徴は、共有送信チャネル上での分散送信を可能にするように適応されたアクセス端末を提供する。そのようなアクセス端末は、ワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェースと、通信インターフェースに結合された処理回路とを含み得る。一例では、通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。処理回路は、通信インターフェースを介して第1の送信を受信するように適応され得る。第1の送信は、アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する第1のインジケータカウントを含み得る。すなわち、第1のインジケータカウントは、アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを許可される前に共有送信チャネル上で発生すべき空のバックオフスロットの数を指定し得る。送信を受信した後に、処理回路は、1つまたは複数のインジケータを検出するために共有送信チャネルを監視し得る。第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータが検出されると、処理回路は、通信インターフェースを介して、共有送信チャネル上で第2の送信を送り得る。
一例では、インジケータは、共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後にのみ発生し得る空のバックオフスロットを備え得る。フレーム間スペースは、ショートフレーム間スペース(SIFS:short interframe space)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS:arbitration interframe space)、ポイント協調機能(PCF:point coordination function)フレーム間スペース(PIFS:point coordination function interframe space)、または分散協調機能(DCF:distributed coordination function)フレーム間スペース(DIFS:distributed coordination function interframe space)のうちの1つによって定義された時間間隔を備え得る。
処理回路はまた、第2のインジケータカウントを受信するように適応され得る。たとえば、第2のインジケータカウントは、第1の送信の部分または別個の送信であり得る。アクセス端末は、先行する送信を送った後、アクセス端末が後続の送信を送ることを許可される前に、第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定され得る。一例では、処理回路は、(a)1つまたは複数のインジケータを検出するために、第2の送信を送った後に共有送信チャネルを監視すること、および/または(b)第2のインジケータカウントに等しいインジケータの数を検出した後に、通信インターフェースを介して第3の送信を送ることを行うようにさらに適応され得る。一例では、アクセス端末のための第2のインジケータカウントは、共有送信チャネル上で通信している1つまたは複数の他のアクセス端末のためのインジケータカウントと同じであり得る。第2のインジケータカウントは、アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを許可される前に共有送信チャネル上で発生すべき空のバックオフスロットの数を指定し得る。処理回路は、第1のインジケータカウントを含む第1の送信を受信したときに、ネットワーク割振りベクトル(NAV:network allocation vector)をリセットするようにさらに適応され得る。
また、1つの特徴によれば、共有送信チャネル上での分散送信を可能にするための、アクセス端末において動作可能な方法が提供される。たとえば、第1のインジケータカウントを含む第1の送信が受信され得る。第1のインジケータカウントは、アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定し得る。アクセス端末は、第1の送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために共有送信チャネルを監視し得る。第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータが検出されると、第2の送信が共有送信チャネル上で送られ得る。さらに、第2のインジケータカウントが受信され得る。第2のインジケータカウントは、アクセス端末が先行する送信を送った後およびアクセス端末が後続の送信を送ることを許可される前に発生すべきインジケータの数を指定し得る。
別の特徴は、共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするように適応されたアクセスポイントを提供する。1つまたは複数の実装形態によれば、そのようなアクセスポイントは、ワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェースと、通信インターフェースに結合された処理回路とを含み得る。一例では、通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。処理回路は、通信インターフェースを介して複数のアクセス端末に第1の送信を送るように適応され得る。たとえば、第1の送信は、ブロードキャスト送信またはユニキャスト送信のうちの1つを備え得る。第1の送信は、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み得、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する。第1の送信は第2のインジケータカウントをさらに含み得、各アクセス端末は、それぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に、第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される。第1の送信の後に、処理回路は、通信インターフェースを介して、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に複数のアクセス端末の各々から戻り送信を受信し得る。
インジケータは、共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後に発生し得る空のバックオフスロットを備え得る。フレーム間スペースは、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備え得る。
一例では、処理回路は、第1の送信中に第2のインジケータカウントを含むようにさらに適応され、各アクセス端末は、それぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に、第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される。第2のインジケータカウントは、複数のアクセス端末を備えるアクセス端末の数に等しいかまたはそれよりも大きい数を備え得る。第2のインジケータカウントは、複数のアクセス端末のすべてのアクセス端末について同じであり得る。
また、1つの特徴によれば、共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするための、アクセスポイントにおいて動作可能な方法が提供される。少なくとも1つの実装形態によれば、そのような方法は、複数のアクセス端末に第1の送信を送ることを含み得る。第1の送信は、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み得、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する。第1の送信は、各アクセス端末がそれぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に発生すべきインジケータの数を指定する第2のインジケータカウントをさらに含み得る。第1の送信の後に、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に複数のアクセス端末の各々から共有送信チャネル上で戻り送信が受信され得る。
1つまたは複数のアクセス端末が通信ネットワーク内でどのように動作し得るかを示すブロック図。 アクセスポイントが複数のアクセス端末のための分散チャネルアクセスの管理を可能にするワイヤレス通信システムの動作を示す流れ図。 複数のアクセス端末の間の共有送信チャネルの分散チャネルアクセスを管理するための送信方式の一例を示すブロック図。 少なくとも1つの実装形態によるアクセス端末の選択された構成要素を示すブロック図。 アクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図。 少なくとも1つの実装形態によるアクセスポイントの選択された構成要素を示すブロック図。 アクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図。
以下の説明では、説明する実装形態の完全な理解が得られるように具体的な詳細を与える。ただし、これらの実装形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることを、当業者なら理解されよう。たとえば、これらの実装形態を不必要な詳細で不明瞭にしないために、回路をブロック図で示すことがある。他の例では、これらの実装形態を不明瞭にしないために、よく知られている回路、構造、および技法を詳細に図示することがある。
「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実装形態または実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「実施形態」という用語は、すべての実施形態が、説明する特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。本明細書で使用する「アクセスポイント」および「アクセス端末」という用語は、広く解釈されるものとする。たとえば、「アクセスポイント」は、(1つまたは複数のアクセス端末のために)通信またはデータネットワークへのワイヤレス接続性を可能にするデバイスを指すことがある。「アクセスポイント」の例には、基地局、ノードBデバイス、フェムトセル、ピコセルなどがあり得る。さらに、「アクセス端末」は、モバイルフォン、ページャ、ワイヤレスモデム、携帯情報端末、個人情報マネージャ(PIM)、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、および/または少なくとも部分的にワイヤレスまたはセルラーネットワークを通して通信する他のモバイル通信/コンピューティングデバイスを含み得る。
概観
1つの特徴は、共通アップリンクチャネルを共有する複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするための装置および方法を提供する。アクセスポイントは、複数のアクセス端末の間で共有送信チャネル上での送信を分散させるためのシーケンスを識別し得る。アクセスポイントは、アクセス端末が送信機会中に従うべきインジケータのそれぞれの数を指定する初期(または第1の)インジケータカウントを含む送信を各アクセスポイントに送る。各アクセス端末は、第1のインジケータカウントを受信し、インジケータについて送信チャネルを監視する。それぞれの初期インジケータカウントに一致する数のインジケータを検出した後に、アクセス端末は送信チャネル上で送信を送り得る。
分散シーケンスに従って送信の連続または反復グループ(またはクラスタ)を可能にするために、アクセスポイントはまた、各アクセス端末が、先行する送信を送った後および後続の送信を送る前に待つべきインジケータの数を指定する継続(または第2の)インジケータカウントを送り得る。アクセス端末がそれぞれの送信を送った後に、アクセス端末はインジケータについて送信チャネルを監視し得る。第2のインジケータカウントに一致する数のインジケータを検出した後に、アクセス端末は別の送信を送り得る。
例示的なネットワーク環境
図1は、1つまたは複数のアクセス端末がワイヤレス通信システム内でどのように動作し得るかを示すブロック図である。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数のアクセス端末104とワイヤレス通信している1つまたは複数のアクセスポイント102を含み得る。アクセスポイント102は、通信ネットワーク106へのアクセスをアクセス端末104に与えるように適応される。アクセスポイント102はアクセス端末104の各々とワイヤレス通信し得る。たとえば、アクセスポイント102は、ダウンリンク送信上でアクセス端末104にワイヤレス通信を送り得、アクセス端末104は、アップリンク送信上でアクセスポイント102にワイヤレス通信を送り得る。
複数のアクセス端末104が、所与の時間に単一のアクセスポイント102とワイヤレス通信していることがある。たとえば、アクセス端末104a、104b、104cおよび104dは、それぞれ、特定の時間にアクセスポイント102とワイヤレス通信していることがある。したがって、アクセスポイント102は、MIMO技術をサポートするように適応され得る。少なくとも1つの実装形態では、アクセスポイント102は、IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)において動作するように適応され得る。
少なくともいくつかの事例では、アクセス端末104は、共有アップリンクチャネル(または周波数帯域)を使用して、アップリンク方向においてアクセスポイント102との送信を通信し得る。複数のアクセス端末104がアップリンクチャネルを共有することを可能にするために、アクセスポイント102は分散チャネルアクセスを採用し得る。たとえば、各アクセス端末104は、指定された数のインジケータの後に発生すべきであると判断された指定されたアップリンク送信機会を使用して、アップリンク方向において通信し得る。そのような分散チャネル送信を可能にするために、アクセスポイント102は、各アクセス端末104に一意のアップリンク送信機会を割り当てることによって、様々なアクセス端末104の間のチャネルアクセス分散シーケンスを管理するように適応され得る。
複数のアクセス端末の間の分散チャネルアクセス
図2は、アクセスポイントが複数のアクセス端末のための分散チャネルアクセスの管理を可能にするワイヤレス通信システムの動作を示す流れ図である。この例では、説明のために図1のアクセスポイント102と、アクセス端末A104aと、アクセス端末B104bとを使用する。アクセスポイント102は、最初に、決定性バックオフフレームを含むダウンリンク送信を通信し得る(202)。様々な実装形態によれば、ダウンリンク送信は、ダウンリンクブロードキャスト(またはグループ)送信、またはダウンリンクユニキャスト送信を備え得る。
決定性バックオフフレームは、送信シーケンス中の各アクセス端末の位置を示す、各アクセス端末のための1つまたは複数の命令を含み得る。たとえば、ダウンリンク送信は、ダウンリンク送信の後に続く送信シーケンス中のインジケータ(またはマーカー)の指定された数に従うようにとの、各アクセス端末104aおよび104bのための命令を含み得る。そのような命令は、特定のアクセス端末が共有送信チャネル上で送信を送ることを許可される前に、そのアクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を指定する初期(または第1の)インジケータカウント(IIC:initial indicator count)を備え得る。共有送信チャネル上で送信するためのシーケンス中の位置を各アクセス端末に与えるようにシーケンスが確立され得るように、各アクセス端末に指定される初期インジケータカウント(IIC)は一意である。
ダウンリンク送信は、それぞれのアクセス端末によって送られた送信の後に続き得る送信シーケンス中のインジケータの第2の数に従うようにとの、各アクセス端末104aおよび104bのための別の命令をさらに含み得る。この他の命令は、特定のアクセス端末が、先行する送信をすでに送った後、およびその特定のアクセス端末が別の(または後続の)送信を送ることを許可される前に、そのアクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を指定する継続(または第2の)インジケータカウント(CIC:continuation indicator count)を備え得る。継続インジケータカウント(CIC)は、アクセス端末104aおよび104bのすべてについて同じである。概して、継続インジケータカウント(CIC)は、送信シーケンス中の送信機会を割り当てられたアクセス端末の数に等しいかまたはそれよりも大きい数を備える。
図2の特定の例では、アクセス端末A104aは、初期インジケータカウント(IIC)1と継続インジケータカウント(CIC)3とを受信する(204)。アクセス端末B104bは、初期インジケータカウント(IIC)2と、同じ継続インジケータカウント(CIC)3とを受信する(206)。それぞれの命令を受信すると、各アクセス端末104aおよび104bは、インジケータを検出するために共有送信チャネルを監視する(208、210)。少なくともいくつかの実施形態によれば、インジケータは空のバックオフスロットを備え得る。インジケータが発生すると、各アクセス端末104aおよび104bはインジケータを検出し得、それらのそれぞれの初期インジケータカウント(IIC)を減分し得る(212、214)。代替実施形態では、アクセス端末104aおよび104bは、検出されたインジケータの数の合計(running total)をただ保持し、検出されたインジケータの数と、それらのそれぞれの初期インジケータカウント(IIC)によって指定された数とを比較して、それらが同じであるかどうかを判断し得、これは、アクセス端末が送信チャネル上で送信するのを許可されることを示すであろう。
上述のように、アクセス端末A104aの受信された初期インジケータカウント(IIC)は1であった。したがって、アクセス端末A104aの初期インジケータカウント(IIC)を減分すると、カウントは0まで下がる。初期インジケータカウント(IIC)が0まで減少したとき(または、検出されたインジケータの総数がIICに等しいとき)、アクセス端末A104aは、それが送信シーケンス中の次のアクセス端末であり、アクセスポイント102にデータを送信する(216)ために次のアップリンク送信機会を使用する優先権を有することを知っている。アクセス端末A104aからのデータを受信すると、アクセスポイント102は、ブロック肯定応答を含むアクセス端末A104aへの送信を送り得る(218)。
アクセス端末104aおよび104bは、インジケータについてアップリンク送信チャネルを監視し続ける。別のインジケータが検出されると、アクセス端末A104aは送信をすでに送っており、アクセス端末B104bはまだ送っていないので、アクセス端末A104aはそれの継続インジケータカウント(CIC)を減分し(220)、アクセス端末B104bはそれの初期インジケータカウント(IIC)を減分する(222)。したがって、アクセス端末A104aのための継続インジケータカウント(CIC)は、3から2まで下がり、アクセス端末B104bのための初期インジケータカウント(IIC)は、1から0まで下がる。
アクセス端末B104bの初期インジケータカウント(IIC)が0であることにより、アクセス端末B104bは、それが送信シーケンス中の次のアクセス端末であり、アクセスポイント102にデータを送る(224)ために次の送信機会を使用する優先権を有することを知っている。アクセス端末B104bからの送信されたデータを受信すると、アクセスポイント102は、ブロック肯定応答を含むアクセス端末B104bへの送信を送り得る(226)。
アクセス端末104aおよび104bは、インジケータについてアップリンク送信チャネルを監視し続ける。1つまたは複数の他のインジケータが検出されると、アクセス端末104aとアクセス端末104bの両方は送信を前に送ったので、アクセス端末104aとアクセス端末104bの両方はそれらの継続インジケータカウント(CIC)を減分する(228、230)。たとえば、次のインジケータの検出の後に、アクセス端末A104aのための継続インジケータカウント(CIC)は、2から1まで下がり、アクセス端末B104bのための継続インジケータカウント(CIC)は、3から2まで下がる。さらに別のインジケータが検出されると、アクセス端末A104aのための継続インジケータカウント(CIC)は0まで下がり、アクセス端末104aが送信シーケンス中の次のアクセス端末であり、次の送信機会を使用する優先権を有することを示す。
分散アップリンク送信のための例示的な送信方式
図3を参照すると、共有送信チャネルの分散チャネルアクセスを管理するための、アクセスポイントと複数のアクセス端末との間の送信方式の一例を示すブロック図が示されている。図示のように、送信302は、バックオフ304の後にダウンリンク方向においてワイヤレスに通信され得る。ダウンリンク送信302は、図1のアクセスポイント102などのアクセスポイントによって、ブロードキャスト(またはグループ)送信またはユニキャスト送信のいずれかとして図1のアクセス端末104などの複数のアクセス端末に送られ得る。
ダウンリンク送信302は、ダウンリンク送信302の後に続く送信シーケンス中のインジケータのそれぞれの数に従うように各アクセス端末に命じる(tell)、アクセス端末のための命令を含む。図3の例では、命令は、各アクセス端末に割り当てられた一意の初期(または第1の)インジケータカウント(たとえば、IIC1、IIC2)と、すべてのアクセス端末について同じ値である継続(または第2の)インジケータカウント(CIC)とを備える。各アクセス端末のための一意の初期インジケータカウント(IIC)を定義することによって、アクセスポイントは、アクセス端末がアップリンク送信機会中に分散アップリンク送信を送り得るシーケンスを定義する。さらに、すべてのアクセス端末のためのグローバル継続インジケータカウント(CIC)を定義することによって、アクセスポイントは、アップリンク送信機会の後続のクラスタについて継続すべき同じシーケンスを定義する。
限定ではなく例として、ダウンリンク送信は、第1のアクセス端末AT1に初期インジケータカウント(IIC1)1を割り当て、第2のアクセス端末AT2に初期インジケータカウント(IIC2)2を割り当てる、決定性バックオフフレームを含み得る。さらに、第1のアクセス端末AT1と第2のアクセス端末AT2の両方は、継続インジケータカウント(CIC)4を割り当てられ得る。
ダウンリンク送信302からの様々な命令を受信すると、アクセス端末は、アップリンク送信機会の第1のクラスタ306中に各それぞれのアクセス端末が送信することをいつ許可されるかを識別するために、インジケータについて監視し始め得る。いくつかの実装形態では、インジケータは、あらかじめ定義された特性を有するスロットを備え得る。限定ではなく例として、インジケータは、空のバックオフスロットなど、空のスロットを備え得る。そのようなバックオフスロットは、その全体が参照により本明細書に組み込まれるIEEE802.11−2007規格において定義されている。バックオフスロットは一般に送信スロットよりも短い。いくつかの実装形態では、バックオフスロットは、送信チャネル上での送信がない所定のフレーム間スペースの後にのみ発生し得る。いくつかの例では、インジケータとして採用されるバックオフスロットに先行する所定のフレーム間スペースは、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)を備え得る。これらの様々なフレーム間スペース(SIFS、AIFS、PIFS、DIFS)は、ワイヤレス媒体を占有する前に待つべき固定時間間隔を定義するために、IEEE802.11ベースのワイヤレスLANにおいて従来使用されている。
ダウンリンク送信302の後に、第1のインジケータ(たとえば、空のバックオフスロット、または空のバックオフスロットと組み合わされたフレーム間スペース)308が発生し得る。第1のインジケータ308が検出されると、初期インジケータカウント(IIC)1を割り当てられた第1のアクセス端末AT1は、アップリンク方向において送信310を送り得る。第1のアクセス端末AT1からのアップリンク送信310は、アップリンクデータを含むアグリゲートMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を備え得る。第1のアクセス端末AT1からのアップリンクデータの送信は、ブロック肯定応答を送信するようにとの、アクセスポイントに対する暗示された要求を搬送し得るか、または、A−MPDUは、即時肯定応答ポリシーをもつブロック肯定応答要求フレームを含み得る。したがって、アクセスポイントは、ショートフレーム間スペース(SIFS)314の持続時間の後にブロック肯定応答(BA1)312を送信し得る。
アクセスポイントからのダウンリンク送信312の後に、第2のインジケータ(たとえば、空のバックオフスロット、または空のバックオフスロットと組み合わされたフレーム間スペース)316が発生し得る。第1のアクセス端末AT1は、アップリンク送信機会の第1のクラスタ306の送信シーケンス中にアップリンク送信310をすでに送ったので、第2のインジケータ316は、第1のアクセス端末によって継続インジケータカウント(CIC)に関して記録される。すなわち、第1のアクセス端末AT1は、それの初期インジケータカウント(IIC)を完了し、共有送信チャネル上でのアップリンク送信を送ったので、第1のアクセス端末AT1によって検出されるすべての後続のインジケータは、第1のアクセス端末AT1によって、それの継続インジケータカウント(CIC)に適用される。
初期インジケータカウント(IIC)2を割り当てられた第2のアクセス端末AT2によって第2のインジケータ316が検出されると、第2のアクセス端末AT2は、アップリンク方向において送信318を送り得る。第2のアクセス端末AT2からのアップリンク送信318も、アップリンクデータを含むアグリゲートMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)を備え得る。ショートフレーム間スペース(SIFS)320の後に、アクセスポイントは、第2のアクセス端末AT2にブロック肯定応答(BA2)322を送信し得る。
アクセスポイントからのダウンリンク送信322の後に、追加のインジケータ324が発生し得る。第1のアクセス端末と第2のアクセス端末の両方がアップリンク送信機会の第1のクラスタ306中にアップリンク送信を送ったので、追加のインジケータは、2つのアクセス端末によって、それらのそれぞれの継続インジケータカウント(CIC)に関して検出される。アップリンク送信機会中にアクティブである他のアクセス端末がないので、また継続インジケータカウント(CIC)がインジケータ値4を初めに割り当てられたので、2つの送信シーケンス間にギャップが発生する。すなわち、アップリンク送信機会の第1のクラスタ306と、アップリンク送信機会の第2のクラスタ326との間にギャップが発生する。アップリンク送信機会の第1のクラスタ306とアップリンク送信機会の第2のクラスタ326との間のギャップは、単純な式、すなわち、ギャップ=継続インジケータカウント(CIC)−クラスタ当たりのアクティブアクセス端末の数+1つのインジケータによって定義され得る。したがって、本例では、ギャップは3つのインジケータ324(すなわち、ギャップ=4−2+1)によって定義される。この式の証明は、図3を検討すると明らかになる。各アクセス端末は、別の(または後続の)送信を送る前に、継続インジケータカウント(CIC)によって定義された数のインジケータを検出するので、第1のアクセス端末AT1は、別の送信シーケンスを開始する前にさらに3つのインジケータを検出する。すなわち、第1のアクセス端末AT1は、すべてのアクティブアクセス端末がアップリンク送信を完了する前に、送信310を送った後にただ1つのインジケータ(第2のインジケータ316)を検出する。したがって、第1のアクセス端末AT1は、別の送信を送る前に、アクセス端末によって受信された継続インジケータカウント(CIC)によって定義されたインジケータカウント4を満たすために、別の3つのインジケータを検出する。
3つのインジケータ324(たとえば、3つの空のバックオフスロット、またはフレーム間スペースと空のバックオフスロットとの3つの組合せ)がギャップ期間中に第1のアクセス端末AT1によって検出された後に、第1のアクセス端末AT1は別の(または後続の)アップリンク送信328を送り得る。ショートフレーム間スペース(SIFS)330の後に、アクセスポイントは、第1のアクセス端末AT1にブロック肯定応答(BA2)332を含むダウンリンク送信を送信し得る。
別のインジケータ334(たとえば、空のバックオフスロット、または空のバックオフスロットと組み合わされたフレーム間スペース)が、アクセスポイントからのダウンリンク送信332の後に発生し得る。第2のアクセス端末AT2によってインジケータ334が検出されると、第2のアクセス端末によって、それの送られた(前の)送信318の後に合計4つのインジケータ(すなわち、ギャップ中の3つのインジケータ324、および第1のアクセス端末AT1からの送信328の後に続く1つのインジケータ334)が検出されたことになる。したがって、第2のアクセス端末AT2は、アップリンク方向において別の(または後続の)送信336を送り得る。ショートフレーム間スペース(SIFS)338の後に、アクセスポイントは、第2のアクセス端末AT2にブロック肯定応答(BA2)340を含むダウンリンク送信を送信し得る。別のギャップが発生し得、順序付けられた送信機会の後続のクラスタが無期限に継続し得る。
1つの特徴によれば、アクセスポイントは、アップリンク送信機会のクラスタ306とアップリンク送信機会のクラスタ326との間のギャップ内の位置を(1つまたは複数の)新しいアクセス端末に割り当てることによって、1つまたは複数の新しいアクセス端末を分散送信シーケンス中に挿入し得る。本例では、2つの新しいアクセス端末が送信シーケンスに追加され得る。たとえば、アクセスポイントは、各新しいアクセス端末(たとえば、第3および第4のアクセス端末AT3、AT4)にダウンリンク送信を送り得る。ダウンリンク送信は、各新しいアクセス端末に割り当てられる一意の初期インジケータカウント(IIC)(たとえば、AT3にはIIC=3、およびAT4にはIIC=4)と、前のアクセス端末に割り当てられた継続インジケータカウント(CIC)(たとえば、CIC=4)とを含む、新しいアクセス端末のための命令を備える。2つの新しいアクセス端末AT3およびAT4は、次いで、ギャップ中の送信機会を埋める。
(たとえば、アクセス端末AT3およびAT4を追加した後に)クラスタ306とクラスタ326との間のギャップがあまりに小さくなったが、アクセスポイントがより多くの新しいアクセス端末を追加することを望むとき、アクセスポイントは、追加のアクセス端末を受け入れるために、各アクセス端末のための新しい初期インジケータカウンタ(IIC)と、より大きい継続インジケータカウント(CIC)とを指定する新しいダウンリンク送信を送ることができる。1つまたは複数のアクセス端末が送信を中止すると、送信シーケンス中に新しいギャップが発生し得る。
1つの特徴によれば、アクセスポイントは、1つまたは複数のアップリンク送信機会クラスタを保護するためにネットワーク割振りベクトル(NAV)をセットし得る。ネットワーク割振りベクトル(NAV)は、送信シーケンス中のインジケータのそれぞれの数に従うようにアクセス端末に命じる命令を含むダウンリンク送信が受信されたときはいつでも、様々なアクセス端末によってリセットされ得る。
別の特徴によれば、送信が失敗し、再送信が送られるべきとき、再試行バックオフは最初に継続インジケータカウント(CIC)にセットされ得る。反復衝突が発生した場合、再試行バックオフは、継続インジケータカウント(CIC)よりも大きい期間まで増加され得る。この場合、順序付けが失われ得るので、後続の送信シーケンスを継続するために順序付けをリセットすることが必要になり得る。
例示的なアクセス端末
図4は、少なくとも1つの実装形態によるアクセス端末400の選択された構成要素を示すブロック図である。アクセス端末400は、通信インターフェース404と記憶媒体406とに結合された処理回路402を含み得る。
処理回路402は、データを取得し、処理しおよび/または送り、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路402は、少なくとも1つの実施形態において適切な媒体によって与えられる所望のプログラミングを実装するように構成された回路を備え得る。たとえば、処理回路402は、プロセッサ、コントローラ、たとえばソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む実行可能命令を実行するように構成された複数のプロセッサおよび/または他の構造、ならびに/あるいはハードウェア回路のうちの1つまたは複数として実装され得る。処理回路402の実施形態は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せなど、コンピューティング構成要素の組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。処理回路402のこれらの例は説明のためであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
通信インターフェース404は、アクセス端末400のワイヤレス通信を可能にするように構成される。通信インターフェース404は、少なくとも1つの送信機408および/または少なくとも1つの受信機410(たとえば、1つまたは複数の送信機/受信機チェーン)を含み得る。さらに、1つまたは複数のアンテナ412は通信インターフェース404に電気的に結合され得る。少なくとも1つの実装形態によれば、通信インターフェース404は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
記憶媒体406は、プロセッサ実行可能コードまたは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミングおよび/またはデータ、電子データ、データベース、あるいは他のデジタル情報を記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。記憶媒体406は、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体406は、読取り専用メモリ(たとえば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための他の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体406は、処理回路402が記憶媒体406から情報を読み取り、記憶媒体406に情報を書き込むことができるように処理回路402に結合され得る。代替として、記憶媒体406は処理回路402に一体化され得る。
アクセス端末400の1つまたは複数の特徴によれば、処理回路402は、本明細書において図1〜図3を参照しながら上記で説明した様々なアクセス端末(たとえば、アクセス端末104、AT1、AT2、AT3および/またはAT4)に関係するプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのいずれかまたはすべてを実行するように適応され得る。本明細書で使用する、処理回路402に関する「適応される」という用語は、様々な特徴に従って、処理回路402が、特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように構成、採用、実装、またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図5は、アクセス端末400などのアクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。図4と図5の両方を参照すると、ステップ502において送信を受信する。送信は、受信された送信の後に続く送信シーケンス中に送信するときにインジケータの第1の数に従うようにとの、アクセス端末400のための命令を含み得る。たとえば、ダウンリンク送信は、アクセスポイントからワイヤレス送信され得、通信インターフェース404を介して処理回路402によって受信され得る。命令は、アクセス端末400が送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する初期(または第1の)インジケータカウントを備え得る。上述のように、インジケータは空のバックオフスロットを備え得る。さらに、各空のバックオフスロットはフレーム間スペースの後にあり得る。
アクセス端末400は、さらに、初めに受信された送信中または別の送信中のいずれかで別の命令を受信し得る。他の命令は、アクセス端末が、先行する送信(たとえば、第2の送信)を送った後、およびアクセス端末が後続の送信(たとえば、第3の送信)を送ることを許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する継続(または第2の)インジケータカウントを備え得る(504)。たとえば、処理回路402は、通信インターフェース404を介して、アクセス端末が、先行する送信(たとえば、第2の送信)を送った後および後続の送信(たとえば、第3の送信)を送る前に待つように指定されるインジケータの数を指定する継続(または第2の)インジケータカウントを受信し得る。継続(または第2の)インジケータカウントは、共通送信チャネルを共有するすべてのアクセス端末について同じ値である。継続(または第2の)インジケータカウントは、アクセス端末400によって送られた送信の後に続く送信シーケンス中に送信するときにアクセス端末400が従うべき空のバックオフスロットの数を指定し得る。
送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために共有送信チャネルを監視する(506)。たとえば、処理回路402は、1つまたは複数の空のバックオフスロットを検出するために送信チャネルを監視し得る。(ステップ502において送信を受信した後に)初期(または第1の)インジケータカウントに等しい数のインジケータを検出すると、アクセス端末400は共有送信チャネル上で送信を送る(508)。たとえば、処理回路402は、初期(または第1の)インジケータカウントに一致する数のインジケータが検出されると、通信インターフェース404を介して送信を送り得る。
送信を送った後に、アクセス端末400は、1つまたは複数のインジケータを検出するために共有送信チャネルを再び監視する(510)。継続(または第2の)インジケータカウントに一致する数のインジケータが検出されると、共有送信チャネル上で第3の送信を送る(512)。たとえば、ステップ508において第1の送信を送った後、処理回路402は、継続(または第2の)インジケータカウントによって指定された数に等しい数のインジケータを検出するまで、インジケータを検出するために共有送信チャネルを監視し得る。継続(または第2の)インジケータカウントに一致する数のインジケータが検出されると、処理回路は、通信インターフェース404を介して別の送信を送り得る。一例では、アクセス端末は、アクセス端末が送信するアップリンクチャネル(たとえば、共有送信チャネル)とは別個のダウンリンクチャネル上でインジケータを受信し得る。
例示的なアクセスポイント
図6は、少なくとも1つの実装形態によるアクセスポイントの選択された構成要素を示すブロック図である。図示のように、アクセスポイント600は、通信インターフェース604と記憶媒体606とに結合された処理回路602を含み得る。
処理回路602は、データを取得し、処理しおよび/または送り、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路602は、少なくとも1つの実施形態において適切な媒体によって与えられる所望のプログラミングを実装するように構成された回路を備え得る。たとえば、処理回路602は、プロセッサ、コントローラ、たとえばソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む実行可能命令を実行するように構成された複数のプロセッサおよび/または他の構造、ならびに/あるいはハードウェア回路のうちの1つまたは複数として実装され得る。処理回路602の実施形態は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せなど、コンピューティング構成要素の組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。処理回路602のこれらの例は説明のためであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
通信インターフェース604は、アクセスポイント600のワイヤレス通信を可能にするように構成される。通信インターフェース604は、少なくとも1つの送信機608および/または少なくとも1つの受信機610(たとえば、1つまたは複数の送信機/受信機チェーン)を含み得る。さらに、1つまたは複数のアンテナ612は通信インターフェース604に電気的に結合され得る。少なくとも1つの実装形態によれば、通信インターフェース604は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
記憶媒体606は、プロセッサ実行可能コードまたは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミングおよび/またはデータ、電子データ、データベース、あるいは他のデジタル情報を記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。記憶媒体606は、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体606は、読取り専用メモリ(たとえば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための他の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体606は、処理回路602が記憶媒体606から情報を読み取り、記憶媒体606に情報を書き込むことができるように処理回路602に結合され得る。代替として、記憶媒体606は処理回路602に一体化され得る。
1つまたは複数の特徴によれば、処理回路602は、本明細書において図1〜図3を参照しながら上記で説明した様々なアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)に関係するプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのいずれかまたはすべてを実行するように適応され得る。本明細書で使用する、処理回路602に関する「適応される」という用語は、様々な特徴に従って、処理回路602が、特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように構成、採用、実装、またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図7は、アクセスポイント600などのアクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。図6と図7の両方を参照すると、共有(共通)送信チャネルを使用する複数のアクセス端末のための分散チャネルアクセスのためのシーケンスを識別する(702)。たとえば、送信チャネル上でアクティブに送信している複数のアクセス端末が識別され得る。処理回路602は、複数のアクセス端末のうちの各アクティブアクセス端末に特定の順序を割り当てるシーケンスを判断し得るかまたは受信し得る。すなわち、各アクセス端末は、送信機会中に送信するときにアクセス端末が従うべきインジケータのそれぞれの(または一意の)数を割り当てられる。
各それぞれのアクセス端末のための初期(または第1の)インジケータカウントを含む(第1の)送信をアクセス端末の各々に送り、初期(または第1の)インジケータカウントは、各アクセス端末が共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する(704)。たとえば、処理回路602は、通信インターフェース604を介して、各アクセス端末のための初期(または第1の)インジケータカウントを含むダウンリンク送信を送り得る。送信は、ブロードキャスト(またはグループ)送信またはユニキャスト送信のいずれかとして送られ得る。少なくとも1つの実装形態によれば、インジケータは空のバックオフスロットを備え得る。
アクセスポイント600は、さらに、初めに送られた送信中または別の送信中のいずれかで別の命令を送り得る。他の命令は、複数のアクセス端末のための継続(または第2の)インジケータカウントを備え得る(706)。たとえば、処理回路は、ステップ704において送られた初めの送信中に継続(または第2の)インジケータカウントを含め得る。継続(または第2の)インジケータカウントは、それぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に、継続(または第2の)インジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように各アクセス端末に命じ得る。継続(または第2の)インジケータカウントは、共通送信チャネルを共有するすべてのアクセス端末について同じ値である。
アクセス端末のそれぞれの初期(または第1の)インジケータカウントに従って順次にアクセス端末の各々から共有送信チャネル上で(戻り)送信を受信する(708)。たとえば、処理回路602は、通信インターフェース604を介して、共有送信チャネル上で複数のアクセス端末の各々からのアップリンク送信を受信し得る。複数の送信は、それぞれ、インジケータの発生数がアクセス端末のそれぞれの初期(または第1の)インジケータカウントに等しくなった後に各アクセス端末が送信を送信する、識別された順序で受信され得る。
図1、図2、図3、図4、図5、図6および/または図7に示した構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴または機能に再構成されおよび/または組み合わされ得、あるいはいくつかの構成要素、ステップ、または機能で実施され得る。また、本発明から逸脱することなく追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加され得る。図1、図4および/または図6に示した装置、デバイス、および/または構成要素は、図2、図3、図5および/または図7で説明した方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明する新規のアルゴリズムはまた、効率的にソフトウェアで実装されおよび/またはハードウェアに組み込まれ得る。
また、少なくともいくつかの実装形態について、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されたプロセスとして説明したことに留意されたい。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行してまたは同時に実行され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられ得る。プロセスは、その動作が完了すると終了する。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応する場合、その終了は呼び出し関数またはメイン関数への関数の復帰に対応する。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは記憶媒体あるいは(1つまたは複数の)他の記憶装置などの機械可読媒体に記憶され得る。プロセッサは必要なタスクを実行し得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む適切な手段を介してパス、フォワーディング、または送信され得る。
「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブルまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、ならびに(1つまたは複数の)命令および/またはデータを記憶、含有または担持することが可能な様々な他の非一時的媒体を含み得る。したがって、本明細書で説明する様々な方法は、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械および/またはデバイスによって実行され得る命令および/またはデータによって部分的にまたは完全に実装され得る。
本明細書に開示する例に関連して説明する方法またはアルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュール、または両方の組合せで、処理ユニット、プログラム命令、または他の指令の形で直接実施され得、単一のデバイスに含まれるかまたは複数のデバイスにわたって分散され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り、その記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関連して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
本明細書で説明する本発明の様々な特徴は、本発明から逸脱することなく様々なシステムで実装され得る。上記の実施形態は例にすぎず、本発明を限定するものと解釈すべきではないことに留意されたい。実施形態についての説明は、例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は、他のタイプの装置、ならびに多くの代替形態、修正形態、および変更形態に容易に適用できることが当業者には明らかであろう。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
共有送信チャネル上での分散送信を可能にするように適応されたアクセス端末であって、
ワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェースと、
前記通信インターフェースに結合された処理回路であって、
前記通信インターフェースを介して、第1のインジケータカウントを含む第1の送信を受信することであって、前記第1のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する、受信することと、
前記第1の送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記通信インターフェースを介して前記共有送信チャネル上で第2の送信を送ることとを行うように適応された処理回路とを備える、アクセス端末。
[C2]
前記通信インターフェースが、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応された、C1に記載のアクセス端末。
[C3]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C1に記載のアクセス端末。
[C4]
前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後にのみ発生する、C3に記載のアクセス端末。
[C5]
前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備える、C4に記載のアクセス端末。
[C6]
前記第1のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを許可される前に前記共有送信チャネル上で発生すべき空のバックオフスロットの数を指定する、C1に記載のアクセス端末。
[C7]
前記受信された第1の送信が第2のインジケータカウントをさらに含み、
前記アクセス端末が、先行する送信を送った後、後続の送信を送る前に、前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C1に記載のアクセス端末。
[C8]
前記処理回路が、
前記第2の送信を送った後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記通信インターフェースを介して第3の送信を送ることとを行うようにさらに適応された、C7に記載のアクセス端末。
[C9]
前記アクセス端末のための前記第2のインジケータカウントが、前記共有送信チャネル上で通信している1つまたは複数の他のアクセス端末のためのインジケータカウントと同じである、C7に記載のアクセス端末。
[C10]
前記第2のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを許可される前に前記共有送信チャネル上で発生すべき空のバックオフスロットの数を指定する、C7に記載のアクセス端末。
[C11]
前記処理回路が、
前記第1のインジケータカウントを含む前記第1の送信を受信したときに、ネットワーク割振りベクトル(NAV)をリセットするようにさらに適応された、C1に記載のアクセス端末。
[C12]
共有送信チャネル上での分散送信を可能にするための、アクセス端末上で動作可能な方法であって、
第1のインジケータカウントを含む第1の送信を受信することであって、前記第1のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する、受信することと、
前記第1の送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記共有送信チャネル上で第2の送信を送ることとを備える、方法。
[C13]
前記第1の送信を受信することが、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)上で前記第1の送信を受信することを備える、C12に記載の方法。
[C14]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C12に記載の方法。
[C15]
前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後にのみ発生する、C14に記載の方法。
[C16]
前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備える、C15に記載の方法。
[C17]
第2のインジケータカウントを受信することであって、前記第2のインジケータカウントは、先行する送信を送った後および前記アクセス端末が後続の送信を送ることを許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する、受信することをさらに備える、C12に記載の方法。
[C18]
前記第2の送信を送った後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に第3の送信を送ることとをさらに備える、C17に記載の方法。
[C19]
前記第1のインジケータカウントを含む前記第1の送信を受信したときに、ネットワーク割振りベクトル(NAV)をリセットすることをさらに備える、C12に記載の方法。
[C20]
共有送信チャネル上での分散送信を可能にするように適応されたアクセス端末であって、
第1のインジケータカウントを含む第1の送信を受信するための手段であって、前記第1のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する、受信するための手段と、
前記第1の送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視するための手段と、
前記第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記共有送信チャネル上で第2の送信を送るための手段とを備える、アクセス端末。
[C21]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C20に記載のアクセス端末。
[C22]
前記受信された第1の送信が第2のインジケータカウントをさらに含み、前記アクセス端末が、先行する送信を送った後および後続の送信を送る前に、前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C20に記載のアクセス端末。
[C23]
前記第2の送信を送った後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視するための手段と、
前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記共有送信チャネル上で第3の送信を送るための手段とをさらに備える、C22に記載のアクセス端末。
[C24]
共有送信チャネル上での分散送信を可能にするための、アクセス端末上で動作可能な1つまたは複数の命令であって、処理回路によって実行されたとき、前記処理回路に、
第1のインジケータカウントを含む第1の送信を受信することであって、前記第1のインジケータカウントは、前記アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータの数を指定する、受信することと、
前記第1の送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第1のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記共有送信チャネル上で第2の送信を送ることとを行わせる命令を備えるプロセッサ可読媒体。
[C25]
前記受信された第1の送信が第2のインジケータカウントをさらに含み、前記アクセス端末が、先行する送信を送った後、別の送信を送る前に、前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C24に記載のプロセッサ可読媒体。
[C26]
前記処理回路に、
前記第2の送信を送った後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを検出した後に、前記共有送信チャネル上で第3の送信を送ることとを行わせる1つまたは複数の命令をさらに備える、C25に記載のプロセッサ可読媒体。
[C27]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C24に記載のプロセッサ可読媒体。
[C28]
共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするように適応されたアクセスポイントであって、
ワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェースと、
前記通信インターフェースに結合された処理回路であって、
前記通信インターフェースを介して複数のアクセス端末に第1の送信を送ることであって、前記第1の送信が、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する、送ることと、
前記通信インターフェースを介して、各アクセス端末のための前記それぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に前記複数のアクセス端末の各々から前記共有送信チャネル上で戻り送信を受信することとを行うように適応された処理回路とを備える、アクセスポイント。
[C29]
前記通信インターフェースが、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応された、C28に記載のアクセスポイント。
[C30]
前記第1の送信がブロードキャスト送信またはユニキャスト送信のうちの1つを備える、C28に記載のアクセスポイント。
[C31]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C28に記載のアクセスポイント。
[C32]
前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後に発生する、C31に記載のアクセスポイント。
[C33]
前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備える、C32に記載のアクセスポイント。
[C34]
前記処理回路が、
前記第1の送信中に第2のインジケータカウントを含めるようにさらに適応され、各アクセス端末が、それぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に、前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C28に記載のアクセスポイント。
[C35]
前記第2のインジケータカウントが、前記複数のアクセス端末を備えるアクセス端末の数に等しいかまたはそれよりも大きい数を備える、C34に記載のアクセスポイント。
[C36]
前記第2のインジケータカウントが、前記複数のアクセス端末のすべてのアクセス端末について同じである、C34に記載のアクセスポイント。
[C37]
共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするための、アクセスポイント上で動作可能な方法であって、
複数のアクセス端末に第1の送信を送ることであって、前記第1の送信が、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する、送ることと、
各アクセス端末のための前記それぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に前記複数のアクセス端末の各々から前記共有送信チャネル上で戻り送信を受信することとを備える、方法。
[C38]
前記複数のアクセス端末に前記第1の送信を送ることが、ブロードキャスト送信またはユニキャスト送信のうちの1つを送ることを備える、C37に記載の方法。
[C39]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C37に記載の方法。
[C40]
前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネル上での送信がないフレーム間スペースの後に発生する、C39に記載の方法。
[C41]
前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、ポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)、または分散協調機能(DCF)フレーム間スペース(DIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備える、C40に記載の方法。
[C42]
前記第1の送信中に第2のインジケータカウントを含めることをさらに備え、前記第2のインジケータカウントは、各アクセス端末がそれぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に発生すべきインジケータの数を指定する、C37に記載の方法。
[C43]
前記第2のインジケータカウントが、前記複数のアクセス端末を備えるアクセス端末の数に等しいかまたはそれよりも大きい数を備える、C42に記載の方法。
[C44]
共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするように適応されたアクセスポイントであって、
複数のアクセス端末に第1の送信を送るための手段であって、前記第1の送信が、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する、送るための手段と、
各アクセス端末のための前記それぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に前記複数のアクセス端末の各々から前記共有送信チャネル上で戻り送信を受信するための手段とを備える、アクセスポイント。
[C45]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C44に記載のアクセスポイント。
[C46]
前記第1の送信中に第2のインジケータカウントを含めるための手段をさらに備え、各アクセス端末が、それぞれの先行する送信を送った後およびそれぞれの後続の送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C44に記載のアクセスポイント。
[C47]
共有送信チャネル上での複数のアクセス端末のための分散送信を可能にするための、アクセスポイント上で動作可能な1つまたは複数の命令であって、処理回路によって実行されたとき、前記処理回路に、
複数のアクセス端末に第1の送信を送ることであって、前記第1の送信が、各アクセス端末のためのそれぞれの第1のインジケータカウントを含み、各それぞれの第1のインジケータカウントは、各アクセス端末が前記共有送信チャネル上で送信することを最初に許可される前に発生すべきインジケータのそれぞれの数を指定する、送ることと、
各アクセス端末のための前記それぞれの第1のインジケータカウントに従って順次に前記複数のアクセス端末の各々から前記共有送信チャネル上で戻り送信を受信することとを行わせる命令を備えるプロセッサ可読媒体。
[C48]
インジケータが空のバックオフスロットを備える、C47に記載のプロセッサ可読媒体。
[C49]
前記処理回路によって実行されたとき、前記処理回路に、
前記第1の送信中に第2のインジケータカウントを含めることを行わせる1つまたは複数の命令をさらに備え、各アクセス端末が、先行する送信を送った後および後続の送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに等しい数のインジケータを待つように指定される、C47に記載のプロセッサ可読媒体。

Claims (33)

  1. アクセス端末であって、
    共有送信チャネルを介してワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェース、ここにおいて、複数のアクセス端末が前記共有送信チャネルを介して通信する、と、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路であって、
    前記通信インターフェースを介して、複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む第1の到来する送信中の特定の第1のインジケータカウントを受信すること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定する、と、
    前記第1の到来する送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
    前記特定の第1のインジケータカウントに基づいて前記1つまたは複数のインジケータを検出した後に、前記1つまたは複数のインジケータのカウントに応答して、前記通信インターフェースを介して第1の出てゆく送信を送ることと、
    後続の送信を送ることを許可される前に、前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出するように指定されること、ここにおいて、前記追加のインジケータは、先行する送信を送った後に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末の数より大きい、と、
    前記第1の出てゆく送信を送った後に、1つまたは複数の追加のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
    前記1つまたは複数の追加のインジケータのカウントに応答して、前記通信インターフェースを介して第2の出てゆく送信を送ることと、
    を行うように適応された処理回路と、
    を備える、アクセス端末。
  2. 前記通信インターフェースが、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11準拠ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を介してワイヤレス通信を可能にするように適応された、請求項1に記載のアクセス端末。
  3. インジケータが空のバックオフスロットを備える、請求項1に記載のアクセス端末。
  4. 前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネルを介して前記処理回路で検知される送信がないフレーム間スペースの後に発生する、請求項3に記載のアクセス端末。
  5. 前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)、またはポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)のうちの1つによって定義された時間間隔を備える、請求項4に記載のアクセス端末。
  6. 前記特定の第1のインジケータカウントは、前記処理回路が前記第1の出てゆく送信を送る前に、発生すべき空のバックオフスロットの第1の数を指定する、請求項1に記載のアクセス端末。
  7. 前記追加のインジケータの数が1であり、前記1つまたは複数の追加のインジケータが単一の追加のインジケータである、請求項1に記載のアクセス端末。
  8. 前記処理回路が、前記1つまたは複数の追加のインジケータの前記カウントが前記第2のインジケータカウントに等しいとき、前記第2の出てゆく送信を送るようにさらに適応された、請求項1に記載のアクセス端末。
  9. 前記第2のインジケータカウントが、前記複数のアクセス端末の少なくとも2つのアクセス端末に対応する、請求項1に記載のアクセス端末。
  10. 前記第2のインジケータカウントは、前記後続の送信より前に、発生すべき空のバックオフスロットの第2の数を指定する、請求項1に記載のアクセス端末。
  11. 前記処理回路が、前記第1の出てゆく送信を送ることの失敗に応答して、再試行のバックオフカウントを設定するようにさらに適応され、前記再試行のバックオフカウントは前記第2のインジケータカウントの値に設定される、請求項1に記載のアクセス端末。
  12. 前記処理回路が、前記第1の出てゆく送信を送ることの追加の失敗に応答して、前記再試行のバックオフカウントを増加するようにさらに適応される、請求項11に記載のアクセス端末。
  13. 前記処理回路が、前記第1の到来する送信の受信に応答して、ネットワーク割振りベクトル(NAV)をリセットするようにさらに適応された、請求項1に記載のアクセス端末。
  14. 前記インジケータの数が1であり、前記1つまたは複数のインジケータが、単一のインジケータである、請求項1に記載のアクセス端末。
  15. 前記処理回路が、前記1つまたは複数のインジケータの前記カウントが前記特定の第1のインジケータカウントに等しいとき、前記第1の出てゆく送信を送るようにさらに適応される、請求項1に記載のアクセス端末。
  16. 方法であって、
    共有送信チャネルを介して通信する複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末で複数の第1のインジケータカウントを含む第1の到来する送信中の特定の第1のインジケータカウントを受信すること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定する、と、
    前記第1の到来する送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
    前記特定の第1のインジケータカウントに基づいて前記1つまたは複数のインジケータを検出した後に、前記1つまたは複数のインジケータのカウントに応答して、前記共有送信チャネルを介して第1の出てゆく送信を送ることと、
    前記特定のアクセス端末で第2のインジケータカウントを受信すること、ここにおいて、前記第2のインジケータカウントは、先行する送信を送った後に、検出されるべき追加のインジケータの数を指定し、前記追加のインジケータは、後続の送信を送る前に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、と、
    前記第1の出てゆく送信を送った後に、1つまたは複数の追加のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
    前記1つまたは複数の追加のインジケータのカウントに応答して、第2の出てゆく送信を送ることと、
    を備える、方法。
  17. インジケータが空のバックオフスロットを備え、前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネルを介して前記特定のアクセス端末で検知される送信がないフレーム間スペースの後に発生する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記フレーム間スペースがポイント協調機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)によって定義された時間間隔を備える、請求項17に記載の方法。
  19. 装置であって、
    共有送信チャネルを介して複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む第1の到来する送信中の特定の第1のインジケータカウントを受信するための手段、ここにおいて、複数のアクセス端末が、前記共有送信チャネルを介して通信し、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定する、と、
    1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視するための手段、ここにおいて、前記1つまたは複数のインジケータは、前記第1の到来する送信の受信の後に検出される、と、
    前記特定の第1のインジケータカウントに基づいて前記1つまたは複数のインジケータを検出した後に、前記1つまたは複数のインジケータのカウントに応答して、前記共有送信チャネルを介して第1の出てゆく送信を送るための手段と、
    先行する送信を送った後に追加のインジケータを検出する手段、ここにおいて、前記第2のインジケータカウントは、後続の送信を送る前に検出されるべき前記追加のインジケータの数を指定し、および、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、と、
    1つまたは複数の追加のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視するための手段、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加のインジケータは、前記第1の出てゆく送信を送った後に検出される、と、
    前記1つまたは複数の追加のインジケータのカウントに応答して、前記共有送信チャネルを介して第2の出てゆく送信を送るための手段と、
    を備える、装置。
  20. プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    共有送信チャネルを介して通信する複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末で複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む第1の到来する送信中の特定の第1のインジケータカウントを受信すること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定する、と、
    前記第1の到来する送信を受信した後に、1つまたは複数のインジケータを検出するために前記共有送信チャネルを監視することと、
    前記特定の第1のインジケータカウントに基づいて前記1つまたは複数のインジケータを検出した後に、前記1つまたは複数のインジケータのカウントに応答して、前記共有送信チャネルを介して第1の出てゆく送信を送ることと、
    第2の出てゆく送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出し、前記追加のインジケータを前記第1の出てゆく送信を送った後に検出すること、ここにおいて、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、と、
    前記追加のインジケータのカウントに応答して、前記共有送信チャネルを介して第2の出てゆく送信を送ることと、
    を行わせる命令を備える非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  21. アクセスポイントであって、
    共有送信チャネルを介してワイヤレス通信を可能にするように適応された通信インターフェース、ここにおいて、複数のアクセス端末は、前記共有送信チャネルを介して通信する、と、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路であって、
    前記通信インターフェースを介して複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む出てゆく送信を前記複数のアクセス端末に送ること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記各アクセス端末について一意に指定し、前記複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末は、前記複数の第1のインジケータカウントのうちの特定の第1のインジケータカウントに基づいてインジケータの数を検出した後に、前記共有送信チャネルを介して戻り送信を送ることを許可される、と、
    前記通信インターフェースを介して、順次に前記複数のアクセス端末から複数の戻り送信を受信すること、ここにおいて、前記順次は、前記複数の第1のインジケータカウントに関連付けられている、と、
    ここにおいて、前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つの特定のアクセス端末が、後続の戻り送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出するように指定され、前記追加のインジケータは、先行する戻り送信が前記少なくとも1つの特定のアクセス端末によって送られた後に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、
    を行うように適応された処理回路と、
    を備える、アクセスポイント。
  22. 前記通信インターフェースが、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11準拠ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を介してワイヤレス通信を可能にするように適応された、請求項21に記載のアクセスポイント。
  23. インジケータが空のバックオフスロットを備え、前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネルを介して前記処理回路で検知される送信がないフレーム間スペースの後に発生する、請求項21に記載のアクセスポイント。
  24. 前記フレーム間スペースが、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)によって定義された時間間隔を備える、請求項23に記載のアクセスポイント。
  25. 前記処理回路が、前記特定のアクセス端末から特定の戻り送信を受信することに応答して、ショートフレーム間スペース(SIFS)によって定義された時間間隔の後に、前記特定のアクセス端末にブロック肯定応答を送るようにさらに適応される、請求項21に記載のアクセスポイント。
  26. 前記第1の送信シーケンスが、前記複数のアクセス端末から受信される1つまたは複数の戻り送信を備え、前記第2の送信シーケンスが、前記複数のアクセス端末から受信される1つまたは複数の後続の戻り送信を備え、戻り送信または後続の戻り送信は、前記送信のギャップの間は受信されない、請求項21に記載のアクセスポイント。
  27. 方法であって、
    アクセスポイントから、共有送信チャネルを介して通信する複数のアクセス端末に、複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む出てゆく送信を送ること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定し、前記複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末は、前記複数の第1のインジケータカウントのうちの特定の第1のインジケータカウントに基づいてインジケータの数を検出した後に、前記共有送信チャネルを介して戻り送信を送ることを許可される、と、
    前記アクセスポイントで、順次に前記複数のアクセス端末から前記共有送信チャネルを介して複数の戻り送信を受信すること、ここにおいて、前記順次は、前記複数の第1のインジケータカウントに関連付けられている、と、
    ここにおいて、前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つの特定のアクセス端末が、後続の戻り送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出するように指定され、前記追加のインジケータは、先行する戻り送信が前記少なくとも1つの特定のアクセス端末によって送られた後に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、
    を備える、方法。
  28. 前記複数のアクセス端末に前記出てゆく送信を送ることが、ブロードキャスト送信またはユニキャスト送信のうちの1つを送ることを備える、請求項27に記載の方法。
  29. インジケータが空のバックオフスロットを備え、前記空のバックオフスロットは、前記共有送信チャネルを介して前記アクセスポイントで検知される送信がないフレーム間スペースの後に発生する、請求項27に記載の方法。
  30. 前記フレーム間スペースが、ショートフレーム間スペース(SIFS)によって定義された時間間隔を備える、請求項29に記載の方法。
  31. 装置であって、
    共有送信チャネルを介して通信する複数のアクセス端末に複数の第1のインジケータカウントと第2のインジケータカウントとを含む出てゆく送信を送るための手段、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定し、前記複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末は、前記複数の第1のインジケータカウントのうちの特定の第1のインジケータカウントに基づいてインジケータの数を検出した後に、前記共有送信チャネルを介して戻り送信を送ることを許可される、と、
    順次に前記複数のアクセス端末から前記共有送信チャネルを介して複数の戻り送信を受信するための手段、ここにおいて、前記順次は、前記複数の第1のインジケータカウントに関連付けられている、と、
    ここにおいて、前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つのアクセス端末が、後続の戻り送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出するように指定され、前記追加のインジケータは、先行する戻り送信が前記少なくとも1つの特定のアクセス端末によって送られた後に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、
    を備える、装置。
  32. プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    共有送信チャネルを介して通信する複数のアクセス端末に複数の第1のインジケータカウントを含む第1の出てゆく送信を送ること、ここにおいて、前記複数の第1のインジケータカウントの各々は、前記複数のアクセス端末の各アクセス端末によって検出されるべきインジケータの数を前記複数のアクセス端末の各アクセス端末について一意に指定し、前記複数のアクセス端末のうちの特定のアクセス端末は、前記複数の第1のインジケータカウントのうちの特定の第1のインジケータカウントに基づいてインジケータの数を検出した後に、前記共有送信チャネルを介して戻り送信を送ることを許可される、と、
    順次に前記複数のアクセス端末から前記共有送信チャネルを介して複数の戻り送信を受信すること、ここにおいて、前記順次は、前記複数の第1のインジケータカウントに関連付けられている、と、
    前記共有送信チャネルを介して第2のインジケータカウントを含む第2の出てゆく送信を送ること、ここにおいて、前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つのアクセス端末が、後続の戻り送信を送る前に前記第2のインジケータカウントに基づいて追加のインジケータの数を検出するように指定され、前記追加のインジケータは、前記少なくとも1つのアクセス端末が先行する戻り送信を送った後に検出され、前記第2のインジケータカウントは、第1の送信シーケンスと第2の送信シーケンスとの間の送信ギャップを定義するように前記複数のアクセス端末のアクセス端末数より大きい、と、
    を行わせる命令を備える非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  33. インジケータが空のバックオフスロットを備える、請求項32に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
JP2015083446A 2010-10-07 2015-04-15 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること Expired - Fee Related JP6377565B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/899,668 US8576809B2 (en) 2010-10-07 2010-10-07 Facilitating distributed channel access for a plurality of access terminals transmitting in a wireless communication environment
US12/899,668 2010-10-07

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013532982A Division JP5905474B2 (ja) 2010-10-07 2011-10-07 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017038553A Division JP2017139774A (ja) 2010-10-07 2017-03-01 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015173455A JP2015173455A (ja) 2015-10-01
JP6377565B2 true JP6377565B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=44991036

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013532982A Expired - Fee Related JP5905474B2 (ja) 2010-10-07 2011-10-07 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること
JP2015083446A Expired - Fee Related JP6377565B2 (ja) 2010-10-07 2015-04-15 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること
JP2017038553A Withdrawn JP2017139774A (ja) 2010-10-07 2017-03-01 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013532982A Expired - Fee Related JP5905474B2 (ja) 2010-10-07 2011-10-07 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017038553A Withdrawn JP2017139774A (ja) 2010-10-07 2017-03-01 ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8576809B2 (ja)
EP (1) EP2625918B1 (ja)
JP (3) JP5905474B2 (ja)
KR (1) KR101551875B1 (ja)
CN (1) CN103155679B (ja)
WO (1) WO2012048255A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10212086B2 (en) 2013-08-28 2019-02-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for target transmission duration in multiple user uplink
US9755795B2 (en) 2013-12-18 2017-09-05 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for WLAN OFDMA design of subcarrier groups and frame format
US9936502B2 (en) 2013-12-18 2018-04-03 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for OFDMA resource management in WLAN
TWI526106B (zh) * 2014-06-06 2016-03-11 財團法人工業技術研究院 基地台與無線網路排程方法
EP3354099A1 (en) * 2015-09-24 2018-08-01 Intel IP Corporation Systems, methods and devices for sharing a wireless medium using listen before talk
JP6555779B2 (ja) 2015-12-28 2019-08-07 日本電波工業株式会社 Atカット水晶片及び水晶振動子
EP3752563B1 (en) * 2018-02-14 2023-10-11 Basf Se Polyamide composition for liquid-assisted injection moulding applications

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442821B1 (ko) * 2001-09-20 2004-08-02 삼성전자주식회사 대기수 제어 기반의 데이터 전송방법
US8762551B2 (en) * 2002-07-30 2014-06-24 Intel Corporation Point coordinator delegation in a wireless network
US7496081B2 (en) * 2004-05-05 2009-02-24 Nokia Corporation Adaptive beacon period in a distributed network
WO2006050140A2 (en) * 2004-10-28 2006-05-11 The Regents Of The University Of California Dynamic adaptation for wireless communications with enhanced quality of service
CN101171813B (zh) * 2005-05-12 2012-07-18 皇家飞利浦电子股份有限公司 无线网格网络的分布式媒体访问协议
US20070293218A1 (en) 2006-05-22 2007-12-20 Qualcomm Incorporated Collision avoidance for traffic in a wireless network
ATE434363T1 (de) * 2006-08-22 2009-07-15 Research In Motion Ltd Vorrichtung und verfahren zur einstellung der anzahl von paging-indikatoren pro paging, die in einer quick-page-nachricht enthalten sind
US7801104B2 (en) * 2006-10-26 2010-09-21 Hitachi, Ltd. System and method for reducing packet collisions in wireless local area networks
BRPI0721833A2 (pt) * 2007-06-22 2013-04-02 Thomson Licensing mÉtodo e aparelho para acesso Á mÍdia em redes com base em disputa
US8144676B2 (en) * 2007-09-04 2012-03-27 Conexant Systems, Inc. Network allocation
US8571003B2 (en) * 2008-02-21 2013-10-29 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Timeslot sharing protocol for wireless communication networks
JP5173526B2 (ja) * 2008-03-28 2013-04-03 株式会社東芝 無線システム、無線基地局および無線端末
US8179867B2 (en) * 2008-05-09 2012-05-15 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for transmission opportunity in mesh network
US8189526B2 (en) * 2009-03-06 2012-05-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for shared communication medium in wireless communication systems
CN105846981B (zh) * 2010-01-08 2019-03-26 交互数字专利控股公司 一种wtru及用于建立时间提前量的方法
US8619786B2 (en) * 2010-10-20 2013-12-31 Qualcomm Incorporated Facilitating distributed channel access for transmissions in a wireless communication environment

Also Published As

Publication number Publication date
EP2625918B1 (en) 2018-04-11
KR101551875B1 (ko) 2015-09-09
WO2012048255A1 (en) 2012-04-12
CN103155679A (zh) 2013-06-12
KR20130079579A (ko) 2013-07-10
CN103155679B (zh) 2017-02-15
JP2017139774A (ja) 2017-08-10
JP2013546232A (ja) 2013-12-26
JP2015173455A (ja) 2015-10-01
US20120087348A1 (en) 2012-04-12
JP5905474B2 (ja) 2016-04-20
US8576809B2 (en) 2013-11-05
EP2625918A1 (en) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6377565B2 (ja) ワイヤレス通信環境において送信する複数のアクセス端末ための分散チャネルアクセスを可能にすること
JP5985544B2 (ja) ワイヤレス通信環境において動作するアクセス端末のチャネルアクセスを可能にするために低減競合期間を実装するための方法およびデバイス
US8619786B2 (en) Facilitating distributed channel access for transmissions in a wireless communication environment
JP5807317B2 (ja) 無線通信システムの競合管理のためのシステムおよび方法
US9088873B2 (en) Method for allocating group address in wireless local network area, method for transmitting response request frame and response frame in plurality of stations, and method for transmitting data using group address
JP4563882B2 (ja) 無線lanシステムおよびその通信方法
CN113676298B (zh) 多链路通信方法及相关装置
JP5819542B2 (ja) マルチアクセス通知システムにおける動的チャネル再利用
RU2670605C9 (ru) Система и способ для обозначения типа ответного кадра
CN104247551B (zh) 用于基本服务集关联的系统和方法
JP2018515020A (ja) ワイヤレスネットワークにおける衝突を低減するためのシステムおよび方法
JP6883213B6 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2009278622A (ja) 混合無線ネットワークにおける制御信号オーバヘッドの減少方法と装置
EP3998830B1 (en) Communication method, apparatus, computer-readable medium and electronic device
WO2020107348A1 (zh) 非授权频谱中的通信方法、装置及系统
US9584433B2 (en) Data transmission method and apparatus
WO2017031645A1 (zh) 一种退避方法、传输消息方法及装置
WO2017036258A1 (zh) 竞争接入方法、竞争接入装置、站点及竞争接入系统
WO2023165450A1 (zh) 一种通信方法和通信装置
WO2021139793A1 (zh) 信道接入方法及相关产品
JP6707566B2 (ja) 下位層におけるパケットクエリ−応答トランザクションのサポート
CN118540013A (zh) 通信方法及装置、计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170301

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170309

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6377565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees