JP2009272662A - 通信基地局装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の通信フレームをあらかじめ設定されたタイミング通りに送信することができる通信基地局装置、及び、この通信基地局装置を含む通信システムを提供する。
【解決手段】あらかじめ決められている一定時間以上、通信メディアに通信フレームが存在しない場合に、通信端末STA2から通信基地局装置AP1への所定の通信フレームの送信が可能になる通信システムに使用される通信基地局装置AP1であって、制御部は、ビーコンフレームB1の直前のダミーフレームD1がビーコンフレームB1の送信タイミング(時刻t2)の一定時間p1前の時点(時刻t1)に送信を完了するように、1又は複数個の第2の通信フレームD1を通信部から送信させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、あらかじめ決められている一定時間以上、通信メディアに通信フレームが存在しない場合に、通信端末又は通信基地局装置からの所定の通信フレームの送信が可能になる通信システム、及び、この通信システムの一部を構成する通信基地局装置に関するものである。
IEEE802.11規格に従う無線ネットワークは、有線ネットワークにおける配線の煩わしさを取り除き、無線端末のレイアウトを柔軟に変更することができる等の利点を有することから、近年、企業や家庭内において広く普及している。IEEE802.11規格に従う無線ネットワークにおいては、主に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、衝突回避機能付きキャリア感知多重アクセス)方式により無線メディアへのアクセス制御が行われる。CSMA/CA方式は、キャリア(搬送波)検出に基づいて多重アクセスを行う接続方式であり、無線端末は、他の無線端末の通信フレーム送信が行われていないことを確認してから、自端末の通信フレーム送信を開始することで、通信フレームの衝突を回避する。無線端末は、無線メディアの状態を監視し、あらかじめ決められている一定時間以上、無線メディアに送信信号が存在しない場合に、通信フレームの送信を行う。
また、IEEE802.11規格に従う無線ネットワークにおいては、通信基地局装置は、ネットワーク情報を含むビーコンフレームを定期的にブロードキャストする。ビーコンフレームには、ビーコンフレームの送信周期を示すパラメータが含まれるため、無線端末は、ネットワークに接続する際にビーコンフレームを受信することで、ビーコン周期を知ることができる。
さらに、ビーコンフレームは電力管理に関する情報も含んでおり、省電力モードで動作する無線端末は、自端末宛のデータが通信基地局装置にバッファされているか否かを知ることができる。省電力モードで動作する無線端末の状態として、ドーズ(Doze)状態(送受信不能状態)とアウェイク(Awake)状態(送受信可能状態)とがある。無線端末は、Doze状態では、情報の送受信はできないが、通常動作モードよりも低い消費電力で動作し、Awake状態では、情報の送受信はできるが、無線端末の通常動作時における消費電力よりも低く、Doze状態より多くの電力を消費する。省電力モードで動作する無線端末は、定期的にDoze状態とAwake状態とを繰り返し、例えば、ビーコン周期の数回に1回の割合でAwake状態となってビーコンフレームを受信し、自端末宛のデータが存在するか否かを確認する。無線端末は、この確認の結果、自端末宛のデータが存在する場合には、引き続きAwake状態のまま受信処理を行い、その後Doze状態に遷移し、また、自端末宛のデータが存在しない場合には、ビーコンフレーム受信後はすぐにDoze状態に遷移し、できるだけ電力消費量が少ないDoze状態を維持する。
特開2006−310909号公報(特許文献1)には、省電力モードで動作している無線端末において、ビーコンフレームの到着遅れ時間を推定し、推定した遅れ時間に基づいて無線端末のAwake状態からDoze状態へ遷移する時間を決定することで、無線端末の電力消費を抑えつつ、ビーコンフレームを確実に受信する方法が開示されている。
特開2006−310909号公報
無線システムにおいては、無線メディアの状態により、通信フレームの送信があらかじめ設定されたタイミングよりも遅れてしまう場合がある。CSMA/CA方式で無線メディアへのアクセスを行う場合、あらかじめ決められている一定時間以上、無線メディア上に送信信号が存在しない場合にのみ、通信フレームの送信が可能である。このため、通信フレームを送信しようとした際に他の無線端末が通信フレームの送信を行っていた場合には、その送信が完了するまで待つ必要があり、通信フレームの送信は、あらかじめ設定されたタイミングよりも遅れてしまうという問題がある。
また、IEEE802.11規格等におけるビーコンフレームを考えた場合、省電力モードで動作する無線端末は、自端末宛のデータがあるか否かを確認するために、例えば、ビーコン周期の数回に1回の割合でビーコンフレームを受信しようとし、受信動作を行うためにAwake状態に遷移し、受信が完了するまではAwake状態を維持する。無線端末は、あらかじめ設定されたビーコンフレームの送信タイミングに合わせてAwake状態へと遷移するため、ビーコンフレームの送信が遅れれば、その遅れた時間分だけAwake状態を維持する時間が長くなり、結果として消費電力が増大してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、特定の通信フレームをあらかじめ設定されたタイミング通りに送信することができる通信基地局装置、及び、この通信基地局装置によって通信端末における消費電力を削減することができる通信システムを提供することにある。
本発明の通信基地局装置は、あらかじめ決められている一定時間以上、通信メディアに通信フレームが存在しない場合に、通信端末又は通信基地局装置からの所定の通信フレームの送信が可能になる通信システムに使用される前記通信基地局装置であって、第1の通信フレームと、前記第1の通信フレームに対応する1又は複数個の第2の通信フレームとを生成する通信フレーム生成手段と、前記第1の通信フレーム及び1又は複数個の前記第2の通信フレームを送信する通信手段と、前記第1の通信フレームを前記通信手段からあらかじめ設定された送信タイミングで送信させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第1の通信フレームの直前の前記第2の通信フレームが前記第1の通信フレームの送信タイミングの一定時間前に送信を完了するように、前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームを前記通信手段から送信させることを特徴としている。
また、本発明の通信システムは、前記通信基地局装置と、前記通信基地局装置と通信する通信端末とを有することを特徴としている。
本発明の通信基地局装置によれば、第2の通信フレームの送信によって第1の通信フレームをあらかじめ設定されたタイミング通りに送信することができるという効果を得ることができる。
また、本発明の通信システムによれば、通信基地局装置が第1の通信フレームをあらかじめ設定されたタイミング通りに送信することができることに加え、第1の通信フレームを受信する通信端末における消費電力を削減することができるという効果を得ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成を概略的に示す図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る通信システムは、通信基地局装置(アクセスポイント)AP1(後述する実施の形態2においては、AP2)と、通信基地局装置AP1との間で情報を送受信する通信端末(以下の説明においては、通信端末が無線端末である場合を説明する。ただし、本発明は、通信端末が有線通信を行なう有線端末である場合にも適用可能である。)STA1及びSTA2とを有している。実施の形態1に係る通信システムは、例えば、IEEE802.11規格に従うインフラストラクチャモードの無線ネットワークからなるシステムである。実施の形態1に係る通信システムは、あらかじめ決められている(すなわち、システムに適用される規定が定める)一定時間以上、通信メディア(以下の説明においては、通信メディアが無線メディアである場合を説明する。ただし、本発明は、通信目メディアが有線メディアである場合にも適用可能である。)に通信フレームが存在しない場合に、通信基地局装置又は無線端末からの所定の通信フレームの送信が可能になる通信システムである。通信基地局装置AP1は、無線端末STA1又はSTA2との間で通信フレームを送受信する。通信基地局装置AP1は、あらかじめ決められた一定の時間間隔でビーコンフレーム(第1の通信フレーム)を送信し、無線ネットワーク内の無線端末STA1及びSTA2の制御を行う。実施の形態1においては、通信基地局装置AP1があらかじめ設定されタイミングで送信する通信フレームがビーコンフレームである場合を説明するが、本発明はこのような形態に限定されず、通信基地局装置AP1があらかじめ設定されたタイミングで送信する通信フレームは、ビーコンフレーム以外の通信フレームであってもよい。なお、図1には2台の無線端末STA1及びSTA2が示されているが、無線端末の台数は2台に限定されない。
図2は、実施の形態1に係る通信基地局装置(すなわち、図1に示される通信基地局装置)AP1(後述する実施の形態2においては、AP2)の構成を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、通信基地局装置AP1は、通信手段としての通信部11と、制御手段としての制御部12と、通信フレーム生成手段としての通信フレーム生成部13とを有している。通信部11は、無線端末からのフレーム信号の受信や、自装置内で生成した通信フレームの送信を行う。制御部12は、受信した通信フレームの解析や通信プロトコルに基づく通信手順の制御や、フレーム生成部13で生成した通信フレームの送信タイミングの制御などを行う。実施の形態1に係る通信基地局装置AP1は、通信フレーム生成部13によって生成されたビーコンフレームを、通信部11からあらかじめ設定された送信タイミングで送信する。また、実施の形態1に係る通信基地局装置AP1においては、制御部12は、通信フレーム生成部13によって生成された第2の通信フレームとしてのダミーフレームを、この直後に送信されるビーコンフレームの送信タイミングの一定時間前に送信を完了するように、通信部11から送信させる。
図3は、図1に示される無線端末STA1(又はSTA2)の構成を概略的に示すブロック図である。図3に示されるように、無線端末STA1(又はSTA2)は、端末用通信手段としての通信部21と、端末用制御手段としての制御部22と、通信フレーム生成部23とを有している。通信基地局装置AP1からブロードキャストされるビーコンフレームは、ビーコンフレームの送信周期を示すパラメータが含まれるため、無線端末STA1(又はSTA2)は、無線ネットワークに接続する際にビーコンフレームを受信することで、ビーコン周期を知ることができる。また、ビーコンフレームは電力管理に関する情報も含んでおり、省電力モードで動作する無線端末STA1(又はSTA2)は、自端末宛のデータが通信基地局装置にバッファされているか否かを知ることができる。省電力モードで動作する無線端末は、定期的にDoze状態とAwake状態とを繰り返し、例えば、ビーコン周期の数回に1回の割合でAwake状態となってビーコンフレームを受信し、自端末宛のデータが存在するか否かを確認する。無線端末STA1(又はSTA2)は、この確認の結果、自端末宛のデータが存在する場合には、引き続きAwake状態のまま受信処理を行い、その後Doze状態に遷移し、また、自端末宛のデータが存在しない場合には、ビーコンフレーム受信後はすぐにDoze状態に遷移し、できるだけ電力消費量が少ないDoze状態を維持する。
通信基地局装置AP1は、自身が管理する無線ネットワークに接続している無線端末STA1(又はSTA2)が省電力モードにあるか通常動作モードにあるかを把握しており、省電力モードの無線端末宛の通信フレームをバッファし、省電力モードの無線端末からAwake状態になったことを示す通知を受け取ると、その無線端末宛の通信フレームを送信する。また、通信基地局装置AP1は、所定の間隔でビーコンフレームを送信する。ビーコンフレーム中には、省電力モードの無線端末宛のデータをバッファしていることを示す情報(TIM)が含まれる。
省電力モードの無線端末は、自端末宛のデータが通信基地局装置AP1にバッファされているか否かを確認するために、通信基地局装置AP1からのビーコンフレームが送信されるタイミングでAwake状態となる。実施の形態1においては、説明の簡略化のために、通信基地局装置AP1から送信されるビーコンフレーム毎に省電力モードの無線端末がDoze状態からAwake状態になる場合を説明しているが、無線端末は必ずしもビーコンフレーム毎にAwake状態になる必要はなく、あらかじめ決められている個数のビーコンフレーム毎にDoze状態からAwake状態になるようにしてもよい。
図4は、他の無線端末STA2から送信される通信フレームF11により通信基地局装置AP1から送信されるビーコンフレームの送信タイミングが遅れて無線端末STA1のAwake状態A11が長くなる場合(比較例)を示す図である。図4において、横軸は時間の流れを示す。図4に示されるように、他の無線端末STA2がフレームF11を送信したため、本来の送信タイミング(時刻t11)で通信基地局装置AP1が送信すべきビーコンフレームB11xは時間p11だけ遅れたタイミング(時刻t12)でビーコンフレームB11として送信される。ビーコンフレームB11は、あらかじめ設定されたタイミング(時刻t11)より時間p11のずれがあったため、無線端末STA1のAwake状態A11は、ビーコンフレームB11を受信するために長くなり、通常のAwake状態(例えば、A12)よりも時間p11分長くなる。すなわち、ビーコンフレームB11の送信タイミング(時刻t12)が、本来の送信タイミング(時刻t11)から遅延した送信タイミング(時刻t12)までずれることで、無線端末STA1は長くAwake状態を維持する必要があり、結果として無線端末STA1の消費電力が増大することになる。
図5は、実施の形態1に係る通信基地局装置AP1から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。図5において、横軸は時間の流れを示す。図5に示されるように、実施の形態1に係る通信基地局装置AP1は、あらかじめ設定されたタイミングでビーコンフレーム(例えば、B1,B2,…)を送信し、無線端末STA1は、省電力モードで動作しており、通信基地局装置AP1が送信するビーコンフレームB1(又はB2)を受信するべく、Doze状態からAwake状態A1(又はA2)となる。無線端末STA2は、通信基地局装置AP1に接続している無線端末、又は、通信基地局装置AP1と同じ無線チャンネルで動作している無線端末、又は、他の通信基地局装置である。
図5において、通信基地局装置AP1は、所定のタイミングでビーコンフレーム(例えば、B1,B2,…)を送信するが、仮に、ビーコンフレームの送信予定タイミングの前にビーコンフレームの送信予定時間に重なるように無線端末STA2がフレームF1xを送信すると、図4で説明したように、ビーコンフレームB1の実際の送信タイミングに遅れが発生する。このため、実施の形態1に係る通信基地局装置AP1は、図5に示されるように、ビーコンフレームB1の直前の他の端末からのフレーム送信をブロックするためのダミーフレームD1(ビーコンフレームB2についてはダミーフレームD2)を送信する。ダミーフレームD1(又はD2)は、ビーコンフレームB1(又はB2)の送信開始時点(時刻t2)よりもビーコンフレームB1(又はB2)の送信が開始可能な最小時間(時間p1)前の時点(時刻t1)に送信を完了するように送信する。このとき通信基地局装置AP1は、他の無線端末STA2が通信フレームを送信中か否かにかかわらず、すなわち、無線メディアが一定時間以上未使用の状態か否かにかかわらず、ダミーフレームD1の送信を行う。IEEE802.11規格においては、ビーコンフレームB1(又はB2)は無線メディアが未使用になったタイミングから、ランダムバックオフ時間BOとDIFS時間とを合計した時間(すなわち、BO+DIFS)が経過した後に、送信可能であるため、ダミーフレームの送信が、ビーコンフレームB1の送信タイミング(時刻t2)より、通信システムに適用されている規格によって決められている最大ランダムバックオフ時間BOとDIFS時間とを合計した時間(すなわち、BO+DIFS)だけ前の時点(時刻t1)で送信を完了するようにする必要がある。
また、IEEE802.11e規格においては、特定のフレームに対する優先度を設定できる。このため、ビーコンフレームに特定の優先度設定を行った場合には、その優先度設定に従って、最大ランダムバックオフ時間BOとAIFS(Arbitration InterFrame Space)時間とを合計した時間(すなわち、BO+AIFS)だけ前の時点で、送信を完了するようにする必要がある。また、ダミーフレームは、他の無線端末STA2との通信を目的とせず、他の無線端末STA2がダミーフレームを正常に受信したか否かを通信基地局装置AP1が確認する必要はないため、ダミーフレームをブロードキャストとして送信することもできる。
図6は、通信基地局装置AP1から送信されるダミーフレームD21の送信時間が短いために、無線端末STA2から送信される通信フレームF21によりビーコンフレームB21xの送信タイミングが遅れてビーコンフレームB21となる場合を示す図である。図6において、横軸は時間の流れを示す。図6において、B21xは、あらかじめ設定されたタイミングで送信できなかったビーコンフレームを示し、B21は、あらかじめ設定されたタイミング(時刻t24)より送れて送信されたビーコンフレームを示し、D21は、ダミーフレームを示し、A21,A22は、無線端末STA1がAwake状態であることを示し、F21は、無線端末STA2が送信した通信フレームを示す。図6に示されるように、送信ブロック用のダミーフレームD21の送信時間が短い場合、無線端末STA2は、ダミーフレームD21の送信開始時点(時刻t22)よりも早い時点(時刻t21)から通信フレームF21を送信することができる。この場合、無線端末STA2は、通信フレームF21の送信が完了(時刻t23)するまで無線メディアを使用している。そのため、通信基地局装置AP1は、所定のタイミング(時刻t24)でビーコンフレームB21xを送信することができず、通信フレームF21の送信完了(時刻t23)後、時間p2だけ遅れた時点(時刻t25)からビーコンフレームB21を送信することになる。
図7は、通信基地局装置から送信されるダミーフレームの送信時間が十分長いために、無線端末STA2から送信される通信フレームによりビーコンフレームの送信タイミングが遅れない場合(すなわち、実施の形態1に係る通信基地局装置)に通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。図7において、横軸は時間の流れを示す。図7に示されるように、ダミーフレームD1として、送信開始から送信完了までの時間が、無線通信の規定であらかじめ決められている最長時間p3のフレームを送信するようにすれば、ダミーフレームD1より先に送信される通信フレームF1については、ダミーフレームD1の送信完了より早く送信が完了するため、ビーコンフレームB1の所定のタイミングでの送信を阻害されることはない。また、ダミーフレームD1の送信開始よりも後に送信開始が予定されている通信フレームF2については、通信フレームF2を送信しようとする際に、すでにダミーフレームD1が無線メディアを使用しており、無線端末STA2はダミーフレームD1の送信が完了するまではフレームを送信することができない。このため、この場合もビーコンフレームB1は所定の送信タイミングにて送信可能となる。図7の通信フレームF1のようにダミーフレームD1の送信開始より先に送信を開始した通信フレームについては、ビーコン送信タイミングより先に送信を完了する。また、ダミーフレームは、必ずしも、送信時間があらかじめ決められている最長時間になる通信フレームとする必要はない。
図8は、実施の形態1の変形例に係る通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。図8において、横軸は時間の流れを示す。図8の例においては、通信基地局装置AP1の制御部12は、無線メディアに通信フレームF1bが存在する場合、この通信フレームF1bの送信完了時刻t3を予測して、予測された通信フレームF1bの送信完了時刻t3に基づいてダミーフレームD1aの送信開始時刻を決定する。例えば、図8に示されるように、通信システムに適用されている規定によって決められている通信フレームの最長の送信時間p3より前に、通信フレームF1bの送信が開始された場合、通信基地局装置AP1は、通信フレームF1bのヘッダを解析することによって通信フレームF1bの送信完了時間を計算することができる。通信フレームF1bの送信完了(時刻t3)の後、通信基地局装置AP1は、ビーコンフレームB1の送信が開始時刻(時刻t2)よりもビーコンフレームB1の送信が可能な最小時間(時間p1)前の時点(時刻t1)に送信を完了するよう、ビーコンフレームB1の直前のフレーム送信をブロックするためのダミーフレームD1aのフレーム長p4を設定して、ダミーフレームD1aを送信する。このように、ビーコンフレームB1の直前のフレーム送信をブロックするためのダミーフレームD1aを送信すれば、通信フレームF1bの送信を阻害することなく、ビーコンフレームB1を所定の送信タイミング(時刻t2)で送信可能となる。
以上に説明したように、実施の形態1に係る通信基地局装置AP1及び通信システムによれば、通信基地局装置AP1が、無線通信におけるビーコンフレームB1,B2,…のように、あらかじめ設定されたタイミングで送信される第1の通信フレームを送信する際に、その第1の通信フレームの送信のタイミングと重なって送信される他の通信フレームをブロックするダミーフレーム(第2の通信フレーム)D1,D2,…を、あらかじめ設定されたタイミング(例えば、図7の時刻t2)で送信する第1の通信フレームの一定時間(例えば、図7の期間p1)前の時点(例えば、図7の時刻t1)に送信完了するように送信することによって、あらかじめ設定されたタイミング(例えば、図7の時刻t2)で第1の通信フレームを送信することができる。
なお、上記説明においては、省電力モードで動作し、ビーコンフレームのようにあらかじめ設定されたタイミングで送信される第1の通信フレームを受信するためにAwake状態に遷移する無線端末STA1において、通信基地局装置AP1があらかじめ設定されたタイミング(例えば、図7の時刻t2)から遅延せずに第1の通信フレームを送信するようにすることで、第1の通信フレームの送信遅延による省電力モードにおけるAwake状態の時間が延長される事態(例えば、図4のA11,図6のA21)を回避し、消費電力を削減することができる。
また、上記説明においては、IEEE802.11規格に従う通信システムの場合を説明したが、本発明はこのような形態には限定されず、CSMA方式により通信メディアへのアクセスを行う通信システム、例えば、Ethernet(登録商標)のようなネットワークにも適用可能である。
実施の形態2.
以下に、図1乃至3、図9、及び図10を参照して、本発明の実施の形態2に係る通信システム及び通信基地局装置AP2を説明する。上記実施の形態1においては、通信基地局装置AP1からビーコンフレームB1,B2,…を、通信システムに適用された無線通信の規定によって決められている所定の周期で送信するために送信するダミーフレームD1,D2,…の送信時間は、無線端末から1つの通信フレームが送信されることをブロックするように決定されていた。これに対し、実施の形態2に係る通信システム及び通信基地局装置AP2においては、ダミーフレームの送信時間は、通信の1シーケンスの送信をブロックするように決定されている。
図9は、IEEE802.11規格に従う通信シーケンスとして、データフレームDFと確認応答(ACK)フレームとを含むDATA−ACKシーケンスSEを示す図である。図9に示されるように、無線端末STA2がデータフレームDFを送信し、通信基地局装置AP2でデータフレームDFをエラーなく受信すると、通信基地局装置AP2は、無線端末STA2のデータフレームDFの送信完了からSIFS(Short IFS)時間待ってACKフレームを送信する。この場合、通信の1シーケンスの開始(時刻t31)から完了(時刻t32)までに要する時間p30は、データフレームDFの送信時間p31と、SIFS時間p32と、ACKフレームの送信時間p33とを合計した時間になる。
図10は、実施の形態2に係る通信基地局装置AP2から送信されるビーコンフレームB1及び複数個のダミーフレームD1a,D1b、並びに、無線端末の状態を示す図である。図10を用いて、実施の形態2における、通信基地局装置AP2がDATA−ACKシーケンスSE2xをブロックする複数個のダミーフレームを送信する動作について説明する。図10において、横軸は時間の流れを示す。図10において、B1は、ビーコンフレームを示し、D1a及びD1bは、他の無線端末からの送信をブロックするためのダミーフレームを示し、A1は、無線端末STA1がAwake状態であることを示し、SE1は、通信基地局装置AP1と同じ周波数帯で通信を行っている通信基地局装置又は無線端末におけるDATA−ACKシーケンスを示し、SE2xは、通信基地局装置AP1と同じ周波数帯で通信を行っている通信基地局装置又は無線端末におけるDATA−ACKシーケンスであってダミーフレームによって送信がブロックされたシーケンスを示す。
ダミーフレームD1a及びD1bの送信時間について、説明する。実施の形態1と同様に、IEEE802.11規格においては、ビーコンフレームB1は、無線メディアが空いたタイミングから、ランダムバックオフ時間とDIFS(DCF Interframe Space)時間とを合計した時間が経過した後に送信可能になるため、ビーコンフレームB1の直前のダミーフレームの送信完了時間(時刻t1)が、ビーコンフレームB1の送信タイミング(時刻t2)より、あらかじめ決められている最大ランダムバックオフ時間とDIFS時間との合計時間p1だけ前に送信を完了するようにする必要がある。
次に、ダミーフレームD1aとダミーフレームD1bとの間のフレーム送信間隔について説明する。IEEE802.11規格においては、フレーム送信間隔の最短ギャップ時間は、SIFS時間である。通常は、無線メディアの未使用状態がSIFS時間より長い時間でなければ、通信フレームの送信はできない。ACKフレームやCTS(Clear to Send)フレーム等のように、SIFS時間の無線メディアの空きがあれば、送信を行う通信フレームもある。しかし、それらの通信フレームは、その直前に送信される通信フレームが正常に送信されなければ送信されないため、複数個のダミーフレーム(D1b,D1a等)をSIFS時間のフレーム送信間隔で連続的に(順に)送信している期間は、別の無線端末が通信フレームの送信を開始することはない。なお、図10には、2個のダミーフレームを図示しているが、SIFS時間のフレーム送信間隔で順に送信されるダミーフレームの数は、3個以上であってもよい。
次に、複数個のダミーフレームの送信時間について説明する。図10に示されるDATA−ACKシーケンスSE1のように、ダミーフレームD1aの送信開始より先に送信が開始された場合、DATA−ACKシーケンスSE1の最大送信時間は、あらかじめ決められているフレーム送信時間の最大値と、SIFS時間と、ACK送信時間とを合計した時間となるため、ダミーフレームD1aの送信開始からダミーフレームD1bの送信完了時間までがDATA−ACKシーケンスの最大送信時間、すなわち、ダミーフレームD1aとダミーフレームD1bの送信時間がACK送信時間とあらかじめ決められているフレーム送信時間の最大値となるように、ダミーフレームD1aとダミーフレームD1bをSIFS時間間隔で送信すれば、ダミーフレームの送信完了(時刻t1)より早く送信が完了するため、ビーコンフレームB1は所定のタイミング(時刻t2)での送信を阻害されない。
図10に示されるように、DATA−ACKシーケンスSE2xのように、ダミーフレームD1aの送信開始より後に送信が開始さる予定のシーケンスについては、先に述べたようにダミーフレームD1aとダミーフレームD1bとをSIFS時間のフレーム送信間隔で連続的に送信している期間は通信フレームの送信を開始することはできない。このため、この場合も、ビーコンフレームB1は、所定の送信タイミング(時刻t2)にて送信可能となる。
また、DATA−ACKシーケンスSE1のように、ダミーフレームD1aの送信開始より先に送信シーケンスを開始した場合には、ビーコン送信タイミングのDIFS時間と最大バックオフ時間とを合計した時間より先に送信を完了するため、ダミーフレームD1aの送信開始からダミーフレームD1bの送信完了までの時間がDATA−ACKシーケンスの最大送信時間となるようにする必要はない。送信シーケンスがダミーフレームの送信より先に開始された場合、通信基地局装置AP1は、通信フレームのヘッダを解析することで送信シーケンスの送信完了時間を計算することができ、送信シーケンス完了後、通信基地局装置AP1はビーコンフレームB1の直前のフレーム送信をブロックするためのダミーフレームを、ビーコンフレームB1の送信が開始可能な最小時間前に送信を完了するようフレーム長を設定してダミーフレームD1bを送信すれば、フレームF1bの送信を阻害することなく、ビーコンフレームB1を所定の送信タイミングにて送信可能となる。ダミーフレームは、他の無線端末との通信を目的とせず、他の無線端末がダミーフレームを正常に受信したしたか否かを通信基地局装置AP1が確認する必要はないため、ダミーフレームをブロードキャストとして送信することもできる。
以上に説明したように、実施の形態2によれば、例えば、無線におけるビーコンフレームのような、通信基地局装置があらかじめ設定されたタイミングで送信する第1の通信フレームを送信する際に、その通信フレームの送信のタイミングと重なって送信される他の通信フレームをブロックする複数個のダミーフレームを、あらかじめ設定されたタイミングで送信する通信フレームの一定時間前に所定間隔をあけて連続的に順に送信することで、あらかじめ設定されたタイミングで第1の通信フレームを送信することができる。
また、省電力モードで動作し、ビーコンフレームのようにあらかじめ設定されたタイミングで送信される第1の通信フレームを受信するためにAwake状態に遷移する無線端末において、通信基地局装置があらかじめ設定されたタイミングから遅延せずに第1の通信フレームを送信するようにすることで、第1の通信フレームの送信遅延による省電力モードにおけるAwake状態の時間を短くし、消費電力を削減することができる。
なお、上記説明においては、ダミーフレームにより通信がブロックされる通信シーケンスがDATA−ACKシーケンスである場合を説明したが、本発明はこのような形態には限定されず、ダミーフレームにより通信がブロックされる通信シーケンスがRTS(Request to Send)/CTSを用いた通信シーケンスである場合にも適用可能である。
また、上記説明においては、IEEE802.11規格に従う通信システムの場合を説明したが、本発明はこのような形態には限定されず、CSMA方式により通信メディアへのアクセスを行う通信システム、例えば、Ethernet(登録商標)のようなネットワークにも適用可能である。
また、実施の形態2においても、図8に示される実施の形態1の変形例を適用できる。
また、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
本発明の実施の形態1及び2に係る通信システムの構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態1及び2に係る通信基地局装置(すなわち、図1に示される通信基地局装置)の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示される無線端末の構成を概略的に示すブロック図である。 他の無線端末から送信される通信フレームにより通信基地局装置から送信されるビーコンフレームの送信タイミングが遅れて無線端末のAwake状態が長くなる場合を示す図である。 実施の形態1に係る通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。 通信基地局装置から送信されるダミーフレームの送信時間が短いために、無線端末から送信される通信フレームによりビーコンフレームの送信タイミングが遅れる場合を示す図である。 通信基地局装置から送信されるダミーフレームの送信時間が長いために、無線端末から送信される通信フレームによりビーコンフレームの送信タイミングが遅れない場合(すなわち、実施の形態1に係る通信基地局装置)に通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。 実施の形態1の変形例に係る通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及びダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。 IEEE802.11規格に従う通信シーケンスの例を示す図である。 実施の形態2に係る通信基地局装置から送信されるビーコンフレーム及び複数個のダミーフレーム、並びに、無線端末の状態を示す図である。
符号の説明
AP1,AP2 通信基地局装置、 STA1,STA2 無線端末(通信端末)、 11 通信部、 12 制御部、 13 フレーム生成部、 21 通信部、 22 制御部、 23 フレーム生成部、 A1,A2,A11,A12 無線端末のAwake状態、 B1,B2 ビーコンフレーム、 B21x 送信されなかったビーコンフレーム、 D1,D2,D21,D22,D1a,D1b ダミーフレーム、 F1,F11,F21 通信フレーム、 F2x,F11x 送信されなかった通信フレーム、 ACK 確認応答フレーム、 DF データフレーム、 SE,SE1 DATA−ACKシーケンス、 SE2x 送信されなかったDATA−ACKシーケンス。

Claims (15)

  1. あらかじめ決められている一定時間以上、通信メディアに通信フレームが存在しない場合に、通信端末又は通信基地局装置からの所定の通信フレームの送信が可能になる通信システムに使用される前記通信基地局装置であって、
    第1の通信フレームと、前記第1の通信フレームに対応する1又は複数個の第2の通信フレームとを生成する通信フレーム生成手段と、
    前記第1の通信フレーム及び1又は複数個の前記第2の通信フレームを送信する通信手段と、
    前記第1の通信フレームを前記通信手段からあらかじめ設定された送信タイミングで送信させる制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の通信フレームの直前の前記第2の通信フレームが前記第1の通信フレームの送信タイミングの一定時間前に送信を完了するように、前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームを前記通信手段から送信させる
    ことを特徴とする通信基地局装置。
  2. 1又は複数個の前記第2の通信フレームが1個の前記第2の通信フレームである場合に、前記通信フレーム生成手段は、前記第2の通信フレームの送信時間が、あらかじめ決められている最長の通信フレームの送信時間以上になるように、前記第2の通信フレームを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信基地局装置。
  3. 1又は複数個の前記第2の通信フレームが複数個の前記第2の通信フレームである場合に、前記制御手段は、複数個の前記第2の通信フレームを、あらかじめ決められているフレーム間隔を開けて順に送信させるように前記送信手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信基地局装置。
  4. 前記通信フレーム生成手段は、複数個の前記第2の通信フレーム内の、前記第1の通信フレームの直後の前記第2の通信フレームの送信開始から最後の前記第2の通信フレームの送信完了までの時間が、あらかじめ決められている最長のフレームの送信時間以上になるように、前記第2の通信フレームを生成することを特徴とする請求項3に記載の通信基地局装置。
  5. 複数個の前記第2の通信フレームの前記あらかじめ決められているフレーム間隔は、通信フレームについてあらかじめ決められている最短ギャップ時間であることを特徴とする請求項3又は4に記載の通信基地局装置。
  6. 前記通信フレーム生成手段は、前記第2の通信フレームをブロードキャストのフレームとして生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  7. 前記通信システムは、キャリア感知多重アクセス方式により通信を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  8. 前記通信システムは、IEEE802.11規格に従って通信を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  9. 前記第1の通信フレームは、ビーコンフレームであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  10. 1又は複数個の前記第2の通信フレームは、前記通信システムにおける所定の通信フレームの送信をブロックするダミーフレームであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  11. 前記制御手段は、通信メディアに通信フレームが存在するか否かにかかわらず、1又は複数個の前記第2の通信フレームを、前記通信手段から送信させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  12. 前記制御手段は、通信メディアに通信フレームが存在する場合、この通信フレームの送信完了時刻を予測して、予測された前記通信フレームの送信完了時刻に基づいて前記第2の通信フレームの送信開始時刻を決定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信基地局装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の通信基地局装置と、
    前記通信基地局装置と通信する通信端末と
    を有することを特徴とする通信システム。
  14. 前記通信端末は、
    端末用通信手段と、
    端末用制御手段と
    を有し、
    前記端末用制御手段は、
    前記端末用通信手段による通信フレームの送受信はできないが、前記通信端末の通常動作時における消費電力よりも低い第1の消費電力で動作する第1の省電力モードと、
    前記端末用通信手段による通信フレームの送受信はできるが、前記通信端末の通常動作時における消費電力よりも低く、前記第1の消費電力よりも高い第2の消費電力で動作する第2の省電力モードとを切り替える
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信システム。
  15. 前記端末用制御手段は、前記第2の省電力モードにおいて、前記第2の通信フレームを受信したときに、自端末宛のデータが前記通信基地局装置に存在するか否かを判定し、
    自端末宛のデータが前記通信基地局装置に存在する場合には、引き続き前記第2の省電力モードのまま受信処理を行い、自端末宛のデータが前記通信基地局装置に存在しなくなった後に前記第1の省電力モードに遷移し、
    自端末宛のデータが前記通信基地局装置に存在しない場合には、前記第2の通信フレームを受信した直後に前記第1の省電力モードに遷移するように
    前記通信端末の動作モードを切り替える
    ことを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
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