JP5956442B2 - 運動用地の基礎のための方法および混合物 - Google Patents

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Description

本発明は、運動用地の基礎のための方法と混合物に関する。特に、本発明は、ゴルフ場バンカの基礎のための方法と混合物に関する。
ゴルフ場バンカにおける降雨時の下地土壌による砂の汚れとバンカ砂の移動は、広く知られている問題である。ゴルファの間では一般に、バンカの砂層は薄い方が好まれるが、これは、その方がバンカから脱出するショットを打てる可能性が高まるからである。したがって、バンカの砂層は薄いことが好ましい。これに加えて、バンカの造成において、薄い砂層は、薄い層に必要な砂の総量が少なくて済むため、バンカ表面へ施すためのコストが厚い層より安い。しかしながら、薄い砂層は下地の土壌とより混ざりやすい。さらに、薄い砂層は厚い砂層より水はけが悪く、その結果、大雨の後に水や砂がバンカの底にたまる可能性がある。薄い砂層に伴う他の問題は、砂が少なくとも部分的に、一般的に比較的急勾配のバンカ側壁から流下することである。
この問題の1つの解決策は透水性の織布をライナとして使用することであり、これを地面/土壌に敷いてから、バンカ砂を施す。しかしながら、このような織布を使用する場合もいくつかの問題がある。たとえば、ゴルフプレイヤがバンカ内でボールを打つ際、その下にある織布も打つ可能性があるため、織布が砂と土壌に関して移動する危険性がある。このような移動により、織布が砂から露出して、見えてしまうこともある。これに加えて、プレイヤが誤って織布を打った場合、織布は擦り切れたり、破れたりする。それゆえ、織布の交換が必要となる。織布の平均的な寿命は約5〜7年である。織布の移動の問題は、冬期に地面が凍結する地域ではずっと深刻であり、これは地面の凍結によって織布の移動の危険性と、したがって織布がゴルフのショットに曝される危険性が高くなるからである。
この問題に解決策は、国際公開第2007070913号に開示されており、その中では運動場のための基礎が開示されている。この運動場の基礎はゴルフ場バンカにも利用でき、基礎の少なくとも上部分を形成する粒状材料層と、粒状材料層に施されるバインダを含み、バインダは粒状材料層の中に約5mm〜最大約150mm入り、バインダは粒状材料層の少なくとも最上部と結合する役割を果たし、前記層は水に対して浸透性を有し、基礎の表面に付着した水が前記層を通って流れる。しかしながら、運動場のためのこのような基礎にはいくつかの問題があることが判明した。1つの問題はひび割れである。すなわち、基礎が北欧諸国の雨季のように長期間水に曝されると、基礎はまず軟化し、その後ひび割れが発生する。さらに基礎のバインダは、表面へ施すことが難しく、またバインダの養生は、基礎を最良の状態に養生させるには、養生中に基礎を水に曝さないことが好ましいため、困難である。これを実現するのは、基礎が完全に硬化するまでに全体で約7日かかるため、難しい。また別の問題は、基礎の寿命が十分でない点である。
そこで、ゴルフ場バンカの基礎のための改良された方法、より具体的には、ゴルフ場バンカの基礎またはライナに関する先行技術の問題を克服するか、少なくとも軽減させる方法が求められている。
先行技術の上記およびその他の欠点を鑑み、本発明の一般的な目的は、前記欠点を軽減させることである。本発明の第一の態様によれば、運動用地の基礎のための方法が提供される。この方法は、セメントと石粉材料の第一の混合物を提供するステップと、前記第一の混合物を所定の量の水と混合して、第二の混合物を生成するステップと、前記第二の混合物の層を、運動用地の設置が予定される場所にある表面に施すステップと、表面に施された前記第二の混合物の前記層を硬化/養生させるステップであって、硬化層が多孔質で、水が前記硬化層を通って流れるようにするステップと、硬化ステップの後に、前記硬化層の上に粒径画分の層を施すステップと、を含む。
硬化または養生とは、文脈におけるその一般的な意味を有するものとし、すなわち、第二の混合物の層を、層内の化学反応によって硬化させる工程である。粒径画分または粒子画分とは、ある主の石粉材料、たとえば砂、礫等を意味するものとする。
このような方法は、第二の混合物を所望の用地の表面に施し、またはその上に拡げることが容易であるため、有利である。これに加えて、結果として出来上がる運動用地は強度の高い多孔質の層を含み、水はけがよく、水がその中を通って流れる。それゆえ、運動用地に水溜りができる危険性が低減する。また、このような層は適当な多孔率を有するようになされるが、依然として長期間にわたる浸水に曝されることもある。本発明の層は、こうした状況によりよく耐えられように設計される。霜の条件にもまた、本発明の層は過去の公知の層より適している。硬化層が土壌と砂等の粒子画分の間にあるため、土壌による粒子画分の汚れの問題が解決される。さらに、硬化層は、たとえば雨によって長期間水にさらされても、ひび割れの問題を発生させないこともある。これに加えて、本発明による方法によれば、運動用地の基礎が施工しやすくなり、運動用地の寿命が延び、先行技術の方法より費用効率が高くなる。
ある例示的実施形態において、前記表面は、ゴルフコースの芝生領域に囲まれた窪みの表面である。当然のことながら、この表面はその他の窪みであってもよく、たとえば、ビーチバレー用の競技場や乗馬用砂場のための表面であってもよい。表面はあるいは、隆起する地面や平坦な地面の表面でもよい。明らかに、表面は平滑または水平でなくてもよく、傾斜していても、または起伏さえあってもよい。
特に、ゴルフ場バンカの基礎のための方法が提供される。この方法は、セメントと石粉材料の第一の混合物を提供するステップと、前記第一の混合物を所定の量の水と混合して、第二の混合物を生成するステップと、前記第二の混合物の層をゴルフコースの芝生領域に囲まれた窪みの表面に施すステップと、前記窪みの表面に施された前記第二の混合物の前記層を硬化/養生させるステップであって、硬化層が多孔質で、水が前記層の中を流れるようにするステップと、を含む。
このような多孔質層は、たとえばゴルフ場バンカの中の砂の汚れを防止し、それと同時に、水が前記層の中を流れ、バンカの排水が可能になるため、有利である。これに加えて、このような層の寿命は、層の強度により十分に長い。
ある例示的実施形態において、ゴルフ場バンカの基礎のための方法は、硬化させるステップの後に、前記層の上に粒子画分の層を施すステップをさらに含む。
ある例示的実施形態において、前記粒子画分の粒子の平均粒径と前記石粉材料の粒子の平均粒径との関係が、10〜20%、好適には12〜18%、より好適には14〜15%の範囲内である。
粒子画分と石粉材料の粒子の平均粒径のこの関係は、それによって、硬化層の細孔の孔径を硬化層の上の粒子画分の層の細孔の孔径と適合させて、砂層と硬化層の両方を水が流れるようにすることができるため、有利である。すなわち、その結果として得られる硬化層の細孔と粒子画分の粒子の平均径の間の関係は、粒子画分の粒子が硬化層の細孔を塞ぎえないものとなるであろう。これに加えて、粒形画分の粒子は硬化層の細孔の中に滑り込まないであろう。それゆえ、ある期間が経過した後に、硬化層から下地への流砂の問題によって砂を埋め戻す必要がなくなる。さらに、その結果として得られる各層の細孔の平均径の関係により、粒子画分の層の排水能力に関して、硬化層の排水能力が有利となる。それゆえ、層の十分な排水性が確保される。これに加えて、粒子画分の粒子と石粉材料の粒子の平均粒径のこの関係により、硬化層の表面が適当な粗さとなり、これが硬化層の傾斜面上の粒径画分が所期の領域内により留まりやすくする役割を果たす。特に、ゴルフ場バンカの場合、バンカの側壁の砂の形態の粒子画分は一部が表面の窩洞の中に入り、したがって側壁からの流下が防止される。
ある例示的実施形態において、前記第一の混合物は、乾燥重量で15〜40%のセメントと乾燥重量で60〜85%の石粉材料、好適には乾燥重量で20〜35%のセメントと乾燥重量で65〜80%の石粉材料、より好適には乾燥重量で30%のセメントと乾燥重量で70%の石粉材料を含む。
このような混合物は、その結果として得られる層の強度が、層の所望の寿命が確保されるのに十分となるため、有利である。硬化層の強度は、硬化層の支圧強度と硬化層の表面抵抗の両方に関係しうる。
ある例示的実施形態において、前記セメントは水硬性セメントである。
水硬性セメントは、硬化中、水硬性セメントが混合物の水分とは別に起こる水和化学反応のために硬化し、したがって、これらは水中であっても、または定常的に降雨に曝されても硬化可能であるため、有利である。
ある例示的実施形態において、前記セメントはポルトランドセメントまたは混合セメントである。
ポルトランドセメントは、このセメントの色が砂に似ているため、好ましい。多孔質層の色ができるたけ砂の色に近いことは、その結果、多孔質層がよりわかりにくくなるため、有利である。
ある例示的実施形態において、前記粒径画分の平均粒径は0.75mmである。
ある例示的実施形態において、前記粒径画分は、粒径が0.15〜1.5mmの範囲内の砂である。
ある例示的実施形態において、水の前記所定の量は体積で6〜20%の範囲内である。
混合物に加えられる水の所定の量は、施す際の条件に依存する。通常、高湿気候では混合物に加えられる水の量はより少量の範囲であり、乾燥気候では混合物に加えられる水の量はより大量の範囲となる。一般に、水の量をできるだけ少なくして、硬化層の強度をできるだけ高くすることが望ましい。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の少なくとも75%は、0.1〜10mmの範囲内の粒径である。
上記の範囲の粒径の粒子は、その粒径が、その層が多孔質で排水可能であることを意味するため、有利である。これに加えて、これらの粒子は十分に小さく、ゴルフ場バンカの使用中に打たれて周囲の芝生領域に到達しうる粒子によって、芝刈り機やゴルフコースで使用されるその他の機械に損傷を与えない。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の少なくとも85%が、0.2〜8mmの範囲内の粒径であり、好適には前記石粉材料の前記粒子の少なくとも95%が0.5〜6mmの範囲内の粒径である。
上記粒径は、その結果として得られる層が十分に強力で、十分な排水性を有するため、有利である。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の最大10%が3mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が2.8mmより小さい。それゆえ、硬化層は確実に、完全な不水透性ではなくなり、硬化層が十分な細孔を有するものとなる。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の最大10%が4.5mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が4mmより小さい。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料は自然石を含む。自然石材料または自然石とは、自然に発生した石材料を意味する。自然石は、十分な排水性を有する硬化層の場合、この硬化層内の自然石の粒子間の結合が、この硬化層内の砕石の粒子間の結合より強力であるため、有利である。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料は砕石を含む。
ある例示的実施形態において、方法は、施された前記第二の混合物の層を前記硬化/養生させるステップの前に、前記層の中に点滴灌水チューブを挿入するステップをさらに含む。施された多孔質層により、水等の液体が埋伏された点滴灌水チューブから毛細管力によって広がる。それゆえ、液体は、施された前記第二の混合物の前記層の上に配置された他の層、たとえば砂等の粒状材料の層にまで分散されうる。これは、ゴルフ場バンカという形態の運動用地にとって特に有利となりうる。この構成では、ゴルフ場バンカの砂は、点滴灌水チューブから出た水分によって湿潤状態に保たれるであろう。湿気を含んだ砂は乾燥した砂より緻密であり、したがって、より移動しにくく、それゆえ、バンカがそのままの状態を保ちやすい。
ある例示的実施形態において、前記点滴灌水チューブは、施された前記第二の混合物の層の周辺領域の中に挿入される。好適には、点滴灌水チューブは、施された層の円周のほとんどまたは全体に沿って配置されてもよい。
本発明の他の態様によれば、運動用地の基礎のための混合物が提供される。この混合物はセメントと石粉材料を含み、前記混合物は、乾燥重量で約15〜40%のセメントと乾燥重量で60〜85%の石粉材料、好適には乾燥重量で20〜35%のセメントと乾燥重量で65〜80%の石粉材料、より好適には乾燥重量で30%のセメントと乾燥重量で70%の石粉材料を含み、前記石粉材料の前記粒子の少なくとも75%が0.1〜10mmの範囲内の粒径である。
上記混合物は、強度の高い多孔質の層が得られ、これは運動用地の排水特性を実現しやすくするため、有利である。さらに、混合物の利点は方法の利点と同様である。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の少なくとも85%は0.2〜8mmの範囲内の粒径であり、好適には前記石粉材料の前記粒子の少なくとも95%は0.5〜6mmの範囲内の粒径である。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の最大10%が3mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が2.8mmより小さい。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料の前記粒子の最大10%が4.5mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が4mmより小さい。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料は自然石を含む。
ある例示的実施形態において、前記石粉材料は砕石を含む。
ある例示的実施形態において、前記セメントは水硬性セメントである。
ある例示的実施形態において、前記セメントはポルトランドセメントまたは混合セメントである。
前記混合物の利点は、本発明の第一の態様およびその実施形態に関連して説明した利点と同様である。
本発明の第三の態様によれば、ゴルフ場バンカ等の運動用地の基礎のための方法が提供される。この方法は、
−運動用地を設置する予定の場所にある表面に材料または材料の混合物の第一の層を施すステップと、
−施された前記層に点滴灌水チューブを挿入するステップと、
−挿入された前記点滴灌水チューブを含む、施された前記層を硬化/養生させるステップと、
を含む。
本発明の第四の態様によれば、ゴルフ場バンカ等の運動用地が提供される。この運動用地は、
地面の上に硬化/養生された第一の層であって、点滴灌水チューブを含む第一の層と、
前記第一の層の上に垂直に配置された粒径画分の第二の層であって、点滴灌水チューブから出た液体が毛細管力によって第一の層を介して第二の層に運ばれる第二の層と、
を含む。
たとえば、前記第二の層がゴルフ場バンカ内の砂である場合、これは点滴灌水チューブから出て、毛細管力によって第一の層を介して砂へと運ばれる水分によって湿潤状態に保たれる。それゆえ、当然のことながら、液体に毛細管力を与える寸法の細孔径を有する任意の材料または材料混合物を前記第一の層に使用してもよい。
それゆえ、本発明の第三と第四の態様によれば、点滴灌水チューブは任意の適当な材料または材料混合物にも挿入できる。本発明の第三と第四の態様は何れの特定な材料にも限定されないが、当然のことながら、本発明の第一と第二の態様の方法と混合物に関して上述した特徴、材料、混合物、ステップおよび機能を本発明の第三と第四の態様の例示的実施形態にも適切に組み込んでよい。
本発明の他の態様によれば、運動用地が提供される。この運動用地は、地面の上に硬化された第一の層と、前記第一の層の上に垂直に配置された粒径画分の第二の層と、を含む。前記第一と第二の層は、本発明の第一の態様による方法にしたがって提供される。
ある例示的実施形態において、前記運動用地はゴルフ場バンカであり、粒径画分の前記第二の層は砂を含む。
運動用地の利点は、本発明の第一の態様およびその実施形態に関連して上述した利点と同様である。
本発明の他の特徴とその利点は、付属の特許請求の範囲と以下の説明を読むことによって明らかとなるであろう。当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の異なる特徴を組み合わせて、後述のもの以外の実施形態を考案できる。
本発明の各種の態様は、その具体的な特徴と利点を含め、以下の詳細な説明と添付の図面から容易に理解できるであろう。
図1は、本発明の方法により得られる例示的ゴルフ場バンカの概略図である。 図2は、本発明による混合物に使用される例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。 図3は、本発明による混合物に使用される別の例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。 図4は、本発明による混合物に使用されるまた別の例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。
本発明は、運動用地の基礎のための方法に関する。運動用地は、ゴルフコース上のゴルフ場バンカ、ビーチバレー、ビーチサッカー、ビーチテニス、スピードミントン等のための競技場、またはペタンク用コートまたはその他とする予定の窪みであってもよい。あるいは、運動用地は、砂またはその他の粒径画分の汚れが問題となる、乗馬またはその他の運動用地であってもよい。
本発明によるある例示的方法において、セメントと石粉材料の第一の混合物が提供される。第一の混合物は、好適には乾燥重量で15〜40%のセメントと乾燥重量で60〜85%の石粉材料を含む。石粉材料の粒子の粒径は2mm強〜約6mmであり、粒子の約75%が2.8〜4mmの範囲内の粒径である。前記粒子の最大10%が3mmより小さく、好適には前記粒子の最大5%が2.8mmより小さい。
本発明による別の例示的方法において、石粉材料の粒子は約2.8〜8mmの粒径であり、粒子の約95%が4〜8mmの範囲内の粒径である。前記石粉材料の前記粒子の最大10%が4.5mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が4mmより小さい。
本発明によるまた別の例示的方法において、第一の混合物は、好適には乾燥重量で30%のセメントと乾燥重量で70%の石粉材料を含む。石粉材料の粒子の平均粒径は1〜2mmの範囲内である。好適には、前記石粉材料は最大0.5%の0.125mmより小さい粒径の粒子、乾燥重量で2%の0.2〜0.6mmの粒径範囲内の粒子、乾燥重量で24%の0.6〜1mmの粒径範囲内の粒子、乾燥重量で51%の1〜2mmの粒径範囲内の粒子、23%の2〜4mmの粒径範囲内の粒子、および0%の4〜5.6mmの粒径範囲内の粒子を含む。
石粉材料とセメントは、ある種の生産工場または、運動用地が設置される現場において混合し、第一の混合物にしてもよい。
石粉材料は、自然石材料または自然石を含んでいてもよく、すなわち、石粉材料は自然に発生する石材料を含んでいてもよい。
第一の混合物が所定の量の水と混合されて、ペースト状の第二の混合物が生成され、これが、所期の用途に適した所望の領域の表面に施してもよい。水の量は、好ましくは体積で6〜20%の範囲内であり、周囲条件に依存する。第一の混合物が、運動用地設置予定現場で混合される場合、石粉材料に含まれる水の量は少なくてよく、その運動用地の基礎を施工する人物が、第一の混合物に水を混ぜる時にこれを考かなければならない。このような場合、水は少量のほうが好ましいこともある。
このペーストが、土、土壌、粘土、礫、砕石等の表面に施される。しかしながら、セメントと石粉材料と水の混合物であるペーストを施す材料は緻密であるか、圧縮され、それによって基礎の施工後に養生されないことが適当であり、これは養生が多孔質層のひび割れを引き起しうるからである。ゴルフ場バンカ用のライナを形成するために、ペーストの層をゴルフコースの窪みの表面に施す。所望の、または適当な厚さの層を所望の表面全体に施した後、この層を硬化または養生させる。層の厚さは用途の応じて異なっていてもよい。一般に、層は2〜20cmの範囲内である。硬化後、硬化された多孔質層が形成され、これ水はけがよく、それゆえ、水が前記硬化層を通って流れる。
硬化ステップの後、粒径画分の層が、ある例示的実施形態においては砂層の形態で、前記硬化層の上に、粒径画分の粒子が硬化された多孔質層の表面と接触するように直接施される。好適には、前記粒子画分の粒子の平均粒径は、層の細孔の平均細孔径の25〜50%の範囲内である。混合物の石粉材料の粒子の大部分の平均粒径は、好適には前記粒径画分の粒子の平均粒径の7倍の大きさである。前記粒径画分は、細粒砂、中粒砂、粗粒砂、礫等の形態であってもよい。粒径画分の粒子の好適な粒径は、用途に応じて異なっていてもよい。
第一の混合物のセメントは有利には、ポルトランドセメントであり、これは水硬性セメントである。水硬性セメントは、これらが混合物の水分とは別に起こる水和化学反応により硬化するため、有利である。それゆえ、水硬性セメントは水中でも、または定常的に高湿気候に曝されても硬化可能である。一般に、セメントは水溶性であり、吸水性ではない。ポルトランドセメントは、ポルトランドセメントの色が、たとえばゴルフ場バンカに使用される砂の色と似ているため、好ましい。あるいは、他の種類のセメント、たとえば混合水硬性セメントまたは膨張セメント等を使用してもよい。このようなセメントをポリマまたは顔料と組み合わせて使用し、所望の色としてもよい。また別の種類のセメントも適当でありうる。
混合物に顔料を添加して、多孔質層を何らかの理由で他の色より好ましい色にすることが有利となりうる。これに加えて、セメントの色は、成分に応じて異なっていてもよい。顔料を使用することにより、硬化層の色を変えて、硬化層の上に施される粒子画分または砂の色となじむようにすることができる。セメントの色の違いにより、異なる顔料を混合物に添加して、所望の色の多孔質層となるようにしてもよい。あるいは、特に着色されたポルトランドセメントを使用して、粒子画分の色となじむ色の硬化層としてもよい。
図1は、本発明の方法によって造成されたゴルフ場バンカの形状の例示的運動用地1の概略図である。図のゴルフ場バンカ1は、ゴルフコースの芝生領域3に囲まれた窪み2である。ゴルフ場バンカ1は、地面8に施された多孔質の硬化層5を含む。ゴルフ場バンカ1はさらに、硬化された多孔質層5の上に、砂の粒子が多孔質層5と直接接触するように施された砂層4を含む。多孔質層5の厚さは、有利には、2〜20cmの範囲内である。用途と周囲の環境に応じて、硬化された多孔質層5の厚さは異なっていてもよい。たとえば、多孔質層が施される地面そのものが多孔質であれば、薄い層でも必要な排水特性が得られる。反対に、地面そのものがほとんど透水性であれば、望ましい、または十分な排水性を得るためには、より厚い層が必要となりうる。さらに、異なる用途には、異なる厚さの多孔質層5が必要となりうる。すなわち、たとえば、乗馬のための用地にはペタンクのための用地より厚い多孔質層5が必要となることもあり、これは、硬化された多孔質層5に馬と騎手により加えられる力が、ペタンクのプレイヤとそのボールにより加えられる力より大きいからである。
図1のゴルフ場バンカ1には、バンカの最も深い、または最も低い領域7に排水管9が設けられる。排水管9は、当業者の間で周知の平均粒径の排水用の礫10により囲まれる。あるいは、管9と礫10の間に織布を設置して、管9の穴が塞がれないにしてもよい。
点滴灌水チューブ11が多孔質層5の周辺に沿ってバンカの上部領域6に配置される。点的灌水チューブ11が多孔質層5の中に埋められてから、その層が硬化/養生される。点滴灌水チューブ11は、たとえば水を供給するチューブの形態で、その長さに沿って複数の穴を有していてもよい。水は多孔質層5から、またはその中に浸入する。毛細管力によって水分が砂層4へと吸い上げられ、それが湿潤状態に保たれる。これは、湿気を含んだ砂が移動しにくく、それゆえ、ゴルフ場バンカ1がそのままの状態に保たれやすいため、有利である。当然のことながら、点滴灌水チューブ11は、砂層4を十分な湿潤状態に保持するために有利に使用される一方で、排水管9が存在することにより、大雨等によりバンカの中に水が溜まりすぎることが防止される。
図2は、本発明による混合物で使用される自然石の例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。この例示的実施形態において、石粉材料の粒子は0.2〜4mmの粒径であり、粒子の少なくとも95%が0.6〜2mmの範囲内の粒径である。この粒径加積曲線による石粉材料は、それによって適当な多孔率の多孔質層が得られるため、有利である。すなわち、このような層の平均細孔径は、この層が必要な排水性を確実に有し、その一方で細孔径が運動用地や特にゴルフ場バンカに一般的に使用される砂の平均粒径より有利であることが確実なものである。それゆえ、層の排水特性が確保される。
図3は、本発明による混合物に使用される別の例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。この例示的実施形態において、石粉材料の粒子は2mm強〜約6mmの粒径であり、粒子の約75%が2.8〜4mmの範囲内の粒径である。前記粒子の最大10%が3mmより小さく、好適には前記粒子の最大5%が2.8mmより小さい。
図4は、本発明による混合物に使用されるまた別の例示的石粉材料に関する粒径加積曲線である。この例示的実施形態において、石粉材料の粒子は約2.8〜8mmの範囲内の粒径であり、粒子の約95%が4〜8mmの範囲内の粒径である。前記石粉材料の前記粒子の最大10%が4.5mmより小さく、好適には前記石粉材料の前記粒子の最大5%が4mmより小さい。
当然のことながら、上に明記された最大百分率は図3と4の例示的粒径加積曲線を有する実施形態に限定されない。反対に、これらの最大百分率は、他の粒径加積曲線を有する実施形態に関してもありうる。同様に、図3と4に関連して記された範囲は、これらの実施形態だけに限定されない。前記範囲が依然として有効でありうる別の粒径加積曲線を有する他の実施形態も考えられる。
それゆえ、図2〜4は、運動用地の基礎のための混合物における石粉材料には、異なる粒径と異なる分布があってもよいことを示している。ゴルフ場バンカ等の運動用地の基礎を計画する場合、さまざまな要素が石粉材料の粒径の選択に影響を与えうる。このような要素の1つが、その運等用地の基礎の上にどのような種類の砂またはその他の材料を設置すべきか、である。たとえば、粗粒砂の場合、比較的大きな石粉材料が適当であろう。反対に、細粒砂の場合、砂が基礎の細孔を詰まらせる危険を低減させるために、比較的小さな粒状材料を選択することが適当であろう。他の要素としては、現場の予想される気象条件やコスト面がある。
本発明を、その具体的な例示的実施形態に関して説明したが、当業者にとっては、数多くの異なる変形形態、改良形態等が明らかとなるであろう。たとえば、石粉材料は自然石ではなく砕石であってもよく、また、適当であれば、硬化層と粒径画分の間に織布を配置してもよい。これに加えて、硬化層は、たとえばコンポジット等の補強材料を含んでいてもよい。
代替的実施形態においては、水と混合してから施す代わりに、セメントと石粉材料の混合物を被覆対象領域の表面に施してもよい。その後、所定の量の水を前記混合物の層に付与し、前記セメントを活性化させ、続いて、表面に施された前記第二の混合物の硬化/養生を行う。硬化後、硬化された多孔質層に砂を施す。さらにまた、石粉材料を被覆対象領域の表面に施してもよい。その後、セメントと所定の量の水を混合させたものを前記石粉材料の層に施し、続いて、その表面に施された前記第二の混合物の硬化/養生を行う。硬化後、硬化された多孔質層に砂を施す。

Claims (11)

  1. ゴルフ場バンカの基礎のための方法において、
    −セメントと石粉材料の第一の混合物を提供するステップと、
    −前記第一の混合物を所定の量の水と混合して、第二の混合物を生成するステップと、
    −前記第二の混合物の第一の層をゴルフコースの芝生領域に囲まれた窪みの表面に施すステップと、
    −前記窪みの前記表面に施された前記第二の混合物の前記第一の層を硬化及び養生させるステップであって、前記硬化させた層が多孔質で、水が前記硬化させた層の中を流れるようにするステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記硬化及び養生させるステップの後に、前記第一の層の上に粒径画分の層を施すステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、
    前記粒径画分の粒子の平均粒径と前記石粉材料の粒子の平均粒径との関係が、10〜20%、好適には12〜18%、より好適には14〜15%の範囲内であることを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の方法において、
    前記第一の混合物は、乾燥重量で15〜40%のセメントと乾燥重量で60〜85%の石粉材料、好適には乾燥重量で20〜35%のセメントと乾燥重量で65〜80%の石粉材料、より好適には乾燥重量で30%のセメントと乾燥重量で70%の石粉材料を含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項2又は3の何れか1項に記載の方法において、
    前記粒径画分の平均粒径は0.75mmであるか、又は前記粒径画分は、粒径が0.15〜1.5mmの範囲内の砂であることを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の方法において、
    前記石粉材料の粒子の少なくとも75%は、0.1〜10mmの範囲内の粒径であり、前記石粉材料の粒子の少なくとも85%が、0.2〜8mmの範囲内の粒径であり、好適には前記石粉材料の粒子の少なくとも95%が0.5〜6mmの範囲内の粒径であることを特徴とする方法。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の方法において、
    前記石粉材料の粒子の最大10%が3mmより小さく、好適には前記石粉材料の粒子の最大5%が2.8mmより小さいことを特徴とする方法。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の方法において、
    前記セメントはポルトランドセメント又は混合セメントから成る水硬性セメントであり、及び/又は前記石粉材料は自然石又は砕石を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の方法において、
    前記第一の層を前記硬化及び養生させるステップの前に、前記第二の混合物の施された第一の層の中に点滴灌水チューブを挿入するステップをさらに含み、前記点滴灌水チューブは、前記第二の混合物の施された第一の層の周辺領域の中に挿入されることを特徴とする方法。
  10. 運動用地の提供方法であって、
    前記運動用地は、地面に硬化させる第一の層と、前記第一の層の上に垂直に配置された粒径画分の第二の層とを具え、
    当該運動用地の提供方法は、前記第一の層及び第二の層、請求項に係る方法に従って提供するステップを有することを特徴とする運動用地の提供方法
  11. 請求項10に記載の運動用地の提供方法において、
    前記運動用地はゴルフ場バンカであり、粒径画分の前記第二の層は砂を含むことを特徴とする運動用地の提供方法
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