JP5954838B2 - Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法 - Google Patents

Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP5954838B2
JP5954838B2 JP2013529290A JP2013529290A JP5954838B2 JP 5954838 B2 JP5954838 B2 JP 5954838B2 JP 2013529290 A JP2013529290 A JP 2013529290A JP 2013529290 A JP2013529290 A JP 2013529290A JP 5954838 B2 JP5954838 B2 JP 5954838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
piperidin
dihydro
purine
carboxamide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013529290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013537231A (ja
Inventor
パトリック カーニー,
パトリック カーニー,
Original Assignee
エクセリクシス, インク.
エクセリクシス, インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エクセリクシス, インク., エクセリクシス, インク. filed Critical エクセリクシス, インク.
Publication of JP2013537231A publication Critical patent/JP2013537231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5954838B2 publication Critical patent/JP5954838B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/26Heterocyclic compounds containing purine ring systems with an oxygen, sulphur, or nitrogen atom directly attached in position 2 or 6, but not in both
    • C07D473/32Nitrogen atom
    • C07D473/34Nitrogen atom attached in position 6, e.g. adenine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/10Spiro-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/02Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
    • C07D473/04Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 two oxygen atoms

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照することにより本明細書中に組み込まれる、2010年9月14日付で出願された米国特許仮出願第61/382,884号の優先権の利益を請求する。
本発明は、タンパク質キナーゼおよびそれらの阻害剤の分野に関する。特に、本発明は、PI3Kデルタの阻害剤、およびそれらの使用方法に関する。
ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)は、脂質およびタンパク質キナーゼ活性の両方を利用して、細胞生存、増殖、および分化ならびに炎症応答をはじめとする幅広い細胞活動の調整に関与する多くの脂質シグナリング経路を調節するヘテロ二量体酵素である。これらの無数の重要な細胞プロセスにおけるPI3Kの重要な役割のために、これらは薬剤介入のための非常に魅力的な標的となる。本開示に関連するPI3Kのクラスは、イノシトール環の3−ヒドロキシル基上のホスファチジル−イノシトール(4,5)−ビスホスフェート(PtIns(4,5)PまたはPIP)をリン酸化してシグナリング分子ホスファチジル−イノシトール(3,4,5)−トリホスフェート(PtIns(3,4,5)PまたはPIP)を産生するのを触媒する。
疾患におけるPI3Kデルタイソ型の生理的役割の徹底的な研究の結果、PI3Kデルタは、多数の免疫学的、炎症性および細胞調節機能不全に関連付けられている。初期の研究は、免疫および炎症病理におけるその役割に重点を置いていた。PI3Kデルタは、B細胞およびT細胞の発生、分化、増殖ならびにエフェクター機能において重要な役割を果たす。PI3Kデルタノックインマウス(D910A/D910A)は、T細胞受容体特異抗原で刺激された場合に、増殖性T細胞応答およびケモカイン産生を損なうかまたは減弱することが示されている。さらに、これらのPI3Kデルタを発現する動物は、脾臓、リンパ節およびパイエル板の胚中心の不十分な発生を伴う不十分なT細胞非依存性抗体応答ならびに免疫化後のリンパ過形成を示す。PI3Kデルタ機能の阻害はさらに、T細胞による炎症部位への機能不全ホーミングに至る。PI3Kデルタ活性は、Treg細胞制御にも関与する。PI3Kデルタ(D910A/D910A)マウスは:1)インビトロのCD4CD25T細胞ならびに野生型動物由来のTreg細胞の増殖を抑制しない;2)検出可能なレベルの抗炎症性サイトカインIL−10を産生しない;そして3)実験的大腸炎から保護しない、Treg細胞を有する。
PI3KデルタのB細胞に対する効果も同様に重大である。p110デルタ触媒活性欠損マウスは、B1および辺縁体(MZ)B細胞の数が減少し、血清イムノグロブリンレベルが低下し、そして胸腺非依存性抗原での免疫化に対してほとんど反応せず、そして胸腺依存抗原に対するそれらの一次および二次応答が欠けている。PI3Kデルタ選択的阻害剤の使用によるPI3Kデルタの阻害は、B細胞受容体で誘導されたB細胞増殖の阻害を示し、クラススイッチ組換えおよびB細胞走化性における欠陥を増大させた。
PI3Kデルタが非リンパ系造血細胞の炎症誘発的役割を媒介する重大な役割を果たし得るという実験の観察結果は、好中球、マクロファージ、樹状細胞、肥満細胞および好酸球などの造血免疫細胞が関与する研究から得られた。例えば、PI3Kデルタは、好中球拡散および局在化、好中球遊走の調節、肥満細胞脱顆粒などに必要とされる。自然および適応免疫応答におけるPI3Kデルタの重要な役割の再検討により、アレルギー、喘息、自己免疫疾患、および炎症などの免疫疾患におけるPI3Kデルタの役割が徹底的に調査された。
既刊の科学文献の大部分が、炎症、自己免疫疾患などの免疫疾患に重点を置いているが、研究の魅力的かつ成果のある分野には、ガンにおけるPI3Kデルタの役割が含まれる。実験モデルはすでに:(i)過剰発現は実験モデルにおいて変換を誘導することができる;(ii)細胞増殖および腫瘍血管形成への関与;(iii)Ras誘発性変換および腫瘍形成への関与;(iv)乳腺および結腸腫瘍における螺旋状およびキナーゼドメインでの突然変異の活性化;ならびに(v)インビトロおよびインビボでのPTEN失活により誘導される変換をはじめとする、悪性細胞プロセスにおけるPI3KアルファおよびPI3Kベータの推定される役割を提供している。
PI3KアルファおよびPI3Kベータと同様に、PI3Kデルタも培養物において発癌性形質転換を誘発する。トリレトロウイルスベクターを用いてPI3Kデルタをニワトリ胚線維芽細胞(CEF)に導入する場合、明確な病巣が10日以内に形成される。D910Aキナーゼ不活性PI3KデルタをCEFに導入する場合、病巣形成は観察されず、このことは、変換が活性な触媒ドメインを必要とすることを示す。PI3Kアルファの腫瘍形成変異体(H1047R)について観察されたように、PI3Kデルタに感染したCEFは、血清飢餓状態でさえも、PI3Kアルファに類似したレベルでAktの構成的活性化を示した。少なくとも前述した理由のために、特にガン、炎症および自己免疫疾患の分野で、PI3Kデルタ介在性疾患を予防、治療、または改善するために使用できる選択的PI3Kデルタ阻害剤が必要とされている。
以下は、本発明のある態様を単に要約するものであり、事実上限定するものではない。これらの態様および他の態様ならびに実施形態を以下でさらに詳細に記載する。本明細書中のすべての引用文献は、全体として参照することによって本明細書中に組み込まれる。本明細書の明確な開示と、参照によって組み込まれる参考文献との間に相違がある場合、本明細書の明確な開示が支配する。
我々は、PI3K、特にPI3Kデルタの、生物学的プロセスおよび病状での重要な役割を認識し、したがって、これらのタンパク質キナーゼの阻害剤が望ましいことがわかった。したがって、本発明は、ほ乳類における様々なガン、自己免疫疾患、炎症性疾患の治療に有用であるPI3Kデルタを阻害、制御、および/または調節する化合物を提供する。本発明はさらに、化合物を作製する方法、ほ乳類、特にヒトにおける疾患、特に過剰増殖性疾患の治療でそのような化合物を使用する方法、ならびにそのような化合物を含有する医薬組成物も提供する。
本発明の第1の態様は、式I:
Figure 0005954838
の化合物またはその立体異性体もしくは立体異性体の混合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩として提供し、式中:
は、アルキル、ハロアルキル、または場合によって置換されたシクロアルキルである;
Figure 0005954838
は、4、5、6、または7員環であり、ここで:
それぞれのRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、もしくは−C(O)O−アルキルであるか、または2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋もしくは縮合二環式環を形成する可能性がある;
nは、0、1、2、または3である;
XはCまたはNである;ここで:
XがNである場合:
は存在しない;
3’は、ヘテロアリールアルキルオキシ;アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル;シクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1または2個の基で場合によって置換されたアリールもしくはヘテロアリールである;あるいは
3’は−SO−Rであり、ここで、Rは、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたフェニル、場合によって置換されたフェニルアルキル、または場合によって置換されたヘテロアリールである;
XがCである場合:
は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’は場合によって置換されたフェニルである;または
は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、場合によって置換されたインドリル、場合によって置換された1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、場合によって置換されたオキソインドリニル、場合によって置換されたベンゾイミダゾリル、場合によって置換されたピリジニル(フラニルで置換されたオキサジアゾリル)、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルである;そしてRは場合によって置換されたヘテロアリールアルキルである;または
は水素であり、R3’は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、もしくは(f):
Figure 0005954838
の基であり、式中:
は、O、NH、またはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合により置換されたNである;
はCHまたはNである;
Aは、N、C−H、またはC−Rである;
各Rは、存在する場合、独立して、ハロ、アルキル、場合によって置換されたアルコキシ、もしくは場合によって置換されたヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、場合によって置換された5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j);(k)、もしくは(l)
Figure 0005954838
を形成し、式中、ZはCHまたはNHであり;ZはNRまたはCRであり、Rは場合によって置換されたフェニルである;
Yは存在しないか、またはハロ、アルキル、−(C=O)−、−NR−(C=O)−、もしくは−(C=O)NR−、−O−(C=O)−、−(C=O)O−、−NR−(C=O)O−、もしくは−O(C=O)NR−であり、ここで、Rは水素もしくは場合によって置換されたアルキルである;
は、水素、ハロ、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたアルケニル、場合によって置換されたアリール、場合によって置換されたシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロアリールである;そして
Yが−N(R)−(C=O)−、または−(C=O)−N(R)−である場合、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、N、S、およびOから選択される1または2個のさらなるヘテロ原子を場合によって含有する4、5、または6員環を形成することができる。
第2の態様において、本発明は、1)式Iの化合物またはその1つの立体異性体もしくは異性体の混合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩として、および2)薬剤的に許容される担体、賦形剤、または希釈剤を含む医薬組成物を提供する。
第3の態様において、本発明は、PI3Kデルタのインビボ活性を阻害する方法であって、患者に、有効なPI3Kデルタ阻害量の式Iの化合物またはその1つの立体異性体もしくは立体異性体の混合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩もしくは溶媒和物またはその医薬組成物として投与することを含む方法を提供する。
第4の態様において、本発明は、疾患、障害、または症候群を治療する方法であって、患者に、治療有効量の式Iの化合物またはその1つの立体異性体もしくは異性体の混合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩もしくは溶媒和物として、あるいは治療有効量の式Iの化合物またはその1つの立体異性体もしくは異性体の混合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩もしくは溶媒和物として、および薬剤的に許容される担体、賦形剤、または希釈剤を含む医薬組成物として投与することを含む方法を提供する。
第5の態様において、本発明は、式Iの化合物を作製するプロセスであって:
(a)式1の化合物を塩基およびRで処理して、式2(式中、Xはハロ、またはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、OTsである)の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(b)式2の化合物を化合物3とともに塩基の存在下で加熱して、式3の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(c)式4の化合物を極性非プロトン性溶媒中、塩基の存在下で加熱して、式5のカルボン酸を得ること;
Figure 0005954838
(d)式5のカルボン酸をRNHまたはROHでアミド化またはエステル化して、式I(式中、YRはC(=O)−NRまたはC(=O)−ORである)の化合物を形成すること(ここで、RおよびRは、それぞれ独立して、H、C〜C−アルキル、シクロアルキル、もしくはアルキレン−シクロアルキルであるか、またはRおよびRの一方はH、C〜C−アルキル、シクロアルキル、アルキレン−シクロアルキルであり、他方はC〜C−アルキルもしくはNHである;そしてRはC〜C−アルキルである)
Figure 0005954838
を含むプロセスを提供する。
第6の態様において、本発明は、式Iの化合物を作製するプロセスであって:
(a)式6の化合物を式3の化合物で処理して、式7(式中、Xはハロ、またはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、OTsである)の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(b)式7の化合物を還元して、式8の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(c)式8の化合物を式9のアルデヒドで処理して、式1(式中、Yは存在せず、Rは、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールである)の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
を含むプロセスを提供する。
第7の態様において、本発明は、式Iの化合物を作製するプロセスであって:
(a)式10の化合物を無水酢酸で処理して、式10(式中、Xはハロ、またはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、OTsである)の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(b)式11の化合物を塩基および1,2ジブロモテトラクロロエタンで処理して、式12の化合物を形成すること;
Figure 0005954838
(c)式13の化合物をR−Hで、塩基の存在下にて処理して、式I(式中、Yは存在せず、Rは、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールである)の化合物を形成すること
Figure 0005954838
を含む、プロセスを提供する。
以下の略語および用語は全体を通して表示された意味を有する:
Figure 0005954838
Figure 0005954838
記号「−」は単結合を意味し、「=」は二重結合を意味し、「≡」は三重結合を意味し、

Figure 0005954838

は単結合または二重結合を意味する。記号

Figure 0005954838

は、その記号が結合している二重結合の末端上のいずれかの位置を占める;すなわち、二重結合の幾何配置(EまたはZ)が曖昧である、二重結合上の基を指す。基がその親式から外れて図示されている場合、その基を親構造式から分離するために、理論的に切断された結合の末端で「〜」記号を使用する。
化学構造を表現または記載する場合、特に断りのない限り、全ての炭素は4の原子価に合致する水素置換を有すると見なされる。例えば、以下の概略図の左側の構造では、9個の水素が暗示される。9個の水素は右側の構造では表示されている。場合によって、構造中の特定の原子は、本文の式中で、例えば、−CHCH−など、水素(複数可)を置換(明確に規定された水素)として有するとして記載される。前述の表記技術は、他の方法では複雑な構造の記載を簡潔かつ単純にするために提供するために化学技術で一般的であることは、当業者には理解される。
Figure 0005954838
基「R」は、例えば、式:
Figure 0005954838

におけるように、環系上に「浮いて」いるように表示される場合、特に規定されない限り、置換基「R」は、環系の任意の原子上にある可能性があり、安定な構造が形成される限り、環原子の1つから、表示、暗示、または明示された水素を置換すると仮定する。
基「R」が、例えば、式:
Figure 0005954838
におけるように縮合または架橋環系上に浮いて記載されている場合、特に規定されない限り、置換基「R」は縮合または架橋環系の任意の原子上にある可能性があり、安定な構造が形成される限り、環原子のうちの1つからの表示された水素(例えば、上記式では−NH−)、暗示される水素(例えば、上記式におけるように水素は表示されていないが、存在すると解釈されるべきである場合)、または明確に規定された水素(例えば、上記式で、「Z」が=CH−に等しい場合)の置換が仮定される。示された例では、「R」基は、縮合または架橋環系の5員または6員環のいずれかにある可能性がある。
例えば、式:
Figure 0005954838
(式中、この例では、「y」は2以上である可能性がある)におけるように「R]基が飽和炭素を含有する環系上に存在するとして表示されている場合、ここで図示、暗示、または明確に規定された環上の水素を置換するとされ;したがって、特に規定されない限り、この場合、結果として得られる構造は安定であり、2個の「R」は同じ炭素上にある可能性がある。別の例では、その炭素を含む同じ炭素上の2個のRは環を形成する可能性があり、したがって、例えば、式:
Figure 0005954838
におけるような表示された環とスピロ環式環構造を形成する。
「アシル」は、−C(O)Rラジカル(式中、Rは、本明細書中で定義されるアルキル、ハロアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロシクロアルキルアルキルである)、例えば、アセチル、トリフルオロメチルカルボニル、または2−メトキシエチルカルボニルなどを意味する。
「アシルアミノ」は、−NRR’ラジカル(式中、Rは水素、ヒドロキシ、アルキル、またはアルコキシであり、R’は本明細書中で定義されるアシルである)を意味する。
「アシルオキシ」は、−ORラジカル(式中、Rは、本明細書中で定義されるアシルである)、例えば、シアノメチルカルボニルオキシなどを意味する。
本発明の化合物に関連した「投与」およびその変形(例えば、化合物を「投与する」)とは、治療を必要とする動物の系に化合物の化合物を導入することを意味する。本発明の化合物またはそのプロドラッグが1以上他の活性な作用因子(例えば、手術、放射線、および化学療法など)と組み合わせて提供される場合、「投与」およびその変形は、それぞれ、化合物またはそのプロドラッグおよび他の作用因子の同時および連続導入を含むと理解される。
「アルケニル」は、2〜6個の炭素原子の直線状一価炭化水素ラジカルまたは3〜6個の炭素原子の分枝一価炭化水素ラジカルであって、少なくとも1つ二重結合を含むラジカル、例えば、エテニル、プロペニル、1−ブト−3−エニル、および1−ペント−3−エニルなどを意味する。
「アルコキシ」は、−OR基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキル基である)を意味する。例としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシなどが挙げられる。
「アルコキシアルキル」は、少なくとも1つ、特に1、2、または3個の本明細書中で定義されるアルコキシ基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。代表例としては、メトキシメチルなどが挙げられる。
「アルコキシカルボニル」は、−C(O)R基(式中、Rは、本明細書中で定義されるアルコキシである)を意味する。
「アルキル」は、1〜6個の炭素原子の直線状飽和一価炭化水素ラジカルまたは3〜6個の炭素原子の分枝飽和一価炭化水素ラジカル、例えば、メチル、エチル、プロピル、2−プロピル、ブチル(全ての異性体形態を含む)、またはペンチル(全ての異性体形態を含む)などを意味する。
「アルキルアミノ」は、−NHR基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキルである)を意味する。
「アルキルアミノアルキル」は、1または2個の本明細書中で定義されるアルキルアミノ基で置換されたアルキル基を意味する。
「アルキルアミノアルキルオキシ」は、−OR基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキルアミノアルキルである)を意味する。
「アルキルカルボニル」は、−C(O)R基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキルである)を意味する。
「アルキルスルホニル」は、−S(O)R基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキルである)を意味する。
「アルキルスルホニルアルキル」は、少なくとも1個、好ましくは1または2個の本明細書中で定義されるアルキルスルホニル基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「アルキニル」は、2〜6個の炭素原子の直線状一価炭化水素ラジカルまたは3〜6個の炭素原子の分枝一価炭化水素ラジカルであって、少なくとも1つ三重結合を含むラジカル、例えば、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチン−2−イルなどを意味する。
「アミノ」は−NHを意味する。
「アミノアルキル」は、少なくとも1個、特に1、2または3個のアミノ基で置換されたアルキル基を意味する。
「アミノアルキルオキシ」は、−OR基(式中、Rは本明細書中で定義されるアミノアルキルである)を意味する。
「アミノカルボニル」は、−C(O)NH基を意味する。
「アルキルアミノカルボニル」は、−C(O)NHR基(式中、Rは本明細書中で定義されるアルキルである)を意味する。
「アリール」は、一価6〜14員単または二炭素環であって、単環式環が芳香族であり、二環式環中の少なくとも1つの環が芳香族であるものを意味する。特に明記しない限り、基の結合価は、ラジカル中の任意の環の任意の原子上に位置する可能性があり、原子価則を可能にする。代表例としては、フェニル、ナフチル、およびインダニルなどが挙げられる。
「アリールアルキル」は、1または2個の本明細書中で定義されるアリール基で置換された、本明細書中で定義されるアルキルラジカル、例えば、ベンジルおよびフェネチルなどを意味する。
「アリールアルキルオキシ」とは、−OR基(ここで、Rは前記定義のようなアリールアルキルである)を意味する。
「シアノアルキル」は、1または2個のシアノ基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「シクロアルキル」は、3〜10個の炭素環原子の、単環式または縮合もしくは架橋二環式または三環式、飽和もしくは部分不飽和(芳香族ではない)、一価炭化水素ラジカルを意味する。特に明記しない限り、原子価則が許す限り、基の結合価は、ラジカル内の任意の環の任意の原子上に位置し得る。1または2個の環炭素原子は、−C(O)−、−C(S)−、または−C(=NH)−基によって置換されていてもよい。さらに詳細には、シクロアルキルという用語には、限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシル、シクロヘキシ−3−エニル、または(1r,3r,5R,7R)−トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン−2−イルなどが含まれる。
「シクロアルキルアルキル」は、少なくとも1個、特に1個または2個の本明細書中で定義されるシクロアルキル基で置換されたアルキル基を意味する。
「ジアルキルアミノ」は、−NRR’ラジカル(式中、RおよびR’は本明細書中で定義されるアルキルである)、もしくはNオキシド誘導体、またはその保護誘導体、例えば、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N,N−メチルプロピルアミノまたはN,N−メチルエチルアミノなどを意味する。
「ジアルキルアミノアルキル」は、1個または2個の本明細書中で定義されるジアルキルアミノ基で置換されたアルキル基を意味する。
「ジアルキルアミノアルキルオキシ」は、−OR基(式中、Rは本明細書中で定義されるジアルキルアミノアルキルである)を意味する。代表例としては、2−(N,N−ジエチルアミノ)−エチルオキシなどが挙げられる。
「ジアルキルアミノカルボニル」は、−C(O)NRR’基(式中、RおよびR’は本明細書中で定義されるアルキルである)を意味する。
「ハロゲン」または「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を指す。
「ハロアルコキシ」は、−OR’基(式中、R’は本明細書中で定義されるハロアルキルである)、例えばトリフルオロメトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシなどを意味する。
「ハロアルキル」は、1個以上のハロゲン、特に、1、2、3、4、5、または6個のハロ原子で置換されたアルキル基、例えば、トリフルオロメチル、2−クロロエチル、および2,2−ジフルオロエチルなどを意味する。
「ヘテロアリール」は、1個以上、特に1、2、3、または4個の環ヘテロ原子を含有する5〜14個の環原子の単環式または縮合もしくは架橋二環式一価ラジカルを意味し、ここで、各ヘテロ原子は独立して、−O−、−S(O)−(nは0、1、もしくは2である)、−NH−、−N=、またはN−オキシドであり、残りの環原子は炭素であり、ここで、単環式ラジカルを含む環は芳香族であり、少なくとも1つの二環式ラジカルを含む縮合環は芳香族である。二環式ラジカルを含む任意の非芳香族環の1または2個の環炭素原子は、−C(O)−、−C(S)−、または−C(=NH)−基で置換されていてもよい。特に明記しない限り、結合価はヘテロアリール基の任意の環の任意の原子上に位置する可能性があり、原子価則が可能になる。さらに詳細には、ヘテロアリールという用語には、限定されないが、1,2,4−トリアゾリル、1,3,5−トリアゾリル、フタルイミジル、ピリジニル、ピロリル、イミダゾリル、チエニル、フラニル、インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル(例えば、2,3−ジヒドロ−1H−インドール−2−イルまたは2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イルなどを含む)、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾジオキソール−4−イル、ベンゾフラニル、シンノリニル、インドリジニル、ナフチリジン−3−イル、フタラジン−3−イル、フタラジン−4−イル、プテリジニル、プリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、テトラゾイル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル(例えば、テトラヒドロイソキノリン−4−イルまたはテトラヒドロイソキノリン−6−イルなどを含む)、ピロロ[3,2−c]ピリジニル(例えば、ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−イルまたはピロロ[3,2−c]ピリジン−7−イルなどを含む)、ベンゾピラニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル、およびそれらの誘導体、またはそれらのNオキシドもしくは保護誘導体が含まれる。「5または6員ヘテロアリール」という用語は、「ヘテロアリール」という用語のサブセットを表す。
「ヘテロアリールアルキル」は、少なくとも1個、特に1または2個の本明細書中で定義されるヘテロアリール基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「ヘテロシクロアルキル」は、3〜8個の環原子の飽和もしくは部分不飽和(芳香族ではない)一価単環式基または5〜12個の環原子の飽和もしくは部分不飽和(芳香族ではない)一価縮合もしくは架橋二環式もしくは三環式基を意味し、ここで、1以上、具体的に1、2、3、または4個の環ヘテロ原子の場合、各ヘテロ原子は独立して、O、S(O)(nは0、1、もしくは2である)、−N=、または−NH−であり、残りの環原子は炭素である。1または2個の環炭素原子は、−C(O)−、−C(S)−、または−C(=NH)−基で置換されていてもよい。特に明記しない限り、基の結合価は、原子価則が許す限り、ラジカル内の任意の環の任意の原子上に位置し得る。結合価点が窒素原子上に位置する場合、Rは存在しない。さらに詳細には、ヘテロシクロアルキルという用語には、限定されないが、アゼチジニル、ピロリジニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジヒドロ−1H−ピロリル、ピペリジニル、4−ピペリドニル、モルホリニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、テトラヒドロピラニル、2−オキソピペリジニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、パーヒドロアゼピニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル、オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、デカヒドロイソキノリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、(3aR,6aS)−5−メチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロリル、および(3aS,6aR)−5−メチル−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロリル、ならびにそれらの誘導体およびそれらのN−オキシドまたは保護誘導体が含まれる。
「ヘテロシクロアルキルアルキル」は、1または2個の本明細書中で定義されるヘテロシクロアルキル基で置換された、本明細書中で定義されるアルキルラジカル、例えば、モルホリニルメチル、N−ピロリジニルエチル、および3−(N−アゼチジニル)プロピルなどを意味する。
「ヘテロシクロアルキルオキシ」は、−OR基(Rは本明細書中で定義されるヘテロシクロアルキルである)を意味する。
「ヒドロキシアルキル」は、少なくとも1個、好ましくは1、2、3、または4個のヒドロキシ基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「フェニルアルキル」は、1または2個のフェニル基で置換された本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「フェニルアルキルオキシ」は、−OR基(Rは本明細書中で定義されるフェニルアルキルである)を意味する。
「任意の」または「場合によって」とは、その後に記載される事象もしくは状況が起こるかもしれないし、または起こらないかもしれず、この記載が、前記事象もしくは状況が起こる場合と起こらない場合とを含むことを意味する。当業者は、1以上の任意の置換基を含有するとして記載される任意の分子に関して、立体的に実際的および/または合成的に実行可能な化合物だけが含まれるはずであることを理解するであろう。「場合によって置換された」は、特に明記しない限り、用語中の全てのその後の修飾語句にあてはまる。任意の置換の例のリストを、「置換された」の定義で以下に示す。
「場合によって置換されたアリール」は、独立してアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、カルボキシ、シアノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、またはアミノアルコキシの1、2、もしくは3個の置換基で場合によって置換された、本明細書中で定義されるアリール基を意味する;あるいはアリールはペンタフルオロフェニルである。「アリール」上の任意の置換基内で、アルキルおよびアルケニルは、単独または別の基の一部(アルコキシカルボニル中のアルキルを含む)としてのいずれかで、独立して場合によって、1、2、3、4、または5個のハロで置換されている。
「場合によって置換されたアリールアルキル」は、本明細書中で定義される場合によって置換されたアリールで置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「場合によって置換されたシクロアルキル」は、独立して、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、ニトロ、アルコキシアルキルオキシ、アミノアルコキシ、アルキルアミノアルコキシ、ジアルキルアミノアルコキシ、カルボキシ、またはシアノである1、2、または3個の基で置換された、本明細書中で定義されるシクロアルキル基を意味する。「シクロアルキル」上の前記任意の置換基内で、アルキルおよびアルケニルは、単独またはシクロアルキル環上の別の置換基の一部としてのいずれかで、独立して場合によって1、2、3、4、または5個のハロで置換され、例えばハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルケニルオキシ、またはハロアルキルスルホニルである。
「場合によって置換されたシクロアルキルアルキル」は、少なくとも1個、特に1または2個の、本明細書中で定義される場合によって置換されたシクロアルキル基で置換されたアルキル基を意味する。
「場合によって置換されたヘテロアリール」は、独立してアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、カルボキシ、シアノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アミノアルコキシ、アルキルアミノアルコキシ、またはジアルキルアミノアルコキシである1、2、または3個の置換基で場合によって置換されたヘテロアリール基を意味する。「ヘテロアリール」上の任意の置換基内で、アルキルおよびアルケニルは、単独または別の基の一部(例えば、アルコキシカルボニル中のアルキルを含む)としてのいずれかで、1、2、3、4、または5個のハロで独立して場合によって置換されている。
「場合によって置換されたヘテロアリールアルキル」は、少なくとも1個、特に1または2個の、本明細書中で定義される場合によって置換されたヘテロアリール基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「場合によって置換されたヘテロシクロアルキル」は、独立してアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、カルボキシ、シアノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アミノアルコキシ、またはフェニルアルキルである1、2、または3個の置換基で場合によって置換された、本明細書中で定義されるヘテロシクロアルキル基を意味する。「ヘテロシクロアルキル」上の任意の置換基内で、アルキルおよびアルケニルは、単独または別の基の一部(例えば、アルコキシカルボニル中のアルキルを含む)としてのいずれかで、1、2、3、4、または5個のハロで独立して場合によって置換されている。
「場合によって置換されたヘテロシクロアルキルアルキル」は、少なくとも1個、特に1または2個の、本明細書中で定義される場合によって置換されたヘテロシクロアルキル基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「場合によって置換されたフェニル」は、独立してアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシカルボニル、アルケニルオキシカルボニル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、カルボキシ、シアノ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、またはアミノアルコキシである、1、2、もしくは3個の置換基で場合によって置換されたフェニル基を意味するか、あるいはアリールはペンタフルオロフェニルである。「フェニル」上の任意の置換基内で、アルキルおよびアルケニルは、単独または別の基の一部(例えば、アルコキシカルボニル中のアルキルを含む)としてのいずれかで、1、2、3、4、または5個のハロで独立して場合によって置換されている。
「場合によって置換されたフェニルアルキル」は、1または2個の本明細書中で定義される場合によって置換されたフェニル基で置換された、本明細書中で定義されるアルキル基を意味する。
「場合によって置換されたフェニルスルホニル」は、−S(O)R基(式中、Rは本明細書中で定義される場合によって置換されたフェニルである)を意味する。
「オキソ」は、二重結合によって結合している酸素を意味する。
本明細書中で記載される反応のそれぞれについての「収率」は、理論的収率のパーセンテージとして表される。
本発明について、「患者」は、ヒトおよび他の動物、特にほ乳類、ならびに他の生物を含む。したがって、当該方法は、ヒトの治療および獣医学的応用の両方に適用可能である。具体的な実施形態において、患者はほ乳類であり、さらに具体的な実施形態において、患者はヒトである。
化合物の「薬剤的に許容される塩」は、薬剤的に許容され、親化合物の所望の薬理学的活性を保有する塩を意味する。薬剤的に許容される塩は非毒性であると理解される。好適な薬剤的に許容される塩に関するさらなる情報は、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 17th ed., Mack Publishing Company, Easton, PA, 1985(参照することによって、本明細書中に組み込まれる)またはS. M. Berge, et al., “Pharmaceutical Salts,” J. Pharm. Sci., 1977;66:1−19(どちらも参照することによって本明細書中に組み込まれる)で見出すことができる。
薬剤的に許容される酸付加塩の例としては、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸など;ならびに有機酸、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、グルコヘプトン酸、4,4’−メチレンビス−(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第3ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸、p−トルエンスルホン酸、およびサリチル酸などと形成されるものが挙げられる。
薬剤的に許容される塩基付加塩の例としては、親化合物中に存在する酸性プロトンが金属イオン、例えばナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム塩などによって置換される場合に形成されるものが挙げられる。具体的な塩は、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、およびマグネシウム塩である。薬剤的に許容される有機非毒性塩基から誘導される塩としては、第1、第2、および第3アミン、天然に存在する置換アミンを含む置換アミン、環状アミンならびに塩基性イオン交換樹脂の塩が挙げられるが、これらに限定されるものではない。有機塩基の例としては、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルピペリジン、トロメタミン、N−メチルグルカミン、ポリアミン樹脂などが挙げられる。例示的有機塩基は、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミン、トリメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、コリン、およびカフェインである。「プラチン」および「プラチン含有剤」には、例えば、シスプラチン、カルボプラチン、およびオキサリプラチンが含まれる。
「治療有効量」は、患者に投与された場合、疾患の症状を改善する本発明の化合物の量である。「治療有効量」を構成する本発明の化合物の量は、化合物、病状およびその重症度、治療される患者の年齢などに応じて変わるであろう。治療有効量は、当業者が自身の知識および本開示を考慮して決定することができる。
疾患、障害、もしくは症候群を「予防する」または疾患、障害、もしくは症候群の「予防」とは、ヒトにおいて疾患が起こるのを阻害すること、すなわち、疾患、障害、もしくは症候群に曝露されるかまたはかかりやすいが、その疾患、障害、もしくは症候群の症状をまだ経験または示さない動物において、疾患、障害、もしくは症候群の臨床症状が発現しないようにすることを含む。
疾患、障害、もしくは症候群を「治療する」または疾患、障害、もしくは症候群の「治療」は、本明細書中で用いられる場合、(i)疾患、障害、もしくは症候群を阻害すること、すなわち、その発生を阻止すること;および(ii)疾患、障害、または症候群を軽減すること、すなわち、疾患、障害、もしくは症候群の退縮を引き起こすことを含む。当該技術分野で公知のように、全身的送達対局所的送達、年齢、体重、全体的な健康、性別、食事、投与時間、薬物間相互作用および状態の重症度についての調節が必要である可能性があり、当業者によって通例の実験で確かめることができるであろう。
発明の実施形態
以下の段落は、本発明の化合物の多くの実施形態を示す。それぞれの例において、実施形態は、記載された化合物、ならびにそれらの1つの立体異性体または立体異性体の混合物、ならびにその薬剤的に許容される塩を含む。
したがって、前述のように、1つの態様において、本発明は式I
Figure 0005954838
の化合物を提供する。
1つの実施形態において、2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋二環式環を形成し得る;
1つの実施形態において、式Iの化合物は、式Ia
Figure 0005954838
(式中、
Figure 0005954838
は5、6、または7員環である)の化合物である。
別の実施形態において、式Iの化合物は、式Ib
Figure 0005954838
の化合物である。
これらや他の実施形態において、Rはアルキルまたはシクロアルキルである。さらに詳細には、これらや他の実施形態において、Rは、メチル、エチル、またはシクロプロピルである。
これらや他の実施形態において、nは0または1であり、Rは、ヒドロキシ、カルボキシ、メチル、またはヒドロキシメチルである。
これらや他の実施形態において、式Iの化合物は、式IcまたはIdの化合物である。
Figure 0005954838
さらなる実施形態において、式Icの化合物は、式Ic−1またはIc−2の化合物であり、式中、Rは、ヘテロアリールアルキルオキシ、アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル、またはシクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルである。
Figure 0005954838
さらなる実施形態において、式Ic−1およびIc−2の化合物中のRはアルキルである。
式Idの化合物のさらなる実施形態において、Rは、水素、シアノ、ヒドロキシ、アミノメチル、場合によって置換されたアルコキシ、またはカルボキシメチルであり、そしてR3’は、場合によって置換されたフェニル、場合によって置換されたインドリル、場合によって置換された1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、場合によって置換されたオキソインドリニル、または場合によって置換されたベンゾイミダゾリルである。
さらなる実施形態において、式Idの化合物は、式Id−1Id−2、Id−3、またはId−4の化合物である。
Figure 0005954838
さらなる実施形態において、式Id−1またはId−2の化合物は、式Id−1(a)、Id−1(b)、またはId−2(a)の化合物である。
Figure 0005954838
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のRはアルキルである。
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のRは、メチルである。
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のRはHである。
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のAはNである。
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のYは存在しない。
さらなる実施形態において、式Id−1(a)、Id−1(b)、およびId−2(a)の化合物中のRは、場合によって置換されたアリール、場合によって置換されたシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロアリールである。
さらなる実施形態において、1d−3またはId−4の化合物は、式Id−3(a)、Id−3(b)、またはId−4(a)の化合物である。
Figure 0005954838
さらなる実施形態において、式Id−3(a)、Id−3(b)、およびId−4(a)の化合物中のRはアルキルである。
さらなる実施形態において、式Id−3(a)、Id−3(b)、およびId−4(a)の化合物中のRはメチルである。
さらなる実施形態において、式Id−3(a)、Id−3(b)、およびId−4(a)の化合物中のYは存在しない。
さらなる実施形態において、式Id−3(a)、Id−3(b)、およびId−4(a)の化合物中のYは−(C=O)−NH−である。
さらなる実施形態において、式Id−3(a)、Id−3(b)、およびId−4(a)の化合物中のRは、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたアリール、場合によって置換されたシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロアリールである。
式Iの化合物のさらなる実施形態において、
は、アルキル、ハロアルキル、または場合によって置換されたシクロアルキルである;
Figure 0005954838
は、4、5、6、または7員環であり、式中:
XはCまたはNであり;ここで:
XがNである場合:
3’は存在せず、Rは、ヘテロアリールアルキルオキシ;アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル;シクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1もしくは2個の基で場合によって置換されたフェニルであるか、またはRは−SO−Rであり、ここで、Rは、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたフェニル、場合によって置換されたフェニルアルキル、もしくは場合によって置換されたヘテロアリールである;
XがCである場合:
は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’は場合によって置換されたフェニルである;または
は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、1H−インドリル、場合によって置換されたピリジニル(フラニルで置換されたオキサジアゾリル)、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルであり;そしてRは場合によって置換されたヘテロアリールアルキルである;または
は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f):
Figure 0005954838

の基であり、式中、Zは、OまたはNHまたはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合によって置換されたNであり、ZはCHまたはNであり、AはNまたはCであり、各Rは、存在する場合、独立して、ハロ、アルキル、場合によって置換されたアルコキシ、もしくは場合によって置換されたヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、場合によって置換された5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j);または(k)
Figure 0005954838
(式中、ZはCHまたはNHである;ZはNRまたはCHRであり、ここでRは水素もしくは場合によって置換されたフェニルである)を形成する;
Yは存在しないか、またはハロ、アルキル、−(C=O)−、−NR−(C=O)−、もしくは−(C=O)NR−、−O−(C=O)−、もしくは−(C=O)O−、−NR−(C=O)O−、もしくは−O(C=O)NR−であり、ここで、Rは水素または場合によって置換されたアルキルである;
は、水素、ハロ、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたアルケニル、場合によって置換されたアリール、場合によって置換されたヘテロシクロアルキル、場合によって置換されたヘテロアリールである;そして
−NR−(C=O)−、または−(C=O)−NR−の場合、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、N、S、およびOから選択される1または2個のさらなるヘテロ原子を場合によって含有する4、5、または6員環を形成することができる。
式Iの化合物のさらなる実施形態において、Rはメチルである。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Yは存在しないか、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、−(C=O)−、もしくは−(C=O)O−、もしくは−(C=O)NH−である。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Yは存在せず、Rがエチル、プロペニル、またはトリフルオロメチルである。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Rは、場合によって置換されたヘテロアリール、場合によって置換されたアルキル、場合によって置換されたシクロアルキル、または場合によって置換されたヘテロシクロアルキルである。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Yは存在せず、R
Figure 0005954838
Figure 0005954838
である。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Yは、−(C=O)−、−(C=O)O−、または−(C=O)NH−である。
さらなる実施形態において、式I、Ia、Ib、Ic、およびIdの化合物では、Y−R
Figure 0005954838
Figure 0005954838
である。
代表的な化合物
式Iの代表的な化合物を以下に示す。例は単に例示的であって、本発明の範囲を決して限定するものではない。本発明の化合物は、国際純正応用化学連合(IUPAC)、国際生化学分子生物学連合(IUBMB)、および化学情報検索サービス機関(CAS)によって合意された命名法の系統的な適用にしたがって命名される。特に、表1中の名称は、ACD/Labs命名ソフトウェア8.00リリース、製品バージョン8.08以上を用いて作製した。
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
別の態様において、本発明は、1)その1つの立体異性体または立体異性体の混合物としての、式I、Ia、Ib、Ic、Id、およびIIもしくはIIaの式化合物のいずれか1つによるか、もしくは前記実施形態のいずれか1つによる化合物、または表1中の化合物を、場合によって薬剤的に許容される塩として、ならびに2)その薬剤的に許容される担体、賦形剤、および/または希釈剤を含む医薬組成物を提供する。
別の態様において、本発明は、疾患、障害、または症候群を治療する方法であって、疾患がPI3Kデルタによって直接的または間接的に影響を受ける無制御、異常、および/または不要な細胞活動と関連するものである方法を提供し、この方法は、それを必要とするヒトに、治療有効量の式I、Ia、Ib、Ic、Id、およびIIまたはIIaの式化合物のいずれか1つの化合物、前記実施形態のいずれか1つの化合物、または表1からの化合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩または医薬組成物として投与することを含む。実施形態(V)の別の実施形態において、疾患はガンである。実施形態(V)の別の実施形態において、疾患はガンであり、化合物は式Iの化合物であるか、または表1からの化合物である。
別の態様において、本発明は、疾患、障害、または症候群を治療する方法を提供し、この方法は、治療有効量の式I、Ia、Ib、Ic、Id、II、もしくはIIaのいずれかの化合物、前記実施形態のいずれか1つの化合物、または表1からの化合物を、場合によってその薬剤的に許容される塩として、あるいは治療有効量の式I、Ia、Ib、Ic、Id、II、もしくはIIaの化合物、前記実施形態のいずれか1つの化合物、または表1からの化合物と、薬剤的に許容される担体、賦形剤、もしくは希釈剤とを含む医薬組成物として、患者に投与することを含む。
別の実施形態において、疾患はガンであり、化合物は式Iの化合物であるか、または表1からの化合物である。
一般的投与
1つの態様において、本発明は、本発明によるPI3Kデルタの阻害剤と薬剤的に許容される担体、賦形剤、または希釈剤とを含む医薬組成物を提供する。ある他の特定の実施形態において、投与は経口経路による。本発明の化合物、またはそれらの薬剤的に許容される塩の、純粋な形態または適切な医薬組成物での投与は、承認された投与方法または類似した効用を果たす薬剤のいずれかによって実施することができる。したがって、投与は、例えば、経口的、経鼻的、非経口的(静脈内、筋肉内、もしくは皮下)、局所的、経皮的、膣内、膀胱内、大槽内、または直腸的に、固体、半固体、凍結乾燥粉末、または液体剤形の形態で、例えば、錠剤、坐剤、丸薬、軟カプセルおよび硬ゼラチンカプセル、粉末、溶液、懸濁液、またはエアゾルなど、特に正確な投与量の簡単な投与のために適した単位剤形である可能性がある。
組成物は、通常の医薬担体または賦形剤および本発明の化合物を活性剤として含み、さらに、担体およびアジュバントなどを含んでもよい。
アジュバントは、防腐剤、湿潤剤、懸濁剤、甘味料、矯味矯臭剤、香料、乳化剤、および分配剤を含む。微生物の作用の防止は、様々な抗菌剤および抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸などによって確実にすることができる。等張剤、例えば糖、塩化ナトリウムなどを含むことが望ましい可能性もある。注射可能な剤形の長時間の吸収は、吸収を遅らせる薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンの使用によってもたらすことができる。
所望により、本発明の医薬組成物はさらに、少量の補助物質、例えば湿潤剤または乳化剤、pH緩衝剤、抗酸化剤など、例えば、クエン酸、ソルビタンモノラウレート、トリエタノールアミンオレエート、ブチル化ヒドロキシトルエンなどを含んでもよい。
処方の選択は、薬物投与方法(例えば、経口投与については、錠剤、丸薬またはカプセルの形態での処方)および製剤原料のバイオアベイラビリティーなどの様々な因子に依存する。近年では、バイオアベイラビリティーは、表面積を増加させること、すなわち粒子サイズを減少させることによって、増加させることができるという原則に基づいて、低バイオアベイラビリティーを示す薬物に関する製剤処方が開発されてきた。例えば、米国特許第4,107,288号は、10〜1,000nmのサイズ範囲の粒子を有する製剤処方を記載し、この範囲で、活性物質は巨大分子の架橋マトリックス上に担持される。米国特許第5,145,684号は、製剤処方の製造法であって、製剤原料を表面修飾剤の存在下で微粉砕してナノ粒子(400nmの平均粒子サイズ)にし、次いで液体媒体中に分散させて、著しく高いバイオアベイラビリティーを示す製剤処方を得る、製造法を記載する。
非経口注射に好適な組成物は、生理学的に許容される滅菌水性もしくは非水性溶液、分散液、懸濁液またはエマルジョン、および滅菌注射可能溶液または分散液に再構成するための滅菌粉末を含んでもよい。好適な水性および非水性担体、希釈剤、溶媒またはビヒクルの例としては、水、エタノール、ポリオール(プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセロールなど)、それらの好適な混合物、植物油(例えばオリーブ油)および注射可能な有機エステル、例えばオレイン酸エチルが挙げられる。例えば、レシチンなどのコーティングの使用、分散液の場合は必要とされる粒子サイズの維持、および界面活性剤の使用によって、適切な流動性を維持することができる。
1つの具体的な投与経路は、経口であって、治療される病状の重症度にしたがって調節することができる簡便な1日の投与計画を使用する。
経口投与のための固体剤形としては、カプセル、錠剤、丸薬、粉末、および顆粒が挙げられる。そのような固体剤形では、活性化合物を少なくとも1つの不活性な慣例の賦形剤(もしくは担体)、例えばクエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウムまたは(a)充填剤もしくは増量剤、例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、およびケイ酸、(b)バインダー、例えば、セルロース誘導体、デンプン、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロース、およびアラビアゴム、(c)保湿剤、例えば、グリセロール、(d)崩壊剤、例えば、寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモもしくはタピオカデンプン、アルギン酸、クロスカルメロースナトリウム、複合ケイ酸塩、および炭酸ナトリウム、(e)溶解遅延剤、例えばパラフィン、(f)吸収促進剤、例えば、第4アンモニウム化合物、(g)湿潤剤、例えば、セチルアルコール、およびグリセロールモノステアレート、ステアリン酸マグネシウムなど(h)吸着剤、例えば、カオリンおよびベントナイト、ならびに(i)潤滑剤、例えば、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム、またはそれらの混合物と混合する。カプセル、錠剤、および丸薬の場合、剤形は緩衝剤を含んでもよい。
前述の固体剤形は、コーティングおよびシェル、例えば腸溶コーティングおよび当該技術分野で周知の他のもので調製することができる。それらは、鎮静剤を含んでもよく、それらが活性化合物または化合物を腸管のある部分で遅延した方法で放出するような組成を有するものである可能性もある。使用することができる包埋組成物の例は、ポリマー物質およびワックスである。活性化合物は、適切ならば、1以上の前述の賦形剤を有するマイクロカプセル化形態でもあり得る。
経口投与のための液体剤形には、薬剤的に許容されるエマルジョン、溶液、懸濁液、シロップ、およびエリキシルが含まれる。そのような剤形は、例えば、本発明の化合物(複数可)、またはその薬剤的に許容される塩、および任意の製薬アジュバントを担体、例えば、水、生理食塩水、水性デキストロース、グリセロール、エタノールなど;可溶化剤および乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド;油、特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールならびにソルビタンの脂肪酸エステル;またはこれらの物質の混合物などに、溶解させ、溶解させるなどによって、溶液または懸濁液を形成することによって、調製される。
懸濁液は、活性化合物に加えて、懸濁剤、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天およびトラガカント、またはこれらの物質の混合物などを含んでもよい。
直腸投与のための組成物は、例えば、本発明の化合物を、例えばカカオ脂、ポリエチレングリコールまたは坐剤ワックスなどの好適な非刺激性賦形剤または担体と混合することによって調製することができる坐剤であり、これらは常温で固体であるが、体温で液体であり、したがって、好適な体腔中にある間に溶融し、活性成分を体腔中に放出する。
本発明の化合物の局所投与のための剤形には、軟膏、粉末、スプレー、および吸入剤が含まれる。活性成分を、滅菌条件下で生理学的に許容され担体および任意の防腐剤、緩衝液、またはプロペラントと必要に応じて混合する。眼科処方、眼軟膏、粉末、および溶液も本発明の範囲内に含まれることが想定される。
圧縮ガスを用いて、本発明の化合物をエアゾル形態で分散させることができる。この目的に好適な不活性ガスは、窒素、二酸化炭素などである。
一般的に、意図される投与方法に応じて、薬剤的に許容される組成物は、約1%〜約99重量%の本発明の化合物(複数可)、またはその薬剤的に許容される塩、および99%〜1重量%の好適な医薬賦形剤を含有するであろう。一例において、組成は、約5%〜約75重量%の本発明の化合物(複数可)、またはその薬剤的に許容される塩と、残余は好適な医薬賦形剤である。
そのような剤形を調製する実際の方法は、当業者には、公知であるか、または明らかであろう;例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 18th Ed., (Mack Publishing Company, Easton, Pa., 1990)を参照のこと。投与される組成物は、いずれにしても、本発明の教唆にしたがった病状の治療のために、治療有効量の本発明の化合物、またはその薬剤的に許容される塩を含有する。
本発明の化合物、またはそれらの薬剤的に許容される塩もしくは溶媒和物は、用いられる特定の化合物の活性、化合物の代謝安定性および作用の長さ、年齢、体重、全体的な健康、性別、食事、投与方法および投与時間、排出速度、薬物の組み合わせ、特定の病状の重症度、ならびに治療を受けている受容者をはじめとする様々な因子に応じて変わる治療有効量で投与される。本発明の化合物は、1日あたり約0.1〜約1,000mgの範囲の投薬量レベルで患者に投与することができる。体重約70キログラムの正常なヒト成人について、1日あたり体重1キログラムにつき約0.01〜約100mgの範囲の投薬量が一例である。しかしながら、使用される具体的な投薬量は、変化する可能性がある。例えば、投薬量は、患者の要件、治療される状態の重症度、および用いられる化合物の薬理学的活性をはじめとする多くの因子に依存する可能性がある。特定の患者について最適な投薬量の決定は当業者には周知である。
一定用量として処方されるならば、そのような配合製品は、前述の投薬量範囲内の本発明の化合物およびその承認された投薬量範囲内の他の医薬的に活性な薬剤(複数可)を使用する。本発明の化合物は、別法として、併用処方が不適切である場合、公知の薬剤的に許容される薬剤(複数可)と連続して用いることができる。
有用性
本発明の化合物はPI3K−デルタの活性を有する。本発明の化合物を生物学的実施例で記載するアッセイを用いて試験し、PI3K−デルタの阻害剤であることが確認された。PI3Kデルタ活性および化合物によるその阻害を測定するための好適なインビトロアッセイは当該技術分野で公知である。PI3Kデルタを測定するためのインビトロアッセイのさらなる詳細に関しては、本明細書中の生物学的実施例を参照のこと。ガンの治療におけるインビトロ有効性の測定のための細胞ベースのアッセイは当該技術分野で公知である。加えて、アッセイを本明細書中で提供する生物学的実施例で記載する。ガンの好適なインビボモデルは当業者には公知である。前立腺腺癌、グリア芽腫,肺癌腫、および黒色腫のインビボモデルのさらなる詳細に関しては、本明細書中で記載する生物学的実施例を参照のこと。本明細書中で開示される実施例、および当該技術分野で開示されている例にしたがって、当業者は本発明の化合物の活性を測定することができる。
式Iの化合物は、以下に記載する、自己免疫障害、炎症性疾患、およびガンをはじめとする疾患の治療に有用である。
ガン:心臓:肉腫(血管肉腫、線維肉腫、横紋筋肉腫、脂肪肉腫)、粘液腫、横紋筋腫、線維腫、脂肪腫および奇形腫;肺:気管支原性ガン(扁平上皮細胞、未分化小細胞、未分化大細胞、腺癌)、肺胞(細気管支)癌腫、気管支腺腫、肉腫、リンパ腫、軟骨性過誤腫、中皮腫;胃腸:食道(扁平上皮細胞癌腫、腺癌、平滑筋肉腫、リンパ腫)、胃(癌腫、リンパ腫、平滑筋肉腫)、膵臓(導管腺)ガン、インスリノーマ、グルカゴノーマ、ガストリノーマ、カルチノイド腫瘍、ビポーマ)、小腸(腺癌、リンパ腫、カルチノイド腫瘍、カポジ肉腫、平滑筋腫、血管腫、脂肪腫、神経線維腫、線維腫)、大腸(腺癌、腺管状線腫、絨毛状線腫、過誤腫、平滑筋腫);尿生殖路:腎臓(腺癌、ウィルムス腫瘍[腎芽腫]、リンパ腫、白血病)、膀胱および尿道(扁平上皮細胞癌腫、移行上皮ガン、腺癌)、前立腺(腺癌、肉腫)、精巣(セミノーマ、奇形腫、胚性癌腫、奇形ガン、絨毛ガン、肉腫、間質細胞ガン、線維腫、繊維腺腫、類腺腫瘍、脂肪腫);肝臓:肝ガン(肝細胞ガン)、胆管ガン、肝芽細胞腫、血管肉腫、肝細胞性腺腫、血管腫;骨:骨原性肉腫(骨肉腫)、線維肉腫、悪性線維性組織球腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫、悪性リンパ腫(細網肉腫)、多発性骨髄腫、悪性巨細胞腫脊索腫、骨軟骨腫(osteochronfroma)(骨軟骨性外骨症)、良性軟骨腫、軟骨芽細胞腫、軟骨粘液線維腫、類骨骨腫および巨細胞腫;神経系:頭蓋骨(骨腫、血管腫、肉芽腫、黄色腫、変形性骨炎)、髄膜(髄膜腫、髄膜肉腫、神経膠種症)、脳(星細胞腫、髄芽細胞腫、神経膠腫、上衣腫、胚細胞腫[松果体腫]、多形膠芽細胞腫、希突起膠細胞腫、シュワン細胞腫、網膜芽細胞腫、先天性腫瘍)、脊髄神経線維腫、髄膜腫、神経膠腫、肉腫);婦人科:子宮(子宮内膜ガン)、頸部(子宮頸がん、前腫瘍性子宮頸部異形成(pre−tumor cervical dysplasia))、卵巣(卵巣ガン[漿液性?胞腺癌、粘液性?胞腺癌、分類不能癌腫]、顆粒膜−莢膜細胞腫瘍、セルトリライディッヒ(SertoliLeydig)細胞腫瘍、未分化胚細胞腫、悪性奇形腫)、外陰部(扁平上皮細胞癌腫、上皮内癌腫、腺癌、線維肉腫、黒色腫)、膣(明細胞癌、扁平上皮細胞癌腫、ブドウ状肉腫(胎児性横紋筋肉腫]、卵管(癌腫);血液学:血液(骨髄性白血病[急性および慢性]、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、骨髄増殖性疾患、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群)、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫[悪性リンパ腫];皮膚:悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮細胞癌腫、カポジ肉腫、母斑異形成母斑、脂肪腫、血管腫、皮膚線維腫、ケロイド、乾癬;ならびに副腎:神経芽細胞腫。
自己免疫疾患:橋本甲状腺炎、全身性紅斑性狼瘡(SLE)、グッドパスチャー症候群、天疱瘡、受容体自己免疫疾患、バセドウ病(グレーブス病)、重症筋無力症、インスリン耐性疾患、自己免疫溶血性貧血、自己免疫血小板減少性紫斑病、自己免疫脳脊髄炎、リウマチ、関節リウマチ、強皮症、混合型結合組織病、多発性筋炎、悪性貧血、特発性アジソン病、ある種の不妊症、糸球体腎炎、水疱性天疱瘡、シェーグレン症候群、ある種の糖尿病、アドレナリン作動性物質耐性、慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、内分泌不全、白斑、血管炎、心臓手術後症候群、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎および多発性硬化症、自己免疫多腺性疾患(自己免疫多腺性症候群としても知られる)、自己免疫脱毛症;悪性貧血;白斑;自己免疫下垂体機能低下症、およびギラン・バレー症候群。
炎症性疾患:喘息、アレルギー性鼻炎、乾癬、炎症性関節炎、関節リウマチ、乾癬性関節炎または骨関節炎、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、呼吸アレルギー(喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎)または皮膚アレルギー、強皮症、菌状息肉腫、急性炎症応答(例えば、急性呼吸窮迫症候群および虚血/再潅流傷害)、皮膚筋炎、アロペシアグレアタ(alopecia greata)、慢性光線性皮膚炎、湿疹、ベーチェット病、手掌足底膿疱症、壊疽性膿皮症、セザリー症候群、アトピー性皮膚炎、全身性硬化症、および限局性強皮症。
したがって、1つの実施形態において、本発明は、PI3Kデルタを阻害する方法であって、PI3Kデルタを有効量の本明細書中で開示される化合物と接触させることを含む方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、PI3Kデルタで調節される疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とするほ乳類に治療有効量の本明細書中で開示される化合物を投与することを含む方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、PI3Kデルタによって媒介されるガン疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とするほ乳類に、治療有効量の本明細書中で開示される化合物を投与することを含む方法を提供する。
本発明の化合物はさらに、本明細書中で記載される疾患を含む生物学的プロセスにおけるPI3Kデルタのインビボの役割を研究するためのインビボのPI3Kデルタの阻害剤としても有用である。したがって、本発明はさらに、本発明の化合物または組成物をほ乳類に投与することを含む、インビボでPI3Kデルタを阻害する方法も含む。
一般的合成
本発明の化合物は、後述の合成手順によって作製することができる。これらの化合物の調製で使用される出発物質および試薬は、Aldrich Chemical Co.(Milwaukee, Wis.)、もしくはBachem(Torrance, Calif.)などの商業的供給業者から入手可能であるか、またはFieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis, Volumes 1−17 (John Wiley and Sons, 1991); Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds, Volumes 1−5 and Supplementals (Elsevier Science Publishers, 1989); Organic Reactions, Volumes1−40 (John Wiley and Sons, 1991), March’s Advanced Organic Chemistry, (John Wiley and Sons, 4th Edition) and Larock’s Comprehensive Organic Chemistrys (VCH Publishers Inc., 1989)などの文献で記載されている手順にしたがって当業者に公知の方法により調製されるかのいずれかである。これらのスキームは、本発明の化合物を合成することができるいくつかの方法の単なる例示であり、これらのスキームに対して様々な修飾をなすことができ、本開示を参照する当業者に示唆される。反応の出発物質および中間体は、必要に応じて、限定されないが、ろ過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィーなどをはじめとする通常の技術を用いて単離し、精製することができる。そのような材料は、物理定数およびスペクトルデータをはじめとする通常の手段を用いて特徴づけることができる。
特に別段の定めがない限り、本明細書中で記載される反応は、大気圧で、約−78℃〜約150℃の温度範囲にわたって、さらに詳細には、約0℃〜約125℃、さらに詳細には、ほぼ室温(または周囲温度)、例えば、約20℃で行われる。特に別段の記載がない限り(水素化の場合のように)、全ての反応は、窒素雰囲気下で実施される。
プロドラッグは、当業者に公知の技術によって調製することができる。これらの技術は、一般的に、所定の化合物中の適切な官能基を修飾する。これらの修飾された官能基は、通常の操作によって、またはインビボで、もとの官能基を再生する。本発明の化合物のアミドおよびエステルは、通常の方法にしたがって調製することができる。プロドラッグの詳細な考察は、T. Higuchi and V. Stella, “Pro−drugs as Novel Delivery Systems,” Vol 14 of the A.C.S. Symposium Series, and in Bioreversible Carriers in Drug Design, ed. Edward B. Roche, American Pharmaceutical Association and Pergamon Press, 1987(どちらも、あらゆる目的に関して参照することによって本明細書中に組み込まれる)で提供されている。
本発明の化合物、またはそれらの薬剤的に許容される塩は、それらの構造中に不斉炭素原子または四級化窒素原子を有していてもよい。本明細書中で記載される合成法によって調製することができる本発明の化合物は、1つの立体異性体、ラセミ化合物として、ならびにエナンチオマーおよびジアステレオマーの混合物として存在し得る。化合物はさらに、幾何異性体としても存在し得る。すべてのそのような1つの立体異性体、ラセミ化合物およびそれらの混合物、ならびに幾何異性体は、本発明の範囲内に含まれることが意図される。
本発明の化合物のいくつかは、活性なケトン−C(O)CFを含有し、そして部分的または全体的に、−C(OH)CF形態として存在し得る。化合物が−C(O)CFまたは−C(OH)CF形として表すことができるかどうかにかかわらず、どちらも本発明の範囲内に含まれる。個々の化合物を−C(O)CF形として表すことができるが、当業者は、化合物が部分的または全体的に−C(OH)CF形で存在することができ、2つの形態の比は、化合物およびそれが存在する状態に依存して変化し得ることを理解するであろう。
本発明の化合物のいくつかは互変異性体として存在し得る。例えば、ケトンまたはアルデヒドが存在する場合、分子はエノール形で存在する可能性があり;アミドが存在する場合、分子はイミド酸として存在する可能性があり;そしてエナミンが存在する場合、分子はイミンとして存在する可能性がある。すべてのそのような互変異性体は本発明の範囲内に含まれる。どの構造またはどの専門用語が用いられるかにかかわらず、各互変異性体は本発明の範囲内に含まれる。本発明はさらに、本発明の化合物のNオキシド誘導体および保護誘導体も含む。例えば、本発明の化合物が酸化可能な窒素原子を含む場合、窒素原子を当該技術分野で周知の方法によってNオキシドに変換することができる。本発明の化合物がヒドロキシ、カルボキシ、チオールまたは窒素原子(複数可)を含有する任意の基を含有する場合、これらの基を好適な「保護基(protecting groupまたはprotective group)」で保護することができる。好適な保護基の総合的リストは、T.W. Greene, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley & Sons, Inc. 1991(その開示は、全体が参照することによって本明細書中に組み込まれる)で見出すことができる。本発明の化合物の保護誘導体は当該技術分野で周知の方法によって調製することができる。
立体異性体のラセミ混合物もしくは非ラセミ混合物から1つの立体異性体を調製および/または分離ならびに単離するための方法は、当該技術分野で周知である。例えば、光学活性(R)−異性体および(S)−異性体は、キラルシントンもしくはキラル試薬を用いて調製することができるか、または通常の技術を用いて分割することができる。エナンチオマー(R−異性体およびS−異性体)は、当業者に公知の方法、例えば:結晶化などによって分離することができる、ジアステレオ異性体塩または複合体の形成;例えば、結晶化、1つのエナンチオマーとエナンチオマー特異的試薬との選択的反応、例えば酵素的酸化または還元によって分離することができるジアステレオ異性体誘導体の形成と、それに続く修飾エナンチオマーおよび非修飾エナンチオマーの分離;あるいは、例えば結合したキラルリガンドを有するシリカなどのキラル支持体上、またはキラル溶媒の存在下などのキラル環境中での気液または液体クロマトグラフィーによって分割することができる。所望のエナンチオマーが前述の分離手順のうちの1つによって別の化学物質に変換される場合、所望のエナンチオマー形を遊離させるためにさらなるステップが必要である可能性があると理解される。別法として、特定のエナンチオマーは、光学活性試薬、基質、触媒もしくは溶媒を使用した不斉合成によるか、または1つのエナンチオマーを他のエナンチオマーに不斉変換によって変換することによって、合成することができる。特定のエナンチオマーを多く含むエナンチオマーの混合物について、主成分エナンチオマーを再結晶によってさらに富化させることができる(収率の損失を伴う)。
加えて、本発明の化合物は、非溶媒和形態ならびに水、エタノールなどの薬剤的に許容される溶媒で溶媒和された形態で存在する可能性がある。一般的に、溶媒和形は、本発明の目的に関して非溶媒和形態と同等と見なされる。
本発明の化合物の調製の化学は、当業者には公知である。実際、本発明の化合物を調製するためのプロセスが複数ある可能性がある。以下の実施例は、本発明を説明するが、限定するものではない。本明細書中で引用される全ての文献は、それらの全体として参照することによって本明細書中に組み込まれる。
合成例
実施例1:N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物4)
Figure 0005954838
6−クロロ−5−ニトロピリミジン−4−アミン
28%水性水酸化アンモニウム(670mL、5.35モル、1.04当量)の溶液を、4,6−ジクロロ−5−ニトロピリミジン固体(1000g、5.16モル、1.00当量)のジエチルエーテル(4000mL)およびメタノール(670mL)中急速に撹拌された溶液に滴加した。添加は2時間にわたって実施した。添加が完了したら、結果として得られた黄色固体をろ過し、水およびヘキサンで洗浄し、そして減圧下で乾燥して、標記化合物を黄色固体として得た(収量:675g)。この粗固体をさらに精製することなく次のステップで使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ8.97 (s, 1H), 7.91 (broad s, 2H). CClNについてのMS(EI):175(MH)。
6−クロロピリミジン−4,5−ジアミン
鉄塵(1000g、17.9モル)を、粗6−クロロ−5−ニトロピリミジン−4−アミン(500g、2.87モル)のエタノール(5000mL)および水(1000mL)中溶液に添加した。触媒量の濃塩酸(10mL)を20分にわたって反応混合物にゆっくりと添加した。添加の過程で、反応温度は外部加熱なしに85℃まで上昇することが観察され、反応混合物の色は黄褐色から暗赤色に変化した。反応混合物を50℃の温度まで冷却した後、セライトパッドを通してスラリーをろ過し、これを次いでエタノールで洗浄した(3×250mL)。結果として得られたろ液を減圧下で濃縮して、黄色固体を得た。この固体を次いでヘキサンで洗浄し、減圧下で乾燥して、標記化合物を褐色固体として得た。(253g、2ステップにわたる全収率:37.1%収率)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 7.61 (s, 1H), 6.71 (broad s, 2H), 4.94 (broad s, 2H). CClNについてのMS(EI):145(MH)。
トリメトキシ酢酸メチル
テフロンの撹拌棒を含む1Lの一口丸底フラスコに、シュウ酸ジメチル(100g、847ミリモル)、続いて五塩化リン(182g、872ミリモル)を添加した。還流冷却器をフラスコに取り付け、混合物を次いで、撹拌しながら、115℃で約18時間加熱した。両化合物が固体であるので、混合物は、最初は撹拌しにくかった。しかしながら、反応混合物が熱くなるにつれ、シュウ酸ジメチルが徐々に融解し、五塩化リンが溶解し、その結果、明黄色の均一な反応混合物を得、これは反応が進行するにつれ、退色して鈍い黄色になった。18時間後、反応混合物を70℃まで冷却させ(外部加熱マントル)、短経路蒸留装置により減圧(約5〜10Torr)で蒸留した。2つの別のフラクションを集めた。第1フラクションは、40℃超付近で蒸留され、オキシ塩化リンと同定された。第2フラクションを45〜52℃にて氷上(受容フラスコを氷浴中に入れた)で集め、所望の化合物である2,2−ジクロロ−2−メトキシ酢酸メチルと同定された(95.4g、65%、無色透明液体として)(注:未反応五塩化リンが一方または両方のフラクションとともに明黄色固体として同時蒸留することはまれではなかった。これは、蒸留液を氷浴で0℃に冷却し、次いで混合物を、中程度の有孔度のフリットガラス漏斗を通してろ過することによって、最もよく除去された。)1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ3.95 (s, 3H), 3.83 (s, 3H). CClについてのMS(EI):174(MH)。
500mLの丸底フラスコに、2,2−ジクロロ−2−メトキシ酢酸メチル(50g、248.5ミリモル、1当量)を入れた。これを氷浴で0℃まで冷却し、この時点で無水メタノール(34.33g、745.7ミリモル、44mL、3当量)を撹拌しながら5分にわたって添加した。混合物を次いで直ちに無水ジエチルエーテル(150mL)で希釈した。反応を外部氷浴で0℃にて維持しながら、無水ピリジン(49.10g、621.4ミリモル、50.20mL、2.5当量)を均圧添加漏斗により1時間にわたって添加した。反応混合物を次いでさらに30分間0℃にて急速に撹拌した。撹拌を次いで停止し、混合物を室温で72時間静置し、これにより、長い白色針状晶が溶液中に形成された。結果として得られた混合物を、中程度の有孔度のガラスフリットを通してろ過し、回収された固体をジエチルエーテルで洗浄した。ろ液を次いで減圧下でロータリーエバポレーションによって濃縮して、淡黄色油状物を得た。この油状物を続いて氷浴で0℃まで冷却した。油状物を次いで急速に撹拌し、ピロリジン(25mL)を均圧添加漏斗によって、20分にわたって滴加した。溶液は急速に黄色がかったオレンジ色に変色した。ピロリジンの添加が完了したら、混合物をさらに30分間0℃で撹拌し、次いで減圧蒸留に付して、未反応ピロリジンおよびエタノールを40Torrおよび28℃で集め、続いて所望の物質である2,2,2−トリメトキシ酢酸メチル(44g、80%収率)を2Torrおよび58℃で、無色液体として集めた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ3.80 (s, 3H), 3.30 (s, 9H). C12についてのMS(EI):145(MH)。
4−クロロ−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オン
テフロン撹拌棒を有する室温の50mLの丸底フラスコに、6−クロロピリミジン−4,5−ジアミン(25g、172.9ミリモル、1当量)、および無水アセトニトリル(300mL)を添加した。2,2,2−トリエトキシ酢酸エチル(36.87g、224.8ミリモル、36.9mL、1.3当量)、続いて触媒量の10−カンファースルホン酸(3g、12.97ミリモル、0.075当量)を次いで添加した。撹拌した反応混合物を次いで16時間還流加熱した。反応混合物を次いで室温まで冷却し、減圧下、ロータリーエバポレーターで約100mLまで濃縮し、そして500mLの激しく撹拌した氷水中に注いだ。結果として得られたスラリーを20分間急速に撹拌し、結果として得られた黄褐色固体を次いで、中程度の多孔度のフリットガラス漏斗を通してろ過し、真空ライン上で乾燥して、標記化合物を褐色固体として得た(25.7g、76%収率)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ13.32 (broad s, 1H), 8.62 (s, 1H), 3.99 (s, 3H). CClNについてのMS(EI):213(MH)。
4−クロロ−6−メトキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン
100mLの丸底フラスコに、4−クロロ−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オン(2.09g、9.8ミリモル、1.0当量)および無水N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)を添加した。無水炭酸カリウム(6.8g、49ミリモル、5当量)を一度に反応フラスコに添加し、続いてヨードメタン(2.09g、15ミリモル、1.5当量)を1分にわたって滴加した。反応を次いで室温で激しく撹拌した。14時間でのLC/MS分析は、反応が完了したことを示した。反応混合物を次いでガラス焼結漏斗に通し、回収された固体をN,N−ジメチルホルムアミド(1×10mL)およびジクロロメタン(3×15mL)で洗浄して、暗褐色ろ液を得た。溶媒を減圧で蒸発させ、結果として得られた粉末をジクロロメタン(200mL)中に再溶解させ、飽和塩化ナトリウム溶液(200mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、1.72g(淡褐色粉末、77%収率)の4−クロロ−6−メトキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オンを所望の物質として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ8.76 (s, 1H), 4.04 (s, 3H), 3.56 (s, 3H). CClNについてのMS(EI):227(MH)。
8−メチル−6−(メチルオキシ)−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オン
4−クロロ−6−メトキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン(4.00g、17.7ミリモル、1当量)および1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(3.83g、17.7ミリモル、1当量)を250mLの一口丸底フラスコ中で無水n−ブタノール(40mL)中に懸濁させた。トリエチルアミン(35.30ミリモル、3.57g、4.92mL、2当量)をフラスコに添加し、そして撹拌した反応混合物を80℃まで加熱した。反応をLC/MSによってモニターし、6時間後に完了した。結果として得られた黄褐色懸濁液を室温まで冷却し、ろ過した。集められた固体をn−ブタノール(10mL)および無水エーテル(25mL)で洗浄した。固体を空気乾燥して、所望の物質である6−メトキシ−8−メチル−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オンを淡黄色固体として得た(5.69g、79%収率)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.83 (broad s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.13 (m, 1H), 6.93 (m, 3H), 5.30 (d, 1H), 4.54 (1H), 3.88 (s, 3H), 3.55 (s, 3H), 3.20 (t, 2H), 2.42 (dq, 2H), 1.82 (d, 2H). C2021についてのMS(EI):408(MH)。
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸
メタノール(25mL)および2Mの水酸化ナトリウム水溶液(25.4ミリモル、12.7mL、10当量)を、テフロンスターラーを装着した100mLの一口丸底フラスコ中、8−メチル−6−(メチルオキシ)−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オン(1.00g、2.54ミリモル、1当量)に添加した。結果として得られた撹拌スラリーを次いで80℃まで加熱し、そして反応をLC/MSによってモニターした。反応混合物は徐々に透明かつ均一になった。LC/MSは、12時間後に反応が完了したことを示した。新しい生成物ピークは、394(MH)分子イオンおよび350(MH−44(−CO)脱カルボキシル化フラグメンテーションピークによって特徴づけられた。反応混合物を次いで室温まで冷却させた。撹拌された反応混合物を次いで水性3M塩酸を徐々に添加することによってpH2まで酸性化し、その結果、白色固体が沈殿した。結果として得られたスラリーを次いで30分間撹拌し、次いでろ過した。固体を冷水(2×10mL)で洗浄し、減圧で乾燥して、5.89g(82%収率)の標記化合物を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.89 (broad s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.17 (dd, 1H), 6.91 (m, 3H), 5.40 (v broad s, 2H), 4.56 (t, 1H), 3.22 (broad s, 2H), 2.33 (d, 2H), 1.85 (d, 2H). C1817についてのMS(EI):394(MH)、350(MH−44(−CO)。
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド:(化合物4)
テフロンスターラーを装着した50mLの丸底フラスコに、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(0.715g、1.817ミリモル、1当量)および無水N,N−ジメチルアセトアミド(8mL)を入れ、撹拌した。ジイソプロピルエチルアミン(1.17g、9.08ミリモル、1.58mL、5当量)およびシクロプロピルメチルアミン(0.258g、3.63ミリモル、0.31mL、2当量)を次いで添加し、そして反応混合物は急速に均一になった)。反応混合物を室温で2分間撹拌したブロモ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロ−ホスフェート(PyBrop、1.27g、2.72ミリモル、1.5当量)を1ロットで添加し、反応混合物を室温で撹拌させた。反応の進行をLC/MSによってモニターした。4時間後、メタノール(4mL)および水(1mL)の添加によって反応をクエンチした。混合物を続いて、0.2μm、17mmのナイロンシリンジフィルターを通してろ過した。結果として得られた固体を含まない溶液を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.01%酢酸アンモニウムを含む水)によって精製し、続いて真空で濃縮し、凍結乾燥して、所望の物質であるN−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドを白色固体として得た。
別法として、反応混合物を、酢酸エチル(100mL)を用いて分液漏斗に移し、0.5Mのクエン酸(100mLで洗浄した。水性層を酢酸エチル(3×100mL)でさらに洗浄した。合わせた酢酸エチル洗浄液を次いで1Mの炭酸カリウム溶液(100mL)、水(3×100mL)および飽和塩化ナトリウム溶液(100mL)で洗浄した。有機溶液を次いで無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で蒸発させて、透明な粘稠性油を得た。結果として得られた油を次いでメタノール(25mL)で摩砕して白色固体を得、これを30分間室温で撹拌し、ろ過し、メタノール(5mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドを白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.63 (broad s, 1H), 8.65 (t, 3H), 8.09 (s, 1H), 6.94 (m, 1H), 6.70 (m, 3H), 5.40 (v. broad s, 2H), 4.35 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.02 (m, 2H), 2.93 (t, 2H), 2.11 (m, 2H), 1.63 (d, 2H), 0.84 (m, 1H), 0.18 (m, 2H), 0.02 (m, 2H). C2224についてのMS(EI):433(MH)。
実施例2:N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物6)
Figure 0005954838
6−メトキシ−8−メチル−4−(2−オキソスピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)プテリジン−7(8H)−オン
100mLの丸底フラスコ中に、4−クロロ−6−メトキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン(2.00g、8.83ミリモル、1当量)およびスピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン(2.14g、10.6ミリモル、1.2当量)を入れた。無水n−ブタノール(20mL)およびトリエチルアミン(2.46mL、2当量)を添加し、反応混合物を撹拌しながら80℃まで加熱した。反応は、LC/MSによってモニターされるように5時間後に完了した。ロータリーエバポレーションによって溶媒を除去し、残留物を水(5mL)でリンスして、黄褐色沈殿を得、これを真空ろ過によって集め、水でリンスして、所望の生成物を得、これをさらに精製することなく直接使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.49 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 7.49 (d, 1H), 7.20 (d, 1H), 6.97 (t, 1H), 6.87 (t, 1H), 4.53-4.45 (m, 4H), 3.80 (s, 3H), 3.55 (s, 3H), 1.93-1.80 (m, 4H).C2020についてのMS(EI):393(MH)。
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸
6−メトキシ−8−メチル−4−(2−オキソスピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)プテリジン−7(8H)−オンをメタノール(45mL)中でスラリー化した。水酸化ナトリウムの水溶液(2N、45mL)を添加し、反応混合物を撹拌しながら80℃まで加熱した。LC/MSは、12時間後に反応が完了したことを示した。新しい生成物ピークは379(MH)分子イオンおよび335(MH−44(−CO))脱カルボキシル化フラグメンテーションピークによって特徴付けられた。反応混合物を次いで室温まで冷却させた。ロータリーエバポレーションによってメタノールを除去し、残留する溶液を4N水性塩酸で酸性化してpH3にした。結果として得られた沈殿をろ過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥して、所望の生成物を得た(1.4g、2ステップ後の収率41%)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.50 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.36 (d, 1H), 7.15 (t, 1H), 6.92 (t, 1H), 6.87 (d, 1H), 5.07-4.97 (m, 1H), 4.75-4.65 (m, 1H), 4.40-4.17 (m, 2H), 3.96 (s, 3H), 1.83-1.73 (m, 4H). C1918についてのMS(EI):379(MH)、335(MH−44(−CO))。
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド:(化合物6)
25mLの丸底フラスコ中の5mLの無水DMA中に、9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸(800mg、2.11ミリモル、1.0当量)、シクロプロピルメタンアミン(217μL、2.54ミリモル、1.2当量)、ジイソプロピルエチルアミン(1846μL、10.57ミリモル、5当量)、および2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU、965mg、2.54ミリモル、1.2当量)を溶解させた。反応を4時間撹拌し、次いで分取逆相HPLC(アセトニトリル/1%ギ酸を含む水)により直接生成し、続いて真空で濃縮し、凍結乾燥して、所望の物質(501mg、55%収率)を白色粉末として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.26 (s, 1H), 8.63 (t, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.27 (d, 1H), 6.97 (t, 1H), 6.73 (t, 1H), 6.65 (d, 1H), 5.0-4.60 (br, 1H), 4.55-4.35 (br, 1H), 4.30-4.00 (br 2H), 3.75 (s, 3H), 2.95 (t, 2H), 1.70-1.55 (m, 4H), 0.90-0.80 (m, 1H), 0.18-0.13 (M, 2h), 0.08-0.00 (m, 2H). C2325についてのMS(EI):432(MH)。
実施例3:N,N,9−トリメチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物7)
Figure 0005954838
6−メトキシ−8−メチル−4−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)プテリジン−7(8H)−オン
6−メトキシ−8−メチル−4−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)プテリジン−7(8H)−オンを8−メチル−6−(メチルオキシ)−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オンと同様の方法で調製し、この場合、1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オンを市販の1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オンと置き換えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ8.82 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 7.08 (t, 2H), 6.66 (t, 1 H), 6.61 (d, 1H), 4.99 (d, 2H), 4.60 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.57 (s, 3H), 2.63 (m, 2H), 1.76 (d, 2H); C2123についてのMS(EI):422(MH)。
9−メチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸
6−メトキシ−8−メチル−4−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)プテリジン−7(8H)−オン(1g、2.37ミリモル)を水酸化リチウム一水和物(0.281g、4.74ミリモル)、テトラヒドロフラン(2.5mL)および水(2.5mL)で処理した。この混合物を60℃で48時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、1M塩酸(8mL)でpH4に酸性化し、そして減圧下で蒸発させた。結果として得られた粗物質を次いでさらに精製することなく次のステップで使用した。C2021についてのMS(EI):408(MH)、364(MH−44(−CO))。
N,N,9−トリメチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド
N,N,9−トリメチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミドを、N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドと同様の方法で、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(0.09g、0.21ミリモル)およびジメチルアミン(テトラヒドロフラン中2M)をカップリングすることによって合成して、0.046gのN,N,9−トリメチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミドを白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 8.81 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.07 (dd, 2H), 6.63 (m, 3H), 5.06 (d, 2H), 4.59 (s, 2H), 3.73 (dd, 2H), 3.55 (s, 3H), 3.33 (m, 2H), 3.17 (s, 6H), 2.61 (td, 2H), 1.71 (d, 2H). C2628についてのMS(EI):435(MH)。
実施例4:9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物171)。
Figure 0005954838
6−クロロ−N −シクロプロピルピリミジン−4,5−ジアミン
4,6−ジクロロピリミジン−5−アミン(10g、60.9ミリモル)およびシクロプロピルアミン(10.44g、182.93ミリモル、12.7mL)の無水エタノール(100mL)中撹拌溶液を125℃にて密封管中4日間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮して、黄色固体を得、これを冷水(200mL)で摩砕した。結果として得られたスラリーを1時間室温で撹拌し、次いでろ過した。単離された固体を水で洗浄し(2×25mL)、減圧下で乾燥して、11.32gの標記化合物を淡黄色固体として得、これをさらに精製することなく使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ7.76 (d, 1H), 6.94 (d, 1H), 4.97 (s, 2H), 3.34 (s, 3H), 2.81 (m, 1H), 0.70 (m, 2H), 0.46 (m, 2H). CClNについてのMS(EI):185(MH)。
4−クロロ−8−シクロプロピル−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オン
4−クロロ−8−シクロプロピル−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オンを4−クロロ−8−メチル−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オンと同じ方法で調製した。6−クロロ−N−シクロプロピル−ピリミジン−4,5−ジアミン(3.00g、16.2ミリモル)、2,2,2−トリメトキシ酢酸メチル(3.73g、22.7ミリモル)、1−カンファースルホン酸(0.754g、3.25ミリモル)をアセトニトリル(30mL)中80℃で16時間反応させて、3.045gの4−クロロ−8−シクロプロピル−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オンを黄褐色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ8.75 (s, 1H), 4.01 (s, 3H), 2.95 (m, 1H), 1.16 (m, 2H), 0.86 (m, 2H). C10ClNについてのMS(EI):253(MH)。
8−シクロプロピル−6−メトキシ−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オン
8−シクロプロピル−6−メトキシ−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オンを、8−メチル−6−メトキシ−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オンと同じ方法で調製した。4−クロロ−8−シクロプロピル−6−メトキシプテリジン−7(8H)−オン(0.59g、2.33ミリモル)、1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(0.507g、2.33ミリモル、トリエチルアミン(0.708g、7.99ミリモル、0.98mL)、無水n−ブタノール(8mL)を80℃で16時間反応させて、0.856gの8−シクロプロピル−6−メトキシ−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オンを明褐色固体として得、これをさらに精製することなく使用した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.85 (s, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.15 (m, 1H), 6.95 (m, 3H), 5.27 (d, 2H), 4.53 (m, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.38 (m, 1H), 3.19 (t, 2H), 2.43 (m, 2H), 1.82 (d, 2H), 1.15 (m, 2H), 0.84 (m, 2H). C2223についてのMS(EI):434(MH)。
9−シクロプロピル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸
9−シクロプロピル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸を、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸と同じ方法で調製した。8−シクロプロピル−6−メトキシ−4−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]プテリジン−7(8H)−オン(0.836g、1.93ミリモル)をメタノール中2M水酸化ナトリウム(10mL、20ミリモル)で80℃にて18時間処理して、0.789の9−シクロプロピル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸を灰白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ11.20 (br s, 1H), 8.07 (s, 1H), 6.93 (m, 1H), 6.71 (m, 3H), 5.19 (broad s , 2H), 4.27 (m, 1H), 3.40 (m, 2H), 3.19 (t, 2H), 2.43 (m, 2H), 1.82 (d, 2H), 1.15 (m, 2H), 0.84 (m, 2H). C2121についてのMS(EI):420(MH)。
9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物231)
9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドを、9−メチル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドと同じ方法で調製した。9−シクロプロピル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(0.09g、0.21ミリモル)をシクロプロピルアミン(0.305g、0.429ミリモル、0.037mL)、HATU(0.163g、0.429ミリモル)、ジイソプロピルエチルアミン(0.110g、0.858ミリモル、0.149mL)およびDMA(8mL)で室温にて18時間処理した。分取逆相HPLC(0.01%水性酢酸アンモニウムおよびアセトニトリルで溶出)によって精製して、0.057gの9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミドを白色固体として得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.50 (broad s, 1H), 8.63 (t, 1H), 8.07 (s, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.6.716 (m, 3H), 5.11 (broad s, 2H), 4.30 (m, 1H), 3.38 (m, 1H), 3.13 (dd, 1H), 2.93 (t,4H), 2.07 (t, 2H), 1.63 (m, 2H), 0.83 (m, 4H), 0.18 (m, 2H), 0.02 (m, 2H).C2528についてのMS(EI):473(MH)。
実施例5:9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(化合物319).
Figure 0005954838
6−クロロ−N −メチルピリミジン−4,5−ジアミン
温度計を装着した50mLの三口フラスコに、1,4−ジオキサン(20mL)および4,5−ジクロロピリミジン−5−アミン(5.00g、30.5ミリモル)を入れた。反応混合物を次いで30分間室温で撹拌して、4,5−ジクロロピリミジン−5−アミンを確実に完全に溶解させ、その後、メチルアミンの水中溶液(40重量%、120ミリモル、9.3mL)を30分にわたって均圧滴下漏斗によって添加した。添加が完了したら、滴下漏斗を還流冷却器と置換した。撹拌された反応混合物を次いで40分にわたって75℃まで加熱し、進行をLCMSによってモニターした。反応は16時間後に完了した。結果として得られた混合物を次いで50℃まで冷却し、120mLの氷および水(約1:1体積比)中に注ぎ、その結果、固体が急速に沈殿した。結果として得られた懸濁液を次いで2時間にわたって。沈殿した固体を真空ろ過によって集め、氷冷水(20mL)で洗浄し、フィルター上で乾燥して、4.76g(98.4%収率)の6−クロロ−N−メチルピリミジン−4,5−ジアミンを明黄色固体として得た。この物質をさらに精製することなく次のステップに供した。1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 7.73 (s, 1H), 6.87 (d, 1H), 4.94 (broad s, 2H), 2.86 (d, 3H). CClNについてのMS(EI):159(MH)。
4−クロロ−6−ヒドロキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン
6−クロロ−N−メチルピリミジン−4,5−ジアミン(4.00g、25.2ミリモル)の無水ピリジン(40mL)中溶液を撹拌しながら氷水浴中で0℃まで冷却した。2−クロロ−2−オキソ酢酸エチル(4.13g、30.3ミリモル、1.2当量、3.4mL)の無水ジクロロメタン(40mL)中溶液を続いて反応混合物に2時間にわたって添加し、そして温度を10℃より低く維持した。添加が完了したら、反応混合物を室温まで温め、さらに1時間撹拌し、この時点でLCMSによる反応混合物の分析は、消費されていない6−クロロ−N4−メチルピリミジン−4,5−ジアミンに加えて生成物を示した。さらなる2−クロロ−2−オキソ酢酸エチル(1.21g、8.83ミリモル、987μL、0.35当量)をニートで15分にわたって室温にて添加した。この添加が完了し、さらに1時間撹拌すると、LCMSによる分析は、6−クロロ−N4−メチルピリミジン−4,5−ジアミンが完全に消費され、アシル化生成物(m/e259(MH+)が形成されたことを示し、この生成物を部分閉環して、所望の4−クロロ−6−ヒドロキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン(m/e212(MH+))を得た。反応混合物を次いで室温で16時間撹拌し、結果として4−クロロ−6−ヒドロキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オンを単独の生成物として得た。反応混合物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、分液漏斗に移した。結果として得られたスラリーを冷3M塩酸でpH1に酸性化し、ジクロロメタンで抽出した(5×20mL)。合わせたジクロロメタン溶液を次いで減圧下で濃縮して、白色固体(生成物およびピリジン塩酸塩)を得、これを冷水(25mL)で摩砕した。結果として得られたスラリーを室温で2時間撹拌し、ろ過して白色固体を得、これを減圧下で乾燥して、4.63gの4−クロロ−6−ヒドロキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オンを所望の生成物として得、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ12.06 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 3.49 (s, 3H). CClNについてのMS(EI):213(MH)。
4−[(2−アミノピリジン−3−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
温度計およびオーバーヘッドスターラーを装着した50mLの三口丸底フラスコに4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.00g、15.1ミリモル)およびアセトニトリル(25mL、HPLCグレード)を入れた。反応混合物を室温で10分間撹拌して、全ての固体物質の完全な溶解を確実にした。ピリジン−2,3−ジアミン(1.50g、13.7ミリモル)を添加し、スラリーをさらに30分間撹拌し、その結果、暗褐色溶液が形成された。反応混合物を5℃まで冷却し、トリフルオロ酢酸(2mL)を20分にわたって添加した。添加の過程で、10〜15℃までの若干の温度上昇を伴う発煙が観察された。反応混合物をさらに30分間5〜10℃で撹拌し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(4.37g、20.6ミリモル)を20分にわたって添加した。氷浴をはずし、反応混合物をさらに30分間撹拌した。フラスコを氷浴に戻し、水性4M水酸化ナトリウムを反応に少量ずつ添加して、反応混合物をpH8に調節した。溶液をさらに30分間撹拌し、5℃まで冷却し、氷冷水(80mL)で希釈し、その結果、褐色沈殿が形成された。結果として得られたスラリーを室温で一晩攪拌した。固体を真空ろ過によって集め、冷水で洗浄し(3×5mL)、一定重量まで乾燥して、35.4g(88%収率)の4−(2−アミノピリジン−3−イルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た。この物質をさらに精製することなく次のステップに供した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 7.25 (dd, 1H), 6.64 (d, 1H), 6.17 (dd, 1H), 5.43 (broad s, 2H), 4.48 (d, 1H), 3.88 (d, 2H), 3.38 (broad s, 1H), 2.87 (broad s, 2.87), 1.87 (d, 2H), 1.38 (s, 9H), 1.19 (m, 2H). C1524についてのMS(EI):293(MH
4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
100mLの丸底フラスコにアセトニトリル(20mL、HPLCグレード)を入れ、4−[(2−アミノピリジン−3−イル)アミノ]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(11、1.89g、6.47ミリモル)を添加した。添加が完了したら、アセトニトリル(5mL)を添加し、結果として得られた懸濁液を室温で30分間撹拌した。カルボニルジイミダゾール(1.57g、97.1ミリモル)を次いで10分にわたって添加した。反応混合物を50℃まで加熱し、一晩攪拌した。結果として得られた溶液を室温まで冷却し、減圧下で濃縮して、褐色固体を得た。この固体を次いで20mLの酢酸イソプロピルおよび20mLの氷冷水と混合した。結果として得られた濃厚スラリーを室温で一晩攪拌した。褐色固体を真空ろ過によって集め、冷水(3×25mL)および酢酸イソプロピル(3×25mL)で洗浄して、明灰色固体を得、これを一定重量まで乾燥して、1.73g(84%収率)の4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た。この物質をさらに精製することなく次のステップに供した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 11.56 (broad s, 1H), 7.89 (d, 1H), 7.54 (d, 1H), 6.98 (dd, 1H), 4.34 (m, 1H), 4.08 (broad m, 2H), 2.85 (broad m, 2H), 2.13 (m, 2H), 1.72 9(d, 2H), 1.43 (s, 9H). C1622についてのMS(EI):319(MH
1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン二塩酸塩
温度計を装着した50mLの三口丸底フラスコに30mLのメタノール(HPLCグレード)を入れ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.71g、5.37ミリモル)を次いで5分にわたって添加した。結果として得られた褐色懸濁液を室温で30分間撹拌した。塩化水素ガス(Reagent Plus、スチール製シリンダー、Aldrich)を反応混合物中に慎重に吹き込み、その結果、暗褐色溶液が得られた(注:反応混合物の温度は38℃まで上昇する)。反応混合物が塩化水素で飽和されたら気体流を停止した。20分後、固体が溶液から沈殿し、結果として得られたスラリーを室温まで冷却した。反応の進行をLCMSによってモニターした。反応は6時間で完了した。反応混合物を酢酸イソプロピル(25mL)で希釈し、さらに30分間撹拌した;固体を次いで真空ろ過によって集めた。結果として得られた褐色固体を酢酸イソプロピル(5mL)で洗浄し、一定重量まで乾燥して、1.32g(84%収率)の1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン二塩酸塩を得た。この物質をさらに精製することなく次のステップに供した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 11.77 (broad s, 1H), 8.32 (broad s, 3H), 7.95 (d, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.06 (dd, 1H), 4.60 (m, 1H), 3.39 (d, 2H), 3.07 (q, 2H), 3.65 (dq, 2H), 1.86 (d, 2H). C1114についてのMS(EI);219(MH
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸
100mLの丸底フラスコに4−クロロ−6−ヒドロキシ−8−メチルプテリジン−7(8H)−オン(250mg、1.26ミリモル)および1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン二塩酸塩(407mg、1.40ミリモル)を入れた。無水ジメチルアセトアミド(5mL)およびジイソプロピルエチルアミン(1mL)を添加し、フラスコに還流冷却器でふたをした。反応を次いで撹拌しながら120℃まで加熱した。4時間後、LCMSによって示されるように、出発プテリジンジオンは完全に消費された。反応を室温まで冷却し、溶媒をロータリーエバポレーションによって除去した。
残留物を次いでメタノール(20mL)および1Nの水酸化ナトリウム水溶液(40mL)中に溶解させた。溶液を次いで一晩85℃で加熱した。LCMSはプリンカルボン酸へ完全に変換されたことを示した。反応を室温まで冷却し、4Nのジオキサン中塩酸で酸性化して、所望の生成物を沈殿させた。この沈殿を真空ろ過によって集め、冷水で洗浄し、真空下で乾燥して、320mg(0.81ミリモル、64%全収率)の9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.58 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.88 (dd, 1H), 7.54 (dd, 1H), 6.94 (dd, 1H), 4.64 ? 4.53 (m, 1H), 3.96 (s, 3H), 2.28 (td, 2H), 1.90 (d, 2H). C1818についてのMS(EI):395(MH)。
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド
10mLの丸底フラスコに、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(100mg、0.25ミリモル、1当量)を入れた。物質をジメチルアセトアミド(1.5mL)中に溶解させ、ジイソプロピルエチルアミン(84μL、0.51ミリモル、2当量)および2,2,2−トリフルオロエタンアミン(30μL、0.38ミリモル、1.5当量)を添加した。2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU、116mg、0.30ミリモル、1.2当量)を次いで添加し、反応を室温で2時間撹拌した。粗反応混合物をメタノールで希釈し、分取逆相HPLC(アセトニトリル/1%ギ酸を含む水、45〜60勾配)によって精製した。精製されたフラクションを合わせ、凍結し、凍結乾燥して、29mgの9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミドを得た。1H NMR DMSO-d6):δ11.55 (s, 1H), 9.35 (t, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.86 (dd, 1H), 7.52 (m, 1H), 6.93 (dd, 1H), 4.60 (s, 1H), 4.15 (m, 2H), 4.05 (s, 3H), 3.32 (m, 4H), 2.31 (m, 2H), 1.89 (m, 2H); C2020についてのMS(EI):476(MH)。
実施例1〜5で記載した化合物と同様の方法で、以下の化合物を合成した。
N−(シクロプロピルメチル)−6−(4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD3);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD5);
8−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン(CMPD8);
8−[9−メチル−8−(ピペリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン(CMPD9);
8−(8−{[3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン(CMPD10);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD11);
N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD12);
N−(4−ヒドロキシブチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD13);
N−シクロプロピル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD14);
N−シクロブチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD15);
N−ブチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD16);
N−(フラン−2−イルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD17);
N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD18);
N−(3−ヒドロキシプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD19);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−チエニルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD20);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD21);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD22);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(1−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD23);
9−メチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD24);
N−(2−ヒドロキシエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD25);
9−メチル−N−{[2−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD26);
9−メチル−N−[(2−メチルフェニル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD27);
N−[(3−フルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD28);
9−メチル−N−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD29);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD30);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD31);
N−エチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD32);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD395)
N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD33);
9−メチル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD34);
1’−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD35);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD36);
N−ヘキシル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD37);
N,9−ジメチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD38):
N−(2−シアノエチル)−N,9−ジメチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD39);
9−メチル−N−(3−メチルブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD40);
1’−{8−[(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD41);
N−(4−ヒドロキシブチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD42);
N−シクロプロピル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD43);
N−シクロブチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD44);
N−ブチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD45);
N−(フラン−2−イルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD46);
N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD47);
N−(3−ヒドロキシプロピル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD48);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−チエニルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD49);
N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD50);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD51);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(ピリジン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD52);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(1−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD53);
9−メチル−N−(1−メチルエチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD54);
N−(2−ヒドロキシエチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD55);
9−メチル−N−{[2−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD56);
9−メチル−N−[(2−メチルフェニル)メチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD57);
N−[(3−フルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD58);
9−メチル−N−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD59);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD60);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD61);
N−エチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD62);
N−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD63);
9−メチル−N−[2−(4−メチルフェニル)エチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD64);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(3−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD65);
N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD66);
9−メチル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD67);
1−{1−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD68);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD69);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−ペンチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD70);
N−ヘキシル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD71);
9−メチル−N−(3−メチルブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD72);
1−(1−{8−[(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD73);
1−(1−{8−[(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD74);
N−(1,1−ジメチルエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD75);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD77);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD82);
N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD83);
N−(1−シクロプロピルエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD84);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD85);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD86);
N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD87);
N−(シクロヘキシルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD88);
N−(シクロブチルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD89);
1’−[8−(アゼチジン−1−イルカルボニル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD90);
N,9−ジメチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD91);
N,9−ジメチル−N−(メチルオキシ)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD94);
N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD96);
N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD97);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,3’−ピロリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD98);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−オキソ−4−フェニル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD99);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD100);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD101);
1’−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD103);
1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD104);
N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD105);
1’−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD106);
N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD207);
1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD108);
1’−(8−{[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD109);
1’−(8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD110);
N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD111);
1−[1−(8−{[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD396);
1−[1−(8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD112);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD117);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−1,3−ベンゾオキサゾール−3(2H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD118);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD119);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD120);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1H−インドール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD121);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1’H−スピロ[1−ベンゾフラン−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD129);
N−(シクロプロピルメチル)−6−(2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD130);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD131);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1’H,3H−スピロ[2−ベンゾフラン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD132);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2,2−ジオキシド−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−1(3H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD133);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[5−(1−メチルエチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD136);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD137);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−1’H,3H−スピロ[2−ベンゾフラン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD138);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロプ−2−イン−1−イル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD139);
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロプ−2−イン−1−イル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD140);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD141);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[イソインドール−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD142);
6−[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD143);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{3−[2−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]アゼチジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD145);
6−[4−(2−アミノ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD150);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−フェニル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD151);
9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD154);
9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD155);
9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD156);
N−ブチル−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD157);
9−エチル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD158);
9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD159);
9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD160);
9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD161);
N−ブチル−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD162);
N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD163);
9−エチル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD164);
6−(7−ブロモ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD168);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD169);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(4−オキソ−4,5−ジヒドロ−1’H,3H−スピロ[1,5−ベンゾオキサゼピン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD170);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピロリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD172);
9−シクロプロピル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD173);
9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD175);
9−シクロプロピル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD176);
N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD183);
N−(シクロブチルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD185);
1−[1−(9−エチル−8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD186);
N−(1−シクロプロピルエチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD187);
9−エチル−N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD188);
1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD189);
N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD190);
1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD191);
N,9−ジエチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD192);
9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD193);
N−シクロブチル−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD194);
9−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD195);
9−エチル−N−(1−メチルエチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD196);
9−エチル−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD197);
9−エチル−N−(3−メチルブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD198);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[1−(2−メチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD199);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[1−(3−メチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD200);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[1−(2,4−ジメチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD201);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[1−(2,6−ジメチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD202);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(5−フルオロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD205);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(6−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD206);
9−エチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD207);
9−エチル−N−オキセタン−3−イル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD208);
6−(7−クロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD211);
N−(シクロブチルメチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD212);
1’−(9−エチル−8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD213);
N−(1−シクロプロピルエチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD214);
9−エチル−N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD215);
1’−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD216);
N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD217);
1’−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD218);
N,9−ジエチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD219);
9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD220);
N−シクロブチル−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD221);
9−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD222);
9−エチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD223);
9−エチル−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD224);
9−エチル−N−(3−メチルブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD225);
9−エチル−N−オキセタン−3−イル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD226);
6−[4−(5−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD228);
6−[4−(6−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD229);
6−[4−(4−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD230);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD235);
N−(シクロプロピルメチル)−6−{1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル}−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD397);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD240);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD248);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3’−オキソ−3’,4’−ジヒドロ−1H,1’H−スピロ[ピペリジン−4,2’−キノキサリン]−1−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD249);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−メチル−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD255);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD256);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[4−(メチルオキシ)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD257);N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD258);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD264);
N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD270);
N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD273);
6−(4−シアノ−4−フェニルピペリジン−1−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD275);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]オキシ}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD276);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[2−メチル−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD277);
N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(4−フルオロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD278);
N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD289);
9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD318);
9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD328);および
N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(CMPD329)。
実施例6:9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸メチル(化合物76)。
Figure 0005954838
9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸メチル
25mLの丸底フラスコ中の10mLの無水DMA中に、9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸(378mg、1.0ミリモル、1当量)、メタノール(203μL、5.0ミリモル、5当量)、ジイソプロピルエチルアミン(210μL、1.2ミリモル、1.2当量)、および2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU、500mg、1.3ミリモル、1.3当量)を溶解させた。反応を4時間撹拌し、次いで分取逆相HPLC(アセトニトリル/1%ギ酸を含む水)によって直接精製し、続いて真空で濃縮し、凍結乾燥して、所望の物質(65mg)を白色粉末として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.46 (s, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.45 (d, 1H), 7.18 (td, 1H), 6.93 (td, 1H), 6.84 (t, 1H), 3.96 (s, 3H), 3.90 (s, 3H), 1.83 (s, 4H). C2020についてのMS(EI):393(MH)。
実施例6で記載した化合物と同様の方法で、以下の化合物を合成した。
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸メチル(CMPD78);
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸シクロプロピルメチル(CMPD79);および
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸エチル(CMPD80)。
実施例7:1−[1−(8,9−ジメチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物81)
Figure 0005954838
1−{1−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
6−クロロ−N−メチル−5−ニトロピリミジン−4−アミン(550mg、2.92ミリモル)のメタノール(11mL)中懸濁液に、トリエチルアミン(0.55mL、3.94ミリモル)および4−(2−ケト−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジン(638mg、2.94ミリモル)を添加した。混合物を周囲温度で1時間撹拌し、次いで10重量%Pd/C(湿潤)を添加し、混合物を水素下で1時間撹拌した。混合物をメタノールで希釈し、そしてセライトを通してろ過した。ろ液を濃縮し、そして結果として得られた固体を50%メタノール水溶液で摩砕した。メタノールを真空で除去し、水性スラリーをろ過し、乾燥して、1−{1−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(842mg、2.48ミリモル、85%収率)を桃色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.86 (s, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.43 ? 7.36 (m, 1H), 7.01 ? 6.94 (m, 3H), 6.29 (q, 1H), 4.31 (tt, 1H), 4.20 (s, 2H), 3.50 (br d, 2H), 2.85 (d, 3H), 2.74 (t, 2H), 2.54 (qd, 2H), 1.68 (dd, 2H). C1721OについてのMS(EI):340(MH)。
1−[1−(8,9−ジメチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
アセトニトリル(2mL)中1−{1−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(150mg、0.442ミリモル)に、カンファースルホン酸(4.9mg、0.02ミリモル)およびオルト酢酸トリメチル(2mL、16.6ミリモル)を添加した。混合物を15時間還流加熱し、次いで周囲まで冷却し、分取HPLCによって精製して、1−[1−(8,9−ジメチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オンをベージュ色固体として得た(28mg、0.077ミリモル、17%収率)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.83 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.15 ? 7.08 (m, 1H), 6.96 ? 6.89 (m, 3H), 5.55 (br s, 2H), 4.57 ? 4.46 (m, 1H), 3.64 (s, 3H), 3.13 (t, 2H), 2.48 (s, 3H), 2.35 ? 2.21 (m, 2H), 1.85 ? 1.76 (m, 2H). C1921OについてのMS(EI):364(MH)。
実施例7で記載した化合物と同様の方法で以下の化合物を合成した。
1−[1−(8−エチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD92);
1−[1−(8−ブチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD335);
1−(1−{9−メチル−8−[(1E)−プロプ−1−エン−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD144);および
({9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−イル}メチル)カルバミン酸1,1−ジメチルエチル(CMPD339)。
実施例8:1−{1−[9−メチル−8−(トリフルオロメチル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物134)
Figure 0005954838
1−{1−[9−メチル−8−(トリフルオロメチル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
6−クロロ−N−メチルピリミジン−4,5−ジアミン(100mg、0.63ミリモル)をジクロロメタン(3mL)中にピリジン(1.02mL、12.6ミリモル)とともに溶解させ、続いて無水トリフルオロ酢酸(0.175mL、1.26ミリモル)を添加した。反応を室温で一晩攪拌した。さらなる175uLの無水物を添加し、反応を4時間撹拌した。粗反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。有機層を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、6−クロロ−9−メチル−8−(トリフルオロメチル)−9H−プリンを油状物として得た。この油状物をエタノール(3mL)中にDIPEA(0.2mL、1.26ミリモル)とともに溶解させ、続いて4−(2−ケト−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジン(205mg、0.95ミリモル)を添加した。反応を80℃まで一晩加熱した。生成物を分取HPLCによって精製して、1−{1−[9−メチル−8−(トリフルオロメチル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オンを得た(46.5mg、0.112ミリモル、17%収率)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.85 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.20 ? 7.14 (m, 1H), 6.98 ? 6.89 (m, 3H), 5.55 (br, 2H), 4.56 (tt, 1H), 3.85 (d, 3H), 3.38 ? 3.29 (m, 2H), 2.43 ? 2.24 (m, 2H), 1.86 (br d, 2H). C1918OについてのMS(EI):418(MH)。
実施例9:1−[1−(8−アセチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物95)
Figure 0005954838
N−メトキシ−N,9−ジメチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド
9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(450mg、1.14ミリモル)をジメチルアセトアミド(3mL)およびDIPEA(0.57mL、3.43ミリモル)中に溶解させた。N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(123mg、1.26ミリモル)を溶液に添加し、続いてジクロロメタン(3mL)およびHATU(522mg、1.37ミリモル)を添加した。反応を室温で1時間撹拌した。粗反応混合物を濃縮し、80mLのジクロロメタンで希釈し、2×50mLの水および3×50mLの飽和炭酸カリウムで洗浄した。有機層を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、濃縮して、N−メトキシ−N,9−ジメチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(定量的収率)を油状物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.84 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 7.18 ? 7.12 (m, 1H), 6.96 ? 6.88 (m, 3H), 5.38 (br s, 2H), 4.55 (tt, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.75 (s, 3H), 3.49 ? 3.09 (m, 5H), 2.40 ? 2.23 (m, 2H), 1.83 (br d, 2H). C2124についてのMS(EI):437(MH)。
1−[1−(8−アセチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
N−メトキシ−N,9−ジメチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド(30mg、0.07ミリモル)をTHF(2mL)中に窒素下で溶解させ、−78℃まで冷却した。メチルマグネシウムクロリド(THF中3M;0.046mL、0.14ミリモル)を反応混合物に添加した。反応を−78℃で30分間撹拌し、ゆっくりと室温まで温めた。1時間後、粗反応混合物を濃縮し、酢酸エチルで希釈し、水および飽和炭酸カリウムで洗浄した。有機層を集め、濃縮し、メタノール中に溶解させ、そして分取HPLCによって精製して、1−[1−(8−アセチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(9.3mg、0.023ミリモル、34%収率)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.85 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.20 ? 7.14 (m, 1H), 6.96 ? 6.88 (m, 3H), 6.27 ? 4.92 (m, 2H), 4.66 ? 4.45 (m, 1H), 3.93 (s, 3H), 3.42 ? 3.20 (m, 2H), 2.63 (s, 3H), 2.42 ? 2.26 (m, 2H), 1.87 (br d, 2H). C2021についてのMS(EI):392(MH)。
実施例9で記載した化合物と同様の方法で以下の化合物を合成した。
1−[1−(8−ブタノイル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD113)。
実施例10:1−{1−[8−(1H−イミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物124)
Figure 0005954838
6−クロロ−9−メチル−9H−プリン
6−クロロ−N−4−メチルピリミジン−4,5−ジアミン(5g、31.53ミリモル)を無水酢酸(20mL)およびオルトギ酸トリエチル(20mL)中に溶解させた。結果として得られた混合物を還流まで3時間温めた。冷却したら、反応混合物を真空で濃縮し、残留物を熱ベンゼン(200mL)中に溶解させ、木炭と混合し、そしてろ過した。ろ液を30mLまで濃縮し、そして加熱して全ての固体を溶解させた。4gの標記化合物は黄色結晶として結晶化した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ8.73 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 3.84 (s, 3H).
8−ブロモ−6−クロロ−9−メチル−9H−プリン
乾燥フラスコに、ジイソプロピルアミン(1.6mL、11.42ミリモル)およびTHF(15mL)を添加した。溶液を−78℃まで冷却し、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、4.5mL、11.25ミリモル)を滴加した。10分間−78℃で撹拌した後、溶液を0℃まで温め、さらに10分間撹拌した。溶液を−78℃に冷却し、そして6−クロロ−9−メチル−9H−プリン(1.5g、8.9ミリモル)をTHF(20mL)中懸濁液として添加した。20分間−78℃で撹拌した後、1,2−ジブロモテトラクロロエタン(5.7g、17.5ミリモル)を添加し、さらに20分後、飽和水性NHCl(15mL)の添加によって反応をクエンチした。室温まで温めたら、溶液を酢酸エチル(75mL)で希釈し、水性層を捨てた。有機物を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥した。溶媒を真空で除去して、褐色固体を得、これをカラムクロマトグラフィー(25〜50%ヘキサン中酢酸エチル)によって精製して、1.493gの黄褐色固体生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 8.84 (d, J=72.7 Hz, 1H), 3.76 (s, 3H).
1−[1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
8−ブロモ−6−クロロ−9−メチル−9H−プリン(175mg、0.71ミリモル)を4−(2−ケト−1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジン(185mg、0.85ミリモル)と合わせ、エタノール(2mL)中に溶解させた。結果として得られた溶液を100℃まで密封管中で15分間温めた。沈殿が形成され、これを集め、エタノールで洗浄した。225mgの量の黄褐色固体が単離され、これはLCMS分析によって示されるように80%の純度であった。この物質の一部を分取HPLCによって精製して、6mgの白色固体を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.80 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.14 ? 7.00 (m, 1H), 6.88 (m, 3H), 5.38 (s, 2H), 4.48 (m, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.13 (s, 2H), 2.25 (m, 2H), 1.78 (m, 2H). C1818BrNOについてのEI(MS)、実測値428。
1−{1−[8−(1H−イミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−[1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(50mg、0.12ミリモル)をエタノール(1mL)中に溶解させた。この溶液に、イミダゾール(24mg、0.35ミリモル)およびジイソプロピルエチルアミン(39μL、0.23ミリモル)を添加した。この混合物をマイクロ波中、180℃にて6時間照射した。エタノールを真空で除去し、DMA(1mL)で置換した。この溶液に、1当量の水素化ナトリウムを添加した。100℃まで1時間加熱した後、混合物をろ過し、分取HPLCによって精製して、24mgの所望の生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.85 (s, 1H), 8.39 ? 8.28 (m, 1H), 8.27 ? 8.16 (m, 1H), 7.78 (m, 1H), 7.18 (m, 1H), 7.14 (m, 1H), 6.99 ? 6.82 (m, 3H), 5.47 (s, 1H), 4.63 ? 4.40 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.22 (m, 3H), 2.42 ? 2.20 (m, 2H), 1.80 (m, 2H). C2121OについてのEI(MS)、実測値416(MH)。
実施例10で記載した化合物と同様の方法で以下の化合物を合成した。
1−[1−(9−メチル−8−ピロリジン−1−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD126);
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロール−1−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD127);
1−{1−[8−(4−ブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD153);
1−(1−{9−メチル−8−[4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD165);
1−(1−{9−メチル−8−[4−(1−メチルエテニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD167);および
1−{1−[8−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD259)。
実施例11:1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物146)
Figure 0005954838
6−クロロ−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン
6−クロロ−N−メチルピリミジン−4,5−ジアミン(300mg、1.9ミリモル)の無水DMF(8mL)中溶液に、1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(236mg、1.9ミリモル)および塩化鉄(III)6水和物(0.51g、1.9ミリモル)を添加した。暗褐色溶液を90℃まで14時間、開放型容器中で加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、氷(20g)上に注いだ。結果として得られた沈殿を真空ろ過によって集め、10mLのエタノールで50℃にて30分間摩砕した。固体を真空ろ過によって集めて、514mgの標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ8.66 (t, 2H), 8.19 (s, 1H), 4.25 (q, 2H), 3.95 (s, 3H), 1.43 (t, 3H); C1111ClNについてのMS(EI):263.3(MH)。
1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(0.1g、0.33ミリモル)の無水イソプロパノール(8mL)およびトリエチルアミン(0.2mL)中溶液に、6−クロロ−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン(65mg、0.25ミリモル)を添加した。反応混合物を80℃まで16時間加熱し、室温まで冷却した。結果として得られた沈殿を真空ろ過によって集め、15mLのエタノールで75℃にて30分間摩砕した。固体を真空ろ過によって集めて、107mg(97%収率)の標記化合物を得た。1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ10.86 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.03 (d, 1H), 7.13 (dd, 1H), 6.93 (m, 3H), 5.61 (s, 2H), 4.53 (dd, 1H), 4.22 (q, 2H), 3.84 (s, 3H), 3.18 (s, 2H), 2.33 (m, 2H), 1.82 (d, 2H), 1.40 (t, 3H ); C2325OについてのMS(EI):444.3(MH)。
実施例12:1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物149)
Figure 0005954838
1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−(1−(5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル)ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2(3H)−オン(70mg、0.2ミリモル)の無水エタノール(8mL)中溶液に、1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(34mg、0.3ミリモル)および触媒量の塩酸(0.05mL、ジオキサン中4MのHCl、Aldrich)を添加した。反応混合物を80℃まで18時間加熱した。結果として得られた沈殿を真空ろ過によって集め、エタノール(2mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、62.6mg(70%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.84 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.13 (dd, 1H), 6.93 (m, 3H), 4.53 (m, 1H), 3.92 (s, 3H), 3.81 (d, 3H), 3.33 (m, 2H), 3.24 (m, 2H), 2.33 (m, 2H), 1.82 (d, 2H); C2223OについてのMS(EI):430.4(MH)。
実施例13:1−(1−{8−[1−(シクロブチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物231)
Figure 0005954838
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
ピラゾール−4−ボロン酸ピナコールエステル(181mg、0.93ミリモル)のジオキサン(1.5mL)および水(0.2mL)中溶液に、1−(1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2(3H)−オン(100mg、0.23ミリモル)、Pd(dppf)Cl(19mg、0.02ミリモル)、および三塩基性リン酸カリウム(297mg、1.4ミリモル)を添加した。反応混合物をマイクロ波リアクター中で180℃まで60分間加熱した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、60mg(62.8%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 13.40 (s, 1H), 10.81 (d, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.19 ? 8.00 (m, 1H), 7.13 (dd, 1H), 6.99 ? 6.88 (m, 3H), 4.60 ? 4.47 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.18 (t, 2H), 2.40 ? 2.25 (m, 2H), 1.80 (t, 2H);C2121OについてのMS(EI):416.4(MH)。
1−(1−{8−[1−(シクロブチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(30mg、0.07ミリモル)のDMF(0.5mL)中溶液に、(ブロモメチル)シクロブタン(0.02mL、0.18ミリモル)、および重炭酸ナトリウム(9mg、0.11ミリモル)を添加した。反応混合物を100℃まで24時間加熱した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、7mg(23%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.85 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.01 (t, 1H), 7.13 (dd, 1H), 6.95 ? 6.90 (m, 3H), 4.62 ? 4.45 (m, 1H), 4.21 (d, 2H), 3.86 ? 3.82 (m, 3H), 2.79 (dt, 1H), 2.40 ? 2.25 (m, 2H), 2.01 ? 1.92 (m, 2H), 1.87 ? 1.70 (m, 6H); C2629OについてのMS(EI):484.5(MH)。
実施例14:1’−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(化合物237)
Figure 0005954838
1’−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン
スピロ(インドリン−3,4’−ピペリジン)−2−オン塩酸塩(1.04g、4.42ミリモル)の無水エタノール(15mL)およびジイソプロピルエチルアミン(1.5mL)中溶液に、8−ブロモ−6−クロロ−9−メチル−9H−プリン(1.0g、4.04ミリモル)を添加した。反応混合物を85℃まで30分間加熱した。結果として得られた溶液を室温まで冷却し、沈殿を真空ろ過によって集め、エタノール(2mL)で洗浄し、減圧下で乾燥した。結果として得られた固体を15mLのエタノールで80℃にて30分間摩砕した。沈殿を真空ろ過によって集めて、940mg(57%収率)の標記化合物を得た。C1817BrNOについてのMS(EI):413.4(MH)。
1’−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン
1−エチル−1H−ピラゾール−4−ボロン酸ピナコールエステル(134mg、0.60ミリモル)のジオキサン(1.5mL)および水(0.2mL)中溶液に、1’−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン(100mg、0.24ミリモル)、Pd(dppf)Cl(20mg、0.02ミリモル)、および三塩基性リン酸カリウム(153mg、0.72ミリモル)を添加した。反応混合物をマイクロ波リアクター中で150℃まで10分間加熱した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、48mg(46.7%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.45 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.47 (d, 1H), 7.18 (t, 1H), 6.93 (t, 1H), 6.85 (d, 1H), 4.21 (q, 2H), 3.84 (s, 3H), 1.82 (m, 4H), 1.41 (t, 3H); C2324OについてのMS(EI):429.4(MH)。
実施例15:1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル(化合物263)
Figure 0005954838
1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル
8−ブロモ−6−クロロ−9−メチル−9H−プリン(200mg、0.80ミリモル)をDMF(4mL)中に溶解させた。この溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.21mL、1.21ミリモル)を添加した。この撹拌された混合物に、少量のDMF中に溶解させた4−シアノ−4−フェニルピペリジン塩酸塩(165mg、0.88ミリモル)を添加した。結果として得られた混合物を70℃まで加熱し、そして30分間撹拌した。溶媒を真空で除去し、粗物質を精製することなく使用した。
1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル
1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル(400mg、1.0ミリモル)、1−メチルピラゾール−4−ボロン酸ピナコールエステル(419mg、2.0ミリモル)、およびリン酸カリウム(427mg、2.0ミリモル)をジオキサン(5mL)中に懸濁させた。その混合物に、Pd(dppf)Cl(82mg、0.10ミリモル)および水を添加した。この懸濁液をマイクロ波中で150℃まで30分間加熱した。冷却すると、結果として得られた混合物を、セライトおよびPL−チオールSPEカートリッジを通してろ過した。ろ液を次いで分取HPLCによって精製して、2mgの所望の生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 8.42 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.03 (s, 1H), 7.59 ? 7.51 (m, 2H), 7.42 (m, 2H), 7.35 (m, 1H), 5.62 (s, 2H), 3.93 (s, 3H), 3.84 (s, 3H), 3.34 (m, 4H), 2.27 (m, 2H), 2.08 (m, 2H). C2222についてのEI(MS):399.29(MH)。
実施例16:1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(化合物337)
Figure 0005954838
6−クロロ−8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン
6−クロロ−N−メチルピリミジン−4,5−ジアミン(355mg、2.25ミリモルの無水DMF(8mL)中溶液に、1−エチル−1H−5−メチル−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(340mg、2.46ミリモル、Alinda Chemical)および塩化鉄(III)6水和物(0.61g、2.25ミリモル)を添加した。暗褐色溶液を開放型容器中で85℃まで14時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、氷(5g)上に注いだ。結果として得られた沈殿を真空ろ過によって集め、5mLのエタノールで50℃にて30分間摩砕した。固体を真空ろ過によって集めて、465mg(74.8%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 8.67 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 4.18 (q, 2H), 3.89 (s, 3H), 2.63 (s, 3H), 1.35 (t, 3H);C1213ClNについてのMS(EI):277.3(MH)。
1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン
1−ピペリジン−4−イル−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾロ[4,5−b]ピリジン−2−オン二塩酸塩(0.22g、0.78ミリモル)の無水エタノール(8mL)およびジイソプロピルエチルアミン(0.56mL)中溶液に、6−クロロ−8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン(0.18g、0.65ミリモル)を添加した。反応混合物を75℃まで18時間加熱した。結果として得られた溶液を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。固体をジクロロメタン(15mL)中に溶解させ、そして溶液を水(10mL)で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した。結果として得られた固体を真空ろ過によって集め、5mLのエタノールで75℃にて30分間摩砕した。沈殿を真空ろ過によって集めて、218mg(73%収率)の標記化合物を得た。1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 11.54 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.85 (d, 1H), 7.47 (d, 1H), 6.92 (dd, 1H), 5.60 (broad s, 2H), 4.55 (m, 1H), 4.14 (q, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.22 (m, 2H), 2.51 (s, 3H), 2.26 (m, 2H), 1.86 (d, 2H), 1.33 (t, 3H); C232610OについてのMS(EI):459.3(MH)。
実施例17:9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{3−[(2−オキソ−2−ピペリジン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン(化合物357)
Figure 0005954838
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{3−[(2−オキソ−2−ピペリジン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン
6−クロロ−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(30mg、0.12ミリモル)、2−(3−(ピペラジン−1−イル)フェノキシ)−1−(ピペリジン−1−イル)エタノン(45.5mg、0.15ミリモル)、およびトリエチルアミン(84.0uL、0.60ミリモル)のイソプロピルアルコール(2.0mL)中撹拌溶液を80℃まで16時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、6.1mg(10%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 8.44 (s, 1H), 8.27 ? 8.25 (m, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.12 (t, 1H), 6.62 (dd, 1H), 6.55 (t, 1H), 6.39 ? 6.35 (m, 1H), 4.73 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 3.85 (s, 3H), 3.46 ? 3.37 (m, 4H), 3.30 ? 3.24 (m, 6H), 3.17 (d, 2H), 1.63 ? 1.48 (m, 4H), 1.43 (s, 2H). C2733についてのMS(EI):516.7(MH)。
実施例18:6−(4−{4−[(シクロプロピルメチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(化合物360)
Figure 0005954838
6−(4−{4−[(シクロプロピルメチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン
6−クロロ−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(30mg、0.12ミリモル)、1−(4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル)ピペラジン(34.8mg、0.15ミリモル)、およびトリエチルアミン(84.0uL、0.60ミリモル)のイソプロピルアルコール(2.0mL)中撹拌溶液を80℃まで16時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、16.1mg(30%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 8.44 (s, 1H), 8.27 ? 8.23 (m, 1H), 8.05 (s, 1H), 6.97 ? 6.91 (m, 2H), 6.86 ? 6.79 (m, 2H), 3.96 (s, 3H), 3.85 (s, 3H), 3.73 (d, 2H), 3.16 ? 3.08 (m, 4H), 1.24 ? 1.12 (m, 1H), 0.58 ? 0.51 (m, 2H), 0.33 ? 0.23 (m, 2H). C2428OについてのMS(EI):445.7(MH)。
実施例19:3−メチル−N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]ベンズアミド(化合物363)
Figure 0005954838
3−メチル−N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]ベンズアミド
6−クロロ−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(30mg、0.12ミリモル)、3−メチル−N−(2−(ピペラジン−1−イル)ベンジル)ベンズアミド(46.4mg、0.15ミリモル)、およびトリエチルアミン(84.0uL、0.60ミリモル)のイソプロピルアルコール(2.0mL)中撹拌溶液を80℃まで16時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、31.5mg(50%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.92 (t, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.03 (s, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.71 (dd, 1H), 7.35 (dd, 1.7 Hz, 2H), 7.24 (dd, 1H), 7.22 ? 7.18 (m, 1H), 7.14 (d, 1H), 7.09 ? 7.03 (m, 1H), 4.66 (d, 2H), 3.93 (s, 3H), 3.84 (s, 3H), 3.00 (t, 4H), 2.35 (s, 3H).C2931OについてのMS(EI):522.8(MH)。
実施例20:6−(4−{[5−クロロ−2−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(化合物388)
Figure 0005954838
6−(4−{[5−クロロ−2−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン
6−クロロ−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(30mg、0.12ミリモル)、1−(5−クロロ−2−メトキシフェニルスルホニル)ピペラジン(43.6mg、0.15ミリモル、Oakwood Products, Inc.)、およびトリエチルアミン(84.0uL、0.60ミリモル)のイソプロピルアルコール(2.0mL)中撹拌溶液を80℃まで16時間加熱した。結果として得られた沈殿を真空ろ過によって集め、エタノール(2mL)、水(2mL)およびジエチルエーテル(2mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、29.6mg(49%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.43 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.70 (dt, 2H), 7.27 (d, 1H), 3.95 (s, 3H), 3.88 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.31 ? 3.25 (m, 4H). C2123ClNSについてのMS(EI):503.7(MH)。
実施例11〜20で記載された化合物と同様の方法で以下の化合物を合成した:
1−{1−[9−メチル−8−(5−メチルフラン−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD115);
1−[1−(8−フラン−2−イル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD116);
1−{1−[9−メチル−8−(3−メチルフラン−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD128);
1−{1−[9−メチル−8−(1,3−オキサゾール−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD135);
1−{1−[9−メチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD147);
1−(1−{9−メチル−8−[1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD148);
1−(1−{9−メチル−8−[1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD152);
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロール−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD166);
1−(1−{8−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD178);
1−{1−[9−メチル−8−(1,3−オキサゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD179);
(4−{9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(CMPD181);
1−(1−{9−メチル−8−[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD233);
1’−[9−メチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD234);
1’−[9−メチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD238);
1’−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(239);
1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD241);
1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD242);
1−{1−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD243);
1−{1−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD244);
1’−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD245);
1’−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD246);
1’−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD247);
1’−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD250);
1’−[9−エチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD251);
1’−[9−エチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;(CMPD252)
1−{1−[9−エチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD253);
1−{1−[9−エチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD254);
1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD260);
1’−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD261);
1−(1−{9−メチル−8−[5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD262);
1−[1−(8−フラン−3−イル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD265);
1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD269);
1−{1−[8−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD272);
1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−カルボン酸メチル(CMPD274);
1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD281);
1−{1−[9−メチル−8−(5−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD286);
1−{1−[8−(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD287);
1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD288);
4−フルオロ−1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD295);
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD301);
1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD302);
(3S,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸メチル(CMPD317);
1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD322);
1−{1−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD323);
1−{1−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD325);
1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD330);
1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD331);
1−{1−[8−(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD333);
(3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸メチル(CMPD334);
1−{1−[8−(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD336);
1−{(3R,4R)−3−(ヒドロキシメチル)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD338);
1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−イル}メタンアミン(CMPD1);
1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−オン(CMPD341);
1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD344);
1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD345);
(3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−3−オール(CMPD346);
(3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸(CMPD347);
6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD348);
6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン(CMPD349);
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−{4−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−9H−プリン(CMPD350);
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD351);
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−[4−(フェニルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−9H−プリン(CMPD355);
N−シクロペンチル−2−[(3−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]アセトアミド(CMPD356);
N−シクロヘキシル−2−[(3−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]アセトアミド(CMPD358);
6−(4−{3−[(2−アゼパン−1−イル−2−オキソエチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD359);
2−{[(4−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]メチル}キノリン(CMPD361);
N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]シクロプロパンカルボキサミド(CMPD362);
N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]ナフタレン−2−スルホンアミド(CMPD364);
8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン(CMPD366);
8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−6−[4−(フェニルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−9H−プリン(CMPD367);
8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−6−(4−フェニルピペラジン−1−イル)−9H−プリン(CMPD368);
9−メチル−6−{4−[(4−メチルフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD370);
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−{4−[(フェニルメチル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9H−プリン(CMPD371);
6−{4−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD372);
9−メチル−6−(4−{[4−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD373);
6−{4−[(4−クロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD374);
6−{4−[(2−クロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD375);
6−(4−{[2,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD376);
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン(CMPD377);
9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン(CMPD378);
6−{4−[(2,5−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD379);
6−{4−[(3,4−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD380);
2−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾニトリル(CMPD381);
3−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾニトリル(CMPD382);
6−{4−[(2,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD383);
1−[4−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)フェニル]エタノン(CMPD384);
9−メチル−6−(4−{[4−メチル−2−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD385);
6−{4−[(2−クロロ−6−メチルフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD386);
6−(4−{[3,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD387);
6−{4−[(2,3−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD389);
6−{4−[(2−クロロピリジン−3−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD390);
6−{4−[(2,6−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD391);
6−{4−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD392);および
1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD394)。
実施例21:1−{1−[8−(4,5−ジメチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物332)
Figure 0005954838
9−メチル−6−(4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)−9H−プリン−8−カルボヒドラジド
10mLの丸底フラスコ中で、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(250mg、0.68ミリモル、1当量)およびHATU(390mg、1.03ミリモル、1.5当量)を無水ジメチルホルムアミド(3mL)中に懸濁させた。ジイソプロピルエチルアミン(235μL、1.35ミリモル、2当量)に続いてヒドラジン一水和物(330μL、6.81ミリモル、10当量)を添加し、反応を1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、水(10mL)で抽出した。合わせた水性層を次いで1N水性塩酸で酸性化して、所望の生成物を沈殿させた。この沈殿をろ過し、水(2mL)およびアセトニトリル(1mL)で洗浄し、空気乾燥して、115mgの9−メチル−6−(4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)−9H−プリン−8−カルボヒドラジドを得、これを次のステップで直接使用した。
1921についてのMS(EI):408(MH)。
1−{1−[8−(4,5−ジメチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
Ace圧力管中に、9−メチル−6−(4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)−9H−プリン−8−カルボヒドラジド(115mg、0.28ミリモル、1.0当量)、オルト酢酸トリエチル(80μL、0.43ミリモル、1.5当量)、メチルアミン(775μL、THF中2M、1.55ミリモル、5.5当量)、および酢酸(0.5mL)、ならびにジオキサン(1.5mL)を入れた。管を密封し、130℃まで12時間加熱した。管を室温まで冷却し、メタノール(1mL)で希釈した。標記化合物を分取逆相HPLC(アセトニトリル/1%ギ酸を含む水、25〜45%勾配)によって単離した。精製されたフラクションを合わせ、凍結し、凍結乾燥して、28mgの物質を得た。1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ 10.81 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.12 (m, 1H), 6.87 (m, 3H), 5.5 (br s, 2H), 4.52 (m, 1H), 3.98 (d, 3H), 3.82 (s, 3H), 2.40 (s, 3H), 2.32 (dd, 2H), 1.82 (d, 2H); C222410OについてのMS(EI)、実測値445.3(MH)。
実施例22:1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物203)
Figure 0005954838
N’−アセチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボヒドラジド
10mLの丸底フラスコ中で、9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸(185mg、0.51ミリモル、1当量)およびHATU(290mg、0.76ミリモル、1.5当量)を無水DMA(2mL)中に懸濁させた。ジイソプロピルエチルアミン(175μL、1.0ミリモル、2当量)、続いて酢酸ヒドラジド(45mg、0.61ミリモル、1.2当量)を添加し、反応を室温で一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、そして水(20mL)、および塩酸水溶液(0.1M、40mL)で抽出した。合わせた水性層を次いで飽和水性重炭酸ナトリウムでpH=7に中和した。結果として得られた沈殿をろ過し、水(2mL)およびアセトニトリル(1mL)で洗浄し、空気乾燥して135mgのN’−アセチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボヒドラジドを59%の収率で得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.82 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 7.18 ? 7.08 (m, 1H), 6.87 (dt, 3H), 4.52 (t, 1H), 3.92 (d, 3H), 2.31 (s, 2H), 1.86 (s, 3H), 1.79 (d, 2H).C2123についてのMS(EI):450(MH)。
1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
N’−アセチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボヒドラジド(85mg、0.19ミリモル、1当量)およびトリフェニルホスフィン(90mg、0.34ミリモル、1.8当量)を2ドラムバイアル中に計り分け、そしてアセトニトリル(1mL)中に懸濁させた。ジイソプロピルエチルアミン(165mL、0.95ミリモル、5当量)および四塩化炭素(36μL、0.38ミリモル、2当量)を添加し、反応を室温で一晩撹拌し、この間に沈殿が形成された。LCMSによる分析は、所望の生成物に約40%変換されたことを示した。80℃に数時間加熱しても、さらに四塩化炭素、DIPEA、またはTPPを添加しても、環化は推進されなかった。沈殿を集め、DMF(3.5mL)中に溶解させ、分取逆相HPLC(アセトニトリル/1%ギ酸を含む水)によって精製した。純粋な1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オンを含有するフラクションをあわせた。フラクションの濃縮によって沈殿した所望の物質をろ過によって集め、水で洗浄し、そして真空下で乾燥し、その結果、16mgの物質が単離された。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.80 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.16 ? 7.10 (m, 1H), 6.93 ? 6.82 (m, 3H), 4.53 (t, 1H), 4.03 (s, 3H), 2.59 (s, 3H), 2.30 (d, 2H), 1.83 (d, 2H). C2121についてのMS(EI):432(MH)。
以下の化合物を実施例22で記載した化合物と同様の方法で合成した:
1−{1−[8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD114);
1−(1−{9−メチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD112);
1−{1−[9−メチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD123);
1−{1−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD125);
1’−{9−メチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD174);
1’−[9−メチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD177);
1−(1−{9−エチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD180);
1’−[8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD182);
1’−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD184);
1−(1−{9−メチル−8−[5−(2−メチルプロピル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD204);
1’−{9−エチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD209);
1’−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD210);
1’−[9−エチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD227);
1−{1−[8−(5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD232);および
1’−[9−エチル−8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD236)。
実施例23:1−[1−(9−メチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物268)
Figure 0005954838
1−[1−(9−メチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
ピリジン−3−イルボロン酸(50mg、0.41ミリモル、Maybridge)のジオキサン(0.75mL)および水(0.1mL)中溶液に、1−(1−(8−ブロモ−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2(3H)−オン(50mg、0.12ミリモル)、Pd(dppf)Cl(20mg、0.02ミリモル)、および三塩基性リン酸カリウム(75mg、0.36ミリモル)を添加した。反応混合物をマイクロ波リアクター中で150℃まで20分間加熱した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、15mg(29.3%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.84 (s, 1H), 9.03 (m, 1H), 8.72 (dd, 1H), 8.32 (m, 1H), 8.25 (m, 1H), 7.59 (ddd, 1H), 7.15 (m, 1H), 6-91 (m, 3H), 4.55 (t, 1H), 3.85 (s, 3H), 2.35 (m, 2H), 1.84 (d, 2H); C2322OについてのMS(EI):427.4(MH)。
実施例24:1’−(9−メチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(化合物293)
Figure 0005954838
1’−(5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル)スピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン
6−クロロ−N−メチル−5−ニトロピリミジン−4−アミン(1.0g、5.3ミリモル)のメタノール(20mL)中撹拌溶液に、トリエチルアミン(2.0mL、14.3ミリモル)およびスピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン(1072.5mg、5.3ミリモル)を添加した。混合物を周囲温度で2時間撹拌し、次いで10重量%のPd/C(湿潤)を添加した。結果として得られた混合物を水素下で18時間撹拌し、メタノールで希釈し、そしてセライトを通してろ過した。ろ液を濃縮し、そして結果として得られた固体を50%メタノール水溶液で摩砕した。メタノールを真空で除去し、混合物をろ過し、減圧下で乾燥した。結果として得られた化合物をさらに精製することなく次のステップに供した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.39 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.45 (d, 1H), 7.20 (td, 1H), 6.98 (t, 1H), 6.87 (d, 1H), 6.30 (q, 1H), 4.15 (s, 2H), 3.45 (dd, 2H), 3.26 ? 3.18 (m, 2H), 2.86 (d, 3H), 1.97 ? 1.88 (m, 2H), 1.82 (dd, 2H).C1420OについてのMS(EI):325.6(MH)。
1’−(9−メチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン
1’−[5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(100mg、0.30ミリモル)の無水エタノール(12mL)中溶液に、ピリミジン−5−カルボアルデヒド(38mg、0.35ミリモル、Apollo Scientific Ltd.)および触媒量の塩酸(0.05mL、4N、ジオキサン、Aldrich)を添加した。反応混合物を80℃まで18時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、35.0mg(28%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ10.49 (s, 1H), 9.35 (s, 1H), 9.32 (s, 2H), 8.36 (s, 1H), 7.49 (d, 1H), 7.20 (td, 1H), 6.99 ? 6.92 (m, 1H), 6.87 (t, 1H), 3.91 (s, 3H), 1.80 (d, 4H). C2220OについてのMS(EI):413.6(MH)。
実施例25:1−[1−(9−メチル−8−ピリミジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物298)
Figure 0005954838
1−[1−(9−メチル−8−ピリミジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−(1−(5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル)ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2(3H)−オン(50mg、0.14ミリモル)の無水DMA(5mL)およびジイソプロピルエチルアミン(0.5mL)中溶液に、HATU(150mg、0.39ミリモル)、およびピリミジン−4−カルボン酸(100mg、0.8ミリモル)を添加した。反応混合物を1時間撹拌し、そして減圧下で濃縮した。結果として得られた油状物を10mLのジクロロメタン中に溶解させ、溶液を5mLの水で洗浄した。有機層をMgSO上で乾燥し、減圧下で濃縮し、そして残留物を酢酸(2mL)中に溶解させた。反応混合物をマイクロ波リアクター中で150℃まで20分間加熱し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、3mgの標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.85 (s, 1H), 9.34 (s, 1H), 8.96 (d, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.27 (d, 1H), 7.21 ? 7.14 (m, 1H), 6.93 (d, 3H), 4.64 ? 4.52 (m, 1H), 4.18 (s, 3H), 2.37 (dd, 2H), 1.85 (t, 2H); C2321OについてのMS(EI):428.4(MH)。
実施例26:1−{1−[9−メチル−8−(2−メチルピリミジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(化合物340)
Figure 0005954838
1−{1−[9−メチル−8−(2−メチルピリミジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン
1−(1−(5−アミノ−6−(メチルアミノ)ピリミジン−4−イル)ピペリジン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2(3H)−オン(300mg、0.88ミリモル)の無水DMF(5mL)中溶液に、2−メチルピリミジン−5−カルボアルデヒド(108mg、0.88ミリモル)および塩化鉄(III)6水和物(0.88g、0.24ミリモル)を添加した。暗褐色溶液を90℃まで14時間、開放型容器中で加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、氷(5g)上に注いだ。結果として得られた混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出し、有機層を塩水(10mL)で洗浄し、そしてMgSO上で乾燥した。溶液をろ過し、そして減圧下で濃縮した。結果として得られた固体を15mLのジエチルエーテル(15mL)で30分間摩砕した。沈殿を真空ろ過によって集めて、201mg(51%収率)の標記化合物を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6):δ 10.86 (s, 1H), 9.16 (s, 2H), 8.33 (s, 1H), 7.18 ? 7.11 (m, 1H), 6.98 ? 6.87 (m, 3H), 4.55 (t, 1H), 3.86 (s, 3H), 2.71 (s, 3H), 2.34 (dd, 2H), 1.84 (d, 2H); C2323OについてのMS(EI):442.3(MH)。
実施例27:6−(4−(((4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−イル)オキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(CMPD2)。
Figure 0005954838
クロロベンズアルデヒド(160ミリモル)を、2,3−ブタンジオンモノオキシム(240ミリモル)のEtOH中懸濁溶液に添加した。30分間撹拌後、2,3−ブタンジオンモノオキシム(240ミリモル)および112mLの28%アンモニア水を添加した。反応混合物を室温で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物を塩化メチレンで希釈した。有機層を塩水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、そして減圧下で濃縮した。CHCl中5%MeOHの溶離液を用いたシリカゲル上カラムクロマトグラフィーによって精製して、19.3g(64%)の4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−オールを白色固体として得た。
4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−オール(49.4ミリモル)、4−((メチルスルホニルオキシ)メチル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(46.9ミリモル)およびKCO(74.1ミリモル)のDMF中懸濁溶液を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルおよびヘキサンの混合物(v/v、1/1)で希釈した。溶液を塩水、水で洗浄し、MgSO上で乾燥し、そして減圧下で濃縮した。MeOH中5%MeOHを溶離液として用いたシリカゲル上カラムクロマトグラフィーによって精製して、17.0g(89.3%)のO−アルキル化生成物を油状物として得た。
上記で得られた生成物(44ミリモル)の60mLの塩化メチレン中撹拌溶液に、18mLのMeOH中26%HCl(g)をゆっくりと0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、一晩攪拌した。薄層クロマトグラフィー(TLC)で出発物質が完全に消滅した後、反応混合物を減圧下で濃縮し、乾燥して、12.8gの4−((4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−イルオキシ)メチル)ピペリジン塩酸塩を固体として得た。1H NMR (300 MHz, D2O) δ 1.51 (m, 2H), 1.96 (d, 2H), 2.11 (m, 1H), 2.32 (d, 6H), 2.95 (t, 2H), 3.41 (d, 2H), 4.02 (d, 2H), 7.66 (m, 3H), 7.86 (m, 2H).
6−クロロ−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン(30mg、0.12ミリモル)、4−((4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−イルオキシ)メチル)ピペリジン塩酸塩(48mg、0.15ミリモル)、およびトリエチルアミン(84.0uL、0.60ミリモル)のイソプロピルアルコール(2.0mL)中撹拌溶液を80℃まで16時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、そして減圧下で濃縮した。生成物を分取HPLC(逆相、アセトニトリル/0.1%ギ酸を含む水)によって精製して、20mg(33%)の標記化合物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.42 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.04 (s, 1H), 7.89 (d, 2H), 7.46 (t, 2H), 7.35 (t, 1H), 3.95 (s, 3H), 3.86 (m, 2H), 3.83 (s, 3H), 3.36 (m, 2H), 3.12 (m, 2H), 2.20 (s, 3H), 2.18 (m, 1H), 2.06 (m, 3H), 1.88 (m, 2H), 1.33 (m, 2H).C2731OについてのMS(EI):498.1(MH)。
実施例28:1’−(8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オン(CMPD393)。
Figure 0005954838
実施例14で記載した化合物と同様の方法でこの化合物を合成した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.40 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.43 (d, 1H), 7.13 (t, 1H), 6.88 (t, 1H), 6.81 (d, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.73 (s, 3H), 3.35-3.25 (m, 4), 3.22 (s, 3H), 1.80-1.68 (m, 4H). C2324OについてのMS(EI):429.0(MH)。
以下の化合物を、実施例23〜26で記載した化合物と同様の方法で合成した:
1−[1−(9−メチル−8−ピリジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD266);
1−[1−(9−メチル−8−フェニル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD267);
1−[1−(9−メチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD271);
1−(1−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD279);
1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD280);
1−{1−[9−メチル−8−(5−メチルピリジン−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD282);
1−{1−[8−(6−クロロピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD283);
1−(1−{9−メチル−8−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD284);
1−{1−[8−(5−ブロモピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD285);
1’−(9−メチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD290);
1’−(9−エチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD291);
1’−(9−エチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD292);
1−[1−(9−エチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD294);
1−[1−(9−エチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD296);
1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD297);
1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルオキシ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD299);
1−{1−[8−(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD300);
1−{1−[8−(6−アミノピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD303);
1−{1−[8−(2−アミノピリミジン−5−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD304);
1−{1−[8−(2−アミノピリミジン−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD305);
1−(1−{9−エチル−8−[2−(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD306);
1−(1−{9−エチル−8−[2−(メチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD307);
1−(1−{8−[2,4−ビス(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD308);
1−(1−{9−メチル−8−[2−(メチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD309);
1−(1−{9−メチル−8−[2−(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD310);
1−(1−{8−[2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD311);
1−[1−(9−エチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD312);
1’−(9−メチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD313);
1−(1−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD314);
1−(1−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD315);
1’−(9−エチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD316);
1−(1−{8−[2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD320);
1−(1−{8−[2,4−ビス(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD321);
1’−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD324);
1−(1−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD326);
1’−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン(CMPD327);
1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD335);
1−{1−[9−エチル−8−(2−メチルピリミジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD342);
1−{1−[8−(6−アミノピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD343);
1−(1−{8−[6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD352);
1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン(CMPD353);
1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD354);および
1−(1−{8−[6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン(CMPD365)。
生物学的実施例
実施例1.生化学アッセイ
1以上の後述のアッセイフォーマットを用いて、キナーゼ活性および化合物阻害を調査した。様々なアッセイで用いられるATP濃度は、各キナーゼのそれぞれのKとほぼ等しいか、またはそれよりも低かった。384ウェルマイクロタイタープレート中で10の異なる阻害剤濃度でのプレート内希釈スキームを用いて、用量応答実験を実施した。IC50値は、下記の4パラメータ式を用いた非線形回帰分析によって計算した:
式1;Y=min+(max−min)/(1+(X/IC50
(式中、Yは観察されたシグナルであり、Xは阻害剤濃度であり、minは酵素の非存在下(0%酵素活性)でのバックグラウンドシグナルであり、maxは阻害剤の非存在下(100%酵素活性)でのシグナルであり、IC50は50%酵素阻害での阻害剤濃度であり、Nは協同作用の尺度としての実験的ヒル勾配を表す)。典型的には、Nは1に近づく。曲線の適合は、XLFitまたはActivityBaseを用いて実施した。
ルシフェラーゼ結合化学発光アッセイプロトコル
キナーゼ活性は、ルシフェラーゼ−ルシフェリン結合化学発光を用いてキナーゼ反応後に消費されるATPのパーセントとして測定される。反応を384または1536ウェル白色培地結合マイクロタイタープレート(Greiner)中で実施した。試験化合物、キナーゼ、およびATPを20μL容積(1536ウェルプレートについては6μL容積)で組み合わせることによって、キナーゼ反応を開始した。反応混合物を周囲温度で2時間インキュベートした。キナーゼ反応後、20μL(または1536ウェルプレートについては3μL)アリコートのKinaseGlo(Promega)を添加し、化学発光シグナルは、EnVisionプレートリーダー(Perkin Elmer)を用いて測定した。総ATP消費量は25〜60%に限定され、IC50値は放射分析によって測定される値とよく相関する。
式Iの化合物のPI3Kデルタ活性を表2に示す。
表2.式Iの化合物のPI3Kデルタ活性
A 0<PI3Kデルタ活性<50nM
B 50<PI3Kデルタ活性<250nM
C 250<PI3Kデルタ活性<500nM
D 500<PI3Kデルタ活性<1500nM
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
Figure 0005954838
キナーゼ阻害の機序
表1で記載される式Iの化合物である化合物Aは、結合の可逆性、阻害の種類、およびK値について特徴付けられる。ATP変化の研究は、増加するATP濃度を用いてPI3Kデルタに対する化合物AのIC50値を測定することによって実施した。アッセイは、2μLのPI3Kデルタを0.1μLの化合物と384ウェル低容積白色培地結合プレート中で混合することによって実施した。15分のインキュベーション後、2μLの基質(PIP)および様々な濃度(1500、1000、500、250、1μM最終)のATPをプレートに添加した。キナーゼ反応のインキュベーション(15〜120分)後、4μLのADP−Glo(Promega)試薬#1を全プレートに添加し、40分間インキュベートした。最後に、8μLのADP−Glo試薬#2を全プレートに添加し、60分間インキュベートし、次いでEnvisionマイクロプレートリーダーを用いてプレートを読み取った。結果として得られたIC50値をATP濃度の関数としてプロットし、次式を用いてK値を導いた。
式2 IC50=K/K[ATP]+Ki+[E]/2
(式中、[E]は酵素濃度を表す)
阻害の可逆性
酵素阻害の可逆性は、酵素−阻害剤複合体を飽和ATP中で希釈後に残留酵素活性を測定することによってPI3Kデルタについて評価した。PI3Kデルタ(2μM)および式Iの化合物(2μM)を30分間周囲温度にてインキュベートすることによって、阻害剤複合体が形成された。EI複合体を次いで緩衝液中に連続希釈し、平衡に到達させた。EI複合体の定量的阻害(約75%)は、緩衝液中に希釈することなく酵素活性を測定することによって見出される。各希釈の5μL試料を次いで384ウェル低容積培地結合白色プレートに移し、次いで基質の5μLアリコート(40μMのPIP)および1mM ATPをプレートに添加する。反応のインキュベーション(5〜60分)後、ADP−Glo試薬#1の10μLアリコートを添加し、40分間インキュベートする。最後に、10μLのADP−Glo試薬#2をプレートに添加し、60分のインキュベーション後、Envisionマイクロプレートリーダーで反応を読み取った。
ATPのK値の測定
前述のADP−GLOアッセイフォーマットを用いてATPのK値を測定した。ATPのKは、一定PIP濃度(50μM)でATP濃度を変える(15〜1600μM)ことによって誘導された。
実施例2.細胞アッセイ
抗IgM刺激ラージ細胞における内因性AKTT308リン酸化ELISAアッセイ
ラージ細胞(ATCC, CCL−86)を、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、および1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)を含有するRPMI1640培地(ATCC、30−2001)中96ウェルプレート(Corning, Costar 3960)上に1×10細胞/ウェルで播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中試験化合物の連続希釈を細胞に添加し、90分間インキュベートした。細胞を0.25μg/mLの抗IgM(Southern Biotech, 9023−01)で30分間刺激した。最小シグナルウェルは、抗IgM刺激なしに0.3%DMSOで処理された細胞であった;最大シグナルウェルは、抗IgM刺激をした0.3%DMSO中であった。刺激後、細胞を290×gで4分間沈降させ、120μLの冷溶解緩衝液(50mM Tris−HCl、pH7.6;150mM NaCl;0.1% Triton X−100;1mM EDTA;プロテアーゼ阻害剤カクテル(Roche, 11697498001)およびPhosSTOP(Roche, 04906837001))で直ちに溶解させた。ホスホ−AKTT308および全AKTを検出するために、市販のELISAキットを使用した(Invitrogen、KHO0201およびKHO0101)。100または10μLの細胞溶解物をそれぞれホスホ−AKTT308または全AKTプレートに移した。さらなる90μLの溶解緩衝液を全AKTプレートに添加した。プレートを一晩4℃でインキュベートし、200μLの製造業者から提供された洗浄緩衝液(Invitrogen, WB01)で4回洗浄した。プレートを100μLの検出抗体溶液で1.5時間インキュベートした。プレートを200μLの洗浄緩衝液で4回洗浄し、次いで対応する緩衝液を用いて二次抗体とともに1時間インキュベートした。プレートを前述のように洗浄し、続いて100μL/ウェルの安定化色素原溶液を20分間添加した。100μLの停止溶液の添加によって反応を停止させた。分光光度計(Molecular Devices, SpectraMax Plus)を用いて450nmの波長での吸光度を測定した。ホスホ−AKTT308OD値を全AKT OD値で割ることによって、ウェル内正規化を行った。次いで、化合物で処理した試料の値を前述の最小および最大シグナル状態ウェルの平均と比較することによって、IC50値を推定した。
抗IgM刺激ラージ細胞のウェスタンブロットプロファイリング分析
1×10ラージ細胞(ATCC, CCL−86)を14mLの丸底試験管中、10%FBS(熱不活化、Gibco、10082)、および1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)を含有するRPMI1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。0.3%のDMSO(ビヒクル)の最終濃度中試験化合物の連続希釈を細胞に添加し、90分間インキュベートし、続いて0.25μg/mLの抗IgM(Southern Biotech,, 9023−01)刺激を30分間おこなった。刺激後、細胞を290×gで4分間沈降させ、冷リン酸塩緩衝生理食塩水(PBS; Cellgro, 21−030−CV)で1回洗浄し、直ちに、120μLの冷溶解緩衝液(50mM Tris−HCl、pH7.6;150mM NaCl;0.1% Triton X−100;1mM EDTA;プロテアーゼ阻害剤カクテル(Roche,, 11697498001);およびPhosSTOP(Roche, 04906837001))で30分間溶解させた。溶解物を集め、17,800×gで15分間遠心分離することによって清澄化した。タンパク質濃度をBCA法によって測定した(Pierce, 23227)。溶解物をNuPage LDS試料緩衝液(Invitrogen, NP0007)および還元剤(Invitrogen, NP0004)と混合し、次いで70℃で10分間加熱した。26μgのタンパク質をNuPage4−12%Bis−Trisゲル(Invitrogen, NP0323)上にロードした。タンパク質をニトロセルロース膜(Invitrogen, LC2001)に移し、1時間Odysseyブロッキング緩衝液(Li−Cor, 927−40000)中でブロックし、そして4℃で一晩、0.1%Tween−20を含有するOdysseyブロッキング緩衝液中で希釈された以下の抗体とともにインキュベートした:抗ホスホ−AKTT308(1:500、Cell Signaling Technology, 2965)、抗ホスホ−AKTS473(1:1,000、Cell Signaling Technology, 4060)、抗−AKT(1:2,000, R&D Systems, MAB2055)、抗−ホスホ−PRAS40T246(1:500、Cell Signaling Technology, 2640)、抗−ホスホ−GSK3βS9(1:500、Cell Signaling Technology, 9336)、抗−ホスホ−S6S240/244(1:500、Cell Signaling Technology, 2215)、抗−S6(1:1,000、Cell Signaling Technology, 2217)、抗−GAPDH(1:100,000、Advanced Immunochemical Inc, MAB6C5)。膜を4回、それぞれ10分間TBS−T緩衝液(50mM Tris−HCl、pH7.2;150mM NaCl;0.1% Tween−20)で洗浄し、0.1%Tween−20を含有するOdysseyブロッキング緩衝液中、ヤギ抗マウス−IRDye680( Li−Cor, 926−32220)およびヤギ抗−ウサギ−IRDye800(Li−Cor、926−32211)二次抗体で60分間、室温にてブロットした。膜を4回、それぞれ10分間TBS−T緩衝液で洗浄し、PBSで2回リンスした。Odyssey Scanner(Li−Cor)を用いて膜をスキャンし、ImageQuant(Molecular Devices)を用いて各バンドのシグナル強度を定量化した。IC50値を、ビヒクル(DMSO)対照と比較した化合物治療のシグナルに基づいて計算した。
ヒト末梢血Bリンパ球における抗IgMで誘発されたAKTリン酸化のウェスタンブロット分析
ヒト初代Bリンパ球(B細胞、AllCells, PB010)を、6×10細胞/ウェルで、48ウェルクラスタープレート(Nunc 150687)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μM β−メルカプトエタノール(Gibco, 21985−023)を含有するRPMI1640培地(ATCC、30−2001)中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中の試験化合物の連続希釈を細胞に添加し、2時間インキュベートし、続いて10μg/mL抗IgM(Southern Biotech, 9023−01)刺激を5分間おこなった。刺激後、細胞を290×gで4分間遠心分離し、冷リン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;Cellgro, 21−030−CV)で1回洗浄し、そして直ちに40μLの冷溶解緩衝液(50mM Tris−HCl、pH8.0、150mM NaCl、1%NP−40、0.1%SDS、0.5%デオキシコール酸ナトリウム、1mM EDTA、50mM NaF、1mMピロリン酸ナトリウム、1mMオルトバナジン酸ナトリウム、2mMフッ化フェニルメチルスルホニル、10μg/mLアプロチニン、5μg/mLロイペプチン、および5μg/mLペプスタチンA)で30分間溶解させた。溶解物を集め、17,800×gで15分間遠心分離することによって清澄化した。溶解物をNuPage LDS試料緩衝液(Invitrogen NP0007)および還元剤(Invitrogen, NP0004)と混合し、次いで70℃で10分間加熱した。試料をNuPage 4−12%Bis−Trisゲル(Invitrogen, NP0323)上にロードした。タンパク質をニトロセルロース膜(Invitrogen, LC2001)へ移し、Odysseyブロッキング緩衝液(Li−Cor, 927−40000)中で1時間ブロックし、Odysseyブロッキング緩衝液中で希釈された以下の抗体とともに4℃で一晩インキュベートした:抗−ホスホ−AKTT308(1:200、Cell Signaling Technology, 2965)、抗−ホスホ−AKTS473(1:200、Cell Signaling Technology, 4060)、抗−AKT(1:1,000、R&D Systems, MAB2055)、および抗−GAPDH(1:100,000、Advanced Immunochemical Inc,MAB6C5)。膜を10分間、それぞれTBS−T緩衝液(50mM Tris−HCl、pH7.2;150mM NaCl;0.1%Tween−20)で4回洗浄し、ヤギ抗マウスIRDye680(Li−Cor、926−32220)およびヤギ抗ウサギIRDye800(Li−Cor、926−32211)二次抗体で0.1%Tween−20を含有するOdysseyブロッキング緩衝液中、60分間室温でブロットした。膜を4回、それぞれ10分間TBS−T緩衝液で洗浄し、PBSで2回リンスした。Odyssey Scanner(Li−Cor)を用いて膜をスキャンし、各バンドのシグナル強度を、ImageQuant(Molecular Devices)を用いて定量化した。IC50値を、ビヒクル(DMSO)対照と比較した化合物治療のシグナルに基づいて計算した。
抗IgM刺激ラージ細胞TNF−アルファサイトカイン放出アッセイ
ラージ細胞(ATCC,CCL−86)を、2×10細胞/ウェルで96ウェル細胞培養クラスター丸底プレート(Corning, Costar 3790)中、10%FBS(熱不活化、Gibco、10082)と1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro、30−002−CI)を含有するRPMI1640培地(ATCC、30−2001)中に播種した。細胞を、連続希釈された化合物で2時間37℃にて5%CO中で処理した。細胞を1μg/mL抗−IgM抗体(Southern Biotech, 9023−01)で4時間刺激した。最小シグナルウェルを市販のPI−103(CAS 371935−74−9)で処理し、最大シグナルウェルは0.3%DMSO中であり、どちらも抗IgMで刺激した。刺激されていない細胞も負の対照として含めた。処理後、培養上清を、96ウェル0.2μmPVDFフィルタープレート(Corning, Costar 3504)を用いてろ過した。ろ過された条件培地をMSDプレート(K151BHB−2)に添加し、3時間室温でシェーカー(600rpm)上で撹拌しながらインキュベートした。プレートを、0.05%Tween−20(Bio−Rad、161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)で3回洗浄した。検出抗体溶液(Meso Scale Discovery, K151BHB−2)を各ウェルに添加し、室温で2時間インキュベートした。プレートを次いで3回、0.05%Tween20(Bio−Rad, 161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)で洗浄した。Read緩衝液T(Meso Scale Discovery, K151BHB−2)を各ウェルに添加し、次いでプレートをMSD SECTOR Imagerで分析した。IC50値を、対応する最大および最小シグナルウェルの値と比較した化合物処理をした細胞のシグナルに基づいて計算した。
抗IgM刺激ヒト末梢血Bリンパ球サイトカイン放出アッセイ
ヒト初代末梢血B細胞(負に選択、CD19、AllCells, PB010)を1×10細胞/ウェルで96ウェルマイクロタイタークラスタープレート(Costar, 3790)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン( Cellgro, 30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μM β−メルカプトエタノール(Gibco,21985−0233)を含有するRPMI1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中化合物の連続希釈を細胞に添加し、37℃、5%COで2時間インキュベートした。各化合物濃度について二連のウェルを使用した。最小シグナルウェルは30μM PI−103、pan−PI3K阻害剤を受容した。全ウェル中の細胞を次いで抗IgM(Jackson Immunoresearch, 109−006−129)でさらに4時間37℃、5%COで刺激した。細胞を次いで96ウェルフィルタープレート(Corning Costar, 3504)上に移し、そして真空ろ過によって上清を集めた。上清をアッセイの時まで−80℃で凍結した。製造業者の指示書にしたがって、上清は、ヒト炎症誘発性9−Plex組織培養キット(GM−CSF、IFN−ガンマ、IL−1β、IL−10、IL−12 p70、IL−2、IL−6、IL−8、TNF−アルファ;Meso Scale Discovery, K15007B−1)を用いてサイトカインレベルについて分析した。簡単に説明すると、上清をあらかじめブロックされたアッセイプレート上に添加し、室温にて2時間600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。検出抗体を次いで上清上に添加し、室温にてさらに2時間、600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。プレートを、0.05%Tween−20(Bio−Rad, 161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)で3回洗浄し、そして電気化学発光を、MSD SI2400プレートリーダーを用いて検出した。IC50値は、DMSOビヒクル対照と比較した最小シグナルを差し引いた、化合物処理のサイトカイン濃度計算値に基づいて計算された。
CpG ODN刺激ヒト末梢血Bリンパ球サイトカイン放出アッセイ
ヒト初代末梢血B細胞(負に選択、CD19、AllCells, PB010)を1×10細胞/ウェルで、96ウェルマイクロタイタークラスタープレート(Corning, Costar 3790)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン( Cellgro, 30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μMベータ−メルカプトエタノール(Gibco, 21985−023)を含有するRPMI1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中化合物の連続希釈を細胞に添加し、37℃、5%CO2で2時間インキュベートした。各化合物濃度について二連のウェルを使用した。最小シグナルウェルは、30μM市販のPI−103(CAS 371935−74−9)、pan−PI3K阻害剤を受容した。全ウェル中の細胞を次いでCpG ODN( Imgenex, IMG−2209H)でさらに4時間、37℃、5%COにて刺激した。細胞を次いで96ウェルフィルタープレート(Corning、Costar 3504)上に移し、そして真空ろ過によって上清を集めた。上清をアッセイの時まで−80℃で凍結した。製造業者の指示書にしたがって、上清を、ヒト炎症誘発性9−Plex組織培養キット(GM−CSF、IFN−ガンマ、IL−1ベータ、IL−10、IL−12p70、IL−2、IL−6、IL−8、TNF−アルファ;Meso Scale Discovery, K15007B−1)を用いてサイトカインレベルについて分析した。簡単に説明すると、上清をあらかじめブロックされたアッセイプレート上に添加し、室温にて2時間600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。検出抗体を次いで上清上に添加し、室温にてさらに2時間、600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。プレートを、0.05%Tween−20(Bio−Rad、161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)で3回洗浄し、そして電気化学発光を、MSD SI2400プレートリーダーを用いて検出した。IC50値は、DMSOビヒクル対照と比較した最小シグナルを差し引いた化合物処理のサイトカイン濃度の計算値に基づいて計算された。
抗CD3媒介性ヒト末梢血T−リンパ球サイトカイン放出アッセイ
健常ヒトドナーからのヒト末梢血単核細胞(PBMC)を、ジアトリアゾール酸ナトリウムポリスクロース勾配(Accuspin System Histopaque−1077, Sigma−Aldrich, A7054)を用いて単離した。細胞を次いで、製造業者の指示書にしたがい、EasySepヒトT細胞富化キット(Stem Cell Technologies, 19051)を用いて負の選択をおこなった。細胞は95%を超える純度であった。CD3T細胞を、1×10細胞/ウェルで96ウェルマイクロタイタークラスタープレート(Corning, Costar 3790)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro、30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μMベータ−メルカプトエタノール(Gibco, 21985−023)を含有するRPMI1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中化合物の連続希釈を細胞に添加し、37℃、5%COで2時間インキュベートした。各化合物濃度について二連のウェルを使用した。最小シグナルウェルは30μMの市販のPI−103(CAS 371935−74−9)、pan−PI3K阻害剤を受容した。全ウェル中の細胞を次いで抗ヒトCD3でコーティングされた96ウェルマイクロタイタープレート(BD Biosciences, 354725)上にさらに4時間、37℃、5%COで播種した。細胞を次いで96ウェルフィルタープレート(Corning, Costar 3504)上に移し、そして真空ろ過によって上清を集めた。上清をアッセイの時まで−80℃で凍結した。製造業者の指示書にしたがって、上清を、ヒトTH1/TH2 10−Plex組織培養キット(IFN−ガンマ、IL−1ベータ、IL−10、IL−12p70、IL−13、IL−2、IL−4、IL−5、IL−8、TNF−アルファ;Meso Scale Discovery, K15010B−1)を用いてサイトカインレベルについて分析した。簡単に説明すると、上清をあらかじめブロックされたアッセイプレート上に添加し、室温にて2時間600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。検出抗体を次いで上清上に添加し、室温にてさらに2時間、600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。0.05%Tween−20(Bio−Rad、161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)でプレートを3回洗浄し、MSD SI2400プレートリーダーを用いて電気化学発光を検出した。IC50値を、DMSOビヒクル対照と比較した最小シグナルを差し引いた化合物処理のサイトカイン濃度計算値に基づいて計算した。
LPS刺激末梢血単核細胞サイトカイン放出アッセイ
ヒト初代末梢血単核細胞(PBMC、AllCells, PB001)を、2×10細胞/ウェルで、96ウェルマイクロタイタークラスタープレート(Corning, Costar 3790)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μMβ−メルカプトエタノール(Gibco, 21985−023)を含有するRPMI1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度中化合物の連続希釈を細胞に添加し、37℃、5%COで2時間インキュベートした。各化合物濃度について二連のウェルを使用した。最小シグナルウェルは30μMの市販のPI−103(CAS 371935−74−9)、pan−PI3K阻害剤を受容した。全ウェル中の細胞を次いでリポポリサッカライド(LPS、Sigma, L4391)でさらに6時間37℃、5%COで刺激した。細胞を次いで96ウェルフィルタープレート(Corning, Costar 3504)上に移し、そして真空ろ過によって上清を集めた。上清をアッセイの時まで−80℃で凍結した。製造業者の指示書にしたがって、上清を、ヒト炎症誘発性9−Plex組織培養キット(GM−CSF、IFN−ガンマ、IL−1ベータ、IL−10、IL−12p70、IL−2、IL−6、IL−8、TNF−アルファ;Meso Scale Discovery, K15007B−1)を用いてサイトカインレベルについて分析した。簡単に説明すると、希釈していないか、または1:2に希釈した上清を、あらかじめブロックされたアッセイプレート上に添加し、室温にて2時間600rpmで激しく振とうしながらインキュベートした。検出抗体を次いで上清上に添加し、600rpmで激しく振とうしながらさらに2時間室温でインキュベートした。0.05%Tween−20(Bio−Rad, 161−0781)を含有するリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)でプレートを3回洗浄し、MSD SI2400プレートリーダーを用いて電気化学発光を検出した。IC50値は、DMSOビヒクル対照と比較した最小シグナルを差し引いた化合物処理のサイトカイン濃度の計算値に基づいて計算した。
初代ヒトBおよびT−リンパ球BrdU増殖アッセイ
ヒト初代Bリンパ球(B細胞、AllCells, PB010)を1×10細胞/ウェルで96ウェルマイクロタイタークラスタープレート(Corning, Costar 3790)上に播種し、ヒト初代T−リンパ球(T細胞、AllCells, PB009−1)を2×10細胞/ウェルにて抗ヒトCD3でコーティングされた96ウェルマイクロタイタープレート(BD Biosciences, 354725)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)、1%L−グルタミン(Cellgro, 25−015−CI)、および50μMベータ−メルカプトエタノール(Gibco, 21985−023)を含有するRPMI−1640培地(ATCC, 30−2001)中に播種した。ヒト初代B細胞を、25μg/mLの最終濃度の抗ヒトIgM(Jackson Immunoresearch, 109−006−129)または2μg/mLの最終濃度のCpG ODN(Imgenex, IMG−2209H)のいずれかで刺激した。BおよびT細胞の両方を培地(0.3%DMSOの最終濃度を含む)中化合物の連続希釈で刺激した直後に処理した。三連ウェルをB細胞中の各化合物濃度について使用し、二連ウェルをT細胞中の各化合物濃度について使用した。対照ウェルは0.3%DMSO培地を受容した。最小シグナルウェルは、30μMの市販のPI−103(CAS 371935−74−9)、pan−PI3K阻害剤を受容した。培養物を37℃、5%COで72時間(B細胞)または96時間(T細胞)インキュベートした。細胞を分析するために、それらを20μMのブロモデオキシウリジン(BrdU、Sigma, B5002−500MG)で標識し、96ウェルフィルタープレート(Costar 3504)に移し、次いでFixDenat溶液(70%エタノール+0.1M NaOH)で固定した。抗BrdU−POD(1:2,000;Roche, 11585860001)複合体を細胞に添加し、その後、プレートを3回、リン酸塩緩衝生理食塩水(PBS;137mM NaCl、2.7mM KCl、6.5mM NaHPO、1.7mM KHPO)で洗浄した。1部の過酸化物(Thermo Scientific, 37075A)および1部のルミノール(Thermo Scientific, 37075B)から作製された基質溶液を添加し、そしてプレートをVictor Wallac照度計を用いて発光(0.1s)について読み取った。IC50値を、DMSOビヒクル対照と比較した最小シグナルを差し引いた化合物処理の細胞増殖に基づいて計算した。
MC/9マウス肥満細胞β−ヘキソサミニダーゼ脱顆粒アッセイ
MC/9細胞(ATCC, CRL−8306)を1×10細胞s/mLで組織培養フラスコ(Nunc, 144903)上、10%FBS(熱不活化、Gibco, 10082)、1.5g/L重炭酸ナトリウム、0.05mM 2−メルカプトエタノール、10% ラットT−STIM(BD, 354115)、および1%ペニシリン/ストレプトマイシン(Cellgro, 30−002−CI)を含有するDMEM(Cellgro, 10−013−CV)中に播種した。細胞を200ng/mLの抗DNP IgE(Sigma, D8406)とともに一晩、37℃で5%CO中インキュベートした。細胞を、タイロード緩衝液(135mM NaCl、5mM KCl、5.6mM グルコース、1.8mM CaCl、1mM MgCl、20mM HEPES、および0.5mg/mL BSA;pH7.3)で2回洗浄し、2×10細胞/ウェルで96ウェルマイクロタイタープレート(Costar, 3904)中、70μLのタイロード緩衝液中に播種した。0.3%DMSO(ビヒクル)の最終濃度の30μLのタイロード緩衝液中連続希釈された試験化合物を細胞に添加し、75分間インキュベートした。細胞を200ng/mLのDNP−HSA(Sigma, A6661)で45分間刺激した。バックグラウンドウェルは、DNP−HSA刺激のない0.3%DMSO中細胞であった。最小シグナルウェルを市販のPI−103(CAS 371935−74−9)、10μM)で処理し、最大シグナルウェルは0.3%DMSO中であり、どちらもDNP−HSAで刺激した。ウェルごとの最終容積は110μLであった。刺激後、細胞を400×gで4分間沈降させた。50μLの上清を慎重に集め、96ウェルプレート(Nunc, 260895)に移し、クエン酸塩緩衝液(pH4.5)中、37℃で2時間、75μLの1mM p−ニトロフェニルアセチル−D−グルコサミン(Sigma, N9376)とともにインキュベートした。反応は、75μLの2M NaOHを添加することによって停止させた。ウェルを、分光光度計(Molecular Devices, SpectraMax Plus)を用いて630nmで修正して、405nmの波長での吸光度について測定した。平均バックグラウンドウェル値を全ウェルから差し引いた。IC50値は、対応する最大および最小シグナルウェルの吸光度と比較した、化合物処理した細胞の吸光度に基づいて計算した。
実施例3.薬力学的異種移植腫瘍モデル
5〜8週齢および約20〜25gの体重のメスおよびオス胸腺欠損ヌードマウス(NCr)を以下のモデルで使用する。研究の開始前に、動物を最低48時間順応させる。これらの研究中に、動物に食物および水を任意に提供し、70〜75°Fおよび60%相対湿度で調節した室内で飼育する。12時間の明および12時間の暗サイクルを自動タイマーで維持する。全動物を化合物で誘発される死または腫瘍に関連する死について毎日調査する。
前記モデルにおける腫瘍重量(TW)は、垂直直径をキャリパーで測定し、次式:
腫瘍重量(mg)=[腫瘍容積=長さ(mm)×幅(mm)]/2
を用いることによって決定した。
これらのデータを記録し、腫瘍重量対移植後の日数の折れ線グラフにプロットし、腫瘍成長速度の指標としてグラフで表した。腫瘍成長の阻害パーセント(TGI)を次式で決定する:
Figure 0005954838

(式中:
=グループ化当日の全腫瘍の平均TW
=f日の治療群のTW
=f日のビヒクル対照群のTW)。
腫瘍がそれらの出発サイズ以下に退縮するならば、腫瘍退縮パーセントは次式で決定される:
Figure 0005954838

腫瘍サイズを各腫瘍について個々に計算して、各実験群の平均±SEM値を得る。統計的有意差は、両側スチューデントt検定を用いて決定される(有意性はP<0.05として定義される)。
明確さと理解のために、前述の発明を説明および例のために少し詳しく記載した。本発明を様々な具体的実施形態および技術に関して記載した。しかしながら、本発明の精神および範囲内にありながら多くの変形および修飾をなすことができるということを理解すべきである。変更および修飾を添付の特許請求の範囲内で実施できることは、当業者には明らかであろう。したがって、上記が例示であって、拘束することを意図しないことは理解されるべきである。本発明の範囲は、したがって、上記に関してではなく、以下の添付の特許請求の範囲と、そのような請求項が権利を与えられる同等物の全範囲に関連して決定されるべきである。本出願で引用される全ての特許、特許出願および刊行物は、個々の特許、特許出願または刊行物がそのように個々に示されているのと同じ範囲まで、あらゆる目的に関してそれらの全体が参照することによって本明細書中に組み込まれる。

Claims (26)

  1. 式I
    Figure 0005954838
    (式中:
    は、アルキル、ハロアルキル、またはシクロアルキルである;
    Figure 0005954838
    は、6員環であり、式中:
    それぞれのRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、もしくは−C(O)O−アルキルであるか、または2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋もしくは縮合二環式環を形成する可能性がある;
    nは、0、1、2、または3である;
    XはCまたはNである;ここで:
    XがNである場合:
    は存在しない;
    3’は、アリールである;または
    3’は−SO−Rであり、ここで、Rは、アルキル、フェニル、またはフェニルアルキルである;
    XがCである場合:
    は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’はフェニルである;または
    は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、インドリル、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、オキソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、ピリジニル、フラニルで置換されたオキサジアゾリル、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、または−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルである;そしてRはヘテロアリールアルキルである;または
    は水素であり、R3’は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f):
    Figure 0005954838
    の基であり、式中:
    は、O、NH、またはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合により置換されたNである;
    はCHまたはNである;
    AはNC−H、またはC−Rである;
    各R、独立して、ハロ、アルキル、アルコキシ、もしくはN、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
    およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j)、(k)、または(l):
    Figure 0005954838
    (式中、ZはCHまたはNHであり;ZはNRまたはCRであり、Rはフェニルである)を形成する;
    Yは存在しないか、またはアルキル、−(C=O)−、−NR−(C=O)−、もしくは−(C=O)NR−、−O−(C=O)−、−(C=O)O−、−NR−(C=O)O−、もしくは−O(C=O)NR−であり、ここで、Rは水素またはアルキルである;
    は、水素、ハロ、アルキル、アルケニル、アリール、シクロアルキル、N、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキル、N、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである;そして
    Yが−N(R)−(C=O)−、または−(C=O)−N(R)−である場合、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、N、S、およびOから選択される1または2個のさらなるヘテロ原子を場合によって含有する4、5、または6員環を形成することができる)の化合物またはその立体異性体もしくは立体異性体の混合物であって、場合によってその薬剤的に許容される塩としての化合物。
  2. が、アルキルまたはシクロアルキルである、請求項1記載の化合物。
  3. が、メチル、エチル、またはシクロプロピルである、請求項1記載の化合物。
  4. nが0または1である、請求項1記載の化合物。
  5. が、ヒドロキシ、カルボキシ、メチル、またはヒドロキシメチルである、請求項1記載の化合物。
  6. 式Iの化合物が、式IcまたはId
    Figure 0005954838
    の化合物である、請求項1〜5記載の化合物。
  7. 式Icの化合物が、式Ic−1またはIc−2
    Figure 0005954838
    (式中、Rは、ヘテロアリールアルキルオキシ、アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル、またはシクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルである)の化合物である、請求項6記載の式Icの化合物。
  8. が、水素、シアノ、ヒドロキシ、アミノメチル、アルコキシ、またはカルボキシメチルであり、そしてR3’が、フェニル、インドリル、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、オキソインドリニル、またはベンゾイミダゾリルである、請求項6記載の式Idの化合物。
  9. 式Id−1、Id−2、1d−3、またはId−4
    Figure 0005954838
    の化合物である、請求項6記載の式Idの化合物。
  10. 式Id−1(a)、Id−1(b)、または1d−2(a)
    Figure 0005954838
    の化合物である、請求項9記載の式Id−1またはId−2の化合物。
  11. 式Id−3(a)、Id−3(b)、またはId−4(a)
    Figure 0005954838
    の化合物である、請求項9記載の式Id−3またはId−4の化合物。
  12. が、アルキル、ハロアルキル、またはシクロアルキルである;
    Figure 0005954838
    が、4、5、6、または7員環であり、式中:
    それぞれの場合のRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、または−C(O)O−アルキルである;
    nは、0、1、または2である;
    XはCまたはNである;ここで:
    XがNである場合:
    3’は存在せず、そしてRは、ヘテロアリールアルキルオキシ、アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル、またはシクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1もしくは2個の基で場合によって置換されたフェニルであるか、またはRは−SO−Rであり、ここで、Rは、アルキル、フェニル、フェニルアルキル、またはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである;
    XがCである場合:
    は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’はフェニルである;または
    は水素であり、R3’は、フェニル;1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル;1H−インドリル;ピリジニル;フラニルで置換されたオキサジアゾリル;2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル;または−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルであり、そしてRはヘテロアリールアルキルである;または
    は、
    Figure 0005954838
    の基であり、式中、Zは、OまたはNHまたはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合によって置換されたNであり、ZはCHまたはNであり、AはNまたはCであり、各Rは、存在する場合、独立して、ハロ、アルキル、アルコキシ、もしくはN、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
    およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j)または(k)
    Figure 0005954838
    を形成し、式中、ZはCHまたはNHである;ZはNRまたはCHRであり、ここでRは水素またはフェニルである;
    Yは存在しないか、またはアルキル、−(C=O)−、−NR−(C=O)−、もしくは−(C=O)NR−、もしくは−O−(C=O)−、もしくは−(C=O)O−、−NR−(C=O)O−、もしくは−O(C=O)NR−であり、ここで、Rは水素またはアルキルである;
    は、水素、ハロ、アルキル、アルケニル、アリール、N、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキル、またはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである;そして
    Yが−NR−(C=O)−、または−(C=O)−NR−の場合、RおよびRは、それらが結合している原子と一緒になって、N、S、およびOから選択される1または2個のさらなるヘテロ原子を場合によって含有する4、5、または6員環を形成することができる、請求項1記載の化合物。
  13. Yが存在せず、Rがエチル、プロペニル、またはトリフルオロメチルである、請求項1〜12記載の化合物。
  14. Y−R
    Figure 0005954838
    Figure 0005954838
    Figure 0005954838
    である請求項1〜13記載の化合物。
  15. Yが、−(C=O)−、−(C=O)O−、または−(C=O)NH−である、請求項1〜12記載の化合物。
  16. Y−R
    Figure 0005954838
    Figure 0005954838
    Figure 0005954838
    である、請求項8記載の化合物。
  17. 1’−[9−エチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−{9−エチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1’−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−[9−エチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(5−ブロモピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−{9−メチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−(9−エチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−エチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−エチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(5−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−[9−メチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[9−メチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルオキシ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[9−メチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−エチル−8−(2−メチルピリミジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[5−(2−メチルプロピル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−[1−(9−エチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−(9−エチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1’−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1’−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[8−(2−アミノピリミジン−5−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(1−シクロプロピルエチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(6−クロロピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−エチル−8−[2−(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−オキセタン−3−イル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−[1−(9−エチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−エチル−8−[2−(メチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−エチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−エチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−エチル−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[5−(1−メチルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[9−エチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−(9−エチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{8−[6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−4−フルオロ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−[8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[2−(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−メチルピリジン−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−(9−エチル−8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(2−アミノピリミジン−5−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−[9−エチル−8−(5−プロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[6−(メチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(1−シクロプロピルエチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[2−(メチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[9−エチル−8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(2−メチルピリミジン−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−オキセタン−3−イル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{8−[2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[4−(1−メチルエテニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[2−(ジメチルアミノ)ピリミジン−5−イル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    4−フルオロ−1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(6−アミノピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(6−アミノピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{8−[6−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−(9−メチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−[1−(9−エチル−8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−エチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロブチルメチル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−(9−メチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−エチル−N−(1−メチルエチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    6−(7−ブロモ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−(7−クロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロブチルメチル)−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[1−(シクロブチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−シクロブチル−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリミジン−5−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−ブチル−9−エチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−エチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−シクロブチル−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N,9−ジエチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−ブチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    (3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸メチル;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−ブチル−9−エチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(4−フルオロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N,9−ジエチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−メチル−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロブチルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(4−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(1−シクロプロピルエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−(8−{[(3R)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    N−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[8−(4−ブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−(9−メチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−{8−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{(3R,4R)−3−(ヒドロキシメチル)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(2,2−ジメチルプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−(4−{[5−クロロ−2−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン
    N−エチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロプ−2−イン−1−イル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−プロピル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−フラン−3−イル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−{8−[(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(ピリジン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル;
    1−(1−{9−メチル−8−[5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−プロプ−2−イン−1−イル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(4−ヒドロキシブチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−N−(1−メチルエチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−(4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−1,3−ベンゾオキサゾール−3(2H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−ブタノイル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−N−(3−メチルブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    8−[9−メチル−8−(ピペリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン;
    1−{1−[8−(4,5−ジメチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリダジン−3−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン;
    9−エチル−N−(3−メチルブチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(1,1−ジメチルエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−エチル−N−(3−メチルブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−{[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−ブチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[4−(メチルオキシ)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2,2−ジオキシド−2,1,3−ベンゾチアジアゾール−1(3H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1’−{8−[(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    1−{1−[8−(1H−イミダゾール−1−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−シクロプロピル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−メチル−8−(1,3−オキサゾール−5−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−(4−シアノ−4−フェニルピペリジン−1−イル)−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[2−メチル−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−シクロブチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−シクロプロピル−N−(2−メチルプロピル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−チエニルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン;
    N−シクロプロピル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−6−[4−(フェニルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−9H−プリン;
    1’−(8−{[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−シクロプロピル−N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(フラン−2−イルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸シクロプロピルメチル;
    N−[(3−フルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(3,4−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(フラン−2−イルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−エチル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−チエニルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2,5−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(3−ヒドロキシプロピル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−シクロブチル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(3−ヒドロキシプロピル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[2,4−ビス(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−(2−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(2−アミノ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−(3−メチルブチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(5−フルオロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(4−ヒドロキシブチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(2−ヒドロキシエチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2−クロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−{4−[(フェニルメチル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9H−プリン;
    1−{1−[9−メチル−8−(5−メチルフラン−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−シクロプロピル−N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−フラン−2−イル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2,6−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−[4−(フェニルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−9H−プリン;
    3−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾニトリル;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    2−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)ベンゾニトリル;
    3−メチル−N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]ベンズアミド;
    1−{1−[9−メチル−8−(トリフルオロメチル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−ヘキシル−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−(4−{[2,5−ビス(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{4−[2−(トリフルオロメチル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1’H−スピロ[1−ベンゾフラン−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(6−メチル−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(2−ヒドロキシエチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−[(3−フルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2,3−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    8−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン;
    N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(4−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]オキシ}−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2−クロロ−6−メチルフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    1−{1−[9−メチル−8−(3−メチルフラン−2−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1’−[8−(アゼチジン−1−イルカルボニル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    9−メチル−N−[(2−メチルフェニル)メチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピリミジン−4−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−エチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(4−オキソ−4,5−ジヒドロ−1’H,3H−スピロ[1,5−ベンゾオキサゼピン−2,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−1(2H)−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−フェニル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    (4−{9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    (3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−3−オール;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−ペンチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン;
    1−[1−(8−アセチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    6−(4−{3−[(2−アゼパン−1−イル−2−オキソエチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    1−{1−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン;
    9−メチル−N−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−{3−[2−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]アゼチジン−1−イル}−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2−メチルプロピル)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−(2,2,2−トリフルオロエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−{[2−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]シクロプロパンカルボキサミド;
    N−シクロペンチル−2−[(3−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]アセトアミド;
    6−{4−[(2−クロロピリジン−3−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(1−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[3−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピロリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8,9−ジメチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1,1−ジオキシド−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[(3R,4R)−3−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,3’−ピロリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロヘキシルメチル)−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸エチル;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[1−(3−メチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(4−{3−[(2−オキソ−2−ピペリジン−1−イルエチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9H−プリン;
    8−(8−{[3−(ジメチルアミノ)アゼチジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−{1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル}−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−[(2−メチルフェニル)メチル]−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(4−{[4−メチル−2−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N,N,9−トリメチル−6−(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(6−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−{4−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    6−(4−{[3,4−ビス(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−6−{4−[2−(メチルスルホニル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−9H−プリン;
    6−{4−[(2,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N,9−ジメチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(3−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1H−インドール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−{[4−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロール−3−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1’H,3H−スピロ[2−ベンゾフラン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボン酸メチル;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボン酸メチル;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(1−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−1’H,3H−スピロ[2−ベンゾフラン−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−[2−(4−メチルフェニル)エチル]−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−フェニルプロピル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3’−オキソ−3’,4’−ジヒドロ−1H,1’H−スピロ[ピペリジン−4,2’−キノキサリン]−1−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{9−メチル−8−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    6−{4−[(4−フルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(1−オキソ−4−フェニル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デク−8−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[9−メチル−8−(1,3−オキサゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−ヘキシル−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−カルボン酸メチル;
    6−{4−[(4−クロロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1H−ピロール−1−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[1−(2,4−ジメチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−N−{[2−(メチルオキシ)フェニル]メチル}−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N,9−ジメチル−N−(1−メチルエチル)−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−{1−[8−(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−{1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−フェニルピペリジン−4−イル}メタンアミン;
    1’−[9−メチル−8−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−9H−プリン−6−イル]スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−2(1H)−オン;
    8−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−6−(4−フェニルピペラジン−1−イル)−9H−プリン;
    1−[1−(9−メチル−8−フェニル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    ({9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−イル}メチル)カルバミン酸1,1−ジメチルエチル;
    1−[1−(8−ブチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{9−メチル−8−[(1E)−プロプ−1−エン−1−イル]−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−{4−[(4−メチルフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    6−[4−(5−クロロ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−ピリジン−2−イルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[1−(2−メチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(2−シアノエチル)−N,9−ジメチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−シクロヘキシル−2−[(3−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]アセトアミド;
    1−[1−(9−メチル−8−ピロリジン−1−イル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−[1−(2,6−ジメチルフェニル)−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル]−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−[5−(1−メチルエチル)−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    N−(シクロプロピルメチル)−9−メチル−6−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−1’H−スピロ[イソインドール−1,4’−ピペリジン]−1’−イル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    (3R,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸;
    N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]−9−メチル−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    (3S,4R)−1−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]−4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−3−カルボン酸メチル;
    1−[1−(8−エチル−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N,9−ジメチル−N−(メチルオキシ)−6−[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−(1−{8−[(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)カルボニル]−9−メチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    1−(1−{8−[2,4−ビス(メチルオキシ)ピリミジン−5−イル]−9−エチル−9H−プリン−6−イル}ピペリジン−4−イル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−[(2−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)メチル]ナフタレン−2−スルホンアミド;
    9−メチル−6−(4−{[4−(メチルオキシ)フェニル]スルホニル}ピペラジン−1−イル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    1−[4−({4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)フェニル]エタノン;
    6−(4−{4−[(シクロプロピルメチル)オキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;
    2−{[(4−{4−[9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェニル)オキシ]メチル}キノリン;
    9−メチル−6−(2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル)−N−(2−フェニルエチル)−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    1−[1−(8−{[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル}−9−メチル−9H−プリン−6−イル)ピペリジン−4−イル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンズイミダゾール−2−オン;
    N−(シクロプロピルメチル)−6−{1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1’H−スピロ[インドール−3,4’−ピペリジン]−1’−イル}−9−メチル−9H−プリン−8−カルボキサミド;
    6−(4−(((4,5−ジメチル−2−フェニル−1H−イミダゾール−1−イル)オキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−9−メチル−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9H−プリン;または
    1’−(8−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル)スピロ[インドリン−3,4’−ピペリジン]−2−オンである、化合物。
  18. 薬剤的に許容される担体または賦形剤と混合された請求項1〜17記載の化合物を含む、薬学的製剤。
  19. PI3Kデルタを阻害するための医薬を製造するための請求項1〜17記載の化合物の使用。
  20. ほ乳類におけるPI3Kデルタによって媒介されるガン疾患を治療するための医薬を製造するための請求項16記載の化合物の使用。
  21. 式I
    Figure 0005954838
    (式中:
    は、1から6個の炭素原子のアルキル、ハロアルキル、またはシクロアルキルである;
    Figure 0005954838
    は、4、5、6、または7員環であり、式中:
    それぞれのRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、1から6個の炭素原子のアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、カルボキシ、もしくは−C(O)O−アルキルであるか、または2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋もしくは縮合二環式環を形成する可能性がある;
    nは、0、1、2、または3である;
    XはCまたはNである;ここで:
    XがNである場合:
    は存在しない;
    3’は、ヘテロアリールアルキルオキシ;アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル;シクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1または2個の基で場合によって置換されたアリールである;または
    3’は−SO−Rであり、ここで、Rは、アルキル、フェニル、フェニルアルキルまたはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香環であるヘテロアリールである;
    XがCである場合:
    は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’はフェニルである;または
    は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、インドリル、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、オキソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、ピリジニル、フラニルで置換されたオキサジアゾリル、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、または−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルである;そしてRはヘテロアリールアルキルである;または
    は水素であり、R3’は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f):
    Figure 0005954838
    の基であり、式中:
    は、O、NH、またはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合により置換されたNである;
    はCHまたはNである;
    AはNC−H、またはC−Rである;
    各R、独立して、ハロ、アルキル、アルコキシ、もしくはN、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
    およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j)、(k)、または(l):
    Figure 0005954838
    (式中、ZはCHまたはNHであり;ZはNRまたはCRであり、Rはフェニルである)を形成する;
    YRはC(=O)−NRまたはC(=O)−ORであり、ここで、RおよびRはそれぞれ独立してH、C−C−アルキル、シクロアルキル、もしくはアルキレン−シクロアルキル、またはRおよびRの一方がH、C−C−アルキル、シクロアルキル、アルキレン−シクロアルキルであり、他方がC1−−アルキルもしくはNHであり;RはC−C−アルキルである;)
    の化合物
    を作製するプロセスであって:
    (a)式1の化合物を塩基およびRで処理して、式2の化合物を形成すること(ここで、Xはハロ、またはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、OTsである):
    Figure 0005954838
    (b)式2の化合物を化合物3とともに塩基の存在下で加熱して、式4の化合物を形成すること:
    Figure 0005954838
    (c)式4の化合物を極性非プロトン性溶媒中、塩基の存在下で加熱して、式5のカルボン酸を得ること:
    Figure 0005954838
    (d)式5のカルボン酸をRNHまたはROHでアミド化またはエステル化して、式Iの化合物を形成すること:
    Figure 0005954838
    を含む、プロセス。
  22. 式I
    Figure 0005954838
    (式中:
    は、1から6個の炭素原子のアルキル、ハロアルキル、またはシクロアルキルである;
    Figure 0005954838
    は、4、5、6、または7員環であり、式中:
    それぞれのRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、1から6個の炭素原子のアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、カルボキシ、もしくは−C(O)O−アルキルであるか、または2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋もしくは縮合二環式環を形成する可能性がある;
    nは、0、1、2、または3である;
    XはCまたはNである;ここで:
    XがNである場合:
    は存在しない;
    3’は、ヘテロアリールアルキルオキシ;アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル;シクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1または2個の基で場合によって置換されたアリールである;または
    3’は−SO−Rであり、ここで、Rは、アルキル、フェニル、フェニルアルキルまたはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香環であるヘテロアリールである;
    XがCである場合:
    は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’はフェニルである;または
    は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、インドリル、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、オキソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、ピリジニル、フラニルで置換されたオキサジアゾリル、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、または−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルである;そしてRはヘテロアリールアルキルである;または
    は水素であり、R3’は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f):
    Figure 0005954838
    の基であり、式中:
    は、O、NH、またはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合により置換されたNである;
    はCHまたはNである;
    AはNC−H、またはC−Rである;
    各R、独立して、ハロ、アルキル、アルコキシ、もしくはN、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
    およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j)、(k)、または(l):
    Figure 0005954838
    (式中、ZはCHまたはNHであり;ZはNRまたはCRであり、Rはフェニルである)を形成する;
    Yは存在せず;
    はアルキル、シクロアルキル、N、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキル、アリール、またはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである;)
    の化合物を作製するプロセスであって:
    (a)式6の化合物を式3の化合物で処理して、式7の化合物を形成すること(式中、Xはハロ、またはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、OTsである):
    Figure 0005954838
    (b)式7の化合物を還元して、式8の化合物を形成すること:
    Figure 0005954838
    (c)式8の化合物を式9のアルデヒドで処理して、式1の化合物を形成すること(式中、Yは存在せず、Rは、アルキル、シクロアルキル、N、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキル、アリール、またはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである)
    Figure 0005954838
    を含む、プロセス。
  23. 式I
    Figure 0005954838
    (式中:
    は、1から6個の炭素原子のアルキル、ハロアルキル、またはシクロアルキルである;
    Figure 0005954838
    は、4、5、6、または7員環であり、式中:
    それぞれのRは、独立して、ハロ、ヒドロキシ、1から6個の炭素原子のアルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルコキシ、カルボキシ、もしくは−C(O)O−アルキルであるか、または2個のR基は、それらが結合している炭素と一緒になって、架橋もしくは縮合二環式環を形成する可能性がある;
    nは、0、1、2、または3である;
    XはCまたはNである;ここで:
    XがNである場合:
    は存在しない;
    3’は、ヘテロアリールアルキルオキシ;アリールスルホニルアミノで置換されたアルキル;シクロアルキルカルボニルアミノで置換されたアルキルから独立して選択される1または2個の基で場合によって置換されたアリールである;または
    3’は−SO−Rであり、ここで、Rは、アルキル、フェニル、フェニルアルキルまたはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香環であるヘテロアリールである;
    XがCである場合:
    は、シアノ、アミノアルキル、アルコキシカルボニル、もしくはヒドロキシであり、R3’はフェニルである;または
    は水素であり、R3’は、フェニル、1−フェニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジニルで置換されたアルキル、インドリル、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾリル、オキソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、ピリジニル、フラニルで置換されたオキサジアゾリル、2−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリニル、または−C(O)NRであり、ここで、Rは水素もしくはアルキルである;そしてRはヘテロアリールアルキルである;または
    は水素であり、R3’は、式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f):
    Figure 0005954838
    の基であり、式中:
    は、O、NH、またはアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、もしくはジアルキルアミノアルキルで場合により置換されたNである;
    はCHまたはNである;
    AはNC−H、またはC−Rである;
    各R、独立して、ハロ、アルキル、アルコキシ、もしくはN、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキルであり、Rは、アミノもしくはハロアルキルである;または
    およびR3’は、それらが結合している炭素と一緒になって、5もしくは6員環(g)、(h)、(i)、(j)、(k)、または(l):
    Figure 0005954838
    (式中、ZはCHまたはNHであり;ZはNRまたはCRであり、Rはフェニルである)を形成する;
    Yは存在せず;
    はアルキル、シクロアルキル、N、S、Oを環構成原子として含む3から8員の非芳香族環であるヘテロシクロアルキル、アリール、またはN、S、Oを環構成原子として含む5から14員の芳香族環であるヘテロアリールである;)
    の化合物を作製するプロセスであって:
    (a)式10の化合物を無水酢酸で処理して、式11(式中、XはハロまたはOTfであり、X1はハロ、O−Ms、またはOTsである)の化合物を形成すること:
    Figure 0005954838
    (b)式11の化合物を塩基および1,2ジブロモテトラクロロエタンで処理して、式12の化合物を形成すること:
    Figure 0005954838
    (c)式13の化合物をR−Hで、塩基の存在下にて処理して、式Iの化合物を形成すること
    Figure 0005954838
    を含む、プロセス。
  24. 1−{1−[8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−9−メチル−9H−プリン−6−イル]ピペリジン−4−イル}−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−オン
    Figure 0005954838
    である化合物またはその薬学的許容可能な塩。
  25. ほ乳類における炎症を治療するための医薬の製造のための請求項16または24記載の化合物の使用。
  26. 炎症がPI3Kデルタによって媒介される請求項25の使用。
JP2013529290A 2010-09-14 2011-09-14 Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法 Active JP5954838B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US38288410P 2010-09-14 2010-09-14
US61/382,884 2010-09-14
PCT/US2011/051563 WO2012037226A1 (en) 2010-09-14 2011-09-14 Inhibitors of pi3k-delta and methods of their use and manufacture

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013537231A JP2013537231A (ja) 2013-09-30
JP5954838B2 true JP5954838B2 (ja) 2016-07-20

Family

ID=44898157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529290A Active JP5954838B2 (ja) 2010-09-14 2011-09-14 Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9346807B2 (ja)
EP (1) EP2616469B1 (ja)
JP (1) JP5954838B2 (ja)
AR (1) AR082986A1 (ja)
AU (1) AU2011302124B2 (ja)
CA (1) CA2812091C (ja)
ES (1) ES2612503T3 (ja)
TW (1) TWI617560B (ja)
WO (1) WO2012037226A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2011302196B2 (en) 2010-09-14 2016-04-28 Exelixis, Inc. Inhibitors of PI3K-delta and methods of their use and manufacture
CN107375289A (zh) 2011-11-01 2017-11-24 埃克塞利希斯股份有限公司 用于治疗淋巴组织增生性恶性肿瘤的作为磷脂酰肌醇3‑激酶抑制剂的化合物
EP2790705B1 (en) 2011-12-15 2017-12-06 Novartis AG Use of inhibitors of the activity or function of pi3k
GB201211021D0 (en) * 2012-06-21 2012-08-01 Cancer Rec Tech Ltd Pharmaceutically active compounds
EA035391B1 (ru) 2012-11-08 2020-06-05 Ризен Фармасьютикалз Са Фармацевтические композиции, содержащие ингибитор pde4 и ингибитор pi3-дельта или двойной ингибитор pi3-дельта-гамма киназы
EP2920171B1 (en) 2012-11-16 2018-08-29 Merck Sharp & Dohme Corp. Purine inhibitors of human phosphatidylinositol 3-kinase delta
MX2015006192A (es) 2012-11-16 2015-08-10 Merck Sharp & Dohme Inhibidores de purina de fosfatidilinositol 3-quinasa delta humana.
RU2644769C2 (ru) * 2013-01-23 2018-02-14 Астразенека Аб Химические соединения
CN104513254B (zh) 2013-09-30 2019-07-26 上海璎黎药业有限公司 稠合嘧啶类化合物、中间体、其制备方法、组合物和应用
MX2016004964A (es) 2013-10-16 2016-07-11 Shanghai Yingli Pharm Co Ltd Compuesto heterociclico fusionado, metodo de preparacion del mismo, composicion farmaceutica, y usos del mismo.
SG11201607586UA (en) * 2014-03-13 2016-10-28 Agency Science Tech & Res Fused pyrimidine-based hydroxamate derivatives
SG11201607705XA (en) 2014-03-19 2016-10-28 Infinity Pharmaceuticals Inc Heterocyclic compounds for use in the treatment of pi3k-gamma mediated disorders
RU2719422C2 (ru) 2014-08-04 2020-04-17 Нуэволюшон А/С Необязательно конденсированные гетероциклил-замещенные производные пиримидина, пригодные для лечения воспалительных, метаболических, онкологических и аутоиммунных заболеваний
MX2017012390A (es) 2015-03-30 2018-01-26 Daiichi Sankyo Co Ltd Derivados de 6-morfolinil-2-pirazolil-9h-purina y su uso como inhibidores de fosfoinositol-3-cinasa (pi3k).
WO2017000125A1 (en) 2015-06-29 2017-01-05 Merck Sharp & Dohme Corp. Purine inhibitors of human phosphatidylinositol 3-kinase delta
WO2017137334A1 (en) * 2016-02-08 2017-08-17 F. Hoffmann-La Roche Ag Spiroindolinones as ddr1 inhibitors
WO2017166104A1 (en) * 2016-03-30 2017-10-05 Merck Sharp & Dohme Corp. Purine inhibitors of human phosphatidylinositol 3-kinase delta
ES2911522T3 (es) 2016-12-02 2022-05-19 Daiichi Sankyo Co Ltd Novedosa endo-ß-n-acetilglucosaminidasa
JP7258009B2 (ja) 2017-07-10 2023-04-14 セルジーン コーポレイション 抗増殖化合物及びその使用方法
WO2021124277A1 (en) 2019-12-20 2021-06-24 Nuevolution A/S Compounds active towards nuclear receptors
WO2021198956A1 (en) 2020-03-31 2021-10-07 Nuevolution A/S Compounds active towards nuclear receptors
US11780843B2 (en) 2020-03-31 2023-10-10 Nuevolution A/S Compounds active towards nuclear receptors

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4107288A (en) 1974-09-18 1978-08-15 Pharmaceutical Society Of Victoria Injectable compositions, nanoparticles useful therein, and process of manufacturing same
US5145684A (en) 1991-01-25 1992-09-08 Sterling Drug Inc. Surface modified drug nanoparticles
DE69943144D1 (de) * 1998-03-31 2011-03-03 Kyowa Hakko Kirin Co Ltd Stickstoffenthaltende heterocyclische verbindungen
US20080233127A1 (en) 2007-03-21 2008-09-25 Wyeth Imidazolopyrimidine analogs and their use as pi3 kinase and mtor inhibitors
US20110009403A1 (en) 2007-10-05 2011-01-13 S*Bio Pte Ltd. 2-morpholinylpurines as inhibitors of pi3k
JP5638955B2 (ja) * 2007-10-26 2014-12-10 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーF. Hoffmann−La Roche Aktiengesellschaft Pi3キナーゼ阻害剤として有用なプリン誘導体
WO2009146406A1 (en) * 2008-05-30 2009-12-03 Genentech, Inc. Purine pi3k inhibitor compounds and methods of use
WO2009157880A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-30 S*Bio Pte Ltd Pyrazine substituted purines
CA2730271A1 (en) 2008-07-07 2010-01-14 Xcovery Holding Company Llc Pi3k isoform selective inhibitors

Also Published As

Publication number Publication date
AU2011302124A1 (en) 2013-04-04
WO2012037226A1 (en) 2012-03-22
ES2612503T3 (es) 2017-05-17
CA2812091A1 (en) 2012-03-22
JP2013537231A (ja) 2013-09-30
TWI617560B (zh) 2018-03-11
EP2616469B1 (en) 2016-10-26
TW201219391A (en) 2012-05-16
AU2011302124B2 (en) 2016-03-17
US20140058103A1 (en) 2014-02-27
CA2812091C (en) 2020-03-24
EP2616469A1 (en) 2013-07-24
US9346807B2 (en) 2016-05-24
AR082986A1 (es) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5954838B2 (ja) Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法
JP5792819B2 (ja) Pi3k−デルタの阻害剤ならびにそれらの使用法および製造法
CN109963842B (zh) 苯并咪唑类化合物激酶抑制剂及其制备方法和应用
AU2017295863B2 (en) Inhibitors of cyclin-dependent kinase 7 (CDK7)
AU2014324595B2 (en) Substituted nicotinimide inhibitors of BTK and their preparation and use in the treatment of cancer, inflammation and autoimmune disease
KR101546167B1 (ko) 브루톤 티로신 키나아제의 억제제
EP3989966A1 (en) Irak degraders and uses thereof
US20230391797A1 (en) Tyk2 inhibitors and uses thereof
JP2018039805A (ja) SykチロシンキナーゼインヒビターおよびGCN2セリンキナーゼインヒビターとしての8−置換2−アミノー[1,2,4]トリアゾロ[1,5−A]ピラジン類
KR20160092991A (ko) Irak 억제제 및 이의 용도
KR20160094381A (ko) 신규 카르복스아미드, 그의 제조 방법, 그를 포함하는 제약 제제, 및 의약을 제조하기 위한 그의 용도
JP2012531436A (ja) 複素環式化合物およびそれらのpi3k活性阻害剤としての使用
CN101711241A (zh) Pi3-激酶抑制剂和它们的使用方法
KR20120087808A (ko) PI3K/m TOR의 억제제로서의 벤즈옥사제핀 및 이의 사용 및 제조 방법
JP2011510990A (ja) キナーゼ阻害剤としての化合物および組成物
KR20140095513A (ko) 이미다조피리다진 화합물
KR20150054994A (ko) 브루톤 티로신 키나아제의 억제제
CN117120090A (zh) Hpk1拮抗剂和其用途
EP3265464A1 (en) Triazolopyridine compounds and methods of use thereof
KR101737724B1 (ko) 브루톤 티로신 키나아제의 억제제
WO2024173412A2 (en) Cyclin dependent kinase degraders and methods of use thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5954838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250