JP5952999B2 - 予備精製された合成原油の製造用の切替可能な反応器を使用する、塔頂その他の原油を固定床水素化転化させるための方法 - Google Patents
予備精製された合成原油の製造用の切替可能な反応器を使用する、塔頂その他の原油を固定床水素化転化させるための方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5952999B2 JP5952999B2 JP2010204215A JP2010204215A JP5952999B2 JP 5952999 B2 JP5952999 B2 JP 5952999B2 JP 2010204215 A JP2010204215 A JP 2010204215A JP 2010204215 A JP2010204215 A JP 2010204215A JP 5952999 B2 JP5952999 B2 JP 5952999B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- section
- switchable
- reaction zone
- hds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G65/00—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
- C10G65/02—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
- C10G65/12—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including cracking steps and other hydrotreatment steps
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G45/00—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
- C10G45/02—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing
- C10G45/04—Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G55/00—Treatment of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by at least one refining process and at least one cracking process
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G2300/00—Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
- C10G2300/10—Feedstock materials
- C10G2300/1033—Oil well production fluids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G2300/00—Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
- C10G2300/20—Characteristics of the feedstock or the products
- C10G2300/201—Impurities
- C10G2300/205—Metal content
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G2300/00—Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
- C10G2300/20—Characteristics of the feedstock or the products
- C10G2300/201—Impurities
- C10G2300/205—Metal content
- C10G2300/206—Asphaltenes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
・ 前記供給原料は、水素化脱金属(HDM)セクションにおいて水素化脱金属処理を経、該水素化脱金属(HDM)セクションは、少なくとも2つの切替可能な反応帯域を含み、該切替可能な反応帯域は、それぞれ、少なくとも1種の水素化脱金属触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも部分的に脱金属された流出物の少なくとも一部が、水素化分解(HCK)セクションにおいて水素化分解され、該水素化分解(HCK)セクションは、少なくとも1種の固定床水素化分解触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも部分的に水素化分解された流出物の少なくとも一部が、水素化脱硫セクションにおいて水素化脱硫され、該水素化脱硫セクションは、少なくとも1種の水素化脱硫触媒を含み;
HDMセクションおよびHDSセクションは、一方はHDM用であり他方はHDS用である少なくとも2種の触媒を含む触媒系の存在下に操作し、HCK工程は、HDM工程およびHDS工程の間に行われ、前記HDM触媒およびHDS触媒は、多孔質耐火性酸化物によって構成される少なくとも1種の担体と、第VIB族からの少なくとも1種の金属と、第VIII族からの少なくとも2種の金属とを含み、該第VIII族からの少なくとも2種の金属の内の1種は、VIII-1と称される主要プロモータであり、他方(単数または複数)は、共プロモータVIII-i(iは2〜5の範囲である)と称され、前記触媒において、第VIII族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+・・・+VIII-i)]によって規定される割合0.5〜0.85で存在する、方法である。
a) 切替可能な反応帯域が、それらの内の1つの不活性化時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって全て一緒に用いられる工程;
b) 切替可能な反応帯域の少なくとも1つがバイパスされ、それが含む触媒が再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される工程;
c) 切替可能な反応帯域が全て一緒に用いられる工程であって、先行工程中に触媒が再生されおよび/または置換された切替可能な反応帯域は、それらの最初の位置または切替可能な帯域の内の別の位置に再接続され、前記工程は、切替可能な帯域の1つの不活性化時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって続けられる。
a) 反応帯域が全て一緒に使用される工程;
b) 切替可能な反応帯域の少なくとも1つがバイパスされ、それが含む触媒は、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される工程;
c) 反応帯域は全て一緒に使用される工程であって、先行する工程中に触媒が再生されおよび/または置換された切替可能な反応帯域は、それらの最初の位置または切替可能な帯域の内の別の位置に再接続される工程;
d) 水素化脱金属セクションおよび/または水素化分解セクションおよび/または水素化脱硫セクションの反応帯域の少なくとも1つは、触媒が不活性化されたおよび/または閉塞した場合にサイクル中にバイパスされ得、それが含む触媒は、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
e)先行工程中に触媒が再生されおよび/または置換された反応帯域が、それらの最初の位置に再接続される、工程。
・ 前記供給原料は、水素化脱金属セクション(HDM)において水素化脱金属処理を経、該水素化脱金属セクション(HDM)は、少なくとも2つの切替可能な反応帯域を含み、それぞれは、少なくとも1種の水素化脱金属触媒を含み、場合によっては、水素化精製触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも一部脱金属され、場合によっては、一部水素化精製された流出物の少なくとも一部が、水素化分解セクション(HCK)において水素化分解され、該水素化分解セクション(HCK)は、少なくとも1種の固定床水素化分解触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも部分的に水素化分解された流出物の少なくとも一部が、水素化脱硫セクション(HDS)において水素化脱硫され、該水素化脱硫セクション(HDS)は、少なくとも1種の水素化脱硫触媒を含み;
HDMセクションおよびHDSセクションは、一方はHDM用であり他方はHDS用である少なくとも2種の触媒を含む触媒系の存在下に操作し、HCK工程は、HDMおよびHDS工程の合間に行われ、前記HDMおよびHDS触媒は、多孔性耐火酸化物、好ましくはアルミナによって構成される少なくとも1種の担体と、第VIB族からの少なくとも1種の金属、好ましくはモリブデンと、第VIII族からの少なくとも2種の金属、好ましくはニッケル、コバルトから選択される金属とを含み、その一方は、VIII-1と呼ばれる主要プロモータであり、単数または複数の他方は、共プロモータVIII-iと呼ばれ、ここで、iは2〜5の範囲、好ましくは2であり、前記触媒において、第VIII族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+...+VIII-i)]によって規定される割合0.55〜0.85、より好ましくは0.6〜0.85、一層より好ましくは0.65〜0.85で存在する。
a) 切替可能な反応帯域がすべて、それらの内の1つの不活性化の時間および閉塞の時間に少なくとも等しい期間にわたって一緒に使用される、工程;
b) 切替可能な反応帯域の少なくとも1つがバイパスされ、それに含まれる触媒が、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
c) 切替可能な反応帯域がすべて一緒に用いられ、先行工程の間に触媒が再生されかつ/または置換された切替可能な反応帯域が、それらの最初の位置または切替可能な帯域のうちの別の位置に再接続され、前記工程は、切替可能な反応帯域の1つの不活性化の時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって継続される、工程。
b) 切替可能な反応帯域の内の少なくとも1つがバイパスされ、その中に含まれる触媒が再生されるか、および/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
c) 切替可能な反応帯域がすべて共に使用される工程であって、先行工程の間に触媒が再生されおよび/または置換された切替可能な反応帯域が、それらの最初の位置または切替可能な帯域の内の別の位置に再接続される、工程;
d) 水素化脱金属セクションおよび/または水素化分解セクションおよび/または水素化脱硫セクションの反応帯域の少なくとも1つが、触媒が不活性化させられおよび/または閉塞された場合に、1サイクルの間にバイパスされ得、それに含まれる触媒が、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
e) 先行工程の間に触媒が再生されおよび/または置換された反応帯域が、それらの最初の位置に再接続される工程。
・ 水素化分解および水素化脱硫セクションの両方が切替可能な反応帯域を含む;
・ セクションの全てが、少なくとも1つの切替可能な帯域および少なくとも1つのバイパス反応帯域を含む;
・ 水素化脱金属セクションが、切替可能な反応帯域、好ましくは2つの切替可能な反応帯域と、再度好ましくは、少なくとも1つのバイパス反応帯域とを含み、HCKおよびHDSセクションは、バイパス反応帯域により構成され;HCKセクション中およびHDSセクション中の前記帯域の少なくとも1つが、バイパス不能である;
・ 水素化脱金属セクションが、切替可能な反応セクションのみ、好ましくは2つの切替可能な反応セクションを含み、水素化分解および水素化脱硫セクションは、バイパスされ得ない単一の反応帯域を含む。
好ましくは、供給原料は、好ましくは300〜450℃の範囲、より好ましくは360〜420℃の範囲の温度、5〜30MPaの範囲、好ましくは8〜18MPaの範囲の全圧、200〜2000Nm3/m3の範囲、好ましくは500〜1500Nm3/m3の範囲の水素/炭化水素比で水素化脱金属処理を経る。種々のHDM反応帯域のための操作条件は、有利には、異なっているかまたは同一であってよい。
・ マクロ孔容積(>25nmの径を有する細孔):全細孔容積の5%超;
・ 金属保持容量:一般的には新しい触媒の重量に対して10%超(これは、より長い操作サイクルが生じさせられ得ることを意味している);
・ 390℃超の温度においてさえも高いコーキング抵抗性(これは、コークス生成に起因する圧力降下および活性喪失の増加によって制限されることが多いサイクルタイムを延長することに寄与する)。
本発明によると、少なくとも部分的に脱金属され、場合によっては部分的に水素化精製された流出物の少なくとも一部、好ましくは全部が、少なくとも1種の固定床水素化転化触媒を含む水素化分解セクションにおいて、好ましく300〜450℃の範囲、より好ましくは380〜420℃の範囲の温度、好ましくは5〜30MPaの範囲、より好ましくは8〜18MPaの範囲の全圧、200〜2000Nm3/m3の範囲、好ましくは500〜1500Nm3/m3の範囲の水素/炭化水素比で水素化分解される。
本発明によると、少なくとも部分的に水素化分解された流出物の少なくとも一部、好ましくは全部が、少なくとも1種の水素化脱硫触媒を含む水素化脱硫セクションにおいて、好ましくは300〜450℃の範囲、より好ましくは360〜420℃の範囲の温度、好ましくは5〜30MPaの範囲、好ましくは8〜18MPaの範囲の全圧、そして好ましくは200〜2000Nm3/m3の範囲、好ましくは500〜1500Nm3/m3の範囲の水素/炭化水素比で脱硫される。
・ 前記HDM触媒およびHDS触媒は、多孔質耐火性酸化物、好ましくはアルミナにより構成される少なくとも1種の担体と、第VIB族からの少なくとも1種の金属、好ましくはモリブデンと、第VIII族からの少なくとも2種の金属、好ましくはニッケルおよびコバルトから選択される金属とを含み、前記第VIII族からの少なくとも2種の金属の一方は、VIII-1と称される主要プロモータであり、他方(単数または複数)は、共プロモータVIII-i(iは、2〜5の範囲であり、好ましくは2に等しい)と称され、前記触媒において、第VIII族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+・・・+VIII-i)]に対して規定される割合0.5〜0.85、好ましくは0.55〜0.85、非常に好ましくは0.6〜0.85、一層より好ましくは0.65〜0.85で存在する。
・ HDMセクションの反応帯域M1〜M5が全て一緒に、それらの内の1つの不活性化の時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって使用される工程:流体の流れは、開始構成であるとして上記に記載された通りである;
・ 第1の切替可能な反応帯域M1がバイパスされ、それに含まれる触媒が再生されるかおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される工程であって、その間、反応混合物はライン(11)を介して通過して切替可能な反応帯域M2に入り、ライン(4)を介して反応帯域M3の方に出て、ライン(5)を介して通過して反応帯域M4に入り、ライン(6)を介して通過して反応帯域M5に入り、その後、ライン(7)を介してHDMセクションを出る、工程;
・ HDMセクションの反応帯域が一緒に使用される工程であって、先行工程中に触媒が再生され、および/または置換された反応帯域M1が、反応帯域M2の後ろにライン(12)を介して再接続され(逆位置の再接続)、この帯域からの流出物は、ライン(13)を介して反応帯域M3に送られ、前記工程は、反応帯域の1つの不活性化時間および/または閉塞時間に長くとも等しい期間にわたって続けられる、工程;
・ 触媒が不活性化したおよび/または閉塞した場合にHDMセクションのバイパス反応帯域M3、M4およびM5の少なくとも1つがそれぞれライン(14)、(15)および/または(16)を介してバイパスされ、含まれる触媒が再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される;例えば、触媒M3がバイパスされ;次いで、機能する時の最後の切替可能な反応帯域からの流出物が、ライン(14)を介して通過して直接的に帯域M4に入り、帯域M3からの触媒は、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
・ 先行する工程の間に触媒が再生されおよび/または置換された反応帯域が、それらの最初の位置に再接続される工程;例えば、帯域M3からの触媒が再生されたならば、帯域M3が再接続され、操作中の最後の切替可能な帯域からの流出物は、ライン(4)を介して通過して帯域M3に入り、ライン(14)が閉じられる。
・ HDSセクション:切替ライン:(51)、(52)、(53);バイパスライン;(54)、(55)、(56)。
M1、M2 HDMセクションの切替可能な反応帯域
M3〜M5 HDMセクションのバイパス反応帯域
K1、K2 HCKセクションの切替可能な反応帯域
K3〜K5 HDMセクションのバイパス反応帯域
S1、S2 HDSセクションの切替可能な反応帯域
S3〜S5 HDSセクションのバイパス反応帯域
Claims (12)
- 予備精製された合成原油の製造のために、少なくとも0.5重量%のアスファルテンおよび10重量ppm超の金属(ニッケルおよび/またはバナジウム)を含む重質炭化水素原油供給原料の予備精製および水素化転化を行う固定床方法であって、
・ 前記供給原料は、水素化脱金属(HDM)セクションにおいて水素化脱金属処理を経、該水素化脱金属(HDM)セクションは、少なくとも2つの切替可能な反応帯域を含み、該切替可能な反応帯域は、それぞれ、少なくとも1種の水素化脱金属触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも部分的に脱金属された流出物の少なくとも一部が、水素化分解(HCK)セクションにおいて水素化分解され、該水素化分解(HCK)セクションは、少なくとも1種の固定床水素化分解触媒を含み;
・ 次いで、少なくとも部分的に水素化分解された流出物の少なくとも一部が、水素化脱硫セクションにおいて水素化脱硫され、該水素化脱硫(HDS)セクションは、少なくとも1種の水素化脱硫触媒を含み;
HDMセクションおよびHDSセクションは、一方はHDM用であり他方はHDS用である少なくとも2種の触媒を含む触媒系の存在下に操作し、反応帯域の切替前におけるHDMセクションは、平均径が供給原料の流れの方向において減少する2種以上のHDM触媒を含み、HDSセクションは、平均径が供給原料の流れの方向において減少する2種以上のHDS触媒を含み、HCK工程は、HDM工程およびHDS工程の間に行われ、前記HDM触媒およびHDS触媒は、多孔質耐火性酸化物によって構成される少なくとも1種の担体と、第6族からの少なくとも1種の金属と、第8〜10族からの少なくとも2種の金属とを含み、該第8〜10族からの少なくとも2種の金属の内の1種は、VIII-1と称される主要プロモータであり、他方(単数または複数)は、共プロモータVIII-i(iは2〜5の範囲である)と称され、前記触媒において、第8〜10族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+・・・+VIII-i)]によって規定される割合0.5〜0.85で存在する、方法。
- 前記切替可能な反応帯域は、以下に規定される工程b)およびc)の連続的繰り返しからなる循環方式での使用のために直列に配置される、請求項1に記載の方法:
a) 切替可能な反応帯域が、それらの内の1つの不活性化時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって全て一緒に用いられる工程;
b) 切替可能な反応帯域の少なくとも1つがバイパスされ、それが含む触媒が再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される工程;
c) 切替可能な反応帯域が全て一緒に用いられる工程であって、先行工程中に触媒が再生されおよび/または置換された切替可能な反応帯域は、それらの元の位置または切替可能な帯域の内の別の位置に再接続され、前記工程は、切替可能な帯域の1つの不活性化時間および/または閉塞時間に少なくとも等しい期間にわたって続けられる。 - 工程b)中に触媒が再生された切替可能な反応帯域が、工程c)の間に、切替可能な反応帯域の内の別の位置に再接続される、請求項2に記載の方法。
- 水素化脱金属セクションは、少なくとも1つのバイパス反応帯域も含む、請求項1または2に記載の方法。
- 水素化分解セクションおよび/または水素化脱硫セクションは、少なくとも1つのバイパス反応帯域を含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
- 請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法であって、少なくとも2つの切替可能な反応帯域を含む水素化脱金属セクションは、工程b)およびc)の連続的な繰り返しからなる循環方式での使用のために、少なくとも1種の水素化脱金属触媒を含む少なくとも1つのバイパス水素化脱金属反応器によって構成される少なくとも1つの反応帯域をも、直列に配置されて含み、続く水素化分解セクションおよび水素化脱硫セクションは、下記の工程d)およびe)により別々にまたは他の方法でバイパス可能である1つ以上の反応帯域からなる、方法:
a) 反応帯域が全て一緒に使用される工程;
b) 切替可能な反応帯域の少なくとも1つがバイパスされ、それが含む触媒は、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される工程;
c) 反応帯域は全て一緒に使用される工程であって、先行する工程中に触媒が再生されおよび/または置換された切替可能な反応帯域は、それらの元の位置または切替可能な帯域の内の別の位置に再接続される工程;
d) 水素化分解セクションおよび/または水素化脱硫セクションの反応帯域の少なくとも1つは、触媒が不活性化されたおよび/または閉塞した場合にサイクル中にバイパスされ得、それが含む触媒は、再生されおよび/または新鮮な触媒または再生された触媒と置換される、工程;
e)先行工程中に触媒が再生されおよび/または置換された反応帯域が、それらの元の位置に再接続される、工程。 - 水素化脱金属セクションは、2つの切替可能な反応帯域を含み、バイパス水素化脱金属反応器によって構成される1つの反応帯域も含み、続く水素化分解セクションおよび水素化脱硫セクションは、バイパス反応帯域からなる、請求項6に記載の方法。
- 工程b)中に触媒が置換された切替可能な反応帯域は、工程c)の間に、切替反応帯域の内の別の位置に再接続される、請求項6または7に記載の方法。
- 前記水素化分解触媒は、単独でまたは混合物として利用される第8〜10族および第6族からの金属によって形成される群から選択される少なくとも1種の金属と、1種の担体とを含み、該担体は、10〜90重量%の鉄含有ゼオライトと、90〜10重量%の無機酸化物とを含む、請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
- 前記HDM触媒およびHDS触媒は、アルミナによって構成される担体と、第6族からの元素としてのモリブデンと、第8〜10族からの元素としてのニッケルおよびコバルトとを含み、該第8〜10族からの元素うちの一方は、VIII-1と称される主要プロモータであり、他方は、共プロモータVIII-iと称され、iは2に等しく、これらの触媒において、第VIII族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+VIII-2)]によって規定される割合0.5〜0.85で存在する、請求項1〜9のいずれか1つに記載の方法。
- 前記触媒系は、HDMセクションへの入口にある第1の切替可能な反応帯域(単数または複数)において、および、HDSセクションへの入口にある第1の反応帯域(単数または複数)上で用いられ、前記HDMセクションおよびHDSセクションは、HCKセクションによって分離されている、請求項1〜10のいずれか1つに記載の方法。
- 前記水素化脱硫された流出物の少なくとも一部は、次いで、常圧蒸留によって蒸留され、少なくとも1種の常圧蒸留物留分と常圧残渣とが得られる、請求項1〜11のいずれか1つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0904350A FR2950072B1 (fr) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | Procede d'hydroconversion en lit fixe d'un petrole brut, etete ou non, a l'aide de reacteurs permutables pour la production d'un brut synthetique preraffine. |
FR0904350 | 2009-09-11 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011057987A JP2011057987A (ja) | 2011-03-24 |
JP2011057987A5 JP2011057987A5 (ja) | 2013-10-31 |
JP5952999B2 true JP5952999B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=42111307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010204215A Expired - Fee Related JP5952999B2 (ja) | 2009-09-11 | 2010-09-13 | 予備精製された合成原油の製造用の切替可能な反応器を使用する、塔頂その他の原油を固定床水素化転化させるための方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5952999B2 (ja) |
KR (1) | KR101831445B1 (ja) |
CN (1) | CN102021021B (ja) |
BR (1) | BRPI1003423A2 (ja) |
FR (1) | FR2950072B1 (ja) |
RU (1) | RU2541540C2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2983866B1 (fr) | 2011-12-07 | 2015-01-16 | Ifp Energies Now | Procede d'hydroconversion de charges petrolieres en lits fixes pour la production de fiouls a basse teneur en soufre |
CN103805232A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种加氢催化剂预硫化方法在渣油加氢可切换反应器系统的应用 |
CN103801410A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种加氢催化剂的预硫化方法 |
CN103805233A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种加氢催化剂干法预硫化方法在渣油加氢可切换反应器系统的应用 |
US9847543B2 (en) * | 2013-03-06 | 2017-12-19 | Fuelcell Energy, Inc. | Fuel cell system having biogas desulfurizer assembly with manganese oxide desulfurizer material |
FR3015514B1 (fr) * | 2013-12-23 | 2016-10-28 | Total Marketing Services | Procede ameliore de desaromatisation de coupes petrolieres |
FR3050735B1 (fr) * | 2016-04-27 | 2020-11-06 | Ifp Energies Now | Procede de conversion comprenant des lits de garde permutables d'hydrodemetallation, une etape d'hydrotraitement en lit fixe et une etape d'hydrocraquage en reacteurs permutables |
FR3054453B1 (fr) * | 2016-07-28 | 2020-11-20 | Ifp Energies Now | Procede de production d'une fraction hydrocarbonee lourde a basse teneur en soufre comportant une section de demettalation et d'hydrocraquage avec des reacteurs echangeables entre les deux sections. |
US10253272B2 (en) | 2017-06-02 | 2019-04-09 | Uop Llc | Process for hydrotreating a residue stream |
KR102098148B1 (ko) * | 2018-06-22 | 2020-04-07 | 서울대학교산학협력단 | 아스팔텐 저감 방법 |
CN110684556B (zh) * | 2018-07-06 | 2021-11-16 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种加氢处理方法和系统 |
CN109652124A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-04-19 | 伦涛 | 一种180号燃料油加氢裂化生产轻质燃料油方法 |
CN116474786A (zh) * | 2022-01-13 | 2023-07-25 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种加氢催化剂的级配方法和应用 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4017382A (en) * | 1975-11-17 | 1977-04-12 | Gulf Research & Development Company | Hydrodesulfurization process with upstaged reactor zones |
US4657663A (en) * | 1985-04-24 | 1987-04-14 | Phillips Petroleum Company | Hydrotreating process employing a three-stage catalyst system wherein a titanium compound is employed in the second stage |
FR2660322B1 (fr) * | 1990-03-29 | 1992-06-19 | Inst Francais Du Petrole | Procede d'hydrotraitement d'un residu petrolier ou d'une huile lourde en vue de les raffiner et de les convertir en fractions plus legeres. |
FR2681871B1 (fr) * | 1991-09-26 | 1993-12-24 | Institut Francais Petrole | Procede d'hydrotraitement d'une fraction lourde d'hydrocarbures en vue de la raffiner et de la convertir en fractions plus legeres. |
JP2966985B2 (ja) * | 1991-10-09 | 1999-10-25 | 出光興産株式会社 | 重質炭化水素油の接触水素化処理方法 |
JPH0753967A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-02-28 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 重質油の水素化処理方法 |
FR2784687B1 (fr) * | 1998-10-14 | 2000-11-17 | Inst Francais Du Petrole | Procede d'hydrotraitement d'une fraction lourde d'hydrocarbures avec reacteurs permutables et introduction d'un distillat moyen |
US20040055934A1 (en) * | 2000-12-11 | 2004-03-25 | Pascal Tromeur | Method for hydrotreatment of a heavy hydrocarbon fraction with switchable reactors and reactors capable of being shorted out |
JP2004263117A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-24 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 原油の接触水素化処理方法 |
RU2339680C2 (ru) * | 2003-07-09 | 2008-11-27 | Институто Мехикано Дель Петролео | Способ каталитической гидрообработки тяжелых углеводородов нефти и продукт, полученный данным способом |
-
2009
- 2009-09-11 FR FR0904350A patent/FR2950072B1/fr active Active
-
2010
- 2010-09-06 BR BRPI1003423-4A patent/BRPI1003423A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2010-09-10 KR KR1020100088953A patent/KR101831445B1/ko not_active Application Discontinuation
- 2010-09-10 RU RU2010137835/04A patent/RU2541540C2/ru active
- 2010-09-10 CN CN201010282842.2A patent/CN102021021B/zh active Active
- 2010-09-13 JP JP2010204215A patent/JP5952999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BRPI1003423A2 (pt) | 2012-05-29 |
KR101831445B1 (ko) | 2018-02-22 |
RU2541540C2 (ru) | 2015-02-20 |
CN102021021A (zh) | 2011-04-20 |
RU2010137835A (ru) | 2012-03-20 |
CN102021021B (zh) | 2015-09-16 |
FR2950072B1 (fr) | 2013-11-01 |
KR20110028244A (ko) | 2011-03-17 |
FR2950072A1 (fr) | 2011-03-18 |
JP2011057987A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5952999B2 (ja) | 予備精製された合成原油の製造用の切替可能な反応器を使用する、塔頂その他の原油を固定床水素化転化させるための方法 | |
JP6106354B2 (ja) | 切り替え可能な反応器を含む、200重量ppm〜2重量%のアスファルテンを含有する原料の水素化分解方法 | |
US8372267B2 (en) | Process for the sequential hydroconversion and hydrodesulfurization of whole crude oil | |
KR102327288B1 (ko) | 다단 잔유(resid) 수소첨가분해 | |
KR102404295B1 (ko) | 중유를 개량시키기 위한 시스템 및 방법 | |
EP2753424B1 (en) | Catalytic system and process for the total hydroconversion of heavy oils | |
US9920264B2 (en) | Process of hydroconversion-distillation of heavy and/or extra-heavy crude oils | |
CA2880515C (en) | Residue hydrocracking | |
KR20180014008A (ko) | 고 수소화탈질소 선택도 수소처리 촉매 | |
US7713407B2 (en) | Production of low sulfur fuels using improved hydrocracker post-treatment catalyst | |
CA2899196C (en) | Fixed bed hydrovisbreaking of heavy hydrocarbon oils | |
CN100558862C (zh) | 一种加氢精制生产白油的方法 | |
JP2002322484A (ja) | 水素添加方法 | |
US8920631B2 (en) | Process for the sequential hydroconversion and hydrodesulfurization of whole crude oil | |
JP2000178565A (ja) | 炭化水素油の水素化処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130912 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150703 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5952999 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |