JP5952861B2 - 遊技機の封印構造 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機における封印対象部位に貼り付けることにより当該封印対象部位を封印する遊技機封印用シールと、この遊技機封印用シールを用いた遊技機の封印構造とに関する。
遊技機は、様々な不正行為の対象となりうる。例えば、遊技機の筺体の内部には、基板ユニットが収容されており、この基板ユニットには、遊技機を制御するためのプログラムが記録された記憶装置(通常はROM)が装着されているが、この記憶装置を偽造されたもの(いわゆる偽造ROM)に差し替えるという不正行為が知られている。この種の不正行為を防止するため、遊技機の各メーカーは、基板ユニット等、不正行為の対象となる機器を透明なユニットカバーで覆った構造とするとともに、そのユニットカバーを閉じた箇所に遊技機封印用シール(例えば、特許文献1の図3における封印シール50を参照。)を貼り付けることを行っている。
しかし、遊技機封印用シールは、それが破れない状態で綺麗に剥がすことができるものであると、それを綺麗に剥がしてユニットカバーを開け、基板ユニットのROMを偽造ROMに交換し、再びユニットカバーで閉じた後、その遊技機封印用シールを再びユニットカバーに貼り付けるといった不正行為を発見しにくくなってしまう。この種の不正行為を発見しやすくするという観点からは、遊技機封印用シールは、破れやすい脆弱な素材で形成し、それが剥がされた痕跡が残りやすくすることが好ましい。ところが、遊技機封印用シールを脆弱なものとしすぎると、それを工場等で正規に貼り付ける際(例えば、遊技封印用シールを台紙から剥がしたり封印対象部位に位置合わせしたりする際)にも破れやすくなり、遊技機封印用シールの取り扱い自体が困難になるという問題があった。
特開2013−013792号公報
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、封印対象部位に正規に貼り付ける際には破れにくく取り扱いが容易であるにもかかわらず、封印対象部位に貼り付けた状態から不正に剥がそうとした際には破れやすく不正行為を発見しやすい構造の遊技機封印用シールを用いた遊技機の封印構造を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
透明基材の少なくとも片面側に粘着剤を塗布した遊技機封印用シールを遊技機における封印対象部位に貼り付けることにより当該封印対象部位を封印する遊技機封印構造であって、
遊技機封印用シールが、透明基材の長手方向に沿った一部の区間がその側縁に凹部αを有するくびれ区間Sαとされて、透明基材のくびれ区間Sαにおける側縁に沿った箇所に着色部βが帯状に連続して設けられた状態のものでありながらも、透明基材のくびれ区間S α における幅方向中央部に着色部βが設けられていない状態のものとされることにより、
遊技機封印用シールを封印対象部位から剥がそうとした際に、遊技機封印用シールがくびれ区間S α で破断しやすくするとともに、
遊技機封印用シールがくびれ区間S α で破断した後の状態にあっては、着色部βを目視することにより、遊技機封印用シールがくびれ区間S α で破断したことを確認しやすくし、
遊技機を構成する一の部材を他の部材に固定する固定具を留めるために前記一の部材に設けられた固定穴に嵌め込まれた状態とされて前記固定穴の奥部における前記固定具が固定された箇所を封止するための封止部材を備え、
遊技機封印用シールが、そのくびれ区間S α が封止部材の上側に重なり、その長手方向両端部が前記一の部材における前記固定穴の周辺部の上側に重なる状態で貼り付けられている
ことを特徴とする遊技機封印構造
を提供することによって解決される。
このように、遊技機封印用シールにくびれ区間Sαを設けたことにより、遊技機用封引用シールを局所的に脆弱に形成し、不正行為の痕跡が残りやすいものとすることができる。また、それを工場等で正規に貼り付ける際には、くびれ区間Sαに大きな負荷が掛からないように遊技機封印用シールを取り扱えば、遊技封印用シールが破断しにくいため、その取り扱いも容易である。さらに、くびれ区間Sαに着色部βを設けたことにより、くびれ区間Sαの破断を視認しやすくなり、不正行為を発見しやすくすることもできる。
また、本発明の遊技機の封印構造においては、遊技機封印用シールで前記固定穴を封印する場合、前記固定穴の奥部における前記固定具が固定された箇所を封止するための封止部材を前記固定穴に嵌め込んだ後、遊技機封印用シールを、そのくびれ区間Sαが封止部材に重なり、その長手方向両端部が前記一の部材における前記固定穴の周辺部に重なるように貼り付けるようにしている。この場合には、封止部材を前記固定穴から取り外すか破壊するかしない限りは、前記固定穴から前記固定具を取り外すことができなくなるところ、封止部材を前記固定穴から取り外そうとする際には、必ず遊技機封印用シールにおけるくびれ区間Sα周辺を剥がさなければならなくなる。この点、本発明の遊技機の封印構造では、不正アクセスの際に遊技機封印用シールがより確実に破断されるようにして、その痕跡を遊技機封印用シールにより残りやすくすることが可能となっている。
さらに、着色部β、透明基材のくびれ区間Sαにおける側縁に沿った箇所に断続的に設けると、遊技機封印用シールの破断を視認しにくくなるおそれがあるところ、本発明の遊技機封の印用構造では、着色部β、透明基材の少なくともくびれ区間Sαにおける側縁に沿った箇所に連続して設けているため、遊技機用封印シールの破断を視認しやすくなっている。
ここで、「透明基材」における「透明」とは、その表側から裏側を視認することができる程度の透明性を有しているという意味で用いており、無色透明だけでなく、有色透明をも含む概念である。遊技機封印用シールは、それによって封印された箇所に不正な細工が施された場合であっても、その細工を発見できるように、透明なものを使用することが推奨されている。このため、そのような細工の発見を阻害しない範囲であれば、透明基材の一部には、文字や図形等を記すこともできる。「着色部β」もその範囲内で設けられる。
また、「封印対象部位」とは、遊技機の特定機器(基板ユニット等)に対する不正なアクセスを制限するために、遊技機を構成する各部材(基板ユニットを覆うユニットカバー等)において封印する必要のある箇所のことを云う。封印対象部位としては、遊技機を構成する一の部材(基板ユニットを覆うユニットカバー等)と当該一の部材に固定される他の部材(基板ユニットを取り付けるユニットホルダ等)との境界部分のほか、前記一の部材を前記他の部材に固定する固定具(ネジ等)を留めるために前記一の部材に設けられた固定穴(ネジ穴等)が例示される。
上記の封止部材は、その形態を特に限定されるものではないが、その下端側から前記固定穴に挿入される筒状挿入部と、筒状挿入部の上端開口を塞ぐ蓋部とで構成されて、蓋部の中心部付近が薄肉部とされて破断されやすくしたものを用いると好ましい。このとき、遊技機封印用シールは、そのくびれ区間Sαが前記薄肉部の上側に重なる状態で貼り付けると好ましい。これにより、故障した部品を交換する場合等、不正にではなく正規に前記固定具を取り外す必要が生じた場合に、蓋部に設けた薄肉部を破壊して封止部材による封止を容易に解除できるようにする一方、その薄肉部が不正アクセスの際に使用された場合には、遊技機封印用シールにその痕跡が確実に残るようにすることが可能になる。
また、上記の封止部材は、上記の筒状挿入部及び蓋部に加えて、蓋部の外周部から外方へ突き出るフランジ部で構成されて、フランジ部の付根部に沿破断溝によってフランジ部が破断されやすくしたものを用いると好ましい。このとき、遊技機封印用シール、その凹部αから少なくとも前記破断溝の一部が露出する状態で貼り付けられていると好ましい。これにより、前記固定穴から封止部材を不正に取り外すことを目的として、前記固定穴の内周面と封止部材の蓋部の外周面との隙間にマイナスドライバ等の工具が挿し込まれた際に、封止部材のフランジ部が前記破断溝を起点として破断するようにして、その痕跡が封止部材に残りやすくすることが可能になる。このとき、前記破断溝の全体が遊技機封印用シールで覆われていると、前記破断溝を起点としたフランジ部の破断が遊技機封印用シールによって阻害されるおそれがあるが、前記破断溝の一部が凹部αから露出するようにしたことにより、フランジ部の破断が阻害されにくくすることが可能となっている。
ここで、「その下端側から前記固定穴に挿入」又は「筒状挿入部の上端開口」という記載における「下」又は「上」という語は、前記固定穴に対して封止部材を挿入する向き(前記固定穴の入口から奥部に向かう向き。図6におけるy軸方向正側。)を「下向き」とし、それとは逆向き(前記固定穴の奥部から入口に向かう向き。図6におけるy軸方向負側。)を「上向き」とした場合において、封止部材の各部の位置関係を相対的に表現するために便宜的に用いたものであり、封止部材を使用する向きを限定するものではない。「下」又は「上」という語が、封止部材を挿入する向きとの関係で各部の位置関係を相対的に表現するものであることについては、特に断りのない限り、以下においても同様である。
また、本発明の遊技機封印構造において、凹部α及び着色部βは、透明基材の一方の側縁のみに設けられていてもよいが、透明基材の両側の側縁における対向する箇所にそれぞれ設けられていると好ましい。これにより、遊技機封印用シールを一方の側縁側のみからだけでなく両方の側縁側のいずれからであっても破断しやすいものとすることが可能になる。
さらに、本発明の遊技機封印構造において、凹部αの形状は、特に限定されないが、凹部αの最深角部を「V」字形状等の尖った形状とすると、遊技機封印用シールが凹部αを起点として破断しやすくなるものの、遊技封印用シールを台紙から剥がしたり封印対象部位に位置合わせしたりする際にも破断しやすくなってしまい、遊技機封印用シールが取り扱いしにくいものとなってしまう。このため、凹部αの最深角部は、「U」字形状等、丸い形状とすると好ましい。
以上のように、本発明によって、封印対象部位に正規に貼り付ける際には破れにくく取り扱いが容易であるにもかかわらず、封印対象部位に貼り付けた状態から不正に剥がそうとした際には破れやすく不正行為を発見しやすい構造の遊技機封印用シールを用いた遊技機の封印構造を提供することも可能になる。
本発明に係る遊技機封印用シールをその非粘着面側から見た状態を示した平面図である。 本発明に係る遊技機封印用シールをその粘着面に垂直な平面で切断した状態を示した断面図である。 回胴式遊技機の全体を示した斜視図である。 図3の回胴式遊技機における基板ユニットを拡大して示した斜視図である。 本発明に係る遊技機封印用シールを用いて回胴式遊技機におけるユニットカバーに設けられたネジ穴を封印した状態を示した斜視図である。 図5のネジ穴周辺をネジ穴の中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。
[1] 遊技機封印用シール
本発明に係る遊技機封印用シール1の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、遊技機封印用シール1をその非粘着面側から見た状態を示した平面図である。図2は、遊技機封印用シール1をその粘着面に垂直な平面で切断した状態を示した断面図である。図1は、遊技機封印用シール1から後述する台紙13(第一剥離紙)及び第二剥離紙14を剥がした後の状態を描いており、図2は、台紙13(第一剥離紙)及び第二剥離紙14を剥がす前の状態を描いている。
本発明に係る遊技機封印用シール1は、回胴式遊技機やパチンコ遊技機等の遊技機を構成する各部材のうち、不正行為を防止するために封印が必要となる箇所(封印対象部位)に貼り付けて使用することができるものとなっており、不正目的で封印対象部位から剥がそうとすると、破断してその痕跡が残るようになっている。
遊技機封印用シール1の平面視形状(後述する凹部αを除いた部分の平面視形状)は、所望の封印対象部位を封印できるのであれば、特に限定されないが、通常、矩形状とされる。本実施態様においても、図1に示すように、遊技機封印用シール1は、細長い矩形状(帯状)となっている。遊技機封印用シール1の平面視寸法は、特に限定されないが、その長さL(図1)が、通常、10〜100mm程度、好ましくは、20〜70mm程度とされ、その幅W(くびれ区間Sα以外の部分の幅。図1を参照。)が、通常、3〜30mm程度、好ましくは、5〜15mm程度とされる。本実施態様において、遊技機封印用シール1の長さLは45mmとなっており、幅Wは幅10mmとなっている。
遊技機封印用シール1の長手方向に沿った一部の区間は、図1に示すように、その側縁に凹部αが形成されたくびれ区間Sαとなっている。このため、封印対象部位に貼り付けられた遊技機封印用シール1を剥がそうとすると、遊技機封印用シール1がくびれ区間Sαで破断されやすくなっており、不正アクセスの痕跡が残りやすくなっている。くびれ区間Sαを設ける箇所は、特に限定されないが、本実施態様においては、遊技機封印用シール1の長手方向に沿った中央区間をくびれ区間Sαとしており、遊技機封印用シール1が長手方向中央部付近で切断されやすくしている。
くびれ区間Sαの長さLα(図1)は、遊技機封印用シール1の長さL(図1)等によっても異なり、特に限定されないが、通常、長さLの0.05〜0.7倍程度、好ましくは、長さLの0.1〜0.5倍程度とされる。また、くびれ区間Sαにおいて、凹部αは、遊技機封印用シール1の一方の側縁のみに設けてもよいが、本実施態様においては、遊技機封印用シール1の両側の側縁における対向する箇所に凹部αをそれぞれ設けている。このため、遊技機封印用シール1は、一方の側縁又は他方の側縁のいずれに外力が加えられても破断しやすいものとなっており、不正アクセスの痕跡がより残りやすいものとなっている。
くびれ区間Sαに設ける凹部αは、その形状を特に限定されるものではないが、通常、平面視三角形状とされる。凹部αの最深角部は、既に述べた通り、「V」字形状等、尖った形状としてもよいが、本実施態様においては、「U」字形状としており、丸く形成している。このため、遊技機封印用シール1は、封印対象部位に貼り付けられた状態からそれを剥がそうとした際には、凹部αを起点として破断しやすい一方、封印対象部位に貼り付けるためにそれを台紙13(第一剥離紙)から剥がしたり封印対象部位に位置合わせしたりする際には、凹部αを起点として容易には破断しないようになっている。
それぞれの凹部αの深さDα(図1)は、遊技機封印用シール1の幅W(図1)等によっても異なり、特に限定されない。しかし、凹部αを浅くしすぎると、封印対象部位に貼り付けられた遊技機封印用シール1を不正目的で剥がそうとした際に、遊技機封印用シール1がくびれ区間Sαで破断されにくくなるおそれがある。このため、遊技機封印用シール1の幅Wに対する凹部αの深さDαの比Dα/Wは、0.05以上とすると好ましい。比Dα/Wは、0.1以上であるとより好ましく、0.15以上であるとさらに好ましい。一方、凹部αを深くしすぎると、遊技機封印用シール1がくびれ区間Sαで破断されやすくなりすぎて取り扱いしにくいものとなるおそれがある。このため、比Dα/Wは、0.4以下とすると好ましい。比Dα/Wは、0.35以下であるとより好ましく、0.3以下であるとさらに好ましい。本実施態様において、凹部αの深さDαは2mmとなっており、比Dα/Wは、0.2となっている。
それぞれの凹部αの最深角部の角度θ(図1)は、遊技機封印用シール1の材質等を考慮して適宜決定され、特に限定されない。しかし、凹部αの最深角部の角度θを小さくしすぎると、凹部αの最深角部を丸く形成しにくくなるおそれがある。このため、凹部αの最深角部の角度θは、10°以上とすると好ましい。凹部αの最深角部の角度θは、30°以上とするとより好ましく、50°以上とするとさらに好ましく、70°以上とするとさらに好ましい。一方、凹部αの最深角部の角度θを大きくしすぎると、遊技機封印用シール1が凹部αを起点として破断しにくくなるおそれがある。このため、凹部αの最深角部の角度θは、150°以下とすると好ましい。凹部αの最深角部の角度θは、130°以下とするとより好ましく、110°以下とするとさらに好ましい。本実施態様において、凹部αの最深角部の角度θは、約90°となっている。
遊技機封印用シール1におけるくびれ区間Sαにおける両側の側縁に沿った箇所には、図1に示すように、着色部βが帯状に連続して設けられている。このため、遊技機封印用シール1がくびれ区間Sαで破断されると、例え、その破断部を繋ぎ合せて破断されていないように見せかけたとしても、着色部βを目視することにより、遊技機封印用シールがくびれ区間Sαで破断されていることを容易に発見できるようになっている。本実施態様において、着色部βを設けた区間Sβ(着色区間)は、くびれ区間Sαよりも長くなっており、着色区間Sの中央部がくびれ区間Sβとなるようにしている。着色部βは、くびれ区間Sαにおいては、凹部αの縁に沿って湾曲して形成しており、くびれ区間Sα外の着色区間Sβでは、遊技機封印用シール1の側縁に沿って直線状に形成している。
それぞれの着色部βの幅Wβ(図1)は、遊技機封印用シール1の幅W(図1)等によっても異なり、特に限定されない。しかし、着色部βの幅Wβを狭くしすぎると、着色部βが目立ちにくくなり、くびれ区間Sαでの破断を発見しにくくなるおそれがある。このため、遊技機封印用シール1の幅Wに対する着色部βの幅Wβの比Wβ/Wは、0.03以上とすると好ましい。比Wβ/Wは、0.05以上とするとより好ましく、0.07以上とするとさらに好ましい。一方、着色部βの幅Wβを広くしすぎると、遊技機封印用シール1における不透明な部分が広くなりすぎて、遊技機封印用シール1が貼られた封印対象部位を視認しにくくなるおそれがある。このため、比Wβ/Wは、0.3以下とすると好ましい。比Wβ/Wは、0.2以下とするとより好ましく、0.15以下とするとさらに好ましい。本実施態様において、比Wβ/Wは、約0.1となっている。
着色部βの色は、特に限定されないが、できるだけ明度の低い色とすると好ましい。というのも、後述するように、遊技機封印用シール1を合成樹脂で形成した場合には、遊技機封印用シール1に破断等の塑性変形が生じた場合に、その塑性変形が生じた場所が白くなるいわゆる「白化」という現象が生じるが、着色部βを明度の高い色(白色に近い色)とすると、遊技機封印用シール1が破断したときに着色部βに生ずる白化が目立ちにくくなり、破断の痕跡を視認しにくくなるおそれがあるからである。着色部βの明度(マンセル・カラ―・システムにおける明度)は、3以上とすると好ましく、5以上とするとより好ましく、7以上とするとさらに好ましい。
着色部βの色相は、特に限定されないが、緑系色(例えば、マンセル・カラ―・システムの色相環における5GY〜10BGに属する色相の色)、青系色(例えば、同色相環における10BG〜10PBに属する色相の色)、紫系色(例えば、同色相環における5PB〜10RPに属する色相の色)又は赤系色(例えば、同色相環における5RP〜10YRに属する色相の色)等を好適に採用することができる。本実施態様において、着色部βは、緑系色としている。着色部βの彩度も特に限定されず、破断の痕跡を視認しやすい範囲で適宜決定される。
遊技機封印用シール1の層構成は、透明基材からなる層(透明基材層)と、透明基材の少なくとも片面側に設けられた粘着剤からなる層(粘着層)とを有するのであれば特に限定されない。本実施態様において、遊技機封印用シール1は、図2に示すように、透明基材11と、透明基材11の片面側に塗布された粘着剤12とで構成している。遊技機封印用シール1における粘着剤12が塗布された面(粘着面)には台紙13(第一剥離紙)が粘着されており、遊技機封印用シール1における粘着面とは反対側の面(非粘着面)には第二剥離紙14が貼付状態で設けられている。
台紙13(第一剥離紙)と第二剥離紙14は、遊技機封印用シール1を使用する際に剥がされる。これらの剥離紙のうち、台紙13(第一剥離紙)は、粘着面の粘着力が低下しないように、透明基材11に粘着剤12を塗布した後に事後的に設けたものとなっている。これに対し、第二剥離紙14は、透明基材11を成形する材料を薄く引き延ばす際に当該材料の下側に予め敷いていたものとなっている。第二剥離紙14は、透明基材11を薄く成形するという製法上の理由で設けたものではあるが、遊技機封印用シール1が使用される前においては、遊技機封印用シール1の非粘着面が傷付かないように、非粘着面を保護する機能をも有している。
透明基材11は、有色透明であってもよいが、本実施態様においては、無色透明としている。このため、遊技機封印用シール1が貼り付けられた封印対象部位を視認しやすくしながらも、着色部βを目立たせることが可能となっている。透明基材11の成形材料は、透明性を有するものであれば特に限定されないが、通常、合成樹脂が用いられる。なかでも、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂を好適に使用することができる。特に、ポリエチレンは、引張強さ等の機械的性質が強靭過ぎず、遊技機封印用シール1に適度な脆弱性を付与しやすいことに加えて、透明度を高めることも容易であるために好ましい。本実施態様においても、透明基材11は、ポリエチレンによって形成している。
透明基材11の厚さは、その成形材料によっても異なるが、薄くしすぎると、遊技機封印用シート1が脆弱になりすぎて取り扱いにくいものになるおそれがある。一方、透明基材11を厚くしすぎると、遊技機封印用シート1が強靭になりすぎて破断されにくいものになるおそれがある。このため、上記のように、透明材料11がオレフィン系樹脂で成形されたものである場合には、透明基材11の厚さは、5〜50μmとすると好ましく、10〜20μmとするとより好ましい。本実施態様において、透明基材11の厚さは15μmとしている。
また、粘着剤12としては、アクリル系粘着剤や、シリコーン系粘着剤や、ウレタン系粘着剤や、ゴム系粘着剤等の各種の粘着剤を使用することができる。なかでも、アクリル系粘着剤は、透明性に優れており、遊技機封印用シール1の透明性を阻害しないために好適に使用できる。本実施態様においても、粘着剤12として、アクリル系粘着剤を使用している。粘着剤12には、脂環族系石油樹脂やテルペン系樹脂等の粘着付与剤を添加することも好ましい。これにより、遊技機封印用シール1の粘着力をより高め、封印対象部位に貼り付けた遊技機封印用シール1を破断等の生じない綺麗な状態で剥がしにくくすることが可能になる。粘着剤12を塗布する厚さは、特に限定されないが、通常、15μm程度とされる。
さらに、台紙13(第一剥離紙)及び第二剥離紙14としては、紙に限定されず、一般的な粘着テープ等の剥離紙として用いられている各種素材(例えば樹脂シート等)を使用することができる。本実施態様においては、台紙13(第一剥離紙)及び第二剥離紙14として、いずれも、ポリエチレンテレフタレート製の樹脂シートを使用している。台紙13(第一剥離紙)及び第二剥離紙14の厚さは、特に限定されないが、通常、10〜100μm程度とされる。本実施態様においては、台紙13(第一剥離紙)の厚さを25μmとしており、第二剥離紙14の厚さを25μmとしている。
ところで、上述した着色部βは、通常、透明基材11に印刷することによって設けられる。着色部βは、透明基材11における非粘着面に印刷してもよいが、本実施態様においては、透明基材11における粘着剤12が塗布される面(粘着面となる面)に印刷している。というのも、本実施態様においては、上述したように、透明基材11の成形時から、透明基材11の非粘着面側には第二剥離紙14が存在しているため、透明基材11の非粘着面に着色部βを印刷しようとすると、第二剥離紙14を剥がさなければならないからである。着色部βの印刷に用いるインクの種類は、特に限定されず、粘着テープ等の印刷において従来より用いられている各種インクを使用することができる。
遊技機封印用シール1には、着色部βのほか、文字や図形や記号等を、遊技機封印用シール1の透明性を阻害しない範囲(遊技機封印用シール1が貼られた封印対象部位を視認することができる範囲)で印刷する場合もあるが、これらの文字等も、着色部βと同様の方法で透明基材11に印刷することができる。
[2] 遊技機の封印構造
続いて、上記の遊技機封印用シール1を用いた遊技機の封印構造の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。既に述べた通り、本発明に係る遊技機封印用シール1は、回胴式遊技機やパチンコ遊技機等の遊技機に使用することができる。以下においては、説明の便宜上、回胴式遊技機を例に挙げて説明するが、以下で述べる内容は、パチンコ遊技機等、回胴式遊技機以外の遊技機においても採用することができる。
図3は、回胴式遊技機5の全体を示した斜視図である。図4は、図3の回胴式遊技機5における基板ユニット55を拡大して示した斜視図である。回胴式遊技機5は、図3に示すように、本体51a及び前扉51bからなる筺体51の内部に、リール52や、ホッパー装置53や、電源ユニット54や、基板ユニット55や、液晶ユニット56や、コネクタユニット57等の各種機器が収容されたものとなっている。
回胴式遊技機5を構成する上記機器のうち、基板ユニット55は、回胴式遊技機5を制御するためのプログラムが記録された記憶装置(ROM)が搭載された制御基板を有している。この記憶装置が偽造されたものに交換されると、特定の操作を行うと必ず大当たりになるようにする等、悪意のある遊技者に不正な遊技を許してしまう。このため、基板ユニット55は、その記憶装置が不正に交換されないように、又は、その記憶装置が不正に交換されたとしても発見できるように封印する必要がある。したがって、基板ユニット55は、透明なカバー等で覆った構造とされることが多い。カバー等を透明とする理由は、上述した「透明基材」と同様、それによって覆われた箇所に不正な細工が施された場合であっても、その細工を発見できるようにするためである。
本実施態様において、基板ユニット55は、図4に示すように、記憶装置(図示省略)を搭載した制御基板(図示省略)を基板カバー55cに装着して、基板カバー55cをユニットホルダ55a内に収容し、ユニットホルダ55aにおける前記制御基板が収容された箇所を、ユニットカバー55bで覆った構造としている。ユニットカバー55bは、その所定箇所に設けたネジ穴55bにネジを螺合することにより、ユニットホルダ55aに対して固定することができるようになっている。ユニットホルダ55a、ユニットカバー55b及び基板カバー55cは、いずれも透明な合成樹脂で成形されたものとなっている。
本発明に係る遊技機封印用シール1は、上記の各種機器のうち、回胴式遊技機5における基板ユニット55や、電源ユニット54や、液晶ユニット56や、コネクタユニット57等の各種機器を封印する際に好適に使用することができる。なかでも、基板ユニット55は、上述したように、不正行為の対象となりやすいため、本発明の遊技機封印用シール1を好適に使用することができる。
本発明に係る遊技機封印用シール1で基板ユニット55に封印する場合には、前記制御基板と前記記憶装置とに跨るように遊技機封印用シール1を貼り付けることも可能ではあるが、前記制御基板や前記記憶装置は、発熱して高温になるため、これらの部材に遊技機封印用シール1を直接的に貼り付けると、熱によって遊技機封印用シール1がダメージを受けやすくなる。加えて、前記記憶装置を交換することなく前記制御基板の配線を不正に変更するといった類の不正行為を防止することができない。このため、遊技機封印用シール1は、ユニットホルダ55aやユニットカバー55bや基板カバー55cに貼り付けると好ましい。これにより、ユニットカバー55b等で覆われた全ての機器に対する不正行為を少ない封印箇所で防止することができる。
遊技機封印用シール1をユニットホルダ55aやユニットカバー55bや基板カバー55cに貼り付ける場合には、遊技機封印用シール1は、例えば、ユニットホルダ55aとユニットカバー55bとの境界部や、ユニットカバー55bと基板カバー55cとの境界部で、双方の部材に跨るように貼り付けてもよいが、ユニットカバー55bに設けられたネジ穴55bを封印すると、基板ユニット55をより効率的に封印することができる。以下の説明も、ユニットカバー55b(一の部材)に設けたネジ穴55b(固定穴)に封印する場合(図4における破線部で囲まれたネジ穴55bに遊技機封印用シール1を貼り付けた場合)を想定したものとなっている。
図5は、本発明に係る遊技機封印用シール1を用いて回胴式遊技機5におけるユニットカバー55bのネジ穴55bを封印した状態を示した斜視図である。図6は、図5のネジ穴55bの周辺をネジ穴55bの中心線を含む平面で切断した状態を示した断面図である。本実施態様においては、図5及び図6に示すように、ネジ穴55b(固定穴)に封止部材2が嵌め込まれており、遊技機封印用シール1は、その長手方向中央部のくびれ区間Sαが封止部材2に重なり、その長手方向両端部がユニットカバー55b(一の部材)におけるネジ穴55bの周辺部に重なるように貼り付けている。封止部材2は、ネジ穴55bを封止するためのものとなっている。したがって、封止部材2をネジ穴55bから取り外すか破壊しない限りは、ネジ穴55bの奥部で固定されたネジ(図示省略)の頭部にアクセスすることができないようになっている。
本実施態様において、封止部材2は、図6に示すように、その下端側からネジ穴55bに挿入される筒状挿入部21と、筒状挿入部21の上端開口を塞ぐ蓋部22と、蓋部22の外周部から外方へ突き出るフランジ部23と、筒状挿入部21の外周部におけるフランジ部23が設けられた箇所よりも下側に所定間隔を隔てた箇所から外方に突出して設けられたストッパー用突起24と、ネジ穴55bに挿入された筒状挿入部21をネジ穴55bの内周部に係合させるための係合部25とを備えたものとなっている。
フランジ部23の付根部に沿った部分には、図5に示すように、破断溝23aが環状に形成されている。この破断溝23aは、不正目的で、ネジ穴55bの内周面とフランジ部23の外周面との隙間Gにマイナスドライバ等の工具が挿し込まれて係合部25(図6)が解除されようとした場合等に、フランジ部23を破断させるための部分となっており、その不正行為の痕跡を封止部材1に残すための部分となっている。
破断溝23aは、フランジ部23の下面側に形成してもよいが、本実施態様においては、図6に示すように、フランジ部23の上面側に形成している。これにより、隙間Gに前記工具が挿し込まれた際に、フランジ部23の付根部分をより確実に破断させることが可能になる。というのも、隙間Gに前記工具を挿し込むと、フランジ部23は、その先端部分(外縁部)が下側に押し込まれた状態となるため、フランジ部23の付根部分の下面側が圧縮され、フランジ部23の付根部分の上面側が引っ張られた状態となりやすいが、引っ張られた状態となる上面側に破断溝23aを形成しておくと、その破断溝23aを起点としてフランジ部23の付根部分が破断しやすくなるからである。
また、ストッパー用突起24は、封止部材2をネジ穴55bに嵌め込む際に、フランジ部23がネジ穴55bの座ぐり面55bに当接して破断しないようにするためのものとなっている。すなわち、ストッパー用突起24は、フランジ部23の代わりに座ぐり面55bに当接することで、それ以上、封止部材2がネジ穴55bの奥部に入り込まないようにするための部分となっている。このため、ストッパー用突起24は、フランジ部23よりも厚く形成される等、上下方向(封止部材2の挿入方向)の外力に対してフランジ部23よりも強度の高い構造とされる。ストッパー用突起24は、筒状挿入部21の外周部における全周に設けてもよいし、一部の区間のみに設けてもよい。
さらに、蓋部22の中央部には、蓋部22における他の部分よりも薄くされた薄肉部22aが設けられている。この薄肉部22aは、基板ユニット55(図5)内の故障した部品等を交換するために、不正目的ではなく正規にネジを取り外す必要が生じた場合に、その部分を破壊することにより、ネジ穴55bの奥部のネジにアクセス可能とするための部分となっている。遊技機封印用シール1は、そのくびれ区間Sαが、封止部材2の蓋部22におけるこの薄肉部22aに重なるように貼り付けると好ましい。これにより、不正目的で薄肉部22aが破壊された場合には、遊技機封印用シール1にその痕跡がより確実に残るようにすることが可能になる。
封止部材2は、遊技機封印用シール1と同様の理由で、通常、透明材料によって形成される。封止部材2を形成する具体的な材料は、特に限定されないが、合成樹脂を使用すると好ましい。これにより、封止部材2を射出成形等によって、成形性よく成形することが可能になる。加えて、合成樹脂は、上述したように、破断等の塑性変形が生じた場合には白化を生じるため、封止部材2に形成された不正アクセスの痕跡を視認しやすくなるという利点もある。封止部材2を形成する合成樹脂としては、ABS樹脂や、ポリエチレンテレフタレートや、ポリスチレンや、アクリル等が例示される。
本発明に係る遊技機封印用シール1は、上述したように、ネジ穴55bに上記の封止部材2を嵌め込む場合に特に好適に使用できるものとなっている。というのも、破断溝23aの全体が遊技機封印用シール1で覆われてしまうと、破断溝23aを起点としたフランジ部23の破断が遊技機封印用シールによって阻害されるおそれがあるところ、本発明に係る遊技機封印用シール1では、くびれ区間Sαに凹部αを設けたことにより、破断溝23aの一部を凹部αから露出させた状態で貼り付けることが可能であり、遊技機封印用シール1がフランジ部23の破断を阻害しないようにすることが可能なためである。
1 遊技機封印用シール
11 透明基材(透明基材層)
12 粘着剤(粘着層)
13 台紙(第一剥離紙)
14 第二剥離紙
2 封止部材
21 筒状挿入部
22 蓋部
22a 薄肉部
23 フランジ部
23a 破断溝
24 ストッパー用突起
25 係合部
5 回胴式遊技機
51 筺体
51a 本体
51b 前扉
52 リール
53 ホッパー装置
54 電源ユニット
55 基板ユニット
55a ユニットホルダ(他の部材)
55b ユニットカバー(一の部材)
55b ネジ穴(固定穴)
55b 座ぐり面
55c 基板カバー
56 液晶ユニット
57 コネクタユニット
α 凹部の深さ
G ネジ穴の内周面とフランジ部の外周面との隙間
遊技機封印用シールの長さ
α くびれ区間の長さ
α くびれ区間
β 着色区間
遊技機封印用シールの幅
β 着色部の幅
α 凹部
β 着色部
θ 凹部の最深角部の角度

Claims (5)

  1. 透明基材の少なくとも片面側に粘着剤を塗布した遊技機封印用シールを遊技機における封印対象部位に貼り付けることにより当該封印対象部位を封印する遊技機の封印構造であって、
    遊技機封印用シール、透明基材の長手方向に沿った一部の区間がその側縁に凹部αを有するくびれ区間Sαとされて、透明基材のくびれ区間Sαにおける側縁に沿った箇所に着色部βが帯状に連続して設けられた状態のものでありながらも、透明基材のくびれ区間Sαにおける幅方向中央部に着色部βが設けられていない状態のものとされることにより、
    遊技機封印用シールを封印対象部位から剥がそうとした際に、遊技機封印用シールがくびれ区間Sαで破断しやすくするとともに、
    遊技機封印用シールがくびれ区間Sαで破断した後の状態にあっては、着色部βを目視することにより、遊技機封印用シールがくびれ区間Sαで破断したことを確認しやすくし
    遊技機を構成する一の部材を他の部材に固定する固定具を留めるために前記一の部材に設けられた固定穴に嵌め込まれた状態とされて前記固定穴の奥部における前記固定具が固定された箇所を封止するための封止部材を備え、
    遊技機封印用シールが、そのくびれ区間S α が封止部材の上側に重なり、その長手方向両端部が前記一の部材における前記固定穴の周辺部の上側に重なる状態で貼り付けられている
    ことを特徴とする遊技機の封印構造。
  2. 封止部材が、その下端側から前記固定穴に挿入される筒状挿入部と、筒状挿入部の上端開口を塞ぐ蓋部とで構成されて、蓋部の中心部付近が薄肉部とされて破断されやすくするとともに、
    遊技機封印用シール、そのくびれ区間Sαが前記薄肉部の上側に重なる状態で貼り付けられている請求項記載の遊技機の封印構造。
  3. 封止部材が、その下端側から前記固定穴に挿入される筒状挿入部と、筒状挿入部の上端開口を塞ぐ蓋部と、蓋部の外周部から外方へ突き出るフランジ部とで構成されて、フランジ部の付根部に沿破断溝によってフランジ部が破断されやすくするとともに、
    遊技機封印用シール、その凹部αから少なくとも前記破断溝の一部が露出する状態で貼り付けられている
    請求項又は記載の遊技機の封印構造。
  4. 凹部α及び着色部βが、透明基材の両側の側縁における対向する箇所にそれぞれ設けられている請求項1〜いずれか1つに記載の遊技機の封印構造。
  5. 遊技機封印用シールにおける凹部αの最深角部が丸く形成されている請求項1〜いずれか1つに記載の遊技機の封印構造。
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