JP5952670B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

電子機器及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5952670B2
JP5952670B2 JP2012165141A JP2012165141A JP5952670B2 JP 5952670 B2 JP5952670 B2 JP 5952670B2 JP 2012165141 A JP2012165141 A JP 2012165141A JP 2012165141 A JP2012165141 A JP 2012165141A JP 5952670 B2 JP5952670 B2 JP 5952670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log data
position information
image
imaging
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012165141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014027425A5 (ja
JP2014027425A (ja
Inventor
健一郎 原
健一郎 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012165141A priority Critical patent/JP5952670B2/ja
Priority to US13/939,336 priority patent/US9438847B2/en
Publication of JP2014027425A publication Critical patent/JP2014027425A/ja
Publication of JP2014027425A5 publication Critical patent/JP2014027425A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5952670B2 publication Critical patent/JP5952670B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • H04N9/8047Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction using transform coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/661Transmitting camera control signals through networks, e.g. control via the Internet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/8205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal
    • H04N9/8233Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal the additional signal being a character code signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、撮像装置が撮像した画像に対し、外部から撮像時の位置情報を付与する技術に関するものである。
近年、GPSロガーで生成したログデータを用いて、デジタルカメラ等の撮像装置で撮像した画像に位置情報を付加することが行われている。例えば、特許文献1には、PCが、GPSロガーが生成したログデータを取得し、デジタルカメラが生成した画像を取得し、それぞれの生成日時に基づきマッチングを行うことにより、画像に位置情報を付加する方法が開示されている。
特開2001−91290号公報
上述の特許文献では、画像に位置情報を付加するためには、ログデータと画像とをそれぞれ別の装置から一旦PCにコピーする必要があり、ユーザの操作が煩雑である。
そこで、本願発明者は、PCを介さずに、デジタルカメラとGPSロガーとが直接通信して画像に位置情報を付加することを考えた。しかしながら、一般的に撮像と通信の両処理はいずれも負荷が高く、並行して実行することは難しい。そのため、デジタルカメラがGPSロガーと通信中の場合、撮像できないようにするのが好ましいと考えた。一方、GPSロガーで生成するログデータは、デジタルカメラとの通信中であっても取得を継続するのが好ましいと考えられる。これは、他のカメラとのマッチングを行うことや、移動軌跡を示すログデータとして利用する場合などが考えられるためである。これらのことに鑑みると、デジタルカメラとの通信が開始してから取得される位置情報は、付加する画像が存在しないことになる。そのため、GPSロガーに記録されているログデータの全てを利用してマッチングすることは非効率である。
そこで、本発明は、効率的なマッチングを行うことができるようにログデータファイルを生成する技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため例えば本発明の電子機器は以下の構成を備える。すなわち、
複数の位置情報を取得する位置取得手段と、
複数の位置情報とそれぞれの位置情報を取得した際の日時を示す日時情報とを対応づけてログデータを生成する生成手段と、
撮像装置との接続を確立し、前記ログデータに含まれる位置情報を前記撮像装置に送信し、前記撮像装置に記録されている画像に前記位置情報を付加させるための処理を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記撮像装置に記録されている画像の撮像日時を、前記画像を受信することなく受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された撮像日時と前記ログデータに含まれる日時情報とに基づき、前記ログデータに含まれる位置情報のうち、前記撮像装置に記録されている画像に対応する位置情報を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された位置情報を前記撮像装置に送信する送信手段とを含み、
前記制御手段は、撮像装置との接続が確立した後の所定のタイミングより後の日時を示す撮像日時を前記決定手段による決定の処理に用いないよう制御することにより、前記所定のタイミングより後に取得された位置情報を前記撮像装置に送信しないよう制御することを特徴とする電子機器。
本発明によれば、効率的なマッチングを行うことができるようにログデータファイルを生成することが可能になる。
第1の実施形態におけるデジタルカメラのブロック図。 第1の実施形態における携帯電話のブロック図。 (a)、(b)第1の実施形態における携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す図。 ログデータの概念図。 画像の生成の際のデジタルカメラの動作を示すフローチャート。 画像の記録の概念図。 第1の実施形態における携帯電話の表示部に表示される画面の一例を示す図。 携帯とカメラが協働して画像に位置を付加するシーケンス図。 第1の実施形態の携帯のログ生成のフローチャート 第2の実施形態の携帯のログ生成のフローチャート 第3の実施形態の携帯のログ生成のフローチャート
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態は適宜組み合わされることも可能である。また、以下では、撮像装置としてのデジタルカメラ、電子機器としての携帯電話で構成される撮像システムを説明する。
[第1の実施形態]
<デジタルカメラ100の内部構成>
図1は、本実施形態の画像処理装置の一例であるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは画像処理装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、画像処理装置はこれに限られない。例えば、撮像機能並びに外部装置と通信する通信インタフェースを有する画像処理装置であれば、携帯電話や、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよいし、カメラ付き携帯電話等の撮像装置であってもよい。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部101にて所定の処理を経て、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザがデジタルカメラ100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮像を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、2段階のスイッチSW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮像準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮像を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮像の際のビューファインダー画像の表示、撮像した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が備える必要はない。デジタルカメラ100は表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
RTC107は、内部時計であり、制御部101の要求に応じて日時を示す日時情報を出力する。RTC107は内部に電源を有し、デジタルカメラ100本体の電源がOFFの状態でも、計時動作を継続することができる。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。本実施形態では、画像をExif−jpegの形式で扱う例について述べる。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
接続部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、接続部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部111はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、外部装置と接続することができる。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。例えば、接続部211は、赤外線通信モジュール、Bluewtooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。さらには、USBケーブルやHDMI,IEEE1394など、有線接続を採用してもよい。
<携帯電話200の内部構成>
図2は、本実施形態のGPSロガーとして用いる電子機器の一例である携帯電話200の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは電子機器の一例として携帯電話について述べるが、これに限られない。例えば電子機器としては、位置検出機能、撮像装置と通信するための通信機能(実施形態では無線通信機能)を有する装置であれば良く、デジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどの電子機器であってもよい。
制御部201はプロセッサ(CPU)で構成され、入力された信号や、後述のプログラムに従って携帯電話200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部202は、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201にて所定の演算を行い、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ204は、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、携帯電話200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザが携帯電話200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部206は必ずしも携帯電話200が備える必要はない。携帯電話200は表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
位置取得部208は、位置検出機能を実現するために測位処理を行う。測位処理とは、GPS衛星から信号を受信し、受信した信号から携帯電話200の位置を示す位置情報を算出する処理である。本実施形態では、位置情報は、緯度・経度の座標で表される。また、位置取得部208は、この測位処理により位置情報を算出した日時を示す日時情報も取得する。具体的な取得の方法を以下に述べる。GPS衛星から受信した信号には、いわゆるGPS時という日時情報が含まれる。この信号に含まれるGPS時は、信号がGPS衛星から出力された日時を示す。なお、GPS時はUTC(Universal Time,Coordinated)に同期するものである。更に、GPS衛星から受信した信号にはGPS時のUTCとのずれを示す情報が含まれる。位置取得部208は、この情報を用いてGPS時からUTCを算出する。これにより、位置取得部208は、位置情報を算出した日時を示す日時情報としてUTCを取得する。この位置情報および日時情報は、必要に応じて制御部201に提供される。なお、本実施形態では位置取得部208としてGPSを用いる例について述べるが、位置取得部208はGPSに限定されるものではない。例えば携帯電話の基地局といった外部装置などから位置情報を取得する装置であってもよい。また、加速度センサ等を測位処理に用いてもよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、携帯電話200に着脱可能なよう構成してもよいし、携帯電話200に内蔵されていてもよい。すなわち、携帯電話200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
接続部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話200は、接続部211を介して、デジタルカメラ100とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、接続部211はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、デジタルカメラ100と接続することができる。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。例えば、接続部211は、赤外線通信モジュール、Bluewtooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。さらには、USBケーブルやHDMI,IEEE1394など、有線接続を採用してもよい。
公衆網接続部212は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。携帯電話200は、公衆網接続部212を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部201はマイク213およびスピーカ214を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部212はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、接続部211による通信に無線通信を採用する場合、接続部211および公衆網接続部212は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
<携帯電話200で生成されるログデータファイルについて>
次に、携帯電話200において生成されるログデータファイルについて説明する。本実施形態の携帯電話200には、ログデータファイルを生成するためのアプリケーション(以下ログアプリ)が予め記録媒体210にインストールしてあるものとする。ログデータファイルは、このログアプリの実行により生成される。
図3(a)は、ログアプリを実行中の携帯電話200の表示部206に表示される画面の一例である。この画面300は、ログアプリの動作が開始することに応じて、表示部206に表示される。また、図3(a)の例では携帯電話200が未だデジタルカメラ100と接続していない。そのため、デジタルカメラ100と接続していないことを示すメッセージ304が表示されている。図3(a)において、バー301は携帯電話200が接続可能な通信網の電波状況、時刻、電池の充電状況などを表示している。また、ボタン303はログデータファイルの生成を開始するためのボタンである。ユーザは、ボタン303を、操作部205を介して選択することにより、ログデータファイルの生成を開始する指示を入力することができる。このログデータファイルの生成が実行されている間は、図3(b)のように、ボタン303の代わりにボタン305を表示する。ボタン305はログデータファイルの生成を終了するためのボタンである。ユーザは、ボタン305を操作部205を介して選択することにより、ログデータファイルの生成を終了する指示を入力することができる。ログデータファイルの生成については後に詳述する。
図4に、携帯電話200で生成される時間軸に沿った位置情報が記録されたログデータファイルの一例を示す。図4の例は、5分間隔で位置情報および日時情報をログデータとして記録した場合の例である。記録媒体210の記録領域の一部401には二つのログデータファイルが確保され記録されている。図示の符号402はそのログデータの記述例を示している。例えば、ユーザは、8時50分に緯度35.680969、経度139.766006の位置でログデータの生成を開始する指示を入力している。そして、11時50分に緯度35.466066、経度139.623055の位置でログデータファイルの生成を一旦終了する指示を入力する。そして、再び19時59分にログデータファイルの生成を開始する指示を入力し、現在は23時55分であり、継続してログデータファイルを記録中(追記のためのオープン状態)であるとする。このような操作を行った結果として、図4のようにログデータファイル1とログデータファイル2が生成されることになる。ログデータファイル1の末尾にはファイルがクローズされていることを示すEOFの文字列が記録されている。一方、ログデータファイル2にはその文字列が無い。つまりログデータファイル2はクローズされておらず(オープン状態)、現在位置情報を定期的に追記しているファイルであることを示す。なお、図4の例は、説明のために示す概念図であり、ログデータファイルは位置情報および日時情報以外の情報を含むフォーマットで記録されてもよい。例えば、NMEAフォーマットに従った形式で記録されてもよい。また、ログデータファイルの生成方法に関しては、上記の方法で限定されるものではない。例えば、一定の時間間隔でログデータファイルを追記するのではなく、ログデータファイル追記後に所定距離以上移動した際に、位置情報と日時情報を追記するような方法でもよい。この場合、移動しなければ新たな位置情報と日時情報が追記されることがないため、ログデータファイルのサイズを抑えることができる。また、本実施形態では、位置情報は緯度、経度で取り扱う例について述べるが、方位情報を含めたり、精度の情報(例えば測位に使用した衛星の数など)を含めてもよい。以上、実施形態におけるログデータファイルのデータ構造について説明した。
<デジタルカメラ100における画像の生成>
続いて、図5を用いて、実施形態におけるデジタルカメラ100における撮像処理(画像生成処理)について説明する。図5は、画像を生成する際のデジタルカメラ100の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、カメラ100の電源がONとなることに応じて開始される。なお、この状態では、表示部106には、撮像部102から入力されるスルー画像が表示されており、ユーザは表示部106に映し出される映像を確認しながら撮像を行うことが可能である。
まず、ステップS501では、制御部101はレリーズスイッチのSW1がONとなったか否かを判断する。SW1がONとなっていないと判断された場合は、本ステップの処理を繰り返す。一方、SW1がONとなったと判断された場合、処理はステップS502に進む。
ステップS502では、制御部101はRTC109から日時情報を取得する。ステップS503では、制御部101は撮像部102により撮像準備動作を行うよう制御する。
次に、ステップS504では、制御部101はSW2がONとなったか否かを判断する。SW2がONとなっていないと判断された場合、処理はステップS501に戻る。一方、SW2がONとなったと判断された場合、処理はステップS505に進む。
ステップS505では、制御部101は、撮像部102により撮像動作を行い画像を取得する。続くステップS506では、制御部101は、ステップS504で取得した画像をステップS502で取得した日時情報と共に記録媒体110に記録する。この際、画像と共に記録される日時情報は、画像の撮像日時として、画像のヘッダ領域に記録される。また、制御部101はこれに併せて時差情報も画像のヘッダ領域に記録する。
ここで、時差情報について説明する。本実施形態のデジタルカメラ100では、タイムゾーンを設定することができる。タイムゾーンとは、共通の地方標準時を利用する地域のことであり、ユーザはメニュー操作等によりタイムゾーンを設定することで、UTCとの時差を示す時差情報を予め設定することができる。例えば、日本ではUTCを9時間進めた日時を地方標準時として扱っており、このタイムゾーンを「UTC+9」と表す。そして、タイムゾーンを日本と設定した状態で得られた画像には、時差情報としてUTC+9という情報が付加される。本実施形態のデジタルカメラ100では、RTC109の出力する日時情報は、タイムゾーンに応じた時刻が予めユーザのメニュー操作等により設定されているものとして扱う。つまり、制御部101は、このRTC109の出力がタイムゾーンに応じた地方標準時を示すものとして扱う。したがって、RTC109の出力に対して時差情報の示す値を加算すれば、UTCを算出することができる。UTCの利用については、後述の画像への位置情報の付加の説明で詳述する。また時差情報は、ヘッダ領域の内いわゆるメーカーノートと呼ばれる領域に記録される。このステップの処理により画像が記録された記録媒体110の記録領域の一部を図6に示す。図6において、記録領域601には、10個の撮像画像が撮像日時および時差情報と共に記録されている。また、本実施形態では、制御部101は、記録媒体110に記録されている画像ファイルの一つ一つに対して管理用のIDを割り振る。このIDは、記録媒体110ではなく、作業用メモリ104に一時的に保持されるものであり、電源がONになったことにより記録媒体110に記録されている画像が走査され、それぞれの画像にユニークな値が割り振られる。そして、本ステップで新たに撮像画像が記録される度に、対応するIDが新たに記録された画像に割り振られることになる。図6は、作業用メモリ104の記録領域の一部602に、img0001.jpgから順に割り振られているID1〜ID10が記録されている様子を示している。
ステップS507では、制御部101は、他のモードに遷移する指示を受け付けたか否かを判断する。例えば、操作部105に含まれる再生ボタンの押下が検知された場合、再生モードに遷移する指示を受け付けたと判断する。他のモードに遷移する指示を受け付けていないと判断した場合、処理はステップS501に戻る。一方、他のモードに遷移する指示を受け付けたと判断した場合、処理を終了する。以上、実施形態におけるデジタルカメラ100における画像の生成処理を説明した。
<画像への位置情報の付加>
次に、携帯電話200で生成したログデータファイルを利用して、上述のデジタルカメラ100で生成した画像に位置情報を付加する処理について説明する。
まず、処理に先立って、デジタルカメラ100と携帯電話200とが、接続部111および接続部211を介して接続し、互いの通信を開始する。そして、それぞれがアプリケーションレベルで相手先との通信が確立したと判定した場合に、以下の処理が実行される。
本実施形態では、携帯電話200は、デジタルカメラ100との通信を確立するためのアプリケーションを有しており、携帯電話200はこのアプリケーションの動作によりデジタルカメラ100との通信を確立することができる。通信の確立においては、携帯電話200のアプリケーションは、デジタルカメラ100からの接続要求を待つ。そして、デジタルカメラ100からの接続要求を受信した場合、アプリケーションは、それに応答して接続許可を送信することにより、携帯電話200とデジタルカメラ100とのアプリケーションレベルでの通信が確立する。
通信が確立している状態における携帯電話200の表示部206に表示される画面の一例を図7に示す。図7の画面においては、携帯電話200がデジタルカメラ100と接続中であることを示すメッセージ703が表示されている。また、ボタン503は、ログデータファイルを生成する指示を入力するためのボタンである。ユーザは、操作部205を介してこのボタン503を選択することにより、ログデータファイルの生成を開始する指示を入力することができる。また、ボタン701は、接続したデジタルカメラ100内の画像に位置情報を付加する動作を実行するためのボタンである。このボタン701は、デジタルカメラ100と携帯電話200とが接続している間のみ表示される。ユーザは、操作部205を介してこのボタン701を選択することにより、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像に位置情報を付加する処理を開始する指示を入力することができる。この指示の入力を受け付けることにより開始される、位置情報を付加する処理について概要を説明する。
図8は、上記処理の概要を説明するためのシーケンス図である。図8におけるデジタルカメラ100の各処理は、デジタルカメラ100の制御部101が、不揮発性メモリ103に記録されているプログラムを実行し、プログラムに従いデジタルカメラ100の各部を制御することにより実現される。また、図8における携帯電話200の各処理は、携帯電話200の制御部201が、不揮発性メモリ203に記録されているプログラムを実行し、プログラムに従い携帯電話200の各部を制御することにより実現される。なお、図8の処理は、携帯電話200の操作部205を介して、デジタルカメラ100の記録媒体110に記録されている画像に位置情報を付加する処理を開始する指示を受け付けることにより開始される。
まず、ステップS801では、携帯電話200は、ログデータファイルの記録期間に対応する画像のIDと撮像日時をデジタルカメラ100に要求する。具体的には、携帯電話200の記録媒体210に記録されているログデータファイルの開始日時と終了日時により決定される時間の範囲内に撮像日時が含まれる画像のIDと撮像日時を要求する。なお、ここで用いられるログデータファイルはクローズされているもののみである。これは、携帯電話200はデジタルカメラ100との通信中も位置情報を継続して取得し、オープンしているログデータファイルに追記するため、アクセスが重なることを回避する必要があるためである。すなわち、ログデータファイルが図4のように記録されている場合は、ログデータファイル2は用いられない。図4の例では、2012年6月5日8時50分から11時50分までの間に撮像された画像のIDと撮像日時を要求する。なお、前述のようにログデータの記録期間はUTCで表されたものである。
この要求を受け付けたデジタルカメラ100は、記録媒体110から、要求に対応する画像を読み出し、その画像のIDと撮像日時を、携帯電話200に送信する。前述のように、ログデータの記録期間はUTCで表される。そのため、地方標準時を示すRTC109の出力を用いた撮像日時とは正しく比較することができない。そこで、デジタルカメラ100は、画像の撮像日時をUTCに変換した上で、要求に対応する画像を決定する。撮像日時のUTCへの変換については、図5で説明したように、画像毎に記録される時差情報を用いて行われる。例えば、図4のログデータに基づく要求を受け付けた場合、まず図6に示される画像の撮像日時をUTCに変換する。これにより、各画像の撮像日時から9時間ずつ遅れた日時がUTCとなる。例えば、img0009.jpgの撮像日時は、17時56分から8時56分に変換される。そして、UTCに変換した撮像日時が要求に対応するか否かが判断される。その結果、変換後の撮像日時が、要求されたログデータの記録期間内に含まれるimg0009.jpgとimp.0010.jpgの、IDとUTCに変換された撮像日時とが、携帯電話200に送信されることになる。なお、既に位置情報が記録されている画像のIDと撮像日時は送信しない。すなわち、既に位置情報が付加されている画像は位置情報の付加の処理の対象としない。これにより、位置情報が上書きされてしまうことを防ぐ。
携帯電話200が、デジタルカメラ100から、ログデータファイルの記録期間に対応する画像のIDと撮像日時を受信すると、処理をステップS803に進める。このステップS803では、携帯電話200は時間の情報をキーとしてマッチング処理を行う。ここでは、ログデータファイルの日時情報と、撮像日時とを比較し、それぞれの示す日時の差を求める。そして、差が一定の閾値以下である組み合わせの内、最も差が小さい組み合わせのログデータの位置情報と画像のIDとを対応づける。これにより、画像のIDとログデータの位置情報とが対応づけられたセットが生成されることになる。この処理は、受信した画像のID全てに対して実行される。その結果、IDと位置情報のセットが複数生成される。例えば、img0009.jpgのID9には位置情報として8時55分に取得された緯度35.680233、経度139.766122の位置を示す情報が対応づけられる。その結果、ID9と緯度35.680233、経度139.766122の位置を示す情報とが一組のセットとなる。なお、本実施形態のマッチングでは、日時の差が小さい組み合わせが優先される場合を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。例えば、撮像日時よりも早い日時を示す日時情報のうち、最も日時の差が小さい日時情報との組み合わせが優先されるようにしてもよい。あるいは、撮像日時よりも遅い日時を示す日時情報のうち、最も日時の差が小さい日時情報との組み合わせが優先されるようにしてもよい。
デジタルカメラ100から受信した画像のIDの全てに対してマッチングの処理を終えると、次に、ステップS804で携帯電話200はステップS803で生成したセットをデジタルカメラ100に送信(返送)する。
デジタルカメラ100では、このセットを受信すると、ステップS805にて、IDに対応する画像ファイルの属性情報として位置情報の領域に、その位置情報を付加する。例えば、img0009.jpgには、ID9に対応する位置情報である、緯度35.680969、経度139.766006の位置を示す情報が付加される。
ステップS805の処理が完了すると、ステップS806にてデジタルカメラ100は位置情報の付加が完了した旨を示す完了通知を携帯電話200に送信する。
完了通知を受信した携帯電話200は、ステップS807にて未だ位置情報の付加で利用していないログデータファイルがあるかどうかをチェックする。利用していないログデータファイルがある場合は、そのログデータを利用して再度ステップS801からの手順を繰り返す。
以上が、携帯電話200で生成したログデータファイルを利用して、上述のデジタルカメラ100で生成した画像に位置情報を付加する処理の概要である。
<ログデータの生成>
次に、本実施形態の携帯電話200の特徴的な機能の一つであるログデータファイルの生成について説明する。
前述のように、本実施形態の携帯電話200には、ログアプリが予め記録媒体210にインストールしてあり、ログデータファイルはこのログアプリを実行することにより生成される。本実施形態のログアプリは、上述の画像への位置情報の付加に適したログデータファイルを生成する。
図9は、ログデータファイルを生成する際の携帯電話200の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各処理は、携帯電話200の制御部201が、不揮発性メモリ203に記録されているプログラムを実行し、プログラムに従い携帯電話200の各部を制御することにより実現される。以降の携帯電話200で実行されるフローチャートについても同様である。また、このフローチャートに示される処理は、例えば図7のボタン503や図3のボタン303の選択によりログデータファイルの生成を開始する指示を、制御部201が受け付けたことに応じて開始される。
まず、ステップS1004では、制御部201は、ログデータファイルの生成を終了する指示を受け付けたか否かを判断する。前述のように、ユーザは、図3のボタン305の選択によりログデータファイルの生成を終了する指示を入力することができる。制御部201が、ログデータファイルの生成を終了する指示を受け付けたと判断した場合は、本フローチャートの処理を終了する。制御部201が、ログデータファイルの生成を終了する指示を受け付けていないと判断した場合はステップS1005に進む。
ステップS1005では、制御部201は、位置取得部208により位置情報と日時情報を取得する。
続くステップS1006では、制御部201は、記録媒体210に追記のためのオープン状態のログデータファイルがあるか否かを判断する。記録媒体210にオープン状態のログデータファイルが存在しないと判断した場合、制御部201は処理をステップS1007に進める。クローズされているログデータファイルしか記録されていない場合やログデータファイルが一つも記録されていない場合等がこれに当たる。
ステップS1007では、新規にログデータファイルを生成(オープン)し、ステップS1005で取得した位置情報および日時情報をそのファイルに追記する。つまり、ステップS1005で取得した位置情報および日時情報は、既に記録されているログデータファイルとは別の新規のログデータファイルとして記録される。仮にこのタイミングでカメラとの接続を確立したとしても、ここで生成される新規のログデータファイルはクローズされていないデータであるため、画像IDの要求には用いられない。そのため、後述のステップS1008の判断を行う必要はない。
一方、制御部201が、記録媒体210にオープン状態のログデータファイルが存在すると判断した場合、処理はステップS1008に進む。
ステップS1008では、制御部201は、デジタルカメラ100との接続が確立していない状態からデジタルカメラ100との接続が確立している状態になったか否かを判断する。具体的には、制御部201は、接続要求を携帯電話200に送信してきたデジタルカメラ100に対する接続許可を送信したか否かにより判断する。接続許可を送信した場合は、デジタルカメラ100との接続が確立していない状態から確立している状態になったと判断する。ログデータファイルの生成中にデジタルカメラ100との接続が確立された場合がこれに当たる。一方、接続許可を送信していない場合は、デジタルカメラ100との接続が確立していない状態から確立している状態になっていないと判断する。例えば、未接続の状態や既に接続済みの状態がこれに当たる。
前述のように、ログデータファイルの生成は、デジタルカメラ100との通信と並行して実行し得る。そのため、ログデータファイルを生成中でもデジタルカメラ100との接続確立のための処理が行われる。
制御部201が、デジタルカメラ100との通信が確立したと判断した場合はステップS1009に進む。
ステップS1009では、追記のためにオープン状態であったログデータファイルをクローズ状態にし、新規にログデータファイルを生成(オープン)する。つまり、ステップS1005で取得した位置情報および日時情報は、既に記録されているログデータファイルとは別の新規のログデータファイルとして記録される。図8で説明したようにオープン状態のログデータファイルは画像IDの要求に用いられない。すなわち、新規に作成(オープン)したログデータファイルは、画像IDの要求に用いられない。そこで、接続が確立した時点までに取得された位置情報が記録されているログデータファイルをクローズし、接続の確立以降に取得される位置情報は新規のログデータファイルに記録する。そして、この新規のログデータファイルをオープンのままにしておくことで、接続の確立以降に取得された位置情報(すなわち、付加する対象となる画像が生成される可能性のない期間に取得された位置情報)をマッチングに用いることを防ぐ。これにより、効率のよいマッチングを実現することができる。
一方、ステップS1008にて制御部201がデジタルカメラ100との接続を確立していないと判断した場合はステップS1010に進む。
ステップS1010では、制御部201は、追記対象としてオープン状態のログデータファイルのオープン状態を維持し、そのログデータファイル、ステップS1005で取得した位置情報および日時情報を追記する。その後、処理はステップS1004に戻る。以上が本実施形態におけるログデータファイルの生成の処理の説明である。
上述のように本実施形態では携帯電話200がデジタルカメラ100と通信を確立した場合には、それまで記録中(オープン状態)のログデータファイルをクローズする。これにより、画像が生成されない期間に取得された位置情報をマッチングに用いないようにすることができるため、より効率的なマッチングを行うことができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、携帯電話とカメラが通信した場合、ログデータファイルを用いて画像に位置を付加する機能だけでなく、カメラの記録媒体に記録されている画像を携帯電話で閲覧・取得する機能を有する場合について述べる。この場合、カメラと接続する目的が位置情報の付加ではなく、画像の閲覧・取得である場合も考えられる。このような場合は、ログデータファイルを分割する必要はない。そこで、本第2の実施形態では、デジタルカメラ100との接続が確立したタイミングではなく、マッチング処理への移行指示を受け付けたタイミングでログデータファイルをクローズする場合について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し、本第2の実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図10は、本実施形態の携帯電話200の動作を示すフローチャートである。ステップS1108を除くS1104〜1107、S1109〜S1110の処理は、図9のS1004〜S1007、S1009〜S1010と同様のため説明は省略する。
ステップS1108では、制御部201は、ユーザから操作部205を介して、画像に位置情報を付加する指示を受け付けたか否かを判断する。前述のように、ログデータファイルの生成は、デジタルカメラ100との通信と並行して実行し得る。そのため、ログデータファイルの生成中でも画像に位置情報を付加する処理が行われる。制御部201が指示を受け付けたと判断した場合はステップS1109に進む。
以上のように、本第2の実施形態の携帯電話200では、マッチングの指示を受け付けたタイミングでログデータファイルをクローズする。これにより、例えばデジタルカメラ100との通信を確立したものの、位置情報の付加を行わずに通信を切断してしまう場合のように無駄なログデータファイルの分割を行うことがなくなる。これは、例えば、携帯電話200とデジタルカメラ100との通信により、位置情報の付加以外の機能を用いることができるシステムにおいて好適である。
[第3の実施形態]
第1と第2の実施形態では、デジタルカメラが通信中に撮影できない場合を前提としている。これに対して第3の実施形態では通信中でも撮像可能なデジタルカメラをも想定して述べる。例えばデジタルカメラが携帯によるリモート撮影機能を備えている場合や、カメラがハイスペックで撮影と通信を並行して実行できる場合は、接続中に取得された位置情報にも付加されるべき画像が存在する可能性がある。少なくとも画像が生成されない期間に取得される位置情報ではなくなる。従って、第3の実施形態では、接続したカメラが通信中に画像生成可能な機能を搭載しているかどうかを識別して、不可能なら第1の実施形態と同様にログをわけ、可能ならログをわけないようにする。
図11は、本実施形態の携帯電話200の動作を示すフローチャートである。
ステップS1204〜ステップS1207の処理は図9のS1004〜S1007と同じであるため、その説明は省略する。
ステップS1208では、制御部201は、デジタルカメラ100と通信中か否かを判断する。制御部201が通信中であると判断した場合、処理はステップS1209に進む。制御部201が通信中でないと判断した場合、処理はステップS1211に進む。
ステップS1209では、制御部201は、接続中のデジタルカメラら100が通信中でも画像の生成が可能か否かを識別する。この識別は、例えば、デジタルカメラ100との接続が確立する際にデジタルカメラ100に対して機種情報を要求して取得し、それを利用する。すなわち、携帯電話200のアプリは予め、通信と画像の生成を並行して実行可能な機種の情報を記憶しておき、この記憶している機種情報と、取得した機種情報とを比較する。その比較の結果、それぞれの機種情報が一致するものは通信中にも画像を生成可能であると識別する。あるいは、デジタルカメラ100の持つ機能を示す情報を取得・解析することで、識別してもよい。この場合、例えばリモート撮影機能や、撮影した画像を自動的に送信するモードなど、通信中でも画像を生成する機能があれば、通信中にも画像を生成可能であると判断する。
ステップS1209で、制御部201が、通信中にも画像を生成可能なデジタルカメラが接続されていると判断した場合、処理はステップS1210に進む。一方、ステップS1209で、制御部201が、通信中は画像を生成可能でないと判断した場合、処理はステップS1211に進む。
ステップS1210、S1211は、図9のステップS1009、S1010と同様の処理が実行される。
以上のように接続するカメラの機能に応じてログデータの記録の方法を切り替える。これにより、より効率的に適切なマッチングを行うことができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、一定の時間間隔毎に位置情報を記録する例について述べた。これについては、一定の距離毎に位置情報を記録するようにしてもよい。この場合、制御部201は、取得された位置情報が、ログデータファイルに記録されている最新の位置情報と比較して一定距離移動しているか否かを判断する。なお、位置情報の記録を開始して移動せずに位置情報の記録を終了した場合、ログデータファイルには記録開始の1点しか記録されないことになってしまい、ログデータファイルとしての体をなさない。そこで、一定の距離毎に位置情報を記録するようにした場合、位置情報の記録を終了する指示を受け付けた際に、前回記録した位置情報と現在の日時情報とを対応づけてログデータファイルに追記してからログデータファイルをクローズする。具体的には、図9のステップS1004で終了指示を受け付けた場合、ログデータファイルをクローズする前に、前回記録した位置情報と現在の日時情報とを対応づけてログデータファイルに追記する。これにより、一定の距離毎に位置情報を記録する場合に移動せずに位置情報の記録を終了しても、いつからいつまでその場所に留まっていたのかを記録することができる。
また、上述の実施形態では、ログデータファイルに位置情報を追記するタイミングでログデータファイルを分割する例について述べた。これについては、ログデータファイルを分割する処理を、位置情報のログデータファイルへの追記とは別に行っても良い。すなわち、ログデータファイルへの追記は、図9のステップS1006でYesならステップS1010に進み、ステップS1008〜ステップS1009の処理は行わないようにする。そして、図9の処理に並行して、常にデジタルカメラ100との接続の確立の検知を待つ。確立したと判断した場合は、図9の処理を中断してオープンしているログデータファイルをクローズし、新たに空のログデータファイルの記録領域を生成(オープン)する。この空のログデータファイルはオープンのまま保持する。すなわち、新たに空のログデータファイルができていればオープン状態のログデータファイルとして存在しているので、その後図9の処理を再開してステップS1006の判断をする際に、この空のログデータファイルに追記されることになる。
また、上述の実施形態では、マッチングの際にクローズされているログデータファイルのみを用いる例について述べた。これについては、カメラとの接続中に新たに生成されたログデータファイルをマッチングに用いないようにしてもよい。具体的には、制御部201は、ログデータファイル毎に固有のIDを付加して管理する。このIDはログデータファイルが記録された順番が解るように管理される。例えば、ログデータファイルが記録された順番に昇順となるよう連番が付されるなどにより管理される。そして、ステップS1109の処理が行われる場合、記録中のログデータファイルはクローズされ、新たにログデータファイルが生成されると共に、新たに生成されたログデータファイルにIDが割り振られる。更に、ステップS1109でクローズされたログデータファイルのIDを一旦作業用メモリ104に記憶する。そして、マッチングの際には、この作業用メモリ104に一時的に記憶しているログデータファイルのIDまでのログデータファイルをマッチングに用いる。これにより、例えばカメラ100との接続中に位置情報の取得の開始ボタンおよび終了ボタンの選択を受け付けて、接続中に新たにクローズされたログデータファイルが生成されたとしても、マッチングには利用されない。したがって、より効率的なマッチングを行うことができる。
なお、上述の実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 複数の位置情報を取得する位置取得手段と、
    複数の位置情報とそれぞれの位置情報を取得した際の日時を示す日時情報とを対応づけてログデータを生成する生成手段と、
    撮像装置との接続を確立し、前記ログデータに含まれる位置情報を前記撮像装置に送信し、前記撮像装置に記録されている画像に前記位置情報を付加させるための処理を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記撮像装置に記録されている画像の撮像日時を、前記画像を受信することなく受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された撮像日時と前記ログデータに含まれる日時情報とに基づき、前記ログデータに含まれる位置情報のうち、前記撮像装置に記録されている画像に対応する位置情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された位置情報を前記撮像装置に送信する送信手段とを含み、
    前記制御手段は、撮像装置との接続が確立した後の所定のタイミングより後の日時を示す撮像日時を前記決定手段による決定の処理に用いないよう制御することにより、前記所定のタイミングより後に取得された位置情報を前記撮像装置に送信しないよう制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記受信手段は、前記画像の撮像日時を、前記画像を特定するための識別情報と共に受信し、
    前記送信手段は、前記決定手段により決定された位置情報を、それぞれ対応する画像の識別情報と共に、前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記所定のタイミングとは、前記撮像装置との接続が確立したタイミングであり、
    前記制御手段は、前記撮像装置からの接続要求に対して接続許可の信号を送信することにより接続を確立するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記ログデータに含まれる位置情報を前記撮像装置に記録されている画像に付加するための処理を実行する指示を受け付ける操作手段を更に有し、
    前記所定のタイミングとは、前記指示が受け付けられたタイミングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記所定のタイミングとは、前記撮像装置との接続が確立した後に取得される位置情報が、前記ログデータとして記録されるタイミングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  6. 前記所定のタイミングより後は、前記撮像装置は新たな画像を記録することができないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記ログデータはファイルの形式で扱われ、
    前記所定のタイミングが訪れた場合、前記生成手段は、オープン状態のログデータファイルをクローズし新たなログデータファイルをオープンすることで新たなログデータを生成することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、オープン状態のログデータファイルに含まれる位置情報を前記撮像装置に送信しないよう制御することにより、前記所定のタイミングより後に取得された位置情報を前記撮像装置に送信しないよう制御することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  9. 前記撮像装置が前記電子機器との通信中に撮像可能な装置であるか否かを識別する識別手段を更に有し、
    前記識別手段により撮像装置が通信中に撮像可能な装置であると識別された場合、前記生成手段は、前記所定のタイミングが訪れても新たなログデータファイルをオープンせず、前記オープン状態のログデータファイルをオープン状態に維持することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  10. 前記電子機器は携帯電話であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 被写体を撮像して画像を生成する撮像手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 複数の位置情報を取得する位置取得工程と、
    複数の位置情報とそれぞれの位置情報を取得した際の日時を示す日時情報とを対応づけてログデータを生成する生成工程と、
    撮像装置との接続を確立し、前記ログデータに含まれる位置情報を前記撮像装置に送信し、前記撮像装置に記録されている画像に前記位置情報を付加させるための処理を制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程は、
    前記撮像装置に記録されている画像の撮像日時を、前記画像を受信することなく受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された撮像日時と前記ログデータに含まれる日時情報とに基づき、前記ログデータに含まれる位置情報のうち、前記撮像装置に記録されている画像に対応する位置情報を決定する決定工程と、
    前記決定工程により決定された位置情報を前記撮像装置に送信する送信工程とを含み、
    前記制御工程では、撮像装置との接続が確立した後の所定のタイミングより後の日時を示す撮像日時を前記決定工程による決定の処理に用いないよう制御することにより、前記所定のタイミングより後に取得された位置情報を前記撮像装置に送信しないよう制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  13. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2012165141A 2012-07-25 2012-07-25 電子機器及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5952670B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012165141A JP5952670B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 電子機器及びその制御方法
US13/939,336 US9438847B2 (en) 2012-07-25 2013-07-11 Information processing device, control method thereof, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012165141A JP5952670B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 電子機器及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014027425A JP2014027425A (ja) 2014-02-06
JP2014027425A5 JP2014027425A5 (ja) 2015-09-10
JP5952670B2 true JP5952670B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=49994538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012165141A Expired - Fee Related JP5952670B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 電子機器及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9438847B2 (ja)
JP (1) JP5952670B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6108890B2 (ja) * 2013-03-15 2017-04-05 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム。
WO2014207899A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 株式会社 東芝 通信装置および通信方法
CN105590306B (zh) * 2014-10-20 2018-01-16 杭州登虹科技有限公司 相片日记
FR3036571B1 (fr) * 2015-05-19 2018-07-20 Brgm Systeme d'acquisition d'images dedie a la realisation de sequences en time-lapse pour une surveillance environnementale et urbaine a distance
JP6700923B2 (ja) * 2016-04-06 2020-05-27 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、プログラム
JP6700984B2 (ja) * 2016-06-01 2020-05-27 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法、プログラム
JP6467395B2 (ja) * 2016-11-25 2019-02-13 キヤノン株式会社 画像送信装置、画像受信装置、それらの制御方法および画像通信システム
US10362261B2 (en) 2017-03-02 2019-07-23 Toshiba Memory Corporation Memory card having a wireless function for linking location information to image data
JP7039333B2 (ja) * 2018-03-07 2022-03-22 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理方法およびプログラム
WO2020059137A1 (ja) 2018-09-21 2020-03-26 三菱電機株式会社 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム
CN112703704B (zh) 2018-09-21 2022-07-29 三菱电机株式会社 通信装置、通信系统、通信方法及计算机可读取的记录介质
WO2020059139A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 三菱電機株式会社 通信装置、通信システム、通信方法および通信プログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2734088B2 (ja) * 1989-05-24 1998-03-30 富士通株式会社 ロギングファイル処理方式
DE19510737A1 (de) * 1995-03-24 1996-10-02 Thomson Brandt Gmbh Kommunikationsendgerät
US6690948B1 (en) * 1998-09-09 2004-02-10 Sony Corporation Data transmission terminal apparatus, data communicating method, and data communication system
JP2001091290A (ja) 1999-09-17 2001-04-06 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
US20020107033A1 (en) * 2001-02-08 2002-08-08 Kim Seung Kil Method and apparatus for use of GPS and cellular antenna combination
JP4307015B2 (ja) * 2002-06-04 2009-08-05 キヤノン株式会社 プリント装置及びその制御方法
JP4655190B2 (ja) * 2004-08-06 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US20080174676A1 (en) * 2007-01-24 2008-07-24 Squilla John R Producing enhanced photographic products from images captured at known events
JP4915343B2 (ja) * 2007-12-21 2012-04-11 ソニー株式会社 電子機器装置及びナビゲーション方法
JP4831079B2 (ja) * 2008-01-17 2011-12-07 ソニー株式会社 プログラム、画像データ処理方法、画像データ処理装置
JP5253108B2 (ja) * 2008-11-21 2013-07-31 オリンパス株式会社 無線通信端末
JP2010258593A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Nec Corp 撮影方法、電子機器、通信機器、および撮影システム
JP2011077727A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Canon Inc 測位通信システム、及び撮像装置、及び測位装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9438847B2 (en) 2016-09-06
US20140028875A1 (en) 2014-01-30
JP2014027425A (ja) 2014-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5952670B2 (ja) 電子機器及びその制御方法
US11647132B2 (en) Communication terminal, method for controlling communication terminal, communication system, and storage medium
JP6004807B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、プログラム
JP6415232B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6399854B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6467395B2 (ja) 画像送信装置、画像受信装置、それらの制御方法および画像通信システム
JP2019036789A (ja) 撮像装置、通信装置およびそれらの制御方法、並びにプログラム
US9307113B2 (en) Display control apparatus and control method thereof
JP7146434B2 (ja) 通信装置およびその制御方法、プログラム
JP6391374B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6433231B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP7218164B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
JP6147108B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP6638808B2 (ja) サービス提供システム、サービス授受システム、サービス提供方法、及びプログラム
JP6386862B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6478615B2 (ja) 通信装置、その制御方法およびプログラム
JP7086743B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP5995580B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP2018107714A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6132676B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP2014075123A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、プログラム
JP2019148863A (ja) 情報処理装置および情報処理方法およびプログラム
JP2011188209A (ja) 携帯機器及び撮影装置
JP2015126366A (ja) 画像交換システムおよびその制御方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150721

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160610

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5952670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees