JP2015126366A - 画像交換システムおよびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像交換システムおよびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、画像を交換する際の操作を容易にすることを可能にした画像交換システムを提供する。【解決手段】撮像装置100は、自装置に記録された画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成して識別データ管理テーブルに登録し、当該識別データ管理テーブルから所定の条件を満たす識別データを他機に送信する。撮像装置100と同様の構成を有する他機は、自装置に記録された画像ファイル毎に識別データを関連付けたファイル管理テーブルを参照して、撮像装置100から受信した識別データに該当する画像ファイルを抽出し、抽出した画像ファイルを撮像装置100に送信する。【選択図】図7

Description

本発明は、画像交換システムおよびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、通信手段を備えた撮像装置間または画像記録装置間の画像ファイルの共有技術に関する。
近年、通信機能付きカメラやカメラ付き携帯端末(スマートフォンを含む)等で撮影した画像をインターネット上のサーバに転送して保存し、撮影した画像を共有するサービスが提供されている。
一方、一緒に撮影を行った人同士で撮影した画像をその場で交換したり、共有したいといった要望もある。例えば、事前にグループ登録されたカメラ間で顔識別情報をカメラに登録しておき、登録した顔識別情報の含む画像を送受信する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−166408号公報
しかしながら、上記特許文献1では、交換する画像を選択するための情報として、顔識別情報を、画像を配信する撮像装置あるいは画像を受信する撮像装置に予め登録する作業が必要である。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、撮像装置等の機器間での画像交換の操作が容易になる画像交換技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の画像交換システムは、第1の画像記録装置と第2の画像記録装置とが通信可能に接続された画像交換システムにおいて、前記第1の画像記録装置は、自装置に記録された画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成して第1のテーブル情報に登録する第1の識別データ管理手段と、前記第1のテーブル情報から所定の条件を満たす識別データを前記第2の画像記録装置に送信する識別データ送信手段と、前記第2の画像記録装置から画像ファイルを受信して記録する受信手段とを備え、前記第2の画像記録装置は、自装置に記録された画像ファイル毎に前記識別データを関連付けた第2のテーブル情報を参照して、前記第1の画像記録装置から受信した識別データに該当する画像ファイルを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する画像ファイル送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、機器間での画像交換の操作が容易になる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置における撮影処理の流れを示すフローチャートである。 撮像装置における識別データ登録処理の流れを示すフローチャートである。 (a)記録媒体に記録された識別データ管理テーブルの構成例を示す図、(b)記録媒体に記録されたファイル管理テーブルの構成例を示す図である。 (a)撮像装置が他機に対して識別データを送信する処理を示すフローチャート、(b)画像を送信する側の他機が撮像装置から識別データを受信する場合の処理を示すフローチャートである。 (a)撮像装置が他機から送信される画像ファイルを受信する処理を示すフローチャート、(b)他機が撮像装置に対して画像ファイルを送信する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における画像交換処理の流れを示すシーケンス図である。 第2の実施形態におけるファイル管理テーブルの構成例を示す図である。 (a)撮像装置が他機に対してファイル管理テーブルを送信する処理を示すフローチャート、(b)画像を送信する側の他機が撮像装置からファイル管理テーブルを受信する場合の処理を示すフローチャートである。 (a)撮像装置が他機から送信される画像ファイルを受信する処理を示すフローチャート、(b)他機が撮像装置に対して画像ファイルを送信する処理を示すフローチャートである。 (a)撮像装置と画像サーバが無線通信を介して接続されている状態を示す図、(b)撮像装置と画像交換処理を行うために画像サーバとが無線通信を介して接続されている状態を示す図である。 第2の実施形態における画像交換処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、撮像装置100は以下の構成を有する。メインマイコン123は、撮像装置本体の制御を行うメインのマイクロコンピュータであり、電源制御、スイッチ制御、レンズ制御、測光、測距制御、シャッター制御、無線通信通の制御等を行う。メインマイコン123には、電源回路119、レリーズボタンSW1,SW2や後述するGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を操作するメニューボタンなどのスイッチアレイである操作部材122が接続されている。また、メインマイコン123には、発振回路125、無線通信回路102、測距回路103、測光回路104、LCD駆動回路105、ミラー制御回路107、シャッター制御回路108、モータ制御回路110、画像処理エンジン124等が接続されている。さらに、メインマイコン123は、交換可能な撮影レンズ内に配置されたレンズ制御回路を行うマイクロコンピュータであるレンズマイコン126とマウント接点を介して接続され、当該レンズマイコン126との間で信号の伝達がなされる。
レリーズボタンSW1,SW2は、レリーズの開始を2段ストロークで指示するものである。
測距回路103は、メインマイコン123の信号に従い、測距センサ(不図示)の蓄積制御と読み出し制御を行って、ぞれぞれの画素情報をメインマイコン123に出力し、周知の位相差検出法による焦点検出を行う。メインマイコン123は、測距回路103からの焦点検出情報に基づいて、レンズマイコン126と信号のやりとりを行うことによりレンズの焦点調節(AF)を行う。測光回路104は、被写体の輝度信号として、測光センサ(不図示)からの輝度信号出力をメインマイコン123に出力して周知の絞り値の演算とシャッタースピードの演算などの露出演算を行う(AE)。シャッター制御回路108は、メインマイコン123からの信号に従って、フォーカルプレンシャッター(不図示)を構成する2つのシャッター駆動マグネット(不図示)を制御し、シャッター幕(不図示)を走行させ、露光動作を担っている。
SW1は、レリーズ釦(不図示)の第1ストロークでオンし、AE、AFを開始するスイッチとなる。SW2は、レリーズ釦の第2ストロークでオンし、露光動作を開始するスイッチとなる。SW1、SW2及びその他カメラの操作部材122からの信号は、メインマイコン123が検知する。
LCD駆動回路105は、ファインダ内LCD106をメインマイコン123からの信号に従って制御している。
画像処理エンジン124は、主にデジタル画像処理を行うプロセッサであり、メインマイコン123と協調して各種制御を行う。画像処理エンジン124は、タイミングジェネレータ(TG)112を介して撮像センサ111の蓄積制御、読み出し制御を行う。読み出された画像信号は、ADコンバータ113によりアナログ/デジタル変換され、既知の色補完処理やホワイトバランス処理、ガンマ処理等の現像処理が行われる。そして、最終的にJPEG等のデジタル画像データに変換され揮発性メモリであるDRAM117に一時保存される。さらに、画像データがTFT表示装置115に画像としてクイックレビュー表示され、ファイルとして記録媒体116へ記録される。
また、画像処理エンジン124は、被写体認識部127を有し、DRAM117上の画像データや記録媒体に記録された画像データより、特徴領域を抽出して被写体を識別するための識別データを生成することも可能である。本実施形態では、被写体として人物の識別に適応した場合について説明するが、被写体としては、人物に加え、動物や草木花等の様々な被写体の識別を行う技術が開発され実用化されている。なお、生成された識別データは、DRAM117や不揮発性メモリであるFROM118あるいは、記録媒体116等の記録部に記録する機能も有する。
TFT表示装置115には、撮像装置100の設定を行うためメニュー画面も表示される。そして、TFT表示装置115は、操作部材122を用いて撮像装置の各種設定、ネットワークの設定、及び本実施形態で説明する複数の撮像装置間での画像ファイルの交換を指示することが可能に構成されている。画像処理エンジン124は、外部インターフェース114により外部の装置と接続して通信を行うことが可能である。
撮像装置100は、無線アンテナ101、無線通信回路102を用いて他の撮像装置やネットワーク上の通信装置と通信を行うことが可能である。本実施形態では、撮像装置100(以下、「自機」とも呼ぶ)は、無線通信機能を有する他の撮像装置(以下、「他機」ともよぶ)と無線通信で接続されるが、有線LAN等の別の通信方法で接続されるように構成されてもよい。
他機と通信可能に接続された撮像装置100は、他機が生成した人物を識別するための識別データを受信する機能を有する。また、他機も自身で撮像した画像データから特徴領域を抽出して被写体である人物を識別するための識別データを生成する機能を有する。他機から受信した識別データは、自機で生成した識別データと同様に画像処理エンジン124内の被写体認識部127にて人物を識別するためのデータとして利用される。また、他機から受信した識別データは、前述したように自機の識別データと同様に、記録媒体116等の記録部に記録されるように構成してもよい。
なお、被写体の人物認識技術としては、様々な手法が公知となっている。例えば、画像データより顔領域を抽出し、目、鼻、口、顔の輪郭といった物理的な形状の特徴点から求まる各パーツの大きさや相対的な位置関係などから解析される識別データを用いて、人物を特徴付けるといった手法がある。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、撮像装置100における撮影処理(撮影動作)の詳細について説明する。
図2は、図1の撮像装置100における撮影処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、メインマイコン123を含む各部が協同してなされる処理である。
レリーズボタンSW1が押されると、ステップS201にて、メインマイコン123は、測距回路103とレンズマイコン126に指示して、オートフォーカス制御を行い、フォーカシングレンズ(不図示)を合焦位置に制御する。ステップS202では、メインマイコン123は、測光回路104を用いて測光動作を行い、設定されている撮影モードに従い制御するシャッター制御値と絞り値を決定する。これらが終了すると、ステップS203において、メインマイコン123は、ミラー制御回路107に指示し、撮影光路外にクイックリターンミラー(不図示)を退避させる、いわゆるミラーアップをさせる。
次に、ステップS204では、画像処理エンジン124は、撮像センサ111での蓄積を開始する。次に、ステップS205では、メインマイコン123は、シャッター制御回路108に指示してシャッター(不図示)を走行させ、露光が行われる(ステップS206)。
次に、ステップS207では、メインマイコン123は、シャッター制御回路108に指示してシャッターを閉じる。そして、ステップS208では、画像処理エンジン124は、撮像センサ111の蓄積を終了する。
次に、ステップS209では、画像処理エンジン124は、撮像センサ111から画像信号を読み出し、ADコンバータ113で画像信号を変換し、所定の処理を施した画像データをDRAM117に一時記憶する。撮像センサ111から全ての画像信号の読み出しを行うと、メインマイコン123は、ステップS210でクイックリターンミラーを撮影光路に戻すミラーダウンをする。
ステップS211では、画像処理エンジン124は、所定の現像処理を施した画像データを作成して記録媒体116に画像ファイルとして記録して撮影処理を終了する。
なお、本実施形態では、TFT表示装置115を電子ビューファインダとして使用することが可能となっている。操作部材122にてTFT表示装置115を電子ビューファインダとして使用するよう指示されている場合は、ミラー制御回路107に指示してミラーアップ状態を維持する。さらにシャッター制御回路108に指示し、シャッターを開いた状態を維持するようにする。この状態で撮像センサ111から逐次画像信号を読み出し、画像処理エンジン124にてTFT表示装置115に表示する画像処理を施すことで、TFT表示装置115にはスルー画像を表示するファインダ機能を実現している。このような状態からの撮影処理シーケンスでは、ステップS203、S210のミラー制御処理、ステップS205、S207のシャッター制御処理が異なるが、このような処理は既に公知であり、それらの説明を省略する。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、撮像装置100における識別データの登録処理について説明する。
図3は、撮像装置100における識別データ登録処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、メインマイコン123を含む各部が協同してなされる処理である。また、本処理は、ユーザによるメニュー操作等によって、撮影モードに遷移することに応じて開始される。
先ず、ステップS301では、メインマイコン123は、操作部材122が押されて撮影処理が指示されたか否かを判断する。撮影処理が指示されたと判断した場合は、ステップS302に進み、図2で説明した撮影処理を実行し、画像データが記録媒体116に画像ファイルとして記録される。
次に、ステップS303では、画像処理エンジン124は、記録媒体116に記録された画像データを読み出し、被写体認識部127により画像データに対する被写体の抽出を行う。本実施形態における対象被写体は人物である。
ステップS304では、被写体認識部127は、画像データから被写体を抽出し、抽出された被写体(ここでは人数)分の識別データを生成する(識別データ生成)。
次に、ステップS305では、メインマイコン123は、ステップS304で生成された識別データと、図4(a)に示す、記録媒体116に記録されている識別データ管理テーブルとを比較する。
図4(a)において、識別データ管理テーブル(第1のテーブル情報)は、識別データを識別ID毎にリストとして登録したものである。『識別ID』は、被写体を特定するための一意のIDである。『画像枚数』は、該当する識別IDに対して、自機で撮影した画像データから被写体認識部127により抽出された被写体と合致する画像の枚数(画像ファイル数)である。『識別データ』は、抽出された被写体である。なお、識別データ管理テーブルにて管理される内容は、上記に限定されないことは言うまでもない。また、識別データ管理テーブルは、記録媒体116の交換、画像ファイルの削除とのタイミグで適宜、削除、更新されるよう構成してもよい。
図3に戻り、ステップS306では、メインマイコン123は、識別データ管理テーブルに、合致する被写体があるか否かを判定する。そして、合致するものが無いと判断した場合(ステップS306でNO)、新規の被写体と判断し、識別データを管理するための識別子である識別IDを新規に作成する(ステップS307)。一方、メインマイコン123は、識別データ管理テーブルに、合致する被写体があると判断した場合、ステップS311へ進む。
次に、ステップS308では、メインマイコン123は、ステップS304で生成された識別データを、ステップS307で作成された識別IDと関連付けて、識別データ管理テーブルに登録する。なお、本実施形態では、識別データを記録媒体116に記録するように構成しているが、FROM118やDRAM117に記録するように構成してもよい。
ステップS309では、メインマイコン123は、新規に作成した識別IDに関連付けられる画像枚数に1をセットして、ステップS310へ進む。
ステップS311では、メインマイコン123は、識別データ管理テーブルにおいて、合致する被写体に対応する識別IDの識別データを更新する。具体的には、合致する被写体に対応する識別IDに、ステップS304で生成された識別データを追加登録して、1つの識別IDに複数の識別データを関連付けたりしてもよい。または既存の識別データとステップS304で生成された識別データから新たな識別データを作成し、識別データを更新するように構成してよい。これにより、自機の登録識別データの信頼性が上がり、被写体の識別率をより高くすることが可能となる。
次に、ステップS312では、メインマイコン123は、合致する被写体に対応する識別IDに関連付けられる画像枚数を1つインクリメントして、ステップS310に進む。
ステップS310では、メインマイコン123は、画像データから抽出されたすべての被写体について識別データの登録または更新処理が終了したか否かを判定し、終了していないと判断したときは、ステップS305へ戻る。一方、画像データから抽出されたすべての被写体について識別データの登録または更新処理が終了したと判断した場合には、本処理を終了する。
このようにして、撮影処理が行われるごとに、画像データの中に写っている被写体である人物を特定して、識別データ管理テーブルにおける画像枚数を更新する処理を行う。
次に、撮像装置100が、他機との間で無線接続して画像データを交換する画像交換処理について説明する。なお、他機は、撮像装置100と同様の構成を有するものとして、その構成部については撮像装置100と同一の符号を用いて説明を行う。
撮像装置100と他機は、各々において操作部材122を用いて画像交換処理をユーザにより指示される。例えば、操作部材122に画像交換を開始させる専用釦を割り当てる構成でも、TFT表示装置115のGUIを用いて処理開始を指示する構成でもよい。画像交換処理がユーザに指示されると、メインマイコン123は、無線通信回路102を用いてお互いの撮像装置間で通信可能なネットワークの形成を行う。なお、ネットワークの形成方法については説明を省略する。
先ず、画像を受信する側の装置が撮像装置100、画像を送信する側の装置が他機の場合の画像交換システムについて説明する。
図5(a)は、画像を受信する側の撮像装置100が他機に対して識別データを送信する処理を示すフローチャートである。
画像を受信する側の撮像装置100は、画像交換の開始指示がなされると識別データ送信処理を開始する。
ステップS501では、メインマイコン123は、記録媒体116に記録されている識別データ管理テーブルを参照する。
次に、ステップS502では、メインマイコン123は、参照した識別データ管理テーブルから画像枚数が最も多い識別IDを特定する。そして、メインマイコン123は、特定した識別IDに対応する識別データを、無線通信回路102を用いて他機に送信する(ステップS503)。すなわち、撮像装置100で撮影され、記録媒体116に記録されている画像ファイルの中で、画像枚数が最も多いと判定した被写体の識別データを他機に送信することになる。なお、本実施形態では、画面枚数が最も多い識別IDを特定しているが、これに限定されるものではなく、画像枚数の多い順に上位n番目までの識別IDを対象とするといった形態でもよい。
図5(b)は、画像を送信する側の他機が撮像装置100から識別データを受信する処理を示すフローチャートである。
画像を送信する側の他機は、画像交換の開始指示がなされると識別データ受信処理を開始する。
ステップS511では、メインマイコン123は、無線通信回路102を用いて撮像装置100から識別データを受信する。本実施形態では、撮像装置100の識別データは、他機と共通な識別データであり、他機が被写体を認識するためにも使用可能である。
次に、メインマイコン123は、他機自体が記録している識別データ管理テーブルを参照して、受信した撮像装置100の識別データに該当する識別IDを特定する(ステップS512)。そして、メインマイコン123は、図4(b)に示す、記録媒体116に記録されているファイル管理テーブルを参照し、ステップS512で特定した識別IDが含まれる画像ファイルを抽出する(ステップS513)。
図4(b)において、ファイル管理テーブル(第2のテーブル情報)は、画像ファイル毎に識別IDを関連付けてリストとして登録したものである。『ファイル名』は、記録媒体116に記録されている画像ファイルのファイル名であり、撮影時に所定の命名則によって付されたものである。『識別ID』は、識別データ管理テーブルにおける識別IDである。なお、ファイル管理テーブルにて管理される内容は、上記に限定されないことは言うまでもない。また、ファイル管理テーブルは、記録媒体116の交換、画像ファイルの削除とのタイミングで適宜、削除、更新されるよう構成してもよい。
図5(b)に戻り、メインマイコン123は、抽出した画像ファイルを転送リストに登録する(ステップS514)。すなわち、他機自身が記録している画像ファイルの中から、撮像装置100で撮影された画像の中で、画像枚数が最も多いと特定された被写体が含まれる画像ファイルを転送リストに登録される。
図6(a)は、撮像装置100が他機から送信される画像ファイルを受信する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100は、図5(a)で説明した識別データ送信処理が終了すると、画像ファイルの受信処理を開始する。
ステップS521では、メインマイコン123は、他機からの画像交換開始コマンドの受信を判定する。ステップS521にて画像交換開始コマンドを受信したと判定するとステップS522に進み、メインマイコン123は、無線通信回路102を用いて他機から送信される画像ファイルを受信する(画像ファイル受信)。
次に、ステップS523では、メインマイコン123は、受信した画像ファイルにファイル名を付与して記録媒体116に記録(保存)し、ステップS524に進む。なお、本実施形態では、受信した画像ファイルのファイル名の付与方法及び記録媒体の保存先フォルダ等については一般的な方法であることから、その説明を省略する。
ステップS524では、メインマイコン123は、他機からの画像交換終了コマンドの受信を判定する。ステップS524にて画像交換終了コマンドを受信していないと判定するとステップS521に戻り、メインマイコン123はステップS521からステップS524までのステップを繰り返し行い、他機から画像ファイルを受信し、記録媒体116に記録する。
ステップS521にて、メインマイコン123は、画像交換開始コマンドを受信していないと判定するとステップS524に進み、画像交換終了コマンドの受信を判定する。メインマイコン123は、画像交換終了コマンドを受信すると画像ファイルの受信処理を終了する。
図6(b)は、他機が撮像装置100に対して画像ファイルを送信する処理を示すフローチャートである。
他機は、図5(b)で説明した識別データ受信処理が終了すると、画像ファイルの送信処理を開始する。
ステップS531では、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあるか否かの判定を行う。その結果、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあると判定するとステップS532に進み、画像交換開始コマンドを撮像装置100に送信する。
ステップS533では、メインマイコン123は、転送リストの先頭の画像ファイルを記録媒体116から読み出して撮像装置100に送信する(画像ファイル送信)。画像ファイルの送信が終了するとステップS534に進み、メインマイコン123は、転送リストから転送済の画像ファイルを削除する。続いてステップS531に戻り、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあるか否かを判定し、転送リストに登録されている画像ファイルが無くなるまで繰り返し画像ファイルを送信する。
ステップS531の判定結果から、メインマイコン123が、転送リストに登録されている画像ファイルが無いと判定するとステップS535に進み、画像交換終了コマンドを送信し、画像ファイルの送信処理を終了する。
図7に示すシーケンスは、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)で説明した画像交換システムにおける画像交換処理の流れを示したものである。
ステップS601およびステップS602にて撮像装置100と他機との間でネットワークの構築が終わると、撮像装置100は、図5(a)で説明した識別データ送信処理を行う(ステップS603)。
撮像装置100により送信された識別データは、他機により受信され、図5(b)で説明した識別データ受信処理が行われる(ステップS604)。
次に、画像送信側である他機は、図6(b)で説明した画像送信処理を行う(ステップS605)。他機より送信された画像ファイルは、撮像装置100にて受信され、図6(a)で説明した画像受信処理が行われる。
撮像装置100への画像ファイルの送信が終了すると、撮像装置100が画像を送信する側、他機が画像を受信する側として、ステップS603からステップS606までの処理が行われる。これにより、複数の撮像装置間で双方に画像を交換する一連の処理が終了する。すなわち、撮像装置100は、自機での撮影枚数が多いと判定した被写体Aの情報を他機に送信する。他機にて撮影された画像データから被写体Aが含まれる画像ファイルを送信してもらい、撮像装置100の記録媒体116に記録することになる。これは、撮像装置100の撮影者にとって欲しい被写体がAであるとの判断に基づく。同様に他機は、自身での撮影枚数が多いと判定した被写体Bの情報を撮像装置100に送信し、撮像装置100にて撮影された画像データから被写体Bが含まれる画像ファイルを送信してもらい、撮像他機自身の記録媒体116に記録する。これは、他機の撮影者にとって欲しい被写体がBであるとの判断に基づく。
このように、他機と画像ファイルの交換を行う際に、撮影者が事前に目的の被写体を登録する必要がなく、また送信するために目的の被写体が含まれる撮影画像ファイルを調べて選択するといった作業も必要ない。撮影者は、画像交換を開始するための操作部材を操作するのみで、複数の撮像装置間で目的の画像ファイルを交換することが可能となる。
なお、本実施形態では、被写体を人物とした場合について説明したが、これに限らず、他の被写体でも適宜適応出来ることは言うまでもない。
以上、説明したように本実施形態によれば、自機で撮影した画像データを解析して目的の被写体を特定し、他機とその被写体情報を交換することで他機が撮影した画像データから目的の被写体が含まれる画像ファイルを受け取って記録する。よってユーザが目的の被写体を指定する煩わしさがなく、複数の撮像装置間で画像ファイルを交換することが容易となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態における撮像装置と画像交換システムについて説明する。なお、本実施形態における撮像装置の構成等は、上記第1の実施形態と同様であり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
まず、撮像装置100が、他機との間で無線接続して画像データを交換する画像交換処理について説明する。なお、他機は、撮像装置100と同様の構成を有するものとして、その構成部については撮像装置100と同一の符号を用いて説明を行う。
はじめに画像を受信する側の装置が撮像装置100、画像を送信する側の装置が他機の場合の画像交換システムについて説明する。
図9(a)は、撮像装置100が他機に対してファイル管理テーブルを送信する処理を示すフローチャートである。
画像を受信する側の撮像装置100は、画像交換の開始指示がなされるとファイル管理テーブル送信処理を開始する。
ステップS801では、メインマイコン123は、図8に示す、記録媒体116に記録されているファイル管理テーブルを読み出す。
図8において、ファイル管理テーブルは、画像ファイル毎に識別IDと各種データを関連付けてリストとして登録したものである。『ファイル名』は、記録媒体116に記録されている画像ファイルのファイル名であり、撮影時に所定の命名則によって付されたものである。『サムネイル』は、画像データを縮小したサムネイル画像データであり、画像ファイル内に含まれている。『識別ID』は、被写体を特定するための一意のIDである。『メタデータ』には、例えば、画像ファイルの撮影日、撮影した時の露光条件値や撮影位置等の情報が含まれる。なお、ファイル管理テーブルにて管理される内容は、上記に限定されないことは言うまでもない。
図9(a)に戻り、ステップS802では、メインマイコン123は、読み出したファイル管理テーブルを、無線通信回路102を用いて他機に送信する(テーブル情報送信)。すなわち、撮像装置100で撮影され、記録媒体116に記録されている画像ファイルの一覧をサムネイル画像にして他機に送信することになる。
図9(b)は、画像を送信する側の他機が、撮像装置100からファイル管理テーブルを受信する場合の処理を示すフローチャートである。
画像を送信する側の他機は、画像交換の開始指示がなされるとファイル管理テーブル受信処理を開始する。
ステップS811では、メインマイコン123は、無線通信回路102を用いて撮像装置100からファイル管理テーブルを受信する。
次に、メインマイコン123は、受信したファイル管理テーブル内のサムネイル画像データから、被写体認識部127にて被写体を抽出して、当該被写体分の識別データを生成する(ステップS812)。そして、上記第1の実施形態における図3で説明したステップS305〜ステップS312と同様の処理を行い、サムネイル画像データから画像枚数の多い被写体の識別データを特定する(ステップS813)。
次に、メインマイコン123は、他機自体が記録しているファイル管理テーブルを参照して、ステップS813で特定した識別IDが含まれる画像ファイルを抽出する(ステップS814)。続いて、メインマイコン123は、抽出した画像ファイルを転送リストに登録する(ステップS815)。すなわち、他機自身が記録している画像ファイルの中から、撮像装置100で撮影された画像の中で、画像枚数が最も多いと特定した被写体が含まれる画像ファイルを転送リストに登録される。
図10(a)は、撮像装置100が他機から送信される画像ファイルを受信する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100は、図9(a)で説明したファイル管理テーブル送信処理が終了すると、画像ファイルの受信処理を開始する。
ステップS821では、メインマイコン123は、他機からの画像交換開始コマンドの受信を判定する。ステップS821にて画像交換開始コマンドを受信したと判定するとステップS822に進み、メインマイコン123は、無線通信回路102を用いて他機から送信される画像ファイルを受信する。
次に、ステップS823では、メインマイコン123は、受信した画像ファイルにファイル名を付与して記録媒体116に記録(保存)し、ステップS824へ進む。なお、本実施形態では、受信した画像ファイルのファイル名の付与方法及び記録媒体の保存先フォルダ等については一般的な方法であることから、その説明を省略する。
ステップS824では、メインマイコン123は、他機からの画像交換終了コマンドの受信を判定する。ステップS824にて画像交換終了コマンドを受信していないと判定するとステップS821に戻り、メインマイコン123はステップS821からステップS824までのステップを繰り返し行い、他機から画像ファイルを受信し、記録媒体116に記録する。
ステップS821にて、メインマイコン123は、画像交換開始コマンドを受信していないと判定するとステップS824に進み、画像交換終了コマンドの受信を判定する。メインマイコン123は、画像交換終了コマンドを受信すると画像ファイルの受信処理を終了する。
図10(b)は、他機が撮像装置100に対して画像ファイルを送信する処理を示すフローチャートである。
他機は、図9(b)で説明した識別データ受信処理が終了すると、画像ファイルの送信処理を開始する。
ステップS831では、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあるか否かの判定を行う。その結果、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあると判定するとステップS832に進み、画像交換開始コマンドを撮像装置100に送信する。
ステップS833では、メインマイコン123は、転送リストの先頭の画像ファイルを記録媒体116から読み出して撮像装置100に送信する。画像ファイルの送信が終了するとステップS834に進み、メインマイコン123は、転送リストから転送済の画像ファイルを削除する。続いてステップS831に戻り、メインマイコン123は、転送リストに登録されている画像ファイルがあるか否かを判定し、転送リストに登録されている画像ファイルが無くなるまで繰り返し画像ファイルを送信する。
ステップS831の判定結果から、メインマイコン123が、転送リストに登録されている画像ファイルが無いと判定するとステップS835に進み、画像交換終了コマンドを送信し、画像ファイルの送信処理を終了する。
次に、撮像装置100が画像を送信する側として図9(b)および図10(b)の処理を行い、他機が画像を受信する側として図9(a)、図10(a)の処理を行う。これにより、複数の撮像装置間で双方に画像を交換する一連の処理を終了する。
なお、上述した第2の実施形態を以下に説明するような構成としてもよい。
上記第2の実施形態では、撮像装置間で画像交換を行うために、ファイル管理テーブルの解析結果に基づき対象となる画像ファイルを他機より撮像装置100へ送信している。これを、他機が撮像装置100より受信したファイル管理テーブルに用いて撮像装置100より受信したい画像ファイルを特定してもよい。すなわち、他機は、識別データ管理テーブルを参照して自身が欲しい被写体の識別データを特定する。そして、他機は、撮像装置100より受信したファイル管理テーブルから被写体の識別データが含まれる画像ファイルを特定し、その画像ファイルを撮像装置100から受信できるように構成してもよい。そのように構成することでファイル管理テーブルを受信した他機も自身の要求に合う画像ファイルを撮像装置100から取得することが可能である。
また、送信する画像データあるいは受信する画像データをファイル管理テーブル上のメタデータを用いて限定するように構成してもよい。例えば、撮影日が同じ日の画像ファイルのみを交換対象にする、あるいは撮影位置が概略所定範囲内である画像ファイルのみを交換対象にするといったことが可能である。
また、撮像装置100は、他機から画像データを受信する前に、サムネイルのような縮小画像データ一覧を他機より受信して、自機にて受信した画像データを予め確認できるようなステップを設けてもよい。
このように、他機と画像ファイルの交換を行う際に、撮影者が事前に目的の被写体を登録する必要がなく、また送信するために目的の被写体が含まれる撮影画像ファイルを調べて選択するといった作業も必要ない。撮影者は、画像交換を開始するための操作部材を操作するのみで、複数の撮像装置間で目的の画像ファイルを交換することが可能となる。
なお、本実施形態では、被写体を人物とした場合について説明したが、これに限らず、他の被写体でも適宜適応出来ることは言うまでもない。
以上、説明したように本実施形態によれば、自機で撮影した画像データに関する情報を他機に送信し、目的の被写体を特定することで他機が撮影した画像データから目的の被写体が含まれる画像ファイルを受け取って記録する。よってユーザが目的の被写体を指定する煩わしさがなく、複数の撮像装置間で画像ファイルを交換することが容易となる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像交換システムの概略構成を図11(a)、図11(b)を参照して説明する。なお、本実施形態における撮像装置の構成等は、上記第1の実施形態と同様であり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図11(a)は、撮像装置100と無線通信手段を有する画像サーバ901が無線通信を介して接続されている状態を示す図である。
画像サーバ901は、携帯端末、スマートフォンやタブレットPC等の情報処理装置からなり、撮像装置100にて撮影された画像データが逐次画像サーバ901に転送され、保存されるように構成されている。なお、画像サーバの構成や機能等の説明は省略する。
また、画像サーバ901は、画像データから特徴領域を抽出して被写体である人物を識別するための識別データを生成する機能を有しており、図4で説明したのと同様に識別データに基づき被写体ごとの画像枚数を判定する機能も有する。これらの機能は、画像サーバ上のソフトウェアで実現される。
図11(b)は、他機である撮像装置200と画像交換処理を行うために画像サーバ901とが無線通信を介して接続されている状態を示す図である。
撮像装置200は、上述した撮像装置100と同様の構成を有するものとする。
次に、画像サーバ901が、撮像装置100と無線接続した後に撮像装置200と無線接続して、画像データを交換する画像交換処理について説明する。
図12は、第2の実施形態における画像交換処理の流れを示すシーケンス図である。
画像サーバ901では、撮像装置100から受信した画像データに基づいて、上述した被写体の抽出と識別データの生成が行われ、生成された識別データから画像枚数が多い識別データが特定されているものとする。なお、撮像装置100から受信した画像データに基づいて、図4(a)に示す識別データ管理テーブルや図4(b)に示すファイル管理テーブルが作成される構成であってもよい。
ステップS1001およびステップS1002にて画像サーバ901と他機である撮像装置200との間でネットワークの構築が終わると、撮像装置200は、画像データ(画像ファイル)を画像サーバ901に送信する。
画像サーバ901は、撮像装置200から受信した画像データに基づいて、上述した被写体の抽出と識別データの生成を行う(ステップS1004)。なお、撮像装置200から受信した画像データに基づいて、図4(a)に示す識別データ管理テーブルや図4(b)に示すファイル管理テーブルが作成される構成であってもよい。
次に、画像サーバ901は、予め記録されている撮像装置100の画像データから得られた識別データのうちの画像枚数が最も多い識別データとステップS1004で生成された識別データが一致する画像データを記録する(ステップS1005)。これにより、撮像装置200から受信した画像データから、撮像装置100で最も画像枚数が多い被写体と同じ被写体が存在する画像データが選択される。これらの画像データは、その後、撮像装置100に転送される。
次に、画像サーバ901は、撮像装置200より受信した画像データから得られた識別データのうち画像枚数が最も多い識別データを特定する(ステップS1006)(識別データ特定)。画像枚数の判定には、撮像装置100から受信した画像データは含まない。
次に、画像サーバ901は、記録媒体に記録されている撮像装置100の画像データのうち、ステップS1006で特定した識別データが含まれる画像データを撮像装置200に送信する(ステップS1007)。
画像サーバ901より送信された画像データは、撮像装置200にて受信され(ステップS1008)、受信したデータは撮像装置200の記録媒体116に記録される(ステップS1009)。
このように上述した一連の画像交換処理が終了すると、画像サーバ901と撮像装置200のネットワークを切断する(ステップS1010,ステップS1011)。
このように、他機と画像ファイルの交換を行う際に、ユーザが事前に目的の被写体を登録する必要がなく、また送信するために目的の被写体が含まれる画像ファイルを調べて選択するといった作業も必要ない。ユーザは、画像交換を開始するための操作部材を操作するのみで、複数の画像記録装置間で目的の画像ファイルを交換することが可能となる。
また、画像サーバ901が識別データを作成する手段を有するため、撮像装置100と撮像装置200で同じ被写体認識手段を持つ必要もなく、また被写体認識手段自体を持つ必要もない。
なお、本実施形態では、撮影した画像を画像サーバに送信して記録する場合について説明したが、単に画像サーバから所望の画像を取得するために本実施形態を適宜適応出来ることは言うまでもない。また、画像サーバとして、本実施形態で説明したような携帯端末でなく、ネットワーク上のコンピュータの場合も適応出来ることは言うまでもない。
上記第1〜第3の実施形態では、画像ファイルを保持する機器を撮像装置としたが、これに限定されず、携帯電話やスマートフォン等の情報端末や画像記録装置であってもかまわない。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置
101 無線アンテナ
102 無線通信回路
111 撮像センサ
115 TFT表示装置
116 記録媒体
117 DRAM
118 FROM
122 操作部材
123 マイクロコンピュータ
124 画像処理エンジン
127 被写体認識部

Claims (11)

  1. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置とが通信可能に接続された画像交換システムにおいて、
    前記第1の画像記録装置は、
    自装置に記録された画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成して第1のテーブル情報に登録する第1の識別データ管理手段と、
    前記第1のテーブル情報から所定の条件を満たす識別データを前記第2の画像記録装置に送信する識別データ送信手段と、
    前記第2の画像記録装置から画像ファイルを受信して記録する受信手段とを備え、
    前記第2の画像記録装置は、
    自装置に記録された画像ファイル毎に前記識別データを関連付けた第2のテーブル情報を参照して、前記第1の画像記録装置から受信した識別データに該当する画像ファイルを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する画像ファイル送信手段と
    を備えることを特徴とする画像交換システム。
  2. 前記識別データ送信手段は、前記第1のテーブル情報から前記画像ファイル数が最も多い識別データを送信することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置とが通信可能に接続された画像交換システムにおいて、
    前記第1の画像記録装置は、
    自装置に記録された画像ファイル毎に、自装置に記録された画像ファイルから生成された被写体を識別するための識別データと自装置に記録された画像ファイルから生成されたサムネイル画像を関連付けた第1のテーブル情報を前記第2の画像記録装置に送信するテーブル情報送信手段と、
    前記第2の画像記録装置から画像ファイルを受信して記録する受信手段とを備え、
    前記第2の画像記録装置は、
    前記第1の画像記録装置から受信した第1のテーブル情報に含まれるサムネイル画像から被写体を識別するための識別データを生成する識別データ生成手段と、
    自装置に記録された画像ファイル毎に前記識別データを関連付けた第2のテーブル情報を参照して、前記生成された識別データのうち所定の条件を満たす識別データに該当する画像ファイルを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する画像ファイル送信手段と
    を備えることを特徴とする画像交換システム。
  4. 前記抽出手段は、前記生成された識別データのうち前記画像ファイル数が最も多い識別データに該当する画像ファイルを抽出することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記通信には無線または有線による通信を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置に通信可能に接続される情報処理装置において、
    前記第1の画像記録装置より受信した第1の画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成し、所定の条件を満たす第1の識別データを記録する識別データ生成手段と、
    前記第2の画像記録装置より受信した第2の画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成し、生成した識別データから前記第1の識別データと一致するものの画像ファイルを記録する記録手段と、
    前記第2の画像ファイルから得られた識別データのうち所定の条件を満たす第2の識別データを特定する識別データ特定手段と、
    前記第1の画像ファイルのうち、前記識別データ特定手段により特定された第2の識別データを含む画像ファイルを前記第2の画像記録装置に送信する第1の送信手段と、
    前記記録手段に記録された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する第2の送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記通信には無線または有線による通信を含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置とが通信可能に接続された画像交換システムの制御方法において、
    前記第1の画像記録装置に記録された画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成して第1のテーブル情報に登録する第1の識別データ管理工程と、
    前記第1のテーブル情報から所定の条件を満たす識別データを前記第2の画像記録装置に送信する識別データ送信工程と、
    前記第2の画像記録装置から画像ファイルを受信して記録する画像ファイル受信工程と、
    前記第2の画像記録装置に記録された画像ファイル毎に前記識別データを関連付けた第2のテーブル情報を参照して、前記第1の画像記録装置から受信した識別データに該当する画像ファイルを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程にて抽出された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置とが通信可能に接続された画像交換システムの制御方法において、
    前記第1の画像記録装置に記録された画像ファイル毎に、自装置に記録された画像ファイルから生成された被写体を識別するための識別データと自装置に記録された画像ファイルから生成されたサムネイル画像を関連付けた第1のテーブル情報を前記第2の画像記録装置に送信するテーブル情報送信工程と、
    前記第2の画像記録装置から画像ファイルを受信して記録する画像ファイル受信工程と、
    前記第1の画像記録装置から受信した第1のテーブル情報に含まれるサムネイル画像から被写体を識別するための識別データを生成する識別データ生成工程と、
    前記第2の画像記録装置に記録された画像ファイル毎に前記識別データを関連付けた第2のテーブル情報を参照して、前記生成された識別データのうち所定の条件を満たす識別データに該当する画像ファイルを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程にて抽出された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する画像ファイル送信工程と
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 第1の画像記録装置と第2の画像記録装置に通信可能に接続される情報処理装置の制御方法において、
    前記第1の画像記録装置より受信した第1の画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成し、所定の条件を満たす第1の識別データを記録する識別データ生成工程と、
    前記第2の画像記録装置より受信した第2の画像ファイルから被写体を識別するための識別データを生成し、生成した識別データから前記第1の識別データと一致するものの画像ファイルを記録手段に記録する記録工程と、
    前記第2の画像ファイルから得られた識別データのうち所定の条件を満たす第2の識別データを特定する識別データ特定工程と、
    前記第1の画像ファイルのうち、前記識別データ特定手段により特定された第2の識別データを含む画像ファイルを前記第2の画像記録装置に送信する第1の送信工程と、
    前記記録手段に記録された画像ファイルを前記第1の画像記録装置に送信する第2の送信工程と
    を備えることを特徴とする制御方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1項に記載の制御方法を実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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