JP5951536B2 - 電源遠隔制御システム - Google Patents

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この発明は、インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して機器の電源ON/OFFを行うための電源遠隔制御システムに関する。
スマートハウス等の広がりにより、家電の電源ON/OFFをネットワーク経由で遠隔制御する技術が注目されている。現状、ネットワーク対応家電(無線NW対応家電)は、高価なため、直ぐに買い替えが行われる可能性が低い。そのような状況の中、既存の家電の電源ON/OFFを遠隔制御するための技術として、インターネット経由での遠隔制御が可能な学習リモコン端末を利用するシステムが検討されている。
学習リモコン端末は、様々な家電の電源ON/OFFに対応する赤外線リモコン信号を学習、記憶することができる。ユーザは、制御対象とする機器用の赤外線リモコン信号の学習、記憶を済ませた状態で、赤外線リモコン信号が機器の受光部に届くところに学習リモコン端末の発光部を設置する。ユーザは、その学習リモコン端末をインターネット経由で遠隔制御することにより、家電の電源ON/OFFを行うことができる。
ここで、テレビやエアコン等の一般的な家電機器は、赤外線によるリモコン操作を宅内で行うことを想定している。すなわち、機器の電源ON/OFF状態は、操作者であるユーザがすぐに直接確認することができる。このため、採用されている赤外線リモコン信号には、電源ON/OFFの情報が含まれず、ONとOFFを交互に信号として送られるようになっている。したがって、ユーザが学習リモコン端末を遠隔制御する場合、意図した電源の状態に切り替えられていない可能性がある。例えば、本当は電源をONしたいのに、OFFしてしまっているケース及びその逆のケースが多数発生し得る。
このような問題を回避するため、従来、学習リモコンに機器の電源ON/OFFによる環境の変化を検知するセンサーを搭載し、そのセンサーの出力に基づいて機器の現在の電源状態を判断するようにしたものがある(特許文献1)。
特開2008−283298号公報(要約書)
しかしながら、特許文献1のシステムは、電源ON/OFFに影響される環境変化をセンサーで間接的に判定するものなので、学習リモコン端末の周囲に複数の機器がある場合、各機器の電源ON/OFF状態が判定に影響し合うことがあり、判定の正確性が頼りない。このため、依然として、ユーザの意図した電源の状態へ切り替えることに失敗する可能性がある。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して、機器の電源ON/OFFをユーザの意図した電源の状態へ正確に切り替えることができる電源遠隔制御システムを提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明は、インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して機器の電源ON/OFFを行うための電源遠隔制御システムにおいて、前記機器の待機電力値と、当該機器が接続された差込口で消費する電力の測定結果とに基づいて当該機器が待機電力状態にあるか否かを判定する電源タップ端末と、ユーザが前記機器の電源ON/OFF操作を入力する操作用端末からインターネット経由で当該入力された電源ON/OFFの制御情報を受信する制御サーバとを備え、前記制御サーバは、前記制御情報を受信した場合、前記電源タップ端末に対して前記判定の結果を問い合わせ、これに対する回答で示された判定結果と当該制御情報で示された電源ON又はOFFの制御目的とが反対のとき、前記学習リモコン端末を当該制御目的に対応するように遠隔制御する一方、当該判定結果と当該制御目的とが一致するとき、当該制御情報に基づいた前記学習リモコン端末の遠隔制御を行わない構成を採用した。
この構成によれば、ユーザは、電源ON/OFFを遠隔制御したい機器を電源タップ端末の差込口に接続し、ここから電源を取得する状態にすることができる。ユーザは、操作用端末から機器の電源ON/OFFのいずれかの制御情報をインターネット経由で制御サーバに送信する。これを受信した制御サーバは、制御情報に対応する赤外線リモコン信号の発信を学習リモコン端末に要求する前に、電源タップに待機電力状態にあるか否かの判定結果を問い合わせる。待機電力状態にあることは、機器が電源OFF状態にあることに他ならない。制御サーバは、回答された判定結果と制御情報で示された電源ON又はOFFの制御目的が反対のとき、すなわち、判定結果:電源OFFと制御目的:電源ON、又は判定結果:電源ONと制御目的:電源OFFのときだけ、学習リモコン端末を遠隔制御し、機器の電源ON/OFFの切り替えを行い、判定結果と制御目的が一致するとき(判定結果:電源OFFと制御目的:電源OFF、又は判定結果:電源ONと制御目的:電源ON)、学習リモコン端末の遠隔制御を行わない。
このように、この構成を採用した電源遠隔制御システムは、インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して、機器の電源ON/OFFをユーザの意図した電源の状態へ正確に切り替えることができる。
より具体的には、前記電源タップ端末は、前記判定結果が変わったときに最新の判定結果を前記制御サーバに送信し、前記制御サーバは、前記判定結果と前記制御目的とが一致するとき、当該判定結果に一致する電源ON/OFF状態を前記操作用端末に送信し、前記判定結果と前記制御目的とが反対のとき、前記最新の判定結果に一致する電源ON/OFF状態を前記操作用端末に送信することが好ましい。ユーザは、機器の電源ON/OFF状態遷移の確認を操作用端末で短時間に行うことができる。
また、前記制御サーバは、機器の機種ごとに待機電力値を一括管理するデータベースを有し、機種ごとの待機電力値についてインターネット経由で受信したアップロード要求及びダウンロード要求にそれぞれ応答し、前記電源タップ端末は、前記制御サーバからダウンロードした待機電力値を記憶して前記測定結果と比較することが好ましい。待機電力値が他のユーザによってアップロード済みの場合、以降のユーザは、制御対象とする機器の待機電力値を制御サーバからダウンロードし、電源タップ端末に記憶させることができる。このため、以降のユーザは、それぞれ電源タップ端末で機器の待機電力値を測定し、測定値を待機電力値として記憶させる作業の手間がない。
この発明は、上記構成の採用により、インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して、機器の電源ON/OFFをユーザの意図した電源の状態へ正確に切り替えることができる電源遠隔制御システムを提供することができる。
実施形態に係る電源遠隔制御システムの一例の動作フローを示すシーケンス図 実施形態に係る電源遠隔制御システムの他例の動作フローを示すシーケンス図 実施形態に係る電源遠隔制御システムのネットワーク構造を示す概念図 実施形態に係る電源遠隔制御システムの機能ブロック図
以下、この発明の一実施形態としての電源遠隔制御システムを(以下、単に「この電源遠隔制御システム」と呼ぶ)を添付図面に基づいて説明する。図3、4に示すように、この電源遠隔制御システムは、インターネット1経由で学習リモコン端末2を遠隔制御して機器3、3の電源ON/OFFを行うためのものである。この電源遠隔制御システムは、電源タップ端末10と、制御サーバ20とを備える。
ホームゲートウェイ5は、WAN(Wide Area Network)側であるアクセス回線6とLAN(Local Area Network)を相互接続するルータとして機能する。電源タップ端末10は、MAC(Media Access Control)アドレスを付与された通信機能部11をもち、ホームゲートウェイ5配下のLANにノードとして接続可能になっている。また、電源タップ端末10は、ホームゲートウェイ5との間でルーティングに必要なIP(Internet Protocol)アドレスの割り当ての設定処理を行うアドレス設定機能部12をもっている。学習リモコン端末2は、ホームゲートウェイ5配下のLANにノードとして接続可能になっており、電源タップ端末10と同様に通信機能部、アドレス設定機能部をもっている。学習リモコン端末2としては、専用の市販品、スマートフォンに実装された赤外線ポートから赤外線リモコン信号を発信するPC、スマートフォン、タブレット、携帯電話等を採用することができる。
電源タップ端末10は、待機電力測定機能部13をもっている。待機電力測定機能部13は、差込口にプラグが接続されている機器3の待機電力値と、当該機器3が接続された差込口で消費する電力の測定結果とに基づいて当該機器3が待機電力状態にあるか否かを判定する。電源タップ端末10が差込口単位で消費電力を測定する技術は、いわゆるスマートタップで公知の技術を適宜に採用すればよい。電源タップ端末10は、機器3、3の待機電力値を機種ごとに登録可能になっている。待機電力測定機能部13は、登録を要求された当該待機電力値を所定のメモリ領域に記憶する。待機電力測定機能部13は、継続的に各差込口の消費電力を測定し、記憶されている対応の待機電力値と比較する。比較の結果、対応の待機電力値以下のときは、待機電力状態であると判定し、対応の待機電力値を超えるときは、待機電力状態にないと判定する。電源タップ端末10は、待機電力測定機能部13による制御サーバ20に送信する電力情報送信機能部14をもっている。電力情報送信機能部14は、判定結果が変化したとき、又は、制御サーバ20から問い合わせがあったとき、差込口ごとの判定結果を制御サーバ20に送信、又は回答する。
制御サーバ20は、通信機能部21と、アドレス設定機能部22と、Web画面生成機能部23と、メッセージ生成機能部24とをもっている。通信機能部21は、インターネット通信を制御する。アドレス設定機能部22は、電源タップ端末10に割り当てられているIPアドレス、学習リモコン端末2に割り当てられているIPアドレス等の設定を管理する。Web画面生成機能部23は、ユーザがこの電源遠隔制御システムを利用するのに必要な各種のWeb画面を生成し、これをアクセスしたユーザ端末に送信する。メッセージ生成機能部24は、ユーザが機器3の電源ON/OFF操作を入力する操作用端末7に当該機器3の電源ON/OFF状態を知らせるためのテキストメッセージを生成し、これを操作用端末7に送信する。操作用端末7として、インターネット接続機能とWeb画面表示機能をもった端末、例えば、パソコン、タブレット、スマートフォン、携帯電話等を採用することができる。ユーザは、自己の端末で制御サーバ20にログインし、自己の端末の表示装置にWeb画面生成機能部23から送信された所定のWeb画面を出力し、Web画面上から、この電源遠隔制御システムのサービス利用に必要な情報処理を行うことができるようになっている。例えば、ユーザは、自己が使用する電源タップ端末10及び学習リモコン端末2のそれぞれのIPアドレスを登録することができる。また、ユーザは、差込口に接続する機器3を登録することができる。また、ユーザは、機器3、3の機種ごとに待機電力値のダウンロードやアップロードを要求することができる。また、ユーザは、機種ごとに赤外線リモコン信号のダウンロードやアップロードを要求することができる。また、ユーザは、機器3ごとに電源ON/OFF状態の制御を要求したり、この要求に対するメッセージ生成機能部24からの電源ON/OFF状態や実行結果の応答メッセージを表示したりすることができる。
制御サーバ20は、データベース管理機能部25をもっている。データベース管理機能部25は、この電源遠隔制御システムを利用する全ユーザについての所定項目を一括管理する。データベース管理機能部25として、テーブル26、27を連携させて一括管理する連携型を例示している。テーブル26は、家電ID、待機電力値、制御情報、及び制御IDを機種単位で管理するようになっている。家電IDは、機器のメーカ、型番、メーカ及び型番で決まる機種に固有な識別情報である。制御情報は、電源ON又はOFFの制御目的を示す信号である。制御IDは、電源ON/OFFの各々の動作を指定するためのデータコードを示す制御信号と、制御される側の機器3を区別するカスタムコードないしデバイスコードとからなる赤外線リモコン信号である。テーブル27は、ユーザネーム、ログイン用のパスワード、電源タップ端末10のIPアドレス、学習リモコン端末2のIPアドレス等を含むユーザ情報、ユーザごとに固有な識別情報であるユーザID、機器の種別を示す家電種別、前記家電IDを管理するようになっている。制御サーバ20にログインしたユーザは、データベース管理機能部25のデータベース26に登録されている情報を閲覧することができる。
制御サーバ20は、待機電力登録機能部28をもっている。待機電力登録機能部28は、機種ごとの待機電力値についてインターネット1経由で受信したアップロード要求及びダウンロード要求にそれぞれ応答する。ユーザは、電源タップ端末10で測定した機器3の待機電力値のアップロード要求、又は機器3の待機電力値のダウンロード要求を制御サーバ20へ送信する。これを受信した制御サーバ20の待機電力登録機能部28は、要求された待機電力値の登録又は取得をデータベース管理機能部25に要求し、ダウンロードの場合、機種及び待機電力値を応答パケットのペイロードに含めて要求元へ送信する。ユーザは、機種及び待機電力値の表示を確認し、電源タップ端末10からダウンロードした待機電力値を記憶するように命令する。以降、電源タップ端末10は、待機電力値を記憶して前記測定結果と比較する。待機電力値が他のユーザによってアップロード済みの場合、以降のユーザは、制御対象とする機器3の待機電力値をデータベース26から検索し、制御サーバ20からダウンロードし、電源タップ端末10に記憶させることができる。このため、以降のユーザは、それぞれ電源タップ端末10で機器3の待機電力値を測定し、測定値を待機電力値として記憶させる作業の手間がない。
なお、ユーザ操作での待機電力値の測定では、ユーザが、差込口に機器3のプラグを接続し、学習リモコン端末2を操作して当該機器3用の電源OFFの赤外線リモコン信号を発信させ、当該機器3の電源OFF状態を確認し、この状態のまま電源タップ端末10に当該差込口での消費電力を測定させ、測定された消費電力の値を待機電力値として記憶させるようになっている。電力測定機能部13に記憶された待機電力値は、アップロード要求に際し、読み出されて待機電力登録機能部28に送信される。
また、制御サーバ20は、機種ごとの赤外線リモコン信号についてインターネット1経由で受信したアップロード要求及びダウンロード要求にそれぞれ応答する家電操作学習機能部29をもっている。制御サーバ20に家電操作学習機能部29を備えることにより、待機電力値のときと同様にユーザ間で機器3の電源ON/OFF用の赤外線リモコン信号をシェアし、学習リモコン端末に学習させる作業の手間を省くことができる。
また、制御サーバ20は、家電操作信号送出機能部30と、家電状態確認機能部31とをもっている。ユーザが操作用端末7から機器3の電源ON/OFF操作を入力し、当該入力された電源ON/OFFの制御情報をインターネット1経由で制御サーバ20が受信する。このように制御情報を受信した場合、家電操作信号送出機能部30は、所定の条件を満たしたときに、学習リモコン端末2を当該制御目的に対応するように遠隔制御する。また、前記制御情報を受信した場合、家電状態確認機能部31は、電源タップ端末10に対して前記判定の結果を問い合わせる。ユーザは、操作用端末7の表示装置に表示されているWeb画面上で制御サーバ20のデータベース27に登録済みの機器3を選択し、目的とする電源ON/OFFを入力することができる。この入力により、家電操作信号送出機能部30は、制御対象とする機器3、機器3が接続されている電源タップ端末10のIPアドレス、機器3に赤外線リモコン信号を発信する学習リモコン端末2のIPアドレス、制御目的に対応する電源ON又はOFF用の赤外線リモコン信号をデータベース管理機能部25から取得する。その後、家電操作信号送出機能部30は、制御対象である機器3の電源状態の問い合わせを家電状態確認機能部31に依頼する。依頼を受けた家電状態確認機能部31は、依頼と共に渡された電源タップ端末10のIPアドレス宛に問い合わせを行う。電源タップ端末10の電力情報送信機能部14は、待機電力測定機能部13から最新の判定結果を取得し、問い合わせに対して、待機電力状態にあることを示す信号、又は待機電力状態にないことを示す信号を回答する。回答を家電状態確認機能部31から渡された家電操作信号送出機能部30は、当該回答で示された判定結果と当該制御情報で示された電源ON又はOFFの制御目的とが反対のとき、学習リモコン端末2を当該制御目的に対応するように遠隔制御する一方、当該判定結果と当該制御目的とが一致するとき、当該制御情報に基づいた学習リモコン端末2の遠隔制御を行わない。図4に示す各端末の機能部は、当該端末に備わる1又は複数の演算処理装置でコンピュータプログラムを実行することにより、当該端末に備わる演算処理装置、記憶装置、ネットワークインターフェイスといったハードウェア資源上に構成される。
この電源遠隔制御システムの動作を説明する。図1に、ユーザが機器3の電源をOFFしたい場合を例に動作フローを示す。この電源遠隔制御システムの利用開始に際し、ユーザは、必要な初期登録作業を制御サーバ20に行う。この初期登録では、少なくとも機器3の電源ON/OFFに必要な赤外線リモコン信号を制御サーバ20に登録し、機器3の待機電力値を電源タップ端末10に登録する(S1)。初期登録後、電源タップ端末10は、機器3が待機電力状態にあるか否かの判定の結果が変わったとき、最新の判定結果を制御サーバ20に送信する監視状態になる。
その後、ユーザは、操作用端末7で制御サーバ20にログインし、機器3の電源ON/OFFを操作するためのWeb画面41にアクセスする。そのWeb画面41で電源OFFを選択すると、電源OFFの制御情報が制御サーバ20に送信される(S2)。制御サーバ20は、機器3が接続されている電源タップ端末10に対して、待機電力状態にあるか否かの判定の結果を問い合わせる(S3)。電源タップ端末10は、これに対する回答を制御サーバ20に送信する(S4)。制御サーバ20は、その回答で示された判定結果が「待機電力状態にない」を示す信号のとき、当該判定結果と当該制御目的:OFFとが反対のときに該当するので、当該制御目的:電源OFFの赤外線リモコン信号を発信する命令を学習リモコン端末2のIPアドレス宛に送信し(S5)、これにより、当該学習リモコン端末2を当該制御目的:電源OFFに対応するように遠隔制御する。学習リモコン端末2が機器3用の電源OFFの赤外線リモコン信号を発信した後(S6)、機器3の電源がOFFになると、電源タップ端末10で測定されている機器3の消費電力値は、待機電力値になる。これを確認した電源タップ端末10は、機器3の最新の判定結果として「待機電力状態にある」ことを示す信号を制御サーバ20に送信する(S7)。これを受信した制御サーバ20は、その最新の判定結果に一致する電源OFF状態を示すテキストメッセージを作成し、操作用端末7に送信する(S8)。
ここで、図2に示すように、制御サーバ20は、前記(S4)の回答で示された判定結果が「待機電力状態にある」を示す信号のとき、当該判定結果と当該制御目的:OFFとが一致するときに該当するので、当該制御情報に基づいて学習リモコン端末2を遠隔制御しない。制御サーバ20は、当該判定結果に一致する電源OFF状態を示すテキストメッセージを作成し、操作用端末7に送信する(S9)。
ユーザが機器3の電源をONしたい場合は、図1、図2における「ON」と「OFF」が入れ替わるだけのことである。
上述のように、この電源遠隔制御システムによれば、機器3の待機電力値と、当該機器3が接続された差込口で消費する電力の測定結果とに基づいて当該機器3が待機電力状態にあるか否かを判定する電源タップ端末10と、ユーザが機器3の電源ON/OFF操作を入力する操作用端末7からインターネット1経由で当該入力された電源ON/OFFの制御情報を受信する制御サーバ20とを備え、制御サーバ20は、前記制御情報を受信した場合(S2)、電源タップ端末10に対して前記判定の結果を問い合わせ(S3)、これに対する回答で示された判定結果と当該制御情報で示された電源ON又はOFFの制御目的とが反対のとき、学習リモコン端末2を当該制御目的に対応するように遠隔制御する一方、当該判定結果と当該制御目的とが一致するとき、当該制御情報に基づいて学習リモコン端末2を遠隔制御しない(S5)ため、インターネット1経由で学習リモコン端末2を遠隔制御して(S6)、機器3の電源ON/OFFをユーザの意図した電源の状態に正確に切り替えることができる(S7)。また、電源タップ端末10は、前記判定結果が変わったときに最新の判定結果を制御サーバ20に送信し、制御サーバ20は、前記判定結果と前記制御目的とが一致するとき、当該判定結果に一致する電源ON/OFF状態を操作用端末7に送信し(S9)、前記判定結果と前記制御目的とが反対のとき、前記最新の判定結果に一致する電源ON/OFF状態を操作用端末7に送信する(S8)ため、ユーザは、機器3の電源ON/OFF状態遷移の確認を操作用端末7で短時間に行うことができる。この発明の技術的範囲は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づく技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。
1 インターネット
2 学習リモコン端末
3 機器
7 操作用端末
10 電源タップ端末
20 制御サーバ

Claims (1)

  1. インターネット経由で学習リモコン端末を遠隔制御して機器の電源ON/OFFを行うための電源遠隔制御システムにおいて、
    前記機器の待機電力値と、当該機器が接続された差込口で消費する電力の測定結果とに基づいて当該機器が待機電力状態にあるか否かを判定する電源タップ端末と、
    ユーザが前記機器の電源ON/OFF操作を入力する操作用端末からインターネット経由で当該入力された電源ON/OFFの制御情報を受信する制御サーバとを備え、
    前記制御サーバは、機器の機種ごとに待機電力値を一括管理するデータベースを有し、
    機種ごとの待機電力値についてインターネット経由で受信したアップロード要求及びダウンロード要求にそれぞれ応答し、
    前記電源タップ端末は、前記制御サーバからダウンロードした待機電力値を記憶して前記測定結果と比較し、
    前記制御サーバは、前記制御情報を受信した場合、前記電源タップ端末に対して前記判定の結果を問い合わせ、これに対する回答で示された判定結果と当該制御情報で示された電源ON又はOFFの制御目的とが反対のとき、前記学習リモコン端末を当該制御目的に対応するように遠隔制御する一方、当該判定結果と当該制御目的とが一致するとき、当該制御情報に基づいた前記学習リモコン端末の遠隔制御を行わないことを特徴とする電源遠隔制御システム。
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