JP2016082460A - リモコン装置および機器自動制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】制御側が認識する状態と実際の被制御機器の状態を一致させることができるリモコン装置、およびそれを用いた機器自動制御システムを提供すること。【解決手段】被制御機器Mを動作させるコマンドを送信する送信手段10と、制御側が認識する被制御機器Mの状態である制御側認識状態を記憶する記憶手段20と、記憶手段Mに記憶されている制御側認識状態と、被制御機器Mの実際の状態を一致させるための操作手段40とを備えるリモコン装置1とする。条件判断装置70によってある被制御機器Mの状態を変更するべきであると判断されたときに、リモコン装置1の送信手段10が当該ある被制御機器Mの状態を変更するコマンドを送信するように構成されている機器自動制御システム1sとする。【選択図】図2
Description
本発明は、被制御機器の状態を記憶する記憶手段を備えたリモコン装置およびそれを用いた機器自動制御システムに関する。
下記特許文献1には、被制御機器の状態を確認することなく、被制御機器に的確な動作をさせることができるリモコン装置が開示されている。
特許文献1に開示される技術は、リモコン装置から被制御機器に連続的に送信されるコマンドの間隔だけでなく、被制御機器側のコマンド不感期間(リモコン装置から送信されたコマンドを受け付けない期間)を設定する必要がある。つまり、不特定の被制御機器(コマンド不感期間を設定することができない機器等)を制御するシステムには適用できない。
リモコン装置側が被制御機器の状態を認識した上で制御するシステムにおいては、リモコン装置側(制御側)が認識する状態と、実際の被制御機器の状態が不一致であると、被制御機器に意図しない動作(誤動作)をさせてしまうおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、制御側が認識する状態と実際の被制御機器の状態を一致させることができるリモコン装置、およびそれを用いた機器自動制御システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明にかかるリモコン装置は、被制御機器を動作させるコマンドを送信する送信手段と、制御側が認識する前記被制御機器の状態である制御側認識状態を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態と、前記被制御機器の実際の状態を一致させるための操作手段と、を備えるものである。
前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態と前記被制御機器の実際の状態が一致するよう、前記操作手段の操作により、前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態および前記被制御機器の実際の状態の少なくともいずれか一方を変更可能な構成にするとよい。
前記操作手段は、前記制御側認識状態をいずれかの状態に設定するための、各状態に対応した操作部を含むものであるとよい。
前記操作部が操作されたとき、当該操作部に対応する状態と現在の前記被制御機器の実際の状態との差を判断し、前記送信手段は、当該差に基づき、一または複数回のコマンドを前記被制御機器に送信するようにするとよい。
前記操作手段の操作により、前記被制御機器との通信によって当該被制御機器の実際の状態を判断し、当該実際の状態と前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態を自動的に一致させることが可能であるとよい。
上記課題を解決するために本発明にかかる機器自動制御システムは、上記いずれかのリモコン装置と、前記被制御機器の状態を変更するための契機が生じているか否かを判断する条件判断装置と、を備え、前記条件判断装置によってある被制御機器の状態を変更するべきであると判断されたときに、前記リモコン装置の前記送信手段が当該ある被制御機器の状態を変更するコマンドを送信するように構成されているものである。
前記条件判断手段は、人体に関する情報に基づき、前記被制御機器の状態を変更するべきか否かを判断するものであるとよい。
本発明にかかるリモコン装置は、操作手段を操作することにより、記憶手段に記憶されている制御側認識状態と被制御機器の実際の状態が異なる場合には、制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を一致させることができる。
操作手段は、使用者が制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を一致させるように、制御側認識状態および被制御機器の実際の状態の少なくともいずれか一方を変更可能なものとすることができる。
この場合、被制御機器の状態のそれぞれに対応した操作部が設けられていれば、一度の操作によって制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を一致させることができ、操作が簡便である。
当該操作部が操作されたときには、操作部に対応する状態と現在の被制御機器の実際の状態との差に基づき、被制御機器に送信するコマンドの回数を決定すればよい。
この場合、被制御機器の状態のそれぞれに対応した操作部が設けられていれば、一度の操作によって制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を一致させることができ、操作が簡便である。
当該操作部が操作されたときには、操作部に対応する状態と現在の被制御機器の実際の状態との差に基づき、被制御機器に送信するコマンドの回数を決定すればよい。
操作手段の操作により、被制御機器との通信によって当該被制御機器の実際の状態を判断した上で、制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を自動的に一致させるものとすることもできる。
上記リモコン装置は、条件判断装置によってある被制御機器の状態を変更するべきであると判断されたときに、リモコン装置が被制御機器の状態を変更するコマンドを被制御機器に送信する自動制御システムに適用する上で都合がよい。つまり、上記リモコン装置は、操作手段の操作によって制御側認識状態と被制御機器の実際の状態を一致させることができるから、両者が不一致の状態で自動制御システムが作動する(被制御機器が意図する動作を行わない)といった事態の発生を防止することが可能である。
条件判断手段としては、睡眠状態等、人体に関する情報に基づき、被制御機器の状態を変更するべきか否かを判断するものが例示できる。
条件判断手段としては、睡眠状態等、人体に関する情報に基づき、被制御機器の状態を変更するべきか否かを判断するものが例示できる。
以下、本発明の一実施形態にかかるリモコン装置1について詳細に説明する。図1に示す本実施形態にかかるリモコン装置1は、複数の被制御機器Mを制御可能ないわゆるマルチリモコンである。本リモコン装置1によって、例えば、住居内の照明、テレビ、エアコンといった複数の被制御機器Mを制御することができる。リモコン装置1は、送信手段10、記憶手段20および制御手段30を備える。
送信手段10は、使用者が特定の被制御機器Mに意図した動作をさせるためのコマンド(動作命令)を送信する手段である。本実施形態ではコマンドを無線送信する。動作させる被制御機器Mの選択や、コマンドの具体的な内容は、操作手段40(操作パネル)によって決定することができる。本実施形態における操作手段40は、送信手段10が設けられた装置(制御ユニット2)とは異なる別の装置(操作ユニット3(図2参照))に設けられる。操作ユニット3の具体例としては、使用者個々が所有するスマートフォン等が例示できる(スマートフォンの場合には、専用のアプリケーションを駆動することによって操作パネルが表示される)。つまり、使用者は、可搬性のある操作手段40(操作ユニット3)によって動作させる被制御機器Mの選択、コマンドの具体的な内容等(以下、操作命令と称することもある)を決定する。使用者が選択した操作命令は、制御ユニット2に送信され、制御ユニット2から対象となる被制御機器Mにコマンドが送信される。操作ユニット3がスマートフォン等によって構成されるものであれば、操作手段40や後述する表示手段60の形状や配置等を使用者が変化させることができるようにしてもよい。
制御ユニット2は、制御対象である複数の被制御機器Mの全てがコマンド(電波、赤外線等)を受信可能な位置に設置される。制御ユニット2には、操作ユニット3から送信された操作命令を受信したり、情報を共有したりするための通信手段50が設けられている。また、制御ユニット2には、送信手段10によるコマンドの送信を制御したり、後述する更新機能を実行したりする制御手段30が設けられている。
記憶手段20は、制御側(リモコン装置1側)が認識する被制御機器Mの状態(以下、制御側認識状態と称することもある)を記憶するものである。本実施形態における記憶手段20は、制御ユニット2に設けられている。なお、操作ユニット3に記憶手段20が設けられていてもよい。操作ユニット3のみに記憶手段20が設けられていてもよいし、制御ユニット2と操作ユニット3の両方に記憶手段20が設けられ、両ユニットが通信することにより、双方の記憶手段20に記憶されている内容が一致するように制御される構成であってもよい。つまり、リモコン装置1において、制御側認識状態を記憶することが可能な領域が設けられていればよい。
記憶手段20には、制御対象である複数の被制御機器Mそれぞれの制御側認識状態が記憶される。例えば、被制御機器Mとして照明が設定されており、当該照明の状態が、消灯状態(OFF状態)・全灯状態(常夜灯状態よりも明るいON状態)・常夜灯状態(全灯状態よりも明るさが低いON状態)の三つのいずれかに切り替えられるとする。その場合には、リモコン装置1側において認識する照明の現在の状態として、三つの状態のいずれかが記憶手段20に記憶されている。それぞれの被制御機器Mに対応する制御側認識状態の数は、二以上であればよい。例えば、被制御機器Mとしてエアコンが設定されている場合、当該エアコンの状態としてOFF状態・ON状態の二つの状態のいずれかが記憶される構成としてもよいし、OFF状態・冷房ON状態・暖房ON状態というように、複数のON状態の種類を区別して記憶するようにしてもよい。
記憶手段20に記憶されている制御側認識状態は、操作ユニット3に設けられた表示手段60に表示される(図2参照)。その表示態様はどのようなものであってもよい。本実施形態における表示手段60は、操作ユニット3(スマートフォン)に、選択された被制御機器Mを表示する部分(機器表示部61)と、当該被制御機器Mの制御側認識状態を表示する部分(状態表示部62)を含む。機器表示部61に表示される被制御機器Mを切り替えれば、当該被制御機器Mの制御側認識状態が表示される。操作手段40は、機器表示部61に表示される被制御機器Mを切り替える機器切替ボタン42を有する(図2参照)。
記憶手段20に記憶されている制御側認識状態は、制御手段30による更新機能により変更することができる。操作手段40には、更新機能を駆動させる更新ボタン41が設けられている(図2参照)。使用者は、表示手段60に表示される制御側認識状態と、実際の被制御機器Mの状態が異なる場合には、次のような操作を行うことにより、制御側認識状態と実際の被制御機器Mの状態を一致させることができる。
まず、更新(変更)する被制御機器Mを操作手段40(機器切替ボタン42)の操作により切り替え、機器表示部61に表示する。そして、使用者が当該被制御機器Mの実際の状態を見た上で、当該実際の状態が状態表示部62に表示される制御側認識状態と異なっている場合には、操作手段40の操作により状態表示部62に表示される制御側認識状態を実際の状態と一致させ、更新ボタン41を押す。これにより、記憶手段20に記憶されている制御側認識状態が変更され、実際の被制御機器Mの状態と一致する。
例えば、図3(a)に示すように、テレビに関する制御側認識状態がOFF状態であるにも拘わらず、テレビの実際の状態がON状態であるというアンマッチが生じている場合には、図3(b)に示すように、機器表示部61にテレビ(TV)を表示した状態で状態表示部62に表示される制御側認識状態をON状態にセットし、更新ボタン41を押す。これにより、テレビに関する制御側認識状態と実際の状態を一致させることができる。
なお、本実施形態における更新機能は、制御ユニット2によって実現されるが、操作ユニット3によって実現されるものであってもよい。つまり、リモコン装置1に設けられた記憶手段20の内容を変更することができるものであれば、どちらのユニットによって実現されるものでもよい。
このようなリモコン装置1は、複数の被制御機器Mを自動で制御する機器自動制御システム1sに好適に適用することができる。図4に示す機器自動制御システム1s(本発明の一実施形態にかかる機器自動制御システム1s)は、条件判断装置70およびリモコン装置1を用いて、複数の被制御機器Mを制御するシステムである。
条件判断装置70は、被制御機器Mの状態を変更するための契機が生じているか否かを判断するものである。例えば、外気温や日時に基づき、エアコンの設定温度を変更するか否かを判断する、といったものが挙げられる。本実施形態における条件判断装置70は、人体に関する情報に基づき、被制御機器Mの状態を変更するべきか否かを判断する。具体例としては、睡眠状態(眠りの状態(深い・浅い)や、眠りについてからの時間等)に基づき、被制御機器Mの状態を変更すべきか否かを判断する構成が挙げられる。夏場に眠りの浅いときにはエアコンの設定温度を下げる、眠りについたことが確認されたときにテレビや照明の電源をOFFにする、といった制御態様が例示できる。
本システムにおいては、条件判断装置70がある被制御機器Mの状態を変更すべきであると判断した場合、条件判断装置70は、当該変更内容を示すコマンドをリモコン装置1に送る。当該コマンドを受信したリモコン装置1は、受信した変更内容に基づくコマンドを対象となる被制御機器Mに送信する。これにより、被制御機器Mの状態が変更される。
このような条件判断装置70によって自動的に被制御機器Mの状態を変更するシステムにおいては、システムの利用を開始する際、リモコン装置1側が認識する被制御機器Mの状態である制御側認識状態と、実際の被制御機器Mの状態にアンマッチが生じている場合に問題となる。アンマッチが生じている状態でシステムの利用が開始されると、その後の制御により、被制御機器Mが意図しない動作を実行してしまうおそれがあるからである。例えば、テレビの状態がOFF状態であるにも拘わらず、制御側認識状態がON状態でシステムの利用が開始された場合には、眠りについたことが確認されたときにテレビがON状態とされてしまう(ON状態であると誤って認識しているリモコン装置1がON・OFF信号を送信し、テレビがON状態とされてしまう)おそれがある。
このような意図しない動作の発生を防止するため、システムの利用者は、システムの利用を開始する前に、更新ボタン41を操作することで、全ての被制御機器Mの実際の状態と、各被制御機器Mに対応する制御側認識状態とを一致させる。これにより、状態のアンマッチが生じたままシステムの利用が開始されてしまうことが防止される。
以下、上記リモコン装置1の変形例(改良例)について説明する。
・第一例
上記リモコン装置1は、使用者が被制御機器Mの実際の状態を見た上で、当該実際の状態が状態表示部62に表示される制御側認識状態と異なっている場合には、状態表示部62に表示される制御側認識状態を実際の状態と一致するように操作するものであることを説明したが、操作手段40(更新ボタン41)の操作により、被制御機器Mの実際の状態が制御側認識状態と一致するよう、自動的に記憶手段20に記憶される内容が書き換えられるように構成されていてもよい。
上記リモコン装置1は、使用者が被制御機器Mの実際の状態を見た上で、当該実際の状態が状態表示部62に表示される制御側認識状態と異なっている場合には、状態表示部62に表示される制御側認識状態を実際の状態と一致するように操作するものであることを説明したが、操作手段40(更新ボタン41)の操作により、被制御機器Mの実際の状態が制御側認識状態と一致するよう、自動的に記憶手段20に記憶される内容が書き換えられるように構成されていてもよい。
更新ボタン41が操作されると、各被制御機器Mから制御ユニット2に向けて現在の状態を示すコマンドが送信される。当該コマンドを受信した制御ユニット2の制御手段30は、記憶手段20に記憶されている制御側認識状態を、受信したコマンドの内容と一致するよう変更する。これにより、制御側認識状態と被制御機器Mの実際の状態のアンマッチが解消される。
ただし、このような構成とするためには、各被制御機器Mが自身の状態をリモコン装置に送信する手段を有していなければならず、またリモコン装置も、各被制御機器Mから送信されたコマンドの内容を全て把握できるよう構成されている必要がある。したがって、不特定の被制御機器Mを制御対象とするリモコン装置とする場合(汎用性のあるリモコン装置とする場合)には、上記リモコン装置1や以下に示す第二例のように、制御側認識状態と被制御機器Mの実際の状態を一致させる作業を使用者自らが実行する構成とすべきである。
・第二例
上記リモコン装置1は、使用者が被制御機器Mの実際の状態を見た上で、当該実際の状態が状態表示部62に表示される制御側認識状態と異なっている場合には、状態表示部62に表示される制御側認識状態を実際の状態と一致するように操作するものであることを説明したが、被制御機器Mの実際の状態を変化させることにより、制御側認識状態と被制御機器Mの実際の状態が一致するよう制御する構成としてもよい。つまり、上記リモコン装置1は、リモコン装置1側が認識する制御側認識状態を被制御機器Mの実際の状態に合わせこむことによりアンマッチを解消するものであるが、被制御機器Mの実際の状態を制御側認識状態に合わせこむことが可能な構成(またはその両方が可能な構成)としてもよい。
上記リモコン装置1は、使用者が被制御機器Mの実際の状態を見た上で、当該実際の状態が状態表示部62に表示される制御側認識状態と異なっている場合には、状態表示部62に表示される制御側認識状態を実際の状態と一致するように操作するものであることを説明したが、被制御機器Mの実際の状態を変化させることにより、制御側認識状態と被制御機器Mの実際の状態が一致するよう制御する構成としてもよい。つまり、上記リモコン装置1は、リモコン装置1側が認識する制御側認識状態を被制御機器Mの実際の状態に合わせこむことによりアンマッチを解消するものであるが、被制御機器Mの実際の状態を制御側認識状態に合わせこむことが可能な構成(またはその両方が可能な構成)としてもよい。
図5に示すように、本例における操作手段40は、順送りボタン43と状態ボタン44を含む。順送りボタン43は、被制御機器Mの状態を一段階変化させるものであり、状態ボタン44(本発明における操作部に相当する)は一回の操作により被制御機器Mの実際の状態を制御側認識状態と一致させるものである。
本例では、アンマッチを解消しようとする際、表示手段60に状態を変更させたい被制御機器Mを表示させる。その上で、順送りボタン43が操作されると、被制御機器Mの実際の状態が一段階変化する。ON状態とOFF状態の二つの状態が制御対象となる被制御機器Mでは、順送りボタン43が操作される度にON状態とOFF状態が切り替わることとなる。消灯状態・全灯状態・常夜灯状態の三つのいずれかに切り替えられる照明であれば、順送りボタン43が操作される度に、消灯状態→全灯状態→常夜灯状態→消灯状態・・・というように照明の実際の状態が変化していく(図6参照)。
状態ボタン44は、制御側認識状態をいずれかの状態に設定するための、各状態に対応したボタンである。状態ボタン44が操作されたときには、操作された状態ボタン44に対応する状態と現在の制御側認識状態との差を判断し、当該差に基づいて、リモコン装置の送信手段10が状態を変化させるコマンドを被制御機器Mに送信する。
例えば、被制御機器Mが、消灯状態・全灯状態・常夜灯状態の三つのいずれかに切り替えられる照明であって、必ず消灯状態→全灯状態→常夜灯状態→消灯状態・・・の順で状態が変化していくもの(具体的には、消灯状態から全灯状態を飛ばして常夜灯状態に切り替わることや、全灯状態から常夜灯状態を飛ばして消灯状態に切り替わること等ができないもの)ある場合において、照明の実際の状態が消灯状態であるときに全灯状態の状態ボタン44が操作されたときには、操作された操作部に対応する状態(全灯状態)と現在の被制御機器Mの実際の状態(消灯状態)との差が一段階であるから、送信手段10は、一回の状態変化コマンドを照明に対し送信する(図7参照)。この際、制御側認識状態も全灯状態に設定される。これにより、制御側認識状態と照明の実際の状態が全灯状態で一致する。一方、照明の実際の状態が消灯状態であるときに常夜灯状態の状態ボタン44が操作されたときには、操作された操作部に対応する状態(常夜灯状態)と現在の被制御機器Mの実際の状態(消灯状態)との差が二段階であるから、送信手段10は、二回の状態変化コマンドを照明に対し送信する(図8参照)。この際、制御側認識状態も常夜灯状態に設定される。これにより、制御側認識状態と照明の実際の状態が常夜灯状態で一致する。
このように、状態ボタン44が操作されたときには、操作された状態ボタン44に対応する状態と現在の制御側認識状態との差(状態の段階の差)を判断し、当該差分の状態変化コマンドが自動的に送信される。制御される状態として二段階の状態(例えばON状態とOFF状態の二段階)が設定されている被制御機器Mについては、一回の順送りボタン43の操作によってアンマッチを解消することができるものの、制御される状態として三段階以上の状態が設定されている被制御機器Mの場合には、順送りボタン43を二回以上操作しなければアンマッチを解消することができないケースが生じうるから、このような状態ボタン44が設けられているとよい。
ここで、状態ボタン44が操作され、二回以上の状態変化コマンドが送信されることとなる場合には、各コマンドが混在しないようにするよう(各コマンドを正しく受信することができるよう)、コマンド間に必要なインターバルを設定する(図8参照)。当該インターバルは、被制御機器Mごとに任意に調整することが可能な構成としてもよい。
・第三例
上記リモコン装置1は、制御ユニット2と操作ユニット3が別々に構成されるものであることを説明したが、制御ユニット2と操作ユニット3が物理的に一体化された装置であってもよい。
上記リモコン装置1は、制御ユニット2と操作ユニット3が別々に構成されるものであることを説明したが、制御ユニット2と操作ユニット3が物理的に一体化された装置であってもよい。
以上、本発明の実施形態やその変形例について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態やその変形例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 リモコン装置
2 制御ユニット
3 操作ユニット
10 送信手段
20 記憶手段
30 制御手段
40 操作手段
41 更新ボタン
42 機器切替ボタン
43 順送りボタン
44 状態ボタン(操作部)
50 通信手段
60 表示手段
61 機器表示部
62 状態表示部
1s 機器自動制御システム
70 条件判断装置
M 被制御機器
2 制御ユニット
3 操作ユニット
10 送信手段
20 記憶手段
30 制御手段
40 操作手段
41 更新ボタン
42 機器切替ボタン
43 順送りボタン
44 状態ボタン(操作部)
50 通信手段
60 表示手段
61 機器表示部
62 状態表示部
1s 機器自動制御システム
70 条件判断装置
M 被制御機器
Claims (7)
- 被制御機器を動作させるコマンドを送信する送信手段と、
制御側が認識する前記被制御機器の状態である制御側認識状態を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態と、前記被制御機器の実際の状態を一致させるための操作手段と、
を備える、リモコン装置。 - 前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態と前記被制御機器の実際の状態が一致するよう、前記操作手段の操作により、前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態および前記被制御機器の実際の状態の少なくともいずれか一方を変更可能である、請求項1に記載のリモコン装置。
- 前記操作手段は、前記被制御機器の実際の状態をいずれかの状態に設定するための、各状態に対応した操作部を含む、請求項2に記載のリモコン装置。
- 前記操作部が操作されたとき、当該操作部に対応する状態と現在の前記被制御機器の実際の状態との差を判断し、
前記送信手段は、当該差に基づき、一または複数回のコマンドを前記被制御機器に送信する、請求項3に記載のリモコン装置。 - 前記操作手段の操作により、前記被制御機器との通信によって当該被制御機器の実際の状態を判断し、当該実際の状態と前記記憶手段に記憶されている前記制御側認識状態を自動的に一致させることが可能である、請求項1に記載のリモコン装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のリモコン装置と、
前記被制御機器の状態を変更するための契機が生じているか否かを判断する条件判断装置と、
を備え、
前記条件判断装置によってある前記被制御機器の状態を変更するべきであると判断されたときに、前記リモコン装置の前記送信手段が当該ある被制御機器の状態を変更するコマンドを送信するように構成されている、機器自動制御システム。 - 前記条件判断手段は、人体に関する情報に基づき、前記被制御機器の状態を変更するべきか否かを判断するものである、請求項6に記載の機器自動制御システム。
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